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Keio Economic Society Discussion Paper Series No.06-4
KESDP 06-4
基準財政需要額に占める「義務的な費用」に関する実証分析†
井堀利宏*・岩本康志*・河西康之#・土居丈朗♦・山本健介#
2006 年 11 月
† 本稿を作成するにあたり、総務省自治財政局交付税課からデータの提供にご協力を頂いた。そして、データの整理や編集において経済産業省経済産業政策局にご尽力を頂いた。記し
て謝意を表したい。残された過誤は、筆者の責任である。 * 東京大学大学院経済学研究科 # 前経済産業省経済産業政策局 ♦ 慶應義塾大学経済学部
1.はじめに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 2.基準財政需要に占める義務付け等のある費用・・・・・・・・・・・・・・・・・1 3.特別地方交付税の現状と人口・面積に基づく配分による下方乖離の是正・・・・・7 4.まとめ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9
図表
表1 標準団体の基準財政需要額の分析(都道府県)・・・・・・・・・・・・・11 表2 標準団体の基準財政需要額の分析(市町村)・・・・・・・・・・・・・・12 表3 標準団体の基準財政需要額の分析(都道府県・項目別)・・・・・・・・・13 表4 標準団体の基準財政需要額の分析(市町村・項目別)・・・・・・・・・・15 表5 基準財政需要及び決算額の比較に係る費目別対応表(都道府県)・・・・・16 表6 基準財政需要及び決算額の比較に係る費目別対応表(市町村)・・・・・・16 表7-1 土木費・農業行政費における基準財政需要額及び決算額の比較
(都道府県・経常的経費)・・・・・・17 表7-2 土木費・農業行政費における基準財政需要額及び決算額の比較
(都道府県・投資的経費)・・・・・・18 表8-1 土木費・農業行政費における基準財政需要額及び決算額の比較
(市町村・経常的経費)・・・・19~54 表8-2 土木費・農業行政費における基準財政需要額及び決算額の比較
(市町村・投資的経費)・・・・55~89 表8参考 凡例 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・90 表9 決算額が基準財政需要額を下回った団体数(都道府県)・・・・・・・・・91 表10 決算額が基準財政需要額を下回った団体数(市町村)・・・・・・・・・・91 表11 基準財政需要額の分析(都道府県分)【引用資料】・・・・ ・・・・・・・92 表12 基準財政需要額の分析(市町村分)【引用資料】・・・・・ ・・・・・・・93 表13 下方乖離の是正(市町村)(人口、面積で一次回帰した場合)・・ 94~125 表14 下方乖離の是正(市町村)(人口、(人口)2、面積、(面積)2で
一次回帰した場合)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・126~156
1.はじめに 井堀・岩本・河西・土居・山本(2006)「基準財政需要の近年の動向等に関する
実証分析」(KESDP06-1)においては、地方交付税制度の見直しの試案を提示したが、その一環として、基準財政需要額に占める国による義務付けのある業
務の比率について試算を行った。地方交付税制度の見直しに関しては、地方自
治体が国との関係で義務的な業務を実施できない状況に陥るのは適切でないと
考えられることから、現行の基準財政需要額のうち、どの程度が国との関係で
義務的な業務のための費用であるかが重要な前提となる。 本稿においては、基準財政需要額の積算と決算額との詳細な比較等により、
井堀・岩本・河西・土居・山本(2006)の推計方法を改善し、基準財政需要額に占める国との関係で義務的な事業に係る費用の比率を改めて算定し直した。 また、井堀・岩本・河西・土居・山本(2006)において提示した、人口と面積に基づく基準財政需要額の算定結果と実績額との乖離に関し、特別交付税額に相
当する金額でどの程度まで縮小できるかについても改めて算定した。 本稿の構成は、次の通りである。第2節では、基準財政需要の算定額とそれ
と比較可能な決算額とを詳細に比較することを通じて、基準財政需要額に占め
る国による義務付けのある業務の比率を、井堀・岩本・河西・土居・山本(2006)より精緻に算定する。これにより、基準財政需要に占める義務付け等のある費
用は相当少ないことが示される。第3節では、井堀・岩本・河西・土居・山本(2006)において提示した、人口と面積に基づく基準財政需要額の簡素化した算定結果
が、従来の算定方法による額と乖離することが、算定の簡素化への反対論の一
因となっていることを鑑み、その乖離を特別交付税によって埋め合わせる方法
を提示し、その乖離はその方法で十分に縮小可能であることが示される。 2.基準財政需要に占める義務付け等のある費用 井堀・岩本・河西・土居・山本(2006)においては、基準財政需要額として積算されている費目を、(1)真に法的な義務付けに係る部分、(2)事実上義務付けに近い性格を有する部分、(3)その他の部分の3つに分類し、(1)として、①国庫負担金の地方自治体負担(裏負担)部分及び②法令による義務付けのある地方単独
事業部分、(2)として、③国庫補助事業の地方自治体負担部分、④地方単独事業のうち法令によって一定の目標等が定められている部分及び⑤地方単独事業の
1
うち社会資本整備重点計画や長期土地改良計画等に関する部分を位置づけ、基
準財政需要に占める国との関係で義務的な部分の占める比率を試算した。 本稿においては、この試算手法を改善すべく、①から④について精査すると
ともに、⑤について(2)として位置づけることが適切であるか否かについて検証を行った。 (1) 真に法的な義務付けに係る分 ①国庫負担金の地方自治体負担(裏負担)部分と②法令による義務付けのあ
る地方単独事業部分の合計が、真に法的な義務付けに係る部分と言うことがで
きる。以下で述べる分析を行った結果、その基準財政需要額に占める比率は、
道府県で 32.44%、市町村で 18.82%となる。 この比率を算定するに当たり、井堀・岩本・河西・土居・山本(2006)で、都道府県分について、基準財政需要額に一部算入していなかったものがあったため、
本稿では分母となる基準財政需要額総額を修正している。市町村分の基準財政
需要額総額には修正はない。 ① 国庫負担金の地方自治体負担(裏負担)部分 国との関係で義務的な業務としては、まず、国から国庫負担金が支出されて
いる事業における地方自治体の負担分が挙げられる。これは、地方財政法にお
いて基準財政需要額に盛りこむべきものと定められている。その趣旨は、国と
して負担金を支出して遂行する必要があると考える以上、地方自治体にも財源
を保障し、的確な遂行を確保しようとするものであると考えられる。井堀・岩
本・河西・土居・山本(2006)と同様の計算方法を用い、これに相当する部分を標準団体について見てみると、表1の道府県で基準財政需要総額の 13.79%、表2の市町村で 17.39%となっている。その詳細な費目・項目の対応については、道府県分は表3に、市町村分は表4に示している。 本稿における算定結果と井堀・岩本・河西・土居・山本(2006)との異同は、表3と井堀・岩本・河西・土居・山本(2006)の図表8-3を比較することで確認できる。その異同は、次のようなものである。都道府県分における教育費の中学
校費や産業経済費の農業行政費などで、国庫補助分に該当する費目だが①に計
上されていたもので後述の③国庫補助事業の地方自治体負担部分に仕分けする
2
ことが妥当な費目を除外した。また、市町村分における厚生労働費の社会福祉
費などで、自治体裁量分として計上していた費目のうち①として計上するのが
妥当な費目を加算した。 ② 法令による義務付けのある地方単独事業分 地方単独事業であるものの、警察職員数のように法令によって一定の人員配
置等が定められているものを挙げることができる。これに相当する主要なもの
としては、道府県については、警察費のうち警察職員の給与、生活保護費のう
ちケースワーカーの給与、社会福祉費のうち児童相談所職員の給与及び児童手
当給付費、衛生費のうち保健所職員の給与及び国民健康保健関係交付金並びに
高齢者保険福祉費のうち老人医療給付費負担金及び老人保険特別会計繰出金を
挙げることができる。また、市町村については、生活保護費のうちケースワー
カーの給与を挙げることができる。 これらに相当する部分を、標準団体について見てみると、道府県(表1)で
基準財政需要総額の 18.65%、市町村(表2)で 1.43%となっている。その詳細な費目・項目の対応については、道府県分は表3に、市町村分は表4に示して
いる。 本稿における算定結果と井堀・岩本・河西・土居・山本(2006)との異同は、都道府県分と市町村分における厚生労働費の生活保護費のうち、ケースワーカー
の給与の特殊勤務手当分は、自治体裁量分として計上するのが妥当であるため
②から除外した点である。 (2) 事実上義務付けに近い性格を有する部分 ところで、地方自治体にとって、国との関係で義務的となっている部分につ
いては、以上のような真に法的な義務付けに限定することなく、事実上の誘導
など厳密には法的な義務とは言えないものも含め、広く考える必要があるとの
議論もある。そこで、仮に広く考えた場合として、井堀・岩本・河西・土居・
山本 (2006)においては、③、④及び⑤を加えて考えた。ここでは、③、④について精査するとともに、⑤について、そもそも、事実上義務付けに近い性格を
有するのかについて検証する。以下で述べる分析を行った結果、その基準財政
需要額に占める比率は、都道府県で 13.74%、市町村で 10.88%となる。
3
③ 国庫補助事業の地方自治体負担部分 国庫補助金が交付されれば、地方自治体は自らの負担分を支出しなければな
らないが、補助金の申請は地方自治体の任意であり、地方自治体の負担分も義
務的なものとは言えない。ただし、ここでは、仮に義務的なものと考えてみる
と、その比率は表1の道府県で 4.96%、表2の市町村で 2.84%となる。その詳細な費目・項目の対応については、道府県分は表3に、市町村分は表4に示し
ている。 本稿における算定結果と井堀・岩本・河西・土居・山本(2006)との異同は、次の通りである。都道府県分については、前述の①として計上されていたものの
うち③として計上するのが妥当な費目や、警察費の警察官備品等や厚生労働費
の社会福祉費の婦人相談員手当などで裏負担分として計上すべきものを加算し、
産業労働費の林野行政費のうち治山事業補助金外などで対象額の算定方法を修
正したもの1や、土木費の道路橋梁費などで補助率について精査した結果金額が
変動したものを反映した。市町村分については、消防費の消防防災施設整備費
などで裏負担分として計上すべきものを加算し、厚生労働費の生活保護費のう
ち児童手当交付金などで対象額の算定方法を修正したもの2を反映した。 ④ 地方単独事業のうち法令によって一定の目標等が定められている部分 法令によって一定の人員配置等が定められている場合であっても、厳密には
義務ではなく、高校教職員数や消防吏員の数等、目標又は標準値が定められて
いる業務がある。井堀・岩本・河西・土居・山本(2006)と同様に、仮に義務的なものと考えてみると、その比率は、表1の道府県で 8.78%、表2の市町村で 8.04%となる。その詳細な費目・項目の対応については、道府県分は表3に、市町村
分は表4に示している。この費目には異同はない。 ⑤ 地方単独事業のうち社会資本整備重点計画や長期土地改良計画等に関する
部分 1 この対象額を、井堀・岩本・河西・土居・山本(2006)では総事業費マイナス国庫補助額として算定していたが、本稿では補助対象事業費マイナス国庫補助額として算定した。地方
自治体による国庫補助金の裏負担を算定するには、本稿での算定方法が妥当である。 2 この対象額を、井堀・岩本・河西・土居・山本(2006)では国と市町村の負担割合を同額として算定していたが、本稿では事業費マイナス(国庫負担額+県負担額)として算定した。
この裏負担を算定するには、本稿での算定方法が妥当である。
4
地方単独事業であっても、社会資本整備重点計画や長期土地改良計画等に含
まれ、国の指導や要請の中で行われており、事実上義務となっていると指摘さ
れる業務がある。 これらの業務が事実上義務的であるか否かを検証するため、それらの業務に
対応する地方自治体の土木費及び農業行政費について、基準財政需要額と決算
額を比較することとした。もし基準財政需要額で然るべき金額が算入されてい
ながら、決算段階でその金額を下回る額しか支出していなかったならば、国の
関与で事実上義務付けられているかに見えて、実は地方自治体に裁量が与えら
れていて支出額を操作できる状態にあるといえる。この状態は、たとえ形式的
に国が義務付けているとしても、財政運営上は義務付けられているといえない
費目であることを意味する。したがって、こうした状態が観察されるか否かを
検証する。 ちなみに、井堀・岩本・河西・土居・山本(2006)では、保守的にこの部分を義務的な経費に加えていたが、それは本稿で用いたデータが未入手で精査できな
かったためである。本節での分析およびその判断は、井堀・岩本・河西・土居・
山本(2006)で示した基準に即しており、その結果としての数値の異動は論理的な整合性を維持している。 まず、基準財政需要額と決算状況調における決算額を、各費目について別表
のような対応関係で比較を行った。都道府県分は表5、市町村分は表6に示し
ている。実は、基準財政需要の算定項目は、決算状況調における費目区分より
も細かく区分されており、基準財政需要の各項目に直接対応する決算額は報告
されていない。このため、決算状況調の各費目区分に対応するよう基準財政需
要の各費目区分を整理することにより、基準財政需要額と決算状況調における
決算額とを比較できるようにした。 ただし、歳出決算額には特定財源等を充当した額も含まれており、その全部
が基準財政需要と対応するわけではない。基準財政需要として算入されるのは
一般財源部分のみであるため、これと比較するためには、各費目における歳出
決算額のうち、一般財源が充当された額のみを抽出する必要がある。このため、
本稿では、平成16年度の都道府県決算調及び市町村決算調における経常的経
費と投資的経費の一般財源の決算額と当該年度の基準財政需要額を比較した。 歳出決算額には、基準財政需要の積算対象とはなっていないが、地方自治体
5
が独自に行った施策の経費も計上されている。したがって、歳出決算額のうち
一般財源が充当された額は、基準財政需要額よりも上回ることが考えられる。
にもかかわらず、もし前述のように基準財政需要額よりも下回る額しか決算段
階で支出していなかったならば、なおさらそうした費目は実態的には国の義務
付けがないと見なければならない。 個々の自治体の土木費と農業行政費の各費目について、この比較を行なった
結果、各都道府県での経常的経費は表7-1、投資的経費は表7-2、各市町
村での経常的経費は表8-1、投資的経費は表8-2に示している。そして、
これらについて基準財政需要の積算対象となる自治体のうち、決算額が基準財
政需要額を下回る自治体の団体数を見たものが、都道府県については表9、市
町村については表 10 である。 この分析から、土木費と農業行政費のうち、ほぼすべての費目について、相
当数の地方自治体において、決算額が基準財政需要額に満たないという結果が
得られた。特に、市町村については、土木費及び農業行政費について、決算額
がゼロという市町村も相当数存在した。 この結果は、基準財政需要で「義務的に」計上したとしつつ、実際にはその
額を下回る支出しか執行しなくても問題が生じていないということを意味して
おり、これらの経費は、国との関係で「義務的な部分」ではないと言うことが
できる。 こうした実態については、地方交付税は一般財源であり、基準財政需要に計
上した通りに支出することが求められている訳ではないとの指摘があり得る。
しかし、そうであるならば、そのように計上した基準財政需要は地方自治体に
裁量が与えられているものであるから、国との関係で義務的であるとは言えな
い。 したがって、(2)の⑤について、国との関係で義務的ではなく、(3)基準財政需
要額に占める義務的な費用の比率で計算する際には、義務的な経費と見なさな
いことが適切である。 (3) 基準財政需要額に占める義務的な費用の比率 以上を踏まえると、基準財政需要額において国との関係で義務的な部分の占
める比率としては、真に法的に義務付けのある業務に係る部分((1)の①及び②)
6
が、表1の道府県で 32.44%、表2の市町村で 18.82%となる。また、事実上義務付けに近い性格を有する部分は、国庫補助事業の地方自治体負担分((2)の③)及び地方単独事業のうち法令によって一定の目標等が定められている分((2)の④)で、道府県で 13.74%、市町村で 10.88%となる。両者を合計すると、道府県で 46.19%、市町村で 29.70%となる。
このように、基準財政需要額において国との関係で義務的な部分の占める比
率は、より厳格に考えると、道府県で 3 割強、市町村で 2 割弱となる。また、厳密には法的には義務とは言えないものも含め、非常に広く考えたとしても、
道府県で 5 割弱、市町村で 3 割程度にとどまると推計される。 このような結果を見る限り、地方自治体の人口と面積で算定した場合と実績
値の乖離幅を踏まえれば、人口と面積により交付税額を算定した場合でも、ほ
とんどの地方自治体において法律等により義務付けられている業務を行うこと
が不可能となるものではないと考えられる。 なお、第8回地方分権21世紀ビジョン懇談会(平成 18 年4月開催)の場に
おいて総務省から提出された資料(都道府県分(表 11)及び市町村分(表 12))を見ると、基準財政需要に占める都道府県及び市町村の義務的経費の比率は、
それぞれ、91.5%、81.4%となっている。他方、本稿の分析では、表1(都道府県分)及び表2(市町村分)に記載しているように、都道府県の義務的経費の
比率が 46.2%、市町村のそれが 29.7%であり、総務省の分析と乖離が見られる。 3.特別地方交付税の現状と人口・面積に基づく配分による下方乖離の是正 (1) 特別交付税の現状 特別交付税は、基本的に、普通交付税に捕捉されなかった災害に係る緊急措
置と地域偏在のある特別の財政需要に対応するものであるとされる。 しかしながら、特別交付税は、平成 17 年度において 58 項目に分かれるが、
このうち災害に係る緊急措置は 3 項目程度、地域偏在のある特別の財政需要への対応と考えられるものは 11 項目程度に過ぎない。 こうした実態を踏まえると、特別交付税制度を見直し、交付税改革に伴い、
現状から大きく下方乖離する地方自治体に対してのみ特別交付税を用いること
も考えられる。
7
○特別交付税の項目(平成 17 年度) 災害への緊急対策に関するもの (3項目) 災害による財政需要の増加及び財政収入の減少(6)、森林災害復旧事業(7)、干害・冷害等農作物被害(12)
地理的不利等を是正するもの (11項目) 冬季分校(1)、防衛施設周辺整備(21)、関東ローム地帯道路費(22)、離島港湾旅客上屋建設改良(38)、
渡船場(40)、座礁船舶解体(45)、離島航路維持(46)、島しょ過多による財政需要増加(48)、地盤沈下対策(51)、
公害健康被害補償等(52)、テレビ等難視聴解消対策(55)
その他 (44項目) 被災農林漁業者への貸付金利子補給等(2)、鉱害復旧事業(3)、都道府県知事・議員特別選挙(4)、
特別地方債元利償還(5)、当年度中に起債した地方債元利償還(8)、炭坑離職者緊急就労対策事業等(9)、
公営企業災害復旧地方債元利償還(10)、病院経費(11)、
連年(前年度以前)の災害による財政需要の増加及び財政収入の減少(13)、上水道高料金対策(14)、
卸売市場建設改良等(15)、工業用水道事業経営健全化(16)、法準用再建企業再建(17)、
地方公営企業職員基礎年金拠出金(18)、重要文化財保存(19)、軽費老人ホーム運営(20)、
日本下水道事業団補助金(23)、緩衝緑地造成事業(24)、国土調査(25)、
新地域経済基盤強化対策推進地域(26)、海外日本語指導教員派遣(27)、職員の長期海外研修費(28)、
地域国際化協会への出資のための地方債利子(29)、先導的地域おこし事業推進費(30)、
高等学校寄宿舎(31)、下水高度処理(32)、自動車運送事業(33)、ゴールドプラン推進(34)、
工業用水道未稼働資産の整理等経営健全化(35)、公営駐車場整備(36)、ITビジネスモデル地区構想推進(37)、
病院事業追加費用負担(39)、危険住宅移転(41)、ごみ固形燃料発電事業(42)、
ふ頭用地改良地方債元利償還(43)、低公害車導入(44)、森林病害虫等駆除(47)、国土保全対策(49)、
土地改良負担金総合償還対策(50)、藻場・干潟整備保全事業(53)、合併後まちづくり補助金・交付金(56)、
公債費負担過多(57)、地域材利用促進対策(58)
※カッコ内は特別交付税に関する総務省令第2条第1項の表の事項の欄の号数 (2) 人口・面積に基づく配分による下方乖離の是正 井堀・岩本・河西・土居・山本(2006)においては、特別交付税額(平成 15 年
度 9,231 億円)を、人口・面積による基準財政需要額の算定の結果実績値から下方に乖離する地方自治体に対する補填に活用した場合に、どの程度の効果が
あるかについて、効果の定量的なイメージを試算した。具体的には、市町村の
基準財政需要額を人口・面積で回帰分析をし、実績額が回帰式で算定した額を
下回る地方自治体について、下方乖離の大きな地方自治体から、下方乖離を特
別交付税総額で乖離がなくなるまで補っていく方式で検証した。 本稿においては、同様に市町村について、下方乖離の解消ではなく、下方乖
離している地方自治体の最大乖離率を最小化するよう、下方乖離している地方
自治体の乖離を最小乖離まで特別交付税で補った場合に、最大の乖離率がどの
程度まで縮小するかを検証した。 その結果、人口・面積の2乗を説明変数に含まない場合で最大の下方乖離率
は 18.5%にまで低減し、含む場合では 4.7%にまで低減された。その検証結果については、人口・面積(の1次の項)のみを説明変数に含む場合は表 13 に、人口・面積の2乗も説明変数に含む場合は表 14 に示している。
特別交付税は、湯之上(2005)などで指摘されているように、総務省が権限を裁量的に行使した不透明な配分が問題視されているだけに、その配分方法を改善
8
することが求められている。特別交付税は、現行の総額を増やさずに、本稿で
示したように普通交付税配分の簡素化に役立てることができる。 4.まとめ 本稿では、井堀・岩本・河西・土居・山本(2006)で分析した基準財政需要額に占める国による義務付けのある業務の比率について、国との関係で義務的な業
務に係る費用の基準財政需要額に占める比率についてより改善された推計手法
を用いて精査し、次のような結論を得た。 基準財政需要総額において国との関係で義務的な部分の占める割合として、
標準団体について見てみると、真に法的に義務付けのある業務に係る部分が、
道府県で 32.44%、市町村で 18.82%となる。また、事実上義務付けに近い性格を有する部分は、国庫補助事業の地方自治体負担分及び地方単独事業のうち法
令によって一定の目標等が定められている分で、道府県で 13.74%、市町村で10.88%となる。両者を合計すると、道府県で 46.19%、市町村で 29.70%となる。 地方交付税制度の見直しに関しては、地方自治体が国との関係で義務的な業
務を実施できない状況に陥るのは適切でないとの観点に立つと、現行の基準財
政需要額のうち、どの程度が国との関係で義務的な業務のための費用であるか
を定量的に把握することが重要な前提となる。本稿での分析結果を見れば、基
準財政需要額の中で、国との関係で義務的な業務のための費用でないものが過
半を占めているのが現状である。 したがって、井堀・岩本・河西・土居・山本(2006)で提案したように、基準財政需要額を人口と面積に基づいて算定したとしても、国との関係で大多数の地
方自治体において義務的な業務を行うことが不可能となるものではないと考え
られる。 また、基準財政需要額を人口と面積に基づいて算定した場合、現行制度下で
の実績値から下方乖離する地方自治体も生じるが、この下方乖離を特別交付金
を用いて補うことにより、最大の下方乖離率は非常に小さな値に止めることが
可能となる。 算定の簡素化の真の狙いは、地方自治体が抱く「国からの義務付け」にまつ
9
わる錯覚を払拭し、地方交付税の複雑な算定にまつわる「歳出削減に関するデ
ィスインセンディブ」を排し、地方自治体に配分される地方交付税額の予見可
能性を高めることにある。また、算定の簡素化によって現行の基準財政需要額
と大きく乖離する可能性を拠り所として、簡素化に異議を唱える向きがあるが、
それは的を射ていない。少なくとも、本稿の結果は、算定を簡素化しても現行
の基準財政需要額との乖離を抑制する方策を示している。今後の地方交付税改
革においては、算定の簡素化の利点をよりよく生かすことが求められる。
参考文献 井堀利宏・岩本康志・河西康之・土居丈朗・山本健介 (2006) 「基準財政需要の近年の動向等に関する実証分析―地方交付税制度の見直しに向けて―」, Keio Economic Society Discussion Paper Series No.06-1.
湯之上英雄,(2005) 「特別交付税における官僚の影響に関する分析」, 『公共選択の研究』45 号.
10
【
表1
】
単位
:百万
円
法令に
よる
義務付
け分
法令の
整備目
標等に基づ
く分
警察
費警
察費
28,795
225
22,484
6,086
道路
橋り
ょう
費19,715
7,384
12,331
河川
費3,654
155
3,499
港湾
費252
252
その
他の
土木
費2,312
431
1,881
小学
校費
41,839
18,748
23,092
中学
校費
23,177
10,326
52
12,800
高等
学校
費27,230
523,897
3,327
特殊
教育
諸学
校費
7,962
1,781
110
6,071
その
他の
教育
費9,293
26
9,267
生活
保護
費5,197
3,849
1,212
136
社会
福祉
費10,362
2,313
593
1,482
5,974
衛生
費17,350
375
1,416
11,754
3,805
高齢
者保
健福
祉費
29,059
130
490
13,815
14,623
労働
費1,115
131
984
農業
行政
費10,977
7802
10,168
林野
行政
費3,211
624
2,588
水産
行政
費842
17
825
商工
行政
費4,028
346
3,682
企画
振興
費2,945
22,943
徴税
費4,741
4,741
恩給
費706
706
その
他の
諸費
17,299
675
16,624
合計
272,060
37,529
13,483
50,746
23,897
28,131
118,274
13.79%
4.96%
18.65%
8.78%
10.34%
43.47%
46.19%
※四捨
五入の
結果、
合計が
合わな
い場合
がある
。
土木
費
教育
費
厚生
労働
費
義務
的経
費の
割合
産業
経済
費
その
他の
行政
費
基準
需要
額に
占め
る割
合(
%)
社会資本整
備計
画等に関す
る分
標準
団体
の基
準財
政需
要額
の分
析(
都道
府県
)
費目
標準団体
の基準需要
額国庫負
担金
裏負担分
国庫補
助金等
裏負
担分
地方単独事
業
その他
法令等
に基づ
く事業
11
【
表2
】
単位
:百万
円
法令
によ
る義務
付け分
法令
の整備
目標
等に
基づ
く分
消防
費消
防費
1,07
822
614
442
道路
橋り
ょう
費44
78
439
港湾
費24
824
8
都市
計画
費18
822
166
公園
費10
73
104
下水
道費
2222
その
他の
土木
費20
323
180
小学
校費
710
71
中学
校費
620
62
高等
学校
費37
60
358
18
その
他の
教育
費79
625
771
生活
保護
費66
147
717
312
社会
福祉
費1,
254
761
136
357
保健
衛生
費43
329
405
高齢
者保
健福
祉費
2,48
483
671
1,57
7
清掃
費68
668
6
農業
行政
費32
332
290
商工
行政
費12
312
3
その
他の
産業
経済
費77
176
企画
振興
費55
555
5
徴税
費29
829
8
戸籍
住民
基本
台帳
費16
916
9
その
他の
諸費
1,43
11,
431
12,0
902,
102
343
173
973
1,44
87,
051
17.3
9%2.
84%
1.43
%8.
04%
11.9
7%58
.32%
29.7
0%
※四
捨五入
の結果
、合
計が合
わない
場合
がある
。
土木
費
教育
費
厚生
労働
費
義務
的経
費の
割合
産業
経済
費
その
他の
行政
費
合
計
基準
需要
額に
占め
る割
合(
%)
社会
資本
整備計
画等に
関す
る分
標準
団体
の基
準財
政需
要額
の分
析(
市町
村)
費目
標準団
体の
基準需
要額
国庫
負担金
裏負
担分
国庫
補助
金等
裏負担
分
地方単
独事
業
その他
法令
等に
基づ
く事業
12
【表
3】
基準
財政
需要
項目
根拠
等法
令によ
る義
務づ
け分
法令
の整
備目
標等
に基
づく
分
警察
費警
察費
28,794,562
0都
道府
県警
察費
(警
察官
備品
等)
224,725警
察職
員数
警察
法第
57
条に
より
政令
で定
める
数22,483,973
6,085,864
7,383,500
(内訳
)
補修費
補助
88,500
一般道
路改
築費
補助
5,615,000
道路管
理者
・公
安委
員会
分1,680,000
155,000
(内訳
)
洪水想
定区
域調
査費
補助
金29,200
基礎調
査費
補助
金125,800
港湾費
251,945
00
社会
資本
整備
計画
251,945
その他
の土
木費
2,311,747
0公
営住
宅家
賃対
策補
助金
等431,000
社会
資本
整備
計画
1,880,747
小学校
費41,839,348義
務教
育費
国庫
負担
金18,747,660
023,091,688
中学校
費23,177,495義
務教
育費
国庫
負担
金10,325,527スクールカウンセラー活
用事
業費
補助
金51,790
12,800,178
高等学
校費
27,229,718
0理
科教
育設
備費
補助
金5,447高
校職
員数
公立
高等
学校
の適
正配
置及
び教
職員
定数
の標
準等
に関
する
法律
23,897,027
3,327,244
特殊教
育諸
学校
費7,961,552義
務教
育費
国庫
負担
金等
1,780,506就
学奨
励費
109,589
6,071,457
25,960
(内訳
)
体育・
スポ
ーツ
振興
事業
費等補
助778
私立高
等学
校等
経常
費補
助25,182
生活
保護
費負
担金
3,849,441
(内
訳)
保護
費3,755,797
保護
施設
事務費
82,745
生活
保護
法施行
事務
費3,215
自立
支援
プログ
ラム
自立支
援サービス整
備事
業費
7,684
児童
保護
措置
費負
担金
児童
扶養
手当
給付
費負
担金
等更
生援
護施
設事
務費
負担
金等
特別
障害
者手
当等
給付
費負
担金
2,313,269
593,284
(内
訳)
(内訳
)
児童
保護
措置費
(保
育所
等)
1,919,854セ
ーフ
ティ
支援
対策
等補
助金
393
児童
保護
措置費
(一
時保
護所
)29,890地
域福
祉推
進等
事業
費(
都道
府県
)21,422
母子
家庭
等対策
総合
支援
事業
13,302地
域福
祉推
進等
事業
費(
市町
村)
14,281
母子
家庭
等対策
総合
支援
事業
257福
祉サ
ービ
ス支
援基
盤整
備事業
7,208
母子
家庭
自立支
援給
付金
400生
活福
祉資
金貸
付等
補助
金4,174
児童
扶養
手当給
付費
249,012婦
人相
談員
手当
4,477
母子
寡婦
福祉貸
付金
34,559児
童虐
待、
DV
対策
等総
合支援
事業
1,078
更正
援護
施設事
務費
負担
金等
27,606一
時保
護所
保護
負担
金10,851
特別
障害
者手当
等給
付費
38,390婦
人保
護施
設運
営費
補助
金17,304
児童厚
生施
設等
活動
推進
事業
費等
163,263
児童相
談所
機能
強化
・ひ
きこ
もり
児童
対策
7,766
育成医
療費
・小
児慢
性特
定疾患
対策
費202,109
障害者
社会
参加
総合
推進
事業
費等
35,617
身体障
害者
適正
判定
事業
費1,016
心身障
害者
扶養
共済
制度
特別
調整
費等
102,326
感染
症予
防負
担金
等375,076
1,415,680
(内
訳)
(内訳
)
感染
症予
防負担
金等
375,076地
域保
健医
療等
推進
事業
費等
12,971
母子保
健衛
生費
補助
金等
43,447
通院患
者医
療費
等1,071,836
生活衛
生営
業指
導等
補助
9,113
救急医
療施
設運
営費
等補
助等
192,900
看護師
養成
所運
営費
補助
金等
85,411
中毒者
入院
措置
費2
490,329
(内訳
)
在宅福
祉事
業費
(老
人ク
ラブ
等)
51,176
在宅福
祉事
業費
(介
護予
防、
地域
支え
合い
等)
426,010
認知症
予防
対策
事業
費13,143
131,235
(内訳
)
中小企
業福
祉事
業5,573
訓練手
当46,882
職業訓
練指
導員
研修
等932
中高年
齢者
等職
場適
応訓
練費
1,836
認定職
業訓
練32,573
技能検
定実
施等
醸成
費11,358
設備整
備費
32,083
984,234
3,804,691
13,814,866
14,623,009
保健
所職
員数
国民
健康
保険
関係
交付
金
地域
保健
法1
0条
国民
健康
保険
法11,754,105
5,973,698
1,481,562
高齢者
保健
福祉
費29,058,515財
政安
定化
基金
負担
金(介
護保
険)
130,311
老人
医療
給付
費負
担金
老人
保険
特別
会計
繰出
金老
人保
健法
衛生費
17,349,552
ケー
スワ
ーカ
ーの
数
社会福
祉費
10,361,813
児童
福祉
法1
2条
の2
児童
手当
法
児童
相談
所職
員数
児童
手当
給付
費
9,267,098
生活保
護費
5,197,481
0136,280
社会
福祉
法第
16
条1,211,760
その他
の教
育費
9,293,058
0
3,498,677
0社
会資
本整
備計
画
地方
単独
事業
道路橋
りょ
う費
12,331,455
社会
資本
整備
計画
19,714,955
都道
府県
分出
典:
平成
17
年度
地
方交
付税
制度
解説
より
作成
地方
自治
体に
よる
国庫
補助
金等
裏負
担地
方自
治体
によ
る国
庫負
担金
裏負
担分
費目
土木
費
教育
費
0
河川費
3,653,677
費目
額項
目額
項目
額そ
の他
国の
法令
等に
より
義務
付け
等が
行わ
れて
いる
事業
社会
資本
整備
事業
分
労働費
1,115,469
0
厚生
労働
費
13
基準
財政
需要
項目
根拠
等法
令に
よる
義務づ
け分
法令
の整備
目標
等に
基づ
く分
802,
162
(内
訳)
バイ
オマ
ス利
活用
推進
交付
金16
5,66
9
協同
農業
普及
事業
交付
金40
8,43
5
農山
漁村
地域
活性
化推
進交
付金
56,601
農業
・食
品産
業強
化対
策推
進交
付金
69,559
牛肉
等管
財財
源競
争力
強化
精算
総合
対策
費交
付金
45,477
植物
防疫
事業
交付
金6,48
0
消費
・安
全対
策推
進費
交付
金等
49,941
623,
550
(内
訳)
地域
森林
計画
編成
事業
費補
助金
等8,54
9
保安
林整
備管
理費
補助
金3,88
6
林業
普及
指導
事業
交付
金58
,338
林業
・木
材産
業振
興推
進交
付金
外8,65
3
森林
病害
虫等
防除
費31
,813
森林
整備
・保
全推
進交
付金
7,22
7
治山
事業
補助
金外
505,08
4
16,9
91
(内
訳)
漁協
等経
営基
盤強
化対
策事
業費
437
内水
面漁
業振
興対
策16
,457
沿岸
漁業
改善
資金
助成
費97
346,
049
(内
訳)
地域
産業
総合
支援
事業
費補
助金
9,14
5
小規
模事
業経
営支
援事
業費
補助
金17
1,17
7
経営
技術
支援
等事
業費
等11
2,89
8
下請
中小
企業
取引
情報
提供
等8,55
2
商店
街振
興組
合指
導事
業費
補助
金2,27
7
施設
等整
備事
業費
補助
金42
,000
企画
振興
費2,
945,
110
0交
通事
故相
談所
交付
金1,
863
2,94
3,24
7
徴税
費4,
740,
520
00
4,74
0,52
0
恩給
費70
5,96
00
070
5,96
0
674,
693
市町
村消
防設
備整
備費
補助
金36
,250
都市
計画
事業
費補
助等
94,085
海岸
保全
施設
整備
費補
助金
267,56
0
都市
公園
事業
費補
助27
6,79
8
合計
272,
060,
255
37,5
29,1
5913
,482
,847
50,7
46,2
6623
,897
,027
28,1
30,7
6211
8,27
4,19
4
13.7
9%4.
96%
18.6
5%8.
78%
10.3
4%43
.47%
2,58
7,74
0
10,1
67,9
38農
業行
政費
10,9
77,4
69家
畜伝
染予
防費
負担
金7,
369
土地
改良
長期
計画
基準
需要
額に
占め
る割
合(
%)
地方
単独
事業
地方
自治
体に
よる
国庫
補助
金等
裏負
担地
方自
治体
によ
る国
庫負
担金
裏負
担分
費目
産業
経済
費
その
他の
行政
費
費目
額項
目額
項目
額そ
の他
国の
法令
等に
より
義務
付け
等が
行われ
てい
る事
業社
会資
本整
備事
業分
825,
410
商工
行政
費4,
027,
599
0 00
林野
行政
費3,
211,
290
0
16,6
24,3
26
3,68
1,55
0
その
他の
諸費
17,2
99,0
19
水産
行政
費84
2,40
1
14
【表
4】
基準
財政
需要
項目
根拠
等法
令に
よる
義務
付け
分法
令の
整備
目標
等に
基づ
く分
消防
費消
防費
1,077,940
0消
防防
災施
設整
備費
補助
金21,864消
防吏
員消
防力
の整
備指
針614,220
441,856
道路
橋り
ょう
費446,532
08,000
社会
資本
整備
計画
438,532
0(内
訳)
一般
道路改築
費補助
6,900
交通
安全施設
等整備事
業費補
助1,100
港湾
費248,009
00
社会
資本
整備
計画
248,009
0
15
都市
計画
費187,820
0都
市計
画事
業費
22,000
社会
資本
整備
計画
165,820
0公
園費
106,535
0公
園費
2,700
社会
資本
整備
計画
103,835
0下
水道
費21,501
00
社会
資本
整備
計画
21,501
0そ
の他
の土
木費
202,710
0公
営住
宅家
賃対
策補
助等
23,000
社会
資本
整備
計画
179,710
0小
学校
費70,879
060
70,819
(内
訳)
要保
護児童関
係経費
30
給食
設備備品
、理科設
備備品
30
中学
校費
61,781
0112
61,669
(内
訳)
要保
護生徒関
係経費
71
給食
設備備品
、理科設
備備品
41
高等
学校
費376,122
0理
科教
育設
備費
補助
金80高
校職
員数
公立
高等
学校
の適
正配
置及
び教
職員
定数
の標
準等
に関
する
法律
358,364
17,678
その
他の
教育
費795,851
024,870
770,981
(内
訳)
幼稚
園就園奨
励費補助
等24,742
幼稚
園就園奨
励費補助
等128
生活
保護
費660,888生
活保
護負
担金
476,571
0ケ
ース
ワー
カー
の数
社会
福祉
法第
16
条172,560
11,758
(内訳
)保
護費
469,412
保護施設事
務費
6,198
自立
支援
プロ
グラ
ム自
立支
援サ
ービ
ス整
備事
業費
961
社会
福祉
費1,254,415
保育
所運
営負
担金
更生
援護
施設
事務
費負
担金
更正
医療
給付
費負
担金
特別
障害
者手
当等
給付
費負
担金
知的
障害
者援
護措
置費
負担
金等
児童
扶養
手当
給付
費負
担金
等
761,474
136,359
356,582
(内訳
)(内
訳)
保育所運営
負担金
444,054放課
後児童健
全育成事
業1,677
小規模授産
施設運
営費
1,176放課
後児童健
全育成事
業13,154
事務費(更
生援護
施設
等
)55,721児童
厚生施設
等活動推
進事業
費2,840
更生医療給
付関係
18,214医師
等手当
31
特別障害者
手当等
給付費
6,923身体
障害者デ
イサービ
ス事業
費7,764
扶助費(知的障害者施設訓練等支援費他
)164,582障
害者自
立支
援・社
会参
加総
合推
進事
業1,525
児童扶養手
当給付
費70,379身体
障害者短
期入所事
業費
2,053
母子家庭等
自立支
援給付金
事業
168訪問
介護事業
費43,378
母子家庭等
日常生
活支援事
業187日常
生活用具
給付等事
業費
1,645
母子家庭等
自立支
援推進事
業72制度
改革施行
事務費
415
障害
者給
付認定
調査
員等研
修等
事業費
82
児童
手当交付
金61,799
保健
衛生
費433,412保
険基
盤安
定負
担金
28,563
0404,849
高齢
者保
健福
祉費
2,483,776
保
険事
業等
負担
金介
護保
険給
付負
担金
835,842
70,855
1,577,079
(内訳
)(内
訳)
老人保健事
業費
52,050老人
クラブ
助成費
4,781
介護保険特
別会計
繰出金
783,792在宅
福祉事業
62,746
老人
保健医療
特別会計
繰出金
3,329
清掃
費686,226
00
686,226
農業
行政
費322,580
032,480
土地
改良
長期
計画
290,100
0(内
訳)
農業
委員会交
付金
8,947
農業
関係補助
金23,533
商工
行政
費122,656
00
122,656
その
他の
産業
経済
費76,816
0森
林病
害虫
防除
費補
助金
1,046
75,770
企画
振興
費555,207
00
555,207
徴税
費298,090
00
298,090
戸籍
住民
基本
台帳
費168,984
00
168,984
その
他の
諸費
1,430,923
00
1,430,923
12,089,653
2,102,450
343,427
172,560
972,584
1,447,507
7,051,126
17.39%
2.84%
1.43%
8.04%
11.97%
58.32%
項目
合計
基準
需要
額に
占め
る割
合(
%)
その
他の
行政
費
産業
経済
費厚生
労働
費教育
費
土木
費
費目
額
市町村
分出
典:
平成
17
年度
地
方交
付税
制度
解説
より
作成
地方
自治
体に
よる
国庫
負担
金裏
負担
分地
方自
治体
によ
る国
庫補
助金
等裏
負担
地方
単独
事業
費目
その
他額
項目
額
国の
法令
等に
より
義務
付け
等が
行わ
れて
いる
事業
社会
資本
整備
事業
分
【表5】
○都道府県
基準財政需要の算定基準による区分 決算状況調における区分
道路橋りょう費 道路橋りょう費
河川費 河川海岸費
港湾費 港湾費
土木管理費
都市計画費(街路費)
都市計画費(公園費)
都市計画費(下水道費)
都市計画費(区画整理費等)
住宅費
空港費
農業費
畜産業費
農地費
【表6】
○市町村
基準財政需要の算定基準による区分 決算状況調における区分
道路橋りょう費 道路橋りょう費
港湾費 港湾費
都市計画費(街路費)
都市計画費(区画整理費等)
公園費 都市計画費(公園費)
下水道費 都市計画費(下水道費)
土木管理費
河川費
住宅費
空港費
農業費
畜産業費
農地費
その他の土木費その他の諸費のうち、都市計画費、海岸保全施設費、土木行政費、公用・公共施設等建設費
農業行政費
その他の土木費その他の諸費(面積を単位とするもの)のうち、共通費を除いたものその他の諸費(人口を単位とするもの)のうち、公用・公共施設建設費及びその他の事業
農業行政費
都市計画費
16
土木
費・
農業
行政
費に
おけ
る基
準財
政需
要額
及び
決算
額の
比較
(都
道府
県・
経常
的経
費)
【表
7-
1】
(単位:
千円)
基準
財政需
要決算
額比
率(%
)基準財
政需
要決算
額比率
(%
)基準財
政需要
決算額
比率
(%)
基準財政
需要
決算額
比率(
%)
基準財政
需要
決算額
比率(
%)
1 北海
道47,2
80,3
2216,818
,276
35.6
6,13
1,30
05,189,
986
84.6
2,46
6,002
3,737,33
0151.
65,738,
159
14,2
72,9
28248.7
16,562,6
5040,5
29,730
244.7
2 青
森8,
685,18
63,071,
467
35.4
731,23
4877,
986
120.
11,84
5,422
2,318,80
6125.
72,030,
195
8,681,43
7427.6
8,354,
002
13,5
68,016
162.4
3 岩
手10,7
79,2
226,091,
482
56.5
1,13
9,01
21,676,
163
147.
21,22
6,988
2,281,93
0186.
02,214,
509
4,573,02
5206.5
9,662,
990
9,96
2,82
710
3.1
4 宮
城7,
474,43
21,290,
659
17.3
1,00
3,35
21,440,
283
143.
51,41
1,362
4,488,97
1318.
12,529,
603
9,740,26
3385.1
8,939,
045
10,5
38,508
117.9
5 秋
田8,
843,87
82,529,
731
28.6
1,18
3,03
51,241,
769
105.
081
1,794
1,206,56
1148.
61,941,
136
3,939,61
9203.0
8,872,
517
9,26
3,07
310
4.4
6 山
形10,6
63,9
865,998,
452
56.2
1,25
5,38
71,786,
141
142.
348
4,779
565,20
4116.
61,908,
322
5,390,61
6282.5
7,887,
197
9,30
7,72
711
8.0
7 福
島12,4
78,4
688,771,
741
70.3
1,50
1,57
02,955,
500
196.
868
6,020
1,123,51
2163.
82,430,
895
10,6
26,3
56437.1
10,725,6
2412,6
68,153
118.1
8 茨
城12,9
14,1
925,412,
163
41.9
1,03
3,14
41,308,
330
126.
685
8,566
5,283,31
1615.
42,865,
935
10,4
22,7
85363.7
12,211,4
1615,8
86,727
130.1
9 栃
木9,
602,22
44,874,
565
50.8
945,76
32,322,
089
245.
5#D
IV/0!
2,286,
333
6,985,03
2305.5
8,359,
042
9,91
3,24
111
8.6
10 群
馬8,
988,60
21,160,
555
12.9
988,05
7721,
409
73.0
#DIV/0!
2,299,
098
6,686,26
9290.8
7,194,
701
9,25
4,56
212
8.6
11 埼
玉11,9
18,7
781,827,
404
15.3
704,63
44,101,
507
582.
1#D
IV/0!
4,483,
027
26,6
42,1
65594.3
8,488,
066
10,0
81,980
118.8
12 千
葉9,
535,48
82,690,
784
28.2
580,41
2765,
408
131.
91,63
3,958
190,96
411.7
4,087,
537
30,5
16,4
40746.6
9,514,
210
16,4
86,349
173.3
13 東
京14,4
96,6
5015,823
,552
109.2
350,18
93,374,
778
963.
71,32
1,347
6,884,98
3521.
16,458,
516
265,
953,81
84,
117.9
5,785,
819
3,78
9,03
365.5
14 神奈
川5,
322,97
24,220,
179
79.3
284,48
72,432,
393
855.
021
7,025
537,66
7247.
75,084,
178
18,4
06,6
65362.0
6,391,
123
6,89
3,12
410
7.9
15 新
潟17,7
21,3
1815,152
,462
85.5
1,52
7,10
64,145,
232
271.
41,39
3,725
3,536,39
4253.
72,613,
780
11,7
93,0
73451.2
11,507,7
3115,2
68,442
132.7
16 富
山7,
259,86
83,883,
163
53.5
615,79
01,699,
817
276.
086
0,054
1,725,08
8200.
61,741,
533
5,115,52
1293.7
7,041,
082
6,45
6,47
991.7
17 石
川6,
742,66
44,319,
219
64.1
375,19
31,529,
131
407.
681
0,159
1,050,58
5129.
71,780,
553
4,557,16
5255.9
6,632,
035
5,67
3,59
285.5
18 福
井5,
420,16
62,874,
083
53.0
485,58
32,042,
518
420.
654
4,397
767,55
1141.
01,564,
565
3,543,51
4226.5
6,673,
464
5,14
3,43
877.1
19 山
梨3,
767,09
21,300,
432
34.5
667,39
41,758,
654
263.
5#D
IV/0!
1,600,
055
5,115,78
7319.7
6,791,
904
4,65
0,83
868.5
20 長
野11,9
48,2
668,126,
851
68.0
1,67
9,79
02,390,
731
142.
3#D
IV/0!
2,476,
580
10,7
88,2
08435.6
12,718,7
4210,3
84,058
81.6
21 岐
阜10,7
74,1
785,212,
632
48.4
1,18
1,30
61,622,
916
137.
4#D
IV/0!
2,348,
558
6,667,75
2283.9
8,428,
896
7,55
4,96
989.6
22 静
岡11,8
75,5
169,548,
901
80.4
1,02
7,42
52,186,
675
212.
81,41
0,649
405,15
028.7
3,226,
998
12,2
05,6
85378.2
8,334,
648
11,1
08,850
133.3
23 愛
知15,8
09,4
4815,810
,683
100.0
717,00
31,537,
005
214.
42,39
0,903
373,95
215.6
4,524,
757
18,6
02,4
53411.1
9,675,
187
12,4
18,465
128.4
24 三
重8,
644,25
23,742,
865
43.3
875,67
2632,
692
72.3
1,16
6,204
1,413,19
0121.
22,203,
705
8,730,29
3396.2
7,187,
544
6,42
7,99
089.4
25 滋
賀5,
797,10
81,679,
574
29.0
654,89
21,602,
265
244.
769
,564
30,9
3544.5
1,885,
819
8,952,61
5474.7
6,992,
496
6,69
4,31
695.7
26 京
都4,
876,19
02,456,
699
50.4
745,86
41,280,
137
171.
653
3,289
1,070,40
3200.
72,696,
366
6,984,76
0259.0
6,849,
360
7,04
4,65
510
2.9
27 大
阪8,
749,59
49,641,
399
110.2
305,76
76,870,
969
2,247.
11,23
9,149
1,509,12
5121.
85,196,
142
49,5
75,7
81954.1
6,381,
446
5,13
0,27
480.4
28 兵
庫11,6
61,3
404,957,
752
42.5
1,04
1,92
22,260,
191
216.
91,97
4,121
949,68
748.1
3,938,
965
23,7
66,4
12603.4
11,005,0
429,25
4,58
384.1
29 奈
良3,
689,10
44,147,
232
112.4
537,18
71,687,
647
314.
2#D
IV/0!
1,950,
759
3,858,21
3197.8
6,416,
021
4,56
2,03
171.1
30 和歌
山4,
469,95
43,246,
955
72.6
498,21
82,507,
855
503.
41,07
9,584
485,57
845.0
1,710,
340
5,490,97
5321.0
6,653,
304
6,39
6,66
396.1
31 鳥
取5,
324,52
41,288,
285
24.2
515,37
51,126,
147
218.
565
3,146
2,109,23
1322.
91,443,
863
3,303,96
6228.8
6,597,
662
6,32
9,29
595.9
32 島
根6,
202,37
43,023,
042
48.7
1,01
9,44
52,248,
930
220.
61,01
5,597
1,021,44
6100.
61,624,
994
4,368,24
4268.8
7,024,
349
7,29
7,54
710
3.9
33 岡
山8,
607,39
26,800,
118
79.0
869,02
21,589,
908
183.
01,50
5,334
441,73
829.3
2,256,
337
6,248,67
9276.9
8,944,
992
10,4
72,389
117.1
34 広
島8,
610,30
27,593,
822
88.2
1,10
5,09
74,201,
168
380.
22,05
5,701
1,706,22
483.0
2,813,
635
8,112,45
7288.3
8,306,
424
9,54
0,91
711
4.9
35 山
口7,
727,99
02,647,
059
34.3
706,76
21,068,
975
151.
21,82
4,306
806,84
744.2
2,005,
040
6,794,68
0338.9
7,102,
973
7,75
2,33
910
9.1
36 徳
島4,
321,93
27,056,
830
163.3
704,36
81,818,
701
258.
294
5,105
1,276,99
0135.
11,561,
594
5,302,60
6339.6
6,736,
666
5,85
2,76
186.9
37 香
川4,
646,30
04,338,
922
93.4
295,52
61,829,
568
619.
11,02
0,010
1,016,58
199.7
1,681,
018
7,384,13
4439.3
6,991,
992
5,97
7,49
285.5
38 愛
媛6,
875,16
62,547,
573
37.1
946,02
9990,
046
104.
71,28
2,711
112,57
48.
81,983,
446
6,804,54
7343.1
7,130,
088
7,78
0,17
010
9.1
39 高
知5,
317,54
03,391,
182
63.8
952,67
91,116,
585
117.
21,48
9,615
1,558,48
2104.
61,658,
882
5,933,78
2357.7
6,499,
685
7,32
3,49
811
2.7
40 福
岡9,
818,92
23,557,
645
36.2
866,22
91,922,
215
221.
947
0,855
1,453,66
3308.
73,727,
993
7,306,75
1196.0
8,379,
202
12,8
39,520
153.2
41 佐
賀4,
239,87
01,811,
990
42.7
649,83
8786,
014
121.
059
2,876
58,7
259.
91,591,
312
1,806,70
7113.5
7,419,
384
7,72
7,83
410
4.2
42 長
崎4,
784,62
22,639,
278
55.2
315,07
71,170,
245
371.
43,67
4,353
1,457,53
639.7
1,997,
579
3,725,00
3186.5
6,817,
910
7,35
2,54
910
7.8
43 熊
本8,
140,43
45,444,
667
66.9
897,61
71,916,
861
213.
51,08
5,687
4,342,82
8400.
02,206,
084
3,265,30
8148.0
8,455,
910
9,93
3,75
411
7.5
44 大
分6,
863,13
83,447,
463
50.2
1,02
1,44
0775,
943
76.0
1,49
5,577
511,49
234.2
1,813,
741
3,456,73
6190.6
7,103,
074
8,29
9,41
111
6.8
45 宮
崎6,
022,14
8859,
031
14.3
894,42
5860,
783
96.2
1,18
8,341
1,531,54
2128.
91,829,
564
3,531,59
1193.0
7,322,
213
9,24
2,20
812
6.2
46 鹿児
島8,
987,43
85,367,
300
59.7
851,33
31,800,
859
211.
52,27
9,702
2,818,53
8123.
62,170,
440
3,957,07
4182.3
9,802,
800
14,1
97,760
144.8
47 沖
縄2,
863,24
62,314,
184
80.8
104,93
7703,
641
670.
51,13
9,120
2,259,24
3198.
31,869,
309
4,982,15
7266.5
6,409,
973
8,32
2,53
612
9.8
合
計
427,
543,79
624
0,810,
303
56.3
43,4
82,887
93,195,2
37214.
350,153
,097
66,684,1
33133.
012
2,051,
749
694,
870,04
7569.3
385,
282,
601
448,55
4,67
311
6.4
※基
準財政
需要
額及び
決算額
は平
成16
年度
の確定
額によ
る。
※決
算額は
、一
般財源
から
執行し
た額と
した
。
農業
行政
費産
業
経
済
費
土
木
費
経常的経
費道
路橋
りょう
費河 川
費 そ
の他
の土
木費
港湾費
17
土木
費・
農業
行政
費に
おけ
る基
準財
政需
要額
及び
決算
額の
比較
(都
道府
県・
投資
的経
費)
【表
7-
2】
(単位:
千円)
基準
財政需
要決算額
比率(
%)
基準財
政需要
決算
額比率
(%)
基準財
政需
要決
算額
比率(%
)基
準財政
需要
決算
額比率(
%)
基準財
政需
要決
算額
比率
(%
) 1
北
海道
73,463,8
2520
,939
,660
28.5
13,123
,064
6,92
0,34
652.7
2,767,90
6607
0.0
41,677
,732
4,79
6,686
11.5
62,5
09,646
6,554,14
210
.5 2
青
森
24,834,2
6016
,725
,201
67.3
4,10
9,024
4,27
9,10
4104.
12,
192,75
2148,
503
6.8
22,244
,899
5,05
2,546
22.7
8,89
6,37
28,
771,00
898
.6 3
岩
手
25,567,6
4011
,143
,919
43.6
4,45
1,832
2,87
3,22
464.5
1,136,16
8466,
941
41.1
22,373
,374
5,32
7,931
23.8
9,25
8,25
611,0
95,6
0611
9.8
4 宮
城
18,564,5
805,968,
496
32.1
4,27
9,552
3,77
3,03
588.2
784,17
0282,
079
36.0
15,696
,360
2,23
2,510
14.2
8,05
8,59
88,
581,61
810
6.5
5 秋
田
23,263,2
4515
,534
,366
66.8
3,89
1,776
2,79
6,71
371.9
1,025,98
0257,
449
25.1
19,483
,218
6,31
1,985
32.4
7,17
8,56
26,
401,50
989
.2 6
山
形
23,827,6
6010
,691
,351
44.9
4,20
2,464
2,81
3,65
167.0
518,65
059,6
5711
.517
,664
,857
5,18
3,327
29.3
6,72
0,23
33,
933,96
858
.5 7
福
島
28,928,9
6521
,649
,021
74.8
3,80
3,592
3,12
3,21
782.1
796,56
4409,
799
51.4
16,376
,923
4,32
9,103
26.4
9,12
9,26
910,3
31,0
5611
3.2
8 茨
城
23,277,6
258,493,
000
36.5
4,25
6,776
3,54
7,50
583.3
771,52
8766,
338
99.3
16,339
,152
5,49
3,446
33.6
9,59
5,33
17,
410,88
677
.2 9
栃
木
26,318,9
9515
,406
,648
58.5
4,26
7,872
3,76
7,67
688.3
#DIV
/0!
15,007
,850
6,23
7,834
41.6
6,49
2,06
24,
135,36
063
.710
群
馬
19,804,8
557,988,
918
40.3
3,25
4,632
2,73
1,32
983.9
#DIV
/0!
15,135
,692
3,34
8,229
22.1
5,36
4,20
05,
977,75
011
1.4
11 埼
玉
26,358,5
404,805,
918
18.2
6,55
8,904
3,48
6,71
153.2
#DIV
/0!
23,339
,521
5,63
4,124
24.1
4,79
1,54
43,
502,60
573
.112
千
葉
21,311,1
606,498,
961
30.5
4,66
8,496
3,84
4,20
782.3
1,010,18
5423,
262
41.9
18,539
,446
5,67
7,216
30.6
6,32
0,86
66,
703,97
510
6.1
13 東
京
44,768,5
3559
,365
,942
132.6
10,830
,280
4,99
8,53
046.2
1,313,28
94,
361,
719
332.1
38,730
,115
132,55
1,566
342.2
1,22
9,99
9526,07
642
.814
神
奈川
15,760,4
803,583,
501
22.7
7,18
0,864
841,38
711.7
182,27
820,9
1311
.516
,464
,091
8,89
2,372
54.0
1,72
0,38
71,
549,62
690
.115
新
潟
32,279,5
0512
,677
,904
39.3
4,68
4,264
4,85
2,74
4103.
61,
986,05
7521,
703
26.3
22,019
,055
7,47
4,348
33.9
10,5
21,817
11,6
49,4
0111
0.7
16 富
山
16,576,5
454,487,
194
27.1
2,01
9,472
579,52
728.7
877,24
314,5
721.7
14,557
,162
2,40
2,827
16.5
4,45
3,23
43,
322,76
274
.617
石
川
17,176,9
107,288,
930
42.4
2,03
6,408
1,96
7,40
496.6
1,017,01
5254,
872
25.1
16,536
,836
7,31
0,626
44.2
3,75
9,10
74,
972,07
413
2.3
18 福
井
15,947,4
207,810,
481
49.0
2,72
6,696
3,95
2,25
0144.
9869,67
4432,
502
49.7
12,142
,082
2,89
6,425
23.9
3,55
8,53
84,
303,01
312
0.9
19 山
梨
18,560,9
8515
,230
,030
82.1
3,18
3,968
2,75
0,92
486.4
#DIV
/0!
15,087
,700
4,94
8,390
32.8
2,73
0,43
03,
660,35
013
4.1
20 長
野
32,915,8
2018
,154
,515
55.2
5,07
6,712
3,51
9,09
969.3
#DIV
/0!
21,243
,462
6,83
2,302
32.2
7,25
8,09
21,
942,89
326
.821
岐
阜
26,031,3
9519
,363
,497
74.4
3,11
2,720
7,07
9,72
8227.
4#DIV
/0!
16,745
,782
5,94
4,912
35.5
4,75
7,17
64,
453,48
793
.622
静
岡
29,712,6
7513
,437
,092
45.2
6,70
7,240
5,70
9,08
585.1
1,445,20
4896,
850
62.1
19,321
,057
7,92
5,942
41.0
4,69
1,76
94,
711,27
010
0.4
23 愛
知
29,561,6
859,845,
315
33.3
7,08
2,752
8,10
8,17
2114.
53,
018,92
73,
460,
176
114.6
20,798
,133
6,80
8,803
32.7
5,73
6,82
513,2
42,0
6623
0.8
24 三
重
20,106,8
357,477,
116
37.2
4,13
2,968
4,53
3,97
8109.
71,
408,96
2569,
367
40.4
16,372
,090
4,60
9,877
28.2
4,75
7,44
44,
810,22
810
1.1
25 滋
賀
16,576,5
457,438,
940
44.9
4,97
8,016
3,86
8,58
877.7
63,0
2314,6
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大
阪
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4.4
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知
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990