Keysight Technologies Xシリーズ測定アプリケー …...Keysight Technologies Xシリーズ測定アプリケーション – 新規格のいち早対応により、デザイン期間を短縮

Keysight TechnologiesXシリーズ測定アプリケーション

– 新規格のいち早い対応により、デザイン期間を短縮 – 移動体通信、無線接続、デジタルビデオ、汎用アプリケーションの変化し続ける測定ニーズに対応

– Xシリーズシグナル・アナライザ間でアプリケーションを移動可能なので、必要なときに柔軟に対応可能

02 | Keysight | Xシリーズ測定アプリケーション - Brochure

目次

移動体通信

LTE/LTE-Advanced FDD ...................................................................................................... 7

LTE/LTE-Advanced TDD ....................................................................................................... 7

マルチスタンダード無線機（MSR） ......................................................................................... 8

W-CDMA/HSPA+ ................................................................................................................. 8

GSM/EDGE/EVO ................................................................................................................... 9

TD-SCDMA/HSPA ................................................................................................................ 9

1xEV-DO ............................................................................................................................. 10

cdma2000®/cdmaOne........................................................................................................ 10

iDEN/WiDEN/MotoTalk ...................................................................................................... 11

WiMAXおよびワイヤレスネットワーキング

無線LAN 802.11a/b/g/n/ac ................................................................................................ 12Bluetooth® ............................................................................................................................ 12

Mobile WiMAX™ ................................................................................................................. 13

Fixed WiMAX ....................................................................................................................... 13

デジタルビデオ

CMMB ................................................................................................................................. 14

デジタルケーブルTV ............................................................................................................ 14

DTMB（CCTB） ...................................................................................................................... 15

DVB-T/H/T2 ........................................................................................................................ 15

ISDB-T/Tmm ....................................................................................................................... 16

汎用

アナログ復調 ........................................................................................................................ 17

位相雑音 ............................................................................................................................... 17

雑音指数 ............................................................................................................................... 18

VXAベクトル信号解析 .......................................................................................................... 18

EMC ..................................................................................................................................... 19

MATLABソフトウェア.......................................................................................................... 19

パルス .................................................................................................................................. 20

SCPIコマンド言語の互換性 .................................................................................................. 20

プログラミング言語の互換性 ............................................................................................... 21


Xシリーズ測定アプリケーション

業界で最も豊富な測定アプリケーションにより、Xシリーズシグナル・アナライザの機能を拡張できます。25種類を超える測定アプリケーションにより、Xシリーズシグナル・アナライザの機能が向上し、解析時間が短縮されます。移動体通信、無線接続、デジタルビデオ、汎用アプリケーションのそれぞれ固有の作業に不可欠な測定機能を提供します。

Xシリーズ測定アプリケーションを使用すれば、Xシリーズシグナル・アナライザを規格に準拠したRFトランスミッターテスターとして使用できます。デバイスや機器のデザイン／評価／製造のための高速なワンボタンRFコンフォーマンス測定により、最先端のデザインや製造の課題に対応できます。Xシリーズシグナル・アナライザは、アップグレード可能なCPU、メモリ、ディスクドライブ、I/Oポートにより、テスト資産を最新の状態に保つことができ、長期間にわたって使い続けることができます。

一貫性のある測定フレームワーク

一貫した操作とテストメソッド、実証済みのアルゴリズム、アプリケーション、正確な結果により、組織全体で測定の品質を確保できます。製品開発のすべての段階でテスト・システム・ソフトウェアを利用できるので、チームの作業効率が向上します。PXA、MXA、EXA、CXA

のどのアナライザでアプリケーションを実行しても同じ結果が得られるので、開発から製造までの一貫性を確保できます。違いは使用する測定器ハードウェアの性能レベルだけなので、アプリケーションに応じて必要な性能レベルを選択できます。さらに、Xシリーズのすべてのモデルで一貫したプログラミングコマンドが使用でき、テストシステム作成の手間とコストを最小化できます。さらに、複数のXシリーズアナライザ間でアプリケーションを移動できるので、EXAからPXA

へ、ラボ内の別の測定器へ、あるいは遠く離れた場所にアプリケーションを移動することにより、テスト資産をさらに有効活用できます。また、使いやすい共通のユーザーインタフェースを採用しているので、効率と生産性が向上します。1つのXシリーズアナライザの使い方を覚えれば、すべてのアナライザを使用できるようになります。


データ解析能力の拡張とカスタマイズ

OSとしてWindows XPを搭載しているので、カスタム復調マクロを作成したり、MATLABなどのアプリケーションを実行したりして、無線データの詳細な解析と視覚化、変調方式の実行とテスト、自動テストの開発などを行うことができます。

購入前に試用できます

Xシリーズ測定アプリケーションの無料の30日間試用版では、お持ちのXシリーズアナライザ上で、各アプリケーションの機能を制限なしでご試用いただけます。試用ライセンスは以下のサイトからオンラインで入手できます。www.keysight.co.jp/find/X-Series_trial

Xシリーズアプリケーションと 89600 VSAソフトウェア

Xシリーズ測定アプリケーションを使用すれば、Xシリーズアナライザに内蔵された各方式専用のワンボタン測定が可能になります。高速測定、合否判定テスト、簡単な操作を実現するこれらのアプリケーションは、デザイン検証や製造に最適です。

89600 VSAソフトウェアは、復調解析とベクトル信号解析のための包括的なツールセットです。これらのツールにより、信号のあらゆる側面を解析して、最先端のデザインを最適化できます。89600 VSAソフトウェアは、キーサイトのさまざまなハードウェアプラットフォームと組み合わせて、研究開発における信号の問題を解決するために使用できます。

www.keysight.co.jp/find/89600vsa



CMMB N6158AW6158A ● ● ● ● 固定、トランスポータブル

デジタルケーブルTV N6152AW6152A ● ● ● ● 固定、トランスポータブル

DTMB（CTTB） N6156AW6156A ● ● ● ● 固定、トランスポータブル

DVB-T/H/T2 N6153AW6153A ● ● ● ● 固定、トランスポータブル

ISDB-T/Tmm N6155AW6155A ● ● ● ● 固定、トランスポータブル

1. アプリケーションモデル番号が“N”で始まるものは、PXA、MXA、EXAシグナル・アナライザおよびMXE EMIレシーバー用です。アプリケーションモデル番号が“W”で始まるものは、CXAシグナル・アナライザ用です。

2. 802.11acはCXAではサポートされていません。3. LTE-Advanced FDD/TDDはCXAではサポートされていません。

無線接続

Mobile WiMAX N9075AW9075A ● ● ● ● 固定、トランスポータブル

Fixed WiMAX N9074A ● ● 固定、トランスポータブル

無線LAN 802.11a/b/g/n/ac N9077AW9077A ● ● ● ●2 固定、トランスポータブル

BluetoothN9081AW9081A ● ● ● ● 固定、トランスポータブル

移動体通信測定アプリケーションモデル番号1 PXA MXA EXA CXA MXE EMI

レシーバーライセンスタイプ（永久）

LTE/LTE-Advanced FDD N9080BW9080A ● ● ● ●3 固定、トランスポータブル

LTE/LTE-Advanced TDD N9082BW9082A ● ● ● ●3 固定、トランスポータブル

MSR N9083AW9083A ● ● ● ● 固定、トランスポータブル

W-CDMA/HSPA+ N9073AW9073A ● ● ● ● 固定、トランスポータブル

GSM/EDGE/EVO N9071AW9071A ● ● ● ● 固定、トランスポータブル

TD-SCDMA/HSPA N9079AW9079A ● ● ● ● 固定、トランスポータブル

1xEV-DO N9076AW9076A ● ● ● ● 固定、トランスポータブル

cdma2000/cdmaOne N9072AW9072A ● ● ● ● 固定、トランスポータブル

iDEN/WiDEN/MotoTalk N6149A ● ● ● 固定、トランスポータブル

製品概要


汎用測定アプリケーションモデル番号1 PXA MXA EXA CXA MXE EMI

レシーバーライセンスタイプ（永久）

アナログ復調 N9063AW9063A ● ● ● ● ● 固定、トランスポータブル

位相雑音 N9068AW9068A ● ● ● ● ● 固定、トランスポータブル

雑音指数 N9069AW9069A ● ● ● ● ● 固定、トランスポータブル

VXAベクトル信号解析 N9064AW9064A ● ● ● ● 固定、トランスポータブル

EMC N6141AW6141A ● ● ● ● 固定、トランスポータブル

MATLAB N6171A ● ● ● ●2 固定

パルス N9051A ● ● ● ●2 固定

SCPIコマンド言語の互換性

N9062AW9062A ● ● ● ● ● 固定

プログラミング言語の互換性 N9061A ● ● ● 固定

1. アプリケーションモデル番号が“N”で始まるものは、PXA、MXA、EXAシグナル・アナライザおよびMXE EMIレシーバー用です。アプリケーションモデル番号が“W”で始まるものは、CXAシグナル・アナライザ用です。

2. N6171AとN9051AはCXAでも使用できます。

製品概要

内蔵ヘルプ

何百ページものマニュアルをめくる代わりに、ヘルプキーを押すだけで、Xシリーズアナライザに内蔵されたヘルプメニューにアクセスし、すべてのキーとメニューに関する情報をその場で見ることができます。ヘルプには、便利なSCPI

プログラミング・コマンド・リファレンスも収録されています。


移動体通信

移動体通信測定アプリケーションは、既存の2G/3Gシステムから新しい3.5Gおよび4G通信システムまで、さまざまなテクノロジーに対応しています。これらの測定アプリケーションは3GPP/3GPP2規格に準拠し、規格の変更にも忠実に対応するので、最先端のデザイン／製造の課題に対応できます。

LTE/LTE-Advanced FDD

– シングルキャリアー／マルチキャリアー LTE/LTE-Advanced

FDD信号の解析

– 1つのオプションでダウンリンクとアップリンクの両方を解析 – 最大5本の隣接／非隣接のコンポーネントキャリアーを伴うキャリアーアグリゲーションをサポート

– トランスミッター特性測定 – 基地局：EVM、周波数誤差、DL RSパワー、RSTP、OSTP、時間調整誤差（TAE）、SEM、ACLR、CACLR

– ユーザー機器：EVM、周波数誤差、帯域内エミッション、SEM、オン／オフ時間マスク、ACLR、CACLR

– カラーコード化されたマルチ測定表示：EVM対サブキャリアー、シンボル、スロット、リソースブロック

– トランスポート層チャネルのデコード – PXA/MXAのオプションBBA（BBIQ入力）によるアナログベースバンド解析

www.keysight.co.jp/find/N9080Bwww.keysight.co.jp/find/W9080A

LTE/LTE-Advanced TDD

– シングルキャリアー／マルチキャリアー LTE/LTE-Advanced

TDD信号の解析 – 1つのオプションでダウンリンクとアップリンクの両方を解析 – 最大5本の隣接／非隣接のコンポーネントキャリアーを伴うキャリアーアグリゲーションをサポート

– すべてのダウンリンク／アップリンクおよび特殊サブフレーム長構成

– トランスミッター特性測定 – 基地局：EVM、周波数誤差、DL RSパワー、RSTP、OSTP、送信オン／オフパワー、時間調整誤差（TAE）、SEM、ACLR、CACLR

– ユーザー機器：EVM、周波数誤差、I/Qオフセット、帯域内エミッション、SEM、オン／オフ時間マスク、ACLR、CACLR

– カラーコード化されたマルチ測定表示：EVM対サブキャリアー、シンボル、スロット、リソースブロック

– トランスポート層チャネルのデコード – PXA/MXAのオプションBBA（BBIQ入力）によるアナログベースバンド解析

www.keysight.co.jp/find/N9082Bwww.keysight.co.jp/find/W9082A

図1.　LTE-Advanced FDD

図2.　LTE-Advanced TDD


図4.　W-CDMA/HSPA+

W-CDMA/HSPA+

– 3GPP TS 25規格に基づいたW-CDMA、HSPA、HSPA+

– 1つのオプションでアップリンクとダウンリンクの両方を解析 – ワンボタントランスミッター測定

– ダウンリンク：EVM、周波数誤差、CPICHパワー、64QAM

RCDE、SEM、ACLR

– アップリンク：EVM、周波数誤差、PkCDE、RCDE、スロットパワー、SEM、ACLR

– マルチ測定表示：コンスタレーション、コードドメイン、数値表示

– すべてのチャネルと信号の自動検出 – PXA/MXAのオプションBBA（BBIQ入力）によるアナログベースバンド解析

www.keysight.co.jp/find/N9073Awww.keysight.co.jp/find/W9073A

図3.　MSR

マルチスタンダード無線機（MSR）

– 3GPP TS 37規格に基づいたMSR信号解析 – 2G、3G、4G信号の組み合わせによるトランスミッターテスト – ワンボタン測定

– 変調品質：EVM、周波数誤差 – スペクトラム測定：チャネルパワー、隣接チャネル漏洩電力（ACLR）、累積ACLR（CACLR）、スペクトラム・エミッション・マスク（SEM）、トランスミッター・スプリアス・エミッション

– 自動シーケンス機能により、広帯域解析オプションが不要

– 3GPP規格の連続／非連続テスト構成定義に基づいたプリセット選択が可能な搬送波割り当てアルゴリズム



図5.　GSM/EDGE/EVO

GSM/EDGE/EVO

– 3GPP GERAN規格に基づいたGSM、EDGE、EDGE Evolution

– 1つのオプションで基地局と移動機の両方を解析

– ワンボタントランスミッター測定 – 基地局：EVM、位相／周波数誤差、出力RFスペクトラム（ORFS）、パワー対時間（PvT） – 移動機：EVM、位相／周波数誤差、ORFS、PvT、TXバンドスプリアス

– 3GPP TS 45規格に基づいたマルチキャリアー BTS（MCBTS）およびアダプティブQPSK（AQPSK）変調VAMOS測定

– PXA/MXAのオプションBBA（BBIQ入力）によるアナログベースバンド解析


図6.　TD-SCDMA/HSPA

TD-SCDMA/HSPA

– 3GPP Release 25に準拠したTD-SCDMA/TD-HSDPA/

HSUPA/8PSK

– 1つのオプションでアップリンクとダウンリンクの両方を解析

– ワンボタントランスミッター測定 – ダウンリンク：EVM、周波数誤差、パワー対時間、送信パワー、コード・ドメイン・パワー、SEM、ACLR

– アップリンク：EVM、周波数安定度、送信オン／オフパワー、PkCDE、SEM、ACLR

– 複数の結果表示：コンスタレーションダイアグラム、コードドメイン、数値表示、スペクトラム、タイムドメイン




図7.　cdma2000/cdmaOne

cdma2000/cdmaOne

– 3GPP2リリースAに基づいたcdmaOneおよびcdma2000

– 1つのオプションでフォワードリンクとリバースリンクの両方を解析

– フォワードリンクの無線構成（RC）1～ 5とリバースリンクのRC1

～ 4

– 3GPP2規格に基づいた合否判定付きのワンボタンTx測定 – 変調精度：コンポジットρおよびEVM、周波数誤差、I/Qオフセット

– コード・ドメイン・パワー：Hadamardコードまたはビット反転順序で表示

– パワー／スペクトラム測定：チャネルパワー、ACP、SEM、スプリアスエミッション



図8.　1xEV-DO

1xEV-DO

– 3GPP2規格のRel 0、Rev A、Rev Bに基づいた1xEV-DO

– 1つのオプションでフォワードリンクとリバースリンクの両方を解析

– データチャネルQPSK、8PSK、16QAM、64QAMの自動検出 – 3GPP2規格に基づいた合否判定付きのワンボタンTx測定

– 変調精度：コンポジットEVMおよびρ、CDP、CDE、I/Qチップエラー

– パワー／スペクトラム測定：チャネルパワー、パワー対時間、ACP、SEM、スプリアスエミッション




図9.　iDEN/WiDEN/MotoTalk

iDEN/WiDEN/MotoTalk

– iDEN、WiDEN、MotoTalk（複数のスロットフォーマットのWiDENマルチキャリアー BTSを含む）

– 4QAM/16QAM/64QAM変調方式、25/50/75/100/50（外部）kHz

帯域幅 – 1つのオプションで基地局と移動機の両方を解析 – ワンボタントランスミッター測定

– 変調精度：EVM、振幅誤差、位相誤差、BER

– ACP、OBW、パワー対時間

www.keysight.co.jp/find/N6149A


WiMAXおよびワイヤレスネットワーキング

無線接続測定アプリケーションは、Bluetoothから802.11 WLANおよび802.16e OFDMA Mobile WiMAXまで、さまざまなテクノロジーに対応しています。テクノロジーの進歩に伴い、Xシリーズ測定アプリケーションも進化して、複雑化するデザイン／製造テストの問題の解決に引き続き貢献します。

無線LAN 802.11a/b/g/n/ac

– IEEE 802.11a/b/g/n/ac規格 – 合否判定テスト含む規格に基づいたワンボタン測定

– I/Q復調測定：変調精度、パワー対時間、スペクトラムフラットネス、パワー統計、CCDF、各副搬送波のIQ信号劣化

– 掃引スペクトラム測定：スペクトラム・エミッション・マスク、スプリアスエミッション、占有帯域幅、チャネルパワー

– 802.11n信号用のレガシー /ミックスド/Greenfieldモード – 20/40/80/160 MHz、80+80 MHz、256QAMの802.11acをフルサポート

– カスタム復調設定による802.11j、ターボモード、802.11p信号の解析


Bluetooth

– Bluetoothコア仕様バージョン2.1＋EDRおよびLow Energy

（Bluetooth 4.0の一部） – ワンボタントランスミッター測定

– 変調：偏移、初期搬送波周波数許容範囲（ICFT）、搬送波周波数ドリフト、EDR周波数安定度、EDR変調精度

– スペクトラム測定：出力スペクトラム帯域幅、隣接チャネルパワー、EDR帯域内スプリアスエミッション

– マルチ測定表示：RFエンベロープ、復調波形、RFスペクトラム、数値表示


図10.　無線LAN 802.11a/b/g/n/ac

図11.　Bluetooth


図12.　Mobile WiMAX

Mobile WiMAX

– IEEE 802.16 2005規格に基づいた802.16 OFDMA測定

– 1つのオプションで基地局と移動機の両方を解析

– ワンボタントランスミッター測定 – RCE（EVM）、RSSI、プリアンブルPCINR、サブキャリアーフラットネス、IQ指標

– マトリクスA信号の単一入力解析と、マトリクスB（MIMO）信号のパイロットベース解析

– SEM、ACP、チャネルパワー、スプリアスエミッション – 複数レベルのRCE（コンポジット、パイロット、データバースト、非変調、プリアンブル）



図13.　Fixed WiMAX

Fixed WiMAX

– IEEE規格802.16d（802.16-2004） – 量産向けに最適化されたSCPIベースの測定アプリケーション – 測定の切り替えをなくし、収集回数を減らすことで、テスト時間を短縮

– シングル収集（1回の捕捉）で最大36個のバースト測定結果を取得 – 送信パワー、送信出力スペクトラム、変調精度などの測定が可能 – 周波数ホッピングを伴うリスト・パワー・ステップ測定

（＜3.6 GHz）




Xシリーズデジタルビデオ測定アプリケーションを使えば、Xシリーズシグナル・アナライザを変調器、トランスミッター、増幅器、チューナー、ギャップフィルター／リピーター用の規格に基づいたワンボタンテスターとして使用できます。測定アプリケーションは、デジタルケーブルTVからDVB-T/H/T2、DTMB（CTTB）、CMMB、ISDB-T/Tsb

まで、さまざまなデジタル・ビデオ・テクノロジーに対応しています。

CMMB

– CMMB規格

– ワンボタントランスミッター測定 – パワー測定：チャネルパワー、ショルダー減衰、ACP、CCDF、SEM

– 変調精度：MER/EVM、周波数誤差、振幅誤差、位相誤差 – チャネル周波数応答、インパルス応答、スペクトラムフラットネス

– CMMB信号の自動検出または手動設定 – PXA/MXAのオプションBBA（BBIQ入力）によるアナログベースバンド解析


デジタルケーブルTV

– DVB-C（J.83/A）、J.83/B（DOCSIS DS）、J.83/C（ISDB-C）規格

– ワンボタントランスミッター測定 – パワー測定：チャネルパワー、ACP、CCDF、SEM

– 変調精度：MER/EVM、BER、周波数誤差、振幅誤差、位相誤差

– チャネル周波数応答とチャネルインパルス応答 – アダプティブイコライザーのサポート

– 1024QAMまでのJ.83/B



図14.　CMMB

図15.　デジタルケーブルTV


図16.　DTMB（CTTB）

DTMB（CTTB）

– DTMB（CTTB）マルチキャリアー（C＝3780）およびシングルキャリアー（C＝1）モード


– 変調精度：MER/EVM、周波数誤差、振幅誤差、位相誤差 – チャネル周波数応答、インパルス応答、スペクトラムフラットネス

– DTMB（CTTB）信号の自動検出または手動設定 – PXA/MXAのオプションBBA（BBIQ入力）によるアナログベースバンド解析


図17.　DVB-T/H/T2

DVB-T/H/T2

– DVB-T、DVB-H、DVB-T2（V1.1.1およびV1.2.1）規格


– DVB-T/H変調精度：MER/EVM、BER、振幅誤差、位相誤差、周波数誤差、クロック誤差、TPSデコード、MERモニター

– DVB-T2変調精度：MER/EVM、指定したPLPのBER、振幅誤差、位相誤差、周波数誤差、クロック誤差、L1シグナリングデコード、MERモニター

– チャネル周波数応答およびチャネルインパルス応答（プリ、ポスト、0 dBエコーを含むSFNテストをサポート）

– DVB-T、DVB-H、またはDVB-T2信号の自動検出または手動設定




図18.　ISDB-T

ISDB-T/Tmm

– ISDB-T、ISDB-Tb、ISDB-Tsb、ISDB-Tmm規格


– 変調精度：TMCCデコード、MER/EVM、周波数誤差、振幅誤差、位相誤差

– チャネル周波数応答、チャネルインパルス応答、スペクトラムフラットネス

– SDB-T、ISDB-TbまたはISDB-Tsb信号の自動検出または手動設定 – スーパーセグメントによるISDB-Tmm構成の自動検出と表示 – AC（AUXチャネル）のデコード済みビットをACデコード画面に表示


www.keysight.co.jp/find/N6155A www.keysight.co.jp/find/W6155A


汎用

Xシリーズシグナル・アナライザには、RF/マイクロ波トランシーバーとそのコンポーネントの開発／製造用に利用できるさまざまな汎用測定アプリケーションが用意されています。汎用測定アプリケーションは、発振器テスト用の位相雑音測定から、増幅器の雑音指数テスト、30種類以上の復調器をサポートする柔軟なデジタル変調測定アプリケーションによる規格準拠または独自フォーマットのデジタル復調まで、さまざまなソリューションに対応しています。Xシリーズシグナル・アナライザはMATLABをサポートし、新しい信号や規格を解析するためのカスタム測定プログラムをXシリーズアナライザで作成できます。

アナログ復調

– AM、FM、φM信号の復調 – FMステレオ/RDS信号の復調 – AM変調度、FM偏移、φM偏移、THD、SINADオーディオフィルターなどの変調指標の表示

– スピーカーを通じた変調信号の再生（チューン・アンド・リスン） – 複数測定表示：

– RFスペクトラム、復調波形、AFスペクトラム、復調指標の表を同時に表示

– MPX、モノラル、ステレオ、左、右の表示 – RDS/RBDSデコード結果の表示

– AM、FM、φM用に校正済みのアナログ出力


位相雑音

– 対数プロット：周波数ドメインで広いオフセット周波数の位相雑音動作全体を表示

– スポット周波数：ユーザー指定の1つのオフセット周波数での位相雑音の時間変化をモニター

– 高度なマーカー機能のスイート – 内蔵ノイズ測定：RMS位相偏移、RMS位相ジッタ、残留FM

– ESA/PSAスペクトラム・アナライザの位相雑音アプリケーションとコード互換


図19.　アナログ復調

図20.　位相雑音


図21.　雑音指数

雑音指数

– 50 GHzまで（ハードウェア依存）または110 GHz（Kシリーズのブロックダウンコンバーター使用時）までの雑音指数、ノイズファクター、Yファクター、実効温度、ホット／コールドパワー密度測定

– Keysight SNSおよび346シリーズノイズソースをサポート – マルチステージコンバーター測定、外部LO制御、手動測定、基準トレースを利用できる高度な機能

– 不確かさ計算機内蔵 – パワーサイクル中の校正データ保存 – 可変ポイントアベレージングを可能にするユーザー定義掃引時間

– ESA/PSAスペクトラム・アナライザおよびNFA雑音指数アナライザとコード互換


図22.　VXAベクトル信号解析

VXAベクトル信号解析

– ベクトル解析：FFTベースのスペクトラム／タイムドメイン – アナログ復調：AM、FM、φM

– デジタル復調 – 2～ 16 FSK、QPSK、16～ 1024QAMなど30種類以上の変調方式

– 携帯電話、無線ネットワーク、デジタルビデオなど35種類以上の標準プリセット

– 7種類のフィルターとユーザー定義フィルター – PXA/MXAのオプションBBA（BBIQ入力）によるアナログベースバンド解析



図23.　EMC

EMC

– 最新のCISPR 16-1-1またはMIL-STD要件に基づいてデザインを測定できます。

– プリコンプライアンス伝導性／放射性エミッションテストの実行 – 複数のCISPRディテクター：ピーク、準尖頭値、EMI平均、RMS

平均 – 許容範囲外のデバイスエミッションを簡単に特定し、信号を最大化して規制要件と比較

– 信号リスト、周波数スキャン、アクティブ・ディテクター・メータを1つの画面に表示

– 最大2時間分の信号をギャップなしでストリップチャートに表示 – 周波数スキャンリスト内の信号のチューン・アンド・リスン – 周波数スキャンをサブレンジに分割し、各サブレンジ内の最大信号を捕捉


図24.　MATLABソフトウェア

MATLABソフトウェア

– MATLABを測定器上で直接実行するか、GPIBまたはLANインタフェース経由でリモート実行

– XシリーズまたはPSAアナライザと組み合わせてキーサイトから直接購入可能

– MATLAB測定器ドライバーはキーサイトがテストしてサポート

– 主なアプリケーション – 独自のXシリーズアプリケーションの作成、変更、実行が

可能 – 測定の自動化 – カスタム変調方式の実行とテスト – データの解析、フィルタリング、視覚化 – 任意波形の作成 – テストシステムの構築



図25.　パルス

パルス

– 最大1000個の連続パルスのパラメータを解析できます。 – パルス解析測定：

– 周期、幅、PRI/PRF、ドループ、オーバーシュート、立ち上がり／立ち下がり時間、平均パワー、ピークパワー、PDF、CDF、CCDF

– ズーム機能による信号の細部の解析 – マーカーによる絶対／相対測定 – パルス間位相、チャープ、パルス圧縮比などの位相／周波数測定

– 拡張解析および統計 – PSAスペクトラム・アナライザおよびInfiniiumオシロスコープとも組み合わせ可能

– Xシリーズアナライザ、Infiniiumシリーズオシロスコープ、または外部PC上で動作


図26.　SCPIコマンド言語の互換性

SCPIコマンド言語の互換性

– R&S FSP、FSU、FSEスペクトラム・アナライザをリモート制御の自動テスト環境でエミュレート

– 278種類以上のSCPIコマンドと16種類のIEEE 488.2規格SCPIコマンドをサポート

– 以下のような汎用のスペクトラム・アナライザ設定に対応 – 周波数、スパン、RBW、VBW、ディテクター、アベレージタイプ

– マーカー：ノーマル、デルタ、マーカーノイズ、バンドパワー、パワー密度

– リミットライン／リミットチェック機能 – チャネルパワー、ACP、CCDF

– ファイル保存と画面イメージ – 測定器の新規購入時の同時注文は無料、既存の測定器に対するアップグレードは手数料のみ



図27.　プログラミング言語の互換性

プログラミング言語の互換性

– HP/Keysight 856xE/ECおよび8566/68のリモートプログラミング言語をエミュレート

– 最も頻繁に使用される856xE/ECおよび8566/68コマンドをサポート

– フロントパネルまたはリモート・ユーザー・インタフェース経由でアクセス可能

– コマンドエラーをログに記録 – 測定器の新規購入時の同時注文は無料、既存の測定器に対するアップグレードは手数料のみ



柔軟なソフトウェアライセンス

ソフトウェアライセンスと構成

2種類のライセンスタイプがあります。

– 固定永久ライセンス：最初にインストールしたXシリーズシグナル・アナライザ上でアプリケーションを実行できます。

– トランスポータブル永久ライセンス：最初にインストールしたXシリーズアナライザ上でアプリケーションを実行できるだけでなく、アプリケーションを別のXシリーズシグナル・アナライザ（PXA/MXA/EXA）に移動できます。

関連カタログ

『Xシリーズ信号解析、Brochure』5990-7998JAJP

便利なトランスポータブルライセンス

– Xシリーズシグナル・アナライザの間で測定アプリケーションを共有することにより、テスト資産の有効活用が可能

– 測定器ごとに購入するアプリケーションの数を減らすことで、プロジェクトニーズの変化に応じてコストを節約し、テスト資産の投資効率を改善

– テスト機器やDUTを物理的に移動する代わりに、近くのテストベンチにアプリケーションを移動することにより、時間を節約

– 同じアプリケーションを異なるタイムゾーン、部署、テストベンチにある異なる性能のXシリーズで実行可能

– プロジェクトニーズの変化に応じて、1か月あたり10回までアプリケーションを移動可能。アプリケーションのチェックイン／チェックアウトは、測定器またはPCとキーサイトサーバーとの接続により簡単に実行可能

www.keysight.co.jp/find/X-Series_transportable

アップグレードが可能

購入した後でオプションを追加できます。

Xシリーズアプリケーションのオプションはすべて、ライセンスキーによるアップグレードが可能です。

アップグレード


myKeysight

www.keysight.co.jp/find/mykeysightご使用製品の管理に必要な情報を即座に手に入れることができます。

www.lxistandard.org

LXIは、Webへのアクセスを可能にするイーサネットベースのテストシステム用インタフェースです。Keysightは、LXIコンソーシアムの設立メンバーです。

www.keysight.com/go/quality

Keysight Technologies, Inc.DEKRA Certified ISO 9001:2008 Quality Management System

契約販売店

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© Keysight Technologies, 2013 - 2015Published in Japan, May 20, 20155989-8019JAJP0000-00DEPwww.keysight.co.jp

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Keysight Technologies Xシリーズ測定アプリケー …...Keysight Technologies Xシリーズ測定アプリケーション – 新規格の いち早 対応により、デザイン期間を短縮

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