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平成 24 年 6 月 14 日(木) 機械電気システム工学専攻 s110109 菅埜諒介
経営工学レポート
JS ロボティクス 佐藤 仁 さん
仁さんは幼いころから工作が好きでよく模型飛行機をつくっていたそうだ。
欲しいものがなかった場合、できないのではなく、ないなら自分で作ればいいという考
えのもと多くのハード・ソフトを設計・製作してきた。
趣味がきっかけのレゴブロックのように単に“消費者”として買うのではなく、自分へ
の“投資”だと考えるだけで多くのものを得ることができたという。モノができたら自己
満足で終わらずにインターネット上に公開することで、多くの人に知ってもらえたという。
それがきっかけで海外のメディアの目にとまり人との出会いもあった。
経営者として、経営とは“人と約束すること”とおっしゃっていた。中国人は交渉が上手
で今まで生きてきたと考えているとも言っていた。
製品というのは“売る側の都合”で商品は“買う側のことを考えたもの”という言葉が
印象的だった。いくらいい製品でもお客さんのもとめるものでなければ売れない。
料理人として日本料理は素材で勝負してしまっているとも話した。中国料理が世界中に
ある理由は、素材ではなく調理法で勝負しているからだと言っていた。カリフォルニアロ
ールは海苔が臭いので逆に巻いてある。これは新しい発想だ。
人生は体積である。時間×能力×やる気。いくら時間と能力があっても、やる気がなけ
れば大きくならない。能力がなくとも時間とやる気があればなんとかなる。
仁さんの心がけていることは
・ありがとう、と言う時を見つけていく
・幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せ
ということだ。当たり前のことだが実際にやってみるのは難しい。