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の食材を使った健康レシピ 協会けんぽの管理栄養士によるヘルシーレシピを毎月お届けします 今月の食材 「ピーマン・パプリカ」

今月の食材 「ピーマン・パプリカ」/media/Files/nagano/...2016/06/07  · 旬の食材を使った健康レシピ 協会けんぽの管理栄養士によるヘルシーレシピを毎月お届けします

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旬の食材を使った健康レシピ

協会けんぽの管理栄養士によるヘルシーレシピを毎月お届けします

今月の食材

「ピーマン・パプリカ」

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ピーマン・パプリカの栄養と特徴 ★ピーマンは栄養価の高い緑黄色野菜で、特にビ

タミンCを豊富に含みます。一般的にビタミン

Cは加熱に弱いのですが、ピーマンは肉厚なの

で加熱による損失が少ないのが特徴です。

★パプリカは大型で肉厚のピーマンです。ピーマ

ンに比べ苦味が少なく甘みが強い品種です。

赤いパプリカは緑や黄色に比べ多くのβ-カロテ

ンを含んでいます。

★ピーマンやパプリカに含まれるピラジンには、 血液をサラサラにして血栓や血液凝固を防ぐ効 果があると言われています。

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ピーマンの和風バーグ詰め

★5月の旬の野菜のレシピ1 (1皿の野菜 53g)

作り方

①ピーマンは縦に半分に切り、種とへたを取り除く。 豆腐は100g程度になるまで水分をきる。 にんじんはみじん切りにする。 ひじきは水(分量外)で戻す。 ②ボールに豆腐、豚挽肉、にんじん、ひじき、塩を加えて混ぜ 合わせる。 全体に粘り気が出るまでよくこねる。 ③②をピンポン玉程度の大きさに丸め、ピーマンの内側に詰め 込む。 ④フライパンに③のピーマンの皮側を下にして並べ、ピーマン が浸らない程度に水を加えて蓋をし、蒸し焼きにする。 水分がなくなってもバーグに火が通っていない場合は少量ず つ水を加えて火にかける。 バーグに火が通ったら水分を蒸発させ、裏返してバーグの表 面に焦げ目をつければ出来上がり。

材料(4人分)

・ピーマン 6個(180g)

・豆腐 ¹/₂丁(150g)

・豚挽肉 100g

・にんじん 30g

・ひじき 2g

★塩 小さじ¹/₃(2g)

★水 適量

<1人分>

エネルギー 95 kcal

たんぱく質 7.6 g

食物繊維 1.6 g

塩分 0.5 g

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3色ピーマンのカレー炒め

材料(4人分)

・ピーマン 3個(90g)

・赤パプリカ ¹/₃個(60g)

・黄パプリカ ¹/₃個(60g)

★油 小さじ1(4g)

★カレー粉 2g

★塩 2g

★水 大さじ2(30ml)

★5月の旬の野菜のレシピ2 (1皿の野菜 53g)

作り方 ①ピーマンとパプリカは繊維にそって幅0.5㎜程度の 繊切りにする。 ②カレー粉、塩、水を混ぜ合わせておく。 ③フライパンを火にかけ、油をひきピーマンとパプリ カを炒める。ピーマンとパプリカに火が通り、色が鮮 やかになったら②を加えて炒める。 水分がなくなるまで炒めたら出来上がり。

<1人分> エネルギー 24 kcal たんぱく質 0.6 g 食物繊維 1.2 g 塩分 0.5 g

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野菜とれていますか? 『健康日本21』では1日の野菜摂取量の目標を350g以上、 そのうち緑黄色野菜は120g以上としています。 これは、ビタミン・ミネラル・食物繊維を充分に取るために必要な量です。

判定 当てはまる項目が・・・

0個 まずまず! これからもこの調子 で野菜を食べましょう

1〜3個 自分で思って いるより少いかも メニューを考えるなど、 野菜をとる工夫をしてみ ましょう

4個以上 全然足りて いません もっと積極的に野菜を 食べましょう

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野菜には必要な栄養素がたくさん!

ビタミン

ビタミンA(カロテン)・・・目や皮膚の粘膜の強化。風邪予防。 ビタミンC・・・ストレスや風邪などに対する抵抗力を高める。 鉄分やカルシウムの吸収を促進。 肌を若々しく保ち、しみ・そばかすを予防。 葉酸・・・皮膚や口内の粘膜の強化。アミノ酸の合成や たんぱく質の生成、促進。

ミネラル

カリウム・・・高血圧や糖尿病の予防。 心臓など体内の筋肉の正常化。 腎臓における老廃物の排泄を促進。 カルシウム・・・骨や歯を作り、骨粗しょう症を予防。 神経の鎮静作用。 鉄・・・体の各器官に酸素を運び、貧血などを予防、改善。

食物繊維

血中のコレステロールの低下作用。食後の血糖値上昇を抑制。

高血圧、脂質異常症、糖尿病や便秘などの予防。

野菜は1食にどのくらい 食べたらいいの??

生野菜なら両手に山盛り、ゆで野菜なら片手に山盛りが目安です!