12
ベースキャビネット (引 しタイプ) ソレスタ 施工説明書 施工される前に ●施工に際しては、必ずこの施工説明書に従い正しく施工してください。 ※この施工説明書に記載されていない方法で施工され、それが原因で故障を生じた場合は、商品の保証を致しかねますので十分ご注意ください。 ※水栓金具については、それぞれ付属の施工説明書に従い正しく施工してください。 ●「保証書(取扱説明書裏表紙)」は貴店名、取付日を忘れずに記入の上、必ずお客様にお渡しください。 ●施工段階での欠陥工事は、製造物責任法に基づき、二次責任が問われる場合がありますことを十分にご認識いただき、お客様が安全で快適にご使用できる ようご協力ください。 ●付属部品の内容と数量が合っていることを確認してください。 ●ベースキャビネット J WH[ J WB[ J WFH[ J WN[ J XH[ J XB[ J XFH[ J XN[ J YH[ ●カ ター WJ N KJ N MJ N CJ N LJ N ES N EH N ■付属部品一覧 【ワイドボウルカウンター】(こちら です。 により が変わる があります) ◆カウンター L L ねじ(ト スφ × mm) けタ クセット キャビネット (キャビネットが かれる セット セット WJ N スペーサー ねじ(φ × mm) ース セット ■寸法図 をご ください。 横引き ップ ート アダプター ねじ(ト スφ × mm) ター ねじ(ト スφ × mm) キャビネット ねじ(ト スφ × mm) ねじ( φ × mm) ①引出タイプ ◆ベースキャビネット J WH[ ベースキャビネット サイドベースキャビネット ベースキャビネット サイドベースキャビネット J WH[ J WH[ キャビネット (キャビネットが かれる ねじ(ト スφ × mm) ター ねじ(ト スφ × mm) キャビネット ねじ(ト スφ × mm) ねじ( φ × mm) ④扉タイプ ベースキャビネット サイドベースキャビネット ベースキャビネット サイドベースキャビネット J WN[ J WN[ J WN[ J WN[ キャビネット (キャビネットが かれる ねじ(ト スφ × mm) ター ねじ(ト スφ × mm) ースカバー ねじ(ト スφ × mm) ースカバー キャビネット ねじ(ト スφ × mm) ねじ( φ × mm) ③フルスライドタイプ ベースキャビネット サイドベースキャビネット J WFH[ J WFH[ J WFH[ J WFH[ キャビネット (キャビネットが かれる ねじ(ト スφ × mm) ター ねじ(ト スφ × mm) ースカバー ねじ(ト スφ × mm) ースカバー キャビネット ねじ(ト スφ × mm) ねじ( φ × mm) ②ランドリータイプ J WB[ ベースキャビネット サイドベースキャビネット ベースキャビネット サイドベースキャビネット J WB[ J WB[ J WB[ ター ナビダイヤ 1 0570017173 9:00~19:00 応  10:00~18:00 応( く) ※ナビダイヤ 、PHS・IP などご できません。1 0562310793 をご ください。 1 ●施工例 ワイドボウルカウンター

LIXIL - 施工説明書 ソレスタ...ベースキャビネット (引出しタイプ) 引出し 取っ手 扉 水栓金具 排水栓 ソレスタ 施工説明書 施工される前に

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Page 1: LIXIL - 施工説明書 ソレスタ...ベースキャビネット (引出しタイプ) 引出し 取っ手 扉 水栓金具 排水栓 ソレスタ 施工説明書 施工される前に

ベースキャビネット (引出しタイプ)

引出し

取っ手

水栓金具

排水栓

ソレスタ施工説明書

施工される前に●施工に際しては、必ずこの施工説明書に従い正しく施工してください。 ※この施工説明書に記載されていない方法で施工され、それが原因で故障を生じた場合は、商品の保証を致しかねますので十分ご注意ください。 ※水栓金具については、それぞれ付属の施工説明書に従い正しく施工してください。●「保証書(取扱説明書裏表紙)」は貴店名、取付日を忘れずに記入の上、必ずお客様にお渡しください。●施工段階での欠陥工事は、製造物責任法に基づき、二次責任が問われる場合がありますことを十分にご認識いただき、お客様が安全で快適にご使用できるようご協力ください。●付属部品の内容と数量が合っていることを確認してください。

●ベースキャビネット J7WH-[870~1800] J7WB-[870~1800] J7WFH-[870~1800] J7WN-[870~1800] J7XH-[750~1800] J7XB-[750~1800] J7XFH-[750~1800] J7XN-[750~1800] J7YH-[900~1800]

●カウンター WJ-600N KJ-601N MJ-601N CJ-601N LJ-600N ES-590N EH-590N

■付属部品一覧

【ワイドボウルカウンター】(こちらは標準仕様です。特注により内容が変わる場合があります) ◆カウンター

L型金物

L型金物固定用ねじ(トラスφ4.0×16mm)

水栓金具

品番

水受けタンクセット

キャビネット (キャビネットが2個に分かれる場合)

排水器具セット

2個

8個

1セット

1個

1個

1個

1個

2個

WJ-600N

タンク1個 スペーサー2個

取付ねじ(φ3.5×20mm)2個

排水器具1個 レリース1セット

■寸法図 承認図面をご確認ください。

排水横引き管

排水トラップ

排水プレート

排水アダプター

止水栓

固定用ねじ(トラスφ4.0×50mm)

カウンター固定用ねじ(トラスφ4.0×12mm)

キャビネット連結用ねじ(トラスφ4.0×25mm)

取っ手

取っ手取付用ねじ(皿φ4.0×25mm)

上背板

4本

4本

4個

8本

1枚

4本

4本

4個

8本

1枚

①引出タイプ◆ベースキャビネット

品番 J7WH-[1402~1700]

ベースキャビネット

4本

2本

1個

2本

1枚

サイドベースキャビネット

4本

4本

3個

6本

1枚

ベースキャビネット

4本

2本

2個

4本

1枚

サイドベースキャビネット

J7WH-[1702~1800] J7WH-[870~1400]

キャビネット (キャビネットが2個に分かれる場合)

固定用ねじ(トラスφ4.0×50mm)

カウンター固定用ねじ(トラスφ4.0×12mm)

キャビネット連結用ねじ(トラスφ4.0×25mm)

取っ手

取っ手取付用ねじ(皿φ4.0×25mm)

上背板

4本

4本

2個

4本

1枚

4本

4本

3個

6本

1枚

④扉タイプ品番

4本

4本

3個

6本

1枚

ベースキャビネット

4本

2本

1個

2本

1枚

サイドベースキャビネット

4本

4本

3個

6本

1枚

ベースキャビネット

4本

2本

1個

2本

1枚

サイドベースキャビネット

J7WN-[1402~1700] J7WN-[1702~1800] J7WN-[870~1100] J7WN-[1102~1400]

キャビネット (キャビネットが2個に分かれる場合)

固定用ねじ(トラスφ4.0×50mm)

カウンター固定用ねじ(トラスφ4.0×12mm)

レリースカバー固定用ねじ(トラスφ3.5×12mm)

レリースカバー

キャビネット連結用ねじ(トラスφ4.0×25mm)

取っ手

取っ手取付用ねじ(皿φ4.0×25mm)

上背板

4本

4本

2本

1個

2個

4本

1枚

4本

4本

2本

1個

4個

8本

1枚

③フルスライドタイプ品番

4本

4本

2本

1個

6個

12本

1枚

4本

4本

2本

1個

4個

8本

1枚

ベースキャビネット

4本

2本

2個

4本

1枚

サイドベースキャビネット

J7WFH-[1402~1800] J7WFH-[870~900] J7WFH-[902~1200] J7WFH-[1202~1400]

キャビネット (キャビネットが2個に分かれる場合)

固定用ねじ(トラスφ4.0×50mm)

カウンター固定用ねじ(トラスφ4.0×12mm)

レリースカバー固定用ねじ(トラスφ3.5×12mm)

レリースカバー

キャビネット連結用ねじ(トラスφ4.0×25mm)

取っ手

取っ手取付用ねじ(皿φ4.0×25mm)

上背板

4本

4本

2本

1個

2個

4本

1枚

4本

4本

2本

1個

4個

8本

1枚

②ランドリータイプ品番 J7WB-[1402~1700]

ベースキャビネット

4本

2本

2個

4本

1枚

サイドベースキャビネット

4本

4本

2本

1個

4個

8本

1枚

ベースキャビネット

4本

2本

2個

4本

1枚

サイドベースキャビネット

J7WB-[1702~1800] J7WB-[870~1100]

4本

4本

2本

1個

4個

8本

1枚

J7WB-[1102~1400]

お客様相談センター商品相談窓口ナビダイヤル 10570-017173 平日「9:00~19:00」対応 土日・祝日「10:00~18:00」対応(年末年始・夏期休暇は除く) ※ナビダイヤルは、PHS・IP電話などご利用できません。10562-31-0793をご利用ください。

1

●施工例

ワイドボウルカウンター

Page 2: LIXIL - 施工説明書 ソレスタ...ベースキャビネット (引出しタイプ) 引出し 取っ手 扉 水栓金具 排水栓 ソレスタ 施工説明書 施工される前に

【スクエアボウルカウンター、スタンダードMカウンター、スタンダードCカウンター、LJボウルカウンター】(こちらは標準仕様です。特注により内容が変わる場合があります)

【ファニチャープラン】(こちらは標準仕様です。特注により内容が変わる場合があります)

カウンター

水栓金具

品番

水受けタンクセット

各キャビネットの品番 (キャビネットが2個に分かれる場合)

排水器具セット

1セット

1個

1個

1個

1個

2個

6本(CJ-601N、LJ-600Nの場合のみ)

1個(LJ-600Nのみ)

KJ-601N MJ-601N CJ-601N LJ-600N

(※水栓金具が、SF-810S、LF-J345、LF-A345で始まる品番のみ同梱) タンク1個 スペーサー2個 取付ねじ(φ3.5×20mm)2個

排水器具1個 レリース1セット

排水横引き管

排水トラップ

排水プレート

排水アダプター

止水栓

スポンジテープ

ウェットパレット

固定用ねじ(トラスφ4.0×50mm)

カウンター固定用ねじ(トラスφ4.0×12mm)

キャビネット連結用ねじ(トラスφ4.0×25mm)

取っ手

取っ手取付用ねじ(皿φ4.0×25mm)

2本

4本

3個

6本

【ワイドボウルカウンター、スクエアボウルカウンター、スタンダードMカウンター、スタンダードCカウンター、LJボウルカウンター 共通部材】

①引出タイプベースキャビネット

品番

2本

2本

1個

2本

KJ7XN-3002

2本

4本

4個

8本

KJ7XHL-[1102~1400]

2本

4本

3個

6本

KJ7XNR-[1252~1350]

2本

2本

2個

4本

KJ7XH-4502

J7XH-[1402~1700] J7XH-[1702~1800] J7XH-[750~800]

2本

4本

4個

8本

J7XH-[802~1400]

各キャビネットの品番 (キャビネットが2個に分かれる場合)

固定用ねじ(トラスφ4.0×50mm)

カウンター固定用ねじ(トラスφ4.0×12mm)

キャビネット連結用ねじ(トラスφ4.0×25mm)

アンダーブラケット

トラップボックス

2本

4本

1セット

1個

ベースキャビネットセット品番

2本

2本

KJXYH-300

2本

4本

1セット

1個

KJXYHL1-[1402~1500]

2本

4本

1セット

1個

KJXYHL1-[1502~1800]

2本

2本

KJXYH-450

JXYH-[1402~1500] JXYH-[1502~1800] JXYH-[900~1400]

各キャビネットの品番 (キャビネットが2個に分かれる場合)

固定用ねじ(トラスφ4.0×50mm)

カウンター固定用ねじ(トラスφ4.0×12mm)

キャビネット連結用ねじ(トラスφ4.0×25mm)

取っ手

取っ手取付用ねじ(皿φ4.0×25mm)

2本

4本

2個

4本

カウンター品番 ES-590N、EH-590N

(同梱部材なし)

◆エンドパネル

固定用ねじ(トラスφ4.0×25mm)

品番 BB-J7EW BB-JXEW

4本

2本

4本

3個

6本

④扉タイプ品番

2本

4本

3個

6本

KJ7XNL-[1102~1400]

2本

2本

1個

2本

KJ7XN-300

2本

4本

3個

6本

KJ7XNR-[1252~1350]

2本

2本

1個

2本

KJ7WH-450

J7XN-[1402~1700] J7XN-[1702~1800] J7XN-[750~1100] J7XN-[1102~1400]

各キャビネットの品番 (キャビネットが2個に分かれる場合)

固定用ねじ(トラスφ4.0×50mm)

カウンター固定用ねじ(トラスφ4.0×12mm)

レリースカバー固定用ねじ(トラスφ3.5×12mm)

レリースカバー

キャビネット連結用ねじ(トラスφ4.0×25mm)

取っ手

取っ手取付用ねじ(皿φ4.0×25mm)

2本

4本

2本

1個

2個

4本

2本

4本

2本

1個

4個

8本

③フルスライドタイプ品番

2本

4本

2本

1個

6個

12本

2本

4本

2本

1個

4個

8本

KJ7XFHL-[1151~1350]

2本

2本

2個

4本

KJ7XFH-[251~450]

J7XFH-[1402~1800] J7XFH-[750~900] J7XFH-[902~1200] J7XFH-[1202~1400]

各キャビネットの品番 (キャビネットが2個に分かれる場合)

固定用ねじ(トラスφ4.0×50mm)

カウンター固定用ねじ(トラスφ4.0×12mm)

レリースカバー固定用ねじ(トラスφ3.5×12mm)

レリースカバー

キャビネット連結用ねじ(トラスφ4.0×25mm)

取っ手

取っ手取付用ねじ(皿φ4.0×25mm)

2本

4本

2本

1個

2個

4本

2本

4本

2本

1個

4個

8本

②ランドリータイプ品番 J7XB-[1402~1700]

KJ7XBL-[1102~1400]

2本

2本

2個

4本

KJ7XH-3002

2本

4本

2本

1個

4個

8本

KJ7XBL-[1252~1350]

2本

2本

2個

4本

KJ7XH-4502

J7XB-[1702~1800] J7XB-[750~1100]

2本

4本

2本

1個

4個

8本

J7XB-[1102~1400]

※ファニチャープランの標準プランは、取っ手が付きません。(特注により内容が変わる場合があります。)

2

●施工例

カウンター (スクエアボウルタイプ)

ベースキャビネット (ランドリータイプ)

アミカゴ

ベースキャビネット (ファニチャータイプ)

洗面器

カウンター (ファニチャー) カウンター

(Mカウンター・Cカウンター)

ベースキャビネット (フルスライドタイプ)

洗面器

ベースキャビネット

ウェットパレット

カウンター

スクエアボウルカウンター スタンダードMカウンター、Cカウンター LJボウルカウンター ファニチャープランタイプ

Page 3: LIXIL - 施工説明書 ソレスタ...ベースキャビネット (引出しタイプ) 引出し 取っ手 扉 水栓金具 排水栓 ソレスタ 施工説明書 施工される前に

F.L.

30~

50mm

建築側排水管 (VP.VU50)

排水アダプター

VP.VU50の場合

F.L.

VP.VU40の場合

建築側排水管 (VP.VU40)

排水アダプター

50~70mm

給水1/2B

給湯1/2B

排水40A.50A

安全のために必ずお守りください 施工前の確認ここでは施工に際して守らないと人身事故や、家財の損害に結びつく注意事項を挙げています。施工前にこの項目をよくお読みいただき、正しく施工してください。

警告

注意

注意

注意

お願い

●修理技術者以外の人は絶対に分解したり修理・改造は行わないでください。

 ※ケガや故障が生じる恐れがあります。 ●ストーブやヒーター等、熱を発生するものの近くに設置しないでください。

 ※変色や変形、火災をおこす恐れがあります。

●直射日光が当たる場合は必ずカーテンなどでさえぎってください。また、スポット照明や殺菌灯を直接当てないでください。

 ※変色や変形の原因になります。●不陸が5mm/2mを超える場合は施工しないでください。※不陸があるまま施工するとキャビネットがひずむ場合があります。

●洗面器・カウンター表面は傷付きやすいので次の点について注意して施工してください。

・キャビネットや工具などの固い物を洗面器・カウンター上に落としたり、乗せてひきずったりしないでください。

・洗面器・カウンター上に乗らないでください。※洗面器・カウンターにキズが付くと補修しても完全に元の状態には戻りません。

●酸性、アルカリ性および塩素系の洗剤類、ベンジン、シンナー、ラッカー、アルコール等の溶剤や油類を使用して本体をふかないでください。※変色や変形の恐れがあります。

●この説明書に記載されている以外の壁仕様(ALC壁等)の場合はキャビネットの取付けをしないでください。

 ※キャビネットの取付強度が保てず落下する恐れがあります。必ず壁の施工のやり直しを行ってください。

●スライド蝶番の調節後は必ずAねじ、Cねじ、取付ねじが固く締め付けられていることを確認してください。

 ※締付けが不足しますと蝶番がゆるみ、扉の外れ、落下によりケガをする恐れがあります。

●温水を逆に配管しないでください。 ※水を出そうとしても、湯が出てヤケドをすることがあります。

●電源プラグを抜くときは、電源コードを持たずに必ず先端の電源プラグを持って引き抜いてください。

 ※感電やショートして発火することがあります。 ●電源は必ず専用のコンセントからお取りください。また、コード類を束ねたまま使用しないでください。

 ※発熱の恐れがあります。 ●浴室内などの高温多湿な場所や水が浸る可能性がある床面には設置しないでください。

 ※木部が水を含んで腐ったり、漏電や感電の恐れがあります。

1.給水、給湯の確認給水・給湯の条件、水栓金具の設置条件は水栓金具付属の施工説明書をご覧ください。

2.配管工事の確認給水・給湯管および排水管が所定の位置に指定の給排水管仕様で取り出してあるか確認してください。

●給水、給湯管の取出位置および仕様は承認図面をご参照ください。 ●床排水は下図のとおり取り出してください。

3.壁面工事の確認〔壁材、下地材の確認〕●キャビネットの取付可能な壁面は下図に示す  (1)乾式壁3種  (2)湿式壁2種 の以上5種類の壁面のみです。 〔補強木、仕上材の厚みの確認〕 ●キャビネットの取付けには、乾式壁の場合、壁面に補強木(幅90mm×厚み30mm以上)が指定の位置(寸法図参照)に必ず必要です。あらかじめ建築施工の際に補強木を設けてください。直接、壁の仕上材にキャビネットの取付けはしないでください。 ●補強木の柱や、間柱への取付部材(ねじ等)は、キャビネットの固定強度(乾式壁の図を参照)と同等以上になるように種類、数を選定してください。 ●乾式壁の場合は、補強木手前の仕上材は取付ねじを補強木に届かせるため、必ずトータルの厚みで12.5mm以下のものを用いてください。 ●湿式壁の場合は、AYボルトをコンクリートに届かせるため、モルタル、タイルの仕上げはトータルの厚みで20mm以下としてください。また、壁本体がコンクリートブロックの場合は、中空部をモルタル詰めにしてください。

この説明書に記載されている以外の壁仕様(ALC壁等)には、キャビネットの取付けをしないでください。※キャビネットの取付強度が保てず、落下する恐れがあります。落下する恐れがあります。必ず壁の施工のやり直しを行ってください。

〔壁の不陸について〕●キャビネット取付壁面の不陸は5mm/2m以下であることを確認してください。(キャビネットを壁に当て、壁とのすき間が5mm以下であることを確認してください。)

注意湯水を逆に配管しないでください。※水を出そうとしても、湯が出てヤケドをすることがあります。

注意建築側排水(VP・VU管)は必ず指定の取出寸法範囲内で取り出してください。※取出寸法が短いと、排水トラップと接続できず、漏水を引きおこす恐れがあります。

浴室内などの高温多湿な場所や水が浸る可能性がある床面には設置しないでください。※木部が水を含んで腐ったり、漏電や感電の恐れがあります。

4.床面の確認●設置する床は水平で著しい凹凸や不陸がないことを確認してください。

●床面は強固でぐらつき、たわみが生じないことを確認してください。 ※キャビネットがぐらついたり、取付精度(納まり)が悪くなる恐れがあります。

●用語および記号の説明

警告

「   禁   止   」を表します。

「必ず行うこと」を表します。

「 分 解 禁 止 」を表します。

この表示を無視して、誤った取扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容を示しています。

この表示を無視して、誤った取扱いをすると、人が損傷を負う可能性及び物的損害のみの発生が想定される内容を示しています。

注意

3

※壁本体がコンクリートブロックの場合は、中空部はモルタル詰めしてください。 ※本文中のねじ固定に関する記載は、乾式壁の場合についてです。湿式壁の場合は、下記の要領で固定を行ってください。

〈湿式壁の場合の取付方法〉①AYボルトの位置を確認し、位置出しをします。  AYボルト品番:KB-4X60T(AY)(丸頭+ボルトφ4×60mm、2本入り、下穴径φ7.5mm、深さ60mm以上)

②壁にφ7.5mmの下穴をあけ、切粉をよく取り除きます。 ※下穴は電動ドリルを使用し正確にあけてください。 ③AYボルトを挿入してゴム筒を押さえてボルトを抜き 取ります。

④キャビネットを壁面に当て、ねじ穴からボルトで固定します。

図1 乾式壁

●ボード類直張り

壁面

補強木

(巾100×厚み30以上)

12.5mm以下

壁面 胴縁

補強木 (巾100×厚み30以上)

12.5mm以下

●ボード類胴縁取付け

壁面

タイル

補強木 (巾100×厚み30以上)

12.5mm以下

●タイル仕上げ

図2 湿式壁

壁面

モルタル

コンクリート コンクリートブロック (中空部はモルタル詰め)

20mm以下

●モルタル仕上げ

壁面

タイル モルタル

コンクリート コンクリートブロック (中空部はモルタル詰め)

20mm以下

●タイル仕上げ

Page 4: LIXIL - 施工説明書 ソレスタ...ベースキャビネット (引出しタイプ) 引出し 取っ手 扉 水栓金具 排水栓 ソレスタ 施工説明書 施工される前に

排水穴

底板

給水・給湯穴

隣接するキャビネットと上面 および前面を合わせてください ねじ(トラスφ4.0×50mm)

底板

排水穴

給水・給湯穴

ベース キャビネット

洗面器

水栓金具

カウンター

サイドベース キャビネット

くさび

水平

水平 水平

水平

ねじ (トラスφ4.0×50mm)

上背板

(トラスφ4.0×25mm)

隣接するキャビネットと すき間が生じないように 固定してください

ベースキャビネットの設置

注意フィラー 固定金具の取付けは、キャビネットを壁に固定する前に行ってください。※壁固定後には取付けできません。

●乾式壁の場合は付属ねじをご使用ください。 ●湿式壁の場合は、別途手配のAYボルト(KB-4×60T(AY)をご使用ください。 ※AYボルトは壁にφ7.5の下穴を電動ドリルを使用して正確にあけ、切粉をよく取り除きご使用ください。

ベースフィラーの取付け

カウンターの取り付け

(プラン上、ベースフィラーがある場合)

プラン上、キャビネット横にフィラー(すき間調整材)が取り付く場合は、フィラーに同梱されている説明書に従い、施工してください。

2)高さ調節・水平確認ベースキャビネットを取付場所に置き、レベル調節をします。 ●水平器でキャビネットが水平になるように、またガタツキがないようにキャビネットの下にくさび等をかませ調節します。

3)キャビネットの壁固定仮設置した各キャビネットの内側より、ねじ(トラスφ4.0×50mm)で壁に固定します。

4)上背板の取付け(ワイドボウルカウンター(WJ-600N)のみ)上背板をベースキャビネット背板の上に設置し、ねじ(トラスφ4.0×50mm)で壁に固定します。

5)キャビネットの連結隣接するキャビネットとねじ(トラスφ4.0×25mm)で連結します。(蝶番の下方、上下2ヶ所またはレールの上方、上下2ヶ所)

1)カウンター固定用L型金物の取付け(ワイドボウルカウンターでサイドベースキャビネットを使用する場合)カウンター固定用L型金物を左右両端のキャビネット側板にねじ(トラスφ4.0×16mm)で固定してください。 ※L型金物の取付位置には、あらかじめガイド穴があけてあります。1つのL型金物につき3本のねじで側板に固定してください。

●扉の表面に貼ってある養生シートは施工完了まではがさないでください。

お願い

●キャビネットを壁に固定する際、扉がじゃまになるときは、扉を外してねじ固定することもできます。●キャビネットの扉の着脱方法は、後述の「扉の取付方法」「扉の取外方法」をご覧ください。●ねじ固定後は、必ず扉を取り付けてください。

ワンポイント

●組立例

■床給水の場合

4

1)ベースキャビネットの給水管・排水管穴あけ ベースキャビネットに、現場の給水・排水位置に合わせてφ32~45の穴または角穴をカッターナイフ等であけます。

●底板は着脱式になっています。ねじを外して底板を取り出し、穴あけをしてください。

※カウンター側面の小口が化粧されている場合は、上背板をカットしてください。

■壁給水の場合

ねじ(トラスφ4.0×16mm)

カウンター固定用金物

サイドベースキャビネット

ベースキャビネット

ガイド穴に 合わせる

キャビネット天端

18

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補強木

ワッシャー

(CJ-601Nの場合)

(CJ-601Nのみ) ○A L金具

(CJ-601Nのみ)

ねじ (トラスφ4.0×16mm)

補強木

補強木○A

左右のキャビネットが、カウンターより外側に 出ていないことを確認してください

800

850

左端キャビネットの左側板 ベースキャビネットの左右側板

スポンジテープ

ベースキャビネットの前後 (CJ-601Nの場合のみ)

右端キャビネットの右側板

接続ソケット

パッキン

配管用シール材

建築側給水 (給湯)

止水栓

R1/2

パッキン

止水栓

背板 建物側 給水

(給湯)

R1/2

配管用シール材

排水口

①排水器具

オーバーフローホース※

三角パッキン

六角ナット スリップワッシャー

袋ナット

当たるまで締め付ける

リブ

排水チーズ

メカボックス レリーズ先端

折曲注意ケーシング

ストッパー

③ケーシングとストッパー のはめ込み

レリーズ先端

③ストッパー

②袋ナット

ケーシング

レリーズ

メカボックス

ストッパー

袋ナット

レリーズ

施工のポイント2レリーフをまっすぐ差し込み、ストッパーをメカボックスに押し当てる。

施工のポイント2ストッパーを押し当てたまま、袋ナットを締め付ける。

LF-A345SX(N)-MB10、LF-A340SX(N)-MB10

①洗面器に排水器具を図のように取り付けます。

注意工具を使用しての過剰な力での締付けはしないでください。(980N・cmが目安です。)※洗面器や排水口部分が破損し、漏水を引きおこす恐れがあります。

2)カウンターとキャビネットの固定①カウンターを設置し、キャビネットとの納まり、カウンター高さおよび水平を確認します。

②プレスカウンターCJ-601N、LJ-600Nの場合、カウンターをキャビネットに固定する前に、カウンターに同梱されているスポンジテープを貼りつけます。(最大6ケ所)

①水栓金具の取付け 水栓金具の取付けは、水栓金具の施工説明書をご覧ください。 ②止水栓の取付け 止水栓はメンテナンスのため、取り付けてください。

●排水器具の取付方法は、同梱されている排水器具の種類により異なります。

●以下の金属製排水金具の取付けは、排水金具に同梱されている説明書に従い行ってください。 品番:LF-96PA、LF-96SAL、LF-17PA、LF-17SAL

1)ワンホール水栓用の場合

③水受タンク(BB-H2)の取付け ※品番がSF-70S、SF-71S、SF-810S、LF-A345SX、LF-J345で始まる水栓金具のみ。

キャビネット内に水受タンクを取り付ける場合は、水受タンクの施工説明書をご覧ください。

③ベースキャビネットの内側下方より、(プレスカウンターCJ-601Nの場合、ワッシャーを通して)ねじ(トラスφ4.0×16mm)でカウンター裏の補強木に固定します。

※ワイドボウルカウンターの背板側の固定はL金具になります。L型金物には長穴が開いています。カウンター補強木の中心にねじを固定するようにしてください。(1つのL型金物につき、ねじ1本で固定します。) ※ボウル手前の補強木○A、L金具○Aはカウンター間口が1201mm以上のCJ-601Nの場合のみ取り付けます。

■壁給水の場合 (例)LF-3K-MB

■床給水の場合 (例)LF-3SDK-MB

ベースキャビネットのみ設置の場合(4ケ所) ベース片側にキャビネット設置の場合(5ケ所) ベース両側にキャビネット設置の場合(6ケ所) (

※オーバーフローホース付きの場合は、※の位置にオーバーフローホースを通して取り付けます。 ②水栓金具と排水器具を接続します。水栓金具のレリーズに袋ナットを通します。 ③レリーズのケーシング凹部にストッパーを「カチッ」と音がするまではめこみます。

④レリーズ先端をメカボックスの穴にまっすぐに差込み、ストッパーをメカボックスに押し当てます。 ⑤④の状態のまま、袋ナットを排水チーズに取り付けます。

注意●ナット類は手でしっかりと閉め付けてください。※締付けが不十分だと漏水を引きおこす恐れがあります。 ●袋ナットは図のように、排水チーズのリブに当たるまで、手でしっかり締め付けてください。※漏水を引きおこす恐れがあります。

水栓金具・止水栓・水受タンクの取付け

排水器具の取付け

1)ワンホール水栓用へ 2)その他水栓用へ   6ページ

3)LJボウル   (LJ-600N)用へ   6ページ

5

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横引 き 管

スリ ッ プ ワ ッ シ ャ ー

パッ キ ン

袋ナ ッ トC

スリ ッ プ ワ ッ シ ャ ー

排水 ホ ー ス

袋ナ ッ トE

パッ キ ン

排 水 ア ダプタ ー

建築側排水管 (VP・ VU管 )

底板 ( 着脱式 )

※ガ タ つ きが ある 場 合 は  シ リ コ ン で 接 着 して く だ さ い 。

排水 プ レ - ト

トラ ッ プ

袋ナ ッ トD

袋ナ ッ トB

パッ キ ン

操作 ボ タ ン 部

袋ナ ッ ト

カウ ン タ ー 操作 ボ タ ン 部

レ リ ース 先端部

ナッ トA

袋ナ ッ トB

パッ キ ン

三角 パ ッ キ ン

排水口

排 水 ア ダプタ ー

スリ ッ プ ワ ッ シ ャ ー 横引 き 管

①排水  器具

排水口

パッキン

横引き管

袋ナット

ポップアップ弁

ヘアキャッチャー部

ゆるむ

短くする 長くする

しまる ②アジャスト

①六角ナット

排水口

レリース本体固定ナット

台座

ゆるめる 折ったり、曲げたり しないよう注意

操作ボタン部

工具 ねじ 布

レリース本体固定ナット

操作ボタン穴 (φ18mm)

スリップワッシャー

台座

取付ナット

袋ナット

パッキン

排水アダプター

建築側排水管 (VP、VU管)

ガタツキが ある場合は 排水管用 接着剤で 接着して ください。

ナットA

パッキン

袋ナット

排水プレート

トラップU管

パッキン

排水口

排水トラップ

印を合わせてください。

印を合わせてください。

●床排水 ●壁排水

注意ナット類は手でしっかりと締め付けてください。※締付けが不十分だと漏水を引きおこす恐れがあります。

⑥横引き管を図のように取り付けます。

③操作ボタン部をカウンターの水栓金具取付面に取り付けます。 ④操作ボタン部の筒内に、レリース先端部(スプリング装着部)を挿入させ、袋ナットで締め付けます。

②横引き管を図のように取り付けます。

注意横引き管が逆傾斜にならないように取り付けてください。※排水能力が悪くなります。

注意横引き管が逆傾斜にならないように取り付けてください。※排水能力が悪くなります。

注意工具を使用して過剰な力での締付けはしないでください。(980N・cmが目安です。)※洗面器や排水口部分が破損し、漏水を引きおこす恐れがあります。

4)排水トラップの取付け■LJボウルカウンター以外の場合①横引き管に袋ナットD、スリップワッシャー、パッキンを通し、トラップを差込部の最後まで入れます。 ②建築側排水管に排水アダプターを取り付けます。 ※ガタつきがある場合はシリコンで接着してください。 ③排水ホースに袋ナットC、排水プレート、底板(着脱式)、袋ナットE、パッキンを通します。 ④排水ホース先端を排水アダプターに差し込み、袋ナットEで締め付けます。 ※排水トラップを建築側排水管に接続する際は、排水トラップを切らずに建築側排水管に十分挿入してください。 ※排水アダプター上部の袋ナットEはしっかりと締めてください。排水トラップのガタつきや、臭気もれの原因になります。 ⑤袋ナットB、C、Dを手で締め付け、横引き管、トラップ、排水ホースを接続します。

■ポップアップ弁の調整 (排水器具品番:LF-SM5Gの場合)排水栓を「閉」にしても、ポップアップ弁と排水口の間にすき間が空く(排水栓がきちんと閉まらない)場合は、すき間が生じないように次の手順でポップアップ弁の長さを調整します。 ①六角ナットをゆるめます。 ②アジャストを回して弁の長さを調整します。 ③ポップアップ弁を排水口に取り付けてすき間がないことを確認し、六角ナットを締め直します。

3)LJボウルカウンター(LJ-600N)用の場合①レリース本体固定ナットをゆるめ、台座からレリースを外します。

※レリ-ス先端を折ったり曲げたりしないでください。

①洗面器に排水器具を図のように取り付けます。 ●ナットAはあらかじめ取り付けてあります。ゆるんでいる場合は、手でしっかりと締めてください。

品番がSF-70S、SF-71S、SF-810S、LF-B340SC、LF-E340SC、LFJ345SC、AM-112で始まる水栓

2)その他 水栓用の場合

②カウンター上の操作ボタン穴(φ18mm)に台座を手締めで固定します。

③台座にレリース本体を差し込んだら、レリース本体から軸を引き出し、先端のねじにボタンを取り付けます。軸が空回りしないよう、指かラジオペンチ等の工具で固定し、ねじが完全に隠れるまでボタンを締めてください。(締付トルク2N・cm{20kgf・cm}以上)

※軸を工具で固定する場合は、軸がキズつかないよう、ウエス等を巻いて保護してください。

※ ねじには乾式の接着剤(赤)が塗布してあります。ボタンを取り付けると接着剤が硬化し始めますので、一度締めたボタンは外さないでください。

④洗面ボウルの排水口に排水器具本体を取り付け、排水栓を設置します。

● 強く締めすぎないようにしてください。※排水口部分が破損し、漏水を引きおこす恐れがあります。 ● ナット類は手でしっかりと締め付けてください。※締付けが不十分だと漏水を引きおこす恐れがあります。

■LJボウルカウンターの場合

注意

●排水トラップは、印を合わせて施工してください。※排水能力が悪くなります。

注意

6

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注意ナット類は手でしっかりと締め付けてください。※締付けが不十分だと漏水を引きおこす恐れがあります。

注意金属製排水トラップの場合は、工具で締付けを行ってください。

エンドパネルの施工

■エンドパネル固定位置(キャビネット内面図)

(1)引出しタイプ

(2)扉タイプ (3)ランドリー・フルスライドタイプ

(1)ハンドシャワーを引き出し、裏向きにしてください。

(3)切替ユニットを引っ張り、取り外してください。

(4)取り外した切替ユニットのストレーナーを、歯ブラシ等で掃除してください。

(6)2の逆の要領で、ストッパーに穴をスライドさせてロックします。

 ※固くてスライドできなければ、5 に戻り、切替ユニットをしっかりと差し込んでからやり直してください。

(7)切替ユニットを引っ張って、外れないことを確認してください。

(5)切替ユニットの向きに注意しながら取り付けてください。

 ※ハンドシャワーの凹部と切替ユニットの凸部を合わせて、しっかりと差し込んでください。

 ※切替レバーが、ハンドシャワーの先端部になるようにしてください。

(2)小型のマイナスドライバーでストッパーの穴をスライドさせて、ロックを解除します。

■スレトレーナーの清掃

ストッパーの穴 (ロックの解除)

カチッ

切替ユニット

ストレーナー

凹部 凸部

切替ユニット ハンドシャワー

切替レバー 先端側

合わせる

合わせる

ストッパーの穴 (ロック)

カチッ

切替ユニット

7

(プラン上、エンドパネルがある場合のみ)

①エンドパネルを取り付ける側板に、ベースキャビネット内側から固定用の下穴(φ4)をあけます。下穴位置はキャビネットのタイプにより異なります。下図を参考に穴位置を決定してください。

②ベースキャビネットの内側から連結ねじ(トラスφ4×25mm)でエンドパネルを取り付けます。

※ランドリーの場合、レールは下一段のみです。 ※(2)(3)ともに背板側の固定位置は(1)と共通です。

ローラーレール

幕板

35

60

60

60 60

φ4下穴(4ヶ所)

50

50

背板

底板

35

幕板

蝶番

35

35

60

100

幕板

レール

35

60

80

35

エンドパネル カウンター

ベースキャビネット

連結ねじ(トラスφ4×25mm)

注意施工完了後は、扉の傾き、ガタつき、蝶番のゆがみがないことを確認してください。また、確認、調節後は全ての扉(蝶番)のCねじを固く締め付けてください。※締付けが不十分な場合、使用中に扉が落下しケガをする恐れがあります。

扉の調節方法

シリコンシール

カウンターと壁との合せ部をシリコンシールします。

カウンター周囲のシール

オーバーフロー

カウンター、洗面器タイプ オーバーフロー までの時間

LJ-600N

MJ-601N CJ-601N (洗面器 L-9105Vの場合)

KJ-601N

約1分40秒

約2分40秒

約2分20秒

オーバーフロー

オーバーフロー

排水栓を開け、水を一度に排出し、トラップ、排水管の各接続部からの水漏れのないことを確認します。

施工後は洗面器、カウンター表面を養生して、後の工事などでキズが付かないようにしてください。※洗面器、カウンター表面にキズが付くと、補修しても完全に元の状態には戻りません。

お願い

■キャビネット本体の確認(1)キャビネットの取付ねじが十分に締まってい

るか、ゆるみがないことを確認します。 (2)キャビネット自体にガタつき、壁とキャビネ

ットとのすき間がないことを確認します。 (3)ねじのゆるみ、キャビネットのガタつきがあ

る場合は、必ずねじ位置をかえて取り付け直します。

(4)扉のふぞろいがある場合は、後述の「扉の調節」で調節します。

(5)塗装扉の養生シートをはがします。

■吐水量、排水量の確認(1)洗面器の排水栓を閉じて水を満水にし、吐水

させて洗面器から水があふれないよう(オーバーフロー能力の範囲以内)水側、湯側の止水栓の開閉をして流量の調節をします。

(2)排水栓を開け、水を一度に排出し、トラップ、排水管の各接続部からの水漏れのないことを、確認します。

■SF-810S-MBの場合のみ不用意に全開した場合の飛散を予防するため、全開時6.5L/分程度になるように湯水の止水栓を調節してください。オーバーフローまでの時間が下表になるようにしてください。

施工後の確認

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Aねじ

Cねじ

Bねじ

○+ドライバー

以下の要領で扉の調節を行ってください。

Aねじ…このねじを左右へ回すと扉を前後に調節することができます。

Bねじ…このねじをゆるめると扉を左右に調節することができます。

Cねじ…このねじをゆるめると扉を上下に調節することができます。

●準備するもの ●取付ねじの役割

注意●A、B、C以外のねじには、絶対にふれないでください。※扉が落下する原因となる恐れがあります。 ●扉が傾いたりガタついているときは、蝶番のAねじ、Cねじを締め付けてください。※扉が落下して、ケガをする恐れがあります。

1.扉の高さが上下(垂直方向)にずれている場合(1)蝶番のCねじをゆるめる。(左へ回す) (2)ずれている扉の高さを合わせ、Cねじを締める。

2.扉の先端が下がっている〔上がっている〕場合(1)下〔上〕の蝶番のBねじを右へ回して調節する。 (2)扉を閉めて確認する。 (3)正しい位置になるまで(1)~(2)をくり返す。 ※調節範囲 左方向 2.0mm 右方向2.0mm ※上記(1)~(3)の調節で扉と扉のすき間が他のすき間と違ってきた場合は、上下の蝶番のBねじを同じ割合で回して調節してください。 ●右へ平行移動する場合 Bねじを右へ回す ●左へ平行移動する場合 Bねじを左へ回す

●扉の調節方法

※調節範囲  上方向2.0mm  下方向2.0mm

PMB-0559(07110)

カチッ

レバー�

レバーC

フックD

レバーC

フックD フックB

軸A

注意引出しの収納物を取り出してから、引出し前板の調節を行ってください。※収納物の重さで引出しが外れ、ケガをする恐れがあります。

注意●蝶番が確実に結合していることを確認してください。※結合が不十分ですと扉の落下によりケガをする恐れがあります。 ●鏡扉の取外し、取付けは二人で行ってください。※鏡扉が重いため危険です。

3.扉と側板のすき間が上下で違う場合(1)上の蝶番のAねじを左右へ回し、扉を正しい位

置にする。 ※調節範囲 前方向1.0mm 後方向1.0mm

③蝶番を矢印の向きに「カチッ」と音がするまで押します。

引出しの調整方法〔扉の取外し方法〕

①蝶番のレバー○Cを矢印の向きに引っ張ります。

①蝶番の軸○Aを、フック○Bに引っ掛けます。

②蝶番のレバー○Cを、フック○Dに合わせます。

②蝶番を矢印の向きに引っ張って、取り外します。

〔扉の取付け方法〕

(1)引出しの取外方法①引出しを最後まで引出します。 ②取っ手を持ち上げたまま、引出しを持ち上げて外します。

(2)引出しの取付方法(1)と逆の手順で取り付けます。

(3)引出しの調節方法●引出し前板が左右にずれているとき① �ねじを4ヶ所すべてゆるめます。(左へ回す) ② 引出し前板を左右に動かして調整します。 ③ ①でゆるめた�ねじを固く締め付けます。

●引出し前板が上下にずれているとき① �ねじをゆるめます。(左へ回す) ② 引出し前板を上下に動かして調整します。 ③ ①でゆるめた�ねじを固く締め付けます。

①外す

②引き出す

しまる

ゆるむ

�ねじ 調節量:±1.5mm

しまる ゆるむ

�ねじ 調節量:±1.2mm

(上下調節ねじ)

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(1)引出しの取外方法引出しを止まるところまでまで引出し、一度少し上に持ち上げ(コンという音がしてロックが外れます)、さらに手前へ引出します。

(2)引出しの取付方法①ユニット本体側の受けレールを奧まで押し込みます。

②引出しを受けレールに載せ、奧まで押し込みます。その際、カチャと音がしてロックされます。 ※取り付けた後は、数回引出しを開閉させ正確に取り付けられている(ガタつき・異音がしないか)ことを確認してください。

引出しの取付け・取外し・調節方法(ランドリータイプの場合)

引出しロック

約100m

m

サイドギャラリー

前方

後方

ストッパー

コン

カチャ

●前板が前後に傾いているとき(サイドギャラリー付引出しのみ対応)

上図のように、サイドギャラリー(パイプ部)を回し、前板の傾きを調節します。 ・前板を手前に倒す場合:左へ(前板正面から見て)回す

・前板を後方へ倒す場合:右へ(前板正面から見て)回す

(2)引出しの取外方法

(3)引出しの取付方法

①引出しを最後まで引き出します。 ②引出し側板部のストッパーを内側に押しながら引出しを持ち上げます。

※ ストッパーは左右同時に押してください。

①キャビネット本体側の受けレールを手前に引き出します。

②引出しの奥行き約100mmを受けレールに載せ、引出しを奥まで押し込みます。

③カチッと音がして引出しがロックされます。

引出し本体の左右にある、上下調節ダイアルを回し調節します。 ・上へ移動する場合:ダイアルを右へ回す ・下へ移動する場合:ダイアルを左へ回す ※ 調節範囲:左右方向へ各2mm(計4mm)程度

●引出しを取り付けた後は、数回引出しを開閉させ正確に取り付けられている(ガタつき、異音がしないか)ことを確認してください。また、引出しを持ち上げても外れないことを確認してください。※正確に取り付けられていないと、引出しが使用中に外れてケガをする恐れがあります。 ●引出し裏側の引出しロック(白色)が手前まで確実に押し込まれていることを確認してください。※正確に取り付けられていないと、引出しが使用中に外れてケガをする恐れがあります。

注意

化粧カバー

上下調節ダイヤル

左右調節ねじ

上下調節ダイヤル

2mm

左右調節ねじ

1.5mm

引出し前板 (上段)

引出し前板 (下段)

前板調節部

引出し前板の調節(フルスライドタイプの場合)

(1)引出前板の調節●左右に傾いているとき

●上下に傾いているとき

前板調節部には化粧カバー(グレー)が付いています。調節を行うときは化粧カバーを外してください。調節後は元通り化粧カバーをはめてください。

引出し本体の右側にある、左右調節ねじを回し調節します。 ・右へ移動する場合:ねじを右へ回す ・左へ移動する場合:ねじを左へ回す ※調節範囲:左右方向へ各1.5mm(計3mm)程度

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前板

底板

固定ねじ

L型金具

引出 し 底板 (裏面 )

前板 (裏面 )

右へ2mm

左へ1mm

±2mm

サイドギャラリー

(3)引出しの調節方法

●調節前の準備引出し前板裏面と引出し底板の間に、L型金具が取り付けてあります。引出し調節(前板の傾き調節以外)を行う際は、必ず固定ねじをゆるめて(金具が動く程度)から行ってください。 また、調節完了後は必ず固定ねじを締め付け直してください。

引出し本体横の化粧カバーを取り外します。

①左右の調節 図のように、左右調節ねじを回し調節します。  右へ移動する場合:ねじを右へ回す  左へ移動する場合:ねじを左へ回す ※調節は、引出し本体の左右共に行ってください。 ※調節範囲:左右方向へ各1mm(計2mm)程度

②上下の調節  図のように、ねじを少しゆるめます。  引出し前板の上下位置を調節し、ねじを固く締め付けます。 ※調節範囲:上下方向へ各2mm(計4mm)程度

③前板の傾きの調節(サイドギャラリー付き引出しのみ対応可能)

 図のように、サイドギャラリー(パイプ部)を回し、前板の傾きを調節します。

  前板を手前へ倒す場合:左へ(前板正面から   見て)回す   前板を後方へ倒す場合:右へ(前板正面から   見て)回す ※サイドギャラリー後方の樹脂部品(グレー色)のねじ部にすき間が残りますが、このすき間は調節しろです。

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PMB-0559(07110)

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