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0 企業向け緊急通信システムのご提案 2008年 1エムシーアクセス・サポート株式会社 三電計装株式会社 mcAccess e を利用した 新しい危機管理のご提案

mcAccess e - sandenkeiso.co.jp · ①対策本部から被災地域の拠点への状況確認 ②対策本部が被災により機能しない場合は、 他の地域の第対策本部から状況確認します

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企業向け緊急通信システムのご提案

2008年 1月

エムシーアクセス・サポート株式会社

三電計装株式会社

「 mcAccess e 」

を利用した新しい危機管理のご提案

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求められる。企業のBCPへの取組

阪神淡路大震災や新潟県中越地震などの巨大地震、昨今の異常気象等の自然災害によって、多くの企業がその事業活動に甚大な損害を被っています。

しかしながら、企業は取引先等の利害関係者から、災害や事故で被害を受けても重要業務が中断しないこと、中断しても可能な限り短い期間で再開すること(=事業継続)が望まれています。

また、この事業継続は企業自らにとっても、重要業務中断に伴う顧客の他社への流出、マーケットシェアの低下、企業評価の低下などから企業を守る経営レベルの戦略的課題と位置づけられております。

この事業継続を追求する計画を、

「事業継続計画」 (BCP : BUSINESS CONTINUITY PLAN) と呼び、

経済産業省から「事業継続計画策定ガイドラインの概要」が発行され、

バックアップシステムやオフィスの確保、即応した要員の確保迅速な安否確認などの取組み指針が示されてり、事業内容や企業規模に応じて、すべての企業で相応した取組みが望まれています。

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BCPの必要性と通信手段の確保

■地震、火災、爆発、大規模なシステム障害などが相次いでおり、その結果、基幹となる事業・業務停止の停止に追い込まれるケースが見られる。

■近年発生している基幹事業停止は、取引先や顧客の事業停止へと影響が連鎖している。

■企業経営者は、事業存続の生命線である「事業継続」を死守するための行動計画であるBCPの策定を行わなければならない。BCPは「企業経営のあり方」そのものである。

リスクコミュニケーションの重要性

■リスクコミュニケーションとは、災害や事故が発生した(発生の可能性を検知した)場合情報の収集、分析、連絡、発表などを通じ、リスクに対する認識の程度を揃え、情報の共有を行うための活動のことである。

■リスクコミュニケーションの巧拙がBCP遂行の成否を分ける場合もあるので、訓練を通して周知する必要がある。

非常時に使える通信手段の確保

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3*当該地域とは、制御局から発信される電波の圏内を示します。

非常用通信ツールのラインアップ

エリア非常時の通信規制

即時性同報性

通信方式

操作性 コスト非常時の運用実績

固定(公衆網) × × 1:1 ○

基本料金+

従量制△

固定(公衆網) × × 1:1 ○

基本料金+

従量制△

音声全国

該当地域93%カバー

× × 1:1 ○基本料金

従量制×

メール全国

該当地域93%カバー

△ × 1:1 ○基本料金

従量制△

全国該当地域 ○ × 1:1 △

基本料金+

従量制△

全国※該当地域 ○ ○

1:N(地域)

○定額料金

約3,000円 ◎

衛星電話

mcAccess e

有線系

無線系

名 称

優先接続電話

IP電話

携帯 電話

災害時通信に適した3要素

通信規制がかかり難い

同報通信・グループ通信可能

簡単操作・可搬が可能

mcAccess e なら

実現可能です

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新潟県中越沖地震 7/16 10:13 の通信の影響

7月16日 7月16日 7月16日

電話・パケットとも不能新潟県:18市町村

長野県: 9市町村

①柏崎市13局 ①新潟県内:13局 ①新潟県内:78局②刈羽村 2局 ②長野県内:15局

7/1910:15

7/1910:15

7/1814:28

7/1917:47 終始 通常運転

全復旧タイミング

信越地区全23制御局

サービス継続提供

電源系異常で復旧遅延発生

商業電源停止時も自家発電装置にて

通常運用

①柏崎市内約800回線不通

②電源装置不良バッテリー切れ等

停電による設備影響

通信サービス状況

各基地局がカバーする地域では通話が極端に繋がり難い状態に

MCA無線

ソフトバンクモバイル

KDDI/au

基地局稼動停止

通信規制無し

( 10回中8回が   不通状態   )

(新潟、長野、富山)(5%が使用不能)

不明

最大87%(10:21)

最大80% 約60% 最大80%

規制解除

通信規制

21:50全て解除

NTTドコモ

13:28全て解除

22:43 全て解除

災害対策状況

規制率 (新潟、長野)

NTT東日本(固定電話)

mcAccess は通信規制なし。 停電時も自家発電設備で電源供給。

~ mcAccessは、全く支障なく継続サービス実施 ~※内閣府発表の資料を基に作成しています。

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※アナログMCA、1.5GHz帯デジタルMCAの実績も含まれます※震源地がサービスエリア外の場合は周辺サービスエリアでの稼動実績となっています

(移動無線センター資料より)

発生年月

1995年 1月

2004年10月

2005年 3月

2005年 7月

2005年 8月

2006年 6月

2006年 8月

2006年 9月

2007年 3月

災害名

阪神・淡路震災

新潟中越地震

福岡沖地震

千葉県北西部地震

宮城県沖地震

大分県西部地震

首都圏大停電

九州地区大型台風

能登半島地震

稼働状況

正常に稼動

正常に稼動

正常に稼動

正常に稼動

正常に稼動

正常に稼動

正常に稼動

非常電源にて稼動

非常電源にて稼動

過去の災害における mcAccess e の実績

2007年 7月 新潟県中越沖地震 非常電源にて稼動

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mcAccess eの概念と導入目的

ネットワーク利用

全国広域での個別通信が可能(同報通信は不可)

MCA無線とはmcAccess e (エムシーアクセス イー)は、複数の通信チャンネルを多数の利用者が共同利用するシステムで、自動的に空チャンネルで通信し、空チャンネルがない場合は、予約に入る電波の有効利用と利便性を実現した1通信=3分の時限のある制御局(中継局)を介した大ゾーン方式の中継方式の業務用移動通信システムです。1システム当りの加入台数は非常災害時の通信トラフィック等を考慮して上限設定されてもいます。無線端末機から電波として発射された音声やデータ信号は制御局(中継局)で中継され、離れた場所の無線端末機に届けられることで、オフィス(管理移動局)と車両や人(移動局)とのネットワークをつくります。個々のユーザーは、ユーザーコードで識別します。各制御局間は高速デジタル回線で結び、複数のエリアにまたがった通信も可能としています。(ワイドエリア利用)又、mcAccess e は、インターネット技術を利用したIP-VPN (Internet Protocol-Virtual Private Network) インターネット技術を使った専用通信網で、業界初の日本全国広域通信網を実現しています。(ネットワーク利用)

導入目的非常災害時でも信頼性の高いmcAccess e で、固定電話・携帯電話等の公衆通信網が使用できない場合における連絡手段の確保を目的としています。(勿論、平常時での運用も可能です)

個別通信は全ての無線エリア、同報通信は契約の無線エリアの内で可能

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本社

北海道支店 首都圏支店 九州支店・・・・・・・・

帯広・・・

旭川 新潟

・・・

相模原 熊本 沖縄

全国支店様

全国営業所様

本社・各支社間

支店・営業所間

営業所間

本部組織間

支店間 支店間

・・・・・・・・

本社・各本部間

これは、階層構造の

通信系統の例です

函館 小樽 木更津 甲府 大分 鹿児島全国出張所様

本部組織間技術研究所 営業本部 生産本部

出張所間

支店・営業所間支店・営業所間

営業所間 営業所間

支店・出張所間

出張所間出張所間

支店・出張所間 支店・出張所間

全拠点に携帯機を設置

全国規模のお会社様における活用イメージ

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本部/被災地 東京の被災の場合 大阪の被災の場合 他地域の被災の場合

関東本部(第一対策本部)

・現地対策本部機能を担う・大阪本部と連絡を取る・被災支店に対して、一斉連絡を行う

・対策主本部として機能する

・対策主本部として機能する

関東の支店・被害状況等を関東本部に行う・通じない場合は大阪本部に連絡を行う

使用しない 使用しない

大阪本部(第二対策本部)(関東本部が被災で

機能しない場合の本部)

・東京のサポートにあたる(関東本部と連絡をとりあう)・関東本部が被災で機能しない場合は大阪本部が主対策本部となる

・現地対策本部機能を担う・関東本部と連絡を取る・被災支店に対して、一斉連絡を行う

使用しない

近畿の支店 使用しない

・被害状況等を大阪本部に行う・通じない場合は関東本部に連絡を行う

使用しない

その他地域 使用しない 使用しない・被害状況等を関東本部に行う

災害地別危機管理体制イメージ

現地対策本部 災害発生地 サブ対策本部

災害発生地に応じて対策本部の設置場所が変わる。非常用通信網も柔軟に変更できることが必要。

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【シーン1】全国&地域(固定通信)対策本部と被災地域の拠点との通信確保、①対策本部から被災地域の拠点への状況確認

②対策本部が被災により機能しない場合は、他の地域の第二対策本部から状況確認します

【シーン2】全国&地域(移動通信)重要車両、キーとなる車両との通信確保①役員車(常設)②役員自宅(常設)③災害対策本部車(常設)④その他(非常時には無線機を持って出動)

関東

東北

東海

信越

近畿北陸

九州

北海道

沖縄

中国四国

A支店

B支店

C支店

対策本部

A支店・ ・B支店・ ・C支店・ ・

所属地域以外へは全国コードで通信

公衆通信不通時の想定利用シーン

所属地域では地域コードで通信

社長へ、収集情報を

報告します・・

対策本部

役員車両【ユーザーコード】mcAccess e では、個々の免許人・通信先は無線機に書込むユーザーコードで識別します。又、同時に待受受信できるユーザーコードは2コードのため、2つのコード付与といたしています具体的には、①全国コード②地域コードの2コードを付与します。(送信時はいずれかのコードを選択して発信します)

持運び、乗替え可能なハンディタイプで柔軟な運用

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mcAccess e の通信モードとイメージ

全グループ一斉通信(接続中の通信=断する)

全グループ通信(接続中の通信=断しない)

グループ通信

(1:N通信))

個別通信

(1:1通信)本部管理局

ワイドエリア利用の契約無線エリア内に配備した同一ユーザーコード(例001)の無線局分布

本部管理局からのグループ通信イメージ例①こちら本部です。これより只今の地震に対する、建物被害、物的被害、人的被害の状況を順番にお聞きします。この観点で報告をお願いします。各拠点担当者は無線機近くでスタンバイ願います。(ここで一旦、MCA回線切断します)②それではA拠点いかがですか。(相手局からの報告を聞きます)次にB拠点いかがですか。(というように、順に聞く)③応答のない拠点はパスして後刻、再度、聞き取りします。

通信モードは、①通話内容を聞かせたほうが良い場合は、各種のグループ通信②通話内容を聞かせる必要がない場合は個別通信

を基本に選択してください。

個別通信以外の各種のグループ通信では、通話内容は、そのグループ内全局に聞こえます。

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mcAccess e(一斉同報機能) 固定電話・携帯電話・衛星電話

①呼びかけ=30秒

災害本部

① ② ③ ④ ⑳

20箇所にそれぞれダイヤルが必要

本部から各拠点へ一斉送信を実施

②状況把握=2.5分

一斉呼出

一斉呼出

・・・ ② ・・・

① 割込 割込

災害本部

① ② ③ ④ ⑳・・・

通話時間① + ② =合 計

災害本部

・・・

通話時間 2.5分 × 1回 = 2.5分

3分 通話時間 A + B =合 計

①呼びかけと状況連絡で 1.5分/1通話

③本部への割込み電話 3分×10回

②毎回の相手先電話番号検索等 10秒/ 1回

(① + ②)× 20箇所 = 33分 ← A

③ + ④ = 40分 ← B

④他地区情報・追加連絡 1分×10箇所

73分

通話時間 30秒×1回 = 30秒

■災害時、災害本部と20拠点間で通信を行った場合のイメージ

双方向の情報収集

本部と各拠点間の順次交信で収集交互通信

1:1の個別通信

mcAccess e の同報機能運用イメージ

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mcAccess e携帯機の概要(使い方)

電源スイッチ

液晶表示部バックライトスイッチ

スピーカー

テンキー

局番号帳

マイク

戻る

送信

矢印キー

メニュー/選択/決定

①電池マーク②キーマーク・データマーク

③通話メモマーク④メールマーク⑤無線回線状態⑥受信電界表示

⑦通信モード表示⑧番号表示⑨通信時限表示他

⑩温度警告⑪スピーカーマーク⑫ガイドキー表示

液晶表示部の詳細

着信/発信履歴

プレストークスイッチ

使い方1①通信モード選択②相手局番号orグループ番号をテンキー入力③プレストークスイッチ押下使い方2

①局番号帳釦押下②矢印キーで相手局番号orグループ番号選択③プレストークスイッチ押下

モード

液晶表示部

共通の使い方①プレストークスイッチを押して話す(ピッ音が鳴ってから、こちら○○で始め、最後にどうぞという)②プレストークスイッチを放して聞く(相手局番号表示。交互に通話し最後の終話の際は了解という、この累計通話時間が3分で10秒前に「ピッ」音で報知します)★相手局とお互いプレストークスイッチを押さない時間が5秒経過すると自動的に終話となり 回線が切れます。■操作に困ったら 『戻る』 キーを押してメイン画面に戻ります。

ユーザーコードの切替方法

①メニュー(選択)キー押下

②矢印キーでその他に合わす

③メニュー(決定)キー押下

④矢印キーでユーザー切替に合わす

⑤メニュー(決定)キー押下

⑥矢印キーで希望ユーザーに合わす

⑦メニュー(決定)キー押下で「プププ」音の後、「ユーザーを設定しました」表示で完了

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大手コンビニエンス様

■大手倉庫会社 ■大手自動車メーカー

■大手機械メーカー ■大手建設会社

■地方銀行 ■生活協同組合

■大手複写機メーカー ■大手居酒屋チェーン

大手民間企業での導入事例

■郵便事業:関東郵便逓送、等

■学校:滋賀県、富山県、等

■防災:広島県、江戸川区、神戸市等

■交通:呉市交通局

公共機関での導入事例

業種特化することなく、様々な企業様が‘‘mcAccess e’’ でBCPに取組んでいます

mcAccess e の危機管理用途の導入事例

・05/3~06/4約4000台導入

(増設継続中)

・衛星電話から入替え

・日常業務にも使用

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月額@35円

月額@3,150円

@262,500円

導入機器

ハンディタイプmcAccess e 無線機

(充電器を含みます)

ご導入・運用に必要な費用(概算)

月額@35円電波利用料(税

金)

月額@3,150円

@210,000円概算機器コスト

中継局利用料(ワイドエリア

+ネットワーク

料)

導入コスト(税込)(単価)

車載タイプmcAccess e 無線機

(アンテナ・ハイパーマイク含む)

※運用方法によって、契約内容及び利用料、機器構成が変更となります。

電波利用料(税金)

概算機器コスト

中継局利用料(ワイドエリア

+ネットワーク

料)

導入コスト(税込)(単価)

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よろしくご検討のほどお願いします。