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令和 2 年度離職者等再就職訓練事業 短期課程コース実施事業者募集要領 (第 1 四半期開講訓練科) 1 趣旨 本要領は、青森県(以下「県」という。)が、「令和 2 年度に実施する離職者等再就職訓練 事業 短期課程コース(第 1 四半期開講訓練科)」(以下「訓練」という。)について、訓練の実 施を希望する事業者を募集し、委託先としての要件を満たした事業者を選考することを目的 とします。 選考された事業者については、訓練を所管する県の職業能力開発校において訓練の内 容、日程、経費等の詳細を協議して整え、令和 2 年度において委託契約を締結するものと します。 2 実施事業者を募集するコース 令和 2 年度に開講する以下の訓練コースのうち、別表 1「訓練科一覧表」に記載の第 1 四 半期開講訓練科とします。 知識等習得コース 日本版デュアルシステム(委託訓練活用型) 大型自動車一種運転業務従事者育成コース 3 訓練の内容 別添 1「短期課程コース 共通仕様書」、別添 2「訓練科別仕様書」及び別添 3「各訓練コ ースに関する事項」のとおり 4 応募資格 別紙 1「訓練の応募資格に関する事項」のとおり 5 委託費の上限 委託費の上限は訓練コース、対象の経費ごとに異なります。 詳細は別表 1「訓練科一覧表」及び別添 1「短期課程コース 共通仕様書」の別紙 4「委託 費の算定方法」のとおりです。 6 スケジュール 別紙 2「令和 2 年度離職者等再就職訓練事業 短期課程コース[第 1 四半期開講訓練科] 実施日程」のとおり

令和 2 年度離職者等再就職訓練事業 短期課程コー …7 応募方法 別紙3「令和2 年度離職者等再就職訓練事業短期課程コース提案書作成要領」に基づ

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Page 1: 令和 2 年度離職者等再就職訓練事業 短期課程コー …7 応募方法 別紙3「令和2 年度離職者等再就職訓練事業短期課程コース提案書作成要領」に基づ

令和 2年度離職者等再就職訓練事業 短期課程コース実施事業者募集要領

(第 1四半期開講訓練科)

1 趣旨

本要領は、青森県(以下「県」という。)が、「令和 2 年度に実施する離職者等再就職訓練

事業 短期課程コース(第 1四半期開講訓練科)」(以下「訓練」という。)について、訓練の実

施を希望する事業者を募集し、委託先としての要件を満たした事業者を選考することを目的

とします。

選考された事業者については、訓練を所管する県の職業能力開発校において訓練の内

容、日程、経費等の詳細を協議して整え、令和 2 年度において委託契約を締結するものと

します。

2 実施事業者を募集するコース

令和 2年度に開講する以下の訓練コースのうち、別表 1「訓練科一覧表」に記載の第 1四

半期開講訓練科とします。

知識等習得コース

日本版デュアルシステム(委託訓練活用型)

大型自動車一種運転業務従事者育成コース

3 訓練の内容

別添 1「短期課程コース 共通仕様書」、別添 2「訓練科別仕様書」及び別添 3「各訓練コ

ースに関する事項」のとおり

4 応募資格

別紙 1「訓練の応募資格に関する事項」のとおり

5 委託費の上限

委託費の上限は訓練コース、対象の経費ごとに異なります。

詳細は別表 1「訓練科一覧表」及び別添 1「短期課程コース 共通仕様書」の別紙 4「委託

費の算定方法」のとおりです。

6 スケジュール

別紙2「令和2年度離職者等再就職訓練事業 短期課程コース[第1四半期開講訓練科]

実施日程」のとおり

Page 2: 令和 2 年度離職者等再就職訓練事業 短期課程コー …7 応募方法 別紙3「令和2 年度離職者等再就職訓練事業短期課程コース提案書作成要領」に基づ

7 応募方法

別紙 3「令和 2 年度離職者等再就職訓練事業短期課程コース提案書作成要領」に基づ

いて提案書を作成し、次のとおり提出して下さい。

なお、提案書は、本要領に基づく手続きのためにのみ使用し、個人情報保護及び情報公

開については県の関係条例に従い取り扱い、返却しないものとします。

(提出先)

〒030-8570 青森市長島一丁目 1-1

青森県 商工労働部 労政・能力開発課 職業能力開発グループ(県庁南棟 4階)

電話: 017 – 734 - 9415

FAX: 017 – 734 - 8117

メール: roseinoryoku@pref.aomori.lg.jp

(1) 提出部数

正本及び副本(正本の写し可) 各 1部と電子データ

※ 電子データは別途お知らせするメールアドレスあてに送信していただきます。

(2) 提出期間

令和 2年 1月 23日(木)正午までに持参するか、令和 2年 1月 22日(水)郵送必着

となるように提出してください。

(3) 応募予定登録

要領等の補足及び質問への回答に関する連絡を円滑に行うため、応募予定者は原則

として令和元年 12 月 20 日(金)正午までに項番 7 記載の提出先電子メールアドレスあて

に、以下の項目について連絡してください。

① 件名「委託訓練提案応募予定者登録(訓練科番号〇番 訓練科名○○科)」

② 事業者名

③ 担当者所属・職・氏名

④ 連絡先(電話番号、ファクシミリ番号、電子メールアドレス、資料送付先住所)

(4) 留意事項

① 応募に要する経費は、全て応募者負担となります。

② 必要に応じて、提出された応募書類の内容について、関係機関に照会する場合が

あります。

③ 提出された書類は、原則として県に対する情報公開の対象文書となります。

8 要領に関する質問

本要領に関する質問は、電子メールでのみ受け付けます。

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質問期限は、令和 2年 1月 10日(金)までとし、質問及び回答は令和 2年 1月 14日(火)

以降に、特段の事情がない限り県のホームページに掲載します。(質問の内容によっては質

問期限前に掲載する場合があります。) 質問書の様式は任意としますが、件名を「令和 2

年度委託訓練 事業者募集要領に係る質問」とし、必ず以下の項目①~③を記載してくださ

い。

① 事業者名

② 質問者の所属、職、氏名

③ 連絡先(電話番号、ファクシミリ番号、電子メールアドレス)

9 審査方法及び審査結果通知

県において審査会を開催し、提案書の審査により訓練実施協議対象者を選考し、結果を

令和 2年 2月 17日(月)以降に書面により通知します。

審査は、提案書の各記載項目について要件の充足、カリキュラム内容、就職支援等を評

点する方法により行います。なお、審査にあたり不明な点等についてのヒヤリングやメール

等による照会、補足資料などの提出を求める場合があります。

10 契約

審査会において選定された事業者については、訓練を所管する県の職業能力開発校に

おいて訓練の内容、日程、経費等の詳細を協議して整え、令和2年度において委託契約を

締結するものとします。提案書で提出した経費の積算額で契約となるとは限りません。協議

して整えた具体的な契約内容に基づき、再度見積もりをお願いします。

11 その他

この事業は、事業を所管している厚生労働省との協議が整うこと及び令和 2 年度青森県

当初予算の成立をもって実施するものであり、現在実施が確定しているものではありません

が、年度当初から訓練を開始できるようにするため、訓練の実施を希望する事業者を募集

するものです。

このため、当該事業を行わない場合や、内容等に変更があり得ることを御了承願います。

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別表1

開始 終了

16コース 275 0

1 介護実務者研修科① 介護系 20 R2.05.08 R2.11.06 5 月 6 か月

2 パソコン事務科① 事務系 20 R2.05.28 R2.08.27 5 月 3 か月

3 簿記基礎科① 事務系 20 R2.06.26 R2.10.23 6 月 4 か月

4 パソコン経理科① 事務系 20 R2.05.19 R2.11.18 5 月 6 か月

5 宅建・FP養成科 事務系 20 R2.06.08 R2.12.07 6 月 6 か月

6 パソコン基礎科① 事務系 20 R2.06.15 R2.09.14 6 月 3 か月

7 パソコン基礎科③ 事務系 20 R2.05.28 R2.08.27 5 月 3 か月

8 介護実務者研修科② 介護系 20 R2.06.03 R2.12.02 6 月 6 か月

9 介護実務者養成科① 介護系 15 R2.05.28 R2.11.27 5 月 6 か月

10 FP・簿記・パソコン基礎科① 事務系 15 R2.06.01 R2.10.30 6 月 5 か月

11 パソコン財務会計科 事務系 15 R2.06.17 R2.09.16 6 月 3 か月

十和田 12 介護職員初任者研修科① 介護系 15 R2.06.26 R2.09.25 6 月 3 か月

13 IT応用科① 事務系 15 R2.05.12 R2.08.11 5 月 3 か月

14 医療事務(医科・歯科)科 事務系 15 R2.06.18 R2.09.17 6 月 3 か月

デュアル 青森 15 販売士養成実践科 サービス系 15 R2.05.11 R2.09.10 5 月 4 か月

大型運転 八戸 16 大型車両実務科 サービス系 10 R2.05.20 R2.07.17 5 月 ※2 か月未満

令和2年度 離職者等再就職訓練事業[委託訓練]短期課程訓練科一覧

期 コース

区分

実施

地域

番号 訓練科名 分野 訓練定員

(人)

託児

定員

(人)

訓練期間

【第1四半期開講】

開始月 訓練期間

第1四半期

知識等

青森

弘前

五所川原

八戸

むつ

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別紙 1

訓練の応募資格に関する事項

「令和 2 年度に実施する離職者等再就職訓練事業 短期課程コース」の応募資格は、次

の要件をすべて満たす者とします。

1 別添 1「短期課程コース共通仕様書」、別添 2「訓練科別仕様書」において要件とする訓

練を実施するために必要な施設及び設備を青森県(以下「本県」という。)内に有する者

であること。

2 別紙 3「令和 2 年度離職者等再就職訓練事業 短期課程コース提案書作成要領」にお

いて定める提案要件を満たしている者であること。

3 労働基準法、労働安全衛生法、職業能力開発促進法、雇用保険法その他訓練の実施

に関わる関係法令を遵守している者であること。

4 個人情報の取扱いにおいて、個人情報の保護の重要性を認識し、個人の権利、利益を

侵害することのないよう、その適正な管理を行うことができる者であること。

5 次のいずれにも該当する事実がないことを誓約し、求めに応じて証明できる者であること。

(1) 地方自治法施行令(昭和 22年政令第 16号)第 167条の 4の規定により本県発注の

般競争入札への参加ができない者。

(2) 本県発注の契約に係る指名停止処分を受けている者。

(3) 本県の県税(県民税、法人事業税、不動産取得税、地方消費税等)及び国税(所得

税、法人税、消費税等)を滞納している者。

(4) 会社更生法又は民事再生法等による手続きを行っている者。

(5) 宗教活動若しくは政治活動を主たる目的とする団体。

(6) 特定の公職者(候補者を含む)や政党などを推薦、支持又は反対する目的の団体。

(7) 暴力団若しくは暴力団の統制の下にある団体又は個人と関係を有する者。

(8) 法令違反による処罰又は損害賠償の対象となった者であって、当該事実が判明した日

から 2年を経過していない者。

(9) 離職者等再就職訓練事業その他の公共職業訓練事業を受託し、当該事業において不

正行為の事実があり、これによる処分の通知を受けた日から 3年を経過していない者。

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(別紙2)

日 程

令和元年12月13日(金) 提案要領・仕様書・提出様式等 HPに掲載

12月20日(金)正午まで

1月10日(金)まで

1月23日(木)正午まで

令和2年1月23日(木) 提案書提出期限

正午まで ・ 提案書一式(正本、副本)及び電子データ

・ 副本は各校へ翌日までに発送

※郵送の場合は1月22日(水)必着。

令和2年2月14日(金) 審査会による審査

・ 審査方法は別途定める。

→訓練実施協議対象者決定

令和2年2月17日(月) 提案者へ審査結果を通知

各職業能力開発校と協議開始

・訓練の内容、日程、経費等契約事項の詳細

・訓練生募集に関する詳細

令和2年3月 各職業能力開発校が定める日程で募集開始

契約の準備

※大型自動車一種運転業務従事者育成コースは国へ事前協議。

令和2年4月 各職業能力開発校と契約締結

令和2年5月以降 各訓練科の日程に従い訓練開始

令和2年度 離職者等再就職訓練事業 短期課程コース(第1四半期) 実施日程

・ 応募予定者登録

・ 質問受付期限

・ 提案書作成・提出期限

公告

提案書

提出

審査

契約候補者

決定

訓練生

契約

開講

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別紙 3

令和2年度離職者等再就職訓練事業

短期課程コース提案書作成要領

第1四半期開講コース

令和 2年度離職者等再就職訓練事業 短期課程コース(以下「訓練」という。)に係る提案

書は、「令和 2 年度離職者等再就職訓練事業 短期課程コース共通仕様書」(以下「共通仕

様書」という。)、「令和 2 年度離職者等再就職訓練事業 短期課程 訓練科別仕様書」及び

次の事項に留意して作成してください。

1 提案における要件及び留意事項

提案は、次に掲げる事項に留意して作成してください。

(1) 訓練に係る基本事項

訓練は、職業能力開発促進法第 15 条の 7 第 3 項に基づき、青森県立職業能力開発校

(以下「能開校」という。)が職業能力の開発及び向上について適切と認められる民間教育

機関等に委託して実施する。

当該訓練を能開校の行う公共職業訓練とみなし、委託先の民間教育機関等は職業訓練、

就職支援及びこれらの業務に付帯する業務を行うものとする。

(2) 訓練対象者

訓練の対象者は、次の要件を満たし公共職業安定所(以下「安定所」という。)を通じて訓

練の受講申込を行い、県の職業能力開発校の選考に合格した者とする。

① 安定所に求職申込みを行っている者

② 安定所の受講指示、受講推薦、支援指示を受けた者

(3) 訓練コースの種類

① 知識等習得コース

求職者に必要な知識・技能等の職業能力を付与するための訓練コースとする。知識等習

得コースのうち、育児等の両立のために訓練設定時間に配慮が必要な者を対象としたコー

スを「育児等の両立に配慮した再就職支援コース」とする。

② 日本版デュアルシステム(委託訓練活用型)

民間教育機関等を活用した座学訓練と事業主等への委託による企業実習及び企業実習

先での能力評価を行う職業訓練とする。

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③ 大型自動車一種運転業務従事者育成コース

大型自動車一種免許の取得及び自動車運送業界の就労に必要となる知識等の習得を

目指す訓練を実施する訓練コースとする。

(4) 委託業務の要件

仕様書に規定する各要件を満たすこと。

(5) 訓練受講料

訓練生の受講料は無料とする。ただし、訓練生本人の所有となるテキスト代等は、訓練生

本人の負担とし、訓練に真に必要なものに限定するとともに低廉な額となるように配慮する。

(6) 委託費

県は、共通仕様書 別紙4「委託費の算定方法」により算定した各種経費相当額を委託費

として支払うものとする。

(7) 提案書における経費の積算

経費の積算は、上記(6)の訓練実施経費に係る訓練生1人当たりの月額単価(外税)とし、

訓練に必要な経費を積み上げるものとする。なお、訓練生本人の所有となるテキスト代、制

服や実習服、資格試験等の受験料等は訓練生本人の負担とし、積算に含めないことに留

意する。

※ 託児サービス付加コースについては、託児施設利用料日額または月額単価(外税)に

ついても積算する。

2 提出書類

次の書類について、正副各 1 部及び電子データを作成し、提出してください。なお、様式

は県のホームページからダウンロードできます。

・ 「令和 2年度離職者等再就職訓練事業 短期課程コースについて」(鏡文)

・ 「令和 2年度離職者等再就職訓練事業 短期課程コース提案書」

(提案書添付様式)

様式 1 「訓練科提案趣意」

様式 2-1 「訓練実施施設及び体制」

様式 2-2 「要素別点検表」

様式 3 「訓練カリキュラム」

様式 4 「資格取得状況」

様式 5 「訓練日程表」(訓練期間別)

様式 6 「訓練講師名簿及び資格等」

様式 7 「就職状況」

Page 9: 令和 2 年度離職者等再就職訓練事業 短期課程コー …7 応募方法 別紙3「令和2 年度離職者等再就職訓練事業短期課程コース提案書作成要領」に基づ

様式 8 「就職支援の体制及び実施内容」

様式 9-1 「訓練実施経費積算書」

様式 9-2 「訓練生自己負担額積算書(テキスト等)」

様式 9-3 「訓練生自己負担額積算書(テキスト等以外)」

様式 10 「令和 2年度訓練生募集案内」

様式 11-1 「託児サービス提供施設」

※ 託児サービス付きの訓練科のみ。

様式 11-2 「託児サービス経費積算書」

※ 託児サービス付きの訓練科のみ。

様式 12 「企業実習先(再委託先)事業所一覧」

※ デュアルシステムコースのみ。

様式 13-1 「自動車教習施設」

※ 大型自動車一種運転業務従事者育成コースのみ。

様式 13-2 「企業実習(再委託)先事業所一覧」

※ 大型自動車一種運転業務従事者育成コースのみ。

その他 「施設位置図及び施設概要図」

※ その他添付資料がある場合は適宜追加すること。

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別添 1

令和2年度離職者等再就職訓練事業 短期課程コース 共通仕様書

1 事業名

離職者等再就職訓練事業

2 目的

本事業は、離職者等が、就職に必要な知識・技能等の職業能力を習得するため、青森

県立職業能力開発校(以下「能開校」という。)が民間教育機関等(以下「訓練実施機関」と

いう。)に委託して実施する職業訓練を受講することにより、早期再就職の実現を図ることを

目的とする。

3 業務内容

訓練実施機関は、上記目的を達成するために能開校が訓練の受講を認めた者(以下

「訓練生」という。)に対し、次に掲げる職業訓練、就職支援を実施する業務並びにこれらの

業務に付帯する業務(以下「業務」という。)を行うものとする。

訓練実施機関は、業務の執行において関係法令、委託契約書及び本仕様書に定める

事項を遵守するものとする。

能開校は、契約書及び本仕様書に特段の定めのない事項について、離職者等再就職

訓練事業に関して青森県が定める「青森県離職者等委託訓練実施要領」の規定に基づき、

訓練実施機関に別に指示するものとする。

能開校は、必要に応じて訓練実施機関の業務の執行状況について報告を求め、業務の

執行に指示を行うことができるものとする。

(1)職業訓練業務

訓練生に対して、提案書に基づき協議して定めた「訓練カリキュラム」(以下「カリキュラ

ム」という。)及び「訓練日程表」に基づき、カリキュラムに記載された科目(以下「科目」と

いう。)を習得させるため、次の事項を遵守して訓練を行うものとする。

① 訓練実施体制

訓練実施機関は、訓練を実施するに当たり、別紙 1「訓練実施体制に関する事項」

に定める施設及び設備、講師、業務運営体制を満たすものとし、当該要件に適合しな

い場合は、速やかに能開校に報告し、指示を受けるものとする。

② 訓練日程

訓練実施機関はカリキュラムを計画的に実施するため、別紙 2「訓練日程等に関す

る事項」に従い「訓練日程表」を作成して能開校と協議し、当該日程表に従い訓練を実

施するものとする。

③ 入校

能開校は入校する訓練生名簿を訓練実施機関に提供し、訓練実施機関は当該名

簿により訓練生の入校に必要な手続きを行い、訓練生に訓練について説明を行うもの

とする。

Page 11: 令和 2 年度離職者等再就職訓練事業 短期課程コー …7 応募方法 別紙3「令和2 年度離職者等再就職訓練事業短期課程コース提案書作成要領」に基づ

④ 受講

訓練実施機関は、訓練生の科目の履修状況及び能力習得状況を記録し、能力評

価及び職業能力証明シートの作成を行うものとする。能力評価は職業能力証明シート

を活用し、訓練期間中及び訓練修了前に実施される試験等に基づき行うものとする。

また、職業能力証明シートの作成に当たっては、ジョブ・カードを活用したキャリアコン

サルティングを実施することにより作成するものとする。

⑤ 修了

訓練実施機関は、学科及び実技の受講時間が、訓練設定時間のそれぞれ 80%以上

を受講した訓練生が、訓練により習得した技能及びこれに関する知識の程度が修了に

値するか確認を行い、修了確認の結果を速やかに能開校に報告するものとする。

能開校は、訓練実施機関の報告により訓練の修了証書を作成し、訓練生に当該証

書を交付するものとする。

⑥ 退校

訓練実施機関は、訓練生が以下の事項に該当した場合は、速やかに能開校に報告

し、能開校の指示を受けるものとする。

イ 訓練実施機関及び能開校の職員の指示に従わない等訓練の運営の規律を乱した

場合

ロ 欠席、遅刻及び早退が著しく多いなど訓練生として相応しくない場合

ハ 訓練修了後直ちに就職する意思がない場合(進学・留学等を希望する場合も含む)

二 修了要件として設定している資格の取得を訓練計画に沿わず個人で行い、合格し

た場合など、訓練を受講継続する必要性がないと認められる場合

ホ 訓練の修了が見込まれない場合

へ 公共職業安定所長による受講指示、受講推薦又は支援指示の取消しが行われた

場合

ト 上記イ~へ以外の事由により訓練の受講継続に疑義があり、能開校との協議により

受講継続が適切でないと認められた場合

⑦ 訓練実施状況等の把握及び報告

訓練実施機関は、訓練生の科目の履修状況及び能力習得状況等の訓練実施状況

について、能開校が別に定める様式により報告するものする。

報告期間は、別紙4「委託費の算定方法」に定める算定基礎月を単位とする。ただし、

算定基礎月が支払単位期間に該当する場合は、当該期間を通算した期間についての

報告を、算定基礎月が訓練の終了する月に該当する場合は、訓練期間を通算した期

間についての報告を併せて行うものとする。

(2)就職支援業務

訓練実施機関は、就職支援責任者を配置し、訓練生に対して就職支援等を行うものと

する。

当該業務の実施に当たっては、別紙3「就職支援業務に関する事項」に留意するもの

とする。

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(3)上記業務の実施に付帯する業務

訓練実施機関は、上記業務の実施に付帯する次の業務を行うものとする。

① 訓練生の出欠席・遅刻・早退の管理及び指導

② 訓練の指導記録の作成

③ 受講証明書及び職業訓練受講給付金等に係る事務処理

④ 訓練生の欠席届等に係る各種証明書等の添付の確認及び提出指導

⑤ 訓練生の住所、氏名、金融機関等の変更に係る事務処理

⑥ 訓練生の中途退校に係る事務処理

⑦ 災害発生時の連絡

⑧ 訓練生の能力習得状況の把握及び報告

⑨ 就職状況の把握及び報告

⑩ 能力評価及び職業能力証明シートの作成

⑪ 訓練生に関する全ての個人情報に関する管理

⑫ その他、能開校が必要と認める事項

4 委託費の算定方法

訓練実施機関が実施する業務に要する経費については、委託費として訓練実施機関へ

支払うものとする。具体的には別紙 4「委託費の算定方法」のとおり。

5 その他

本仕様書に定めのない事項や細部の業務内容については、能開校と協議して定めるも

のとする。

Page 13: 令和 2 年度離職者等再就職訓練事業 短期課程コー …7 応募方法 別紙3「令和2 年度離職者等再就職訓練事業短期課程コース提案書作成要領」に基づ

別添 1 の別紙 1

訓練実施体制に関する事項

訓練の実施においては、原則として次の要件を満たしていること。

項目 要件

1 施設及び設備

(1)教室の面積 教室の面積は、受講者 1人当たり 1.65㎡以上であること。

(2)実習室の面積 実習室の面積は、実技が適切かつ安全に実施できるよう配慮されて

いること。

(3)事務室の整備

事務室は、教室及び実習室とは別の部屋として完全に分離され、同

一の又は近隣の建物内に整備されていること(衝立等の仕切りは不

可)。

(4)訓練環境の整備 受講者が快適に委託訓練を受講できる照明、空調・換気、トイレ

(男女別であること)、洗面所等施設・設備が整備されていること。

(5)分煙対策等

教室及び自習用教室(確保する場合)は、全面禁煙であること。休

憩室又は昼食場所を確保する場合は、禁煙又は分煙対策が施された場

所であること。

(6)教室の設備 教室は、委託訓練に必要な受講者用の机・イス及び掲示機材(ホワ

イトボード等)が必要数整備されていること。

(7)実習室等の整備

実技を行う教室・実習室は、委託訓練の内容や程度、受講者数に応

じて適切かつ効果的かつ安全に実施できる設備、備品等(例えば、パ

ソコン、ソフトウェア等)が必要数整備されていること。

(8)機器使用上の留意

労働安全衛生関係法令等により、定期点検、講習又は免許が必要と

されている機械等の使用に当たっては、これに関する必要な措置が講

じられていること。

(9)指定養成機関

養成課程受講により資格を取得できる訓練科では、当該資格に係る

法律に基づき所管大臣又は県知事による必要な指定を受けているこ

と。

(10)パソコン使用上

の留意事項

訓練カリキュラムにパソコンを使用する内容が含まれる場合にあっ

ては、上記のほか、次の要件を全て満たしていること。

①パソコンの設置台

数 パソコンは、受講者 1人 1台の割合で設置されていること。

②ソフトウェアの許

諾契約

ソフトウェアについて使用許諾契約に基づき、適正に使用できるも

のであること(体験版の使用は含まない。)。

③OSのバージョン OSは「Windows10」以上のバージョンであること。

④インターネットへ

の接続

インターネットの接続が必要な訓練内容の場合、訓練時間中に全て

のパソコンがインターネットに接続できること。

⑤プリンタの設置台

プリンタは、受講者 10人に 1台(レーザープリンタの場合は 30人

に 1台)以上の割合で設置されていること。

⑥ビデオプロジェク

タ等の設置

ビデオプロジェクタ等により授業中に講師のパソコンの画面を受講

者が常時確認できること。

⑦機器設置にあたり

講じる安全措置

教室は OAフロア又はパソコンの配線が固定され、安全措置が執られ

ていること。

⑧パソコンの時間外

使用

日々の訓練時間外に最低 1時間以上、パソコンの時間外利用が可能

であること。

⑨カリキュラムに即

した設備・ 機器

その他当該訓練科のカリキュラムに記載した設備・機器・ソフトウ

ェアを使用できること。

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2 講師

(1)資格要件

講師は、職業訓練指導員免許を有する者又は学歴、実務経験等の要

件に適合するなど、職業訓練の適切な指導が可能であると認められる

者とすること。

具体的には、能開法第 30条の 2第 2項(職業訓練指導員免許を受け

ることができる者と同等以上の能力を有すると認められる者)の規定

に該当する者(職業能力開発促進法施行規則(昭和 44年労働省令第

24号)(以下「能開則」という。)第 48条の 3各号(※)の規定に該

当する者。)。

例えば、大卒で 4年以上の実務経験、能開則第 39条第 1号の厚生労働

大臣が定める講習修了、同項の規定に該当しない者にあっては 5年程

度の実務経験を有する者、学歴又は資格によって担当する科目訓練内

容に関する指導能力を明らかに有すると判断される者等職業訓練の適

切な指導が可能な者等が該当すること。

(2)経験

全ての講師に、指導等業務の経験を求めるものであること。

指導等の経験とは、実施する訓練と同種の内容の講座の講師を務め

た経験があること、実際の業務において実施する訓練内容について新

採用者の指導を行った経験があることなどが該当する。

(3)講師の数

講師の数は、実技(パソコンを使用する科目を含む。)にあっては

受講者 15人までは 1人、15人を超えるときは 2人以上(助手を含

む。)の配置を標準とし、学科にあっては受講者 30人までは 1人の配

置を標準とすること。これに加え、実技の実施に伴う危険の程度や、

指導の難易(度)、受講者の特性を踏まえたきめ細かい指導の必要性

に応じた必要な講師の数を確保すること。

(4)担任講師制 当該訓練科の担任講師を配置すること。

(5)講師の支援体制 日々の訓練時間外に最低1時間以上、質疑応答ができる講師の支援

体制があること。

3 業務運営体制

(1)実施実績 受託しようとする訓練内容と同等の内容の講座(訓練に限定しな

い)を実施した実績があること。

(2)責任者の配置 委託訓練が行われる施設ごとに、委託訓練の適正な実施の管理に係

る責任者を配置すること。

(3)事務連絡体制 事務職員を配置するなどにより、常時、問い合わせに対応できるこ

と。

(4)苦情処理 苦情を受け付ける者を選任(講師以外の者とする)し、的確に処理

すること。

(5)就職支援責任者の

配置

訓練生に対して就職支援を行うため、就職支援責任者(他業務との

兼任可)を配置する。就職支援責任者はキャリアコンサルタント又は

ジョブ・カード作成アドバイザーであることが望ましい。また、訓練

実施日数の 50%は訓練実施場所で業務を行うこと。

(6)キャリアコンサル

タント又はジョ

ブ・カード作成ア

ドバイザーの配置

訓練生にジョブ・カードを活用したジョブ・カード作成支援業務を

実施するため、キャリアコンサルタント又はジョブ・カード作成アド

バイザーを配置(講師の兼任可)すること。

(7)個人情報管理責任

本契約により取扱う個人情報の管理責任者を定めて、契約書別記3

「個人情報取扱注意事項」の遵守及び履行を管理すること。

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別添 1の別紙 2

訓練日程等に関する事項

1 訓練日程

(1)訓練期間について

訓練科の訓練期間は、募集要領別表「訓練科一覧表」及び別添2「訓練科別仕様書」に示

す訓練開始日から訓練終了日(入校式から修了式)までの期間とすること。

(2)訓練設定日

訓練を設定する日(以下「訓練設定日」)は、週 5日を標準とし、以下の休日等を除いた日

はすべて訓練を設定すること。(当該休日を除いた日を「訓練すべき日」という。)

原則として訓練すべき日には訓練を設定するものとする。

イ 土曜日、日曜日、国民の祝日(振替休日を含む)

ロ 定期的な休校日(週 1日程度、月 5日まで)

ハ お盆等に係る夏季の休校日(8月 13日から 16日まで 振替日を含む)

二 年末年始にかかる休校日(12月 29日から 1月 3日まで)

ホ 創立記念日に係る休校日

2 訓練時間

(1)訓練設定時間

①訓練時間は 1 日 6 時間、1 月あたり 100 時間を標準とすること。ただし、訓練科が育児等

との両立に配慮した短時間訓練コースに該当する場合は、1日 5時間以下とし、1月あたり

80時間を標準とすること。

②1時間は 45分以上 60分以下とすること。

③入校式、修了式及び公共職業安定所における就職支援を受ける時間は訓練設定時間から除

くこと。

④求職者支援制度の対象者がハローワークへ来所できる日を確保できるよう、訓練時間の設

定に配慮すること。

⑤大型自動車一種運転業務従事者育成コースについては上記によらず別に定めるものとする。

(2)就職支援の時間

①訓練実施機関が行うジョブ・カードを活用したキャリアコンサルティングは訓練設定時間

に含めて差し支えないこと。

②訓練期間中に訓練生が就職活動を行う時間を確保すること。

具体的には訓練期間の3分の2を経過後に、訓練生が就職活動を行う日(以下「就職活動

日」という。)として、隔週 1日程度午後に訓練を設定しない等の配慮をすること。

③就職活動日は求職者支援制度におけるハローワークへの来所日と同日でも差し支えない。

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別添 1の別紙 3

就職支援業務に関する事項

1 就職支援の内容

訓練実施機関は、訓練期間中及び訓練終了後を通じ訓練生の就職促進に努めること。具体的

には以下の各項目を参考に実施するほか、訓練生の就職に資する有効な就職支援策を講じるこ

と。

(1)職務経歴書・履歴書の作成指導及び面接指導

(2)ジョブ・カードを活用したキャリアコンサルティング

(3)職業相談の実施

(4)求人企業等の開拓

(5)求人情報の提供

(6)職業紹介事業(許可を受けている場合)の実施

(7)その他訓練生の就職に資する各種取組等

2 就職支援体制

訓練実施機関は、以下により就職支援責任者を配置し、訓練生に対して就職支援等を行うこ

と。

(1)就職支援責任者

就職支援責任者は、以下のいずれかに該当する者が望ましい。

① キャリアコンサルタント

職業能力開発促進法第 30条の 3に規定するキャリアコンサルタントとする。

② ジョブ・カード作成アドバイザー

ジョブ・カード講習の修了者であり、厚生労働省又は登録団体に登録された者をいう。

(2)配置

就職支援責任者は、訓練実施日数のうち 50%以上の日数は、当該訓練実施施設にて業務を

行うこと。ただし、実習型訓練期間中については、訓練実施施設に限らず、適切な就職支援

が可能な場所において業務を行うこと。

(3)就職支援責任者の業務内容

就職支援責任者の業務内容は、次のとおりとする。

① 過去の訓練生等に対する就職実績等を踏まえ、訓練生に対する就職支援を企画、立案す

ること。

② 訓練生に対するキャリアコンサルティング、ジョブ・カードの作成及びジョブ・カード

を活用した職業相談及び公共職業安定所(以下「安定所」という。)その他職業紹介機

関から提供された求人情報の提供等の就職支援を適切に実施すること。

③ 訓練修了 1か月前を目処に、就職先が決まっていない訓練生について、必ず安定所へ誘

導し、職業相談を受けさせること。

④ 職業紹介事業者として許可を受けている訓練実施機関においては、能開校、安定所等の

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関係機関及び訓練生の就職先候補となる事業主、事業主団体等と連携し、求人情報を確

保又は提供し、訓練生に就職支援を行うこと。

⑤ 訓練修了生及び就職を理由として中途退校した者(以下「訓練修了者等」という。)の

就職状況を把握、管理するとともに、能開校に情報提供すること。

⑥ 能開校に配置されている巡回就職支援指導員と連携し積極的な就職支援を行うこと。

3 就職者の把握及び報告

訓練実施機関は、訓練修了者等の訓練終了後 3 か月以内の就職状況(就職のための中退者の

場合は、中退時の就職状況)について、訓練修了者等から就職状況報告書の提出により把握を

行うとともに、訓練を所管する能開校に対し当該把握結果を就職状況報告一覧により報告する

こと。また、報告の際には、訓練修了者からの書面の写しを添付すること。

所管能開校への報告は、訓練終了日の翌日から起算して 100日以内を報告期限とする。

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別添 1の別紙 4

委託費の算定方法

1 委託費

(1)訓練実施経費

訓練実施経費は訓練生1人1月当たりの月額単価を上限とし、以下の額を上限とし、個々

の経費の積み上げによる実費とする。ただし、大型自動車一種運転業務従事者育成コースは

訓練時間数や訓練期間にかかわらず訓練生 1人あたりの単価を上限とする。

① 知識等習得コース ······································· 50,000円(外税)(1人1月単価)

② 建設人材育成コース ································ 100,000円(外税)( 〃 )

③ 日本版デュアルシステム ······························ 60,000円(外税)( 〃 )

④ IT活用力習得コース ··································· 60,000円(外税)( 〃 )

⑤ 大型自動車一種運転業務従事者育成コース ···· 360,000円(外税)(1人当りの単価)

(2)就職支援経費(知識等習得コースのみ)

就職支援経費は、訓練生 1 人 1 月当たりの就職支援経費就職率に応じた月額単価により支

払うこととし、支払い対象期間は 3月を上限とする。

就職支援経費就職率 月額単価(外税)

80%以上 20,000円

60%以上 80%未満 10,000円

60%未満 支給なし

① 就職支援経費の対象となる対象就職者の定義

イ) 訓練修了日の翌日から起算して90日以内(以下「訓練修了後3か月以内」という。)

に就職(就職のための中退者を含む。)又は内定した者のうち、一週間の所定労働時

間が20時間以上であり、且つ「雇用期間の定め無し」又は「雇い入れの日から起算

して120日以上(以下「4か月以上」という。)の雇用期間により雇い入れられた

者及び自営を開始した者の人数をいう。

ロ) ただし、訓練修了後3か月以内に、4か月未満の雇用期間により就職又は内定した

ものであって、その後、訓練修了後3か月以内に、「雇用期間の定め無し」又は「4か

月以上」の就職又は内定した者については、「対象就職者」として取り扱うものとす

る。

ハ) 就職した者のうち、労働者派遣事業により派遣される場合は、就職者は訓練修了後

3か月以内に派遣先に就業(就業予定は除く)した者に限ることとし、自営業の場合

は、訓練修了後3か月以内に設立又は開業し、かつ法人設立届出書又は個人事業開廃

届出書の写しを提出した者に限るものとする。

ニ) 訓練実施機関又はその関連事業主に雇用された場合は、雇用保険の加入者に限るこ

ととし、就職状況報告の際に、雇用保険被保険者資格取得確認通知書(雇用保険被保

険者資格取得届等受理後に公共職業安定所長から事業主に交付)の写しを提出するも

のとする。

ホ) 「内定」は、就職状況報告の際に、訓練修了者等からの書面に就職予定日の記載が

ある場合のみ可とする。

ヘ) 「訓練修了者」からは、就職状況報告の日以前に、複数の職業訓練に係る受講指示

を受けたことにより、再度の訓練受講中である又は予定している者を除くものとする。

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②就職支援経費就職率

就職支援経費就職率は、上記①対象就職者の人数を訓練修了者及び対象就職者のうち就

職のための中退者の人数で除した割合とする。

就職支援経費就職率(%)=

(対象就職者数)÷(訓練修了者数+対象就職者のうち中退就職者)×100

(小数点第 2位を切捨て)

(3)訓練導入講習費・評価手数料(日本版デュアルシステムのみ)

訓練導入講習費 訓練生 1人あたり 8,000円(外税)

評価手数料 訓練生 1人あたり 4,880円(外税)

(4)託児サービス経費(託児サービス付き訓練のみ)

託児サービスに係る委託費の単価は、託児サービス提供機関における一般の利用者の利用

単価と同額とし、児童 1 人 1 日あたり 3,300 円(外税)又は 1 人 1 月あたり 66,000 円(外

税)を上限とする。

2 委託費の支払

(1)算定基礎月

訓練開始日又はそれに応当する日を起算日とし、翌月の応当日の前日までの区切られた期

間を「1か月」として「算定基礎月」とする。訓練生が中途退校した場合は、中退日までを算

定基礎月とする。

(2)支払対象

算定基礎月各月において、訓練設定時間の 80%に相当する時間の訓練を受講した者を対象

に委託費を算定し、訓練実施機関に支払うものとする(当該要件を充たす月を「支払対象月」

という。)。

算定基礎月において、訓練設定時間の 80%に相当する訓練を受講していない場合であって

も、訓練開始日から訓練終了日までの全訓練期間(中途退校した場合は退校までの期間)に

おける訓練設定時間の 80%に相当する時間の訓練を受講した者に対しては、全訓練期間につ

いて支払対象とする。

(3)委託費支払額

支払対象月に1人当たりの月額単価を乗じた委託費を支払うものとする。(大型自動車一種

運転業務従事者育成コースは除く)

また、訓練生が中途退校した場合は、委託費の額は算定基礎月毎に算定し、支払対象月に

ついて以下により支払うものとする。

① 訓練実施日数が 16日以上又は訓練実施時間が 96時間以上である場合は月額単価。

② 訓練実施日数が 16 日未満又は訓練実施時間が 96 時間未満である場合は、訓練をすべ

き日数を分母に、訓練実施日数を分子にして得た率に、月額単価を乗じて得た額(1円

未満切捨て)。

大型自動車一種運転業務従事者育成コースについては、月額単価とは異なる取り扱いとな

ることから、別添3「各訓練コースに関する事項」の4項 大型自動車一種運転業務従事

者育成コースに関する事項によること。

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No.1

コース区分 知識等習得コース 知識等習得コース 知識等習得コース

実施地域 青森 青森 青森

番号 1 2 3

訓練科名 介護実務者研修科① パソコン事務科① 簿記基礎科①

定員 20 20 20

託児サービス

(託児定員)設定なし 設定なし 設定なし

2020年5月8日 2020年5月28日 2020年6月26日

~ ~ ~

2020年11月6日 2020年8月27日 2020年10月23日

6か月 3か月 4か月

標準訓練時間 600時間 300時間 400時間

1月当たりの

標準訓練時間100時間 100時間 100時間

想定就職先介護関連施設、医療機関及び福祉用

具貸与・販売事業所等事務、管理業務の実務関係 事務、管理業務の実務関係

訓練目標

介護利用者に対する基本的な介護技

術及び福祉用具に係る知識を習得

し、在宅・施設問わず介護関連業務

を行う知識と技能を習得する。

各種アプリケーションソフトの基本

操作及び関連知識を学び、パソコン

を活用した事務処理、管理業務がで

きる知識と技能を習得する。また、

ネットワークを利用した情報収集や

業務の効率化を学ぶ。

OAスキルの習得と共に、商業簿記

及び経営状況に関する知識と技能を

習得し、各種ソフトを使用して簿記

の実務に対応する事を目指す。

仕上がり像

幅広い利用者に対する基本的な介護

技術を有し、福祉用具に係る助言・

提案ができる。

パソコンの取扱いから、OS・ワープ

ロ・表計算等の基本的な利用技術を

習得し、パソコンを利用したデータ

処理及び管理ができ、さらにイン

ターネットやネットワークを活用し

た業務効率化を提案できる。

簿記、企業会計等の基本的知識と

ワープロ、表計算等の基本的操作を

習得し、企業の経営管理に対応でき

る。

目標資格

○:必須

□:任意

※資格名は例

示。同等程度

に変更や例示

以外の資格も

提案可能。

○:介護福祉士実務者研修修了

○:福祉用具専門相談員

○:Excel/Word(マイクロソフト、

サーティファイ、中央職業能力開発

協会、日本情報処理検定協会等)

○:Excel/Word(マイクロソフト、

サーティファイ、中央職業能力開発

協会、日本情報処理検定協会等)

○:簿記3級・2級(日本商工会議

所)

職場実習

施設実習実施する なし なし

その他

県知事から介護福祉士実務者養成施

設としての必要な指定を受けている

こと。

令和2年度 短期課程 訓練科別仕様書

訓練期間

【第1四半期(4月~6月)開講分】

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No.2

コース区分 知識等習得 知識等習得 知識等習得

実施地域 弘前 弘前 弘前

番号 4 5 6

訓練科名 パソコン経理科① 宅建・FP養成科 パソコン基礎科①

定員 20 20 20

託児サービス

(託児定員)設定なし 設定なし 設定なし

2020年5月19日 2020年6月8日 2020年6月15日

~ ~ ~

2020年11月18日 2020年12月7日 2020年9月14日

6か月 6か月 3か月

標準訓練時間 600時間 600時間 300時間

1月当たりの

標準訓練時間100時間 100時間 100時間

想定就職先 一般事務、管理業務の実務関係 不動産取引業務及び土木建設業 事務、管理業務の実務関係

訓練目標

商業簿記、原価計算、労働保険等に

関する知識・技能を習得し、ITを

活用した経理・総務事務の関連業務

への就職を目指す。

2級FP技能士受験資格を取得すると

ともに、資産設計や不動産取引に関

する知識・技能を習得し、不動産、

建設関連分野の営業職・事務職に従

事できるスキルを身に付ける。

職業人に必要なパソコンの基礎知識

やビジネススキルを身につけるとと

もに、ワープロソフト・表計算ソフ

ト・プレゼンテーションソフトを中

心としたOfficeソフトを総合的に活

用できる知識・技能を習得する。

仕上がり像

簿記、企業会計等の基礎知識及びO

Sの基本操作を活用した総務・経理

事務を行える。

不動産及び建設関連業務における不

動産取引・資産設計のアドバイスが

できる。

OS操作法、インターネット、プレ

ゼンテーション表現力やコミュニ

ケーション能力を高め、効率的な

データ処理及び管理、職場内外との

円滑なコミュニケーションを図るこ

とができる。

目標資格

○:必須

□:任意

※資格名は例

示。同等程度

に変更や例示

以外の資格も

提案可能。

○:Word・Excel(3級・2級)

○:日商簿記(3級・2級)

○:宅地建物取引士、ファイナン

シャル・プランニング技能士2級

○:Word・Excel(3級)、

PowerPoint(初級)

職場実習

施設実習なし なし なし

その他

令和2年度 短期課程 訓練科別仕様書

訓練期間

【第1四半期(4月~6月)開講分】

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No.3

コース区分 知識等習得 知識等習得 知識等習得

実施地域 五所川原 五所川原 八戸

番号 7 8 9

訓練科名 パソコン基礎科③ 介護実務者研修科② 介護実務者養成科①

定員 20 20 15

託児サービス

(託児定員)設定なし 設定なし 設定なし

2020年5月28日 2020年6月3日 2020年5月28日

~ ~ ~

2020年8月27日 2020年12月2日 2020年11月27日

3か月 6か月 6か月

標準訓練時間 300時間 600時間 600時間

1月当たりの

標準訓練時間100時間 100時間 100時間

想定就職先 事務、管理業務の実務関係 介護関連施設及び医療機関等 介護関連施設・医療機関

訓練目標

職業人に必要なパソコンの基礎知識

やビジネススキルを身につけるとと

もに、ワープロソフト・表計算ソフ

ト・プレゼンテーションソフトを中

心としたOfficeソフトを総合的に活

用できる知識・技能を習得する。

介護利用者に対する基本的な介護提

供能力を習得し、在宅・施設問わず

介護関連業務を行う知識と技能を習

得する。あわせて、一般的なパソコ

ン操作スキルも習得する。

訪問介護や施設介護における利用者

の状態に応じた身体の世話や日常生

活の自立支援、医療的ケアに関する

知識及び技能に加えて、職業能力の

基礎となるコミュニケーション力や

ビジネスマナーを習得する。

仕上がり像

OS操作法、インターネット、プレ

ゼンテーション表現力やコミュニ

ケーション能力を高め、効率的な

データ処理及び管理、職場内外との

円滑なコミュニケーションを図るこ

とができる。

幅広い利用者に対する基本的な介護

技術を提供でき、介護関連施設にお

ける一般的なパソコン操作・入力作

業も行うことができる。

様々な介護事業所において、利用者

の状態を把握し、個々のニーズに応

じた臨機応変な訪問介護及び施設介

護ができる。

目標資格

○:必須

□:任意

※資格名は例

示。同等程度

に変更や例示

以外の資格も

提案可能。

○:Word・Excel(3級)、

PowerPoint(初級)

○:介護福祉士実務者研修修了

□:サーティファイソフトウェア活

用能力認定委員会 Word文書処理技

能認定試験3級

○:介護福祉士実務者研修修了

職場実習

施設実習なし 実施する 実施する

その他

県知事から介護福祉士実務者養成施

設としての必要な指定を受けている

こと。

県知事から介護福祉士実務者養成施

設としての必要な指定を受けている

こと。

令和2年度 短期課程 訓練科別仕様書

訓練期間

【第1四半期(4月~6月)開講分】

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No.4

コース区分 知識等習得 知識等習得 知識等習得

実施地域 八戸 八戸 十和田

番号 10 11 12

訓練科名 FP・簿記・パソコン基礎科① パソコン財務会計科 介護職員初任者研修科①

定員 15 15 15

託児サービス

(託児定員)設定なし 設定なし 設定なし

2020年6月1日 2020年6月17日 2020年6月26日

~ ~ ~

2020年10月30日 2020年9月16日 2020年9月25日

5か月 3か月 3か月

標準訓練時間 500時間 300時間 300時間

1月当たりの

標準訓練時間100時間 100時間 100時間

想定就職先 一般事務、経理事務等 一般事務、経理事務、営業事務 介護関連施設、医療機関等

訓練目標

・金融、保険、不動産、相続、経理

などの幅広い分野の知識を習得す

る。

・実際の職場で求められるパソコン

の技能を習得する。

企業財務会計及び各種アプリケー

ションソフトの基本操作・関連知識

を学び、パソコンを活用した事務・

管理・経理業務や財務諸表に関する

知識・技能を習得する。

介護の基本となる訪問介護や施設介

護における入浴・排泄・食事等の世

話、食事・洗濯・炊事等の日常生活

の自立支援に関する知識及び技能・

技術に加えて、職業能力の基礎とな

るコミュニケーション力やビジネス

マナーを習得する。

仕上がり像

ファイナンシャルプランナーとして

の基礎知識や経理知識及びパソコン

操作技術を習得し、企業における総

務・経理・企画業務など様々なビジ

ネスシーンにおいて活躍できる人材

になる。

パソコンを効率的に活用し、一般事

務・管理・経理業務を正確に遂行で

きる。

・介護事業所で求められる訪問介護

や施設介護ができる。

・介護の実務に加えて、福祉用具専

門相談員としての仕事や介護事務が

できる。

目標資格

○:必須

□:任意

※資格名は例

示。同等程度

に変更や例示

以外の資格も

提案可能。

○:FP技能検定3級、日商簿記検

定3級、Word・Excel3級、

PowerPoint3級(初級)

○:Word・Excel3級、電子会計実

務検定試験3級、日商簿記検定初級

○:介護職員初任者研修修了、福祉

用具専門相談員指定講習修了

職場実習

施設実習なし なし 実施する

その他

県知事から介護初任者研修施設とし

ての必要な指定を受けていること。

【第1四半期(4月~6月)開講分】

令和2年度 短期課程 訓練科別仕様書

訓練期間

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No.5

コース区分 知識等習得 知識等習得 デュアルシステム

実施地域 むつ むつ 青森

番号 13 14 15

訓練科名 IT応用科① 医療事務(医科・歯科) 販売士養成実践科

定員 15 15 15

託児サービス

(託児定員)設定なし 設定なし 設定なし

2020年5月12日 2020年6月18日 2020年5月11日

~ ~ ~

2020年8月11日 2020年9月17日 2020年9月10日

3ヵ月 3ヵ月 4か月

標準訓練時間 300時間以上 300時間以上 400時間

1月当たりの

標準訓練時間100時間 100時間 100時間

想定就職先 一般・営業等事務職全般医療機関及び歯科医院における受

付・会計・請求業務販売、営業、企画提案の実務関係

訓練目標

・ITビジネス社会で使用頻度の高

いソフトウェアに関する知識・技能

を身につけ、効率的な業務処理を行

うことができる。

・職業人として必要なビジネスマ

ナーを身につけ、企業から求められ

る人材を目指す。

医療人に必要な医療保険事務(医科・

歯科)の知識及び歯科アシスタント業

務の知識を習得する。

オフィスソフトの基本操作及びパソ

コンを活用した事務処理ができる知

識と技能を習得するとともに、販売

や営業に関する知識と技能を習得す

る。

仕上がり像

・コンピュータサービス技能評価試

験ワープロ3級、2級及び表計算3

級の知識を習得すると共に、業務処

理を効率的にこなすためのITスキ

ルを身につける。

・ビジネスマナーを実践できる。

職業人としてビジネスマナーを身に

つけ、即戦力として医療機関の受

付・会計・医療保険請求事務及び歯

科の受付・会計・医療保険請求事務

ができる。

パソコンを活用したデータ処理及び

管理ができるとともに販売業務に従

事できる。

目標資格

○:必須

□:任意

※資格名は例

示。同等程度

に変更や例示

以外の資格も

提案可能。

○:コンピュータサービス技能評価

試験ワープロ3級、2級・

表計算3級取得程度

○:メディカルクラーク(医科)・

メディカルクラーク(歯科)

○:Excel/Word(マイクロソフト、

サーティファイ、中央職業能力開発

協会、日本情報処理検定協会等)

○:販売士3級(日本商工会議所)

職場実習

施設実習なし なし 実施する

その他

○企業実習は原則再委託して行う。

○外部委託先とは再委託契約を行

う。

【第1四半期(4月~6月)開講分】

令和2年度 短期課程 訓練科別仕様書

訓練期間

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No.6

コース区分 大型自動車一種運転業務従事者育成

実施地域 八戸

番号 16

訓練科名 大型車両実務科

定員 10

託児サービス

(託児定員)設定なし

2020年5月20日

~ ~ ~

終了日は指定しない

※2か月未満で設定すること

標準訓練時間 80時間以上

1月当たりの

標準訓練時間ー

想定就職先運送会社、物流会社、

製造会社の物流部門

訓練目標

大型自動車一種免許の取得及び自動

車運送業界の就労に必要となる知識

等の習得を目指す。

仕上がり像

・人手不足とされる自動車運送業界

で必要とされる大型自動車の運転業

務を行うことができる。

・職場における接遇及びビジネスマ

ナーを身につけ、職場環境に順応

し、良好な人間関係を保ちながら職

務を遂行できる。目標資格

○:必須

□:任意

※資格名は例

示。同等程度

に変更や例示

以外の資格も

提案可能。

○:大型自動車一種免許

□:フォークリフト

職場実習

施設実習実施する※

その他

・大型自動車一種免許取得に係る法

定教習は原則として再委託による。

・別添「大型車両実務科」モデルカ

リキュラムを参照すること。

・企業実習については、企業視察、

職場体験等の対応可(要協議)。

・開講前に国との事前協議が必要。

訓練期間

令和2年度 短期課程 訓練科別仕様書

【第1四半期(4月~6月)開講分】

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別添3

令和 2年度 第 1 四半期開講コースに関する事項

1 託児サービス提供コースに関する事項

(1) 託児サービスの利用対象者

利用対象者は、就学前の児童の保護者で、職業訓練を受講することによって、当該児童を保育する

ことが出来ない者、且つ同居親族その他の者が当該児童を保育することが出来ない者とする。

(2) 託児サービスの提供方法

ア. 施設外において託児サービスを提供する場合は、訓練実施施設から通所可能な距離にある託児

サービス機関を確保すること。

イ. 児童福祉法又は就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律に定

める①保育所、②小規模保育事業、③家庭的保育事業、④幼保連携型認定こども園であって一

時預かり事業のもの、又は、⑤認可外保育施設、⑥一時預かり事業を行う施設とすること。

ウ. 託児中の事故等に備え、傷害保険、賠償責任保険等に加入していること。

エ. 児童福祉法等の関係法令及び通知を遵守していること。

(3) 託児サービス提供機関

託児サービスに係る委託費の単価は、託児サービス提供機関における一般の利用者の利用単価と同

額(受託者自らが訓練生のみに対して託児サービスを提供する場合は個々の経費の積み上げによる実

費)であることとし、算定基礎月毎に児童1人1月当たり66,000円(外税)を上限とする。

一般の利用者の費用負担方法が日額による支払いの場合は日額単価、月額による支払いの場合は

月額単価により契約するものとする。

(4) 託児サービスに係る委託費

託児サービスに係る委託費は、託児児童1人につき別記1の算定基礎月毎に算定するものとし、当該

算定基礎月において託児サービス経費の日額単価(外税)に利用した日数を乗じた額(以下「算出額」い

う。)を計算し、当該算定基礎月の託児児童数に応じて合計した算出額を支払単位期間で合計した額に

当該額に係る消費税及び地方消費税を加算した額を原則とする。

ただし、一般の利用者の費用負担の方法が契約した月額を支払うこととなっている場合であって、訓練

実施日数分のみの支払いができない場合は、当該算定基礎月において託児サービス経費の月額単価

(外税)を託児児童数に応じて合計し、この額を支払単位期間で合計した額に当該額に係る消費税及び

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地方消費税を加算した額とする。訓練生の中途退校等による早期終了及び事情により託児サービスの利

用を中止した場合の月額単価(外税)は、託児サービス経費の月額単価に訓練実施日数(訓練生の事情

により託児サービスの利用を中止した場合は中止した日までの訓練実施日数)を訓練すべき日数で除し

た係数を乗じた額(1円未満

の端数は切捨てる。)とする。

(5) 託児サービス実施状況報告

訓練期間中の託児サービス利用状況を把握するため、託児サービス提供機関から訓練生の利用状

況を報告させ、託児サービスの実施に係る管理、日誌の作成及び報告をすること。

(6) 託児サービスの利用料

訓練生の託児サービス利用料は無料とする。ただし、託児サービス利用料に含まれない食事・軽食(ミ

ルク、おやつを含む)代、おむつ代等、実費分については訓練生の負担とすること。

(7) 定員の確保

託児サービスの提供が確実に実施できるように、託児サービス提供機関に訓練科の託児定員分を確

保すること。託児サービス利用希望者がいない場合は、託児サービスの提供を実施しない可能性がある

こと。

2 実務に役立つIT活用力習得コースに関する事項

当該コースは、厚生労働省が「平成29年度基礎的 ITリテラシーの習得カリキュラムに関する調査研究」

に基づき作成したモデルカリキュラム(別紙 1「実務に役立つIT活用力習得コースモデルカリキュラム」、

別紙 2「補足説明資料」)の内容を網羅し、就職支援、モデルカリキュラムに関連した学科、実技等の科目

を適切に設定した訓練カリキュラムとすること。

3 大型自動車一種運転業務従事者育成コースに関する事項

(1) 訓練内容及び訓練実施について

① 自動車教習施設における大型自動車一種運転免許の学科及び実技のほか、自動車運送業界に

おける各種法令等の基礎習得、1週間程度の企業実習等を組み合わせた実践的なものとするこ

と。(別添「大型車両実務科モデルカリキュラム」参照のこと)

② 訓練実施にあたっては、訓練実施機関が行う座学訓練と事業主等への再委託による企業実習及

び自動車教習施設への再委託による大型自動車一種免許の学科及び実技訓練を組み合わせた

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訓練を行うものとする。ただし、自動車教習施設が訓練実施機関となり、大型自動車一種免許以外

の訓練内容につい

ても実施できる場合は、この限りではないものとする。

(2) 訓練対象者

能開校が受講を認める訓練対象者は、公共職業安定所に求職申し込みを行っている者で、以下の要

件を満たし受講指示を受けた者とする。

① 自動車運送業界の大型自動車の運転業務への就職を希望する者

② 直近の職歴において自動車運送業界での就業経験が無い者

③ 訓練受講の開始日時点で関係法令において大型自動車一種免許取得のための資格を満たして

いる者(21 歳以上で、中型免許、準中型免許、普通免許又は大型特殊免許を取得後通算して3年

以上を経過している者)。

なお、訓練対象者の所持する運転免許の種類(普通、準中型、中型免許等)を限定して訓練生を募集

することは差し支えないものとする。

(3) 修了要件

訓練設定時間の80%以上を受講するほか、道路交通法施行規則の規定に基づく卒業証明書の発行を

受ける(指定教習所を卒業する)こと。

(4) 委託費に係る留意事項

委託費の支払いは、修了した者を対象とする。ただし、中途退校した者であっても、訓練時間の 80%以

上を受講した者については支払対象として差し支えない。その際、中途退校者についは中途退校日までに

要した自動車教習経費及び自動車教習以外の訓練に要した経費を支払対象とする。

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「大型車両実務科」モデルカリキュラム

※ 本カリキュラムは例示であり、一部必須科目を除き必ずしもこれに準ずる必要はありません。

コース区分 大型自動車一種運転業務従事者育成コース 定

員 10名

訓練科名 大型車両実務科

訓練対象者 中型(8t、マニュアル車)の免許をすでに取得している方、または準中型(5t、マ

ニュアル車)の免許を取得して 3年以上の方。※提案により要件の変更可。

訓練期間 令和 2年 月 日 ~ 令和 2年 月 日

※ 弘前 1/8~2/13、八戸 2/14~3/23(予定)

想定就業先 運送会社、物流会社、製造メーカの物流部門

訓練目標 人手が不足している物流業界等の大型自動車の運転手を育成するため、運転

手に必要な「大型自動車一種免許」の資格を取得する。

仕上がり像 「大型自動車一種免許」の資格を取得するとともに、物流業界における各種法

令等やその他業務に資する知識等を習得し、関連業界に早期の就職ができる。

資格取得 取得を目指す資格:大型自動車一種運転免許 ※提案により資格の追加可。

取得可能な資格: ※提案により資格の追加可。

1

貨物運送基礎 運転業務に必要な安全教育、関係法令、

物流機能、物流用語、青森県の物流・道路・交通

の状況等

16時間

2 ビジネス基礎 ビジネスマナー、

職場におけるコミュニケーション、チームワーク 6時間

3 就職支援※必須 仕事理解、自己理解、ジョブカード作成等

8時間

学科時間計 30時間

1 大型自動車法定

教習※必須

道路交通法施行規則(S35 総理府令第 60 号)の

規定に基づく教習等 20~27

時間

2

企業実習※必須 物流五大機能(輸配送、包装、荷役、保管、流通

加工)の現場実習等 30時間

実技時間計 50~57

時間

総訓練時間計

80~87

時間

※ 総訓練時間計が 80 時間以上となる場合、科目毎の訓練時間や訓練期間終了日の変更が可

能です。

※ 企業実習は、現場体験や企業視察に替えることも可能です。(要協議)

※ 入校式、修了式、能開校によるキャリアコンサルティングなどは科外行事として、訓練時間に含

まないで下さい。

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