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デルとマイクロソフトのパートナーシップデルは技術検証施設「デル・テクノロジー・ソリューション・センター（DTSC：川崎本社）」
において、実際にユーザが導入するシステムと同様の環境により、マイクロソフト製品
との検証を実施しています。
また、マイクロソフト エグゼクティブブリーフィングセンター（EBC）では、Microsoft® SQL
Server®をはじめ、各種エンタープライズ・ソリューションのデモンストレーションを確認
できます。
さらにはワールドワイドO E M契約に基づき、サーバとソフトウェアを一体化した
Microsoft® SQL Server®などのOEMモデルを提供。圧倒的にリーズナブルな価格設定
と、導入・技術サポート体制を実現しています。
データベースに求められるパフォーマンスと可用性を徹底追及
May / 2008
Microsoft® SQL Server®
ソリューション
Microsoft® SQL Server®のパフォーマンスと可用性の向上へ向けて、
パフォーマンス向上のための様々なソリューション
基幹システムはもちろんのこと、情報系システムを含めて、現在では企業のあらゆる
情報システムがデータベースと連携しているといっても過言ではありません。特に
最近では、基幹システムにおいてWebベースの業務アプリケーションを活用するケースが増えており、リアルタイムなビジネスプロセス連携が展開されています。
当然、データベースには顧客情報、購買情報、販売・在庫管理などといった多種
多様な情報が集約され、それを業務で活用していく中で、さらなる可用性・信頼性
が求められています。一方、インターネットの世界ではWeb 2.0が叫ばれており、
ECサイトなどではデータベースを単にデータを収集し、管理するための仕組みとしてのみならず、「独自性のあるサービス」を実現するための仕組みとして捉えられつつ
あります。このような状況の中で、データベースにはさらにパフォーマンスの向上
が求められていくことは間違いありません。
デルはMicrosoft® SQL Server®のパフォーマンス向上に対して、ハードウェア・
サイジングをベースとする簡易稼働状況分析から、ハードウェア分析を中心とする
稼働状況分析、データベース内部のアプリケーション分析を基軸とする遅延
処理分析、そしてデータベースのあらゆるファクターを分析して改善するパフォー
マンスチューニングまで、幅広いソリューションを短期間で提供します。同時に
最適化されたパフォーマンスを維持することを目的に、Windows®標準のシステム
モニター（ハードウェア、OSのパフォーマンス分析）、SQL Server®標準のプロ
ファイラ（SQL Server®内部のクエリレベル分析）の活用を支援するとともに、
複雑なパフォーマンス分析を容易に実施するための専用ツールの導入・活用支援
までを提供しています。
ハードウェアとアプリケーションの両側面からパフォーマンス向上を実現するソリューションを提供
パフォーマンスチューニング 遅延処理分析 稼動状況分析 アセスメント
サービス
○
○
◎
○
○
○
○
○
○
約1.5ヶ月～
○
△
◎
△
○
なし
なし
○
○
約1ヶ月～
○
○
なし
○
○
なし
なし
○
○
約1ヶ月～
○
△
なし
△
○
なし
なし
なし
○
約2週間～約1ヶ月
Microsoft® SQL Server®のトータルソリューションを提供必要なサービスを組み合わせることにより、短期間・低コストでデータベース環境を最適化
●SQL Server®基本導入サービスデータベースシステム導入の要望と課題の整理、SQL Server®導入、運用に
必要な技術的知識のスキルトランスファー、各種導入設計書の作成、基本
導入作業
●SQL Server®移行支援サービスハードウェアのリプレースなどによるデータベース移行支援、SQL Server®のアップ
グレード支援（SQL Server® 2000 からSQL Server® 2005・2008 など）
●パフォーマンス診断ハードウェアならびにデータベースといった各レイヤでのパフォーマンス診断、
対応策の提示、チューニング、パフォーマンス診断ツールの導入（SQL Server®
の標準ツール＋サードパーティ製品）
●セキュリティ対策脆弱性診断サービス、J-SOX法対応ならびに個人情報保護法対応を目的としたデータベース・セキュリティツール導入支援サービス
●可用性・バックアップソリューションディザスタリカバリ・ソリューション、フェイルオーバークラスタ、ログ配布、データ
ベースミラーリング、Dell|EMC ファイバーチャネル・ストレージによる高速バックアップ、MirrorView™ など
●監視ソリューションMicrosoft® Operations Manager 2005 をはじめとする監視ソフトウェア導入支援、
J-SOXをはじめとする内部統制に対応したログ監視、監査レポートなど
情報インフラ基盤における課題を解決し、システムを最適化へと導くことを目的と
するデルの技術コンサルティング部門「ICS（インフラストラクチャ・コンサルティング・サービス）」では、長年にわたって、Microsoft® SQL Server®の設計から構築・
導入、テスト・確認・運用、各種診断までを包含したトータルなソリューションを
提供しています。
具体的には、右記のサービスメニューを必要に応じて組み合わせてご利用いただけ
ます。
SQL Server®
テスト／確認／運用
導入後の運用サポート
管理者教育
セキュリティ対策
構築／導入SQL Server®基本導入
移行支援
バックアップ設定
システム監視S/W
セキュリティ監視S/W
設計ハードウェアサイジング
DB物理設計
バックアップ計画／設計
リカバリ計画／設計
システム監視
移行設計
セキュリティ対策設計
目的
ヒアリング・現状調査
稼動状況分析（HW中心）
遅延処理分析（クエリレベル分析）
DBエンジンの活動分析
対応策の提示
対応策の有効性検証
Dellテスト環境での検証
稼動分析ツールの提案
報告書の提出
期間
診断パフォーマンスチューニング
DB脆弱性診断
障害対策診断
アセスメントサービス
Dell|EMC ファイバーチャネル・ストレージを基軸に、独自の可用性向上ソリューションを提供
Dell|EMC ファイバーチャネル・ストレージのMirrorView™は、SnapView™の
スナップショットと統合し、遠隔地間におけるリモート・ミラーリングを実現する
機能。万一のシステム停止の際にも重要なデータを保護し、ディザスタリカバリ
の発想に基づく災害復旧ソリューションを提供します。
デルは、この機能を最大限に活用することで、同期型のMirrorView™ / Synchro-
情報システム基盤として重要な役割を担うデータ
ベースには、ミッション・クリティカルな可用性が求め
られます。しかしながら、一口に可用性といっても、
障害の発生を最小化するという観点と、障害発生時
の修復速度とに大別できます。
この命題に対してデルは、フェイルオーバークラスタ、
ログ配布、データベースミラーリングなどといった
Microsoft® SQL Server®の標準機能に加えて、独自
のアプローチに基づく明確なソリューションを提供
しています。その1つが、Dell|EMC ファイバーチャネル・ストレージのSnapView™による高速バックアップの
仕組みです。ストレージベースでClone（LUN）を作成する機能で、データベース側に負荷をかけず
すばやくオンラインバックアップを取得でき、運用効率
が向上します。また可用性という観点では、WindowsServer™ 2003のVSSを活用し、500GB以上といった
VLDBでも数分でリストアを完了する仕組みを提供します。
Dell|EMCファイバーチャネル・ストレージのMirrorView™により、ディザスタリカバリ・ソリューションにも対応
nousと非同期型のMirrorView™ / Asynchronousという2タイプのディザスタリカバリ・ソリューションを提供しています。同期型は距離制限200kmの範囲内で、データロスがなく、RPO（目標復旧時点）ゼロを実現。また、非同期型は
RPOがビジネス要件によって定義されるものの、回線の帯域がフレキシブルであるという特長を持っています。
Sync
ProductionA
Clone
ReverseSync
Productionサーバ
Backupサーバ
テスト・移行
ディシジョンサポート
レポーティング
バックアップ
ホスト
ソース ターゲット
最大200km
ホスト
ソース ターゲット
確かな実証性のもとに独自のソリューションを提供
非同期型同期型
Microsoft® SQL Server® 2005・2008は、エンタープライズレベルのシステムにおいて求められるデータ マネジメント機能を提供するとともに、経営情報の活用に不可欠なデータ統合・データ分析・レポーティングなどのBI機能、そして生産性の高い開発環境を統合的に提供します。また、データベース エンジンも大幅に強化されており、的確に管理されたアクセスと高速トランザクション処理
を実現しています。それだけに、データベースの最適化へ向けて、Microsoft®
SQL Server® 2000からMicrosoft® SQL Server® 2005・2008へのアップグレードに対するニーズは確実に顕著化しています。その中にあってデルは、EMCとの共同検証においてMicrosoft® SQL Server® 2005・2008の I/O性能の大幅な向上を確認。クラスタ技術やDell|EMC ファイバーチャネル・ストレージの構築で
Microsoft® SQL Server® 2005・2008へのアップグレードTPC-Cベンチマーク・テストにおいて圧倒的に優れたコストパフォーマンスを実証
豊富な実績を有する技術コンサルティング部門であるICSを中心に、短期間でのアップグレード支援を実施しています。同時に中小規模の企業へ向けては、
高性能 IAサーバ「PowerEdge™」シリーズにMicrosoft® SQL Server® 2005を同梱したモデルを提供。同モデルにおいて構成可能なPowerEdge™ 2900シリーズとMicrosoft® Windows Server™ 2003 Standard Edition、Microsoft® SQLServer ® 2005・2008 Standard Editionの組み合わせは、オンライン・トランザクション処理性能を測定するT P C - C ベンチマーク・テストにおいて
65,833tpmCを記録し、世界で初めて単位性能あたりのコストが1ドル/ tpmCを下回る0.98ドル/ tpmCを達成し、他の構成よりも圧倒的に優れたコストパフォーマンスであることが実証されています。
●DELLロゴは、米国Dell Inc.の商標または登録商標です。●Microsoft、Windows、SQL Serverは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。● EMC2、EMC、Centera、Replication Manager、SnapView、PowerPath、MetaLUN、MirrorView、SANcopy、Navisphereは、EMC Corporationの登録商標または商標です。●その他の社名及び製品名は各社の商標または登録商標です。●本カタログに記載されている仕様は、2008年5月16日現在のものであり、予告なく変更する場合があります。最新の仕様については、弊社営業またはホームページにてご確認下さい。
情報システムに対する要求は、TCOの削減、ミッションクリティカルな可用性・信頼性に加えて、自社のコンピテンシーを活かしたビジネスイノベーションの推進、ビジネス
環境の変化への迅速な対応など、まさに多岐にわたっています。これらのニーズ
を具現化していくためには、アプリケーションの高度化や連携も重要ですが、同時
に情報インフラ基盤を最適化することで、アプリケーションをより効果的・効率的
に活用することが必要です。また、コンプライアンスやガバナンスという観点に
おいても、セキュリティ対策を踏まえた強固で堅牢な情報インフラ基盤が不可欠
なファクターとなっています。
なかでも重要な鍵を握っているのが、データベースです。基幹システムにおいては、
日々の業務を通じて蓄積・格納された膨大なデータをより戦略的に有効活用
していくことが求められ、データベースを中核とした意思決定支援システムである
データウェアハウスへのニーズも高まっています。また、B to B、B to Cなどの
e-コマースにおいても、データベースは顧客情報を扱うコアであるとともに、データベースが十分なパフォーマンスを発揮できないと、顧客へのサービスが低下し、
ビジネス機会の損失に直結するという意味で、極めて重要な役割を担っています。
そこでデルでは、マイクロソフトとの強力なパートナーシップのもとに、Microsoft®
SQL Server®とデルのIAサーバ「PowerEdge™」の検証を積極的に実施。独自の
ノウハウに基づき、Microsoft® SQL Server®のベストプラクティスを提供しています。
お問い合わせ：JPSolutions & [email protected]
2PAMS SQL Server0401 1.0 2008.05 OA
www.dell.com/jpデル株式会社 〒212-8589 川崎市幸区堀川町580番地ソリッドスクエア東館20F Tel.044-542-4047
古紙を配合した再生紙を使用しています。
インフラストラクチャ・コンサルティング・サービスが、
設計から運用、チューニングまでを支援。
高性能IAサーバ「PowerEdge™」と
Dell|EMC、Dell EqualLogicストレージの組み合わせにより、Microsoft® SQL Server®のベストプラクティスを提供。
