MPLAB Xpress Ecosystemww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002710A_JP.pdfMPLAB® Xpress Ecosystem 入門ガイド第1 章 MPLAB® Xpress Ecosystem の概要 1.1 はじめに

© 2018 Microchip Technology Inc. DS50002710A_JP

MPLAB® Xpress Ecosystem入門ガイド

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関して、Microchip 社は擁護され、免責され、損害をうけない

事に同意するものとします。特に明記しない場合、暗黙的あ

るいは明示的を問わず、Microchip 社が知的財産権を保有して

いるライセンスは一切譲渡されません。

Microchip社製デバイスのコード保護機能に関して以下の点にご注意ください。

• Microchip社製品は、該当するMicrochip社データシートに記載の仕様を満たしています。

• Microchip社では、通常の条件ならびに仕様に従って使用した場合、Microchip社製品のセキュリティレベルは、現在市場に

流通している同種製品の中でもも高度であると考えています。

• しかし、コード保護機能を解除するための不正かつ違法な方法が存在する事もまた事実です。弊社の理解では、こうした手法

はMicrochip社データシートにある動作仕様書以外の方法でMicrochip社製品を使用する事になります。このような行為は知

的所有権の侵害に該当する可能性が非常に高いと言えます。

• Microchip社は、コードの保全について懸念を抱いているお客様と連携し、対応策に取り組んでいきます。

• Microchip社を含む全ての半導体メーカーで、自社のコードのセキュリティを完全に保証できる企業はありません。コード保

護機能とは、Microchip社が製品を「解読不能」として保証するものではありません。

コード保護機能は常に進歩しています。Microchip社では、常に製品のコード保護機能の改善に取り組んでいます。Microchip社の

コード保護機能の侵害は、デジタルミレニアム著作権法に違反します。そのような行為によってソフトウェアまたはその他の著作

物に不正なアクセスを受けた場合、デジタルミレニアム著作権法の定めるところにより損害賠償訴訟を起こす権利があります。

Microchip 社では、Chandler と Tempe ( アリゾナ州 )、Gresham ( オレゴン州 ) の本部、設計部とウェハー製造工場そしてカリフォルニア州とインドのデザインセンターが ISO/TS-16949:2009 認証を取得しています。Microchip 社の品質システムプロセスと手順は、PIC® MCUと dsPIC® DSC、KEELOQ® コードホッピングデバイス、シリアルEEPROM、マイクロペリフェラル、不揮発性メモリ、アナログ製品に採用されています。さらに、開発システムの設計と製造に関するMicrochip社の品質システムは ISO 9001:2000認証を取得しています。

QUALITY MANAGEMENT SYSTEM CERTIFIED BY DNV

== ISO/TS 16949 ==

商標

Microchip 社の名称とロゴ、Microchip ロゴ、AnyRate、AVR、AVRロゴ、AVR Freaks、BeaconThings、BitCloud、chipKIT、chipKITロゴ、CryptoMemory、CryptoRF、dsPIC、FlashFlex、flexPWR、Heldo、JukeBlox、KEELOQ、KEELOQ ロゴ、Kleer、LANCheck、LINK MD、maXStylus、maXTouch、MediaLB、megaAVR、MOST、MOST ロゴ、MPLAB、OptoLyzer、PIC、picoPower、PICSTART、PIC32 ロゴ、Prochip Designer、QTouch、RightTouch、SAM-BA、SpyNIC、SST、SST ロゴ、SuperFlash、tinyAVR、UNI/O、XMEGAは米国とその他の国における Microchip Technology Incorporatedの登録商標です。

ClockWorks、The Embedded Control Solutions Company、EtherSynch、Hyper Speed Control、HyperLight Load、IntelliMOS、mTouch、Precision Edge、Quiet-WIRE は米国における MicrochipTechnology Incorporated 社の登録商標です。

Adjacent Key Suppression、AKS、Analog-for-the-Digital Age、AnyCapaci tor、AnyIn、AnyOut、BodyCom、CodeGuard、CryptoAuthentication、CryptoCompanion、CryptoController、dsPICDEM、dsPICDEM.net、Dynamic Average Matching、DAM、

ECAN、EtherGREEN、In-Circuit Serial Programming、ICSP、Inter-Chip Connectivity、JitterBlocker、KleerNet、KleerNet ロゴ、Mindi、MiWi、motorBench、MPASM、MPF、MPLAB Certified ロゴ、MPLIB、MPLINK、MultiTRAK、NetDetach、Omniscient Code Generation、PICDEM、PICDEM.net、PICkit、PICtail、PureSilicon、QMatrix、RightTouch ロゴ、REAL ICE、Ripple Blocker、SAM-ICE、SerialQuad I/O、SMART-I.S.、SQI、SuperSwitcher、SuperSwitcher II、Total Endurance、TSHARC、USBCheck、VariSense、ViewSpan、WiperLock、Wireless DNA、ZENA は米国とその他の国における

Microchip Technology Incorporated の商標です。

SQTP は、米国における Microchip Technology Incorporated の

サービスマークです。

Silicon Storage Technologyは、米国以外の国におけるMicrochipTechnology Inc. の登録商標です。

GestIC は、米国以外の国における Microchip Technology Inc.の子会社であるMicrochip Technology Germany II GmbH & Co.KG の登録商標です。

その他本書に記載されている商標は各社に帰属します。

© 2018, Microchip Technology Incorporated, All Rights Reserved.

ISBN: 978-1-5224-3047-6

© 2018 Microchip Technology Inc. DS50002710A_JP-p.3


目次

第 1 章 MPLAB® Xpress Ecosystem の概要1.1 はじめに ......................................................................................................... 51.2 MPLAB Xpress IDE ........................................................................................ 51.3 MPLAB Code Configurator ............................................................................. 51.4 MPLAB Xpress評価用ボード ......................................................................... 51.5 その他の互換ハードウェア ............................................................................ 6

第 2 章使用機器2.1 はじめに ......................................................................................................... 72.2 ハードウェア .................................................................................................. 72.3 ソフトウェア .................................................................................................. 72.4 その他のリソース ........................................................................................... 7

第 3 章評価用ボードのプログラミング3.1 はじめに ......................................................................................................... 93.2 MPLAB Xpress IDEでサンプルプロジェクトを開く ..................................... 93.3 評価用ボードへのサンプルプロジェクトのダウンロード .......................... 123.4 評価用ボードとのシリアル通信の設定 ........................................................ 133.5 プログラミング結果 ..................................................................................... 14

第 4 章 MPLAB® Xpress MCC プラグインの起動4.1 はじめに ....................................................................................................... 154.2 MCCプラグインの初回起動 ......................................................................... 154.3 MPLAB XpressにおけるMCC ...................................................................... 19

第 5 章 MPLAB® Code Configurator (MCC) の使い方5.1 はじめに ....................................................................................................... 215.2 Project Resources (プロジェクトリソース) ................................................ 225.3 Device Resources (デバイスリソース) ........................................................ 235.4 Composerエリア .......................................................................................... 275.5 Pin Manager (ピンマネージャ) .................................................................... 29

第 6 章シリアル通信リンクの構築6.1 はじめに ....................................................................................................... 336.2 MPLAB XPress IDEにおけるプロジェクトの新規作成 ................................ 346.3 プロジェクトコード生成時のMCCの設定方法 ............................................ 366.4 MCCが生成したシリアル機能の使い方 ....................................................... 39

MPLAB® Xpress Ecosystem 入門ガイド


6.5 ホストコンピュータでのシリアルメッセージの表示方法 .......................... 41

補遺 A. MPLAB® Xpress 評価用ボードA.1 はじめに ....................................................................................................... 43A.2 ボードへの電力供給 ..................................................................................... 43A.3 汎用評価用ボード ........................................................................................ 44A.4 デバイス固有評価用ボード .......................................................................... 45

補遺 B. MPLAB® Xpress 評価用ボード回路図B-1 汎用評価用ボード回路図(アプリケーションセクション) .......................... 47B-2 汎用評価用ボード回路図(プログラマセクション) ...................................... 48B-3 20ピンデバイス固有評価用ボード回路図 .................................................... 49B-4 28ピンデバイス固有評価用ボード回路図 .................................................... 50B-5 40ピンデバイス固有評価用ボード回路図 .................................................... 51

索引 ...............................................................................................................................53各国の営業所とサービス ...............................................................................................55

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第 1 章 MPLAB® Xpress Ecosystem の概要

1.1 はじめに

MPLAB® Xpress は以下で構成されるエコシステムです。

• MPLAB Xpress IDE• MPLAB Code Configurator• MPLAB Xpress 評価用ボード

• その他の互換ハードウェア

1.2 MPLAB Xpress IDEMPLAB Xpress クラウド型 IDE は、定評ある MPLAB X IDE でもよく使われる機能を備えたオンライン開発環境です。このクリーンで洗練されたアプリケーションにはデスクトップベースのプログラムが忠実に再現されており、どちらかの環境に慣れた方はもう一方の環境に簡単に移行できます。

MPLAB Xpress は、PIC® マイクロコントローラ (MCU) を使った設計を始めるのに理想的な環境です。ダウンロードやマシン設定は不要であり、すぐにシステム開発を始める事ができます。 MPLAB Xpress には MPLAB Code Configurator の新バージョンが組み込まれており、グラフィカルインターフェイスとピン配置図を使って、8 ビット PIC MCU と 16ビット PIC MCU/dsPIC® DSC の初期化とアプリケーションのための C コードを自動生成できます。クラウド上の大容量ストレージにプロジェクトを格納できます。コミュニティ機能を使うと、他のユーザとアイデアを共有できます。または、共有されたコードリポジトリから発想を得る事ができます。何よりも MPLAB Xpress IDE は無償であり、インターネットに接続された全ての PCまたは Mac から世界中どこからでもアクセスできます。

1.3 MPLAB Code ConfiguratorMPLAB Code Configurator (MCC) は、無償のグラフィカルなプログラミング環境です。MCC で設計を行うと、シームレスで分かりやすい C 言語コードが生成され、プロジェクトに挿入できます。直感的なインターフェイスでアプリケーション向けに各種モジュールと機能を設定できます。

MPLAB Code Configurator は 8/16/32 ビット PIC マイクロコントローラをサポートしています。MCC はダウンロード版の MPLAB X IDE でもクラウドベースの MPLABXpress IDE でも使えます。

1.4 MPLAB Xpress 評価用ボード

MPLAB Xpress 評価用ボードを使うとも簡単に開発を始める事ができます。本ボードは使いやすい USB プログラマを備えており、ターゲット MCU の全機能にアクセスできます。

MPLAB® Xpress での 8MCU の使い方


1.5 その他の互換ハードウェア

以下に MPLAB Xpress IDE で使えるハードウェアを示します。

Curiosity 開発ボード

Curiosity 開発ボードは低コスト開発プラットフォームであり、初めて PIC MCU をお使いになるユーザ、Makers、高機能で迅速に試作できる基板をお探しの方を対象にしています。本ファミリは、オンボードプログラマ / デバッガといくつかのアドオンボードオプションを備えています。

Explorer 16/32 開発ボード

Explorer 16/32 開発キットは、16 ビット PIC24 MCU、dsPIC DSC、32 ビット PIC32MCU に対応した柔軟で便利なプラットフォームであり、開発 / デモ / テストをすぐに始められます。本ボードは、組み込みアプリケーションの開発とデバッグを始めるために必要な全てのハードウェアを備えています。

PICkit™ 3 プログラマ / デバッガ

PICkit 3 は、PIC MCU または dsPIC DSC で使うためのスタンドアロンのプログラマ/ デバッガです。PICkit 3 は、独自のカスタムプロトタイプハードウェアを使うユーザ向けに適です。



第 2 章使用機器

2.1 はじめに

本書の内容は以下のセクションに記載するツールを使って開発されました。

• ハードウェア

• ソフトウェア

• その他のリソース

2.2 ハードウェア

• MPLAB Xpress 評価用ボード : http://www.microchip.com/xpress• USB ケーブル (Type A - Micro B)

2.3 ソフトウェア

• MPLAB Xpress IDE: http://www.microchip.com/xpress• 無償ターミナルエミュレータソフトウェア :

- Tera Term (Windows のみ ): http://www.teraterm.org- CoolTerm (Windows、Linux、MAC OS): http://freeware.the-meiers.org/

2.4 その他のリソース

• MPLAB XC8 C コンパイラホームページ : http://www.microchip.com/xc8 • MPLAB Code Configurator ホームページ : http://www.microchip.com/mcc • MPLAB Xpress Wiki ホームページ : http://microchip.wikidot.com/xpress:start



NOTE:



第 3 章評価用ボードのプログラミング

3.1 はじめに

本章では、サンプルプロジェクトを使って MPLAB Xpress IDE の基本コンセプトを説明します。

• MPLAB Xpress IDE でサンプルプロジェクトを開く

• 評価用ボードへのサンプルプロジェクトのダウンロード

• 評価用ボードとのシリアル通信の設定

• プログラミング結果

3.2 MPLAB Xpress IDE でサンプルプロジェクトを開く

1. 以下の MPLAB Xpress IDE ホームページを開き、ページ末尾の [Community] という見出しの下の [Examples] のリンクをクリックします。https://www.microchip.com/xpress

または

以下のリンクからサンプルプロジェクトのページを直接開きます。https://www.microchip.com/xpress/examples

または

MPLAB Xpress IDE 内で IDE ウィンドウ上部の [EXAMPLES] のリンクをクリックすると、サンプルプロジェクトのページが開きます。



2. [MPLAB Xpress Examples] のホームページで、以下のフィルタでサンプルプロジェクトを選択します。

a) [Author]: Microchip Technology b) [Tags]: #GettingStartedc) [Board]: Xpress Boardd) [Device]: < 現在使用しているデバイス >

ここでは PIC16F18877 を使います。MPLAB Xpress 評価用ボードが実装済みのデバイスの名前は、USB コネクタの横に表示されています。

サンプルプロジェクトのリストから「Using MPLAB Xpress Examples」を選択します。プロジェクト名をクリックすると、プロジェクトの説明と関連リソース ( チュートリアルビデオへのリンク等 ) にアクセスできます。

[Open] 列でボタンをクリックすると、MPLAB Xpress IDE でサンプルプロジェクトが開きます。

評価用ボードのプログラミング


プロジェクト用に設定した開発ツールとデバイスに関する情報とともに、全てのソースコードが表示されます。



3.3 評価用ボードへのサンプルプロジェクトのダウンロード

1. コンピュータの USB ポートに MPLAB Xpress 評価用ボードを接続します。

2. 接続後、デバイスドライバのインストールが完了すると、MPLAB Xpress ボードがホストコンピュータ上でマスストレージデバイスとして認識され、使用可能なドライブとして表示されます ( 下図は Windows® Explorer での表示 )。

3. MPLAB Xpress IDE の上段にある [Make and Program Device] ボタンをクリックし、現在の MPLAB Xpress 評価用ボードが実装しているPIC16F18877マイクロコントローラのプログラミングに使う .hexファイルを生成しダウンロードします。

生成された .hexファイルは、ブラウザによってウィンドウに表示されるか、ブラウザに関連付けられた [Downloads] フォルダからアクセスします。ダウンロードされた .hexファイルを選択し、ステップ 2 で示した XPRESSフォルダにドラッグします。

Using_MPLAB_Xpress_Examples.hexファイルを XPRESSフォルダにクリック & ドラッグすると、MPLAB Xpress ボード上の LED が短時間点滅し、PIC16F18877 に書き込まれた事を示します。

評価用ボードのプログラミング


3.4 評価用ボードとのシリアル通信の設定

1. ホストコンピュータ上でターミナルエミュレータプログラムを開き、MPLABXpress ボードに関連付けられている COM ポートを選択します。

この例では、CoolTerm という無償プログラムを使います。CoolTerm を使う場合、[Connection] > [Options] ダイアログを開き、シリアルポートの baudレートを 9600 に設定します。

[OK] をクリックします。

2. ターミナルウィンドウ内でボタンをクリックし、MPLAB Xpress ボードとの接続を確立します。

Note: COM ポート番号は下図の表示とは異なる場合があります。



3.5 プログラミング結果

通信が確立されると、ターミナルウィンドウにメッセージ「Hello from your Xpressboard!」が表示されます。



第 4 章 MPLAB® Xpress MCC プラグインの起動

4.1 はじめに

本章では、MPLAB Xpress IDE から MPLAB Code Configurator (MCC) プラグインを起動する方法を説明します。MCC は無償のグラフィカルなプログラミング環境です。MCC を使うとシームレスで分かりやすい C 言語コードが生成され、プロジェクトに挿入できます。MCC では直観的なインターフェイスを使って各種周辺モジュールと機能を設定できます。前章と同じサンプルプロジェクトを使います。

• MCC プラグインの初回起動

• MPLAB Xpress における MCC

4.2 MCC プラグインの初回起動

1. [Manage MPLAB Xpress Code Configurator] ダイアログを開きます。IDE 上

部のボタンをクリックするか、 [Tools] > [Embedded] > [MPLAB Xpress Code Configurator] と選択します。



[Manage MPLAB Xpress Code Configurator] ダイアログが開きます。

2. STEP 1 では、現在のコンピュータに新の Java Runtime Environment (JRE)がインストールされているかどうかを確認します。インストールされているのが JRE の新バージョンかどうか不明な場合、[Which version do I haveinstalled?] のリンクをクリックします。

MPLAB® Xpress MCC プラグインの起動


緑色の [Download & Install JRE] ボタンをクリックすると、Java Runtime Environment ホームページへジャンプします。表示される手順を追って JREをインストールします。

3. STEP 2 では、MCC の起動に必要な .jnlpファイルをダウンロードします。

MCC は、ウェブブラウザを使ってインターネットから直接実行する Java アプリケーションです。これには Java Network Launching Protocol (JNLP) に準拠した Java Web Start アプリケーションソフトウェアを使ってダウンロードして起動する必要があります。

a) 緑色の [Download MCC] ボタンをクリックして JNLP ファイルをダウンロードします。次に MCC_Xpress.jnlpファイルをクリックして Code Configurator を起動します。

b) アプリケーションを実行するよう促されたら [Run] をクリックします。



c) [Enter Token from MPLAB Xpress] ウィンドウが開きます。

4. STEP 3 では、[Enter Token from MPLAB Xpress] ウィンドウで使われる一意のトークン値を入力します。このトークンは [Manage MPLAB Xpress CodeConfigurator] ウィンドウに表示されます。ここに戻り、トークン値の横のコピーボタンをクリックします。

5. [Enter Token from MPLAB Xpress] に戻り、コピーしたトークン値を「Pleaseenter your Token」フィールドにペーストします。

MPLAB® Xpress MCC プラグインの起動


6. [OK]をクリックし、選択したMCUのデバイス固有ライブラリを初期化し、MCCを起動します。トークンが無効の場合、[Manage MPLAB Xpress Code Configurator] ウィン

ドウでトークン値の更新ボタンをクリックして STEP 3 のトークン値を

更新します。その後再びこのトークン値をコピーし、[Enter Token from MPLAB Xpress] ウィンドウ内の「Please enter you Token」フィールドにペー

ストします。

4.3 MPLAB Xpress における MCCMCC は、オシレータと周辺モジュールの設定、MCU 内信号のピンへの割り当て等、デバイス機能を設定するグラフィカルなプログラミング環境です。「Using MPLABXpress Examples」のサンプルプロジェクトを実装するために MCU がどのように設定されたか、MCC で調べてみる事を推奨します。



サンプルプロジェクト用に生成されたソース / ヘッダファイルは、MPLAB XpressIDE の [Project] ペイン内の「Header Files」および「Source Files」フォルダ内で確認できます。



第 5 章 MPLAB® Code Configurator (MCC) の使い方

5.1 はじめに

MPLAB Code Configurator (MCC) は、以下の設定が簡単に行えるグラフィカルユーザインターフェイス (GUI) です。

• デバイスの主要機能 • 周辺モジュール

• 信号のピン割り当て

• 関連ライブラリ

これらの機能は全て直感的なドロップダウンメニュー、チェックボックス、フィールドを使って設定できます。そのため開発者はターゲットデバイスを素早く設定でき、データシートでレジスタを調べる時間が小限に抑えられます。

下図に主な MCC ツールエリアを示します。

主なツールエリアについては後述します。

• Project Resources ( プロジェクトリソース )• Device Resources ( デバイスリソース )• Composer エリア

• Pin Manager ( ピンマネージャ )



5.2 Project Resources ( プロジェクトリソース )現在のプロジェクトで使用中のデバイス機能を表示します。

5.2.1 System Module ( システムモジュール )システムクロック、コンフィグレーションビット、その他デバイスレベル機能のコアパラメータを設定します。

5.2.2 Interrupt Module ( 割り込みモジュール )プロジェクトで利用可能な割り込み要因を有効化またはそれらの優先度を設定します。

5.2.3 Pin Module ( ピンモジュール )ピンの方向 ( 入力 / 出力 )、アナログ機能、弱プルアップ抵抗等、Pin Manager で選択したピンを設定します。場合によっては、生成されたコード全体を通して参照するピンに名前を付ける事ができます。

MPLAB® Code Configurator (MCC) の使い方


5.3 Device Resources ( デバイスリソース )このエリアは、現在のターゲットデバイスで利用可能な機能を表示します。[DeviceResources] セクションのリストで機能をダブルクリックすると追加できます。

5.3.1 製品ページ

現在のデバイスの製品ページへのリンクです。データシートや関連アプリケーションノート等の文書を参照できます。



5.3.2 Peripherals ( 周辺モジュール )現在のターゲットデバイスが備えている全周辺モジュールを表示します。周辺モジュールの種類と数はデバイスごとに異なります。リスト内でモジュールをダブルクリックするとプロジェクトに追加できます。



5.3.3 Libraries ( ライブラリ )シリアル通信プロトコル等、特定の機能が簡単に使えるように作成されたライブラリを一覧表示しています。これらのライブラリは MCC 内のその他のモジュールと同じく、使いやすい GUI で各種パラメータを設定できます。リストからライブラリを選んでダブルクリックするとプロジェクトに追加できます。



5.3.4 MIKRO-E click boards™

MikroElektronika click ボードは、ターゲットデバイスが使える各種センサ / 通信モジュール / その他のインターフェイスを備えた拡張ドータカードです。これにより、各種機能をアプリケーションに素早く追加できます。[Device Resources] 内のリストをダブルクリックすると click ボードをプロジェクトに追加できます。追加したモジュールとのインターフェイスに必要な周辺モジュールがある場合、自動的に追加されます。



5.4 Composer エリア

周辺モジュール、ライブラリ、ドライバを設定するメインインターフェイスエリアです。

5.4.1 Easy Setup タブ

このタブは周辺モジュール、ライブラリ、ドライバを分かりやすく表示し、直感的なチェックボックス、値フィールド、ドロップダウンリストを使って設定できます ( 下図は EUSART モジュールの [Easy Setup] タブ )。

5.4.2 Registers タブ

デバイスの周辺モジュールと機能に関連するレジスタを表示します。レジスタは、ドロップダウンメニューを使うか、個々のビット設定を表すレジスタ名の横に 16 進数を入力して設定します ( 下図は EUSART モジュールの [Registers] タブ )。



5.4.3 Notifications タブ

このタブは、設定した各種モジュールに関する警告、ヒント、一般情報等の重要な情報を表示します。下図の EUSART の [Notifications] タブでは、システムクロックに低周波数が設定されており、必要な Baud レートを得るには不十分である事を示しています。



5.5 Pin Manager ( ピンマネージャ )デバイス内部の信号の多くはユーザ選択可能な各種ピンに割り当てる事ができます。信号を複数のピンに割り当てる事も、ピンを複数のモジュールで共有する事もできます。[Pin Manager] のテーブル表示とパッケージ表示を使うと簡単に行えます。

5.5.1 Pin Manager のテーブル表示テーブル上部にパッケージのピン番号 (Package:)、その直ぐ下にポート (Port)、その下には左列から順番にモジュール (Module)、機能 (Function)、入出力方向 (Direction)を表示します。

• 青色のピンは、モジュール信号が使えるピンを示します。

• ロックされた緑色のピンは、そのピンがモジュール信号に割り当て済みである事を示します。

• 鎖付きの緑色のピンは、そのピンが複数のモジュールに共有されている事を示します。

• 黄色/橙色のピンは、割り当て済みの機能に対して使える代替ピンを示します。 • [Package:] のドロップダウンメニューを使うと、現在のターゲットデバイスで

選択できるパッケージのパッケージ表示に変更できます。



5.5.2 Pin Manager のパッケージ表示

現在のデバイスパッケージ上のピンを表示します。灰色のピンは現在の設定ではそのピンは使えない事を示します。その他の色のピンは前セクションの説明に従います。この表示でピンを右クリックし信号を選択しても信号を割り当てられます。



5.5.3 Versions ( バージョン )MCC を構成するコンポーネントグループのバージョン情報を表示します。これらのコンポーネントグループをライブラリと呼びます。MCC の使い方にある程度慣れてきたら、MCC プロジェクトごとにライブラリのバージョンを使い分ける事ができます。詳細は MMC ホームページ末尾の文書セクションで入手できる MCC ユーザガイドを参照してください。http://www.microchip.com/mcc



NOTE:



第 6 章シリアル通信リンクの構築

6.1 はじめに

本章では、MPLAB Xpress 評価用ボードとホストコンピュータ間のシリアル通信リンク構築方法について説明します。この通信は、ターゲット MCU とボードが実装済みの USB 機能を内蔵したもう 1 つの MCU で行います。USB 内蔵の MCU は、以下のUSB タスクを実行します。

• USB マスストレージデバイス (MSD) クラス : ホスト PC から .hex ファイルを受信し、Microchip 社のインサーキットシリアルプログラミング ™ (ICSP™) でターゲットデバイスをプログラムします。

• USB通信デバイスクラス (USB CDC): ターゲットMCUから送信されたEUSARTデータを変換し、USB 経由でホスト PC へ転送します。

後者の CDC コンフィグレーションを使う事で、ターゲット MCU は USB 機能内蔵MCU 経由でホストコンピュータ上の USB ポートと情報を送受信できます。この後、指定のCOMポートに接続されたホストコンピュータ上のターミナルエミュレーションソフトウェア ( 第 2 章「使用機器」のリンク参照 ) で、ターゲット MCU からの情報の表示と MCU へのコマンド送信が可能となります。

Note: ハードウェアデバッグは行えません。



6.2 MPLAB XPress IDE におけるプロジェクトの新規作成

これまでは、プロジェクトが既存の場合のみを説明しました。本セクションでは、MPLAB Xpress IDE 内で新規プロジェクトを作成します。

1. 以下のリンクで MPLAB Xpress IDE を開きます。https://mplabxpress.microchip.com/mplabcloud/ide

2. 新規プロジェクトのアイコンをクリックするか、[File] > [New Project] を選

択して新規プロジェクトを作成します。

3. [New Project] ウィンドウ内の [Categories] フレームで「Microchip Embedded」、[Projects] フレームで「Standalone Project」を選択します。[Next] をクリックします。

シリアル通信リンクの構築


4. [Select Device] ウィンドウ内の [Device] ドロップダウンフィールドに、現在使用している MCU ( 下図では PIC16F18877) を選択するかタイプ入力します。[Next] をクリックします。

5. [Select Project Name] ウィンドウの [Project Name] フィールドに、プロジェクトの名前 (「HelloSerially」等の適切な名前 ) を入力します。[Finish] をクリックします。



下図に MPLAB Xpress IDE のワークスペースの表示例を示します。

6.3 プロジェクトコード生成時の MCC の設定方法

MPLAB Xpress プロジェクト作成後は、コードを生成するために MPLAB CodeConfigurator (MCC) のオプションを設定します。

1. IDE 上部のボタンをクリックするか、[Tools] > [Embedded] > [MPLABXpress Code Configurator] を選択して MCC プラグインを起動します。MCCGUI の詳細は第 5 章「MPLAB® Code Configurator (MCC) の使い方」を参照してください。

2. 開いた MCC ウィンドウで [Project Resources] > [System] の既定値パラメータを使えます。

3. [Device Resources] エリアで EUSART モジュールまでスクロールし、展開します。EUSART をダブルクリックし、このモジュールを [Project Resources] に追加します。



4. [Project Resources] ペインの [Peripheral] 列見出しの下で EUSART モジュールを選択してコンフィグレーションを開き、以下のように設定します。

a) Enable Transmitb) Baud Rate: 9600 ( 既定値 )

5. 下図に示すように、[Pin Manager] セクションに表示される信号行とピン列で、青色のロックが解除されたボタンをクリックして緑色のロックされたシンボルに変え、EUSART TX 信号をピン RB6 に、RX 信号をピン RB7 に接続します。

USB 機能を備えた MCU と通信する場合、ほとんどの MPLAB Xpress 評価用ボードでは RB6 ピンは EUSART 送信 (TX) 信号、RB7 ピンは EUSART 受信(RX) 信号です。これには、緑色の「汎用 MPLAB Xpress 評価用ボード」と赤色の「デバイス固有 MPLAB Xpress 評価用ボード」の 40 ピン版も含みます。赤色の 20 ピン「デバイス固有 MPLAB Xpress 評価用ボード」では EUSART TX に RA1 ピン、EUSART RX 信号に RA0 ピンを使います。



6. MCC 内の [Generate] ボタンをクリックし、このコンフィグレーション向けのヘッダおよびソースファイルを生成させます。

7. MCC が新規生成したヘッダおよびソースファイルは、新規 main.cソースファイルと一緒に MPLAB Xpress IDE の [Project] ウィンドウに表示されます。



6.4 MCC が生成したシリアル機能の使い方

MPLAB Code Configurator は、デバイスと選択された周辺モジュールの設定に使うコードを生成します。また、選択された各種リソース用の一連の機能を生成します。これにより、ユーザはコンパイル時にシステムの動的変化を容易に発生させられる独自コードを記述できます。機能説明とサンプルコードは、周辺モジュールのヘッダファイルで参照できます。

1. MPLAB Xpress IDE の [Project] ペイン内の [Header Files] > [MCC GeneratedFiles] フォルダにある eusart.hファイルを選択し、このファイルを開きます。

2. eusart.hファイルをスクロールして EUSART_Write()関数を選択します。

この関数を Ctrl+X (Windows キーボードショートカット ) でコピーします。

Note: MPLAB Xpress IDE 内のコピー & ペーストは、キーボードショートカットで行う必要があります。ツールバーまたはコンテクストメニューの右クリックによる操作は未サポートです。



3. [Project] ペインで main.c ソースファイルをクリックして開き、コードをスクロールしてmain()内の while(1)ループの中の// Add your applicationcodeコメントを選択します。

コピーした EUSART_Write()関数をここにペーストし、カッコ内の引数を「A」等の文字に置き換えます。

4. MPLAB Xpress IDE ウィンドウ上部の [Make and Program Device] ボタンをクリックし、プロジェクトの.hexファイルをコンパイルしてダウンロードします。

5. ブラウザのダウンロードセクションからプロジェクトの .hex ファイルをドラッグし、XPRESS ドライブにドロップして、MPLAB Xpress ボードをプログラミングします ( 第 3 章「評価用ボードのプログラミング」参照 )。



6.5 ホストコンピュータでのシリアルメッセージの表示方法

1. ホストコンピュータ上でターミナルエミュレータプログラムを開き (セクション 2.3「ソフトウェア」参照 )、MPLAB Xpress ボードに関連付けられた COMポートを選択します。

2. [Connection] > [Options] ダイアログを開き、シリアルポートの baud レートをMCC内でEUSARTを設定した時にプロジェクトで設定した9600に設定します。

3. ターミナルウィンドウでボタンをクリックし、Xpress ボードとの接続を確立します。

通信が確立されると、ターミナルウィンドウはプロジェクトで EUSART_Write()に追加された文字を表示します。



NOTE:



補遺 A. MPLAB® Xpress評価用ボード

A.1 はじめに

MPLAB Xpress 評価用ボードは、クラウドベースの MPLAB 統合開発環境 (IDE) と一緒に使うように設計されています。IDE と MPLAB Xpress 評価用ボードの組み合わせにより、IDE またはコンパイラをダウンロードまたは更新せずにアプリケーションを素早く開発できるプラットフォームを提供します。

全ての MPLAB Xpress ボードは以下の 2 つのセクションで構成されています。

1. プログラマセクション : Microchip 社独自のインサーキットシリアルプログラミング (ICSP) プロトコルでターゲットデバイスにドラッグ & ドロップで書き込める回路を格納しています。ターゲットデバイスをプログラムするために必要なハードウェアは、ホストコンピュータとの USB 接続のみです。

2. アプリケーションセクション : アプリケーションが使う回路を格納しています。

さらに、MPLAB Xpress 評価用ボードは通信デバイスクラス (CDC) インターフェイスを備えており、ターゲットデバイスとホストコンピュータ間の通信をサポートします。 MPLAB Xpress 評価用ボードには以下の 3 つのタイプがあります。

1. 汎用 MPLAB Xpress 評価用ボード

2. デバイス固有 MPLAB Xpress 評価用ボード (20 ピン版 )3. デバイス固有 MPLAB Xpress 評価用ボード (40 ピン版 )

A.2 ボードへの電力供給

MPLAB Xpress 評価用ボードには 2 通りの方法で電力を供給できます。ただし、一度に接続できる電源は 1 つだけです。

A.2.1 USB コネクタ USB コネクタは MPLAB Xpress 評価用ボード全体に電力を供給します。USB 電源を接続すると電源 LED は常時点灯 ( 緑色 ) し、ボードに 3.3 V が供給されている事を示します。

A.2.2 2.7 ～ 16 V 外部電源 ( 汎用 MPLAB Xpress ボードのみ )外部電源は汎用 MPLAB Xpress ボードでのみ使えます。外部電源も MPLAB Xpress評価用ボード全体に電力を供給します。外部電源は低ドロップアウト (LDO) 電圧レギュレータに接続されており、ボードに 3.3 V を供給します。外部電源の電圧レンジは 2.7 ～ 16 V です。2 ～ 6 セル一次電池、9 V アルカリ電池、1/2 セルのリチウムイオン電池が使えます。LED D1 は、外部電源が動作し十分な電圧を供給している時に緑色に点灯します。



A.3 汎用評価用ボード

MPLAB Xpress汎用評価用ボードは 8ビットPIC16F18855を実装済みです。このボードは他の評価用ボードとは異なり LED、ポテンショメータ、スイッチ等のターゲットデバイスへの基本的なインターフェイス部品を備えています。

1. PIC16F18855 ターゲット MCU2. ターゲット MCU のピンに対応する接続ヘッダ 3. MikroElektronika click ボード用 mikroBUS™ ソケット

4. ユーザ LED×45. ポテンショメータ

6. EMC1001 温度センサ

7. プッシュボタンスイッチ 8. マスタ RESET スイッチ

9. LED:a) 緑色 : ターゲットに給電中

b) 赤色点滅 : ターゲットに書き込み中

10. 2.7 ～ 16 V 外部電源接続

MPLAB® Xpress 評価用ボード


A.4 デバイス固有評価用ボード

MPLAB Xpress デバイス固有評価用ボードは、ボードが対応している PIC16 またはPIC18 デバイスと内蔵プログラマを実装済みです。 20 ピンおよび 40 ピン版があります。

1. ターゲット MCU2. ターゲット MCU のピンに対応する接続ヘッダ 3. マスタ RESET スイッチ

4. LED:a) 緑色 : ターゲットに給電中

b) 赤色点滅 : ターゲットに書き込み中

5. USB 電源からの 5 V または LDO レギュレータ出力からの 3.3 V を選択し、ターゲットデバイスに電力を供給します ( 既定値は 3.3 V)。



NOTE:



補遺 B. MPLAB® Xpress評価用ボード回路図

図 B-1: 汎用評価用ボード回路図(アプリケーションセクション) A

DD

R/TH

ERM

1

GN

D23

V DD

SMCL

K4

ALE

RT/T

HER

M2

5SM

DAT

A6

EMC1

001-

AFZ

Q-T

R

U5

0.1

μF

C8

+3.3

V

F188

SCL

F188

SDA

+3.3

V

DN

PR2

1

ALA

RM1

ALA

RM2

20.0

KR2

0

10K

R18

10K

R19

+3.3

V

AN

1RS

T2

CS3

SCK

4M

ISO

5M

OSI

6+3

.3V

7G

ND

8

J5

GN

D8

+5V

7SD

A6

SCL

5TX

4RX

3IN

T2

PWM

1J6

F188

PWM

F188

ANA

1

+3.3

V

F188

RXM

F188

TXM

F188

INT

VUSB

F188

SDA

F188

SCL

F188

RST

F188

CSF1

88SC

KF1

88M

ISO

F188

MO

SI

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14

DN

P

J71 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14

DN

P

J8F1

88AN

A1

F188

RST

F188

CSF1

88SC

KF1

88M

ISO

F188

MO

SI

F188

PWM

F188

RXM

F188

TXM

F188

INT

F188

SDA

F188

SCL

ALA

RM1

ALA

RM2

F188

TXU

F188

RXU

RA0

RA1

RA2

RA3

RA5

RA4

Hos

t C

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ctor

mik

roBU

S

RA2/

AN

A2/

VRE

F-/D

AC1

OUT1

/C1I

N0+

/C2I

N0+

/IOCA

2/PP

S1

RA3/

AN

A3/

VRE

F+/C

1IN

1+/M

DCI

N1/

IOCA

3/PP

S2

RA4/

AN

A4/

MD

CIN

2/T0

CKI/C

CP5/I

OCA

4/PP

S3

RA5/

AN

A5/

SS1/

MD

MIN

/IOCA

5/PP

S4

RA7/

AN

A7/

IOCA

7/O

SC1/

CLK

IN6

RA6/

AN

A6/

IOCA

6/O

SC2/

CLK

OU

T7

PPS/

SOSC

O/IO

CC0/

SMTW

IN1/

T3G/

T3CK

I/T1C

KI/A

NC0

/RC0

8PP

S/SO

SCI/I

OCC

1/CC

P2/S

MTS

IG1/

AN

C1/R

C19

PPS/

IOCC

2/CC

P1/T

5CK

I/AN

C2/R

C210

PPS/

IOCC

3/T2

IN/S

CK1/

SCL1

/AN

C3/R

C311

PPS/

IOCC

4/SD

I1/S

DA1/

AN

C4/R

C412

PPS/

IOCC

5/T4

IN/A

NC5

/RC5

13PP

S/IO

CC6/

CK/A

NC6

/RC6

14PP

S/IO

CC7/

DT/

RX/A

NC7

/RC7

15

VSS

5 1V S

S29

6

VDD

RB0/

AN

B0/C

2IN

1+/Z

CD/S

S2/C

CP4/C

WG

1IN

/INT/I

OCB

0/PP

S18

RB1/

AN

B1/C

1IN

3-/C

2IN

3-/S

CL2/

SCK

2/CW

G2I

N/IO

CB1/

PPS

19RB

2/A

NB2

/SDA

2/SD

I2/C

WG

3IN

/IOCB

2/PP

S20

RB3/

AN

B3/C

1IN

2-/C

2IN

2-/IO

CB3

21RB

4/A

NB4

/AD

CACT

/T5G

/SM

TWIN

2/IO

CB4/

PPS

22RB

5/A

NB5

/T1G

/SM

TSIG

2/CC

P3/IO

CB5/

PPS

23RB

6/A

NB6

/CLC

IN2/

IOCB

6/IC

SPC

LK/P

PS24

RB7/

AN

B7/D

AC1

OUT2

/T6I

N/C

LCIN

3/IO

CB7/

ICSP

DAT/

PPS

25

VPP/

MC

LR/IO

CE3

/RE3

RA0/

AN

A0/

C1IN

0-/C

2IN

0-/C

LCIN

0/IO

CA0/

PPS

27RA

1/A

NA

1/C1

IN1-

/C2I

N1-

/CLC

IN1/

IOCA

1/PP

S28

EP

U4

+3.3

V

0.1

μF

C7

+3.3

V

+3.3

V

F188

TXU

F188

RX

U

F188

MCL

R

F188

MCL

R

ALA

RM1

ALA

RM2

F188

INT

F188

PWM

F188

SCL

F188

SDA

F188

ANA

1F1

88R

XM

F188

CSF1

88SC

KF1

88M

ISO

F188

MO

SI

F188

RST

F188

TXM

S2

10K

R17

+3.3

V

Red

D2 Re

d

D3 Re

d

D4 Re

d

D5

F188

CLK

F188

DAT

2

13CW CC

W10

KR1

51KR1

6

RA0

RA3

1KR11

1KR12

1KR13

1KR14

RA1

RA2

VPP/

MC

LR1 2

GN

DVD

D3

ICSP

DAT

4IC

SPC

LK5

DN

PPI

C 3

J4

RA5

RA4

10K

R22

PIC

16F1

8855

-I/M

V



図 B-2: 汎用評価用ボード回路図(プログラマセクション)

MPL

AB X

pres

s Ev

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Boa

rd

Schematic

RA2/

C2IN

+/A

N2/

DA

COU

T/V

REF-

1RA

3/C1

IN+/

AN

3/V

REF+

2RA

4/C1

OUT/

SRQ

/T0C

KI

3RA

5/C2

OUT/

SRN

Q/S

S/HLV

DIN

/AN

44

VSS

5RA

7/CL

KI/O

SC1

6RA

6/CL

KO

/OSC

27

SOSC

0/T1

CKI/T

3G/T

3CK

I/IO

CC0/

RC0

8SO

SCI/C

CP2/I

OCC

1/RC

19

AN

14/IO

CC2/

CCP1

/P1A

/CTP

LS/R

C210

VU

SB3V

311

D-/I

OCC

412

D+/

IOCC

513

AN

18/C

K/T

X/IO

CC6/

RC6

14A

N19

/DT/

RX/IO

CC7/

SDO

/RC7

15

VSS

16

VD

D17

AN

12/S

DA/S

DI/S

RI/F

LT0/

INT0

/RB0

18A

N10

/C12

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/SCL

/SCK

/P1C

/INT1

/RB1

19A

N8/

P1B/

CTED

1/IN

T2/R

B220

AN

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2IN

2-/S

DO/C

CP2/C

TED

2/RB

321

AN

11/P

1D/IO

CB4/

RB4

22A

N13

/T1G

/T3C

KI/I

OCB

5/RB

523

PGC/

IOCB

6/RB

624

PGD

/IOCB

7/RB

725

MCL

R/V

PP/RE

326

RA0/

C12I

N0-

/AN

027

RA1/

C12I

N1-

/AN

128

EP29

PIC

18LF

25K

50-I/

ML

U2

USB

- m

icro

BV

BUS

1D

-2

D+

3ID

4G

ND

5

67

J2

+3.3

V

0.1μ

FC4

+3.3

V

1.0μ

FC1

1.0μ

FC

2

VU

SB

+3.3

V

10K

R1

S1

D_P

D_N

PGC

PGC

PGD

PGD

D_N

D_P

10K

R6

+3.3

V

F188

RXU

F188

TXU

2N70

021

23

Q1

F188

MCL

R

F188

CLK

F188

DAT

10K

R10

RESE

T F18

8

42

31

RG

LTST

-C19

5KG

JRK

T

D1

GND 1

VIN

2V

OU

T3

MCP

1703

T-33

02E

/MB

U1

1K R7

1K R8

VPP

/MCL

R1

VD

D2

GN

D3

ICSP

DAT

4IC

SPC

LK5

DN

PPI

CKIT

3

J1

100R

R5

100R

R210

0RR3

100R

R4

100RR9

1 2

DN

P

BATT

MPLAB® Xpress 評価用ボード回路図


図 B-3: 20ピンデバイス固有評価用ボード回路図

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NOTE:



索引

CCoolTerm ............................................................................7

EEnter Token from MPLAB Xpress ................................18EUSART............................................................................36EUSART_Write() ..........................................................39

JJava バージョン ..............................................................16

Mmain.c..............................................................................40Manage MPLAB Xpress Code Configurator...............16MCC コンポーネントのバージョン .............................31MCC 内の Composer エリア .........................................27MCC 内の Easy Setup タブ (EUSART).......................27MCC 内の MikroElektronika click ボードリスト.........26MCC 内の Notifications タブ..........................................28MCC 内の Pin Manager のテーブル表示 ....................29MCC 内の Registers タブ...............................................27MCC 内のシステムモジュール ....................................22MCC 内の周辺モジュールリスト .................................24MCC 内の製品ページ .....................................................23MCC 内のデバイスリソース .........................................23MCC 内のピンモジュール .............................................22MCC 内のプロジェクトリソース ................................22MCC 内のライブラリリスト .........................................25MCC 内の割り込みモジュール .....................................22MCC における Pin Manager のパッケージ表示 ........30MPLAB Code Configurator (MCC) ............. 7, 21, 36, 39

MCC_Xpress.jnlp................................................17プラグイン................................................................15

MPLAB XC8 C コンパイラ ..............................................7MPLAB Xpress Ecosystem..............................................5MPLAB Xpress IDE...........................................................7MPLAB Xpress Wiki ..........................................................7MPLAB Xpress 評価用ボード .........................................7

デバイス固有............................................................45デバイス名................................................................10電力供給....................................................................43汎用 ............................................................................44プログラミング..........................................................9

TTera Term ...........................................................................7

UUSB リンク.......................................................................33

さ

サンプルプロジェクト ....................................................9サンプルプロジェクトのダウンロード ......................12

し

シリアル通信 ...................................................................13リンクの構築 ...........................................................33

新規プロジェクト ...........................................................34

へ

ヘッダファイル ...............................................................39

MPLAB® Xpress Ecosystem 入門ガイド


NOTE:


北米

本社2355 West Chandler Blvd.Chandler, AZ 85224-6199Tel: 480-792-7200 Fax: 480-792-7277技術サポート: http://www.microchip.com/supportURL: www.microchip.com

アトランタDuluth, GA Tel: 678-957-9614 Fax: 678-957-1455

オースティン、TXTel: 512-257-3370

ボストンWestborough, MA Tel: 774-760-0087 Fax: 774-760-0088

シカゴItasca, IL Tel: 630-285-0071 Fax: 630-285-0075

ダラスAddison, TX Tel: 972-818-7423 Fax: 972-818-2924

デトロイトNovi, MI Tel: 248-848-4000

ヒューストン、TX Tel: 281-894-5983

インディアナポリスNoblesville, IN Tel: 317-773-8323Fax: 317-773-5453Tel: 317-536-2380

ロサンゼルスMission Viejo, CA Tel: 949-462-9523Fax: 949-462-9608Tel: 951-273-7800

ローリー、NC Tel: 919-844-7510

ニューヨーク、NY Tel: 631-435-6000

サンノゼ、CA Tel: 408-735-9110Tel: 408-436-4270

カナダ - トロントTel: 905-695-1980 Fax: 905-695-2078

アジア太平洋

アジア太平洋支社Suites 3707-14, 37th FloorTower 6, The GatewayHarbour City, Kowloon

香港Tel: 852-2943-5100Fax: 852-2401-3431

オーストラリア - シドニーTel: 61-2-9868-6733Fax: 61-2 -9868-6755

中国 - 北京Tel: 86-10-8569-7000 Fax: 86-10 -8528-2104

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中国 - 杭州Tel: 86-571-8792-8115 Fax: 86-571 -8792-8116

中国 - 香港SARTel: 852-2943-5100 Fax: 852-2401-3431

中国 - 南京Tel: 86-25-8473-2460Fax: 86-25 -8473-2470

中国 - 青島Tel: 86-532-8502-7355Fax: 86-532 -8502-7205

中国 - 上海Tel: 86-21-3326-8000 Fax: 86-21 -3326-8021

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中国 - 武漢Tel: 86-27-5980-5300Fax: 86-27 -5980-5118

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アジア太平洋

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インド - プネTel: 91-20-3019-1500

日本 - 大阪Tel: 81-6-6152-7160 Fax: 81-6 -6152-9310

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韓国 - ソウルTel: 82-2-554-7200Fax: 82-2-558-5932 または 82-2 -558-5934

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マレーシア - ペナンTel: 60-4-227-8870Fax: 60-4 -227-4068

フィリピン - マニラTel: 63-2-634-9065Fax: 63-2 -634-9069

シンガポールTel: 65-6334-8870Fax: 65-6334-8850

台湾 - 新竹Tel: 886-3-5778-366Fax: 886-3 -5770-955

台湾 - 高雄Tel: 886-7-213-7830

台湾 - 台北Tel: 886-2-2508-8600 Fax: 886-2 -2508-0102

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ヨーロッパ

オーストリア - ヴェルスTel: 43-7242-2244-39Fax: 43-7242 -2244-393

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フランス - パリTel: 33-1-69-53-63-20 Fax: 33-1-69-30-90-79

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ドイツ - カールスルーエTel: 49-721-625370

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イスラエル - ラーナナ Tel: 972-9-744-7705

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イタリア - パドヴァTel: 39-049-7625286

オランダ - ドリューネンTel: 31-416-690399 Fax: 31-416-690340

ノルウェー - トロンハイムTel: 47-7289-7561

ポーランド - ワルシャワ

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2017/10/10

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MPLAB Xpress Ecosystemww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002710A_JP.pdfMPLAB® Xpress Ecosystem 入門ガイド 第1 章 MPLAB® Xpress Ecosystem の概要 1.1 はじめに

MPLAB Xpress Ecosystemww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/50002710A_JP.pdfMPLAB® Xpress Ecosystem 入門ガイド第1 章 MPLAB® Xpress Ecosystem の概要 1.1 はじめに