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IBM Host Access Transformation Services スタートアップ・ガイド バージョン 9.6 GI88-4314-02 IBM

IBM Host Access Transformation ServicesnXgAbvEKCh...EE アプリケー ションとしてエクスポートし、 WebSphere Application Server システム上にイ ンストールして実行することにより、

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  • IBM Host Access Transformation Services

    スタートアップ・ガイド

    バージョン 9.6

    GI88-4314-02

    IBM

  • IBM Host Access Transformation Services

    スタートアップ・ガイド

    バージョン 9.6

    GI88-4314-02

    IBM

  • お願い

    本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、 81 ページの『特記事項』に記載されている情報をお読みください。

    お客様の環境によっては、資料中の円記号がバックスラッシュと表示されたり、バックスラッシュが円記号と表示されたりする場合があります。

     

    原典: GI13-2847-02IBM Host Access Transformation ServicesGetting StartedVersion 9.6Eleventh Edition (November 2015)

    発行: 日本アイ・ビー・エム株式会社

    担当: トランスレーション・サービス・センター

    © Copyright IBM Corporation 2002, 2017.

  • 目次

    第 1 章 Host Access TransformationServices の概要 . . . . . . . . . . . 1HATS とは . . . . . . . . . . . . . . . 1HATS 3270 の例 . . . . . . . . . . . . . 4HATS 5250 の例 . . . . . . . . . . . . . 8HATS の新機能 . . . . . . . . . . . . . 12

    新たにサポートされる環境 . . . . . . . . 12WAS v9 サポート . . . . . . . . . . . 13リッチ・ページ・エディター . . . . . . . 13HTML5. . . . . . . . . . . . . . . 13

    共存 . . . . . . . . . . . . . . . . . 14マイグレーション . . . . . . . . . . . . 14保守容易性 . . . . . . . . . . . . . . 14

    IBM Support Assistant . . . . . . . . . 14役割およびスキル . . . . . . . . . . . . 15

    臨時の Web 開発者 . . . . . . . . . . 15高度な Web 開発者 . . . . . . . . . . 15臨時のリッチ・クライアント開発者 . . . . . 15高度なリッチ・クライアント開発者 . . . . . 15ユーザー . . . . . . . . . . . . . . 16HATS 管理者. . . . . . . . . . . . . 16WebSphere 管理者 . . . . . . . . . . . 16リッチ・クライアント管理者 . . . . . . . 16WebFacing 開発者 . . . . . . . . . . . 16独立系ソフトウェア・ベンダー . . . . . . . 17

    アクセシビリティー . . . . . . . . . . . 17HATS を使用するときのアクセシビリティー . . 17アクセシビリティーに関する情報の検索 . . . . 19

    HATS に関する情報の検索場所. . . . . . . . 19

    第 2 章 WebFacing Tool の紹介. . . . 21WebFacing とは . . . . . . . . . . . . . 21

    WebFacing のフィーチャー . . . . . . . . 21WebFacing の新機能 . . . . . . . . . . . 24

    新たにサポートされる環境 . . . . . . . . 24WebFacing に関する情報の検索 . . . . . . . 24

    第 3 章 HATS のインストール . . . . . 25前提条件 . . . . . . . . . . . . . . . 25

    IBM HATS . . . . . . . . . . . . . 25IBM WebFacing Tool for IBM i フィーチャー 25その他の前提条件 . . . . . . . . . . . 26

    HATS Toolkit のインストール . . . . . . . . 26HATS Toolkit インストールの更新 . . . . . . 27HATS Toolkit インストールの変更 . . . . . . 29HATS インストール・リポジトリーの IBMInstallation Manager への追加 . . . . . . . . 29HATS Toolkit のアンインストール . . . . . . 30サイレント・インストールおよびサイレント・アンインストールの使用 . . . . . . . . . . . 31

    ログ・ファイル . . . . . . . . . . . . . 31

    第 4 章 HATS ランタイムおよびライセンス設定を有効にする . . . . . . . . . 33HATS の評価. . . . . . . . . . . . . . 34

    第 5 章 基本 HATS プロジェクトの作成 35Rational SDP 環境の紹介 . . . . . . . . . 35HATS Toolkit およびパースペクティブの始動. . . 36HATS ウェルカム・ページの紹介 . . . . . . . 37HATS 機能の開始 . . . . . . . . . . . . 39

    HATS アイコンの使用. . . . . . . . . . 40HATS のヒント . . . . . . . . . . . . 40

    HATS プロジェクトの開発 . . . . . . . . . 41HATS プロジェクトの作成 . . . . . . . . 41プロジェクトのテスト . . . . . . . . . . 43

    第 6 章 HATS プロジェクトのカスタマイズ . . . . . . . . . . . . . . . . 49HATS アプリケーションが機能する仕組みについて 49

    HATS リソースについて . . . . . . . . . 50作業にホスト端末画面を使用する . . . . . . . 51

    ホスト画面のプレビュー . . . . . . . . . 53画面キャプチャーの操作 . . . . . . . . . 53

    プロジェクト・テンプレートの更新 . . . . . . 54デフォルト・レンダリングの編集 . . . . . . . 55グローバル規則の作成 . . . . . . . . . . . 56画面イベントの操作 . . . . . . . . . . . 57

    新規の画面カスタマイズの作成 . . . . . . . 58新規の画面組み合わせの作成 . . . . . . . 59画面イベントに順序を付けて使用可能にする . . 60

    変換の操作 . . . . . . . . . . . . . . 61ホスト・コンポーネントとウィジェットについて 61HATS における変換の機能 . . . . . . . . 63新規変換の作成 . . . . . . . . . . . . 63

    他のカスタマイズ・タスクの実行 . . . . . . . 66自動進行 . . . . . . . . . . . . . . 66ファンクション・キー (PF キー) の表示 . . . 66ホスト画面のテキスト・ストリングを置換 . . . 66マクロの使用 . . . . . . . . . . . . . 67Host Publisher 成果物の使用 . . . . . . . 69バックグラウンド接続の作成 . . . . . . . 69グローバル変数の定義 . . . . . . . . . . 69ビジネス・ロジックの適用 . . . . . . . . 69キーボード・サポートの使用 . . . . . . . 70統合オブジェクトおよび EJB プロジェクトの作成 . . . . . . . . . . . . . . . . 70ワークステーション ID の指定 . . . . . . . 70印刷サポートの使用 . . . . . . . . . . 70サブファイル・サポート . . . . . . . . . 71

    © Copyright IBM Corp. 2002, 2017 iii

    ||||||

  • 拡張フィールド属性の使用 . . . . . . . . 72拡張非プログラマブル端末ユーザー・インターフェース (ENPTUI) の使用可能化 . . . . . . 745250 HTML DDS キーワード・サポートWeb のみ . . . . . . . . . . . . . . 75

    第 7 章 HATS プロジェクトをアプリケーションとして使用するための準備 . . . 77HATS Web アプリケーションのデプロイ . . . . 77

    プロジェクトをアプリケーションとしてエクスポート . . . . . . . . . . . . . . . . 77アプリケーションをランタイム環境にインストール . . . . . . . . . . . . . . . . 77

    HATS リッチ・クライアント・アプリケーションのデプロイ . . . . . . . . . . . . . . . 78

    プロジェクトを Eclipse フィーチャーとしてエクスポート . . . . . . . . . . . . . . 78HATS ランタイム・フィーチャーのエクスポート 78更新サイトの作成 . . . . . . . . . . . 79アプリケーションをランタイム環境にインストール . . . . . . . . . . . . . . . . 79

    特記事項 . . . . . . . . . . . . . . 81プログラミング・インターフェース情報 . . . . . 82商標 . . . . . . . . . . . . . . . . . 83

    用語集 . . . . . . . . . . . . . . . 85

    索引 . . . . . . . . . . . . . . . . 95

    iv IBM Host Access Transformation Services: スタートアップ・ガイド

  • 第 1 章 Host Access Transformation Services の概要

    本書では、IBM® Host Access Transformation Services (HATS) 製品について理解し、HATS Toolkit をインストールし、これを使用して簡単なアプリケーションを開発するために必要な情報を提供します。本書に記載の概念に習熟し、HATS を使用した後は、「HATS ユーザーと管理者のガイド」、「HATS Web アプリケーション・プログラマーズ・ガイド」、「HATS リッチ・クライアント・プラットフォーム・プログラマーズ・ガイド」、「HATS 拡張マクロ・ガイド」、および「WebFacing アプリケーションの開発」 で、より詳細な情報を参照できます。

    HATS とはHATS を使用すると、IBM System z® プラットフォーム上で実行される 3270 アプリケーションと、IBM i オペレーティング・システム・プラットフォーム上で実行される 5250 アプリケーションに対して、使いやすいグラフィカル・ユーザー・インターフェース (GUI) を提供する Web アプリケーションおよびリッチ・クライアント・アプリケーションを作成できます。 HATS アプリケーションは、オンライン・トランザクション処理 (OLTP) の能力を必要とすることなく、5250 アプリケーションにアクセスすることができます。本書では、これらの文字ベースの 3270 アプリケーションや 5250 アプリケーションのことを、ホスト・アプリケーションと呼びます。また、ホスト・アプリケーション内に含まれているビジネス・ロジックやトランザクションに対する標準プログラミング・インターフェースを提供する、Web サービスを使用したサービス指向アーキテクチャー (SOA) アセットを作成することもできます。ビデオ端末 (VT) エミュレーション画面からのデータにもアクセスできます。

    HATS アプリケーションの外観は、最新式の外観にすることができます。HATSWeb アプリケーションは、御社の Web ページまたはポータル・ページに対応したインターフェースを使用して開発でき、ユーザーは各自の Web ブラウザーからこれらのアプリケーションにアクセスできます。さらに、携帯電話、データ収集端末、および携帯情報端末 (PDA) などのモバイル装置からのアクセスを提供する、HATS Web アプリケーションを開発することもできます。

    HATS リッチ・クライアント・アプリケーションを作成すると、Eclipse リッチ・クライアント・プラットフォーム (RCP) 実装環境、Lotus Notes®、または Lotus®

    Expeditor Client で実行することにより、ユーザーのデスクトップをターゲットとするネイティブ・クライアント・アプリケーションを提供することができます。Eclipse RCP 環境の詳細については、http://www.eclipse.org/home/categories/rcp.php を参照してください。Lotus Notes について詳しくは、IBM KnowledgeCenter (http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSKTMJ_8.5.3) を参照してください。 Lotus Expeditor Client について詳しくは、IBM Knowledge Center(http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSVHEW_6.2.0) を参照してください。

    注: 本書では、特に明記されていない限り、HATS Web アプリケーションおよびEJB アプリケーションにのみ適用される構成設定に Web のみ というマークが

    © Copyright IBM Corp. 2002, 2017 1

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    http://www.eclipse.org/home/categories/rcp.phphttp://www.eclipse.org/home/categories/rcp.phphttp://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSKTMJ_8.5.3http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSVHEW_6.2.0

  • 付いています。 HATS リッチ・クライアント・プラットフォーム・アプリケーションに対してのみ適用される構成設定には、RCP のみ というマークが付きます。

    HATS には、次の 2 つのコンポーネントがあります。

    v HATS Toolkit は、Eclipse ベースの IBM Rational® Software DeliveryPlatform (Rational SDP) を対象とするプラグインのセットです。 Rational SDPのサポートされるバージョンの詳細については、 25 ページの『前提条件』を参照してください。

    HATS Toolkit では、変更を行うたびにその変更をプレビューしたり保存したりしながら新規アプリケーションを開発できます。 HATS アプリケーションは、長期に渡って、あるいは必要に応じて迅速に簡素化することができます。これにより、そのデータを表示するホスト・アプリケーションよりも、HATS アプリケーションの方が使いやすくなり、場合によってはホスト・アプリケーションからHATS アプリケーションに機能を移すこともできます。HATS Web アプリケーションおよびリッチ・クライアント・アプリケーションを作成するための開発過程も同様です。

    HATS アプリケーションの開発後に、このアプリケーションを実動ランタイム環境に展開します。

    v HATS ランタイム・コードは、実稼働のランタイム環境、WebSphere®

    Application Server、WebSphere Portal、リッチ・クライアント・プラットフォームのいずれかにデプロイされている HATS アプリケーションの一部として動作します。ユーザーは HATS GUI を介して HATS アプリケーションを対話型で操作し、ユーザーとホスト・アプリケーションの間でデータが送受信されます。

    下の図に、HATS Web アプリケーションの開発、デプロイ、およびランタイムの各段階を示します。アプリケーションがポートレットの場合、各段階は、ポートレットが WebSphere Portal システム上にインストールされて実行されることを除いて同様です。

    1. 開発者は、HATS Toolkit を使用して HATS Web アプリケーションを開発し、テストします。

    2. 開発者は、準備が完了したら HATS アプリケーションを Java™ EE アプリケーションとしてエクスポートし、WebSphere Application Server システム上にインストールして実行することにより、HATS アプリケーションをデプロイします。

    3. ユーザーは、Web ブラウザーを使用して HATS アプリケーションにアクセスします。

    4. HATS ランタイムは、Telnet サーバーまたは WebFacing サーバーを介してターゲット・ホスト・システムに接続します。

    5. ユーザーが HATS アプリケーションを介してホストと対話すると、HATS ランタイムにより、ホストの画面が GUI に変換されます。

    2 IBM Host Access Transformation Services: スタートアップ・ガイド

  • 下の図に、HATS リッチ・クライアント・アプリケーションの開発、デプロイ、およびランタイムの各段階を示します。

    1. 開発者は、HATS Toolkit を使用して HATS リッチ・クライアント・アプリケーションを開発し、テストします。

    2. 準備が整ったら、開発者は、HATS アプリケーションを Eclipse フィーチャーとしてエクスポートし、アプリケーション・フィーチャーを含む更新サイトを作成し、それをデプロイ用の Web サーバーにアップロードします。

    注: HATS リッチ・クライアント・アプリケーションをデプロイする場合には、別の方式を使用できます。例えば、Lotus Expeditor Server を使用すると、Lotus Expeditor Client システムにデプロイされたソフトウェアを一元管理することができます。詳しくは、「HATS ユーザーと管理者のガイド」 を参照してください。

    3. リッチ・クライアント・プラットフォームを実行するユーザーは、 HATS アプリケーション・フィーチャーを更新サイトからダウンロードしてインストールします。

    4. ユーザーは、リッチ・クライアント・プラットフォーム環境を使用して HATSアプリケーションを始動し、このアプリケーションにアクセスします。

    5. HATS ランタイムは、Telnet サーバーまたは WebFacing サーバーを介してターゲット・ホスト・システムに接続します。

    6. ユーザーが HATS アプリケーションを介してホストと対話すると、HATS ランタイムにより、ホストの画面が GUI に変換されます。

    1. /34 テスト

    2. デプロイHATS ToolkitRational SDP

    HATS Web アプリケーション

    WebSphere Application Server /WebSphere Portal

    HATS/

    エンタープライズ・アプリケーション ポートレット

    Telnet サーバー(3270 5250)または

    WebFacing サーバー(5250)

    Web ブラウザー

    3. アクセス

    HTML over HTTP

    4. CD

    5. EF

    図 1. HATS Web アプリケーション

    第 1 章 Host Access Transformation Services の概要 3

    ugrcp.htm#rcp_deploy

  • HATS 3270 の例3270 ホスト・アプリケーションの GUI を作成する必要があるとします。HATS では、GUI の提供方法について、Web アプリケーション (ポートレットを含む) またはリッチ・クライアント・アプリケーションのいずれを使用するかを選択できます。HATS ポートレットとリッチ・クライアント・アプリケーションを使用するための詳細 (利点、考慮事項、制限事項など) については、「HATS ユーザーと管理者のガイド」 の章『WebSphere Portal と HATS』および章『HATS リッチ・クライアント・アプリケーションの開発とデプロイ』を参照してください。

    次の図に、ホスト・アプリケーションの画面を示します。

    1. /./ テスト

    2. アップロード

    HATS リッチ・クライアント・アプリケーション

    Web サーバーFGサイト

    HATSアプリケーションの

    フィーチャー

    Telnet サーバー(3270 5250)または

    リッチ・クライアント

    3. ダウンロード

    5. AB

    6. CD

    4. アクセス

    HATS Toolkit

    Rational SDP

    WebFacing サーバー(5250)

    図 2. HATS リッチ・クライアントアプリケーション

    4 IBM Host Access Transformation Services: スタートアップ・ガイド

    ugpor.htmugrcp.htmugrcp.htm

  • GUI を提供する Web アプリケーションを作成することにした場合は、ウィザードを使用して簡単な HATS Web プロジェクトを作成します。プロジェクトに名前を付け、ホスト・アプリケーションを実行するホスト・マシンを指定します。デフォルトをすべて受け入れ、カスタマイズは行いません。ほんの数分後に、プレビュー機能を使用して、次のように変換されたホスト画面を見ることができます。

    ここに表示されているように、HATS の画面上部にバナーが追加され、左側にナビゲーション領域が追加されましたが、元のホスト画面には最小限の変更しか加えられていません。この Web ページは、まだユーザーに対して表示したいものではない場合があります。次に、カスタマイズを行います。テンプレートを変更します。変更を加えるごとに、画面をプレビューして変更を評価することができます。まも

    図 3. ホスト端末画面

    My Company

    My Company

    My Company

    My Company

    My Company

    My Company

    ホーム・ページ

    の01

    の234

    での36

    の78

    サポート

    ホーム リンク My Company について

    おXいYわせ \8 234]^

    ®¯を°すえて²³された¶K·なテクノロジー

    CD

    リセット

    デフォルト

    JKLM

    NO

    キーボードをオフ

    アカウント

    bcdefg

    hiカードj カード・コードhik lmコードnop

    123

    ::

    (1 9) (1 )(MM DD YY) (N L S R)

    (3 )4 ( 32 )

    から st、 、 、

    stこのアカウントでwxいyzなその}の~、J c st、オプション

    アカウント55550

    ::::::

    :::

    ::

    (18 ) (4 )(12 ) (1 )(10 )(24 )(24 )(24 )

    st st、オプションst st、オプションststst、オプション

    ミドル・ネーム・イニシャル

    01: 02:03: 04:

    Enter

    TUコード コード コード1: 2: 3:

    して「 」をすか、「クリア」をしてキャンセルしてください

    st、オプション

    yzななし ステータス

    ¢ £¤¥の¦§は、yzなJstjおよび、オプションかどうかをMします

    1 )

    :-

    (

    図 4. デフォルトの Web 変換

    第 1 章 Host Access Transformation Services の概要 5

  • なく、ページは次のようになります。

    ごく短時間で、ホスト画面は、ホスト画面の全機能と追加機能を備えた魅力的なWeb ページに変換されました。この Web ページには、Web ブラウザーを介してアクセスできます。使用するテンプレートは、このビジネスにより適するものに切り替えました。不要な情報を非表示にして、必須の入力フィールドのみを表示するテーブルを作成しました。入力フィールドの 1 つに対しては、有効値のドロップダウン・リストを設置し、別の入力フィールドに対しては、カレンダー・ウィジェットを使用できるようにしました。最後に、一部のテキストのサイズと位置を変更し、ナビゲーション・ボタンを提供しました。

    Web アプリケーションを作成せずに、リッチ・クライアント・プラットフォーム上で動作するアプリケーションを作成することにした場合にも、基本的には同じ手順を実行します。ウィザードを使用して、簡単な HATS リッチ・クライアント・プロジェクトを作成します。プロジェクトに名前を付け、ホスト・アプリケーションを実行するホスト・マシンを指定します。デフォルトをすべて受け入れ、カスタマイズは行いません。ほんの数分後に、プレビュー機能を使用して、次のように変換されたホスト画面を見ることができます。

    BCストア・ロケータージョブIJ

    KL サービス サポート マイ・アカウント

    リセット

    デフォルト

    VWXY

    Z[

    サブミット \]

    My Companyクレジットno

    BCのリンククレジットqr

    フィールドにabして「fg」をクリックしてください

    アカウント*+

    クレジット・タイプ

    クレジット34

    5

    6

    78

    9:;<

    :

    :

    :

    :

    :

    :

    :

    55550

    =>?@A9

    図 5. カスタマイズした Web 変換

    6 IBM Host Access Transformation Services: スタートアップ・ガイド

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  • 表示されているように、HATS によってページの左側に縦方向のバナーが追加されましたが、元のホスト画面から変更された点はごくわずかです。この GUI は、まだユーザーに対して表示できるほどのものではない場合があります。次に、カスタマイズを行います。テンプレートを変更します。変更を加えるごとに、画面をプレビューして変更を評価することができます。程なく、変換は次のようになります。

    ごく短時間で、ホスト画面は、ホスト画面の全機能と追加機能を備えた魅力的なGUI に変換されました。この GUI は、リッチ・クライアント・アプリケーション

    アカウント

    89:;?カード@ カード・コード>?B CDコードEFG

    HIコード コード コード

    JKして「 」をQすか、「クリア」をQしてキャンセルしてください

    123

    ::

    01: 02:03: 04:

    1: 2: 3:

    Enter

    (1 9) (1 )(MM DD YY) (N L S R)(3 )

    4 ( 32 )

    ( 1 )

    :-

    から ^_、 、 、

    ^_

    このアカウントでcdいefなそのiのjk、0l 9 m ^_、オプション

    m ^_、オプション

    qrstefなuvなし wtxyz ステータス

    ~ のは、stefな0l^_@および、オプションかどうかを3します

    アカウント55550

    ::::::

    :::

    ::

    ^_ ^_、オプション^_ ^_、オプション^_^_^_、オプション

    (18 ) (4 )(12 ) (1 )(10 )(24 )(24 )(24 )

    ミドル・ネーム・イニシャル

    3: 17

    デフォルト 0123

    図 6. デフォルトのリッチ・クライアント変換

    サブミット 9:

    3: 17

    デフォルト ?@AB

    クレジット[\フィールドにMNして「RS」をクリックしてくださいアカウント*+

    クレジット・タイプ

    クレジット34

    5

    6

    78

    : 55550

    :

    :

    :

    :

    :

    CDEFGH

    図 7. カスタマイズしたリッチ・クライアント変換

    第 1 章 Host Access Transformation Services の概要 7

  • を使用すると表示できます。使用するテンプレートは、このビジネスにより適するものに切り替えました。不要な情報を非表示にして、必須の入力フィールドのみを表示しました。入力フィールドの 1 つに対して有効値のドロップダウン・リストを設置し、一部のテキストのサイズと位置を変更し、ナビゲーション・ボタンを設置しました。

    Web アプリケーションとリッチ・クライアント・アプリケーションのいずれを作成する場合でも、これで十分なカスタマイズとすることができますが、HATS では、さらにカスタマイズすることができます。例えば、次の操作が可能です。

    v HATS マクロ・サポートを使用すれば、複数のホスト画面のプログラム式ナビゲーションを提供できます。例えば、ユーザーに使用させたい最初の画面を、他の画面をバイパスして直接表示することもできます。マクロや画面組み合わせ機能を使用して、いくつかのホスト画面からのデータを 1 つの HATS GUI ページに集約できます。

    v ビジネス・ロジックやグローバル変数を使用することにより、社内の他のバックエンド・システムや、ビジネス・パートナーのシステムにホスト・アプリケーションを統合できます。

    v HATS マクロから HATS 統合オブジェクト (Java Bean) を生成できます。HATS 統合オブジェクトは、ホスト・アプリケーションとの対話をカプセル化し、その対話を使用して Web ページ、Web サービス・サポート・ファイル、または RESTful サービス JAX-RS リソースを作成します。

    v HATS 統合オブジェクトを使用してホスト・アプリケーションとデータを交換する Enterprise JavaBeans コンポーネントを作成できます。

    v ユーザーが、携帯電話、データ収集端末、および携帯情報端末 (PDA) などのモバイル装置を使用してホスト・システムにアクセスできるようにするインターフェースを備えた、HATS Web アプリケーションを開発します。

    v 標準 Java Portlet Specification (JSR 168 または JSR 286) API に準拠するHATS ポートレットを作成して、WebSphere Portal にデプロイします。

    前述のカスタマイズやその他のタイプのカスタマイズの追加方法については、本書で後述します。「HATS ユーザーと管理者のガイド」でも説明します。

    HATS 5250 の例5250 ホスト・アプリケーションの GUI を作成する必要があるとします。HATS では、GUI の提供方法について、Web アプリケーションまたはリッチ・クライアント・アプリケーションのいずれを使用するのかを選択できます。利点、考慮事項、制限事項を含む、HATS ポートレットとリッチ・クライアント・アプリケーションの使用の詳細については、「HATS ユーザーと管理者のガイド」の『WebSpherePortal と HATS』の章および『リッチ・クライアント・アプリケーションの開発と展開』の章を参照してください。

    次の図に、ホスト・アプリケーションの画面を示します。

    8 IBM Host Access Transformation Services: スタートアップ・ガイド

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    ugintro.htmugpor.htmugpor.htmugrcp.htmugrcp.htm

  • GUI を提供する Web アプリケーションを作成する必要がある場合は、ウィザードを使用して簡単な HATS Web プロジェクトを作成します。プロジェクトに名前を付け、ホスト・アプリケーションを実行するホスト・マシンを指定します。デフォルトをすべて受け入れ、カスタマイズは行いません。ほんの数分後に、プレビュー機能を使用して、次のように変換されたホスト画面を見ることができます。

    ここに表示されているように、HATS の画面上部にバナーが追加され、左側にナビゲーション領域が追加されましたが、元のホスト画面には最小限の変更しか加えられていません。この Web ページは、まだユーザーに対して表示したいものではありません。次に、カスタマイズを行います。変更を加えるごとに、画面をプレビューして変更を評価することができます。まもなく、ページは次のようになります。

    >? %&マネージャー・テーブルでのデータの

    テーブル..........:

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  • ごく短時間で、ホスト画面は、ホスト画面の全機能と追加機能を備えた魅力的なWeb ページに変換されました。この Web ページには、Web ブラウザーを介してアクセスできます。使用するテンプレートは、このビジネスにより適するものに切り替えました。不要な情報を非表示にして、必須の入力フィールドのみを表示しました。画面にいくつかのデータを挿入して、ユーザーが正しい検索条件を構成できるよう支援し、入力フィールドの有効な値が格納されているドロップダウン・リストを用意して、一部のテキストのサイズと位置を変更し、ナビゲーション・ボタンを準備しました。

    Web アプリケーションを作成せずに、リッチ・クライアント・プラットフォーム上で動作するアプリケーションを作成する必要がある場合にも、基本的には同じ手順を実行します。ウィザードを使用して、簡単な HATS リッチ・クライアント・プロジェクトを作成します。プロジェクトに名前を付け、ホスト・アプリケーションを実行するホスト・マシンを指定します。デフォルトをすべて受け入れ、カスタマイズは行いません。ほんの数分後に、プレビュー機能を使用して、次のように変換されたホスト画面を見ることができます。

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    ,-

    ストア・ロケーター

    ・ジョブ

    ./ サービス サポート マイ・アカウント

    リセット

    デフォルト

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    図 10. カスタマイズした Web 変換

    10 IBM Host Access Transformation Services: スタートアップ・ガイド

  • 表示されているように、HATS によってページの左側に縦方向のバナーが追加されましたが、元のホスト画面から変更された点はごくわずかです。この GUI は、まだユーザーに対して表示できるほどのものではありません。次に、カスタマイズを行います。変更を加えるごとに、画面をプレビューして変更を評価することができます。程なく、変換は次のようになります。

    12:13

    !"

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    Enter

    CATALOG@Aカタログ

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    デフォルト01./

    図 11. デフォルトのリッチ・クライアント変換

    3: 17

    デフォルト*+,-

    67カタログ

    ./0 12 、「 」を し サブミット をクリックしてください

    サブミット !"

    #$

    スポーツ

    %&'()

    図 12. カスタマイズしたリッチ・クライアント変換

    第 1 章 Host Access Transformation Services の概要 11

  • ごく短時間で、ホスト画面は、ホスト画面の全機能と追加機能を備えた魅力的なGUI に変換されました。この GUI は、リッチ・クライアント・アプリケーションを使用すると表示できます。使用するテンプレートは、このビジネスにより適するものに切り替えました。不要な情報を非表示にして、必須の入力フィールドのみを表示しました。画面にいくつかのデータを挿入して、ユーザーが正しい検索条件を構成できるよう支援し、入力フィールドの有効な値が格納されているドロップダウン・リストを用意して、一部のテキストのサイズと位置を変更し、ナビゲーション・ボタンを準備しました。

    Web アプリケーションとリッチ・クライアント・アプリケーションのいずれを作成する場合でも、これで十分なカスタマイズとすることができますが、HATS では、さらにカスタマイズすることができます。例えば、次の操作が可能です。

    v HATS マクロ・サポートを使用すれば、複数のホスト画面のプログラム式ナビゲーションを提供できます。例えば、ユーザーに使用させたい最初の画面を、他の画面をバイパスして直接表示することもできます。いくつかのホスト画面のデータを 1 つの HATS GUI ページにまとめることもできます。

    v ビジネス・ロジックやグローバル変数を使用することにより、社内の他のバックエンド・システムや、ビジネス・パートナーのシステムにホスト・アプリケーションを統合できます。

    v HATS マクロから HATS 統合オブジェクト (Java Bean) を生成できます。HATS 統合オブジェクトは、ホスト・アプリケーションとの対話をカプセル化し、その対話を使用して Web ページ、Web サービス・サポート・ファイル、または RESTful サービス JAX-RS リソースを作成します。

    v HATS 統合オブジェクトを使用してホスト・アプリケーションとデータを交換する Enterprise JavaBeans コンポーネントを作成できます。

    v ユーザーが、携帯電話、データ収集端末、および携帯情報端末 (PDA) などのモバイル装置を使用してホスト・システムにアクセスできるようにするインターフェースを備えた、HATS Web アプリケーションを開発します。

    v 標準 Java Portlet Specification (JSR 168 または JSR 286) API に準拠するHATS ポートレットを作成して、WebSphere Portal にデプロイします。

    前述のカスタマイズやその他のタイプのカスタマイズの追加方法については、本書で後述します。「HATS ユーザーと管理者のガイド」でも説明します。

    HATS の新機能

    新たにサポートされる環境

    アプリケーション開発/ランタイム環境HATS V9.6 では、サポート対象のアプリケーション開発環境が Rational SDP V9.6に拡張されています。新しい HATS ランタイム環境には、WebSphere ApplicationServer V8.5.5 および Eclipse V4.4 が組み込まれています。

    HATS V9.6 では、Rational SDP V9.0 および WebSphere Application ServerV6.1 はサポート対象外です。

    12 IBM Host Access Transformation Services: スタートアップ・ガイド

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    ugintro.htm

  • 注: 現在の前提条件のリストについては、 25 ページの『前提条件』を参照してください。

    最新のサポートに関する考慮事項については、「IBM Host Access TransformationServices 9.6 - Known issues and workarounds」(http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27050242) を参照してください。

    Liberty および Geronimo に対する RESTful サービス・サポート拡張WAS と一緒に、Liberty ランタイムと Geronimo ランタイムを使用して HATSRESTful サービスを作成およびデプロイできるようになりました。 JAX-RS 1.X をランタイムに有効にするには、それぞれのサーバーの資料にある指示に従ってください。

    Swagger を使用した HATS RESTful サービスHATS RESTful サービス・インターフェースを使用すると、RESTful サービスを作成/更新するときに、Swagger サポートを有効または無効にすることができます。サービスに対して Swagger サポートを有効にすると、HATS は重要な Swaggerアノテーションのいくつかを、それぞれのサービスに組み込みます。 HATS ランタイムを使用することによって、Swagger を有効にする対象のサービス用の Swagger記述文書にアクセスできます。これで、HATS RESTful API 用のチャネルがオープンされ、外部/内部カスタマーに API を公開し、これ以上の管理を行うために、API 管理に関与できます。

    ランタイムに生成されるこの Swagger 文書は、さまざまな他の方法で検査および公開できます。 Swagger 資料で使用できる、広範囲にわたるサード・パーティー・ツールが用意されています。例えば、RAD の Web 開発者ツールを使用すると、ご使用の RESTFul サービスのための (外部アプリケーションによって簡単に使用できる) Java クライアントを生成できます。

    Swagger サポート付きの HATS RESTful サービスは、WAS、Liberty、およびGeronimo を対象に追加されています。

    WAS v9 サポートHATS EAR を開発し、従来の WebSphere Application Server V9 に公開

    リッチ・ページ・エディターHATS では、HATS jsp ファイルをカスタマイズできるよう、リッチ・ページ・エディターが機能強化されました。リッチ・ページ・エディターは複数タブ・エディターで、ページをさまざまな表記で表示する複数のビューを提供します。リッチ・ページ・エディターについて詳しくは、https://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSRTLW_9.6.1/com.ibm.rad.worklight.doc/topics/crpewl.htmlを参照してください。

    HTML5HATS 変換ページは、HTML5 に準拠しています。 HTML 5 サポート対象外のタグ/属性は、代替のタグ/属性/CSS で置き換えられました。

    第 1 章 Host Access Transformation Services の概要 13

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    http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=3441&uid=swg27046998http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=3441&uid=swg27046998

  • 入力ウィジェット設定における新しいオプション「入力属性の追加」が導入され、画面カスタマイズまたはグローバル規則によって、簡単に属性値のペアを HATS 生成入力フィールドに追加できるようになりました。このフィーチャーは、HATS 入力フィールドを簡単に、さまざまな HTML5 入力コントロールに変換するために役立ちます。

    共存HATS V6、V7.0、V7.1、V7.5、V8.0、V8.5、V9.0、V9.5、および V9.6 は、HATSV9.6 のある同じ開発システム上で、それぞれが個別にサポートしている RationalSDP 製品内で共存できます。 HATS V9.6 は、同じシステムに複数回インストールすることもできます。サポートされている複数の Rational SDP 製品がシステムにインストールされている場合、HATS V9.6 は、その製品のそれぞれにインストールできます。

    マイグレーションHost Publisher V4、HATS V5、V6、V7.0、V7.1、V7.5、V8.0、V8.5、V9.0、または V9.5 のいずれかのユーザーは、プロジェクトを HATS V9.6 にマイグレーションできます。

    HATS V4 LE、HATS V5 LE、および HATS V4 の各プロジェクトを HATSV8.0、V8.5、V9.5、または V9.6 に直接マイグレーションすることはできません。それらのプロジェクトをマイグレーションするには、それらのプロジェクトを最初に HATS の暫定リリース (V5、V6、V7、V7.1、V7.5 など) にマイグレーションし、その暫定リリースから HATS V8.0、V8.5、V9.0、V9.5、または V9.6 にマイグレーションする必要があります。 HATS プロジェクトのマイグレーションについては、旧リリースの HATS の資料を参照してください。

    HATS V9.6 へのマイグレーションについて詳しくは、「HATS ユーザーと管理者のガイド」 を参照してください。

    保守容易性

    IBM Support AssistantIBM Support Assistant (ISA) は、ソフトウェア・サポートの簡略化、サポート・コストの削減、およびソフトウェア問題の社内での迅速な解決能力の向上に役立ちます。 ISA は、無償のローカル・ソフトウェア保守容易性ワークベンチであり、IBM ソフトウェア製品に関する質問や問題の解決を支援します。詳細については、ISA Web サイト (http://www.ibm.com/software/support/isa/) を参照してください。

    HATS は、ISA V4.x 対応のプラグインを備えています。HATS プラグインでは、HATS Knowledge Center、ホーム・ページ、サポート・サイト、研修支援サイト、および他のサイトへのリンクが提供されます。これらのサイトでは、問題を解決するために役立つ情報を検索することができます。 HATS プラグインのインストール方法については、「HATS トラブルシューティング」の『IBM SupportAssistant の使用』セクションを参照してください。

    14 IBM Host Access Transformation Services: スタートアップ・ガイド

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    ugmig.htmugmig.htmhttp://www.ibm.com/software/support/isa/searching_knowledgebases.htm#use_isa

  • 役割およびスキルHATS のユーザーは、組織内でさまざまな役割を担っている多数の組織構成員です。役割に応じて、初級ユーザーから高度な開発者まで、さまざまなスキルが必要になります。HATS アプリケーションの開発、配置、管理、および使用には以下の役割およびスキルが関係します。

    臨時の Web 開発者HATS Toolkit のユーザー。開発者は、Rational SDP および HATS パースペクティブを使用して HATS Web アプリケーションを作成および編集します。

    必要なスキル:デフォルト・アプリケーションを作成するには、HTML、JSP、カスケーディング・スタイル・シート (CSS) の最低限のスキルが必要です。変換およびテンプレートを編集するには、少なくともHTML、JSP、CSS、JavaScript の高度なスキルが必要です。

    高度な Web 開発者Rational SDP や、サーブレット、EJB、Struts、JSF、Web サービスなどの高度なトピックに精通している HATS Toolkit ユーザー。開発者は、Rational SDP およびHATS パースペクティブを使用して HATS Web アプリケーションを作成および編集します。また、開発者は、HATS マクロに基づいてビジネス・オブジェクト (統合オブジェクト) を作成し、他のバックエンド・システムと統合します。

    必要なスキル:HTML、JSP、CSS、JavaScript、および Java EE アプリケーション環境に関する高度なスキル。

    臨時のリッチ・クライアント開発者HATS Toolkit のユーザー。開発者は、Rational SDP および HATS パースペクティブを使用して HATS リッチ・クライアント・アプリケーションを作成および編集します。

    必要なスキル:デフォルト・アプリケーションを作成するには、少なくとも Java スキルが必要です。変換とテンプレートを編集するには、Java Editor を使用するスキルと、ある程度の Java スキルが必要です。

    高度なリッチ・クライアント開発者既に Rational SDP および高度なトピック (SWT ウィジェットや Eclipse プラグインなど) に精通している HATS Toolkit ユーザー。 Rational SDP および HATSパースペクティブを使用して HATS リッチ・クライアント アプリケーションを作成および編集中に、開発者はカスタム・コンポーネントおよびウィジェットを作成し、ビジネス・ロジックを統合し、カスタム・パースペクティブを作成する場合があります。

    必要なスキル:Java、SWT、および Eclipse プラグイン開発に関する高度なスキル。

    第 1 章 Host Access Transformation Services の概要 15

  • ユーザーHATS には、2 種類のユーザーが存在します。HATS アプリケーションのブラウザー・ベースのユーザーとリッチ・クライアント・ベースのユーザーです。ブラウザー・ベースのユーザーは、アプリケーションに対して URL を直接要求するか、またはポータルを介してアプリケーションを起動し、その結果確立されたホスト・セッションを使用してホスト・アプリケーションを処理します。リッチ・クライアント・ベースのユーザーは、アイコンをクリックしてホスト・セッションを確立します。

    必要なスキル:Web ブラウザーまたはリッチ・クライアント・プラットフォームの一般的な使用法を理解している必要があります。

    HATS 管理者ポートレットを含む HATS Web アプリケーションを管理する担当者。この担当者は、WebSphere Application Server 管理者または WebSphere Portal 管理者と同一人物でも構いません。この担当者は、HATS セッションの数をモニターし、エラーが発生した場合には手動で接続を停止できます。現在、この役割が存在するのは、HATS Web アプリケーション環境とポートレット環境の場合のみです。

    必要なスキル:Web ブラウザーの一般的な使用法を理解しており、HATS 問題判別のスキルを持っている必要があります。

    WebSphere 管理者WebSphere Application Server を管理する担当者。WebSphere 管理者は、.ear ファイルとしてパッケージされ実動システムに転送される HATS アプリケーションを配置する役割を担います。この役割が存在するのは、HATS Web アプリケーション環境の場合です。

    必要なスキル:Web ブラウザーの一般的な使用法を理解しており、HATS およびWebSphere Application Server に関する問題判別のスキルを持っている必要があります。

    リッチ・クライアント管理者HATS リッチ・クライアント アプリケーションのインストール、プロビジョニング、デプロイを行う担当者。

    必要なスキル:更新サイトを保守するためのスキルの他に、リッチ・クライアント・プラットフォームと HATS の問題判別スキル。

    WebFacing 開発者IBM WebFacing Tool for IBM i フィーチャーのユーザー。WebFacing の開発者は、 Rational SDP および WebFacing パースペクティブを使用して、WebFacingアプリケーションを作成および編集し、IBM i データ記述仕様 (DDS) ディスプレイ・ファイルのソース・メンバーを、5250 プログラムの Web ベース・ユーザー・インターフェースに変換します。

    16 IBM Host Access Transformation Services: スタートアップ・ガイド

  • 必要なスキル:アプリケーションの作成には、5250 プログラムで必要な DDS ソースの場所についての知識が必要であり、Web インターフェースのカスタマイズには、HTML、JSP、CSS、および JavaScript のスキルが必要な場合もあります。

    独立系ソフトウェア・ベンダー独立系ソフトウェア・デベロッパーは、HATS Toolkit を使用して、他の顧客に再販売されるカスタム・アプリケーションを作成します。

    アクセシビリティーアクセシビリティー機能は、運動障害、視覚障害、あるいはその他の、身体に障害を持つユーザーがソフトウェア・プロダクトを快適に使用できるようにサポートします。HATS では、Rational SDP によって提供されるアクセシビリティー機能を、Rational SDP の一連のプラグインとして利用します。 Rational SDP の主なアクセシビリティー機能を以下に示します。

    v Rational SDP は Microsoft Active Accessibility (MSAA) API を使用して、ユーザー・インターフェース・エレメントが支援テクノロジーを利用できるようにします。

    v すべての機能の操作には、マウスの代わりにキーボードを使用できます。

    注: 一部のシステムでは、サブファイル・コンポーネントの設定ページ上のすべてのアクセラレーター・キーについて下線の標識が示されないことがあります。これは、「プロジェクト設定」>「レンダリング」>「コンポーネント」>「サブファイル」>「設定」と選択してアクセスしたページです。 ご使用のシステムがこれに該当する場合、すべての下線を表示させるには、「設定」ボタンをクリックするのではなく、Alt+s キーを使用してページにアクセスします。

    v スクリーン・リーダー・ソフトウェア (Freedom Scientific 社の JAWS など) およびディジタル音声合成装置を使用すれば、画面に表示された内容を音声で聞くことができます。

    v 画面に表示された内容をグラフィック表示で拡大できます。

    v Rational SDP によって定義されているすべての色またはフォントは、「ウィンドウ」>「設定」>「その他」>「外観」>「色とフォント」ダイアログを使用して設定できます。

    HATS を使用するときのアクセシビリティーHATS を使用するときは、以下の点に注意してください。

    v 構成の中には、スクリーン・リーダーを使用してホスト画面を読み上げる必要があるものがあります。例えば、「拡張レンダリングのプロジェクト設定(Advanced rendering project setting)」でオプション「デフォルト・レンダリングのテーブル・データと行のタグのクローズ」を選択する必要がある場合があります。詳細については、「HATS ユーザーと管理者のガイド」の『拡張レンダリングにおける HTML テーブル』セクションを参照してください。

    第 1 章 Host Access Transformation Services の概要 17

    ugprject.htm#prj_render_html

  • v HATS では、HATS アプリケーションの開始時に、最初はホスト変換域にフォーカスがあります。ただし、左側に上下にわたりナビゲーション・リンクがあるテンプレートを使用する場合、テンプレートの先頭に、ホスト変換域の始まりへのリンクを追加したいことがあります。このリンクの目的は、ユーザーがすべてのナビゲーション・リンクを素早くバイパスして、ホスト・ページのメイン・コンテンツにたどりつけるようにすることです。 HATS で提供されているテンプレートには、このようなリンクを提供するためのサンプル・コード (コメント化されています) があります。サンプルとして、これらのテンプレートのソースを参照してください。

    v HATS の設定「音響アラームによる認識エラーのアラート」 を使用すると、認識エラーがあったときに (例えば、サブファイル・コンポーネントの設定ページで)、音響アラーム (ビープ音) を鳴らすことを指定できます。これは、スクリーン・リーダー・ソフトウェアを使用してメッセージ領域を読み上げるよう、開発者に警告しなければならない場合に便利です。この設定をどこで設定するかについては、「HATS ユーザーと管理者のガイド」の『HATS 設定の使用』セクションを参照してください。

    v 拡張マクロ・エディターで支援テクノロジーを使用するには、Java AccessBridge をインストールする必要があります。Java Access Bridge に付属の説明に従って、拡張マクロ・エディターを実行する JVM を構成してください。例えば、Application Developer では、accessibility.properties ファイル (通常は、パス ¥jdk¥jre¥lib にある) を構成します。

    v スクリーン・リーダーがエディター・パネルの内容を読み上げるときに障害が発生した場合は、他のパースペクティブに切り替えるか、あるいはスクリーン・リーダーを再構成してください。

    v HATS プロジェクトでの作業中に JAWS を使用するとき、JAWS から、ページの移動に CTRL+TAB を使用するように指示されることがあります。このキー・シーケンスが HATS Toolkit 内で動作しない場合は、左矢印キーと右矢印キーを使用してタブ間のフォーカスを移動させてください。

    v 「5250 サブファイル・コンポーネント設定 (5250 Subfile componentsettings)」ウィザードでは、 4 つのタブが表示されます。「アクション」、「ヘッダー」、「データ」、および「マーカー」のタブです。各タブを使用して、サブファイルの特定要素を認識するための基準を定義します。各タブ上のアイコンによって、その要素が認識されているか、未認識か、または不明であるかが表されます。 JAWS の使用時、これらのアイコンは、それらのグラフィックス文字番号を使用した音声で表されます。 JAWS Graphics Labeler を使用して、以下のように、これらのアイコンにラベルを割り当てることができます。

    – グラフィックス 58: 未認識

    – グラフィックス 362: 不明

    – グラフィックス 706: 認識

    注:

    1. HATS が Web アプリケーションのアクセシビリティーをサポートするのは、Internet Explorer を使用している場合のみです。

    2. HATS は、アプリケーション・ビューと変換ビューの両方で、リッチ・クライアント・アプリケーションのアクセシビリティーをサポートします。

    18 IBM Host Access Transformation Services: スタートアップ・ガイド

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    ugprject.htm#prefs

  • キーボード・ショートカット

    Ctrl + F9ホスト画面の領域が選択されると、選択されたテキストを表示した新規ダイアログ・ボックスがオープンします。

    アクセシビリティーに関する情報の検索アクセシビリティーの詳細については、次の Web サイトを参照してください。

    v WebFacing Accessibility (http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSXKAY_9.6.0/com.ibm.hats.doc/topics/accessibility.html)。

    v W3C Web Content Accessibility Guidelines 2.0 (http://www.w3.org/TR/WCAG20/)。

    v W3C Techniques for WCAG 2.0 (http://www.w3.org/TR/WCAG20-TECHS/)。

    v Web アクセシビリティーについての IBM Developer のガイドライン(http://www-03.ibm.com/able/guidelines/web/accessweb.html)。

    v IBM Web アクセシビリティーのチェックリスト (http://www-03.ibm.com/able/guidelines/web/ibm508wcag.html)。

    HATS に関する情報の検索場所HATS をインストールする前に、以下の HATS 情報を利用できます。

    v HATS 資料は、HATS のインストール CD に収録されています。インストール・ランチパッドから、以下の資料へのリンクを選択してください。

    – リリース情報

    – スタートアップ・ガイド (pdf)

    v HATS に関する IBM Knowledge Center コレクション (http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSXKAY) には、リリース情報、よくある質問 (FAQ) 、API 参照情報、チュートリアル、WebFacing 情報、および以下にリストされている資料の HTML 版と PDF 版が含まれています。使用可能な翻訳済みの PDF 版も収録されています。

    – HATS スタートアップ・ガイド

    – HATS ユーザーと管理者のガイド

    – HATS Web アプリケーション・プログラマーズ・ガイド

    – HATS リッチ・クライアント・プラットフォーム・プログラマーズ・ガイド

    – HATS 拡張マクロ・ガイド

    – HATS メッセージ

    – HATS トラブルシューティング

    – WebFacing アプリケーションの開発

    v HATS 製品 Web サイト (http://www.ibm.com/software/products/us/en/rhats) には、フィーチャーの概要、お試し版のダウンロード、システム要件など、その他の製品情報があります。

    第 1 章 Host Access Transformation Services の概要 19

    http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSXKAY_9.6.0/com.ibm.hats.doc/topics/accessibility.htmlhttp://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSXKAY_9.6.0/com.ibm.hats.doc/topics/accessibility.htmlhttp://www.w3.org/TR/WCAG20/http://www.w3.org/TR/WCAG20/http://www.w3.org/TR/WCAG20-TECHS/http://www.w3.org/TR/WCAG20-TECHS/http://www-03.ibm.com/able/guidelines/web/accessweb.htmlhttp://www-03.ibm.com/able/guidelines/web/ibm508wcag.htmlhttp://www-03.ibm.com/able/guidelines/web/ibm508wcag.htmlhttp://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSXKAYhttp://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSXKAYhttp://www.ibm.com/software/products/us/en/rhatshttp://www.ibm.com/software/products/us/en/rhats

  • v HATS HotSpot (https://www.ibm.com/developerworks/mydeveloperworks/groups/service/html/communityview?communityUuid=2ce1fd8d-d706-4afd-b9ef-9000ad21218d) には、リソース・ライブラリー、ディスカッション・フォーラム、ブログなどがあります。

    v IBM Education Assistant Web サイト (http://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/rational_iea/rational_iea_welcome.html) では、ナレーション入りのプレゼンテーション、デモンストレーション、チュートリアル、リソース・リンクが統合されていて、IBM 製品を首尾よく使用できるように支援しています。「Contents」で「Host Access Transformation Services」を検索してください。

    HATS をインストールする前に入手できる情報以外に、HATS をインストールした後に、以下の情報がシステム上で利用できます。

    v HATS Web サイト、Knowledge Center、およびリリース情報へのリンクはWindows の「スタート」メニューにあります。

    v Rational SDP メニュー・バーの「ヘルプ」メニューから、WebFacing を含むHATS 資料を利用できます。「ヘルプ」>「ヘルプ目次」を選択し、「目次」パネルで、「HATS アプリケーションの開発 (Developing HATSApplications)」を選択します。

    v HATS のウェルカム・ページのチュートリアルでは、HATS アプリケーションの開発プロセスを確認できます。さらに、HATS Toolkit の IBM WebFacingTool for IBM i フィーチャーが IBM Developer for Power Systems Software™

    製品にインストールされている場合は、そのフィーチャーの概要も参照できます。

    v WebFacing ツールがインストールされている場合、WebFacing ウェルカム・ページのチュートリアルで、HATS ウェルカム・ページのチュートリアルと同様の情報が提供されます。

    v コンテキストに依存したヘルプは、HATS ウィザードおよびエディター内のすべてのフィールドで使用できます。HATS Toolkit のヘルプを参照するには、F1キーを押します。

    v HATS プロジェクトの開発プロセスでは、キーポイントでヒントが表示されます。HATS のプリファレンスを変更すると、ヒントを表示するかどうかを制御できます。

    20 IBM Host Access Transformation Services: スタートアップ・ガイド

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    https://www.ibm.com/developerworks/mydeveloperworks/groups/service/html/communityview?communityUuid=2ce1fd8d-d706-4afd-b9ef-9000ad21218dhttps://www.ibm.com/developerworks/mydeveloperworks/groups/service/html/communityview?communityUuid=2ce1fd8d-d706-4afd-b9ef-9000ad21218dhttps://www.ibm.com/developerworks/mydeveloperworks/groups/service/html/communityview?communityUuid=2ce1fd8d-d706-4afd-b9ef-9000ad21218dhttp://www.ibm.com/support/knowledgecenter/rational_ieahttp://www.ibm.com/support/knowledgecenter/rational_ieareadme.htm

  • 第 2 章 WebFacing Tool の紹介

    WebFacing Tool for IBM i は、HATS Toolkit のオプションでインストール可能なフィーチャーとして使用可能です。

    この資料は主に HATS のインストールについて記載していますが、HATS ライブラリーでこの WebFacing Tool が参照されています。

    v 本書の 26 ページの『HATS Toolkit のインストール』

    v 「HATS ユーザーと管理者のガイド」の『WebFacing と HATS』

    WebFacing とはIBM WebFacing Tool for IBM i は、既存の 5250 ユーザー・インターフェースを、Web ベースのグラフィカル・ユーザー・インターフェースに変換します。元のIBM i アプリケーションにほとんどまたはまったく変更を加えることなく、ユーザーがブラウザーにアクセスできる場所ならどこでもプログラムを使用できるように拡張できます。

    WebFacing のフィーチャーWebFacing には使いやすいウィザードが用意されています。これらのウィザードを使って、元のアプリケーションのデータ記述仕様 (DDS) およびユーザー・インターフェース・マネージャー (UIM) ヘルプ・パネルのソース・メンバーの選択、ソースの変換、およびプログラムへの新しいブラウザー・ベース・インターフェースのWeb アプリケーションとしてのデプロイを、簡単に行うことができます。このような変換によって、ご使用のディスプレイ・ファイルの JavaServer Pages (JSP) ファイルおよび Extensible Markup Language (XML) ファイルが作成され、Web アクセスが可能になります。

    カスタマイズWebFacing パースペクティブに提供されているツールを使用して、ご使用の Webページのグラフィックス、フォント、色、およびレイアウトをさらに機能拡張することができます。例えば、「Web 設定」を使用して、Web ブラウザーからアクセスした際にアプリケーションがどのようにレンダリングし、機能するかをカスタマイズすることができます。「Web 設定」から行ったカスタマイズは、DDS にコメントとして組み込まれ、後でソースを再変換しても、引き続き有効です。使用可能な「Web 設定」の 1 つとして、「カスケーディング・スタイル・シートの位置決め (Cascading Style Sheet Positioning)」があります。この設定を使用すると、Web 対応のインターフェース上の DDS フィールドを、元の 5250 領域の境界に制約されることなく位置変更することができるため、インターフェースをカスタマイズする有用な方法の 1 つといえます。

    © Copyright IBM Corp. 2002, 2017 21

    ugwfi.htm

  • ゼロ OLTPWebFacing アプリケーションは、オンライン・トランザクション処理 (OLTP) の能力を必要とすることなく、実行することができます。 システム画面およびアプリケーションの未変換部分を、画面の動的変換によって WebFacing を使用して表示することもできます。

    シングル・サインオンWebFacing アプリケーションではシングル・サインオンもサポートされているため、ユーザーは何度もサインオンすることなく複数のアプリケーションおよび複数のプラットフォームにアクセスできます。例えば、保護された WebFacing アプリケーションと他の Web アプリケーションを統合して、アプリケーションごとに個

    図 13. WebFacing パースペクティブでのプロジェクトの処理

    22 IBM Host Access Transformation Services: スタートアップ・ガイド

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  • 別の ID とパスワードが要求されることなくユーザーがそれらのアプリケーションにアクセスできるようにすることが可能です。

    WebFacing および HATS の相互運用性WebFacing および HATS の相互運用性フィーチャーによって、ご使用のWebFacing アプリケーションと HATS Web アプリケーションを、Web での実行中に簡単に統合できます。WebFacing Tool を使って、HATS/WebFacing 対応のプロジェクトを作成し、そのプロジェクトを HATS プロジェクトにリンクさせることができます。このリンク HATS/WebFacing アプリケーションは、シームレスに動作し、統合された Web 対応インターフェースを提供します。これを、WebSphereApplication Server にデプロイすることができます。 このインターフェースでは、HATS と WebFacing Tool の両方の機能が使用されます。 HATS と WebFacingの相互運用性について詳しくは、「HATS ユーザーと管理者のガイド」 の『WebFacing と HATS』を参照してください。

    アプリケーション・ブリッジアプリケーション・ブリッジは、IBM i アプリケーションを機能強化する際のきわめて強力な手段です。アプリケーション・ブリッジでは、アプリケーションの一部を Web アプリケーションとして実装する (例えば、 Enterprise GenerationLanguage (EGL) を使用して新規アプリケーションを作成する) こと、および、アプリケーションのその他の部分を、 WebFacing または HATS を使用して最新にすることができます。WebFacing と他の Web アプリケーション (例えば、EGL で書かれたアプリケーションなど) との間で制御とデータの移動を行えるため、ユーザーは、HATS、WebFacing、および EGL を単一の最新で、統合化されたアプリケーションに結合する機能を利用できます。

    IBM i 統合 Web アプリケーション・サーバーWebFacing アプリケーションを、IBM i 統合 Web アプリケーション・サーバーにデプロイすることができます。 WebFacing Web アプリケーションをデプロイする際、IBM i のシステム・リソースに制限があって WebSphere Application Serverの最適な実行ができない場合には、IBM i 統合 Web アプリケーション・サーバーを使用できます。 この構成では、高可用性およびフェイルオーバーのサポートがないことに注意してください。

    高可用性およびフェイルオーバーWebFacing では、ご使用のアプリケーションでの高可用性およびサーバー障害バイパスの必要に対応して、WebSphere Application Server Network Deployment(ND) 上にクラスター・サポートを提供しており、これにより、良好な応答時間、スケーラビリティー、およびフェイルオーバーの安全を確保しています。また、WebFacing アプリケーションの多数の同時ユーザーを処理するように、IBM i に追加の対話式サブシステムを構成することもできます。

    第 2 章 WebFacing Tool の紹介 23

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  • WebFacing の新機能

    新たにサポートされる環境HATS V9.6 では、サポート対象のアプリケーション開発環境が Rational SDP V9.6に拡張されています。サポート対象の WebFacing ランタイム環境には、WebSphere Application Server V8.5.5 が加わりました。

    WebFacing に関する情報の検索HATS のインストール中に WebFacing フィーチャーをインストールすると、WebFacing Tool 製品のヘルプがインストールされます。詳細については、製品のヘルプの一部として使用可能な『WebFacing アプリケーションの開発』トピックを参照してください。 WebFacing に関する情報は、HATS Knowledge Center(http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSXKAY) においてオンラインでも入手できます。

    24 IBM Host Access Transformation Services: スタートアップ・ガイド

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    http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSXKAY

  • 第 3 章 HATS のインストール

    本章では、次の内容について説明します。

    v HATS をインストールするためのハードウェア前提条件およびソフトウェア前提条件の確認とインストールの計画

    v ワークステーションへの HATS Toolkit のインストールおよびアンインストール

    v HATS Toolkit のサイレント・インストールおよびサイレント・アンインストール

    前提条件HATS Toolkit をインストールするには、IBM Installation Manager バージョン1.8.3 以降が必要です。

    注: IBM Installation Manager の詳細については、http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSDV2W を参照してください。

    IBM Installation Manager を使用して HATS V9.6 をインストールする際には、インストール・プロセスで、前提条件パッケージとフィーチャーが既にインストールされているかどうかが検査されます。インストールされていない場合は、メッセージが表示され、インストールは続行されません。以下のセクションに、既にインストールされている必要がある前提条件パッケージとフィーチャーをリストします。

    IBM HATSIBM HATS (HATS) の場合:

    v 以下のいずれかの Rational SDP パッケージ、またはそれ以降のフィックスパック (WebSphere Application Server バージョン 7.0、バージョン 8.0、またはバージョン 8.5 の開発ツール・フィーチャーを含む):

    – IBM Application Developer for WebSphere Software V9.6

    必要な Rational SDP パッケージのいずれもインストールされていない場合は、HATS はインストールされません。この場合は、IBM Installation Manager の「インストール」機能を使用して、必要なフィーチャーとともに必要なパッケージの 1つをインストールしてください。その後、HATS のインストールを再開してください。

    必要な Rational SDP パッケージの 1 つがインストールされていても、必要なフィーチャーがインストールされていない場合は、HATS はインストールされません。この場合は、IBM Installation Manager の「変更」機能を使用して、必要なフィーチャーを追加してください。その後、HATS のインストールを再開してください。

    IBM WebFacing Tool for IBM i フィーチャーIBM WebFacing Tool for IBM i フィーチャー (WebFacing) の場合:

    © Copyright IBM Corp. 2002, 2017 25

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    http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSDV2Whttp://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSDV2W

  • v IBM Developer for i V9.6 以降のフィックスパック (IBM i およびエンタープライズ Web 開発者ツールを含む)。

    注: Rational SDP パッケージは、同じパッケージ・グループにインストールする必要があります。

    前提条件を満たしていない場合は、インストールでは WebFacing フィーチャーを選択できません。この場合は、IBM Installation Manager の「インストール」または「変更」機能を適宜使用して、前提条件をインストールしてください。その後、「変更」機能を使用して WebFacing をインストールします。

    その他の前提条件HATS Toolkit のインストール先システム、HATS アプリケーション、WebSphereApplication Server、WebSphere Portal、またはリッチ・クライアント・プラットフォーム・システムをデプロイするシステム、およびユーザーが HATS Web アプリケーションとの対話に使用するブラウザーについて、その他のハードウェア前提条件およびソフトウェア前提条件があります。サポートされるハードウェア前提条件およびソフトウェア前提条件の最新リストについては、『System Requirementsfor Rational Host Access Transformation Services』(http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27011794) を参照してください。

    HATS Toolkit のインストールHATS Toolkit をインストールするには、次の手順を実行します。

    1. システムがすべての前提条件を満たしていることを確認します。詳しくは、25 ページの『前提条件』を参照してください。

    2. HATS は、IBM Installation Manager を使用して Rational SDP システムにインストールされる Eclipse 製品として構成されます。

    3. インストールを CD から実行する場合で、自動実行が使用可能になっているときは、インストール・ディスクを CD ドライブに挿入すると自動的にランチパッドが開始されます。自動実行が使用不可の場合や、電子イメージからインストールを行う場合は、CD のルート・ディレクトリーか、インストール・ディスクを抽出した電子イメージのルート・ディレクトリーにある launchpad.exeプログラムを実行してください。

    4. ランチパッドの言語を選択します。「OK」をクリックします。

    5. IBM HATS V9.6 のウィンドウが表示されます。このウィンドウから、製品をインストールし、リリース情報を表示することができます。必ず、「リリース情報」をクリックして、最新情報を確認してください。

    6. HATS Toolkit をインストールする準備ができたら、「IBM HATS V9.6 のインストール (Install IBM HATS V9.6)」をクリックします。これにより、IBMInstallation Manager が起動します。

    注: IBM Installation Manager がインストールされていない場合は、エラー・メッセージが表示されます。

    7. 「IBM Installation Manager」ウィンドウが表示されます。

    8. 「パッケージのインストール (Install Packages)」パネルで IBM HATS のボックスが自動的に選択されています。「次へ」をクリックします。

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    http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27011794http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27011794

  • 注: 必要なレベルの IBM Installation Manager がインストールされていない場合は、エラー・メッセージが表示されます。

    9. 「ライセンス」パネルで、使用許諾契約書の条項を読んで同意し、「次へ」をクリックします。

    10. 「場所」パネルの「パッケージ・グループ名 (Package Group Name)」の下で、HATS のインストール先にするパッケージ・グループ (例えば、「IBMSoftware Delivery Platform」) を選択して、「次へ」をクリックします。

    注: 前提ソフトウェア・デリバリー製品をインストールした既存のパッケージ・グループを選択する必要があります。

    11. 「フィーチャー」パネルでは、HATS のほかに、以下の HATS フィーチャーのインストールを選択できます。「次へ」をクリックします。

    v IBM WebFacing Tool for IBM i

    IBM i DDS ディスプレイ・ファイル・ソース・メンバーを、既存の 5250プログラムの Web ベース・ユーザー・インターフェースに変換することのできる機能を提供します。

    注:

    a. これらのフィーチャーは、後でインストールできます。インストールは、IBM Installation Manager の「変更」機能を使用して行えます。 詳しくは、 29 ページの『HATS Toolkit インストールの変更』を参照してください。

    b. 前提条件情報については、 25 ページの『前提条件』を参照してください。

    12. 「要約」パネルで、「インストール」をクリックします。

    13. インストールの進行中は進行状況表示バーが表示され、「スタート」メニュー項目が作成されます。

    14. 「パッケージのインストール」パネルに、インストールが正常に完了したかどうかが通知されます。必要な場合は、「ログ・ファイルの表示」をクリックして、インストール・ログを表示できます。 「完了」をクリックして、インストール・パネルを閉じます。

    注:

    1. HATS および HATS フィーチャーでサポートされるすべての言語は、インストール処理中にインストールされます。

    2. HATS のインストールは、前提条件レベルの Rational SDP およびフィーチャーをインストールするのと同時に行うことはできません。HATS をインストールする前に、前提条件レベルの Rational SDP および各フィーチャーのインストールを完了しておく必要があります。

    HATS Toolkit インストールの更新HATS V9.6 フィックスパックは、IBM Installation Manager の更新機能を使用してインストールできます。デフォルトでは、リポジトリー設定でローカル更新サイトをポイントしている場合以外は、インターネット・アクセスが必要です。

    第 3 章 HATS のインストール 27

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  • 注: 旧バージョンの HATS を HATS V9.6 に更新することはできません。共存させる場合は、旧バージョンと HATS V9.6 を別々のパッケージ・グループにインストールできます。

    HATS Toolkit を更新するには、以下の手順に従ってください。

    1. Windows の「スタート」メニューで、IBM Installation Manager を始動します。デフォルトでは、これは「スタート」>「すべてのプログラム」>「IBMInstallation Manager」>「IBM Installation Manager」にあります。

    2. メニュー・バーで、「ファイル」>「設定」を選択します。

    3. IBM Update Server から更新できるように、「インストール中および更新中にサービス・リポジトリーを検索 (Search service repositories duringinstallation and update)」オプションが選択されていることを確認します。「OK」をクリックして IBM Installation Manager 画面に戻ります。

    4. 最初の IBM Installation Manager パネルで「更新」をクリックします。

    注: 「インストール」をクリックしないでください。

    5. IBM HATS V9.6 をインストールしたパッケージ・グループを選択します。デフォルトは、IBM Software Delivery Platform です。パネルの下部にある「インストール済みパッケージおよびフィックス」リストには、エントリーの1 つとして「IBM HATS 9.6.0.x」が示されます。「次へ」をクリックします。

    6. 選択可能な更新のリストから、「IBM HATS 9.6.0.x」、およびその他すべての必須またはオプションの更新を選択します。インストール済みの更新がある場合は、グレーで表示され、選択できません。「次へ」をクリックします。

    7. 選択した更新の使用許諾契約書を読んで、同意し、残りのインストール・ダイアログに従って、選択した更新をインストールします。

    注: コンピューター・プロセッサーの速度、RAM の容量およびインターネット接続の速度によっては、更新のダウンロードおよびインストールに長時間かかる可能性があります。

    8. 「要約」パネルで、選択を確認します。選択を変更する場合は、「戻る」をクリックして変更を行います。更新のインストール準備が整ったら、「更新」をクリックします。

    9. 更新を完了すると、IBM Installation Manager は、更新が正常にインストールされたというメッセージを表示します。「ログ・ファイルの表示」をクリックして、現在の Installation Manager セッションのログ・ファイルを表示することができます。完了したら、「完了」をクリックします。

    10. IBM Installation Manager を終了し、Windows の「スタート」メニューからHost Access Transformation Services を開始して、製品を使用し始めます。デフォルトでは、これは「スタート」>「すべてのプログラム」>「IBMSoftware Delivery Platform」>「Host Access Transformation Services」にあります。

    注: フィックスパックの内容およびインストール手順について詳しくは、HATSKnowledge Center (http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSXKAY) で該当するリリース情報を参照してください。

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    http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSXKAYhttp://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSXKAY

  • HATS Toolkit インストールの変更すでにインストールされている HATS ToolKit を、IBM Installation Manager を使用して変更することができます。例えば、HATS のいずれかのフィーチャーを追加したり、除去したりできます。 HATS フィーチャーのいずれかを追加するには、以下の手順を実行します。

    1. CD-ROM ドライブに HATS CD が挿入された状態で、または HATS インストール・ディスクから抽出した電子イメージにアクセスできる状態で、IBMInstallation Manager を開始します。

    注: HATS CD または電子イメージがインストール・リポジトリーとしてまだ定義されていない場合は、『HATS インストール・リポジトリーの IBMInstallation Manager への追加』を参照してください。

    2. 最初の IBM Installation Manager パネルで「変更」をクリックします。

    3. 「パッケージの変更」パネルで、HATS をインストールしたパッケージ・グループを選択し、「次へ」をクリックします。

    4. 言語のリストが表示されている「フィーチャー」パネルで、「次へ」をクリックします。

    注: HATS でサポートされるすべての言語および HATS フィーチャーは、インストール処理中にインストールされます。

    5. 追加または除去するフィーチャーがリストされている「フィーチャー(Features)」パネルで「次へ」をクリックします。