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Model 10J
Model 10.5XJ
Install Guide
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CLIFFORD Matrix10J & 10.5XJ Installguide v1.4
インストール上の注意点 サイレンの設置場所
514C サイレンは、エキゾーストパイプ、ターボチャージャー、マフラーなどの高温になる
場所には設置しないで下さい。ヘッドライト下、バンパー内などに隠して設置し、尚且つ
雨や、洗車時の水を避ける場所に設置してください。
514C サイレンの黒ループ線をカットすると、チャープ音が 6db 上がります。
514C サイレンの黒/白ループ線をカットすると、サイレン音が 1 トーンになります。(VAS
規定ではカットして使用してください)
メインユニット設置場所
車室内のダッシュボード奥などすぐにアクセスできない場所に設置して下さい。
アンテナの設置場所
付属の金属製アンテナブラケットを使用しフロントガラス上方の視界の邪魔にならない場
所に両面テープで貼り付けてください。余ったアンテナハーネスは決して束ねず伸ばして
下さい。
バレープログラムスイッチ設置場所
強制解除スイッチの為、隠して設置してください。
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CLIFFORD Matrix10J & 10.5XJ Installguide v1.4
メインハーネス(H1)接続説明
H1/1 赤/白 (-)200mA チャンネル 2 出力(トランクリリース)
外部コントロールチャンネル 2 です。この出力はトランクリリースなどの操作によく使わ
れます。(-)200mA 出力ですので、必要に応じてオプションの(型式 8617) 40A リレーを使
ってオプションを操作してください。Bitwriter にて出力設定が可能です。
H1/2 赤 (+)常時 12V 電源入力
システムの主電源です。車両側の安定した大容量電源部へ接続してください。接続時には
必ず 15A のヒューズを入れてください。
H1/3 茶 (+)サイレン出力
サイレン出力線です。付属のサイレン(514C)の赤線と結線してください。
サイレン(514C)の黒ループ線をカットすると、チャープ音が 6db 上がります。
サイレン(514C)の黒/白ループ線をカットすると、サイレン音が 1トーンになります。(VAS
規定ではカットして使用してください)
H1/4 黄 (+)イグニションスイッチ入力
イグニション信号の入力線です。エンジンキーを ON にした状態で(+)12V が検出でき、尚且
つクランキング状態でも電源確保できる配線に接続してください。
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CLIFFORD Matrix10J & 10.5XJ Installguide v1.4
H1/5 黒 (-)ボディアース入力
システムのアースです。確実にアースが落ちる場所に固定してください。また車両側のア
ースポイントとは共締めしないでください。システムの誤作動の原因となる場合がありま
す。
H1/6 紫 (+)ドア開検知入力
(+)ドア開検知入力線です。ドアが開くと 0V から 12V に変化するラインに接続します。
H1/7 青 (-)トランク開検知入力
(-)信号の入力をすると即時警報するラインです。主にトランクの警戒に使用します。
10.5XJ の場合このラインに(-)信号が入力されると、アンサーバックリモコンの「TRUNK」
マークに異常を知らせ、サイレンが警報します。
H1/8 緑 (-)ドア開検知入力
(-)ドア開検知入力線です。ドアを開くと 12V からアース(GND)に変化するラインに接続し
ます。
H1/9 黒/白 ルームライトコントロール出力
ルームライトコントロール用の出力線です。ドアロックハーネス(H3/A)に入力する信号が
このラインに出力されます。
H1/10 白/青 (-)200mA チャンネル3出力
外部コントロールチャンネル3です。(-)200mA出力ですので、必要に応じてオプションの(型
式 8617 または 610T)40A リレーを使ってオプションを操作してください。プログラム設定
にて出力設定が可能です。
H1/11 白 (+)(-)セレクタブルライトフラッシュ出力
ライトフラッシュ用の出力線です。車両に応じて極性を選択して接続してください。また
複数のラインに結線する場合は、必要に応じてオプションの(型式 651T) 6A ダイオードか、
(型式 8617 または 610T)40A リレー、(型式 8626)デュアルメイクリレーを使用して接続して
ください。
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CLIFFORD Matrix10J & 10.5XJ Installguide v1.4
H1/12 オレンジ (-)500mA アームド出力
セキュリティ警戒中に(-)500mA を出力する線です。主にオプションセンサやスキャナーな
どとセキュリティを連動させる為に使用します。このラインを使用する場合は、必ずオプ
ションの(型式 650T)1A ダイオードを使用してください。複数の機器を接続する場合は、非
常に小さな信号ですのでオプションの(型番 ARM01)アームドインターフェイスにより信号
を増幅させてご使用下さい。
サブハーネス(H2)接続説明
H2/1 ライトブルー (-)セカンドアンロック出力
セカンドアンロック出力です。アメ車などにある、2回押しでドアアンロックする車両の
場合に使用します。(-)200mA の信号なのでオプションの(型式 8617 または 610T)40A のリレ
ーを必ず使用してください。
H2/2 グレー (-)ボンネット開検地入力
ボンネットトリガー入力線です。ボンネットの開閉を検知する為に使用します。プログラ
ム設定で N/O もしくは N/C での使用が可能です。
H2/3 オレンジ/黒 (-)ACC 電源延長出力
ACC 電源延長用の出力です。エンジンキーを OFF にした後、ACC 電源の延長をさせたい場合
に使用します。延長されている ACC 電源が切れる条件は、1.ドアの開閉(ドア開検知が正し
く接続され機能している場合に限る) 2.セキュリティの ON です。
注意:このラインを使用する場合は必ずオプションの(型式 8617 または 610T)40A リレーを
使用してください。
H2/4 グレー/黒 (-)外部チャンネル 6 出力
外部チャンネル 6 の出力です。(-)200mA 出力ですので、必要に応じてオプションの(型式
8617 または 610T)40A リレーを使ってオプションを操作してください。プログラム設定にて
出力設定が可能です。
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CLIFFORD Matrix10J & 10.5XJ Installguide v1.4
H2/5 白/黒 (-)外部チャンネル 5 出力
外部チャンネル 5 の出力です。(-)200mA 出力ですので、必要に応じてオプションの(型式
8617 または 610T)40A リレーを使ってオプションを操作してください。プログラム設定にて
出力設定が可能です。
H2/6 紫/黒 (-)外部チャンネル 4 出力
外部チャンネル 4 の出力です。(-)200mA 出力ですので、必要に応じてオプションの(型式
8617 または 610T)40A リレーを使ってオプションを操作してください。プログラム設定にて
出力設定が可能です。
H2/7 ライトブラウン (-)ホーン警報出力
セキュリティの警報と連動して出力します。車両側のホーンのラインへ接続してください。
(-)200mA 出力ですので、必要に応じてオプションの(型式 8617 または 610T)40A リレーを使
ってオプションを操作してください。プログラム設定にて出力設定が可能です。
H2/8 ライトグリーン/黒 (-)純正アラーム解除出力
車両の純正アラームを解除させる為の出力です。セキュリティのディスアーム時に 1 パル
ス出力します。純正のアラームを解除したい場合は、純正アラームの解除ラインに必要に
応じリレーを使用して接続してください。プログラム設定にて外部チャンネル 2 の出力に
連動させることもできます。
ドアロックハーネス(H3)接続説明
*注意:紫線及び紫/黒線はヒューズホルダーで 1 本にまとまります。
H3/8 黒/白 ルームライトコントロールリレー入力
ルームライトコントロールの入力線です。ルームライトがマイナスコントロールの場合は
GND に接続し、プラスコントロールの場合は適正なヒューズを介して+12V へ接続してくだ
さい。ここで入力された信号が H1/9 へ出力されます。
H3/B~H3/G ドアロックリレーハーネス
別項(P.9~11)の「ドアロック回路一覧」を参照してください。
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CLIFFORD Matrix10J & 10.5XJ Installguide v1.4
イモビライザーハーネス接続説明
イモビライザーハーネスは N/C と N/O の 2 通りの接続方法があります。初期設定では N/C
設定になっているので、N/O 接続をした場合には Bitwriter もしくはバレイスイッチにて設
定変更が必要です。
注意:3P イモビライザーカプラーは必ず切断し、ハンダ付けにて直結してください。
詳しい接続方法は次図を参考にしてください。
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CLIFFORD Matrix10J & 10.5XJ Installguide v1.4
LED インジケータ
車外からよく見える位置に 8mm の穴を開けて取り付けます。
バレイスイッチ
セキュリティの強制解除に使用しますので、第三者に発見されにくい場所に設置してくだ
さい。また暗証番号の回数設定はユーザーごとにカスタマイズすることを推奨します。
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CLIFFORD Matrix10J & 10.5XJ Installguide v1.4
ドアロック回路一覧表
ドアロック形式は車種により異なりますので、必ず事前に実車にて確認してください。
結線を間違えると車両側に重大な損傷を与える場合があります。
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ライトフラッシュジャンパー設定
このジャンパーは、ライトフラッシュ出力の極性確定に使用されます。(+)位置の場合、オ
ンボードリレイ(10A)が作動し、ユニットが 12V(+)を H1/11 の白線に出力します。(-)位置
では、オンボードリレーは無効です。H1/11 の白線は純正パーキングライトリレーを動かす
のに十分な 200mA の電流を供給します。
注意: 10amp 以上消費するパーキングライト回路については、内蔵ジャンパーを(-)ライト
フラッシュ出力へ変更して下さい。(型式 8617 または 610T)40A リレーを使用しライトフラ
ッシュ出力ハーネス線に設置しなければなりません。
注意:ライトフラッシュのジャンパー設定を間違えると、車両に重大な損傷を与えます。
センサバイパス入力
オプションのエンジンスターターユニット(561T)を組み合わせた場合、セキュリティ警戒
中にショックセンサなどのセンサが誤報すること防ぐ為の結線方法です。
チャンネル出力後、5 秒以内に(-)マイナス信号を入力することにより、ゾーン 1.2.4.7 を
バイパスします。
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CLIFFORD Matrix10J & 10.5XJ Installguide v1.4
バレイスイッチによる機能設定方法
各機能の設定はバレイスイッチと Bitwriter によりが設定の変更が可能です。ここではバ
レイスイッチでの設定変更について説明いたします。またリモコンのプラグラミングなど
はバレイスイッチでのみ設定・登録が可能です。
バレイスイッチの設定方法に関しては下記をご参照ください。
1. ドアを開けます。(この時ドア開検知 H1/8 緑線もしくは H1/6 紫線
が適切に接続されていることが条件です。)
2. イグニションを ON にして、すぐに OFF にします。(この時 H1/4 黄
線が必ず車両のイグニションラインに接続されていることが条件
です。)
3. 最初はメニューの選択です。イグニション OFF 後すぐにバレイス
イッチを押したままの状態にしてください。(この時バレイスイッ
チのカプラーが本体の青カプラーに入っていることが条件です。)
3 秒後に 1回チャープ音が鳴りメニュー1に入ります。もしメニュ
ー1 での設定を行う場合は、バレイスイッチを離してステップ 4
の手順を行ってください。バレイスイッチを押したままにしてい
ると、チャープ音が 2回鳴りメニュー2ヘ移動します。もしメニュ
ー2での設定を行う場合は、バレイスイッチを離してステップ 4の
手順を行ってください。さらにバレイスイッチを押したままにし
ていると、チャープ音が 3回鳴りメニュー3へ移動します。メニ
ュー3に入ったらバレイスイッチから手を離しステップ4の手順を
行ってください。
4. 次に設定項目の選択です。メニュー選択後、設定項目に移動して
から設定を行いたい項目の番号をバレイスイッチで入力します。
例えば項目 2 を変更したい場合は、バレイスイッチを押して離し
て 2 回繰り返し、その後もう一度バレイスイッチを押したままの
状態で保持してください。選択された項目の回数チャープ音が鳴
り、選択した項目が確認できます。(この場合は 2回チャープ音が
鳴ります。)
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CLIFFORD Matrix10J & 10.5XJ Installguide v1.4
5. 項目の設定です。ステップ 4 でバレイスイッチを押したままの状
態でリモコンのボタンを押し設定を行います。ロックボタンを押
すとチャープ音が 1 回鳴り、アンロックボタンを押すとチャープ
音が 2 回鳴ります。設定の項目については次項の設定項目一覧表
をご覧下さい。
6. バレイスイッチから手を離します。
一旦設定した後、以下の動作が可能です。
同じメニュー内で設定可能です。
その他のメニューを選択できます。
設定が完了すれば、この学習設定を終了できます。
同じメニュー内で他の項目に移行するには
1. 設定が完了した項目から、次に設定する項目へ進む為に必要な回数だけバレイスイッチ
を押します。
2. 設定をしたい項目の回数バレイスイッチを押したら、最後にもう一度バレイスイッチを
押したままの状態にします。
例えば、項目の 3 番目の設定を完了して、次に 7 番目の項目の設定を変更したい場合、バ
レイスイッチを 4回押した後、5回目にバレイスイッチを押したままの状態にします。サイ
レンが 7回チャープ音を鳴らし、項目 7番目に入ったことを知らせます。
その他のメニューを選択するには
1. バレイスイッチを押したままにします。
2. 3 秒後、ユニットは次のメニューへ移行します。この時にチャープ音が鳴りどのメニュ
ーに入ったかを知らせます。
例えば、メニュー1の項目を設定後、メニュー2へ移行したい場合は、バレイスイッチを押
したままにします。3秒後にチャープ音が 2回鳴り、メニュー2へ移行したことを知らせま
す。メニュー3に進みたい場合はそのままバレイスイッチを押したままにし、チャープ音が
3回鳴るまで押し続けてください。
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CLIFFORD Matrix10J & 10.5XJ Installguide v1.4
学習設定を終了するには、下記のいずれかの操作を行ってください。
開いているドアを閉じる。
イグニションを ON にする。
15 秒以上、何も操作をしない。
何度もバレイスイッチを押す。
設定項目一覧表
メニュー1 基本機能設定項目
下線で表記されているのが工場出荷時の設定です。
注意:項目 7の設定でドアロックパルス 3.5 秒の場合チャープ音が 2回鳴り、0.4 秒の場合
チャープ音が 3回鳴ります。
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CLIFFORD Matrix10J & 10.5XJ Installguide v1.4
メニュー2 拡張機能設定項目
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メニュー3 拡張機能設定項目
注意:この項目では Bitwriter でしか設定できない項目があります。
Bitwriter 設定項目
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設定項目説明
本システムの機能は下記の通りです。追加設定のある機能のうち、998T Bitwriter 使用時
にのみ選択できるものについては、下記のアイコンで表示してあります。
Icon:
メニュー1 基本機能設定
1-1
アクティブ/パッシブアーミング
アクティブアーミングで設定している場合、リモコンでのみシステムをアームすることが
可能です。パッシブアーミングで設定している場合、ドアが閉じられてから 30 秒後に自動
的にシステムをアームします。パッシブアームの場合、ドアが閉じられてから 20 秒間チャ
ープ音が鳴り、ユーザーに知らせます。その後、チャープ音なしでシステムがアームしま
す。
1-2
チャープ音 ON/OFF
アームもしくはディスアーム時にチャープ音を鳴らすか鳴らさないかの設定です。
1-3
イグニション連動ドアロック ON/OFF
ON の設定の場合、ドアが閉まっている状態(ドア開検知が反応していない状態)でイグニシ
ョンを ON にした後 3秒後にドアロックします。OFF の場合はドアロックしません。
1-4
イグニション連動ドアアンロック ON/OFF
ON の設定の場合、イグニションを OFF にした後ドアアンロックします。OFF の場合はドア
アンロックしません。
1-5
アクティブロック/パッシブロック
1-1 でパッシブアーミングを選択した場合、アクティブロックを選択している場合はパッシ
ブアーミングした場合でも、ドアロックは連動しません。パッシブロックを選択している
場合はパッシブアーミングした時に、同時にドアロックも行います。
注意:
1-1 でパッシブアーミングを選択し 1-5 でパッシブロックを選択した場合、ドアを閉めてか
ら 30 秒後には無条件でシステムをアームしドアロックしますのでご注意ください。(キー
の閉じ込みなど)
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CLIFFORD Matrix10J & 10.5XJ Installguide v1.4
1-6
イグニション ON 中パニック ON/OFF
ON 設定の場合、イグニション ON の状態でもリモコンの操作でパニックモードを使用するこ
とができます。OFF の場合は、イグニション ON の状態ではパニックモードを使用すること
ができません。
1-7
ドアロックパルス幅の作動時間
工場出荷時の設定は 0.8 秒です。ほとんどの車両はこの設定で対応できますが、一部の車
両では 3.5 秒や 0.4 秒の設定にする必要があります。車両ごとに確認してください。
1-8
強制パッシブアーミング ON/OFF
1-1 でパッシブアーミングを選択した場合にこの機能が使用できます。この機能を ON にす
ると、いかなる状況でもシステムは強制的にパッシブアーミングによりアームされます。
強制パッシブアーミングは、イグニション OFF 後 1 時間で作動します。
1-9
オートイモビライザ(AED)ON/OFF
AED(Automatic Engine Disable)はセキュリティシステムから独立して作動するフルタイム
の強制スターター停止機能です。AED が ON の場合、イグニション OFF 後に LED インジケー
タが通常の半分のスピードで点滅し、AED 作動後 30 秒でスターターイモビライザ回路が起
動します。AED の解除はリモコンでディスアーム操作をすれば解除できます。またバレイモ
ード中、AED は起動しません。
1-10
車両リカバリシステム(VRS)ON/OFF
VRS(Vehicle Recovery System)を ON にした場合は緊急時に VRS を起動することができます。
起動方法はオーナーズガイドを参照してください。
1-11
コードホッピング ON/OFF
コードホッピング機能の設定をします。コードホッピングとは、数学的なアルゴリズムを
用いて、リモコンとアンテナが通信を行う度に、暗号コードを変更していくシステムです。
コードホッピングを使用することで、通信コードを読み込まれセキュリティを解除される
ことを防ぎます。
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CLIFFORD Matrix10J & 10.5XJ Installguide v1.4
メニュー2 拡張機能設定
2-1
マルチレベルアーミング
セキュリティアーム後の操作により、アーム中特定のセンサをキャンセルすることができ
ます。ライトフラッシュの点滅回数により、どのセンサがキャンセルされるかを識別する
ことができます。
マルチレベルプログレッシブ:
注意:マルチレベルアーミングは 1 度ディスアームされるとリセットされますので、再度
アームされた時は全てのセンサが起動しています。
次のセキュリティレベルへ進むためにロックボタンを押すたびに、2wayLED リモコンは、通
常のアーム通知を行います(1 回のビープ音とバックライトの点滅 3回)。通知終了後すぐに
ロックボタンを押すと、次のセキュリティレベルにスムーズに移行できます。
マルチレベルグループ:
アーム後すぐにロックボタンを押すと、ライトフラッシュが 3 回点滅し、ゾーン 2、4、7
の警告がキャンセルされます。その後すぐに再度ロックボタンを押すと、ライトフラッシ
ュが 4回点滅し、ゾーン 2、4、7の警報もキャンセルされます。
マルチレベル OFF
マルチレベルアーミングは作動しません。ロックボタンを押しても再度アーム出力され、
ユニットはアーム状態のままです。
2-2
サイレン警報時間 30/60 秒
セキュリティアーム中のサイレン警報時間を 30 秒もしくは 60 秒で選択します。VAS 規定で
は 30 秒です。また 998T ビットライターを使用すると 1 秒から 180 秒の間で 1 秒間隔の設
定が可能です。
21
CLIFFORD Matrix10J & 10.5XJ Installguide v1.4
2-3
NPC(誤報防止システム)ON/OFF
NPC(Nuisance Prevention Circuitry)の設定をします。NPC とは同じゾーンで 1時間に 3 回
警報すればシステムは誤報と判断し、3回目の警報から 1時間そのセンサをキャンセルしま
す。キャンセルされてから 1 時間反応がなければ、キャンセルされたセンサは再び復帰し
ます。
2-4
ドア開予備警告機能 ON/OFF
ドアを開けたときの予備警告音の設定です。ON の場合はアーム中にドアを開けられると、
「コッコッコッコッ」とサイレン警報前に警告音が鳴ります。OFF の場合は警報前の警告音
は鳴りません。
2-5
プログラムスイッチ入力回数
セキュリティの強制解除時や VRS 解除に使用する入力回数を選択します。初期設定は 1 で
す。2~5回の選択も可能で、設定はアンロックボタンで行います。
ゴーストスイッチ(オプション)
さらにセキュリティ性を向上させる為に、2 ピンのバレイ/プログラムスイッチから出てい
るグレー線を、車両側の任意でプラス(+)信号を発生するいずれかのスイッチに接続するこ
とも可能です。
2-6
半ドア警告音 ON/OFF
この設定が ON の場合、ドアが開いたままアームした時に警告音を鳴らします。OFF の場合
はドアが開いたままシステムをアームしても警告音は鳴らしません。
2-7
ルームライトコントロール
この機能は車両のルームライトをコントロールする機能です。設定は 4 種類あり、フル・
ドアコントロール・イグニションコントロール・設定無しです。各機能は下記の通りです。
FULL:
ドアコントロール・イグニションコントロール共に機能します。
ドアコントロール:
ON 設定時、ドアが開閉後に 30 秒タイマーがスタートします。ドア開検知が 180 秒以上作動
したままの場合は、タイマーは作動しません。またイグニションが ON された場合タイマー
は止まります。
イグニションコントロール:
ON の場合システムはイグニション OFF 後 30 秒間ルームライトを点灯させます。
設定無し:
ディスアーム後 30 秒間ルームライト出力します。
22
CLIFFORD Matrix10J & 10.5XJ Installguide v1.4
2-8
シングル/ダブルパルスアンロック
アンロック出力信号の選択です。一部の車種でドアをアンロックする際に 2 パルスの信号
を要する車種があるので、そういった車種に施工する場合はダブルパルスの設定にしてく
ださい。
2-9
シングル/ダブルパルスロック
ロック出力信号の選択です。一部の車種でドアをロックする際に 2 パルスの信号を要する
車種があるので、そういった車種に施工する場合はダブルパルスの設定にしてください。
2-10
ロック信号延長 ON/OFF
適合車種に限り、システムのアーム連動でドアロック信号を延長する機能です。この設定
が ON の場合、ロック信号出力が 20 秒間出力されます。ロック延長信号出力中にアンロッ
クボタンを押すとキャンセルされます。
注意:ワンタイムバイパス作動中、ロック信号延長機能はキャンセルされます。
ロック信号延長でウインドウが閉まる車種につきましては、お客様に事故のおこら
ないよう十分にご説明をお願いします。
2-11
イモビライザ NC/NO
オンボードイモビライザの接続方法の選択です。結線方法など詳しくは P7 を参照してくだ
さい。
2-12
ボンネット開 NC/NO
ボンネット開検知の入力タイプの選択です。
N/C 接続の場合は H2/2 へのアース(GND)信号入力が切断されると警報します。N/O 接続の場
合は H2/2 へのアース(GND)信号が入力されると警報します。
2-13
デュアルセンサトリガーON/OFF
ゾーン 2、4、7 のいずれかのセンサが合わせて 1 秒以上の警告を入力した際に、設定が ON
の場合はシステムを警報させます。設定が OFF の場合は個々のゾーン入力でシステムは作
動します。
2-14
ハイセキュリティディスアーム ON/OFF
サイレン警報時のディスアームの設定です。設定が ON の場合はサイレン警報中にアンロッ
クボタンを 1 回押すとサイレンを消音します。続いてもう一度アンロックボタンを押すと
システムをディスアームします。設定が OFF の場合(もしくは設定 ON 時のシステム警報後 5
秒以)はアンロックボタンを 1回押すとサイレンを消音し、同時にシステムをディスアーム
します。
23
CLIFFORD Matrix10J & 10.5XJ Installguide v1.4
2-15
ワンタイムバイパス ON/OFF
ワンタイムバイパス機能の ON/OFF 設定です。
メニュー3 拡張機能設定
3-1
ホーン出力パルス/コンスタント
ホーン出力(H2/7)のタイプ選択です。パルスの場合は断続信号が出力され、コンスタント
の場合は継続信号が出力されます。
3-2
ホーンフルサイレン/ホーンパルス
セキュリティ警報時もしくはサイレンの出力設定です。
3-3
チャンネル 2連動純正アラームディスアーム ON/OFF
チャンネル 2 出力時にファクトリーディスアーム出力(H2/8)を連動して出力させるかの設
定です。設定が ON の場合はチャンネル 2出力時に(H2/8)のファクトリーディスアームから
も信号が出力されます。
3-4
バレイモード時アームド出力 ON/OFF
バレイモード中ドアロック連動でアームド(-)信号を出力するか選択できます。
3-5
チャンネル 3出力設定
チャンネル3の出力設定です。
チャンネル 3 出力/ラッチ/ラッチ(イグニションリセット)/タイムド(30、60、90 秒)/リモ
ートスタートレポート
3-6
チャンネル 3出力連動設定
チャンネル 3の出力をアームもしくはディスアームと連動させるかの設定です。
OFF/アーム連動/ディスアーム連動/両方
3-7
チャンネル 4出力設定
チャンネル4の出力設定です。
チャンネル 4出力/ラッチ/ラッチ(イグニションリセット)/タイムド(30、60、90 秒)
24
CLIFFORD Matrix10J & 10.5XJ Installguide v1.4
3-8
チャンネル 4出力連動設定
チャンネル 4の出力をアームもしくはディスアームと連動させるかの設定です。
OFF/アーム連動/ディスアーム連動/両方
3-9
チャンネル 5出力設定
チャンネル 5の出力設定です。
チャンネル 5出力/ラッチ/ラッチ(イグニションリセット)/タイムド(30、60、90 秒)
3-10
チャンネル 5出力連動設定
チャンネル 5の出力をアームもしくはディスアームと連動させるかの設定です。
OFF/アーム連動/ディスアーム連動/両方
3-11
チャンネル 6出力設定
チャンネル 6の出力設定です。
チャンネル 6出力/ラッチ/ラッチ(イグニションリセット)/タイムド(30、60、90 秒)
3-12
チャンネル 6出力連動設定
チャンネル 6の出力をアームもしくはディスアームと連動させるかの設定です。
OFF/アーム連動/ディスアーム連動/両方
3-13
パーキングライトコントロール ON/OFF
設定を ON にした場合、システムのディスアーム後もしくはイグニション OFF 後 30 秒間パ
ーキングライトが点灯します。(H1/11 の接続先により異なります)
3-14
IG コントロールセカンドアンロック出力設定
IG コントロールセカンドアンロックの出力設定です。
プログレッシブ/即時アンロック
プログレッシブ ON の場合、ファーストアンロック後すぐにセカンドアンロックが起動しま
す。即時アンロック ON の場合、ファーストアンロックとセカンドアンロックが同時に出力
します。
25
CLIFFORD Matrix10J & 10.5XJ Installguide v1.4
リモコンの登録方法
本製品には、登録済みのリモコンが 1 つ付属します。最高 4 つまでの同タイプのリモコン
をメモリに登録することが可能です。リモコンの追加登録やボタンの機能割り当て変更に
ついては、下記登録設定をよくお読み下さい。
1. ドアを開けます。(この時ドア開検知 H1/8 緑線もしくは H1/6 紫線
が適切に接続されていることが条件です。)
2. イグニションを ON にします。(この時 H1/4 黄線が必ず車両のイグ
ニションラインに接続されていることが条件です。)
3. 項目の選択です。バレイボタンを目的の項目へアクセスする為に
必要な回数だけ押してください。最後にバレイボタンをもう一度
押し、そのまま保持します。選択された項目と同じだけのチャー
プ音が鳴ります。
26
CLIFFORD Matrix10J & 10.5XJ Installguide v1.4
4. バレイボタンを押したままの状態で、特定の項目を登録したいリモコンボタンを押して
下さい。チャープ音が鳴り、その項目が登録されたことを知らせます。
5. バレイボタンを離します。コードの登録が終われば、バレイボタンを離すことが出来ま
す。
登録設定を終了するには:
長いチャープ音が 1 回鳴り、終了を知らせます。下記のいずれかの場合に、登録設定は終
了します。
・イグニションを OFF にした時
・ドアが閉じられた時
・バレイボタンが必要以上の回数押された場合
・15 秒以上、何も行われなかった場合
リモコンの機能説明
リモコンの機能詳細につきましてはオーナーズガイドをご参照ください。
ショックセンサの調整方法
ショックセンサの感度調整につきましてはオーナーズガイドをご参照ください。
トータルリコール
トータルリコールにつきましてはオーナーズガイドをご参照ください。