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2017.8.1 23
第2次長門市観光基本計画を策定
地域の「稼ぐ力」を引き出そう
平成29年3月、市では「第2次長門市観光基本計画」を策定しました。人口減
少が続く中、本市の活性化のために欠かせない観光振興に取り組むことで、市民
一丸となって交流人口の増加や地場産業の発展につなげていきましょう。
■観光課観光振興係
℡23‐1137
本市における平成28年の観光
客数は、合併後最高人数となる
155万人を記録しました。
今年度は、JR6社が山口県
を集中的に宣伝し誘客を図る大
型観光企画「幕末維新やまぐち
デスティネーションキャンペー
ン」が開催され、平成30年4月
には仙崎地区交流拠点施設「セ
ンザキッチン」がグランドオー
プン、また長門湯本温泉の観光
まちづくりが進み、本市の観光
産業は今、大きなチャンスを迎
えようとしています。
このような情勢の中、交流人
口を増やし、外貨を獲得するた
めには、さらなる観光客誘客を
進め、市民・地域・事業者・関
係機関がそれぞれの立場から「お
もてなし」を展開し、一体となっ
て観光推進策に取り組んでいく
ことが求められています。
観光産業に大きなチャンスが
観光の「今」
どんな計画?
0
50
100
150
200
118.8 114.1 115.2 120.5
155.0観光客数
0
50
100
150
200
51.349.7 46.1 49.0 48.6
118.8 114.1 115.2 120.5
155.0
合併後最多!
H24H24 H25H25 H26H26 H27H27 H28H28
(万人)(万人)
観光客数
うち宿泊
本計画は「日本の心『やさし
さ』を奏でるまち
長門」を基
本理念とし、平成29年度から33
年度まで5年間の取組を推進し
ていくために策定しました。
「やさしさ」を掲げる5年間
経済効果を実感できるように
本計画では、本市の良さを民
間事業者、地域住民、行政が市
民協働で磨き上げ、観光素材を
生かして経済効果に結びつける
ことを目指しています。
「経済効果を実感できる観光
振興」を基本方針として、取組
を着実に実行するため、次ペー
ジのとおり3つの行動目標と9
つの観光戦略を設定しました。
本計画は市ホームページで見
ることができます。トップペー
ジから「第2次長門市観光基
本計画」で検索してください。
経済効果を実感できる観光振興
農林水産・飲食・宿泊業など市内産業がうるおう観光振興を!
周遊観光の仕組みづくり 市民協働による「おもてなし力」の強化
市民の力を観光につなげる 着地型観光の推進
1 滞在・周遊型観光の推進 2 地域の「稼ぐ力」を 引き出す観光まちづくり 3 体験・反復型観光の推進
仙崎地区交流拠点施設「センザキッチン」を交流の拠点として、観光情報や道路情報などのワンストップ機能を充実させるほか、大型クルーズ船の誘致により、地域経済への波及と市の知名度アップを図ります。
観光客に接する機会の多い旅館関係者や観光・文化施設の従事者、観光案内所やガイドのスキル向上や、観光客に合った旅行プランの企画提案を行う人材を育成します。市民協働による環境美化活動にも取り組みます。
市民や企業参加型の新しい地域旅の造成を目指し、観光分野に限らず、教育・文化・スポーツ、福祉などさまざまな分野と連携して、観光客と市民が楽しく、学びながら交流できるプログラムを検討します。
9つの戦略で目指す
エリアごとの特色あるまちなみ整備
宿泊につながる観光客誘致
訴求力の強い情報発信
総合プロデュース機能の充実
長門温泉郷の魅力を活かした取組
地域資源のブランド化やブラッシュアップ
仙崎・長門湯本・俵山地区のまちなみ整備など
デジタルマーケティングを活用した戦略的な情報発信/民間と連携した情報発信
長門湯本温泉観光まちづくり/「ONSEN・ガストロノミーツーリズム」の推進など
県外観光客の誘致/外国人観光客の誘致/コンベンションの誘致
長門市観光コンベンション協会の機能強化/観光まちづくりに向けた関係団体の合意形成など
ながとの「食」や「土産物」の魅力向上/既存素材やイベントのブラッシュアップ
観光消費を拡大させるために、さまざまな産業を巻き込み、おもてなしを充実させます。
観光地を連動させた周遊型観光の仕組みづくりを進め、市内全域に経済効果を波及させます。
地域に根付いた文化を観光資源として掘り起こし、「初めてなのに懐かしい。訪れるたびに新しい」という感覚を提供します。
3つの行動目標
最近5年間の観光客数・宿泊客数
9つの観光戦略