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在宅における福祉用具の活用
NPO法人リハケアリングネットワーク 代表理事
リハケアネット訪問看護ステーション 作業療法士
香川 寛
~導入から活用にむけて~
H29.5.13 第1回ソフィアメディセミナー
福祉用具の目的
福祉用具利用の目的
①失った身体機能の補完・代償
②日常生活での自立度の向上
③介護の軽減・省力化
④病気の抑制・事故の防止
福祉用具専門相談員研修用テキストより抜粋
2次障害 = 健康状態の悪化
『不適切な環境』 『不適切なケア』が原因
現場における2次障害
高齢者人口の増加 (1/4人 2013年 ➡ 1/2.5人 2060年)
要支援・介護者の増加 (H12年218万人➡H27年607万人)
支援者の負担の増大 (10年間で2.7倍H25.6月19年ぶり改訂)
要介護者の重度化 (関節拘縮や褥瘡、寝たきり 予防が不十分)
医療・介護現場の現状
2次障害を予防するためには
苦痛や不安を与えない
力まかせなことはしない
抱え上げない
安楽に寝る・座る
福祉用具の適切な使用
ICF (国際生活機能分類 2001)
心身機能 活動 参加
環境因子 個人因子
健康状態
0時
12時13時
14時
18時
19時
8時
7時
24hの生活支援
就寝
朝食
車いす
臥床昼食
リハビリ
車いす
臥床
夕食
就寝
朝食
車いす
臥床昼食
リハビリ
車いす
臥床
夕食
0時
12時13時
14時
18時
19時
8時
7時
24hの生活支援
就寝
朝食
車いす
臥床昼食
リハビリ
車いす
臥床
夕食
マズローの欲求段階
福祉用具種類別の活用
寝る 座る
立つ移動(移乗)
生活を構成している基本動作
手すり
歩行器 歩行車
シルバーカーと歩行車について
車いす
車いすについて
マットレス
褥瘡(床ずれ)について
① 創の状態(大きさ、深さ、形、感染 etc‥)② 原因(どの場面で出来た?)③ 処置の方法(洗浄、薬、被覆材 etc・・)④ ズレの排除(ヘッドアップ、車いす上、介助 etc‥)⑤ 体圧分散(マットレス、ポジショニング)⑥ 安定性(マットレス、ポジショニング)
褥瘡の発生
褥瘡(床ずれ)の予防
1.自力で動く能力
2.骨突出
3.浮腫
4.関節拘縮
危険因子
『OHスケール 』 褥瘡危険要因点数表
ポジショニング
前 方 真 横 後 方
座位での移乗 リフト
EL-570いうら
つるベーモリトー
マキシスカイアビリティーズ・ケアネット
マイティエースミクニ
アーチパートナー隅っ子明電興産
リフトの効果
Liko オリジナルハイバックスリングシーホネンス
グルドマン ベーシックハイアビリティーズ・ケアネット ハイジーンスリング
ウェルネット
シート型スリングハイバックウェルネット
スリングシート いろいろ
パオモリトー
立位での移乗(トイレへの移乗)
スカイリフトアイ・ソネックス
クイックレイザーパシフィックサプライ
こまわりさんハーツエイコー
スマイルウェルパートナーズ
前傾位での移乗(トイレへの移乗)
乗り助さんイデアライフケア
たちあっぷひざたっち矢崎化工
前傾位での移乗(トイレへの移乗)
臥位での移乗
フレックスボードラックヘルスケア
スマイルシートLタイカ
イージーロールアビリティーズ・ケアネット
臥位での移乗
トイレでの姿勢の保持
楽助さんイデアライフケア
ハートリーフレストパシフィックサプライ
ファンレストテーブル高島屋スペースクリエイツ
オムツと2次障害
生活支援に活かすためには
生活と福祉用具
生活者
スロープ
杖
手すり
マットレス
食事関連
入浴用具
車いす
ベッド歩行車
排泄用具
移乗用具
自宅環境
各ステージにおける用具の役割
急性期
回復期
生活期
終末期
生活支援のためには
単位 効果or