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総 財 準 第 59 号 平 成 28 年 4 月 1 日 各都道府県総務部長 (各都道府県財政担当課、市町村担当課、 都道府県立病院担当課扱い) 各指定都市財政担当局長 (各指定都市財政担当課、市立病院担当課扱い) 殿 関係一部事務組合管理者 (都道府県・指定都市が加入するもの) 関係広域連合の長 (都道府県・指定都市が加入するもの) 総務省自治財政局準公営企業室長 (公 「公立病院に係る財政措置の取扱いについて」の一部改正について(通知) 「公立病院に係る財政措置の取扱いについて」(平成 27 年4月 10 日総財準第 61 号)の一部を下記のとおり改正しますので通知します。 各都道府県におかれては、貴都道府県内の関係市区町村に対しても、この旨 を周知していただくとともに、適切な御助言をお願いします。 また、地域の元気創造プラットフォームにおける調査・照会システムを通じ て、各市町村に対して、本通知についての情報提供を行っていることを申し添 えます。 1. 別添1「公立病院に係る財政措置の取扱いについての一部改正新旧対照 表」の「改正前」欄を「改正後」欄のとおりとする。 2. 別記様式9-1を別添2のとおりとする。

(各都道府県財政担当課、市町村担当課、 都道府県 …総 財 準 第59号 平成28年4月1日 各都道府県総務部長 (各都道府県財政担当課、市町村担当課、

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Page 1: (各都道府県財政担当課、市町村担当課、 都道府県 …総 財 準 第59号 平成28年4月1日 各都道府県総務部長 (各都道府県財政担当課、市町村担当課、

総 財 準 第 59 号

平 成 28 年 4 月 1 日

各都道府県総務部長

(各都道府県財政担当課、市町村担当課、

都道府県立病院担当課扱い)

各指定都市財政担当局長

(各指定都市財政担当課、市立病院担当課扱い) 殿 関係一部事務組合管理者

(都道府県・指定都市が加入するもの) 関係広域連合の長

(都道府県・指定都市が加入するもの)

総務省自治財政局準公営企業室長

( 公 印 省 略 )

「公立病院に係る財政措置の取扱いについて」の一部改正について(通知)

「公立病院に係る財政措置の取扱いについて」(平成 27 年4月 10 日総財準第 61

号)の一部を下記のとおり改正しますので通知します。

各都道府県におかれては、貴都道府県内の関係市区町村に対しても、この旨

を周知していただくとともに、適切な御助言をお願いします。

また、地域の元気創造プラットフォームにおける調査・照会システムを通じ

て、各市町村に対して、本通知についての情報提供を行っていることを申し添

えます。

1. 別添1「公立病院に係る財政措置の取扱いについての一部改正新旧対照

表」の「改正前」欄を「改正後」欄のとおりとする。

2. 別記様式9-1を別添2のとおりとする。

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公立病院に係る財政措置の取扱いについての一部改正新旧対照表 改正後 改正前

総 財 準 第 61 号

平成 27年 4月 10日

(改正 平成 28年 4月 1日総財準第 59号)

各都道府県総務部長

(各都道府県財政担当課、市町村担当課、

都道府県立病院担当課扱い)

各指定都市財政担当局長

(各指定都市財政担当課、市立病院担当課扱い) 殿

関係一部事務組合管理者

(都道府県・指定都市が加入するもの)

関係広域連合の長

(都道府県・指定都市が加入するもの)

総務省自治財政局準公営企業室長

( 公 印 省 略 )

公立病院に係る財政措置の取扱いについて(通知)

(略)

第1 公立病院の再編・ネットワーク化に関する財政措置

(略)

2 再編・ネットワーク化計画の策定

(1) 新改革プランを策定し、公立病院の再編・ネットワーク化に

関する財政措置の適用を受けようとする地方公共団体は、おお

総 財 準 第 61 号

平成 27年 4月 10日

各都道府県総務部長

(各都道府県財政担当課、市町村担当課、

都道府県立病院担当課扱い)

各指定都市財政担当局長

(各指定都市財政担当課、市立病院担当課扱い) 殿

関係一部事務組合管理者

(都道府県・指定都市が加入するもの)

関係広域連合の長

(都道府県・指定都市が加入するもの)

総務省自治財政局準公営企業室長

( 公 印 省 略 )

公立病院に係る財政措置の取扱いについて(通知)

(略)

第1 公立病院の再編・ネットワーク化に関する財政措置

(略)

2 再編・ネットワーク化計画の策定

(1) 新改革プランを策定し、公立病院の再編・ネットワーク化に

関する財政措置の適用を受けようとする地方公共団体は、おお

別添1

Page 3: (各都道府県財政担当課、市町村担当課、 都道府県 …総 財 準 第59号 平成28年4月1日 各都道府県総務部長 (各都道府県財政担当課、市町村担当課、

公立病院に係る財政措置の取扱いについての一部改正新旧対照表 むね次の①から⑦までに掲げる事項を定めた再編・ネットワー

ク化に関する計画(以下「再編・ネットワーク化計画」という。)

を策定し、4に定めるところにより総務省に提出するものとす

る。

(略)

3 財政措置

(略)

(1) 再編・ネットワーク化に係る公立病院の施設・設備の整備

費について、次の①から③までに定めるところにより病院事

業債(特別分)を措置し、その元利償還金の3分の2を一般

会計からの繰入れ対象とするとともに元利償還金の 40%につ

いて普通交付税措置を講じる。

(略)

第2 既存の財政措置の見直し

(略)

3 公立病院等に対する特別交付税措置

(1) 公立病院に対する特別交付税措置(不採算地区病院、結核、

精神、リハビリテーション専門病院、小児救急医療提供病院、

救命救急センター、周産期、小児及び感染症)については、

財政措置の重点化を図る見地から、次の①から③までに定め

るところにより行うこととする。

① 1)基準額と2)繰出額に措置率(0.8)を乗じた額とを比

較して、いずれか低い額を算定額とする。

1)基準額

各項目に定める単価に病床数等を乗じた額の合算額

2)繰出額

各項目に対応する一般会計による負担額として総務大臣

が調査した当該公立病院への繰出金(一部事務組合、広域連

合、公営企業型地方独立行政法人又は公立大学法人等が経営

むね次の①から⑦に掲げる事項を定めた再編・ネットワーク化

に関する計画(以下「再編・ネットワーク化計画」という。)を

策定し、4に定めるところにより総務省に提出するものとする。

(略)

3 財政措置

(略)

(1) 再編・ネットワーク化に係る公立病院の施設・設備の整備

費について、次の①から③に定めるところにより病院事業債

(特別分)を措置し、その元利償還金の3分の2を一般会計か

らの繰入れ対象とするとともに元利償還金の 40%について普

通交付税措置を講じる。

(略)

第2 既存の財政措置の見直し

(略)

3 不採算地区病院に対する特別交付税措置

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公立病院に係る財政措置の取扱いについての一部改正新旧対照表 する病院にあっては運営費負担金等のうち繰出金に相当す

る額及び指定管理者制度を導入している病院にあっては指

定管理料等のうち繰出金に相当する額とする。)の見込額の

合算額

② 算定に当たっては、財政力補正を適用する。

③ 公立病院を設置する都道府県又は市町村に対して措置を講

じる。

ただし、特殊医療(結核、精神及び感染症)に係る措置につ

いては、法令上これらの医療の確保主体である都道府県が経費

負担(繰出又は助成)を行う場合に講じることとする。なお、

都道府県から法令上の指定等を受けて当該特殊医療の提供を行

う市町村立等病院(以下「指定病院」という。)については、設

置市町村に対して上記の算定方法により措置を講じることと

し、指定病院以外の市町村立等病院については、次期都道府県

医療計画策定までの間(平成 28年度及び平成 29年度)に限り、

指定病院と同様の措置を講じる。

(2) 公的病院等への助成に対する特別交付税措置(公立病院に係

る項目及び救急告示病院)についても、(1)に準じて、次の①

から③までに定めるところにより措置を継続することとする。

① 基準額と、各項目に対応する公的病院等の運営費に対する地

方公共団体の助成金として総務大臣が調査した当該公的病院

等への助成見込額の合算額に措置率(0.8)を乗じた額とを比

較して、いずれか低い額を算定額とする。

② 算定に当たっては、財政力補正を適用する。

③ 公的病院等への助成を行う都道府県又は市町村に対して措

置を講じる。ただし、特殊医療に係る措置については、法令上

これらの医療の確保主体である都道府県が助成を行う場合に

講じることとする。

(3) 上記(1)及び(2)の見直しは、地域において必要な医療を継続

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公立病院に係る財政措置の取扱いについての一部改正新旧対照表 的に確保する観点から行うものであり、地方公共団体において

は、見直しの趣旨を踏まえ、適切に対応されたい。

(4) 不採算地区病院(第2種)の要件を、直近の国勢調査に基づ

く当該公立病院の半径5キロメートル以内の人口が3万人未

満のものに見直し、別に定める単価に稼働病床数を乗じて特別

交付税措置を講じる。ただし、直近の国勢調査に基づく当該公

立病院の半径5キロメートル以内の人口が3万人以上 10 万人

未満のものについて、当該単価を人口 10 万人で0となるよう

逓減して措置することとする。

(5) (4)の見直しによる影響額については、経過措置を講じる。

第3 その他

1 本通知は、平成 27 年度から適用し、「「公立病院の再編等に

係る財政措置の取扱いについて」の一部改正について」(平成

26年4月1日付け総財準第 54号。以下「前再編等通知」という。)

については廃止する。ただし、第2 2 (4)は、平成 28年度に同

意等を得た病院事業債から適用し、第2 3 (1)から(3)までは、

平成 28年度の算定から適用する。

(略)

(1) 不採算地区病院(第2種)の要件を、直近の国勢調査に基づ

く当該公立病院の半径5キロメートル以内の人口が3万人未

満のものに見直し、別に定める単価に稼働病床数を乗じて特別

交付税措置を講じる。ただし、直近の国勢調査に基づく当該公

立病院の半径5キロメートル以内の人口が3万人以上 10 万人

未満のものについて、当該単価を人口 10 万人で0となるよう

逓減して措置することとする。

(2) (1)の見直しによる影響額については、経過措置を講じる。

第3 その他

1 本通知は、平成 27 年度から適用し、「「公立病院の再編等に

係る財政措置の取扱いについて」の一部改正について」(平成

26年4月1日付け総財準第 54号。以下「前再編等通知」という。)

については廃止する。ただし、第2 2 (4)は、平成 28 年度に同

意等を得た病院事業債から適用する。

(略)

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○ 収支見通しに用いた患者数推計 (人)

※N-1年度の患者数は、実績値を記入すること。

※N年度以降の患者数は、各団体において行っている患者数の推計値を記入すること。なお、その場合には、次の「患者数推計の考え方」欄にその推計方法を記入

 すること。

※年度の数字は適宜入力すること。

(患者数推計の考え方)

○ 収支見通しに用いた患者1人当たり単価推計 (人)

※N-1年度の単価は、実績値を記入すること。

※N年度以降の単価は、各団体において行っている患者数の推計値を記入すること。なお、その場合には、次の「患者数推計の考え方」欄にその推計方法を記入

 すること。

※年度の数字は適宜入力すること。

(単価推計の考え方)

【参考】立地する二次医療圏等の状況

②人口推計(構想区域等) (人)

※構想区域(構想区域が決まるまでは二次医療圏)の人口推計値を記入すること。

※N-1年の人口は、N-1年3月31日現在の住民基本台帳人口によること。

※N年以降の人口は、国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(都道府県・市区町村)、年齢(5歳)階級別の推計結果」の数値を用いること。

  (参照:http://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson13/t-page.asp)

※年度の数字は適宜入力すること。

N+30年度

0

N-1年度 N(本)年度 N+5年度 N+10年度 N+15年度

N+30年度

N+10年 N+15年 N+20年

既存病床数

N+25年

 別記様式9-1

二次医療圏名

平成  年度公立病院の新設・建替等に関する調書3付表

基準病床数

15~64歳

0~14歳

N-1年 N(本)年 N+5年

うち設置団体

うち設置団体

65~74歳

うち設置団体

75歳以上

0 0 0 0 0 0

うち設置団体 0 0 0 0 0 0 0

N+20年度 N+25年度

入院患者数

外来患者数

計 0 0 0 00 0 0

0

N(本)年度 N+5年度 N+10年度 N+15年度 N+20年度 N+25年度

入院患者単価

N-1年度

外来患者単価

計 0 0 0 0 0 0 0 0

N+30年

うち設置団体

0

0

別添2

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③患者数推計(構想区域等) (人)

※患者数については、各都道府県において構想区域(構想区域が決まるまでは二次医療圏)ごとの患者数の推計を行っている場合に、その推計値を記入すること。

※年度の数字は適宜入力すること。

(患者数推計の考え方)

N+20年 N+25年

0 0

うち設置団体 0 0 0 0 0

0 0

0

0 0計

うち設置団体

うち設置団体

入院患者数

外来患者数

0

0

N-1年 N年 N+5年 N+10年 N+15年

0

N+30年

0

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総 財 準 第 61 号

平成 27 年 4 月 10 日

(改正 平成 28 年 4 月 1 日総財準第 59 号)

各都道府県総務部長

(各都道府県財政担当課、市町村担当課、

都道府県立病院担当課扱い)

各指定都市財政担当局長

(各指定都市財政担当課、市立病院担当課扱い) 殿 関係一部事務組合管理者

(都道府県・指定都市が加入するもの) 関係広域連合の長

(都道府県・指定都市が加入するもの)

総務省自治財政局準公営企業室長

( 公 印 省 略 )

公立病院に係る財政措置の取扱いについて(通知)

公立病院改革の推進については、「公立病院改革の推進について」(平成

27 年3月 31 日付け総務省自治財政局長通知。以下「新改革ガイドライン」と

いう。)を踏まえ、「新公立病院改革プラン」(以下「新改革プラン」という。)

を策定し、積極的に取り組むよう要請しているところですが、このうち財政措

置に関する部分について、下記のとおり取り扱うこととしましたので通知しま

す。

各都道府県におかれては、貴都道府県内の関係市区町村に対しても、この

旨を周知していただくとともに、適切な御助言をお願いします。

また、地域の元気創造プラットフォームにおける調査・照会システムを通

じて、各市町村に対して、本通知についての情報提供を行っていることを申

し添えます。

第1 公立病院の再編・ネットワーク化に関する財政措置

公立病院の再編・ネットワーク化に関する財政措置については、次により行

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うこととする。 なお、「再編・ネットワーク化」とは、地域において公立病院が果たすべき

役割を、個々の病院ごとにとらえるのではなく、当該地域(構想区域等)全体

における医療提供体制の確保の観点から抜本的に見直す取組であって、原則と

して、新改革ガイドラインを踏まえ策定された新改革プランに位置づけられて

いるものをいう。具体的には、地域における公立病院を含む医療機関において、

基幹病院では中核的な医療機能を担い、それ以外の病院・診療所では日常的な

医療確保を行うこととするなど、医療機能の再編、病院相互又は病院・診療所

間の連携等が考えられる。 1 再編・ネットワーク化の実施主体

新改革プランを策定して公立病院の再編・ネットワーク化に取り組む地方

公共団体に対し、その実施に要する経費について、3に規定する財政措置を

講じることとする。 2 再編・ネットワーク化計画の策定 (1) 新改革プランを策定し、公立病院の再編・ネットワーク化に関する財

政措置の適用を受けようとする地方公共団体は、おおむね次の①から⑦ま

でに掲げる事項を定めた再編・ネットワーク化に関する計画(以下「再編・

ネットワーク化計画」という。)を策定し、4に定めるところにより総務

省に提出するものとする。

① 再編・ネットワーク化計画の策定主体 ② 構想区域等における地域の医療提供体制の確保(現状及び地域医療構

想で示す構想区域における機能区分ごとの医療需要及び将来の必要病

床数等)及び当該公立病院の果たすべき役割の検討内容 ③ 再編・ネットワーク化の基本方針

・病院間の機能分担及び連携の基本方針

・地域医療構想(策定前にあってはその見込み)との関係 等

④ 再編・ネットワーク化のスケジュール

⑤ 再編・ネットワーク化の具体的内容

・再編・ネットワーク化に関する事項

・経営形態の見直しに関する事項(地方独立行政法人化等による経営

主体の統合、指定管理者制度の導入、診療所化等事業形態の見直し

等)

・病床規模の適正化 等

⑥ 再編・ネットワーク化による効果(地域の医療提供体制の確保、病院

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経営の健全化等)

⑦ 財政措置の活用予定

(2) 再編・ネットワーク化計画の対象期間は、原則として、平成 32年度ま

でとする。

(3) 再編・ネットワーク化計画は、地域の医療提供体制の確保、病院経営

の健全化等に十分な効果が発揮されると認められるものでなくてはなら

ない。

3 財政措置

新改革プランに基づき、平成 32年度までに行われる公立病院の再編・ネ

ットワーク化に係る事業に関し、次の財政措置を講じる。

(1) 再編・ネットワーク化に係る公立病院の施設・設備の整備費について、

次の①から③までに定めるところにより病院事業債(特別分)を措置し、

その元利償還金の3分の2を一般会計からの繰入れ対象とするとともに

元利償還金の 40%について普通交付税措置を講じる。

① 病院事業債(特別分)の対象となる再編・ネットワーク化とは、複数

病院の統合又は相互の医療機能の再編を行うものとするが、経営主体の

統合(同一の指定管理者を指定することにより経営統合を行う場合を含

む。)を伴わない場合には、関係病院等間において以下に掲げるすべて

の取組が行われることを要件とする。

・機能分担による病床規模又は診療科目の見直し

・共同購入等による医薬品、診療材料等の効率的調達

・医師の相互派遣による協力体制の構築

・医療情報の共有等による医療提供の連携体制の構築

② 病院事業債(特別分)は、①の再編・ネットワーク化に伴って必要と

なる以下の施設・設備の整備を対象とする。

1) 病院・診療所間のネットワーク形成のために必要となる患者搬送

車、遠隔医療機器等の整備に要する経費 2) 経営主体の統一に伴い必要となる情報システムの統合等整備に要

する経費 3) 再編・ネットワーク化に伴う機能分担により基幹病院において新た

に整備される高度医療又は救急医療の用に供する医療施設及び医師

の研修又は派遣の拠点機能を有する施設並びにこれらの施設に設置

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される医療機器等の整備に要する経費 4) 再編・ネットワーク化に伴う機能分担により基幹病院以外の医療施

設において必要となる既存施設の改修及びこれに伴い設置される医

療機器等の整備に要する経費 5) 統合に伴う新病院の整備に要する経費

③ 「公立病院改革ガイドライン」(平成 19 年 12 月 24 日付け総務省自

治財政局長通知)を踏まえ策定された公立病院改革プランに基づき実施

される事業であって、①及び②に定める要件に合致するものについて

は、4(1)に定める再編・ネットワーク化計画を総務省に(市町村分に

ついては、都道府県を通じて)提出することにより、当該財政措置の対

象とする。

(2) 再編・ネットワーク化に伴う新たな経営主体の設立又は既存の一部事

務組合等への参画に際し、病院の経営基盤を強化し、健全な経営を確保す

るために行う一部事務組合等への出資(当該一部事務組合等が構成団体の

病院事業会計から継承する不良債務の額を限度とする。)について、病院

事業債(一般会計出資債)を措置する。 (3) 再編・ネットワーク化に伴う公立病院の医療提供体制の見直しにより

不要となる病棟等施設の除却等に要する経費の財源に充てるため、一般会

計から病院事業会計に対して行う繰出金等の額の一部について、特別交付

税措置を講じる。

ただし、当該繰出金等の額については、解体撤去費や建物の除却又は売

却等に伴い現に支出する額を限度として建物売却代金等の収入をもって

充てることができないと認められるものに相当する額とする。 また、病床削減が行われた場合には、当該措置額(解体撤去費に係る措

置額を除く。)から、病床削減に伴う普通交付税措置(予定)額を控除す

る。 4 手続き (1) 再編・ネットワーク化計画は、別記様式1により作成することとし、

別記様式2から5までの提出と併せて総務省に(市町村分については、都

道府県を通じて)提出するものとする。

(2) 再編・ネットワーク化計画の記載事項を変更する必要が生じた場合に

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は、地方公共団体は、変更後の再編・ネットワーク化計画を速やかに総務

省に(市町村分については、都道府県を通じて)提出するものとする。

(3) 再編・ネットワーク化計画を提出した地方公共団体は、当該計画に記

載した再編・ネットワーク化の目標年度が終了するまでの間、各年度の進

捗状況を翌年度の6月末までに総務省に(市町村分については、都道府県

を通じて)提出するものとする。なお、様式は任意とする。

(4) 公立病院の再編・ネットワーク化の実施に伴い必要となる病院施設・

設備の整備費に対し病院事業債(特別分)を充当しようとする場合には、

起債予定額一覧表等と併せて別記様式2により、総務省に(市町村分につ

いては、都道府県を通じて)報告するものとする。

(5) 再編・ネットワーク化の実施に伴い、病院の経営基盤を強化し、健全

な経営を確保するために行う一部事務組合、広域連合又は地方独立行政法

人(以下「一部事務組合等」という。)への出資について、病院事業債(一

般会計出資債)を充当しようとする場合には、起債予定額一覧表等と併せ

て別記様式3により、総務省に(市町村分については、都道府県を通じて)

報告するものとする。 (6) 再編・ネットワーク化の実施に伴い、不要となる病棟施設の除却等に

要する経費に充てるため、一般会計から繰出し等を行う場合には、別記様

式4により、当該除却等に要する経費が生じる年度の9月末までに、総務

省に(市町村分にあっては、都道府県を通じて)報告するものとする。 (7) 3に規定する財政措置の適用が見込まれる地方公共団体は、その旨を

当該財政措置の適用が見込まれる年度の前年度の9月末までに、別記様式

5により、総務省に(市町村分については、都道府県を通じて)報告する

ものとする。

第2 既存の財政措置の見直し 1 公立病院等の施設整備費に対する地方交付税措置

(1) 平成 21 年度以降に基本設計等に着手する病院等の施設整備費につい

ては、このうち、(2)に定める建物の建築単価が1㎡当たり 36 万円以下

の部分に相当する額に係る病院事業債(特別分を含む。)の元利償還金

について地方交付税措置を講じることとする。

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(2) 「建物の建築単価」は、建物の建築工事費(附帯施設、外構等に係る

ものを含む。)に、設計監督費及び事務費の合算額(建築延べ面積に 36

万円を乗じて得た額の 5.5%を上回る部分に限る。)を加算したものを建

築延べ面積で除して得た額とする。

ただし、「災害時の医療確保に必要な公立病院の施設整備に係る財政

措置の取扱いについて」(平成 21 年4月1日付け総財経第 70 号)に該

当する事業の建築工事費は、建物の建築工事費に含まないこととする。

(3) 上記病院事業債を発行しようとする場合には、起債予定額一覧表等と

併せて別記様式6により、総務省に(市町村分については、都道府県を

通じて)報告するものとする。

2 公立病院の新設・建替等に係る手続等

(1) 平成 27 年度以降に実施設計に着手する公立病院の新設、建替及び増

改築事業並びにこれに伴う実施設計及び医療機器の整備(以下「新設・

建替等」という。)を行う地方公共団体は、当該事業の基本設計に着手

する段階で、その前年度の 11月末までに、別記様式7から9までの各様

式に沿ってその見込みを作成し、総務省に(市町村分については、都道

府県を通じて)提出するとともに、実施設計に着手する年度の5月末ま

でに別記様式7から9までの様式を作成し、総務省に(市町村分につい

ては、都道府県を通じて)提出するものとする。

ただし、これによりがたいときは、総務省担当者までその旨連絡し、提

出期限等について随時調整を行うものとする。

(2) 都道府県は、(1)の提出が市町村分(指定都市を含む)である場合は、

当該公立病院の新設・建替等について、別記様式8に沿って意見を付する

こととする。

その際、都道府県は、新設・建替等に係る病院事業債の同意等を適切

に行う観点から収支見通し等について十分検討を行うとともに、当該公立

病院に係る機能・役割分担等の地域医療構想との整合性について十分に検

討を行った上で意見を付するものとする。

(3) (1)及び(2)により提出した地方公共団体は、当該事業が終了するまで

の間、各年度の進捗状況等を反映した別記様式7から9までの各様式を

作成し、5月末までに総務省に(市町村分については、都道府県を通じ

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て)提出するものとする。

(4) 総務省は、地域医療構想との整合性に係る都道府県の意見に基づき適

当であるものに係る病院事業債(同意等を得たもの)の元利償還金につい

て地方交付税措置を講じる。

なお、上記都道府県の意見に基づき適当と認められないものに係る病院

事業債については、原則として、当該病院事業債の同意等の前に、その旨

を通知するものとする。

3 公立病院等に対する特別交付税措置 (1) 公立病院に対する特別交付税措置(不採算地区病院、結核、精神、リ

ハビリテーション専門病院、小児救急医療提供病院、救命救急センター、

周産期、小児及び感染症)については、財政措置の重点化を図る見地から、

次の①から③までに定めるところにより行うこととする。

① 1)基準額と 2)繰出額に措置率(0.8)を乗じた額とを比較して、いず

れか低い額を算定額とする。

1) 基準額

各項目に定める単価に病床数等を乗じた額の合算額

2) 繰出額

各項目に対応する一般会計による負担額として総務大臣が調査し

た当該公立病院への繰出金(一部事務組合、広域連合、公営企業型

地方独立行政法人又は公立大学法人等が経営する病院にあっては運

営費負担金等のうち繰出金に相当する額及び指定管理者制度を導入

している病院にあっては指定管理料等のうち繰出金に相当する額と

する。)の見込額の合算額

② 算定に当たっては、財政力補正を適用する。

③ 公立病院を設置する都道府県又は市町村に対して措置を講じる。

ただし、特殊医療(結核、精神及び感染症)に係る措置については、

法令上これらの医療の確保主体である都道府県が経費負担(繰出又は助

成)を行う場合に講じることとする。なお、都道府県から法令上の指定

等を受けて当該特殊医療の提供を行う市町村立等病院(以下「指定病院」

という。)については、設置市町村に対して上記の算定方法により措置

を講じることとし、指定病院以外の市町村立等病院については、次期都

道府県医療計画策定までの間(平成 28年度及び平成 29年度)に限り、

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指定病院と同様の措置を講じる。

(2) 公的病院等への助成に対する特別交付税措置(公立病院に係る項目及

び救急告示病院)についても、(1)に準じて、次の①から③までに定め

るところにより措置を継続することとする。

① 基準額と、各項目に対応する公的病院等の運営費に対する地方公共団

体の助成金として総務大臣が調査した当該公的病院等への助成見込額

の合算額に措置率(0.8)を乗じた額とを比較して、いずれか低い額を

算定額とする。

② 算定に当たっては、財政力補正を適用する。

③ 公的病院等への助成を行う都道府県又は市町村に対して措置を講じ

る。ただし、特殊医療に係る措置については、法令上これらの医療の確

保主体である都道府県が助成を行う場合に講じることとする。

(3) 上記(1)及び(2)の見直しは、地域において必要な医療を継続的に確保

する観点から行うものであり、地方公共団体においては、見直しの趣旨を

踏まえ、適切に対応されたい。 (4) 不採算地区病院(第2種)の要件を、直近の国勢調査に基づく当該公

立病院の半径5キロメートル以内の人口が3万人未満のものに見直し、別

に定める単価に稼働病床数を乗じて特別交付税措置を講じる。ただし、直

近の国勢調査に基づく当該公立病院の半径5キロメートル以内の人口が

3万人以上 10万人未満のものについて、当該単価を人口 10万人で0とな

るよう逓減して措置することとする。

(5) (4)の見直しによる影響額については、経過措置を講じる。

第3 その他

1 本通知は、平成 27年度から適用し、「「公立病院の再編等に係る財政措

置の取扱いについて」の一部改正について」(平成 26年4月1日付け総財

準第 54号。以下「前再編等通知」という。)については廃止する。ただし、

第2 2 (4)は、平成 28年度に同意等を得た病院事業債から適用し、第2 3

(1)から(3)までは、平成 28年度の算定から適用する。

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2 前再編等通知により策定された計画に基づき実施する事業に関する財政

措置については、なお従前の例による。ただし、第1 4 (1)に基づく病院

事業債(特別分)が措置される場合には、前再編等通知第4 1 アに基づく

一般会計出資債の対象とならないものであること。

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別記様式1

(平成  年  月作成)

都道府県名

再編・ネットワーク化計画の策定主体

構想区域等における地域における医療提供体制の確保(現状及び地域医療構想で示す構想区域における病床の機能区分ごとの医療需要及び必要病床数等)及び当該公立病院の果たすべき役割の検討内容

再編・ネットワーク化の基本方針

再編・ネットワーク化のスケジュール

再編・ネットワーク化の具体的な内容

再編・ネットワーク化による効果(地域の医療提供体制の確保、病院経営の健全化等)

財政措置の活用予定

備考

公立病院再編・ネットワーク化計画

(注)「再編・ネットワーク化計画の策定主体」欄は、関係地方公共団体の名称を連名で記入すること(様式2以下において同じ)。

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別記様式2

年度 年度 年度 年度 年度 合計

病院事業債(特別分)に関する調書

備考

(単位:百万円)

都道府県名

(平成  年  月作成)

事業スケジュール

1)複数病院の統合

2)病院相互の医療機能の再編  a) 経営主体の統合(同一の指定管理者の指定による場合を含む。)を伴うもの  b) 経営主体の統合を伴わないもの(第1 3 (1) ①に掲げる4つの取組ご    とに、下記「事業内容」欄において、具体的に取組内容を記載すること。)

再編・ネットワーク化計画の策定主体

上記の具体的な内容

各年度の事業費総額

再編・ネットワーク化の形態(該当するものに○印)

事業内容

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別記様式3

(平成  年  月作成) (単位:百万円)

都道府県名

再編・ネットワーク化計画の策定主体

新たな経営主体設立等の計画の概要

新たに設立する経営主体等 (出資予定先) の名称

再編スケジュール

構成団体名 不良債務保有(見込み)額左のうち新経営主体への継承予定額

出資団体名 出資予定額 出資予定年度

備考

構成団体の不良債務保有(見込み)額及び新経営主体への継承予定額

再編等実施後の経営基盤強化のための出資に関する調書

一般会計出資債の計画

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別記様式4

(単位:百万円)

金額

上記の積算内訳

金額

上記の積算内訳(控除される財産収入等を記入)

病床削減見込数

普通交付税措置(予定)額

実施年度(繰入年度)

(平成  年  月作成)

病床削減に伴う普通交付税措置(予定)額

備考

病棟施設の除却等に要する経費に関する調書

病棟等施設の除却等に要する経費の見込額

上記経費に対する一般会計等繰入見込額

都道府県名

再編・ネットワーク化計画の策定主体

再編・ネットワーク化計画における当該除却等の位置付け

病棟等施設の除却等のスケジュール

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(単位:百万円)

事業費総額

 うち病院事業債 (特別分)

 上記の積算内訳

出資団体名 不良債務継承見込額 出資債発行予定額

金  額

上記の積算内訳

金  額

上記の積算内訳(控除される財産収入等を記入)

第1 3

(

3

)

関連

次年度の事業費

一般会計出資債予定額

第1 3

(

1

)

関連

別記様式5

第1 3

(

2

)

関連

次年度の事業費(積算内訳)

次年度予定事業の概要

次年度予定事業の概要

都道府県名

再編・ネットワーク化計画の策定主体

出資先団体の名称

次年度(平成  年度)における財政措置見込額調書

(平成  年  月作成)

次年度予定事業の概要

一般会計等からの繰入予定額

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別記様式6

(単位:百万円)

計対象内(特別分以外)

対象内(特別分)

対象外 計対象内(特別分以外)

対象内(特別分)

対象外

1 0.0 0.0 0.0

2 0.0 0.0 0.0

3 0.0 0.0 0.0

4 0.0 0.0 0.0

5 0.0 0.0 0.0

6 0.0 0.0 0.0

7 0.0 0.0 0.0

0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

(注)

番号 団体(組合)名起債の目的(事業名)

施設名(施設の種別)

起債協議等予定額

都 道 府 県名

指 定 都 市

合計

合計

建物関係 機械器具

その他

1  起債協議等予定額一覧表及び同意等予定額一覧表(以下「一覧表」という。)の「番号」列記載の番号と一致する番号の行に、一覧表と同一の事業について記入すること。

2 起債協議等予定額の内訳は、地方交付税措置の対象となるものを「対象内」の欄に、地方交付税措置の対象とならないものを「対象外」に記入すること。

3 一覧表の起債協議等予定額欄の「建物関係」、「機械器具」及び「その他」の欄に記入した数値と、本表の「建物関係」若しくは「機械器具」の合計値又は「その他」の数値は同一の数値となるので留意すること。

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1.事業内容

2.新設・建替等の別

□ 新設 □ 現地建替 □ 移転建替 □ 増改築 □ 再編・ネットワーク化

3.現病院の概要

住所: 

 ※ 直近3カ年の決算値を記入すること。

4.新病院の概要

住所:                                         

 別記様式7

病床機能機能種別

0

病床数

高度急性期 急性期

病床機能機能種別 高度急性期 急性期

N-2年度

回復期 慢性期

病床数

科目

科目名

療養

N年度

0

感染症

科目

結核 計

0

0

○部屋

○㎡

○㎡

(例) 外来管理棟

平成  年度公立病院の新設・建替等に関する調書

○㎡

S○年

H○年

内科、外科、管理

病床数 許可病床数

稼働病床数

病床種別 一般 精神

科目数

診療科目

病床利用率(%)

経常収支比率(%)

医業収支比率(%)

診療科目

都道府県名

団体名

S○年

病院名

建築年施設名 延床面積

○㎡

機能・用途等

病棟、感染症病棟(例) 病棟

(例) 医師宿舎

病床数病床種別 一般

合計

N-1年度

慢性期

0

科目名

延床面積

精神 結核 感染症

許可病床数

回復期

療養

科目数

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百万円 百万円

百万円 百万円

百万円 百万円

百万円 百万円

百万円 百万円

5.事業スケジュール

年度

年度

年度

年度

6.その他

基本設計着手(予定)年度

竣工予定年度

実施設計着手予定年度

工事着工予定年度

開院予定年月日 平成○年○月○日

その他地方債

国庫補助金等

病院事業債

左の財源内訳総事業費

うち用地費等

うち施設整備費

うち医療機器整備費

その他 一般財源等

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1 当該病院の役割

 ① 現在、構想区域等において担っている役割

  【新設・建替等団体記入欄】

 ② 病床機能のあり方の方向性

  【新設・建替等団体記入欄】

  【都道府県の意見】

 ③ 今後の病院の役割

  【新設・建替等団体記入欄】

  【都道府県の意見】

・当該病院は、地域において、どのような医療機能を担っているか

・地域医療構想を踏まえ、当該公立病院に今後必要とされる病床機能はどういったものか

病院名

・将来の医療需要や病床機能の方向性を踏まえ、当該病院が担うべき役割はどういったものか

都道府県医療政策担当課名

担当者名

連絡先

別記様式8

都道府県名

団体名

平成  年度公立病院の新設・建替等に関する調書2

担当者名

都道府県財政担当課名又は市区町村担当課名

連絡先

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2 統合・再編の必要性

 ① 近隣病院の状況

  【新設・建替等団体記入欄】

 ② 統合・再編の必要性

  【新設・建替等団体記入欄】

  【都道府県の意見】

3 病院の新設・建替等について

 ① 新設・建替等の必要性

  【新設・建替等団体記入欄】

  【都道府県の意見】

 ② 将来推計等を踏まえた病院の規模等は適切か

  【新設・建替等団体記入欄】

  【都道府県の意見】

・なぜ今新設・建替等が必要なのか

・近隣にはどのような病院が存在するか(公的・民間含む)・近隣病院とはどのような連携を図っているか

・立地する構想区域等の病床規模や機能のあり方、近隣病院の立地等を踏まえ、統合・再編の必要性はないか

・立地する構想区域等の将来の医療需要や病床の機能区分ごとの将来の病床数の必要量等を考慮した場合、当該病院の規模(病床数、診療科等)は適切か

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 ③ 建設に要する事業費は適切か

  【新設・建替等団体記入欄】

  【都道府県の意見】

 ④ 経常収支比率が100%を下回っている病院

  【新設・建替等団体記入欄】

  【都道府県の意見】

4 医師・看護師等医療スタッフの確保

 ① 医師の現状と確保策

  【新設・建替等団体記入欄】

  【都道府県の意見】

・公的・民間病院と比べて建築単価や建築面積は適切か

・経常収支比率が100%を下回っている病院については、どのように経常収支を改善させるのか

・医師の充足状況・今後の医師確保の見込み

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 ② 看護師等の現状と確保策

  【新設・建替等団体記入欄】

  【都道府県の意見】

5 収支見通し

 ① 医療需要、料金収入等の見込みは適切か

  【新設・建替等団体記入欄】

  【都道府県の意見】

 ② 一般会計繰入金は適切か

  【新設・建替等団体記入欄】

  【都道府県の意見】

・看護師やその他の医療スタッフの充足状況・今後の看護師やその他の医療スタッフ確保の見込み

・医療需要や料金収入等の見込みは適切か

・繰出基準に基づく適切な繰入れか・一般会計が負担可能な水準を超えていないか

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6 総括(上記1~5を踏まえて総括的に記載)

  ① 【地域医療構想との整合性の観点からの都道府県の意見】

  ② 【収支採算の確実性の観点からの都道府県の意見】

(注) 1 「地域医療構想」、「構想区域等」とあるのは、これらが策定されるまでの間については、その見込みあるいは現行の「医療計画」や「二次医療圏」 を踏まえ記入しても 差し支えない。

3 「6 総括」の欄は、それぞれ1~5の意見を踏まえ、当該事業に対する都道府県の意見を明確に記入すること。

2 将来の医療需要の推計等は、「地域医療構想策定ガイドライン」(平成27年3月31日付け厚生労働省医政局長通知)に基づく需要推計等が 行われていない場合には、既存の見通しで構わない。

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○ 収支見通しに用いた患者数推計 (人)

※N-1年度の患者数は、実績値を記入すること。

※N年度以降の患者数は、各団体において行っている患者数の推計値を記入すること。なお、その場合には、次の「患者数推計の考え方」欄にその推計方法を記入

 すること。

※年度の数字は適宜入力すること。

(患者数推計の考え方)

○ 収支見通しに用いた患者1人当たり単価推計 (人)

※N-1年度の単価は、実績値を記入すること。

※N年度以降の単価は、各団体において行っている患者数の推計値を記入すること。なお、その場合には、次の「患者数推計の考え方」欄にその推計方法を記入

 すること。

※年度の数字は適宜入力すること。

(単価推計の考え方)

【参考】立地する二次医療圏等の状況

②人口推計(構想区域等) (人)

※構想区域(構想区域が決まるまでは二次医療圏)の人口推計値を記入すること。

※N-1年の人口は、N-1年3月31日現在の住民基本台帳人口によること。

※N年以降の人口は、国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(都道府県・市区町村)、年齢(5歳)階級別の推計結果」の数値を用いること。

  (参照:http://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson13/t-page.asp)

※年度の数字は適宜入力すること。

N+30年度

0

N-1年度 N(本)年度 N+5年度 N+10年度 N+15年度

N+30年度

N+10年 N+15年 N+20年

既存病床数

N+25年

 別記様式9-1

二次医療圏名

平成  年度公立病院の新設・建替等に関する調書3付表

基準病床数

15~64歳

0~14歳

N-1年 N(本)年 N+5年

うち設置団体

うち設置団体

65~74歳

うち設置団体

75歳以上

0 0 0 0 0 0

うち設置団体 0 0 0 0 0 0 0

N+20年度 N+25年度

入院患者数

外来患者数

計 0 0 0 00 0 0

0

N(本)年度 N+5年度 N+10年度 N+15年度 N+20年度 N+25年度

入院患者単価

N-1年度

外来患者単価

計 0 0 0 0 0 0 0 0

N+30年

うち設置団体

0

0

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③患者数推計(構想区域等) (人)

※患者数については、各都道府県において構想区域(構想区域が決まるまでは二次医療圏)ごとの患者数の推計を行っている場合に、その推計値を記入すること。

※年度の数字は適宜入力すること。

(患者数推計の考え方)

N+20年 N+25年

0 0

うち設置団体 0 0 0 0 0

0 0

0

0 0計

うち設置団体

うち設置団体

入院患者数

外来患者数

0

0

N-1年 N年 N+5年 N+10年 N+15年

0

N+30年

0

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別記様式9

平成  年度公立病院の新設・建替等に関する調書3

(単位:百万円、%)

   年 度 N-3 N-2 N-1 N(本) N+1 N+2 N+3 N+4 N+5 N+6 N+7 N+8 N+9 N+10 N+11 N+12 N+13 N+14 N+15 N+16 N+17 N+18 N+19 N+20 N+21 N+22 N+23 N+24 N+25 N+26 N+27 N+28 N+29 N+30

年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度

区 分 決算額 決算額 決算額

1. a

(1)

(2)

2.

(1)

(2)

(A)

1. b

(1)

(2)

(3)

2.

(B)

経  常  損  益  (A)-(B) (C)

1. (D)

2. (E)

特  別  損  益  (D)-(E) (F)

純  損  益  (C)+(F)

1.

2.

3.

(a)

1.

2.

3.

(b)

差 引 不 足 額 (a)-(b)

ab

(A)(B)

他 会 計 繰 入 金(単位:百万円)

   年 度 N-3 N-2 N-1 N(本) N+1 N+2 N+3 N+4 N+5 N+6 N+7 N+8 N+9 N+10 N+11 N+12 N+13 N+14 N+15 N+16 N+17 N+18 N+19 N+20 N+21 N+22 N+23 N+24 N+25 N+26 N+27 N+28 N+29 N+30

年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度 年  度

区 分 決算額 決算額 決算額  

(   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   )

(   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   )

(   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   )

(注)

1  ( )内はうち基準外繰入金額を記入すること。

2  「基準外繰入金」とは、「地方公営企業繰出金について」(総務省総務副大臣通知)に基づき他会計から公営企業会計へ繰り入れられる繰入金以外の繰入金をいうものであること。

3  年度の数字は適宜入力すること。

経   常   収   支

収  益  的  収  支

そ の 他

そ の 他

支 出 計

支  出

建 設 改 良 費

企 業 債 償 還 金

減 価 償 却 費

そ の 他

医 業 外 費 用

特 別 利 益

う ち 他 会 計 繰 入 金

特 別 損 失

経 常 費 用

医 業 外 収 益

他 会 計 繰 入 金

そ の 他

経 常 収 益

医 業 費 用

職 員 給 与 費

医 業 収 益

料 金 収 入

う ち 入 院 収 益

う ち 外 来 収 益

そ の 他

う ち 他 会 計 繰 入 金

収 支

資 本 的 収 支

医 業 収 支 比 率

経 常 収 支 比 率

×100

×100

企 業 債

他 会 計 繰 入 金

収 入 計

収 入

収   益   的   収   支

資   本   的   収   支

合       計

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記入要領

Ⅰ 別記様式7

1 事業内容については、事業実施の背景、具体的な工事内容等を簡潔に記入すること。

2 新設・建替等の別については、以下のとおり。

・「新設」:建物のない土地に、新たに病院を建設すること(既存病院をもっていない

場合のみ)

・「現地建替」:既存病院の全部を除却し、同じ敷地に新たに病院を建設すること

・「移転建替」:既存病院とは別の敷地で新たに病院を建設すること

・「増改築」:既存病院の建て増し又は既存病院のある敷地に建物(病棟など)を建築

すること、又は既存病院の一部を除却し、同様の用途・構造・規模のも

のに建て替えること

3 許可病床数については、毎年7月1日現在の許可病床数を記入すること。

4 稼働病床数については、許可病床数から毎年7月1日現在で過去1年間、患者の収

容を行っていない病床数を除いた実稼働病床数を記入すること。

5 病床機能については、医療法による病床機能報告制度に基づく一般病床及び療養病

床における病床機能別の病床数を記入すること。また、新病院における病床機能は、

未定の場合であっても、その見込みをできる限り記入すること。

6 病床利用率については、以下の算式に基づき算出すること。

年延入院患者数 × 100 病床利用率 = 許可病床数 × 入院診療日数

7 事業費については、事業費が確定していない場合であっても、概算で構わないので

事業費を記入すること。

また、総事業費の「うち用地費等」欄には、新病院建設に係る用地取得費、既存施

設の解体撤去費等に要する費用を計上すること。

8 「2.新設・建替等の別」で増改築を選択した事業について、当該事業により住所、

病床数又は診療科目に変更がない場合には、「4.新病院の概要」における当該項目に

ついては記入不要であること。また、開院予定年月日についても、記入不要であるこ

と。

9 「6.その他」には、新設・建替等について、特記事項があれば記入すること。

Ⅱ 別記様式8

1 当該調査表における「都道府県の意見」については、都道府県の設置する病院が実

施する事業に関しては、記入不要であること。なお、都道府県が実施する事業に係る

記入については、病院事業担当課だけでなく、財政担当課及び医療政策担当課と協議

の上、記入すること。

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2 指定都市の設置する病院が実施する事業に関しては、主に収支見通しに関する事項

(3③④、5及び6②)を除き都道府県の意見を記入すること。

3 市町村(指定都市を除く。)の設置する病院が実施する事業については、各都道府県

市区町村担当課及び医療政策担当課において協議の上、記入すること。

4 「地域医療構想」や「構想区域」が策定されるまでの間は、その見込みあるいは現

行の「医療計画」や「二次医療圏」を踏まえ記入しても差し支えない。

5 「6 総括」の欄は、それぞれ1~5までの意見を踏まえ、当該事業に対する都道

府県の意見を明確に記載すること。

Ⅲ 別記様式9

収支見通しについては、30年後までの収支を適切に見込むこと。なお、起債申請にお

ける収支計画において、ある年度から数字を横置きして提出してくる団体が見受けられ

るが、そのようなことがないよう適切に見込むこと。

また、事業費が確定していない場合であっても、概算の事業費を用いて作成すること。

なお、事業費が確定していない場合にどうしても作成が難しい場合には個別に相談す

ること。

Ⅳ 別記様式9-1

1 収入見通しに用いた患者数推計については、N-1年度の患者数は実績値を記入するこ

と。また、N年度以降の患者数は、各団体において行っている患者数の推計値を記入す

ること。なお、その場合には「患者数推計の考え方」欄にその推計方法を記入するこ

と。

2 基準病床数及び既存病床数については、毎年7月1日現在のそれぞれの病床数を記

入すること。

3 人口推計(構想区域等)のうち N-1年の人口は、N-1年3月 31日現在の住民基本台

帳人口を記入すること。また、N年以降の人口は、国立社会保障・人口問題研究所「日

本の地域別将来推計人口(都道府県・市区町村)、年齢(5歳)階級別の推計結果」の

数値を記入すること。

(参照:http://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson13/t-page.asp)

4 患者数推計(構想区域等)については、各都道府県において構想区域ごとの患者数

の推計を行っている場合に、その推計値を記入すること。

なお、地域医療構想が策定された場合または地域医療構想の策定途中であっても医

療需要推計等が明らかになっている場合には、地域医療構想または医療需要推計等を

添付することとし、本患者数推計の記入は不要であること。