38
IBM Workload Automation バージョン 9 リリース 4 Application Lab ユーザーズ・ ガイド IBM

IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス

  • Upload
    others

  • View
    1

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス

IBM Workload Automationバージョン 9 リリース 4

Application Lab ユーザーズ・ガイド

IBM

Page 2: IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス
Page 3: IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス

IBM Workload Automationバージョン 9 リリース 4

Application Lab ユーザーズ・ガイド

IBM

Page 4: IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス

注記

本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、 1 ページの『特記事項』に記載されている情報をお読みください。

本書は、IBM Workload Scheduler (プログラム番号 5698-WSH) のバージョン 9 リリース 4 モディフィケーション・レベル 0、および新しい版で明記されていない限り、以降のすべてのリリースおよびモディフィケーションに適用されます。

お客様の環境によっては、資料中の円記号がバックスラッシュと表示されたり、バックスラッシュが円記号と表示されたりする場合があります。

本書は下記原典を翻訳したものです。

原典: IBM Workload AutomationVersion 9 Release 4Application Lab User's Guide

発行: 日本アイ・ビー・エム株式会社

担当: トランスレーション・サービス・センター

© Copyright IBM Corporation 1999, 2016. © Copyright HCL Technologies Limited 2016, 2017

Page 5: IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス

目次

概要 . . . . . . . . . . . . . . . . v

基本的な概念 . . . . . . . . . . . . vii

エンド・ユーザー・タスク . . . . . . . ix始めに . . . . . . . . . . . . . . . . ix

プロセスの作成 . . . . . . . . . . . . xクーロン・ジョブと Windows タスク・スケジューラー・ジョブのインポート . . . . . . . . x

Application Lab プロセスの管理 . . . . . . . xiiプロセスの実行 . . . . . . . . . . . . xiiiセルフサービス・カタログ でのプロセスの公開 xiiiワークロードの拡張 . . . . . . . . . . xiiiプロセスのモニター . . . . . . . . . . xiv

管理用タスク . . . . . . . . . . . . xviiデータベース接続の作成 . . . . . . . . . xviiiエンジン接続の構成 . . . . . . . . . . . xixセキュリティー・ファイル内でのユーザーへの許可の付与 . . . . . . . . . . . . . . . . xx

ユーザー用のアクセス URL の生成 . . . . . . xxiiUI ラベルのパーソナライズ . . . . . . . . xxiii

Application Lab の問題のトラブルシューティング . . . . . . . . . . . . . xxvApplication Lab での作業時の DB2 との通信障害 xxvエンジン接続が機能しない . . . . . . . . . xxvApplication Lab のトレースの活動化および非活動化 . . . . . . . . . . . . . . . . . xxv

トレースの活動化 . . . . . . . . . . . xxvトレースの非活動化. . . . . . . . . . xxvii

特記事項 . . . . . . . . . . . . . . . 1商標 . . . . . . . . . . . . . . . . . 3製品資料に関するご使用条件 . . . . . . . . . 3

索引 . . . . . . . . . . . . . . . . 5

iii

||

||

|||||||||||||||||

|||||||

|

|||||||||||||

Page 6: IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス

iv IBM Workload Automation: Application Lab ユーザーズ・ガイド

Page 7: IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス

概要

Application Lab を使用して、特定のビジネス・ニーズに対処する一連のシンプルなビジネス・プロセスを作成、実行、およびモニターします。

これは、ワークロードの処理において制御と自律性は求められるが、複雑なワークロード自動化の概念への対応は求められていないユーザーに特化したインターフェースです。使いやすいインターフェースにより、ビジネスの価値をより早く引き出すことができます。

組織には、複雑なワークロードを自動化する IT 専門家のチームがある場合もあります。しかし、ある種の個人または個人のグループにとっては、各自の個人ビジネス・タスクを自動化するための使いやすいツールがあると、役立つことがあります。このような個人としては、アプリケーション開発者が考えられます。アプリケーション開発者が Application Lab を使用して独自のステップのシーケンス (プロセス) を開発してから、プロセスを自動化するかまたは必要に応じてオンデマンドで実行するかを選択できるように、管理者はセットアップの支援を行います。

Application Lab を使用して、多数のビジネス・タスクを達成できます。ステップで一連のビジネス・タスクを実行可能な、任意の数のステップを実行するプロセスを作成します。ステップで、以下のようなシンプルな操作を実行できます。

v FTP、SSH、またはその他のプロトコルを使用して、サーバーとの間でファイルを転送する

v IBM® i システムでコマンドを実行する

v ローカルまたはリモートで、プログラムまたはスクリプトを実行する

v Web サービスを呼び出す

v Java™ クラスを実行する

v 同じネットワーク内の Java アプリケーションが JMS 宛先との間でメッセージを送受信できるようにする

v 照会、SQL ステートメント、およびその他のアクションをデータベースで実行する

外部アプリケーションと統合することで、以下のような、より複雑な操作も実行できます。

v IBM Cognos® を使用して、洞察に満ちたビジネス・レポートの収集、分析、編成を行う

v IBM InfoSphere® DataStage® を使用して、複数のデータ・ソースからオンデマンドで膨大な量のデータを統合する

v SAP Process Integration 通信チャネルを制御する

v Open Services for Lifecycle Collaboration (OSLC) プロバイダーを呼び出して、自動化リソースおよびプロビジョニング・リソースを管理する

v IBM SmartCloud Provisioning と統合してオンデマンド・ネットワーク環境を構築する

v

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

Page 8: IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス

v Sterling Connect: Direct プログラムを実行して、1 つ以上のファイルを 1 次ノードから 2 次ノードに転送する

v WebSphere® MQ メッセージ交換に基づいて、異なる分散環境で異なるタイミングで実行される複数のアプリケーション間の通信を可能にする

v Salesforce バッチ APEX クラスを実行する

v Oracle E-Business アプリケーションおよび Oracle PeopleSoft アプリケーションを含む ERP ワークフローを自動化する

v SAP BusinessObjects Business Intelligence レポートを実行する

v BigInsights for Hadoop のワークブックおよびアプリケーションを実行することで、新しいタイプの情報を社内で検索できます。

v JSR 352 Java Batch アプリケーションをスケジュールし、それらのアプリケーションをより複雑なワークフローに統合することで、モニター機能および再始動機能が使用できるようになります。

v MQTT メッセージ・ブローカーに接続された IoT (モノのインターネット) デバイスを管理します。

v Apache Oozie と統合することで、Oozie ワークフローおよび Hadoop ジョブ(MapReduce、Hive、Pig、Sqoop など) の実行を簡素化し、管理します。

v IBM Cloudant データベースで、その文書または添付ファイルに対してアクションを実行します。

アプリケーション開発者がプロセスを素早く作成できる方法は、もう 1 つあります。それは、既存のクーロン・ジョブまたは Windows タスク・スケジューラー・ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られるメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のスケジューラーを保守する負担がなくなります。IBM Workload Automation プロセスは、ホスト依存ではなく、複数のワークステーション上で実行およびモニターできます。

プロセスの一部として実行するステップを定義するだけでなく、オンデマンドでプロセスを実行するか、または日次、週次、月次、3 日ごとあるいは非営業日のみに実行するようにプロセスをスケジュールするかの決定も行います。特定のイベントが発生したときに実行するようにすることもできます。プロセスをいつ実行するかを決定するトリガーを定義します。どんなスケジュールでプロセスを実行する場合でも、プロセスを セルフサービス・カタログ に公開することを選択することもできます。プロセスがサービスにマップされ、必要に応じてモバイル・デバイスからサービスの実行を手軽に実行依頼できます。

このインターフェースには、コンテキスト・ベースのユーザー支援機能が組み込まれています。これにより、タスクの複雑さが軽減し、ユーザーが他の資料の参照を必要とせずにタスクを実行できるようになります。

外部アプリケーションと統合するために、いくつかの前提条件ステップを実行しなければならない場合があります。前提条件ステップについて詳しくは、ユーザー・インターフェースを参照してください。知識を深めるには、「Dynamic WorkloadConsole ユーザーズ・ガイド」のジョブ定義の作成に関するセクションを参照してください。

vi IBM Workload Automation: Application Lab ユーザーズ・ガイド

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

Page 9: IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス

基本的な概念

Application Lab を使用する際には、基本的な概念について少し理解しておく必要があります。

Application Lab を使用して、分散環境内で、特定のニーズに対処する一連のシンプルなビジネス・プロセスを作成、実行、スケジュール、およびモニターできます。

プロセスは一連のステップであり、その中で各ステップが、照会の実行やメッセージ・キューへのメッセージの送付などの、特定のアクションを実行します。プロセスは、1 つ以上のトリガーを使用して、オンデマンドで実行したり、スケジュールされた時刻どおりに実行したり、あるいは特定のイベントに基づいて実行したりというように、さまざまな方法で実行できます。

作成したプロセスは、プロセス・ライブラリー内でカテゴリー別に整理できます。プロセスは、非常に汎用的であり、「エージェント」セクション内にリストされた任意のエージェント・ワークステーション上で実行できます。エージェント・ワークステーションは動的エージェント・ワークステーションであり、プロセス内の各個別ステップはそれぞれ異なるエージェント上で実行できます。それらのエージェントがそれぞれ異なるオペレーティング・システムを実行していてもかまいません。

vii

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

Page 10: IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス

viii IBM Workload Automation: Application Lab ユーザーズ・ガイド

Page 11: IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス

エンド・ユーザー・タスク

エンド・ユーザー・タスクとは、Application Lab 内でプロセスを作成および処理するために必要なアクティビティーです。

Application Lab を使用して、一連のシンプルなビジネス・プロセスを作成、実行、およびモニターします。プロセスを作成し、プロセスの一部として実行するステップを定義するだけでなく、プロセスをいつ実行するかを決定することもできます。プロセスを Self-Service Catalog に公開し、モバイル・デバイスからプロセスの実行を実行依頼することもできます。

始めにApplication Lab へのアクセスは、環境内の任意のコンピューターから、サポートされるいずれかの Web ブラウザーを使用して、セキュア HTTPS プロトコルを介して行うことができます。本書は英語版を翻訳したものです。

Application Lab にログインするには、管理者によって提供された URL を使用します。Dynamic Workload Console 資格情報でログインします。

Application Lab には、Single Entry Point ページからアクセスすることもできます。「ユーザーズ・ガイドおよびリファレンス」で使用可能な製品ユーザー・インターフェースに関するトピックを参照してください。タブレットを使用してログインすることもできます。ポップアップをブロックする機能が使用不可になっていることを確認してください。

Application Lab にログインすると、ホーム・ページが表示されます。

このホーム・ページは、以下の 3 つの主要なセクションに分かれています。

プロセス・ライブラリー自動化プロセスがカテゴリー別に整理して保管されます。

ix

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

Page 12: IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス

エージェントApplication Lab に接続されたエージェントのリストが含まれます。

プロセス状況の概要実行中のプロセス、または選択された時間フレーム内で以前に実行されたプロセスの概要です。

新規プロセスを作成するか、crontab ファイルまたは Windows タスク・スケジューラー・タスクをインポートすることにより、作業を開始します。

新規プロセス作成についての対話式の概要を参照するには、ページの右上隅にある疑問符をクリックして、チュートリアルを開始します。

プロセスの作成Application Lab での作業を開始するには、プロセスを作成する必要があります。

Application Lab 環境内で新規プロセスを作成するには、以下のステップを実行します。

1. Application Lab のメイン・ウィンドウで、プロセス・ライブラリーからライブラリーを選択し、ライブラリー・ツールバーにある「新規」アイコンをクリックします。

2. 「一般」タブで、作成するプロセスの属性を指定します。

3. オプションで、「トリガー」タブをクリックし、「新規」を選択して、プロセスを自動的に実行する条件を定義します。

4. オプションで、「変数」タブをクリックし、「新規」を選択して、変数を作成します。変数は、「ステップ」パネルまたは Self-Service Catalog のいずれかで使用できます。変数の作成は必須ではありませんが、同じ定義を他のステップで再使用するために、変数を定義することをお勧めします。

5. 「ステップ」タブをクリックし、「新規」を選択して、プロセスの実行内容を一連のシンプルなステップとして指定します。実行されるステップ、ステップのプロパティー、およびステップが実行されるシステムを選択します。variable_nameを使用して「変数」タブでプロセスに対して定義した変数を参照します。プロセスは自動的に保存されます。

これで、プロセスを管理、スケジュール、およびモニターできます。

クーロン・ジョブと Windows タスク・スケジューラー・ジョブのインポート

すべてのビジネス・タスクを単一の制御ポイントから制御して、複数のスケジューラーの使用に関わるリスクと時間を減らします。

これと同じ手順を使用して、以前にエクスポートされた Application Lab プロセスをインポートできます。

IBM Workload Scheduler の強力なスケジューリング機能を利用するために、クーロン・ジョブまたは Windows タスク・スケジューラー・ジョブを WorkloadAutomation 内にインポートします。シンプルで直感的な Application Lab ユーザー・インターフェースを使用して、crontab ファイルまたは Windows タスク・ス

x IBM Workload Automation: Application Lab ユーザーズ・ガイド

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

Page 13: IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス

ケジューラー・ジョブを読み取り、それらをプロセスに変換することができます。それらのプロセスは、元のジョブと同じ仕様でプロセス・ライブラリーに追加されます。次に、それらのプロセスを、他のすべてのビジネス・プロセスと共に変更、スケジュール、およびモニターしたり、1 つの包括的なビジネス・プロセスとして統合したりできます。

IBM Workload Scheduler 環境内でクーロン・ジョブと Windows タスク・スケジューラー・ジョブを管理するには、以下のステップを実行します。

1. Application Lab のメイン・ウィンドウで、プロセス・ライブラリー・ツールバーにある下矢印をクリックし、「インポート」を選択します。

2. プロセス・ライブラリー内でデータのインポート先にするフォルダーを選択します。

3. クーロン・ジョブまたは Windows タスク・スケジューラー・ジョブを参照して選択し、「アップロード」をクリックします。

4. Application Lab がファイル・タイプを識別し、それに応じてウィザードが変更されます。

クーロン・ファイルクーロン・ファイル内で指定されたコマンドを実行するユーザーを選択します。以下のいずれかを選択できます。

ファイル内に指定コマンドを実行するユーザーは、クーロン・ファイル内で定義されます。これはデフォルト値です。

指定 コマンドを実行するユーザーを指定することを選択します。

ファイル内の各コマンドに対して 1 つのプロセスが作成されます。各プロセスは、クーロン・ファイル内の定義に従って、他のプロセスから独立して実行されるようにスケジュールされます。各プロセスについて、エージェントを指定できます。エージェントはプロセスの実行場所、およびルールのインポート先となります。

Windows タスク・スケジューラー・ファイルプロセスの実行場所にするエージェントを指定します。ファイル内のすべてのコマンドに対して単一のプロセスが作成され、コマンドはプロセス内にステップとして挿入されます。

以前にエクスポートされた Application Lab プロセスプロセスの実行場所にするエージェントを指定します。

5. 「インポート」をクリックします。これで、スケジューラー・ファイルがインポートされ、Application Lab で使用可能になります。

これで、Application Lab 内の他のすべてのプロセスと同様に、クーロン・ジョブまたは Windows タスク・スケジューラー・ジョブを管理、スケジュール、およびモニターできます。

制限クーロン・ジョブまたは Windows タスク・スケジューラー・ジョブのインポートに適用される、いくつかの制限があります。

クーロン

エンド・ユーザー・タスク xi

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

||

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

Page 14: IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス

v 2 番目と3 番目のフィールドに対してのみコンマを使用できます。フィールドは、それぞれ時間と月内の日付を示します。その他のすべてのフィールドでは、ダッシュ (-) を使用して範囲を示す必要があります。例えば、1 から 5 までの範囲を指定する場合は、「1-5」と指定しなければなりません。次の例を考えてみます。ジョブを毎月 30 日の 12:30 AMから 12:35 AM までと 12:30 PM から 12:35 PM までの間、1 分に 1回実行する必要があることを指定します。

30-35 0,12 30 * *

v 範囲タイプの構文は、このルールの最後から 2 番目のフィールドではサポートされていません。

v このルールの最後のフィールドは、3 番目 と 4 番目のフィールドの両方に * を設定する場合のみ、0 (または 7) から 6 までの値を使用できます。それ以外の場合はすべて、最後のフィールドの値は * でなければなりません。 0 と 7 の値は両方とも日曜日を示し、同じ意味で使用可能です。

Windows タスク・スケジューラー

「全般」タブ以下のフィールドおよびオプションはサポートされないか、または部分的にサポートされます。

v ユーザーがログオンしているときのみ実行する

v ユーザーがログオンしているかどうかにかかわらず実行する

v 最上位の特権で実行する

v 表示しない

v 構成

「トリガー」タブトリガーはスケジュールに基づいている場合にのみサポートされます。関連する拡張設定はサポートされていません。タスクの実行頻度の指定はサポートされていません。

「操作」タブ「プログラムの開始」操作のみがサポートされます。

「条件」タブこのタブはサポートされません。

「設定」タブ「タスクが既に実行中の場合に適用される規則」の選択のみがサポートされます。さらに、その選択において「既存のインスタンスの停止」オプションはサポートされません。

Application Lab プロセスの管理Application Lab を使用して、プロセスを管理します。プロセスを作成した後で、ビジネス・ニーズに応じて、以下のアクションを実行できます。

v プロセスを即時に実行します。

v プロセスをオンデマンドで実行するために、プロセスを セルフサービス・カタログ に公開します。

xii IBM Workload Automation: Application Lab ユーザーズ・ガイド

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

Page 15: IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス

v プロセスをより複雑なスケジューリング条件で実行するために、ワークロードをDynamic Workload Console に移動します。

次に、Application Lab からプロセスをモニターできます。

プロセスを管理する方法については、以下のセクションの説明を参照してください。

プロセスの実行プロセスの実行をスケジュールするだけでなく、プロセスを即時に実行することもできます。

実行するプロセスをライブラリー・セクション内で選択し、「使用可能」をクリックして、「今すぐ実行」をクリックします。プロセスの実行が実行依頼されます。

「プロセス状況の概要」セクションまたはプロセスの「ヒストリー」タブでプロセス状況をモニターします。プロセスのモニターについて詳しくは、 xiv ページの『プロセスのモニター』を参照してください。

セルフサービス・カタログ でのプロセスの公開セルフサービス・カタログ は、日常的なビジネス・タスクを自動化し、それらをモバイル・デバイスから実行するためのソリューションです。Application Lab を使用して作成したプロセスを セルフサービス・カタログ に公開し、モバイル・デバイスからこのインターフェースを使用して、必要に応じてプロセスを実行することができます。セルフサービス・カタログ 内でプロセスがサービスにマップされ、サービスを実行依頼するだけでプロセスを実行依頼できます。

セルフサービス・カタログ について詳しくは、Mobile Applications ユーザーズ・ガイドを参照してください。

ワークロードの拡張

Application Lab は、ビジネスの効率性を、ワークロード・オートメーションという複雑な概念を単純化する使いやすいインターフェースと組み合わせて実現しています。

ただし、ワークロードがより複雑になり、柔軟性と制御をさらに必要とする場合は、ワークロードを Dynamic Workload Console にシームレスに移動することができます。 Dynamic Workload Console は、IBM Workload Automation の全体的なスケジューリング環境のための、高速で強力で使いやすい操作制御インターフェースです。Dynamic Workload Console を使用して、自動化ワークフローの定義、編集、モニターを行うことができます。Dynamic Workload Console では、プロセスは「ジョブ・ストリーム」という名前になり、ステップは「ジョブ」という名前になります。

Dynamic Workload Console を使用すると、以下の利点が得られます。

エンド・ユーザー・タスク xiii

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

Page 16: IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス

並列フロー1 つのジョブ・ストリームに属するジョブは並列モードで実行することができます。ジョブ間の条件や依存関係を使用して、ワークフローを作成することができます。

再使用ジョブを定義すると、そのジョブのオプションがジョブ定義に保存されます。保存されたオプションは、他の複数のフローで再使用することができます。

柔軟性ジョブ・ストリーム内の各ジョブについて、複数の依存関係や条件を設定することができます。例えば、他のジョブが正常に完了した場合や特定のファイルが作成された場合に特定のジョブの実行をトリガーするなど、複雑な条件を設定することができます。

複数のスケジューリング・オプションジョブ・ストリームを実行する日を指定する実行サイクルを設定することにより、ジョブを実行するタイミングを計画することができます。例えば、明日、来週、来年、週末、毎月第 2 金曜日などの日が指定されます。

グラフィカル・ビューグラフィカル・ビューを使用して、ワークフローをグラフに表示することができます。このビューには、選択したジョブ・ストリームが表示されます。また、そのジョブ・ストリームに含まれているすべてのジョブと、そのジョブに関連する依存関係も表示されます。

ワークロードで、ジョブの間の依存関係を含めるなど、より複雑なオプションが必要な場合、Application Lab で作成されたプロセスを変更するための正しい方法は、プロセスを拡張することです。プロセスが拡張されなかった場合、DynamicWorkload Console 内で行われたすべての変更は、そのプロセスが ApplicationLab 内で使用可能になると上書きされます。

Dynamic Workload Console を使用してプロセスが拡張および変更されると、そのプロセスを Application Lab 内で変更することはできなくなります。ただし、Application Lab を使用してプロセスの成果をモニターすることは、引き続き可能です。Dynamic Workload Console 内で行われた変更は、即時に有効になります。

ワークロードを拡張するには、「マイ・プロセス (My processes)」パネルで対象のプロセスを右クリックし、「拡張」を選択します。ウィザードが表示されて、拡張プロセスを進めるよう指示されます。

Dynamic Workload Consoleの詳細については、「Dynamic Workload Console ユーザーズ・ガイド」を参照してください。

プロセスのモニターApplication Lab のホーム・ページの「プロセス状況の概要」セクションでは、現在実行されているすべてのプロセスまたは選択された時間フレーム内に以前に実行されたすべてのプロセスのビューを参照できます。このビューを使用して、プロセスの全体像を把握できます。

xiv IBM Workload Automation: Application Lab ユーザーズ・ガイド

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

Page 17: IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス

プロセスについてのより詳細な情報にドリルダウンするには、プロセス定義内の「ヒストリー」タブをクリックします。モニターするオカレンスを選択し、「詳細」をクリックして、詳細なステップ状況情報を確認します。

エンド・ユーザー・タスク xv

|

|

|

Page 18: IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス

xvi IBM Workload Automation: Application Lab ユーザーズ・ガイド

Page 19: IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス

管理用タスク

Application Lab で作業するために必要な管理用タスク

管理用タスクとは、ユーザーがApplication Labを作成および処理できるようにするために必要なアクティビティーです。

ユーザーは、単一の Dynamic Workload Console エンジンに接続されたシンプルなビジネス・プロセスを作成、スケジュール、実行、およびモニターできます。プロセスは、動的エージェント・ワークステーション上で実行されます。プロセスには任意の数のステップが含まれ、これらのステップによって完全なビジネス・プロセスが構成されます。プロセスが Application Lab ユーザー・インターフェースから保存されると、そのプロセスに対応するジョブ・ストリームが IBM WorkloadScheduler データベースに保存されます。このデータベースには、プロセス内で定義されたステップの数に対応する多数のジョブが保管されます。これらのオブジェクトには、管理者が Dynamic Workload Console からアクセスすることもできます。ジョブ・ストリームおよびジョブの名前には、管理者がセキュリティー・ファイル内で Application Lab へのアクセスを構成したときに定義した環境 ID がプレフィックスとして付けられます。そのため、管理者は、Application Lab 内でユーザーによって作成されたジョブ・ストリームおよびジョブを識別できます。Application Lab ユーザーがより高度なスケジューリング機能を必要とする場合、管理者は、Dynamic Workload Console 内で対応するジョブ・ストリームを変更しなければならないことがあります。

エンド・ユーザーの作業環境 ID を定義します。作業環境は、 xx ページの『セキュリティー・ファイル内でのユーザーへの許可の付与』で説明されているように、IBM Workload Scheduler セキュリティー・ファイル内で定義した 2 文字のプレフィックスによって識別されます。複数のユーザーが同じ作業環境にアクセスするため、各ユーザーに対して別個のプロセス・ライブラリーを作成する手法により、同じリソースへの並行アクセスを防止することをお勧めします。また、特定の作業環境のエージェントをインストールするときには、その作業環境で定義する<environment_id> プレフィックスと同じプレフィックスを使用して名前を付ける必要があることに注意してください。

Application Lab は、既存の Dynamic Workload Console に接続するシンプルで使いやすいグラフィカル・ユーザー・インターフェースです。このインターフェースは、共用されているかまたはシングル・サインオンで構成されている分散エンジン接続に接続します。ユーザーは、管理者が作成してユーザーに連絡した URL を通じて、Application Lab にアクセスします。

ユーザーが Application Lab でプロセスを作成して作業できるようにするために、管理者が介入して以下のタスクを実行する必要があります。

v xviii ページの『データベース接続の作成』.

v xix ページの『エンジン接続の構成』

v xx ページの『セキュリティー・ファイル内でのユーザーへの許可の付与』

v xxii ページの『ユーザー用のアクセス URL の生成』

xvii

Page 20: IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス

データベース接続の作成

このセクションでは、オプションで、db.properties ファイルを使用してApplication Lab データベースを構成する方法を説明します。サポートされるデータベースは以下のとおりです。

v Derby、組み込み版と非組み込み版 (クライアント/サーバーともいう) の両方の構成

v DB2

WebSphere Application Server 内に組み込まれた Derby データベースは、Application Lab に初めてアクセスしたときにデフォルトで作成されます。データベースを変更する場合は、db.properties ファイルを編集します。

例えば、IBM Workload Scheduler データベースを使用する場合は、DB2 に適した値を使用して、db.properties ファイル内のパラメーターを編集します。

構成ファイルは JazzSM install_dir¥profile¥registry¥SimpleUI にあります。

この例の db.properties ファイルには、デフォルト構成 (組み込み環境内の Derby)の設定が含まれています。

databasePath=./registry/SimpleUI/SIMPLEUI_DBprotocol=jdbc:derby:databaseUrl=localhost:1527driver=org.apache.derby.jdbc.EmbeddedDriveruseDataSource=falsedatasourceName=jdbc/TDWCcreateDatabase=trueuseAsEmbeddedConnection=trueuser=adminpassword=adminencryptedPassword=false

以下のように指定します。

databasePath

Derby データベース、組み込み版とクライアント/サーバーの両方の構成データベースのインストール・ディレクトリー。

DB2 データベース名。

protocolデータベースへの接続に使用されるプロトコル。サポートされる値は以下のとおりです。

Derby データベース、組み込み版とクライアント/サーバーの両方の構成jdbc:derby:

DB2 jdbc:db2:

databaseUrlデータベースに接続するための URL およびポート。デフォルト値はlocalhost:1527 です。この値は、Derby データベース (組み込み版とクライアント/サーバーの両方の構成) に適用されます。

driver データベース・ドライバー。

xviii IBM Workload Automation: Application Lab ユーザーズ・ガイド

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|||||||||||

|

|

|

|

||

|

|

|

|

|

||

|

|

|

|

||

Page 21: IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス

組み込み版構成内の Derby データベースorg.apache.derby.jdbc.EmbeddedDriver

クライアント/サーバー構成内の Derby データベースorg.apache.derby.jdbc.ClientDriver

DB2 com.ibm.db2.jcc.DB2Driver

useDataSourceDynamic Workload Console 用に構成されたローカル・データ・ソースを使用するかどうかを指定します。サポートされる値は、true と false です。デフォルト値は false です。

datasourceName使用するデータ・ソースの名前。useDataSource を true に設定した場合は、この値を指定します。

createDatabaseこのパラメーターは、Derby のみに適用されます。DB2 データベースを使用する場合は、そのデータベースを事前に作成する必要があります。データベースを作成するかどうかを指定します。サポートされる値は、true とfalse です。デフォルト値は true です。この値を true に設定すると、Application Lab に初めてアクセスしたときに Derby 組み込み版データベースが作成されます。

useAsEmbeddedConnectionDerby Embedded の構成を使用するかどうかを指定します。サポートされる値は、true と false です。デフォルト値は true です。

Derby クライアント/サーバー構成を使用する場合は、この値を false に設定し、driver パラメーターを org.apache.derby.jdbc.ClientDriver に設定します。

DB2 構成を使用する場合は、この値を false に設定し、driver パラメーターを com.ibm.db2.jcc.DB2Driver に設定します。

user データベース・ユーザー。

passwordデータベース・ユーザーのパスワード。

encryptedPasswordデータベース・ユーザー・パスワードを暗号化するかどうかを指定します。

エンジン接続の構成Application Lab に対する分散エンジン接続を定義するか、既存の接続を使用します。

Application Lab は、このエンジン接続を通じて、既存の Dynamic WorkloadConsole に接続します。新規エンジン接続を作成するか、既存の定義を使用することができます。Application Lab ユーザーが Application Lab にサインインするときにエンジンへの自動接続を許可するには、アクセスするすべての ApplicationLab ユーザーと、エンジンの接続自体だけでなく、エンジンの資格情報も共用する

管理用タスク xix

|

|

|

|

||

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

||

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

Page 22: IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス

ようにします。Dynamic Workload Console がシングル・サインオンで構成されている場合、ユーザー ID とパスワードは必要ありません。

シングル・サインオンを使用するための Dynamic Workload Console の構成については、「IBM Workload Scheduler 管理ガイド」の Dynamic Workload Consoleの構成に関するセクションを参照してください。

1. ナビゲーション・ツールバーから、「システム構成」 > 「エンジンの管理」をクリックします。

2. 「新規」をクリックします。

3. 「エンジン名」に、作成する接続の名前を入力します。

4. 「エンジン・タイプ」で、「分散」を選択します。

5. 「ホスト名」に、IBM Workload Scheduler エンジンがインストールされているコンピューターのホスト名または TCP/IP アドレスを入力します。デフォルトは localhost です。

6. 「ポート番号」は、デフォルト値のままにします。

7. 「接続資格情報」セクションに、エンジンへの接続を確立するために必要なユーザー ID とパスワードを入力します。Dynamic Workload Console がシングル・サインオンで構成されている場合は、これらのフィールドをブランクのままにすることができます。

8. 「資格情報の共有」を選択して、Application Lab のユーザーとエンジン接続を共用します。

9. 「OK」をクリックして、接続を保存します。

10. テーブル内の新規エンジン接続を選択し、「共用」をクリックして、エンジンを共用します。

これで、Application Lab にアクセスする必要があるユーザー用のアクセス URLを生成するために必要な新規エンジン接続が定義されました。

作成したエンジン接続情報を使用してユーザー用のアクセス URL を定義するには、 xxii ページの『ユーザー用のアクセス URL の生成』を参照してください。

セキュリティー・ファイル内でのユーザーへの許可の付与Application Lab ユーザーに割り当てられた作業環境 ID を使用して、セキュリティー・ファイルを更新します。

ユーザーが Application Lab にアクセスできるようにするには、IBM WorkloadScheduler セキュリティー・ファイル内で、ユーザーに各自の作業環境への許可を付与する必要があります。

セキュリティー・ファイル内で、作成する各作業環境の項目を定義します。作業環境 ID は、ZZ シーケンスを除く任意の 2 文字のプレフィックスによって識別されます。

セキュリティー・ファイル内のユーザー・セクションの 1 行のみを編集できます。次の行を置き換えます。

LOB NAME=@ ACCESS=USE

xx IBM Workload Automation: Application Lab ユーザーズ・ガイド

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

Page 23: IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス

これを以下の行に置き換えます。

LOB NAME=<environment_id> ACCESS=USE

このオプションを指定すると、ユーザーが Application Lab からアクセスできるのは、<environment_id> プレフィックスによって識別されるオブジェクトのみになります。

別の方法として、次の例で説明するように、ユーザー・セクション全体を編集できます。これは、推奨される手順です。ユーザー・セクション全体を編集することで、ユーザーが IBM Workload Scheduler のすべてのインターフェース (DynamicWorkload Console、ワークロード・エディター、ApplicationLab、conman、composer など) からアクセスできるのは、<environment_id> プレフィックスによって識別されるオブジェクトのみになります。

この例では、tws_user は、<environment_id> プレフィックスが付けられたオブジェクトでのみ作業できます。また、エージェントをインストールするときには、セキュリティー・ファイル内で使用する予定の <environment_id> プレフィックスと同じプレフィックスを使用して名前を付ける必要があることに注意してください。USER MAESTROCPU=@+LOGON=<tws_user>BEGINUSEROBJ CPU=<environment_id>@ ACCESS=ADD,DELETE,DISPLAY,MODIFY,USE,ALTPASS,LIST,UNLOCKJOB CPU=<environment_id>@ ACCESS=ADD,ADDDEP,ALTPRI,CANCEL,CONFIRM,DELDEP,DELETE,DISPLAY,KILL,MODIFY,RELEASE,REPLY,RERUN,SUBMIT,USE,LIST,UNLOCK,SUBMITDB,RUNSCHEDULE CPU=<environment_id>@ ACCESS=ADD,ADDDEP,ALTPRI,CANCEL,DELDEP,DELETE,DISPLAY,LIMIT,MODIFY,RELEASE,REPLY,SUBMIT,LIST,UNLOCKRESOURCE CPU=<environment_id>@ ACCESS=ADD,DELETE,DISPLAY,MODIFY,RESOURCE,USE,LIST,UNLOCKPROMPT NAME=<environment_id>@ ACCESS=ADD,DELETE,DISPLAY,MODIFY,REPLY,USE,LIST,UNLOCKFILE NAME=<environment_id>@ ACCESS=BUILD,DELETE,DISPLAY,MODIFY,UNLOCKCPU CPU=<environment_id>@ ACCESS=ADD,CONSOLE,DELETE,DISPLAY,FENCE,LIMIT,LINK,MODIFY,SHUTDOWN,START,STOP,UNLINK,LIST,UNLOCK,RUN,RESETFTA,MANAGEPARAMETER CPU=<environment_id>@ ACCESS=ADD,DELETE,DISPLAY,MODIFY,LIST,UNLOCKCALENDAR NAME=<environment_id>@ ACCESS=ADD,DELETE,DISPLAY,MODIFY,USE,LIST,UNLOCKREPORT NAME=<environment_id>@ ACCESS=DISPLAYEVENTRULE NAME=<environment_id>@ ACCESS=ADD,DELETE,DISPLAY,MODIFY,LIST,UNLOCKACTION PROVIDER=<environment_id>@ ACCESS=DISPLAY,SUBMIT,USE,LISTEVENT PROVIDER=<environment_id>@ ACCESS=USEVARTABLE NAME=<environment_id>@ ACCESS=ADD,DELETE,DISPLAY,MODIFY,USE,LIST,UNLOCKWKLDAPPL NAME=<environment_id>@ ACCESS=ADD,DELETE,DISPLAY,MODIFY,LIST,UNLOCKRUNCYGRP NAME=<environment_id>@ ACCESS=ADD,DELETE,DISPLAY,MODIFY,USE,LIST,UNLOCKLOB NAME=<environment_id> ACCESS=USEEND

セキュリティー・ファイルを変更するには、以下のステップを実行します。

1. dumpsec および makesec コマンドの必須 の実行場所である TWA_home/TWS ディレクトリーにナビゲートします。

2. dumpsec コマンドを実行し、現在のセキュリティー・ファイルを暗号化解除して編集可能構成ファイルにします。

3. 編集可能セキュリティー構成ファイルの内容を変更します。

4. 開いている conman ユーザー・インターフェースがあれば、exit コマンドを使用して閉じます。

5. Windows オペレーティング・システムを実行しているシステム上にコネクターがあれば、すべて停止します。

6. makesec コマンドを実行してセキュリティー・ファイルを暗号化し、変更を適用します。

7. ローカル・セキュリティーを使用している場合、ファイルはそれが更新されたワークステーション上で即時に使用可能になります。

セキュリティー・ファイルについて詳しくは、「管理ガイド」でユーザー許可とセキュリティー・ファイルの構成に関するセクションを参照してください。

管理用タスク xxi

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

||||||||||||||||||||||||

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

Page 24: IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス

ユーザー用のアクセス URL の生成管理者は、各ユーザーが Application Lab にアクセスするための URL を生成する必要があります。

アプリケーション開発者に、Application Lab で作業するためのアクセス権限を付与する必要があります。これには、セキュリティー・ファイル内での許可の付与に加えて、個人作業環境 ID の作成も含まれます。この ID は、アプリケーション開発者が作業できる Application Lab 環境およびアプリケーション開発者によって作成されるすべてのオブジェクトの両方を識別します。ジョブやジョブ・ストリームなどのオブジェクトは、アプリケーション開発者によって作成されるプロセスに対応します。これらのオブジェクトには、環境 ID がプレフィックスとして付けられるため、管理者はオブジェクトを容易に識別できます。

ユーザーが Application Lab にアクセスするために使用される URL を作成するには、事前にデータベース接続を定義し、エンジン接続を作成および共用し、セキュリティー・ファイルに対して必要な変更 (作業環境 ID の定義を含む) を行ってください。

定義した環境 ID は、Application Lab の複数のユーザーによって使用できます。複数のユーザーが同じ環境を使用して、各自のプロセスを作成およびスケジュールできます。各ユーザーは、自分専用の個人プロセス・ライブラリーを作成して、各自のプロセスを他のユーザーのプロセスとは別個に保管できます。複数のユーザーに同じ Application Lab 環境へのアクセス権限を提供するには、以下のステップを実行します。

1. ユーザーが Application Lab にアクセスするために入力するベース URL をカスタマイズします。ユーザーが Application Lab にアクセスするために入力するベース URL は、以下のように構成されています。

https://host_name:port_number/ibm/TWSWebUI/Simple/index.jsp?skipTutorial=true&engineName=engine_name&engineOwner=engine_owner&tenantId=environment_id

ここで、各項目は以下のとおりです。

host_nameDynamic Workload Console をホストしているコンピューターのホスト名。

port_numberDynamic Workload Console をホストしているコンピューターのポート番号。

engine_nameApplication Lab に接続するときに Application Lab のユーザーが使用できるように作成および共用されたエンジン接続の名前。

engine_ownerDynamic Workload Console 上でエンジン接続を作成し、それを他のユーザーと共用したユーザーのユーザー名。

environment_idセキュリティー・ファイル内で定義および入力された個人作業環境 IDプレフィックス。

xxii IBM Workload Automation: Application Lab ユーザーズ・ガイド

Page 25: IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス

例えば、作成したエンジンの名前が ItalyHR、エンジン所有者の名前がjsmith、Dynamic Workload Console のインストール先のコンピューターのホスト名が italyhr.myserver.com、環境 ID が PQ である場合、Application Labにアクセスするアプリケーション開発者に送信される URL は、以下のとおりです。

https:/italyhr.myserver.com:31117/ibm/TWSWebUI/Simple/index.jsp?skipTutorial=true&engineName=ItalyHR&engineOwner=jsmith&tenantId=PQ

2. 同じ Application Lab 環境で作業するすべてのユーザーにこの URL を連絡します。ベスト・プラクティスとして、各自のプロセス用に別個のプロセス・ライブラリーを定義するように指示します。これらのユーザーによって作成されるすべてのプロセスには、定義した環境 ID がプレフィックスとして付けられます。

これで、アプリケーション開発者は、Application Lab にアクセスし、ビジネス・プロセスの自動化を開始することができます。

UI ラベルのパーソナライズIBM Workload Scheduler は、ユーザー・インターフェース・ラベルをカスタマイズする機能を提供します。

この機能は、ビジネス・ユーザーが実行するタスクを、それぞれの業務に即したものになるようにするのに役立ちます。以下の UI の UI ラベルをパーソナライズできます。

v Application Lab

v セルフサービス・カタログ およびセルフサービス・ダッシュボード・モバイル・アプリケーション

UI ラベルは、プロパティー・ファイル whitelabelling.properties から変更できます。このファイルは、Labels という名前のサブフォルダー内に手動で作成する必要があります。このサブフォルダーも、ディレクトリー・パス<JazzSM_profile_dir>/registry 内に手動で作成する必要があります。

1. Labels という名前の新規サブディレクトリーを以下のパス内に作成します。

Windows の場合:C:¥Program Files¥IBM¥JazzSM¥profile¥registry

UNIX の場合:/opt/ibm/JazzSM/profile/registry

2. whitelabelling.properties という名前のテキスト・ファイルを Labels という名前のサブディレクトリー内に作成します。

3. whitelabelling.properties ファイルに以下のパラメーターを追加し、変更するラベルに値を割り当てます。

mobile.title=<value>ssc.title=<value>ssd.title=<value>applab.title=<value>applab.logo=<value>

ここで、<value> は以下のラベルに対応します。

管理用タスク xxiii

Page 26: IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス

Self-Service Catalog およびセルフサービス・ダッシュボード<value> を、現在のラベルに代わるテキストで置き換えます。

v mobile.title= <value> 定義された場合、このラベルは、「IBMWorkload Scheduler モバイル・アプリケーション」の代わりに表示されます。

v ssc.title=<value> 定義された場合、このラベルは、「Self-ServiceCatalog」を置き換えます。

v ssd.title=<value> 定義された場合、このラベルは、「セルフサービス・ダッシュボード」を置き換えます。

Application Lab<value> を、現在の値に代わるテキストまたはアイコンで置き換えます。

v applab.title=<value> 定義された場合、このラベルは、ブラウザーのタブ・タイトルおよび Application Lab のホーム・ページの左上隅に現在表示されている「Workload Automation」を置き換えます。

v applab.logo=<value> これはグラフィック・ファイルのファイル名です。定義された場合、このファイルは、Application Lab UI の右上隅に表示されている現在の IBM ロゴを置き換えます。このファイルを、Labels フォルダー内の logo という名前のサブフォルダーにコピーする必要があります。サイズは 60x30 ピクセルを超えてはなりません。例えば、IBM ロゴの代わりに自社の企業ロゴを表示するには、ファイル mycompanylogo.gif をパス JazzSM_profile_dir>/registry/Labels/logo にコピーします。

4. 変更内容を保存します。

xxiv IBM Workload Automation: Application Lab ユーザーズ・ガイド

Page 27: IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス

Application Lab の問題のトラブルシューティング

Application Lab の問題のトラブルシューティングの方法について説明します。

このセクションでは、Application Lab を使用中に発生する可能性がある問題について説明します。

Application Lab での作業時の DB2 との通信障害Application Lab から DB2® リポジトリーにアクセスしようとしているときに、通信障害メッセージを受け取ることがあります。

原因および解決方法:

この問題を解決するには、データベース・プロパティー・ファイル内で定義されたデータベース接続設定を参照してください。Application Lab 資料: xx ページの『セキュリティー・ファイル内でのユーザーへの許可の付与』を参照してください。

エンジン接続が機能しないエンジン接続を定義し、エンジン接続に入力された値が正しいことを確認します。接続エラー・メッセージが返されます。

原因および解決方法:

「IBM Workload Automation: Dynamic Workload Console ユーザーズ・ガイド」の接続問題のトラブルシューティングに関するセクションを参照してください。

Application Lab のトレースの活動化および非活動化Application Lab のトレースを活動化または非活動化する方法について説明します。

トレースの活動化このタスクは Application Lab のトレースを活動化します。

実行時に Application Lab のトレースを活動化するには、以下のステップを実行します。

1. Application Lab に、WebSphere Application Server の管理者としてログインします。

2. Application Lab のナビゲーション・ペインで、「設定」>「WebSphere 管理コンソール」を選択します。

3. 「WebSphere 管理コンソールの起動」をクリックします。

xxv

|

|

|

|

|

||

|

|

|

|

|

|

|

||

|

|

|

|

|

||

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

Page 28: IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス

4. ナビゲーション・ツリーで、「トラブルシューティング」>「ログおよびトレース」>「サーバー名」(例えば、「tdwcserver」) >「診断トレース」をクリックします。

5. 以下のオプションを選択します。

構成 サーバーを再始動した後に変更内容をトレース設定に適用する場合。

実行時サーバーを再始動せずに変更内容をトレース設定に適用する場合。

6. 「追加プロパティー」の下で「ログ詳細レベルの変更」をクリックします。

7. トレースを活動化する対象のパッケージを選択します。Application Lab のトレースについては、以下の選択を行います。

a. com.ibm.tws.* までスクロールダウンし、ツリーを展開します。

b. com.ibm.tws.simpleui.* および com.ibm.twa.simpleui.* をクリックします。

c. 「すべてのメッセージおよびトレース」を選択するか、「メッセージとトレースのレベル」をクリックし、必要なトレース・レベルを選択します。

d. 「OK」>「保存」をクリックします。

8. 必要な場合は、サーバーを停止してから始動します。

あるいは、以下のように Application Lab のトレースを活動化できます。

1. 以下の XML ファイルを編集します。

WebSphere Application Server 上にインストールされている場合:JazzSM_profile_dir/config/cells/JazzSMNode01Cell/nodes/JazzSMNode01/servers/server1/server.xml

ここで、JazzSM_profile_dir のデフォルト値は以下のとおりです。

Windows オペレーティング・システムの場合C:¥Program Files¥IBM¥JazzSM¥profile

UNIX オペレーティング・システムの場合/opt/IBM/JazzSM/profile

2. プロパティー startupTraceSpecification に割り当てられている値を変更します。変更前の値は、以下のとおりです。

com.ibm.tws.simpleui.*=info および com.ibm.twa.simpleui.*=info

変更後の値は、以下のとおりです。

com.ibm.tws.simpleui.*=all および com.ibm.twa.simpleui.*=all

3. 変更内容を保存します。

4. サーバーを停止してから始動します。

実行時にトレースを使用可能にすると、トレースは、以下のファイルに保管されます。

WebSphere Application Server 上にインストールされている場合:<JazzSM_profile_dir>/logs/twaserver<n>/trace.log (ここで、<n> は、NULL、1、2、など)

xxvi IBM Workload Automation: Application Lab ユーザーズ・ガイド

|

|

|

|

||

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|||

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

Page 29: IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス

トレースの非活動化このタスクは Application Lab のトレースを非活動化します。

以下に挙げる点以外は、トレースの活動化 ( xxv ページの『トレースの活動化』を参照) と同じ手順になります。

Integrated Solutions Console を使用したトレースの非活動化com.ibm.tws.simpleui.* または com.ibm.twa.simpleui.* を選択した場合は、「メッセージのみ」を選択します。

startupTraceSpecification 構成の編集によるトレースの非活動化プロパティー startupTraceSpecification に割り当てられている値を変更します。変更前の値は、以下のとおりです。

com.ibm.tws.simpleui.*=all および com.ibm.twa.simpleui.*=all

変更後の値は、以下のとおりです。

com.ibm.tws.simpleui.*=info および com.ibm.twa.simpleui.*=info

Application Labのトラブルシューティング xxvii

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

|

Page 30: IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス

xxviii IBM Workload Automation: Application Lab ユーザーズ・ガイド

Page 31: IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス

特記事項

本書は米国 IBM が提供する製品およびサービスについて作成したものです。この資料は、IBM から他の言語でも提供されている可能性があります。ただし、これを入手するには、本製品または当該言語版製品を所有している必要がある場合があります。

本書に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない場合があります。日本で利用可能な製品、サービス、および機能については、日本 IBMの営業担当員にお尋ねください。本書で IBM 製品、プログラム、またはサービスに言及していても、その IBM 製品、プログラム、またはサービスのみが使用可能であることを意味するものではありません。これらに代えて、IBM の知的所有権を侵害することのない、機能的に同等の製品、プログラム、またはサービスを使用することができます。ただし、IBM 以外の製品とプログラムの操作またはサービスの評価および検証は、お客様の責任で行っていただきます。

IBM は、本書に記載されている内容に関して特許権 (特許出願中のものを含む) を保有している場合があります。本書の提供は、お客様にこれらの特許権について実施権を許諾することを意味するものではありません。実施権についてのお問い合わせは、書面にて下記宛先にお送りください。

〒103-8510東京都中央区日本橋箱崎町19番21号日本アイ・ビー・エム株式会社法務・知的財産知的財産権ライセンス渉外

IBM およびその直接または間接の子会社は、本書を特定物として現存するままの状態で提供し、商品性の保証、特定目的適合性の保証および法律上の瑕疵担保責任を含むすべての明示もしくは黙示の保証責任を負わないものとします。国または地域によっては、法律の強行規定により、保証責任の制限が禁じられる場合、強行規定の制限を受けるものとします。

この情報には、技術的に不適切な記述や誤植を含む場合があります。本書は定期的に見直され、必要な変更は本書の次版に組み込まれます。 IBM は予告なしに、随時、この文書に記載されている製品またはプログラムに対して、改良または変更を行うことがあります。

本書において IBM 以外の Web サイトに言及している場合がありますが、便宜のため記載しただけであり、決してそれらの Web サイトを推奨するものではありません。それらの Web サイトにある資料は、この IBM 製品の資料の一部ではありません。それらの Web サイトは、お客様の責任でご使用ください。

1

Page 32: IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス

IBM は、お客様が提供するいかなる情報も、お客様に対してなんら義務も負うことのない、自ら適切と信ずる方法で、使用もしくは配布することができるものとします。

本プログラムのライセンス保持者で、(i) 独自に作成したプログラムとその他のプログラム (本プログラムを含む) との間での情報交換、および (ii) 交換された情報の相互利用を可能にすることを目的として、本プログラムに関する情報を必要とする方は、下記に連絡してください。

IBM Director of LicensingIBM CorporationNorth Castle Drive, MD-NC119Armonk, NY 10504-1785US

本プログラムに関する上記の情報は、適切な使用条件の下で使用することができますが、有償の場合もあります。

本書で説明されているライセンス・プログラムまたはその他のライセンス資料は、IBM 所定のプログラム契約の契約条項、IBM プログラムのご使用条件、またはそれと同等の条項に基づいて、IBM より提供されます。

本書に含まれるパフォーマンス・データは、特定の動作および環境条件下で得られたものです。実際の結果は、異なる可能性があります。

IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、もしくはその他の公に利用可能なソースから入手したものです。IBM は、それらの製品のテストは行っておりません。したがって、他社製品に関する実行性、互換性、またはその他の要求については確証できません。IBM 以外の製品の性能に関する質問は、それらの製品の供給者にお願いします。

本書はプランニング目的としてのみ記述されています。記述内容は製品が使用可能になる前に変更になる場合があります。

本書には、日常の業務処理で用いられるデータや報告書の例が含まれています。より具体性を与えるために、それらの例には、個人、企業、ブランド、あるいは製品などの名前が含まれている場合があります。これらの名称はすべて架空のものであり、名称や住所が類似する企業が実在しているとしても、それは偶然にすぎません。

著作権使用許諾:

本書には、様々なオペレーティング・プラットフォームでのプログラミング手法を例示するサンプル・アプリケーション・プログラムがソース言語で掲載されています。お客様は、サンプル・プログラムが書かれているオペレーティング・プラットフォームのアプリケーション・プログラミング・インターフェースに準拠したアプリケーション・プログラムの開発、使用、販売、配布を目的として、いかなる形式においても、IBM に対価を支払うことなくこれを複製し、改変し、配布することができます。このサンプル・プログラムは、あらゆる条件下における完全なテストを経ていません。従って IBM は、これらのサンプル・プログラムについて信頼性、利便性もしくは機能性があることをほのめかしたり、保証することはできません。

2 IBM Workload Automation: Application Lab ユーザーズ・ガイド

Page 33: IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス

これらのサンプル・プログラムは特定物として現存するままの状態で提供されるものであり、いかなる保証も提供されません。 IBM は、お客様の当該サンプル・プログラムの使用から生ずるいかなる損害に対しても一切の責任を負いません。

© (お客様の会社名) (西暦年).このコードの一部は、IBM Corp. のサンプル・プログラムから取られています。© Copyright IBM Corp. _年を入れる_.

商標IBM、IBM ロゴおよび ibm.com は、世界の多くの国で登録された InternationalBusiness Machines Corporation の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれ IBM または各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml をご覧ください。

Adobe、Adobe ロゴ、PostScript、PostScript ロゴは、Adobe SystemsIncorporated の米国およびその他の国における登録商標または商標です。

IT Infrastructure Library は AXELOS Limited の登録商標です。

Linear Tape-Open、LTO、LTO ロゴ、Ultrium および Ultrium ロゴは、HP、IBM Corp. および Quantum の米国およびその他の国における商標です。

インテル、Intel、Intel ロゴ、Intel Inside、Intel Inside ロゴ、Centrino、IntelCentrino ロゴ、Celeron、Xeon、Intel SpeedStep、Itanium、および Pentium は、Intel Corporation または子会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。

Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における登録商標です。

Microsoft、Windows、Windows NT および Windows ロゴは、MicrosoftCorporation の米国およびその他の国における商標です。

Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは Oracle やその関連会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。

Cell Broadband Engine は、Sony Computer Entertainment, Inc.の米国およびその他の国における商標であり、同社の許諾を受けて使用しています。

ITIL は AXELOS Limited の登録商標です。

UNIX は The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です。

製品資料に関するご使用条件これらの資料は、以下の条件に同意していただける場合に限りご使用いただけます。

特記事項 3

Page 34: IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス

適用可能性

IBM Web サイトの「ご利用条件」に加えて、以下のご使用条件が適用されます。

個人使用

これらの資料は、すべての著作権表示その他の所有権表示をしていただくことを条件に、非商業的な個人による使用目的に限り複製することができます。ただし、IBM の明示的な承諾をえずに、これらの資料またはその一部について、二次的著作物を作成したり、配布 (頒布、送信を含む) または表示 (上映を含む) することはできません。

商業的使用

これらの資料は、すべての著作権表示その他の所有権表示をしていただくことを条件に、お客様の企業内に限り、複製、配布、および表示することができます。ただし、IBM の明示的な承諾をえずにこれらの資料の二次的著作物を作成したり、お客様の企業外で資料またはその一部を複製、配布、または表示することはできません。

権利

ここで明示的に許可されているもの以外に、資料や資料内に含まれる情報、データ、ソフトウェア、またはその他の知的所有権に対するいかなる許可、ライセンス、または権利を明示的にも黙示的にも付与するものではありません。

資料の使用が IBM の利益を損なうと判断された場合や、上記の条件が適切に守られていないと判断された場合、IBM はいつでも自らの判断により、ここで与えた許可を撤回できるものとさせていただきます。

お客様がこの情報をダウンロード、輸出、または再輸出する際には、米国のすべての輸出入 関連法規を含む、すべての関連法規を遵守するものとします。

IBM は、これらの資料の内容についていかなる保証もしません。これらの資料は、特定物として現存するままの状態で提供され、商品性の保証、特定目的適合性の保証および法律上の瑕疵担保責任を含むすべての明示もしくは黙示の保証責任なしで提供されます。

4 IBM Workload Automation: Application Lab ユーザーズ・ガイド

Page 35: IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス

索引

日本語, 数字, 英字, 特殊文字の順に配列されています。なお, 濁音と半濁音は清音と同等に扱われています。

[ア行]エンジン接続

機能しない xxvApplication Lab xix

[カ行]カスタマイズ

ユーザー・インターフェース xxiii管理者

Application Lab xvii構成

Application Lab xviiApplication Lab エンジン接続 xix

[サ行]接続

機能しない xxvセルフサービス・カタログ xiiiセルフサービス・モバイル・アプリケーシ

ョン

ラベルのパーソナライズ xxiii

[タ行]トラブルシューティング xxvトリガー (trigger)

定義 viiトレース・ファイル

活動化 xxv

[ハ行]パーソナライズ

ユーザー・インターフェース xxiii始めに ixプロセス v, ix, xii, xiii, xiv

定義 viiプロセスの公開 xiiiプロセスの実行 xiiiプロセスのモニター xiv

[ヤ行]ユーザー・インターフェース

パーソナライズ xxiii

AApplication Lab v, ix, xiii, xiv

エンジン接続 xix機能しない xxv

管理 xii, xvii構成 xviiトラブルシューティング xxvラベルのパーソナライズ xxiiiDB2 との通信障害 xxv

Ccrontab インポート v

SSSC xiiistep

定義 vii

Wwhitelabelling xxiiiWindows タスク・スケジューラー v

5

Page 36: IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス

6 IBM Workload Automation: Application Lab ユーザーズ・ガイド

Page 37: IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス
Page 38: IBM Workload AutomationnApplication Lab UYEKCh...ジョブをインポートし、フル・セットの IBM Workload Automation 機能で得られ るメリットを利用して、ワークロード自動化の管理を改善することです。複数のス

IBM®

プログラム番号: 5698-WSH、5698-T08

Printed in Japan