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IBM Workload Automation バージョン 9 リリース 4 用語集 IBM

IBM Workload AutomationnpW...「 IBM Workload Scheduler: 計画およびインストール 」を参照。「 マスタ ー・ドメイン・マネージャー (master domain manager)

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IBM Workload Automationバージョン 9 リリース 4

用語集

IBM

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IBM Workload Automationバージョン 9 リリース 4

用語集

IBM

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注記

本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、 37 ページの『特記事項』に記載されている情報をお読みください。

本書は、IBM Workload Scheduler (プログラム番号 5698-WSH) のバージョン 9 リリース 4 モディフィケーション・レベル 0、および新しい版で明記されていない限り、以降のすべてのリリースおよびモディフィケーションに適用されます。

お客様の環境によっては、資料中の円記号がバックスラッシュと表示されたり、バックスラッシュが円記号と表示されたりする場合があります。

原典: IBM Workload AutomationVersion 9 Release 4Glossary

発行: 日本アイ・ビー・エム株式会社

担当: トランスレーション・サービス・センター

© Copyright IBM Corporation 1999, 2016. © Copyright HCL Technologies Limited 2016, 2017.

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用語集

IBM Workload Automation 製品の用語と定義を見つけるには、この用語集を使用してください。

次の相互参照方法を使用しています。

v 「を参照」は、ある用語から優先的に使用される同義語への参照、または頭字語/省略語から完全な形で定義されている用語への参照です。

v 「も参照」は、関連する用語または対比される用語への参照です。

他の IBM 製品の用語集を参照するには、www.ibm.com/software/globalization/terminology にアクセスしてください。

『A』 3 ページの『B』 4 ページの『C』 7 ページの『D』 10 ページの『E』 12 ページの『F』 14 ページの『G』 15 ページの『H』 15 ページの『I』 17 ページの『J』 19 ページの『L』 20 ページの『M』 22 ページの『N』 22 ページの『O』 24 ページの『P』 26 ページの『Q』 26 ページの『R』 28 ページの『S』 31 ページの『T』 32 ページの『U』 33 ページの『V』 33 ページの『W』 35 ページの『X』 35 ページの『Z』

Aアクセス方式 (access method)

拡張エージェントが他のオペレーティング・システム (z/OS® など) およびアプリケーション (Oracle アプリケーション、PeopleSoft、および SAPR/3 など) に接続し、それらにおいてジョブを制御するのに使用する実行可能ファイル。アクセス方式は、拡張エージェントのワークステーション定義で指定される。「拡張エージェント (extended agent)」も参照。

アクティブ・アプリケーション記述 (active application description)完了して、計画やスケジューリングに使用できる状態のアプリケーション記述。「保留アプリケーション記述 (pending application description)」も参照。

実際の継続時間 (actual duration)操作の開始から終了までの処理をするのに、ワークステーションで実際にかかった時間数、分数および秒数。

実際の開始時刻 (actual start time)IBM Workload Scheduler ジョブ・インスタンスまたはジョブ・ストリーム・インスタンスが実際に開始される時刻。以下の項目も参照。

v 最早開始時刻 (earliest start time)

v 最遅開始時刻 (latest start time)

v 計画された開始時刻 (planned start time)

v スケジュール済み時刻 (scheduled time)

1

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調整数量 (adjusted quantity)偏差を考慮に入れた、特殊リソースの現行数量。

拡張 ISPF パネル (advanced ISPF panel)アプリケーションおよび操作の状況を表すフィールドが色分けされており、AD および CP 操作をひと目で素早く確認できるスクロール可能なビューを提供するパネル・スタイル。メイン・メニューのアクション・メニューから実行する管理タスクを選択できます。計画で単一の AD をリストして参照するか、単一の操作をリストして参照できる。

AD アプリケーション記述 (application description)

随時ジョブ (ad hoc job)現行実動計画に挿入されるジョブ。これらのジョブはその計画に固有のものであり、データベースには保存されない。以下の項目も参照。

v データベース (database)

v 計画 (plan)

随時プロンプト依存関係 (ad hoc prompt dependency)ジョブまたはジョブ・ストリームのプロパティー内に定義される、そのジョブまたはジョブ・ストリームに固有のプロンプト依存関係。「プロンプト依存関係 (prompt dependency)」も参照。

エージェント (agent)コンピューターまたはコンピューター・パーティションでジョブを実行できるようにするインストール済みコンポーネント。ただし、そのコンピューターまたはコンピューター・パーティションも IBM Workload Scheduler データベース内でワークステーションとして定義されている場合に限る。エージェントは、標準エージェント、フォールト・トレラント・エージェント、拡張エージェント、またはネットワーク・エージェントであることが可能。また、特別に構成したエージェントは、ドメイン・マネージャーおよびマスター・ドメイン・マネージャーのバックアップとして使用することもできる。以下の項目も参照。

v バックアップ・ドメイン・マネージャー (backup domain manager)

v バックアップ・マスター・ドメイン・マネージャー (backup masterdomain manager)

v フォールト・トレラント・エージェント (fault-tolerant agent)

v ネットワーク・エージェント (network agent)

v 標準エージェント (standard agent)

v 拡張エージェント (extended agent)

全日周期期間 (all-days cyclic period)間隔を計算する際にすべての日をカウントする周期期間。

アプリケーション (application)給与計算あるいは財務諸表のプログラムの実行といった、具体的なユーザー・タスクを完結させる、測定可能でしかも制御可能な作業単位。アプリケーションを可能な限り分解した最小のエンティティーが操作である。一般に、いくつかの関連性のある操作によって 1 つのアプリケーションが構成される。

2 IBM Workload Automation: 用語集

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アプリケーション記述 (application description)アプリケーションのデータベース記述。

アプリケーション・グループ (application group)標準アプリケーションの実行サイクルおよびカレンダー情報、もしくはグループのメンバーとして定義されたジョブ記述を保持するアプリケーション記述のタイプ。

アプリケーション ID (application ID)アプリケーションの名前。(例えば、PAYROLL または DAILYJOBS。)

アプリケーションのバージョン (application version)「バージョン (version)」を参照。

監査 (audit)データベースおよび計画に加えられた変更をログに記録するプロセス。

自動イベント (automatic events)実行プログラムによって認識されるか、起動されるイベント。自動イベントは通常、トラッキング・プログラムによって生成されるが、ユーザー定義のプログラムによって作成することもできる。

自動保持/解放 (automatic hold/release)IBM Workload Scheduler for z/OS 外でサブミットされるジョブの制御に使用する機能。これによって、ジョブがサブミット時に保留状況にされた場合、適切な時に自動的に解放されるようにするかどうかを定義することができる。

自動ジョブおよび開始タスク・リカバリー (automatic job and started-taskrecovery)

IBM Workload Scheduler for z/OS で、エラー終了した操作の代替リカバリー方法をあらかじめ指定することのできる機能。

自動報告ワークステーション (automatic-reporting workstation)IBM Workload Scheduler for z/OS にリアルタイムでイベント (操作の開始と停止) を報告するワークステーション (たとえば、プロセッサーまたはプリンター)。

可用性 (availability)データの処理が必要なときに、システム (および IBM Workload Schedulerfor z/OS の場合は、アプリケーション) もしくはリソースが作動可能にある度合い。

Bバックアップ・ドメイン・マネージャー (backup domain manager)

ドメイン・マネージャーの責任を引き受けることができる分散 IBMWorkload Scheduler ネットワークのエージェント。フル状況、フォールト・トレラント・エージェントとしてインストールされる。以下の項目も参照。

v フォールト・トレラント・エージェント (fault-tolerant agent)

v フル状況 (full status)

v ドメイン・マネージャー (domain manager)

用語集 3

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バックアップ動的ドメイン・マネージャー (backup dynamic domain manager)分散ネットワークと z/OS IBM Workload Scheduler ネットワークで動的ドメイン・マネージャーの責任を引き受けることができるエージェント。

バックアップ・マスター・ドメイン・マネージャー (backup master domainmanager)

マスター・ドメイン・マネージャーの責任を引き受けることができる、分散IBM Workload Scheduler ネットワークのエージェント。フル状況、フォールト・トレラント・エージェントとしてインストールされる。以下の項目も参照。

v フォールト・トレラント・エージェント (fault-tolerant agent)

v フル状況 (full status)

v マスター・ドメイン・マネージャー (master domain manager)

バッチ・ローダー (batch loader)IBM Workload Scheduler for z/OS で、アプリケーション記述データベースおよび操作員指示データベースの情報を作成し更新する際に使用できるバッチ・プログラム。

batchman実動期間の開始時にワークステーションに配布される Symphony ファイルのコピーと直接相互作用してそのファイルを更新し、依存関係を解決する実動制御プロセス。 Symphony ファイルを更新できる唯一のプロセス。以下の項目も参照。

v プロセス (processes)

v 実動期間 (production period)

v Symphony ファイル (symphony file)

Cカレンダー (calendar)

スケジューリング日付のリスト。カレンダーはデータベース内に定義され、ほとんどの場合は実行サイクルに割り当てられる。カレンダーは、ジョブ・ストリームまたはジョブが実行可能な日付 (組み込み実行サイクルとともに使用する場合)、またはそれらを実行できない日付 (除外実行サイクルとともに使用する場合) のいずれかを識別するために使用できる。また、カレンダーは、ジョブ・ストリーム内で非就業日カレンダーとして使用するように指定することもできる。以下の項目も参照。

v 除外実行サイクル (exclusive run cycle)

v 組み込み実行サイクル (inclusive run cycle)

v 非就業日カレンダー (non-working days calendar)

処理能力 (capacity)指定された活動時間間隔内で使用できる、並列サーバーとワークステーション・リソースの実際の数。

処理能力の上限 (capacity ceiling)ワークステーションで同時に扱える操作の最大数。

4 IBM Workload Automation: 用語集

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持ち越し (carry forward)あるジョブ・ストリームが現行実動期間の終了前に完了しなかった場合は、最遅開始時刻に達するか、またはジョブが完了するまで、そのジョブ・ストリームを次の実動期間、さらにはそれ以降の実動期間に持ち越すことができる。「最遅開始時刻 (latest start time)」も参照。

カタログ (catalog)ファイルおよびライブラリーのディレクトリーで、それらの位置を示す情報が含まれる。カタログには、ファイルが保管されるデバイスのタイプ、パスワード、ブロック化因数など、その他の情報が含まれる場合がある。

休止ワークステーション (closed workstation)特定の時刻、日、もしくは期間の作業処理に使用できないワークステーション。

コマンド行クライアント (command-line client)IBM Workload Scheduler マスター・ドメイン・マネージャーがインストールされている任意のワークステーションから、選択した IBM WorkloadScheduler マスター・ドメイン・マネージャー・コマンドを実行するために使用するコンポーネント。マスター・ドメイン・マネージャーの一部であるコマンド行サーバーと TCP/IP を使用して通信する。コマンド行クライアントをマスター・ドメイン・マネージャー上にインストールする必要はないが、ネットワーク内のその他のノードへのインストールの場合には選択可能なオプションになっている。サポートされるコマンドの詳細については、「IBM Workload Scheduler: 計画およびインストール」を参照。「マスター・ドメイン・マネージャー (master domain manager)」も参照。

コマンド行サーバー (command-line server)「コマンド行クライアント (command line client)」を参照。

完了コード (completion code)IBM Workload Scheduler for z/OS で、操作の処理がワークステーションでどのように終了したかを表すシステム・コード。「エラー・コード」を参照。

composerデータベース内のスケジューリング・オブジェクトの定義を管理するためのコマンド行プログラム。「データベース (database)」も参照。

コンピューター・ワークステーション (computer workstation)ジョブおよび開始タスク操作の z/OS 処理を実行し、通常は IBMWorkload Scheduler for z/OS に状況を自動的に報告するワークステーション。ワークステーションとして使用されるプロセッサー。単一プロセッサー、あるいは単一ジョブ・キューとしてのマルチプロセッサー複合体 (例えば JES2 や JES3 システム) を指す。

条件 (condition)ルールによって集約される 1 つ以上の条件依存関係の集合。以下のようなルールがある。

AND すべての条件依存関係が真

OR 少なくとも n 個の条件依存関係が真

用語集 5

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条件依存関係 (condition dependency)条件後続で定義されている条件内の条件先行の状況または戻りコードの特定の検査。

条件依存関係状況 (condition dependency status)特定の条件先行検査の評価結果。

偽 (False)戻りコードまたは状況の検査が行われ、結果が偽になった

真 (True)戻りコードまたは状況の検査が行われ、結果が真になった

未定義 (Undefined)まだ評価されていない。

条件状況 (condition status)条件依存関係状況に適用されるルールの評価結果。

偽 (False)以下のルールに基づく。

ALL 少なくとも 1 個の条件依存関係が偽

OR 少なくとも n 個の条件依存関係 (単純) が偽

真 (True)以下のルールに基づく。

ALL すべての条件依存関係が真

OR 少なくとも n 個の条件依存関係が真

未定義 (Undefined)まだ評価できない。

条件依存関係 (conditional dependency)条件によってセットアップされている操作または操作ステップと別の操作との間の関係。

条件先行 (conditional predecessor)条件にかかわっている先行ジョブ。

条件後続 (conditional successor)条件にかかわっている後続ジョブ。

conman実稼働環境をモニターおよび管理するためのコマンド行プログラム。「プロセス (processes)」も参照。

コネクター (connector)エンジンと Dynamic Workload Console との間のインターフェースを提供するインストール済みコンポーネント。以下の項目も参照。

v エンジン (engine)

v Dynamic Workload Console

コントローラー (controller)IBM Workload Scheduler for z/OS で、制御システム上で稼働し、計画およびデータベースを管理するタスクが含まれたコンポーネント。

6 IBM Workload Automation: 用語集

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制御システム (controlling system)コントローラーが稼働しているシステム。

サーバーで制御 (control on servers)「サーバーで制御」を指定してワークステーションを定義すると、IBMWorkload Scheduler for z/OS はそのワークステーションで、使用可能なサーバー数を超える数の操作を開始しない。

CP 最新計画。

CPU 「ワークステーション (workstation)」を参照。

CPU 時間 (cpu time)ジョブによって使用されるプロセッサー時間。「所要時間 (duration)」も参照。

相互依存関係 (cross dependency)異なるスケジューリング環境で実行されるリモート・ジョブに対するローカル・ジョブの依存関係。これは、ローカル・ジョブと同じ環境で実行され、リモート・ジョブ処理をマップするシャドー・ジョブを使用して行われる。

以下の項目も参照。

v リモート・エンジン・ワークステーション (remote engine workstation)

v シャドー・ジョブ (shadow job)

最新計画 (CP) (current plan (CP))最小 1 分で、21 日を超えない期間をカバーする、システム・アクティビティーの詳細計画。一般に最新計画がカバーするのは、1 日か 2 日。

周期間隔 (cyclic interval)周期期間内の日数。

周期期間 (cyclic period)一定の日数を表す期間。周期期間には以下の 2 つのタイプがある。

v 就業日専用の周期期間。期間内の日数を計算する場合に就業日だけをカウントする。

v 全日周期期間。すべての日をカウントする。

D日次計画 (daily planning)

最新計画作成のプロセス。

データベース (database)IBM Workload Scheduler 分散環境では、DB2® や Oracle などのリレーショナル・データベースに定義された一連のテーブルから構成され、すべてのスケジューリング・オブジェクト (ジョブ、ジョブ・ストリーム、リソース、ワークステーション、ドメイン、パラメーター、プロンプト、変数、およびファイル) の定義が含まれる。ジョブ統計とジョブ・ストリーム統計、ユーザー・データ、およびオブジェクトの作成や変更のタイム・スタンプなどといったデータも含まれている。

IBM Workload Scheduler for z/OS では、システムにとって基礎となるデータのコレクションとして定義される。この製品は、カレンダー、期間、ワ

用語集 7

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ークステーション記述、JCL 変数テーブル、アプリケーション記述、操作員指示の 6 つのデータベースを使用する。

「計画 (plan)」も参照。

データ・ストア (data store)IBM Workload Scheduler for z/OS で、トラッキングされるシステムでのジョブ実行時情報の管理を行うコンポーネント。これは、SYSOUT の可用性を最適にするため、サブミットされたジョブに属する SYSOUT データ・セットの保管、および実行できる検索だけを取り扱う専用の機能である。

締切 (deadline)それまでに完了しなければならない時刻としてジョブまたはジョブ・ストリームに設定されている時刻。ジョブまたはジョブ・ストリームが締切を過ぎると、ユーザーおよび統合されたアプリケーションに通知が送られるが、すべての時間制限と依存関係が満足されていれば、そのジョブまたはジョブ・ストリームの実行は妨げられない。締切時刻を過ぎたときに、まだ開始されていないか実行中であるジョブまたはジョブ・ストリームは、計画の中で「遅延している」と見なされる。「計画 (plan)」も参照。

締切日 (deadline date)オカレンスが完了しなければならない最終日。

締切時刻 (deadline time)オカレンスが完了しなければならない最終時刻。

締切 WTO メッセージ (deadline WTO message)開始操作が締切時刻までに完了とマークされなかったときに、IBMWorkload Scheduler for z/OS がオペレーター・メッセージ (EQQW776I)を出すように指定することができる。 標準メッセージ以外に、操作を記述したユーザー定義のテキストが WTO の一部として出される。

デフォルト・カレンダー (default calendar)アプリケーション記述でカレンダーを指定しないときに IBM WorkloadScheduler for z/OS が使用するように定義したカレンダー。アプリケーション記述でカレンダーを指定しなければ、独自のデフォルト・カレンダーも定義しなかった場合に IBM Workload Scheduler for z/OS が使用するカレンダー。

依存関係 (dependency)ジョブまたはジョブ・ストリームを開始する前に満たされている必要がある前提条件。以下の項目も参照。

v 外部依存関係 (external dependency)

v ファイル依存関係 (file dependency)

v 従属依存関係 (follows dependency)

v プロンプト依存関係 (prompt dependency)

v リソース依存関係 (resource dependency)

IBM Workload Scheduler for z/OS で、一方の操作の状況または戻りコードが他方の操作の開始を決定する、2 つの操作間の関係。

説明文 (descriptive text)操作について説明するユーザー作成テキスト。このテキストも、操作が開始

8 IBM Workload Automation: 用語集

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されて、その締切期限を超過し、締切期限のオペレーター宛メッセージ(WTO) オプションを指定していた場合に、オペレーター宛メッセージの一部として出される。

偏差 (deviation)特殊リソースの数量の一時的な変動。

分散エージェント (distributed agent)IBM Workload Scheduler ドメインの一部であるコンピューターで実行しているソフトウェア。これを使用して IBM Workload Scheduler for z/OSからジョブをスケジュールできる。分散エージェントの例として、標準エージェント (standard agent)、拡張エージェント (extended agent)、フォールト・トレラント・エージェント (fault-tolerant agent)、およびドメイン・マネージャー (domain manager) がある。フォールト・トレラント・ワークステーション (fault-tolerant workstation) およびトラッカー・エージェント (tracker agent) と対比。

分散ネットワーク (distributed network)IBM Workload Scheduler 分散エンジンを使用してワークロード・スケジューリングを実行するワークステーションが接続されたグループ。以下の項目も参照。

v エンジン (engine)

v ワークステーション (workstation)

分散ワークステーション (distributed workstation)分散エンジンを使用してジョブおよびジョブ・ストリームが実行されるワークステーション。以下の項目も参照。

v エンジン (engine)

v ワークステーション (workstation)

ドメイン (domain)1 つ以上のエージェントと管理ハブとして機能するドメイン・マネージャーから構成される、分散 IBM Workload Scheduler ネットワーク内の名前付きワークステーション・グループ。 マスター・ドメイン以外のすべてのドメインに、親ドメインがある。以下の項目も参照。

v ドメイン・マネージャー (domain manager)

v マスター・ドメイン・マネージャー (master domain manager)

ドメイン・マネージャー (domain manager)ドメインの管理ハブである、分散 IBM Workload Scheduler ネットワークのインストール済みコンポーネント。そのドメイン内のエージェントとの通信は、すべてドメイン・マネージャーを介して経路指定される。「ワークステーション (workstation)」も参照。

所要時間 (duration)ジョブが完了するのに要すると予想される経過時間 (推定所要時間)、および実際に要した経過時間 (実所要時間)。以下の項目も参照。

v CPU 時間 (cpu time)

v 時間制限 (time restriction)

用語集 9

Page 14: IBM Workload AutomationnpW...「 IBM Workload Scheduler: 計画およびインストール 」を参照。「 マスタ ー・ドメイン・マネージャー (master domain manager)

動的エージェント (dynamic agent)IBM Workload Scheduler の分散ネットワークまたはエンドツーエンド・ネットワークで以下の処理を実行するエージェント。

v 実行要件に最も適合するワークステーション上のワークロード (動的実行)

v 既存のジョブ・タイプ (docommand とスクリプト)

v 製品に用意されている拡張オプションまたはカスタム・プラグインによって実装する拡張オプションを備えたジョブ・タイプ。

動的エージェントをプールや動的プールでグループ化することもできる。「プール (pool)」と「動的プール (dynamic pool)」も参照。

動的ドメイン・マネージャー (dynamic domain manager)IBM Workload Scheduler の分散ネットワークと z/OS ネットワークで、静的ワークロードと動的ワークロードの両方を実行するドメインの管理ハブとしてインストールされているコンポーネント。ドメイン内の動的エージェントとのすべての通信は、動的ドメイン・マネージャー経由で経路指定される。「動的エージェント (dynamic agent)」と「バックアップ動的ドメイン・マネージャー (backup dynamic domain manager)」も参照。

動的プール (dynamic pool)動的エージェントの集合をグループ化する論理ワークステーション。ユーザーが指定するリソース要件に基づいて動的に定義される。「動的エージェント (dynamic agent)」も参照。

Dynamic Workload Consoleジョブ・スケジュール・オブジェクトの作成、変更、保守、実稼働環境の管理、およびレポートの作成に使用される Web ベースのグラフィカル・ユーザー・インターフェース。「ビュー (views)」も参照。

E最早開始時刻 (earliest start time)

それより前にはジョブまたはジョブ・ストリームを開始できない時刻。他の時間制限および依存関係がすべて満たされていれば、ジョブまたはジョブ・ストリームは、最早開始時刻の後に開始できる。これは、at DynamicWorkload Console オプションを使用するか、コマンド行スケジューリング言語で at キーワードを使用して設定される。以下の項目も参照。

v 実際の開始時刻 (actual start time)

v 最遅開始時刻 (latest start time)

v 計画された開始時刻 (planned start time)

v スケジュール済み時刻 (scheduled time)

エンドツーエンド・ネットワーク (end-to-end network)ワークロード・スケジューリングを行うために、ある分散ネットワーク内の1 つ以上の IBM Workload Scheduler フォールト・トレラント・エージェントを z/OS ネットワーク内の IBM Workload Scheduler for z/OS ノードに TCP/IP を使用して接続することによって得られるネットワーク。この構成では、IBM Workload Scheduler for z/OS ノードがフォールト・ト

10 IBM Workload Automation: 用語集

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レラント・エージェントのマスター・ドメイン・マネージャーとなり、分散ネットワーク内のジョブのスケジューリングと管理を行う。以下の項目も参照。

v エンジン (engine)

v ワークステーション (workstation)

エンジン (engine)スケジューリング環境のコア・ソフトウェア。エンジンは、z/OS エンジン(IBM Workload Scheduler for z/OS 製品の一部としてインストールされた場合) または分散エンジン (IBM Workload Scheduler 製品一部としてインストールされた場合) のいずれか。

エラー・コード (error code)コンピューター・ワークステーションでの操作の処理の終了方法を記述するときに、IBM Workload Scheduler for z/OS によって設定されるコード。

見積継続時間 (estimated duration)操作でワークステーションを使用する時間の見積もりの長さ。これは、最初は操作を定義するときに指定した値に基づいているが、実際の継続時間を反映するようにフィードバック・メカニズムによって自動的に調整することができる。 計画継続時間の最小値は 1 秒で、最大値は 99 時間 59 分 00秒。 99 時間 59 分 01 秒を指定した場合には、実際の継続時間が計画した継続時間より長くなっていると、アラート・メッセージを受け取らない。

ETT 「イベント・トリガー・トラッキング (event-triggered tracking)」を参照。

イベント (event)操作の状況を変更し、最新計画を変更するアクション。

イベント・マネージャー (event manager)IBM Workload Scheduler for z/OS で、すべてのトラッキング・イベントを処理し、それらのうちのどれが IBM Workload Scheduler for z/OS に関連しているのかを判別する機能。

イベント読み取り機能 (event reader)IBM Workload Scheduler for z/OS で、イベント・データ・セットからイベント・レコードを読み取るタスク。

イベント・トラッキング (event tracking)運用部門のイベントをリアルタイムで追跡し、状況の変化を最新計画に記録する IBM Workload Scheduler for z/OS の機能。

イベント・トリガー・トラッキング (ETT) (event-triggered tracking (ETT))特定のイベントが発生するのを待ってから、事前定義のアプリケーションを最新計画に加える IBM Workload Scheduler for z/OS のコンポーネント。 ETT は、2 タイプのイベントを認識する。つまり、ジョブが JES 読み取り機能に入ったときに発生する読み取り機能イベントと、特殊リソースの可用性の状況が「yes」に設定されると発生するリソース・イベント。

イベント書き込み機能 (event writer)IBM Workload Scheduler for z/OS で、イベント・レコードをイベント・データ・セットに書き込むタスク。

排他的リソース (exclusive resource)一度に 1 つの操作にしか使用できないリソース。

用語集 11

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除外実行サイクル (exclusive run cycle)ジョブ・ストリームを実行できない 日時を指定する実行サイクル。除外実行サイクルは組み込み実行サイクルよりも優先する。「実行サイクル (runcycle)」も参照。

予定到着時刻 (expected arrival time)操作がワークステーションに到着する予定の時刻。日次計画で計算することも、長期計画で指定することもできる。

エクスプローラー・ビュー (explorer view)データベース内および計画内のジョブ・ストリームの変更および保守に使用される Dynamic Workload Console のグラフィカルなビューの 1 つ。以下の項目も参照。

v データベース (database)

v 計画 (plan)

v ビュー (views)

拡張エージェント (extended agent)IBM Workload Scheduler のジョブ制御機能を、他のオペレーティング・システム (z/OS など) およびアプリケーション (Oracle アプリケーション、PeopleSoft、SAP R/3 など) と統合するために使用されるエージェント。拡張エージェントは、マスター・ドメイン・マネージャー、ドメイン・マネージャー、またはエージェント (別の拡張エージェントではないもの)によってホストされる必要があり、アクセス方式を使用して外部システムと通信する。「アクセス方式 (access method)」も参照。

拡張状況コード (extended status code)IBM Workload Scheduler for z/OS は、正常状況コードと一緒に、操作の状況に関する追加情報を提供する拡張状況コードを保持する。 拡張状況コードは常に存在するとは限らない。

外部依存関係 (external dependency)別のジョブ・ストリームまたは別のジョブ・ストリーム内のジョブを参照する、1 つのジョブまたはジョブ・ストリーム内に定義されている依存関係。IBM Workload Scheduler for z/OS で、最初のオカレンスの操作 (先行操作) が正常に終了しなければ 2番目のオカレンスの操作 (後続操作) が処理を開始できないという、2 つのオカレンス間の関係。

外部ジョブ (external job)外部依存関係で参照されるジョブ。「外部依存関係 (externaldependency)」も参照。

Fフォールト・トレラント・エージェント (fault-tolerant agent)

ドメイン・マネージャーがない場合にローカルな依存関係を解決してジョブを起動することができる分散 IBM Workload Scheduler ネットワークのインストール済みエージェント・コンポーネント。

フォールト・トレラント・ワークステーション (fault-tolerant workstation)IBM Workload Scheduler for z/OS で、分散コンピューターでジョブをスケジュールするように構成されたコンピューター・ワークステーション。フ

12 IBM Workload Automation: 用語集

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ォールト・トレラント・ワークステーションは、IBM Workload Schedulerfor z/OS 計画における論理表現である。

フィードバック限界値 (feedback limit)トラッキング中に収集された実際のデータが IBM Workload Scheduler forz/OS によってフィードバックされ使用される際に適用される限界を定義する数値。

フェンス (fence)ジョブをワークステーションで実行できるかどうかを規制する。ジョブ・フェンスとは、優先順位レベルでのこと、あるジョブを実行するためにはそのジョブの優先順位がそれを超えていなければならない。

ファイル依存関係 (file dependency)特定のファイルが特定のワークステーションの特定のパスに存在することが分かるまで、ジョブまたはジョブ・ストリームを開始できない依存関係。opens ファイル 依存関係とも呼ばれることがある。「依存関係(dependency)」も参照。

フィルター条件 (filter criteria)アプリケーションの大量の更新を、指定されたアプリケーションのみに制限するときに使用する入力値。この用語は、ISPF パネルで使用される。

final ジョブ・ストリーム (final job stream)ある実動期間内で最後に実行されるジョブ・ストリーム。これには次の実動計画を生成するスクリプトが入っている。以下の項目も参照。

v 実動期間 (production period)

v 実動計画 (production plan)

最初のクリティカル操作 (first critical operation)最遅開始時刻が最も早いオカレンスの操作。オカレンスの最初のクリティカル操作がクリティカル・パスを判別する。

最初の操作 (first operation)内部先行操作を持たないオカレンスの操作。ネットワークの開始ノード。

固定リソース (fixed resources)パネルに対するユーザーのアクセス権限を検査するために使用される 1 組のリソース名。

従属依存関係 (follows dependency)他のジョブまたはジョブ・ストリームが正常に完了するまで、ジョブまたはジョブ・ストリームを開始できない依存関係。「依存関係 (dependency)」も参照。

予測計画 (forecast plan)データベースに定義されたジョブ・ストリームと依存関係に基づく、特定の時間フレームの予測。以下の項目も参照。

v データベース (database)

v 計画 (plan)

用紙番号 (form number)プリンター・ワークステーションでの操作で使われる用紙の種類を表すため

用語集 13

Page 18: IBM Workload AutomationnpW...「 IBM Workload Scheduler: 計画およびインストール 」を参照。「 マスタ ー・ドメイン・マネージャー (master domain manager)

のユーザー定義コード。IBM Workload Scheduler for z/OS は、1 つのジョブ内の異なる印刷操作を、この書式番号によって区別する。

休日 (free day)IBM Workload Scheduler for z/OS では、就業日ではないすべての日。

休日カレンダー (freedays calendar)「非就業日カレンダー (non-working days calendar)」を参照。

FTA 「フォールト・トレラント・エージェント (fault-tolerant agent)」を参照。

フル状況 (full status)エージェントの属性であり、これによりそのエージェントのドメインおよび従属ドメイン内 (ただし、ピア・ドメインや親ドメイン上ではない) の他のすべてのワークステーションで実行中のジョブおよびジョブ・ストリームの状況について、エージェントを更新できるようになる。バックアップ・ドメイン・マネージャーまたはマスター・ドメイン・マネージャーはフル状況でなければならない。以下の項目も参照。

v バックアップ・ドメイン・マネージャー (backup domain manager)

v ドメイン (domain)

v マスター・ドメイン・マネージャー (master domain manager)

G汎用ワークステーション (general workstation)

印刷と処理以外のアクティビティーが行われるワークステーション。 IBMWorkload Scheduler for z/OS に報告する汎用ワークステーションは、通常は手動だが、自動にすることもできる。 手動アクティビティーには、データ入力やジョブのセットアップなどがある。

総称アラート (generic alert)操作がエラー終了したときに、IBM Workload Scheduler for z/OS によってブロードキャストされ、NetView によって収集されるアラート。これは、アプリケーション記述を定義する際にオプションとして指定することができる。

グローバル・オプション (global options)optman を使用してマスター・ドメイン・マネージャーで定義された構成オプション。これらのオプションは、IBM Workload Scheduler ネットワーク内のすべてのワークステーションに適用される。以下の項目も参照。

v ローカル・オプション (local options)

v optman

v ユーザー・オプション (user options)

一括検索文字 (global search character)IBM Workload Scheduler for z/OS において、任意の単一文字を表すパーセント記号 (%)、または任意の長さの文字ストリングを表すアスタリスク(*)。

14 IBM Workload Automation: 用語集

Page 19: IBM Workload AutomationnpW...「 IBM Workload Scheduler: 計画およびインストール 」を参照。「 マスタ ー・ドメイン・マネージャー (master domain manager)

グローバル変数テーブル (global variable table)操作に関連がある特定の JCL 変数テーブルに値がない場合に、IBMWorkload Scheduler for z/OS 変数置換値のチェックを行う JCL 変数テーブル。

グラフ・ビュー (graph view)データベース内および計画内のジョブ・ストリームの変更および保守に使用される Dynamic Workload Console のグラフィカルなビューの 1 つ。以下の項目も参照。

v データベース (database)

v 計画 (plan)

v ビュー (views)

グループ定義 (group definition)アプリケーション記述またはジョブ記述がメンバーとして属するアプリケーション・グループ。

H最高戻りコード (highest return code)

0 から 4095 までの範囲の数値。ジョブ処理の間にこの戻りコードの範囲を超過すると、そのジョブはエラー終了として報告される。

休業日のカレンダー (holidays calendar)すべてのジョブ・ストリームを対象とするデフォルトの非就業日カレンダー。それを作成して「休業日」という名前を付ける必要がある。そうしないと、デフォルトの非就業日はすべての土曜日および日曜日であると見なされる。以下の項目も参照。

v カレンダー (calendar)

v 非就業日カレンダー (non-working days calendar)

ホスト (host)拡張エージェントが必要とするワークステーション。別の拡張エージェントを除き、どの IBM Workload Scheduler ワークステーションでも可能。

IIBM Workload Scheduler for z/OS 分散エージェント (ddriven) (IBMWorkload Scheduler distributed Agent for z/OS (ddriven))

z/OS の JES2 サブシステムで IBM Workload Scheduler からジョブ(JCL) を実行依頼するために使用するエージェント。

IBM Workload Scheduler for z/OS エージェント (z-セントリック) (IBMWorkload Scheduler for z/OS Agent (z-centric))

IBM Workload Scheduler for z/OS のエンドツーエンド環境で以下の機能に接続するように構成できるエージェント。

v 以下を実行する IBM Workload Scheduler for z/OS コントローラー。

– 既存のジョブ・タイプ (スクリプト)

用語集 15

Page 20: IBM Workload AutomationnpW...「 IBM Workload Scheduler: 計画およびインストール 」を参照。「 マスタ ー・ドメイン・マネージャー (master domain manager)

– 製品に用意されている拡張オプションまたはカスタム・プラグインによって実装する拡張オプションを備えたジョブ・タイプ。

v 動的ドメイン・マネージャー (以下のジョブを実行):

– 既存のジョブ・タイプ (スクリプト)

– 製品に用意されている拡張オプションまたはカスタム・プラグインによって実装する拡張オプションを備えたジョブ・タイプ。

– ジョブ要件に最も適合するエージェント上のジョブ。

iCalendarカレンダー・データ交換のための規格 (RFC 2445)。ジョブまたはジョブ・ストリームを実行する日を決定するために、IBM Workload Scheduler カレンダーの代わりに特定の iCalendar を提供できる。「カレンダー(calendar)」も参照。

インパクト・ビュー (impact view)計画内のジョブ・ストリーム・インスタンスの依存関係を変更し保守するのに使用される Dynamic Workload Console のグラフィカルなビューの 1つ。以下の項目も参照。

v 計画 (plan)

v ビュー (views)

インシデント・ログ (incident log)ジョブ完了チェッカーのもとで使用可能なオプションの機能。

組み込み実行サイクル (inclusive run cycle)ジョブ・ストリームを実行するようにスケジュールする日時を指定する実行サイクル。除外実行サイクルは組み込み実行サイクルよりも優先する。「実行サイクル (run cycle)」も参照。

イニシエーター/ターミネーター (initiator/terminator)実行するジョブおよびジョブ・ステップを選択し、それらに入出力装置を割り振り、タスク制御下におき、ジョブの完了時には制御情報を提供して、システム出力装置でジョブ出力データを書き出すジョブ・スケジューラー機能。

入力到着時間 (input arrival time (IAT))操作またはアプリケーション処理の準備が整う予定の、ユーザー定義の日時。

対話式ジョブ (interactive jobs)Windows デスクトップ上で対話式に実行されるジョブ。

中間開始 (intermediate start)処理が中断された後で開始される日付と時刻。

内部日付 (internal date)IBM Workload Scheduler for z/OS は、日付処理で内部的に 2 桁の年数形式を使用している。 1999 年 12 月 31 日の前後の日付を正確に扱うために、IBM Workload Scheduler for z/OS は内部世紀ウィンドウで起点の年として 72 を使用している。 これは、内部的に 1972 年が 00 と表され、2071 年が 99 と表されることを意味する。

16 IBM Workload Automation: 用語集

Page 21: IBM Workload AutomationnpW...「 IBM Workload Scheduler: 計画およびインストール 」を参照。「 マスタ ー・ドメイン・マネージャー (master domain manager)

内部依存関係 (internal dependency)最初の操作 (先行操作) が正常に終了しなければ、 2 番目の操作 (後続操作) が開始できない、オカレンス内の 2 つの操作の間の関係。

内部状況 (internal status)IBM Workload Scheduler エンジンでのジョブおよびジョブ・ストリームの現在の状況のこと。内部状況は IBM Workload Scheduler に固有のものである。「状況 (status)」も参照。

インターネットワーク依存関係 (internetwork dependencies)異なる IBM Workload Scheduler ネットワークのジョブとジョブ・ストリーム間の依存関係。「ネットワーク・エージェント (network agent)」も参照。

インターネットワーク・ジョブまたはジョブ・ストリーム (internetwork job orjob stream)

ローカル・ネットワーク上にあるジョブまたはジョブ・ストリームに対して定義したインターネットワーク依存関係が参照する IBM WorkloadScheduler リモート・ネットワーク上にあるジョブまたはジョブ・ストリーム。「ネットワーク・エージェント (network agent)」も参照。

JJCC 「ジョブ完了チェッカー (job completion checker)」を参照。

JCL 調整 (JCL tailoring)IBM Workload Scheduler for z/OS は自動 JCL 調整機能を備えている。これを用いると、ジョブのセットアップまたはサブミットで提供された情報を使用して、ジョブを自動的に編集できる。

Jnextday「JnextPlan」の代わりに以前に使用されていた用語。

Jnextplan実動計画を作成または拡張するジョブ。「実動計画 (production plan)」も参照。

ジョブ (job)ワークステーションで処理される作業単位。ジョブ定義は、データベース内での固有のジョブ名と、そのジョブの実行に必要なその他の情報から構成される。「ジョブ定義 (job definition)」も参照。 IBM Workload Schedulerfor z/OS の場合は、コンピューター・ワークステーションで実行される操作。通常、1 つのジョブには、必要なすべてのコンピューター・プログラム、それらのリンケージ、ファイル、およびオペレーティング・システムに対する命令が含まれている。

ジョブ・クラス (job class)定義可能な多数のジョブ・カテゴリーのうちの任意の 1 つ。ジョブをクラス分けし、イニシエーターに特定クラスのジョブの開始を指示することで、同時に実行可能な混合したジョブを制御することができる。

ジョブ完了チェッカー (JCC) (job-completion checker (JCC))CPU 操作の結果の拡張チェックを可能にする IBM Workload Schedulerfor z/OS のオプション機能。

用語集 17

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ジョブ条件依存関係 (job conditional dependency)条件内の条件先行ジョブの状況または戻りコードの特定の検査。

ジョブ定義 (job definition)分散 IBM Workload Scheduler エンジンのデータベース内に常駐し、ジョブ・ストリームに追加できる作業単位の定義。ジョブ定義は、ジョブ・ストリームの作成前に作成することも、あるいはジョブ・ストリームの作成または変更の一部として作成することもできる。「ジョブ・ストリーム (jobstream)」も参照。

ジョブ記述 (job description)単一のプロセッサー (ジョブまたは開始タスク) 操作とその依存関係。

ジョブ ID (job ID)操作に関連するジョブの JES ジョブ ID。

ジョブ・インスタンス (job instance)計画内の特定の実行日付にスケジュールされたジョブ。「ジョブ (job)」も参照。

ジョブ制限 (job limit)「限度 (limit)」を参照。

jobmanbatchman の指示の下でジョブの起動を制御し、ジョブ状況を mailman に報告するジョブ管理プロセス。 jobman プロセスが負う責任は、ジョブの状態の追跡、およびジョブの起動を要求するときに jobmanrc と .jobmanrcに定義されているとおりに環境を設定することである。以下の項目も参照。

v batchman

v jobmon

v mailman

jobmonWindows 版の IBM Workload Scheduler での、ジョブ管理とジョブのモニターのプロセス。各ジョブを起動してモニターするために、別個のjobmon プロセスが作成される。このプロセスは、ジョブ状況を jobmanに報告する。以下の項目も参照。

v jobman

v プロセス (processes)

ジョブ名 (job name)操作に関連するジョブの名前。ジョブ名は、ジョブの JOB ステートメントで割り当てられる。 システムは、ジョブ名によってジョブを識別する。

ジョブ準備 (job preparation)ジョブ準備には、処理の準備においてジョブを修正することも含まれる。これは、オペレーターが手動で行うことも、あるいは IBM WorkloadScheduler for z/OS の JCL 調整機能によって自動的に行うこともできる。

ジョブ・セットアップ (job setup)ジョブ・セットアップ・ワークステーションでの、ジョブ用の一連の JCL

18 IBM Workload Automation: 用語集

Page 23: IBM Workload AutomationnpW...「 IBM Workload Scheduler: 計画およびインストール 」を参照。「 マスタ ー・ドメイン・マネージャー (master domain manager)

ステートメントの準備。ジョブのセットアップは、オペレーターが手動で行うことも、IBM Workload Scheduler for z/OS によって自動的に行うこともできる。

ジョブ・セットアップ・ワークステーション (job setup workstation)ジョブ・セットアップ・オプションで定義された汎用ワークステーション。ジョブ・セットアップ・ワークステーションでは、ジョブまたは STC JCLを実行の前に修正することができる。

ジョブ状況 (job status)「状況 (status)」を参照。

ジョブ・ストリーム (job stream)1 つの単位として実行されるジョブ (週次のバックアップ・アプリケーションなど) のリストと、ジョブが実行される正確な順序を決定する実行サイクル、時刻、優先順位、およびその他の依存関係からなる。

ジョブ・ストリーム・インスタンス (job stream instance)計画内で特定の実行日付にスケジュールされているジョブ・ストリーム。「ジョブ・ストリーム (job stream)」も参照。

ジョブ・サブミット (job submission)IBM Workload Scheduler for z/OS で、操作のスケジューリング基準が満たされたときに、ジョブを z/OS に渡して、ワークステーションで実行されるようにする処理。

ジョブ・トラッキング (job tracking)IBM Workload Scheduler for z/OS で、コンピューター・ワークステーションを制御するオペレーティング・システムと通信する処理。

L最後の操作 (last operation)

内部の後続操作がない、オカレンス内の操作。ネットワーク内の終了ノード。

最遅出発時刻 (latest out time)「最遅開始時刻 (latest start time)」を参照。

最遅開始時刻 (latest start time)それより前にジョブまたはジョブ・ストリームが開始していなければならない時刻。ジョブまたはジョブ・ストリームは、他のすべての依存関係が満たされていれば、最遅開始時刻より前に開始できる。これは、コマンド行スケジューリング言語で until キーワードを使用して設定される。以下の項目も参照。

v 実際の開始時刻 (actual start time)

v 最早開始時刻 (earliest start time)

v 計画された開始時刻 (planned start time)

v スケジュール済み時刻 (scheduled time)

操作の最遅出発時間は、最遅開始時間と同じである。

制限 (limit)IBM Workload Scheduler がジョブを開始できるように特定の数のジョ

用語集 19

Page 24: IBM Workload AutomationnpW...「 IBM Workload Scheduler: 計画およびインストール 」を参照。「 マスタ ー・ドメイン・マネージャー (master domain manager)

ブ・スロットを割り振る方法のこと。個々のジョブ・ストリーム、および個々のワークステーションに対してジョブ制限を設定できる。例えば、ワークステーションのジョブ制限を 25 に設定すると、IBM Workload Schedulerはそのワークステーションで 25 以下のジョブを並行して実行するようになる。

リスト (list)計画およびデータベース・オブジェクトをフィルター処理してから、それらを表で示す手段。

ローカル・オプション (local options)各ワークステーション上の localopts ファイル内で定義された構成オプション。 IBM Workload Scheduler ネットワーク上の各ワークステーションには、localopts ファイルが必要である。このファイルの設定は、テキスト・エディターを使用して変更され、適用はそのワークステーションに対してのみとなる。以下の項目も参照。

v グローバル・オプション (global options)

v ユーザー・オプション (user options)

localopts ファイル (localopts file)ローカル・オプションが定義されているファイル。 IBM WorkloadScheduler ネットワーク上の各ワークステーションには、localopts ファイルが必要である。

ローカル・プロセッサー (local processor)JES3 のプロセッサー・システムでは、ユーザーのジョブを実行し、グローバル・プロセッサーが障害を起こした場合にグローバル機能を請け負うことができるプロセッサー。 IBM Workload Scheduler for z/OS では、共用DASD または XCF 通信リンクを介して制御 IBM Workload Schedulerfor z/OS プロセッサーと通信するものと同じインストール・システム内にあるプロセッサー。

logman直前の実動計画のログ・ファイルからジョブ統計を作成し、実動前計画を更新するコマンド。

長期計画 (long-term plan (LTP))1 日以上 4 年以下の期間をカバーする、システム・アクティビティーの概要レベルの計画。ユーザーとのサービス・レベル契約の基礎として、また最新計画への入力データとして機能する。

Mmakesec

セキュリティー・ファイルをコンパイルするコマンド行ユーティリティー。「セキュリティー・ファイル (security file)」も参照。

mailmanメール管理プロセス。メッセージをローカル・ワークステーションおよびリモート・ワークステーションに経路指定する。 mailman にかかる負荷を分割してメッセージ処理の効率を高めるために、ServerID という名前の追加の mailman プロセスがドメイン・マネージャー上に作成される。ドメイ

20 IBM Workload Automation: 用語集

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ン・マネージャーは、開始時に、管理対象のエージェントのワークステーション定義内で指定されている ServerID ごとに別個の mailman プロセス・インスタンスを作成する。その後は、各ワークステーションはメインのmailman プロセスに接続する代わりに、ドメイン・マネージャー上の各自の ServerID に連絡するようになる。「プロセス (processes)」も参照。

手動報告 (manual reporting)イベントが発生した場合にそれを手動で IBM Workload Scheduler forz/OS に報告する、ワークステーションの報告のタイプ。このタイプの報告では、一部の処置をワークステーションのオペレーターがとる必要がある。手動報告は通常、実行可能操作のリストから行う。

大量更新機能 (mass updating)アプリケーション・データベースに対する大量更新を要求できる、アプリケーション記述ダイアログの機能。

マスター・ドメイン・マネージャー (master domain manager)IBM Workload Scheduler ネットワーク内の最上位ドメインの管理ハブの役割を果たすインストール済みコンポーネント。これは、ドメイン内のすべてのスケジューリング・オブジェクトが含まれているデータベースと中央構成ファイルを保守する。マスター・ドメイン・マネージャーは、計画を生成し、Symphony ファイルを作成して配布する。それに加え、ネットワークに関するログとレポートはマスター・ドメイン・マネージャー上で保守される。以下の項目も参照。

v バックアップ・マスター・ドメイン・マネージャー (backup masterdomain manager)

v データベース (database)

v ドメイン (domain)

v 計画 (plan)

MDM「マスター・ドメイン・マネージャー (master domain manager)」を参照。

metronomeIBM Workload Scheduler 構成のスナップショットをとり、HTML レポートを生成するアプリケーション。これは、IBM ソフトウェア・サポートに情報を提供するための問題判別で使用される。

最新計画変更 (MCP) (modify current plan (MCP))IBM Workload Scheduler for z/OS で、操作環境での変化に応じて最新計画の内容を動的に変更するために使用するダイアログ機能。最新計画の変更をもたらす特別なイベントの例としては、再実行、締切期限の変更、または計画外のアプリケーションの到着などがある。

最重要アプリケーションのオカレンス (most critical application occurrences)最遅開始時刻が現在時刻以前になる未終了アプリケーション。

mozart「データベース (database)」の代わりに以前に使用されていた用語。

用語集 21

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Nnetman

UNIX の場合は Startup スクリプトによって開始されるネットワーク管理プロセスで、Windows の場合はサービス。Netman は、ネットワークからconman start、stop、link、または unlink 要求を受信するネットワーク・リスナー・プログラムのように動作する。 netman プロセスは、受信した各要求を調べて、それ自体で要求をインプリメントするか、またはローカルの IBM Workload Scheduler プロセスを生成して要求をインプリメントする。「プロセス (processes)」も参照。

ネットワーク・エージェント (network agent)異なる IBM Workload Scheduler ネットワーク上のジョブとジョブ・ストリーム間での依存関係を作成するために使用される論理拡張エージェント。「インターネットワーク依存関係 (internetwork dependencies)」も参照。

NOERROR テーブル (NOERROR table)現在アクティブな NOERROR 定義を含むストレージ管理ブロックで、ジョブ・トラッキングの目的で通常の完了コードとして扱うエラー・コードのリストを定義する。コントローラーは、開始時に NOERROR テーブルをビルドする。NOERROR テーブルの内容は、 modify コマンド /Fsubsys,LSTNOERR で確認することができる。

非周期期間 (noncyclic period)一定の日数もしくは就業日数を表さない期間。例えば、四半期、大学の学期など。

非報告 (nonreporting)情報が IBM Workload Scheduler for z/OS にフィードバックされない、ワークステーションの報告属性。

非就業日カレンダー (non-working days calendar)ジョブ・ストリームやジョブを実行させない非就業日を示すために、ジョブ・ストリームに割り当てられたカレンダー。土曜日または日曜日 (またはその両方) を就業日として指定する場合にも使用できる。以前は休日(freedays) カレンダーと呼ばれていた。以下の項目も参照。

v カレンダー (calendar)

v 休日カレンダー (holidays calendar)

Oオカレンス (occurrence)

長期計画または最新計画におけるアプリケーションのインスタンス。 1 つのアプリケーション・オカレンスは、そのアプリケーションを 1 回処理することである。オカレンスは、実行日付、入力到着時刻、およびアプリケーション ID によって互いに区別される。例えば、1 日に 4 回実行されるアプリケーションのことを、1 日に 4 つのオカレンスがあるという。

オカレンス・グループ (occurrence group)長期計画または最新計画に加えられる 1 つまたは複数のアプリケーション・オカレンスからなり、そのオカレンスはアプリケーション記述またはジ

22 IBM Workload Automation: 用語集

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ョブ記述のグループ定義フィールドに指定された特定のアプリケーション・グループに属するものとして定義される。

オフセット (offset)アプリケーションが稼働するカレンダー期間の日数を示す、1 から 999 および -1 から -999 の範囲の値。これは変位と呼ばれることもある。

オフセット・ベースの実行サイクル (offset-based run cycle)ユーザー定義の期間とオフセットの組み合わせを使用する実行サイクル。例えば、15 日の期間でのオフセット 3 は、その期間の先頭から数えて 3 日目のこと。サイクルが循環する期間を基にしている場合には、オフセット・ベースの実行サイクルを使用するのがより現実的である。この用語がこのように使用されるのは IBM Workload Scheduler for z/OS の場合のみであるが、この概念は分散製品にも適用される。以下の項目も参照。

v ルール・ベース実行サイクル (rule-based run cycle)

v 実行サイクル (run cycle)

OI 「操作員指示 (operator instruction)」を参照。

活動間隔 (open interval)ワークステーションがアクティブであり、作業を処理できる時間間隔。

オープン・ファイル依存関係 (opens file dependency)「ファイル依存関係 (file dependency)」を参照。

操作 (operation)アプリケーションの一部であり、ワークステーションで実行される作業単位のこと。

操作締切期限 (operation deadline)操作が完了しなければならない最遅時刻。

操作の最遅出発 (operation latest out)先行操作を持つ操作の場合は、最遅出発日時がアプリケーション・オカレンスの最初の重要操作の最遅開始時間になる。最初の重要操作がこの日時までに開始していない場合、その操作には遅延のフラグが付けられる。これは、そのクリティカル・パス上にあるすべての操作の計画継続時間を合計すると、その操作が時間に間にあうように開始できないためである。

操作番号 (operation number)操作の番号。これによって、アプリケーション内の各操作が識別される。

操作員指示 (operator instruction (OI))オペレーターが操作に手動で介入しなければならないときに、表示することができる指示。

optman製品データベース内のグローバル・オプションを保守するコマンド行プログラム。

起点の日付 (origin date)期間 (周期または非周期) が開始する日。

所有者 ID (owner ID)アプリケーションの所有者を表す ID。

用語集 23

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P並列操作 (parallel operations)

互いに依存しあっておらず、したがって同時に実行できる操作。

パラメーター (parameter)ジョブおよびジョブ・ストリーム・スクリプトの中でジョブ・インスタンス固有の値を置換できるようにするエンティティー。この置換は、データベースからの値または実行時に取得される値のいずれかを使用して行われる。パラメーターは、拡張エージェント・ジョブのスクリプト時には使用できない。

保留アプリケーション記述 (pending application description)未完成のために、計画機能やスケジューリングでまだ使用できないアプリケーション記述。「アクティブ・アプリケーション記述 (active applicationdescription)」を参照。

保留オカレンス (pending occurrence)長期計画では解消されているが、先行操作の入力到着時刻が最新計画の終了時間内に入っていないために、最新計画では解消できない依存関係を守るために、日次計画処理によって作成されるダミー・オカレンス。

保留先行操作 (pending predecessor)長期計画に定義されているが、最新計画にはまだ組み込まれていないオカレンスへの先行依存関係。「保留オカレンス (pending occurrence)」も参照。

間隔 (period)IBM Workload Scheduler for z/OS カレンダーに定義された時間間隔。

計画 (plan)ジョブをスケジューリングするための手段。データベース内のオブジェクトが計画内のインスタンスになる。以下の項目も参照。

v データベース (database)

v final ジョブ・ストリーム (final job stream)

v 予測計画 (forecast plan)

v JnextPlan

v planman

v 実動前計画 (preproduction plan)

v 実動計画 (production plan)

v 試行計画 (trial plan)

「最新計画 (current plan)」も参照。

planmanすべてのタイプの計画の作成、拡張、およびリセットに使用するアプリケーション。「計画 (plan)」も参照。

計画された開始時刻 (planned start time)IBM Workload Scheduler が見積もるジョブ・インスタンスの開始時刻。この推定は、前のジョブ・インスタンスの開始時刻に基づく。以下の項目も参照。

v 実際の開始時刻 (actual start time)

24 IBM Workload Automation: 用語集

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v 最早開始時刻 (earliest start time)

v 最遅開始時刻 (latest start time)

v スケジュール済み時刻 (scheduled time)

プール (pool)ハードウェア特性とソフトウェア特性が似通っている動的エージェントの集合をグループ化する論理ワークステーション。「動的エージェント(dynamic agent)」も参照。

先行ジョブ (predecessor)後続のジョブまたはジョブ・ストリームを開始する前に、正常に完了している必要があるジョブまたはジョブ・ストリーム。「後続ジョブ(successor)」も参照。

事前定義プロンプト依存関係 (predefined prompt dependency)データベース内に定義されており、任意のジョブまたはジョブ・ストリームに関連付けることができるプロンプト依存関係。「プロンプト依存関係(prompt dependency)」も参照。

印刷ワークステーション (print workstation)出力を印刷し、通常は IBM Workload Scheduler for z/OS に対して自動的に状況報告を行うワークステーション。

優先順位 (priority)ジョブおよびジョブ・ストリームの開始順序を決める 1 つの方法。 IBMWorkload Scheduler では、各ジョブおよび各ジョブ・ストリームの優先順位は、0 から 101 までの範囲となる。優先順位が 0 のジョブまたはジョブ・ストリームは、実行されない。IBM Workload Scheduler for z/OS では、操作の優先順位は 1 から 9 までの値 (1 = 低、8 = 高、9 = 緊急)。これは、IBM Workload Scheduler for z/OS がアプリケーションの実行スケジュールを決めるときの要因の 1 つである。

実動前計画 (preproduction plan)ジョブ・ストリームと依存関係が含まれている、システム・アクティビティーの概要レベルの計画。この計画は、実動計画が最初に作成された時点で自動的に作成される。実動計画が拡張されると、これも拡張されます。これは、IBM Workload Scheduler for z/OS で使用される長期計画 に似ている。「計画 (plan)」も参照。

プロセス (processes)実稼働環境およびネットワーク・トラフィックを制御するネットワーク・プロセス。以下の項目も参照。

v batchman

v jobman

v jobmon

v mailman

v netman

v writer

用語集 25

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実動期間 (production period)実動計画がカバーする時間フレーム。「実動計画 (production plan)」も参照。

実動計画 (production plan)ある特定の期間について計画されたすべてのジョブ・スケジューリング・アクティビティーが含まれている。この計画は、Jnextplan ジョブまたはplanman によって作成または拡張される。これは、Symphony ファイルに保管されていて、その期間中に実行されるようにスケジュールされているすべてのジョブ、ジョブ・ストリーム、および依存関係オブジェクト (直前の計画から持ち越されたすべてのジョブまたはジョブ・ストリームも含む) から構成されている。以下の項目も参照。

v 持ち越し (carry forward)

v JnextPlan

v 計画 (plan)

プログラム・インターフェース (PIF) (program interface (PIF))IBM Workload Scheduler for z/OS で、ユーザー作成プログラムからIBM Workload Scheduler for z/OS に各種の要求を出せるようにするインターフェース。

プロンプト依存関係 (prompt dependency)依存関係のあるジョブまたはジョブ・ストリームが実行されるためには、オペレーターがプロンプトに対して肯定の応答をする必要があるという依存関係。以下の項目も参照。

v 随時プロンプト依存関係 (ad hoc prompt dependency)

v 事前定義プロンプト依存関係 (predefined prompt dependency)

Q最新計画照会 (QCP) ダイアログ (query current plan (QCP) dialog)

最新計画から直接取り出した情報を表示するダイアログ。 この情報には、操作、ワークステーション、アプリケーション・オカレンスに関する情報などがある。

R実行可能リスト (ready list)

ワークステーションで実行可能なすべての操作をリストの形で表示したもの。 実行可能リストは、ワークステーション・オペレーターが作業の進捗状況を手動で報告するための手段である。

リモート・エンジン・ワークステーション (remote engine workstation)リモート IBM Workload Scheduler エンジンをローカルに表すワークステーション。これは、シャドー・ジョブを実行するためにのみ使用される。

以下の項目も参照。

v 相互依存関係 (cross dependency)

v シャドー・ジョブ (shadow job)

26 IBM Workload Automation: 用語集

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リモート・ジョブ (remote job)リモート・スケジューリング環境で実行されるジョブ。リモート・ジョブは、シャドー・ジョブによってマップされて、ローカル環境で実行されるジョブと依存関係になる。「シャドー・ジョブ (shadow job)」も参照。

リモート・ジョブ・トラッキング機能 (remote job tracking)ネットワーク・リンクでコントローラーと接続しているリモート・プロセッサー上のジョブをトラッキングする機能。この機能を用いると、リモート・サイトのジョブの実行依頼、スケジューリング、およびトラッキングを、1つのセントラル・サイトで制御することができる。

リモート・プロセッサー (remote processor)ネットワークを介して IBM Workload Scheduler for z/OS ホスト・プロセッサーに接続されているプロセッサー。リモート・プロセッサーにはIBM Workload Scheduler for z/OS イベント書き込み機能やイベント送信機能がインストールされ、これらがイベントをネットワーク・リンク経由でIBM Workload Scheduler for z/OS ホスト・プロセッサーに送信する。

最新計画期間の再計画 (replan current period)IBM Workload Scheduler for z/OS で、すべてのオカレンスに実際の状態を反映させるため、計画された開始時刻を再計算する機能。

報告属性 (reporting attribute)ワークステーションがイベントを IBM Workload Scheduler for z/OS に報告する方法を指定するコード。

再ルーティング可能 (reroutable)IBM Workload Scheduler for z/OS は、操作の実行をスケジュールしたワークステーションが非アクティブの場合、操作を転送できる。例えば、ワークステーションが置かれたシステムへの通信リンクが障害を起こした場合などがその例。このオプションが操作に適用されるのは、その操作の状況が R(実行可能) もしくは W (待ち) の場合に限られる。

再実行 (rerun)IBM Workload Scheduler for z/OS で、エラー終了したアプリケーションまたはアプリケーションの一部を再度実行させる機能。

リソース (resource)物理システム・リソースまたは論理システム・リソースのいずれか。リソースは、ジョブおよびジョブ・ストリームにとっての依存関係として使用される。「リソース依存関係 (resource dependency)」も参照。

リソース依存関係 (resource dependency)必要な数量の定義済みリソースが使用可能になるまで、ジョブまたはジョブ・ストリームを開始することができないという依存関係。「リソース(resource)」も参照。

再始動可能 (restartable)操作が再始動可能と定義されている場合は、使用中のワークステーションが非アクティブになると、IBM Workload Scheduler for z/OS がその操作を自動的に再始動できる。このオプションは、状況が S (始動済み) の操作にのみ適用される。 操作の状況は R (実行可能) にリセットされる。

用語集 27

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再始動およびクリーンアップ (restart and cleanup)ジョブおよび関連クリーンアップ処置 (例えば実行されたジョブで作成されたデータ・セットの削除またはアンカタログ) の再始動を可能にするリカバリー機能。

戻りコード (return code)自動報告ワークステーションの場合に、IBM Workload Scheduler forz/OS が発行するエラー・コード。

行コマンド (row command)テーブル内のデータを操作するための ISPF ダイアログ・コマンド。

ルール (rule)アプリケーションがどのタイミングで実行するかを決める、実行サイクルの名前付き定義。

ルール・ベース実行サイクル (rule-based run cycle)序数、日のタイプ、および共通カレンダー間隔 (IBM Workload Schedulerfor z/OS では期間名) のリストに基づくルールを使用する実行サイクル。例えば、毎月の最終木曜日などです。ルール・ベースの実行サイクルは、従来型の期間 (カレンダー上の月、年間通算週 (年の週)、曜日など) を基にしている。 IBM Workload Scheduler for z/OS では、実行サイクルは前期・後期のようなユーザー定義の期間を基にすることもできる。この用語がこのように使用されるのは IBM Workload Scheduler for z/OS の場合のみであるが、この概念は分散製品にも適用される。以下の項目も参照。

v オフセット・ベースの実行サイクル (offset-based run cycle)

v 実行サイクル (run cycle)

実行サイクル (run cycle)ジョブ・ストリームがいつ実行されるかを指定するスケジュール。以下の項目も参照。

v カレンダー (calendar)

v 除外実行サイクル (exclusive run cycle)

v iCalendar

v 組み込み実行サイクル (inclusive run cycle)

v ルール・ベース実行サイクル (rule-based run cycle)

v 単純実行サイクル (simple run cycle)

v 週次実行サイクル (weekly run cycle)

Sスケジュール (schedule)

「ジョブ・ストリーム (job stream)」を参照。 IBM Workload Schedulerfor z/OS では、最新計画あるいは長期計画。オカレンスまたは操作の入力到着日時を決定すること。

スケジュール済み時刻 (scheduled time)ジョブまたはジョブ・ストリームが実行されるようにスケジュールされた時刻。以下の項目も参照。

v 実際の開始時刻 (actual start time)

28 IBM Workload Automation: 用語集

Page 33: IBM Workload AutomationnpW...「 IBM Workload Scheduler: 計画およびインストール 」を参照。「 マスタ ー・ドメイン・マネージャー (master domain manager)

v 最早開始時刻 (earliest start time)

v 最遅開始時刻 (latest start time)

v 計画された開始時刻 (planned start time)

セキュリティー・ファイル (security file)データベースおよび計画内のオブジェクトに対するユーザーのアクセス権限が定義されているファイル。これは、makesec によって作成される。「makesec」も参照。

サーバー (server)IBM Workload Scheduler for z/OS で、制御システム上で稼働し、リモート ISPF ダイアログ、リモート PIF アプリケーション、およびアプリケーション記述用グラフィカル・ユーザー・インターフェースからの要求を処理する、オプションのコンポーネント。

サービス機能 (service functions)問題の調査、APAR テープの作成、実装中のテストなどの例外状態の処理をユーザーが実行できるようにする IBM Workload Scheduler for z/OSの機能。

シャドー・ジョブ (shadow job)リモート・エンジン・ワークステーションで実行中の別のジョブ・インスタンスをマップするために使用される、ローカルで実行されるジョブ。

以下の項目も参照。

v ジョブ・インスタンス (job instance)

v リモート・エンジン・ワークステーション (remote engine workstation)

共用リソース (shared resource)複数の操作で同時に使用できる特殊リソースまたはワークステーション・リソース。

単純実行サイクル (simple run cycle)ジョブ・ストリームが実行されるユーザー定義の特定の日のセット。単純実行サイクルは、特定のジョブ・ストリームについて定義され、他のジョブ・ストリームでは使用できない。「実行サイクル (run cycle)」も参照。

遊び (slack)空き時間を指す言葉。 この余分の時間は、締切期限 - 入力到着 - 操作継続時間の合計により、クリティカル・パスを求めるために算出される。

平滑化因数 (smoothing factor)実際の所要時間および締切期限をアプリケーション記述データベースにフィードバックする範囲を制御する値。

特殊リソース (special resource)特定のワークステーションに関連付けられていない、データ・セットなどのリソース。

分割可能 (splittable)処理中に操作に割り込めるワークステーションのこと。

標準 (standard)ワークステーションでの標準的な日に対するユーザー指定の活動時間間隔。

用語集 29

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標準エージェント (standard agent)ジョブを実行するが、ローカルな依存関係の解決およびジョブの起動にはドメイン・マネージャーを必要とする、分散 IBM Workload Scheduler ネットワークのインストール済みエージェント・コンポーネント。

開始タスク・コンピューター・ワークステーション (started-task computerworkstation)

ワークステーションに STC オプションを指定することによって、コンピューター・ワークステーションが開始タスクをサポートするように指定することができる。このワークステーションに定義された操作は、ジョブではなく開始タスクとして扱われる。

開始タスク操作 (started-task operations)開始タスクを開始または停止する操作。これらの操作は、STC オプションを指定したコンピューター・ワークステーションで実行される。

状況 (status)Dynamic Workload Console 内の現在のジョブまたはジョブ・ストリームの状況。Dynamic Workload Console 状況は、IBM Workload Schedulerと IBM Workload Scheduler for z/OS に共通している。「内部状況(internal status)」も参照。

状況コード (status code)操作の現在の状態を表すコード。状況コードは、拡張状況コードに関連付けられる場合が多い。

ステップ条件依存関係 (step condition dependency)条件内の条件先行ジョブに属する単一ステップの戻りコードの特定の検査。

ステップ依存関係 (step dependency)単一ステップの戻りコードの特定の検査。

サブミット/解放データ・セット (submit/release data set)IBM Workload Scheduler for z/OS ホストおよびローカル IBMWorkload Scheduler for z/OS プロセッサー間で共用するデータ・セット。これは、ジョブ・ストリーム・データおよびジョブ解放コマンドをホストからローカル・プロセッサーに送信するために使用される。

副次リソース (subresources)リソース名を構成するためのリソース名とルールのセット。IBM WorkloadScheduler for z/OS は、個々の IBM Workload Scheduler for z/OS データ・レコードにアクセスするためのユーザー権限を検査するときに、これらの名前を使用する。

サブシステム (subsystem)通常、制御システムから独立して、もしくはそれとは非同期に作動することができる、2 次システムまたは従属システム。

後続ジョブ (successor)依存対象の先行のジョブまたはジョブ・ストリームがすべて正常に完了するまで開始できないジョブ。「先行ジョブ (predecessor)」も参照。

Symphony ファイル (Symphony file)実動制御プロセス (batchman) が計画を実行するために必要なスケジューリング情報が入っているファイル。このファイルが構築され、ロードされるの

30 IBM Workload Automation: 用語集

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は、マスター・ドメイン・マネージャー上に実動計画が作成されるか、拡張されるときである。実動フェーズ中に、このファイルは継続的に更新され、実動処理の現在の状況 (作業完了、作業進行中、作業前) を示す。実動処理を管理するために、conman または Dynamic Workload Console を使用して Symphony ファイル (計画) の内容を表示し、変更できる。以下の項目も参照。

v batchman

v conman

v 計画 (plan)

エンドツーエンド・スケジューリングが構成されている IBM WorkloadScheduler for z/OS では、日次計画でファイルが作成され、計画の一部を実行する分散エージェントに送信される。

SYSOUTシステム出力ストリーム。データ・セットをシステム出力装置に書き出すことを示す標識でもあり、データ定義ステートメントで使用される。

SYSOUT クラス (SYSOUT class)データ・セットがシステム出力装置に書き込まれることを示すために、データ定義ステートメントで使用される標識。印刷ワークステーションでのみ適用される。

Tテーブル・ビュー (table view)

データベースおよび計画のオブジェクト・データをテーブル形式で表示するのに使用される Dynamic Workload Console のグラフィカルなビューの 1つ。以下の項目も参照。

v データベース (database)

v 計画 (plan)

v ビュー (views)

末尾計画 (tail plan)最新計画期間中またはその前に開始され、最新計画の終わりを超えて拡張された末尾作業を含んだ期間で、日次計画処理で作成される。

タスク (task)Dynamic Workload Console では、スケジューリング・オブジェクト・タイプ別のフィルターで、タスク定義で指定されたものと一致する属性のあるオブジェクトのリストを戻す。

一時的操作員指示 (temporary operator instructions)特定の制限時間内に限定して効力を持つ操作員指示。この操作員指示は、その時間間隔の間に限ってワークステーション・オペレーターに対して表示される。

時間依存 (time dependent)IBM Workload Scheduler for z/OS は、すべての依存関係が解決し、処理リソースが使用可能なときは、できるだけ速やかに操作を開始しようとす

用語集 31

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る。 しかし、操作を時間依存にして、IBM Workload Scheduler for z/OSが特定の時刻まで操作を開始しないように指定することができる。

予定表ビュー (timeline view)ジョブ・ストリーム・インスタンスの時間制限を変更および保守するのに使用される、Dynamic Workload Console のグラフィカルなビューの 1 つ。以下の項目も参照。

v 時間制限 (time restriction)

v ビュー (views)

時間制限 (time restriction)ある時刻より前か後、またはその両方でジョブまたはジョブ・ストリームを実行できないような時刻を決めること。両方を指定すれば、ジョブまたはジョブ・ストリームが実行される時間フレームが定義される。ジョブに反復速度を指定することもできます。例えば IBM Workload Scheduler は、午前8:30 から午後 1:30 の間の 30 分ごとに同じジョブを起動できる。

時間帯サポート (time zone support)アプリケーションの計画および稼働を、そのアプリケーションを実行するプロセッサーの現地時間を考慮して行わせる IBM Workload Scheduler forz/OS の機能。 ネットワークによっては、さまざまな時間帯のプロセッサーを持つものもある。制御プロセッサーは、アクティビティーを計画する際に時差を見込んで、相互作用するアクティビティーが正しく整合するようにする。

トラッカー (tracker)IBM Workload Scheduler for z/OS で、複合システム内のすべてのシステム上で実行される構成要素。実行元の z/OS システムとコントローラー間の通信リンクとして機能する。

トラッキング・イベント・ログ (tracking event log)ジョブ・トラッキング・イベントと最新スケジュールへの更新のログ記録。

移送時間 (transport time)前の操作が行われたワークステーションから、最新操作が発生するワークステーションへのデータの移送に割り振られた時間。移送時間は計画の目的にのみ使用される。操作は、指定された移送時間に関係なく開始される。

試行計画 (trial plan)同じ開始日を使用した、異なる期間の現行実動計画の投影。異なる計画の判断の効果を判別する場合に使用される。「計画 (plan)」も参照。

ターンオーバー (turnover)IBM Workload Scheduler for z/OS が最新計画の更新バージョンを作成したときに活動化する IBM Workload Scheduler for z/OS の副次機能。

Uユーザー・オプション (user options)

ワークステーションのそれぞれのユーザーごとに定義される構成オプション。これらは、ワークステーションのユーザーごとの useropts ファイルに定義される。このファイル内の設定は、そのワークステーション上のユーザーのみに適用される。以下の項目も参照。

32 IBM Workload Automation: 用語集

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v ローカル・オプション (local options)

v グローバル・オプション (global options)

ユーティリティー・コマンド (utility commands)IBM Workload Scheduler の管理のためにオペレーティング・システムのコマンド行から呼び出される一連のユーティリティー。

V有効期間 (validity period)

実行サイクルまたはアプリケーション記述が有効である、起点日と終了日によって定義された時間間隔。

バージョン (version)同じ ID ではあるが有効日時が異なるアプリケーション。

ビュー (views)スケジューリング・オブジェクトの表示および変更のために使用されるDynamic Workload Console のグラフィカル・ユーザー・インターフェースのエレメント。以下の項目も参照。

v エクスプローラー・ビュー (explorer view)

v グラフ・ビュー (graph view)

v 影響ビュー (impact view)

v テーブル・ビュー (table view)

v 予定表ビュー (timeline view)

W待ちリスト (waiting list)

実行依頼されたがまだ未完了の先行操作を持つジョブのリスト。操作が待ちリストに入れられるのは、コントローラーによって JCL がサブミットされず、トラッカーが HOLDJOB(YES) を指定されて始動している場合である。

週次実行サイクル (weekly run cycle)ジョブ・ストリームを実行する曜日を指定した実行サイクル。週次実行サイクルを使用すると、例えば、毎週の月曜日、水曜日、および金曜日にジョブ・ストリームを実行するように指定できる。週次実行サイクルは、特定の1 つのジョブ・ストリームについて定義され、複数のジョブ・ストリームでは使用できない。「実行サイクル (run cycle)」も参照。

就業日 (work day)通常、アプリケーションの開始がスケジュールできる日のこと。

就業日のみの周期期間 (work-days-only cyclic period)間隔を計算する際に就業日のみをカウントする周期期間。

就業日の終了時刻 (work-day end time)IBM Workload Scheduler for z/OS で就業日が終了して次の日が始まる時刻。デフォルトの設定では、この時刻は午前 0 時である。

用語集 33

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例えば、就業日の終了時刻が 02:00 だとすると、金曜日の作業は土曜日が休日であっても土曜日の 02:00 まで継続する。土曜日と日曜日が休日の場合、新しい作業は月曜日の 02:00 まで開始されない。

Workload Service Assurance (workload service assurance)業務上の主幹業務としてジョブにフラグを立てるためと、そのようなジョブをタイミング良く処理できるようにするために使用するオプション機能。クリティカル・パス上のジョブおよびジョブ・ストリームの進行状況をモニターでき、計画された終了時刻がリスク状態の場合にはイベントが発生する。

ワークステーション (workstation)ジョブおよびジョブ・ストリームが実行される個々のコンピューターまたはコンピューター・パーティションの定義。ワークステーションのタイプは、エンジンのタイプによって異なる。以下の項目も参照。

v 分散ワークステーション (distributed workstation)

v z/OS ワークステーション (z/OS workstation)

IBM Workload Scheduler for z/OS で、特定のデータ処理機能を果たす装置、場所、またはグループ。作業が発生する運用部門内の論理上の場所。IBM Workload Scheduler for z/OS の場合は、ワークステーションごとに、ワークステーションが行う作業のタイプ、特定の時刻に処理できる作業の量、およびアクティブになる時刻などの特性を定義する必要がある。各ワークステーションで行われる活動を操作と呼ぶ。

ワークステーション・クラス (workstation class)ワークステーション・クラスは、類似するジョブ・スケジューリング特性をもつワークステーションのグループである。 1 つのクラスに、いくつでもワークステーションを入れることができる。ジョブ・ストリームとジョブは、ワークステーション・クラスで実行されるように割り当てることができる。これにより、多くのワークステーション間でジョブまたはジョブ・ストリームを容易に複製することができる。「ワークステーション(workstation)」も参照。

ワークステーション記述データベース (workstation description database)IBM Workload Scheduler for z/OS で、運用部門におけるワークステーションの記述が含まれたデータベース。

ワークステーション・リソース (workstation resource)磁気テープ・ドライブなど、ジョブ間で割り振る必要がある物理リソース。ワークステーションの定義の際、操作に使用できる 2 つのリソース (R1 とR2) のそれぞれの数量を指定することができる。そのワークステーションに操作を定義する際、そのワークステーションで操作を開始するときに使用可能でなければならない、リソースの数を指定することができる。

ワークステーション・タイプ (workstation type)各ワークステーションは、コンピューター、プリンター、または汎用の 3つのタイプのうちのいずれかにすることができる。

writer netman によって開始されるプロセス。 writer プロセスは、着信メッセージをローカルの mailman プロセスに渡す。 writer プロセス (1 つのドメイン・マネージャー・ワークステーション上に複数存在する場合もある)

34 IBM Workload Automation: 用語集

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は、リンク要求によって開始され、リンク解除要求によって (または、通信中の mailman プロセスが終了すると) 停止する。「プロセス(processes)」も参照。

オペレーター宛メッセージ・ワークステーション (write-to-operator workstation)スケジューリング機能を用いて、ワークステーション宛先によって定義された特定のオペレーター・コンソールでオペレーター宛メッセージ (WTO) を出せる汎用ワークステーション。

WTO メッセージ (WTO message)オペレーター宛メッセージ (Write-to-operator message)。

WTO 操作 (WTO operation)IBM Workload Scheduler for z/OS が NetView に渡す操作員指示から成る操作。これらの操作は、WTO オプションが指定された汎用ワークステーションで実行される。

Xx エージェント (x-agent)

「拡張エージェント (extended agent)」を参照。

Zz/OS ネットワーク (z/OS network)

IBM Workload Scheduler for z/OS エンジンを使用してワークロードのスケジューリングを実行するワークステーションが接続されたグループ。以下の項目も参照。

v エンジン (engine)

v ワークステーション (workstation)

z/OS ワークステーション (z/OS workstation)IBM Workload Scheduler for z/OS ネットワーク内にあるシステム構成要素のこと。z/OS エンジンの場合は、ワークステーションは以下のいずれかである。

v コンピューター

v 汎用

v プリンター

「ワークステーション (workstation)」も参照。

用語集 35

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36 IBM Workload Automation: 用語集

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特記事項

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特記事項 39

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特記事項 41

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