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© 2015 IBM Corporation IoTからいかにしてビジネス価値を生み出すか? Atsushi Tsuchiya Technical Lead IBM Analytics Platform Architect Group [email protected] @eatsushi ~IoT最新技術解説~

IoTからいかにしてビジネス価値を生み出すか? · IBM Bluemix IBM Bluemixは、様々なタイプのアプリやAPI、ランタイム、ソリューション(Web、モバイ

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© 2015 IBM Corporation

IoTからいかにしてビジネス価値を生み出すか?

Atsushi TsuchiyaTechnical LeadIBM Analytics Platform Architect Group

[email protected]@eatsushi

~IoT最新技術解説~

出典(IBM Institute for Business Value):Device democracy- Saving the future of the Internet of Thingshttp://www-01.ibm.com/common/ssi/cgi-bin/ssialias?subtype=XB&infotype=PM&appname=GBSE_GB_TI_USEN&htmlfid=GBE03620USEN&attachment=GBE03620USEN.PDF#loaded

IoT - つながるモノの爆発的な増加歴史的に変革があった時期において、コンピューティング・デバイスの台数は、爆発的に増え続けています。

出典(IBM Institute for Business Value):Device democracy- Saving the future of the Internet of Thingshttp://www-01.ibm.com/common/ssi/cgi-bin/ssialias?subtype=XB&infotype=PM&appname=GBSE_GB_TI_USEN&htmlfid=GBE03620USEN&attachment=GBE03620USEN.PDF#loaded

モノとモノモノとヒト

モノとサービス

アーキテクチャの変革

安全に、効率よく、スケーラブルなシステム実現するには、従来アーキテクチャーから徐々な変革を求められます。

トリリオン・センサー・ネットワークの世界

ほとんどのデバイスがネット接続していると言っても過言ではありません。新しい”Connected”な社会が生まれています。

モノとモノモノとヒト

モノとサービス

データを活用することが目的

データを収集することが目的ではなく、データ処理・分析を行い、有効活用することが目的です。

モノとモノモノとヒト

モノとサービス

IoTから価値を得るには

世界中のモノとモノ、モノとヒト、モノとサービスの様々な情報の交換が始まり、ノイズ除去、不足情報の付与、そしてデータ活用のための分析を実施して、誰よりも早くアクションをすることが重要になります。

収集 処理・分析 アクション

Collect the Data

Analyze the Data

Act on the Data

【サイクリック(循環)することが重要】

~Driving the Powerboat Experience with IBM Bluemix~

テレメトリーシュミレーション・

アプリ(Python Runtime)

Scoring Service(SPSS)

Analytics Warehouse

テレメトリー分析アプリ

(Java Liberty Runtime)コメンテーター

レース・チーム

オフィシャル

観客・ファン

オンボードからのセンサー・データ

情報アラート

TelemetryData

IBM Internet of Things Foundation

SilverHook and Virtual Eyehttps://youtu.be/xC1wFJce1Fs

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SilverHook and Virtual Eye

IBM Internet of Things Foundation on Bluemix

情報アラート

今すぐ試せます。「クラウドでやるべきか?」ではなく、

「いつやるか」ーIoT Fundationがハードルを低くします。

IoTをはじめるハードルは高くない

IBM Bluemix

MQTT

IBM IoTFoundation

MQTTサーバー

アプリケーション

ストリーム処理

地理空間処理

IoTサービス

MQTT

アプリケーションMQTT

MQTT/Other

MQTTクライアント

アイデアを試してみることを重視したスピーディなIoTアプリの実現が可能

社内アイデアソンやハッカソンなどで、アイデアをまとめ、何ができそうか?分析できそうか?を考え、実際に 「直ぐに、コストをかけず」まずはトライしてみる。

API分析

Other

IoTをはじめるハードルは高くない

Other

BI

API

kafka

でもコーディングなんてできないよ・・・

プログラミングなし、Node-REDでロジック実装• Node-REDとは

• API、 オンライン・サービスのコーディネーション・ツール (異なるイベント・ソースの処理を簡素化)

• ブラウザー・ベースのUIで処理フローを作成

• Node.js上でツールやランタイムが動作

• BluemixのNode.jsでも実行環境を提供

処理ノードをパレットから選択

Deployボタンで実行環境へ反映

各ノードの動作を設定

シートにドラッグ&ドロップ&処理順にノードを結合

でもセンサー・デバイスはどうする?

• ラズベリー・パイや容易に入手できるデバイスをUnboxして、Bluemixに接続すれば、直ぐに使えるサンプルが用意されています。もちろん、皆さんがお持ちのモバイル端末でもシミュレーションできます。

Bluemix – IoT Fundation全体像と流れ

①デバイスの用意例えば、ラズパイ

②MQTTで

③ここがハブ。Bluemix SaaS - IoT Fundationに接続

④Bluemixサービスを使って可視化・分析(REST/APIを経由して)

デモ:センサー・データをIoT Fundationで処理

実際にどれだけ簡単か試してみましょう!

センサーデータ(モバイル)を集めて、リアルタイムに可視化:

• https://console.ng.bluemix.net/solutions/iot

IBM Bluemix

IBM IoTFoundation

日本でのIBM Bluemix活用例(Bluemix Challengeより)

教育機関向け社会科学習アプリケーション「地理・歴史王」• ゲーム感覚で学習意欲を盛り上げながら、社会科の知識を習得するアプリ

• 地図の中から場所に縁のある問題を探し出し解答する

• 郵便番号をもとに地図上の場所を検索し、問題を登録する仕組みを提供

生徒

生徒

生徒

教師

問題の保存管理

問題作成時に住所から緯度経度情報に変換

クイズに回答

問題作成

ユーザー認証

センサーだけではありません。Bluemixチャレンジの例

海外でのIBM Bluemix活用事例

米国サンフランシスコの鉄道会社“BART社”の運行管理のレガシーアプリケーションを現場の駅員等のためにBluemixでモバイル化

モバイルアプリ

通常6ヶ月かかるところを15日で完成!!

システム・メンテナンス・アプリケーション(クライアント・サーバー型)

1

23

45

6

7Maximo

PMQ

ドラッグ&ドロップでIoT処理フローを作成

故障分析とメンテナンス指示

故障予測ロジック

メンテナンス通知

メンテナンス

• 故障予測(SPSSからなる)モジュールと資産管理Maximo組み合わせて、「異常検知→警告→メンテ指示」を構築可能

IoTCloud

PMQ/Maximo

~IBM Geospatial Analytics~

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対象の人・モノが指定区域へ出入りした状況をリアルタイムに把握・移動経路履歴も把握

MQTTブローカー・サービスを経由し:

1. Node.jsアプリからインプット・トピックを「発行」

2. インプット・トピックを「購読」

3. 通知トピックを「発行」

4. アプリへ「購読」しているトピックを「発行」

アイデア:リアルタイム地理空間 ~今を把握~

Tour de France 2015

• http://cloud-computing-today.com/2015/08/31/1073574/

• http://siliconangle.com/blog/2015/07/07/big-data-to-accelerate-tour-de-france-coverage/

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リアルタイム地理空間の事例

一部、プレゼンテーションと異なります。以下のリンクを参照ください。

~リアルタイムデータの観察~

目的:

生命を脅かす状況や、急変の兆候を人間が判断するよりも最大24時間早く検知

平均20名以上の異なるソースから、毎秒約1,000以上におよぶ測定値を監視臨床実験での最大監視数は120名、120万測定値/秒、これは約10億レコード/日。現時点では監視対象は増加中。

技術構成要素:

大量データ処理InfoSphere Streams (ストリーム処理)Infosphere BigInsights (データ蓄積・処理)DB2 (データ提供DB)SPSS(統計解析)

UOIT – オンタリオ工科大学~生体情報を用いた

スマートICUの実現~

出典:http://www-06.ibm.com/jp/solutions/casestudies/20120227uoit.html

一部、プレゼンテーションと異なります。以下のリンクを参照ください。

IBM Bluemix

IBM Bluemixは、様々なタイプのアプリやAPI、ランタイム、ソリューション(Web、モバイル、ビッグデータ、IoT)を、構築・管理・実行するための、クラウドをベースにしたオープン・スタンダードなPaaS環境

数十秒で稼働開始開発者は、任意の言語ランタイムを選択することも、独自のランタイムを持ち込むこともできます。何もないところから、わずか1コマンドで本番の環境が稼働します。

API とサービスAPI サービス(IBM、3rdパーティ、オープン・ソース)のカタログから、アプリケーションに追加したいサービスを選択し、数分で構築できます。

オンプレミスとの統合ハイブリッド環境も構築可能です。オンプレミスの既存アセットや、他のパブリック/プライベート・クラウドと連携できます。

DevOps開発/モニタリング/デプロイ/ロギングのツールを使用して、DevOpsプロセスの全体をカバーできます。

階層的なセキュリティ機能の提供プラットフォームとインフラのセキュリティは、IBMが確保しています。更に提供しているツールによって、アプリケーションのセキュリティー強化が可能です。

柔軟な価格モデルサービスは有償/無償モデルを提供。従量課金モデルとサブスクリプション・モデルがあり、用途に応じて柔軟に選択できます。

IBM Bluemix

IBM Bluemix

IBM Bluemix

パブリック(共有)

パブリック(専有)

プライベート(専有)

IBM Bluemix

Wimbledon 2015 – IBM SlamTracker http://www.wimbledon.com

Wimbledon 2015 – IBM SlamTracker http://www.wimbledon.com

ウィンブルドンの裏側

アナリティクス

フィード・デリバリ

データ収集(Tennis, Soccer,

Rugby, F1, Cricket and

other data can be received) 実現していること:

1. In-Gameアナリティクス

2. その年の新たな取り組みWATSON

3. Cloudリソース利用の予測分析(および異常検知)※この図には記載されていない。

Slam Tracker / エンドポイントクライアント /

CDNプロバイダー

ウィンブルドンの裏側 - WATSON

https://developer.ibm.com/watson/blog/2015/06/24/serving-cognitive-insights-at-wimbledon/

“what is Andy Murray’s

average serve speed?”.

“why do the players wear

white?”

なぜ選手は白いウェアを着ているの?

Andy選手のサーブ平均スピードは?

ユーザインターフェイス

答え答え

適切な場所へルーティング

統計的知識 一般的な知識

IBM Bluemix

MQTT

IBM IoTFoundation

MQTTサーバー

アプリケーション

ストリーム処理

地理空間処理

IoTサービス

MQTT

アプリケーションMQTT

MQTT/Other

MQTTクライアント

アイデアを試してみることを重視したスピーディなIoTアプリの実現が可能

社内アイデアソンやハッカソンなどで、アイデアをまとめ、何ができそうか?分析できそうか?を考え、実際に 「直ぐに、コストをかけず」まずはトライしてください。Bluemix.netでお待ちしております。

API分析

kafka

まとめ:IoTをはじめるハードルは高くない

Other

BI

API

other

ありがとうございました

配付資料は、プレゼンテーション内容と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

ワークショップ、セッション、および資料は、IBMまたはセッション発表者によって準備され、それぞれ独自の見解を反映したものです。それらは情報提供の目的のみで提供されており、いかなる参加者に対しても法律的またはその他の指導や助言を意図したものではなく、またそのような結果を生むものでもありません。本講演資料に含まれている情報については、完全性と正確性を期するよう努力しましたが、「現状のまま」提供され、明示または暗示にかかわらずいかなる保証も伴わないものとします。本講演資料またはその他の資料の使用によって、あるいはその他の関連によって、いかなる損害が生じた場合も、IBMは責任を負わないものとします。 本講演資料に含まれている内容は、IBMまたはそのサプライヤーやライセンス交付者からいかなる保証または表明を引きだすことを意図したものでも、IBMソフトウェアの使用を規定する適用ライセンス契約の条項を変更することを意図したものでもなく、またそのような結果を生むものでもありません。

本講演資料でIBM製品、プログラム、またはサービスに言及していても、IBMが営業活動を行っているすべての国でそれらが使用可能であることを暗示するものではありません。本講演資料で言及している製品リリース日付や製品機能は、市場機会またはその他の要因に基づいてIBM独自の決定権をもっていつでも変更できるものとし、いかなる方法においても将来の製品または機能が使用可能になると確約することを意図したものではありません。本講演資料に含まれている内容は、参加者が開始する活動によって特定の販売、売上高の向上、またはその他の結果が生じると述べる、または暗示することを意図したものでも、またそのような結果を生むものでもありません。 パフォーマンスは、管理された環境において標準的なIBMベンチマークを使用した測定と予測に基づいています。ユーザーが経験する実際のスループットやパフォーマンスは、ユーザーのジョブ・ストリームにおけるマルチプログラミングの量、入出力構成、ストレージ構成、および処理されるワークロードなどの考慮事項を含む、数多くの要因に応じて変化します。したがって、個々のユーザーがここで述べられているものと同様の結果を得られると確約するものではありません。

記述されているすべてのお客様事例は、それらのお客様がどのようにIBM製品を使用したか、またそれらのお客様が達成した結果の実例として示されたものです。実際の環境コストおよびパフォーマンス特性は、お客様ごとに異なる場合があります。

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