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第45期 中間報告書 2012年1月1日  2012年6月30日 2部 証券コード:4952 Report

IR 2部 証券コード:4952pdf.irpocket.com/C4952/JA1b/uVve/amF3.pdf · 水稲除草剤 1,567百万円 33.9% 緑化関連剤 803百万円 17.4% 殺虫剤 278百万円 6.0%

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第45期 中間報告書2012年1月1日  2012年6月30日

2 部 証券コード:4952

Report

I RR E P O R T

I R R E P O R T

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株主・投資家の皆様へPresident Message

代表取締役社長

安田 誠

ご挨拶株主・投資家の皆様には、平素格別のご支援を賜りここに厚く御礼を

申し上げます。当社は2011年の出光興産によるTOB以降、同社アグリビジネスの

中核として、化学・生物農薬でのグローバル企業を目指し、研究開発立脚型企業として海外ビジネスの収益力強化、国内販売機能の強化、新製品ラインアップの拡充に取り組んでいます。新たな時代のニーズを読み取り、農薬ビジネスという枠組みを超えて多角的に取り組むことで豊かな社会作りに貢献していきたいと考えています。

ここに謹んでご挨拶申し上げるとともに、今後とも一層のご指導を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

「消費者・生産農家の立場にたって、安全・安心な食糧生産や環境保護に貢献してまいります。」

代表取締役社長

◦株主・投資家の皆様へ� P1◦社長インタビュー� P2◦特集� P5◦財務諸表� P7◦トピックス� P9◦会社概要・株式の状況� P10

CONTENTS第45期 中間報告書

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2

社長インタビューPresident Interview

〈百万円〉

2008年12月期

2009年12月期

2010年12月期

2011年12月期

2012年12月期

第2四半期累計 通期

売上高

0

3,000

6,000

9,000

12,000

15,000〈百万円〉

営業利益

0

300

600

900

1,200

1,500

2008年12月期

2009年12月期

2010年12月期

2011年12月期

2012年12月期

11,42812,453

5,938

12,388

5,6824,670

11,180

4,826

10,500(予想)

4,627

1,3671,451

554

1,459

583

364

910(予想)

121

846

166

当第2四半期の業績と通期の見通しについてご説明ください。

2012年の世界的な農薬市場は、大幅な成長を遂げた前年度に引き続き、全エリアで好調な

スタートを切りました。国内においては、東日本大震災による打撃を受けて昨年は伸び悩みましたが、今期は需要の回復に向かっています。

このような状況下、当社の第2四半期累計(2012年1月1日~2012年6月30日)の業績は、売上高4,627百万円

(前年同期比4.1%減)、営業利益121百万円(同27.1%減)、経常利益102百万円(同15.2%減)、四半期純利益53百万円(同26.1%減)となりました。

水稲除草剤及び殺虫剤が出荷の奮わなかった前年度から回復傾向にあるものの、ジェネリック品との競合激化で海外

Q業績について

向け殺菌剤の売上が落ち込みました。また、国内の葉タバコ作付面積の大幅な減少が同作物向け薬剤の出荷に大きく影響し、全体としては前年同期と比べて減収減益となりました。

通期の見通しにつきましては、円高の進行に歯止めがかかっているものの未だ困難な状況が継続していること、海外向け殺菌剤の出荷が下期も低調と予測されることで、前年度に比べ減収になると見ております。一方で国内の水稲除草剤や殺虫剤の分野では販売の回復が見込めることや、各製品の原価低減及びコスト削減の成果が下半期にかけて徐々に顕現していくことで、期初の予想(営業利益で910百万円)と同程度の利益を確保し、前年と比較してやや上回ると想定しています。

A

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3

社長インタビューPresident Interview

売上高4,627百万円

品目別売上高■ その他99百万円2.1%

■ 殺菌剤1,878百万円40.6%

■ 水稲除草剤1,567百万円33.9%

■ 緑化関連剤803百万円17.4%

■ 殺虫剤278百万円6.0%

当第2四半期累計期間における売上高は18億78百万円(前年同期比1億44百万円減、7.1%減)となりました。これは、主に海外向けダコニール関連製品(原体及び製剤)の売上高が、ジェネリック品との価格競合の激化により減少したことによるものです。一方、国内向けの出荷は堅調に推移しました。

40.6%殺菌剤

当第2四半期累計期間における売上高は15億67百万円(前年同期比46百万円増、3.1%増)となりました。これは、主に国内向けベンゾビシクロン関連製品及びカフェンストロール原体の出荷が増加したことによるものです。

33.9%水稲除草剤

当第2四半期累計期間における売上高は8億3百万円(前年同期比1億28百万円減、13.8%減)となりました。これは、主に国内の葉タバコ作付面積の減少に伴い、同作物向けの植物成長調整剤の出荷が減少したことによるものです。

17.4%緑化関連剤

6.0%殺虫剤

当第2四半期累計期間における売上高は2億78百万円(前年同期比21百万円増、8.5%増)となりました。これは、主にセンチュウ防除剤の出荷増加によるものです。

当第2四半期累計期間における売上高は99百万円(前年同期比4百万円増、5.0%増)となりました。

2.1%その他

品目別概況

現在活動中の取り組みについてご説明ください。

当社は総合殺菌剤であるダコニールと水稲除草剤ベンゾビシクロンを主力製品としており、こ

れら基幹剤の収益基盤の強化と研究開発による新製品ラインアップの拡充が再成長に必須であると認識しています。

殺菌剤ダコニールの販売は、その性能の高さと信頼あるブランドとして大きなシェアを有し、特に海外ではここ数年順調に売上を伸ばしてきました。しかし、近年はこのダコニールのジェネリック品が海外において出回り始めたことで競合が激化し、収益悪化の要因となっています。この問題を解決するため、社内で組織横断的なプロジェクトチームを発足させました。当プロジェクトチームでは、生産、販売両面から収益構造の改善に取り組んでいます。

また、水稲除草剤であるベンゾビシクロンは、日本及び

韓国においてその市場を確立してきました。ただ、この二カ国における水稲栽培面積は世界全体から見るとごく一部であり、特にベンゾビシクロンの特性を活かした潜在市場は数多くあると捉えています。現在、アメリカではカリフォルニア州をターゲットに安全性等に関する試験を行い、認可を得る準備を進めているほか、欧州や中国でも検討を開始し、その他地域への展開についても模索しているところです。

一方、研究開発においては、非農耕地(ゴルフ場、公園など)や畑地で使用される薬剤の開発成果が徐々に顕現しつつあります。

ゴルフ場分野は、これまで当社になかったグリーンの雑草に用いることのできる除草剤などが直近の開発パイプライン上にあり、順次上市を予定しております。これらラ

直近の取り組みについてQA

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〈円〉

配当実績と予定

0.0

5.0

10.0

15.0

20.0

25.0

2008年12月期

2009年12月期

2010年12月期

2011年12月期

2012年12月期

20.0

7.5

15.0

20.020.0(予定)

売上高4,627百万円

品目別売上高■ その他99百万円2.1%

■ 殺菌剤1,878百万円40.6%

■ 水稲除草剤1,567百万円33.9%

■ 緑化関連剤803百万円17.4%

■ 殺虫剤278百万円6.0%

当第2四半期累計期間における売上高は18億78百万円(前年同期比1億44百万円減、7.1%減)となりました。これは、主に海外向けダコニール関連製品(原体及び製剤)の売上高が、ジェネリック品との価格競合の激化により減少したことによるものです。一方、国内向けの出荷は堅調に推移しました。

40.6%殺菌剤

当第2四半期累計期間における売上高は15億67百万円(前年同期比46百万円増、3.1%増)となりました。これは、主に国内向けベンゾビシクロン関連製品及びカフェンストロール原体の出荷が増加したことによるものです。

33.9%水稲除草剤

当第2四半期累計期間における売上高は8億3百万円(前年同期比1億28百万円減、13.8%減)となりました。これは、主に国内の葉タバコ作付面積の減少に伴い、同作物向けの植物成長調整剤の出荷が減少したことによるものです。

17.4%緑化関連剤

6.0%殺虫剤

当第2四半期累計期間における売上高は2億78百万円(前年同期比21百万円増、8.5%増)となりました。これは、主にセンチュウ防除剤の出荷増加によるものです。

当第2四半期累計期間における売上高は99百万円(前年同期比4百万円増、5.0%増)となりました。

2.1%その他

品目別概況

株主・投資家に向けたメッセージをお願いします。

利益配分につきましては、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保

しつつ、株主の皆様には安定した配当を継続して実施していくことを基本方針としています。具体的な指標としてお示ししております、年間30%の配当性向は本年も維持する考えで、今期は引き続き20円の配当を予定しております。なお、中間期ではすでに10円の配当を決定しております。

今後は営業利益率10%の早期回復を目指し、皆様の期待にお応えできる株主還元を実現しようと社員一同努力してまいる所存です。今後とも皆様の変わらぬご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

インアップの拡充によってお客様が抱える様々な問題をより幅広く解決できるような提案が可能になると考えています。また、この分野の一部製品は、出光興産グループの農業資材販売会社である出光アグリの販売ルートを有効活用することで増販効果も狙っています。

ゴルフ場以外の分野では、一般家庭のユーザーを主なターゲットとする除草剤オレンジパワーの認可が本年4月に下りました。こちらは年内の上市を予定しております。この商品は柑橘系の皮の部分に含まれるリモネンという物質を活性成分としていますが、このような天然抽出物由来の除草剤は国内で例がなく、化学農薬に抵抗がある方々にも安心してご使用いただけるのではないかと考えております。

配当政策についてQA

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ダコニールのグローバル展開

当社で長年の販売実績を誇るダコニールは、各種作物の幅広い病害に対して高い防除効果を示す殺菌剤であり、基幹防除薬剤として優れた特長を備えています。

汎用性に優れ、様々な作物病害を効率的に同時防除することができます。基幹防除薬剤として、作物への農薬散布回数を抑えることもできます。

ダコニール(有効成分:クロロタロニル、TPN)ダコニール(有効成分:クロロタロニル、TPN)

幅広い作物病害に使用可能です特 長 1

ダコニールはこれまで薬剤耐性菌(薬に対して抵抗性を持ち、効きにくくなる菌)の報告はされていません。そのため、耐性菌の出現による薬効低下のリスクは極めて低いと考えられています。

薬剤耐性菌の発生事例がありません2ダコニールのアジア・太平洋地域出荷数量

有効成分を海外農薬メーカーに販売

欧 州

製品及び有効成分を販売現地販売会社への直販が主体近年は需要が増加傾向

アジア、オセアニア

4,500

4,000

3,500

3,000

2,500

2,000

1,500

1,000

500

02007年 2008年 2009年 2010年 2011年

フィリピンその他アジア・太平洋地域total

(トン)

ダコニールの有効成分クロロタロニルを含有する農薬は世界的に多くの作物向けに使用されており、その数量は世界でトップ5に入ります。当社はアジア地域を中心とした販売ルートに強みを持ってお

り、特に過去5年間ではフィリピンのバナナプランテーション向けの出荷数が大幅に増加しています。今後もダコニールのブランド力と販売力を活かし、需要が増加傾向にあるその他のアジア地域での増販や、潜在市場の開拓を進めてまいります。

米 州

有効成分を海外農薬メーカーに販売

5

特集 製品紹介Feature

ダコニール1000は、60種類以上の作物や様々な病害に使用可能であり、取り扱いに優れた総合殺菌剤です。今年発売25周年を迎えるロングセラー商品として、お客様に広くご使用いただいております。

▪国内トップブランドのダコニール1000

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ダコニールのグローバル展開

当社で長年の販売実績を誇るダコニールは、各種作物の幅広い病害に対して高い防除効果を示す殺菌剤であり、基幹防除薬剤として優れた特長を備えています。

汎用性に優れ、様々な作物病害を効率的に同時防除することができます。基幹防除薬剤として、作物への農薬散布回数を抑えることもできます。

ダコニール(有効成分:クロロタロニル、TPN)ダコニール(有効成分:クロロタロニル、TPN)

幅広い作物病害に使用可能です特 長 1

ダコニールはこれまで薬剤耐性菌(薬に対して抵抗性を持ち、効きにくくなる菌)の報告はされていません。そのため、耐性菌の出現による薬効低下のリスクは極めて低いと考えられています。

薬剤耐性菌の発生事例がありません2ダコニールのアジア・太平洋地域出荷数量

有効成分を海外農薬メーカーに販売

欧 州

製品及び有効成分を販売現地販売会社への直販が主体近年は需要が増加傾向

アジア、オセアニア

4,500

4,000

3,500

3,000

2,500

2,000

1,500

1,000

500

02007年 2008年 2009年 2010年 2011年

フィリピンその他アジア・太平洋地域total

(トン)

ダコニールの有効成分クロロタロニルを含有する農薬は世界的に多くの作物向けに使用されており、その数量は世界でトップ5に入ります。当社はアジア地域を中心とした販売ルートに強みを持ってお

り、特に過去5年間ではフィリピンのバナナプランテーション向けの出荷数が大幅に増加しています。今後もダコニールのブランド力と販売力を活かし、需要が増加傾向にあるその他のアジア地域での増販や、潜在市場の開拓を進めてまいります。

米 州

有効成分を海外農薬メーカーに販売

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財務諸表Financial Statements

前事業年度末2011年12月31日現在

当第2四半期末2012年6月30日現在

資産の部

流動資産 8,594 7,715

 現金及び預金 760 821

 売掛金 3,504 2,507

 たな卸資産 3,615 3,930

 繰延税金資産 134 134

 その他 579 321

固定資産 3,499 3,333

 有形固定資産 2,298 2,189

 無形固定資産 269 247

 投資その他資産 931 896

資産合計 12,093 11,048

前事業年度末2011年12月31日現在

当第2四半期末2012年6月30日現在

負債の部流動負債 5,179 4,313 買掛金 1,086 833 短期借入金 1,424 1,282 1年内返済予定の長期借入金 1,444 1,106 未払金 544 560 その他 678 530固定負債 3,153 2,999負債合計 8,333 7,312純資産の部 資本金 805 805 資本剰余金 73 73 利益剰余金 2,881 2,857 自己株式 △0 △0株主資本合計 3,760 3,735評価・換算差額等合計 0 0純資産合計 3,760 3,736負債純資産合計 12,093 11,048

貸借対照表(要旨)� (単位:百万円) � (単位:百万円)

❶ 流動資産流動資産は77億15百万円であり、前事業年度末比8億78百万円の減少となりました。主な内訳は、売掛金9億97百万円、未収入金3億27百万円の減少と、たな卸資産3億15百万円の増加です。

❷ 負債合計負債合計は73億12百万円であり、前事業年度末比10億20百万円の減少となりました。主な内訳は、借入金の減少5億78百万円、買掛金の減少2億53百万円です。

※詳細(有価証券報告書、決算短信等)は当社ホームページに掲載しております。

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前第2四半期累計2011年1月1日~2011年6月30日 

当第2四半期累計2012年1月1日~2012年6月30日 

売上高 4,826 4,627

 売上原価 3,255 3,127

 売上総利益 1,571 1,499

 販売費及び一般管理費 1,404 1,377

営業利益 166 121

 営業外収益 12 16

 営業外費用 58 35

経常利益 120 102

 特別損失 9 17

 税引前四半期純利益 111 84

 法人税等 39 30

四半期純利益 72 53

前第2四半期累計2011年1月1日~2011年6月30日 

当第2四半期累計2012年1月1日~2012年6月30日 

営業活動によるキャッシュ・フロー 1,464 805

投資活動によるキャッシュ・フロー △118 △83

財務活動によるキャッシュ・フロー △1,245 △656

現金及び現金同等物に係る換算差額 2 △3

現金及び現金同等物の増減額 103 61

現金及び現金同等物の期首残高 659 760

現金及び現金同等物の四半期末残高 762 821

損益計算書(要旨)� (単位:百万円) キャッシュ・フロー計算書(要旨)� (単位:百万円)

❸ 四半期純利益主力品目である殺菌剤及び水稲除草剤の販売強化に取り組んでおりますが、国内においては昨年実績を若干上回ったものの、海外における売上高の減少が影響し、四半期純利益は53百万円(前年同期比18百万円減、26.1%減)となりました。

❹ 営業活動によるキャッシュ・フロー営業活動の結果得られた資金は8億5百万円となりました。前年同四半期に比べて6億59百万円得られた資金が減少しております。前年は、委託先変更のために積み増しを行っていた在庫が減少に転じたため、キャッシュ・フローが大幅に改善しました。当年度は通常レベルに戻っています。

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トピックスTopics

家庭園芸救急箱よりガーデンスプレーを発売Topic

当社が運営するネットショップ「家庭園芸救急箱」で、ガーデンスプレーの販売を本年8月より開始いたしました。

ガーデンスプレーは、薬剤の入ったカプセルを取り付けて使用する家庭菜園向けスプレーで、薬剤に直接手を触れず、簡単に散布液を調製することができます。また、このスプレーボトルは繰り返し使用できますので環境にやさしく経済的です。

今回は当シリーズの第1弾として総合殺菌剤であるダコニール1000をご用意いたしました。

本年4月、当社が保有する水稲除草剤ベンゾビシクロンの欧州における開発についてゴーワン社と共同で検討を開始することに合意いたしました。

ベンゾビシクロンは水稲栽培場面で発生する幅広い雑草に対して高い効果を示すとともに、作物である稲に対する安全性が高い除草剤です。特に、世界中の水稲栽培において問題となっている除草剤抵抗性雑草に対して、すぐれた効果と高い残効性を示す特長を有し、日本及び韓国で高い評価を得ております。

すでに米国では2011年から同社との共同開発を進めており、ベンゾビシクロンのグローバル展開が今後さらに加速されるものと期待しております。

欧州における水稲除草剤の開発についてTopic

薬剤に直接手を触れず、簡単に散布液を調製して、すぐにご使用できます。

EasyEcologyEconomy

簡単で環境にやさしく経済的な

3E 新システム

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会社概要(2012年6月30日現在) 株式の状況(2012年6月30日現在)

Corporate Data Stock Information

株主名 所有株数(株)

持株比率(%)

出光興産株式会社 5,456,112 69.83昭和電工株式会社 1,132,400 14.49大塚アグリテクノ株式会社 200,000 2.56株式会社みずほ銀行 165,000 2.11フマキラー株式会社 165,000 2.11丸善薬品産業株式会社 165,000 2.11エス・ディー・エスバイオテック従業員持株会 76,500 0.98

株式会社八楠 50,000 0.64川口薬品株式会社 34,000 0.44エス・ディー・エスバイオテック役員持株会 20,900 0.27

株式分布167,100株(2.14%)

■ 金融機関

3,300株(0.04%)

■ 外国法人

376,746株(4.82%)

■ 個人・その他

75株(0.00%)

■ 自己名義株式

7,767株(0.10%)

■ 金融商品  取引業者

1.07%8名

■ 500単元以上

12.00%90名

■ 1単元未満

73.47%551名

■ 1単元以上5.20%39名

■ 5単元以上

6.00%45名

■ 10単元以上

1.60% 12名■ 100単元以上

0.67%5名

■ 50単元以上

7,258,912株(92.90%)

■ その他の法人

所有者別株式分布状況

所有株数別株主分布状況

社  名

所 在 地

設  立資 本 金事業内容 役  員

発行可能株式総数 34,000,000株発行済株式数 7,813,900株単元株式数 100株株主数 750名

株式会社エス・ディー ・エス バイオテック(英文名称 SDS Biotech K.K.)〒103-0004東京都中央区東日本橋一丁目1番5号TEL:03-5825-5511 FAX:03-5825-55041968年(昭和43年)10月805,845千円農薬、工業用防黴剤、防疫薬剤及び特殊化学品の製造、輸入、販売代表取締役社長 安田  誠代表取締役副社長 荒井 裕治取締役兼常務執行役員 小野寺 健取締役兼執行役員 髙橋 順一 渡辺  司取締役(非常勤) 齊藤 勝美執行役員 立花 芳幸 深澤 良彦 小松原憲一監査役 米倉 健二監査役(非常勤) 玉田 裕之 石川 博一

事 業 所つくば研究所横浜工場みのり農事試験場札幌営業所仙台営業所

東京営業所大阪営業所福岡営業所ソウル支店フィリピン駐在員事務所

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■事業年度■定時株主総会■株主確定基準日■剰余金の配当の基準日■単元株式数■公告掲載方法

■株主名簿管理人及び 特別口座管理機関■同連絡先

■各種事務手続き

1月1日から12月31日まで毎年3月12月31日6月30日、12月31日100株電子公告で行います。但し、事故その他やむを得ない事由によって電子公告を行うことができない場合は、東京都において発行する日本経済新聞に掲載して行うこととします。なお、公告掲載URLは以下の通りとなります。http://www.sdsbio.co.jp/

三菱UFJ信託銀行株式会社 

東京都江東区東砂七丁目10番11号TEL:0120-232-711三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部詳しくは、こちらのページにてご確認ください。http://www.tr.mufg.jp/daikou/

〒103-0004 東京都中央区東日本橋一丁目1番5号TEL:03-5825-5511 FAX:03-5825-5504

株主メモ

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ご注意株券電子化に伴い、株主様の住所変更、買取請求その他各種お手続きにつきましては、原則、口座を開設されている口座管理機関(証券会社等)で承ることとなっております。口座を開設されている証券会社等にお問い合せください。株主名簿管理人(三菱UFJ信託銀行)ではお取り扱いできませんのでご注意ください。

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