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富士通株式会社
<やりたい事別>定番サーバ仮想化ソフトウェアVMware vSphere 6.7の ご紹介
Copyright 2019 FUJITSU LIMITED
目次
1.概要
2.やりたい事と機能
3.富士通の取り組み
Copyright 2019 FUJITSU LIMITED1
1. 概要
1-1.vSphere とは
1-2.vSphere の特徴
1-3.基本的なシステム構成
1-4.仮想マシン と VMware ESXi
1-5.管理クライアントと vCenter Server
1-6.共有ストレージ
Copyright 2019 FUJITSU LIMITED2
1-1.vSphere とは
◼ vSphere はサーバーを仮想化するソフトウェアです。サーバ仮想化によって、サーバリソースをはじめ、ストレージやネットワークを効率的に活用し大規模データセンターの統合管理を実現します。
◼ vSphere 6.7 の重点注力項目
Copyright 2019 FUJITSU LIMITED
2011年2012年
2013年 2015年 2016年 2018年
管理の簡素化と効率化
・サーバ再起動時間短縮・管理 UI の強化・構成の上限値の向上
製品に組み込まれた包括的なセキュリティ機能を提供
・TPM 2.0 対応・TLS 1.2 対応・Microsoft VBS 対応・暗号化された仮想マシンのサイト間の移動
さまざまなワークロードやアプリケーションのプラットフォーム強化
・NVDIMM 技術の利用
ハイブリッドクラウド環境での利用強化
・バージョンの異なるサイト間で仮想マシンを移動・新旧サーバ間で仮想マシンの移動の利便性向上
3
1-2.vSphere の特徴
◼世界で最も利用されている仮想化ソフトウェア
Copyright 2019 FUJITSU LIMITED
グローバルでの採用企業数
500,000 社以上導入(2017年時点)
Fortune 500 での採用企業数
100 % 導入(2017年時点)
高い統合率と充実した機能
サーバを仮想化する機能のみならず、柔軟性や運用負荷を軽減するさまざまな機能を提供します。
シェアNo.1
サーバの仮想化ソフトウェアとして 18 年以上(2001年~)の歴史を持ち、安定した技術基盤を提供し、豊富な実績を持ってます。
導入実績
4
1-3.基本的なシステム構成
◼ vSphere 環境の基本的なシステム構成
Copyright 2019 FUJITSU LIMITED
マークの付いたコンポーネントについて役割などを次のページ以降でご説明します。また本書では、VMware ESXi をインストールしたサーバを「ESXi サーバ」と呼びます。
基盤管理者 サーバ利用者
管理クライアントvSphere Client(HTML5)vSphere Web Client
VMware ESXi
仮想マシン
バックアップサーバ
リモートログイン
バックアップ
基盤の運用監視
FC/FCoE/iSCSI/NFS/SAS
共有ストレージ
監視サーバ
ログイン
vCenter Server
VMware ESXi
5
◼VMware ESXi は複数のオペレーティングシステムを仮想マシンとして稼働させる仕組みを提供
Copyright 2019 FUJITSU LIMITED
仮想化されたサーバ•仮想マシンにインストールした OS を「ゲスト OS」と呼ぶ•個々の仮想マシンは独立して稼動•仮想アプライアンス: 特定の機能に特化した仮想マシン (*1)
物理ハードウェア
ゲスト OS の画面
(*1)仮想アプライアンスは OS とソフトウェアが構築済みの仮想マシンです。ヴイエムウェア社や vSphere 環境へ製品を提供するソフトウェアベンダが開発しています。
1-4.仮想マシン と VMware ESXi
仮想マシンを稼働させる仕組みを提供•複数種類/バージョンのゲスト OS を同時稼動•仮想マシンに物理リソース(CPU/メモリなど)を提供
仮想化レイヤ(ハイパーバイザ)
仮想マシン
VMware ESXi
OS としての機能は物理サーバと変わりなく利用可能
6
1-5.管理クライアントと vCenter Server
◼管理クライアントから vCenter Server にログインして、VMware vSphere 環境を一元管理
Copyright 2019 FUJITSU LIMITED
ESXiサーバと仮想マシン群
管理ユーザーインターフェース•Web ブラウザで VMware vSphere 環境を操作•HTML 5 ベースと Flash ベースクライアントを提供
ESXi サーバと仮想マシンを一元管理するソフトウェア•仮想アプライアンス とWindows 版を提供 (*1)
•VMware vSphere の多くの機能を利用するために必要
プロビジョニング
マイグレーション
高可用構成
運用の自動化
: 簡単に仮想マシンを複製
: 業務に影響なく稼働中の仮想マシンを移動
: ESXi サーバの障害に対応し業務継続性を向上
: 自動で仮想マシンを最適配置
ESXi
• vCenter Server の主な機能VMware vSphere 環境を有効活用するには
vCenter Serverの導入が必須です。
ログイン
vCenter Server
(*1) VMware vSphere 6.7 では、仮想アプライアンスの利用を推奨
ESXiESXi
管理クライアント・vSphere Client(HTML5)・vSphere Web Client
7
◼仮想マシンの実体を格納する外部ストレージデバイス
共有ストレージを利用すると、VMware vSphere 6.7 の様々な機能を最大限利用する事が可能です。システムの高可用性や VMware vSphere 環境の負荷を動的に最適化できます
Copyright 2019 FUJITSU LIMITED
共有ストレージ
1-6.共有ストレージ
VMware ESXi VMware ESXi VMware ESXi
8
Copyright 2019 FUJITSU LIMITED
2. やりたい事と機能
2-1.やりたい事一覧
2-2.機能別やりたい事
9
2-1.やりたい事一覧(1/3)
Copyright 2019 FUJITSU LIMITED
やりたいこと 機能概要 機能名
① プロビジョニング機能
サーバの手配および構築にかける手間を省きたい 仮想マシン構築の簡素化 テンプレート
複数台のESXiサーバの設定を、自動にしたい ESXi サーバの設定の簡素化 Host Profiles
ESXiサーバのインストール作業やパッチ管理の運用を簡単にしたい ESXi サーバの導入・展開の簡素化 vSphere Auto Deploy
② ビジネス継続性機能
業務を停止させることなく、ハードウェア保守作業を行いたい。 サーバ保守性の向上 vSphere vMotion
サーバダウン時の業務システムのダウンタイムを短くしたい。業務システムの可用性を高めたい。
業務停止時間の最小化 vSphere HA
ハードウェア障害によって、業務システムが停止することを未然に回避したい。
業務停止の未然防止 vSphere Proactive HA
サーバダウン時の業務システムのダウンタイムをゼロにしたい。 業務継続性の向上 vSphere FT
vCenter Server のサービス(デーモン)の停止によるインフラ管理の影響を最小化したい。
vCenter Server の可用性 vCenter HA
ESXi サーバの台数が多いので、ESXi のアップグレードやパッチ適用作業を自動化したい。
アップグレードとパッチ適用作業の簡略化 vSphere Update Manager
サーバ停止時のリソース負荷を懸念し、ESXi のアップグレードやパッチ適用時のサーバ停止時間を最小にしたい。
ESXi サーバの再起動時間の短縮化 ESXi Single RebootvSphere Quick Boot
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2-1.やりたい事一覧(2/3)
Copyright 2019 FUJITSU LIMITED
やりたいこと 機能概要 機能名
③ リソース管理機能
仮想マシンの CPU 、メモリの負荷を分散させたい。 サーバの負荷分散 vSphere DRS
共有ストレージのディスク I/O 負荷や使用率を分散させたい。 ストレージの負荷分散 vSphere Storage DRS
サーバの電源管理を自動化し、無駄な消費電力量を削減したい。 電源管理の自動化 vSphere DPM
④ ネットワークの管理・制御機能
個々の ESXi サーバのネットワークを管理するのは大変。全てのESXi サーバのネットワークを一元管理したい。
ネットワークの統合管理 vSphere Distributed Switch
ネットワークが輻輳状態の場合、特定の仮想マシンのトラフィックを優先的に送出させたい。
ネットワーク I/O の制御 Network I/O Control
⑤ ストレージの管理・制御機能
ディスク容量の無駄を排除し、必要容量に合わせて自動的に拡張するような柔軟なディスクを使用したい。
ディスク使用量管理の向上 Thin Provisioning
仮想マシンのディスク読み取り性能を向上させたい。 仮想ディスクの読み取り性能向上 vSphere Flash Read Cache
サーバ仮想化によりハードウェア機器を省スペース、省重量、省電力で導入できるが、さらに縮小・削減したい。
分散仮想ストレージの提供 VMware vSAN
ストレージ装置の高速コピー機能を使って、仮想マシン単位のバックアップ/リストアを行いたい。
ストレージの管理性向上 vSphere Virtual Volumes
業務データ量が増えても、夜間バッチ処理を時間内に終わるようにしたい。
仮想マシンのディスク I/O の高速化 vSphere Persistent Memory
11
2-1.やりたい事一覧(3/3)
Copyright 2019 FUJITSU LIMITED
やりたいこと 機能概要 機能名
⑥ その他の機能
仮想マシンのウィルス対策を効率化したい。 仮想マシンのウィルス対策 vShield Endpoint
vCenter Server を停止せずにバックアップしたい。 vCenter Server のバックアップ vCenter Backup and Restore
手軽に仮想マシンを遠隔地に退避しておきたい。 仮想マシンの遠隔地コピー vSphere Replication
Hadoop クラスタ構築を効率化したい。 Hadoop クラスタ構築の効率化 Big Data Extensions
仮想マシンテンプレートや iso イメージファイルを各拠点でバラバラに管理せず、集中管理したい。
コンテンツの集中管理 Content Library
多くの仮想マシンが稼働する ESXi サーバで重要となるメモリの信頼性を向上させたい。
高度なメモリ管理 Reliable Memory
予期せぬメモリエラーによる ESXi サーバのダウンをできる限り回避したい
メモリ障害時のサーバダウンの回避 Software Recovery Action Required
重要なデータが含まれている業務システムをサイバー攻撃から保護したい。
仮想マシンの暗号化 Virtual Machine Encryption
vSphere 環境でもハードウェアの改ざんを防止したい。 ハードウェアの改ざん防止 TPM 2.0 Support and Virtual TPM
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Copyright 2019 FUJITSU LIMITED
①プロビジョニング機能
◼ 仮想マシン構築の簡素化◼ ESXi サーバの設定の簡素化◼ ESXi サーバの導入・展開の簡素化
2-2.機能別やりたい事
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テンプレート で解決
仮想マシン構築の簡素化- テンプレート -
Copyright 2019 FUJITSU LIMITED
解決
◼ 仮想マシン構成(CPU、メモリなど)
◼ OSインストール、パッチ適用など
ステップ1:マスター仮想マシンの作成
ステップ2:マスター仮想マシンのテンプレート化
ステップ3:テンプレートからデプロイ
◼ テンプレートに変換
◼ 同じ構成の仮想マシンを迅速に展開
WS2012 WS2016
RHEL6 RHEL7
最小設定で迅速に提供
ポイント
仮想マシンをマウス操作で簡単作成。利用者へ迅速なサーバ提供が可能。
ESXi
やりたいことサーバの手配および構築に掛かる手間を省きたい。
・・・利用可能なエディション
Enterprise PlusStandard
Essentials PlusEssentials
• 標準化したテンプレートを複数用意することで、運用と展開時の作業の効率化が可能です。
14
Copyright 2019 FUJITSU LIMITED
②ビジネス継続性機能
◼ サーバ保守性の向上◼ 業務停止時間の最小化◼ 業務継続性の向上◼ vCenter Server の可用性◼ アップグレードとパッチ適用作業の簡略化◼ ESXi サーバの再起動時間の短縮化
2-2.機能別やりたい事
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サーバ保守性の向上- vSphere vMotion -
Copyright 2019 FUJITSU LIMITED
解決
• ハードウェア保守以外に、サーバ再起動を伴う作業でも活用できます。• ESXi のアップグレード• ESXi へのパッチ適用
• 仮想マシンを移動する時、vSphere vMotion の通信を暗号化できます。(*1)• 同一 vCenter Server 間• 異なる vCenter Server 間
• 異なる CPU 世代のサーバ間を移動するための設定を仮想マシン単位にできます。
業務を停止せずに、仮想マシンを他のESXi サーバに移動する事で、時間帯を気にせずハードウェアのメンテナンスを実施。
移動 移動
ESXi ESXi ESXi
vSphere vMotion で解決
利用可能なエディションEnterprise Plus
StandardEssentials Plus
Essentials
やりたいこと業務を停止させることなく、ハードウェア保守作業を行いたい。
・・・
(*1)Enterprise Plus で利用可能です。
ポイント
16
業務停止時間の最小化- vSphere HA -
Copyright 2019 FUJITSU LIMITED
解決
• 管理クライアントで簡単に構成可能です。
• 可用性は仮想マシンの再起動レベルです。
• 仮想マシングループ単位に再起動順序が設定できます。
• ストレージの全パス障害や共有ストレージの永続的なデバイス損失でもフェイルオーバされます。
ESXi サーバダウン時は、他のESXiサーバ上で仮想マシンを自動再起動。これにより業務の停止時間を最小化。
再起動 再起動
※共有ストレージの導入が必須です
ESXi ESXi ESXi
vSphere HA で解決
利用可能なエディションEnterprise Plus
StandardEssentials Plus
Essentials
やりたいことサーバダウン時の業務システムのダウンタイムを短くしたい。業務システムの可用性を高めたい。
・・・
ポイント
17
Copyright 2019 FUJITSU LIMITED
③リソース管理機能
◼ サーバの負荷分散◼ ストレージの負荷分散◼ 電源管理の自動化
2-2.機能別やりたい事
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サーバの負荷分散- vSphere DRS -
Copyright 2019 FUJITSU LIMITED
解決
ESXi サーバのリソースをプール化して管理し、最適なESXi サーバを自動的に判別して、仮想マシンを配置させることが可能。
vSphere DRS による自動 vMotion
ESXi サーバのリソース(CPU,メモリ)の負荷を分散
Server Pool(CPUプール&メモリプール)
※共有ストレージの導入が必須です
vSphere DRS で解決
利用可能なエディションEnterprise Plus
StandardEssentials Plus
Essentials
やりたいこと仮想マシンの CPU 、メモリの負荷を分散させたい。
・・・
• ESXi サーバを増設した時にも活用できます。
ポイント
• 仮想マシンの移動先の決定は、移動先のサーバの CPU、メモリの使用状況のほかに、全物理 NIC の総使用率を考慮します。
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Copyright 2019 FUJITSU LIMITED
④ネットワークの管理・制御機能
◼ ネットワークの統合管理◼ ネットワーク I/O の制御
2-2.機能別やりたい事
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ネットワークの統合管理- vSphere Distributed Switch(分散仮想スイッチ)-
Copyright 2019 FUJITSU LIMITED
解決
• vSphere Distributed Switch の構成情報をバックアップすることが可能です。
• 複数の分散仮想スイッチを構成することが可能です。
• 複数の LACP リンクアグリゲーションを設定することが可能です。(最大64)
ポイント
vCenter Server 管理下の各ESXiサーバのネットワークスイッチの統合管理が可能。
仮想スイッチ 仮想スイッチ 仮想スイッチvSphere Distributed Switch
ESXi サーバ単位でのネットワークスイッチの管理が不要
vSphere Distributed Switch で解決
利用可能なエディションEnterprise Plus
StandardEssentials Plus
Essentials
やりたいこと個々の ESXi サーバのネットワークを管理するのは大変。全ての ESXi サーバのネットワークを一元管理したい。
・・・
21
ネットワーク I/O の制御- Network I/O Control -
Copyright 2019 FUJITSU LIMITED
解決
• 分散仮想スイッチが必要です。
• ネットワーク リソース プールによるシェアによる優先付けではなく、仮想マシンの NIC 単位でトラフィック制御(シェア、予約、上限)することも可能です。
• ストレージに関しても同様の機能があります。(Storage I/O Control)
ポイント
10 Gb Ethernet でネットワークを統合した環境において、業務システムやvSphere vMotion などネットワークの一斉利用でネットワークのリソース競合が発生した時でも、優先度の高いフレームを優先的に送出させることが可能。
物理スイッチ
ストリーミング メールオンラインストア
Ethernet
vSphere Distributed Switch
Network I/O Control で解決
利用可能なエディションEnterprise Plus
StandardEssentials Plus
Essentials
やりたいことネットワークが輻輳状態の場合、特定の仮想マシンのトラフィックを優先的に送出させたい。
・・・
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Copyright 2019 FUJITSU LIMITED
⑤ストレージの管理・制御機能
◼ ディスク使用量管理の向上◼ 仮想ディスクの読み取り性能向上◼ 仮想的な共有ストレージの作成◼ 仮想ディスクの管理性向上
2-2.機能別やりたい事
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ディスク使用量管理の向上- Thin Provisioning -
Copyright 2019 FUJITSU LIMITED
解決
ポイント
実際に使用しているストレージ容量のみを確保すれば良いので、未使用領域などで容量を無駄にすることがなく、初期投資を抑えることが可能。
シック・フォーマット シン・プロビジョニング
未使用
必要容量(1
50
GB
)
VM3
容量:50GB使用量:15GB
VM2
容量:50GB使用量:20GB
40
GB
VM1
容量:50GB使用量: 5GB
未使用
未使用
ストレージリソースとして、未使用領域を含めたサイズのディスク設計が必要。
必要な時に必要な分だけ、プール化したストレージリソースから仮想マシンに提供。
実使用量
物理ディスク 追加
Thin Provisioning で解決
利用可能なエディションEnterprise Plus
StandardEssentials Plus
Essentials
やりたいことディスク容量の無駄を排除し、必要容量に合わせて自動的に拡張するような柔軟なディスクを使用したい。
・・・
• ゲスト OS はそれぞれ設定されたディスク容量を認識しています。
• ストレージ容量を監視して、適宜ディスクを増設します。業務システムは停止不要です。
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Copyright 2019 FUJITSU LIMITED
⑥その他の機能
◼ 仮想マシンのウィルス対策◼ vCenter Server のバックアップ◼ 仮想マシンの遠隔地コピー◼ Hadoop クラスタ構築の効率化◼ コンテンツの集中管理◼ 高度なメモリ管理◼ メモリ障害によるサーバダウンの回避◼ 仮想マシンの暗号化◼ ハードウェアの改ざん防止
2-2.機能別やりたい事
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仮想マシンのウィルス対策- vShield Endpoint -
Copyright 2019 FUJITSU LIMITED
解決
• 業務用仮想マシンに、アンチウィルスソフトのエージェントをインストールする必要がありません。
• ウイルスパターンファイルはアンチウィルス用セキュリティ仮想マシンにのみ配信されるため、ネットワーク負荷を軽減できます。
• Symantec 社や TREND MICRO 社などが提供する NSX for vShield Endpoint に対応した ISV 製品が必要です。
ポイント
ISV 製品が提供しているアンチウィルス用のセキュリティ仮想マシンで、ウィルスチェックを実施。
ESXi
ウイルス検索をアンチウィルス用セキュリティ仮想マシンで処理する
アンチウィルス用セキュリティ仮想マシン
vShield Endpoint で解決
ウィルスパターンファイル
利用可能なエディションEnterprise Plus
StandardEssentials Plus
Essentials
やりたいこと仮想マシンのウィルス対策を効率化したい。
・・・
vCenterServer
NSXManager
Check!
連携
アンチウィルス用セキュリティマネージャ
連携
管理
ウィルス
GuestIntrospection
連携
26
仮想マシンの遠隔地コピー- vSphere Replication -
Copyright 2019 FUJITSU LIMITED
解決
• 両サイトに同一バージョンの vCenter Server が必要です。
• 仮想マシンの更新情報のみを転送します。
• 仮想マシンのフェイルオーバは手動で実行します。
• 複数のリカバリポイントを保持できます。
• データを転送する専用のネットワークを構成することが可能です。
• データを圧縮して転送することができます。
ポイント
両サイトに vSphere Replication を構築することで、ネットワーク経由で仮想マシンをコピーすることが可能。
本番サイト 復旧サイト
稼働している仮想マシンをレプリケーション
vSphere Replication(*1)
レプリケーション
(*1)仮想マシンを同期するために必要な仮想アプライアンス
vSphere Replication(*1)
WAN
ESXi ESXi
vSphere Replication で解決
利用可能なエディションEnterprise Plus
StandardEssentials Plus
Essentials
やりたいこと手軽に仮想マシンを遠隔地に退避しておきたい。
・・・
27
仮想マシンの暗号化- Virtual Machine Encryption -
Copyright 2019 FUJITSU LIMITED
Virtual Machine Encryption で解決
利用可能なエディションEnterprise Plus
StandardEssentials Plus
Essentials
やりたいこと重要なデータが含まれている業務システムをサイバー攻撃から保護したい。
・・・
解決
• 暗号化の適用はポリシーで管理します。• 暗号化は強度の強い XTS-AES-256 ブロッ
ク暗号化アルゴリズムで行われます。• 仮想マシンのサスペンド/レジューム、メモリスナ
ップショット機能が利用可能です。• IPv6 環境でも利用可能です。• 国際統一基準/法令/規則(PCI DSS、
FISC、HITECH/HIPAA、GDPR等)に準拠したセキュリティを ETERNUS SF KM で実現可能です。
ポイント
vCenter Server と鍵管理サーバを利用して仮想マシン全体を暗号化。たとえ重要な仮想マシンが第三者の手に渡ったとしても鍵がなければ起動不可能。
鍵管理サーバ(正/副)ETERNUS SF KM
vCenter Server
KEK を使って、DEK を暗号化
DEK(Data Encryption Key)を生成し、データを暗号化
IOIOIOIOIOIO
*&*%*^$&*(
ESXi
KEK(Key Encryption Key)を生成し、 ESXi へ送信
28
Copyright 2019 FUJITSU LIMITED
3-1.VMware 製品に最適なサーバ
3-2.導入サポートへの取り組み
3-3.運用サポートへの取り組み
3. 富士通の取り組み
29
Copyright 2019 FUJITSU LIMITED
3-1.VMware 製品に最適なサーバ(1/2)
「HCIの考え方」をもとに、「日本人向け」に創られた「日本製HCI」
FUJITSU Integrated System
PRIMEFLEX for VMware vSANvSphere
Hyper-V
インテグレーション技術
ネットワーク
サーバ
仮想化管理機能
インフラ統合管理機能
OS/ハイパーバイザー
設計・構築・設定・検証
高性能
省スペース
3Node~
FUJITSU Server PRIMERGY RX2530 M41node/1U、 10ドライブベイ/1node、2CPU/1node
Integratedシステム全体をシンプル化
Automated運用しやすさの追求
Flexible最適な構成で提供
富士通のHCI “PRIMEFLEX”Hyper Converged Infrastructure
MADE FOR JAPAN
30
Copyright 2019 FUJITSU LIMITED
3-1.VMware 製品に最適なサーバ(2/2)
日本人向けに創られた “Converged Infrastructure”
FUJITSU Integrated System
PRIMEFLEX for VMware vSphereICTインフラ
more flexibleMADE FOR JAPAN
Integrated Automated Flexible
最適統合、自動化、柔軟性を兼ね備えたICTインフラに、もっと自由な柔軟性と拡張性を追加
Converged Infrastructure
31
3-2.導入サポートへの取り組み (1/3)
◼全国の VMware 認定技術者が導入をサポート
◼VMware Partner Innovation Award で受賞
•Strategic Alliance(3年連続)
•Innovation OEM
Copyright 2019 FUJITSU LIMITED
ヴイエムウェアのビジネスに大きく貢献した結果が評価され、2016年に「VMware Partner Innovation Award」において、アジア太平洋および日本で “Strategic Alliance” ならびに “Innovation OEM” を受賞。
富士通グループ国内において、
・VMware 認定資格(VCP)
・VMware 認定上級資格(VCAP)
人(2018年2月時点)
人(2018年2月時点)
富士通グループには全国各地に設計・構築技術に長けたVMware の認定技術者がいます。
VCP:VMware Certified ProfessionalVCAP:VMware Certified Advanced Professional
32
3-2.導入サポートへの取り組み (2/3)
◼富士通デジタル・トランスフォーメンション・センター
◼国内最大規模のショールーム・検証サポート施設
◼専門技術スタッフが、お客様の仮想化システム導入を成功に導きます。
Copyright 2019 FUJITSU LIMITED
お客様 ICT システムの検証
具体的に確認・体感
◼クラウドサービス基盤、SaaS アプリケーション、仮想化システム、リモート検証など
東京・浜松町世界貿易センタービル29/30階
ご利用の際は当社営業までお申し付けください。
◼デモンストレーション・展示コーナー・お客様セミナーで当社の技術・製品・サービスをご紹介
最新の当社ハードウェア機器約300台を完備
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参考)デモンストレーションサービス
◼デモンストレーションでは、VMware 製品および機能について、基礎から応用までお客様に合わせてご紹介いたします。
Copyright 2019 FUJITSU LIMITED
【デモンストレーション パンフレット抜粋】
【デモ番号:P085110】
VMwareデモンストレーション
お客様のご要望に合わせて以下のVMware製品/機能から、お聞きしたい内容を選択し、デモンストレーションをご覧いただくことが可能です。
【VMware製品/機能】・ VMware vSphere ・ VMware NSX for vSphere
・ VMware Virtual Volumes ・ VMware vRealize Operations Manager
・ VMware vSAN ・ VMware Site Recovery Manager
ご希望の際は、担当営業までお申し付けください。デモンストレーションサービスは完全予約制となっておりますので、お早めのご予約をお願いします。
34
3-2.導入サポートへの取り組み (3/3)
◼アセスメントサービス
◼お客様環境の稼働情報を調査し、精度の高いアセスメントを実施します。
◼富士通のノウハウを活用した仮想化統合モデルプランを作成します。
Copyright 2019 FUJITSU LIMITED
ヒアリングと進め方の確認
ツールによるサーバ負荷や
稼動情報の採取採取情報を元に分析、仮想統合
モデルを作成
調査分析結果に加え、具体的な
機器構成や費用対効果報告
情報収集ツール
◼ 約 600 社の多種多様なお客様に対するアセスメント実績• 性能分析による的確なサイジング• 全体最適化を考慮したアセスメント• 仮想化専門技術者による質の高いサービス
Step1 Step2 Step3 Step4
35
3-3.運用サポートへの取り組み
◼ワンストップサポート◼ ハードウェア障害からソフトウェアトラブルまで、お問い合わせ窓口を一本化。
◼ 富士通のサポート(SupportDesk)は、製品ライセンス単位のご契約で、問い合わせ数や作業時間に依らない固定料金制。予算計画も安心。
Copyright 2019 FUJITSU LIMITED
ISV
集中コールセンタ(OSC)
富士通
問題の切り分け
綿密な連携
お客様
問い合わせ窓口の一本化で、トラブル時の問い合わせ先が明確。
故障箇所の切り分けを富士通が行うことで、お客様負荷を軽減。
各サポート部門や ISV との密な連携により、迅速に問題を解決。
Point 1
Point 2
Point 3
ミドルウェア
OS
VMware ESXi
サーバ
ストレージ
ネットワーク
連携
ネットワーク
サーバ
VMware ESXi
OS
ミドル
ストレージ
Point 1
Point 2
Point 3
富士通サポートセンタ
綿密な連携
総合 ICT ベンダーの組織力でトラブルを迅速に解決36
富士通製品 お問い合わせ
ご興味をお持ちの方は、
富士通担当営業または、こちらまでお問合せ願います。
■FUJITSU Server PRIMERGY(プライマジー)のご購入・ご導入に関するお問い合わせフォーム
https://jp.fujitsu.com/cgi-bin/fjid/formoutput_cs.cgi?FMT=/platform/server/primergy/contact/sfdcform/general/form
■ お電話でのお問い合わせ(総合窓口)
「富士通コンタクトライン」まで、お気軽にお問い合わせください。
0120-933-200 富士通コンタクトライン
受付時間 9時~17時30分 (土曜・日曜・祝日・当社指定の休業日を除く)
Copyright 2019 FUJITSU LIMITED37