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<がん患者と家族のサロン(第93回)活動報告>
日 時: 平成29年1月18日(水)14:00~15:30
場 所: 那覇市北保健センター
参 加 者: 10人
内 容: テーマ:「がん治療におけるくすりのお話」
上田 博史(那覇市立病院 薬剤師)
・自己紹介
・くすりのおはなし
・ゆんたく会
今日の言葉:
・痛みを抑える薬はあるが、髪の毛が抜けるのを予防する薬はないのか?がんを直すことも、も
ちろん重要だが髪の毛が抜けて生えてくるまでの間はとてもストレスである。
→抗がん剤はがん細胞の動きを止める働きをするが、同時に正常な細胞の働きも止めてしま
う。そのために、皮膚や髪の毛など細胞分裂が活発な箇所にも副作用の影響が出てしまう。
分子標的薬というがんのみ狙う薬の開発が進んでいる。まだ開発中だが、これから副作用が少
ない抗がん剤が開発されていくかもしれない。
・がんに聞くサプリ等ネットで出てくるが、わらにもすがる気持ちで買いたくなる。本当に効く
のか?
→通常の食材等ではなくサプリメント等はビタミンを補う等に使用するならいいかもしれない
が、これを飲んだらがんが治るというものは科学的に証明されているものはない。またそうい
うサプリは高額なものが多いためあまりお勧めはできない。また、通常のサプリメント等もお
くすりとの兼ね合いがあるので、飲むときは主治医に相談した方がいい。
次回は、2月15日(水)14:00~15:30
テーマ:「ゆんたく会~もしもがんと言われたら」
講師:(那覇市立病院 社会福祉士)
場所:那覇市北保健センター
サロン内容
・参加者同士で日頃抱えてる不安や悩みを話し合ったり
する交流会です。医療関係者や相談員も同席します。
がん患者と家族のサロン
「患者サロン」
日 時: 毎月第3水曜日
14:00~15:30
場 所: 那覇市北保健センター
参加費: 無料
<がん患者と家族のサロン(第92回)活動報告>
日 時: 平成28年12月21日(水)14:00~15:30
場 所: 那覇市北保健センター
参 加 者: 16人
内 容: テーマ:「がん患者さんの食事と栄養~患者さんとご家族のための
食事の工夫~」
仲座 道子(那覇市立病院 管理栄養士)
・自己紹介
・食事と栄養について
・ゆんたく会
今日の言葉:
・食事はグループ分けを意識してバランスよく食べることが重要です。ポイントとしては、主食
は必ず食べる、もちや麺類もご飯と同じグループということを理解する。また、脂質の多い食
品や料理は控えめに。
・肥満は閉経後乳がんのリスクを上げることが確実となっており、大腸がん、胃がんに関しては
ほぼ確実といわれています。バランスのよい食事を心がけて適正体重をキープしましょう。
・本人で考えて、ひとつのものしか食べなかったり、偏った食事をしていて家族が注意しても全
然きいてくれない。本人の要求に合わせていたら家族もとてもストレスが溜まってしまう。
本日のサロンにも誘ったが、断られてしまった。
→次回の外来のときに一度栄養士が入って気になることはあるか等ご本人さんに聞いてみる。
先ほどもいったように食事はバランスが大事です。そのことを両者がご本人に伝える機会が必
要。
次回は、1月18日(水)14:00~15:30
テーマ:「がん治療におけるくすりのお話」
講師:上田 博史(那覇市立病院 薬剤師)
場所:那覇市北保健センター
サロン内容
・参加者同士で日頃抱えてる不安や悩みを話し合ったり
する交流会です。医療関係者や相談員も同席します。
がん患者と家族のサロン
「患者サロン」
日 時: 毎月第3水曜日
14:00~15:30
場 所: 那覇市北保健センター
参加費: 無料
<がん患者と家族のサロン(第91回)活動報告>
日 時: 平成28年11月16日(水)14:00~15:30
場 所: 那覇市北保健センター
参 加 者: 9人
内 容: テーマ:「はじめてのハーブ~サシェ作り体験~」
翁長 周子(日本ハーブソサエティジャパン 代表)
・自己紹介
・ハーブの効能について、サシェ作り
・ゆんたく会
今日の言葉:
・ラベンダーやカモミールはリラックス効果や安眠、便秘にいいといわれています。また、ユー
カリやミントは風邪の予防にいいといわれています。
目的に合わせてハーブをうまく生活に取り入れていくと快適な生活を送ることができるのでは
ないでしょうか。
・ハーブには様々な使用方法があり、有名なものではハーブティーや料理にいれるなどあります
が、他にもゼラニウムを使った虫除けスプレーや、リラックス効果や美肌効果があるハーブを
浴槽に入れる等あります。また、ハーブは生命力が強いものも多いので肥料もあまりいらず育
てることも難しくありません。
・サシェにハーブを入れて持ち歩いたり、押し入れの中にいれたりして香を楽しむことができま
す。
次回は、12月21日(水)14:00~15:30
テーマ:「がん患者さんの食事と栄養~患者さんと
ご家族のための食事の工夫~」
講師:仲座 道子(那覇市立病院 管理栄養士)
場所:那覇市北保健センター
サロン内容
・参加者同士で日頃抱えてる不安や悩みを話し合ったり
する交流会です。医療関係者や相談員も同席します。
がん患者と家族のサロン
「患者サロン」
日 時: 毎月第3水曜日
14:00~15:30
場 所: 那覇市北保健センター
参加費: 無料
<がん患者と家族のサロン(第90回)活動報告>
日 時: 平成28年10月19日(水)14:00~15:30
場 所: 那覇市北保健センター
参 加 者: 13人
内 容: テーマ:「自宅でできるリンパマッサージ」
益山 加奈子(那覇市立病院 看護師・セラピスト)
・自己紹介
・リンパ浮腫について、マッサージ体験
・ゆんたく会
今日の言葉:
・リンパの流れをよくするためには、マッサージも大切だが筋肉を動かすことが大事。筋トレで
はなくウォーキング等無理のない運動で筋肉を動かす。筋肉を動かすことで、ポンプ作用でリ
ンパ液が流れていく。無理のない継続できる運動がいい。
・お腹のところにある大きいリンパ管を刺激するためには腹式呼吸や首回し、肩回しが有効。全
身のリンパ液の流れがよくなる。また、リンパマッサージの前野下準備にもよい。
・リンパ浮腫を発症したら、治すのは難しい。現状維持しながら付き合っていく。血管外科のあ
る病院だと手術もできる。
・リンパマッサージは日々行った方が安心だと思いました。
次回は、11月 16日(水)14:00~15:30
テーマ:「はじめてのハーブ~サシェ作り体験~」
講師:翁長 周子(日本ハーブソサエティジャパン 代表)
場所:那覇市北保健センター
サロン内容
・参加者同士で日頃抱えてる不安や悩みを話し合ったり
する交流会です。医療関係者や相談員も同席します。
がん患者と家族のサロン
「患者サロン」
日 時: 毎月第3水曜日
14:00~15:30
場 所: 那覇市北保健センター
参加費: 無料
<がん患者と家族のサロン(第 89回)活動報告>
日 時: 平成28年9月21日(水)14:00~15:30
場 所: 那覇市北保健センター
参 加 者: 7人
内 容: テーマ:「かんたん楽しい色遊び~色がもたらすこころの潤い~」
豊見山 善美(カラーセラピスト)
・自己紹介
・カラー診断
・ゆんたく会
今日の言葉:
・自分の現在の気持ちがそのとき選ぶ色で表されます。自分自身では気づいていない現在の感情
がカラー診断ではわかることができます。また、色の特性を知ると、自分がなりたい気分の色
を選んで手助けすることもできます。
・黄色は明るい、ユーモアがある、赤色は行動力がある、リーダー、青色は信用できる、プライ
ドが高い、オレンジはチャレンジ精神が旺盛、社交性が高い、ピンクはロマンチスト、繊細、
白は正義感が強い、純粋、正直、黒は無口、一人が好き、独立心が強い、紫はこだわりが強
い、浮き世離れという正確があります。
・自分の手をかたどって好きな色を好きなように塗って、自分の手をほめて労ってあげましょ
う。また、日付とタイトルをつけて置いておくと後でその時に自分を振り返ることができま
す。
次回は、10月 19日(水)14:00~15:30
テーマ:「自分でできるリンパマッサージ」
講師:益山 加奈子(那覇市立病院セラピスト・Ns)
場所:那覇市北保健センター
サロン内容
・参加者同士で日頃抱えてる不安や悩みを話し合ったり
する交流会です。医療関係者や相談員も同席します。
がん患者と家族のサロン
「患者サロン」
日 時: 毎月第3水曜日
14:00~15:30
場 所: 那覇市北保健センター
参加費: 無料
<がん患者と家族のサロン(第 88回)活動報告>
日 時: 平成28年 8月 17日(水)14:00~15:30
場 所: 那覇市立病院 1階ロビー
参 加 者: 13人
内 容: テーマ:「そのままの気持ちゆっくり話してみませんか
~がん体験者ががんについての不安や悩みをお聞きします~」
ピアサポーター2名(直腸がん・乳がん)・MSW2名
・自己紹介
・ゆんたく会
今日の言葉:
・自分ががんだと知ったときは、頭の中が真っ白になり、まさか自分ががんになるとは夢にも思
っていなかった。ショックがとても大きく、告知を受けたその日は翌朝まで一睡もできなかっ
た。
・治療については、知識がなくただただ不安。また、治療をしていても、抗がん剤の副作用や、
がんの転移・再発に対する不安が常にある。
・術後、ICUに入ったその日は痛みで苦しかった。その時に隣のナースステーションで医師や看
護師のみなさんが雑談して聞こえる笑い声が、普段はなんとも思わないのにその時はとても不
快だった。患者の状態と気持ちを察して欲しかった。
次回は、9月 21日(水)14:00~15:30
テーマ:「かんたん楽しい色遊び~色がもたらす
こころの潤い~」
講師:豊見山 喜美(カラーセラピスト)
場所:那覇市北保健センター
サロン内容
・参加者同士で日頃抱えてる不安や悩みを話し合ったり
する交流会です。医療関係者や相談員も同席します。
がん患者と家族のサロン
「患者サロン」
日 時: 毎月第3水曜日
14:00~15:30
場 所: 那覇市北保健センター
参加費: 無料
<がん患者と家族のサロン(第 87回)活動報告>
日 時: 平成28年 7月 20日(水)14:00~15:30
場 所: 那覇市北保健センター
参 加 者: 6人
内 容: テーマ:「お手玉講座」「ゆんたく会~がんと向き合う心のケア~」
講師:北村 浩子 氏(NPO法人うてぃーらみや)
嘉手名 志乃 氏(那覇市立病院 精神科医師)
・自己紹介
・お手玉講座
・ゆんたく会
今日の言葉:
・お手玉をしている間は、お手玉を落とさないようにうまく投げるようにと他の物事を考える必
要がなくなるので、「今」に集中できる。左右の手を使うことで脳のバランスがよくなる。
お手玉はうつ症状の改善に効果がある。
・手術、抗がん剤、放射線治療も終わり現在は経過観察中。4ヶ月に 1回の診察で、診察と診察
の間をどう過ごして良いのかわからない。不安が募るばかりで、誰かに相談したくても家族に
はもう治ったのだから、もっと活動的になったらいいのにと言われる。がんになる前と全く同
じように過ごすことは考えられない。友人にも相談できない。ゆんたく会に参加して同じ境遇
の人の話を聞くと少し落ち着くので、参加するようにしている。
・手術の際にこうすればよかった、ああすればよかったと後悔することがあって、それが頭にこ
びりついて離れない。先生に相談したくても、忙しくて顔も見ずに次の外来日の案内をされて
診察が終わる。
次回は、8月 17日(水)14:00~15:30
テーマ:「がんピアサロン」
講師:ピアサポーター2名(直腸がん・乳がん)
場所:那覇市立病院 1階ロビー
サロン内容
・参加者同士で日頃抱えてる不安や悩みを話し合ったり
する交流会です。医療関係者や相談員も同席します。
がん患者と家族のサロン
「患者サロン」
日 時: 毎月第3水曜日
14:00~15:30
場 所: 那覇市北保健センター
参加費: 無料
<がん患者と家族のサロン(第 86回)活動報告>
日 時: 平成28年 6月 1日(水)14:00~15:30
場 所: 那覇市立病院 3階講堂
参 加 者: 21人
内 容: テーマ:「タッピングタッチを用いたケアについて」
講師:中川 一郎 氏(臨床心理学博士、タッピングタッチ協会 代表)
・自己紹介
・タッピングタッチ
今日の言葉:
・以前治療について迷っているときに、患者会に参加されていた方が背中に手をあてて話を聞い
てくれて、それがとても落ち着いた。その経験があり、タッピングタッチに興味を持って参加
した。人の手のぬくもりが温かく、落ち着いた。
・やってもらうのも気持ちいいが、やる方もやりながら眠たくなってきた。また、初めて会った
方にもかかわらず、親近感を持って話すことができた。とても気持ちよかったです。
・たまたま看護師さんに教えてもらって、参加したが、タッピングタッチをやってもらう前は痛
みもあるし、不安や緊張もあったが、やってもらった後はとてもスッキリして、不安も落ち着
いた。家に帰って家族に教えたい。
・優しいタッチで心地よく、体も心もポカポカになりました。ありがとうございました。早速活
用します。
次回は、7月 20日(水)14:00~15:30
テーマ:「ゆんたく会~がんと向き合う心のケア」
講師:嘉手納 志乃 氏(那覇市立病院 精神科医)
場所:那覇市北保健センター
サロン内容
・参加者同士で日頃抱えてる不安や悩みを話し合ったり
する交流会です。医療関係者や相談員も同席します。
がん患者と家族のサロン
「患者サロン」
日 時: 毎月第3水曜日
14:00~15:30
場 所: 那覇市北保健センター
参加費: 無料
<がん患者と家族のサロン(第 85回)活動報告>
日 時: 平成28年 5月 18日(水)14:00~15:30
場 所: 那覇市北保健センター
参 加 者: 6人
内 容: テーマ:「がんとお金や仕事のおはなし」
講師:加藤 浩治 氏(社会保険労務士)
・自己紹介
・講座
・ゆんたく会
今日の言葉:
・病気の治療のため仕事を辞めることにしたが、辞めるときに治療のためといわず、一身上の都
合により退職といったために傷病手当金がもらえなかった。辞めてしまった後に知ったため、
正直に治療のためと伝えれば良かったと後悔した。
・労働基準法に載っていることは、労働者すべてに当てはまるが、逆に載っていないものはすべ
ての方に当てはまらない。例えば、産前産後の休暇は労働基準法に載っているため、労働者の
方すべてが休むことができるが、年次有給休暇は載っていないため各会社によって休暇の有無
や内容も変わってしまう。
ご自身の会社の規則等がどのようになっているかチェックが必要。
・退職後、別の職場で働いていたが、働き始めて 4ヶ月目で病気が見つかり、それから 5ヶ月
現在まで休んでいる。辞めたくはないが、次職場にいったら辞めるように促されないか。どの
ように話を出していいか相談したい。
次回は、6月 1日(水)14:00~15:30
テーマ:「タッピングタッチ」
講師:中川 一郎 氏(臨床心理士)
場所:那覇市立病院 3階講堂
サロン内容
・参加者同士で日頃抱えてる不安や悩みを話し合ったり
する交流会です。医療関係者や相談員も同席します。
がん患者と家族のサロン
「患者サロン」
日 時: 毎月第3水曜日
14:00~15:30
場 所: 那覇市北保健センター
参加費: 無料
<がん患者と家族のサロン(第 84回)活動報告>
日 時: 平成28年 4月 20日(水)14:00~15:30
場 所: 那覇市北保健センター
参 加 者: 8人
内 容: テーマ:「患者さんは悩みと不安の専門家
~教えて下さい心と体と暮らしの工夫~」
講師:樋口 美智子 氏(那覇市立病院 医療ソーシャルワーカー)
・自己紹介
・講座
・ゆんたく会
今日の言葉:
・3年前に大腸 Ca、腹腔鏡手術後、抗がん剤 3クール。半年に 1回検査、再発なし。
体力が落ちたため、リハビリしているが以前のように動くのは難しい。
気分が落ちたりしているが、そのときは外出するようにしている。家にばかり居ると悪いこと
しか考えない。
・抗がん剤の副作用で手足のしびれがある。鋭い痛みで、何もしなくても動かすと痛い。
先生に相談し、リリカを飲んだが、副作用で仕事に支障が出るためビタミン剤を処方してもら
ったが、あまり効果がなく現在は漢方をもらっているがそれもあまり効果がない。
自分で工夫し、温めたりしているが、仕事柄どうしても手を使わないといけない。
・私は術後にピリピリしていて、リンパ浮腫が原因のものだと思っていたら、神経性のものだっ
たらしく、リリカを飲むとすぐによくなった。半年間悩んでいたのがウソのよう。
次回は、5月 18日(水)14:00~15:30
テーマ:「がんとお金や仕事のおはなし」
講師:加藤 浩治 氏(社会保険労務士)
場所:那覇市北保健センター
サロン内容
・参加者同士で日頃抱えてる不安や悩みを話し合ったり
する交流会です。医療関係者や相談員も同席します。
がん患者と家族のサロン
「患者サロン」
日 時: 毎月第3水曜日
14:00~15:30
場 所: 那覇市北保健センター
参加費: 無料