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1 / 8 「入学定員の適正化」及び「入学定員減少に伴う教員人件費ポイントの考え方」についてのガイドライン 平成28年3月 1日 企画・経営室 了承 平成28年4月27日 役 会 了承 1.背景・目的 ポンチ絵 1p (高等教育を取り巻く状況) 昨今,若手人口の大幅な減少や国内における大学数の増加,更には教育のグローバル化により, 優秀な学生の獲得競争が世界的に激化している。そのような中で本学が優れた学生を世界から惹き 付けるためには,「専門的知識に裏づけられた総合的判断力と高い識見,異文化理解能力と国際的コ ミュニケーション能力を有し,国際社会の発展に寄与する指導的・中核的な人材(北海道大学創基 150年に向けた近未来戦略)」を育成する教育体制の構築が喫緊の課題となっている。 また,高等教育に対する社会からの要請に目を向けると,我が国の競争力の低下,地球規模の課 題の深刻化等を背景に,これらの課題解決に貢献できる人材養成への期待は益々高まっており,「未 来を牽引する大学院教育改革(平成27年9月中央教育審議会審議まとめ)」においても,「体系的・ 組織的な大学院教育の推進と学生の質保証」や「世界から優秀な高度人材を惹き付けるための環境 整備」,「教育の質を向上するための規模の確保と機能別分化の推進」等が謳われているところであ る。 更には,国立大学法人を巡る状況も刻々と変化しつつあり,「国立大学改革プラン(平成25年1 1月)」や「国立大学経営力戦略(平成27年6月)」では,学長のリーダーシップによるガバナン ス機能を強化し,計画的な教育研究組織の再編成と,学内資源の再配分が求められている。 (本学のこれまでの取組) 本学は,学生数1万7千人を超える基幹総合大学であり,社会的なニーズ等を踏まえ,入学定員 を含めた組織の不断の見直しを行ってきた。その成果は,分野横断型学院の開設や,大学の枠を超 えた教育課程の設置等,着実に結実している。 教育研究の礎となる教員体制については,効率化係数等により運営費交付金が逓減される中でも 学術的な基盤を堅持していくため,平成18年度にポイント制教員人件費管理システムを導入した。 これにより各部局は,上限の範囲内で教員人件費ポイント(以下,「人件費ポイント」という。)を 柔軟に運用し,教育研究活動を機動的に推進することが可能となり,現在に至っている。 また,平成17年度以降,教育研究組織の分離を進めており,一部を除き,学生(入学定員)は 学院,教員(人件費ポイント)は研究院に属するとする「学院・研究院制」に移行しているところ である。

「入学定員の適正化」及び「入学定員減少に伴う教員人件費ポイ … · 大学院の各専攻を対象とし,修士課程,博士(後期)課程,専門職学位課程ごとに,以下の基準に

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「入学定員の適正化」及び「入学定員減少に伴う教員人件費ポイントの考え方」についてのガイドライン

平成28年3月 1日 企画・経営室 了承 平成28年4月27日 役 員 会 了承

1.背景・目的 ポンチ絵 1p

(高等教育を取り巻く状況)

昨今,若手人口の大幅な減少や国内における大学数の増加,更には教育のグローバル化により,

優秀な学生の獲得競争が世界的に激化している。そのような中で本学が優れた学生を世界から惹き

付けるためには,「専門的知識に裏づけられた総合的判断力と高い識見,異文化理解能力と国際的コ

ミュニケーション能力を有し,国際社会の発展に寄与する指導的・中核的な人材(北海道大学創基

150年に向けた近未来戦略)」を育成する教育体制の構築が喫緊の課題となっている。

また,高等教育に対する社会からの要請に目を向けると,我が国の競争力の低下,地球規模の課

題の深刻化等を背景に,これらの課題解決に貢献できる人材養成への期待は益々高まっており,「未

来を牽引する大学院教育改革(平成27年9月中央教育審議会審議まとめ)」においても,「体系的・

組織的な大学院教育の推進と学生の質保証」や「世界から優秀な高度人材を惹き付けるための環境

整備」,「教育の質を向上するための規模の確保と機能別分化の推進」等が謳われているところであ

る。

更には,国立大学法人を巡る状況も刻々と変化しつつあり,「国立大学改革プラン(平成25年1

1月)」や「国立大学経営力戦略(平成27年6月)」では,学長のリーダーシップによるガバナン

ス機能を強化し,計画的な教育研究組織の再編成と,学内資源の再配分が求められている。

(本学のこれまでの取組)

本学は,学生数1万7千人を超える基幹総合大学であり,社会的なニーズ等を踏まえ,入学定員

を含めた組織の不断の見直しを行ってきた。その成果は,分野横断型学院の開設や,大学の枠を超

えた教育課程の設置等,着実に結実している。

教育研究の礎となる教員体制については,効率化係数等により運営費交付金が逓減される中でも

学術的な基盤を堅持していくため,平成18年度にポイント制教員人件費管理システムを導入した。

これにより各部局は,上限の範囲内で教員人件費ポイント(以下,「人件費ポイント」という。)を

柔軟に運用し,教育研究活動を機動的に推進することが可能となり,現在に至っている。

また,平成17年度以降,教育研究組織の分離を進めており,一部を除き,学生(入学定員)は

学院,教員(人件費ポイント)は研究院に属するとする「学院・研究院制」に移行しているところ

である。

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(顕在化してきた課題)

一方で,入学定員や人件費ポイントについては,以下の課題も顕在化してきている。

① 入学定員充足率(以下,「定員充足率」という。)が複数年に渡り著しく不充足な教育組織が存在

するにも関わらず,当該組織に対して統一的な措置は講じてこなかったこと。

② 入学定員の減少に伴い,教育活動における教員の負担の減少が見込まれる場合でも,入学定員の

減少に応じて人件費ポイントを減少させる仕組みは設けられていないこと。

今後,冒頭に掲げた優れた教育を展開していくには,各部局において入学定員の変更を伴う様々

な改革を行うことが予想されるが,全学的な統一ルールがない上記①②のような状況では,各部局

が定員不充足の理由を検証する機会が生じづらく,また,入学定員と人件費ポイントの均衡保持に

おいて,各部局が積極的に改革を検討することも難しい。

(本ガイドラインの目的)

社会的要請,本学のこれまでの取り組み,更には平成25年度に策定した「北海道大学創基15

0年に向けた近未来戦略」のいずれにおいても,その根底にあるのは優れた教育の追求である。そ

して,今後も世界水準の教育を推し進めていくためには,「各部局における教育の一層の充実」と,

「組織再編成と学内資源再配分の公平な推進」を目的に,適正な定員充足率と,定員に見合った教

員体制を維持するためのガイドラインを設ける必要がある。

以上の目的を達成するため,「入学定員不充足専攻に対する入学定員の減少基準(以下,「入学定

員減少基準」という。)」及び「入学定員の減少に連動した人件費ポイントの減少基準(以下,「ポイ

ント減少基準」という。)」を次のとおり定める。

なお,いずれの基準も,入学定員や人件費ポイントのいたずらな削減は本意とするところではな

く,各部局におかれては,これらの基準に該当することがないよう,適正な定員充足率を維持され,

引き続き高水準の教育を実施されたい。

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2.基準の概要

(1)入学定員減少基準

定員充足率が複数年に渡り著しく不充足な大学院の専攻から,入学定員を減少させる基準

(2)ポイント減少基準

大学院の専攻から入学定員を減らす際に,関係する研究院等の人件費ポイントを減少させる基準

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3.入学定員不充足専攻に対する入学定員の減少基準

(1)対象 ポンチ絵 2p

大学院の各専攻を対象とし,修士課程,博士(後期)課程,専門職学位課程ごとに,以下の基準に

該当するかを確認する。各専攻の定員充足率を,研究科,学院又は教育部(以下,「学院等」という。)

単位で合算した数値は対象としない。

(2)基準 ポンチ絵 3p

修士課程,博士(後期)課程,専門職学位課程のいずれかの課程が,以下の条件を満たした場合,

当該専攻の当該課程における入学定員を減少させる。

入学定員を減少させる条件

定員充足率が3年連続80%未満

ただし,基準とする定員充足率(80%)については,将来的に90%にするなど,国の動向を

踏まえて改訂することがある。

定員充足率の定義

平成N年度における定員充足率RNを,以下により定義する。

RN=

平成N年度における入学者数

平成N年度における入学定員

*1 分母の入学定員には,北海道大学大学院通則に規定する入学定員を用いる。

*2 分子の入学者数には,平成N年4月1日から平成(N+1)年3月31日までに入学した正規生の合計を用いる。

ここでいう正規生には,留学生(国費,私費,外国政府派遣のいずれをも含む)及び社会人学生を含め,非正規

生(聴講生,科目等履修生,研究生,特別聴講学生,特別研究学生等)を含めない。

(3)減少数及び減少時期 ポンチ絵 4p

定員充足率が(2)の基準に該当することが確定した時点で,当該学院等の長は,入学定員の具

体的な減少数及び減少時期について,教育研究組織担当理事と協議するものとする。 入学定員の減少は概算要求事項であり,定員充足率が確定する10月以降に学内調整や文部科学

省調整が発生することを考慮すると,直近の概算要求(翌年6月)には間に合わないことも想定さ

れる。そのため,本基準による機械的な規定は避けることとする。 なお,入学定員減少の際は文部科学省に対する説明が必要になるため,入学定員減少の理由や,

そのために必要なエビデンスは,当該学院等の責任で作成することとする。

(4)大学全体における入学定員の再配分 ポンチ絵 5p

教育研究組織担当理事は,改組による新組織への充当や,定員充足率が超過傾向にある専攻の入

学定員の増加など,全学的な状況を踏まえて,減少させる入学定員の有効活用を図るものとする。 改組の予定が当面なく,定員充足率が超過する専攻への譲渡も難しい場合には,将来的な改組の

持ち駒として当面の間実際の定員減少は留保する,という選択肢もありうる。

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4.入学定員の減少に連動した人件費ポイントの減少基準

(1)対象 ポンチ絵 6p

修士課程,専門職学位課程,博士(後期)課程のいずれかにおいて入学定員を減少させる場合,

関係する研究組織(研究院等)の人件費ポイントを減少させる。ただし,①改組を伴うケース,②

当該減少定員を同一学院等の他専攻に譲渡するケース,③当該減少定員を同一学院等の他課程に譲

渡するケースは,それぞれ以下のとおり取り扱う。なお,前述の入学定員減少基準に基づく減少の

他,部局による自発的な入学定員の減少も,ポイント減少基準の対象とする。

① 改組を伴うケース

ここでの「改組」は,

大学設置・学校法人

審議会への認可申

請又は届出が必要

なものに限定

[1]同一学院等で閉じた改組の場合

[2]複数部局にまたがる改組の場合

【例1】

学院A専攻 a1(入学

定 員 10) と 専 攻

a2(入学定員 20)を

廃止し,学院A専攻

a3(入学定員 25)を

新設

【例2】

学院Bと学院Cか

らそれぞれ入学定

員を10ずつ減らし,

両学院の教育実績

をもとに学院Dを

新設

② 当該減少定員を,

同一学院等の他専攻

に譲渡するケース

[3]減少定員の「一部」を譲渡する場合

[4]減少定員の「全て」を譲渡する場合

【例3】

学院E専攻 e1 の入

学定員を10減らし,

学院E専攻 e2 の入

学定員を 5増やす。

【例4】

学院F専攻 f1 の入

学定員を10減らし,

学院F専攻 f2 の入

学定員を10増やす。

③ 当該減少定員を,

同一学院等の他課程

に譲渡するケース

課程ごとで標準修

業年限が異なるた

め,ここでの「定員

の全て」とは,入学

定員ではなく収容

定員(入学定員に標

準修業年限を乗じ

たもの)として換算

[5]減少定員の「一部」を譲渡する場合

[6]減少定員の「全て」を譲渡する場合

【例5】

学院G専攻 g1[博士

後期]の入学定員を

5(収容定員 15)減ら

し , 学 院 G 専 攻

g2[修士]の入学定

員を5(収容定員10)

増やす。

【例6】

学院H専攻 h1[修

士]の入学定員を

6(収容定員 12)減ら

し , 学 院 H 専 攻

h2[博士後期]の入

学定員を 4(収容定

員 12)増やす。

教員も移籍することが一般的で,更なるポイン

ト減は二重負担のため,基準の対象としない。 学院等全体として入学定員が減り,教育負担が

減少するため,基準の対象とする。

学院等全体として入学定員が減り,教育負担が

減少するため,基準の対象とする。 学院等全体の入学定員がそのままで,教育負担

が変わらないため,基準の対象としない。

学院等全体として収容定員が減り,教育負担が

減少するため,基準の対象とする。 学院等全体の収容定員がそのままで,教育負担

が変わらないため,基準の対象としない。

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(2)減少させる人件費ポイント数 ポンチ絵 7p 添付資料1

減少させる人件費ポイント数は,

人件費ポイントの減 =(入学定員の減[人])×(標準修業年限[年])×r× 0.8

*小数第2位以下は切り捨て

により,専攻ごとに算出する。ここで,係数rは,文部科学省が予算積算上,学生1人あたりの

基準教員数として,学問領域(系)に応じて次のとおり定めているものである。本基準でも,入学

定員を減少させる専攻の課程・系に応じて,下記の係数rを使用する。

課程 系 係数r 対応する学院等

修士 文系 0.0500

(教員 1/学生 20)

文学研究科,教育学院,法学研究科(法学政治学専攻),経済学

研究科(現代経済経営専攻),国際広報メディア・観光学院

理系 0.0714

(教員 1/学生 14)

工学院,情報科学研究科,水産科学院,環境科学院,理学院,

農学院,生命科学院(生命科学専攻),保健科学院,総合化学院

医系 0.1250

(教員 1/学生 8)

医学研究科(医科学専攻)

博士(後期) 文系 0.0833

(教員 1/学生 12)

文学研究科,教育学院,法学研究科(法学政治学専攻),経済学

研究科(現代経済経営専攻),国際広報メディア・観光学院

理系 0.1111

(教員 1/学生 9)

工学院,情報科学研究科,水産科学院,環境科学院,理学院,

農学院,生命科学院(生命科学専攻),保健科学院,総合化学院

薬系・獣医系 0.1111

(教員 1/学生 9)

生命科学院(臨床薬学専攻),獣医学研究科

医系・歯系 0.1250

(教員 1/学生 8)

医学研究科(医学専攻),歯学研究科

専門職 文系 0.0667

(教員 1/学生 15)

法学研究科(法律実務専攻),経済学研究科(会計情報専攻),公

共政策学教育部

また,末尾で 0.8 を乗じているのは,予算積算上の基準教員の単価である 8,830 千円/人と,本学

における准教授(人件費ポイント 0.8)の積算単価 8,646 千円/人がほぼ等しいためである。

なお,前ページの例3や例5のように,当該減少定員の一部のみを同一学院等の他専攻や他課程

に譲渡した場合には,学院等全体の収容定員(=入学定員×標準修業年限)の変更に対して,上で

述べた式を準用する。

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(3)人件費ポイントの減少時期及び経過措置 ポンチ絵 8p

人件費ポイントは,入学定員を減ずる年度の4月1日から一括して減少させる。ただし,標準修

業年限が経過するまでの間は,(2)で定めた減少人件費ポイント数を標準修業年限で除した数値を

基準値とし,標準修業年限から経過年数を減じた年数に基準値を乗じた分まで,超過を認める。 また,当該時点における未使用人件費ポイントが減少させる人件費ポイントに満たない等,一度

に人件費ポイントを減少させることができない場合は,教育研究組織担当理事と協議の上,経過措

置を設けることができる。

例:H28 上限ポイントが 50.0 p で,H29.4 から3年制 DC の定員を減らし,2.4 p が減少される場合

(4)複数の課程が同時に対象となる場合 ポンチ絵 9p

同一専攻内の複数の課程(例:修士課程と博士後期課程)において同時に入学定員を減少させる

場合は,課程ごとに減少数を算出した上で,両者の合計を,当該学院等における人件費ポイント減

少数とすることを原則としつつも,具体的な事案に応じて,当該学院等と教育研究組織担当理事の

間で協議することとする。

(5)人件費ポイントを減少させる組織の決定 ポンチ絵 10p

本学は,学院・研究院制を取っていることから,入学定員を有する教育組織(学院)と,人件費

ポイントを有する研究組織(研究院)が異なっており,入学定員を減少させた教育組織から,その

まま人件費ポイントを減少させることはできない。そのため,人件費ポイントを減少させる研究組

織を個別に決定する必要があるが,それには入学定員を減少させる教育組織の実情を踏まえる必要

があることから,一律にルール化せず,当該教育組織の長が関係研究組織等と協議の上で決定する

こととする。

(6)減少させた人件費ポイントの取扱い ポンチ絵 11p

本基準により減少させた人件費ポイントは,全学運用教員枠として,総長の下に留保する。留保

されたポイントは,総長のリーダーシップに基づき,改組による新組織への充当など,全学的な状

況を踏まえた有効活用を図るものとする。

(7)例外規定 ポンチ絵 11p

入学定員の減少については,各学院等の判断によるものの他,国策として対応が求められること

がある。また,ポイント減少基準の適用により,大学設置基準等が定める最低専任(必要)教員数

の確保が著しく困難となる可能性も否定できない。

これらのような特殊な事例に対しては本基準を適用しない場合もあるが,その場合においても,

その後の改善策について,当該学院等と教育研究組織担当理事の間で協議することとする。

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5.適用日 ポンチ絵 12p

本ガイドラインは,平成29年4月1日から発効する。

入学定員減少基準は,平成27年度以降の定員充足率を対象に適用する。即ち,最初の適用例と

しては,平成27~29年度の3年間の定員充足率を基に,文科省と協議の上,最速で平成30年

6月に概算要求を行い,平成31年4月から入学定員を減少させる。

ポイント減少基準は,入学定員を減少させた年度から適用する(上の例では,平成31年4月か

ら人件費ポイントを減少させる。)。

なお,経過措置として,平成28年度末までに,学院等又は専攻の改組(入学定員のみの増減を

含む。)について教育研究組織担当理事と協議を始めている部局については,当該改組を実施するま

での間,本ガイドラインを適用しないことがありうる。

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0 -1 -2 -3 -4 -5 -6 -7 -8 -9 -10 -11 -12 -13 -14 -15

文系 2 0.0500 0.0 0.0 -0.1 -0.2 -0.3 -0.4 -0.4 -0.5 -0.6 -0.7 -0.8 -0.8 -0.9 -1.0 -1.1 -1.2

理系 2 0.0714 0.0 -0.1 -0.2 -0.3 -0.4 -0.5 -0.6 -0.7 -0.9 -1.0 -1.1 -1.2 -1.3 -1.4 -1.5 -1.7

医系 2 0.1250 0.0 -0.2 -0.4 -0.6 -0.8 -1.0 -1.2 -1.4 -1.6 -1.8 -2.0 -2.2 -2.4 -2.6 -2.8 -3.0

文系 3 0.0833 0.0 -0.1 -0.3 -0.5 -0.7 -0.9 -1.1 -1.3 -1.5 -1.7 -1.9 -2.1 -2.3 -2.5 -2.7 -2.9

理系 3 0.1111 0.0 -0.2 -0.5 -0.7 -1.0 -1.3 -1.5 -1.8 -2.1 -2.3 -2.6 -2.9 -3.1 -3.4 -3.7 -3.9

薬系・獣医系 4 0.1111 0.0 -0.3 -0.7 -1.0 -1.4 -1.7 -2.1 -2.4 -2.8 -3.1 -3.5 -3.9 -4.2 -4.6 -4.9 -5.3

医系・歯系 4 0.1250 0.0 -0.4 -0.8 -1.2 -1.6 -2.0 -2.4 -2.8 -3.2 -3.6 -4.0 -4.4 -4.8 -5.2 -5.6 -6.0

文系【2年制】 2 0.0667 0.0 -0.1 -0.2 -0.3 -0.4 -0.5 -0.6 -0.7 -0.8 -0.9 -1.0 -1.1 -1.2 -1.3 -1.4 -1.6

文系【3年制】 3 0.0667 0.0 -0.1 -0.3 -0.4 -0.6 -0.8 -0.9 -1.1 -1.2 -1.4 -1.6 -1.7 -1.9 -2.0 -2.2 -2.4

専門職

博士

修士

ポイント減少基準 入学定員の減少に対するポイント減少数

標準修業年限

係数r

入学定員の減少数 (人)

5.0 < X ≦ 5.0

0.0 < X ≦ 1.01.0 < X ≦ 2.02.0 < X ≦ 3.03.0 < X ≦ 4.04.0 < X ≦ 5.0

-3.0-2.9-2.8-2.7-2.6-2.5-2.4-2.3-2.2-2.1-2.0-1.9-1.8-1.7-1.6-1.5-1.4-1.3-1.2-1.1-1.0-0.9-0.8-0.7-0.6-0.5-0.4-0.3-0.2-0.10.0

-15-14-13-12-11-10-9-8-7-6-5-4-3-2-10修士

文系 理系 医系

-6.0-5.8-5.6-5.4-5.2-5.0-4.8-4.6-4.4-4.2-4.0-3.8-3.6-3.4-3.2-3.0-2.8-2.6-2.4-2.2-2.0-1.8-1.6-1.4-1.2-1.0-0.8-0.6-0.4-0.20.0

-15-14-13-12-11-10-9-8-7-6-5-4-3-2-10博士(後期)

文系 理系 薬系・獣医系 医系・歯系

-2.4-2.3-2.2-2.1-2.0-1.9-1.8-1.7-1.6-1.5-1.4-1.3-1.2-1.1-1.0-0.9-0.8-0.7-0.6-0.5-0.4-0.3-0.2-0.10.0

-15-14-13-12-11-10-9-8-7-6-5-4-3-2-10専門職

文系【2年制】 文系【3年制】

添付資料1

人件費ポイントの減 =

(入学定員の減 [人]) × (標準修業年限 [年]) × r × 0.8*小数第2位以下は切り捨て

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「入学定員の適正化」及び「入学定員減少に伴う教員人件費ポイントの考え方」

についてのガイドライン

2016(H28)年3月_1日 企画・経営室 了承

2016(H28)年4月27日 役 員 会 了承

添付資料2

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背景・目的

顕在化してきた課題① 複数年に渡り著しく定員不充足な教育組織に対して,統一的な措置を講じておらず,各部局が定員不充足の理由

を検証する機会が生じづらい。② 教育活動における教員の負担減少が見込まれる場合でも,定員減少に応じて人件費ポイントを減少させる仕組みがない。

本ガイドラインの目的各部局における教育の一層の充実組織再編成と学内資源再配分の公平な推進

今回策定する基準入学定員不充足専攻に対する入学定員の減少基準(課題①に対応|以下,入学定員減少基準)入学定員の減少に連動した人件費ポイントの減少基準(課題②に対応|以下,ポイント減少基準)

本学のこれまでの取組交付金削減の中にも学術基盤を堅持するため,ポイント制教員人件費管理システムを導入(H18)上限の範囲内で人件費ポイントを柔軟に運用することが可能学生(入学定員)は学院,教員(人件費ポイント)は研究院に属するものとする「学院・研究院制」に移行中

高等教育を取り巻く状況学生確保には優れた教育体制の構築が喫緊の課題未来を牽引する大学院教育改革(H27.9中教審)体系的・組織的な大学院教育の推進と学生の質保証 等

国立大学改革プラン / 国立大学経営力戦略計画的な教育研究組織の再編成,学内資源の再配分

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入学定員減少基準 1|対象

大学院の各専攻において,以下の全ての課程を対象とする。修士課程博士課程(博士後期課程を含む)専門職学位課程

専攻ごとを対象とし,部局全体の合算値は対象としない。

留意事項以下,研究科,学院,教育部を併せて,「学院等」と称する。

入学定員 040人入学者数 030人充足率_ 075%

入学定員 050人入学者数 060人充足率_ 120%

入学定員 090人入学者数 090人充足率_ 100%

専攻 a1 専攻 a2 学院計学院A

定員基準

対象とする

対象とする

対象としない

本基準は学院全体ではなく専攻レベルを対象としているため,学院全体としての定員充足率が100%だったとしても,個々の専攻が定員減少の対象となる場合がある。

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入学定員減少基準 2|基準

修士課程,博士(後期)課程,専門職学位課程のいずれかの課程において,定員充足率が3年連続80%未満となった場合,当該専攻の当該課程における入学定員を減少させる。

ただし,基準とする定員充足率(80%)については,将来的に90%にするなど,国の動向を踏まえて改訂することがある。

留意事項平成N年度における定員充足率RNを,以下により定義する。

RN=平成N年度における入学者数平成N年度における入学定員

RNの分子の入学者数には,平成 N 年 4 月 1 日から平成 (N+1) 年 3 月 31 日までに入学した正規生の合計を用いる。留学生(国費,私費,外国政府派遣のいずれをも含む)及び社会人学生を含める。非正規生(聴講生,科目等履修生,研究生,特別聴講学生,特別研究学生等)を含めない。 3

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入学定員減少基準 3|減少数及び減少時期

前ページの基準に該当することが確定した時点で,当該学院等の長は,以下2点について,教育研究組織担当理事と協議する。

1. 入学定員の具体的な減少数2. 入学定員の減少時期

入学定員減少の際は文部科学省に対する説明が必要になるため,入学定員減少の理由や,そのために必要なエビデンスは,当該学院等の責任で作成することとする。

留意事項前ページの定義のとおり,入学者数には10月入学者が含まれるため,「前ページの条件を満たすことが確定した時点」とは,具体的には10月以降となる。入学定員の減少は概算要求事項であり,定員充足率が確定する10月以降に学内調整や文科省調整が発生することを考慮すると,直近の概算要求(翌年6月)には間に合わないことも想定される。そのため,本基準による機械的な規定は避けることとする。

H29.4 H32.4H31.10H31.4H30.10H30.4H29.10

4月入学者数の確定

10月入学者数の確定

H30.6 H31.6

概算要求

定員減少

担当理事との協議

文科省との協議

概算要求

定員減少

担当理事との協議

文科省との協議

ケース①

ケース②

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入学定員減少基準 4|大学全体における入学定員の再配分

教育研究組織担当理事は,改組による新組織への充当や,定員充足率が超過傾向にある専攻の入学定員の増加など,全学的な状況を踏まえて,減少させる入学定員の有効活用を図るものとする。

留意事項改組の予定が当面なく,定員充足率が超過する専攻への譲渡も難しい場合には,将来的な改組の持ち駒として当面の間実際の定員減少は留保する,という選択肢もありうる。

充足率0050%専攻 a

充足率0060%専攻 b

充足率 090%専攻 c

充足率0130%専攻 y

充足率0 80%専攻 z

入学定員基準

定員10名

定員10名

担当理事

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ポイント減少基準 1|対象

修士課程,専門職学位課程,博士(後期)課程のいずれかにおいて入学定員を減少させる場合を,人件費ポイント減少の対象とする。ただし,①~③のケースは,それぞれ以下のとおり取り扱う。

学院等全体として入学定員が減り,教育負担が減少するため,基準の対象

a110人

a220人

a1廃止

a2廃止

a325人

専攻の統合

(A~H) … 学院,(a~h) … 専攻,人数 … 入学定員

例1 例2 例3 例4 例5 例6

40人

30人

40人

30人

20人

学院B・Cの定員を減らして学院D新設

教員も移籍することが一般的で,更なるポイント減は二重負担のため,基準の対象外

f120人

f210人

f110人

f220人

同一学院内の他専攻に全部譲渡

学院等全体の入学定員がそのままで教育負担が変わらないため,基準の対象外

e120人

e210人

e110人

e215人

同一学院内の他専攻に一部譲渡

学院等全体として入学定員が減り,教育負担が減少するため,基準の対象

Hh1

M 10人D 10人

h1M 04人D 10人

h2M 10人D 10人

h2M 10人D 14人

同一学院内の他課程に全部譲渡(△6×2⇔+4×3)

学院等全体の収容定員がそのままで教育負担が変わらないため,基準の対象外

Gg1

M 10人D 10人

g1M 10人D 05人

g2M 10人D 10人

g2M 15人D 10人

同一学院内の他課程に一部譲渡(△5×3⇔+5×2)

学院等全体として収容定員が減り,教育負担が減少す

るため,基準の対象

入学定員減少基準に基づく減少の他,部局による自発的な入学定員の減少もポイント減少の対象とする。

改組を伴うケース(設置審マターに限る)

減少定員を同一学院等の他専攻に譲渡するケース 減少定員を同一学院等の他課程に譲渡するケース(入学定員ではなく収容定員で換算)

① ② ③

同一学院等で閉じた改組の場合

複数部局にまたがる改組の場合

減少定員の「全て」を譲渡する場合

減少定員の「一部」を譲渡する場合

減少定員の「全て」を譲渡する場合

減少定員の「一部」を譲渡する場合

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ポイント減少基準 2|減少させる人件費ポイント数

減少させる人件費ポイント数は,以下の式により,専攻ごとに算出する(小数第2位以下切捨)。

人件費ポイントの減 =(入学定員の減[人])×(標準修業年限[年])×r× 0.8

係数rは,文科省が予算積算上,学生1人あたりの基準教員数として,学問領域(系)に応じて次のとおり定めているもの。本基準でも,入学定員を減少させる専攻の課程・系に応じて,係数rを使用。

留意事項末尾で0.8を乗じているのは,予算積算上の基準教員の単価である8,830千円/人と,本学における准教授(人件費ポイント0.8)の積算単価8,646千円/人がほぼ等しいためである。前ページの例3や例5のように,当該減少定員の一部のみを同一学院等の他専攻や他課程に譲渡した場合には,学院等全体の収容定員(=入学定員×標準修業年限)の変更に対して,上で述べた式を準用する。

課程 系 係数r 対応する学院等修士 文系 0.0500 (教員1/学生20) 文学研究科,教育学院,法学研究科(法学政治学専攻),

経済学研究科(現代経済経営専攻),国際広報メディア・観光学院理系 0.0714 (教員1/学生14) 工学院,情報科学研究科,水産科学院,環境科学院,理学院,農学院,

生命科学院(生命科学専攻),保健科学院,総合化学院医系 0.1250 (教員1/学生8) 医学研究科(医科学専攻)

博士(後期) 文系 0.0833 (教員1/学生12) 文学研究科,教育学院,法学研究科(法学政治学専攻),経済学研究科(現代経済経営専攻),国際広報メディア・観光学院

理系 0.1111 (教員1/学生9) 工学院,情報科学研究科,水産科学院,環境科学院,理学院,農学院,生命科学院(生命科学専攻),保健科学院,総合化学院

薬系・獣医系 0.1111 (教員1/学生9) 生命科学院(臨床薬学専攻),獣医学研究科

医系・歯系 0.1250 (教員1/学生8) 医学研究科(医学専攻),歯学研究科

専門職 文系 0.0667 (教員1/学生15) 法学研究科(法律実務専攻),経済学研究科(会計情報専攻),公共政策学教育部

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ポイント減少基準 3|人件費ポイントの減少時期及び経過措置

人件費ポイントは,入学定員を減ずる年度の4月1日から減少させる。

標準修業年限が経過するまでの間は,前ページで定めた減少人件費ポイント数を標準修業年限で除した数値を基準値とし,標準修業年限から経過年数を減じた年数に基準値を乗じた分まで,超過を認める。

(例) H29上限ポイントが 50.0 pで,H30.4 から3年制DCの定員を減らし,2.4 pが減少される場合

また,未使用人件費ポイントが減少人件費ポイントに満たない等,一度に人件費ポイントを減少させることができない場合は,教育研究組織担当理事と協議の上,経過措置を設けることができる。

H30.4 (1年目) :

H31.4 (2年目) :

H32.4 (3年目) :

1.6 ポイント{(3-1)×0.8}

0.8 ポイント{(3-2)×0.8}

超過できるポイント(基準値 = 2.4 ポイント/3 = 0.8)

完成時の上限ポイント

47.6 ポイント(50.0 – 2.4)

47.6 ポイント(50.0 – 2.4)

47.6 ポイント(50.0 – 2.4)

+ 0.0 ポイント{(3-3)×0.8}

実際の上限ポイント

49.2 ポイント(47.6 + 1.6)

48.4 ポイント(47.6 + 0.8)

47.6 ポイント(47.6 + 0.0)

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ポイント減少基準 4|複数の課程が同時に対象となる場合

同一専攻内の複数の課程(例:修士課程と博士後期課程)において同時に入学定員を減少させる場合は,課程ごとに減少数を算出した上で,両者の合計を,当該学院等における人件費ポイントの減少数とすることを原則としつつも,具体的な事案に応じて,当該学院等と教育研究組織担当理事の間で協議することとする。

入学定員増減

専攻a

△10M:

D: △10

△0.8

△1.9

ポイント減少基準

課程ごとの減少ポイント

両者の合計の2.7ポイントを減少させることを原則としつつも,具体的な事案に応じて協議

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ポイント減少基準 5|人件費ポイントを減少させる組織の決定

学院・研究院制のため,入学定員は教育組織に,人件費ポイントは研究組織に配分されている。人件費ポイントを減少させる研究組織等は,教育組織の実情を把握した上で決定する必要があるため,一律にはルール化せず,当該教育組織の長が関係研究組織等と協議し,決定する。

文学部 文学研究科文学研究科法学研究科

経済学研究科医学研究科

保健科学研究院

歯学研究科獣医学研究科

情報科学研究科水産科学研究院

地球環境科学研究院理学研究院薬学研究院農学研究院

先端生命科学研究院教育学研究院

メデ ィア・コミュニケー ション研究院

工学研究院公共政策学連携研究部

低温科学研究所電子科学研究所

遺伝子病制御研究所触媒科学研究所

スラブ・ユーラシア研究センター情報基盤センター

アイソトープ総合センター総合博物館

量子集積エレクトロニクス研究センター北方生物圏フィー ルド 科学センター観光学高等研究センターアイヌ・先住民研究センター

保健センター創成研究機構

国際本部高等教育推進機構

人件費ポイントを有する組織

教育学部

法学部

経済学部

理学部

医学部

歯学部

薬学部

工学部

農学部

獣医学部

水産学部

法学研究科経済学研究科医学研究科歯学研究科

獣医学研究科情報科学研究科

水産科学院環境科学院

理学院農学院

生命科学院教育学院

国際広報メデ ィア・観光学院保健科学院

工学院総合化学院

公共政策学教育部

教育組織(学部)

教育組織(大学院)

一律ルール化が困難な理由

「教育組織」と「人件費ポイントを有する組織」の関係が複線的であり,入学定員の減に対してどの教員組織のポイントを調整すべきか,機械的にはルール化できないため。

【研究科/研究院/連携研究部】と【学部/研究科/学院/教育部】の関係は,組織規則(第28条,第28条の2)に基づき記載

組織規則には,【附置研究所/全国共同利用施設/学内共同教育研究施設等/運営組織】と【学部/研究科/学院/教育部】の関係は規定されていない

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ポイント減少基準 6|減少させた人件費ポイントの取扱い 7|例外規定

減少させた人件費ポイントの取扱い減少させた人件費ポイントは,全学運用教員枠として,総長の下に留保する。

留保されたポイントは,総長のリーダーシップに基づき,改組による新組織への充当など,全学的な状況を踏まえた有効活用を図る。

例外規定入学定員の減少については,各学院等の判断によるものの他,国策として対応が求められることがある。また,ポイント減少基準の適用により,大学設置基準等が定める最低専任(必要)教員数の確保が著しく困難となる可能性も否定できない。これらのような特殊な事例に対しては本基準を適用しない場合もあるが,その場合においても,その後の改善策について,当該学院等と教育研究組織担当理事の間で協議することとする。

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適用日

入学定員減少基準は,H27以降の定員充足率を対象に適用

H27.4

ポイント減少基準は,入学定員が減少した際に適用

H29.4 H30.4H28.410月

H31.4

定員減少

10月入学結果で対象専攻が確定し協議開始

3年分の充足率が対象

H26以前の充足率は

対象としない 概算要求

6月

H31.4

定員減少

ポイント減少

* 入学定員減少基準による入学定員減少のタイミングは,概算要求に間に合わない場合は後ろ倒しになることがある。* 入学定員減少基準による入学定員減少の他,自主的な入学定員減少も,ポイント減少基準の対象とする。

10月

10月入学の結果,1年目の充足率が80%未満だった場合,各部局は独自に原因を精査し,改善を図る

本ガイドラインは,平成29年4月1日から発効する。

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1 M 文学研究科 思想文化学専攻 入学定員 18 18 14 14 14 14志願者数|率 25 1.39 35 1.94 35 2.50 30 2.14 19 1.36 20 1.43入学者数|率 15 0.83 12 0.67 18 1.29 15 1.07 12 0.86 11 0.79

2 M 歴史地域文化学専攻 入学定員 38 38 28 28 28 28志願者数|率 40 1.05 57 1.50 56 2.00 60 2.14 40 1.43 35 1.25入学者数|率 23 0.61 29 0.76 27 0.96 35 1.25 18 0.64 16 0.57

3 M 言語文学専攻 入学定員 38 38 29 29 29 29志願者数|率 66 1.74 77 2.03 54 1.86 62 2.14 59 2.03 60 2.07入学者数|率 38 1.00 48 1.26 28 0.97 27 0.93 27 0.93 30 1.03

4 M 人間システム科学専攻 入学定員 24 24 19 19 19 19志願者数|率 36 1.50 41 1.71 61 3.21 68 3.58 43 2.26 39 2.05入学者数|率 23 0.96 20 0.83 34 1.79 34 1.79 20 1.05 22 1.16

5 M 法学研究科 法学政治学専攻 入学定員 20 20 20 20 20 20志願者数|率 51 2.55 63 3.15 52 2.60 41 2.05 44 2.20 37 1.85入学者数|率 21 1.05 30 1.50 20 1.00 15 0.75 17 0.85 14 0.70

6 M 経済学研究科 現代経済経営専攻 入学定員 30 30 30 30 30 30志願者数|率 77 2.57 59 1.97 66 2.20 88 2.93 66 2.20 74 2.47入学者数|率 34 1.13 30 1.00 33 1.10 31 1.03 32 1.07 36 1.20

7 M 医学研究科 医科学専攻 入学定員 30 30 30 30 30 30志願者数|率 33 1.10 38 1.27 25 0.83 30 1.00 30 1.00 20 0.67入学者数|率 24 0.80 23 0.77 16 0.53 21 0.70 23 0.77 16 0.53

8 M 情報科学研究科 複合情報学専攻 入学定員 24 24 24 24志願者数|率 40 1.67 36 1.50 33 1.38 32 1.33入学者数|率 33 1.38 31 1.29 31 1.29 28 1.17

9 M コンピュータサイエンス専攻 入学定員 24 24 24 24志願者数|率 37 1.54 36 1.50 33 1.38 32 1.33入学者数|率 26 1.08 29 1.21 27 1.13 22 0.92

10 M 情報理工学専攻 入学定員 48 48志願者数|率 72 1.50 62 1.29入学者数|率 57 1.19 52 1.08

11 M 情報エレクトロニクス専攻 入学定員 39 39 39 39 39 39志願者数|率 61 1.56 50 1.28 51 1.31 53 1.36 44 1.13 45 1.15入学者数|率 44 1.13 44 1.13 42 1.08 41 1.05 39 1.00 38 0.97

12 M 生命人間情報科学専攻 入学定員 33 33 33 33 33 33志願者数|率 53 1.61 48 1.45 44 1.33 39 1.18 41 1.24 48 1.45入学者数|率 34 1.03 38 1.15 30 0.91 28 0.85 29 0.88 29 0.88

13 M メディアネットワーク専攻 入学定員 30 30 30 30 30 30志願者数|率 44 1.47 43 1.43 50 1.67 38 1.27 37 1.23 44 1.47入学者数|率 39 1.30 34 1.13 41 1.37 32 1.07 32 1.07 35 1.17

14 M システム情報科学専攻 入学定員 27 27 27 27 27 27志願者数|率 41 1.52 40 1.48 50 1.85 37 1.37 46 1.70 38 1.41入学者数|率 37 1.37 33 1.22 35 1.30 35 1.30 34 1.26 32 1.19

15 M 水産科学院 海洋生物資源科学専攻 入学定員 43 43 43 43 43 43志願者数|率 79 1.84 94 2.19 67 1.56 53 1.23 64 1.49 54 1.26入学者数|率 46 1.07 60 1.40 46 1.07 40 0.93 39 0.91 34 0.79

16 M 海洋応用生命科学専攻 入学定員 47 47 47 47 47 47志願者数|率 93 1.98 87 1.85 102 2.17 92 1.96 91 1.94 97 2.06入学者数|率 70 1.49 65 1.38 72 1.53 59 1.26 72 1.53 65 1.38

17 M 環境科学院 環境起学専攻 入学定員 44 44 44 44 44 44志願者数|率 39 0.89 53 1.20 53 1.20 41 0.93 45 1.02 65 1.48入学者数|率 20 0.45 35 0.80 26 0.59 23 0.52 35 0.80 42 0.95

18 M 地球圏科学専攻 入学定員 35 35 35 35 35 35志願者数|率 38 1.09 50 1.43 28 0.80 35 1.00 27 0.77 38 1.09入学者数|率 26 0.74 33 0.94 20 0.57 27 0.77 18 0.51 31 0.89

19 M 生物圏科学専攻 入学定員 52 52 52 52 52 52志願者数|率 70 1.35 73 1.40 76 1.46 51 0.98 65 1.25 87 1.67入学者数|率 43 0.83 54 1.04 55 1.06 43 0.83 48 0.92 69 1.33

20 M 環境物質科学専攻 入学定員 28 28 28 28 28 28志願者数|率 34 1.21 34 1.21 47 1.68 58 2.07 46 1.64 44 1.57入学者数|率 24 0.86 30 1.07 34 1.21 39 1.39 34 1.21 24 0.86

21 M 理学院 数学専攻 入学定員 46 46 46 46 46 46志願者数|率 55 1.20 53 1.15 63 1.37 79 1.72 62 1.35 58 1.26入学者数|率 38 0.83 41 0.89 42 0.91 44 0.96 48 1.04 36 0.78

22 M 物性物理学専攻 入学定員 24 24 24 24 24 24志願者数|率 38 1.58 31 1.29 31 1.29 38 1.58 33 1.38 30 1.25入学者数|率 30 1.25 17 0.71 21 0.88 25 1.04 27 1.13 21 0.88

23 M 宇宙理学専攻 入学定員 20 20 20 20 20 20志願者数|率 37 1.85 32 1.60 30 1.50 33 1.65 35 1.75 36 1.80入学者数|率 16 0.80 23 1.15 19 0.95 19 0.95 24 1.20 20 1.00

24 M 自然史科学専攻 入学定員 39 39 39 39 39 39志願者数|率 53 1.36 55 1.41 77 1.97 77 1.97 55 1.41 75 1.92入学者数|率 39 1.00 40 1.03 47 1.21 49 1.26 39 1.00 49 1.26

第2期中期目標期間の定員充足状況 等

H27H22 H26H25H24H23

添付資料3

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Page 24: 「入学定員の適正化」及び「入学定員減少に伴う教員人件費ポイ … · 大学院の各専攻を対象とし,修士課程,博士(後期)課程,専門職学位課程ごとに,以下の基準に

H27H22 H26H25H24H2325 M 農学院 共生基盤学専攻 入学定員 48 48 48 48 48 48

志願者数|率 54 1.13 58 1.21 61 1.27 45 0.94 51 1.06 54 1.13入学者数|率 42 0.88 43 0.90 42 0.88 34 0.71 30 0.63 33 0.69

26 M 生物資源科学専攻 入学定員 42 42 42 42 42 42志願者数|率 58 1.38 52 1.24 76 1.81 58 1.38 61 1.45 59 1.40入学者数|率 49 1.17 44 1.05 63 1.50 48 1.14 55 1.31 49 1.17

27 M 応用生物科学専攻 入学定員 18 18 18 18 18 18志願者数|率 44 2.44 44 2.44 51 2.83 54 3.00 30 1.67 47 2.61入学者数|率 26 1.44 32 1.78 38 2.11 38 2.11 24 1.33 29 1.61

28 M 環境資源学専攻 入学定員 42 42 42 42 42 42志願者数|率 77 1.83 77 1.83 70 1.67 69 1.64 70 1.67 55 1.31入学者数|率 65 1.55 49 1.17 51 1.21 51 1.21 55 1.31 45 1.07

29 M 生命科学院 生命科学専攻 入学定員 132 132 132 132 132 132志願者数|率 163 1.23 156 1.18 156 1.18 151 1.14 143 1.08 158 1.20入学者数|率 125 0.95 124 0.94 122 0.92 125 0.95 115 0.87 133 1.01

30 M 教育学院 教育学専攻 入学定員 45 45 45 45 45 45志願者数|率 73 1.62 72 1.60 102 2.27 78 1.73 102 2.27 85 1.89入学者数|率 42 0.93 41 0.91 44 0.98 45 1.00 50 1.11 43 0.96

31 M 国際広報 国際広報メディア専攻 入学定員 27 27 27 27 27 27 メディア・観光学院 志願者数|率 62 2.30 77 2.85 57 2.11 55 2.04 76 2.81 47 1.74

入学者数|率 28 1.04 31 1.15 28 1.04 27 1.00 35 1.30 31 1.1532 M 観光創造専攻 入学定員 15 15 15 15 15 15

志願者数|率 33 2.20 30 2.00 30 2.00 42 2.80 46 3.07 36 2.40入学者数|率 16 1.07 15 1.00 14 0.93 17 1.13 18 1.20 16 1.07

33 M 保健科学院 保健科学専攻 入学定員 26 26 26 26 26 26志願者数|率 48 1.85 53 2.04 51 1.96 61 2.35 67 2.58 79 3.04入学者数|率 36 1.38 32 1.23 35 1.35 45 1.73 39 1.50 56 2.15

34 M 工学院 応用物理学専攻 入学定員 34 34 34 34 34 34志願者数|率 39 1.15 41 1.21 35 1.03 47 1.38 35 1.03 46 1.35入学者数|率 33 0.97 33 0.97 31 0.91 35 1.03 30 0.88 33 0.97

35 M 材料科学専攻 入学定員 39 39 39 39 39 39志願者数|率 56 1.44 52 1.33 52 1.33 48 1.23 48 1.23 47 1.21入学者数|率 46 1.18 45 1.15 41 1.05 38 0.97 37 0.95 40 1.03

36 M 機械宇宙工学専攻 入学定員 27 27 27 27 27 27志願者数|率 32 1.19 36 1.33 42 1.56 48 1.78 35 1.30 41 1.52入学者数|率 27 1.00 24 0.89 33 1.22 31 1.15 26 0.96 30 1.11

37 M 人間機械システムデザイン専攻 入学定員 26 26 26 26 26 26志願者数|率 39 1.50 45 1.73 36 1.38 39 1.50 43 1.65 35 1.35入学者数|率 30 1.15 34 1.31 28 1.08 29 1.12 32 1.23 24 0.92

38 M エネルギー環境システム専攻 入学定員 26 26 26 26 26 26志願者数|率 32 1.23 38 1.46 37 1.42 34 1.31 40 1.54 39 1.50入学者数|率 20 0.77 29 1.12 31 1.19 26 1.00 31 1.19 26 1.00

39 M 量子理工学専攻 入学定員 20 20 20 20 20 20志願者数|率 38 1.90 46 2.30 53 2.65 33 1.65 37 1.85 36 1.80入学者数|率 23 1.15 29 1.45 23 1.15 24 1.20 23 1.15 26 1.30

40 M 環境フィールド工学専攻 入学定員 24 24 24 24 24 24志願者数|率 36 1.50 33 1.38 34 1.42 40 1.67 33 1.38 41 1.71入学者数|率 29 1.21 23 0.96 26 1.08 26 1.08 27 1.13 27 1.13

41 M 北方圏環境政策工学専攻 入学定員 26 26 26 26 26 26志願者数|率 44 1.69 46 1.77 38 1.46 36 1.38 41 1.58 46 1.77入学者数|率 36 1.38 30 1.15 28 1.08 25 0.96 32 1.23 34 1.31

42 M 建築都市空間デザイン専攻 入学定員 23 23 23 23 23 23志願者数|率 31 1.35 30 1.30 21 0.91 30 1.30 26 1.13 28 1.22入学者数|率 25 1.09 25 1.09 15 0.65 29 1.26 23 1.00 22 0.96

43 M 空間性能システム専攻 入学定員 28 28 28 28 28 28志願者数|率 34 1.21 36 1.29 30 1.07 29 1.04 29 1.04 25 0.89入学者数|率 31 1.11 27 0.96 27 0.96 23 0.82 21 0.75 23 0.82

44 M 環境創生工学専攻 入学定員 28 28 28 28 28 28志願者数|率 52 1.86 50 1.79 52 1.86 44 1.57 40 1.43 42 1.50入学者数|率 42 1.50 36 1.29 37 1.32 34 1.21 31 1.11 33 1.18

45 M 環境循環システム専攻 入学定員 25 25 25 25 25 25志願者数|率 33 1.32 35 1.40 28 1.12 36 1.44 36 1.44 44 1.76入学者数|率 22 0.88 30 1.20 28 1.12 29 1.16 29 1.16 41 1.64

46 M 総合化学院 総合化学専攻 入学定員 129 129 129 129 129 129志願者数|率 170 1.32 174 1.35 183 1.42 183 1.42 170 1.32 180 1.40入学者数|率 144 1.12 145 1.12 153 1.19 155 1.20 153 1.19 153 1.19

47 M 修士̲計 入学定員 1,603 1,603 1,575 1,575 1,575 1,575志願者数|率 2,388 1.49 2,466 1.54 2,479 1.57 2,427 1.54 2,323 1.47 2,376 1.51入学者数|率 1,680 1.05 1,720 1.07 1,702 1.08 1,666 1.06 1,640 1.04 1,669 1.06

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Page 25: 「入学定員の適正化」及び「入学定員減少に伴う教員人件費ポイ … · 大学院の各専攻を対象とし,修士課程,博士(後期)課程,専門職学位課程ごとに,以下の基準に

H27H22 H26H25H24H2348 D 文学研究科 思想文化学専攻 入学定員 9 9 6 6 6 6

志願者数|率 3 0.33 6 0.67 2 0.33 2 0.33 6 1.00 3 0.50入学者数|率 2 0.22 4 0.44 1 0.17 2 0.33 4 0.67 2 0.33

49 D 歴史地域文化学専攻 入学定員 15 15 11 11 11 11志願者数|率 17 1.13 16 1.07 14 1.27 10 0.91 5 0.45 8 0.73入学者数|率 11 0.73 9 0.60 9 0.82 6 0.55 3 0.27 7 0.64

50 D 言語文学専攻 入学定員 16 16 11 11 11 11志願者数|率 18 1.13 27 1.69 27 2.45 25 2.27 18 1.64 17 1.55入学者数|率 13 0.81 21 1.31 24 2.18 20 1.82 12 1.09 10 0.91

51 D 人間システム科学専攻 入学定員 10 10 7 7 7 7志願者数|率 18 1.80 6 0.60 8 1.14 13 1.86 11 1.57 7 1.00入学者数|率 14 1.40 5 0.50 7 1.00 8 1.14 10 1.43 7 1.00

52 D 法学研究科 法学政治学専攻 入学定員 15 15 15 15 15 15志願者数|率 15 1.00 17 1.13 23 1.53 15 1.00 16 1.07 12 0.80入学者数|率 12 0.80 11 0.73 8 0.53 13 0.87 7 0.47 9 0.60

53 D 経済学研究科 現代経済経営専攻 入学定員 15 15 15 15 15 15志願者数|率 10 0.67 9 0.60 10 0.67 9 0.60 8 0.53 3 0.20入学者数|率 7 0.47 5 0.33 8 0.53 6 0.40 7 0.47 2 0.13

54 D 医学研究科 医学専攻 入学定員 100 100 100 100 100 100志願者数|率 103 1.03 81 0.81 102 1.02 95 0.95 92 0.92 97 0.97入学者数|率 94 0.94 75 0.75 89 0.89 84 0.84 89 0.89 91 0.91

55 D 歯学研究科 口腔医学専攻 入学定員 42 42 42 42 42 42志願者数|率 40 0.95 49 1.17 38 0.90 26 0.62 40 0.95 41 0.98入学者数|率 37 0.88 46 1.10 37 0.88 25 0.60 32 0.76 37 0.88

56 D 獣医学研究科 獣医学専攻 入学定員 24 24 24 24 24 24志願者数|率 33 1.38 21 0.88 22 0.92 26 1.08 34 1.42 20 0.83入学者数|率 25 1.04 20 0.83 19 0.79 23 0.96 32 1.33 20 0.83

57 D 情報科学研究科 複合情報学専攻 入学定員 4 4 4 4志願者数|率 7 1.75 8 2.00 8 2.00 7 1.75入学者数|率 6 1.50 8 2.00 7 1.75 7 1.75

58 D コンピュータサイエンス専攻 入学定員 8 8 8 8志願者数|率 6 0.75 6 0.75 6 0.75 7 0.88入学者数|率 6 0.75 6 0.75 6 0.75 7 0.88

59 D 情報理工学専攻 入学定員 12 12志願者数|率 12 1.00 13 1.08入学者数|率 12 1.00 12 1.00

60 D 情報エレクトロニクス専攻 入学定員 8 8 8 8 8 8志願者数|率 7 0.88 11 1.38 12 1.50 12 1.50 10 1.25 6 0.75入学者数|率 6 0.75 11 1.38 10 1.25 11 1.38 10 1.25 4 0.50

61 D 生命人間情報科学専攻 入学定員 6 6 6 6 6 6志願者数|率 7 1.17 5 0.83 8 1.33 4 0.67 10 1.67 1 0.17入学者数|率 7 1.17 5 0.83 8 1.33 4 0.67 10 1.67 1 0.17

62 D メディアネットワーク専攻 入学定員 8 8 8 8 8 8志願者数|率 12 1.50 10 1.25 12 1.50 10 1.25 13 1.63 7 0.88入学者数|率 12 1.50 9 1.13 10 1.25 8 1.00 12 1.50 7 0.88

63 D システム情報科学専攻 入学定員 8 8 8 8 8 8志願者数|率 8 1.00 15 1.88 13 1.63 8 1.00 10 1.25 6 0.75入学者数|率 8 1.00 15 1.88 12 1.50 8 1.00 10 1.25 5 0.63

64 D 水産科学院 海洋生物資源科学専攻 入学定員 17 17 17 17 17 17志願者数|率 15 0.88 11 0.65 11 0.65 15 0.88 10 0.59 10 0.59入学者数|率 15 0.88 10 0.59 9 0.53 14 0.82 10 0.59 9 0.53

65 D 海洋応用生命科学専攻 入学定員 18 18 18 18 18 18志願者数|率 13 0.72 9 0.50 11 0.61 9 0.50 7 0.39 7 0.39入学者数|率 13 0.72 9 0.50 11 0.61 9 0.50 6 0.33 6 0.33

66 D 環境科学院 環境起学専攻 入学定員 15 15 15 15 15 15志願者数|率 15 1.00 26 1.73 11 0.73 13 0.87 9 0.60 15 1.00入学者数|率 13 0.87 21 1.40 7 0.47 11 0.73 9 0.60 12 0.80

67 D 地球圏科学専攻 入学定員 14 14 14 14 14 14志願者数|率 12 0.86 11 0.79 11 0.79 7 0.50 7 0.50 12 0.86入学者数|率 11 0.79 10 0.71 10 0.71 7 0.50 7 0.50 11 0.79

68 D 生物圏科学専攻 入学定員 23 23 23 23 23 23志願者数|率 20 0.87 18 0.78 17 0.74 19 0.83 21 0.91 18 0.78入学者数|率 18 0.78 14 0.61 16 0.70 18 0.78 18 0.78 18 0.78

69 D 環境物質科学専攻 入学定員 11 11 11 11 11 11志願者数|率 6 0.55 12 1.09 9 0.82 12 1.09 6 0.55 12 1.09入学者数|率 6 0.55 10 0.91 9 0.82 9 0.82 4 0.36 9 0.82

70 D 理学院 数学専攻 入学定員 17 17 17 17 17 17志願者数|率 12 0.71 8 0.47 4 0.24 11 0.65 7 0.41 7 0.41入学者数|率 10 0.59 8 0.47 4 0.24 10 0.59 7 0.41 6 0.35

71 D 物性物理学専攻 入学定員 10 10 10 10 10 10志願者数|率 5 0.50 6 0.60 1 0.10 3 0.30 4 0.40 10 1.00入学者数|率 5 0.50 6 0.60 1 0.10 3 0.30 4 0.40 8 0.80

72 D 宇宙理学専攻 入学定員 9 9 9 9 9 9志願者数|率 7 0.78 2 0.22 13 1.44 9 1.00 6 0.67 10 1.11入学者数|率 7 0.78 2 0.22 12 1.33 8 0.89 5 0.56 9 1.00

73 D 自然史科学専攻 入学定員 20 20 20 20 20 20志願者数|率 15 0.75 12 0.60 20 1.00 17 0.85 27 1.35 30 1.50入学者数|率 12 0.60 11 0.55 17 0.85 16 0.80 23 1.15 26 1.30

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Page 26: 「入学定員の適正化」及び「入学定員減少に伴う教員人件費ポイ … · 大学院の各専攻を対象とし,修士課程,博士(後期)課程,専門職学位課程ごとに,以下の基準に

H27H22 H26H25H24H2374 D 農学院 共生基盤学専攻 入学定員 16 16 16 16 16 16

志願者数|率 16 1.00 17 1.06 12 0.75 15 0.94 16 1.00 13 0.81入学者数|率 14 0.88 15 0.94 11 0.69 15 0.94 15 0.94 12 0.75

75 D 生物資源科学専攻 入学定員 14 14 14 14 14 14志願者数|率 9 0.64 6 0.43 14 1.00 7 0.50 12 0.86 7 0.50入学者数|率 9 0.64 6 0.43 14 1.00 7 0.50 12 0.86 7 0.50

76 D 応用生物科学専攻 入学定員 6 6 6 6 6 6志願者数|率 8 1.33 8 1.33 6 1.00 2 0.33 6 1.00 7 1.17入学者数|率 8 1.33 8 1.33 6 1.00 2 0.33 6 1.00 7 1.17

77 D 環境資源学専攻 入学定員 14 14 14 14 14 14志願者数|率 15 1.07 13 0.93 17 1.21 8 0.57 12 0.86 20 1.43入学者数|率 14 1.00 13 0.93 15 1.07 8 0.57 12 0.86 18 1.29

78 D 生命科学院 生命科学専攻 入学定員 50 50 46 46 46 46志願者数|率 52 1.04 52 1.04 44 0.96 42 0.91 46 1.00 37 0.80入学者数|率 48 0.96 49 0.98 41 0.89 40 0.87 43 0.93 36 0.78

79 D 臨床薬学専攻 入学定員 4 4 4 4志願者数|率 5 1.25 4 1.00 8 2.00 7 1.75入学者数|率 5 1.25 4 1.00 7 1.75 7 1.75

80 D 教育学院 教育学専攻 入学定員 21 21 21 21 21 21志願者数|率 18 0.86 27 1.29 25 1.19 15 0.71 20 0.95 16 0.76入学者数|率 15 0.71 24 1.14 19 0.90 10 0.48 10 0.48 13 0.62

81 D 国際広報 国際広報メディア専攻 入学定員 14 14 14 14 14 14 メディア・観光学院 志願者数|率 8 0.57 8 0.57 19 1.36 10 0.71 10 0.71 9 0.64

入学者数|率 5 0.36 7 0.50 18 1.29 7 0.50 8 0.57 8 0.5782 D 観光創造専攻 入学定員 3 3 3 3 3 3

志願者数|率 11 3.67 11 3.67 4 1.33 6 2.00 4 1.33 10 3.33入学者数|率 4 1.33 4 1.33 3 1.00 4 1.33 3 1.00 5 1.67

83 D 保健科学院 保健科学専攻 入学定員 8 8 8 8 8 8志願者数|率 21 2.63 19 2.38 18 2.25 17 2.13 16 2.00 15 1.88入学者数|率 20 2.50 10 1.25 14 1.75 12 1.50 11 1.38 11 1.38

84 D 工学院 応用物理学専攻 入学定員 9 9 9 9 9 9志願者数|率 2 0.22 5 0.56 6 0.67 4 0.44 5 0.56 3 0.33入学者数|率 2 0.22 5 0.56 6 0.67 3 0.33 5 0.56 2 0.22

85 D 材料科学専攻 入学定員 7 7 7 7 7 7志願者数|率 14 2.00 18 2.57 9 1.29 8 1.14 9 1.29 7 1.00入学者数|率 13 1.86 17 2.43 9 1.29 8 1.14 9 1.29 7 1.00

86 D 機械宇宙工学専攻 入学定員 5 5 5 5 5 5志願者数|率 5 1.00 4 0.80 5 1.00 5 1.00 5 1.00 5 1.00入学者数|率 5 1.00 4 0.80 5 1.00 4 0.80 5 1.00 5 1.00

87 D 人間機械システムデザイン専攻 入学定員 5 5 5 5 5 5志願者数|率 6 1.20 2 0.40 6 1.20 5 1.00 6 1.20 3 0.60入学者数|率 6 1.20 2 0.40 6 1.20 5 1.00 6 1.20 3 0.60

88 D エネルギー環境システム専攻 入学定員 5 5 5 5 5 5志願者数|率 1 0.20 5 1.00 1 0.20 4 0.80 2 0.40 3 0.60入学者数|率 1 0.20 5 1.00 1 0.20 4 0.80 2 0.40 1 0.20

89 D 量子理工学専攻 入学定員 5 5 5 5 5 5志願者数|率 2 0.40 3 0.60 10 2.00 5 1.00 3 0.60 2 0.40入学者数|率 2 0.40 3 0.60 9 1.80 5 1.00 3 0.60 2 0.40

90 D 環境フィールド工学専攻 入学定員 6 6 6 6 6 6志願者数|率 8 1.33 7 1.17 4 0.67 1 0.17 7 1.17 5 0.83入学者数|率 8 1.33 7 1.17 4 0.67 1 0.17 6 1.00 5 0.83

91 D 北方圏環境政策工学専攻 入学定員 7 7 7 7 7 7志願者数|率 4 0.57 8 1.14 10 1.43 9 1.29 4 0.57 3 0.43入学者数|率 4 0.57 6 0.86 10 1.43 9 1.29 4 0.57 3 0.43

92 D 建築都市空間デザイン専攻 入学定員 5 5 5 5 5 5志願者数|率 10 2.00 4 0.80 3 0.60 1 0.20 0 0.00 6 1.20入学者数|率 9 1.80 4 0.80 3 0.60 1 0.20 0 0.00 5 1.00

93 D 空間性能システム専攻 入学定員 5 5 5 5 5 5志願者数|率 5 1.00 3 0.60 4 0.80 1 0.20 4 0.80 3 0.60入学者数|率 5 1.00 3 0.60 4 0.80 1 0.20 3 0.60 2 0.40

94 D 環境創生工学専攻 入学定員 5 5 5 5 5 5志願者数|率 13 2.60 8 1.60 2 0.40 6 1.20 6 1.20 4 0.80入学者数|率 11 2.20 7 1.40 2 0.40 6 1.20 6 1.20 4 0.80

95 D 環境循環システム専攻 入学定員 5 5 5 5 5 5志願者数|率 4 0.80 10 2.00 6 1.20 6 1.20 6 1.20 4 0.80入学者数|率 4 0.80 10 2.00 6 1.20 5 1.00 5 1.00 4 0.80

96 D 総合化学院 総合化学専攻 入学定員 38 38 38 38 38 38志願者数|率 56 1.47 37 0.97 36 0.95 54 1.42 52 1.37 46 1.21入学者数|率 48 1.26 33 0.87 32 0.84 48 1.26 50 1.32 44 1.16

97 D 博士̲計 入学定員 695 695 680 680 680 680志願者数|率 712 1.02 677 0.97 679 1.00 619 0.91 648 0.95 607 0.89入学者数|率 625 0.90 593 0.85 594 0.87 546 0.80 574 0.84 539 0.79

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Page 27: 「入学定員の適正化」及び「入学定員減少に伴う教員人件費ポイ … · 大学院の各専攻を対象とし,修士課程,博士(後期)課程,専門職学位課程ごとに,以下の基準に

H27H22 H26H25H24H2398 P 法学研究科 法律実務専攻 入学定員 80 80 80 80 80 50

志願者数|率 384 4.80 441 5.51 341 4.26 251 3.14 152 1.90 124 2.48入学者数|率 76 0.95 78 0.98 72 0.90 63 0.79 43 0.54 50 1.00

99 P 経済学研究科 会計情報専攻 入学定員 20 20 20 20 20 20志願者数|率 57 2.85 53 2.65 43 2.15 39 1.95 40 2.00 30 1.50入学者数|率 20 1.00 20 1.00 23 1.15 23 1.15 16 0.80 13 0.65

100 P 公共政策学教育部 公共政策学専攻 入学定員 30 30 30 30 30 30志願者数|率 94 3.13 100 3.33 78 2.60 87 2.90 74 2.47 92 3.07入学者数|率 33 1.10 28 0.93 36 1.20 40 1.33 23 0.77 39 1.30

101 P 専門職̲計 入学定員 130 130 130 130 130 100志願者数|率 535 4.12 594 4.57 462 3.55 377 2.90 266 2.05 246 2.46入学者数|率 129 0.99 126 0.97 131 1.01 126 0.97 82 0.63 102 1.02

■セルの色 @ 入学定員充足率 … 120%超_(四捨五入のため,例えば実際は [1.201] であるセルが [1.20] と表示された場合も,着色されている) … 090%未満(同上) … 080%未満(同上) … 070%未満(同上) … 060%未満(同上)

■定義□ 10月入学等,4月入学以外を含む。□ 外国人留学生や社会人学生を含む。

■データソース□ H22-25  : H26.7.24 企画課点検評価担当名義 「評価に使用するデータの作成及び確認について(依頼)」 に対する部局からの回答□ H26 - H26 : H26.9.30 企画課長名義 「専攻等における志願者数等について(依頼)」 に対する部局からの回答□ H27 : H27.4.07 企画課長名義 「評価に使用するデータの作成について(依頼)」 に対する部局からの回答(4月入学分)

: H27.9.24 評価室長名義 「評価に使用するデータの追加確認について(依頼)」 に対する部局からの回答(10月入学分)

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