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「「オープンソースでビジネスする方法オープンソースでビジネスする方法」」20062006年以降のオープンソースをずばり切る!年以降のオープンソースをずばり切る!
株式会社ワイズノット
2005年10月29日
新潟オープンソースカンファレンス新潟オープンソースカンファレンス20052005秋秋
2006年以降は、賢い経営陣がLinuxなどのオープンソース・アプリケーションとオープンソース・プログラミング・ライブラリの両方をよく理解し、積極的に採用していくことで、他社に先んじるチャンスの年が到来するということだ。数年後に振り返ったときには、あれが最後のチャンスだったと実感することになるだろう。そして、今このチャンスをつかまなかった経営陣は、なんとかして遅れを取り戻さなければと思っていることだろう。運が悪ければ、競争相手は既にもう追いつけないほど先を進んでいるかもしれない。オープンソースの未来像について株式会社ワイズノット社長嵐 保憲が熱く語ります。
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商号 株式会社 ワイズノット Wiseknot Inc.
URL http://www.wiseknot.co.jp/企業コード 981153483 (帝国データバンク)
本社 東京都渋谷区東3-16-3 エフ・ニッセイ恵比寿ビル8F代表TEL:03-5469-6910 FAX:03-5469-6911
新宿事業所 東京都渋谷区代々木2-11-17 ラウンドクロス新宿ビル9F横浜事業所 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-25-2 三井生命横浜ビル4F恵比寿支社 東京都渋谷区東3-16-3 エフ・ニッセイ恵比寿ビル8F
TEL: :03-5469-6910 FAX: 03-5469-6911汐留支社 東京都港区東新橋1-9-1 東京汐留ビルディング9F横浜支社 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-25-2 三井生命横浜ビル3F
TEL:045-317-7803 FAX:045-317-7804 神戸支社 兵庫県神戸市中央区江戸町95番地 井門神戸ビル12F
TEL:078-331-7880 FAX:078-331-7881 品川オフィス データセンター 24時間監視センター(住所非公開)
設立 2000年12月4日 (11月決算)資本金 222,575,000円(資本準備金166,775,000円)社員数 250名( 2005年10月1日現在)
役員 代表取締役社長 嵐 保憲取締役会長 渡邉 克己 取締役 矢田峰之取締役 俵 正之 取締役 更科 安春取締役(非常勤) 西村 利孝 監査役(非常勤) 松葉 孝宏
関連会社 (株)オープンソース総合研究所 (100%出資)http://www.osri.co.jp/
会員・資格 一般第二種電気通信事業者 (A-12-4435)労働派遣事業許認可(般13-07-0494)東京商工会議所会員
取引銀行 東京三菱銀行 恵比寿支店 三井住友銀行 恵比寿支店取引先 法人500社、個人株主構成 嵐保憲, ジャフコ, エンゼルキャピタル, 明治キャピタル
オリックス・キャピタル, みずほキャピタル, 従業員持株会東京三菱銀行, 豊和工業工事, ネクスト, 個人
社名の由来 オープンソースの「水先案内人」Wise 「賢い」「聡明な」Knot 「小集団」「(人との)縁」「結び目」
本社/恵比寿支社JR山手線 恵比寿駅 西口改札 徒歩4分日比谷線 恵比寿駅 徒歩4分
株式会社ワイズノット とは? ~ ちょっとだけご挨拶
横浜事業所/横浜支社JR横浜駅 西口出口 徒歩5分
神戸支社JR阪神阪急線 三宮駅 徒歩5分
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オープンソースとPHPに特化した経営
オープンソースは究極のダウンサイジング劇的なコスト削減効果により、オープンソースが普及しています。
全世界のWebシステムの40%はLinux, PHPによる構築
費用
時間
メインフレーム オープンシステム オープンソース
ライセンス費
サーバ運用費
いち早くオープンソースに特化
システム開発コストを大幅に抑えられる
ソフトウェアのライセンスだけで莫大な費用が必要になれば、日本企業の大半を占める中小企業にとって、ITを導入したくてもそのハードルはとても高くなってしまう。しかし、そのハードルを下げることで、ビジネスチャンスは広がり、日本を活性化できると考えたのです。現在、大手を含め様々な企業がこの分野に参入してきていますが、創業当初よりこの分野に特化してきた当社は、PHPのZend社との業務提携をはじめ、競合に対して圧倒的な優位性を誇っています。
開発言語 のPHPに特化
JAVAによる開発費用の半額で開発が可能(※設計工数は変わらず、開発工数が半減します)
• イニシャルコスト と メンテナンスコスト の削減
• オープンソースのプログラミング言語である
• Apache(Webサーバ)との高い親和性
• データベースとの高い親和性
• 全世界で圧倒的な導入率
オープンソースの運用をサポート企業がオープンソースを活用する場合は、環境維持や情報収集など専門知識を必要とする煩雑な運用作業が問題となり、自社での導入を見合わせる企業もあります。
ワイズノットは企業のオープンソースの導入と運用をサポートしています。
→ サブスクリプション・サービス (パッケージ保守)
→ ライフサイクルサービス (開発保守)
システム構築費
COBOL
FORTRAN
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3つの事業の柱
オープンソースに経営資源を特化オープンソース技術による付加サービスを提供
オープンソース事業
・ポータルサイト運営・情報誌の発行・コンテンツビジネスサービス・ビジネスマッチングサービス
・オープンソース技術によるインテグレーションサービス・オープンソースのライフサイクルサービス・オープンソースのサブスクリプションサービス・オープンソース・ソフトウェア共同開発サービス・ネットワーク管理、レンタルサーバサービス・オープンソース・ソフトウェア提供サービス(※ASP)
事業の骨子
経営理念
「三方満足」 (※三方=株主、顧客、社員)
「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」
事業動機とミッション
オープンソースのリーディングカンパニーを目指します
インターネットの技術、特にオープンソース技術を駆使することで、企業の業務プロセス改善を行い、人的リソース管理を含めたアウトソーシングサービスとして、ITソリューションを提供して行こうと考え、2000年12月より本事業を開始しました。
アウトソーシング事業
クロスメディア事業
・インターネットを使用したアウトソーシングサービス・オープンソース技術教育研修・技術者常駐サービス
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オープンソースのトレンドとワイズノットの歩み
オープンソースの進展とワイズノットのマーケットへの取り組み
Linux(1991)Apache
Linux(1991)Apache
PHP(1995)MySQL
PostgreSQLTomcatStruts
PHP(1995)MySQL
PostgreSQLTomcatStruts
Eclipse(開発環境)
XOOPS(CMS)osCommerce(EC)
OpenOffice(オフィスソフト)
Eclipse(開発環境)
XOOPS(CMS)osCommerce(EC)
OpenOffice(オフィスソフト)
1997~
2000~
2003~
基本ソフト ミドルウェア アプリケーション
『オープンソース』
概念が米国で誕生
『ワイズノット』
会社設立
マーケット創造
事業拡大フェーズ
企業内システム基幹システム
企業内システム基幹システム
2004~
オープンソースソフトウェアをASP方式により提供開始(日本初)
オープンソースによる自社ポータルの立ち上げ(がちょん共和国)
アプリケーションの付加サービス(課金決済、運用サポート)を開始
オープンソースに特化したサーバーサービスを開始
全てオープンソースを活用したシステム開発を開始
オープンソースに特化した教育研修サービスを提供開始(日本初)
コミュニティにサーバ提供などの支援をはじめる(例:2000万PV/月http://www.eclipsewiki.net )
オープンソースに特化した人材派遣・育成派遣を開始(日本初)
企業ブランド構築
規模拡大フェーズ
オープンソースのトータルマネジメントオープンソースのトータルマネジメント
マーケット規模
時間とオープンソース技術の進展
※オープンソース開発支援サイトsourceforge.orgには10万以上のプロジェクトが登録されている
??
2006~
6
企業におけるオープンソースへの取り組み
2002/2/7 サン、Linux搭載の低価格サーバー・OS戦略転換へ
2003/7/17 ワイズノット、オープンソース使用のFAQサービス「じゅげむ.info」ASP提供
2003/7/18 ワイズノットとゼンド、オープンソースでのMSPサービス事業で業務提携
2004/2/3 Eclipseがついに独立組織に--新理事会を結成
2004/2/10 ワイズノット、オープンソース「osCommerce」のアップロードツールを公開
2004/3/11 ワイズノット、設計公開ソフトで技術者の育成講座
2004/4/7 マイクロソフト、ついにオープンソースに--CPLでソースコードを初公開
2004/11/12 オープンソースの次章がはじまる?
2005/1/5 スパイクソース、オープンソース関連サービスの計画を発表
2005/2/1 サン・マイクロシステムズのSolaris 10がオープンソースに
2005/2/15 Zend Technologies、インテルとSAPからの戦略的投資を発表
2005/2/25 IBM、PHPの支持を表明--「Zend Core」バンドルを共同開発へ
2005/3/18 グーグル、オープンソース開発者向けに「Google Code」 を開始
2005/4/6 ワイズノット「オープンソース・ユニバーシティ(OSU)」開設
2005/4/16 オラクルがZend Technologiesと提携
2005/5/4 ドイツのミュンヘン市,1万4000台のLinux移行プロジェクトでDebian GNU/Linux採用を公表
2005/5/12 サイボウズがPHPとMySQLでフレームワークを開発,グループウエア製品を再構築
2005/7/14 日本HP、オープンソースシステム構築のサポートを強化
2005/10/6 株式会社オープンソース総合研究所を設立
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Web配信システム、One to Oneマーケティングシステム、ポータルサイト管理システム、顧客管理データベースマネジメントシステム、ログ管理データベースマネジメントシステム、バナー管理データベースマネジメントシステム、ポイント管理データベースマネジメントシステム、ECサイトとのDB連携のためのインターフェース、決済システムへのインターフェース...etc.
企業インフラ
人的資源管理
技術開発
調達
社内向けロジ
スティクス
オペレーション 社外向けロジ
スティクス
マーケティング
及び販売
サービス
利益
支援活動
支援活動
主要活動主要活動 利益利益オープンソースの活用
ウェブサイトからの購買履歴
顧客 ウェブサイト
ワン・トゥー・ワンマーケティング
基幹系システム
オープンソースの活用事例
8
国内の活用事例
民間における活用
札幌
神戸
オープンソース・コミュニティ
大学
国・自治体における活用
国家予算
都道府県
札幌市
企業における活用
9
時代のニーズ変化
1.ビジネスの変化
エンドユーザーとサプライヤーの接点の増加
間接販売 流通を介した販売、サービス提供
間接販売+直接サポート コールセンターによる顧客とのダイレクトサポート
ダイレクト販売+サポート インターネットによる顧客とのダイレクトビジネス
販売コスト(流通コスト)削減による利益を顧客還元
2.沢山ある情報の中から有用なものを判断し、活用する時代へ
情報入手の簡易化、低コスト化
検索エンジンの高性能化無料サービスの増加
顧客の高度化(専門化) ⇒ 顧客によるセルフサービスの時代へ
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オープンソースを活用している成長企業
沢山ある情報を整理して提供する会社の伸張 (情報のファイリング)
ヤフー
楽天
⇒ 自社サービスのために活用 ⇒ 他社との差別化要素へ
スピード経営を支える(新サービス投入等)
競合他社との経営スピードの差が成長差(マーケットシェア)に繋がる
ニーズの多様化にあわせたカスタムメイドが可能
(ユーザーからの視点:オンデマンド【on demand】 )
⇒ 開発スピードが経営を左右する
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旧来型のシステム活用している成長企業
今までのシステム活用
システム投資のトップは銀行(金融機関)
銀行などの金融機関がシステム投資の主役であり、差別化要因であった
コンビニなどの流通系、通信系、サービス系企業によるシステム投資
大量処理が必要なもの
システム化 = 業務の平準化 = マニュアル化 ⇒ 業務改善
業務改善の極み
トヨタ (カイゼン) 、 東京三菱銀行 、 セブンイレブン など
オープンソースは?
全世界でのシステム改善運動
12
オープンソースを読み解く
オープンソースとは
全世界でのシステム改善運動 ・・・ 企業から見た場合、ITイノベーション
⇒ システム開発の効率化 = エンジニアの解放
システム(ナレッジ)の再利用 = リサイクル
⇒ 全世界レベルでのナレッジマネジメント
オープンソースは分裂と多様化の歴史
OS(Linux) 、 PHP4 、 PHP5 、 OSS(オープンソースソフトウェア)
⇒ ニーズにあわせた、多様化の時代へ ⇒ 良いものだけが生き残る
XOOPS Cube
オープンソース文化 (オープンソース教)
技術以外の分野、ビジネス分野、生活分野にも活きている
ワールドワイドでの動き
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総括
オープンソースは今年を元年として、今後5年間で浸透、一般化する
オープンソースの企業活動への取り込みが活発化する
オープンソース・ソフトウェアは多様化する
オープンソースが当たり前の世代が社会に出てくる
オープンソースの概念は文化になる
オープンソースに乗るためには ⇒ 未来予測をして、先取りすることが大事
未来を歴史から読み解く
歴史の振り返り
OS ⇒ ミドルウェア ⇒ アプリケーション ⇒ サービス
ご清聴ありがとうございました。ご清聴ありがとうございました。