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地理情報分析支援システム 埼玉県 総務部統計課 MANDARA 操作マニュアル 改訂版 ~基礎編~ 平成28年8月

地理情報分析支援システム...地理情報分析支援システム(MANDARA)操作マニュアル 改訂版 ~ 基 礎 編 ~ はじめに 埼玉県統計課では、平成23年度から地理情報分析支援システム(

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地理情報分析支援システム

埼玉県

総務部統計課

MANDARA 操作マニュアル改訂版

~基礎編~

平成28年8月

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地理情報分析支援システム(MANDARA)操作マニュアル 改訂版

~ 基 礎 編 ~

はじめに

埼玉県統計課では、平成23年度から地理情報分析支援システム(MANDARA)の研修

を行い、MANDARA の利用促進に努めてまいりました。また、研修に参加できない人を対

象に、平成25年10月に操作マニュアル(基礎編)をホームページに掲載し、平成26

年1月には応用編(地図作成編)、平成26年12月には応用編2を掲載しました。 研修を始めて今年度で5年目になりますが、この間、多くの方々から意見が寄せられ、

このたび、操作マニュアルを改訂することにいたしました。 主な改訂内容は、「さいたま市の行政境の線を太線から実線にする方法(基礎編)」や「住

所から緯度経度情報を取得し、地図にプロットする方法(地図作成編)」などです。また、

国土交通省等から取得している地図データのホームページが更新されたことから、それに

即した内容に変更いたしました。 当マニュアルは、これだけは身につけておきたいといったレベルの手引書ですので、すべ

ての機能について詳しく解説しているわけではありません。それ以上の機能については、

市販されている解説書を御覧ください。 なお、MANDARA は、Windows2000 から Windows10 の OS に対応しています。

MANDARA は、応用範囲が非常に広いソフトです。当操作マニュアルをステップに、よ

り専門的な活用の機会としていただけたら幸いです。 最後に、MANDARA の作成者である埼玉大学 谷謙二准教授に、埼玉県のホームページ

掲載について、御了承いただけましたことを深く感謝申し上げます。

平成28年8月

埼玉県総務部統計課

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目 次

はじめに

I. MANDARAのインストール ................................................... 1

II. 市町村別人口密度の地図グラフの作成 ....................................... 6

1. 市町村の白地図の作成 ................................................................................................ 7 2. 市町村別人口密度と人口増減のデータの MANDARA への取り込み ...................... 11 3. 作画 ........................................................................................................................... 19 4. MANDARA 形式での地図グラフの保存 .................................................................. 28 5. 模様による作画 ........................................................................................................ 29

III. 市町村名の地図表示 .................................................................................................. 30 1. 「埼玉県人口.mdrm」の読み込み ........................................................................... 31 2. 市町村名の編集 ........................................................................................................ 31

IV. 市町村名付きの市町村別人口密度の地図グラフの作成 ........................ 35 1. 地図グラフの重ね合わせ .......................................................................................... 36 2. 市町村名付き人口密度の地図グラフの描画 ............................................................. 38

V. 市町村別人口増減の地図グラフの作成 ...................................... 39 1. 「埼玉県人口.mdrm」の読み込み ........................................................................... 40 2. 作画 ........................................................................................................................... 40

VI. 人口増減と人口密度を重ね合わせた地図グラフの作成 ........................ 47 1. 地図グラフの重ね合わせ .......................................................................................... 48 2. 人口増減と人口密度の地図グラフの描画 ................................................................ 50

VII. さいたま市の政令市境の線を太線から実線に変換する方法 ..................... 51 1. 「埼玉県人口.mdrm」の読み込み ........................................................................... 52 2. さいたま市の政令市境の線を太線から実線に変更 .................................................. 52

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I. MANDARA のインストール 1. Yahoo 等の検索ツールで「MANDARA」と入力します。

2. 下の様な画面が表示されましたら、「地理情報分析支援システム MANDARA|フリ

ーGIS ソフト」をクリックします。

3. MANDARA のホームページが表示されますので、「ダウンロード」をクリックしま

す。

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4. 「MANDARA のダウンロード」をクリックします。

5. 「保存」をクリックし、パソコンのデスクトップに保存します。

6. デスクトップに下のようなアイコンができますので、アイコンをダブルクリックし

て、インストールを開始します。

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7. 「ようこそ MANDARA インストールウィザードへ」が表示されます。「次へ」をク

リックします。

8. 「インストール先フォルダの選択」が表示されます。「次へ」をクリックします。

【コメント】C ドライブの Program Files 内に MANDARA のフォルダが作成さ

れます。

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9. 「スタートメニューへの登録」が表示されます。「次へ」をクリックします。

10. 「インストールの準備が整いました」が表示されます。「インストール」をクリッ

クします。数秒でインストールが完了するハズです。

11. 「完了」をクリックします。

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12. MANDARA のアイコンがデスクトップに表示されます。

以上で、インストールは終わりです。

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II. 市町村別人口密度の地図グラフの作成

0 20km

人口密度

(人/K㎡)

7,5005,0002,5001,000

0 20km

人口密度

(人/K㎡)

7,5005,0002,5001,000

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1. 市町村の白地図の作成 1) MANDARA の起動

・MANDARA のアイコンをダブルクリックします。 「地理情報分析支援システム MANDARA」が表示されます。 「白地図・初期属性データ表示」をチェックし、OK をクリックします。

2) 地図ファイルの読み込み

・「参照」をクリックします。

・「使用する地図ファイル」

が表示されますので、矢印

の箇所に、「C:¥」と入力し、

enter キーを押します。 ・Program Files が表示さ

れます。Program Files を

ダブルクリックすると、下

層にMANDARAフォルダ

が表示されます。 ・MANDARA フォルダを

ダブルクリックし、更にそ

の下層の MAP フォルダをダブ

ルクリックすると、次頁の様な

ファイルが表示されます。

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・「日本市町村」をダブルクリックします。

【コメント】「日本市町村」の地図は、MANDARA をインストールした時、

MANDARA の Map フォルダに保存される地図です。その他に中国、アメリカ等

の地図もインストールされています。

3) 時期の設定 ・「設定」をクリックします。

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・2016 年 4 月 1 日と時期を入力し、OK をクリックします。

【コメント】MANDARA には、時空間という概念があります。

市町村の境界線は、市町村合併等により日単位で変化しています。よって、過

去の市町村の地図を作成したい場合は、該当する年月日を入力することで、当時

の地図を作成することができます。この機能は、1960 年以降から対応しています。 なお、「日本市町村」ファイルでしか時期設定してありませんので、それ以外の

ファイルついては、独自に作成する必要があります。

4)表示するオブジェクトグループの選択 ・「(面)市町村」をチェックし、OK をクリックします。

【コメント】市町村のデータと、地図上の市町村を繋げる役割を果たすキーのこ

とを、オブジェクトと言っています。この「日本市町村」ファイルでの熊谷市の

オブジェクト名は「埼玉県熊谷市」と設定されています。 市町村名のオブジェクトの集まりをオブジェクトグループといいます。「日本市

町村」ファイルには、オブジェクトグループとして、市町村、区、都道府県、地

方(北海道、東北、関東・・・・)、地域(北方領土、東京都多摩地区)の5つがあり

ます。都道府県の地図を作成したい場合は、「(面)都道府県」をチェックしてく

ださい。

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5)白地図の表示 ・「白地図」をクリックします。市町村別の日本地図が表示されました。

・右上×をクリックして、白地図を閉じます。

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2. 市町村別人口密度と人口増減のデータの MANDARA への取り込み 1)属性データ編集画面の表示

・「編集」クリック→「属性データ編集」クリック→「属性データ編集」クリック

します。

2)「属性データ編集」画面のコピーと Excel シートへの貼り付け

・矢印のところを左クリックして画面を反転させ、右クリックして「コピー」を

選択します。 ・Excel を起動し、Excel シートの A1 セルに張り付けます。

【コメント】「属性データ編集」画面の左端列がオブジェクト名です。 オブジェクト名は、地図とデータを繋げる大切なキーですので、オブジェクト

名は変更しないでください。

オブジェクト名

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3)埼玉県以外の市町村の削除 ・Excel シート上で、埼玉県以外の市町村を削除します。 A 列において昇順でソートすると都道府県のグループでまとまりますので、埼

玉県以外の市町村を削除してください。 (埼玉県以外の都道府県を削除した後のシートです。) ↓

4)「埼玉県」を削除した市町村名の作成 ・B3 セルに「=mid(a3,4,10)」と入力します。 ・B3 セルをコピーして、B4 セルから B65 セルに貼り付けます。 ・B1 セルに「市町村名」と入力し、B2 セルに「STR」と入力します。

【コメント】「STR」は単位が「文字データ」であることを示しています。 「STR」は半角で入力してください。

5)人口密度と人口増減のデータの Excel シートへの貼り付け

埼玉県のホームページから人口密度と人口増減のデータを取得します。 ・Yahoo 等の検索エンジンで「彩の国統計情報館」と入力します。 → 「彩の国統計情報館−埼玉県」をクリックします。

→ 人口・世帯 → 埼玉県推計人口

タイトル 地図表示単位 CAT埼玉県さいたま市埼玉県ときがわ町埼玉県ふじみ野市埼玉県伊奈町埼玉県羽生市埼玉県越生町埼玉県越谷市埼玉県横瀬町

タイトル 市町村名単位 STR埼玉県さいたま市 さいたま市埼玉県ときがわ町 ときがわ町埼玉県ふじみ野市 ふじみ野市埼玉県伊奈町 伊奈町埼玉県羽生市 羽生市埼玉県越生町 越生町埼玉県越谷市 越谷市埼玉県横瀬町 横瀬町

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→「過去のデータ」 ・月報データ(平成 9 年~現在) →「詳細版(市区町村別現在人口と異動人口等)」 H28(1~×月)詳細版

の順でページを開きます。 ・平成 28 年 4 月のフォルダを開き、「s201604 詳細版」の Excel を開きます。 ・「現在人口と異動人口」のシートを開きます。 ・A 列に「市町村名」、H 列に「前年同月の人口増減」、X 列に「人口密度」のデ

ータがあるので、A 列、H 列、X 列以外のデータは、すべて削除します。 ・行は、合計項目(総計、市計、郡計)、区(西区・・・・岩槻区)、郡(北足立郡等)

を削除します。 ・A7 から C69 セルを範囲指定して、A 列を昇順でソートし、2-(4)と同じ市

町村順になるよう調整します。(鶴ヶ島市が2-(4)と同じ市町村順にならない

ので注意) ・人口増減と人口密度のデータ(B7 から C67 セル)をコピーして、2-(2)~

(4)で作成した Excel シートの C3 セルに貼り付けます。 ・C1 セルに「人口増減」と入力し、C2 セルに「人」と入力します。 ・D1 セルに「人口密度」と入力し、D2 セルに「人/K㎡」と入力します。

6)「属性データ編集」画面への貼り付け

・MANDARA に戻り「属性データ編集」画面の項目数を増やします。 「属性データ編集」画面の適当なセルのところで、右クリックし、「データ項目数

の指定」をクリックします。

タイトル 市町村名 人口増減 人口密度

単位 STR 人 人/K㎡

埼玉県さいたま市 さいたま市 14,167 5,838.0埼玉県ときがわ町 ときがわ町 -102 203.4埼玉県ふじみ野市 ふじみ野市 376 7,609.3埼玉県伊奈町 伊奈町 551 3,014.3埼玉県羽生市 羽生市 -181 935.0

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・データ項目数を3と入力し、OK をクリックします。項目数(列)が2個増えま

す。

・先ほど作成した Excel シートの A1 セルから D65 セルまでを範囲指定し、コピ

ーします。 ・「属性データ編集」画面の矢印(「タイトル」のセル)のところで右クリックし、

「貼り付け(P)」をクリックします。

【コメント】(2)の「属性データ編集」画面と上の画面の「データの種類」を比

べてみてください。(2)では「カテゴリーデータ」となっていましたが、上の画

面では「文字データ」「通常のデータ」になっていると思います。 これは、単位が「STR」「人」「人/K㎡」と変更されたことにより、MANDARAが自動で「文字データ」「通常データ(数値データ)」と認識し変更したものです。 なお、今回は人口増減と人口密度でしたので、単位は「人」「人/K㎡」としまし

たが、「円」「g」と単位変更しても「通常データ(数値データ)」として認識しま

す。単位が「STR」の場合は、「文字データ」となり、単位を「CAT」に変更する

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と、「カテゴリーデータ」となります。カテゴリーデータとは、特定の値をとる数

値や文字です。

7)埼玉県以外のオブジェクトの削除 ・カーソルを下に移動します。 ・64 行目以降に、埼玉県以外の市町村が表示されています。

・適当なセルのところで、右クリックすると、下の様に表示されますので、オブ

ジェクト数の指定をクリックします。

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・オブジェクト数を 63 に変更して、OK をクリックします。

・「現在よりも少なくなります。よろしいです

か?」と表示されますので、「はい」をクリック

します。 ・埼玉県以外の市町村のオブジェクトが削除さ

れます。

【コメント】オブジェクトを削除する方法は、この他に、

削除したい行のセルで右クリックすると、右の様に表示

されるので、「オブジェクト削除」をクリックして削除し

ます。

8)データの記憶 ・OK をクリックします。

・OK をクリックしないで「×」で閉じてしまうと、編集した内容が記憶されませ

ん。

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・「新旧データ項目対応設定」が表示されます。OK をクリックします。

・エクセルは必要ないので、閉じておきましょう。

9)埼玉県のみ地図になっているか、確認

・「白地図」をクリックします。

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・「文字列データはラベル表示のみ可能です。」と表示されます。OK をクリックし

ます。

・埼玉県の白地図が表示されます。

・右上×をクリックして、白地図を閉じます。

【コメント】埼玉県のある地域(例えば、県北地域)の地図を作成したい場合は、

「属性データ編集」画面で、ある地域以外の市町村のオブジェクト名を削除する

ことで、地域の地図を作成できます。

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3. 作画 1)データ項目の選択

・データ項目で▼をクリックし、「3.人口密度」を選択します。

2)作画のための作業 ・当初は、区分方法が「自由設定」、分割数が「4」、階級区分が、12000、8000、4000 で設定されています。これは MANDARA が自動的に設定したものです。 ・そこで、人口密度の区分を任意に設定したいと思います。 ・区分方法はすでに「自由設定」になっていますので、そのままにしておきます。 ・分割数ですが、

人口密度を、 0 以上 1000 未満、

1000 以上 2500 未満、 2500 以上 5000 未満、 5000 以上 7500 未満、 7500 以上

の5区分に設

定したいと思い

ます。 「分割数」を5

に変更します。 すると、右側の

「階級区分値」が

一個増えて、4つ

になります。

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・階級区分値を

上から 7500 5000 2500 1000 と、入力します。

入力し終わっ

たら、度数分布

表をクリック

してみましょ

う。

・階級区分ごとに、該当する市町村数が表示されます。

・OK をクリックして、「度数分布表」を閉じます。

【コメント】区分方法については、「自由設定」の他に「分位数」「面積分位数」「標

準偏差」「等間隔」があります。 「分位数」は、オブジェクト数が階級区分で等しく分布するよう、区分値を自動

的に決定します。 「面積分位数」は、オブジェクトの面積が階級間で等しく分布するよう、区分値

を自動的に決定します。 「標準偏差」は、平均値±標準偏差で、区分値を6区分に決定します。 「等間隔」は、指定した分割数で等間隔に区分するものです。

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3)階級区分の背景色を黒から黄色に変更 ・背景色の最上段(矢印)の箇所をクリックすると、「色の指定」のダイアログが

表示されるので、黄色をクリックします。

黄色になった

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4)人口密度の描画 ・「描画開始」をクリックします。

【コメント】地図の描画は、すべて「描画開始」ボタンをクリックして行います。

・市町村別人口密度の地図グラフが表示されました。 【コメント】マウス中央のスクロールボタンを手前に回しますと、地図が縮小し

ます。奥に回しますと、地図が拡大します。右下の◎をクリックすると、地図が

画面いっぱいに表示されます。

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5)タイトルと凡例の表示 ・「オプション」クリック→「オプション」クリックします。

・「タイトル表示」をチェックします。

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・「凡例設定」タブをクリックし、「凡例を表示する」をチェックします。 ・OK をクリックします。

・タイトル「人口密度」と凡例が表示されました。

・凡例の位置が、地図に重なっているので、位置を移動します。 凡例のところにマウスを持っていき、ドラッグ&ドロップで移動します。

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注)地図、タイトル、スケールもドラッグ&ドロップで移動できます。

6)地図の印刷

・「印刷」を

クリックす

ると、「印刷」

のダイアロ

グが表示さ

れます。「印

刷実行」を

クリックし

ます。

7)画像の保存

・「ファイル」クリック→「画像の保存」クリックします。 ・「画像保存」のダイアログが表示されるので、適当な名前で保存します。

凡例が移動

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【コメント】保存形式は、拡張メタファイル、ビットマップ、png ファイルを選

択できます。 ・拡張メタファイルは、画像を拡大縮小しても文字や図形が変形しません。 ・ビットマップは、色々なソフトで読み込み編集ができますが、拡大すると荒く

なります。 ・png ファイルは、保存容量が小さいというメリットがあります。ホームページ

の画像に使用する場合に適しています。 【コメント】表示された地図を Word 文書に貼り付けたい場合は、Ctrl+C(コン

トロールキーを押しながら C を押します)で地図をコピーし、これを Word 文書

に張り付けます。

8)Web ページとして保存 ・「ファイル」クリック→「Web ページとして保存」クリックします。

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・「設定」をクリックし、ファイル名を入力し、「保存」をクリックします。 ・表示されるデータ項目の「市町村名」と「人口密度」をチェックします。 ・OK をクリックします。

・OK をクリックしたら、「セキュリティ保護のため、このコンピューターにアク

セスする可能性のあるスクリプトや ActiveX コントロールを実行しないよう、

Internet Explorer で制限されています。オプションを表示するには、ここをクリ

ックしてください。」と表示されることがありますが、クリックしてください。 ・「ブロックされているコンテンツを許可」をクリックしますと、html 形式で、下

の様に表示されます。

・さいたま市の箇所にマウスを合わせると、さいたま市の人口密度が表示されます。 ・「データ一覧表示」をクリックすると、市町村の人口密度一覧表が表示されます。

・以上で基礎的な作画の操作は終わりです。 ・右上×をクリックして、作画画面に戻ります。

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4. MANDARA 形式での地図グラフの保存 ・市町村別人口密度の地図グラフを MANDARA 形式で保存します。 ・作画画面で「ファイル」クリック→「MANDARA の形式でデータ・設定保存」

クリック→「地図ファイル付属形式でデータ保存」クリックします。

・ファイル名は、「埼玉県人口」として、デスクトップに保存します。 ・保存が終わりましたら、「ファイル」クリック→「MANDARA の終了」クリッ

クして、MANDARA を閉じます。 【コメント】MANDARA の形式で地図を保存した場合、ファイル名は「埼玉県人

口.mdrm」になっていると思います。拡張子は「mdrm」になっているハズでずが、

これは、地図と属性データが記憶されたファイルであることを意味しています。

白地図の拡張子は「mpf」になっています。 拡張子が「mdr」の場合は、属性データと MANDARA 上の様々な表示設定が保存

されたファイルですが、地図は保存されていないので、ご注意ください。

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5. 模様による作画 1)埼玉県人口の読み込み

・4.で保存した「埼玉県人口.mdrm」をダブルクリックします。 ・作画画面が表示されます。

2)人口密度を模様で作画 ・これまで、人口密度を色の強弱で表現してきましたが、MANDARA には模様に

よる作画機能も備わっています。 ・「ハッチ」をチェックします。階級区分が模様パターンに変わります。 ・「既定パターン」をクリックします。階級区分ごとに模様が設定されます。 ・「描画開始」をクリックします。

【コメント】模様について

は「既定パターン」をクリ

ックすることで、一発で設

定することができますが、

個々の階級の模様をひと

つひとつクリックするこ

とで、任意に模様を設定す

ることもできます。 0 20km

人口密度

(人/K㎡)

7,5005,0002,5001,000

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III. 市町村名の地図表示

さいたま市

ときがわ町

ふじみ野市

伊奈町

羽生市

越生町

越谷市

横瀬町

桶川市

加須市

皆野町滑川町

寄居町

吉見町

吉川市

久喜市

宮代町

狭山市

熊谷市

戸田市

幸手市

行田市

鴻巣市

坂戸市

三郷市

三芳町志木市

春日部市

所沢市

小鹿野町

小川町

松伏町

上尾市

上里町

新座市

深谷市

神川町

杉戸町

川越市

川口市

川島町

草加市

秩父市

朝霞市

長瀞町

鶴ヶ島市

東松山市

東秩父村

日高市

入間市

白岡市

八潮市

鳩山町

飯能市

美里町

富士見市

北本市

本庄市

毛呂山町

嵐山町

蓮田市

和光市

蕨市

0 20km

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1. 「埼玉県人口.mdrm」の読み込み ・デスクトップに保存された「埼玉県人口.mdrm」をダブルクリックします。 ・作画画面が表示されます。

2. 市町村名の編集 1)市町村名を設定する画面

・「ラベル表示」タブをクリックします。

2)市町村名の表示

・市町村名については、Ⅱ.2.(6)の属性データ編集(13 ページ)で、埼玉県を

削除した市町村名を作成してありますので、それを利用したいと思います。 ・「オブジェクト名を表示する」と「データ項目名を表示する」のチェックを外し

ます。 ・「データ項目」欄の追加をクリックします。

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32

デ ・データ選択」が表示されますので、「市町村

名」をクリックして、選択します。 ・「フォント」をクリックします。 ・「フォント設定」の「サイズ」を 1.5%に変更し、OK をクリックします。

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33

3)市町村名を地域の重心に表示 ・「ツール」クリック→「記号表示位置等関連操作」クリック→「ラベル表示位置

操作」クリック→「重心をラベル表示位置に設定」クリックします。

・「ラベル表示位置を重心に設定しました。」と表示されたら、OK をクリックしま

す。

注)当操作を実行しないと、市町村名は、役場の所在地に表示されることになり

ます。

・「描画開始」をクリックします。

さいたま市

ときがわ町

ふじみ野市

伊奈町

羽生市

越生町

越谷市

横瀬町

桶川市

加須市

皆野町滑川町

寄居町

吉見町

吉川市

久喜市

宮代町

狭山市

熊谷市

戸田市

幸手市

行田市

鴻巣市

坂戸市

三郷市三芳町志木市

春日部市

所沢市

小鹿野町

小川町

松伏町

上尾市

上里町

新座市

深谷市

神川町

杉戸町

川越市

川口市

川島町

草加市

秩父市

朝霞市

長瀞町

鶴ヶ島市

東松山市東秩父村

日高市

入間市

白岡市

八潮市

鳩山町

飯能市

美里町

富士見市

北本市

本庄市

毛呂山町

嵐山町

蓮田市

和光市

蕨市

0 20km

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34

4)市町村名の位置の移動 ・「東松山市」の位置をやや下の方向に移動します。 ・マウスを東松山市の地域内に移動し、右クリックします。 ・右の様に表示されますので「ラベル表示位置の設定」をクリックします。 ・「ラベルの表示位置を設定してください。

左クリックで設定、右クリックでキャンセ

ル」と表示されますので、OK をクリックし

ます。

・マウスが+に変わります。「東松山市」の文字をドラッグ&ドロップして、やや

下方向に移動します。 ・マウスは、再び矢印に変わります。 ・他の市町村も同様に見やすい位置に移動してください。

・地図の右上×をクリックして、地図を閉じます。

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35

IV. 市町村名付きの市町村別人口密度の地図グラフの作成

さいたま市

ときがわ町

ふじみ野市

伊奈町

羽生市

越生町

越谷市

横瀬町

桶川市

加須市

皆野町滑川町

寄居町

吉見町

吉川市

久喜市

宮代町

狭山市

熊谷市

戸田市

幸手市

行田市

鴻巣市

坂戸市

三郷市三芳町

志木市

春日部市

所沢市

小鹿野町

小川町

松伏町

上尾市

上里町

新座市

深谷市

神川町

杉戸町

川越市

川口市

川島町

草加市

秩父市

朝霞市

長瀞町

鶴ヶ島市

東松山市

東秩父村

日高市

入間市

白岡市

八潮市

鳩山町

飯能市

美里町

富士見市

北本市

本庄市

毛呂山町

嵐山町

蓮田市

和光市

蕨市

0 20km

埼玉県市町村別人口密度

(人/K㎡)

7,5005,0002,5001,000

人口密度

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36

1. 地図グラフの重ね合わせ ・Ⅱで、人口密度の地図グラフを作成しました。 ・Ⅲで、市町村名のある地図を作成しました。 ・ⅡとⅢの地図を重ね合わせることで、市町村名付き人口密度地図グラフを作成

することができます。 1)重ね合わせセット

・「ラベル表示」の状態

で、「重ね合わせセット」

をクリックします。 ・「「重ね合わせデータ

セット1」にセットし

ました。」が表示される

ので、OK をクリックし

ます。

・「単独表示」タブをク

リックし、「重ね合わせ

セット」をクリックしま

す。 ・「「重ね合わせデータセ

ット1」にセットしまし

た。」が表示されるので、

OK をクリックします。

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37

2)重ね合わせ表示 ・「重ね合わせ表示」タブをクリックします。 ・「重ね合わせ

データ」の内容

を確認します。 ・「人口密度」

と「ラベル表示」

の二つが、重ね

合わせデータ

として表示さ

れていれば、セ

ット完了です。 ・タイトルに、

「埼玉県市町

村別人口密度」

と入力します。

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38

2. 市町村名付き人口密度の地図グラフの描画 ・「描画開始」をクリックします。

・右上×をクリックして、地図グラフを閉じます。

・保存しないで、MANDARA を終了します。

さいたま市

ときがわ町

ふじみ野市

伊奈町

羽生市

越生町

越谷市

横瀬町

桶川市

加須市

皆野町滑川町

寄居町

吉見町

吉川市

久喜市

宮代町

狭山市

熊谷市

戸田市

幸手市

行田市

鴻巣市

坂戸市

三郷市三芳町

志木市

春日部市

所沢市

小鹿野町

小川町

松伏町

上尾市

上里町

新座市

深谷市

神川町

杉戸町

川越市

川口市

川島町

草加市

秩父市

朝霞市

長瀞町

鶴ヶ島市

東松山市

東秩父村

日高市

入間市

白岡市

八潮市

鳩山町

飯能市

美里町

富士見市

北本市

本庄市

毛呂山町

嵐山町

蓮田市

和光市

蕨市

0 20km

埼玉県市町村別人口密度

(人/K㎡)

7,5005,0002,5001,000

人口密度

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V. 市町村別人口増減の地図グラフの作成

0 20km

人口増減

14,000(人)6,0002,000

正の値負の値

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40

1. 「埼玉県人口.mdrm」の読み込み ・デスクトップに保存された「埼玉県人口.mdrm」をダブルクリックし

ます。 ・作画画面が表示されます。

2. 作画 1)データ項目の選択

・データ項目で▼をクリックし、「2.人口増減」を選択します。

2)作画のための作業

・「2.人口増減」を選択した時点で、下の様な作画画面になります。 ・記号の大きさ、表示記号、凡例値は、14000、6000、2000、0、0 で設定されて

います。 これは

MANDARAが自動的に設

定したもので

す。 ・「表示記号設

定」で、人口増

減で正の値の

色を赤にした

いと思います。 ・矢印の箇所を

クリックしま

す。

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41

・「記号設定」が表示されます。矢印の箇所をクリックします。

・「ハッチ設定」が表

示されます。「色」を

クリックすると、「色

の指定」のダイアロ

グが表示されるので、

赤を選択します。 ・OK をクリックし、「ハッチ設定」を閉じま

す。

赤になった

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42

・「記号設定」に戻るので、OK をクリックします。

3)人口増減の負の値の色の設定 ・負の値の色を紺色にします。矢印の箇所をクリックします。 ・「ハッチ設定」が表示されます。 「色」をクリックします。

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43

・「色の指定」のダイアログが表示されるの

で、紺色を選択します。 ・OK をクリックし、「ハッチ設定」を閉じま

す。

・「表示記号設定」の

正の色が赤、負の色

が紺色になっている

か、確認します。

紺色になった

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44

4)人口増減の描画 ・「描画開始」をクリックします。

・市町村別人口増減の地図グラフが表示されました。 【コメント】地図上の円の大きさは、凡例の大きさを基準にして円の大小が決定

されます。円が重なる場合は、小さい円が前面に表示されます。 ・地図の右上×をクリックして、地図を閉じます。

0 20km

人口増減

14,000(人)6,0002,000

正の値負の値

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45

5)人口増減の円を地域の重心に移動 ・「ツール」クリック→「記号表示位置等関連操作」クリック→「記号表示位置操

作」クリック→「重心を記号表示位置に設定」クリックします。

・「記号表示位置を重心に設定しました。」と表示されたら、OK をクリックしま

す。

・「描画開始」をクリックします。

0 20km

人口増減

14,000(人)6,0002,000

正の値負の値

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46

6)人口増減の円の位置の移動 ・秩父市の円が境界線にかかっていますので、やや下の方向に移動します。 ・マウスを秩父市の地域内に移動し、右クリックします。 ・右の様に表示されますので「記号表示位置の

設定」をクリックします。 ・「記号の表示位置を設定してください。左クリ

ックで設定、右クリックでキャンセル」と表示

されますので、OK をクリックします。 ・マウスが+に変わります。秩父市の円をドラッグ&ドロップして、やや下方向に

移動します。 ・マウスは、再び矢印に変わります。

・地図の右上×をクリックして、地図を閉じます。

0 20km

人口増減

14,000(人)6,0002,000

正の値負の値

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VI. 人口増減と人口密度を重ね合わせた地図グラフの作成

0 20km

埼玉県市町村別人口増減・人口密度

(人/K㎡)

7,5005,0002,5001,000

人口密度

14,000(人)6,0002,000

正の値負の値

人口増減

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48

1. 地図グラフの重ね合わせ ・Ⅱで、人口密度の地図グラフを作成しました。 ・Ⅴで、人口増減の地図グラフを作成しました。 ・ⅡとⅤの地図を重ね合わせることで、人口密度と人口増減の地図グラフを作成

することができます。 1)重ね合わせセット

・データ項目が「2.

人口増減」の状態で、

「重ね合わせセット」

をクリックします。 ・「「重ね合わせデー

タセット1」にセッ

トしました。」が表示

されるので、OK を

クリックします。 ・データ項目の▼をクリックし、「3.人口密度」を選択します。

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49

・「重ね合わせセット」

をクリックします。 ・「「重ね合わせデータセ

ット1」にセットしまし

た。」が表示されるので、

OK をクリックします。

2)重ね合わせ表示 ・「重ね合わせ表示」タブをクリックします。 ・「重ね合わせ

データ」の内容

をチェックし

ます。 ・「人口増減」

と「人口密度」

の二つが、重ね

合わせデータ

として表示さ

れていれば、セ

ット完了です。

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50

・タイトルに、

「埼玉県市町村

別人口増減・人

口密度」と入力

します。

2. 人口増減と人口密度の地図グラフの描画 ・「描画開始」をクリックします。 ・凡例、タイトルをドラッグ&ドロップして位置を整えます。

・埼玉県市町村別人口増減・人口密度の地図グラフが描画されました。 ・右上×をクリックして、地図グラフを閉じます。

・保存しないで MANDARA を閉じます。

0 20km

埼玉県市町村別人口増減・人口密度

(人/K㎡)

7,5005,0002,5001,000

人口密度

14,000(人)6,0002,000

正の値負の値

人口増減

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51

VII. さいたま市の政令市境の線を太線から実線に変換する方法

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52

1. 「埼玉県人口.mdrm」の読み込み ・デスクトップに保存された「埼玉人口.mdrm」をダブルクリックします。 ・作画画面が表示されます。

2. さいたま市の政令市境の線を太線から実線に変更 ・「描画開始」をクリックします。

・さいたま市との政令市境が太線になっているのを確認します。 ・「オプション」クリック→「線種ラインパターン設定」クリックします。

・「線種ラインパターン設定」が表示されますので、「政令指定市境」の線をクリ

ックすると、「基本ラインパターン」のダイアログが表示されるので、「実線」を

クリックします。 ・OK をクリック します。

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53

・さいたま市との政令市境の線が、実線に変更されます。

・右上×をクリックして、地図グラフを閉じます。 ・保存しないで MANDARA を閉じます。