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MACアドレスとイーサネットアドレス世界で固有に付けられた、相手の通信機器を特定する為のアドレスで、48ビットから構成されている。このアドレスはネットワークに接続する機器(ネットワークカード)にメーカにより設定される番号です。
MAU(MediaAttachmentUnit)とトランシーバーバス型LANで使用されるもので、同軸ケーブルにコンピュータを接続する場合の
コネクタです。
AUI(AttachmentUnitInterface)
トランシーバーとコンピュータを接続する為のケーブルです。
紛らわしい言葉の定義
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OSIの7階層の定義するガイドライン
情報処理を行う各種の応用プログラムと情報通信のインターフェースを規定
ネットワーク通信の規定する標準的なデータ形式への変換と復元
上位層からのデータ通信の為の同期及び通信方式の規定
コネクションの確立・開放、誤り制御、多重化、フロー制御機能TCP,UDPなど
ネットワークアドレス制御、サービス品質制御、データ転送制御X.25(パケット)など
隣接した機器間での信頼性の高いデータ通信HDLC、X.25(パケット)など
電圧と信号に規定、電気抵抗、コネクタ形状、信号のタイミング、ビット送出条件などの規定ATM、イーサネット、など
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最も普及しているルーティングプロトコル(RIP)
ルータ1は自分の属するネットワーク情報をルーティングテーブルとして持つ。
ルータ1は自分のルーティング情報を30秒間に一回UDPブロードキャストにて送信
ルータ2は自分のルーティングテーブルに、受け取ったテーブルを追加。
ルータ2は自分のルーティング情報を30秒間に一回UDPブロードキャストにて送信
ルータ3は自分のルーティングテーブルに、受け取ったテーブルを追加。
このように各ルータのルーティング情報は更新されていきます。
ルーティングとは、異なるネットワークを相互に接続することで、任意のホスト間で通信を行うための経路を確保することを言います。この経路の確定は、ルータに登録されるルーティングテーブル(以下の情報)により行われます。
あて先ネットワークアドレス NextHopアドレス メトリック(複数経路から一つを選択するための基準値)
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ルーティングに使われる主なプロトコル
RIPルーティング ディスタンスベクタアルゴリズム採用
それぞれのルータが隣接しているルータとルーティング情報を交換する方式
メトリックとしてホップ数を採用
ネットワークに到達するまでに中継するルータの数(ホップ数)で相手のネットワークまでの距離を判断する方法で、承認される最大ホップ数は15とする。
ルーティングアップデータは30秒毎
OSPFルーティング リンクステートアルゴリズム採用
個々のルータがネットワーク全体の接続構成情報を持つことにより最適なルートが決定できる。
Helloパケットの監視により、ネットワーク状態の変更に迅速に対応できる。
エリア単位でネットワーク情報をまとめて取り扱うことでルーティング情報を減らし、高速ルーティングを可能とする。
異なるサブネットマスクに対する対応。
メトリックスは、バンド幅を基に決定する値(コスト)を使用。
EGP(ExteriorGatewayProtocol)によるルーティング
ルーティングを組織間で接続する為に使用されるルーティングプロトコル。
ASに所属するEGPルータとの間にコネクションを確立して、全てのルーティング情報を送受信する。
IGRPルーティング(InteriorGatwayRo
utingProtocol)
ディスタンスベクタアルゴリズム採用
メトリックとしてホップ数ではなく、帯域幅、遅延、負荷、信頼性、MTU(1回の最大伝達サイズ)を使用する。
ネットワークの変化を検出して、トリガー更新パケットを送信する方式。
故障時などに、そのあて先が使用不可であることを他のルータに通知(ポイズンリバース)できる
一つのパスがダウンしても自動的に他のパスに切り替え可能
ルーティング更新メッセージは90秒。無効判断のタイムアウトは270秒。
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通信におけるTCP/IPプロトコルとは
階層 意味
7 アプリケーション層
6 プレゼンテーション層
5 セッション層
4 トランスポート層
3 ネットワーク層
2 データリンク層
1 物理層
階層 意味
4
アプリケーション層
HTTP,Telnet,FTP,
SMTP, Ping,DNS,,,,
3 トランスポート層
TCP,UDP
2 インターネット層
IP,IMCP,ARP,RIP,,,
1 ネットワーク層
イーサネット/CD,HDLC,,,
OSIの7階層モデルに沿って作られたTCP/IPプロトコルの体系
トランスポート層(TCP)
インターネット層(IP)
広義インターネット(LAN)などのネット
ワーク通信に関わる全てのプロトコルの総称で、一般的には、この意味で使われます。
狭義OSIの第3層(ネットワーク層)、第4層(トランスポート層)に対するプロトコルで、TCP層とIP層に分けて定義されています。
プロトコルとは、主に各層間のデータの受け渡し方法を規定するものです。
狭義にTCP/IPは、同じネットワークアドレスを持つ一つの物理的なネットワーク内での通信を規定するもので、ルータ等を介して接続されるインターネットのような、異なるネットワーク間の通信は対象としません。
各層には様々なプロトコルが定義されており、どのプロトコルを使うかは、その運用形態で異なります。
受信送信
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TCP/IP通信の基本概念
HTTP(Webサーバ)
FTP(ftpサーバ)
TELNET(Telnetサーバ)
ネットワーク上で通信できるデータの転送サイズは、通信する形態(イーサネットは1500バイト、FDDIは4352バイトなど)により異なります。通常は、TCP層において、通信形態に応じたデータの分割が行われるので、IP層での分割は行われません。
ポート番号>1023
ポート番号>1023
ポート番号>1023
ポート番号はアプリケーションを規定するもので、クライアント側では、1024以上の番号をOSがダイナミックにポート番号を割り振ります。
ポート番号はアプリケーションを規定するもので、サーバ側では、ウエルノーン番号(1023以下の番号)としてサーバソフト毎に決められています。
ポート番号=80
ポート番号=21
ポート番号=23
通信は、IPアドレスとポート番号とプロトコル番号により行われます。また、同一ネットワーク間では、相手を識別する為にMACアドレスを使い、異なるネットワーク間では、IPアドレスとMACアドレスを使います。
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TCP/IPプロトコルを使ったデータの流れ(2)
ftp、telnet、ssh、smtp、Nfs、http、pop
イーサネット、FDDI、X.25、ISDN、他
パケット情報確認、再送処理などによる、パケット内容の保証
確実な相手先との送受信
TCP/UDP層
IP層
この約束事(プロトコル)を守れば、コンピュータが違おうとも、通信する媒体が違おうとも、ユーザにとっては同じように、相手との通信ができてしまうのです。
パケットフィルタリングは、このパケット番号とIPアドレスを使って行われます。