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iYES は、フィリピンの別世界・スービックにある日本人経営による英会話学校です。 職業体験等を通じ、より実践的コミュニケーション能力が身に付きます! www.iyescorp.com, www.facebook.com/iyeslanguageschool Bldg. 491, Canal Road, Central Business District, Subic Bay Freeport Zone 2222 Philippines Ph Tel: (+63) 47-250-3197, Email: [email protected] AN EXPERIENCE BEYOND A LANGUAGE SCHOOL 英会話学校のその先へ i Y E S 体 験 談 みずほ銀行 渡邉 康太さん 慶應義塾大学理工学研究科 総合デザイン工学専攻 石川 創一郎さん 立命館アジア太平洋大学国際経営学部 源 亜利紗さん メガバンク系証券会社 田中 伸一さん みずほ銀行 近多 由布子さん 奈良芸術短期大学 前原 まいこさん

i Y E S - 留学@フィリピン · AN EXPERIENCE BEYOND A LANGUAGE SCHOOL 英会話学校のその先へ iYES Language School での1週間 みずほ銀行 渡邉 康太さん

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Page 1: i Y E S - 留学@フィリピン · AN EXPERIENCE BEYOND A LANGUAGE SCHOOL 英会話学校のその先へ iYES Language School での1週間 みずほ銀行 渡邉 康太さん

iYESは、フィリピンの別世界・スービックにある日本人経営による英会話学校です。

職業体験等を通じ、より実践的コミュニケーション能力が身に付きます!

www.iyescorp.com, www.facebook.com/iyeslanguageschool Bldg. 491, Canal Road, Central Business District, Subic Bay Freeport Zone 2222 Philippines Ph Tel: (+63) 47-250-3197, Email: [email protected]

AN EXPERIENCE BEYOND A LANGUAGE SCHOOL 英会話学校のその先へ

i Y E S 体 験 談 みずほ銀行

渡邉 康太さん

慶應義塾大学理工学研究科 総合デザイン工学専攻

石川 創一郎さん

立命館アジア太平洋大学国際経営学部

源 亜利紗さん

メガバンク系証券会社

田中 伸一さん

みずほ銀行

近多 由布子さん

奈良芸術短期大学

前原 まいこさん

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AN EXPERIENCE BEYOND A LANGUAGE SCHOOL 英会話学校のその先へ

iYES Language School での 1週間

みずほ銀行

渡邉 康太さん

私は今回 iYES Language School にて 1週間の英語学習プログラムに参加いたしました。授業内容、現

地での生活等非常に魅力的で有意義な 1週間になりました。

□授業について

私は今回参加したプログラムに非常に満足しております。理由は以下の 3点です。

1 つ目は、発言機会の多さです。今回私が参加したプログラムは、1日 50分の授業が 7 コマ、講師と 1対 1

で行われる「One to One Lesson」と、講師 1人に対して受講生が数人という形式で行われる「Textbook

Lesson」の 2種類がほぼ半数ずつ構成されておりました。One to One Lesson では自分の希望に沿った内容

を重点的に(例:Grammar、Pronunciation、Slangなど)、Textbook Lesson ではその名の通り、テキ

ストに沿ったテーマについて講師と、あるいは受講生同士でディスカッションや質疑応答のような形式で進められてい

きます。いずれも、意見を求められる場面が多く、Broken English を恐れるあまり、授業初日などは答えに窮する

場面がかなり目立ってしまいました。しかしながら、講師の方々は決して急かすようなことはなく、こちらの言いたいこと

を汲み取り、適切に単語や表現技法等をフォローして、時おり雑談も交えながら会話をスムーズにして下さいまし

た。そのような講師の方々のおかげもあって、2日目あたりからは会話が徐々にスムーズに、最終的には雑談で盛り

上がって授業時間をオーバーするまでに至りました。前述しましたが、Broken English を気にしてしまい会話が

中々上手くいかなった私にとっては非常にありがたい授業構成であったように思います。

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AN EXPERIENCE BEYOND A LANGUAGE SCHOOL 英会話学校のその先へ

2 つ目は、環境の良さです。授業は、Subic Bay Peninsular Hotel というホテルの 1 フロアを使って行われま

す。ホテルですから冷房は完備、静かな立地で特に気になる騒音等もなく集中して授業に臨めます。自分の泊まる

部屋から Lesson会場まで徒歩 30秒ほどですから、遅刻の心配が無いのは大変良かったです。

3 つ目は個性的な講師の方々です。私が参加したプログラムでは全 5名の講師の方々にかわるがわる英語を

教えて頂きましたが、どの講師にもそれぞれの得意分野があり飽きることなく受講できました。例えば Slang を教えて

ほしいといえば Slang を用いたナチュラルな英会話を練習したり、発音の練習をするのであれば早口言葉のような

英会話を練習したり、普段馴染みの無い医療で使われるような単語について熱く語ったりなど・・・授業内容以外に

も近隣のおすすめのレストランやお土産、観光スポットについて教えてもらったり、休憩時間には一緒に写真を撮りに

出かけたりするなど、課外でも親交を深め楽しい時間を過ごすことが出来ました。

□Subic での生活

私が参加したのは 3月の上旬でしたので、日本ではまだ雪がちらつくほど寒い時期でしたが、Subicは毎日真夏

日くらいの気温ながら湿度はそれほど高くない所謂南国といったイメージで、毎日快適に過ごせました。Subicは外

国企業の大規模な誘致が行われるなど経済特区であることから大型のショッピングモールが街の中心に位置してい

る上、海岸沿いにはお洒落でリーズナブルな価格のレストランが点在しています。そしてそのいずれも滞在先のホテル

から徒歩 10分程度の距離ですので、私はよく休憩時間に近隣まで出て現地のお菓子や日用品を買ってきており

ました。物価はたいへん安く、体感では日本の 3分の 1 くらいであったように思います。また、Subicは元々米軍の

駐留地であった名残から、街並みはきれいに整えられているほか、交通規制が行われていることもあって治安が良

く、夜道を 1人で歩いても特に危険を感じるようなこともなかったです。

□食事・フリータイムなど

Subic での食事は朝は iYES Language School の方が用意して下さいました。毎朝現地の家庭料理らしい

食事を用意して頂き、いずれもおいしく頂けました。昼食は近隣の日本食レストランからお弁当のケータリングがあ

り、天ぷらや野菜炒めのような内容でこちらもおいしく頂けました。しかし、せっかくの海外ということでほとんど昼食は

外でとっていました。夕食は講師の方々におすすめの現地のレストランを伺い、フィリピン料理はもちろん、アメリカン、

イタリアン、ときには手を使って直接食べるスタイルのローカル感に溢れたレストランにも挑戦したりと、毎日バラエティに

富んで大変楽しく過ごせました。ホテル隣接の BARは毎日夜中まで営業しており、生演奏つきでお酒を楽しむこと

ができました。当然、すべて英語でのやり取りになりますが、授業で学んだ内容の復習にもなるいい機会でした。レス

トランスタッフも気さくな方ばかりで居心地は非常に良かったです。

週末はホテルから車で 30分ほどのところにある Camayan ビーチに連れて行っていただきました。Camayanはリ

ゾートビーチで入場料がかかりますがウミガメが産卵するような非常にきれいなビーチで、まさに手に掴めそうな位置に

カラフルな魚の大群が泳いできます。また、隣接する施設では、イルカやアシカのショーが楽しめるほか、イルカと一緒

に泳ぐ体験もできます。私は今回、イルカと一緒に泳ぐプログラムに参加したのですが、イルカに触るだけでなく、背び

れに掴まって一緒に泳ぎまわったり、一緒に海中ダンスしたりと普段まったくできない経験に終始興奮しておりました。

もちろん、ここでもイルカに関する説明や注意事項は英語でしたが、何の問題もなく聞き取ることができ自分の成長

が実感できたことも思い出深いです。

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AN EXPERIENCE BEYOND A LANGUAGE SCHOOL 英会話学校のその先へ

以上が、iYES Language School 、Subicでの 1週間を振り返った私なりの感想です。帰国してから 1週間

後に TOEIC を受けたのですが、Listening Part の聞き取りが以前より易しく感じるなど、着実に私の英語力には

プラスになったように思います。根気よく教えて下さった講師の方々並びに各手続きやその他サポートして下さったスタ

ッフの方々、天辻さん、皆様に御礼申し上げます。より実践的な英会話を身に着けるべく、今後も英語学習を継

続しつつ、折を見て再び Subic へ行くことができたら良いと思います。

iYES での体験談

慶應義塾大学理工学研究科 総合デザイン工学専攻

石川 創一郎さん

iYes で過ごした二週間は実に、「量と質」揃った濃密な時間でした。他の学校ではこのような体験はできなかったと、

断言することができます。

まず初めに自己紹介させていただくと

・ 大学院 2年生(23歳)、バイト以外の職務経験なし、海外旅行は好き

・ TOEIC645, TOEFL64点

・ Skype英会話経験あり(1年ほど、かなり休みがち)

・ 春から働き始めるため、スピーキング能力を向上させるのが目的

・ CABSプログラムを体験

・ 一人で参加、全てOne to One での授業

・ 留学体験は初めて

・ この留学後 1週間後にアメリカに 10日間旅行

このような人間が書いている体験談だと思ってください。

◆iYes の授業全般について

iYesはチームレッスンと、One to One の授業とにわかれています。

レッスンで使うテキストですが、いわゆる日本式のテキストではありませんので、初めはかなりとっつきにくい印象を受け

ました。だんだんと慣れていきますが。iYes のテキストはもう完全にビジネス寄りのテキストで、「ビジネス上でこういう

状況になった時に使えるフレーズ」が出てきて、実際にそれを使ってみましょう、というものです。 (例えば

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「Interrupting」という授業では、如何にスピーチを無難に遮るかというところに力点を置いて、ケースバイケースのフ

レーズ集が出てきます。) ただビデオなどはないので、ちょっと状況の理解に時間がかかるという印象がありましたが、

そこで One to One の授業で補習を行うことが何回かあり、これが理解度の向上に大きく役に立ちます。私は時制

が不得意だったので One to One の授業で何度も確認しました。テキストでの大きな不満は、「宿題」です。宿題

がほとんど出ないので、先生が自主的に出さない限り復習が難しいです。自分の裁量に任されてしまいます。この辺

は最初の方に先生に相談するといいと思います。

One to One の授業は割と自由度があり、基本的には「先生が行いたい」あるいは「先生が行うべきと判断した」授

業が行われます。例えば前述のチームレッスンの補習が行われることもあれば、学校の周囲にある「オロンガポ」という

地区の歴史について先生が語る授業もあれば、日本人がもつ宗教観について聞かれる授業もあり、この授業では

答えるのに苦慮した覚えがあります(笑) 一方で発音やアクセントなどのスピーキングに関する授業や、前置詞や接

続詞・時制などの真面目な文法の授業を行うこともあります。この辺りは先生のセンスによるところが大きいですが、

こちらがリクエストすれば積極的に答えてもらえます。たまに外で授業することもあり、とても風が気持ちいいです。(白

板がないので文法の授業はできませんけど)

授業ですが、午前・昼ご飯休憩・午後に休憩が 1時間あるにも関わらず、非常に疲れます。特に One to Oneは

喋りっぱなしなので脳も口もつかれます。iYesは他の語学学校と違い、自習強制がほとんどありません。一部の人は

物足りなく思うかもしれません。(私がそうでした) しかしオンオフ切り替えて平日も授業後は遊びたいという人なら、

素晴らしく合っていると思います。

留学生活の最後に、プレゼンをします。学んできたこと、やった遊び、週末のアクティビティ全てです。どれだけ面白お

かしく、そして習ったスキルを使ったプレゼンができるかが問われているような気がしました。(気のせいでしょうか)

◆講師について

講師の質はかなり高い印象をうけました。

私はてっきり、「英語が上手いフィリピン人」が英語を喋りに来るのだなと思っていましたが、彼らはちゃんと「英語教師」

でした。「教える」ことに対してきちんとトレーニングされている印象を受けました。(ただ教え方と技量にバラつきがある

のは否めませんが。)

フィリピン人はフレンドリーという話を聞いていましたが、本当にそうでした。昼飯を誘ってきたり、世間話から夢の話ま

で色々と話をしました。私は人見知りなので正直な所、少し鬱陶しかったです(笑) 後半少し悟ったのか、誘いなど

は穏やかになりましたけど。

喋るスピードは「かなり遅い」でした。僕のリスニング能力に合わせてくれたのだと思いますが、一週間後に行ったアメリ

カに比べると 1.5 倍くらい遅く感じました。発音はいいと思います。ですのでネイティブに対してのリスニング能力とい

う点では若干及ばないかなという印象があります。この辺は先生に予め言っておく必要ありだと思います。

◆フィリピン、SBMA という場所について

フィリピンはタガログ語などを主言語とする国ですが、アメリカ統治下にあった影響で中学校以上はほとんどの授業を

英語でしています。なので英語が通じます。しかし現地人の英語は非常に汚いですし、一部の人は日本人レベルし

か喋れないので現地人とのコミュニケーションで英語を伸ばすことは難しいでしょう。(マニラで話した女の子は私より英

語が下手だった……) 物価は日本より少し安いくらいです。

SBMAは iYesがあるところで、島になっています。マニラ国際空港から 2〜3時間車で移動しなければなりません。

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というわけで、立地はセブ島などに比べると劣る印象です。しかし、非常に安全です。SBMA 内に居るのなら犯罪は

ほとんど起こらないと考えていいと思います。SBMA内で生活を完結させることができます。

◆生活

平日の朝昼晩は食事が用意されています。朝はパンが多いですが、時々Jolibee(フィリピン版マック)だったり、スタッ

フが朝飯を作ってくれたり、です。実はスタッフが作ってくれたフィリピン料理が一番うまかったです。

昼と夜は弁当が出ます。僕は夜飯が物足りないので、弁当を食べたあと外食しに行ってました。スタッフや先生はや

たらと外で食べるのを勧めてきますが、昼飯の時間は 1 時間しかないのであまり外で食べるのは現実的ではない、と

思います。(もちろん不可ではない)

iYes はホテルの一角にあり、生徒はホテルに滞在します。私は一人部屋だったので非常に快適でした(もちろんハウ

スキーピングあり) 。風呂はシャワーのみで、お湯は出るものの水圧は日本人に物足りないと思います。しかし耐えら

れないほどではないです。冷蔵庫・ドライヤー完備、有料のランドリーサービスあり。ホテルの近くに何故かライブ会場

があり、夜中少しうるさいかも知れません。しかし問題になるレベルではないと思います、めっちゃ疲れてるので。

◆週末の生活、SBMA の外

週末は授業がありません。そこでまあ色々とアクティビティに出かけたくなると思います。(というか最後のプレゼンのネタ

作りのためにも、出かけたほうがいいです)

SBMA 内だけでもアクティビティはかなりあります。シュノーケリング・マッサージ・ジェットスキーやスカイボード(“水圧で

空をとぶ”やつです)、Pier one というライブハウス兼レストラン、ナイトライフなら KTV というものもあります。(詳しくは

調べてください)

車が必要ですが、きれいなビーチに行くことができます。ここのビーチは海岸すぐ近くまで魚が泳いでるのを見ることがで

きますし(魚は全く逃げない)、近くにイルカショーを見ることができる施設もあります。

学校から徒歩 10分くらいで、SBMA から出ることができ、Olongapo というところに行くことができます。ここはかなり

「フィリピンっぽい」所です。人がごみごみしています。

◆CABS について

CABS は更に実践的なプログラムです。スタッフと生徒が役になりきって、実際の仕事が行われるのと同じように、ロ

ールプレイしていきます。私は学生なので、ちょっと視点が甘いと思いますがご容赦ください。しかしはっきり言って、こ

のプログラムはオススメです(笑)

このプログラム内では「アメリカ大手ファストフード店が、日本に進出してくる時に日本の広告代理店(博●堂)にマー

ケティングを依頼した」という設定で行われました。この設定はいくつかあるようです。私は日本の広告代理店勤務の

サラリーマンという設定で、日本語しか喋れない上司、ファストフード店マーケティング担当社員など数名が登場しま

す。

このプログラム内では、今まで学習した全てのケーススタディが出てきます。まさに実践編。よく工夫されているな、と

改めて思います。ミーティングの段取りはメールでするのですが、これも授業内である程度やる内容ですし、ミーティン

グで発言を遮ったり、脱線した話を元に戻したり、結論を急いだり……。頭がフル回転するのを感じました。

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欠点としては、先生にビジネス経験がないので、話の内容が甘々なこと。(通常仕事では予算が一番問題になると

思いますが、予算の話はほとんど出なかった。まあ英語の授業なので、大した問題では無いですが。) あと事前にあ

る程度の準備をしておく必要がありますので、ちょっと自分の時間が削られます。(例えば東京に支店を作りたい、と

いう場合、東京のどの場所がいいか、地価を調べたり……といった感じで) そして、とにかくしんどいです。休み時間

はほとんどあって無いようなものでした。調べたり資料作ったりメール打ったりで。あとスライド作りの間は英語の勉強

という感じではなかったので、損した気分になります。

しかし、この CABS というプログラムは二日間で、通常の授業一週間分くらいの密度を感じました。斬新だったのが、

日本語しか喋れない上司への通訳。通訳ってこんなに難しいのか、と改めて感じさせられました。本当は、このスタッ

フは英語がしゃべれるので、逐次訂正してくれるのもありがたいです。自分が如何に英語を中途半端に理解してい

たか、をまざまざと突きつけられます(笑) 逆に CABS プログラムがなかった場合を考えたほうが恐ろしいというくらい

です。

◆二週間留学の結果

アメリカ(ロス・ラスベガス・サンディエゴ)で実践してきました。

二週間という短い間でしたが、スピーキングに対しては「それなりの」実感はあります。まず外国人にしゃべりかける恐

れがかなり薄れたのが大きいです。短い、簡単なフレーズならすぐに出てくるようにはなりました。単語は留学中ほとん

ど勉強してませんでしたが、なぜか語彙力は上がりました。小話くらいはできるようになりましたし。「R と L」の発音分

けも以前よりできるようになったと思います。友達からは、「さすがに留学行っただけはある」との評価を頂きました。

リスニングですが、前述のようにネイティブについていくのはやはり難しいと感じます。ただこれも少し伸びたような気はし

ます(ボディーランゲージへの理解力は格段に上がった気がする……)。ただ伸びはスピーキングほどではないので、ま

だまだ修行が必要そうです。

ライティング・リーディングはほとんどやっていません。ただメール作りに関しては CABSで少しやったので、若干力がつい

たかなというレベルです。

iYes language schoolでの体験

立命館アジア太平洋大学国際経営学部

源 亜利紗さん

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AN EXPERIENCE BEYOND A LANGUAGE SCHOOL 英会話学校のその先へ

私はずっと人生で1度は、海外でインターンシップに挑戦してみたいと思っていました。そんな時母から iYes

language school のことを聞き、夏休みに1ヶ月程参加させていただきました。最初の2〜3週間は、インター

ンシップではなく iYes の先生方に英語の授業をしてもらい、1コマ50分の授業を1日6つ受けました。授業の内

容は、基礎の英語からビジネス英語、TOEIC 対策英語まで幅広く学べるため、インターンシップの前準備としてもと

ても良い内容でした!授業後には、先生方とタイミングが合えばですが一緒にお昼ご飯を食べに行けたり、スービック

やオロンガポ市内を案内してもらえたりするので、安心して楽しくフィリピンの文化に触れることも出来ます。

インターンシップは、最後の1週間に Poco and Poco ホテルというところでさせていただきました。期間はとても短

かったのですが、業務内容はとても充実しており電話対応やデスクワーク、アカウンティング関係の書類の整理やウェ

イトレスなど、初めてのものばかりでした。もちろん初日のオリエンテーションである程度覚悟を決めていましたが、いざ

業務が始まるととても難しく落ち込んだ日もありました。しかし、iYes で習った英語のフレーズが電話対応の時に役

立ったり、周りのスタッフさんに業務内容を褒められたりした時には、心の底から喜びを感じ、日々成長していると実

感することができました。1日1日で別の業務内容を体験できるため楽しい反面、慣れるのが大変でしたがとても

充実した日々を送ることができました。

私にとって初めてのインターンシップ体験だったのですが、こんな初心者の私でも業務がこなせるように周りの方たち

がしっかりサポートをしてくださるので、安心して日々業務をこなすことができました。今でも感謝の気持ちでいっぱいで

す。また、インターンシップ最終日にはスタッフさん全員で私のためにパーティーを開いてくれたり色紙を書いたりしてくれ

ました。そのため、こんな恵まれた環境でいろいろなことが学べたことがとても誇りに思いますし、iYes に参加して本当

に良かったと思います。あっという間の1ヶ月でしたが濃い時間を過ごせたと満足しています。また、フィリピンの方たち

とは今でも交友関係は続いており、たまに Skypeやメッセンジャーなどで連絡をとりあったりして楽しんでいます。

みなさんの中で「将来英語を使った仕事をしてみたい」「海外でインターンシップをしてみたい」「海外でインターンシ

ップを経験してみたいけど怖い。自信ない…」と思っている方に iYes のインターンシッププログラムおすすめです!

「イルカと語学留学」

メガバンク系証券会社

田中 伸一さん

なんという研修の名前だろう。イルカが英語を喋るわけでもないし、イルカと語学留学とは…。良く読めば、イルカと泳

ぐアクティビティが付属している語学留学だという。

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AN EXPERIENCE BEYOND A LANGUAGE SCHOOL 英会話学校のその先へ

仔細に見れば、プライベートレッスンを含めて 1週間で 35時間ものコマ数。毎週駅前留学していたら半年はかかる

時間数のレッスンを 1 週間で受けられる。しかも、プライベートレッスンも盛りだくさん。さらに、イルカと一緒に泳げるら

しい。この魅力に惹かれて、つい申し込んでしまった。

感想。「良かったよ。もう一回行きたいなぁ。」フィリピンの印象も変わった。好きな国になってしまった。出稼ぎ、フィリピ

ンパブ、それに加えて、反政府ゲリラ、これがフィリピンのイメージだった。ためらっていた時に、先輩がフィリピンに行って

「良かった。意外にも好きになったぞ。」という。そこで、僕も申し込んだ。1 週間の滞在を経て、意外なほどにフィリピ

ン好きになった自分に驚いた。

まず、英語の研修が、良かった。先生方は若いが熱心で、それぞれの特徴を持っていた。主任教師のマージは、英

語の教え方を大学で学んだこともあり、発音の仕方の教授方法は分かりやすかった。m と n、r と l の発音の違いは

頭では理解しても実際に、その通りに発音することは難しい。t や s の子音は、音が小さく、さらにマスターし辛い。日

本語の参考書では「英語耳」が良いと思うし、事前に読んでいくと良いと思うが、独学の限界を思い知らされた。独

学では、自分の発音が聞けないことに加えて、どういう口の形をするかが分からないので、発音を上達させることが難

しい。10 年以上前に、米国でマンツーマンの Private Lesson を受けて以来の発音のレッスンであったが、もう一

度受けたい。日本で Berlitz と AEON に通ったことがあるが、授業料の関係で、マンツーマンで発音や口の形を教

えてもらうような機会は極めて限定的であった。その意味でも、発音の練習は良かった。もっと、発音練習に時間を

割くようにお願いすれば良かったのではないか、と今になって思うくらい、良かった。

次に、街の感じを徒歩圏で知ることができたのは良かった。語学研修で海外に行く場合には、街に出て雰囲気を感

じることも重要だが、学習時間もあるから、どう時間を捻出するかが課題だ。マニラに滞在した先輩は、語学学校ま

で車で移動したという。距離の問題、治安の問題、いろいろあるのだろう。この点、iYes では、ホテルが学校となって

いるので、授業の合間に部屋で休憩もできるので、学校と宿の移動時間が節約できる。ついでに言えば、週前半の

体調が良くなかった時には、横になって休めたので助かった。週後半には、テクテクと歩いて近所に出かけることができ

た。治安が良いから安心だ。米国の大学街に住んだことがあったが、夜は、ちょっと気を付けないといけない。それと

同じか、それよりも安全な印象を受けた。特筆すべきは、近所に大きなショッピングセンターが 2 つあること。米国滞

在時には大型量販店やスーパーに行かないと 1 本 250円のペットボトルの水を買わなければならない(量販店で

は 1 本 30 円程度)という不具合があったが、スービックも米国の影響もあるのか、値段差はあると思う。でも、シッ

ピングセンターが近所にあるので、ビールでもコーラでも、相応の安さで買える。もちろん、ホテルにも売っているけど、

街の感じが分るという意味でも、ショッピングセンターでビールやらおつまみを買うのは良いこと。ミニストップが何軒かあ

るので、そこで日本と似た感じで買い物もできる。朝早く起き、近所のビーチを散策するのも良い。

スポーツ好きの人も対応できるロケーションというのは良かった。ホテルの前には、テニスコート、陸上トラック、プールが

ある。先生方とテニスに興じる人もいると聞いた。僕は、50m プールに 2回ほど行った。「水を飲むと、赤痢になる」と

いう話も聞いたが、一回下痢をしただけで、大丈夫だった。プールでは、フィリピン内の選手権に向けて練習に励む

選手たちが多くいるのだから、赤痢になるような水ではないはずだ。彼・彼女たちが飛び込むと、波が来て、ごっくん、

飲んじゃった。

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AN EXPERIENCE BEYOND A LANGUAGE SCHOOL 英会話学校のその先へ

健康面では、飲み水には注意を払った。水道水を煮沸して飲むか、ショッピングセンターで購入した水やコーラ、ビー

ルを飲むようにした。戦術の一回の下痢は、夜、ピザを食べた際。泳いだ後だったので、プールの水かと思ったが、一

緒に行った学校の先生も腹を下していたので、これは運が悪かったとしか言いようがない。今になっても、何が原因か

分からない。そんなにひどい下痢でもなかったし。

圧巻は、イルカ。イルカ体験を提供している Ocean Adventure。その横のカマヤンビーチには感動した。「イルカに

乗った少年」にはなれない(笑)。が、イルカが引っ張ってくれる。イルカの肌はすべすべ。イルカの胸ヒレ(人間では

手に相当)に捕まっているとイルカは背泳ぎで引っ張ってくれる。その力強さ、スピード感は、感動。救命胴衣をつけ

て一緒に泳ぐので泳げない人でも大丈夫。イルカを堪能できる。たった 30 分だったが、忘れられない思い出になった。

ここは、Ocean Adventure という、日本でいう鴨川シーワールドの大型版。多くの子供が来ている。イルカに乗る

時間までの間、動物ショーも見た。蛇、サル、犬が芸をする。会場は、小学生くらいの子供達で満席。昔、上野動

物園にパンダを見に行ったときに、子供ばっかりが居た風景を思い出した。そういえば、昔の日本も子供ばっかりの場

所があったなぁと。イルカショーも見た。外海を使っているので、鴨川シーワールドよりも迫力があるこちらは、中学生や

高校生の遠足組で一杯。簡単な英語で寸劇をしているので、これも面白い。

その横のカマヤンビーチも魚の数では圧巻。ハワイのハナウマ湾、モルディブの海、いずれよりも、その魚の数に圧倒さ

れた。社長のご厚意で、炊飯器に炊いたご飯を持っていき、それを魚にあげたことも良かったのだろう。大小の魚が寄

ってくる。魚の大群。まるでトルネード(竜巻)のように魚が渦を巻いている。これには、息を飲んだ。海の向こうが見

えないくらいの魚の群れ。眺めても、眺めても飽きない。

あまり褒めすぎても、中立的ではない。一つだけ難点を上げるとすれば、マニラからスービックまでの距離だ。マニラの

空港から、市街の渋滞を抜けるのに時間がかかる。インドムンバイほどの渋滞ではないが、この渋滞には困った。帰り

は、トイレに行きたくなったので、帰りのトイレは、トイレ休憩を含めて必須だ。スービックは、もともと、米軍の海軍基

地。近くにクラークという元米軍のアジア最大の基地が転じた空港もある。仁川から直行便が出ているようなので地

方在住の方は、仁川や香港経由で行くと、その問題もクリアできるかもしれない。

まとめると、英語の授業が良く、比較的安全な街で、色々なアクティビティを楽しめる、そんな英会話学校。そう考え

ると、車での移動時間を考えても、行く価値があると思います。本当、車の移動距離だけだなぁ。難点は。