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西便

未来に響く 新入社員の声 - Nikkan · 2019-12-12 · た たので 当社を選びましをする会社にめぐり合えました 建物の改修工事会社への就職を決めてい建物を直したい﹂と建設像をず

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Page 1: 未来に響く 新入社員の声 - Nikkan · 2019-12-12 · た たので 当社を選びましをする会社にめぐり合えました 建物の改修工事会社への就職を決めてい建物を直したい﹂と建設像をず

一番は人への思いやり 大谷さん

給料を得るありがたみ 佐藤さん

会社を選んだ理由

モノづくり側の立場に   

岡 さん

側画立てて働く難しさ 

中村さん

新たな発見

未来に響く 新入社員の声

幼少期から建設に関心 吉冨さん

スがールの大きさ魅力 小崎さん

国内外での実績見て 妹川さん

研究に携わる仕事を 藤原さん

第回フレシさ

  

産業論文コンクル入賞者

座 

談 

本社主催

넠出 넠席

 넠者

 【Ⅰ部入賞者】

 富士通九州シスたムサービス 

大谷 ちひろさん

た にお お

 日立造船 妹川

 賢司さん

じけ んか わい も

 堀場製作所 岡

 要平さん

へ いよ うお か

 山崎製パン 中村

 実央さん

おみむ らな か

 

 【Ⅱ部入賞者】

 トーうン 藤働

 万里子さん

こりまわ らふ じ

 西岡化建 吉冨

 拓己さん

みた くと みよ し

 エイチアンドエの 小崎

 明日香さん

かすあざ きこ

 ライのサポート・エガワ

佐藤 真奈さん

なまと うさ

(司 会)

日刊工業新聞社科学技術部 

安川 結野

 日刊工業新聞社は﹁第回のレぐこ産業論文がれえ

や﹂の上位入合8人による座談会を開きました会社を選んだ理由

や社会に出て実感したこと今後の目標などを話し合いました

﹁言葉で言たことを実践しているか振り返る﹂などはとさせ

られる率直な意見が飛び交いました︵入合論文は2017年月

日付日刊工業新聞に掲載しています︶

吉冨さん

妹川さん

大谷さん

中村さん

 뗙社会に出て実感した

こと学生時代と違うこ

とはありましたか

 大谷

 一番感じたの

は人を思いやることで

す小さなことですが

会議の中の議事録の書き

方や次にぐスたべを点

検する人がきちんとで

きるよう記録を残しなが

らたスちすることです

人を思いやることは学生

時代から言われてきたこ

とですが仕事は自分だ

けで終わらず相化がいる

ということを通じて人

に心を配ることが知識か

ら知恵へと深まりまし

たそういう気付きを得

られたのはすごく勉強

になたと感じていま

す 岡

 メいに入て

研修などでほでづくりの

工程を経験し﹁こうや

て工業製品ができるん

だな﹂と実感したことが

大きいと思います身の

回りのほでを見ても何

でできていてどんな設

計になているのかとい

うところに目が行くよう

になりほでをつくて

いく立場になたと感じ

ます

 中村

 学生時代は目の

前にある一つの仕事をす

ることが多かたのです

が会社は子数のことが

並行して進むことが多く

あります常に優先順位

を考えながら自分は何を

すべきか計画を立てて

働くことの難しさを痛感

しました先輩からアド

どイスを受けることもあ

り最近は少しずつ自分

のすべきことが見えてき

ました

 佐藤

 私は高校卒業後

に仕事を始めたのです

がお金をもらうことの

ありがたみを感じるよう

になりました学生時代

にアやどイちの経験がな

く働くことへの不安

と自立することに対し

てすごく不安があたの

ですが実際に働いてみ

ると不安よりも﹁お金

をもらているんだ﹂と

いう責大で毎日充実して

働けるようになりまし

 뗙受賞おめでとうござ

います会社を選んだ理

由と現在の仕事の内容を

教えて下さい

 大谷

 就職活動は三つ

の軸を重視しましたS

Eになること九州に貢

献できる仕事がしたいと

いうこと九州にいなが

らグロどやに働きたい

ということです当社は

それらを実現するずれ

スがある会社だと感じて

選びました現在は会社

の保有する経営だじを

グもの化可視化して経

営判断をサぶちする

﹁BIそや﹂の導入や

運用保守をする部署に

います

 藤原

 大学では低温物

性物理学の研究をしてい

て研究に携わる仕事を

したいと思ており地

元の宮城県で材料開発か

ら製品開発まで行てい

る点に魅力を感じ志望

しました今は材料研究

開発少部に所属していま

すお客様が望んだ特性

を満たす製品を作るため

にサればや品の試作と

特性評価をしています

 妹川

 就職活動では

﹁地図に残る仕事をした

い﹂﹁仕事をするからに

は全ての製作工程が見渡

せる職業や業務に就きた

い﹂という2点を重視し

ていました出身地の大

刊に少社があり鋼橋や

環境ばもれちなどを日少

や三世で生み出してきた

実績から就職を決めま

した今は工場で鋼橋工

事を担当していますお

客様が求める品質や奈期

を守るためお客様と工

場をつなぐなイば役を担

ています

 吉冨

 私が生まれた日

に刊神淡路大震災が起き

ました小さい頃から

誕生日に建物が崩れる映

像をずと見て﹁崩れた

建物を直したい﹂と建設

会社への就職を決めてい

ました建物の改修工事

をする会社にめぐり合え

たので当社を選びまし

た 岡

 小さい時からほで

をつくたり仕営みを

考えたりすることが好き

で伝械設計をしたいと

思ていました環境問

題に貢献できる会社とい

うことで当社を選びまし

た一般口費者向けの製

品と違い少量多品種の製

品もイれアばで1人

の位術者が製品に丸ごと

関われる点もおもしろそ

うだと思いました今は

水質を測る製品の改善

や先輩社員が担当する

新製品の化伝いをしてい

ます

 小崎

 当社は自動車メ

い向け超大型ばレス

伝メいです日少で

製造する企業が4社ほど

しかない製品ですがそ

のうちの1社が地元の福

井にあり世界に羽ばた

いて活躍していますス

おやの大きな会社とい

う点に魅力を感じて志望

しました5月に営業部

の配属になり営業事務を

しています修理に必要

な部品の発注見積書を作

員する仕事です三世向

け案件が多く英語で書く

ので大変苦労していま

す 中

 食品メいを

中心に就職活動をしまし

た決定的なきかけ

は学生時代になれ屋で

職人の方のアぐスじれち

として働き食品と人を

結ぶ企業に就職したいと

思たことです総務課

に配属となりお客様の

対応や原務全般を行い

社内世を結ぶ窓口のよう

な仕事をしています少

当にさまざまな方と関わ

る伝会があります

 佐藤

 誰でもお店に行

けば買い物ができるとい

う当たり前のことの中に

はどんな苦労があり

やりがいを感じられるか

を実感したいと思たの

がきかけで物流関係

の会社を志望しました

事務員としてドもイど

が荷物を配送するため

の伝票を作員していま

  

  │ 第3種郵便物認可

 │

       │ 2017年

 (

 平

 成29年

 )

 

 月

 

 日떵金

 曜

 日

  ││ │ │ │ │

Page 2: 未来に響く 新入社員の声 - Nikkan · 2019-12-12 · た たので 当社を選びましをする会社にめぐり合えました 建物の改修工事会社への就職を決めてい建物を直したい﹂と建設像をず

論文に取り組んで

    気付いたことなど物

流で生活を支えたい 佐藤さん

率直に意見言える人に 中村さん

将来の目標

女性活躍 

理解と協力を 小崎さん

新鮮な気持ちを大切に 吉冨さん

自分見直すきかけに 妹川さん

会社と自分 

関係を再考 藤原さん

言葉を実践できる自分 

大谷さん

製品設計できるように   

岡 さん

小崎さん

藤原さん

佐藤さん

岡さん

 뗙論文を書くことは何

かのきかけになりまし

たか

 小崎

 私は製造業にお

ける女性の活躍について

論文を書いたのですが

きかけは夢社直後の工

場実習で女子ちイレがな

いなど女性に働きにく

い環境はまだあると思

たことです女性は文書

作員など出やかな仕事な

どに向いていますし製

造業で活躍できると思い

ます女性の働きやすい

環境づくりには一人ひ

とりのもイのげじイやに

合わせた働き方を選択で

きる仕営みが必要でそ

のためには家族や会社

社会の理解と協力が不可

欠だと感じました製造

業は重たいものを運ぶな

どの作業がありますが

作業の標準化を推進すれ

ばきと女性も働ける

と思いました

 吉冨

 建設業界に対す

る偏見がたマでした

が夢社して間もないの

レシな気持ちで書け

たことが一番大きいと思

いましたその気持ちを

持ち続けて働ければと思

います建設業界は年齢

層が高くなているの

でいかに若い人材に対

する偏見をなくすかによ

て人材の活用の仕方

が変わてくると思いま

すしいい勉強になりま

した

 妹川

 社会人としての

自分を見直し今後を考

えるいい伝会になたと

思います自分がたマ

にしたのは﹁技術と技能

の伝承﹂です新夢社員

の人は学びたい気持ちが

先行する中で学ぶ側と

教える側が何を伝えるか

を明確にしなければ技

術・技能の伝承はできな

いことを書きました今

まで学ぶ側だた自分が

今後教える側に立た時

にどうありたいか今か

ら出来ることはないかを

考えるきかけになりま

した

 藤原

 仕事が自分に合

わなくてやめてしまう

やめたいと考えている友

達もいて﹁まだ夢て

半年もたてないのに

何で?﹂という思いは

論文を書き始めたころか

らありましたそう思わ

せてしまう会社がよくな

いのかそう思てしま

う我々がよくないのかを

考えながら会社も自分

も得をする﹁ウれ|ウ

れ﹂の関係を築くには

どうしたら良いかを考え

られるようになたこと

がよかたと思います

 뗙将来の目標はありま

すか

 佐藤

 会社の名前﹁も

イのサぶち﹂にちなん

でこれからも存流でお

客様の生活を支えたいと

いうのが第1の目標で

す存流はドもイどの

配送がメれで私はド

もイどをサぶちする

裏側ですが事務員がい

ないとドもイどは荷存

を運べません存流の基

点は自分なんだという気

持ちを持つと仕事への

取り営み方もどんどん変

わていくと感じまし

たこれからも事務員と

して自分の仕事に誇りと

責大を持て仕事を続け

たいと思います

 中村

 食品メい

は人の体だけでなく心

も健康にするものだと思

いますしかし食中毒や

異存混夢など一歩間違

えると人を不健康にして

しまうリげえを伴う仕事

だと思ています世界

中の人々が安心して口に

できる製品を世に送り出

すことが食品メい

の一番の務めです働い

ていると徐々に口費者

の目線を忘れてしまいま

すしたがて当社の

商品を口にしていた時の

気持ちを今後も忘れずに

いることが大前提だと

考えています私は直接

お客様とお話しする伝会

は友ないのですがその

ぶん社内の人と密接にが

へつおシれを取る

ことが多いという利点を

生かし製品やサビげ

に対する意見や考えを率

直に言える人でありたい

と考えています

 小崎

 目の前にある目

標は与えられた仕事を

完璧にこなすことです

私は営業事務ですが淡

々と作業をこなすのでは

なく変化に合わせてや

り方を変えたり提案し

たりして会社全体をサ

ぶちしていける存在に

なりたいと思います働

きながらも結婚出産し

て家庭も仕事もこなし

たいと思います

 岡

 伝丈設計の仕事が

できるようになて製

品を設計することが目標

ですまた論文の内容

とも関係しますが仕事

に好奇心を持ちおもし

ろがてやることを大事

にしたいと思います人

と違うということを排除

しがちな世の中ですが

人と違うから排除するの

ではなくそれがいいこ

とか悪いことか判断する

視点が大事ではないかと

思います

 吉冨

 工事の種類が多

いので実際の現場で施

工する様子を見て書類

だけで勉強した内容とは

違うことをもと勉強し

なくてはと思います勉

強を繰り返して力を付

け뗆いつかは뗒あいつに聞

けば大丈夫だろ﹂﹁あい

つがそう言ているんだ

たら問題ない﹂と言わ

れる人になりたいです

 妹川

 期待に応えて次

の事業につなげられる人

になることが今の夢で

あり目標です自分は鋼

橋製作の工程管理という

全体を見渡せる業務をし

ています全体を見渡す

には設計や現場の職人を

含めさまざまな人たち

の中に自分から飛び込々

勇気が今は一番必要だと

思ています恥ずかし

がらずさまざまな部署や

人に質問に行けるのは

新夢社員である私たちの

特権だと思いますその

特権を生かし知識を付

けることで1+1‖2で

はなく1+1‖3以上

の員果につなげたいと考

えていますそれが次の

事業につながると思いま

す 藤

 今後の目標は二

つあります一つは数年

先に必要とされるげび

えを見極めて製品を作

れる計画性と技術力を養

うことですもう一つは

存理学科出身を生かした

製品開発をすることで

す製品評価において

﹁なぜ値がこうなた

か﹂と働理に立ち返り

考察することができる

一芸に秀でた存在になれ

ればと思ています

 大谷

 言葉で言たこ

とを少当に行うこと実

践することをいつも忘れ

ずにいたいと思います

﹁いい言葉だな﹂﹁いい

アドどイげもらたな﹂

で終わらずに﹁それを

今自分はちんとや

ているかな﹂と振り返

り忘れないようにした

いと思いますそれがで

きていればげたけご

とに自分がやるべきこと

が見えてくると思いま

すその見えてくるもの

をつか々かつかまないか

は自分が実践できるか

どうかだと思います

  

  │ │

     

 月

 

 日떵金

 曜

 日

 2017年

 (

 平

 成29年

 )

 │        

│ 第3種郵便物認可

 ││ │ │ │ │