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地域の高齢者同士が
「助け合う」仕組みづくり
住みよいまちは
自分たちでつくる
結いの会・高森東
(泉区)
⚫ 仙台市泉区の丘陵地帯にある
新興住宅地、泉パークタウン内
高森東地区のご紹介
⚫ 高森東小学校区、
5つの町内会
⚫ 人口 5,488人 2,154世帯
⚫ 高齢化率 28.8%
高森
寺岡
紫山
桂
高森東地区
きっかけは、高森東地区社会福祉協議会で高齢者のサロン活動を行う
ボランティア団体「もくれん」の結成10周年のとき・・・
⚫ 地域の高齢化が進み、
サロンの参加者が将来的な不安を感じるようになった
⚫ 「サロン活動の他に、日常生活支援も必要では」という声が上がる
➡ 新たな活動を模索する必要性
地域の課題について
高齢者の日常生活支援の必要性
2011年5月
設立までの経緯
① 気楽に立ち寄れる居場所づくり
② (有償で行う)日常生活支援
③ 安否確認・身守り・声がけ
地域福祉活動に関するアンケート調査を実施
28項目、1,920世帯に配布、有効回答数1,073(回収率57.1%)
調査結果を基にワークショップを開催
ワークショップによって3つのキーワードを共有
2013年
2014~15年
⚫ 現状把握、課題、活動内容の検討などについて協議
⚫ 先進地視察・意見交換
「結いの会・高森東」設立
準備委員会での検討2015年
2016年
地域のニーズを探る
アンケート調査の実施
結いの会・高森東
の立ち上げ
ポイント
団体立ち上げのポイント
⚫ 地域全体で課題意識を共有する。
⚫ 誰でも気軽に参加できる機会を設ける。
⚫ 段階を踏みながら、時間をかけて検討を
行う。
立ち上げの前に、
全地域住民対象のアンケート調査と
ワークショップを実施した。
講演会・ワークショップの様子
地域ガイダンスの様子
結いの会・高森東について
連携
理事会
各活動部門
結いカフェ
助け合い
見守り
健康
新規分野
高森地域包括支援センター
市社会福祉協議会泉事務所
地域の各団体
・連合町内会
・高森東地区社会福祉協議会
・楽寿会(老人クラブ) 等
宮城大学
申込会員
約300人
活動会員
約100人
会費 参加・手伝い⚫ 理事会メンバーと一緒に、活動の手伝いが可能
な会員を活動会員とし、各活動部門に所属。
⚫ 活動部門ごとにミーティングや勉強会・研修会
を実施する。
⚫ 地域の商業施設のオープンスペース(1階)に「結いカフェ」を開設。
⚫ 毎週2日(月・金)にサロン活動を実施。
⚫ ランチ会の開催(ひなまつりランチ会、クリスマスランチ会)。
取り組みについて1
みんなの「居場所づくり」… 交流の場の創出
取り組みについて2
お互いさまの「助け合い活動」…日常生活支援活動
⚫ ゴミ出し、庭の手入れ、病院への付き添い(徒歩限定)などを実施。
⚫ 各町内会のコーディネーターが依頼者と活動者(活動会員)をマッチング。
⚫ 有償支援 … 30分で100円または300円。
取り組みについて3
見守り・安否確認活動 … 地域ぐるみで見守る
⚫ 「見守りネットワーク※」による、1人暮らしの方を対象とした
緩やかな見守り。
※結いの会、町内会、民生委員、地区社協、もくれん等、各団体と連携したネットワーク
⚫ 独居世帯対象「ごはんの会」の開催。
取り組みについて4
健康体操 … 地域の新たなニーズへの対応
⚫ 理学療法士企画の健康体操を月2回実施(第1・第3水曜日)。
⚫ 定期的に「体力測定」(年2回)や「身体測定」(年1回)を実施。
ポイント 1 地に足を付けた、身の丈に合った組織づくりと活動を実践。
地域活動のポイント
⚫ 課題意識の共有、帰属意識の醸成 ➡ 地域住民の理解
ポイント 2 オープンスペースを活用し、交流の場をつくる。
ポイント 3 それぞれの活動部門が主体性をもって取り組む。
⚫ 誰でも気軽に利用できる拠点 ➡ 地域内の交流人口
⚫ ミーティング・研修会 ➡ 持続可能な活動、新たな担い手確保へ
⚫ 自立に向けた取り組みを実践中。
➡補助金に頼らないための自主財源を創出。
⚫ 新たなニーズの掘り起こしと活動の展開を模索中。
➡認知症カフェの立ち上げ(毎月1回開催中)
今後の目標・課題について
(例)活動参加費
募金箱の設置
ニュースレターに企業広告を掲載
ご清聴ありがとうございました。