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知ればできる! スマートフォンSEO対策セミナー 2015.7.8 検索エンジンからの流入を逃さず掴む、PDCA運用

【IMJ】スマートフォンSEO対策セミナー 第1部 (2015.7.8)

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知ればできる!スマートフォンSEO対策セミナー

2015.7.8

ー 検索エンジンからの流入を逃さず掴む、PDCA運用 ー

第1部

スマートフォンSEOの成功は基礎にあり-ずっと使えるSEOの考え方-

自己紹介

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氏名 : 水野 大人 (みずの ひろと)

所属 : 株式会社アイ・エム・ジェイMarketing & Technology Labsプロフェッショナルサービス事業部

金融系SEから装飾品系ECサイトのディレクターへ転身、インハウスSEOの体制を構築

Presenter

国内老舗SEO会社にてSEOコンサルタントとして、外部施策・内部施策の両方を経験

現在、IMJのSEOコンサルタントとして、大規模サイトを中心にコンサルティング

本日のアジェンダ

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第1章. 意識していますか?スマートフォンからの自然検索

第2章. 4月21日以降、スマホSEOはどう変ったか

第3章. スマホでもPCでも、ずっと使えるSEOの考え方とは

第4章. マーケティング戦略 × SEO

まとめ

【第1章】意識していますか?

スマートフォンからの自然検索

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「検索結果をもっとモバイルフレンドリーに」4/21にスマホ検索結果を変更することを告知

2015年2月27日

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出典:日経新聞 電子版(速報:国際ニュース関連 )

全国紙にもとりあげられ、

国内でも高い注目度

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スマートフォンからのネット利用が急激に増加

出典:ニールセン※インターネット利用者数の推移(日本国内)

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Google、スマホ検索への対応を加速*スマホ検索関係でGoogleが公式ブログで投稿した回数

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GoogleのMaile Ohye(マイリー・オイエ)さん

「スマホ専用のインデックスを準備中」公式ブログ以外での発言に重大な情報も

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Googleウェブサイトインデックス (現在)PCサイト検索用インデックス FPサイト検索インデックス

FP向けURL

PC向けURL

SP向けURL

今後、インデックスが別々になる可能性も?

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スマホの検索結果が変ろうとしている?

過渡期が到来

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PCからスマホにユーザーが急速に移行 スマホ検索も大きく変化しようとしている

スマホの変化に対応できなければ

流入が大きく減少する恐れがある

【第2章】4月21日以降、

スマホSEOはどう変ったか

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2015年4月21日

モバイルフレンドリーアップデート

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GoogleのGary Illyes(ゲイリー・イリーズ)さん

「モバイルフレンドリーでは17%影響」

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幅広いクエリで順位の低下が起こった しかし、その下落幅は微々たるものだった

「海外SEO情報ブログ」でも有名なSEO第一人者である鈴木謙一氏のブログは、4/21過ぎても非対応

参考情報

プレゼンター
プレゼンテーションのノート

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アップデート予告から実施までの2ヶ月間、

スマートフォンに対応したサイトは

4.7%増加

*Googleによる発表http://insidesearch.blogspot.jp/2015/04/ranking-change-to-help-you-find-mobile_21.html

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今回のアップデートは

あらかじめ明示された基準に対して対応するだけだった

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『PCとスマホの関連付け』

『モバイルフレンドリー』

【現時点でのスマホSEO対策】

新たな基準

これまでと変らない対応

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【スマホSEOのポイント1】

『モバイルフレンドリー』

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スマホでストレスなく閲覧ができ、さらに操作しやすいWebサイト

画面サイズ 操作性

パフォーマンス

機種依存

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『モバイルフレンドリー』クリアすべき条件

①フォントサイズが小さいです

②ビューポートが設定されていません

③タップ要素同士が近すぎます

④コンテンツのサイズがビューポートに対応していません

⑤Flashが使用されています

⑥固定幅のビューポート

※Google ウェブマスターツールにて表示されるアラート項目

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【診断方法1】 モバイルフレンドリーテスト

ページ毎に分析

課題の発見解決の為のアドバイス

*Googleモバイルフレンドリーテストhttps://www.google.com/webmasters/tools/mobile-friendly/?hl=ja

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【診断方法2】 Google Search Console

チェック項目に対し、①エラーしているページ数②エラーしているページへのリンク

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【スマホSEOのポイント2】

『PCとスマホの関連付け』

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《よくある質問1》SEO的には

レスポンシブデザインの方が良いですか?

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SEO的側面からはお勧めします。ただし、

『レスポンシブだから』順位が上がるというわけではありません

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なぜ『レスポンシブ』を薦めるのか?

SEO的側面からは、URL・ソース共に共通であるため、

特別な設定が必要ないから※ただし、デザイン制作では苦労が多い

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《よくある質問2》レスポンシブデザインではないサイトは

SEO的にどうしたら評価されますか?

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『PCとスマホの関連付け』が適確にされれば正しく評価されます

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Googleウェブサイトインデックス

PCサイト検索用インデックス FPサイト検索インデックス

FP向けURL

PC向けURL

SP向けURL

別URLの場合、PC向けURLとスマホ向けURLが別々に

インデックスされ、テーマの重複が起きる

なぜ、関連付けが必要?

重複問題を「関連付け」で回避

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スマホサイト構築方法で関連付けの方法が異なる

スマートフォンサイト構築方法 サーバーサイドでのUA判別

ページごとに関連付け

レスポンシブウェブデザイン(同URL・同ソース)

- -

動的な配信(同URL・別ソース)

必要 -

別々のURL(別URL・別ソース)

必要 必要

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《別々のURL(別URL別ソース)の場合》

PC・SP向けページが「重複」と見なされる

PCページを「正規URL」、スマホページを「別バージョンのURL」として適切な関連付けが必要

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PC向けページとスマホ向けページの『適切な関連付け』基本原則

PC向けURL SP向けURL

《正規URL》example.com

《別バージョンURL》sp.example.com

alternate

canonical

<link rel="alternate" media="only screen and (max-width: 640px)" href="http://sp.example.com/" />

<link rel="canonical" href="http://example.com/" />

SP向けURLへアノテーション PC向けURLへアノテーション

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SP向けURL①

SP向けURL②

■特殊ケース1:

PC向けURL : SP向けURL = 1 : 複数

《正規URL》 《別バージョンURL》

PC向けURL

alternate

canonical

canonical

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■特殊ケース2:

PC向けURL : SP向けURL = 複数 : 1

PC向けURL①

PC向けURL②

《正規URL》 《別バージョンURL》

SP向けURL

alternate

canonical

alternate

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■参考

PC向けURL : SP向けURL = 関連していない

関連付け必要なしPC向けURL SP向けURL

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《レスポンシブウェブデザインの場合》

特別な対応は必要ない

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《動的な配信(同URL別ソース)の場合》

同URLなので、「重複」の可能性はない

ただし、ユーザーエージェントに応じてHTMLソースが切り換ることを、サーバー側で処理される

「Vary HTTPヘッダー」を用いて、Googleに伝える必要がある。

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今後の『スマホSEO』はどう変る?

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GoogleのMaile Ohye(マイリー・オイエ)さん

「スマホ専用のインデックスを準備中」

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PCで行なってきた基本的な対策をスマホでも求められる可能性あり

現在

これから

PCで対策+スマホのユーザビリティ

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《基本的な対策とは》 コーディング最適化 サイト内リンクの設計&設置 titleや見出しタグの最適化 画像への代替テキストの設置

・・・

特別なテクニックではない、通常の対策

【第3章】スマホでもPCでも、

ずっと使えるSEOの考え方とは

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そもそも、SEOとは?

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ターゲットキーワードでの検索結果上位を目指すもの

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自然検索結果からの有益な流入を最大化するもの

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自然検索結果からの有益な流入を最大化

1. 【ニーズへの対応】:キーワード選定

2. 【露出機会増出】上位表示

3. 【選ばれる】:SERPs改善

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「ニーズへの対応」とは?

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ユーザの検索行動を細かく考慮してキーワード選定

ターゲットユーザーを幅広く獲得

潜在層

顕在層

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PCとスマホでは利用シーンなどの違いで検索行動に変化が発生している。

参考情報

出典:楽天リサーチ※スマートフォン利用に関する調査(全国20~60代男女 1,000人へのアンケート調査)http://research.rakuten.co.jp/report/20140627/

例) 移動先や移動中の使用が多い

⇒じっくり検討するわけではない「興味/参考」関連ワードへの検索が多い

⇒検索結果は現在地で最適化された情報が上位表示

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SEOとは、上位表示を目指すためのものではない、

ターゲット獲得のための戦略

【第4章】マーケティング戦略×SEO

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SEOは、個別に機能するものではなくマーケティング戦略の中の一つとして

取り組むべきもの

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【ポイント1】

インハウスでの体制作りが重要

《インハウスSEO》 《SEOコンサルタント》

強みを活かした体制作りへ

内的・外的要因によるリアルなビジネスの変化に対応

サービスやプロダクトに対する深い知識

ターゲットユーザーの分析・理解

最新SEOトレンドのキャッチアップ&フォロー

クローラブルかつ評価されるためのWeb基盤作り

競合サイトの分析

ターゲット戦略に強い アルゴリズムの変化に強い

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【ポイント2】

事業・組織に分断されない全社マーケティング戦略との連携

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全社の様々な機能と少しずつ連携していく

SEOは、個別に機能するものではなくマーケティング戦略の中の一つとして

取り組むべきもの

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まとめ

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PCからスマホへユーザーが急速に移行

スマホ検索もユーザーの移行に合せて大きく変ろうとしている

変化に対応できなければ今後大きな流入減につながる恐れがある

ただし、現時点でのスマホSEOはユーザビリティ+PCでの対策が中心と大きく特別な対応はない

今後スマホ検索が単体でインデックスを持つにしても基本的なサイトの最適化手法はPCと大きく変らないと考えられる

ユーザーニーズの多様化が進む今後、SEOで重要なことは、上位表示のためのテクニックだけではなく、マーケティング戦略の一環として取り組み、多くのターゲットを獲得していくことである

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TEL:03-6415-4268