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SC 3041 2013.3.1.KES.ES
HIGH SPEED DIESEL ENGINE FOR PUMP SYSTEM
特 長
クボタ ポンプ駆動用高速ディーゼルエンジン メリットの一例
① 高速化におけるメリット(水冷式450kWでの比較例)
システム図 据付縦断図
ポンプ駆動用エンジン概要(パワーラインユニット構成図)
省メンテナンス性
高信頼性
エンジン回転速度を高速(1500min-1以上)にすることで、大幅なダウンサイジングを実現しました。更新時においては、エンジン床荷重を増加させることなく、ポンプを増強することが可能です。
生産台数の多い機関本体を採用しているため、補修部品等の入手が迅速かつ容易に行えます。コンパクトな機関寸法のため、メンテナンス性に優れた機場レイアウトが可能です。
ラジエータ冷却方式を採用しますと、冷却系統の補記類を簡素化でき、故障の不安を軽減可能です。機関本体は自家発電機、建設車両等、多くの使用実績に裏付けられた高い信頼性を保有しております。
軽量・コンパクト
クボタでは、ポンプ場の中枢部分である「エンジン・減速機・ポンプ」のセットを「パワーラインユニット」としてトータルコーディネート。今回は新たに、「高速エンジンパワーラインユニット」をご提案します。
※エンジンの構造上、不要です。
■揚排水基準 回 転 速 度:1000min-1
機 関 寸 法:3,669(L)×1,541(W)×2,266(H)※
質量(ウエット):8227kg※
燃 料 消 費 率:250g/kW・h ※揚排水ポンプ設備設計指針(案)同解説の平均値
■クボタ ポンプ駆動用ディーゼルエンジン 回 転 速 度:1500min-1
形 式:KP6170HSA 機 関 寸 法:2,760(L)×1,335(W)×1,840(H) 質量(ウエット):4210kg 燃 料 消 費 率:208g/kW・h
コンパクトで省スペース化
吸水槽
主ポンプ
ラジエータ
空冷減速機ディーゼル機関
吸水槽冷却水槽
補給水
冷却水ポンプ
(水道又は井戸水)主ポンプ
空冷減速機
温調弁
回収循環
膨張タンク
PM Pディーゼル機関
② ラジエータ式のメリット
冷却水設備が簡素化できます
設置面積
35%down
標準仕様 Power
LineUnit
HIGH SPEED DIESEL ENGINE FOR PUMP SYSTEM
駆動用高速
エンジン減速機
ポンプ
3,669
1,541
2,266
1,840
質 量
49%down
燃料消費率
17%down
2,760
シンプルな設備で信頼性向上
水冷式ディーゼルエンジンフロー図 ラジエータ式ディーゼルエンジンフロー図
4サイクルディーゼル機関
直接噴射式
セルモータ始動【オプション:エアモータ始動】
ラジエータ/水冷
連続
A重油/軽油
機付潤滑油ポンプによる強制潤滑(電動プライミングポンプ無)※
1500min-1【オプション:1800min-1】
左(出力軸側から見て)
【オプション:電動プライミングポンプ有】
形 式
燃 料 形 式
始 動 方 式
冷 却 方 式
定 格
使 用 燃 料
潤 滑 方 式
定 格 回 転 速 度
回 転 方 向
1,335
2 3
出力別機種選定表(ラジエータ仕様)
外形寸法・仕様一覧表(ラジエータ仕様)
HIGH SPEED DIESEL ENGINE FOR PUMP SYSTEM
KP6102HS
過給+冷却
6
1500
1550
101
100
形 式
給 気 方 式
シ リ ン ダ 数
質 量ドライ
ウェット
定格出力(揚排基準)
始動空気槽容量
kg
kg
kW
ℓ
KP6125S
過給
6
2100
2200
168
100
KP6125HS
過給+冷却
6
2130
2230
231
100
形 式
給 気 方 式
シ リ ン ダ 数
質 量ドライ
ウェット
定格出力(揚排基準)
始動空気槽容量
kg
kg
kW
ℓ
KP6140HSB
過給+冷却
6
2500
2640
270
100
KP6140HSA
過給+冷却
6
2500
2640
309
100
形 式
給 気 方 式
シ リ ン ダ 数
質 量ドライ
ウェット
定格出力(揚排基準)
始動空気槽容量
kg
kg
kW
ℓ
KP6170HSB
過給+冷却
6
4200
4400
373
150
KP6170HSA
過給+冷却
6
4340
4560
460
150
形 式
給 気 方 式
シ リ ン ダ 数
質 量ドライ
ウェット
定格出力(揚排基準)
始動空気槽容量
kg
kg
kW
ℓ
KP6102HS
KP6125シリーズ
KP6140シリーズ
KP6170シリーズ
KP12V140シリーズ
2,100
600
1,170
1,050
1,480
2,140
2,300 1,100
1,780
700
1,220
2,360
2,550 1,300
2,690
1,880
1,450
3,250
1,700
3,150 1,550
2,080
形 式
給 気 方 式
シ リ ン ダ 数
質 量ドライ
ウェット
定格出力(揚排基準)
始動空気槽容量
kg
kg
kW
ℓ
KP12V140HS
過給+冷却
12
5100
5420
606
200
KP12V140HIS-1
過給+冷却
12
5900
6280
768
200
KP12V140HIS-2
過給+冷却
12
6400
6850
848
200
1,800
2,970
1,970
1,060
3,810
3,700
700
850
0 100 200 300 400 500 600 700 800 900(kW)
101
168
231
270
309
373
460
606
768
848
KP6102HS
KP6125S
KP6125HS
KP6140HSB
KP6140HSA
KP6170HSB
KP6170HSA
KP12V140HS
KP12V140HIS-1
KP12V140HIS-2
最大出力(kW)形 式
4 5
出力別機種選定表(水冷仕様)
外形寸法・仕様一覧表(水冷仕様)
KP6140HSB
過給+冷却
6
2500
2640
274
100
KP6140HSA
過給+冷却
6
2500
2640
309
100
形 式
給 気 方 式
シ リ ン ダ 数
質 量ドライ
ウェット
定格出力(揚排基準)
始動空気槽容量
kg
kg
kW
ℓ
HIGH SPEED DIESEL ENGINE FOR PUMP SYSTEM
KP6125S
過給
6
1970
2070
170
100
KP6125HS
過給+冷却
6
2000
2100
234
100
形 式
給 気 方 式
シ リ ン ダ 数
質 量ドライ
ウェット
定格出力(揚排基準)
始動空気槽容量
kg
kg
kW
ℓ
KP6125シリーズ KP12V140シリーズ
KP6170シリーズ
KP6140シリーズ
KP6102HS
2,270
2,270
2,100
1,110
1,190
860
1,480
1,410
1,050
1,900
530
960
600
1,520
2,420
1,230
2,150
700
600
2,400 1,080
2,760
1,335
1,840
2,600
750
1,390
1,250
3,330
1,790
KP6102HS
過給+冷却
6
1620
1675
101
100
形 式
給 気 方 式
シ リ ン ダ 数
質 量ドライ
ウェット
定格出力(揚排基準)
始動空気槽容量
kg
kg
kW
ℓ
KP6170HSB
過給+冷却
6
3950
4150
383
150
KP6170HSA
過給+冷却
6
4000
4210
471
150
形 式
給 気 方 式
シ リ ン ダ 数
質 量ドライ
ウェット
定格出力(揚排基準)
始動空気槽容量
kg
kg
kW
ℓ
形 式
給 気 方 式
シ リ ン ダ 数
質 量ドライ
ウェット
定格出力(揚排基準)
始動空気槽容量
kg
kg
kW
ℓ
KP12V140HS
過給+冷却
12
4800
5100
617
200
KP12V140HIS-1
過給+冷却
12
5550
5900
768
200
KP12V140HIS-2
過給+冷却
12
5750
6200
848
200
0 100 200 300 400 500 600 700 800 900(kW)
最大出力(kW)形 式
101
170
234
274
309
383
471
617
768
848
KP6102HS
KP6125S
KP6125HS
KP6140HSB
KP6140HSA
KP6170HSB
KP6170HSA
KP12V140HS
KP12V140HIS-1
KP12V140HIS-2
6 7
HIGH SPEED DIESEL ENGINE FOR PUMP SYSTEM
燃料小出槽
燃料移送歯車ポンプ
空気圧縮機
空気槽
付属品
燃料小出槽の容量が指定数量(A重油は2000ℓ、軽油・灯油は1000ℓ)を超えると、「危険物一般取扱所」となり構造、設置条件等に制約が生じるため注意が必要です。
燃料小出槽の周囲には、燃料小出槽容量の110%以上の容量を有する防油堤をタンク側板から0.5m以上離して設ける必要があります。
申請容量は最大貯留可能容量を表しているため、有効容量は申請容量よりも小さくなります。
燃料移送ポンプの容量は、予備を含まない内燃機関全台分の燃料消費量より大容量で、かつ燃料小出槽を1時間以内で充油可能な容量とするのが一般的です。ポンプの吸込揚程が高くなる場合には、吸込管径を大きくして吸込揚程が5m以内になるようにしてください。燃料移送ポンプには予備としてウイングポンプを1台設置するのが一般的です。
空気槽は、エンジン1台につき常用1本、予備1本の2連1組とし、連動操作で3回以上、手動操作で5回以上始動可能な容量とするのが一般的です。
空気圧縮機は、空気槽1本を1時間以内に大気圧から規程圧力まで充気できる容量とするのが一般的です。
H φDt
KA
KB
L1L2
P
45°45°
W
H
L
KB
KA
吐出 吸込
KB
W
KA
L
H
500
500
500500
150
150
150 150
A
B
400
HC
2000
8 9
申請容量
A
B
C
質量
H
質量
タンク
本体
架台
ℓ
mm
mm
mm
kg
mm
kg
390
700
700
900
160
1000
85
2000
190
1000
960
960
1200
250
鋼板製角形
1000
180
2000
240
1950
1200
1200
1500
450
1000
230
2000
310
20
29/35
0.3
0.4
50/60
4
34
411
326
200
20
26/32
0.49
0.75
50/60
4
36
431
326
200
25
46/55
0.3
0.75
50/60
4
39
456
345
200
600~ 750
450~ 550
25
42/50
0.49
1.5
50/60
4
49
550
345
200
32
67/80
0.3
1.5
50/60
4
56
580
415
240
32
63/75
0.49
2.2
50/60
4
62
619
415
240
行程容量
吐出量
吐出圧力
回転速度
出力
周波数
極数
質量
L
H
W
KA
KB
m3/h
m3/h
MPa
min-1
kW
Hz
P
kg
mm
mm
mm
mm
mm
10.8
6.0
2.94
850
2.2
50/60
4
110
750
685
405
900
500
19.6
12
2.94
900
3.7
50/60
4
175
910
800
550
950
550
圧縮機
形 式 立形二段圧縮空冷式
モータ
合 計
寸 法
容量
質量
φD
t
L1
L2
P
H
KA
KB
空気槽
形 式 鋼板製円筒立形圧力容器
寸 法
ℓ
kg
mm
mm
mm
mm
mm
mm
mm
mm
80
290
360
9
217
553
452
1004
1100
600
100
320
360
9
217
553
452
1154
1100
600
150
410
410
10
243
579
550
1344
1200
650
200
520
465
12
273
608.5
609
1354
1200
700
300
640
510
12
295
631
654
1674
1250
700
口径
吐出量
吐出圧力
出力
周波数
極数
質量
L
H
W
KA
KB
ポンプ
横軸歯車ポンプ形 式
mm
ℓ/min
MPa
kW
Hz
P
kg
mm
mm
mm
mm
mm
モータ
合 計
寸 法
形 式
納入事例
HIGH SPEED DIESEL ENGINE FOR PUMP SYSTEM
(株)クボタポンプ事業ユニットのポンプ駆動用高速ディーゼルエンジンは、全国に張り巡らされたクボタネットワークを生かし、きめ細やかなアフターサービスをお約束いたします。
(株)クボタ阪神事務所
(株)クボタ北海道支社
(株)クボタ中部支社
(株)クボタ東北支社
(株)クボタ東京本社
(株)クボタ四国支社
(株)クボタ中国支社
(株)クボタ九州支社
(株)クボタ枚方製造所
全国 指定協力会社全国クボタ機工(株)営業所
アフターサービス
浜松市 北ポンプ場
■ポ ン プ 先行待機形立軸斜流ポンプ φ1350■エンジン ラジエータ式エンジン KP6140HSB 258kW×1500min-1
■減 速 機 空冷式傘歯車減速機 258kW、減速比 約1:5.8
機器構成
松山市 和気ポンプ場
■ポ ン プ 先行待機形立軸斜流ポンプ φ1200■エンジン 水冷式エンジン KP6125S 150kW×1500min-1
■減 速 機 水冷式傘歯車減速機 150kW、減速比 約1:8.1
機器構成
10 11