66
三ツ池公園パ-トナ-ズ 横浜緑地株式会社 構成員 株式会社グリーンケア 株式会社協栄 平 成 31 年 度 県立三ツ池公園 事業計画書 指 定 管 理 者

¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

  • Upload
    others

  • View
    1

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

三ツ池公園パ-トナ-ズ

代 表 横浜緑地株式会社 

構成員 株式会社グリーンケア

株式会社協栄

平 成 31 年 度

県立三ツ池公園 事業計画書

指 定 管 理 者

Page 2: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

名  称 番号 内     容 頁 枚数

計 画 書 1 指定管理業務実施にあたっての考え方、運営方針等 1~4 4

〃 2 業務の一部を委託する場合の考え方、業務内容等 5~5 1

〃 3 施設の維持管理 6~15 10

〃 4 利用促進のための取組 16~18 3

〃 5 自主事業の運営 19~23 5

〃 6 利用料金について 24~24 1

〃 7 利用者への対応 25~27 3

〃 8 通常の指定管理業務を行う中での事故防止等の取組内容 28~31 4

〃 9事故、異常気象等(水防を含む)の緊急事態が発生した場合の対応方針 32~35 4

〃 10当該公園の「災害時対応の考え方」に示す初動体制等大規模災害等の公園の特性、立地状況等に応じた災害対応の考え方 36~44 9

〃 11 地域と連携した魅力ある施設つくり 45~46 2

〃 12 適切な積算、節減努力等 47~47 1

〃 13 人的な能力、執行体制 48~53 6

〃 14 コンプライアンス、社会貢献 54~56 3

付属書類 予定イベント一覧 2

〃 イベント実施計画表 2

〃 収支計画書(年度比) 1

〃 収支計画書(各月内容) 1

〃 人員配置計画 1

〃 勤務予定表 1

〃 年間維持管理表 4

事 業 計 画 書 目 次

Page 3: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

1

計画書1 指定管理業務実施にあたっての考え方、運営方針等

(1)指定管理業務全般を通じた団体等の総合的な運営方針、考え方

神奈川県立都市公園は、水とみどりのネットワークの拠点及び多様なレクリエ

ーションの場等として個性豊かな地域のシンボルとして県民の健康増進や防災機

能を担う等、県土づくりの重要な基盤となっています。

また、県民一人ひとりが「自分の感性でサービスを選ぶ時代」となった今日、都

市公園は「県民自らが活用・活躍する場」として、県民のニーズを反映した多様

かつ魅力あるサービスを提供することが求められています。

私たちは、指定管理者として、このような変化を的確にとらえ、「公の施設」

としての県立三ツ池公園(以下「三ツ池公園」という)を管理運営する責任の重

さを十分に理解し、公園整備方針や管理運営方針等を遵守し、安全を何より優先

して創意工夫による効率的管理運営を行い、これまで以上の質の高いサービスを

提供するとともに、県民とともに魅力ある県立公園づくりに取り組みます。

私たちは、神奈川県が提唱する「いのち輝くマグネット神奈川」を具現化でき

るよう“みどりの中で人が輝いてこそ公園”をスローガンに、「ひと」と「みど

り」が輝き、人と緑の輪が公園から地域へとひろがることで、みんなが「元気」

で「笑顔」になれる無限の可能性を持った空間となるように、三ツ池公園の管理

運営に取り組みます。

私たちは、神奈川の公園管理運営の「プロフェッショナル」として、総合管理

運営に実績とノウハウを有する横浜緑地㈱と、三ツ池公園の地元企業で地域を熟

知し維持管理に実績がある㈱グリーンケア及びスポーツ施設の管理運営に高いノ

ウハウのある㈱協栄とがパートナーとなり、「今」求められていることに速やか

に対応・改善し「未来」に求められることを実現するため、次のとおり総合的な

運営方針を定めます。

① 安全を第一に、公園における活動と環境保全の調和の視点から自然環境・景観

を保全する管理目標を実現できるよう、技術力や効率性を発揮します。

② 来園者をお客さまとしておもてなしできるよう、来園者の立場に立って公園の

活動情報を適切に提供します。

③ 防災や子育て等地域の課題を県民と共有し、適切に対処できるよう、公園にお

ける活動に県民と協働して取り組みます。

④ 池、サクラやスポーツ施設等を有する市街地にある公園として、これまでの魅

力のさらなる向上に加えて、里山活動等新しい魅力づくりに取り組みます。

⑤ ユニバーサルデザインに取り組み、誰でもいつでも快適に公園の魅力を楽しむ

ことができるサービスを提供します。

Page 4: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

2

(2)三ツ池公園の特性を踏まえた管理運営方針

三ツ池公園は昭和 16 年に防空緑地として都市計画決定されて以来、先人の努力

と県民や地域住民の愛情に守り育まれてきた、「都市の緑の拠点」です。現在は、

災害発生時の広域避難場所に指定されており、日本さくらの会の「さくら名所 100

選の地」として、78 品種約 1600 本のサクラが三つの池を彩ることで有名である

ほか、野球場、多目的広場、テニスコート、プール等の運動施設やパークセンタ

ー、コリア庭園等の施設を備え、多様なニーズに対応する総合公園として多くの

県民に親しまれています。

私たちは、平成 21 年度から「県民と育む 水とみどりに彩られた桜の杜づくり」

を管理運営のコンセプトに、造園のプロとして「さくら 100 年計画」に基づいて

サクラの育成に取り組み、水辺の安全と親水性の確保等に取り組んできました。

これからは、この方針をもとにこれまでの実績やノウハウを最大限に活かしな

がら、施設の利活用や機能強化、地域連携に重点をおき、サクラや池等の魅力を

さらに向上させるとともに、市街地にある公園として里山活動に県民と協働して

取り組む等、新しい魅力づくりに取り組みます。

■サクラの育成や樹木の修景を進めて、新たな魅力づくりに取り組みます

サクラは引き続き「さくら 100 年計画」の実現に着実に取り組み、紅葉等の修景

木を選定して樹木管理を行うとともに、花やぐ三ツ池をコンセプトに新しい魅力

づくりを進めます。

平成 31 年度は提案書に基づき、以下に取り組みます。

・サクラは「さくら 100 年計画」に基づき、複層的にサクラがある風景づくりを進

めます。

・平成 30 年度に引き続き、アジサイ、カエデ等を活かした魅力づくりを進めます。

・平成 30 年度に引き続き、枯枝の除去等を継続して行います。

■水辺の生物多様性の向上と景観保全に取り組みます

水質管理を徹底することにより生物多様性を向上させ、池周辺に花を植栽するな

ど、水辺の新しい環境づくりに取り組みます。

平成 31 年度は提案書に基づき、以下に取り組みます。

・平成 27 年 3 月に環境省から公表された「生態系被害防止外来種」に園芸スイレン

が重点対策外来種に位置付けられました。これを踏まえて、平成 29 年度に上の池

に繁茂する園芸スイレンを除去するため、園芸スイレンの上に遮光シートをかけま

した。生物多様性を向上させる取り組みとして、平成 30 年度は、平成 29 年度にか

けた遮光シートの移動、新たな遮光シートの設置を行いました。平成 31 年度にお

いても、園芸スイレンを駆除する取り組みを継続します。

Page 5: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

3

■スポーツ施設の安全性を確保するとともに、公園全体をスポーツのフィールドと

して健康増進に取り組みます

スポーツ施設の安全性を確保して気持ちよくご利用いただける環境づくりに取り

組み、公園全体を健康・スポーツの場として活用します。

■誰もが親しみ、愛着がもてるよう、桜の社づくりに取り組みます

より親しみや愛着を持っていただけるよう、ボランティア等と連携した里山づく

り等に取り組み、地域から愛される桜の杜づくりを進めます。

平成 31 年度は提案書に基づき、以下に取り組みます。

・「さくら 100 年計画」での取り組みとも連携し、平成 31 年度も継続して行います。

(3)利用者や地域住民、環境等に配慮した管理運営方針

来園者や地域住民に「三ツ池公園に行って楽しかった」と思われる公園になるよ

う、また、公園における活動が環境と調和できように、次の方針によって管理運

営に取り組みます。

■誰もが安心して利用できる公園づくりに取り組みます

平成 31 年度は提案書に基づき、以下に取り組みます。

・乳幼児同伴の来園者に、授乳できる場やミルクのお湯等を提供します。

・パークセンター及び売店で車いすやベビーカーの貸し出しを行います。

・バリアフリー対策やユニバーサルデザインの取組みを徹底します。

・要望等に迅速に対応します。

■「おはようございます」など、声かけ運動を徹底します

平成 31 年度は提案書に基づき、以下に取り組みます。

・来園者等がスタッフ誰にでも気軽に相談できる体制をつくります。

・来園者をお客様として、おもてなしの心を持って応対します。

・パークセンターは、いつでも相談できるよう窓口をオープンにします。

■地域に開かれ、地域と連携できる運営を行います

平成 31 年度は提案書に基づき、以下に取り組みます。

・スタッフが積極的に地域に出て相談するよう行動します。

・公園における活動の情報を計画的に提供します。

・「地域ふれあい祭り」等商店街や自治会等が行っている地元のイベントや防災訓

練等の地域の活動に積極的に参加します。

Page 6: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

4

■安全安心で快適な公園の環境づくりに取り組みます

平成 31 年度は提案書に基づき、以下に取り組みます。

・犬の散歩等公園のマナーについて、積極的に啓発します。

・事故の防止対策として来園者に注意喚起を行う看板の設置や、自分がいる場所が

わかるようにセキュリティポストの設置を行います。

・防犯活動に地域と連携して取り組みます。

■環境と調和できる公園づくりに取り組みます。

平成 31 年度は提案書に基づき、以下に取り組みます。

・公園の外周道路や民地との近接した場所の支障物については常に点検し、速やか

な対応を行います。

・お花見等イベントは、交通渋滞等の事前対策を含めて、ご理解いただけるよう

企画段階から情報を提供します。

・来園者にゴミの持ち帰り等、啓発に取り組みます。

・間伐材や剪定枝は、粗朶、チップ化し、園内で活用します。

Page 7: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

5

計画書2業務の一部を委託する場合の考え方、業務内容等

(1)三ツ池公園の管理基準等を踏まえた効果的、効率的な委託の考え方

私たちは、施設の維持管理・清掃等については、公園スタッフによる直営作業を

基本とし、関係法令に基づく法定点検、資格や専門的な知識を必要とする業務及び

特殊な建設機械等を使用する業務は、必要な免許や資格を有する企業に委託しま

す。

また、短期間集中業務、季節性の高い業務、複数年契約が可能な業務及び経験の

蓄積が有効となる業務については、効果的、効率的に業務を行う必要があるため、

委託することとします。

(2)委託先の選定方法について

県内中小企業育成の観点から、平成 27 年度において、公園総発注費の約 96%を

県内中小企業に委託してきました。

今後も、県内中小企業への委託発注率 90%以上を目標として、地元調達を積極的

に進め、県内経済の発展に寄与します。

(3)県内(地域)経済への配慮、県内(地域)企業への委託の考え方

私たちは、県内経済の持続的な発展と活力ある豊かな地域社会の実現に寄与する

地域貢献の視点から事業活動に取り組みます。

繁忙期の交通誘導や園内清掃業務等は、地元のシルバー人材センターへ委託しま

す。

植物の寄植え教室や自然観察会等の講師を地元の方やNPOに委託します。

Page 8: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

6

計画書3 施設の維持管理

(1)植物管理,清掃,保守点検,受付等の維持管理業務についての実施方針

来園者が安心して憩い、楽しむことができ、スタッフも来園者の安全と自らの安

全を確保するため、関係法令を遵守します。

維持管理基準書を踏まえ、多様な施設を有する本公園の魅力をより一層発揮でき

る維持管理に取り組みます。

作業内容や時期を事前に掲示し、来園者とのコミュニケーションツールとして維

持管理業務の「魅せる(見せる)化」に取り組みます。

いつでもどこでも対応できるようにマルチスタッフ制を採用するなど、業務の効

率化や迅速なサービスの提供に取り組みます。

ア.植物管理

■植物管理

樹木の保全や生態系に配慮した植物管理を行います。毎月の植物管理の作業内容

や時期を記入した計画を公園内に掲示し、来園者に分かりやすく親しみのある業務

を行います。

サクラは、5 年間の「樹勢回復計画」を立て、必要な施肥や土壌改良等を行い、年

1回の外観診断等により樹勢やその効果を把握し、次年度の計画に反映します。

成熟化が進むサクラに対して、私たちは計画的な更新と育成管理に取り組んでき

ました。今後もサクラ台帳※を活用しながら保全育成に取り組みます。

平成 31 年度においても、引き続き「さくら 100 年計画」を踏まえて、サクラの外観

診断、樹勢回復、更新を進めます。また、サクラ台帳の更新も行います。

サクラの品種数が 78 品種以上と

なるように植栽

Page 9: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

7

■樹木管理

高木は、修景木で重要な樹木について、樹木の生長に合わせ目標とする樹林層や

景観に生育させるため、5 年間の「管理目標樹形」を設定し、特別管理として、経年

変化にあわせて樹形のつくり直しや植栽基盤の改良等を行います。

パークセンターのフジは、来園者をお迎えする役割を持っている重要な修景木と

して下記の表に示すとおり、きめ細かい管理を行います。

重要修景木として、パークセンター前や正門駐車場のケヤキ 4本、北門のメタセコイ

アを選定しました。

平成 31 年度は、パークセンター前や正門駐車場のケヤキ 4 本については、樹冠を小

さくする剪定を行います。北門のメタセコイアについては、枯れ枝や折れ枝の剪定を

行います。

■草地管理

草地は、花の広場において、レンゲを播種し土壌改良を行い、芝を含んだグリー

ンターフを維持します。

芝生は、芝生の広場や水辺の広場において、踏圧に強い種類のポット苗で補植し、

踏圧の影響を改善し安全性と快適性を確保します。各場所の期間が重複しないよう

養生期間を設定し、来園者の利便性を確保します。

平成 31 年度は、平成 30 年度に芝張りした水辺の広場の芝生を来園者の快適性を確保

できるように管理を行います。

■草花管理

花壇は、季節の花を楽しんでいただくため年 2 回の植替から管理頻度を高め、年

4 回行います。さらに「花壇色彩計画」により色の組合せによる人が受ける印象を考

え、場所や季節により彩りの空間をつくります。

スイレンは、池の景観に風情を与える一方で、水中の酸素不足の一因となるため、

生物多様性を考慮して、さらに間引きを行います。

Page 10: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

8

平成 31 年度は、平成 30 年度に行った花の広場でのヒマワリ、コスモス、ナノハナの

花畑の創出を継続します。

また、園芸スイレンについては、 平成 27 年 3 月に環境省から公表された「生態系

被害防止外来種」に重点対策外来種に位置付けられました。これを踏まえて、平成 29

年度に上の池に繁茂する園芸スイレンを除去するため、園芸スイレンの上に遮光シー

トをかけました。平成 30 年度は、平成 29 年度にかけた遮光シートの移動、新たな遮

光シートの設置を行いました。平成 31 年度も遮光シート設置を継続し、遮光シート

下の園芸スイレンの枯れ状況を確認した上で、これらのシートを移動させます。

■環境への配慮

間伐材や剪定枝等は、公園内の林床改善等の視点からチップ化し、樹林地に敷き

均します。

■専門家の指導による適切かつ効率的な育成管理

当団体の自然再生士、ビオトープ管理士、樹木医、植栽基盤診断士、街路樹剪定

士、造園施工管理技士及び造園技能士等の指導による適切かつ効率的な育成管理を

行います。

イ.清掃

公園スタッフは、いつでも、どこでもゴミを拾えるようゴミ袋を携帯するなど、

来園者に快適で、居心地の良い環境を提供します。

イベント開催前後は、園地や施設を清掃します。

トイレは、「公園の顔」をモットーに、スタッフが毎日朝夕 2 回以上清掃します。

繁忙期には回数を増やして実施します。さらに、美観や快適性向上のため、一輪挿

しを飾ります。

パークセンターとその周辺は、ウェルカムな雰囲気をつくるため、毎朝清掃しま

す。

花見の時期は、早朝及び夕方、周辺道路のごみを収集し、近隣地域の美化に取り

組みます。

更衣室は、利用者が快適に使用できるよう、毎日清掃します。

ゴミの持ち帰りを徹底できるよう、掲示等により来園者に要請するとともに、ゼ

ロエミッションの一環として、毎月 1 回「ゴミ持ち帰りの日」を定めて「花の種」

を配布する等、啓発に取り組みます。

花見の時期は、早朝及び夕方、周辺道路のゴミを収集し、近隣地域の美化に取り

組みます。

平成 31 年度も引き続き、清潔で快適に過ごせる公園であるよう、清掃等の園内美化

活動に取り組みます。

Page 11: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

9

ウ.保守点検

法定点検は法令に基づいて実施することとし、来園者の安全を確保するため、保

守点検は、日常点検、定期点検及び臨時点検を行います。なお、点検時に異常を発

見した場合は、速やかに修繕等必要な対応を行います。

公園スタッフがデジタルカメラを持参し、チェックリストに基づいて、2 ルート

を毎日巡回します。

遊具については、専門業者による詳細点検を2回/年実施します。

台風等自然災害時の前後、又は他の施設等で事故が起こった場合は、臨時点検を

行います。

施設の安全性及びスタッフの安全点検能力の向上のため、施設モニタリングとし

て、他公園のスタッフによる公園施設の安全性について自己評価を行います。

エ.受付

来園者に快適な利用を提供するため、公園の総合案内窓口として、正確でわかり

やすい案内を行うとともに、園内では「誰でも・いつでも・どこでも」案内ができ

る取組みを行います。

防犯や事故防止の観点から、適正な園内放送を実施します。

受付応対内容は、常に記録を残します。

来園者の苦情やニーズには、原則として 1 週間以内に回答します。

掲示物や掲示板の掲出については、来園者に誤解を招かないよう時期や期間等を

確認し、適正に管理します。

常に公園スタッフ全員が公園便利帳と公園おもてなし七つ道具を携帯し、「誰で

も・いつでも・どこでも」案内ができるようにします。

Page 12: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

10

(2)三ツ池公園の特性と課題を踏まえた維持管理の考え方

維持管理については、維持管理基準書に示されたゾーン別管理運営方針と種目別

管理運営業務を基本としながら、これまでの実績や利用形態、さらにはそれに伴う

課題に応じた目標をそれぞれに設定し、維持管理を行います。

Page 13: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

11

■緑地保全のゾーン

樹林地は活用するエリアと自然環境を保全するエリアがあり、サクラや広場の背

景となる緑の塊として、三ツ池公園の骨格となっており、活用と保全のバランスに

配慮し、安全を確保する必要があります。

野鳥保護のため、鳥類の抱卵や育雛期間は大きな音の出る管理作業を控えます。

サクラは、樹勢回復等育成管理につとめ、モニタリングを実施します。

カエデ等の樹木が高木化して暗くなった休憩広場は、樹形を整え枝打ちをして日

照を確保します。

貴重植物の保全育成を図る必要があるため、林床の照度を確保できるよう、必要

に応じて枝打ちを行います。

展望広場は、カントリーヘッジを設けて生物生息域を確保するとともに、土砂の

流出を防止します。

運動施設に隣接する緑地保全ゾーンの樹林は、園路の景観を整えるため修景の観

点から枝葉の剪定を行います。

「さくらまつり」については、地域との協働で行う祭りとして開催します。

サクラのことなら三ツ池と言われるよう、サクラについてより関心を高めるため

に「さくらマスター講座」など三ツ池のサクラに関連した通年イベントを開催しま

す。

自然樹林に親しみ、またその環境を観察してもらうため、自然観察会、樹木ウォ

ッチングや森林浴等を行なっており、サクラの花見時期には、よりサクラに親しみ

知識を深めるため、サクラ観察会を実施します。

■■■■■と連携し、樹林地の貴重種を含む野草等の植物観察会を実施します。

主な野草や貴重種:■■■■■

樹林地は巡視・点検による調査を行い、園路沿いや観察会等に利用する場所につ

いては、安全確保の観点から枯れ枝除去や枝打ち等を行います。

未舗装の園路は、大雨等による危険が予知される場合には臨時パトロールを行い

ます。巡回等で崩壊の危険を見つけた場合は、横浜川崎治水事務所に報告し、指示

を受けます。

平成 31 年度においても、「さくらマスター講座」を継続して開催します。

平成 30 年度から始めた、サクラの管理作業を実践する「さくら管理体験」も継続し

て開催します。

平成 30 年度に企画立案したイベント「サクラ博士になろう」を開催します。

Page 14: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

12

■運動施設ゾーン

テニスコート、野球場及び多目的広場の運動施設は人気があり、土日に利用が偏

り、平日・日中の稼働率が低い多目的広場や夏季以外のプールは、年間を通した施

設稼働率の向上や施設(プール)の老朽化が課題です。

受付等の相談については、耳をよく傾け、問題解決を図る姿勢をもって対応しま

す。

大会申請があった場合、選考会を開催して結果を申請者に通知します。

使用料徴収事務については、間違いが起こらないようダブルチェック体制をとり

ます。

プールの有効活用として、プール開設前にボランティアと協働して「ヤゴ救出作

戦」を実施し、トンボの保全・育成を行います。

利用開始前に、施設の巡回点検を行ない、必要に応じて補修と必要な対応を行い

ます。利用者に対しては、危険防止等掲示等により注意喚起します。

安全性を確認するために、グラウンド整備の不陸整正、外野の芝刈り(10 回/年)

等を行います。

更衣室や施設の利用時間外は、施錠し事故が発生しないよう対応します。

平成 31 年度も、平成 29 年度に供用開始になった更衣室の管理運営を行います。

プールの運営期間は 7 月第 2 土曜日から 8 月 31 日までと定められています。平成 31

年度においては、8 月 31 日が土曜日、9月 1日が日曜日となっていることから、横浜

川崎治水事務所と協議の上、7月第 2土曜日の 7月 13 日から 9月 1日まで運営を行い

ます。

■広場利用ゾーン

広場利用のゾーンは、多様なレクリエーションや花見等で利用される、賑わいの

ある場所です。

パークセンターやその周辺は子どもから高齢者まで多くのお客様が来園される

エントランスとして賑わい、コリア庭園があるほか、駐車場西側の田んぼは里山活

動の場として親しまれています。

水の広場周辺のエリア及び遊びの森周辺のエリアは、水の広場、ジャンボすべり

台や複合遊具があり、多くの子どもが利用します。多くの来園者が楽しめるよう常

に安全を保ち、多様な機能を発揮できるよう、ニーズへの迅速な対応や魅力ある活

動の展開をします。

生活道路として使われている園路は、自転車事故防止の観点から、掲示等による

注意喚起を継続します。

安全な通行や見通しを確保するため、樹木の下部は枝払いをします。

人が集まる場所であるため、ゴミは随時拾い、ゴミのない清潔な空間を維持しま

す。

Page 15: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

13

固結化しているジャンボすべり台下の砂は、安全性を確保するため着地部分を耕

運し、ふるいにかけ、不陸整正を行います。

コリア庭園については、モミジ等の樹木は庭園風に手入れを行い、広場の砂利の

ホウキ目仕上げを毎朝行います。また、コリアガイドのボランティアを民団※と連

携して募集・育成し、地域住民やボランティアと協働でコリア庭園の情報発信をす

る等の活動を行います。※■■■■■)

環境共生型パークセンターとして、壁面緑化やグリーンカーテンを実施します。

パークセンター内に水槽(H700×W1800 程度)を設置し、公園内でみられる水

生動物を展示し、来園者の関心を高め、環境学習の機会をつくります。

情報発信や交流機能を強化するため、パークセンターに、来園者・地域・ボラン

ティア・管理者が互いの情報を共有・発信する「情報共有ボード」を設置します。

パークセンター前の芝生広場は、さくら祭りの際は中心的な賑わいのある場づく

りをしていきます。

分区園は、親子農業体験の畑やソメイヨシノの圃場として継続利用し、また新し

く里山菜園としても活用することを提案します。

花の広場、遊びの森及び里の広場は、コスモスやナノハナの播種を行い、公園の

スケールにあった花修景を行います。

田んぼの水質を確保するため、ろ過材を使用する等水質改善に取り組みます。

遊具については、年 2 回専門業者による点検を実施するとともに、巡回による点

検を行い、安全を確保します。

園路への車の侵入防止のための車止めが正常な状態かどうかを目視で確認しま

す。

水の広場及び滝の広場は、ガラス破片等異物混入の有無を巡視時に確認します。

平成 31 年度も継続してパークセンター内に水槽を設置し、三ツ池公園の池に生息す

る生物を展示します。

分区園の里山菜園については、貸出期間を 5年間と想定していた企画ですが、検討が

遅れ、運営体制も整わなかったため、事業の実施が難しい状況になりました。

平成 28 年度まで分区園においてイベント「親子農業体験」を開催してきており、こ

の開催を通じて、下記に示す 3つの理由から、「三ツ池 里山菜園」として有料の貸

農園とするより農業体験の場としての菜園にした方が、より多くの方が市街地の中で

里山に触れ合えると考えました。この考えについて、平成 29 年度に行った横浜川崎

治水事務所との協議に基づき、「三ツ池 里山菜園」は実施せず、里山菜園の場とし

て考えていた分区園は、年 2 回行う「親子農業体験」の場として活用します。

■「三ツ池 里山菜園」から農業体験の場としての菜園とする理由

①農業体験は、申し込みが多く、抽選で参加者を決めることからニーズがある

②貸農園とした場合、決まった方しか利用できなくなる。より多くの県民に利用し

ていただけるようにしたい。

③農業体験であれば、分区園の大規模な整備が必要ではなく、現状の区画を利用で

きる。

Page 16: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

14

■池及び周辺環境ゾーン

池を囲む園路は多くの利用者が散策やジョギングを楽しみます。冬はカモ類等の

水鳥、春は水面に映るサクラ、秋は水辺の紅葉、そして季節ごとに微妙に違う色を

見せる 3 つの池など、四季折々の池の景観は三ツ池公園を代表するものです。

生物多様性や池の景観の維持・向上のため、水質を維持する必要があります。サ

クラの老木化が進んでいるため、引き続き更新や活性化の取組みが必要です。

水辺周辺の環境が大幅に変化しないよう、柵の内側(池側)の草刈は、生態系の

維持に配慮して実施します。

水生植物の活用やエア曝気をし、水質浄化を図ります。

ボランティア団体(■■■■■)と連携した外来生物防除や在来生物の保全を継

続します。

参加型外来生物駆除活動として、ザリガニ釣りを継続します。小学校の環境学習

の場を提供するとともに、池の生物について観察会を開催します。

三ツ池公園の水辺の生き物情報を発信します。(発信媒体:パークセンターに設

置する大型モニター、ホームページ、掲示板など)

いこいの広場や百樹の森の碑周辺のケヤキ、スダジイなどは、高木化し日照不足

のため、強剪定を実施し、ツバキを広場奥へ移植します。

■■■■■と協働し、池の水質検査を横浜川崎治水事務所に提出し、指示を受け

ます。

水辺クラブと連携した生物の種の仕分けなど、水辺の生き物調査を継続します。

池は立入禁止ですが、危険防止のため、ガラス破片等異物混入の有無を巡視時に

確認します。

平成 31 年度においても、水辺クラブと連携し、外来生物防除活動を継続します。

また、平成 30 年度に、平成 29 年度に園芸スイレンの上にかけた遮光シートの移動と

ともに、新たな遮光シートを設置し、園芸スイレン除去面積を拡大しました。平成 31

年度は、遮光シート下の園芸スイレンの枯れ状況を確認した上で、これらの遮光シー

トの移動を行います。

園芸スイレンの除去に加えて、ナノバブルを使用した水質浄化に寄与する取り組みを

実施します。

Page 17: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

15

■防災機能のゾーン

横浜市地域防災計画で広域避難場所として指定されており、広域避難や応援活動

及び復旧・復興活動の支援等が想定されています。

夜間に災害が起こった場合、野球場は施錠されているため、避難者を即時に受け

入れられない状態にあります。また、滞留者(6,419 名想定)に対する食の確保や

防災拠点への案内誘導等の対応も必要です。

月 1回スタッフ全体会議にて、安全対策マニュアルを確認し、体制や避難者の誘

導ルートや備品等の確認を行い、共有化を図ります。

鶴見区等と連携し、防災・減災に関する意識の向上を図る防災フェアを年 1回開

催します。

米を備蓄し、炊き出しで活用、更新します。

震災時に想定されている滞留者 6,419 人に対する対応として、地域防災拠点であ

る寺尾中学校、末吉中学校と連携します。

防火用資材(バケツや砂)を防火資材ボックスに収納し、各所に配置します。

広域避難場所として指定されていることや地域防災拠点へのルートをセキュリ

ティポスト等により案内します。

簡易トイレを用意します。

月1回、県の備品である発電機、防災用井戸や衛星電話等を点検します。

災害用備品及び備蓄品(賞味期限確認)は、緊急時に備え、いつでも使用できる

ように保管します。

間伐材や伐採した枯損木を薪にし、備蓄します。

スタッフ用の防災用品と 3日分の食料を備蓄します。

平成 31 年度は、平成 30 年度に引き続き、上の園路沿い等に防火資材として水を入れ

たペットボトルを配置します。

また、セキュリティポストは、自分がいる場所がわかりやすい板面にし、案内板とし

ての機能ももったものとして園内に設置します。設置あたっては、記載内容について、

横浜川崎治水事務所と協議を行います。

Page 18: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

16

計画書4 利用促進のための取組

(1)より多くの利用を図るために実施する事業の実施方針、内容等の考え方

ア.利用促進のためのイベントの開催

サクラ、池及びスポーツ施設の魅力や楽しさを最大限に打ち出すイベントに重点

をおきます。

里山活動や四季を通した花の名所づくりなど、三ツ池公園の新たな魅力づくりに

関連したイベントを実施します。

ミッション達成型の講座や継続的な健康づくり等によって、日常的に三ツ池公園

を利用していただくイベントを展開します。

イ.主な利用促進事業

三ツ池公園の最大の特徴の一つであるサクラのお花見時期を盛り上げる「さくら

まつり」は地域協働で行い、サクラ観察会の他、近隣の中学校、高等学校と連携し

て吹奏楽部のコンサート等を開催します。飲食物の提供として、移動販売車を配置

し、来園者の利便性の向上を図ります(連携先:■■■■■)。

遊びの森、里の広場、いこいの広場、花の広場及びその周辺の傾斜地を一体的に

有効活用し、ナノハナやコスモス等の大修景により、季節の見どころをつくります。

池の周りにゾーンを区切ってアジサイにいろどられる池の修景をつくります。

イロハモミジ、イタヤカエデやノムラモミジ等のモミジ類の紅葉を楽しめるコー

スを設定します。

植物ツアーガイドや植物講座(モミジ講座等)、移動販売車の出店、ミニ音楽祭

や花市等を開催します。

健康やスポーツに対する多様なニーズに応えるイベントを、芝生広場や園路等公

園全体を有効活用して展開します。

平成 31 年度も、「さくらまつり」他、「アジサイまつり」、「コスモス・もみじま

つり」を開催し、それぞれの植物に見頃期間を PR します。

花の広場にヒマワリ畑、ナノハナ畑を整備し、季節の見どころをつくります。

Page 19: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

17

方針

イベント名 内容 対象 時期

サクラと樹木の魅力づく

さくらまつり お花見時期に開催。移動販売車配置、音楽祭、観察会、お茶会等を開催

広域 3~4 月

季節の三ツ池公園を楽しむ祭り

・なのはなまつり 大規模な花の修景や紅葉による見どころを作り、移動販売車配置やガイドツアー等プログラムを同時開催

広域 2~4 月

・アジサイ祭り 広域 6 月

・コスモス紅葉まつり 広域 9~12 月

さくらマスター講座 楽しみながら、サクラの知識や管理方法を学ぶ連続講座 広域 年 7 回

さくら管理体験 サクラの管理方法を体験しながら学ぶ講座 広域 年 6 回

サクラ博士になろう サクラの知識を様々な角度から身に付けていく環境学習プログラム。楽しく学べるミッション達成型。

広域 通年

水辺環境づ

くり

アメリカザリガニ防除活動 ボランティア団体と連携した外来生物(アメリカザリガニ)の防除活動

地域 4~10月

生き物調べ 水辺の生き物を調べて学習する 地域 月 1 回

写真展 公園の風景や野鳥など三ツ池公園の四季を感じられる写真の展示。パークセンターで開催

地域 年 3 回

健康増進

いけいけ健康プログラム

・三ツ池健康プログラム テニス体験など多くの方が参加できる健康増進プログラム 地域 通年

・グラウンドゴルフ教室 平日の多目的広場を利用した教室 地域 5 月

・三ツ池健康ウォーク 三ツ池公園の見どころをめぐるウォーク・スタンプラリー 広域 1~3 月

・ノルディックウォーク 芝生広場や園路でノルディックウォーク指導 地域 11 月

・親子ヨガ 芝生広場でのヨガ教室 地域 5 月

・少年少女サッカー大会 横浜市内のサッカーチームによる大会 地域 8 月

三ツ池公園の多様な魅力づくり

三ツ池里山の 「食」活動

餅つき、お茶会など里山の食をテーマにした活動 地域 10・12 月

ツリーイング 子どもから大人まで楽しめる木登り体験。 地域 5 月

三ツ池公園(文化・環境)フェスティバル

鶴見区民フェスティバル実行委員会と連携し、文化・環境をテーマとした祭り、野球教室・テニスボールゲーム等も同時開催

地域 5 月

コリアマダン 特定非営利活動法人民団国際協力センターによる韓国舞踊の披露等

地域 10・3 月

盆栽教室 盆栽を一から学ぶことができる教室 地域 通年

盆栽展 パークセンター内で、盆栽教室参加者の作品を展示 広域 10 月

地域ふれあいまつり 地域の方と連携して防災について考える、防災・減災啓発イベント

地域 11 月

クラフト教室 園内で発生する枝や松ぼっくり、ドングリ等を活用したクリスマスリースづくり等のクラフト教室

地域 通年

苔玉づくり 苔や植物を使った苔玉づくり教室 地域 6 月

田植え、稲刈り ボランティアと共催で実施。合わせて生き物観察会も実施 地域 通年

自然観察会 里山、植物、野鳥等、三ツ池公園の自然の魅力をめぐるガイドツアー

広域 通年

愛犬教室 犬のしつけ教室によるマナー啓発 地域 6・10 月

音楽祭 園内やパークセンターを活用した音楽会 地域 4・6 月

親子の三ツ池観察隊 親子で学ぶ環境学習プログラム 地域 通年

謎解きスタンプラリー 県立公園 4 公園が連携したスタンプラリー 広域 4~5 月 1~3 月

親子農業体験 春と秋に開催する親子で行う農業体験 広域 4~7 月 9~12 月

縄文ワークショップ ボランティアと共催で行う縄文式土器づくり 地域 年 5 回

自然に親しむイベント ボランティアと共催で行う植物をテーマにしたイベント 地域 年 4 回

自然の中で楽しむイベント つるみプレイパークと共催で行う自然の中で楽しむイベント 地域 年 9 回

平成 31 年度は上記の表に記載したイベントを開催します。

Page 20: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

18

(2)より多くの利用を図るために行う広報、PR活動の内容等

多様な対象に多様な方法で積極的な広報やPRを行います。また、その手法や効

果については公園利用者数の目標値と共に定期的に検証し、適宜改善を実施しま

す。

現在の「いけいけ三ツ池」を継続・リニューアルし、発信先を拡大します

公園の最新情報、バリアフリールートや外国語表記の公園パンフレットなどを適

宜更新します。

ホームページの充実化によるニーズにそったタイムリーな情報を発信します。

パークセンターに利用者やボランティア、管理者共同の掲示板を設置しリアルタ

イムで双方向の情報発信を充実させます。

テーマ別マップ及びセルフガイドを作成するとともに、常に更新します

お花見情報を充実させ、発信を拡大します。

地域のフリーペーパーに情報提供、近隣の幼稚園や福祉施設にチラシやポスター

を持参して説明する等顔が見える広報活動を実施します。

Page 21: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

19

計画書5 自主事業の運営

(1)三ツ池公園の設置目的を踏まえた自主事業について

来園者の利便に供するため、自主事業として県の管理許可を受け、駐車場、売店

及び自動販売機等の運営を行います。そこで得られた収益については、利用サービ

ス向上に還元します。

ア.有料駐車場事業

安全第一を基本に施設の不具合や死角の除去等の早期対応を行ってきました。今

後も安全管理に努め、駐車場利用者の利便に供します。

土日やさくら開花期等の繁忙期は渋滞が発生するため、臨時警備員を配置し交通

誘導を行います。また、入口付近の混雑緩和として、スタッフによる交通誘導に取

り組み、周辺地域の方々に配慮した運営を継続します。

「季節の三ツ池公園を楽しむ祭り」の期間について平日の駐車場有料化を提案し

ます。

運営日、利用時間、駐車料金において地域の利便性や要望等状況に変化が生じた

場合は、平日有料化等を横浜川崎治水事務所と調整のうえ、実施します。

平日や繁忙期などのイベント開催時は、多目的広場を臨時駐車場として利用しま

す。

駐車場の利用時間は、4 月 1 日から 10 月 31 日までおよび 3月 16 日から 3月 31 日ま

でが 5時 30 分から 19 時 30 分まで、11 月 1 日から 3月 15 日までが 5時 30 分から 17

時 30 分までとします。

臨時駐車場は、4 月 1 日から 4 月 15 日まで、4 月 27 日から 5 月 6 日まで、10 月 19

日から 10 月 22 日まで、3 月 16 日から 3月 31 日までの期間に開場できる準備を行い、

北門駐車場が満車となった際に開場します。

駐車場利用料金は次ページの表の通りとします。ただし、消費税が増税される場合は、

駐車場利用料金の変更について、横浜川崎治水事務所と協議を行います。

なお、緑化協力金の収受については、神奈川県の方針により、三ツ池公園においては

平成 31 年 2 月 28 日をもって廃止となりました。

Page 22: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

20

駐車場利用料金

車 種 期 間

4月16日~4月28日

5月6日~11月15日

11月16日~12月27日(土日祝日)

1月5日~3月15日(土日祝日)

4月1日~4月15日

4月29日~5月5日

3月16日~3月31日

11月16日~12月27日(平日)

12月28日~1月4日

1月5日~3月15日(平日)

4月16日~4月28日

5月6日~11月15日

11月16日~12月27日(土日祝日)

1月5日~3月15日(土日祝日)

4月1日~4月15日

4月29日~5月5日

3月16日~3月31日

11月16日~12月27日(平日)

12月28日~1月4日

1月5日~3月15日(平日)

二輪車 通年

大型車(2.3m以上の車両)

無料

普通車

無料

500円

1回につき 810円

料 金 ( 消 費 税 含 む )

1回につき 810円

1回につき 1,220円

1回につき

無料

イ.自動販売機の更新・改訂、新設

来園者の利便性を図るため清涼飲料 9台、アイスクリーム 1台、軽食 1台を提供

し、利用者ニーズ、利用者特性や季節特性に合ったメニューを揃えます。

販売価格は通常の市場価格を考慮します。

自動販売機については、許可を得ている台数の設置を継続します。

Page 23: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

21

ウ.売店経営

「下の池売店」は菓子やジュース等の軽飲食や玩具販売等を行います。また、「下

の池売店」横に清涼飲料の自動販売機 4 台を提供します。ニーズにあった品を揃え、

水辺を眺めながら憩いを感じる空間を提供し、お客様への便益向上を図ります。

「プール売店」はプール開催期間に出店し、菓子類やかき氷、浮き輪などのプー

ル玩具を販売します。また、「プール売店」横とプール棟前に清涼飲料の自動販売

機各 1 台を提供します。食品衛生を徹底し、ゴミ等の清掃や花鉢を設置し、周辺の

美化向上を継続します。

平成 31 年度も「下の池売店」、「プール売店」の経営に加えて、パークセンター内

においても菓子類および玩具等の販売を行います。食品衛生を徹底し、快適性や周辺

の美化に寄与する売店経営を行います。

エ.移動販売車による飲食物の提供

移動販売車による飲食物の提供を行う場合は、横浜川崎治水事務所と協議を行い

ます。来園者の利便性向上のため、「さくらまつり」等の開催時に移動販売車によ

る飲食物の提供を行います。

平成 31 年度も「さくらまつり」、「あじさいまつり」、「コスモス・紅葉まつり」

等の開催時に移動販売車による飲食物の提供を行います。

オ.公園の魅力を伝える図鑑の発行

公園の魅力を伝える図鑑の発行

三ツ池公園の豊かな自然環境を広める、自然観察会やインタープリターやボラン

ティアガイド養成を目的に『さくらの図鑑』や『池の生き物図鑑』を制作、販売し

ます。

平成 29 年度まで有料の図鑑を発行することで検討を進めてきました。しかし、検討

の遅れから、有料の図鑑を発行した場合、経費の回収が難しい状況となりました。そ

のため、無料の印刷物を発行することにしました。

『さくら図鑑』については、平成 30 年度に既存の「桜リーフレット」を見直し、改

訂版の制作を行いました。

『池の生き物図鑑』については、水辺クラブと連携し、「池の生き物のリーフレット」

を制作しました。

平成 31 年度はこれらを配布します。

Page 24: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

22

カ.三ツ池楽市楽座

食育の観点から地域連携による障がい者施設の手作りパンを販売します。

三ツ池公園のサクラ開花時期にさくらまつりを盛り上げる、さくら関連グッズ販

売を行います。

また、三ツ池公園(文化・環境)フェスティバルや地域ふれあいまつり開催時に

花苗の販売を行います。

販売価格に関しては、市場価格を考慮します。

キ.公園オリジナルグッズの販売

三ツ池公園オリジナルグッズを制作・販売し、公園の普及啓発に取り組みます。

花壇に植栽された花卉や種苗、グリーンカーテンや間伐材を利活用したクラフトキ

ット等を販売し、緑を公園周辺地域へ広げていきます。

販売価格に関しては、市場価格を考慮します。

ク.三ツ池 里山菜園

分区園を活用し、貸農園(農業体験型)の企画検討し、市街地の中で里山(農園)

に触れ合える場所や風景を提供します。

貸出期間は 5 年間、区画は 10 ㎡×30 区画とし、平日の昼間の利用促進や、公園

のリピーター獲得を図ります。

貸出期間が 5 年間と想定していた企画ですが、検討が遅れ、運営体制も整わなかった

ため、事業の実施が難しい状況になりました。

平成 28 年度まで分区園においてイベント「親子農業体験」を開催してきており、こ

の開催を通じて、下記に示す 3つの理由から、「三ツ池 里山菜園」として有料の貸

農園とするより農業体験の場としての菜園にした方が、より多くの方が市街地の中で

里山に触れ合えると考えました。この考えについて、平成 29 年度に行った横浜川崎

治水事務所との協議に基づき、「三ツ池 里山菜園」は実施せず、里山菜園の場とし

て考えていた分区園は、年 2 回行う「親子農業体験」の場として活用します。

■「三ツ池 里山菜園」から農業体験の場としての菜園とする理由

①農業体験は、申し込みが多く、抽選で参加者を決めることからニーズがある

②貸農園とした場合、決まった方しか利用できなくなる。より多くの県民に利用し

ていただけるようにしたい。

③農業体験であれば、分区園の大規模な整備が必要ではなく、現状の区画を利用で

きる。

Page 25: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

23

(2)事業の実施体制

*企画内容を事前に横浜川崎治水事務所と協議し、調整を行います。

ア.有料駐車場事業の実施体制

実施体制 駐車場スタッフ 2 名を配置し、直営で運営する。

繁忙期はスタッフを増員し対応する。

業務内容 料金徴収業務、案内誘導・清掃、売上金計算、要望や苦情の把握業務報告書・利用状況等報告書の作成と報告

業務指導 安全確保(門扉、舗装等の破損確認)利用料金徴収、領収書発行、つり銭補充

その他 繁忙期・コリアマダン開催日には、臨時駐車場を運営

イ.自動販売機の新規設置、自販機の更新・改訂

営業日 毎日営業 24 時間

事業者役割 商品補充、空容器の回収、売上金の集金、つり銭補充、品質管理・賞味期限確認(月 1 回)

業務指導 販売品目の協議、品質管理・賞味期限確認、売上金早期回収、繁忙期、季節に応じた商品補充、いたずら対策

ウ.売店経営

実施体制 スタッフを 1~2名配置し、直営で運営 火曜木曜定休 10:00~16:00(平日は 15:00 終了)

冬期は平日休業

プール売店期間(7月第 2土曜日から 9月 1日までの毎日)にプール売店を運営する

業務内容 菓子類・経飲食販売、園内マップ配布、アンケート

業務指導 販売品目の協議、品質管理・賞味期限確認(週 1回)衛生管理状況の不定期モニタリング、

アンケート内容による改善、協議

エ.移動販売車による飲食物の提供

「さくらまつり」等繁忙期に配置。配置する際には別途横浜川崎治水事務所と協議

オ.公園の魅力を伝えるリーフレットの発行

実施体制 直営 開園日 パークセンター開館時間 売店営業時間

業務内容 リーフレットの配付

業務指導 無料で配付

カ.三ツ池楽市楽座

実施体制 業務委託、直営販売 定期開催

業務内容 食育の観点から地域連携による障がい者施設の手作りパンの販売。

さくら関連グッズ販売

三ツ池公園(文化・環境)フェスティバル、地域ふれあいまつりでの花苗販売

業務指導 販売品目の協議、品質管理・商品確認、占有場所、占有面積の確認、サービス、販売状況の定期モニタリング、

アンケート内容の改善、協議

キ.公園オリジナルグッズの販売

実施体制 直営販売 通年

業務内容 物販(さくらのしおり、タオル・手ぬぐい等オリジナルグッズ)

業務指導 生産物管理表への記録、販売品目の協議、品質管理・商品確認、サービス、

販売状況の定期モニタリング、アンケート内容の改善、協議

ク.三ツ池 里山菜園

実施体制 年 2回行う親子農業体験イベントとして運営

業務内容 ジャガイモ、大根等の農作業体験

業務指導 安全指導、栽培指導

Page 26: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

24

計画書6 利用料金について

(1)利用料金制導入施設がある場合の利用料金の設定

ア.利用料金制度の趣旨・内容を踏まえた施設運営における利用料金の考え方

私たちは、管理運営する施設において、受付業務や維持管理する経費を必要とし、

利用される方は公園の利用とは異なり独占的に使用できます。以上から利用される

方には、受益者負担の原則から使用料を負担していただくことが適切であると考え

ます。

イ.利用料金を徴収する施設及びその料金設定(時間、期間)の考え方

利用料金を徴収する施設は、軟式野球場、テニスコート、プール及び多目的広場

とし、県の条例に基づく上限金額を設定します。

ウ.減免の考え方(料金設定における減免の考え方)

減免については、公共的事業、公益的事業又は福祉に関する事業などについて、

公益、又は福祉の増進の考え方から減免します。

Page 27: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

25

計画書7 利用者への対応

(1)接客対応及びその研修等

ア.接客対応について

私たちは、来園者への「あいさつ」や「笑顔」を基本としたホスピタリティある

接客を行い、公園を「地域の顔」にふさわしいコミュニケーションの場にすること

を目指します。

笑顔であいさつや声かけ、清潔で統一したユニフォーム、分かりやすい案内等で、

気軽に声をかけやすい雰囲気をつくります。

委託業者へも接客姿勢を説明し、スタッフと同様な接遇を提供できるよう指導し

ます。

スタッフ全員が情報を共有し、統一された正確な情報を分かりやすく発信しま

す。

スタッフはマルチスタッフとして、公園の「顔」としての自覚を持ち、自ら気づ

き、来園者の立場になって考え、思いやりを持って行動します。

スタッフ自身が常に笑顔で業務を遂行することで、多くの人と一緒に心の底から

笑顔になれる・元気になれる豊かな環境づくりをめざす、Big Smile!プロジェクト

に、当団体で取り組みます。

イ.研修

接遇教育セミナーを定期的に受講します。

スタッフ全員が接遇検定2級を取得するように順次受験し、さらに準1級取得を

推進します。

平成 31 年度も継続して接遇検定 2級の受験を行います。

Page 28: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

26

(2)苦情処理の対応及びその研修等

ア.苦情処理の対応について

苦情に対して誠実で公正・公平に、スピード感を持って対応することとし、公園

の運営管理に向けた「貴重なご意見」として真摯に受けとめます。

また、本公園及び指定管理業務を行っている各公園の事例をデータベース化して

作成した「苦情・要望マニュアル」を活用するとともに、当該マニュアルの継続的

な見直しや改善を行います。

あいさつからはじめ、共感する姿勢で来園者のご意見に耳を傾けます。

苦情の事実を確認した後、必要に応じ公園理念や公園設置目的を分かりやすく、

法令等に基づきながら説明し、理解を求めます。

暴力的・脅迫的不審者や苦情常習者等、問題の長期化・拡大化の可能性がある場合

は、本部と県横浜川崎治水事務所及び関係機関と連携し早期解決に努めます。また、

私たち団体が持つ「反社会勢力対応基本規程」等に準拠しながら対応します。

イ.研修

本公園の苦情内容を分析し、その原因を学ぶ講習を実施します。

スタッフ全員が一貫した内容の発言と誠実な対応ができるよう、「苦情・要望マ

ニュアル」を周知徹底し活用します。

実際の対応場面をシミュレートした研修を実施します。

平成 31 年度においても、本部主催の研修にスタッフ全員参加します。

(3)利用者への公園の利用指導及びその研修等

ア.来園者への公園の利用指導について

巡視中やイベントの開催時など、常にマナー違反や事故等の未然防止に取り組

み、不法行為やマナー違反に対して、横浜川崎治水事務所や警察、地域等の関連機

関と連携しながら、公正・公平かつ毅然とした態度で利用指導に取り組みます。

本公園では、犬のマナー違反、ネコや水鳥へのエサやり、自転車やバイクの乗り

入れ、花火、植物採取等の行為が見られます。こうした行為に対し、巡視中の声掛

け、必要であれば違反に対する説明(公園の理念や「神奈川県動物愛護及び管理に

関する条例」等)、園内放送、看板や掲示板、ホームページでの案内や注意、啓発

イベントの開催など、多様な方法で、マナー違反や事故等の未然防止に取り組みま

す。

スタッフは常にユニフォームと名札を着用し、「笑顔で声かけ」をします。

マナーを向上しながら公園を楽しく活用する啓発事業を積極的に展開します。

利用指導の内容については、要望や指導事項として記録します。

Page 29: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

27

イ.研修

来園者満足度向上及びコミュニケーション能力向上のため、来園者等への接遇研

修、利用指導の際の応対についてのロールプレイング研修を行います。

サービス向上のため、他の公園の事例視察を行います。

平成 31 年度においても、本部主催の研修にスタッフ全員参加します。

(4)サービス向上のために行う利用者のニーズ・苦情の把握及びその内容の事業等

への反映の仕組み

私たちは、当公園及び指定管理業務を行っている多くの公園での利用者のニー

ズ・苦情を収集し、その内容や対応方法をデータベース化しています。

このデータベースを基に作成した「苦情・要望マニュアル」をPDCAサイクル

で活用し、多様なニーズ・苦情に対応しながら利用者サービスの継続的な向上を図

ります。

事故、個人情報及びコンプライアンスに係わる苦情等緊急性の高いニーズは横浜

川崎治水事務所や関連機関及び本部と協議し、対応します

「利用者の声」は「要望等シート」に記入し、回答は1週間以内を原則とし、ホ

ームページや掲示板(個人情報を除く)で回答します。

本部に各公園事務所が参加するサービス向上委員会を設置し月1回開催します。

PMK公園の管理運営診断利用者満足度調査を年2回行います。

平成 31 年度においても、本部に設置した「サービス向上委員会」の視察委員による

視察と評価を実施します。

Page 30: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

28

計画書 8 通常の指定管理業務を行う中での事故防止等の取組内容

(1)通常の指定管理業務を行う中での事故防止等の取組内容

ア.防犯対策等安全確保の実施体制

当団体の安全衛生協議会のもとに、各公園に安全担当を設置します。安全担当は、

公園内の安全に関するチェックや研修等を企画します。また、地域の警察等の関連

機関と連携し、公園ボランティアや一般来園者のパトロール協力を得ながら園内の

事故等を未然に防ぎます。

防犯対策等安全確保の実施体制

来園者に常に「笑顔で声かけ運動」を行い、日常的に顔の見える関係を構築する

ことで、互いの安全に関する情報を交換します。

来園者が「公園を楽しく利活用しながら、地域防犯にも寄与する仕組み」をつく

ります。

平成 27 年度に、地域の安全意識を高めるために自治会や警察等の協力を得て開

催する防犯イベントと、「地域防犯連絡所」の登録や不審者情報等の迅速な連絡等

について、警察や自治会等と密に連携することを企画検討し、平成 28 年度から実

施しています。

鶴見消防署と連携し自衛消防隊を継続実施します。

平成 31 年度も地域防犯連絡所の登録及び看板設置を継続します。

Page 31: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

29

イ.施設の安全対策

日常巡視(毎日午前・午後)と夜間警備(年間 365 日、17 時 30 分から翌 8 時ま

での間に 3 回以上)を実施しています。また、さくらまつり等のイベントや年末年

始等適宜、警備員等を増員して実施します。

巡視結果や関係機関からの安全に関する情報は常に記録し、安全対策マニュアル

(H25.4 改定)に反映します。

自治体の防犯情報メールサービスに登録し、必要な情報を園内に掲示する等によ

り、来園者の注意を喚起します。

トイレ等必要箇所に人感センサー照明を設置します。

公園管理事務所にAEDを 3基設置し、年 1回の普通救命研修を実施します。

適正な植物維持管理により死角をなくし、見通しを確保します。

来園者が緊急時の通報先がわかるように、公園の地図、現在地番号やパークセン

ターの電話番号等を記したセキュリティポストを設置します。

防火用バケツや砂が入った防火グッズを各所に配置します。

園内の防火対策として、鶴見消防署駒岡出張所と協議し熱感知カメラを導入。

池の周囲 2 箇所に浮き輪を設置します。

落水した場合に救助を呼ぶために、緊急ブザーを 2か所に設置します。

転落注意看板の設置により注意を喚起し、柵の点検を随時行います。

水深を記した看板を池の中に設置し注意を促します。

遊具は台帳を作成し、遊具マニュアル(平成 25 年 4 月改訂)に基づいて、毎日、

目視点検します。年 2回専門業者による点検を行い、安全性を確認した場合は点検

済シールを貼付します。

異常発見時には必要に応じて速やかに横浜川崎治水事務所や関係機関に連絡す

るとともに、応急処置等が必要な場合は迅速に対応します。

遊具広場にはセキュリティポストを設置します。

プールは有資格者(日本赤十字社水上安全法・救急法及び同等の日本体育施設協

会に関連した資格等)や経験者を配置します。

安全講習教育(緊急資機材を使用した実践訓練等)を徹底し、事故発見・救助・

処置といった一連の流れに確実に対応します。

ISO 9001 に準拠した安全管理体制を確立し、安全なプールを提供します。

プール開設に先立ち、プールの安全管理責任者講習修了者を配置し、水上安全法

講習会を実施するとともに、人工呼吸講座、応急手当教室、水慣れワンポイントレ

ッスン、及び緊急対応公開デモンストレーションを実施します。救急・救助の講習

会を利用促進事業として実施し、利用者の安全意識や技術を高めながら、事故防止

に取り組みます。現場では、監視室・事務室に業務用トランシーバーを配置し、連

絡を密に取り合います。始業前はチェックリストを用いた安全確認を、又終業後は

緊急対応シミュレーション訓練を日々行い、万一に備えます。

救急・救助資機材の充実配備を行います。

Page 32: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

30

人感センサー照明は売店に設置しました。設置した人感センサー照明の管理を行いま

す。

緊急ブザーの設置の代用として、園内掲示物に管理事務所の電話番号を記載し、管理

事務所に電話連絡をしやすい環境を整えました。この取り組みを継続して行います。

ウ.維持管理業務における日常の作業の安全対策

安全対策マニュアルや作業手順書に基づいて、維持管理作業を実施します。

スタッフに対し定期的に安全衛生教育(導入教育、危険予知教育、刈払機取扱作

業者、職長・安全衛生責任者教育、振動工具取扱等)を実施します。

朝礼において、当日の作業計画・内容を共有し、安全唱和を行います。

作業時には、公園スタッフ、委託業者やボランティア等関係者が集まって打ち合

わせを行います。

月 1 回の安全衛生協議会において、ヒヤリ・ハット情報等を報告し、常に安全対

策マニュアルに反映します。ヘルメットや安全帯など、安全装備の使用を徹底しま

す。

熱中症対策として朝礼時の健康状態チェック、休憩、水分や塩分を摂取します。

維持管理作業は来園者の安全性を最優先し、繁忙期を避ける等適切な時期や方法

を選び実施します。維持管理作業の日時、目的、場所及び内容等について、事前に

来園者に周知します。

作業中であることを明示、来園者の安全確保のための領域の確保をします。

園内を管理車輌が走行する際は、パトランプを点けて徐行します(8km/h以下)。

エ.安全管理の指針の整備

私たちは、公園緑地の施工・管理や指定管理業務の実績を通して、下記の安全管

理に関わる指針を定め、日頃の作業に活用しています。日々の点検で認識したリス

ク・不具合・事故及びその原因、対処結果等をデータベース化し、それらを分析す

ることで各種の指針を継続的に見直し、改善します。

Page 33: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

31

安全管理の指針一覧 指針名 内 容 区 分

安全対策マニュアル

日常的なリスクマネジメントのためのマニュアル。事故やトラブル、その原因や対処方法を分析し、リスクの保有、低減、回避、移転等の対応方針など。 ・不審者対応マニュアル

H21 年整備済 運用中

負傷者事故初動等マニュアル

負傷者発生した事故が起こった際の対応方法等を記載

H21 年整備済 運用中

巡視点検マニュアル 巡視行う際の注意事項を記載。施設の点検チェックシートを添付

H21 年整備済 運用中

点検要所マップ (ハザードマップ)

当公園の重点点検個所を記し、日常的な巡回時に活用

H21 年整備済 運用中

プール管理マニュアル プール管理に関わる場内規制、業務受付等について記載

H23 年改訂

オ.安全対策の研修

安全衛生協議会にて、年間の研修計画を策定し、全スタッフに対して研修を実施

します。

OJTを行い、安全に関する規定やヒヤリ・ハットの結果分析等を用い、継続的

な研修を行います。

各公園事務所で、朝礼や維持管理作業前の打ち合わせ時に、安全に関する注意を

喚起します。

採用時に安全体制や各種規定について研修を実施します。

集合研修として、KY(危険予知)研修をします。

Page 34: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

32

計画書 9事故、異常気象等(水防を含む)の緊急事態が発生した場合の対応方針

(1)事故、異常気象等(水防を含む)の緊急事態が発生した場合の対応方針

ア.事故や災害発生時等の緊急時の体制及び初期対応

緊急事態が発生した場合は、ただちに以下の体制をとり、来園者の安全の確保を

第一に、迅速な初期対応を図ります。

日頃から「安全対策マニュアル」をスタッフ全員に周知・活用させ、関係機関や

本部との連絡体制を万全に整えます。

施設賠償責任保険、イベント傷害保険等必要な各種保険へ加入し、万が一の際の

補償を整えます。

緊急時の体制

被害者の救助・保護を最優先に対応したうえで、正確な情報把握、適切な避難誘

導を行い、被害拡大の防止及び二次被害の防止を迅速に図ります。

正確な情報を速やかに関係機関に伝えるために、衛星電話、携帯電話及びデジタ

ルカメラ等の配備を検討します。

事故発生時には、第一報を横浜川崎治水事務所に入れます。

賠償等の保障が必要な場合は、相手の立場になり誠実に対応します。

事態に対する調査や経過・予防措置について速やかに同治水事務所へ報告しま

す。

平成 27 年度に衛星電話を配備し、平成 28 年度には県による衛生電話合同訓練に参加

しました。平成 31 年度も衛星電話の配備を継続し、緊急時に使用できるよう管理を

行います。

Page 35: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

33

イ.避難誘導、公園の利用制限等を考慮した連絡方法及び対応

本公園の所長は、事故や災害等により来園者の安全に支障を来たすおそれが生じ

た場合、横浜川崎治水事務所と協議の上、閉園や一部施設の利用制限の決定を行い

ます。

避難誘導担当のスタッフが園内を巡回し、ハンドマイク等でただちに広報しま

す。

同日及び直近の日時に予定していた催事・自主事業等に利用制限が生じた場合に

は、来園者や参加者に電話で連絡します。

ホームページ、掲示板、管理事務所の張り紙や看板等で広報します。

大雨・大雪・暴風警報発表時の連絡体制について

1 平日の 8:30~17:15 に警報が発表された場合

・園内放送や掲示等による注意喚起及び、応急対策等を講じるとともに、危険時

を避けパトロールした後、園内の被害状況を事務所へ報告する。 ・警報が時間外にも継続して発表されている場合には、時間外にも公園利用者が

存在する可能性を考慮し、必要に応じて注意喚起等の措置を実施する。

2 時間外及び休日に発表された場合

・翌開庁日の 8:30 までに公園の被害及び応急対策の状況を事務所へ報告する。

報告時には、主園路や施設及び、事故の発生が予期される場所をパトロールし

ていることが望ましいが、広大な面積の公園等、8:30 までにパトロールするこ

とが現実的に不可能な場合には、把握している被害状況を事務所へ報告のうえ、

公園全体のパトロール終了後、被害状況を事務所へ再度報告する。

3 その他

・原則として、人的・物的被害を発見した場合には、速やかに指定管理者は事務

所へ報告する。 ・指定管理者から報告を受けた事務所は、都市公園課へ伝達する。 ・公園によって、対応が必要と思われる他の気象警報がある場合には、適宣追加

する。 ・台風等の異常気象時には、必要に応じて、都市公園課から体制について連絡す

る場合がある。

Page 36: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

34

ウ.暴風大雪警報発令時の対策

災害 配備基準 対応(状況に応じて)

風水害

注意報

(大雨・強風・大雪・雷)

・神奈川県防災・災害情報、横浜市防災情報

サイト等による情報収集

・災害予防処置、園内確認

警 報

(大雨・暴風・大雪・雷)

・管理事務所待機、早出出勤

・園内確認、横浜川崎治水事務所及び当団体

本部に報告

・時間外・休日は翌朝 8:30 までに報告

・避難所へ誘導

特別警報

(大雨・暴風・大雪・雷)

・警報時と同対応

・直ちに最善を尽くして身を守るよう呼びか

・非常に危険な状況であることの周知

災害発生時 ・指示による参集、応急復旧等

・園内確認、横浜川崎治水事務所及び当団体

本部連絡

その他

注意報(光化学スモッグ) ・情報掲示で注意喚起

警 報(光化学スモッグ) ・情報掲示で警告

・屋内への避難呼びかけ、パトロールの実施

・PM2.5 等大気汚染物質

・高温注意情報 など

・情報掲示で注意喚起

(2)急病人等が生じた場合の対応

ア.急病人等が生じた場合の初期対応

Page 37: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

35

イ.救急救命士等の配置

公園管理事務所にAED3 基を設置し、公園スタッフは全員、普通救命講習を受

講し、定期的に AED 訓練を実施しています。

応急手当(外傷)や救命手当、傷病者の安静方法等を安全対策マニュアルに含め

て記載し、公園管理事務所に応急手当に必要な薬品・用具を準備します。

(AED:公園管理事務所に 2基、プール事務所に 1基設置)

平成 27 年度から横浜市鶴見消防署員による救命救急訓練を実施しています。平成 31

年度についても救命救急訓練を継続して実施します。

ウ.救命に関する職員研修等

救急に関する職員研修一覧

研修名 内 容 対象者、頻度

普通救命

講習I

救急車が到着するまでの間に一人で行なう

成人への心肺蘇生法(含むAED)と、喉に

ものが詰まったときの窒息の解除法、大出血

への対応法等の講習

横浜市防局または公益社団法人横浜市防火

防災協で受講

・新人スタッフ等未受講

のスタッフの受講

・3年に一度更新である

ため、更新時期のスタ

ッフは再受講

普通救命

講習Ⅲ

小児、乳幼児、新生児に対する心肺蘇生と AED

の使用方法を主体とした講習

・消防署から普通救命講

習Ⅰを受講すれば、別

途Ⅲを受講しなくて

も対応できるとの話

があり、Ⅲの受講は行

っていません。

緊急時

対応訓練

事故や不審者への対応訓練

伝達訓練

・公園スタッフ全員

・月1回

平成 31 年度においても、新人スタッフ等講習Ⅰ未受講のスタッフは、普通救命講習

Ⅰを受講します。また、3年に一度更新となるため、更新時期となったスタッフにお

いても再度普通救命講習Ⅰを受講します。

Page 38: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

36

計画書 10 当該公園の「災害時対応の考え方」に示す初動体制等

大規模災害発生時の公園の特性、立地状況等に応じた災害対応の考え方

(1)三ツ池公園の「震災時対応の考え方」に示す初動体制等への対応

平成 23 年 3 月 11 日の東日本大震災を本公園で体験した事を踏まえ、園内施設の

危険個所の確認、避難の呼びかけ、現場では来園者へ刻一刻変化する情報の提供等

について、現場での臨機応変な対応が必要であることを認識し、初動体制を確立し

ます。

ア.初動時の配備体制

①「横浜市鶴見区で震度5弱以上又は東海地震注意・予知情報」又は「県内どこかで

震度5強以上又は大規模な災害が発生」した場合

■勤務時間内

来園者の安全を確保するとともに、独自に作成した「安全対策マニュアル」に沿

ってただちに初動時対応を開始し、園内放送による注意喚起等を実施し、園内パト

ロ-ル後に開始時刻と結果を時間に関係なく報告します。

グループ構成員の㈱グリーンケアは、本公園まで 2.5 ㎞の近隣に位置しているた

め緊急時には、㈱グリーンケアの社員や車両・機械等の支援体制を確保します。

■勤務時間外

公園外からの避難者がいる場合を想定し、地震発生から3時間以内を原則に以下

の体制を確保します。

勤務時間外参集をする場合、グループ構成員の㈱グリーンケアとあらかじめ連絡

体制を整え、緊急時の不測の事態に備えます。

■勤務時間外の参集について

30 分以内に参集できたスタッフ(17 人)がただちに初動対応を行い、残りのスタ

ッフが参集次第、下図の「管理事務所初動体制」へ移行します。私たちは、以下の

ように、公園へ3時間以内に参集できる体制を確保しています。

管理事務所初動体制

(副所長:1 名)

Page 39: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

37

震度 5弱以上が発生した場合

・園内放送による注意喚起等の実施及び、地震がおさまった後、園内パトロールに

よる被害状況の確認及び応急対策を実施し、園内パトロール開始時刻とパトロー

ル結果を横浜川崎治水事務所へ報告する。(被害がない場合も報告する)

・指定管理者の本部は、各公園のパトロール開始時刻とパトロール結果を都市公園

課へ報告する。

・震度 5 弱から、県は第 1 次応急体制等の緊急配備がされるため、時間に関係なく

速やかに被害状況を報告する。

連絡体制

1 報告日が平日の場合及び県内で震度 5弱以上が発生している場合

連絡方法:職場の電話及び FAX、メール等

連絡体制:公園(指定管理者)→ 横浜川崎治水事務所→ 都市公園課

指定管理者本部 → 都市公園課

2 1 以外の場合

連絡方法:個人の携帯電話等

連絡体制:指定管理者 → 横浜川崎治水事務所 → 都市公園課

指定管理者本部 → 都市公園課

*震度5弱以上の場合については、地震時行動マニュアル(案)に従う。

その他

震度は公園所在地での震度とする。

②「横浜市鶴見区で震度4の地震が発生した場合」

■勤務時間内

30 分以内にパトロールを開始し、終了次第、異常があれば、横浜川崎治水事務所

へ報告します。

■勤務時間外

情報収集を行い、異常があれば横浜川崎治水事務所へ報告します。

Page 40: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

38

連絡体制

■平日・休日の 8:30~17:15 に発生した場合

・園内放送による注意喚起等の実施及び、地震がおさまった後、園内パトロールに

よる被害状況の確認及び応急対策を実施し、園内パトロール開始時刻とパトロー

ル結果を横浜川崎治水事務所へ報告する。(被害がない場合も報告する)

・指定管理者の本部は、各公園のパトロール開始時刻とパトロール結果を都市公園

課へ報告する。

■平日・休日の時間外に発生した場合

・パトロールを実施し 8:30 までに公園の被害状況を横浜川崎治水事務所へ報告す

る。報告時には、主園路や施設及び、事故の発生が予期される場所をパトロール

していることが望ましいが、広大な面積の公園等、8:30 までにパトロールする

ことが現実的に不可能な場合には、把握している被害状況を報告のうえ、公園全

体のパトロール終了後、被害状況を横浜川崎治水事務所へ再度報告する(被害が

ない場合も報告する)。

・指定管理者の本部は、所管の公園の被害状況を取りまとめた後、都市公園課へ報

告する。

Page 41: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

39

イ. 震災時対応の各係の時系列の対応

〔初動時①〕管理事務所初動体制確立

地震発生から3時間後まで

統括責任者 次席責任者 連絡係 支援係 パトロール係

所長 副所長 運営主任 副所長、スタッフ 維持管理主任

スタッフ

●県等からの指示

・県横浜川崎治水事務所、横浜市 対策本部との連絡・調整

・初動体制を確立し、各係へ役割を指示

●関係機関への連絡

・緊急時連絡先(警察、病院、消防、警備会社)と適宜情報交換

●BCPに基づく業務継続

・本部と現状の共有を図り、本部の策定したBCP(事業継続計画)に基づき業務継続体制を構築

●県へ初動体制報告

・地震発生から30 分以内に(夜間は到着後速やかに)横浜川崎治水事務所に初動体制等を報告

・衛星電話での内外への通信機能の確認

・地域防災拠点(寺尾中学校、末吉中学校)との連絡・調整

・給水拠点および救護拠点(末吉中学校)との連絡・調整

●情報収集、園内に情報伝達

・TV、ラジオ、インターネット等で情報収集

・園内売店と連絡を取り、被災状況、避難誘導等の情報を共有し、対応を調整

●パークセンターの安全確認と機能回復

・建物本体と設備の安全、稼働状況を施設台帳を基に作成しチェックリストにより確認

・電力、通信機能、水等を確保

・停電時は県より貸与された発電機の稼動、備蓄した燃料や電池の在庫確認

・備蓄している飲料水等の確認、配給準備

●負傷者への応急措置

・応急措置を実施

・更なる手当が必要な場合、市の救護拠点等への行き方を教え、周囲の方々に随行・搬送を呼びかけ協力を要請

・必要に応じて救急救命研修の範囲内での対応を実施

●園内巡視開始

・平常時に活用しているハザードマップの中の重点点検個所を中心に巡視、的確に伝達

・来園者への注意喚起、避難誘導

・トイレの利用が可能かを確認

・情報収集はパトロールにより行うことが望ましいが、スタッフの安全を考慮して実施

〔初動時②〕園内パトロール、避難誘導

地震発生から3時間後まで

統括責任者 次席責任者 連絡係 支援係 パトロール係

●スタッフ情報の把握

・園内の情報を把握し遂次県に報告できる体制を確保

●園内状況の収集

・園内パトロール等緊急対応についての実施判断

・ハザードマップにて把握した情報を図面上に取りまとめ、立ち入り禁止区域を把握

●関係者安否確認

・スタッフの家族等への安否を確認

●来園者避難誘導

・災害の内容を園内放送等でお知らせし安全確保の呼びかけを実施

●被災状況把握

・初動体制確立後1時間以内を目処に、被災状況と利用状況を把握し、連絡係に報告

●立入防止措置

・主要園路や階段等をはじめ、危険箇所に即時の対応実施

・グループ構成員の㈱グリーンケアへ人員要請し、人命に関わる危険区域、被害拡大の恐れがある区域等に、バリケード設置等で立入防止措置を実施

●来園者避難誘導

・自宅や避難所への移動が危険な場合等は、安全の確認された広場等で様子を見るように誘導

・パークセンターの安全確認を行い、高齢者、障がい者、乳幼児等の要援護者を優先して、室内への誘導

・周囲の道路状況等を伝達

Page 42: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

40

〔緊急時〕応急対策業務

地震発生から3日間

統括責任者 次席責任者 連絡係 支援係 パトロール係

●利用の制限

・ローラー滑り台や大型遊具の利用制限を行う

●救助・救援活動への支援

・現場の状況により、利用者(滞留者)や車両の立入禁止区域を設定する。

●BCPに基づく業務継続

・必要に応じて本部からの人的サポート等の支援を受ける。

●被災状況、体制等の状況報告

・初動時報告後は、原則として午前と午後に各1回の報告を行う。

・日没までに職員の泊込み体制の有無等を報告する。

・スタッフの家族への安否確認と泊込体制の了解の確認を行う。

●来園者(滞留者)対応の継続

・負傷者への救急措置を継続する。

・放送、掲示等により、交通機関の状況や避難所・救護拠点等への移動経路等の情報提供を行う。

・状況に応じて、室内に要援護者や女性の専用スペース(安心して着替えや授乳できる空間)を設置する。

・横浜市と連携を取り、飲料水等の配布を行う。

●応急対策・来園者(滞留者)対応の継続

・危険度、被害拡大の緊急度の高いものから順次、対策を充実強化させていく。

・来園者(滞留者)の状況に応じて、必要な公園施設(休息用施設、トイレ、夜間照明等)を使用できるようにする。

・断水している場合のトイレの水の確保については、池の水を活用する。

・近隣住民との情報交換し、地域の交通機関の状況、避難所への徒歩経路等の情報を提供する。

〔復旧・復興時〕

地震発生から4日後以降

統括責任者 次席責任者 連絡係 支援係 パトロール係

職員の体調や公園施設の利活用状況等に応じて、県横浜川崎治水事務所と調整の上、適

時通常体制に移行する。

●復旧・復興活動への支援

・県の指示に従い、野球場や庭球場の利用制限を行い、必要に応じて車両等のスペースとして確保

・復旧・復興活動の拠点としての利活用の要請があった場合、横浜川崎治水事務所からの指示等に応じて、広場や園路、その他の施設を提供

●連絡調整

・横浜川崎治水事務所、横浜市との連絡調整

・必要な情報を園内に放送、掲示

●体制の維持

・当団体が使用する、燃料・食糧の調達、本部の人的支援により一時帰宅を可能とする。

・備蓄品の状況確認

●避難者対応

・帰宅困難が解消した後に公園に滞留する避難者への対応

・横浜市との連携により最寄りの避難所への移動を案内

・避難所に移動できない避難者への対応を地元のボランティアに協力要請

●安全確保

・余震対応、園内の安全確認、必要な立入禁止等の対策の実施

●公園復旧

・㈱グリーンケア(グループ構成員)やスタッフで行える簡易な復旧や緊急施工すべき支障物の除去等は速やかに実施

Page 43: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

41

ウ.情報の連絡体制

下記連絡体制図に基づき関係各所に正確な情報伝達を行います。また報告、連絡

や相談についても密に行い、指定管理者としての役割を果たします。

横浜緑地㈱及び構成企業の㈱グリーンケ

アは、神奈川県と地震・風水害・その他

の災害応急工事に関する業務協定」を締

結しており、「緊急通行車両事前届出」に

よる迅速な災害対応が可能です。

(2)大規模災害発生時の公園の特性,立地状況等に応じた災害対応の考え方

大規模災害発生時の三ツ池園の特性や立地条件を踏まえた災害対策について、初

動対応を行う上で注意するべき項目として、野球場、遊具及び池等の施設の特性、

崖地や公園隣接地等の立地状況等を考慮した対応を行います。

当団体が、通常使用しているハザードマップを活用し、災害時の特性を考慮し、

スタッフが的確に点検、注意喚起、避難誘導を行い、必要に応じて立ち入り禁止処

置を行います。

特 性 対応項目

利用特性

・園内放送による注意喚起、情報伝達 ・パトロールによる来園者への注意喚起、地域防災拠点への避

難誘導

施設特性

・木道・デッキなど施設の安全確認 ・石積み擁壁や階段の崩落箇所確認 ・ロング滑り台等遊具の使用禁止 ・テニスコートや野球場利用者へ利用中止の案内を行う。

立地特性 ・崖地の水の染みだし、亀裂、落石、倒木、土砂崩れ ・近接民家への倒木

㈱グリーンケア

団体 本部

来園者、避難者、園内施設

無線 専用携帯

専用携帯、無線

地域防災拠点 自主防災計画

三ツ池

公園

横浜市

対策本部

横浜川崎

治水事務所

三ツ池公園が関わる情報の

連絡体制

Page 44: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

42

ア.地域との連携

東日本大震災を教訓に、防災について親子で考える「そなえパークの日」を毎年 3

月 11 日前後に開催しています。

年齢を問わず防災意識を高める内容やゲーム感覚で学べる防災クイズ等を実施

しています。

警察や消防等と常日頃からコミュニケーションを図り、災害時の連携の在り方や

連絡体制を確認しています。

地域防災拠点(寺尾中学校、末吉中学校)給水拠点及び救護拠点(末吉中学校)

と、定期的に災害時の連携の在り方や連絡体制を確認します。

イ.防災訓練

「スマイリングフェア」(防災イベント)を年 1回開催します。様々な防災に関

わるイベントや地元消防署や地域住民との防災訓練を行います。

当公園スタッフで行う防災訓練、防火訓練、情報伝達訓練及び救急救命訓練は、

毎年それぞれ 1回行います。

鶴見消防署駒岡出張所のアドバイスを受けながら地域組織である■■■■■と

情報の共有、連携の強化を図ります。

ウ.職員への教育

「安全対策マニュアル」をスタッフ全員に周知・活用します。

年1回の防災訓練では、各スタッフの役割確認、防災資材の置き場や持っていく

場所の確認、避難者誘導ルートの確認等を公園スタッフ全員で行います。

本部全体で年1回の情報伝達訓練を行います。

エ.災害対応物品の備蓄

県から支給される水、毛布、電池の数量、保管場所及び賞味・使用期限を確認し、

いつでも使用できる状態にします。

スタッフ用の3日分の水と食料、毛布等を事務所に備蓄しています。

ラジオ、テレビ等防災資材の充実を図ります。

簡易トイレ(テント付)を 5基用意します。

間伐材を薪として備蓄します。

米を備蓄し、防災イベントなどで定期的に備蓄米の炊き出しを行います。

平成 27 年度に簡易トイレ(テント付)1 基および間伐材の薪を備蓄しました。平成

31 年度も備蓄を継続します。また、簡易トイレ(テント付)については 5基備蓄とな

るよう購入を進めます。

Page 45: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

43

県支給災害用備蓄品と三ツ池公園パートナーズが購入した備蓄品は下表の通りです。

災害用備蓄品

(県支給災害用備蓄品)

飲料水(500ml ペットボトル) 1,200 本 パークセンター横倉庫

毛布(150×200) 150 枚 多目的広場倉庫

組立式トイレ 1 セット パークセンター横倉庫

災害救済工具セット 1 セット パークセンター横倉庫

(指定管理者購入備蓄品)

簡易トイレ 1 セット パークセンター横倉庫

スタッフ用食料(3 日分) 20 セット 管理事務所 2 階和室

手回し式充電ラジオ 1 基 管理事務所

衛星電話 1 台 管理事務所

オ.災害発生時の協力等

広域避難場所に指定されていることから、避難者の誘導や 6,419 名(滞留者想定

人数)の生活及び給水活動の支援のために区役所、横浜市水道局、地域防災拠点及

び避難所との協力体制をとります。

日ごろから地域(自治防災組織、地域防災拠点等)とのコミュニケーションやスマ

イリングフェア(地域防災イベント)を通じて、自主防災組織・防災拠点及び地域

住民との連携を図り、避難者の誘導や滞留者に対する飲料水や毛布等の物資の手配

等行政機関と連携します。

災害発生時の連絡先は、次頁に示す通りです。

Page 46: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

44

グループ本部

総括責任者

県 横浜川崎治水事務所

TEL

FAX

県 県土整備局 都市公園課

TEL

三ツ池公園

所 長

副 所 長

副 所 長

主任

鶴見警察署

別所交番 上記で呼出

鶴見消防署

駒岡出張所

鶴見土木事務所

鶴見保健所

東部済生会病院(救急)

TEL

横浜労災病院(救急)

TEL

鶴見区休日急患診療所

TEL

水道局北部給水維持課

TEL

東京電力鶴見営業センター

TEL

東京ガスお客様センター

TEL

N T T

TEL 協力会社 各位

Page 47: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

45

計画書11地域と連携した魅力ある施設づくり

(1)地域人材の活用、地域・関係機関との協力体制の構築

地域を熟知した方々との連携により地域力を高める管理運営を行うため、近隣自

治会、商店街、地元自治体、警察署、消防署及び教育機関等と下記のように連携し、

協力体制を構築しています。

今後は、鶴見区をはじめ川崎区、港北区、幸区及び神奈川区等の関係機関との連

携を進め、地域に密着した協力体制を構築します。

国際交流イベントの継続・発展を実施するとともに、■■■■■と協働して「コ

リアマダン」のイベントを開催し、地域の国際交流の場を創出しています。

国際交流イベントとして、アフリカの太鼓コンサート等を実施し、イベントや活

動を通して国際交流の拠点としての機能を発展させていきます。

(2)ボランティア団体等との連携、協働及び育成

ボランティアとともに公園の魅力を作っていくことを重要なことと捉えていま

す。今後も「三ツ池公園を活用する会」をはじめとするボランティアや NPO 団体

等との連携、協働を管理運営の重点事項として取り組むとともに、関係機関との協

力関係を築いていきます。

三ツ池公園の連絡会議「楽しいおつきあい会議」を継続・発展

スマイリング プロジェクトの展開

公園から花とみどりを発信する「三ツ池公園花いっぱい活動」

チューリップ里帰りプロジェクトとして、地域の幼稚園、保育園に資材(プラン

ター、土、球根)を提供し、植え付け出前講習を行います。

育ててもらい、開花前に園の名前を掲示して公園にチューリップを展示します。

子ども達がチューリップを見に来るなど、皆でチューリップの開花を楽しみま

す。

皇帝ダリア拡大プロジェクトとして皇帝ダリアの開花後、挿木用茎を周辺自治

会、小学校、幼稚園や保育園当に配布し、植え付け講習を行います。

1年後、「皇帝ダリア 背比べコンテスト・開花コンテスト」を行います。その

開花株をさらに挿木用茎として周辺へ配布します。

皇帝ダリアが街中に増えていき、地域の名物・話題となり、コミュニティ形成に

寄与します。

チューリップ里帰りプロジェクトについては、夏季に園内に彩りを与えるヒマワリに

変更して実施します。

皇帝ダリア拡大プロジェクトについては、池が特徴の公園であることから、ミニビオ

トープ等による緑化の推進に変更して実施します。

Page 48: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

46

(3)他の公園、周辺施設との交流・連携

四季の森公園、観音崎公園や東高根森林公園等と連携し、月 1回情報共有会議を

開催し、意見交換を実施しています。

■■■■■と地域課題を共有する等情報交換を行っています。また、地区センタ

ーの掲示板に公園の情報を掲示しています。

(4)地域企業等への業務委託による迅速、かつ、きめ細かいサービスの提供に向け

た取組内容

指定管理業務において、地元企業に業務を委託することによって、来園者のサー

ビスが迅速かつきめ細かい提供ができるものがある場合には、積極的に地元企業へ

の業務委託に取り組みます。

(5)企業のCSR活動(社会的責任、社会貢献)や学校等との連携

私たちは、地域企業のCSR活動や学校等の連携し、公園の自然環境、緑の大切

さや公園の普及啓発に取り組んできました。今後は、清掃活動、花壇づくりやイベ

ント共催など積極的に連携します。

外来生物防除活動の一環である、下の池の掻い掘り(H25 年 9 月、10 月に 2回実

施)に、■■■■■等の多様な団体が参加するほか、■■■■■が CSR 活動として

参加しました。このほか、■■■■■も参加しています。

代表企業の横浜緑地㈱では、CSR 活動として NPO 法人や社会福祉法人の方々に花

苗の生産を行っていただき、花苗 1つごとに 10 粒の種や 10 粒分の球根をつかった

社会貢献をしていただき、公園や地域に笑顔を拡げる活動 「1 フラワーfor10 ス

マイル」プロジェクトに取り組んでおり、本公園では毎年1万粒蒔いていただいて

います。

環境学習や子どもたちの自由研究のフィールドとして活用してもらうため、各学

校等へ情報を提供します。

地域全体で駐車スペースを確保し、来園者の満足度向上及び近隣住民への迷惑解

消のため、公園から繁忙日を連絡し、それに基づき商業施設が駐車場誘導員の人数

を調整するという連携を継続して行います。

聴覚障害者協会や障害者関連施設や高齢者福祉施設と連携して実施します。

平成 31 年度も福祉施設による手作りパンの販売等地域連携の取り組みを行います。

Page 49: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

47

計画書 12 適切な積算、節減努力等

(1)積算(内訳)において特に留意した事項

魅力ある情報を拡大発信するための広告の強化を検討します。

平成 29 年度に、施設の長寿命化計画に配慮した修繕を強化することを検討し、

平成 30 年度から実施します。

事務を本部集約し管理体制を改善します。

ゼロミッションや、ゴミの持ち帰りなど、来園者啓発によるゴミ処分量を削減し

ます。

(2)経費節減について工夫した点、努力した点等

スケールメリットを活かした集中購買による経費縮減を図ります。

スタッフ研修は本部が集約して開催します。

水量調整による水道代の節約を図ります。

管理事務所の冷暖房温度の徹底し、経費の節減を図ります。

ボランティア・地域と協働による花壇植付けによる経費の節減を図ります。

現地体制・人員配置の見直しによる人件費削減を図ります。

マルチスタッフによる業務範囲の拡充(繁忙期等の臨時駐車場をマルチスタッフ

対応)による削減を図ります。

Page 50: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

48

計画書 13 人的な能力、執行体制

(1)指定期間を通じて効果的・効率的に指定管理業務を行うための人員配置等の状

本部と公園管理事務所が連携し、県都市公園課や横浜川崎治水事務所との連絡・

協議、地域関連団体との連携・協働の体制を敷き、効果的・効率的な公園管理運営

に取り組みます。本公園の指定管理者として、公園特性に応じた効果的・効率的な

管理運営が実施できる人員配置・組織体制を整えます。

ア.現地責任者の役割及び経歴、主要職員の役割分担及び有資格の配置

公園所長は責任者として、実務経験 4年以上のパークマネジメントに精通し、公

園の特性や管理の基本的方向を提案できる知識を有した人材を配置します。役割と

して、団体本部の管理方針を受け、公園管理運営目標を策定し、現地業務に関わる

責任と権限を持ち、所管事務所との協議等を行います。

副所長は所長の代行者として公園管理経験のある人材を配置し、円滑な運営を行

います。公園全般の安全管理を担当します。

イ.県、県出先事務所、指定管理者本部・現地との連絡体制

公園管理運営業務における報告・連絡・相談は本部と現地(公園)が一体となり

県都市公園課及び横浜川崎治水事務所と協議して実施します。今後も充実した連絡

体制で取り組みます。

■連絡体制

運営管理主任

情報共有会議

Page 51: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

49

現地職員の配置計画については以下に示す通りです。

■組織図

現地責任体系

売店

主任

運営管理・スポーツ

副所長

施設管理

副所長

総務・事務

作業スタッフ

受付・駐車場・売店

作業スタッフ

植物・施設・清掃

総括責任者

施設管理

運動施設管理

ボランティア担当

運営管理

スポーツ

県対応事務

ボランティア担当

維持管理委託

業者

プール

所 長

主任

施設管理

施設点検

運営管理委託

業者

Page 52: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

50

■勤務ローテーション表

(2)業務の一部を委託する場合の管理・指導体制の状況

業務の一部を委託する場合において、業務内容の点検・チェックは、委託する業

務の性質に応じて、現地確認、写真、日報や報告書等により行います。業務の実施

に際しては、作業手順、作業内容、作業期間や安全管理体制等打ち合わせを行いま

す。

副所長は、作業状況を適宜確認し、指示・指導を行い、終了時に現地立会い確認

を行います。

三ツ池公園         勤 務 予 定 表役 職 日 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 計

曜日 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 1ケ月の日数

所長 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 20

副所長 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 20

副所長 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 20

運営管理主任 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 20

維持管理主任 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 20

維持管理副主任 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 20

 作業スタッフ 1 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 16

 作業スタッフ 2 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 16

 作業スタッフ 3 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 16

 作業スタッフ 4 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 16

 作業スタッフ 5 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 16

 作業スタッフ 6 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 12

 作業スタッフ 7 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 12

 利用促進スタッフ 1 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 12

 利用促進スタッフ 2 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 12

 利用促進スタッフ 3 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 12

 利用促進スタッフ 4 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 12

 利用促進スタッフ 5 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 12

 利用促進スタッフ 6 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 12

 利用促進スタッフ 7 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 12

 利用促進スタッフ 8 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 12

 利用促進スタッフ 9 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 12

合計 10 11 10 10 11 19 11 11 14 8 10 11 11 10 11 11 12 8 12 9 11 10 11 9 14 7 11 7 9 12 11 332

Page 53: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

51

■委託業者内容表

大 項

目 小項目 作業・業務の内容

点検・チェック方法

考 目

植物

管理

樹木管理 危険木処理及び伐採処理等 ○ ○ ○

草地管理 機械除草 ○ ○ ○

草花管理 花々植付 ○ ○ ○

施設

管理

自家用電気

工作物 保守・法定点検 ○ ○ ○

消防用設備

点検 消防法に基づく消防用設備点検 ○ ○ ○

設備点検 噴水、ポンプ、ろ過機の保守点検 ○ ○ ○

放送設備点

検 スピーカー等放送設備の点検 ○ ○ ○

遊具点検 遊具の保守点検 ○ ○ ○

警備 夜間侵入者通報システム ○ ○

公園巡回警

備 有人警備 ○ ○

運動施設管

理 グランド管理 ○ ○ ○

清掃

管理

設備点検 噴水、池流れ等のポンプ清掃点検 ○ ○ ○

建物清掃 床のワックス、窓ガラス清掃 ○ ○ ○

ゴミ処理 缶・ビン、一般ゴミや粗大ゴミの

場外搬出処分 ○

Page 54: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

52

○本公園についての主な委託業務(高度な技術や専門的な資格を

必要とする具体的業務委託先一覧

項目 内容 委託先(案) 住所

電話番号

施設管理

自家用電気工作物保安管理

循環施設点検

消防設備等保守点検

遊具施設精密点検

清掃管理

建物定期清掃

循環施設清掃

有害動植物・害虫駆除

公園施設管理 夜間有人巡回警備

産廃処分 産業廃棄物処分

Page 55: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

53

(3)指定期間を通じて安定して指定管理業務を行うための人材育成や職員採用の状

接遇・技術・安全等研修を計画し、継続します。

自然環境管理技術を継承します。

スタッフの自己啓発活動を支援します。

下表の研修を実施し、業務開始時には円滑に業務を遂行します。また、継続的に

研修を実施し、スタッフのスキルアップを図ります。

①就業前研修 内容・方法

基本導入研修 基礎技術の習得(公園管理運営業務従事者の心得、安全管理、個人情報保護、緊急初動対応、法令、警備等)

接遇研修 コミュニケーション力やユニバーサルデザインの習得

IT研修 パソコンの基本操作の習得

②業務開始後研修 内容・方法 頻度

パークマネジメント研修 公園管理運営に関する事例や最新取組み 年1回以上

接遇研修 コミュニケーション力やユニバーサルデザインの習得 年1回

安全管理講習 遊具、作業等安全に関わる各種講習 年1回

技術・専門研修 植物・施設管理の技術習得・向上、園芸知識教育 年1回以上

個人情報保護研修 個人情報取扱、個人情報管理・保管方法習得 年1回

普通救命講習 心肺蘇生法・AED・止血法等の習得 年1回

防災訓練・緊急対応訓練 被災時対応、避難誘導方法の習得、熱中症対策研修 随時

コンプライアンス研修(法令研修)

指定管理業務に関わる法令の把握 年1回

管理運営公園視察研修 他の指定管理物件等の視察によるサービスの向上

随時

協働研修 ボランティアや協働事業のコーディネート能力開発

年1回

インタープリテーション研修 自然環境等の解説レベルの向上 年2回

イベント情報共有ミーティング

データベースをもとにイベント情報を共有するミーティング

年1回

指定管理業務の遂行に支障が生じないよう、地域に精通し、郷土愛のある地元の

人材を積極的に雇用します。

雇用に際しては、社会保険(雇用保険、健康保険及び厚生年金保険)に確実に加

入します。

Page 56: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

54

計画書 14 コンプライアンス、社会貢献

(1)指定管理業務を実施するために必要な団体等の諸規程の整備、法令遵守の徹底

に向けた取組の状況

ア.諸規程の整備

指定管理業務を行うあたり、就業規則の他、必要な規程や規則を定め、円滑な就

業環境を保ち、公園管理運営を行います。

就業規則、経理規程、給与規程、決裁規定等は運営委員会で決定します。

本公園の総務・経理業務は本部で対応します。

会計は、当団体代表企業の会計処理の基本事項を経理規程で定めており、公正か

つ効率的に執行します。

業務遂行上の重要事項は、運営委員会を開催し、協議し決定します。

イ.法令遵守の徹底

関係法令の内容を理解し、社会的良識を持って公正かつ誠実に行動し、定期的な

内部・外部講習による法令研修を通じて、地方自治法をはじめとする関連法令等を

遵守し、適正に管理運営を行います。

職員全員が法令条例等を順守するよう、関係法令研修を年1回実施します。

私たちは、反社会的勢力及び団体に対しては毅然とした対応をし、これらの勢力

の活動を助長するような行為は一切行いません。

(2)個人情報保護についての考え方・方針及び個人情報の取扱いの状況

イベント申込みやボランティア活動等において、個人情報を取り扱う機会が多く

あります。私たちは、個人情報保護の重要性を認識し、「個人情報保護法」をはじ

めとした関連法令に則り、実効的な手段と定期的な職員研修等により個人情報の保

護を徹底します。

個人情報収集の際には、利用目的と範囲を明確にし、適法かつ公正な手段により

最小限の正しい情報を収集します。また、利用目的以外には使用しません。

法令規定や本人の同意がある場合を除き、第三者への個人情報開示・提供は行い

ません。

「個人情報保護法」「神奈川県個人情報保護条例」「個人情報の取扱いに関する

特記事項」等関連法令に準拠し、「個人情報保護マニュアル」を作成します。

個人情報保護研修を定期的に行い、改ざん、滅失及び漏えいの事故を防止します。

個人情報取扱責任者(個人情報の安全管理確認)及び取扱者(実際に個人情報を収

集・使用する人)の選定をし、それ以外の職員は個人情報の取扱いをできないよう

にします。

Page 57: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

55

パソコンで個人情報を扱う場合は、個人情報データを一括管理し、個人情報取扱

責任者及び取扱者以外の職員が使用できないよう、パスワード(定期的に変更)に

よるセキュリティを充実させます。

イベント等の記録や取材撮影の際は、必ず参加者から事前に同意を得て行いま

す。

利用目的の達成に必要な範囲で、個人データ(個人情報データベースを構成する

個人情報)を正確かつ最新の内容に保ちます。

不要になった情報は速やかにデータを消去し、文書はシュレッダー処理の後、廃

棄し、「個人情報管理台帳」で確認します。

不正侵入・システムの不正使用を防止するため、定期的な第三者機関によるセキ

ュリティ診断を通じて、安全性を確保します。

ウ.情報漏えい時の対応

個人情報の取り扱いへの苦情が寄せられた場合は、適切かつ迅速に対応します。

また、万が一、個人情報が漏えいした場合は、直ちに被害を最小限に抑え、再発を

防止する措置をとります

万が一情報漏えい等が発覚した場合、個人情報保護責任者が速やかに横浜川崎治

水事務所へ報告するとともに、被害状況(漏えい内容・範囲)を把握します。

対象者に情報漏えい内容を連絡し、誠意ある謝罪をします。

漏えいした個人の情報を回収し、二次被害を防止します。

発生経過・発生原因を横浜川崎治水事務所に報告します。

再発防止策の会議を行い、保管等の改善を行います。

Page 58: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

56

(3)指定管理業務を行う際の環境への配慮の状況

代表企業である横浜緑地(株)は“人”と“みどり”の環境創造サービス企業です。

魅力ある環境を守り、育み、未来へとつなぐ「持続可能なまち」の実現にむけて、

自然環境の保全(再生)に取り組み、低炭素社会の構築、循環型社会の形成に配慮

した取組みを構成企業 ㈱グリーンケア及び(株)協栄と共有し、広げていきます。

神奈川県の ISO14001 に沿い、さらに平成 25 年 1 月に代表企業が認証取得した

ISO14001 を活用した環境マネジメントを実施します。

環境負荷低減の取組み[5R]を推進します。

節水、節電など省エネルギー型管理を実践(2010 年度の 75%を節電目標)しま

す。

省エネ法の改正(平成 22 年 4 月施行)に基づき、施設におけるエネルギー使用量

について測定・記録し、年 1 回横浜川崎治水事務所へ報告を行います。

公園の施設内に節電などの張り紙を掲示するなど、利用者への理解協力を求めま

す。

太陽光発電など再生可能エネルギーを導入します。

自動販売機の設置(自主事業)に際しては、太陽光発電式などの省エネルギータ

イプや環境配慮型の機種を積極的に導入します。

生物多様性の維持向上や自生種の保護育成など、造園会社としてのノウハウを活

かしてみどりの効果を最大限に引き出します。

イベント開催や図鑑やホームページでの情報発信等によって、神奈川の貴重な緑

を後世につなぐための啓発活動に取り組みます。

(4)障害者雇用促進の考え方

私たちは、「障害者の雇用の促進等に関する法律」に基づき、障がい者の積極的

雇用に努め、雇用率の確保等に取組んでいます。

平成 31 年 2 月現在、代表企業の横浜緑地(株)では 2 名雇用しており、引き続き

積極的な雇用に取り組む方針です。

Page 59: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

付属書類

平成31年度予定イベント一覧イベントを実施する際には地元消防と連携し防火につとめます。また保健所、区役所等に必要書類を提出します。

名称 参加費(円) 定員(名) 備考・開催場所

さくらまつり - - 公園内

あじさいまつり - - 公園内

コスモス紅葉まつり - - 公園内

なのはなまつり - - 公園内

コリアマダン(春) - 2,000 コリア庭園

コリアマダン(秋) - 10,000 コリア庭園

三ツ池公園(文化・環境)フェスティバル - 35,000 公園内

地域ふれあいまつり - 4,500 公園内

さくら博士になろう 無料 - 公園内

親子の三ツ池観察隊 4,000(年間) 各月30 パークセンター、公園内

盆栽教室 各回500 各月10 パークセンター

さくらマスター講座 各回500 各日15 パークセンター、公園内

さくら管理体験 無料 各日10 公園内

謎解きスタンプラリー 無料 - 公園内

春の親子農業体験 2,000 15家族 分区園 

アメリカザリガニ防除活動 無料 - 上の池

縄文ワークショップ 無料 各日10 分区園、パークセンター、冒険の森

愛犬教室  1頭500 各日20 公園内

秋の農業体験 2,000 15家族 分区園 

三ツ池健康ウォーク 無料 - 公園内

ガーデンウォークとハーブティ 100 10 公園内

お花見コンサート(筝曲) 無料 100 パークセンター

お花見コンサート(吹奏楽) 無料 300 公園内

遅咲きサクラ観察会 無料 20 公園内

春の野点 200 100 パークセンター

田起し・生きもの調べ 無料 20 公園内

鯉のぼり・ロープドール 無料 50 冒険の森

野鳥観察会 無料 20 公園内

桜写真展 無料 - パークセンター

代掻き・生きもの調べ 無料 20 公園内

テニスで遊ぼう 無料 500 テニスコート

グラウンドゴルフ教室 無料 30 多目的広場

苔玉作り 1,000 10 パークセンター

親子ヨガ教室 無料 20 公園内

ツリーイング 1,000 60 公園内

田植えとヤゴ救出作戦 無料 20 公園内

あじさい観察会 無料 20 公園内

邦楽コンサート 500 60 パークセンター

絵本の読み聞かせ 無料 50 冒険の森

水生植物の観察会 無料 20 公園内

七夕かざり 無料 100 公園内

Page 60: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

夏の林観察 無料 20 公園内

水遊び 無料 50 冒険の森

田んぼの草取り・生きもの調べ 無料 20 公園内

折り染めうちわ 500 10 パークセンター

草木染め 100 20 パークセンター

水なれワンポイントレッスン 無料 - プール

夏休み自由工作 300 15 パークセンター

夜の観察会 無料 40 公園内

木の枝で何か作ろう 無料 50 冒険の森

藍染め 100 20 パークセンター

三ツ池公園少年少女サッカー大会 無料 500 多目的広場

田んぼの草刈・生きもの調べ 無料 20 公園内

トンボとり大作成 無料 50 公園内

自由に遊ぼう 無料 50 冒険の森

盆栽展 無料 - パークセンター

羊毛細工 100 20 パークセンター

花苗配布 無料 100 公園内

稲刈り・生きもの調べ 無料 20 公園内

お茶会 500 20 冒険の森

どんぐりの観察会 無料 20 公園内

サツマイモ掘り 200 20 分区園

防災フェア 無料 4,500 多目的広場

割りばし鉄砲を作ろう 無料 50 冒険の森

脱穀・生きもの調べ 無料 20 公園内

秋のコンサート(吹奏楽) 無料 100 公園内

秋の野鳥観察会 無料 15 公園内

秋の風景写真展 無料 - パークセンター

紅葉観察会 無料 20 公園内

クリスマスリース作り 1,000 30 パークセンター

ノルディックウォーキング教室 無料 60 公園内

餅つき 無料 50 公園内

鬼のお面作り 500 15 パークセンター

三ツ池公園ガイドツアー 無料 各回20 公園内

キノコの菌打ち 200 20 公園内

野鳥写真展 無料 - パークセンター

そなえパーク 無料 500 パークセンター、公園内

早咲きサクラ観察会 無料 20 公園内

サクラ観察会 無料 20 公園内

Page 61: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

専門員 パ-ト アルバイト

所長  総責任者・公園マネ-ジメント全般 ○ 40

副所長  副総責任者・公園諸管理業務全般 ○ 40

副所長  副総責任者・公園諸管理業務全般 ○ 40

運営管理主任  運営管理計画推進・企画広報推進 ○ 40

維持管理主任  維持管理計画推進・安全計画推進 ○ 40

維持管理副主任  園内施設、植物維持管理、点検、清掃 ○ 40

 作業スタッフ 1  園内施設、植物維持管理、点検、清掃 ○ 28

 作業スタッフ 2  園内施設、植物維持管理、点検、清掃 ○ 28

 作業スタッフ 3  園内施設、植物維持管理、点検、清掃 ○ 28

 作業スタッフ 4  園内施設、植物維持管理、点検、清掃 ○ 28

 作業スタッフ 5  園内施設、植物維持管理、点検、清掃 ○ 28

 作業スタッフ 6  園内施設、植物維持管理、点検、清掃 ○ 21

 作業スタッフ 7  園内施設、植物維持管理、点検、清掃 ○ 21

 利用促進スタッフ 1  窓口案内、利用指導、庶務 ○ 22.5

 利用促進スタッフ 2  窓口案内、利用指導、庶務 ○ 22.5

 利用促進スタッフ 3  窓口案内、利用指導、庶務 ○ 22.5

 利用促進スタッフ 4  窓口案内、利用指導、庶務 ○ 22.5

 利用促進スタッフ 5  窓口案内、利用指導、庶務 ○ 22.5

 利用促進スタッフ 6 コリア庭園案内、利用指導 ○ 21

 利用促進スタッフ 7 コリア庭園案内、利用指導 ○ 21

 利用促進スタッフ 8  駐車場窓口案内・料金徴収 ○ 21

 利用促進スタッフ 9  駐車場窓口案内・料金徴収 ○ 21週3日×7H

週3日×7H

週3日×7.5H

週3日×7H

週4日×7H

週5日×8H

人 員 配 置 計 画     三ツ池公園

役職 担当業務 職員臨時職員

一週間の勤務時間 備考

Page 62: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

三ツ池公園         勤 務 予 定 表役 職 日 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 計

曜日 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 1ケ月の日数

所長 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 20

副所長 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 20

副所長 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 20

運営管理主任 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 20

維持管理主任 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 20

維持管理副主任 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 20

 作業スタッフ 1 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 16

 作業スタッフ 2 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 16

 作業スタッフ 3 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 16

 作業スタッフ 4 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 16

 作業スタッフ 5 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 16

 作業スタッフ 6 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 12

 作業スタッフ 7 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 12

 利用促進スタッフ 1 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 12

 利用促進スタッフ 2 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 12

 利用促進スタッフ 3 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 12

 利用促進スタッフ 4 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 12

 利用促進スタッフ 5 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 12

 利用促進スタッフ 6 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 12

 利用促進スタッフ 7 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 12

 利用促進スタッフ 8 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 12

 利用促進スタッフ 9 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 12

合計 10 11 10 10 11 19 11 11 14 8 10 11 11 10 11 11 12 8 12 9 11 10 11 9 14 7 11 7 9 12 11 332

全体会議

Page 63: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

業務内容詳細 管理エリア実施回数

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 備 考

サクラ維持管理作業全般

剪定、樹勢回復、病虫害防除 100 本 必要に応じて

樹木更新 苗木の育成~老木の育成 50 本 必要に応じて 苗木の育成を50本、老木の育成を10本行う。

常緑樹剪定 軽剪定、基本剪定繁茂した樹木の剪定を行い、自然樹形に整える

200 本 必要に応じて

落葉樹剪定 軽剪定、基本剪定繁茂した樹木の剪定を行い、自然樹形に整える

75 本 必要に応じて

病虫害防除 防虫害の防除予防と早期による剪定防除を基本とし、農薬の使用は極力控える。

20 本 必要に応じて

原則として「公園・街路樹等病害虫・雑草管理マニュアル」に基づき実施。枝の切除による防除を基本として原則無農薬で行い、病虫害の大量発生時に実施する時は県と協議の上実施。

枯損木処理 枯木コゲラ類の食跡があるか観察し、チェンソー切り

30 本 必要に応じて

間伐 競合木 劣木をチェンソー切り 20 本 必要に応じて

除伐・つる刈り ツルは巻き取り切り 林縁を中心に林内は果実落下後に処理 2,600 ㎡ 1回/年

その他剪定、枝下し、枯損木処理

枯枝竹払い管理員による簡易な剪定、利用上の安全や、樹木の生育上問題のある支障枝の切除、及び枯損木処理

1 式 通年

危険木等処理 伐採園路沿い、境界の倒木の恐れのある樹木の処理

10 本 必要に応じて

刈込物手入 機械刈込園路や公道へはみ出した枝や視線を遮る高さに伸びたものを機械により刈り込み、樹形を整

園内全域 13,500 ㎡ 1回/年

生垣手入 機械刈込 樹形を損なう枝を刈り込み、整える プール周辺、滝の広場 2,600 m 1回/年

玉物手入 人力刈込 樹形を損なう枝を刈り込み、整える 里の広場・展望広場下 500 株 1回/年

機械除草 刈り払機を用いた除草花の広場周辺、上の池、中の池、下の池周辺、園路周

14,000 ㎡ 2回/年

人力除草 斜面地は跋根しない コリア庭園内 500 ㎡ 通年

平坦地ロータリモア、斜面地肩掛け機械刈り 21,000 ㎡ 4回/年

雑草を草本より抜き取る 21,000 ㎡ 1回/年

専用器具で実施 21,000 ㎡ 1回/年 時期・生育状況により範囲・種類を決め実施

人力で散布、トンボ仕上げ 21,000 ㎡ 1回/年 時期・生育状況により範囲・種類を決め実施

人力で散布 21,000 ㎡ 1回/年 時期・生育状況により範囲・種類を決め実施

地拵え 植替時にシャベル等により耕転する 2,850

植付 植替時に花壇内の雑草を根元より抜き取る 2,850

人力除草 古い株は取り去り、全面植付する 2,850 種類によって密度を決める

施肥 地拵え時の肥料の鋤き込み 2,850 時期・生育状況によって判断する

中間管理

人力除草、灌水等 花壇内の雑草を根本より抜き取る 花壇全域 2,850 ㎡ 必要に応じて 天候・土壌状態を見ながら実施する

受変電設備月次点検 立会 12回/年

受変電設備定期点検 立会 1回/年

立会

立会

噴水設備点検 立会 2 回

水質検査 立会 2 回

滝水景設備点検 立会 滝水景:滝の広場 2 回

設備点検

防災用井戸設備点検 立会・自家発電機保守点検 防災用井戸設備 1 基 2回/年 三ツ池公園防災用井戸設備の項を参照

すべり台 立会・定期保守点検 1 基

スプリング遊具 立会 7 基

コンビネーション遊具 立会 1 基

ブランコ(2連) 立会 1 基

大滑り台 立会 1 基

ジャングルジム 立会 1 基

鋼製複合遊具 立会 1 基

目視 水の広場 1 基

目視 滝の広場 1 基

目視 コリア庭園 1 基

平成31年度 年 間 維 持 管 理 計 画 表 神奈川県立三ツ池公園

管理項目 業務内容 規模・単位

植物管理

樹木管理

高木管理

サクラ管理

園内全域

年度毎に実施エリアを選定し、植物管理計画に基づき効果的・効率的に実施する。おおよそ3~4年に1回とする

中低木管理

草地管理

草地管

理 除草

芝生管理

芝刈り

花の広場周辺、上の池、中の池、下の池周辺、園路周辺、分区園等園内全域

人力除草

エアレーション

目土掛け

施肥

草花管理

花壇管理

植替 花壇全域 ㎡ 4回/年

法定点検

自家用電気工作物点検

パークセンター・プール前・中の池トイレ横

3 基

定期点検

電気事業法第52条の保安規定による

消防用設備点検

年次点検パークセンター・プール前・中の池トイレ横・売店

4 棟 2回/年 年次点検1回

水循環設備点検保守

噴水:水の広場

遊具点検

園内各所 2回/年

管理マニュアル(各公園編)三ツ池公園遊具安全点検の項を参照

設備点検

噴水設備、循環設備吐出確認、制御盤確認

1回/週

Page 64: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

目視 水飲み場 1 式

目視 トイレ 8 棟

目視 遊具 1 式 管理マニュアル(各公園編)三ツ池公園遊具安全点検の項を参照

目視 大砂場 1 基 管理マニュアル(各公園編)三ツ池公園砂場管理の項を参照

目視 休憩所 4 基

目視 パーゴラ 3 基

目視 ベンチ 1 式

目視 野外卓 1 式

目視 デッキ 1 基

目視 階段 1 式

目視 照明灯 1 式 1回/月

目視 太陽電池時計 1 式 1回/月

目視 放送設備 1 式 1回/年

可動確認 防災用井戸設備 1 基 2回/年 定期点検時に実施

可動確認 井戸ポンプ 1 基 1回/月

可動確認 手押し井戸 1 基 1回/月

その他の点検 目視 園内各所 - 必要に応じて

雨水排水設備 集水桝、側溝の点検 目視 園内各所 1 式 1回/月

汚水排水設備 桝、マンホールの点検 目視 園内各所 1 式 1回/年

定期園内巡視 目視 園内各所 1 式 1回/月

日常園内巡視 目視 園内各所 1 式 毎日

小破修繕

工作物修繕 園内各所 1 式 必要に応じて

貸与機械等器具等修理(植物管理器具)

貸与機械のメンテナンス及び修理 倉庫内 1 式 1回/月

貸与機械等器具等修理(清掃管理器具)

貸与機械のメンテナンス及び修理 倉庫内 1 式 1回/月

資材購入

有料施設資材器具購入費

必要に応じて 必要数 1 式 必要に応じて

噴水池清掃 水面清掃 浮遊物除去 水の広場 320 ㎡

池清掃 水面清掃 浮遊物除去 滝の広場、コリア庭園 160 ㎡

水路、側溝清掃

堆積物の除去 排水後 園内各所 790 ㎡ 流れが阻害される場合に実施

噴水清掃 高圧洗浄 水の広場 2 回 2回/年

滝水景清掃 高圧洗浄 滝の広場 2 回 2回/年

池流れ清掃 高圧洗浄 コリア庭園 2 回 2回/年

漏水確認 水飲み場 15 ㎡ 1回/週

故障確認 遊具 8,500 ㎡ 1回/週

落書き確認 休憩所 400 ㎡ 1回/週

落書き確認 パーゴラ 100 ㎡ 1回/週

落書き確認 ベンチ 30 ㎡ 1回/週

落書き確認 野外卓 10 ㎡ 1回/週

落書き確認 デッキ 70 ㎡ 1回/週

滑り確認 階段 120 ㎡ 1回/週

破損確認 その他園内工作物 ㎡ 1回/週

施設管理

工作物管理

日常点検

工作物点検

安全点検

1回/週

1回/月

外観点検、動作確認

運転

その他

園内巡視

管理マニュアル(各公園編)園内巡視ガイドライン参照

その他の施設管理

その他

機械管理

清掃管理

園内清掃

日常清掃

必要に応じて

著しい汚れが認められる場合に実施

施設清掃

定期清掃

修景施設清掃

日常清掃

工作物清掃 簡易清掃 施設日常点検時に実施

Page 65: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

定期清掃 床清掃 ワックス清掃 清掃、から拭き後 管理事務所 209.0 ㎡ 2回/年

窓口オープン前 管理事務所 209.0 ㎡ 必要に応じて 汚れている場合、随時実施する

箒目たて コリア庭園建物 213.0 ㎡ 毎日

床水清掃・便器ブラシがけ トイレ内、ブース内共 349.0 ㎡ 2回/週

資材購入トイレットペーパー購入、清掃用具購入

予備資材確保ペパー2ロール装備+予備ロール

1 式

日常清掃 ペーパー補充、汚物処理、便器汚れ落とし トイレ内、ブース内共 - 必要に応じて

屋根つきゴミ集積所に蓋付容器で分別保管 園内 67 回 1回/週

産業廃棄物を分別集積 園内 2 回 2回/年 不法投棄処理

その他 発生都度 園内 1 式 必要に応じて 場内処分を基本とするが、量が多い場合に実施

清掃

その他の清掃

その他原則、薬剤、農薬は使用しない、誘引駆除、捕獲駆除、

園内 - 必要に応じて

対象面積7,500㎡ 使用後、トンボかけの励行指導 多目的広場 7,500 ㎡ 利用後随時

不陸整正他 雨天後、水溜りの補整、チェーンがけ不陸整正 多目的広場 7,500 ㎡ 1回/月

コー

ト管

理 日常コート管理 目砂・周辺整備 ブラシかけ、硅砂均等均し、ライン掃き テニスコート 4 面 2回/月

清掃管理 日常清掃 利用箇所清掃 トイレ清掃、室内清掃 更衣室 55 ㎡ 利用日

対象面積3,020㎡ 内野トンボ掛け励行指導 内野 3,020 ㎡ 毎日

不陸整正他補充土、耕運、マウンド造成、ポイント出し、ライン引き

内野 3,020 ㎡ 1回/年

対象面積4,046㎡ 外野守備位置、補充土、転圧

芝刈り 転石拾い、ロタリーモア刈り、集草、運搬処理 4,046 ㎡ 11回/年

施肥 手動散布 4,046 ㎡ 1回/年

バーチカルカット 機械切り 4,046 ㎡ 1回/年

エアレーション スパイキング 4,046 ㎡ 1回/年

目砂散布工 黒土、砂混合 4,046 ㎡ 1回/年

芝補植 外野守備位置、1塁側日陰地 144 ㎡ 1回/年

人力抜根除草 ライン際 809 ㎡ 1回/年

芝生日常管理 不陸整正・芝刈り等 転石拾い、ロタリーモア刈り、集草、運搬処理  外野 4,046 ㎡ 必要に応じて

総括責任者 準備・片付け(開業日)準備スタッフ研修指導、装備品取扱、格納確認

- 人 プール管理マニュアル県立三ッ池公園プール運営規則マニュアル、よる

監視運営主任(班長)

準備・片付け(開業日)水替え、準備・片付け

研修実施、装備品の取扱実施、格納位置確認 - 人 県立三ッ池公園プール業務マニュアル

一般監視運営員

準備・片付け(開業日)水替え、準備・片付け

研修実施、装備品の取扱実施、格納訓練、連携確認

- 人

料金徴収業務 プール料金徴収 受付マニュアルによる研修 - 人 受付マニュアル

機械運転員 開業日 運転確認 - 人 プール管理マニュアルよる

機械運転員 開業日以外 運転休止確認 - 人 プール管理マニュアルよる

PH イオン濃度 プール管理マニュアルよる 9検体

3回/年 プール管理マニュアルよる

水温 毎日気温とともに表示 9検体

3回/年 プール管理マニュアルよる

過マンガン酸カリウム消費量

プール管理マニュアルよる 9検体

3回/年 プール管理マニュアルよる

大腸菌群 プール管理マニュアルよる 9検体

3回/年 プール管理マニュアルよる

一般細菌 プール管理マニュアルよる 9検体

3回/年 プール管理マニュアルよる

ろ過装置点検 プール管理マニュアルよる ろ過装置 1 式 2回/年 プール管理マニュアルよる

ろ過機補修 プール管理マニュアルよる 1 式 プール管理マニュアルよる

薬剤等購入 鍵つき倉庫に適正保管 保管室 1 式

日常清掃施設清掃(プール施設内全域)

落ち葉清掃、水中清掃 プール全域

施設清掃(建物) スノコ上げ、水洗い 室内 339 ㎡

施設清掃(プール本体) 落ち葉清掃、水中清掃 水槽 845 ㎡ 水面積673㎡

施設清掃(プールサイド)

水洗い プールサイド 1,960 ㎡

施設清掃(その他) 落ち葉、ゴミ清掃 プール玄関前 313 ㎡

機械運転費(高圧洗浄車)

プール排水後、 プール水槽 1 式

発生物運搬費(2tダンプ)

バキューム収集 プール水槽 1 式

発生物処理費 産業廃棄物処理 場外 1 式

その他その他管理業務

その他プール管理業務 発生時対応 プール全域 - 必要に応じて

建物清掃 日

常清掃

簡易清掃

一般清掃

トイレ清掃

定期清

水洗い、拭き掃除、ペーパー補充、汚物入れ回収

簡易清掃

ゴミ処理

定期処

理ゴミ運搬処理

産業廃棄物処理

その他ゴミ処理

有害動植物、害虫駆除

運動施設管理

多目的広場管

7

,

5

0

0

㎡ グランド管理

テニス

コー

ト管

軟式野球場管

グランド管理・グランド面積7,066㎡

クレイ管理

芝生管理外野

運動施設管理

プー

ル管理

プー

ル施設監

視・運営

プール全域

機械設備運転・監視(

浄化

装置)

水循環装置

水質検査 幼児プール、25Mプール

定期点検

設備点検

施設清掃

定期清掃

清掃管理費積上費

Page 66: ¹>Ì B>Ì>ß>Ý>Ì º>Ì Ø · 2019-09-18 · >&>0>' U ¶ å ¶ l b"I ö 2Ã r < S'ö#.4 5* U ¶ å ¶ l c Û ô º _75'5)s \ K Z4 w0£#ì ô I Z è

地域に親しまれ、利用者に楽しんでもらうための取組み

公園祭り等イベントの実施 園内 1 式 適宜

利用調整、情報交換(共有)

ボランティア団体等との連携、協働 園内外 1 式 適宜

「三ツ池公園を活用する会」の運営

園内外 1 式 適宜 年4回実施する

活動支援(マネジメント、用具・資材、情報発信等)

地域住民が企画するイベントの取組み等への支援

園内外 1 式 適宜

HPの定期的更新メディア媒体への情報発信

HP、地域情報等での情報発信 園内外 1 式 適宜

既存施設のポテンシャルを活かした利用促進の取組み

園内 1 式 適宜

公園施設管理

施設警備

夜間侵入者通報システム

重点警備(夜間)

警報発報による現場派遣

パークセンター待機管理事務所・コリア庭園事

務所1 式 365日/年 センサー式自動通報システム

有人警備

通常警備

巡回警備(利用案内・電話対応、巡回、パトロールレコーダーによる巡

回時刻の打刻)

三ツ池園内 ─ 通年 巡回時間・回数は必要に応じて変更・追加するものとする。

巡回警備(利用案内・電話対応、巡回、パトロールレコーダーによる巡

回時刻の打刻)

パークセンター ─桜の時期及び夏季等

巡回時間・回数は必要に応じて変更・追加するものとする。

運営管理(

特記事項)

公園利用者や地域と

連携した利用促進

企画・主催業務

コーディネート業務

「三ツ池公園を活用する会」の運営

支援業務

利用促進

情報発信・PR活動

園内各施設(プール、コリア庭園など)