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KGK GRADUATE CHRISTIAN FELLOWSHIP KGK 全国卒業生会ニュースレター 第2号 2011年11月発行 各地区の卒業生会~九州地区の紹介~ 清水 直彦(2003年山口大卒) 全国のみなさんこんにちは。九州地区の卒業生会は現在の活動として福岡地区の卒業生 会でマグマ会、また2009年より始まった卒業生同窓合宿を年一回行っています。九州地 区は卒業生が地区外に就職する事が多く定期的に集まって活動を行うという事は難しい状 況です。その中で今回、卒業生代表者会議と同じくして9月23-24日で行われた九州地区 の卒業生同窓合宿において参加者の有志で今後の卒業生会を話し合う機会が持たれまし た。 九州地区の県レベルのネットワークを築くということで、協力会との連携や、各県での OB会や新卒業生のフォローを目的に各県の世話役を立てようという建設的な話合いをす ることが出来ました。またその話し合いに参加していただいたメンバーから世話役を担っ てくれる方がおこされました。とても感謝な一日となりました。 今後はこのメンバーを中心に卒業生として何を担っていくことが必要なのかを考え活動 を行っていきたいと思います。この卒業生会の一歩が九州地区のKGK活動を支える大き な働きになる事を願っております。是非全国の卒業生の皆様、九州地区卒業生会のために お祈りください。 「FRUITS」とは・・ 本年より発行された、全国の卒業生の交流と学生伝道支援を目的とするニュースレター (年2回発行)です。生涯運動であるKGKの恵みを確認し、励まし合いながら、次世代 を生み出すための学生伝道を支える全国ネットワークを深めていきたいと思います。 <第2号の内容> 1)各地区の卒業生会:九州地区、東海地区 2)全国卒業生代表者会議(福岡)の報告 3)礎70プロジェクトの紹介 2011年9月23-24日 九州地区卒業生合宿にて

KGK 全国卒業生会ニュースレター 第2号 · kgkは生涯活動です。卒業後は学生時代に培ったkgkスピリットを実践するとき であり、それを励ます卒業生会の役割はとても大きいと思います。そして、主事を

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Page 1: KGK 全国卒業生会ニュースレター 第2号 · kgkは生涯活動です。卒業後は学生時代に培ったkgkスピリットを実践するとき であり、それを励ます卒業生会の役割はとても大きいと思います。そして、主事を

KGK GRADUATE CHRISTIAN FELLOWSHIP

KGK 全国卒業生会ニュースレター 第2号

2011年11月発行

各地区の卒業生会~九州地区の紹介~

清水 直彦(2003年山口大卒)

全国のみなさんこんにちは。九州地区の卒業生会は現在の活動として福岡地区の卒業生

会でマグマ会、また2009年より始まった卒業生同窓合宿を年一回行っています。九州地

区は卒業生が地区外に就職する事が多く定期的に集まって活動を行うという事は難しい状

況です。その中で今回、卒業生代表者会議と同じくして9月23-24日で行われた九州地区

の卒業生同窓合宿において参加者の有志で今後の卒業生会を話し合う機会が持たれまし

た。

九州地区の県レベルのネットワークを築くということで、協力会との連携や、各県での

OB会や新卒業生のフォローを目的に各県の世話役を立てようという建設的な話合いをす

ることが出来ました。またその話し合いに参加していただいたメンバーから世話役を担っ

てくれる方がおこされました。とても感謝な一日となりました。

今後はこのメンバーを中心に卒業生として何を担っていくことが必要なのかを考え活動

を行っていきたいと思います。この卒業生会の一歩が九州地区のKGK活動を支える大き

な働きになる事を願っております。是非全国の卒業生の皆様、九州地区卒業生会のために

お祈りください。

「FRUITS」とは・・

本年より発行された、全国の卒業生の交流と学生伝道支援を目的とするニュースレター

(年2回発行)です。生涯運動であるKGKの恵みを確認し、励まし合いながら、次世代

を生み出すための学生伝道を支える全国ネットワークを深めていきたいと思います。

<第2号の内容>

1)各地区の卒業生会:九州地区、東海地区

2)全国卒業生代表者会議(福岡)の報告

3)礎70プロジェクトの紹介

2011年9月23-24日 九州地区卒業生合宿にて

Page 2: KGK 全国卒業生会ニュースレター 第2号 · kgkは生涯活動です。卒業後は学生時代に培ったkgkスピリットを実践するとき であり、それを励ます卒業生会の役割はとても大きいと思います。そして、主事を

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各地区の卒業生会~東海地区の紹介~ あらい ようこ

KGK東海地区は、静岡県、愛知県、三重県、岐阜県の4県からなり、学生会の会

員数は2011年10月末現在で18名、卒業生会の会員数は160名で吉澤慎也主事に

ご奉仕いただいています。

東海地区卒業生会の活動としては、1泊2日の合宿で主の前に静まるときをもつ

「リトリート」、家族を対象とする「ファミリーキャンプ」、学生に向けて行う

「進路ガイダンス」、学生会・協力会・卒業生会が一堂に集まりKGKの恵みを分か

ち合う「KGKの日」などがあります。それぞれKGKスピリットを卒業生同士、ま

たKGKに関わる教会や学生と確認し合い、励ましあうことを目的としています。

10月15日に行われた進路ガイダンスでは、山崎龍一総主事を講師に迎え、クリ

スチャンの進路選択について卒業生、学生がともに考えるときを持ちました。メッ

セージからは、主への信頼をもって進路選択する大切さと、内定をもらってからど

のような価値観や人生観を持って仕事をするかが大切であると学びました。その

後、学生・卒業生混合のグループに分かれ、メッセージの分かち合いを行いまし

た。学生からの「どのような基準で就職先を選べばいいのか」「学生のうちにして

おかなければならないことはなにか」などの質問に対し、卒業生が自身の体験や、

働く中で考えたことなどを分かち合いました。大学や企業が提供する就活セミナー

とは異なる視点で、聖書をもとに、キリスト者として進路を選択することを考える

機会になりました。学生はメッセージや卒業生の証で励まされたと思いますし、卒

業生にとっても今の自分自身を振り返り、再び主にあって働くことを考えるときと

なりました。

KGKは生涯活動です。卒業後は学生時代に培ったKGKスピリットを実践するとき

であり、それを励ます卒業生会の役割はとても大きいと思います。そして、主事を

支えるとともに、進路ガイダンスや様々な場面で学生を励ます存在でありたいと思

います。東海地区卒業生会の働きが、今後さらに用いられていくよう願います。

進路ガイダンスのグループタイム

東海地区卒業生会役員会

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~2011全国卒業生代表者会議の報告~

KGK東北卒業生会会長

1998年新潟ビジネス専門学校卒

日本同盟基督教団 シオンが丘キリスト教会

斎藤 誠

9月22日(木)~23日(金)の2日間、九州地区において全国卒業生会代表者会議

(以下、代表者会議)を行いました。2002年度の東海地区開催を皮切りに、各地区巡

回開催を実施し今年の九州開催で全地区一巡することができました。この10年間は各地

区代表者が他地区の状況を覚えることと、開催地区の卒業生が代表者会議を通して励まさ

れることを目的に開催し、充実した内容で多くのことを学ぶことができました。でも、二

巡目はやりません。今年の会議は、今後のステップに向けて重要な会議であったと感じて

います。会議では①各地区の活動報告と課題②分かち合い「私にとってKGKとは」③礎

70(70周年に向けてのビジョンづくり)と今後の卒業生会のあり方について、重点的

に話し合われました。一部お分ちしたいと思います。

KGKの働きは正直のところ充分に満たされていないところがあります。財政、人材、

現場での働き等々「あんなことしたい、こんなこと考えている」という意見が多くありま

す。まず、全国的に必要を覚えるところ(覚えるべきところ)を覚えて次のステップに取

り組んでいきたいと考えています。だからと言っていきなり上の指示に従うのではなく、

全国・各地区の課題をきちんと把握し、少しずつでもこの働きの充実と、将来に向けて宣

教の拡大を目的に、ビジョンを統一して次の目標を立て、目指していくことを今年の代表

者会議で確認することができました。始めたばかりなので具体的な内容はこれからといっ

たところです。

私たちは、「なぜ、卒業後もKGKに関わり続けるのか?」KGKが生涯運動であるこ

とは60周年記念集会で教えられたことですが、このことを再度代表者会議で分かち合い

を通して確認することができました。頭の中で分かっていても・・・実際、卒業後は社会

(仕事)・結婚・家庭・献身等生きる上では避けられない、進むべき道があります。試練

もあります。楽しいことばかりではありません。私たちは信仰の成長と自立、限りない希

望を神さまに期待しつつ、KGKが神様により用いられるものでありますように信じて祈

るばかりです。一人でも多くの方々でKGKを覚えて支えあっていきたいと願います。

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KGK GRADUATE CHRISTIAN FELLOWSHIP

総主事 山崎龍一

KGK運動は、「学生主体」によって成り立つ学生伝道の働き

を「祈りと献金」によって支えてきた卒業生の歴史の結実とい

うことができるでしょう。卒業生の代表として主事が学生世界

に派遣されつづけ、卒業生自身は遣わされた場でキリスト者と

して生き、教会を建て上げる歩みをしてきました。その歴史も

2017年には70周年を迎えます。諸教会に訪れるとき、「私も

KGKでした」という方々に多く出会います。初対面でも旧友に

再会したような懐かしさと親しみ を感 じます。KGKという同

じ経験をしたからでしょう。

礎70プロジェクトとは、同じ経験をした多くの卒業生の証言から「KGKは何であり、何

を目指しているか」を、ひとつの「ことば」にして表現し、その「ことば」を学生たちの最

前線に主事達が届け、KGK運動が生涯に渡る運動であることを伝え、KGKの交わりが壮大

なスケールとなって深まっていくことを目指しています。

また学生時代、多く卒業生の証言によって紡ぎあげられた「ことば」を受けとめるとき、

KGKがスピリット継承運動となっていきます。学生時代にその人生観の土台、つまり人生の

礎が福音の豊かさによって築かれる人生は、生涯に渡って豊かな人生へと招かれていくこと

を卒業生は知っています。人生の試練は卒業後に訪れるにもかかわらず…。

2017年に70周年を迎える頃には、その「ことば」にふさわしい組織形成も検討します。

「ことば」と「組織」の双方が、ひとつの思想によって形成されていくことを通して、KGK

はさらに確固たる礎が築かれていくことになるでしょう。

2011年秋の全国卒業生会代表者会議で「KGKとはあなたにとって何であったか」につ

いて意見交換したとき「祈り、交わり、派遣意識、信仰の確信」と言う「ことば」で表され

ていました。その「ことば」のひとつひとつは、生涯を通して価値を持ちます。学生時代に

福音による人生観・世界観の「礎」を形成し、KGKが教会に仕える運動としての成熟を目指

していくとき、学生時代のKGKの経験は生涯運動となり、教会の働きとして位置づけられて

いくのです。

この「礎70」プロジェクトのために、皆さんにとって「KGKとは何であったか・何を目

指しているか」を短い「ことば」で表現し、是非分ち合ってくださ い。

(山崎:[email protected])「ことば」の積み上げを通してKGKがこれから

より飛躍するための大切なプロセスになると信じています。

全国卒業生会 ニュースレター FRUITS 第2号 発行者:キリスト者学生会 VMP卒業生部会

発行所:宗教法人キリスト者学生会 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-1 OCCビル3F

Tel/FAX:03-3294-6916 http://www.kgkjapan.net/

~礎70プロジェクトについて~

左 : 礎 70

プロジェク

トの説明

右 : 全 体

で、言葉を

分 か ち 合

い、ディス

カッション