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Oracle ® Application Server Patch Set Notes 10g Release 310.1.3Patch Set 410.1.3.4.0for Linux x86 and Microsoft Windows32-Bit2008 7 これは、Oracle Application Server 10g Release 310.1.3Patch Set 410.1.3.4.0)に付属 しているドキュメントです。 このドキュメントには、以下の項が含まれています。 1 "パッチ・セットとは" 2 "このパッチ・セットについて" 3 "パッチ・セットのドキュメント" 4 "パッチ・セットの要件" 5 "パッチ・セットの適用" 6 "適用後のタスク" 7 "既知の問題" 8 "Microsoft Windows32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ" 9 "パッチ・セットのコンポーネント" 10 "ドキュメント・アクセシビリティ" 1 パッチ・セットとは パッチ・セットとは、総合的にテストされ、統合された製品修正プログラムを提供する ためのメカニズムです。パッチ・セットには、バグ修正プログラムを実装するために再 構築されたすべてのファイルが含まれています。パッチ・セット内のすべての修正プロ グラムはテスト済みであり、各プログラムが互いに動作することが確認されています。 このパッチ・セットには、影響の少ない修正プログラムしか含まれていないため、ソフ トウェア・ベンダーからとくに指示がない限り、サーバーに対してアプリケーションま たはツールを認証する必要はありません。 このパッチ・セットは累積的なもので、Oracle Application Server 10g Release 310.1.3Patch Set 110.1.3.1.0)、Oracle Application Server 10g Release 310.1.3Patch Set 2 10.1.3.2.0)、および Oracle Application Server 10g Release 3 10.1.3Patch Set 3 10.1.3.3.0のすべての修正プログラムが含まれています。 パッチ・セットには、すべてのプラットフォームに適用できる汎用的な修正プログラム が含まれており、プラットフォームに固有の修正プログラムが含まれる場合もあります。 1

Oracle Application Server...Oracle Application Serverの各リリースでサポートされているパッチ・セットの適用およ び使用に関する具体的な情報については、以下の各項を参照してください。

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Oraclereg Application Server Patch Set Notes

10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit)

2008 年 7 月

これはOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に付属

しているドキュメントです

このドキュメントには以下の項が含まれています

第 1 項パッチセットとは

第 2 項このパッチセットについて

第 3 項パッチセットのドキュメント

第 4 項パッチセットの要件

第 5 項パッチセットの適用

第 6 項適用後のタスク

第 7 項既知の問題

第 8 項Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ

第 9 項パッチセットのコンポーネント

第 10 項ドキュメントアクセシビリティ

1 パッチセットとは パッチセットとは総合的にテストされ統合された製品修正プログラムを提供する

ためのメカニズムですパッチセットにはバグ修正プログラムを実装するために再

構築されたすべてのファイルが含まれていますパッチセット内のすべての修正プロ

グラムはテスト済みであり各プログラムが互いに動作することが確認されています

このパッチセットには影響の少ない修正プログラムしか含まれていないためソフ

トウェアベンダーからとくに指示がない限りサーバーに対してアプリケーションま

たはツールを認証する必要はありません

このパッチセットは累積的なものでOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 1(101310)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 2

(101320)および Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 3(101330)のすべての修正プログラムが含まれています

パッチセットにはすべてのプラットフォームに適用できる汎用的な修正プログラム

が含まれておりプラットフォームに固有の修正プログラムが含まれる場合もあります

1

参照無償のインストールドキュメントリリースノートホワイトペー

パーそのほかの資料をダウンロードするにはOracle Technology Network(OTN)にアクセスしてくださいOTN を使用するにはオンラインで登録する

必要があります次のサイトにて無償で登録できます

httpwwworaclecomtechnologymembership

すでに OTN のユーザー名とパスワードがあればOTN Web サイトのドキュメ

ントセクションに直接アクセスできますアドレスは次のとおりです

httpwwworaclecomtechnologydocumentation

2 このパッチセットについて この項にはOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に

関する以下の重要な情報が含まれています

第 21 項このパッチセットでサポートされているOracle Application Serverの リリース

第 22 項パッチセット適用後の動作

21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のソフトウェア

は配布用として完全ではありませんこのパッチセットは既存のインストールに

上書きする必要がありますまたこのパッチセットを適用できるのはOracle Application Server の以下のリリースだけです

Oracle Application Server 10g Release 3(101300)

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)(Oracle SOA Suite を含む)

Oracle Application Server 10g Release 3(101320)(Oracle WebCenter Suite を含む)

Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)

すべての Oracle Application Server 10g Release 3(1013n)スタンドアロン インストール

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 1(101310)10g Release 3(1013)Patch Set 2(101320)または 10g Release 3(1013)Patch Set 3(101330)を適用済みのすべての Oracle Application Server 10g Release 3(1013n)

注Oracle BAM 101340 はOracle BAM 101330 にのみ適用できます

Oracle Application Server の各リリースでサポートされているパッチセットの適用およ

び使用に関する具体的な情報については以下の各項を参照してください

第 211 項パッチセットを 10g Release 3(101300)Oracleホームに適用する ときの注意点

2

第 212 項パッチセットを 10g Release 3(101310)Oracleホームに適用する ときの注意点

第 213 項パッチセットを 10g Release 3(101320)Oracleホームに適用する ときの注意点

第 214 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する

211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに

適用するときの注意点 Oracle Application Server 10g Release 3(101300)は完全な Java 2 Platform Enterprise Edition(J2EE)14 に準拠した環境を提供する重要な新規リリースでした

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)では既存の 10g Release 3(101300)Oracle ホームに含まれている特定のソフトウェアおよび構成ファ

イルが更新されていますその結果ソフトウェアの信頼性とパフォーマンスが向上し

ています

またOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)ではOracle Application Server 10g Release 3(101300)にいくつかの機能が追加されていますた

とえば-Xm[sx]フラグでは各 OC4J インスタンスのメモリ割当てプールの初期サイズ

をバイト単位で指定しますこの値は 1024 の倍数かつ 1MB 以上で指定する必要があ

りますキロバイトを示すには文字 k(小文字)または K(大文字)をメガバイトを

示すには m(小文字)または M(大文字)を追加します何も指定しない場合デフォ

ルト値は 2MB ですこれはndashXms2M と指定するのと同じですndashXms数値文字の

間に空白は含めません

表 1にこのパッチセットを 10g Release 3(101300)Oracleホームに適用したあと

で利用できる追加機能の概要を示します

表1 Oracle Application Server 10g Release 3(101300)ユーザーが利用できる 新機能と利点

機能の説明 追加情報

新しい Application Server Control Console の機

能OC4J インスタンスの作成および OC4J グ

ループへのインスタンスの統合機能クラス

タトポロジ内のポートルーティング ID

アプリケーションサーバーインスタンスの

確認および構成機能があります

『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』の 管理ツールの概要

『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』の

OC4J Java Single Sign-On を使用するためのイン

スタンスの構成

OC4J で提供されているシングルサインオン

の軽量ソリューションである OC4J Java Single Sign-On(OC4J Java SSO)のサポート

単一のドキュメントカタログのサービスに 拡張可能なスキーマを提供する軽量の Webサービスディレクトリプロトコルである

Web Services Inspection Language(WSIL)のサ

ポート

『Oracle Fusion Middleware Developers Guide for Oracle Web Services』のWeb Service Inspection Language 10

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101300)Oracle ホームに適用後開発者が業界標準の SOA アプリケーションを作成

およびデプロイするために使用できる一連のサービス指向アーキテクチャ(SOA)コン

ポーネント(Oracle SOA Suite)をインストールすることもできます

3

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)で提供される新

機能をサポートするためにパッチセットをインストールすることで10g Release 3(101300)Oracle ホーム内の opmnxml ファイルが自動的に更新されます次を参照し

てください

デフォルトのグループ名が OC4J から default_group に変わります

rmi エントリが rmis に変わります

各インスタンス(ホームを除く)がインスタンスと同じ名前のグループにまとめら

れます

Oracle Application Server インスタンスOC4J インスタンスおよび 10g Release 3 Patch Set 3(101330)内のグループの管理方法の詳細はOracle Technology Network の 10g Release 3(101320)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application ServerG 管

理者ガイド』を参照してくださいOTN のアドレスは次のとおりです

httpwwworaclecomtechnologydocumentation

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control のオンラインヘルプも参照でき

ます

212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに

適用するときの注意点 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)は10g Release 3(101300)リリー

スの更新プログラムであり10g Release 3(101300)の信頼性とパフォーマンスを向

上しいくつかの追加機能を提供します

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)は次のことを念頭に設計されまし

OC4J を使用して J2EE アプリケーションをデプロイおよび管理する管理者

サービス指向アーキテクチャアプリケーションを開発およびデプロイするための

プラットフォーム

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)は10g Release 3(101310)Oracle ホームまたは 10g Release 3(101310)のパッチを適用済みの 10g Release 3(101300)Oracle ホームに適用できます

注10g Release 3(1013n)のインストールに加えてOracle Application Server 10g Release 3(1013n)のスタンドアロンインストールを実行

する場合このパッチではコア製品とスタンドアロン製品だけが更新さ

れます

213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに

適用するときの注意点 Oracle Application Server 10g Release 3(101320)は10g Release 3(101310)コア J2EE機能(OC4Jその関連テクノロジーと Oracle HTTP Server)および Oracle WebCenter SuiteをサポートしますOracle WebCenter Suite にはOracle WebCenter Services および Oracle Content Database が含まれています

Oracle Application Server 10g Release 3(101320)および Oracle WebCenter Suite をイン

ストールしている場合はOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用してJ2EE のコアコンポーネントを更新することを推奨します

4

注Oracle Application Server 10g Release 3(1013n)のインストールに

加えて10g Release 3(1013n)のスタンドアロンインストールを実

行する場合このパッチではコア製品とスタンドアロン製品だけが更新

されます

214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する Oracle Web Cache はOracle Application Server 10g Release 3(1013)には含まれていま

せんただしOracle Application Server 10g Release 2 はRelease 3(1013)およびこの

パッチセットとの完全な互換性を備えています

Release 1013 環境で Oracle Web Cache を使用するユーザーはOracle Web Cache Release 1012 をダウンロードしてRelease 1012 の最新のパッチセットを適用する必要があ

りますOracle Web Cache は別の Oracle ホームにインストールする必要があります

22 パッチセット適用後の動作 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用すると

選択したOracle Application Serverの中間層のOracleホーム内にある特定のソフトウェア

および構成ファイルがアプリケーションプログラムによって更新されますOracleホー

ムはOracle Application Serverのインストールが含まれるOracleディレクトリのフルパス

ですこのドキュメントでは製品がインストールされているディレクトリを指すため

にORACLE_HOMEを使用しています

注ORACLE_HOMEはインストール済みのOracle Application Serverインス

タンスのフルパス名で置き換える必要があります

このパッチセットはサポートされている各リリースの全インストールタイプの J2EEソフトウェアを更新しますパッチセットの適用手順によりユーザーのインストー

ルに適したソフトウェアパッチのセットが自動的に特定されます

このパッチセットに含まれている製品の一覧については第 9 項パッチセットの

コンポーネントを参照してください

221 Oracle JDeveloperの変更点 Oracle JDeveloper の変更点を以下に示します

MQOutboundHeaderwsdlファイルにはCodedCharSetIdという名前の要素は

ありませんこの要素は手動でOracle JDeveloperに追加する必要があります

CodedCharSetId要素をアウトバウンドWSDLに割り当てる場合は以下の手順を実

行します

1 MQAdapterのアウトバウンドサービスを作成後MQAdapter OutboundHeaderwsdlファイルを開いて次の内容をMQOutboundHeader要素

に追加します ltelement name=CodedCharSetId type=string minOccurs=0 gt

2 Oracle JDeveloper を再起動します

5

3 Invoke アクティビティを作成しAdapters タブにアウトバウンドヘッダー変数を

作成します

4 手順 3 で作成したアウトバウンドヘッダー変数を使用してCodedCharSetID要素をアウトバウンドに割り当てます

3 パッチセットのドキュメント このリリースの Oracle Application Server パッチセットに関連するドキュメントは次の

2 つです

『Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit)』(本書)このドキュ

メントには次の情報があります - パッチセットの適用に必要なシステム要件および適用または削除の方法 - Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に関す

る既知の問題のリスト Linuxのドキュメントは配布されるパッチセットのOracleAppServer10g_

10134_Linux_Patchsetdocreadmehtmlファイルに含まれています Microsoft Windows の ド キ ュ メ ン ト は 配 布 さ れ る パ ッ チ セ ッ ト の

OracleAppServer10g_10134_Windows_Patchsetdocreadmehtm

lファイルに含まれています

『Oracle Application Server Fixed Bugs List 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)』このドキュメントにはこのリリースで修正されているOracle Application Server関連のすべての一般的なバグ(全オペレーティングシステムに

共通)が製品グループごとに一覧表示されています Linuxのドキュメントは配布されるパッチセットのOracleAppServer10g_

10134_Linux_Patchsetdocbugsfixedhtmlファイルに含まれていま

す Microsoft Windows の ド キ ュ メ ン ト は 配 布 さ れ る パ ッ チ セ ッ ト の

OracleAppServer10g_10134_Windows_Patchsetdocbugsfixed

htmlファイルに含まれています

また次の Oracle MetaLink Note にはこのパッチセットに関する情報があります

Oracle MetaLink Note 7270681 Oracle Application Server Patch Set Notes Addendum 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)

Oracle MetaLink Note 3970221 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Support Status and Alerts

Oracle MetaLink のアドレスは次のとおりです httpmetalinkoraclecom

4 パッチセットの要件 システムの基本要件についてはインストールガイドおよびリリースノートを参照

してください

パッチセットの詳細な要件については次の各項を参照してください

第 41 項必要なソフトウェア

第 42 項インストールの前提条件

6

注使用しているシステムがこの項に記載されている最小限の要件のいず

れかを満たさない場合はこのパッチセットのサポートに関するサービ

スリクエストを記入してください

41 必要なソフトウェア このパッチセットの前にインストールしておく必要があるシステムソフトウェアの

一覧を以下に示します

Oracle Application Server 10g Release 3(101300)10g Release 3(101310)10g Release 3(101320)または 10g Release 3 Patch Set 3(101330) リリース番号は次のプロパティファイルのリリース番号で確認できます

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEconfigiasproperties

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEconfigiasproperties

サポートされている次のオペレーティングシステムのどちらか一方

minus - Linux x86

minus - Microsoft Windows(32-Bit)

注Oracle BAM 101340 はOracle BAM 101330 にのみ適用できます

Oracle BAM 101340 でサポートされているプラットフォームについて

は『101340 Release Notes and New Features』を参照してください

42 インストールの前提条件

以下はこのパッチセットのインストールに関する前提条件です

システム構成がドキュメントに記載されている推奨のシステム構成を満たしてい

るかどうかを確認します

Microsoft Windowsのtmpディレクトリとtempディレクトリの環境変数が

『Oracle Application ServerG管理者ガイド』の記載内容に従い設定されていることを

確認します

このパッチセットを適用する前または既存の Oracle ソフトウェアに変更を加

える前にOracle ソフトウェアおよびインベントリのバックアップを取ります

Oracle ソフトウェアおよびインベントリをバックアップする方法については管理

者ガイドを参照してください

使用している環境によっては次の手順を実行してからパッチを適用する必要があ

ります

第 421 項Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレード

スクリプトを実行する

第 422 項Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプト

を実行する

7

421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアッ

プグレードスクリプトを実行する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101310)インスタンスに適用する前に次の手順を実行する必要があります

1 Orabpel ユーザーとして Oracle データベースに接続します

2 BPEL 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のス

クリプトを実行します

minus Linux x86 の場合upgrade_10131_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus - Oracle Databaseを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_

10131_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus - Oracle Database Liteを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合

upgrade_ 10131_10134_olitesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

3 Oraesb ユーザーとして Oracle データベースに接続します

4 ESB 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のスク

リプトを実行します

minus - Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqloracleディレクトリにあります

minus - Oracle Databaseを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_

10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqloracleディレクトリにあります

minus - Oracle Database Liteを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合

upgrade_ 10133_10134_olitesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqlotherディレクトリにあります

5 インスタンスを再起動します

8

422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済み

インスタンスでアップグレードスクリプトを実行する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release 3(101331)または MLR パッチ済みインスタンス

に適用する前に次の手順を実行する必要があります

1 Orabpel ユーザーとして Oracle データベースに接続します

2 BPEL 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のス

クリプトを実行します

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracle Databaseを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_

10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracle Database Liteを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合

upgrade_10133_10134_olitesql このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

3 ESB 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のスク

リプトを実行しますログインプロンプトが表示されたらoraesb ユーザーとし

てログインします(oraesb パスワードを入力)

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqloracleディレクトリにあります

minus Oracle Databaseを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_

10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqloracleディレクトリにあります

minus - Oracle Database Liteを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合

upgrade_ 10133_10134_olitesql このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqlotherディレクトリにあります

4 インスタンスを再起動します

5 パッチセットの適用 この項では以下のトピックについて説明します

第 51 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

適用する

第 53 項サイレントおよび非対話型パッチの適用

9

第 52 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する

第 54 項クラスタ環境にパッチセットを適用する

第 55 項10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジ

にパッチセットを適用する

第 56 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

再適用する

51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

適用手順について説明します次の項が含まれます

第 511 項既存環境をバックアップする

第 512 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

511 既存環境をバックアップする 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を自動的に削除する手段はありません

既存の環境のバックアップを取ってからOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールすることを強く推奨しますバックアップがあ

ればOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を削除し

てもまたはパッチの適用中に問題が発生した場合でも元の環境をリストアできます

データベースを元の状態に戻せるように使用しているデータベーススキーマのバッ

クアップを取る必要があります

参照Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリの詳細について

は『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』のバックアップとリカバリの

概要を参照してください

512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する パッチセットの適用手順は次のとおりです

1 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101300)Oracleホームに適用しシステムで Enterprise Javabeans 30 アプリケーションを使用する

場合パッチを適用する前にそのアプリケーションをアンデプロイする必要があり

ます パッチセットを 10g Release 3(101310)または 10g Release 3(101320)Oracleホームに適用する場合はこの手順を実行する必要はありません

アプリケーションをアンデプロイする手順は次のとおりです

a 元のインストールに使用したのと同じユーザー名で Application Server Control Console にログインしますアプリケーションが特定の OC4J イン

スタンスにデプロイされている場合はその OC4J インスタンスの OC4Jホームページに移動します アプリケーションをグループにデプロイしている場合はそのグループの

ページに移動します

10

参照Application Server Control の詳細については『Oracle Application ServerG管理者ガイド』の管理ツールの概要を参照してください

b c d

「Applications」をクリックしてアプリケーションのリストを表示します EJB 30 アプリケーションを選択します 「Undeploy」をクリックします

2 JDK Release 142 とともに OC4J インスタンスを使用する場合は次の手順を実行

して JDK Release 142 を置き換えてからパッチセットを適用する必要があります

パッチを適用後Release 15 を Release 142 で置き換えます

a Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセス

を停止します

b ORACLE_HOMEopmnconfopmnxmlファイルをバックアップします

c id=java-binのltdatagt要素内のJavaシステムプロパティを削除します

ltdatagt要素はopmnxmlファイルのltcategory id=start-parametersgt

要素内にあります

たとえばopmnxmlに以下の行が含まれている場合 ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-bin value=myhostjdk142binjava gt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt ファイルを次のように編集する必要があります ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt

d Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセス

を再起動します

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101300)Oracle ホームに適用しユーザー環境で Oracle Application Server Cold Failover Cluster トポロジを使用する場合以下の手順を実行する必要があります

11

a opmnxmlファイルを開きnotification-serverセクションで次の行を探しま

す ltipaddr remote=virtual_hostname request=virtual_hostnamegt このエントリがない場合はopmnxmlファイルに追加します前述の例で

は virtual_hostnameは実際の仮想ホスト名ですこの名前は

VIRTUAL_HOSTNAME変数と同じものにする必要があります

b Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN)を再起動します

4 dsaconfファイルを編集している場合はコピーを作成しますこのファイルは

パッチの適用中に上書きされます

5 アダプタを使用する場合はoc4j-raxmlファイルのコピーを作成しますこの

ファイルはパッチの適用中に上書きされます

6 ORACLE_ HOMEowsmbininstallpropertiesファイルに次の値が設定されてい

ることを確認します installhttphost=hostname installhttpport=7777

7 OC4J インスタンスが稼働していることを確認しますステータスは次のコマンド

を使用して確認できます

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl status

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl status

8 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)メディアの

Disk1 を挿入するか解凍したパッチセットソフトウェアを含むディレクトリ

の Disk1 サブディレクトリに移動します

9 Oracle Universal Installer を起動します

minus Linux x86 の場合 runInstallerコマンドを実行します

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 「setupexe」をダブルクリックします

表 2にパッチセットの適用中に表示される手順と画面を示します

注インストール手順の実行中に利用できるオンラインヘルプには

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のフルインストール

およびパッチセットのインストールに関する情報がありますしたがっ

てオンラインヘルプはパッチセットのインストール手順に特化し

たものではありませんOracle Universal Installer画面を使用した10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のインストールに関する具体的

な情報については表 2を参照してください

12

表 2 Oracle Application Server パッチの適用中に表示される画面

画面 操作

Welcome Oracle Universal Installer Welcome 画面を確認して「Next」をクリック

します

Welcome 画面に Oracle Universal Installer に関する情報が表示されます

インストール画面には以下のボタンが表示されます

Deinstall Products個々のコンポーネントまたは製品全体を削

除しますこのボタンは Welcome 画面にのみ表示されます

About Oracle Universal InstallerOracle Universal Installer のリ

リース番号を表示します

Help各画面の機能に関する詳細情報にアクセスできます

Installed Products現在インストールされている製品を表示

あるいは製品全体または個々のコンポーネントを削除します

Back前の画面に戻りますこのボタンは Welcome 画面では使

用できません

Next次の画面に進みます

Install選択した製品をインストールしますこのボタンは

Welcome 画面では使用できません

Cancelインストールプロセスを中止してOracle Universal Installer を終了します

Specify File Locations Specify File Location 画面ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のソースのフルパスを確認しインス

トール場所を選択できます

Source製品のインストール元であるproductsxmlファイル

のフルパスですOracle Universal InstallerをrunInstallerコマ

ンドまたはsetupexeファイルを使用して起動している場合

Oracle Universal Installerによってproductsxmlファイルのデ

フォルト値が検出されて使用されますパスは変更しないでくだ

さい

Nameパッチを適用するOracleホームの名前を選択します Oracleホームは名前で特定できますドロップダウンメニュー

から名前を選択するとPathフィールドが自動的に更新されて

選択したOracleホームの場所が表示されます

PathこのフィールドはNameドロップダウンメニューから

既存のOracleホームを選択すると自動的に入力されます

Browseこのボタンを使用してファイルシステムに移動し

ソースまたは宛先の場所を選択します

ファイルの場所を指定したら「Next」をクリックします

Administrator(oc4jadmin)Password

パッチを適用している Oracle Application Serverインスタンスの

oc4jadminユーザーパスワードを入力します「Next」をクリック

します

Prompt この画面では中間層のシャットダウンが表示されます「OK」をク

リックします

選択内容を確認して「Install」をクリックします Summary

13

表 2(続き)Oracle Application Server パッチの適用中に表示される画面

画面 操作

この画面にはパッチセットのインストールの進行状況が表示されま

す Install Progress

Configuration Assistants この画面には構成アシスタントの進行状況が表示されます構成アシ

スタントによってインストールの最後に自動でコンポーネントが構成

されます

Oracle Application Server 構成アシスタントのログファイルの具体的な

場所については『Oracle Fusion Middleware Installation Concepts and Repository Creation Utility ユーザーズガイド』を参照してください

「Exit」をクリックしてOracle Universal Installer を終了します End of Installation

注Oracle BPELOracle ESBおよび Oracle WSM の環境にパッチセッ

トを適用する場合はパッチセットの適用中に構成アシスタントが正常

終了していることを確認してください構成アシスタントが失敗した場合

は構成アシスタントを再試行しますまた失敗した場合はOracle Process Manager and Notification Server が起動していて必要なアプリケーション

がすべて稼動していることを確認しますOPMN が起動したら構成アシ

スタントを再試行します

パッチの適用をキャンセルする場合はOracle Support に連絡してパッ

チの適用以外で構成アシスタントを実行する方法を確認してください

10 現在のdsaconfファイルを手順 4 で作成したコピーで置き換えます

11 oc4j-raxmlファイルを手順 5 で作成したコピーで置き換えます

52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

Oracle Business Activity Monitoring 101330 のインストールに適用する手順について説

明します

Oracle BAMのインストールにパッチを適用する際setupexeをダブルクリックしたり

直接実行したりすることはできませんOracle BAM のインストールにパッチを適用す

るには次の各項の説明に従い10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

します

第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境を

バックアップする

第 522 項Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッ

チセットを適用する

521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする Oracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境のバックアップを取る手順

は以下のとおりです

14

注既存の Oracle BAM 101330 環境のバックアップを取ってからOracle BAM 101340 Patch Set をインストールしてくださいOracle BAM 101340 Patch Set はアンインストールできずスキーマがバージョン

101340 にアップグレードされるとOracle BAM Active Data Cache デー

タベースをダウングレードすることもできません

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 すべてのカスタマイズした構成ファイルイメージファイルおよびデータベー

スファイルのバックアップを取ります Oracle BAM構成ファイル(変更されている可能性あり)はOracle BAMをアンイ

ンストールすると次のフォルダに保存されます ORACLE_HOMEConfigFilesBackup このフォルダはOracle BAMをアンインストールしても削除されませんただし

ファイルを別の場所に移動することは可能です さらにレポートまたはビューがバックグラウンドでイメージファイルを使用す

る場合imagesフォルダのバックアップを取る必要がありますOracle BAMをア

ンインストールするとimagesフォルダもORACLE_HOMEBAMimagesフォルダに保

存されます

3 Oracle データベースツールを使用してOracle BAM Active Data Cache データベー

スのフルバックアップを作成します

4 Oracle Enterprise Link for BAM をインストールしている場合はEnterprise Link Data Flow Service のすべての設定をメモします

注binary_doubleのサポート問題を回避するにはOracle Database Data Pumpのexpユーティリティではなくexpdpユーティリティを使用します

522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インス

トールにパッチセットを適用する

注Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)ではOracle BAM は Microsoft Windows(32-Bit)でのみ利用できます

Oracle BAM 101340 でサポートされているプラットフォームについて

は『10134 Release Notes and New Features document』の Oracle BAM の

項を参照してください

パッチセットの適用手順は次のとおりです

1 DOS コマンドウィンドウを開きます

2 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)メディアの

Disk1 を挿入するか解凍したパッチセットソフトウェアを含むディレクトリ

のDisk1bamサブディレクトリに移動します

3 次のように入力してsetup_bambatファイルを実行します setup_bambat BAM_location

15

BAM_locationのデフォルト値はCOracleBAMです

Oracle BAM が複数のマシンにデプロイされている場合はサーバーボックスごとに

Oracle BAM パッチインストーラを実行する必要があります

53 サイレントおよび非対話型パッチの適用

この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

サイレントまたは非対話型で適用する方法について説明します

1 台以上のコンピュータに対して同様の適用をおこなう場合はサイレントパッ

チ適用を使用しますサイレントパッチ適用ではコマンドラインを使用して

リモートでパッチを適用することもできます

特定の画面を確認したいまたは一部の情報を対話形式で入力したい場合は非対

話型パッチ適用を使用します

サイレントまたは非対話型パッチ適用をおこなうにはインストーラにレスポンス

ファイルと呼ばれるテキストファイルを提供しますインストーラはレスポンス

ファイル内の変数およびパラメータ値を使用してインストーラのプロンプトの一部ま

たはすべてに応答します

この項には以下のトピックが含まれています

第 531 項サイレントインストール

第 532 項非対話型インストール

第 533 項レスポンスファイル

第 534 項サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する

531 サイレントインストール サイレントインストールの場合インストールを監視する必要はありません情報を

入力することはなく監視するためのグラフィカルユーザーインタフェースもあり

ません

サイレントインストールをおこなうにはインストーラにレスポンスファイルを提

供してコマンドラインで-silentフラグを指定します

532 非対話型インストール 非対話型インストールの場合インストーラには通常のインストールと同様グラフィ

カルユーザーインタフェースが表示されます特定のインストーラプロンプトに

対するエントリがレスポンスファイルに存在しない場合はユーザーがインストール

中に応答する必要があります

533 レスポンスファイル レスポンスファイルはパッチセットを適用する前に作成する必要がありますまた

任意のテキストエディタを使用して編集できますまずOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の次のディレクトリにあるレスポンスファ

イルのテンプレートoracleasj2eepatchsetCustomrspをコピーします

Linux x86 の場合Disk1stageResponse

Microsoft Windows(32-Bit)の場合Disk1stageResponse

テンプレート内のパラメータには次の 3 種類の値があります

定数

16

オプションの値

必須の値

これらのパラメータについては以下の各項で説明します

定数 パッチセットの適用を正常におこなえるように事前に設定されたテキストまた

はブール値があります上級ユーザー以外はこれらの値を変更しないでください

minus Linux x86 の例 FROM_LOCATION=Disk1stageproductsxml SHOW_SUMMARY_PAGE=false

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

FROM_LOCATION=EDisk1stageproductsxml SHOW_SUMMARY_PAGE=false

オプションの値 パラメータが文字列ltValue Unspecifiedgtに設定されている場合インストーラ

はこのパラメータを無視しますインストーラはパラメータのデフォルト値を使

用するか現在インストールされているOracle Application Serverから値を取得しま

す上級ユーザー以外はこれらの値を変更しないでください

minus Linux x86 の例 UNIX_GROUP_NAME=ltValue Unspecifiedgt

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

RESTART_SYSTEM=ltValue Unspecifiedgt

必須の値 パラメータが文字列ltValue_Requiredgtに設定されている場合この文字列をテキ

ストまたはブール値で置き換える必要がありますサイレントパッチ適用の場合

値を指定しないとプロセスが失敗します非対話型パッチ適用の場合この文字

列をテキストまたはブール値で置き換えないとプロセスが一時停止し通常の画

面が表示されてこの値の入力を求められます Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用では

次のパラメータの値を指定する必要があります

minus ORACLE_HOME

これはパッチを適用するインストールが含まれる Oracle ホームディレク

トリのフルパスです

lowast サイレントパッチ適用の場合はOracleホームへのパスがあるエン

トリ ORACLE_HOME=ltValue_Requiredgt を更新する必要があります次を参照してください Linux x86 の場合ORACLE_HOME=privateoracleAppSrvHome

Microsoft Windows(32-Bit)の場合ORACLE_ HOME=

17

CprivateoracleAppSrvHome

このエントリを更新しない場合プロセスは失敗します

lowast 非対話型パッチ適用の場合このエントリを更新しないとインス

トーラが一時停止してFile Locations ダイアログが表示されます

534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する手順は次のとおりです

注サイレントパッチ適用中に使用中のファイルがある場合(ユーザー

がファイルを開いているなど)プロセスが終了することがあります終

了してしまった場合は開いているファイルを特定して対応するプロセ

スを停止する必要があります該当プロセスを停止後パッチの適用を再

度開始できます

1 製品のインストールメディアからレスポンスファイルのテンプレートを使用し

ているコンピュータにコピーします

2 コピーしたファイルに必要な変更を加えて保存します

3 dsaconfファイルを編集している場合はコピーを作成しますこのファイルは

パッチの適用中に上書きされます

4 アダプタを使用する場合はoc4j-raxmlファイルのコピーを作成しますこの

ファイルはパッチの適用中に上書きされます

5 パッチの適用を開始しますインストーラのresponseFileパラメータの値として

レスポンスファイルのパスとファイル名を指定しますサイレントインストー

ルの場合はsilentパラメータも指定します次のMicrosoft Windowsの例ではEはインストールメディアのドライブです

サイレントパッチ適用

minus Linux x86 の例 gt runInstaller -silent -responseFile absolute_path_and_filename

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

Egt setupexe -silent -responseFile absolute_path_and_filename

非対話型パッチ適用

minus Linux x86 の例 gt runInstaller -responseFile absolute_path_and_filename

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

Egt setupexe -responseFile absolute_path_and_filename

18

注Oracle Business Activity Monitoring101340 のサイレントパッチ適用

を実行するにはEDisk1BAMディレクトリから次のコマンドを実行し

ますEはインストールメディアのドライブです EDisk1BAMgt setup_bambat ltBAM Install Locationgt -silent

たとえばOracle BAMをCOracleBAMにインストールしている場合は

次のコマンドを使用してサイレントモードでパッチを実行します EDisk1BAMgt setup_bambat COracleBAM -silent

6 インベントリディレクトリ内のログファイルでエラーがないことを確認します

ログファイルは次のディレクトリにあります

minus Linux x86 の場合 oracle_inventory_pathlogsinstallActiontodays_date_timelogoracle_inventory_pathlogssilentinstalltimestamplog oracle_inventory_pathの値は次のファイルに格納されています varoptoracleoraInstloc

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

Coracle_inventory_pathlogsinstallActiontodays_date_time log Coracle_inventory_ pathlogsinstallActionsilentinstalltimestamplog oracle_inventory_pathの値は次のディレクトリにあります varoptoracleoraInstloc 前述の例ではファイルが置かれている場所がCドライブだと仮定しています

フ ァ イ ル の 場 所 を 判 定 す る に は レ ジ ス ト リ の

HKEY_LOCAL_MACHINESOFTWAREOracleinst_locエントリを確認します

ログファイル名の形式はinstallActionstodays_date_timelogです

7 現在のdsaconfファイルを手順 6 で作成したコピーで置き換えます

8 oc4j-raxmlファイルを手順 4 で作成したコピーで置き換えます

54 クラスタ環境にパッチセットを適用する Oracle Application Server 10g Release 3(101300)10g Release 3(101310)10g Release 3(101320)または 10g Release 3(101330)クラスタトポロジを管理している

場合はクラスタ内の各アプリケーションサーバーインスタンスに Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用できます次の手順を参照

してください

参照ESB Runtime インスタンスの構成の詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

1 第 2 項このパッチセットについてで更新しているリリースに該当する情報を

確認します たとえばパッチセットを 10g Release 3(101300)の環境に適用している場合

は第 211 項パッチセットを 10g Release 3(101300)Oracleホームに適用す

19

るときの注意点を確認してください

2 クラスタ内の 1 つのアプリケーションサーバーインスタンスにパッチセット

を適用するには第 51 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用するに記載されている説明に従います

3 パッチを適用後新たにパッチを適用したインスタンスが稼働中であることを確認

します たとえばApplication Server Control Console に移動して新たにパッチを適用した

インスタンスがクラスタのメンバーとして表示されていることを確認します該当

のインスタンスが稼動していることを確認してアプリケーションサーバーの

ホームページまたはそのインスタンスの OC4J ホームページにドリルダウンしま

4 第 6 項適用後のタスクに記載されている自分の環境に当てはまるタスクを実行し

ます

5 クラスタ内の残りのアプリケーションサーバーインスタンスに対して手順 2~4 を繰り返します

注10g Release 3(101300)クラスタにパッチを適用している場合は

10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Fusion Middleware Upgrade Guide for Enterprise Deployments』で詳細を確認してく

ださい

55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメ

ントトポロジにパッチセットを適用する この項では最小の停止時間で10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジに適用する方法について

説明しますパッチの適用中にインストーラによって Oracle ホーム内のすべてのコン

テナにパッチが適用されます

551 このパッチセットを適用する前に パッチセットを適用する前に『Oracle Application ServerG エンタープライズデプ

ロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』の情報を確認してください

パッチの適用手順では以下のことが前提となっています

『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリー

ス 3(101310)』に説明されている 10g Release 3(101310)mySOACompanyトポロジにパッチを適用していること

10g Release 3(101310)mySOACompany トポロジにはスタンドアロンの Oracle BPELOracle ESBおよび Oracle WSM インストーラを使用して作成した Oracleホームだけが含まれていること統合された Oracle SOA Suite インストーラを実行

してOracleホームを作成し未使用のコンポーネントを無効にしている場合でも

この手順に従う必要がありますただし有効なコンポーネントに適用されるすべ

てのアプリケーション層の手順を実行してからパッチを適用する必要があります

詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメント

ガイド』の第 3 章mySOACompany の Web 層とアプリケーション層のインストー

ルと構成を参照してください

20

すべてのOracleホームおよびトポロジ内のすべての oraInventory情報のフルバッ

クアップを取っていること詳細については『Oracle Application ServerG 管理者

ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

552 パッチセットを適用する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)mySOACompanyエンタープライズデプロイメントトポロジに適用する手順は以下のとおりです

1 BPEL 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のアッ

プグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示されたら

ORABPEL ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

2 Oracle ESB 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次

のアップグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示された

らORAESB ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

3 最初にパッチを適用する中間層のインスタンスを 1 つ選択します選択できるの

はBPELESB Runtime(ESBR)または ESB Design Time(ESBD)インスタン

スです

4 次の手順を実行してパッチを適用しているインスタンスのルーティング ID を変

更しますこの変更により新たな HTTP 要求の受入れが拒否されインスタンス

による不要なプロセスの実行が回避されます

a opmnxmlファイルのバックアップコピーを作成しますORA-HOME1

ORA-HOME2またはORA-HOME3に対応するORACLE_HOMEの値(『Oracle

21

Application ServerGエンタープライズデプロイメントガイド』を参照)

はパッチを適用しているインスタンスによって異なります次に例を示

します cp ORACLE_HOMEopmnconfopmnxml ORACLE_

HOMEopmnconfopmnxmlbackup

b opmnxmlファイルを編集してパッチを適用しているインスタンスのルー

ティングIDを変更しますたとえばOC4J_SOAインスタンスにパッチを適

用している場合はルーティングIDを指定する行を追加します次の例の

太字部分を参照してくださいこのインスタンスではOracle BPELOracle ESBまたはOracle WSMを実行できます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=OC4J_SOA module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-parametersgt

ltdata id=routing-id value=Ygt

注ハードウェア LBR を変更するのではなくルーティング ID を使用し

て OC4J へのルーティングを回避することを推奨しますLBR 構成を変更

する場合Oracle HTTP Server へのルーティングだけを回避することにな

ります構成内にあるほかの Oracle HTTP Server のインスタンスはパッ

チを適用している OC4J へのリクエストをクロスルーティングできます

この方法は新たな HTTP リクエストの実行を阻止しますそのほかの起

動しているサービス(JMS など)はコンテナが停止するまで稼動し続け

ます

5 ESB Design Time(ESBD)インスタンスだけの場合 opmnxmlファイルを編集してサービスフェイルオーバー構成を削除しますこ

れでインスタンスがESBDに対して非アクティブ-パッシプな構成に戻りますた

とえばファイルに以下のエントリが含まれている場合

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J service-failover=1

status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgt

次のように修正します

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUP numprocs=1gt

6 パッチを適用しているインスタンスのデータベース情報を変更しますこれで

パッチを適用している間にSOA コンポーネントからデータベースにトランザク

22

ションが渡るのを防げます

a パッチを適用しているインスタンスのORACLE_HOMEでdata-sourcesxmlの

バックアップコピーを作成します次に例を示します

cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup

b datasourcesxmlファイルを編集して存在しないデータベースを指すよ

うにしますこれをおこなう方法としてはデータベースのポート番号を

意図的に正しくないポート番号に変更する方法がありますたとえばデー

タベースポート 1521 を使用している場合はすべての参照をポート 1522に変更します次の例の太字部分を参照してください ltconnection-factory

factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource

url=jdbcoraclethin

(DESCRIPTION=(ADDRESS_LIST=(LOAD_BALANCE=on)

(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)

(HOST=dehydusoraclecom)

(PORT=1522)))

(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=orcl)))

user=oraesb password=-gtesb_passwordgt

7 opmnxmlファイルにnumprocs=1を設定します

8 パッチを適用しているインスタンスを停止しますそのほかのインスタンスは実行

したままにできます

注継続中の HTTP 同期リクエストはすべて停止することを推奨します

停止操作では正常に停止するためにJMS コールなどのそのほかの種類

のリクエストは考慮されません

9 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を Oracle ホームに適用します

10 パッチを適用する前にインスタンス内の使用していないすべての SOA コンポー

ネントを無効にします無効にしない場合インスタンスを再起動するとそれら

のコンポーネントも起動します たとえばOracle ESB を使用していない場合はASControl から「ClusterTopology」「Applications」「Stop」の順に選択して ESB サービスを停止できます

11 インスタンスのルーティングIDを元の値に戻します次に例を示します ltdata id=routing-id value=g_rt_idgt この場合元の値はopmnxmlファイルのバックアップコピーに基づき決められま

すこの手順は手順bで説明したプロシージャとは反対のものです

12 ESB Design Time インスタンスの場合は次の 2 つの手順を実行して OPMN サービ

スのフェイルオーバーを有効にします

a OC4J_ESBDTのprocess-typeタグにservice-failover=1を追加します

b ESBDT_GROUPのprocess-setタグからnumprocs=1を削除しますつまり

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgtを元の値ltprocess-set id=

23

ESBDT_GROUP numprocs=1gtに戻します

13 opmnxmlファイルのnumprocの値を元の値に戻します

14 インスタンスデータのソース構成を手順 6 で作成したdata-sourcesxmlのバッ

クアップコピーをリストアして元の状態に戻します cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup ORACLE_

HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

15 インスタンスを再起動します

16 そのほかのBPELESB Runtime(ESBR)およびESB Design Time(ESBD)インス

タンスに対して手順 3~15 を繰り返し1 度に 1 つのORACLE_HOMEにパッチを適用

します

56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用中は

Available Product Components 画面が表示されますパッチの適用を続行するにはコ

ンポーネントツリーを展開してパッチを再適用するためにすべてのコンポーネント

を手動で選択する必要がありますこの選択をおこなわないとOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用に失敗します

6 適用後のタスク この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

適用後のタスクについて説明します以下のトピックが含まれます

第 61 項フルバックアップを実行する

第 62 項PHPを有効にする

第 63 項JDKをRelease 142 にリストアする

第 64 項BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する

第 65 項カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイ

する

第 66 項Java Single Sign-Onを有効にする

第 67 項Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをデプロイする

第 68 項WSILアプリケーションを手動でデプロイする

第 69 項Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する

第 610 項Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する

第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする

第 612 項Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク

第 613 項HTTP TRACEのサポートを無効にする

第 614 項Oracle BAM 101340 をアンインストールする

61 フルバックアップを実行する パッチセットをインストールしたらOracle Application Server 環境のフルバックアッ

24

プを実行する必要がありますバックアップを取ることで新たにパッチを適用した環

境をリストアできるようになります

また10g Release 3(101300)環境にパッチを適用する場合以前のバックアップは

10g Release 3(101320)Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリツー

ルでは使用できません

参照Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリの詳細について

は『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』のバックアップとリカバリの

概要を参照してください

62 PHPを有効にする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

PHP を有効にする必要がありますPHP を有効にする手順は次のとおりです

1 Oracle HTTP Serverのhttpdconf構成ファイルに以下の変更を加えます

a Oracle HTTP Serverの構成ファイルを検索して開きます Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf

b コメント文字()を使用して次のPHP 40ディレクティブをコメントにし

ます Linux x86 の場合 LoadModule php4_module libexeclibphp4so AddModule mod_php4c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php4_module modulesphp4apachedll AddModule mod_php4c

c 次のPHP 50 LoadModuleディレクティブを追加します Linux x86 の場合 LoadModule php5_module libexeclibphp5so AddModule mod_php5c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php5_module modulesphp5apachedll AddModule mod_php5c

d 次のAddTypeディレクティブを追加します AddType applicationx-httpd-php php php5 AddType applicationx-httpd-php-source phps

e httpdconfファイルを保存して閉じます

2 PHPRC環境変数をphp5iniファイルを指すように設定します

minus Linux x86 の場合 setenv PHPRC ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

25

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 set PHPRC = ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

63 JDKをRelease 142にリストアする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

JDK を Release 142 にリストアする必要があります手順は次のとおりです

1 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを停止

します

2 第 512 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

適用する で変更したOC4Jインスタンスのopmnxmlファイル内にあるltdata id=java-optionsgt要素から-XXAppendRatio=3の行を削除します

3 ID属性がjava-binであるltdatagt要素にJavaシステムプロパティを設定します編集

後のファイルは次のように表示されます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-bin value=myhostjdk142binjava gt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt

4 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを再起

動します

64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する data-sourcesxml フ ァ イ ル を 編 集 し て JDBC factoryClass パ ラ メ ー タ を

oraclejdbcOracleDriver か ら BPELPM_CONNECTION_POOL パ ラ メ ー タ の

oraclejdbcpoolOracleDataSourceに変更しますファイルの設定は次の例の太

字で示されている部分のようにする必要があります ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource url=jdbcoraclethinscotttigerstadd141521db5617gt

data-sourcesxml ファイルは直接または Oracle Enterprise Manager を使用(『Oracle Containers for J2EEG リソースアダプタ管理者ガイド』を参照)して編集できます

65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを

再デプロイする カスタムセキュリティ設定(Oracle Single Sign-On を使用するなど)を使用してアプ

リケーションを構成している場合10g Release 3(101340)を適用後にアプリケーショ

ンを再構成して再デプロイする必要があります

26

66 Java Single Sign-Onを有効にする 10g Release 3(101330)をOracle Application Server 10g Release 3(101300)のインス

トールに適用する場合はjaznxmlファイルを編集してJava Single Sign-Onを有効にす

る必要がありますjaznxmlファイルを編集したらインスタンスを再起動します

詳細については『Oracle Containers for J2EEGセキュリティガイド 10g(101310)』

の第 14 章OC4J Javaシングルサインオンを参照してください

67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする 10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてパッチセットを適用する前

に Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをアンデプロイした場合はパッチセッ

トを適用後にそれらのアプリケーションを再デプロイする必要がありますアプリケー

ションをデプロイする手順は次のとおりです

1 Application Server Control Console にログインします

2 アプリケーションが特定の OC4J インスタンスにデプロイされる場合はその OC4Jインスタンスの OC4J ホームページに移動しますアプリケーションがグループに

デプロイされる場合はそのグループのページに移動します

3 「Applications」をクリックします

4 「Deploy」をクリックして画面の指示に従います詳細な情報が必要な場合は

「Help」をクリックしてください

68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする Oracle Application Server 10g Release 3(101310)以降ではWeb Services Inspection Language(WSIL)がサポートされていますWSIL を使用するとインスタンスにデプ

ロイされているすべての Web サービスを確認できます

10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてWSIL を利用する場合は手

動でデプロイする必要がありますWSIL アプリケーションをデプロイする手順は次の

とおりですこの手順はOC4J のインスタンスが実行していることを前提としていま

1 Application Server Control Console にログインします

2 OC4J ホームページで「Administrations」をクリックしますこれでデプロイ

されているアプリケーションの一覧を確認できます

3 「Deploy」をクリックしてDeploy Select Archive ページを表示します

4 Deploy Select Archive ページで以下の手順を実行します

a Application Server Controlを実行しているサーバーにすでに存在するアーカ

イブを選択します

b 次のwsil-iasearファイルのパスを入力します webserviceslibwsil-iasear

c 「Next」をクリックしてDeploy Application Attributes ページを表示します

5 Deploy Application Attributes ページで以下の手順を実行します

a Application Name フィールドに WSIL アプリケーションの名前を入力します

b Parent Application がデフォルトに設定されていることを確認します

c Bind Web Module to Site がデフォルトの Web サイトに設定されていることを

確認します

27

d Context Root がinspectionwsil に設定されていることを確認します

e 「Next」をクリックしてDeploy Deployment Settings ページを開きます

6 「Next」をクリックしてWSIL アプリケーションをデプロイしますConfirmation Page にWSIL アプリケーションのデプロイが成功したことが示されます

7 これで次のWebアドレスからWSILアプリケーションにアクセスできます httphostnameportinspectionwsil このURLではhostnameはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのホスト名portはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのポート番号です

69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する Oracle Enterprise Service Bus をインストールしていて中間層のインストールのいずれ

かをホストしているマシンの IP またはホスト名をクローンまたは変更する場合は次

の手順を実行する必要があります

参照Oracle Enterprise Service Bus サービスの更新方法の詳細については

『Oracle Application ServerG 管理者ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照

してください

1 次のスクリプトを実行してOracle ホームとシステム変数を設定します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptsh

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptbat

2 スクリプトを実行したコマンドラインウィンドウで次のコマンドを実行して

Oracle Enterprise Service Busサービスをエクスポートします ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベースサー

ビス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次のよ

うになります ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

28

3 オペレーティングシステムを更新してホスト名ドメイン名またはその両方

を正しい名前に変更します

4 オペレーティングシステムに必要な場合はホストを再起動します

5 ネットワーク内の別のホストからそのホストに Ping を発行できることを確認しま

すすべてが正しく解決されるように新しいホスト名を使用して Ping を発行して

ください

6 esbparampropertiesファイルを次のように編集します

minus IPアドレスまたはホスト名を変更している場合はDT_OC4J_HOSTプロパ

ティを新しいホスト名に変更しますたとえば新しいホスト名が

newhostexamplecomの場合はプロパティの値は次のようになります DT_OC4J_HOST=newhostexamplecom

minus ローカルマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HTTP_PORT を更新

して新しいポートにします

minus リモートマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HOST プロパティを

新しいホスト名にDT_OC4J_HTTP_PORT プロパティを新しいポートに更新

します

7 手順 2 で使用したのと同じコマンドラインウィンドウから次のコマンドを実行します

ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベース

サービス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次

のようになります ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=PASSWORD

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

8 各 Oracle ホームで次のコマンドを実行してホストにあるすべての中間層のインス

タンスを起動します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

29

9 この手順の最初の段階でOracle Application Server を自動的に開始するために無効

にしたプロセスがある場合はそれらを有効にします

10 サービスが ESB コンソールに一覧表示されておりアプリケーションが正常に稼動

していることを確認します

610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを

実行する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールしたらWebCenter アプ

リケーション用に作成したすべての OC4J インスタンスに対して ADF インストーラを

実行する必要がありますADF インストーラを実行しない場合ユーザーのカスタム

アプリケーションは ADF の最新の共有ライブラリにアクセスできません

ADF インストーラの実行方法の詳細については『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development Framework のための Fusion 開発者ガイド』の第 2921項ADFランタイムライブラリのインストールを参照してください

611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする このパッチで利用可能なすべてのバグ修正プログラムを確実に適用するにはOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したあとでOracle ADF アプリケーションを移行して再デプロイする必要がありますアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする手順は次のとおりです

1 Oracle Technology NetworkからOracle JDeveloper 101330 をダウンロードします

OTNのアドレスは次のとおりです httpwwworaclecomtechnologyindexhtml

2 ワークスペースを次の手順で移行します

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 と同じシステムにイ

ンストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「Yes」をクリックして101320 JDeveloper ビルドの system フォルダをポイントしますこれでJDeveloper 101340 へのデータベース接続をはじめとしたユーザー設定が移行されます

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 とは異なるシステム

にインストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「No」をクリックします(この場

合データベース接続は Oracle JDeveloper 101340 に移行されません

JDeveloper 101320 ではデータベース接続は IDEConnectionsxml に格納さ

れておりこのファイルはOracle JDeveloper systemディレクトリにあります

そのためOracle JDeveloper 101340 から Oracle JDeveloper 101320 のデー

タベースの接続にアクセスするにはsystem ディレクトリを移行する必要が

あります)Oracle JDeveloper 101320 のインスタンスから任意の Oracle ADFアプリケーションのワークスペースを Oracle JDeveloper 101340 の環境にコ

ピーしてアプリケーションワークスペースを開きますDo you want to migrate the workspace from a previous versionのプロンプトが表示されたら

「Yes」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle ADF アプリケーションを新しい EAR ファイ

ルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

30

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle Application Development Framework 開発者ガイド』

を参照してください

612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後はOracle WebCenterアプリケーションを使用する前に以下のタスクを実行する必要があります

第 6121 項JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする

第 6122 項移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義

する

第 6123 項10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタ

マイゼーションをコピーする

第 6124 項Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行

する

第 6125 項Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用した

アプリケーションを移行する

第 6126 項OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を

再構成する

第 6127 項101340 の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する

6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプ

リケーションを移行および再デプロイする JCR データコントロールを使用してOracle WebCenter アプリケーション内の分散し

たコンテンツを統合および公開している場合はOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後コンテンツリポジトリにアクセスできる

ことを確認するために以下の手順を実行する必要があります

1 第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイするの手順 1 と 2を実行します

2 次の手順を実行してアプリケーションサーバーの接続を作成します

a Connections Navigator で「Application Server」を右クリックして「New Application Server Connection」を選択します

b Welcome ページが表示されている場合は「Next」をクリックして Type ペー

ジを表示します

c Connection Name フィールドで接続の名前を指定します

d Connection Type リストから「Standalone OC4J 10g 1013」を選択します

e 「Next」をクリックしてAuthentication ページを表示します

f OC4J インスタンスへの認証に使用するユーザー名とパスワードを指定します

g 「Next」をクリックしてConnection ページを表示します

h OC4J インスタンスにアクセスするために使用するホスト名とポート番号を指

定しますOC4J インスタンスが Oracle JDeveloper と同じコンピュータにイン

ストールされている場合はlocalhost をホスト名として指定します

i 「Finish」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle WebCenter アプリケーションを新しい EAR ファ

31

イルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照して

ください

注最初に新しいアプリケーションサーバーの接続を Oracle WebCenterアプリケーションと関連づける必要があります関連づけるには次の手

順を実行します

1 Resources ノードでOracle WebCenter アプリケーション用に作成した

デプロイメントプロファイルを右クリックします

2 WAR Deployment Profile Properties ダイアログボックスの左側のペイ

ンで「Platform」を選択しTarget Connection で作成したアプリケー

ションサーバーの接続を選択します

3 「OK」をクリックします

6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を

再定義する アプリケーションを 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に移行する場合セ

キュリティで保護されたページの認可情報はアプリケーションと一緒に移行されませ

んそのためアップグレードする前にアプリケーションの ADF セキュリティを定義

していた場合は10g Release 3(101340)のインスタンスでページのアクセス権限を

再定義する必要があります実行する手順については『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレッ

トカスタマイゼーションをコピーする Preconfigured OC4J にデプロイされた PDJ-Java ポートレットに対して作成したカスタマ

イザーションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますそのためOracle Application Server インスタンスを 10g Release 3(1013)Patch Set 2(101320)から 10g Release 3(101340)にパッチを適用する場合は10g Release 3(1013)Patch Set 2

(101320)用に作成したカスタマイゼーションは利用できませんこれらのカスタマ

イゼーションを 10g Release 3(101340)の環境で利用できるようにする場合は次の

手順を実行する必要があります

1 portlet-client-deployjarファイルを使用してカスタマイゼーションをエクス

ポートします カスタマイゼーションをエクスポートおよびインポートする手順については

『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

2 EARファイルでportlet-client-deployjarファイルを再実行してカスタマイ

ゼーションをインポートします

3 OC4J_WebCenter インスタンスを再起動します

6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケー

ションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して No を選択した場合は

このタスクを実行します

Preconfigured OC4J にデプロイされたポートレットに対して作成したカスタマイゼー

ションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますOracle JDeveloper の以前

32

のリリースから移行していない場合は以前のインストールで作成したポートレット

カスタマイゼーションは新しい Oracle Jdeveloper のインストールでは利用できません

これらのカスタマイゼーションを利用したい場合は新しい Oracle JDeveloper のインス

トールのアプリケーションにカスタマイゼーションを手動でコピーする必要があります

OmniportletWebClippingWSRPおよびPDKサンプルポートレット用に作成したカ

スタマイゼーションは以前のJDeveloper_ homeportalportletdataディレクトリ

から新しいOracle JDeveloperのインストールに手動でコピーできますPreconfigured OC4JにデプロイしたカスタムPDK-Javaポートレットがある場合は『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のポートレットプリファレンスストア移行ユーティリティ

を参照してポートレットプリファレンスストア移行ツールを使用してこれらの

カスタマイゼーションを保存する方法を確認してください

6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレッ

トを使用したアプリケーションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して Yes を選択した場合は

このタスクを実行します

この場合Preconfigured OC4J にデプロイした大部分のポートレットに対するカスタマ

イゼーションはOracle JDeveloper の移行全体の一環として自動的に移行されますた

だしPDK-Java ポートレット用に作成したカスタマイゼーションは101340 のイン

スタンスに手動でコピーする必要がありますポートレットプリファレンスストア

移行ツールを使用してそのほかの PDK カスタマイゼーションを保存する方法について

は『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』のポートレットプリファレンス

ストア移行ユーティリティを参照してください

6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキ

シ設定を再構成する アプリケーションに OmniPortlet および Web クリッピングポートレットが含まれてい

る場合Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

後それらのポートレットのプロキシ設定を再構成する必要があります10g Release 3(101320)のインスタンスからはプロバイダ構成情報が移行されないのでこの再構

成はかならずおこなう必要があります

OmniPortlet および Web クリッピングプロデューサの HTTP プロキシ設定の構成方法

については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』の付録そのほかのポート

レット構成を参照してください

6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクス

ポートEARファイルを再作成する Oracle WebCenter アプリケーションを10g Release 3(101320)環境から 10g Release 3

(101340)環境に転送しており事前デプロイメントツールを使用してカスタマイ

ゼーションをエクスポートしエクスポート EAR ファイルを作成する場合jspx ペー

ジもエクスポートされます

Oracle JDeveloper 10g Release 3(101340)を使用するアプリケーションの移行中に jspxページに変更を加えアプリケーションをデプロイして10g Release 3(101320)で

作成したエクスポート EAR ファイルからカスタマイゼーションをインポートする場合

Oracle JDeveloper でおこなったページの変更内容は失われます編集したページが上書

きされるのを避けるにはportlet-client-deployjar ファイルの 10g Release 3(101340)バージョンを 10g Release 3(101320)のインストール環境にコピーし10g Release 3(101340)の事前デプロイメントツールを使用してエクスポート EAR ファイルを再

33

作成する必要があります

事前デプロイメントツールを使用してカスタマイゼーションをエクスポートおよび

インポートする手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照

してください

613 HTTP TRACEのサポートを無効にする HTTP TRACE メソッドはTRACE レスポンスのエンティティボディ内にあるクライア

ント HTTP からリクエストされたコンテンツを返しますこの動作によりリクエスト

の HTTP ヘッダーに含まれている Cookie や認証データなどの機密情報は攻撃を受けや

すくなります

この問題を回避するにはApache mod_writeモジュールを使用してHTTP TRACEリク

エストを拒否するかサイトの要件とポリシーを満たすのに必要なメソッドだけを許可

するようにします次の追加の構成情報をApache HTTP Serverの構成ファイルに追加し

ます RewriteEngine On RewriteCond REQUEST_METHOD ^TRACE RewriteRule - [F]

614 Oracle BAM 101340をアンインストールする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)Business Activity Monitoringをアンインストールする場合は適用後のタスクを実行する必要があります

このプロセスにはOracle BAM 101340 パッチセットのアンインストールと Oracle BAM 101330 のリストアが含まれます

これらの手順を実行するとOracle BAM 101340でおこなった変更はすべて失われます

Oracle BAM 101340 をアンインストールしてOracle BAM 101330 をリストアする

手順は次のとおりです

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 「コントロール パネル」「プログラムの追加と削除」の順にクリックしてOracle BAM アプリケーションを削除しますActive Data Cache データベースは削除されま

せん

3 ホストマシンを再起動します

4 SQLPlus コマンドを使用してActive Data Cache に使用したデータベースアカウ

ントに対する権限を(必要な場合はOracle Enterprise Link for BAM のデータベー

スアカウントも同時に)削除再作成およびリセットします

5 Oracleデータベースツールを使用してOracle BAM 101330 Active Data Cacheデータベーススキーマのバックアップをリストアしますこのバックアップは

Oracle BAM 101340 Patch Setをインストールする前に第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境をバックアップするで作成し

たものです Oracle Data Pump Impdpユーティリティを使用してBAM Active Data Cache DatabaseおよびOracleデータベースにあるOracle Enterprise Link for BAMリポジトリをリスト

アします

6 Oracle BAM 101330 環境を再インストールします インストール中にActive Data Cache および Oracle Enterprise Link for BAM リポジ

トリの「Build」または「Upgrade」オプションの選択を解除できます

7 ホストシステムを再起動します

8 Oracle BAM 101330 のバックアップを作成中にConfigFilesBackupファイルお

よびイメージディレクトリを元の場所から移動している場合はそれらをリスト

34

アします変更したOracle Enterprise Link for BAM Data Flow Serviceの設定もリスト

アします

7 既知の問題 以下の各項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の既知の問題について説明します

第 71 項Webサービスとクライアント間の非互換性

第 72 項EJB 30 に基づくWebサービス

第 73 項Oracle HTTP Server 1012 を使用する際にWebモジュールおよびWebサー

ビスをテストする

第 74 項bc4jearファイルのファイル名の変更

第 75 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

複数回適用する

第 76 項パッチ適用時のメッセージ

第 77 項OC4Jトランザクションのサポート

第 78 項パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する

第 79 項高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ

第 710 項TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示され

ない

第 711 項Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ

第 712 項シャットダウン時のBPELエラーメッセージ

第 713 項OC4J_WebCenterインスタンスログエラー

第 714 項BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示

第 715 項パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログ エラー

第 716 項Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)

第 717 項ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプ

タで失敗する

第 718 項パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される

第 719 項アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない

71 Webサービスとクライアント間の非互換性 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用したあとは以下の点に注意してください

Web サービスを再生成して再デプロイする場合は生成した WSDL に変更が加え

られます

10g Release 3(101300)クライアントをサービスに使用するとコンパイラエ

ラーで通信に失敗します これらの問題は次の方法で対処できます

Web サービスの EAR ファイルは再アセンブルしないでくださいWSDL は変更さ

れずクライアントは引き続きサービスと通信することができます

WebサービスのEARファイルを再生成する必要がある場合はクライアントを再生

成してラッパーを使用するクラスの名前に接尾辞Elementを追加しますこれ

はunwrapParametersがfalseに設定された状態でアセンブルされたラッパー

クラスをクライアントが使用することが前提となっています

35

72 EJB 30に基づくWebサービス Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用しEJB 30 でアセンブルした Release 3(101300)Web サービ

スを使用する場合サービスを再デプロイすると WSDL が変更されますこの場合

クライアントコードを再生成してサービスと通信できるようにする必要があります

73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュール

およびWebサービスをテストする Oracle Enterprise Manager Application Server Control にはテストページがありこのペー

ジを使用してアプリケーションサーバー環境にデプロイした Web モジュールおよ

び Web サービスをテストできますほとんどの場合テストページにはユーザー

の環境に現在設定されているWebサイトとポートの一覧が表示されますWebモジュー

ルまたは Web サービスの URL をテストする際には使用する Web サイトをこの一覧

から選択できます

参照Enterprise Manager のオンラインヘルプのTesting a Web Serviceおよび

Overview of Managing Web Modules

Oracle HTTP Server 10g Release 2(1012)を OC4J に対するフロントエンドとして使

用している場合テストページの Discovered Web サイトの一覧には何も表示されない

ことがありますこの場合Application Server Control を使用してWeb モジュールま

たは Web サービスの URL をテストすることはできません代わりに新しいブラウザ

ウィンドウを開いてブラウザのアドレスフィールドに Web モジュールまたは Webサービスの URL を入力します

参照10g Release 2(10132)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』のOracle Application Server 1013 での Oracle Application Server 1012 の構成

74 bc4jearファイルのファイル名の変更 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)はbc4jearファイルを使用しこ

のファイルをデフォルトのホームインスタンスにデプロイしますOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は新たに作成されたイ

ンスタンスのデフォルトのファイル名はdatatagsearになりますファイルのコンテ

ンツや機能は変わりません

75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は再

度パッチを適用しないでください再度適用するとエラーになる場合がありますた

とえばオラクルでは次のシナリオはサポートしていません

1 J2EE およびWebserverオプションを設定してOracle Application Server 10g Release 3(1013)をインストールする

2 Oracle Enterprise Service Bus 10g(101310)のスタンドアロン中間層をインストー

ルする

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

4 Oracle BPEL Process Manager 10g(10131)のスタンドアロン中間層または Oracle Web Services Manager 10g(10131)中間層をインストールする

36

5 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用して

Oracle BPEL Process Manager を 10g Release 3(101340)にアップグレードする

76 パッチ適用時のメッセージ パッチの適用中には以下のエラーメッセージが表示されることがあります

Oracle Internet Directory 10g Release 2(101202)インフラストラクチャに関連づけ

られているスタンドアロンのOracle Containers for J2EEのインスタンスがあるシス

テムにパッチを適用する場合パッチの適用中にOC4J管理者のパスワードの入力

を求めるプロンプトが表示されると次のメッセージが表示されることがあります The operation is unsupported

このメッセージは無視してください

stopallコマンドを使用してOPMNプロセスを停止している間に次のメッセージ

が表示されることがあります

Error

--gt Process (index=1uid=1998741206pid=13253) time out while waiting

for a managed process to stop Log exampleproduct1013OracleAS_3

opmnlogsdefault_group~oc4j_owsm ~default_group~1log opmnctl

graceful stop of processes failed trying forceful shutdown

このメッセージは無視してください

77 OC4Jトランザクションのサポート Oracle Application Server 10g Release 3(101310)の OC4J トランザクションマネージャ

にはRecoverable Last Resource Commit(RLRC)と呼ばれる機能が含まれていますこ

の機能はLast Resource Commit(LRC)トランザクションに対する強化されたリカバリ

メカニズムを提供しトランザクションの全体的なパフォーマンスを向上します

RLRC ではデータベース表を使用してトランザクション ID のコミットレコード

が保持されますこのため中間層内の OC4J トランザクションログにコミットレ

コードを保持する必要がなくなりますコミットレコードの書込みは 2 段階のコミッ

トプロセスにおけるパフォーマンスコストの大部分を占めます

注現在 RLRC は非 XA リソースがデータベースである場合のみ利用で

きますさらにコミットレコードはデータベース内に保持されるため

RLRC トランザクションなどのリカバリが必要な場合にはこのデータ

ベースにアクセスできる必要があります

RLRC 機能の設定手順は次のとおりです

1 サーバーが稼動している場合は停止します

2 コミットレコードを保持するデータベースに接続し次のSQLスクリプトを実行

して必要なスキーマをインストールします J2EE_HOMEdatabasej2eejtaoraclelast_resource_commitsql

37

3 J2EE_HOMEconfigdata-sourcesxmlファイルを開きますコミットレコード

のデータベースにアクセスするための接続プールを編集または作成してコネク

ションファクトリ要素の一部としてcommit-record-table-name属性を指定します 次に例を示します

[] ltconnection-pool name=Example Connection Pool num-cached-statements=10gt ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource user=scott password=password url=jdbcoraclethinmyServer5521main commit-record-table-name=scottOC4J_TX_RLRC_LOGgt ltproperty name=connectionCachingEnabled value=falsegt ltproperty name=implicitCachingEnabled value=truegt ltproperty name=maxStatements value=50gt ltconnection-factorygt ltconnection-poolgt []

注commit-record-table-name属性の名前に指定する値は完全修飾さ

れている必要があり指定するユーザー資格証明にはこの表に対する

deleteおよびselect権限が必要です

4 (オプション)J2EE_HOMEconfigtransaction-managerxmlファイルを開き

RLRC機能の実行時の動作を変更します 次に例を示します [] ltcommit-coordinatorgt ltmiddle-tiergt ltrecovery retry-interval = 300 rlrc-min-purge-interval=10 rlrc-purge-size=1000gt ltmiddle-tiergt ltcommit-coordinatorgt [] この例では次のパラメータが使用されています

nrlrc-purge-intervalはデータベース内でコミットレコードのバッチパー

ジがおこなわれる間隔(ミリ秒単位)です

nrlrc-purge-sizeはデータベース内でコミットレコードのバッチパージ

がおこなわれる間に削除されるバッチのサイズです

78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する 10g Release 3(101310)Oracle ホームにパッチを適用し10g Release 3(101310)Oracle ホームのインストール時に次のインストールオプションを選択している場合

Application Server Control Console を表示できないことがあります

Advanced Install オプションを選択している

インストールのタイプとしてJ2EE Server Web Server and SOA Suite を選択して

いる

Administrator OC4J インスタンスとして機能するようにインスタンスを構成している

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のインストール中にこれらのオプショ

ンをすべて選択している場合インストール完了後Application Server Control Consoleが表示されないことがまれにありますこの問題は10g Release 3(101340)パッチ

38

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

参照無償のインストールドキュメントリリースノートホワイトペー

パーそのほかの資料をダウンロードするにはOracle Technology Network(OTN)にアクセスしてくださいOTN を使用するにはオンラインで登録する

必要があります次のサイトにて無償で登録できます

httpwwworaclecomtechnologymembership

すでに OTN のユーザー名とパスワードがあればOTN Web サイトのドキュメ

ントセクションに直接アクセスできますアドレスは次のとおりです

httpwwworaclecomtechnologydocumentation

2 このパッチセットについて この項にはOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に

関する以下の重要な情報が含まれています

第 21 項このパッチセットでサポートされているOracle Application Serverの リリース

第 22 項パッチセット適用後の動作

21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のソフトウェア

は配布用として完全ではありませんこのパッチセットは既存のインストールに

上書きする必要がありますまたこのパッチセットを適用できるのはOracle Application Server の以下のリリースだけです

Oracle Application Server 10g Release 3(101300)

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)(Oracle SOA Suite を含む)

Oracle Application Server 10g Release 3(101320)(Oracle WebCenter Suite を含む)

Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)

すべての Oracle Application Server 10g Release 3(1013n)スタンドアロン インストール

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 1(101310)10g Release 3(1013)Patch Set 2(101320)または 10g Release 3(1013)Patch Set 3(101330)を適用済みのすべての Oracle Application Server 10g Release 3(1013n)

注Oracle BAM 101340 はOracle BAM 101330 にのみ適用できます

Oracle Application Server の各リリースでサポートされているパッチセットの適用およ

び使用に関する具体的な情報については以下の各項を参照してください

第 211 項パッチセットを 10g Release 3(101300)Oracleホームに適用する ときの注意点

2

第 212 項パッチセットを 10g Release 3(101310)Oracleホームに適用する ときの注意点

第 213 項パッチセットを 10g Release 3(101320)Oracleホームに適用する ときの注意点

第 214 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する

211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに

適用するときの注意点 Oracle Application Server 10g Release 3(101300)は完全な Java 2 Platform Enterprise Edition(J2EE)14 に準拠した環境を提供する重要な新規リリースでした

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)では既存の 10g Release 3(101300)Oracle ホームに含まれている特定のソフトウェアおよび構成ファ

イルが更新されていますその結果ソフトウェアの信頼性とパフォーマンスが向上し

ています

またOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)ではOracle Application Server 10g Release 3(101300)にいくつかの機能が追加されていますた

とえば-Xm[sx]フラグでは各 OC4J インスタンスのメモリ割当てプールの初期サイズ

をバイト単位で指定しますこの値は 1024 の倍数かつ 1MB 以上で指定する必要があ

りますキロバイトを示すには文字 k(小文字)または K(大文字)をメガバイトを

示すには m(小文字)または M(大文字)を追加します何も指定しない場合デフォ

ルト値は 2MB ですこれはndashXms2M と指定するのと同じですndashXms数値文字の

間に空白は含めません

表 1にこのパッチセットを 10g Release 3(101300)Oracleホームに適用したあと

で利用できる追加機能の概要を示します

表1 Oracle Application Server 10g Release 3(101300)ユーザーが利用できる 新機能と利点

機能の説明 追加情報

新しい Application Server Control Console の機

能OC4J インスタンスの作成および OC4J グ

ループへのインスタンスの統合機能クラス

タトポロジ内のポートルーティング ID

アプリケーションサーバーインスタンスの

確認および構成機能があります

『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』の 管理ツールの概要

『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』の

OC4J Java Single Sign-On を使用するためのイン

スタンスの構成

OC4J で提供されているシングルサインオン

の軽量ソリューションである OC4J Java Single Sign-On(OC4J Java SSO)のサポート

単一のドキュメントカタログのサービスに 拡張可能なスキーマを提供する軽量の Webサービスディレクトリプロトコルである

Web Services Inspection Language(WSIL)のサ

ポート

『Oracle Fusion Middleware Developers Guide for Oracle Web Services』のWeb Service Inspection Language 10

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101300)Oracle ホームに適用後開発者が業界標準の SOA アプリケーションを作成

およびデプロイするために使用できる一連のサービス指向アーキテクチャ(SOA)コン

ポーネント(Oracle SOA Suite)をインストールすることもできます

3

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)で提供される新

機能をサポートするためにパッチセットをインストールすることで10g Release 3(101300)Oracle ホーム内の opmnxml ファイルが自動的に更新されます次を参照し

てください

デフォルトのグループ名が OC4J から default_group に変わります

rmi エントリが rmis に変わります

各インスタンス(ホームを除く)がインスタンスと同じ名前のグループにまとめら

れます

Oracle Application Server インスタンスOC4J インスタンスおよび 10g Release 3 Patch Set 3(101330)内のグループの管理方法の詳細はOracle Technology Network の 10g Release 3(101320)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application ServerG 管

理者ガイド』を参照してくださいOTN のアドレスは次のとおりです

httpwwworaclecomtechnologydocumentation

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control のオンラインヘルプも参照でき

ます

212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに

適用するときの注意点 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)は10g Release 3(101300)リリー

スの更新プログラムであり10g Release 3(101300)の信頼性とパフォーマンスを向

上しいくつかの追加機能を提供します

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)は次のことを念頭に設計されまし

OC4J を使用して J2EE アプリケーションをデプロイおよび管理する管理者

サービス指向アーキテクチャアプリケーションを開発およびデプロイするための

プラットフォーム

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)は10g Release 3(101310)Oracle ホームまたは 10g Release 3(101310)のパッチを適用済みの 10g Release 3(101300)Oracle ホームに適用できます

注10g Release 3(1013n)のインストールに加えてOracle Application Server 10g Release 3(1013n)のスタンドアロンインストールを実行

する場合このパッチではコア製品とスタンドアロン製品だけが更新さ

れます

213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに

適用するときの注意点 Oracle Application Server 10g Release 3(101320)は10g Release 3(101310)コア J2EE機能(OC4Jその関連テクノロジーと Oracle HTTP Server)および Oracle WebCenter SuiteをサポートしますOracle WebCenter Suite にはOracle WebCenter Services および Oracle Content Database が含まれています

Oracle Application Server 10g Release 3(101320)および Oracle WebCenter Suite をイン

ストールしている場合はOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用してJ2EE のコアコンポーネントを更新することを推奨します

4

注Oracle Application Server 10g Release 3(1013n)のインストールに

加えて10g Release 3(1013n)のスタンドアロンインストールを実

行する場合このパッチではコア製品とスタンドアロン製品だけが更新

されます

214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する Oracle Web Cache はOracle Application Server 10g Release 3(1013)には含まれていま

せんただしOracle Application Server 10g Release 2 はRelease 3(1013)およびこの

パッチセットとの完全な互換性を備えています

Release 1013 環境で Oracle Web Cache を使用するユーザーはOracle Web Cache Release 1012 をダウンロードしてRelease 1012 の最新のパッチセットを適用する必要があ

りますOracle Web Cache は別の Oracle ホームにインストールする必要があります

22 パッチセット適用後の動作 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用すると

選択したOracle Application Serverの中間層のOracleホーム内にある特定のソフトウェア

および構成ファイルがアプリケーションプログラムによって更新されますOracleホー

ムはOracle Application Serverのインストールが含まれるOracleディレクトリのフルパス

ですこのドキュメントでは製品がインストールされているディレクトリを指すため

にORACLE_HOMEを使用しています

注ORACLE_HOMEはインストール済みのOracle Application Serverインス

タンスのフルパス名で置き換える必要があります

このパッチセットはサポートされている各リリースの全インストールタイプの J2EEソフトウェアを更新しますパッチセットの適用手順によりユーザーのインストー

ルに適したソフトウェアパッチのセットが自動的に特定されます

このパッチセットに含まれている製品の一覧については第 9 項パッチセットの

コンポーネントを参照してください

221 Oracle JDeveloperの変更点 Oracle JDeveloper の変更点を以下に示します

MQOutboundHeaderwsdlファイルにはCodedCharSetIdという名前の要素は

ありませんこの要素は手動でOracle JDeveloperに追加する必要があります

CodedCharSetId要素をアウトバウンドWSDLに割り当てる場合は以下の手順を実

行します

1 MQAdapterのアウトバウンドサービスを作成後MQAdapter OutboundHeaderwsdlファイルを開いて次の内容をMQOutboundHeader要素

に追加します ltelement name=CodedCharSetId type=string minOccurs=0 gt

2 Oracle JDeveloper を再起動します

5

3 Invoke アクティビティを作成しAdapters タブにアウトバウンドヘッダー変数を

作成します

4 手順 3 で作成したアウトバウンドヘッダー変数を使用してCodedCharSetID要素をアウトバウンドに割り当てます

3 パッチセットのドキュメント このリリースの Oracle Application Server パッチセットに関連するドキュメントは次の

2 つです

『Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit)』(本書)このドキュ

メントには次の情報があります - パッチセットの適用に必要なシステム要件および適用または削除の方法 - Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に関す

る既知の問題のリスト Linuxのドキュメントは配布されるパッチセットのOracleAppServer10g_

10134_Linux_Patchsetdocreadmehtmlファイルに含まれています Microsoft Windows の ド キ ュ メ ン ト は 配 布 さ れ る パ ッ チ セ ッ ト の

OracleAppServer10g_10134_Windows_Patchsetdocreadmehtm

lファイルに含まれています

『Oracle Application Server Fixed Bugs List 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)』このドキュメントにはこのリリースで修正されているOracle Application Server関連のすべての一般的なバグ(全オペレーティングシステムに

共通)が製品グループごとに一覧表示されています Linuxのドキュメントは配布されるパッチセットのOracleAppServer10g_

10134_Linux_Patchsetdocbugsfixedhtmlファイルに含まれていま

す Microsoft Windows の ド キ ュ メ ン ト は 配 布 さ れ る パ ッ チ セ ッ ト の

OracleAppServer10g_10134_Windows_Patchsetdocbugsfixed

htmlファイルに含まれています

また次の Oracle MetaLink Note にはこのパッチセットに関する情報があります

Oracle MetaLink Note 7270681 Oracle Application Server Patch Set Notes Addendum 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)

Oracle MetaLink Note 3970221 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Support Status and Alerts

Oracle MetaLink のアドレスは次のとおりです httpmetalinkoraclecom

4 パッチセットの要件 システムの基本要件についてはインストールガイドおよびリリースノートを参照

してください

パッチセットの詳細な要件については次の各項を参照してください

第 41 項必要なソフトウェア

第 42 項インストールの前提条件

6

注使用しているシステムがこの項に記載されている最小限の要件のいず

れかを満たさない場合はこのパッチセットのサポートに関するサービ

スリクエストを記入してください

41 必要なソフトウェア このパッチセットの前にインストールしておく必要があるシステムソフトウェアの

一覧を以下に示します

Oracle Application Server 10g Release 3(101300)10g Release 3(101310)10g Release 3(101320)または 10g Release 3 Patch Set 3(101330) リリース番号は次のプロパティファイルのリリース番号で確認できます

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEconfigiasproperties

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEconfigiasproperties

サポートされている次のオペレーティングシステムのどちらか一方

minus - Linux x86

minus - Microsoft Windows(32-Bit)

注Oracle BAM 101340 はOracle BAM 101330 にのみ適用できます

Oracle BAM 101340 でサポートされているプラットフォームについて

は『101340 Release Notes and New Features』を参照してください

42 インストールの前提条件

以下はこのパッチセットのインストールに関する前提条件です

システム構成がドキュメントに記載されている推奨のシステム構成を満たしてい

るかどうかを確認します

Microsoft Windowsのtmpディレクトリとtempディレクトリの環境変数が

『Oracle Application ServerG管理者ガイド』の記載内容に従い設定されていることを

確認します

このパッチセットを適用する前または既存の Oracle ソフトウェアに変更を加

える前にOracle ソフトウェアおよびインベントリのバックアップを取ります

Oracle ソフトウェアおよびインベントリをバックアップする方法については管理

者ガイドを参照してください

使用している環境によっては次の手順を実行してからパッチを適用する必要があ

ります

第 421 項Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレード

スクリプトを実行する

第 422 項Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプト

を実行する

7

421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアッ

プグレードスクリプトを実行する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101310)インスタンスに適用する前に次の手順を実行する必要があります

1 Orabpel ユーザーとして Oracle データベースに接続します

2 BPEL 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のス

クリプトを実行します

minus Linux x86 の場合upgrade_10131_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus - Oracle Databaseを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_

10131_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus - Oracle Database Liteを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合

upgrade_ 10131_10134_olitesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

3 Oraesb ユーザーとして Oracle データベースに接続します

4 ESB 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のスク

リプトを実行します

minus - Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqloracleディレクトリにあります

minus - Oracle Databaseを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_

10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqloracleディレクトリにあります

minus - Oracle Database Liteを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合

upgrade_ 10133_10134_olitesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqlotherディレクトリにあります

5 インスタンスを再起動します

8

422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済み

インスタンスでアップグレードスクリプトを実行する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release 3(101331)または MLR パッチ済みインスタンス

に適用する前に次の手順を実行する必要があります

1 Orabpel ユーザーとして Oracle データベースに接続します

2 BPEL 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のス

クリプトを実行します

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracle Databaseを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_

10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracle Database Liteを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合

upgrade_10133_10134_olitesql このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

3 ESB 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のスク

リプトを実行しますログインプロンプトが表示されたらoraesb ユーザーとし

てログインします(oraesb パスワードを入力)

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqloracleディレクトリにあります

minus Oracle Databaseを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_

10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqloracleディレクトリにあります

minus - Oracle Database Liteを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合

upgrade_ 10133_10134_olitesql このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqlotherディレクトリにあります

4 インスタンスを再起動します

5 パッチセットの適用 この項では以下のトピックについて説明します

第 51 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

適用する

第 53 項サイレントおよび非対話型パッチの適用

9

第 52 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する

第 54 項クラスタ環境にパッチセットを適用する

第 55 項10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジ

にパッチセットを適用する

第 56 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

再適用する

51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

適用手順について説明します次の項が含まれます

第 511 項既存環境をバックアップする

第 512 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

511 既存環境をバックアップする 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を自動的に削除する手段はありません

既存の環境のバックアップを取ってからOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールすることを強く推奨しますバックアップがあ

ればOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を削除し

てもまたはパッチの適用中に問題が発生した場合でも元の環境をリストアできます

データベースを元の状態に戻せるように使用しているデータベーススキーマのバッ

クアップを取る必要があります

参照Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリの詳細について

は『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』のバックアップとリカバリの

概要を参照してください

512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する パッチセットの適用手順は次のとおりです

1 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101300)Oracleホームに適用しシステムで Enterprise Javabeans 30 アプリケーションを使用する

場合パッチを適用する前にそのアプリケーションをアンデプロイする必要があり

ます パッチセットを 10g Release 3(101310)または 10g Release 3(101320)Oracleホームに適用する場合はこの手順を実行する必要はありません

アプリケーションをアンデプロイする手順は次のとおりです

a 元のインストールに使用したのと同じユーザー名で Application Server Control Console にログインしますアプリケーションが特定の OC4J イン

スタンスにデプロイされている場合はその OC4J インスタンスの OC4Jホームページに移動します アプリケーションをグループにデプロイしている場合はそのグループの

ページに移動します

10

参照Application Server Control の詳細については『Oracle Application ServerG管理者ガイド』の管理ツールの概要を参照してください

b c d

「Applications」をクリックしてアプリケーションのリストを表示します EJB 30 アプリケーションを選択します 「Undeploy」をクリックします

2 JDK Release 142 とともに OC4J インスタンスを使用する場合は次の手順を実行

して JDK Release 142 を置き換えてからパッチセットを適用する必要があります

パッチを適用後Release 15 を Release 142 で置き換えます

a Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセス

を停止します

b ORACLE_HOMEopmnconfopmnxmlファイルをバックアップします

c id=java-binのltdatagt要素内のJavaシステムプロパティを削除します

ltdatagt要素はopmnxmlファイルのltcategory id=start-parametersgt

要素内にあります

たとえばopmnxmlに以下の行が含まれている場合 ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-bin value=myhostjdk142binjava gt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt ファイルを次のように編集する必要があります ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt

d Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセス

を再起動します

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101300)Oracle ホームに適用しユーザー環境で Oracle Application Server Cold Failover Cluster トポロジを使用する場合以下の手順を実行する必要があります

11

a opmnxmlファイルを開きnotification-serverセクションで次の行を探しま

す ltipaddr remote=virtual_hostname request=virtual_hostnamegt このエントリがない場合はopmnxmlファイルに追加します前述の例で

は virtual_hostnameは実際の仮想ホスト名ですこの名前は

VIRTUAL_HOSTNAME変数と同じものにする必要があります

b Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN)を再起動します

4 dsaconfファイルを編集している場合はコピーを作成しますこのファイルは

パッチの適用中に上書きされます

5 アダプタを使用する場合はoc4j-raxmlファイルのコピーを作成しますこの

ファイルはパッチの適用中に上書きされます

6 ORACLE_ HOMEowsmbininstallpropertiesファイルに次の値が設定されてい

ることを確認します installhttphost=hostname installhttpport=7777

7 OC4J インスタンスが稼働していることを確認しますステータスは次のコマンド

を使用して確認できます

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl status

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl status

8 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)メディアの

Disk1 を挿入するか解凍したパッチセットソフトウェアを含むディレクトリ

の Disk1 サブディレクトリに移動します

9 Oracle Universal Installer を起動します

minus Linux x86 の場合 runInstallerコマンドを実行します

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 「setupexe」をダブルクリックします

表 2にパッチセットの適用中に表示される手順と画面を示します

注インストール手順の実行中に利用できるオンラインヘルプには

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のフルインストール

およびパッチセットのインストールに関する情報がありますしたがっ

てオンラインヘルプはパッチセットのインストール手順に特化し

たものではありませんOracle Universal Installer画面を使用した10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のインストールに関する具体的

な情報については表 2を参照してください

12

表 2 Oracle Application Server パッチの適用中に表示される画面

画面 操作

Welcome Oracle Universal Installer Welcome 画面を確認して「Next」をクリック

します

Welcome 画面に Oracle Universal Installer に関する情報が表示されます

インストール画面には以下のボタンが表示されます

Deinstall Products個々のコンポーネントまたは製品全体を削

除しますこのボタンは Welcome 画面にのみ表示されます

About Oracle Universal InstallerOracle Universal Installer のリ

リース番号を表示します

Help各画面の機能に関する詳細情報にアクセスできます

Installed Products現在インストールされている製品を表示

あるいは製品全体または個々のコンポーネントを削除します

Back前の画面に戻りますこのボタンは Welcome 画面では使

用できません

Next次の画面に進みます

Install選択した製品をインストールしますこのボタンは

Welcome 画面では使用できません

Cancelインストールプロセスを中止してOracle Universal Installer を終了します

Specify File Locations Specify File Location 画面ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のソースのフルパスを確認しインス

トール場所を選択できます

Source製品のインストール元であるproductsxmlファイル

のフルパスですOracle Universal InstallerをrunInstallerコマ

ンドまたはsetupexeファイルを使用して起動している場合

Oracle Universal Installerによってproductsxmlファイルのデ

フォルト値が検出されて使用されますパスは変更しないでくだ

さい

Nameパッチを適用するOracleホームの名前を選択します Oracleホームは名前で特定できますドロップダウンメニュー

から名前を選択するとPathフィールドが自動的に更新されて

選択したOracleホームの場所が表示されます

PathこのフィールドはNameドロップダウンメニューから

既存のOracleホームを選択すると自動的に入力されます

Browseこのボタンを使用してファイルシステムに移動し

ソースまたは宛先の場所を選択します

ファイルの場所を指定したら「Next」をクリックします

Administrator(oc4jadmin)Password

パッチを適用している Oracle Application Serverインスタンスの

oc4jadminユーザーパスワードを入力します「Next」をクリック

します

Prompt この画面では中間層のシャットダウンが表示されます「OK」をク

リックします

選択内容を確認して「Install」をクリックします Summary

13

表 2(続き)Oracle Application Server パッチの適用中に表示される画面

画面 操作

この画面にはパッチセットのインストールの進行状況が表示されま

す Install Progress

Configuration Assistants この画面には構成アシスタントの進行状況が表示されます構成アシ

スタントによってインストールの最後に自動でコンポーネントが構成

されます

Oracle Application Server 構成アシスタントのログファイルの具体的な

場所については『Oracle Fusion Middleware Installation Concepts and Repository Creation Utility ユーザーズガイド』を参照してください

「Exit」をクリックしてOracle Universal Installer を終了します End of Installation

注Oracle BPELOracle ESBおよび Oracle WSM の環境にパッチセッ

トを適用する場合はパッチセットの適用中に構成アシスタントが正常

終了していることを確認してください構成アシスタントが失敗した場合

は構成アシスタントを再試行しますまた失敗した場合はOracle Process Manager and Notification Server が起動していて必要なアプリケーション

がすべて稼動していることを確認しますOPMN が起動したら構成アシ

スタントを再試行します

パッチの適用をキャンセルする場合はOracle Support に連絡してパッ

チの適用以外で構成アシスタントを実行する方法を確認してください

10 現在のdsaconfファイルを手順 4 で作成したコピーで置き換えます

11 oc4j-raxmlファイルを手順 5 で作成したコピーで置き換えます

52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

Oracle Business Activity Monitoring 101330 のインストールに適用する手順について説

明します

Oracle BAMのインストールにパッチを適用する際setupexeをダブルクリックしたり

直接実行したりすることはできませんOracle BAM のインストールにパッチを適用す

るには次の各項の説明に従い10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

します

第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境を

バックアップする

第 522 項Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッ

チセットを適用する

521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする Oracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境のバックアップを取る手順

は以下のとおりです

14

注既存の Oracle BAM 101330 環境のバックアップを取ってからOracle BAM 101340 Patch Set をインストールしてくださいOracle BAM 101340 Patch Set はアンインストールできずスキーマがバージョン

101340 にアップグレードされるとOracle BAM Active Data Cache デー

タベースをダウングレードすることもできません

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 すべてのカスタマイズした構成ファイルイメージファイルおよびデータベー

スファイルのバックアップを取ります Oracle BAM構成ファイル(変更されている可能性あり)はOracle BAMをアンイ

ンストールすると次のフォルダに保存されます ORACLE_HOMEConfigFilesBackup このフォルダはOracle BAMをアンインストールしても削除されませんただし

ファイルを別の場所に移動することは可能です さらにレポートまたはビューがバックグラウンドでイメージファイルを使用す

る場合imagesフォルダのバックアップを取る必要がありますOracle BAMをア

ンインストールするとimagesフォルダもORACLE_HOMEBAMimagesフォルダに保

存されます

3 Oracle データベースツールを使用してOracle BAM Active Data Cache データベー

スのフルバックアップを作成します

4 Oracle Enterprise Link for BAM をインストールしている場合はEnterprise Link Data Flow Service のすべての設定をメモします

注binary_doubleのサポート問題を回避するにはOracle Database Data Pumpのexpユーティリティではなくexpdpユーティリティを使用します

522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インス

トールにパッチセットを適用する

注Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)ではOracle BAM は Microsoft Windows(32-Bit)でのみ利用できます

Oracle BAM 101340 でサポートされているプラットフォームについて

は『10134 Release Notes and New Features document』の Oracle BAM の

項を参照してください

パッチセットの適用手順は次のとおりです

1 DOS コマンドウィンドウを開きます

2 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)メディアの

Disk1 を挿入するか解凍したパッチセットソフトウェアを含むディレクトリ

のDisk1bamサブディレクトリに移動します

3 次のように入力してsetup_bambatファイルを実行します setup_bambat BAM_location

15

BAM_locationのデフォルト値はCOracleBAMです

Oracle BAM が複数のマシンにデプロイされている場合はサーバーボックスごとに

Oracle BAM パッチインストーラを実行する必要があります

53 サイレントおよび非対話型パッチの適用

この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

サイレントまたは非対話型で適用する方法について説明します

1 台以上のコンピュータに対して同様の適用をおこなう場合はサイレントパッ

チ適用を使用しますサイレントパッチ適用ではコマンドラインを使用して

リモートでパッチを適用することもできます

特定の画面を確認したいまたは一部の情報を対話形式で入力したい場合は非対

話型パッチ適用を使用します

サイレントまたは非対話型パッチ適用をおこなうにはインストーラにレスポンス

ファイルと呼ばれるテキストファイルを提供しますインストーラはレスポンス

ファイル内の変数およびパラメータ値を使用してインストーラのプロンプトの一部ま

たはすべてに応答します

この項には以下のトピックが含まれています

第 531 項サイレントインストール

第 532 項非対話型インストール

第 533 項レスポンスファイル

第 534 項サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する

531 サイレントインストール サイレントインストールの場合インストールを監視する必要はありません情報を

入力することはなく監視するためのグラフィカルユーザーインタフェースもあり

ません

サイレントインストールをおこなうにはインストーラにレスポンスファイルを提

供してコマンドラインで-silentフラグを指定します

532 非対話型インストール 非対話型インストールの場合インストーラには通常のインストールと同様グラフィ

カルユーザーインタフェースが表示されます特定のインストーラプロンプトに

対するエントリがレスポンスファイルに存在しない場合はユーザーがインストール

中に応答する必要があります

533 レスポンスファイル レスポンスファイルはパッチセットを適用する前に作成する必要がありますまた

任意のテキストエディタを使用して編集できますまずOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の次のディレクトリにあるレスポンスファ

イルのテンプレートoracleasj2eepatchsetCustomrspをコピーします

Linux x86 の場合Disk1stageResponse

Microsoft Windows(32-Bit)の場合Disk1stageResponse

テンプレート内のパラメータには次の 3 種類の値があります

定数

16

オプションの値

必須の値

これらのパラメータについては以下の各項で説明します

定数 パッチセットの適用を正常におこなえるように事前に設定されたテキストまた

はブール値があります上級ユーザー以外はこれらの値を変更しないでください

minus Linux x86 の例 FROM_LOCATION=Disk1stageproductsxml SHOW_SUMMARY_PAGE=false

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

FROM_LOCATION=EDisk1stageproductsxml SHOW_SUMMARY_PAGE=false

オプションの値 パラメータが文字列ltValue Unspecifiedgtに設定されている場合インストーラ

はこのパラメータを無視しますインストーラはパラメータのデフォルト値を使

用するか現在インストールされているOracle Application Serverから値を取得しま

す上級ユーザー以外はこれらの値を変更しないでください

minus Linux x86 の例 UNIX_GROUP_NAME=ltValue Unspecifiedgt

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

RESTART_SYSTEM=ltValue Unspecifiedgt

必須の値 パラメータが文字列ltValue_Requiredgtに設定されている場合この文字列をテキ

ストまたはブール値で置き換える必要がありますサイレントパッチ適用の場合

値を指定しないとプロセスが失敗します非対話型パッチ適用の場合この文字

列をテキストまたはブール値で置き換えないとプロセスが一時停止し通常の画

面が表示されてこの値の入力を求められます Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用では

次のパラメータの値を指定する必要があります

minus ORACLE_HOME

これはパッチを適用するインストールが含まれる Oracle ホームディレク

トリのフルパスです

lowast サイレントパッチ適用の場合はOracleホームへのパスがあるエン

トリ ORACLE_HOME=ltValue_Requiredgt を更新する必要があります次を参照してください Linux x86 の場合ORACLE_HOME=privateoracleAppSrvHome

Microsoft Windows(32-Bit)の場合ORACLE_ HOME=

17

CprivateoracleAppSrvHome

このエントリを更新しない場合プロセスは失敗します

lowast 非対話型パッチ適用の場合このエントリを更新しないとインス

トーラが一時停止してFile Locations ダイアログが表示されます

534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する手順は次のとおりです

注サイレントパッチ適用中に使用中のファイルがある場合(ユーザー

がファイルを開いているなど)プロセスが終了することがあります終

了してしまった場合は開いているファイルを特定して対応するプロセ

スを停止する必要があります該当プロセスを停止後パッチの適用を再

度開始できます

1 製品のインストールメディアからレスポンスファイルのテンプレートを使用し

ているコンピュータにコピーします

2 コピーしたファイルに必要な変更を加えて保存します

3 dsaconfファイルを編集している場合はコピーを作成しますこのファイルは

パッチの適用中に上書きされます

4 アダプタを使用する場合はoc4j-raxmlファイルのコピーを作成しますこの

ファイルはパッチの適用中に上書きされます

5 パッチの適用を開始しますインストーラのresponseFileパラメータの値として

レスポンスファイルのパスとファイル名を指定しますサイレントインストー

ルの場合はsilentパラメータも指定します次のMicrosoft Windowsの例ではEはインストールメディアのドライブです

サイレントパッチ適用

minus Linux x86 の例 gt runInstaller -silent -responseFile absolute_path_and_filename

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

Egt setupexe -silent -responseFile absolute_path_and_filename

非対話型パッチ適用

minus Linux x86 の例 gt runInstaller -responseFile absolute_path_and_filename

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

Egt setupexe -responseFile absolute_path_and_filename

18

注Oracle Business Activity Monitoring101340 のサイレントパッチ適用

を実行するにはEDisk1BAMディレクトリから次のコマンドを実行し

ますEはインストールメディアのドライブです EDisk1BAMgt setup_bambat ltBAM Install Locationgt -silent

たとえばOracle BAMをCOracleBAMにインストールしている場合は

次のコマンドを使用してサイレントモードでパッチを実行します EDisk1BAMgt setup_bambat COracleBAM -silent

6 インベントリディレクトリ内のログファイルでエラーがないことを確認します

ログファイルは次のディレクトリにあります

minus Linux x86 の場合 oracle_inventory_pathlogsinstallActiontodays_date_timelogoracle_inventory_pathlogssilentinstalltimestamplog oracle_inventory_pathの値は次のファイルに格納されています varoptoracleoraInstloc

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

Coracle_inventory_pathlogsinstallActiontodays_date_time log Coracle_inventory_ pathlogsinstallActionsilentinstalltimestamplog oracle_inventory_pathの値は次のディレクトリにあります varoptoracleoraInstloc 前述の例ではファイルが置かれている場所がCドライブだと仮定しています

フ ァ イ ル の 場 所 を 判 定 す る に は レ ジ ス ト リ の

HKEY_LOCAL_MACHINESOFTWAREOracleinst_locエントリを確認します

ログファイル名の形式はinstallActionstodays_date_timelogです

7 現在のdsaconfファイルを手順 6 で作成したコピーで置き換えます

8 oc4j-raxmlファイルを手順 4 で作成したコピーで置き換えます

54 クラスタ環境にパッチセットを適用する Oracle Application Server 10g Release 3(101300)10g Release 3(101310)10g Release 3(101320)または 10g Release 3(101330)クラスタトポロジを管理している

場合はクラスタ内の各アプリケーションサーバーインスタンスに Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用できます次の手順を参照

してください

参照ESB Runtime インスタンスの構成の詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

1 第 2 項このパッチセットについてで更新しているリリースに該当する情報を

確認します たとえばパッチセットを 10g Release 3(101300)の環境に適用している場合

は第 211 項パッチセットを 10g Release 3(101300)Oracleホームに適用す

19

るときの注意点を確認してください

2 クラスタ内の 1 つのアプリケーションサーバーインスタンスにパッチセット

を適用するには第 51 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用するに記載されている説明に従います

3 パッチを適用後新たにパッチを適用したインスタンスが稼働中であることを確認

します たとえばApplication Server Control Console に移動して新たにパッチを適用した

インスタンスがクラスタのメンバーとして表示されていることを確認します該当

のインスタンスが稼動していることを確認してアプリケーションサーバーの

ホームページまたはそのインスタンスの OC4J ホームページにドリルダウンしま

4 第 6 項適用後のタスクに記載されている自分の環境に当てはまるタスクを実行し

ます

5 クラスタ内の残りのアプリケーションサーバーインスタンスに対して手順 2~4 を繰り返します

注10g Release 3(101300)クラスタにパッチを適用している場合は

10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Fusion Middleware Upgrade Guide for Enterprise Deployments』で詳細を確認してく

ださい

55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメ

ントトポロジにパッチセットを適用する この項では最小の停止時間で10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジに適用する方法について

説明しますパッチの適用中にインストーラによって Oracle ホーム内のすべてのコン

テナにパッチが適用されます

551 このパッチセットを適用する前に パッチセットを適用する前に『Oracle Application ServerG エンタープライズデプ

ロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』の情報を確認してください

パッチの適用手順では以下のことが前提となっています

『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリー

ス 3(101310)』に説明されている 10g Release 3(101310)mySOACompanyトポロジにパッチを適用していること

10g Release 3(101310)mySOACompany トポロジにはスタンドアロンの Oracle BPELOracle ESBおよび Oracle WSM インストーラを使用して作成した Oracleホームだけが含まれていること統合された Oracle SOA Suite インストーラを実行

してOracleホームを作成し未使用のコンポーネントを無効にしている場合でも

この手順に従う必要がありますただし有効なコンポーネントに適用されるすべ

てのアプリケーション層の手順を実行してからパッチを適用する必要があります

詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメント

ガイド』の第 3 章mySOACompany の Web 層とアプリケーション層のインストー

ルと構成を参照してください

20

すべてのOracleホームおよびトポロジ内のすべての oraInventory情報のフルバッ

クアップを取っていること詳細については『Oracle Application ServerG 管理者

ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

552 パッチセットを適用する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)mySOACompanyエンタープライズデプロイメントトポロジに適用する手順は以下のとおりです

1 BPEL 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のアッ

プグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示されたら

ORABPEL ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

2 Oracle ESB 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次

のアップグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示された

らORAESB ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

3 最初にパッチを適用する中間層のインスタンスを 1 つ選択します選択できるの

はBPELESB Runtime(ESBR)または ESB Design Time(ESBD)インスタン

スです

4 次の手順を実行してパッチを適用しているインスタンスのルーティング ID を変

更しますこの変更により新たな HTTP 要求の受入れが拒否されインスタンス

による不要なプロセスの実行が回避されます

a opmnxmlファイルのバックアップコピーを作成しますORA-HOME1

ORA-HOME2またはORA-HOME3に対応するORACLE_HOMEの値(『Oracle

21

Application ServerGエンタープライズデプロイメントガイド』を参照)

はパッチを適用しているインスタンスによって異なります次に例を示

します cp ORACLE_HOMEopmnconfopmnxml ORACLE_

HOMEopmnconfopmnxmlbackup

b opmnxmlファイルを編集してパッチを適用しているインスタンスのルー

ティングIDを変更しますたとえばOC4J_SOAインスタンスにパッチを適

用している場合はルーティングIDを指定する行を追加します次の例の

太字部分を参照してくださいこのインスタンスではOracle BPELOracle ESBまたはOracle WSMを実行できます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=OC4J_SOA module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-parametersgt

ltdata id=routing-id value=Ygt

注ハードウェア LBR を変更するのではなくルーティング ID を使用し

て OC4J へのルーティングを回避することを推奨しますLBR 構成を変更

する場合Oracle HTTP Server へのルーティングだけを回避することにな

ります構成内にあるほかの Oracle HTTP Server のインスタンスはパッ

チを適用している OC4J へのリクエストをクロスルーティングできます

この方法は新たな HTTP リクエストの実行を阻止しますそのほかの起

動しているサービス(JMS など)はコンテナが停止するまで稼動し続け

ます

5 ESB Design Time(ESBD)インスタンスだけの場合 opmnxmlファイルを編集してサービスフェイルオーバー構成を削除しますこ

れでインスタンスがESBDに対して非アクティブ-パッシプな構成に戻りますた

とえばファイルに以下のエントリが含まれている場合

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J service-failover=1

status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgt

次のように修正します

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUP numprocs=1gt

6 パッチを適用しているインスタンスのデータベース情報を変更しますこれで

パッチを適用している間にSOA コンポーネントからデータベースにトランザク

22

ションが渡るのを防げます

a パッチを適用しているインスタンスのORACLE_HOMEでdata-sourcesxmlの

バックアップコピーを作成します次に例を示します

cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup

b datasourcesxmlファイルを編集して存在しないデータベースを指すよ

うにしますこれをおこなう方法としてはデータベースのポート番号を

意図的に正しくないポート番号に変更する方法がありますたとえばデー

タベースポート 1521 を使用している場合はすべての参照をポート 1522に変更します次の例の太字部分を参照してください ltconnection-factory

factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource

url=jdbcoraclethin

(DESCRIPTION=(ADDRESS_LIST=(LOAD_BALANCE=on)

(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)

(HOST=dehydusoraclecom)

(PORT=1522)))

(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=orcl)))

user=oraesb password=-gtesb_passwordgt

7 opmnxmlファイルにnumprocs=1を設定します

8 パッチを適用しているインスタンスを停止しますそのほかのインスタンスは実行

したままにできます

注継続中の HTTP 同期リクエストはすべて停止することを推奨します

停止操作では正常に停止するためにJMS コールなどのそのほかの種類

のリクエストは考慮されません

9 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を Oracle ホームに適用します

10 パッチを適用する前にインスタンス内の使用していないすべての SOA コンポー

ネントを無効にします無効にしない場合インスタンスを再起動するとそれら

のコンポーネントも起動します たとえばOracle ESB を使用していない場合はASControl から「ClusterTopology」「Applications」「Stop」の順に選択して ESB サービスを停止できます

11 インスタンスのルーティングIDを元の値に戻します次に例を示します ltdata id=routing-id value=g_rt_idgt この場合元の値はopmnxmlファイルのバックアップコピーに基づき決められま

すこの手順は手順bで説明したプロシージャとは反対のものです

12 ESB Design Time インスタンスの場合は次の 2 つの手順を実行して OPMN サービ

スのフェイルオーバーを有効にします

a OC4J_ESBDTのprocess-typeタグにservice-failover=1を追加します

b ESBDT_GROUPのprocess-setタグからnumprocs=1を削除しますつまり

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgtを元の値ltprocess-set id=

23

ESBDT_GROUP numprocs=1gtに戻します

13 opmnxmlファイルのnumprocの値を元の値に戻します

14 インスタンスデータのソース構成を手順 6 で作成したdata-sourcesxmlのバッ

クアップコピーをリストアして元の状態に戻します cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup ORACLE_

HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

15 インスタンスを再起動します

16 そのほかのBPELESB Runtime(ESBR)およびESB Design Time(ESBD)インス

タンスに対して手順 3~15 を繰り返し1 度に 1 つのORACLE_HOMEにパッチを適用

します

56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用中は

Available Product Components 画面が表示されますパッチの適用を続行するにはコ

ンポーネントツリーを展開してパッチを再適用するためにすべてのコンポーネント

を手動で選択する必要がありますこの選択をおこなわないとOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用に失敗します

6 適用後のタスク この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

適用後のタスクについて説明します以下のトピックが含まれます

第 61 項フルバックアップを実行する

第 62 項PHPを有効にする

第 63 項JDKをRelease 142 にリストアする

第 64 項BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する

第 65 項カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイ

する

第 66 項Java Single Sign-Onを有効にする

第 67 項Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをデプロイする

第 68 項WSILアプリケーションを手動でデプロイする

第 69 項Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する

第 610 項Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する

第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする

第 612 項Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク

第 613 項HTTP TRACEのサポートを無効にする

第 614 項Oracle BAM 101340 をアンインストールする

61 フルバックアップを実行する パッチセットをインストールしたらOracle Application Server 環境のフルバックアッ

24

プを実行する必要がありますバックアップを取ることで新たにパッチを適用した環

境をリストアできるようになります

また10g Release 3(101300)環境にパッチを適用する場合以前のバックアップは

10g Release 3(101320)Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリツー

ルでは使用できません

参照Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリの詳細について

は『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』のバックアップとリカバリの

概要を参照してください

62 PHPを有効にする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

PHP を有効にする必要がありますPHP を有効にする手順は次のとおりです

1 Oracle HTTP Serverのhttpdconf構成ファイルに以下の変更を加えます

a Oracle HTTP Serverの構成ファイルを検索して開きます Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf

b コメント文字()を使用して次のPHP 40ディレクティブをコメントにし

ます Linux x86 の場合 LoadModule php4_module libexeclibphp4so AddModule mod_php4c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php4_module modulesphp4apachedll AddModule mod_php4c

c 次のPHP 50 LoadModuleディレクティブを追加します Linux x86 の場合 LoadModule php5_module libexeclibphp5so AddModule mod_php5c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php5_module modulesphp5apachedll AddModule mod_php5c

d 次のAddTypeディレクティブを追加します AddType applicationx-httpd-php php php5 AddType applicationx-httpd-php-source phps

e httpdconfファイルを保存して閉じます

2 PHPRC環境変数をphp5iniファイルを指すように設定します

minus Linux x86 の場合 setenv PHPRC ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

25

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 set PHPRC = ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

63 JDKをRelease 142にリストアする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

JDK を Release 142 にリストアする必要があります手順は次のとおりです

1 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを停止

します

2 第 512 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

適用する で変更したOC4Jインスタンスのopmnxmlファイル内にあるltdata id=java-optionsgt要素から-XXAppendRatio=3の行を削除します

3 ID属性がjava-binであるltdatagt要素にJavaシステムプロパティを設定します編集

後のファイルは次のように表示されます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-bin value=myhostjdk142binjava gt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt

4 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを再起

動します

64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する data-sourcesxml フ ァ イ ル を 編 集 し て JDBC factoryClass パ ラ メ ー タ を

oraclejdbcOracleDriver か ら BPELPM_CONNECTION_POOL パ ラ メ ー タ の

oraclejdbcpoolOracleDataSourceに変更しますファイルの設定は次の例の太

字で示されている部分のようにする必要があります ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource url=jdbcoraclethinscotttigerstadd141521db5617gt

data-sourcesxml ファイルは直接または Oracle Enterprise Manager を使用(『Oracle Containers for J2EEG リソースアダプタ管理者ガイド』を参照)して編集できます

65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを

再デプロイする カスタムセキュリティ設定(Oracle Single Sign-On を使用するなど)を使用してアプ

リケーションを構成している場合10g Release 3(101340)を適用後にアプリケーショ

ンを再構成して再デプロイする必要があります

26

66 Java Single Sign-Onを有効にする 10g Release 3(101330)をOracle Application Server 10g Release 3(101300)のインス

トールに適用する場合はjaznxmlファイルを編集してJava Single Sign-Onを有効にす

る必要がありますjaznxmlファイルを編集したらインスタンスを再起動します

詳細については『Oracle Containers for J2EEGセキュリティガイド 10g(101310)』

の第 14 章OC4J Javaシングルサインオンを参照してください

67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする 10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてパッチセットを適用する前

に Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをアンデプロイした場合はパッチセッ

トを適用後にそれらのアプリケーションを再デプロイする必要がありますアプリケー

ションをデプロイする手順は次のとおりです

1 Application Server Control Console にログインします

2 アプリケーションが特定の OC4J インスタンスにデプロイされる場合はその OC4Jインスタンスの OC4J ホームページに移動しますアプリケーションがグループに

デプロイされる場合はそのグループのページに移動します

3 「Applications」をクリックします

4 「Deploy」をクリックして画面の指示に従います詳細な情報が必要な場合は

「Help」をクリックしてください

68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする Oracle Application Server 10g Release 3(101310)以降ではWeb Services Inspection Language(WSIL)がサポートされていますWSIL を使用するとインスタンスにデプ

ロイされているすべての Web サービスを確認できます

10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてWSIL を利用する場合は手

動でデプロイする必要がありますWSIL アプリケーションをデプロイする手順は次の

とおりですこの手順はOC4J のインスタンスが実行していることを前提としていま

1 Application Server Control Console にログインします

2 OC4J ホームページで「Administrations」をクリックしますこれでデプロイ

されているアプリケーションの一覧を確認できます

3 「Deploy」をクリックしてDeploy Select Archive ページを表示します

4 Deploy Select Archive ページで以下の手順を実行します

a Application Server Controlを実行しているサーバーにすでに存在するアーカ

イブを選択します

b 次のwsil-iasearファイルのパスを入力します webserviceslibwsil-iasear

c 「Next」をクリックしてDeploy Application Attributes ページを表示します

5 Deploy Application Attributes ページで以下の手順を実行します

a Application Name フィールドに WSIL アプリケーションの名前を入力します

b Parent Application がデフォルトに設定されていることを確認します

c Bind Web Module to Site がデフォルトの Web サイトに設定されていることを

確認します

27

d Context Root がinspectionwsil に設定されていることを確認します

e 「Next」をクリックしてDeploy Deployment Settings ページを開きます

6 「Next」をクリックしてWSIL アプリケーションをデプロイしますConfirmation Page にWSIL アプリケーションのデプロイが成功したことが示されます

7 これで次のWebアドレスからWSILアプリケーションにアクセスできます httphostnameportinspectionwsil このURLではhostnameはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのホスト名portはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのポート番号です

69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する Oracle Enterprise Service Bus をインストールしていて中間層のインストールのいずれ

かをホストしているマシンの IP またはホスト名をクローンまたは変更する場合は次

の手順を実行する必要があります

参照Oracle Enterprise Service Bus サービスの更新方法の詳細については

『Oracle Application ServerG 管理者ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照

してください

1 次のスクリプトを実行してOracle ホームとシステム変数を設定します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptsh

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptbat

2 スクリプトを実行したコマンドラインウィンドウで次のコマンドを実行して

Oracle Enterprise Service Busサービスをエクスポートします ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベースサー

ビス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次のよ

うになります ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

28

3 オペレーティングシステムを更新してホスト名ドメイン名またはその両方

を正しい名前に変更します

4 オペレーティングシステムに必要な場合はホストを再起動します

5 ネットワーク内の別のホストからそのホストに Ping を発行できることを確認しま

すすべてが正しく解決されるように新しいホスト名を使用して Ping を発行して

ください

6 esbparampropertiesファイルを次のように編集します

minus IPアドレスまたはホスト名を変更している場合はDT_OC4J_HOSTプロパ

ティを新しいホスト名に変更しますたとえば新しいホスト名が

newhostexamplecomの場合はプロパティの値は次のようになります DT_OC4J_HOST=newhostexamplecom

minus ローカルマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HTTP_PORT を更新

して新しいポートにします

minus リモートマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HOST プロパティを

新しいホスト名にDT_OC4J_HTTP_PORT プロパティを新しいポートに更新

します

7 手順 2 で使用したのと同じコマンドラインウィンドウから次のコマンドを実行します

ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベース

サービス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次

のようになります ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=PASSWORD

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

8 各 Oracle ホームで次のコマンドを実行してホストにあるすべての中間層のインス

タンスを起動します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

29

9 この手順の最初の段階でOracle Application Server を自動的に開始するために無効

にしたプロセスがある場合はそれらを有効にします

10 サービスが ESB コンソールに一覧表示されておりアプリケーションが正常に稼動

していることを確認します

610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを

実行する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールしたらWebCenter アプ

リケーション用に作成したすべての OC4J インスタンスに対して ADF インストーラを

実行する必要がありますADF インストーラを実行しない場合ユーザーのカスタム

アプリケーションは ADF の最新の共有ライブラリにアクセスできません

ADF インストーラの実行方法の詳細については『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development Framework のための Fusion 開発者ガイド』の第 2921項ADFランタイムライブラリのインストールを参照してください

611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする このパッチで利用可能なすべてのバグ修正プログラムを確実に適用するにはOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したあとでOracle ADF アプリケーションを移行して再デプロイする必要がありますアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする手順は次のとおりです

1 Oracle Technology NetworkからOracle JDeveloper 101330 をダウンロードします

OTNのアドレスは次のとおりです httpwwworaclecomtechnologyindexhtml

2 ワークスペースを次の手順で移行します

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 と同じシステムにイ

ンストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「Yes」をクリックして101320 JDeveloper ビルドの system フォルダをポイントしますこれでJDeveloper 101340 へのデータベース接続をはじめとしたユーザー設定が移行されます

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 とは異なるシステム

にインストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「No」をクリックします(この場

合データベース接続は Oracle JDeveloper 101340 に移行されません

JDeveloper 101320 ではデータベース接続は IDEConnectionsxml に格納さ

れておりこのファイルはOracle JDeveloper systemディレクトリにあります

そのためOracle JDeveloper 101340 から Oracle JDeveloper 101320 のデー

タベースの接続にアクセスするにはsystem ディレクトリを移行する必要が

あります)Oracle JDeveloper 101320 のインスタンスから任意の Oracle ADFアプリケーションのワークスペースを Oracle JDeveloper 101340 の環境にコ

ピーしてアプリケーションワークスペースを開きますDo you want to migrate the workspace from a previous versionのプロンプトが表示されたら

「Yes」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle ADF アプリケーションを新しい EAR ファイ

ルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

30

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle Application Development Framework 開発者ガイド』

を参照してください

612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後はOracle WebCenterアプリケーションを使用する前に以下のタスクを実行する必要があります

第 6121 項JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする

第 6122 項移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義

する

第 6123 項10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタ

マイゼーションをコピーする

第 6124 項Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行

する

第 6125 項Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用した

アプリケーションを移行する

第 6126 項OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を

再構成する

第 6127 項101340 の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する

6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプ

リケーションを移行および再デプロイする JCR データコントロールを使用してOracle WebCenter アプリケーション内の分散し

たコンテンツを統合および公開している場合はOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後コンテンツリポジトリにアクセスできる

ことを確認するために以下の手順を実行する必要があります

1 第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイするの手順 1 と 2を実行します

2 次の手順を実行してアプリケーションサーバーの接続を作成します

a Connections Navigator で「Application Server」を右クリックして「New Application Server Connection」を選択します

b Welcome ページが表示されている場合は「Next」をクリックして Type ペー

ジを表示します

c Connection Name フィールドで接続の名前を指定します

d Connection Type リストから「Standalone OC4J 10g 1013」を選択します

e 「Next」をクリックしてAuthentication ページを表示します

f OC4J インスタンスへの認証に使用するユーザー名とパスワードを指定します

g 「Next」をクリックしてConnection ページを表示します

h OC4J インスタンスにアクセスするために使用するホスト名とポート番号を指

定しますOC4J インスタンスが Oracle JDeveloper と同じコンピュータにイン

ストールされている場合はlocalhost をホスト名として指定します

i 「Finish」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle WebCenter アプリケーションを新しい EAR ファ

31

イルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照して

ください

注最初に新しいアプリケーションサーバーの接続を Oracle WebCenterアプリケーションと関連づける必要があります関連づけるには次の手

順を実行します

1 Resources ノードでOracle WebCenter アプリケーション用に作成した

デプロイメントプロファイルを右クリックします

2 WAR Deployment Profile Properties ダイアログボックスの左側のペイ

ンで「Platform」を選択しTarget Connection で作成したアプリケー

ションサーバーの接続を選択します

3 「OK」をクリックします

6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を

再定義する アプリケーションを 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に移行する場合セ

キュリティで保護されたページの認可情報はアプリケーションと一緒に移行されませ

んそのためアップグレードする前にアプリケーションの ADF セキュリティを定義

していた場合は10g Release 3(101340)のインスタンスでページのアクセス権限を

再定義する必要があります実行する手順については『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレッ

トカスタマイゼーションをコピーする Preconfigured OC4J にデプロイされた PDJ-Java ポートレットに対して作成したカスタマ

イザーションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますそのためOracle Application Server インスタンスを 10g Release 3(1013)Patch Set 2(101320)から 10g Release 3(101340)にパッチを適用する場合は10g Release 3(1013)Patch Set 2

(101320)用に作成したカスタマイゼーションは利用できませんこれらのカスタマ

イゼーションを 10g Release 3(101340)の環境で利用できるようにする場合は次の

手順を実行する必要があります

1 portlet-client-deployjarファイルを使用してカスタマイゼーションをエクス

ポートします カスタマイゼーションをエクスポートおよびインポートする手順については

『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

2 EARファイルでportlet-client-deployjarファイルを再実行してカスタマイ

ゼーションをインポートします

3 OC4J_WebCenter インスタンスを再起動します

6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケー

ションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して No を選択した場合は

このタスクを実行します

Preconfigured OC4J にデプロイされたポートレットに対して作成したカスタマイゼー

ションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますOracle JDeveloper の以前

32

のリリースから移行していない場合は以前のインストールで作成したポートレット

カスタマイゼーションは新しい Oracle Jdeveloper のインストールでは利用できません

これらのカスタマイゼーションを利用したい場合は新しい Oracle JDeveloper のインス

トールのアプリケーションにカスタマイゼーションを手動でコピーする必要があります

OmniportletWebClippingWSRPおよびPDKサンプルポートレット用に作成したカ

スタマイゼーションは以前のJDeveloper_ homeportalportletdataディレクトリ

から新しいOracle JDeveloperのインストールに手動でコピーできますPreconfigured OC4JにデプロイしたカスタムPDK-Javaポートレットがある場合は『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のポートレットプリファレンスストア移行ユーティリティ

を参照してポートレットプリファレンスストア移行ツールを使用してこれらの

カスタマイゼーションを保存する方法を確認してください

6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレッ

トを使用したアプリケーションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して Yes を選択した場合は

このタスクを実行します

この場合Preconfigured OC4J にデプロイした大部分のポートレットに対するカスタマ

イゼーションはOracle JDeveloper の移行全体の一環として自動的に移行されますた

だしPDK-Java ポートレット用に作成したカスタマイゼーションは101340 のイン

スタンスに手動でコピーする必要がありますポートレットプリファレンスストア

移行ツールを使用してそのほかの PDK カスタマイゼーションを保存する方法について

は『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』のポートレットプリファレンス

ストア移行ユーティリティを参照してください

6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキ

シ設定を再構成する アプリケーションに OmniPortlet および Web クリッピングポートレットが含まれてい

る場合Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

後それらのポートレットのプロキシ設定を再構成する必要があります10g Release 3(101320)のインスタンスからはプロバイダ構成情報が移行されないのでこの再構

成はかならずおこなう必要があります

OmniPortlet および Web クリッピングプロデューサの HTTP プロキシ設定の構成方法

については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』の付録そのほかのポート

レット構成を参照してください

6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクス

ポートEARファイルを再作成する Oracle WebCenter アプリケーションを10g Release 3(101320)環境から 10g Release 3

(101340)環境に転送しており事前デプロイメントツールを使用してカスタマイ

ゼーションをエクスポートしエクスポート EAR ファイルを作成する場合jspx ペー

ジもエクスポートされます

Oracle JDeveloper 10g Release 3(101340)を使用するアプリケーションの移行中に jspxページに変更を加えアプリケーションをデプロイして10g Release 3(101320)で

作成したエクスポート EAR ファイルからカスタマイゼーションをインポートする場合

Oracle JDeveloper でおこなったページの変更内容は失われます編集したページが上書

きされるのを避けるにはportlet-client-deployjar ファイルの 10g Release 3(101340)バージョンを 10g Release 3(101320)のインストール環境にコピーし10g Release 3(101340)の事前デプロイメントツールを使用してエクスポート EAR ファイルを再

33

作成する必要があります

事前デプロイメントツールを使用してカスタマイゼーションをエクスポートおよび

インポートする手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照

してください

613 HTTP TRACEのサポートを無効にする HTTP TRACE メソッドはTRACE レスポンスのエンティティボディ内にあるクライア

ント HTTP からリクエストされたコンテンツを返しますこの動作によりリクエスト

の HTTP ヘッダーに含まれている Cookie や認証データなどの機密情報は攻撃を受けや

すくなります

この問題を回避するにはApache mod_writeモジュールを使用してHTTP TRACEリク

エストを拒否するかサイトの要件とポリシーを満たすのに必要なメソッドだけを許可

するようにします次の追加の構成情報をApache HTTP Serverの構成ファイルに追加し

ます RewriteEngine On RewriteCond REQUEST_METHOD ^TRACE RewriteRule - [F]

614 Oracle BAM 101340をアンインストールする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)Business Activity Monitoringをアンインストールする場合は適用後のタスクを実行する必要があります

このプロセスにはOracle BAM 101340 パッチセットのアンインストールと Oracle BAM 101330 のリストアが含まれます

これらの手順を実行するとOracle BAM 101340でおこなった変更はすべて失われます

Oracle BAM 101340 をアンインストールしてOracle BAM 101330 をリストアする

手順は次のとおりです

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 「コントロール パネル」「プログラムの追加と削除」の順にクリックしてOracle BAM アプリケーションを削除しますActive Data Cache データベースは削除されま

せん

3 ホストマシンを再起動します

4 SQLPlus コマンドを使用してActive Data Cache に使用したデータベースアカウ

ントに対する権限を(必要な場合はOracle Enterprise Link for BAM のデータベー

スアカウントも同時に)削除再作成およびリセットします

5 Oracleデータベースツールを使用してOracle BAM 101330 Active Data Cacheデータベーススキーマのバックアップをリストアしますこのバックアップは

Oracle BAM 101340 Patch Setをインストールする前に第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境をバックアップするで作成し

たものです Oracle Data Pump Impdpユーティリティを使用してBAM Active Data Cache DatabaseおよびOracleデータベースにあるOracle Enterprise Link for BAMリポジトリをリスト

アします

6 Oracle BAM 101330 環境を再インストールします インストール中にActive Data Cache および Oracle Enterprise Link for BAM リポジ

トリの「Build」または「Upgrade」オプションの選択を解除できます

7 ホストシステムを再起動します

8 Oracle BAM 101330 のバックアップを作成中にConfigFilesBackupファイルお

よびイメージディレクトリを元の場所から移動している場合はそれらをリスト

34

アします変更したOracle Enterprise Link for BAM Data Flow Serviceの設定もリスト

アします

7 既知の問題 以下の各項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の既知の問題について説明します

第 71 項Webサービスとクライアント間の非互換性

第 72 項EJB 30 に基づくWebサービス

第 73 項Oracle HTTP Server 1012 を使用する際にWebモジュールおよびWebサー

ビスをテストする

第 74 項bc4jearファイルのファイル名の変更

第 75 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

複数回適用する

第 76 項パッチ適用時のメッセージ

第 77 項OC4Jトランザクションのサポート

第 78 項パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する

第 79 項高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ

第 710 項TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示され

ない

第 711 項Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ

第 712 項シャットダウン時のBPELエラーメッセージ

第 713 項OC4J_WebCenterインスタンスログエラー

第 714 項BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示

第 715 項パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログ エラー

第 716 項Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)

第 717 項ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプ

タで失敗する

第 718 項パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される

第 719 項アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない

71 Webサービスとクライアント間の非互換性 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用したあとは以下の点に注意してください

Web サービスを再生成して再デプロイする場合は生成した WSDL に変更が加え

られます

10g Release 3(101300)クライアントをサービスに使用するとコンパイラエ

ラーで通信に失敗します これらの問題は次の方法で対処できます

Web サービスの EAR ファイルは再アセンブルしないでくださいWSDL は変更さ

れずクライアントは引き続きサービスと通信することができます

WebサービスのEARファイルを再生成する必要がある場合はクライアントを再生

成してラッパーを使用するクラスの名前に接尾辞Elementを追加しますこれ

はunwrapParametersがfalseに設定された状態でアセンブルされたラッパー

クラスをクライアントが使用することが前提となっています

35

72 EJB 30に基づくWebサービス Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用しEJB 30 でアセンブルした Release 3(101300)Web サービ

スを使用する場合サービスを再デプロイすると WSDL が変更されますこの場合

クライアントコードを再生成してサービスと通信できるようにする必要があります

73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュール

およびWebサービスをテストする Oracle Enterprise Manager Application Server Control にはテストページがありこのペー

ジを使用してアプリケーションサーバー環境にデプロイした Web モジュールおよ

び Web サービスをテストできますほとんどの場合テストページにはユーザー

の環境に現在設定されているWebサイトとポートの一覧が表示されますWebモジュー

ルまたは Web サービスの URL をテストする際には使用する Web サイトをこの一覧

から選択できます

参照Enterprise Manager のオンラインヘルプのTesting a Web Serviceおよび

Overview of Managing Web Modules

Oracle HTTP Server 10g Release 2(1012)を OC4J に対するフロントエンドとして使

用している場合テストページの Discovered Web サイトの一覧には何も表示されない

ことがありますこの場合Application Server Control を使用してWeb モジュールま

たは Web サービスの URL をテストすることはできません代わりに新しいブラウザ

ウィンドウを開いてブラウザのアドレスフィールドに Web モジュールまたは Webサービスの URL を入力します

参照10g Release 2(10132)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』のOracle Application Server 1013 での Oracle Application Server 1012 の構成

74 bc4jearファイルのファイル名の変更 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)はbc4jearファイルを使用しこ

のファイルをデフォルトのホームインスタンスにデプロイしますOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は新たに作成されたイ

ンスタンスのデフォルトのファイル名はdatatagsearになりますファイルのコンテ

ンツや機能は変わりません

75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は再

度パッチを適用しないでください再度適用するとエラーになる場合がありますた

とえばオラクルでは次のシナリオはサポートしていません

1 J2EE およびWebserverオプションを設定してOracle Application Server 10g Release 3(1013)をインストールする

2 Oracle Enterprise Service Bus 10g(101310)のスタンドアロン中間層をインストー

ルする

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

4 Oracle BPEL Process Manager 10g(10131)のスタンドアロン中間層または Oracle Web Services Manager 10g(10131)中間層をインストールする

36

5 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用して

Oracle BPEL Process Manager を 10g Release 3(101340)にアップグレードする

76 パッチ適用時のメッセージ パッチの適用中には以下のエラーメッセージが表示されることがあります

Oracle Internet Directory 10g Release 2(101202)インフラストラクチャに関連づけ

られているスタンドアロンのOracle Containers for J2EEのインスタンスがあるシス

テムにパッチを適用する場合パッチの適用中にOC4J管理者のパスワードの入力

を求めるプロンプトが表示されると次のメッセージが表示されることがあります The operation is unsupported

このメッセージは無視してください

stopallコマンドを使用してOPMNプロセスを停止している間に次のメッセージ

が表示されることがあります

Error

--gt Process (index=1uid=1998741206pid=13253) time out while waiting

for a managed process to stop Log exampleproduct1013OracleAS_3

opmnlogsdefault_group~oc4j_owsm ~default_group~1log opmnctl

graceful stop of processes failed trying forceful shutdown

このメッセージは無視してください

77 OC4Jトランザクションのサポート Oracle Application Server 10g Release 3(101310)の OC4J トランザクションマネージャ

にはRecoverable Last Resource Commit(RLRC)と呼ばれる機能が含まれていますこ

の機能はLast Resource Commit(LRC)トランザクションに対する強化されたリカバリ

メカニズムを提供しトランザクションの全体的なパフォーマンスを向上します

RLRC ではデータベース表を使用してトランザクション ID のコミットレコード

が保持されますこのため中間層内の OC4J トランザクションログにコミットレ

コードを保持する必要がなくなりますコミットレコードの書込みは 2 段階のコミッ

トプロセスにおけるパフォーマンスコストの大部分を占めます

注現在 RLRC は非 XA リソースがデータベースである場合のみ利用で

きますさらにコミットレコードはデータベース内に保持されるため

RLRC トランザクションなどのリカバリが必要な場合にはこのデータ

ベースにアクセスできる必要があります

RLRC 機能の設定手順は次のとおりです

1 サーバーが稼動している場合は停止します

2 コミットレコードを保持するデータベースに接続し次のSQLスクリプトを実行

して必要なスキーマをインストールします J2EE_HOMEdatabasej2eejtaoraclelast_resource_commitsql

37

3 J2EE_HOMEconfigdata-sourcesxmlファイルを開きますコミットレコード

のデータベースにアクセスするための接続プールを編集または作成してコネク

ションファクトリ要素の一部としてcommit-record-table-name属性を指定します 次に例を示します

[] ltconnection-pool name=Example Connection Pool num-cached-statements=10gt ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource user=scott password=password url=jdbcoraclethinmyServer5521main commit-record-table-name=scottOC4J_TX_RLRC_LOGgt ltproperty name=connectionCachingEnabled value=falsegt ltproperty name=implicitCachingEnabled value=truegt ltproperty name=maxStatements value=50gt ltconnection-factorygt ltconnection-poolgt []

注commit-record-table-name属性の名前に指定する値は完全修飾さ

れている必要があり指定するユーザー資格証明にはこの表に対する

deleteおよびselect権限が必要です

4 (オプション)J2EE_HOMEconfigtransaction-managerxmlファイルを開き

RLRC機能の実行時の動作を変更します 次に例を示します [] ltcommit-coordinatorgt ltmiddle-tiergt ltrecovery retry-interval = 300 rlrc-min-purge-interval=10 rlrc-purge-size=1000gt ltmiddle-tiergt ltcommit-coordinatorgt [] この例では次のパラメータが使用されています

nrlrc-purge-intervalはデータベース内でコミットレコードのバッチパー

ジがおこなわれる間隔(ミリ秒単位)です

nrlrc-purge-sizeはデータベース内でコミットレコードのバッチパージ

がおこなわれる間に削除されるバッチのサイズです

78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する 10g Release 3(101310)Oracle ホームにパッチを適用し10g Release 3(101310)Oracle ホームのインストール時に次のインストールオプションを選択している場合

Application Server Control Console を表示できないことがあります

Advanced Install オプションを選択している

インストールのタイプとしてJ2EE Server Web Server and SOA Suite を選択して

いる

Administrator OC4J インスタンスとして機能するようにインスタンスを構成している

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のインストール中にこれらのオプショ

ンをすべて選択している場合インストール完了後Application Server Control Consoleが表示されないことがまれにありますこの問題は10g Release 3(101340)パッチ

38

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

第 212 項パッチセットを 10g Release 3(101310)Oracleホームに適用する ときの注意点

第 213 項パッチセットを 10g Release 3(101320)Oracleホームに適用する ときの注意点

第 214 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する

211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに

適用するときの注意点 Oracle Application Server 10g Release 3(101300)は完全な Java 2 Platform Enterprise Edition(J2EE)14 に準拠した環境を提供する重要な新規リリースでした

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)では既存の 10g Release 3(101300)Oracle ホームに含まれている特定のソフトウェアおよび構成ファ

イルが更新されていますその結果ソフトウェアの信頼性とパフォーマンスが向上し

ています

またOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)ではOracle Application Server 10g Release 3(101300)にいくつかの機能が追加されていますた

とえば-Xm[sx]フラグでは各 OC4J インスタンスのメモリ割当てプールの初期サイズ

をバイト単位で指定しますこの値は 1024 の倍数かつ 1MB 以上で指定する必要があ

りますキロバイトを示すには文字 k(小文字)または K(大文字)をメガバイトを

示すには m(小文字)または M(大文字)を追加します何も指定しない場合デフォ

ルト値は 2MB ですこれはndashXms2M と指定するのと同じですndashXms数値文字の

間に空白は含めません

表 1にこのパッチセットを 10g Release 3(101300)Oracleホームに適用したあと

で利用できる追加機能の概要を示します

表1 Oracle Application Server 10g Release 3(101300)ユーザーが利用できる 新機能と利点

機能の説明 追加情報

新しい Application Server Control Console の機

能OC4J インスタンスの作成および OC4J グ

ループへのインスタンスの統合機能クラス

タトポロジ内のポートルーティング ID

アプリケーションサーバーインスタンスの

確認および構成機能があります

『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』の 管理ツールの概要

『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』の

OC4J Java Single Sign-On を使用するためのイン

スタンスの構成

OC4J で提供されているシングルサインオン

の軽量ソリューションである OC4J Java Single Sign-On(OC4J Java SSO)のサポート

単一のドキュメントカタログのサービスに 拡張可能なスキーマを提供する軽量の Webサービスディレクトリプロトコルである

Web Services Inspection Language(WSIL)のサ

ポート

『Oracle Fusion Middleware Developers Guide for Oracle Web Services』のWeb Service Inspection Language 10

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101300)Oracle ホームに適用後開発者が業界標準の SOA アプリケーションを作成

およびデプロイするために使用できる一連のサービス指向アーキテクチャ(SOA)コン

ポーネント(Oracle SOA Suite)をインストールすることもできます

3

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)で提供される新

機能をサポートするためにパッチセットをインストールすることで10g Release 3(101300)Oracle ホーム内の opmnxml ファイルが自動的に更新されます次を参照し

てください

デフォルトのグループ名が OC4J から default_group に変わります

rmi エントリが rmis に変わります

各インスタンス(ホームを除く)がインスタンスと同じ名前のグループにまとめら

れます

Oracle Application Server インスタンスOC4J インスタンスおよび 10g Release 3 Patch Set 3(101330)内のグループの管理方法の詳細はOracle Technology Network の 10g Release 3(101320)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application ServerG 管

理者ガイド』を参照してくださいOTN のアドレスは次のとおりです

httpwwworaclecomtechnologydocumentation

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control のオンラインヘルプも参照でき

ます

212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに

適用するときの注意点 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)は10g Release 3(101300)リリー

スの更新プログラムであり10g Release 3(101300)の信頼性とパフォーマンスを向

上しいくつかの追加機能を提供します

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)は次のことを念頭に設計されまし

OC4J を使用して J2EE アプリケーションをデプロイおよび管理する管理者

サービス指向アーキテクチャアプリケーションを開発およびデプロイするための

プラットフォーム

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)は10g Release 3(101310)Oracle ホームまたは 10g Release 3(101310)のパッチを適用済みの 10g Release 3(101300)Oracle ホームに適用できます

注10g Release 3(1013n)のインストールに加えてOracle Application Server 10g Release 3(1013n)のスタンドアロンインストールを実行

する場合このパッチではコア製品とスタンドアロン製品だけが更新さ

れます

213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに

適用するときの注意点 Oracle Application Server 10g Release 3(101320)は10g Release 3(101310)コア J2EE機能(OC4Jその関連テクノロジーと Oracle HTTP Server)および Oracle WebCenter SuiteをサポートしますOracle WebCenter Suite にはOracle WebCenter Services および Oracle Content Database が含まれています

Oracle Application Server 10g Release 3(101320)および Oracle WebCenter Suite をイン

ストールしている場合はOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用してJ2EE のコアコンポーネントを更新することを推奨します

4

注Oracle Application Server 10g Release 3(1013n)のインストールに

加えて10g Release 3(1013n)のスタンドアロンインストールを実

行する場合このパッチではコア製品とスタンドアロン製品だけが更新

されます

214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する Oracle Web Cache はOracle Application Server 10g Release 3(1013)には含まれていま

せんただしOracle Application Server 10g Release 2 はRelease 3(1013)およびこの

パッチセットとの完全な互換性を備えています

Release 1013 環境で Oracle Web Cache を使用するユーザーはOracle Web Cache Release 1012 をダウンロードしてRelease 1012 の最新のパッチセットを適用する必要があ

りますOracle Web Cache は別の Oracle ホームにインストールする必要があります

22 パッチセット適用後の動作 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用すると

選択したOracle Application Serverの中間層のOracleホーム内にある特定のソフトウェア

および構成ファイルがアプリケーションプログラムによって更新されますOracleホー

ムはOracle Application Serverのインストールが含まれるOracleディレクトリのフルパス

ですこのドキュメントでは製品がインストールされているディレクトリを指すため

にORACLE_HOMEを使用しています

注ORACLE_HOMEはインストール済みのOracle Application Serverインス

タンスのフルパス名で置き換える必要があります

このパッチセットはサポートされている各リリースの全インストールタイプの J2EEソフトウェアを更新しますパッチセットの適用手順によりユーザーのインストー

ルに適したソフトウェアパッチのセットが自動的に特定されます

このパッチセットに含まれている製品の一覧については第 9 項パッチセットの

コンポーネントを参照してください

221 Oracle JDeveloperの変更点 Oracle JDeveloper の変更点を以下に示します

MQOutboundHeaderwsdlファイルにはCodedCharSetIdという名前の要素は

ありませんこの要素は手動でOracle JDeveloperに追加する必要があります

CodedCharSetId要素をアウトバウンドWSDLに割り当てる場合は以下の手順を実

行します

1 MQAdapterのアウトバウンドサービスを作成後MQAdapter OutboundHeaderwsdlファイルを開いて次の内容をMQOutboundHeader要素

に追加します ltelement name=CodedCharSetId type=string minOccurs=0 gt

2 Oracle JDeveloper を再起動します

5

3 Invoke アクティビティを作成しAdapters タブにアウトバウンドヘッダー変数を

作成します

4 手順 3 で作成したアウトバウンドヘッダー変数を使用してCodedCharSetID要素をアウトバウンドに割り当てます

3 パッチセットのドキュメント このリリースの Oracle Application Server パッチセットに関連するドキュメントは次の

2 つです

『Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit)』(本書)このドキュ

メントには次の情報があります - パッチセットの適用に必要なシステム要件および適用または削除の方法 - Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に関す

る既知の問題のリスト Linuxのドキュメントは配布されるパッチセットのOracleAppServer10g_

10134_Linux_Patchsetdocreadmehtmlファイルに含まれています Microsoft Windows の ド キ ュ メ ン ト は 配 布 さ れ る パ ッ チ セ ッ ト の

OracleAppServer10g_10134_Windows_Patchsetdocreadmehtm

lファイルに含まれています

『Oracle Application Server Fixed Bugs List 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)』このドキュメントにはこのリリースで修正されているOracle Application Server関連のすべての一般的なバグ(全オペレーティングシステムに

共通)が製品グループごとに一覧表示されています Linuxのドキュメントは配布されるパッチセットのOracleAppServer10g_

10134_Linux_Patchsetdocbugsfixedhtmlファイルに含まれていま

す Microsoft Windows の ド キ ュ メ ン ト は 配 布 さ れ る パ ッ チ セ ッ ト の

OracleAppServer10g_10134_Windows_Patchsetdocbugsfixed

htmlファイルに含まれています

また次の Oracle MetaLink Note にはこのパッチセットに関する情報があります

Oracle MetaLink Note 7270681 Oracle Application Server Patch Set Notes Addendum 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)

Oracle MetaLink Note 3970221 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Support Status and Alerts

Oracle MetaLink のアドレスは次のとおりです httpmetalinkoraclecom

4 パッチセットの要件 システムの基本要件についてはインストールガイドおよびリリースノートを参照

してください

パッチセットの詳細な要件については次の各項を参照してください

第 41 項必要なソフトウェア

第 42 項インストールの前提条件

6

注使用しているシステムがこの項に記載されている最小限の要件のいず

れかを満たさない場合はこのパッチセットのサポートに関するサービ

スリクエストを記入してください

41 必要なソフトウェア このパッチセットの前にインストールしておく必要があるシステムソフトウェアの

一覧を以下に示します

Oracle Application Server 10g Release 3(101300)10g Release 3(101310)10g Release 3(101320)または 10g Release 3 Patch Set 3(101330) リリース番号は次のプロパティファイルのリリース番号で確認できます

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEconfigiasproperties

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEconfigiasproperties

サポートされている次のオペレーティングシステムのどちらか一方

minus - Linux x86

minus - Microsoft Windows(32-Bit)

注Oracle BAM 101340 はOracle BAM 101330 にのみ適用できます

Oracle BAM 101340 でサポートされているプラットフォームについて

は『101340 Release Notes and New Features』を参照してください

42 インストールの前提条件

以下はこのパッチセットのインストールに関する前提条件です

システム構成がドキュメントに記載されている推奨のシステム構成を満たしてい

るかどうかを確認します

Microsoft Windowsのtmpディレクトリとtempディレクトリの環境変数が

『Oracle Application ServerG管理者ガイド』の記載内容に従い設定されていることを

確認します

このパッチセットを適用する前または既存の Oracle ソフトウェアに変更を加

える前にOracle ソフトウェアおよびインベントリのバックアップを取ります

Oracle ソフトウェアおよびインベントリをバックアップする方法については管理

者ガイドを参照してください

使用している環境によっては次の手順を実行してからパッチを適用する必要があ

ります

第 421 項Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレード

スクリプトを実行する

第 422 項Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプト

を実行する

7

421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアッ

プグレードスクリプトを実行する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101310)インスタンスに適用する前に次の手順を実行する必要があります

1 Orabpel ユーザーとして Oracle データベースに接続します

2 BPEL 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のス

クリプトを実行します

minus Linux x86 の場合upgrade_10131_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus - Oracle Databaseを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_

10131_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus - Oracle Database Liteを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合

upgrade_ 10131_10134_olitesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

3 Oraesb ユーザーとして Oracle データベースに接続します

4 ESB 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のスク

リプトを実行します

minus - Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqloracleディレクトリにあります

minus - Oracle Databaseを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_

10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqloracleディレクトリにあります

minus - Oracle Database Liteを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合

upgrade_ 10133_10134_olitesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqlotherディレクトリにあります

5 インスタンスを再起動します

8

422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済み

インスタンスでアップグレードスクリプトを実行する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release 3(101331)または MLR パッチ済みインスタンス

に適用する前に次の手順を実行する必要があります

1 Orabpel ユーザーとして Oracle データベースに接続します

2 BPEL 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のス

クリプトを実行します

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracle Databaseを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_

10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracle Database Liteを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合

upgrade_10133_10134_olitesql このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

3 ESB 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のスク

リプトを実行しますログインプロンプトが表示されたらoraesb ユーザーとし

てログインします(oraesb パスワードを入力)

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqloracleディレクトリにあります

minus Oracle Databaseを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_

10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqloracleディレクトリにあります

minus - Oracle Database Liteを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合

upgrade_ 10133_10134_olitesql このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqlotherディレクトリにあります

4 インスタンスを再起動します

5 パッチセットの適用 この項では以下のトピックについて説明します

第 51 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

適用する

第 53 項サイレントおよび非対話型パッチの適用

9

第 52 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する

第 54 項クラスタ環境にパッチセットを適用する

第 55 項10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジ

にパッチセットを適用する

第 56 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

再適用する

51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

適用手順について説明します次の項が含まれます

第 511 項既存環境をバックアップする

第 512 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

511 既存環境をバックアップする 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を自動的に削除する手段はありません

既存の環境のバックアップを取ってからOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールすることを強く推奨しますバックアップがあ

ればOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を削除し

てもまたはパッチの適用中に問題が発生した場合でも元の環境をリストアできます

データベースを元の状態に戻せるように使用しているデータベーススキーマのバッ

クアップを取る必要があります

参照Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリの詳細について

は『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』のバックアップとリカバリの

概要を参照してください

512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する パッチセットの適用手順は次のとおりです

1 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101300)Oracleホームに適用しシステムで Enterprise Javabeans 30 アプリケーションを使用する

場合パッチを適用する前にそのアプリケーションをアンデプロイする必要があり

ます パッチセットを 10g Release 3(101310)または 10g Release 3(101320)Oracleホームに適用する場合はこの手順を実行する必要はありません

アプリケーションをアンデプロイする手順は次のとおりです

a 元のインストールに使用したのと同じユーザー名で Application Server Control Console にログインしますアプリケーションが特定の OC4J イン

スタンスにデプロイされている場合はその OC4J インスタンスの OC4Jホームページに移動します アプリケーションをグループにデプロイしている場合はそのグループの

ページに移動します

10

参照Application Server Control の詳細については『Oracle Application ServerG管理者ガイド』の管理ツールの概要を参照してください

b c d

「Applications」をクリックしてアプリケーションのリストを表示します EJB 30 アプリケーションを選択します 「Undeploy」をクリックします

2 JDK Release 142 とともに OC4J インスタンスを使用する場合は次の手順を実行

して JDK Release 142 を置き換えてからパッチセットを適用する必要があります

パッチを適用後Release 15 を Release 142 で置き換えます

a Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセス

を停止します

b ORACLE_HOMEopmnconfopmnxmlファイルをバックアップします

c id=java-binのltdatagt要素内のJavaシステムプロパティを削除します

ltdatagt要素はopmnxmlファイルのltcategory id=start-parametersgt

要素内にあります

たとえばopmnxmlに以下の行が含まれている場合 ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-bin value=myhostjdk142binjava gt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt ファイルを次のように編集する必要があります ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt

d Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセス

を再起動します

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101300)Oracle ホームに適用しユーザー環境で Oracle Application Server Cold Failover Cluster トポロジを使用する場合以下の手順を実行する必要があります

11

a opmnxmlファイルを開きnotification-serverセクションで次の行を探しま

す ltipaddr remote=virtual_hostname request=virtual_hostnamegt このエントリがない場合はopmnxmlファイルに追加します前述の例で

は virtual_hostnameは実際の仮想ホスト名ですこの名前は

VIRTUAL_HOSTNAME変数と同じものにする必要があります

b Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN)を再起動します

4 dsaconfファイルを編集している場合はコピーを作成しますこのファイルは

パッチの適用中に上書きされます

5 アダプタを使用する場合はoc4j-raxmlファイルのコピーを作成しますこの

ファイルはパッチの適用中に上書きされます

6 ORACLE_ HOMEowsmbininstallpropertiesファイルに次の値が設定されてい

ることを確認します installhttphost=hostname installhttpport=7777

7 OC4J インスタンスが稼働していることを確認しますステータスは次のコマンド

を使用して確認できます

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl status

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl status

8 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)メディアの

Disk1 を挿入するか解凍したパッチセットソフトウェアを含むディレクトリ

の Disk1 サブディレクトリに移動します

9 Oracle Universal Installer を起動します

minus Linux x86 の場合 runInstallerコマンドを実行します

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 「setupexe」をダブルクリックします

表 2にパッチセットの適用中に表示される手順と画面を示します

注インストール手順の実行中に利用できるオンラインヘルプには

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のフルインストール

およびパッチセットのインストールに関する情報がありますしたがっ

てオンラインヘルプはパッチセットのインストール手順に特化し

たものではありませんOracle Universal Installer画面を使用した10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のインストールに関する具体的

な情報については表 2を参照してください

12

表 2 Oracle Application Server パッチの適用中に表示される画面

画面 操作

Welcome Oracle Universal Installer Welcome 画面を確認して「Next」をクリック

します

Welcome 画面に Oracle Universal Installer に関する情報が表示されます

インストール画面には以下のボタンが表示されます

Deinstall Products個々のコンポーネントまたは製品全体を削

除しますこのボタンは Welcome 画面にのみ表示されます

About Oracle Universal InstallerOracle Universal Installer のリ

リース番号を表示します

Help各画面の機能に関する詳細情報にアクセスできます

Installed Products現在インストールされている製品を表示

あるいは製品全体または個々のコンポーネントを削除します

Back前の画面に戻りますこのボタンは Welcome 画面では使

用できません

Next次の画面に進みます

Install選択した製品をインストールしますこのボタンは

Welcome 画面では使用できません

Cancelインストールプロセスを中止してOracle Universal Installer を終了します

Specify File Locations Specify File Location 画面ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のソースのフルパスを確認しインス

トール場所を選択できます

Source製品のインストール元であるproductsxmlファイル

のフルパスですOracle Universal InstallerをrunInstallerコマ

ンドまたはsetupexeファイルを使用して起動している場合

Oracle Universal Installerによってproductsxmlファイルのデ

フォルト値が検出されて使用されますパスは変更しないでくだ

さい

Nameパッチを適用するOracleホームの名前を選択します Oracleホームは名前で特定できますドロップダウンメニュー

から名前を選択するとPathフィールドが自動的に更新されて

選択したOracleホームの場所が表示されます

PathこのフィールドはNameドロップダウンメニューから

既存のOracleホームを選択すると自動的に入力されます

Browseこのボタンを使用してファイルシステムに移動し

ソースまたは宛先の場所を選択します

ファイルの場所を指定したら「Next」をクリックします

Administrator(oc4jadmin)Password

パッチを適用している Oracle Application Serverインスタンスの

oc4jadminユーザーパスワードを入力します「Next」をクリック

します

Prompt この画面では中間層のシャットダウンが表示されます「OK」をク

リックします

選択内容を確認して「Install」をクリックします Summary

13

表 2(続き)Oracle Application Server パッチの適用中に表示される画面

画面 操作

この画面にはパッチセットのインストールの進行状況が表示されま

す Install Progress

Configuration Assistants この画面には構成アシスタントの進行状況が表示されます構成アシ

スタントによってインストールの最後に自動でコンポーネントが構成

されます

Oracle Application Server 構成アシスタントのログファイルの具体的な

場所については『Oracle Fusion Middleware Installation Concepts and Repository Creation Utility ユーザーズガイド』を参照してください

「Exit」をクリックしてOracle Universal Installer を終了します End of Installation

注Oracle BPELOracle ESBおよび Oracle WSM の環境にパッチセッ

トを適用する場合はパッチセットの適用中に構成アシスタントが正常

終了していることを確認してください構成アシスタントが失敗した場合

は構成アシスタントを再試行しますまた失敗した場合はOracle Process Manager and Notification Server が起動していて必要なアプリケーション

がすべて稼動していることを確認しますOPMN が起動したら構成アシ

スタントを再試行します

パッチの適用をキャンセルする場合はOracle Support に連絡してパッ

チの適用以外で構成アシスタントを実行する方法を確認してください

10 現在のdsaconfファイルを手順 4 で作成したコピーで置き換えます

11 oc4j-raxmlファイルを手順 5 で作成したコピーで置き換えます

52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

Oracle Business Activity Monitoring 101330 のインストールに適用する手順について説

明します

Oracle BAMのインストールにパッチを適用する際setupexeをダブルクリックしたり

直接実行したりすることはできませんOracle BAM のインストールにパッチを適用す

るには次の各項の説明に従い10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

します

第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境を

バックアップする

第 522 項Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッ

チセットを適用する

521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする Oracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境のバックアップを取る手順

は以下のとおりです

14

注既存の Oracle BAM 101330 環境のバックアップを取ってからOracle BAM 101340 Patch Set をインストールしてくださいOracle BAM 101340 Patch Set はアンインストールできずスキーマがバージョン

101340 にアップグレードされるとOracle BAM Active Data Cache デー

タベースをダウングレードすることもできません

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 すべてのカスタマイズした構成ファイルイメージファイルおよびデータベー

スファイルのバックアップを取ります Oracle BAM構成ファイル(変更されている可能性あり)はOracle BAMをアンイ

ンストールすると次のフォルダに保存されます ORACLE_HOMEConfigFilesBackup このフォルダはOracle BAMをアンインストールしても削除されませんただし

ファイルを別の場所に移動することは可能です さらにレポートまたはビューがバックグラウンドでイメージファイルを使用す

る場合imagesフォルダのバックアップを取る必要がありますOracle BAMをア

ンインストールするとimagesフォルダもORACLE_HOMEBAMimagesフォルダに保

存されます

3 Oracle データベースツールを使用してOracle BAM Active Data Cache データベー

スのフルバックアップを作成します

4 Oracle Enterprise Link for BAM をインストールしている場合はEnterprise Link Data Flow Service のすべての設定をメモします

注binary_doubleのサポート問題を回避するにはOracle Database Data Pumpのexpユーティリティではなくexpdpユーティリティを使用します

522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インス

トールにパッチセットを適用する

注Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)ではOracle BAM は Microsoft Windows(32-Bit)でのみ利用できます

Oracle BAM 101340 でサポートされているプラットフォームについて

は『10134 Release Notes and New Features document』の Oracle BAM の

項を参照してください

パッチセットの適用手順は次のとおりです

1 DOS コマンドウィンドウを開きます

2 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)メディアの

Disk1 を挿入するか解凍したパッチセットソフトウェアを含むディレクトリ

のDisk1bamサブディレクトリに移動します

3 次のように入力してsetup_bambatファイルを実行します setup_bambat BAM_location

15

BAM_locationのデフォルト値はCOracleBAMです

Oracle BAM が複数のマシンにデプロイされている場合はサーバーボックスごとに

Oracle BAM パッチインストーラを実行する必要があります

53 サイレントおよび非対話型パッチの適用

この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

サイレントまたは非対話型で適用する方法について説明します

1 台以上のコンピュータに対して同様の適用をおこなう場合はサイレントパッ

チ適用を使用しますサイレントパッチ適用ではコマンドラインを使用して

リモートでパッチを適用することもできます

特定の画面を確認したいまたは一部の情報を対話形式で入力したい場合は非対

話型パッチ適用を使用します

サイレントまたは非対話型パッチ適用をおこなうにはインストーラにレスポンス

ファイルと呼ばれるテキストファイルを提供しますインストーラはレスポンス

ファイル内の変数およびパラメータ値を使用してインストーラのプロンプトの一部ま

たはすべてに応答します

この項には以下のトピックが含まれています

第 531 項サイレントインストール

第 532 項非対話型インストール

第 533 項レスポンスファイル

第 534 項サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する

531 サイレントインストール サイレントインストールの場合インストールを監視する必要はありません情報を

入力することはなく監視するためのグラフィカルユーザーインタフェースもあり

ません

サイレントインストールをおこなうにはインストーラにレスポンスファイルを提

供してコマンドラインで-silentフラグを指定します

532 非対話型インストール 非対話型インストールの場合インストーラには通常のインストールと同様グラフィ

カルユーザーインタフェースが表示されます特定のインストーラプロンプトに

対するエントリがレスポンスファイルに存在しない場合はユーザーがインストール

中に応答する必要があります

533 レスポンスファイル レスポンスファイルはパッチセットを適用する前に作成する必要がありますまた

任意のテキストエディタを使用して編集できますまずOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の次のディレクトリにあるレスポンスファ

イルのテンプレートoracleasj2eepatchsetCustomrspをコピーします

Linux x86 の場合Disk1stageResponse

Microsoft Windows(32-Bit)の場合Disk1stageResponse

テンプレート内のパラメータには次の 3 種類の値があります

定数

16

オプションの値

必須の値

これらのパラメータについては以下の各項で説明します

定数 パッチセットの適用を正常におこなえるように事前に設定されたテキストまた

はブール値があります上級ユーザー以外はこれらの値を変更しないでください

minus Linux x86 の例 FROM_LOCATION=Disk1stageproductsxml SHOW_SUMMARY_PAGE=false

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

FROM_LOCATION=EDisk1stageproductsxml SHOW_SUMMARY_PAGE=false

オプションの値 パラメータが文字列ltValue Unspecifiedgtに設定されている場合インストーラ

はこのパラメータを無視しますインストーラはパラメータのデフォルト値を使

用するか現在インストールされているOracle Application Serverから値を取得しま

す上級ユーザー以外はこれらの値を変更しないでください

minus Linux x86 の例 UNIX_GROUP_NAME=ltValue Unspecifiedgt

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

RESTART_SYSTEM=ltValue Unspecifiedgt

必須の値 パラメータが文字列ltValue_Requiredgtに設定されている場合この文字列をテキ

ストまたはブール値で置き換える必要がありますサイレントパッチ適用の場合

値を指定しないとプロセスが失敗します非対話型パッチ適用の場合この文字

列をテキストまたはブール値で置き換えないとプロセスが一時停止し通常の画

面が表示されてこの値の入力を求められます Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用では

次のパラメータの値を指定する必要があります

minus ORACLE_HOME

これはパッチを適用するインストールが含まれる Oracle ホームディレク

トリのフルパスです

lowast サイレントパッチ適用の場合はOracleホームへのパスがあるエン

トリ ORACLE_HOME=ltValue_Requiredgt を更新する必要があります次を参照してください Linux x86 の場合ORACLE_HOME=privateoracleAppSrvHome

Microsoft Windows(32-Bit)の場合ORACLE_ HOME=

17

CprivateoracleAppSrvHome

このエントリを更新しない場合プロセスは失敗します

lowast 非対話型パッチ適用の場合このエントリを更新しないとインス

トーラが一時停止してFile Locations ダイアログが表示されます

534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する手順は次のとおりです

注サイレントパッチ適用中に使用中のファイルがある場合(ユーザー

がファイルを開いているなど)プロセスが終了することがあります終

了してしまった場合は開いているファイルを特定して対応するプロセ

スを停止する必要があります該当プロセスを停止後パッチの適用を再

度開始できます

1 製品のインストールメディアからレスポンスファイルのテンプレートを使用し

ているコンピュータにコピーします

2 コピーしたファイルに必要な変更を加えて保存します

3 dsaconfファイルを編集している場合はコピーを作成しますこのファイルは

パッチの適用中に上書きされます

4 アダプタを使用する場合はoc4j-raxmlファイルのコピーを作成しますこの

ファイルはパッチの適用中に上書きされます

5 パッチの適用を開始しますインストーラのresponseFileパラメータの値として

レスポンスファイルのパスとファイル名を指定しますサイレントインストー

ルの場合はsilentパラメータも指定します次のMicrosoft Windowsの例ではEはインストールメディアのドライブです

サイレントパッチ適用

minus Linux x86 の例 gt runInstaller -silent -responseFile absolute_path_and_filename

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

Egt setupexe -silent -responseFile absolute_path_and_filename

非対話型パッチ適用

minus Linux x86 の例 gt runInstaller -responseFile absolute_path_and_filename

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

Egt setupexe -responseFile absolute_path_and_filename

18

注Oracle Business Activity Monitoring101340 のサイレントパッチ適用

を実行するにはEDisk1BAMディレクトリから次のコマンドを実行し

ますEはインストールメディアのドライブです EDisk1BAMgt setup_bambat ltBAM Install Locationgt -silent

たとえばOracle BAMをCOracleBAMにインストールしている場合は

次のコマンドを使用してサイレントモードでパッチを実行します EDisk1BAMgt setup_bambat COracleBAM -silent

6 インベントリディレクトリ内のログファイルでエラーがないことを確認します

ログファイルは次のディレクトリにあります

minus Linux x86 の場合 oracle_inventory_pathlogsinstallActiontodays_date_timelogoracle_inventory_pathlogssilentinstalltimestamplog oracle_inventory_pathの値は次のファイルに格納されています varoptoracleoraInstloc

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

Coracle_inventory_pathlogsinstallActiontodays_date_time log Coracle_inventory_ pathlogsinstallActionsilentinstalltimestamplog oracle_inventory_pathの値は次のディレクトリにあります varoptoracleoraInstloc 前述の例ではファイルが置かれている場所がCドライブだと仮定しています

フ ァ イ ル の 場 所 を 判 定 す る に は レ ジ ス ト リ の

HKEY_LOCAL_MACHINESOFTWAREOracleinst_locエントリを確認します

ログファイル名の形式はinstallActionstodays_date_timelogです

7 現在のdsaconfファイルを手順 6 で作成したコピーで置き換えます

8 oc4j-raxmlファイルを手順 4 で作成したコピーで置き換えます

54 クラスタ環境にパッチセットを適用する Oracle Application Server 10g Release 3(101300)10g Release 3(101310)10g Release 3(101320)または 10g Release 3(101330)クラスタトポロジを管理している

場合はクラスタ内の各アプリケーションサーバーインスタンスに Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用できます次の手順を参照

してください

参照ESB Runtime インスタンスの構成の詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

1 第 2 項このパッチセットについてで更新しているリリースに該当する情報を

確認します たとえばパッチセットを 10g Release 3(101300)の環境に適用している場合

は第 211 項パッチセットを 10g Release 3(101300)Oracleホームに適用す

19

るときの注意点を確認してください

2 クラスタ内の 1 つのアプリケーションサーバーインスタンスにパッチセット

を適用するには第 51 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用するに記載されている説明に従います

3 パッチを適用後新たにパッチを適用したインスタンスが稼働中であることを確認

します たとえばApplication Server Control Console に移動して新たにパッチを適用した

インスタンスがクラスタのメンバーとして表示されていることを確認します該当

のインスタンスが稼動していることを確認してアプリケーションサーバーの

ホームページまたはそのインスタンスの OC4J ホームページにドリルダウンしま

4 第 6 項適用後のタスクに記載されている自分の環境に当てはまるタスクを実行し

ます

5 クラスタ内の残りのアプリケーションサーバーインスタンスに対して手順 2~4 を繰り返します

注10g Release 3(101300)クラスタにパッチを適用している場合は

10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Fusion Middleware Upgrade Guide for Enterprise Deployments』で詳細を確認してく

ださい

55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメ

ントトポロジにパッチセットを適用する この項では最小の停止時間で10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジに適用する方法について

説明しますパッチの適用中にインストーラによって Oracle ホーム内のすべてのコン

テナにパッチが適用されます

551 このパッチセットを適用する前に パッチセットを適用する前に『Oracle Application ServerG エンタープライズデプ

ロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』の情報を確認してください

パッチの適用手順では以下のことが前提となっています

『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリー

ス 3(101310)』に説明されている 10g Release 3(101310)mySOACompanyトポロジにパッチを適用していること

10g Release 3(101310)mySOACompany トポロジにはスタンドアロンの Oracle BPELOracle ESBおよび Oracle WSM インストーラを使用して作成した Oracleホームだけが含まれていること統合された Oracle SOA Suite インストーラを実行

してOracleホームを作成し未使用のコンポーネントを無効にしている場合でも

この手順に従う必要がありますただし有効なコンポーネントに適用されるすべ

てのアプリケーション層の手順を実行してからパッチを適用する必要があります

詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメント

ガイド』の第 3 章mySOACompany の Web 層とアプリケーション層のインストー

ルと構成を参照してください

20

すべてのOracleホームおよびトポロジ内のすべての oraInventory情報のフルバッ

クアップを取っていること詳細については『Oracle Application ServerG 管理者

ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

552 パッチセットを適用する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)mySOACompanyエンタープライズデプロイメントトポロジに適用する手順は以下のとおりです

1 BPEL 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のアッ

プグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示されたら

ORABPEL ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

2 Oracle ESB 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次

のアップグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示された

らORAESB ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

3 最初にパッチを適用する中間層のインスタンスを 1 つ選択します選択できるの

はBPELESB Runtime(ESBR)または ESB Design Time(ESBD)インスタン

スです

4 次の手順を実行してパッチを適用しているインスタンスのルーティング ID を変

更しますこの変更により新たな HTTP 要求の受入れが拒否されインスタンス

による不要なプロセスの実行が回避されます

a opmnxmlファイルのバックアップコピーを作成しますORA-HOME1

ORA-HOME2またはORA-HOME3に対応するORACLE_HOMEの値(『Oracle

21

Application ServerGエンタープライズデプロイメントガイド』を参照)

はパッチを適用しているインスタンスによって異なります次に例を示

します cp ORACLE_HOMEopmnconfopmnxml ORACLE_

HOMEopmnconfopmnxmlbackup

b opmnxmlファイルを編集してパッチを適用しているインスタンスのルー

ティングIDを変更しますたとえばOC4J_SOAインスタンスにパッチを適

用している場合はルーティングIDを指定する行を追加します次の例の

太字部分を参照してくださいこのインスタンスではOracle BPELOracle ESBまたはOracle WSMを実行できます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=OC4J_SOA module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-parametersgt

ltdata id=routing-id value=Ygt

注ハードウェア LBR を変更するのではなくルーティング ID を使用し

て OC4J へのルーティングを回避することを推奨しますLBR 構成を変更

する場合Oracle HTTP Server へのルーティングだけを回避することにな

ります構成内にあるほかの Oracle HTTP Server のインスタンスはパッ

チを適用している OC4J へのリクエストをクロスルーティングできます

この方法は新たな HTTP リクエストの実行を阻止しますそのほかの起

動しているサービス(JMS など)はコンテナが停止するまで稼動し続け

ます

5 ESB Design Time(ESBD)インスタンスだけの場合 opmnxmlファイルを編集してサービスフェイルオーバー構成を削除しますこ

れでインスタンスがESBDに対して非アクティブ-パッシプな構成に戻りますた

とえばファイルに以下のエントリが含まれている場合

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J service-failover=1

status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgt

次のように修正します

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUP numprocs=1gt

6 パッチを適用しているインスタンスのデータベース情報を変更しますこれで

パッチを適用している間にSOA コンポーネントからデータベースにトランザク

22

ションが渡るのを防げます

a パッチを適用しているインスタンスのORACLE_HOMEでdata-sourcesxmlの

バックアップコピーを作成します次に例を示します

cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup

b datasourcesxmlファイルを編集して存在しないデータベースを指すよ

うにしますこれをおこなう方法としてはデータベースのポート番号を

意図的に正しくないポート番号に変更する方法がありますたとえばデー

タベースポート 1521 を使用している場合はすべての参照をポート 1522に変更します次の例の太字部分を参照してください ltconnection-factory

factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource

url=jdbcoraclethin

(DESCRIPTION=(ADDRESS_LIST=(LOAD_BALANCE=on)

(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)

(HOST=dehydusoraclecom)

(PORT=1522)))

(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=orcl)))

user=oraesb password=-gtesb_passwordgt

7 opmnxmlファイルにnumprocs=1を設定します

8 パッチを適用しているインスタンスを停止しますそのほかのインスタンスは実行

したままにできます

注継続中の HTTP 同期リクエストはすべて停止することを推奨します

停止操作では正常に停止するためにJMS コールなどのそのほかの種類

のリクエストは考慮されません

9 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を Oracle ホームに適用します

10 パッチを適用する前にインスタンス内の使用していないすべての SOA コンポー

ネントを無効にします無効にしない場合インスタンスを再起動するとそれら

のコンポーネントも起動します たとえばOracle ESB を使用していない場合はASControl から「ClusterTopology」「Applications」「Stop」の順に選択して ESB サービスを停止できます

11 インスタンスのルーティングIDを元の値に戻します次に例を示します ltdata id=routing-id value=g_rt_idgt この場合元の値はopmnxmlファイルのバックアップコピーに基づき決められま

すこの手順は手順bで説明したプロシージャとは反対のものです

12 ESB Design Time インスタンスの場合は次の 2 つの手順を実行して OPMN サービ

スのフェイルオーバーを有効にします

a OC4J_ESBDTのprocess-typeタグにservice-failover=1を追加します

b ESBDT_GROUPのprocess-setタグからnumprocs=1を削除しますつまり

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgtを元の値ltprocess-set id=

23

ESBDT_GROUP numprocs=1gtに戻します

13 opmnxmlファイルのnumprocの値を元の値に戻します

14 インスタンスデータのソース構成を手順 6 で作成したdata-sourcesxmlのバッ

クアップコピーをリストアして元の状態に戻します cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup ORACLE_

HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

15 インスタンスを再起動します

16 そのほかのBPELESB Runtime(ESBR)およびESB Design Time(ESBD)インス

タンスに対して手順 3~15 を繰り返し1 度に 1 つのORACLE_HOMEにパッチを適用

します

56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用中は

Available Product Components 画面が表示されますパッチの適用を続行するにはコ

ンポーネントツリーを展開してパッチを再適用するためにすべてのコンポーネント

を手動で選択する必要がありますこの選択をおこなわないとOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用に失敗します

6 適用後のタスク この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

適用後のタスクについて説明します以下のトピックが含まれます

第 61 項フルバックアップを実行する

第 62 項PHPを有効にする

第 63 項JDKをRelease 142 にリストアする

第 64 項BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する

第 65 項カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイ

する

第 66 項Java Single Sign-Onを有効にする

第 67 項Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをデプロイする

第 68 項WSILアプリケーションを手動でデプロイする

第 69 項Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する

第 610 項Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する

第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする

第 612 項Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク

第 613 項HTTP TRACEのサポートを無効にする

第 614 項Oracle BAM 101340 をアンインストールする

61 フルバックアップを実行する パッチセットをインストールしたらOracle Application Server 環境のフルバックアッ

24

プを実行する必要がありますバックアップを取ることで新たにパッチを適用した環

境をリストアできるようになります

また10g Release 3(101300)環境にパッチを適用する場合以前のバックアップは

10g Release 3(101320)Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリツー

ルでは使用できません

参照Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリの詳細について

は『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』のバックアップとリカバリの

概要を参照してください

62 PHPを有効にする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

PHP を有効にする必要がありますPHP を有効にする手順は次のとおりです

1 Oracle HTTP Serverのhttpdconf構成ファイルに以下の変更を加えます

a Oracle HTTP Serverの構成ファイルを検索して開きます Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf

b コメント文字()を使用して次のPHP 40ディレクティブをコメントにし

ます Linux x86 の場合 LoadModule php4_module libexeclibphp4so AddModule mod_php4c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php4_module modulesphp4apachedll AddModule mod_php4c

c 次のPHP 50 LoadModuleディレクティブを追加します Linux x86 の場合 LoadModule php5_module libexeclibphp5so AddModule mod_php5c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php5_module modulesphp5apachedll AddModule mod_php5c

d 次のAddTypeディレクティブを追加します AddType applicationx-httpd-php php php5 AddType applicationx-httpd-php-source phps

e httpdconfファイルを保存して閉じます

2 PHPRC環境変数をphp5iniファイルを指すように設定します

minus Linux x86 の場合 setenv PHPRC ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

25

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 set PHPRC = ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

63 JDKをRelease 142にリストアする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

JDK を Release 142 にリストアする必要があります手順は次のとおりです

1 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを停止

します

2 第 512 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

適用する で変更したOC4Jインスタンスのopmnxmlファイル内にあるltdata id=java-optionsgt要素から-XXAppendRatio=3の行を削除します

3 ID属性がjava-binであるltdatagt要素にJavaシステムプロパティを設定します編集

後のファイルは次のように表示されます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-bin value=myhostjdk142binjava gt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt

4 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを再起

動します

64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する data-sourcesxml フ ァ イ ル を 編 集 し て JDBC factoryClass パ ラ メ ー タ を

oraclejdbcOracleDriver か ら BPELPM_CONNECTION_POOL パ ラ メ ー タ の

oraclejdbcpoolOracleDataSourceに変更しますファイルの設定は次の例の太

字で示されている部分のようにする必要があります ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource url=jdbcoraclethinscotttigerstadd141521db5617gt

data-sourcesxml ファイルは直接または Oracle Enterprise Manager を使用(『Oracle Containers for J2EEG リソースアダプタ管理者ガイド』を参照)して編集できます

65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを

再デプロイする カスタムセキュリティ設定(Oracle Single Sign-On を使用するなど)を使用してアプ

リケーションを構成している場合10g Release 3(101340)を適用後にアプリケーショ

ンを再構成して再デプロイする必要があります

26

66 Java Single Sign-Onを有効にする 10g Release 3(101330)をOracle Application Server 10g Release 3(101300)のインス

トールに適用する場合はjaznxmlファイルを編集してJava Single Sign-Onを有効にす

る必要がありますjaznxmlファイルを編集したらインスタンスを再起動します

詳細については『Oracle Containers for J2EEGセキュリティガイド 10g(101310)』

の第 14 章OC4J Javaシングルサインオンを参照してください

67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする 10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてパッチセットを適用する前

に Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをアンデプロイした場合はパッチセッ

トを適用後にそれらのアプリケーションを再デプロイする必要がありますアプリケー

ションをデプロイする手順は次のとおりです

1 Application Server Control Console にログインします

2 アプリケーションが特定の OC4J インスタンスにデプロイされる場合はその OC4Jインスタンスの OC4J ホームページに移動しますアプリケーションがグループに

デプロイされる場合はそのグループのページに移動します

3 「Applications」をクリックします

4 「Deploy」をクリックして画面の指示に従います詳細な情報が必要な場合は

「Help」をクリックしてください

68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする Oracle Application Server 10g Release 3(101310)以降ではWeb Services Inspection Language(WSIL)がサポートされていますWSIL を使用するとインスタンスにデプ

ロイされているすべての Web サービスを確認できます

10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてWSIL を利用する場合は手

動でデプロイする必要がありますWSIL アプリケーションをデプロイする手順は次の

とおりですこの手順はOC4J のインスタンスが実行していることを前提としていま

1 Application Server Control Console にログインします

2 OC4J ホームページで「Administrations」をクリックしますこれでデプロイ

されているアプリケーションの一覧を確認できます

3 「Deploy」をクリックしてDeploy Select Archive ページを表示します

4 Deploy Select Archive ページで以下の手順を実行します

a Application Server Controlを実行しているサーバーにすでに存在するアーカ

イブを選択します

b 次のwsil-iasearファイルのパスを入力します webserviceslibwsil-iasear

c 「Next」をクリックしてDeploy Application Attributes ページを表示します

5 Deploy Application Attributes ページで以下の手順を実行します

a Application Name フィールドに WSIL アプリケーションの名前を入力します

b Parent Application がデフォルトに設定されていることを確認します

c Bind Web Module to Site がデフォルトの Web サイトに設定されていることを

確認します

27

d Context Root がinspectionwsil に設定されていることを確認します

e 「Next」をクリックしてDeploy Deployment Settings ページを開きます

6 「Next」をクリックしてWSIL アプリケーションをデプロイしますConfirmation Page にWSIL アプリケーションのデプロイが成功したことが示されます

7 これで次のWebアドレスからWSILアプリケーションにアクセスできます httphostnameportinspectionwsil このURLではhostnameはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのホスト名portはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのポート番号です

69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する Oracle Enterprise Service Bus をインストールしていて中間層のインストールのいずれ

かをホストしているマシンの IP またはホスト名をクローンまたは変更する場合は次

の手順を実行する必要があります

参照Oracle Enterprise Service Bus サービスの更新方法の詳細については

『Oracle Application ServerG 管理者ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照

してください

1 次のスクリプトを実行してOracle ホームとシステム変数を設定します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptsh

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptbat

2 スクリプトを実行したコマンドラインウィンドウで次のコマンドを実行して

Oracle Enterprise Service Busサービスをエクスポートします ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベースサー

ビス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次のよ

うになります ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

28

3 オペレーティングシステムを更新してホスト名ドメイン名またはその両方

を正しい名前に変更します

4 オペレーティングシステムに必要な場合はホストを再起動します

5 ネットワーク内の別のホストからそのホストに Ping を発行できることを確認しま

すすべてが正しく解決されるように新しいホスト名を使用して Ping を発行して

ください

6 esbparampropertiesファイルを次のように編集します

minus IPアドレスまたはホスト名を変更している場合はDT_OC4J_HOSTプロパ

ティを新しいホスト名に変更しますたとえば新しいホスト名が

newhostexamplecomの場合はプロパティの値は次のようになります DT_OC4J_HOST=newhostexamplecom

minus ローカルマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HTTP_PORT を更新

して新しいポートにします

minus リモートマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HOST プロパティを

新しいホスト名にDT_OC4J_HTTP_PORT プロパティを新しいポートに更新

します

7 手順 2 で使用したのと同じコマンドラインウィンドウから次のコマンドを実行します

ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベース

サービス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次

のようになります ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=PASSWORD

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

8 各 Oracle ホームで次のコマンドを実行してホストにあるすべての中間層のインス

タンスを起動します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

29

9 この手順の最初の段階でOracle Application Server を自動的に開始するために無効

にしたプロセスがある場合はそれらを有効にします

10 サービスが ESB コンソールに一覧表示されておりアプリケーションが正常に稼動

していることを確認します

610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを

実行する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールしたらWebCenter アプ

リケーション用に作成したすべての OC4J インスタンスに対して ADF インストーラを

実行する必要がありますADF インストーラを実行しない場合ユーザーのカスタム

アプリケーションは ADF の最新の共有ライブラリにアクセスできません

ADF インストーラの実行方法の詳細については『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development Framework のための Fusion 開発者ガイド』の第 2921項ADFランタイムライブラリのインストールを参照してください

611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする このパッチで利用可能なすべてのバグ修正プログラムを確実に適用するにはOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したあとでOracle ADF アプリケーションを移行して再デプロイする必要がありますアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする手順は次のとおりです

1 Oracle Technology NetworkからOracle JDeveloper 101330 をダウンロードします

OTNのアドレスは次のとおりです httpwwworaclecomtechnologyindexhtml

2 ワークスペースを次の手順で移行します

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 と同じシステムにイ

ンストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「Yes」をクリックして101320 JDeveloper ビルドの system フォルダをポイントしますこれでJDeveloper 101340 へのデータベース接続をはじめとしたユーザー設定が移行されます

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 とは異なるシステム

にインストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「No」をクリックします(この場

合データベース接続は Oracle JDeveloper 101340 に移行されません

JDeveloper 101320 ではデータベース接続は IDEConnectionsxml に格納さ

れておりこのファイルはOracle JDeveloper systemディレクトリにあります

そのためOracle JDeveloper 101340 から Oracle JDeveloper 101320 のデー

タベースの接続にアクセスするにはsystem ディレクトリを移行する必要が

あります)Oracle JDeveloper 101320 のインスタンスから任意の Oracle ADFアプリケーションのワークスペースを Oracle JDeveloper 101340 の環境にコ

ピーしてアプリケーションワークスペースを開きますDo you want to migrate the workspace from a previous versionのプロンプトが表示されたら

「Yes」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle ADF アプリケーションを新しい EAR ファイ

ルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

30

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle Application Development Framework 開発者ガイド』

を参照してください

612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後はOracle WebCenterアプリケーションを使用する前に以下のタスクを実行する必要があります

第 6121 項JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする

第 6122 項移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義

する

第 6123 項10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタ

マイゼーションをコピーする

第 6124 項Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行

する

第 6125 項Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用した

アプリケーションを移行する

第 6126 項OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を

再構成する

第 6127 項101340 の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する

6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプ

リケーションを移行および再デプロイする JCR データコントロールを使用してOracle WebCenter アプリケーション内の分散し

たコンテンツを統合および公開している場合はOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後コンテンツリポジトリにアクセスできる

ことを確認するために以下の手順を実行する必要があります

1 第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイするの手順 1 と 2を実行します

2 次の手順を実行してアプリケーションサーバーの接続を作成します

a Connections Navigator で「Application Server」を右クリックして「New Application Server Connection」を選択します

b Welcome ページが表示されている場合は「Next」をクリックして Type ペー

ジを表示します

c Connection Name フィールドで接続の名前を指定します

d Connection Type リストから「Standalone OC4J 10g 1013」を選択します

e 「Next」をクリックしてAuthentication ページを表示します

f OC4J インスタンスへの認証に使用するユーザー名とパスワードを指定します

g 「Next」をクリックしてConnection ページを表示します

h OC4J インスタンスにアクセスするために使用するホスト名とポート番号を指

定しますOC4J インスタンスが Oracle JDeveloper と同じコンピュータにイン

ストールされている場合はlocalhost をホスト名として指定します

i 「Finish」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle WebCenter アプリケーションを新しい EAR ファ

31

イルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照して

ください

注最初に新しいアプリケーションサーバーの接続を Oracle WebCenterアプリケーションと関連づける必要があります関連づけるには次の手

順を実行します

1 Resources ノードでOracle WebCenter アプリケーション用に作成した

デプロイメントプロファイルを右クリックします

2 WAR Deployment Profile Properties ダイアログボックスの左側のペイ

ンで「Platform」を選択しTarget Connection で作成したアプリケー

ションサーバーの接続を選択します

3 「OK」をクリックします

6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を

再定義する アプリケーションを 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に移行する場合セ

キュリティで保護されたページの認可情報はアプリケーションと一緒に移行されませ

んそのためアップグレードする前にアプリケーションの ADF セキュリティを定義

していた場合は10g Release 3(101340)のインスタンスでページのアクセス権限を

再定義する必要があります実行する手順については『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレッ

トカスタマイゼーションをコピーする Preconfigured OC4J にデプロイされた PDJ-Java ポートレットに対して作成したカスタマ

イザーションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますそのためOracle Application Server インスタンスを 10g Release 3(1013)Patch Set 2(101320)から 10g Release 3(101340)にパッチを適用する場合は10g Release 3(1013)Patch Set 2

(101320)用に作成したカスタマイゼーションは利用できませんこれらのカスタマ

イゼーションを 10g Release 3(101340)の環境で利用できるようにする場合は次の

手順を実行する必要があります

1 portlet-client-deployjarファイルを使用してカスタマイゼーションをエクス

ポートします カスタマイゼーションをエクスポートおよびインポートする手順については

『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

2 EARファイルでportlet-client-deployjarファイルを再実行してカスタマイ

ゼーションをインポートします

3 OC4J_WebCenter インスタンスを再起動します

6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケー

ションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して No を選択した場合は

このタスクを実行します

Preconfigured OC4J にデプロイされたポートレットに対して作成したカスタマイゼー

ションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますOracle JDeveloper の以前

32

のリリースから移行していない場合は以前のインストールで作成したポートレット

カスタマイゼーションは新しい Oracle Jdeveloper のインストールでは利用できません

これらのカスタマイゼーションを利用したい場合は新しい Oracle JDeveloper のインス

トールのアプリケーションにカスタマイゼーションを手動でコピーする必要があります

OmniportletWebClippingWSRPおよびPDKサンプルポートレット用に作成したカ

スタマイゼーションは以前のJDeveloper_ homeportalportletdataディレクトリ

から新しいOracle JDeveloperのインストールに手動でコピーできますPreconfigured OC4JにデプロイしたカスタムPDK-Javaポートレットがある場合は『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のポートレットプリファレンスストア移行ユーティリティ

を参照してポートレットプリファレンスストア移行ツールを使用してこれらの

カスタマイゼーションを保存する方法を確認してください

6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレッ

トを使用したアプリケーションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して Yes を選択した場合は

このタスクを実行します

この場合Preconfigured OC4J にデプロイした大部分のポートレットに対するカスタマ

イゼーションはOracle JDeveloper の移行全体の一環として自動的に移行されますた

だしPDK-Java ポートレット用に作成したカスタマイゼーションは101340 のイン

スタンスに手動でコピーする必要がありますポートレットプリファレンスストア

移行ツールを使用してそのほかの PDK カスタマイゼーションを保存する方法について

は『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』のポートレットプリファレンス

ストア移行ユーティリティを参照してください

6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキ

シ設定を再構成する アプリケーションに OmniPortlet および Web クリッピングポートレットが含まれてい

る場合Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

後それらのポートレットのプロキシ設定を再構成する必要があります10g Release 3(101320)のインスタンスからはプロバイダ構成情報が移行されないのでこの再構

成はかならずおこなう必要があります

OmniPortlet および Web クリッピングプロデューサの HTTP プロキシ設定の構成方法

については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』の付録そのほかのポート

レット構成を参照してください

6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクス

ポートEARファイルを再作成する Oracle WebCenter アプリケーションを10g Release 3(101320)環境から 10g Release 3

(101340)環境に転送しており事前デプロイメントツールを使用してカスタマイ

ゼーションをエクスポートしエクスポート EAR ファイルを作成する場合jspx ペー

ジもエクスポートされます

Oracle JDeveloper 10g Release 3(101340)を使用するアプリケーションの移行中に jspxページに変更を加えアプリケーションをデプロイして10g Release 3(101320)で

作成したエクスポート EAR ファイルからカスタマイゼーションをインポートする場合

Oracle JDeveloper でおこなったページの変更内容は失われます編集したページが上書

きされるのを避けるにはportlet-client-deployjar ファイルの 10g Release 3(101340)バージョンを 10g Release 3(101320)のインストール環境にコピーし10g Release 3(101340)の事前デプロイメントツールを使用してエクスポート EAR ファイルを再

33

作成する必要があります

事前デプロイメントツールを使用してカスタマイゼーションをエクスポートおよび

インポートする手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照

してください

613 HTTP TRACEのサポートを無効にする HTTP TRACE メソッドはTRACE レスポンスのエンティティボディ内にあるクライア

ント HTTP からリクエストされたコンテンツを返しますこの動作によりリクエスト

の HTTP ヘッダーに含まれている Cookie や認証データなどの機密情報は攻撃を受けや

すくなります

この問題を回避するにはApache mod_writeモジュールを使用してHTTP TRACEリク

エストを拒否するかサイトの要件とポリシーを満たすのに必要なメソッドだけを許可

するようにします次の追加の構成情報をApache HTTP Serverの構成ファイルに追加し

ます RewriteEngine On RewriteCond REQUEST_METHOD ^TRACE RewriteRule - [F]

614 Oracle BAM 101340をアンインストールする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)Business Activity Monitoringをアンインストールする場合は適用後のタスクを実行する必要があります

このプロセスにはOracle BAM 101340 パッチセットのアンインストールと Oracle BAM 101330 のリストアが含まれます

これらの手順を実行するとOracle BAM 101340でおこなった変更はすべて失われます

Oracle BAM 101340 をアンインストールしてOracle BAM 101330 をリストアする

手順は次のとおりです

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 「コントロール パネル」「プログラムの追加と削除」の順にクリックしてOracle BAM アプリケーションを削除しますActive Data Cache データベースは削除されま

せん

3 ホストマシンを再起動します

4 SQLPlus コマンドを使用してActive Data Cache に使用したデータベースアカウ

ントに対する権限を(必要な場合はOracle Enterprise Link for BAM のデータベー

スアカウントも同時に)削除再作成およびリセットします

5 Oracleデータベースツールを使用してOracle BAM 101330 Active Data Cacheデータベーススキーマのバックアップをリストアしますこのバックアップは

Oracle BAM 101340 Patch Setをインストールする前に第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境をバックアップするで作成し

たものです Oracle Data Pump Impdpユーティリティを使用してBAM Active Data Cache DatabaseおよびOracleデータベースにあるOracle Enterprise Link for BAMリポジトリをリスト

アします

6 Oracle BAM 101330 環境を再インストールします インストール中にActive Data Cache および Oracle Enterprise Link for BAM リポジ

トリの「Build」または「Upgrade」オプションの選択を解除できます

7 ホストシステムを再起動します

8 Oracle BAM 101330 のバックアップを作成中にConfigFilesBackupファイルお

よびイメージディレクトリを元の場所から移動している場合はそれらをリスト

34

アします変更したOracle Enterprise Link for BAM Data Flow Serviceの設定もリスト

アします

7 既知の問題 以下の各項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の既知の問題について説明します

第 71 項Webサービスとクライアント間の非互換性

第 72 項EJB 30 に基づくWebサービス

第 73 項Oracle HTTP Server 1012 を使用する際にWebモジュールおよびWebサー

ビスをテストする

第 74 項bc4jearファイルのファイル名の変更

第 75 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

複数回適用する

第 76 項パッチ適用時のメッセージ

第 77 項OC4Jトランザクションのサポート

第 78 項パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する

第 79 項高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ

第 710 項TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示され

ない

第 711 項Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ

第 712 項シャットダウン時のBPELエラーメッセージ

第 713 項OC4J_WebCenterインスタンスログエラー

第 714 項BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示

第 715 項パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログ エラー

第 716 項Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)

第 717 項ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプ

タで失敗する

第 718 項パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される

第 719 項アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない

71 Webサービスとクライアント間の非互換性 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用したあとは以下の点に注意してください

Web サービスを再生成して再デプロイする場合は生成した WSDL に変更が加え

られます

10g Release 3(101300)クライアントをサービスに使用するとコンパイラエ

ラーで通信に失敗します これらの問題は次の方法で対処できます

Web サービスの EAR ファイルは再アセンブルしないでくださいWSDL は変更さ

れずクライアントは引き続きサービスと通信することができます

WebサービスのEARファイルを再生成する必要がある場合はクライアントを再生

成してラッパーを使用するクラスの名前に接尾辞Elementを追加しますこれ

はunwrapParametersがfalseに設定された状態でアセンブルされたラッパー

クラスをクライアントが使用することが前提となっています

35

72 EJB 30に基づくWebサービス Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用しEJB 30 でアセンブルした Release 3(101300)Web サービ

スを使用する場合サービスを再デプロイすると WSDL が変更されますこの場合

クライアントコードを再生成してサービスと通信できるようにする必要があります

73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュール

およびWebサービスをテストする Oracle Enterprise Manager Application Server Control にはテストページがありこのペー

ジを使用してアプリケーションサーバー環境にデプロイした Web モジュールおよ

び Web サービスをテストできますほとんどの場合テストページにはユーザー

の環境に現在設定されているWebサイトとポートの一覧が表示されますWebモジュー

ルまたは Web サービスの URL をテストする際には使用する Web サイトをこの一覧

から選択できます

参照Enterprise Manager のオンラインヘルプのTesting a Web Serviceおよび

Overview of Managing Web Modules

Oracle HTTP Server 10g Release 2(1012)を OC4J に対するフロントエンドとして使

用している場合テストページの Discovered Web サイトの一覧には何も表示されない

ことがありますこの場合Application Server Control を使用してWeb モジュールま

たは Web サービスの URL をテストすることはできません代わりに新しいブラウザ

ウィンドウを開いてブラウザのアドレスフィールドに Web モジュールまたは Webサービスの URL を入力します

参照10g Release 2(10132)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』のOracle Application Server 1013 での Oracle Application Server 1012 の構成

74 bc4jearファイルのファイル名の変更 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)はbc4jearファイルを使用しこ

のファイルをデフォルトのホームインスタンスにデプロイしますOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は新たに作成されたイ

ンスタンスのデフォルトのファイル名はdatatagsearになりますファイルのコンテ

ンツや機能は変わりません

75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は再

度パッチを適用しないでください再度適用するとエラーになる場合がありますた

とえばオラクルでは次のシナリオはサポートしていません

1 J2EE およびWebserverオプションを設定してOracle Application Server 10g Release 3(1013)をインストールする

2 Oracle Enterprise Service Bus 10g(101310)のスタンドアロン中間層をインストー

ルする

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

4 Oracle BPEL Process Manager 10g(10131)のスタンドアロン中間層または Oracle Web Services Manager 10g(10131)中間層をインストールする

36

5 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用して

Oracle BPEL Process Manager を 10g Release 3(101340)にアップグレードする

76 パッチ適用時のメッセージ パッチの適用中には以下のエラーメッセージが表示されることがあります

Oracle Internet Directory 10g Release 2(101202)インフラストラクチャに関連づけ

られているスタンドアロンのOracle Containers for J2EEのインスタンスがあるシス

テムにパッチを適用する場合パッチの適用中にOC4J管理者のパスワードの入力

を求めるプロンプトが表示されると次のメッセージが表示されることがあります The operation is unsupported

このメッセージは無視してください

stopallコマンドを使用してOPMNプロセスを停止している間に次のメッセージ

が表示されることがあります

Error

--gt Process (index=1uid=1998741206pid=13253) time out while waiting

for a managed process to stop Log exampleproduct1013OracleAS_3

opmnlogsdefault_group~oc4j_owsm ~default_group~1log opmnctl

graceful stop of processes failed trying forceful shutdown

このメッセージは無視してください

77 OC4Jトランザクションのサポート Oracle Application Server 10g Release 3(101310)の OC4J トランザクションマネージャ

にはRecoverable Last Resource Commit(RLRC)と呼ばれる機能が含まれていますこ

の機能はLast Resource Commit(LRC)トランザクションに対する強化されたリカバリ

メカニズムを提供しトランザクションの全体的なパフォーマンスを向上します

RLRC ではデータベース表を使用してトランザクション ID のコミットレコード

が保持されますこのため中間層内の OC4J トランザクションログにコミットレ

コードを保持する必要がなくなりますコミットレコードの書込みは 2 段階のコミッ

トプロセスにおけるパフォーマンスコストの大部分を占めます

注現在 RLRC は非 XA リソースがデータベースである場合のみ利用で

きますさらにコミットレコードはデータベース内に保持されるため

RLRC トランザクションなどのリカバリが必要な場合にはこのデータ

ベースにアクセスできる必要があります

RLRC 機能の設定手順は次のとおりです

1 サーバーが稼動している場合は停止します

2 コミットレコードを保持するデータベースに接続し次のSQLスクリプトを実行

して必要なスキーマをインストールします J2EE_HOMEdatabasej2eejtaoraclelast_resource_commitsql

37

3 J2EE_HOMEconfigdata-sourcesxmlファイルを開きますコミットレコード

のデータベースにアクセスするための接続プールを編集または作成してコネク

ションファクトリ要素の一部としてcommit-record-table-name属性を指定します 次に例を示します

[] ltconnection-pool name=Example Connection Pool num-cached-statements=10gt ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource user=scott password=password url=jdbcoraclethinmyServer5521main commit-record-table-name=scottOC4J_TX_RLRC_LOGgt ltproperty name=connectionCachingEnabled value=falsegt ltproperty name=implicitCachingEnabled value=truegt ltproperty name=maxStatements value=50gt ltconnection-factorygt ltconnection-poolgt []

注commit-record-table-name属性の名前に指定する値は完全修飾さ

れている必要があり指定するユーザー資格証明にはこの表に対する

deleteおよびselect権限が必要です

4 (オプション)J2EE_HOMEconfigtransaction-managerxmlファイルを開き

RLRC機能の実行時の動作を変更します 次に例を示します [] ltcommit-coordinatorgt ltmiddle-tiergt ltrecovery retry-interval = 300 rlrc-min-purge-interval=10 rlrc-purge-size=1000gt ltmiddle-tiergt ltcommit-coordinatorgt [] この例では次のパラメータが使用されています

nrlrc-purge-intervalはデータベース内でコミットレコードのバッチパー

ジがおこなわれる間隔(ミリ秒単位)です

nrlrc-purge-sizeはデータベース内でコミットレコードのバッチパージ

がおこなわれる間に削除されるバッチのサイズです

78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する 10g Release 3(101310)Oracle ホームにパッチを適用し10g Release 3(101310)Oracle ホームのインストール時に次のインストールオプションを選択している場合

Application Server Control Console を表示できないことがあります

Advanced Install オプションを選択している

インストールのタイプとしてJ2EE Server Web Server and SOA Suite を選択して

いる

Administrator OC4J インスタンスとして機能するようにインスタンスを構成している

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のインストール中にこれらのオプショ

ンをすべて選択している場合インストール完了後Application Server Control Consoleが表示されないことがまれにありますこの問題は10g Release 3(101340)パッチ

38

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)で提供される新

機能をサポートするためにパッチセットをインストールすることで10g Release 3(101300)Oracle ホーム内の opmnxml ファイルが自動的に更新されます次を参照し

てください

デフォルトのグループ名が OC4J から default_group に変わります

rmi エントリが rmis に変わります

各インスタンス(ホームを除く)がインスタンスと同じ名前のグループにまとめら

れます

Oracle Application Server インスタンスOC4J インスタンスおよび 10g Release 3 Patch Set 3(101330)内のグループの管理方法の詳細はOracle Technology Network の 10g Release 3(101320)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application ServerG 管

理者ガイド』を参照してくださいOTN のアドレスは次のとおりです

httpwwworaclecomtechnologydocumentation

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control のオンラインヘルプも参照でき

ます

212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに

適用するときの注意点 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)は10g Release 3(101300)リリー

スの更新プログラムであり10g Release 3(101300)の信頼性とパフォーマンスを向

上しいくつかの追加機能を提供します

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)は次のことを念頭に設計されまし

OC4J を使用して J2EE アプリケーションをデプロイおよび管理する管理者

サービス指向アーキテクチャアプリケーションを開発およびデプロイするための

プラットフォーム

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)は10g Release 3(101310)Oracle ホームまたは 10g Release 3(101310)のパッチを適用済みの 10g Release 3(101300)Oracle ホームに適用できます

注10g Release 3(1013n)のインストールに加えてOracle Application Server 10g Release 3(1013n)のスタンドアロンインストールを実行

する場合このパッチではコア製品とスタンドアロン製品だけが更新さ

れます

213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに

適用するときの注意点 Oracle Application Server 10g Release 3(101320)は10g Release 3(101310)コア J2EE機能(OC4Jその関連テクノロジーと Oracle HTTP Server)および Oracle WebCenter SuiteをサポートしますOracle WebCenter Suite にはOracle WebCenter Services および Oracle Content Database が含まれています

Oracle Application Server 10g Release 3(101320)および Oracle WebCenter Suite をイン

ストールしている場合はOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用してJ2EE のコアコンポーネントを更新することを推奨します

4

注Oracle Application Server 10g Release 3(1013n)のインストールに

加えて10g Release 3(1013n)のスタンドアロンインストールを実

行する場合このパッチではコア製品とスタンドアロン製品だけが更新

されます

214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する Oracle Web Cache はOracle Application Server 10g Release 3(1013)には含まれていま

せんただしOracle Application Server 10g Release 2 はRelease 3(1013)およびこの

パッチセットとの完全な互換性を備えています

Release 1013 環境で Oracle Web Cache を使用するユーザーはOracle Web Cache Release 1012 をダウンロードしてRelease 1012 の最新のパッチセットを適用する必要があ

りますOracle Web Cache は別の Oracle ホームにインストールする必要があります

22 パッチセット適用後の動作 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用すると

選択したOracle Application Serverの中間層のOracleホーム内にある特定のソフトウェア

および構成ファイルがアプリケーションプログラムによって更新されますOracleホー

ムはOracle Application Serverのインストールが含まれるOracleディレクトリのフルパス

ですこのドキュメントでは製品がインストールされているディレクトリを指すため

にORACLE_HOMEを使用しています

注ORACLE_HOMEはインストール済みのOracle Application Serverインス

タンスのフルパス名で置き換える必要があります

このパッチセットはサポートされている各リリースの全インストールタイプの J2EEソフトウェアを更新しますパッチセットの適用手順によりユーザーのインストー

ルに適したソフトウェアパッチのセットが自動的に特定されます

このパッチセットに含まれている製品の一覧については第 9 項パッチセットの

コンポーネントを参照してください

221 Oracle JDeveloperの変更点 Oracle JDeveloper の変更点を以下に示します

MQOutboundHeaderwsdlファイルにはCodedCharSetIdという名前の要素は

ありませんこの要素は手動でOracle JDeveloperに追加する必要があります

CodedCharSetId要素をアウトバウンドWSDLに割り当てる場合は以下の手順を実

行します

1 MQAdapterのアウトバウンドサービスを作成後MQAdapter OutboundHeaderwsdlファイルを開いて次の内容をMQOutboundHeader要素

に追加します ltelement name=CodedCharSetId type=string minOccurs=0 gt

2 Oracle JDeveloper を再起動します

5

3 Invoke アクティビティを作成しAdapters タブにアウトバウンドヘッダー変数を

作成します

4 手順 3 で作成したアウトバウンドヘッダー変数を使用してCodedCharSetID要素をアウトバウンドに割り当てます

3 パッチセットのドキュメント このリリースの Oracle Application Server パッチセットに関連するドキュメントは次の

2 つです

『Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit)』(本書)このドキュ

メントには次の情報があります - パッチセットの適用に必要なシステム要件および適用または削除の方法 - Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に関す

る既知の問題のリスト Linuxのドキュメントは配布されるパッチセットのOracleAppServer10g_

10134_Linux_Patchsetdocreadmehtmlファイルに含まれています Microsoft Windows の ド キ ュ メ ン ト は 配 布 さ れ る パ ッ チ セ ッ ト の

OracleAppServer10g_10134_Windows_Patchsetdocreadmehtm

lファイルに含まれています

『Oracle Application Server Fixed Bugs List 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)』このドキュメントにはこのリリースで修正されているOracle Application Server関連のすべての一般的なバグ(全オペレーティングシステムに

共通)が製品グループごとに一覧表示されています Linuxのドキュメントは配布されるパッチセットのOracleAppServer10g_

10134_Linux_Patchsetdocbugsfixedhtmlファイルに含まれていま

す Microsoft Windows の ド キ ュ メ ン ト は 配 布 さ れ る パ ッ チ セ ッ ト の

OracleAppServer10g_10134_Windows_Patchsetdocbugsfixed

htmlファイルに含まれています

また次の Oracle MetaLink Note にはこのパッチセットに関する情報があります

Oracle MetaLink Note 7270681 Oracle Application Server Patch Set Notes Addendum 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)

Oracle MetaLink Note 3970221 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Support Status and Alerts

Oracle MetaLink のアドレスは次のとおりです httpmetalinkoraclecom

4 パッチセットの要件 システムの基本要件についてはインストールガイドおよびリリースノートを参照

してください

パッチセットの詳細な要件については次の各項を参照してください

第 41 項必要なソフトウェア

第 42 項インストールの前提条件

6

注使用しているシステムがこの項に記載されている最小限の要件のいず

れかを満たさない場合はこのパッチセットのサポートに関するサービ

スリクエストを記入してください

41 必要なソフトウェア このパッチセットの前にインストールしておく必要があるシステムソフトウェアの

一覧を以下に示します

Oracle Application Server 10g Release 3(101300)10g Release 3(101310)10g Release 3(101320)または 10g Release 3 Patch Set 3(101330) リリース番号は次のプロパティファイルのリリース番号で確認できます

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEconfigiasproperties

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEconfigiasproperties

サポートされている次のオペレーティングシステムのどちらか一方

minus - Linux x86

minus - Microsoft Windows(32-Bit)

注Oracle BAM 101340 はOracle BAM 101330 にのみ適用できます

Oracle BAM 101340 でサポートされているプラットフォームについて

は『101340 Release Notes and New Features』を参照してください

42 インストールの前提条件

以下はこのパッチセットのインストールに関する前提条件です

システム構成がドキュメントに記載されている推奨のシステム構成を満たしてい

るかどうかを確認します

Microsoft Windowsのtmpディレクトリとtempディレクトリの環境変数が

『Oracle Application ServerG管理者ガイド』の記載内容に従い設定されていることを

確認します

このパッチセットを適用する前または既存の Oracle ソフトウェアに変更を加

える前にOracle ソフトウェアおよびインベントリのバックアップを取ります

Oracle ソフトウェアおよびインベントリをバックアップする方法については管理

者ガイドを参照してください

使用している環境によっては次の手順を実行してからパッチを適用する必要があ

ります

第 421 項Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレード

スクリプトを実行する

第 422 項Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプト

を実行する

7

421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアッ

プグレードスクリプトを実行する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101310)インスタンスに適用する前に次の手順を実行する必要があります

1 Orabpel ユーザーとして Oracle データベースに接続します

2 BPEL 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のス

クリプトを実行します

minus Linux x86 の場合upgrade_10131_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus - Oracle Databaseを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_

10131_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus - Oracle Database Liteを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合

upgrade_ 10131_10134_olitesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

3 Oraesb ユーザーとして Oracle データベースに接続します

4 ESB 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のスク

リプトを実行します

minus - Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqloracleディレクトリにあります

minus - Oracle Databaseを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_

10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqloracleディレクトリにあります

minus - Oracle Database Liteを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合

upgrade_ 10133_10134_olitesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqlotherディレクトリにあります

5 インスタンスを再起動します

8

422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済み

インスタンスでアップグレードスクリプトを実行する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release 3(101331)または MLR パッチ済みインスタンス

に適用する前に次の手順を実行する必要があります

1 Orabpel ユーザーとして Oracle データベースに接続します

2 BPEL 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のス

クリプトを実行します

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracle Databaseを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_

10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracle Database Liteを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合

upgrade_10133_10134_olitesql このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

3 ESB 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のスク

リプトを実行しますログインプロンプトが表示されたらoraesb ユーザーとし

てログインします(oraesb パスワードを入力)

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqloracleディレクトリにあります

minus Oracle Databaseを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_

10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqloracleディレクトリにあります

minus - Oracle Database Liteを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合

upgrade_ 10133_10134_olitesql このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqlotherディレクトリにあります

4 インスタンスを再起動します

5 パッチセットの適用 この項では以下のトピックについて説明します

第 51 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

適用する

第 53 項サイレントおよび非対話型パッチの適用

9

第 52 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する

第 54 項クラスタ環境にパッチセットを適用する

第 55 項10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジ

にパッチセットを適用する

第 56 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

再適用する

51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

適用手順について説明します次の項が含まれます

第 511 項既存環境をバックアップする

第 512 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

511 既存環境をバックアップする 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を自動的に削除する手段はありません

既存の環境のバックアップを取ってからOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールすることを強く推奨しますバックアップがあ

ればOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を削除し

てもまたはパッチの適用中に問題が発生した場合でも元の環境をリストアできます

データベースを元の状態に戻せるように使用しているデータベーススキーマのバッ

クアップを取る必要があります

参照Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリの詳細について

は『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』のバックアップとリカバリの

概要を参照してください

512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する パッチセットの適用手順は次のとおりです

1 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101300)Oracleホームに適用しシステムで Enterprise Javabeans 30 アプリケーションを使用する

場合パッチを適用する前にそのアプリケーションをアンデプロイする必要があり

ます パッチセットを 10g Release 3(101310)または 10g Release 3(101320)Oracleホームに適用する場合はこの手順を実行する必要はありません

アプリケーションをアンデプロイする手順は次のとおりです

a 元のインストールに使用したのと同じユーザー名で Application Server Control Console にログインしますアプリケーションが特定の OC4J イン

スタンスにデプロイされている場合はその OC4J インスタンスの OC4Jホームページに移動します アプリケーションをグループにデプロイしている場合はそのグループの

ページに移動します

10

参照Application Server Control の詳細については『Oracle Application ServerG管理者ガイド』の管理ツールの概要を参照してください

b c d

「Applications」をクリックしてアプリケーションのリストを表示します EJB 30 アプリケーションを選択します 「Undeploy」をクリックします

2 JDK Release 142 とともに OC4J インスタンスを使用する場合は次の手順を実行

して JDK Release 142 を置き換えてからパッチセットを適用する必要があります

パッチを適用後Release 15 を Release 142 で置き換えます

a Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセス

を停止します

b ORACLE_HOMEopmnconfopmnxmlファイルをバックアップします

c id=java-binのltdatagt要素内のJavaシステムプロパティを削除します

ltdatagt要素はopmnxmlファイルのltcategory id=start-parametersgt

要素内にあります

たとえばopmnxmlに以下の行が含まれている場合 ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-bin value=myhostjdk142binjava gt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt ファイルを次のように編集する必要があります ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt

d Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセス

を再起動します

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101300)Oracle ホームに適用しユーザー環境で Oracle Application Server Cold Failover Cluster トポロジを使用する場合以下の手順を実行する必要があります

11

a opmnxmlファイルを開きnotification-serverセクションで次の行を探しま

す ltipaddr remote=virtual_hostname request=virtual_hostnamegt このエントリがない場合はopmnxmlファイルに追加します前述の例で

は virtual_hostnameは実際の仮想ホスト名ですこの名前は

VIRTUAL_HOSTNAME変数と同じものにする必要があります

b Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN)を再起動します

4 dsaconfファイルを編集している場合はコピーを作成しますこのファイルは

パッチの適用中に上書きされます

5 アダプタを使用する場合はoc4j-raxmlファイルのコピーを作成しますこの

ファイルはパッチの適用中に上書きされます

6 ORACLE_ HOMEowsmbininstallpropertiesファイルに次の値が設定されてい

ることを確認します installhttphost=hostname installhttpport=7777

7 OC4J インスタンスが稼働していることを確認しますステータスは次のコマンド

を使用して確認できます

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl status

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl status

8 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)メディアの

Disk1 を挿入するか解凍したパッチセットソフトウェアを含むディレクトリ

の Disk1 サブディレクトリに移動します

9 Oracle Universal Installer を起動します

minus Linux x86 の場合 runInstallerコマンドを実行します

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 「setupexe」をダブルクリックします

表 2にパッチセットの適用中に表示される手順と画面を示します

注インストール手順の実行中に利用できるオンラインヘルプには

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のフルインストール

およびパッチセットのインストールに関する情報がありますしたがっ

てオンラインヘルプはパッチセットのインストール手順に特化し

たものではありませんOracle Universal Installer画面を使用した10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のインストールに関する具体的

な情報については表 2を参照してください

12

表 2 Oracle Application Server パッチの適用中に表示される画面

画面 操作

Welcome Oracle Universal Installer Welcome 画面を確認して「Next」をクリック

します

Welcome 画面に Oracle Universal Installer に関する情報が表示されます

インストール画面には以下のボタンが表示されます

Deinstall Products個々のコンポーネントまたは製品全体を削

除しますこのボタンは Welcome 画面にのみ表示されます

About Oracle Universal InstallerOracle Universal Installer のリ

リース番号を表示します

Help各画面の機能に関する詳細情報にアクセスできます

Installed Products現在インストールされている製品を表示

あるいは製品全体または個々のコンポーネントを削除します

Back前の画面に戻りますこのボタンは Welcome 画面では使

用できません

Next次の画面に進みます

Install選択した製品をインストールしますこのボタンは

Welcome 画面では使用できません

Cancelインストールプロセスを中止してOracle Universal Installer を終了します

Specify File Locations Specify File Location 画面ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のソースのフルパスを確認しインス

トール場所を選択できます

Source製品のインストール元であるproductsxmlファイル

のフルパスですOracle Universal InstallerをrunInstallerコマ

ンドまたはsetupexeファイルを使用して起動している場合

Oracle Universal Installerによってproductsxmlファイルのデ

フォルト値が検出されて使用されますパスは変更しないでくだ

さい

Nameパッチを適用するOracleホームの名前を選択します Oracleホームは名前で特定できますドロップダウンメニュー

から名前を選択するとPathフィールドが自動的に更新されて

選択したOracleホームの場所が表示されます

PathこのフィールドはNameドロップダウンメニューから

既存のOracleホームを選択すると自動的に入力されます

Browseこのボタンを使用してファイルシステムに移動し

ソースまたは宛先の場所を選択します

ファイルの場所を指定したら「Next」をクリックします

Administrator(oc4jadmin)Password

パッチを適用している Oracle Application Serverインスタンスの

oc4jadminユーザーパスワードを入力します「Next」をクリック

します

Prompt この画面では中間層のシャットダウンが表示されます「OK」をク

リックします

選択内容を確認して「Install」をクリックします Summary

13

表 2(続き)Oracle Application Server パッチの適用中に表示される画面

画面 操作

この画面にはパッチセットのインストールの進行状況が表示されま

す Install Progress

Configuration Assistants この画面には構成アシスタントの進行状況が表示されます構成アシ

スタントによってインストールの最後に自動でコンポーネントが構成

されます

Oracle Application Server 構成アシスタントのログファイルの具体的な

場所については『Oracle Fusion Middleware Installation Concepts and Repository Creation Utility ユーザーズガイド』を参照してください

「Exit」をクリックしてOracle Universal Installer を終了します End of Installation

注Oracle BPELOracle ESBおよび Oracle WSM の環境にパッチセッ

トを適用する場合はパッチセットの適用中に構成アシスタントが正常

終了していることを確認してください構成アシスタントが失敗した場合

は構成アシスタントを再試行しますまた失敗した場合はOracle Process Manager and Notification Server が起動していて必要なアプリケーション

がすべて稼動していることを確認しますOPMN が起動したら構成アシ

スタントを再試行します

パッチの適用をキャンセルする場合はOracle Support に連絡してパッ

チの適用以外で構成アシスタントを実行する方法を確認してください

10 現在のdsaconfファイルを手順 4 で作成したコピーで置き換えます

11 oc4j-raxmlファイルを手順 5 で作成したコピーで置き換えます

52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

Oracle Business Activity Monitoring 101330 のインストールに適用する手順について説

明します

Oracle BAMのインストールにパッチを適用する際setupexeをダブルクリックしたり

直接実行したりすることはできませんOracle BAM のインストールにパッチを適用す

るには次の各項の説明に従い10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

します

第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境を

バックアップする

第 522 項Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッ

チセットを適用する

521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする Oracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境のバックアップを取る手順

は以下のとおりです

14

注既存の Oracle BAM 101330 環境のバックアップを取ってからOracle BAM 101340 Patch Set をインストールしてくださいOracle BAM 101340 Patch Set はアンインストールできずスキーマがバージョン

101340 にアップグレードされるとOracle BAM Active Data Cache デー

タベースをダウングレードすることもできません

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 すべてのカスタマイズした構成ファイルイメージファイルおよびデータベー

スファイルのバックアップを取ります Oracle BAM構成ファイル(変更されている可能性あり)はOracle BAMをアンイ

ンストールすると次のフォルダに保存されます ORACLE_HOMEConfigFilesBackup このフォルダはOracle BAMをアンインストールしても削除されませんただし

ファイルを別の場所に移動することは可能です さらにレポートまたはビューがバックグラウンドでイメージファイルを使用す

る場合imagesフォルダのバックアップを取る必要がありますOracle BAMをア

ンインストールするとimagesフォルダもORACLE_HOMEBAMimagesフォルダに保

存されます

3 Oracle データベースツールを使用してOracle BAM Active Data Cache データベー

スのフルバックアップを作成します

4 Oracle Enterprise Link for BAM をインストールしている場合はEnterprise Link Data Flow Service のすべての設定をメモします

注binary_doubleのサポート問題を回避するにはOracle Database Data Pumpのexpユーティリティではなくexpdpユーティリティを使用します

522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インス

トールにパッチセットを適用する

注Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)ではOracle BAM は Microsoft Windows(32-Bit)でのみ利用できます

Oracle BAM 101340 でサポートされているプラットフォームについて

は『10134 Release Notes and New Features document』の Oracle BAM の

項を参照してください

パッチセットの適用手順は次のとおりです

1 DOS コマンドウィンドウを開きます

2 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)メディアの

Disk1 を挿入するか解凍したパッチセットソフトウェアを含むディレクトリ

のDisk1bamサブディレクトリに移動します

3 次のように入力してsetup_bambatファイルを実行します setup_bambat BAM_location

15

BAM_locationのデフォルト値はCOracleBAMです

Oracle BAM が複数のマシンにデプロイされている場合はサーバーボックスごとに

Oracle BAM パッチインストーラを実行する必要があります

53 サイレントおよび非対話型パッチの適用

この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

サイレントまたは非対話型で適用する方法について説明します

1 台以上のコンピュータに対して同様の適用をおこなう場合はサイレントパッ

チ適用を使用しますサイレントパッチ適用ではコマンドラインを使用して

リモートでパッチを適用することもできます

特定の画面を確認したいまたは一部の情報を対話形式で入力したい場合は非対

話型パッチ適用を使用します

サイレントまたは非対話型パッチ適用をおこなうにはインストーラにレスポンス

ファイルと呼ばれるテキストファイルを提供しますインストーラはレスポンス

ファイル内の変数およびパラメータ値を使用してインストーラのプロンプトの一部ま

たはすべてに応答します

この項には以下のトピックが含まれています

第 531 項サイレントインストール

第 532 項非対話型インストール

第 533 項レスポンスファイル

第 534 項サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する

531 サイレントインストール サイレントインストールの場合インストールを監視する必要はありません情報を

入力することはなく監視するためのグラフィカルユーザーインタフェースもあり

ません

サイレントインストールをおこなうにはインストーラにレスポンスファイルを提

供してコマンドラインで-silentフラグを指定します

532 非対話型インストール 非対話型インストールの場合インストーラには通常のインストールと同様グラフィ

カルユーザーインタフェースが表示されます特定のインストーラプロンプトに

対するエントリがレスポンスファイルに存在しない場合はユーザーがインストール

中に応答する必要があります

533 レスポンスファイル レスポンスファイルはパッチセットを適用する前に作成する必要がありますまた

任意のテキストエディタを使用して編集できますまずOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の次のディレクトリにあるレスポンスファ

イルのテンプレートoracleasj2eepatchsetCustomrspをコピーします

Linux x86 の場合Disk1stageResponse

Microsoft Windows(32-Bit)の場合Disk1stageResponse

テンプレート内のパラメータには次の 3 種類の値があります

定数

16

オプションの値

必須の値

これらのパラメータについては以下の各項で説明します

定数 パッチセットの適用を正常におこなえるように事前に設定されたテキストまた

はブール値があります上級ユーザー以外はこれらの値を変更しないでください

minus Linux x86 の例 FROM_LOCATION=Disk1stageproductsxml SHOW_SUMMARY_PAGE=false

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

FROM_LOCATION=EDisk1stageproductsxml SHOW_SUMMARY_PAGE=false

オプションの値 パラメータが文字列ltValue Unspecifiedgtに設定されている場合インストーラ

はこのパラメータを無視しますインストーラはパラメータのデフォルト値を使

用するか現在インストールされているOracle Application Serverから値を取得しま

す上級ユーザー以外はこれらの値を変更しないでください

minus Linux x86 の例 UNIX_GROUP_NAME=ltValue Unspecifiedgt

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

RESTART_SYSTEM=ltValue Unspecifiedgt

必須の値 パラメータが文字列ltValue_Requiredgtに設定されている場合この文字列をテキ

ストまたはブール値で置き換える必要がありますサイレントパッチ適用の場合

値を指定しないとプロセスが失敗します非対話型パッチ適用の場合この文字

列をテキストまたはブール値で置き換えないとプロセスが一時停止し通常の画

面が表示されてこの値の入力を求められます Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用では

次のパラメータの値を指定する必要があります

minus ORACLE_HOME

これはパッチを適用するインストールが含まれる Oracle ホームディレク

トリのフルパスです

lowast サイレントパッチ適用の場合はOracleホームへのパスがあるエン

トリ ORACLE_HOME=ltValue_Requiredgt を更新する必要があります次を参照してください Linux x86 の場合ORACLE_HOME=privateoracleAppSrvHome

Microsoft Windows(32-Bit)の場合ORACLE_ HOME=

17

CprivateoracleAppSrvHome

このエントリを更新しない場合プロセスは失敗します

lowast 非対話型パッチ適用の場合このエントリを更新しないとインス

トーラが一時停止してFile Locations ダイアログが表示されます

534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する手順は次のとおりです

注サイレントパッチ適用中に使用中のファイルがある場合(ユーザー

がファイルを開いているなど)プロセスが終了することがあります終

了してしまった場合は開いているファイルを特定して対応するプロセ

スを停止する必要があります該当プロセスを停止後パッチの適用を再

度開始できます

1 製品のインストールメディアからレスポンスファイルのテンプレートを使用し

ているコンピュータにコピーします

2 コピーしたファイルに必要な変更を加えて保存します

3 dsaconfファイルを編集している場合はコピーを作成しますこのファイルは

パッチの適用中に上書きされます

4 アダプタを使用する場合はoc4j-raxmlファイルのコピーを作成しますこの

ファイルはパッチの適用中に上書きされます

5 パッチの適用を開始しますインストーラのresponseFileパラメータの値として

レスポンスファイルのパスとファイル名を指定しますサイレントインストー

ルの場合はsilentパラメータも指定します次のMicrosoft Windowsの例ではEはインストールメディアのドライブです

サイレントパッチ適用

minus Linux x86 の例 gt runInstaller -silent -responseFile absolute_path_and_filename

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

Egt setupexe -silent -responseFile absolute_path_and_filename

非対話型パッチ適用

minus Linux x86 の例 gt runInstaller -responseFile absolute_path_and_filename

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

Egt setupexe -responseFile absolute_path_and_filename

18

注Oracle Business Activity Monitoring101340 のサイレントパッチ適用

を実行するにはEDisk1BAMディレクトリから次のコマンドを実行し

ますEはインストールメディアのドライブです EDisk1BAMgt setup_bambat ltBAM Install Locationgt -silent

たとえばOracle BAMをCOracleBAMにインストールしている場合は

次のコマンドを使用してサイレントモードでパッチを実行します EDisk1BAMgt setup_bambat COracleBAM -silent

6 インベントリディレクトリ内のログファイルでエラーがないことを確認します

ログファイルは次のディレクトリにあります

minus Linux x86 の場合 oracle_inventory_pathlogsinstallActiontodays_date_timelogoracle_inventory_pathlogssilentinstalltimestamplog oracle_inventory_pathの値は次のファイルに格納されています varoptoracleoraInstloc

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

Coracle_inventory_pathlogsinstallActiontodays_date_time log Coracle_inventory_ pathlogsinstallActionsilentinstalltimestamplog oracle_inventory_pathの値は次のディレクトリにあります varoptoracleoraInstloc 前述の例ではファイルが置かれている場所がCドライブだと仮定しています

フ ァ イ ル の 場 所 を 判 定 す る に は レ ジ ス ト リ の

HKEY_LOCAL_MACHINESOFTWAREOracleinst_locエントリを確認します

ログファイル名の形式はinstallActionstodays_date_timelogです

7 現在のdsaconfファイルを手順 6 で作成したコピーで置き換えます

8 oc4j-raxmlファイルを手順 4 で作成したコピーで置き換えます

54 クラスタ環境にパッチセットを適用する Oracle Application Server 10g Release 3(101300)10g Release 3(101310)10g Release 3(101320)または 10g Release 3(101330)クラスタトポロジを管理している

場合はクラスタ内の各アプリケーションサーバーインスタンスに Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用できます次の手順を参照

してください

参照ESB Runtime インスタンスの構成の詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

1 第 2 項このパッチセットについてで更新しているリリースに該当する情報を

確認します たとえばパッチセットを 10g Release 3(101300)の環境に適用している場合

は第 211 項パッチセットを 10g Release 3(101300)Oracleホームに適用す

19

るときの注意点を確認してください

2 クラスタ内の 1 つのアプリケーションサーバーインスタンスにパッチセット

を適用するには第 51 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用するに記載されている説明に従います

3 パッチを適用後新たにパッチを適用したインスタンスが稼働中であることを確認

します たとえばApplication Server Control Console に移動して新たにパッチを適用した

インスタンスがクラスタのメンバーとして表示されていることを確認します該当

のインスタンスが稼動していることを確認してアプリケーションサーバーの

ホームページまたはそのインスタンスの OC4J ホームページにドリルダウンしま

4 第 6 項適用後のタスクに記載されている自分の環境に当てはまるタスクを実行し

ます

5 クラスタ内の残りのアプリケーションサーバーインスタンスに対して手順 2~4 を繰り返します

注10g Release 3(101300)クラスタにパッチを適用している場合は

10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Fusion Middleware Upgrade Guide for Enterprise Deployments』で詳細を確認してく

ださい

55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメ

ントトポロジにパッチセットを適用する この項では最小の停止時間で10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジに適用する方法について

説明しますパッチの適用中にインストーラによって Oracle ホーム内のすべてのコン

テナにパッチが適用されます

551 このパッチセットを適用する前に パッチセットを適用する前に『Oracle Application ServerG エンタープライズデプ

ロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』の情報を確認してください

パッチの適用手順では以下のことが前提となっています

『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリー

ス 3(101310)』に説明されている 10g Release 3(101310)mySOACompanyトポロジにパッチを適用していること

10g Release 3(101310)mySOACompany トポロジにはスタンドアロンの Oracle BPELOracle ESBおよび Oracle WSM インストーラを使用して作成した Oracleホームだけが含まれていること統合された Oracle SOA Suite インストーラを実行

してOracleホームを作成し未使用のコンポーネントを無効にしている場合でも

この手順に従う必要がありますただし有効なコンポーネントに適用されるすべ

てのアプリケーション層の手順を実行してからパッチを適用する必要があります

詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメント

ガイド』の第 3 章mySOACompany の Web 層とアプリケーション層のインストー

ルと構成を参照してください

20

すべてのOracleホームおよびトポロジ内のすべての oraInventory情報のフルバッ

クアップを取っていること詳細については『Oracle Application ServerG 管理者

ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

552 パッチセットを適用する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)mySOACompanyエンタープライズデプロイメントトポロジに適用する手順は以下のとおりです

1 BPEL 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のアッ

プグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示されたら

ORABPEL ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

2 Oracle ESB 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次

のアップグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示された

らORAESB ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

3 最初にパッチを適用する中間層のインスタンスを 1 つ選択します選択できるの

はBPELESB Runtime(ESBR)または ESB Design Time(ESBD)インスタン

スです

4 次の手順を実行してパッチを適用しているインスタンスのルーティング ID を変

更しますこの変更により新たな HTTP 要求の受入れが拒否されインスタンス

による不要なプロセスの実行が回避されます

a opmnxmlファイルのバックアップコピーを作成しますORA-HOME1

ORA-HOME2またはORA-HOME3に対応するORACLE_HOMEの値(『Oracle

21

Application ServerGエンタープライズデプロイメントガイド』を参照)

はパッチを適用しているインスタンスによって異なります次に例を示

します cp ORACLE_HOMEopmnconfopmnxml ORACLE_

HOMEopmnconfopmnxmlbackup

b opmnxmlファイルを編集してパッチを適用しているインスタンスのルー

ティングIDを変更しますたとえばOC4J_SOAインスタンスにパッチを適

用している場合はルーティングIDを指定する行を追加します次の例の

太字部分を参照してくださいこのインスタンスではOracle BPELOracle ESBまたはOracle WSMを実行できます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=OC4J_SOA module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-parametersgt

ltdata id=routing-id value=Ygt

注ハードウェア LBR を変更するのではなくルーティング ID を使用し

て OC4J へのルーティングを回避することを推奨しますLBR 構成を変更

する場合Oracle HTTP Server へのルーティングだけを回避することにな

ります構成内にあるほかの Oracle HTTP Server のインスタンスはパッ

チを適用している OC4J へのリクエストをクロスルーティングできます

この方法は新たな HTTP リクエストの実行を阻止しますそのほかの起

動しているサービス(JMS など)はコンテナが停止するまで稼動し続け

ます

5 ESB Design Time(ESBD)インスタンスだけの場合 opmnxmlファイルを編集してサービスフェイルオーバー構成を削除しますこ

れでインスタンスがESBDに対して非アクティブ-パッシプな構成に戻りますた

とえばファイルに以下のエントリが含まれている場合

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J service-failover=1

status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgt

次のように修正します

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUP numprocs=1gt

6 パッチを適用しているインスタンスのデータベース情報を変更しますこれで

パッチを適用している間にSOA コンポーネントからデータベースにトランザク

22

ションが渡るのを防げます

a パッチを適用しているインスタンスのORACLE_HOMEでdata-sourcesxmlの

バックアップコピーを作成します次に例を示します

cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup

b datasourcesxmlファイルを編集して存在しないデータベースを指すよ

うにしますこれをおこなう方法としてはデータベースのポート番号を

意図的に正しくないポート番号に変更する方法がありますたとえばデー

タベースポート 1521 を使用している場合はすべての参照をポート 1522に変更します次の例の太字部分を参照してください ltconnection-factory

factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource

url=jdbcoraclethin

(DESCRIPTION=(ADDRESS_LIST=(LOAD_BALANCE=on)

(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)

(HOST=dehydusoraclecom)

(PORT=1522)))

(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=orcl)))

user=oraesb password=-gtesb_passwordgt

7 opmnxmlファイルにnumprocs=1を設定します

8 パッチを適用しているインスタンスを停止しますそのほかのインスタンスは実行

したままにできます

注継続中の HTTP 同期リクエストはすべて停止することを推奨します

停止操作では正常に停止するためにJMS コールなどのそのほかの種類

のリクエストは考慮されません

9 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を Oracle ホームに適用します

10 パッチを適用する前にインスタンス内の使用していないすべての SOA コンポー

ネントを無効にします無効にしない場合インスタンスを再起動するとそれら

のコンポーネントも起動します たとえばOracle ESB を使用していない場合はASControl から「ClusterTopology」「Applications」「Stop」の順に選択して ESB サービスを停止できます

11 インスタンスのルーティングIDを元の値に戻します次に例を示します ltdata id=routing-id value=g_rt_idgt この場合元の値はopmnxmlファイルのバックアップコピーに基づき決められま

すこの手順は手順bで説明したプロシージャとは反対のものです

12 ESB Design Time インスタンスの場合は次の 2 つの手順を実行して OPMN サービ

スのフェイルオーバーを有効にします

a OC4J_ESBDTのprocess-typeタグにservice-failover=1を追加します

b ESBDT_GROUPのprocess-setタグからnumprocs=1を削除しますつまり

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgtを元の値ltprocess-set id=

23

ESBDT_GROUP numprocs=1gtに戻します

13 opmnxmlファイルのnumprocの値を元の値に戻します

14 インスタンスデータのソース構成を手順 6 で作成したdata-sourcesxmlのバッ

クアップコピーをリストアして元の状態に戻します cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup ORACLE_

HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

15 インスタンスを再起動します

16 そのほかのBPELESB Runtime(ESBR)およびESB Design Time(ESBD)インス

タンスに対して手順 3~15 を繰り返し1 度に 1 つのORACLE_HOMEにパッチを適用

します

56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用中は

Available Product Components 画面が表示されますパッチの適用を続行するにはコ

ンポーネントツリーを展開してパッチを再適用するためにすべてのコンポーネント

を手動で選択する必要がありますこの選択をおこなわないとOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用に失敗します

6 適用後のタスク この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

適用後のタスクについて説明します以下のトピックが含まれます

第 61 項フルバックアップを実行する

第 62 項PHPを有効にする

第 63 項JDKをRelease 142 にリストアする

第 64 項BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する

第 65 項カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイ

する

第 66 項Java Single Sign-Onを有効にする

第 67 項Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをデプロイする

第 68 項WSILアプリケーションを手動でデプロイする

第 69 項Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する

第 610 項Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する

第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする

第 612 項Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク

第 613 項HTTP TRACEのサポートを無効にする

第 614 項Oracle BAM 101340 をアンインストールする

61 フルバックアップを実行する パッチセットをインストールしたらOracle Application Server 環境のフルバックアッ

24

プを実行する必要がありますバックアップを取ることで新たにパッチを適用した環

境をリストアできるようになります

また10g Release 3(101300)環境にパッチを適用する場合以前のバックアップは

10g Release 3(101320)Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリツー

ルでは使用できません

参照Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリの詳細について

は『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』のバックアップとリカバリの

概要を参照してください

62 PHPを有効にする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

PHP を有効にする必要がありますPHP を有効にする手順は次のとおりです

1 Oracle HTTP Serverのhttpdconf構成ファイルに以下の変更を加えます

a Oracle HTTP Serverの構成ファイルを検索して開きます Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf

b コメント文字()を使用して次のPHP 40ディレクティブをコメントにし

ます Linux x86 の場合 LoadModule php4_module libexeclibphp4so AddModule mod_php4c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php4_module modulesphp4apachedll AddModule mod_php4c

c 次のPHP 50 LoadModuleディレクティブを追加します Linux x86 の場合 LoadModule php5_module libexeclibphp5so AddModule mod_php5c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php5_module modulesphp5apachedll AddModule mod_php5c

d 次のAddTypeディレクティブを追加します AddType applicationx-httpd-php php php5 AddType applicationx-httpd-php-source phps

e httpdconfファイルを保存して閉じます

2 PHPRC環境変数をphp5iniファイルを指すように設定します

minus Linux x86 の場合 setenv PHPRC ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

25

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 set PHPRC = ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

63 JDKをRelease 142にリストアする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

JDK を Release 142 にリストアする必要があります手順は次のとおりです

1 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを停止

します

2 第 512 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

適用する で変更したOC4Jインスタンスのopmnxmlファイル内にあるltdata id=java-optionsgt要素から-XXAppendRatio=3の行を削除します

3 ID属性がjava-binであるltdatagt要素にJavaシステムプロパティを設定します編集

後のファイルは次のように表示されます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-bin value=myhostjdk142binjava gt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt

4 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを再起

動します

64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する data-sourcesxml フ ァ イ ル を 編 集 し て JDBC factoryClass パ ラ メ ー タ を

oraclejdbcOracleDriver か ら BPELPM_CONNECTION_POOL パ ラ メ ー タ の

oraclejdbcpoolOracleDataSourceに変更しますファイルの設定は次の例の太

字で示されている部分のようにする必要があります ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource url=jdbcoraclethinscotttigerstadd141521db5617gt

data-sourcesxml ファイルは直接または Oracle Enterprise Manager を使用(『Oracle Containers for J2EEG リソースアダプタ管理者ガイド』を参照)して編集できます

65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを

再デプロイする カスタムセキュリティ設定(Oracle Single Sign-On を使用するなど)を使用してアプ

リケーションを構成している場合10g Release 3(101340)を適用後にアプリケーショ

ンを再構成して再デプロイする必要があります

26

66 Java Single Sign-Onを有効にする 10g Release 3(101330)をOracle Application Server 10g Release 3(101300)のインス

トールに適用する場合はjaznxmlファイルを編集してJava Single Sign-Onを有効にす

る必要がありますjaznxmlファイルを編集したらインスタンスを再起動します

詳細については『Oracle Containers for J2EEGセキュリティガイド 10g(101310)』

の第 14 章OC4J Javaシングルサインオンを参照してください

67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする 10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてパッチセットを適用する前

に Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをアンデプロイした場合はパッチセッ

トを適用後にそれらのアプリケーションを再デプロイする必要がありますアプリケー

ションをデプロイする手順は次のとおりです

1 Application Server Control Console にログインします

2 アプリケーションが特定の OC4J インスタンスにデプロイされる場合はその OC4Jインスタンスの OC4J ホームページに移動しますアプリケーションがグループに

デプロイされる場合はそのグループのページに移動します

3 「Applications」をクリックします

4 「Deploy」をクリックして画面の指示に従います詳細な情報が必要な場合は

「Help」をクリックしてください

68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする Oracle Application Server 10g Release 3(101310)以降ではWeb Services Inspection Language(WSIL)がサポートされていますWSIL を使用するとインスタンスにデプ

ロイされているすべての Web サービスを確認できます

10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてWSIL を利用する場合は手

動でデプロイする必要がありますWSIL アプリケーションをデプロイする手順は次の

とおりですこの手順はOC4J のインスタンスが実行していることを前提としていま

1 Application Server Control Console にログインします

2 OC4J ホームページで「Administrations」をクリックしますこれでデプロイ

されているアプリケーションの一覧を確認できます

3 「Deploy」をクリックしてDeploy Select Archive ページを表示します

4 Deploy Select Archive ページで以下の手順を実行します

a Application Server Controlを実行しているサーバーにすでに存在するアーカ

イブを選択します

b 次のwsil-iasearファイルのパスを入力します webserviceslibwsil-iasear

c 「Next」をクリックしてDeploy Application Attributes ページを表示します

5 Deploy Application Attributes ページで以下の手順を実行します

a Application Name フィールドに WSIL アプリケーションの名前を入力します

b Parent Application がデフォルトに設定されていることを確認します

c Bind Web Module to Site がデフォルトの Web サイトに設定されていることを

確認します

27

d Context Root がinspectionwsil に設定されていることを確認します

e 「Next」をクリックしてDeploy Deployment Settings ページを開きます

6 「Next」をクリックしてWSIL アプリケーションをデプロイしますConfirmation Page にWSIL アプリケーションのデプロイが成功したことが示されます

7 これで次のWebアドレスからWSILアプリケーションにアクセスできます httphostnameportinspectionwsil このURLではhostnameはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのホスト名portはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのポート番号です

69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する Oracle Enterprise Service Bus をインストールしていて中間層のインストールのいずれ

かをホストしているマシンの IP またはホスト名をクローンまたは変更する場合は次

の手順を実行する必要があります

参照Oracle Enterprise Service Bus サービスの更新方法の詳細については

『Oracle Application ServerG 管理者ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照

してください

1 次のスクリプトを実行してOracle ホームとシステム変数を設定します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptsh

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptbat

2 スクリプトを実行したコマンドラインウィンドウで次のコマンドを実行して

Oracle Enterprise Service Busサービスをエクスポートします ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベースサー

ビス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次のよ

うになります ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

28

3 オペレーティングシステムを更新してホスト名ドメイン名またはその両方

を正しい名前に変更します

4 オペレーティングシステムに必要な場合はホストを再起動します

5 ネットワーク内の別のホストからそのホストに Ping を発行できることを確認しま

すすべてが正しく解決されるように新しいホスト名を使用して Ping を発行して

ください

6 esbparampropertiesファイルを次のように編集します

minus IPアドレスまたはホスト名を変更している場合はDT_OC4J_HOSTプロパ

ティを新しいホスト名に変更しますたとえば新しいホスト名が

newhostexamplecomの場合はプロパティの値は次のようになります DT_OC4J_HOST=newhostexamplecom

minus ローカルマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HTTP_PORT を更新

して新しいポートにします

minus リモートマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HOST プロパティを

新しいホスト名にDT_OC4J_HTTP_PORT プロパティを新しいポートに更新

します

7 手順 2 で使用したのと同じコマンドラインウィンドウから次のコマンドを実行します

ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベース

サービス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次

のようになります ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=PASSWORD

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

8 各 Oracle ホームで次のコマンドを実行してホストにあるすべての中間層のインス

タンスを起動します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

29

9 この手順の最初の段階でOracle Application Server を自動的に開始するために無効

にしたプロセスがある場合はそれらを有効にします

10 サービスが ESB コンソールに一覧表示されておりアプリケーションが正常に稼動

していることを確認します

610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを

実行する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールしたらWebCenter アプ

リケーション用に作成したすべての OC4J インスタンスに対して ADF インストーラを

実行する必要がありますADF インストーラを実行しない場合ユーザーのカスタム

アプリケーションは ADF の最新の共有ライブラリにアクセスできません

ADF インストーラの実行方法の詳細については『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development Framework のための Fusion 開発者ガイド』の第 2921項ADFランタイムライブラリのインストールを参照してください

611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする このパッチで利用可能なすべてのバグ修正プログラムを確実に適用するにはOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したあとでOracle ADF アプリケーションを移行して再デプロイする必要がありますアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする手順は次のとおりです

1 Oracle Technology NetworkからOracle JDeveloper 101330 をダウンロードします

OTNのアドレスは次のとおりです httpwwworaclecomtechnologyindexhtml

2 ワークスペースを次の手順で移行します

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 と同じシステムにイ

ンストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「Yes」をクリックして101320 JDeveloper ビルドの system フォルダをポイントしますこれでJDeveloper 101340 へのデータベース接続をはじめとしたユーザー設定が移行されます

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 とは異なるシステム

にインストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「No」をクリックします(この場

合データベース接続は Oracle JDeveloper 101340 に移行されません

JDeveloper 101320 ではデータベース接続は IDEConnectionsxml に格納さ

れておりこのファイルはOracle JDeveloper systemディレクトリにあります

そのためOracle JDeveloper 101340 から Oracle JDeveloper 101320 のデー

タベースの接続にアクセスするにはsystem ディレクトリを移行する必要が

あります)Oracle JDeveloper 101320 のインスタンスから任意の Oracle ADFアプリケーションのワークスペースを Oracle JDeveloper 101340 の環境にコ

ピーしてアプリケーションワークスペースを開きますDo you want to migrate the workspace from a previous versionのプロンプトが表示されたら

「Yes」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle ADF アプリケーションを新しい EAR ファイ

ルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

30

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle Application Development Framework 開発者ガイド』

を参照してください

612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後はOracle WebCenterアプリケーションを使用する前に以下のタスクを実行する必要があります

第 6121 項JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする

第 6122 項移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義

する

第 6123 項10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタ

マイゼーションをコピーする

第 6124 項Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行

する

第 6125 項Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用した

アプリケーションを移行する

第 6126 項OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を

再構成する

第 6127 項101340 の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する

6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプ

リケーションを移行および再デプロイする JCR データコントロールを使用してOracle WebCenter アプリケーション内の分散し

たコンテンツを統合および公開している場合はOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後コンテンツリポジトリにアクセスできる

ことを確認するために以下の手順を実行する必要があります

1 第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイするの手順 1 と 2を実行します

2 次の手順を実行してアプリケーションサーバーの接続を作成します

a Connections Navigator で「Application Server」を右クリックして「New Application Server Connection」を選択します

b Welcome ページが表示されている場合は「Next」をクリックして Type ペー

ジを表示します

c Connection Name フィールドで接続の名前を指定します

d Connection Type リストから「Standalone OC4J 10g 1013」を選択します

e 「Next」をクリックしてAuthentication ページを表示します

f OC4J インスタンスへの認証に使用するユーザー名とパスワードを指定します

g 「Next」をクリックしてConnection ページを表示します

h OC4J インスタンスにアクセスするために使用するホスト名とポート番号を指

定しますOC4J インスタンスが Oracle JDeveloper と同じコンピュータにイン

ストールされている場合はlocalhost をホスト名として指定します

i 「Finish」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle WebCenter アプリケーションを新しい EAR ファ

31

イルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照して

ください

注最初に新しいアプリケーションサーバーの接続を Oracle WebCenterアプリケーションと関連づける必要があります関連づけるには次の手

順を実行します

1 Resources ノードでOracle WebCenter アプリケーション用に作成した

デプロイメントプロファイルを右クリックします

2 WAR Deployment Profile Properties ダイアログボックスの左側のペイ

ンで「Platform」を選択しTarget Connection で作成したアプリケー

ションサーバーの接続を選択します

3 「OK」をクリックします

6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を

再定義する アプリケーションを 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に移行する場合セ

キュリティで保護されたページの認可情報はアプリケーションと一緒に移行されませ

んそのためアップグレードする前にアプリケーションの ADF セキュリティを定義

していた場合は10g Release 3(101340)のインスタンスでページのアクセス権限を

再定義する必要があります実行する手順については『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレッ

トカスタマイゼーションをコピーする Preconfigured OC4J にデプロイされた PDJ-Java ポートレットに対して作成したカスタマ

イザーションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますそのためOracle Application Server インスタンスを 10g Release 3(1013)Patch Set 2(101320)から 10g Release 3(101340)にパッチを適用する場合は10g Release 3(1013)Patch Set 2

(101320)用に作成したカスタマイゼーションは利用できませんこれらのカスタマ

イゼーションを 10g Release 3(101340)の環境で利用できるようにする場合は次の

手順を実行する必要があります

1 portlet-client-deployjarファイルを使用してカスタマイゼーションをエクス

ポートします カスタマイゼーションをエクスポートおよびインポートする手順については

『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

2 EARファイルでportlet-client-deployjarファイルを再実行してカスタマイ

ゼーションをインポートします

3 OC4J_WebCenter インスタンスを再起動します

6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケー

ションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して No を選択した場合は

このタスクを実行します

Preconfigured OC4J にデプロイされたポートレットに対して作成したカスタマイゼー

ションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますOracle JDeveloper の以前

32

のリリースから移行していない場合は以前のインストールで作成したポートレット

カスタマイゼーションは新しい Oracle Jdeveloper のインストールでは利用できません

これらのカスタマイゼーションを利用したい場合は新しい Oracle JDeveloper のインス

トールのアプリケーションにカスタマイゼーションを手動でコピーする必要があります

OmniportletWebClippingWSRPおよびPDKサンプルポートレット用に作成したカ

スタマイゼーションは以前のJDeveloper_ homeportalportletdataディレクトリ

から新しいOracle JDeveloperのインストールに手動でコピーできますPreconfigured OC4JにデプロイしたカスタムPDK-Javaポートレットがある場合は『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のポートレットプリファレンスストア移行ユーティリティ

を参照してポートレットプリファレンスストア移行ツールを使用してこれらの

カスタマイゼーションを保存する方法を確認してください

6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレッ

トを使用したアプリケーションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して Yes を選択した場合は

このタスクを実行します

この場合Preconfigured OC4J にデプロイした大部分のポートレットに対するカスタマ

イゼーションはOracle JDeveloper の移行全体の一環として自動的に移行されますた

だしPDK-Java ポートレット用に作成したカスタマイゼーションは101340 のイン

スタンスに手動でコピーする必要がありますポートレットプリファレンスストア

移行ツールを使用してそのほかの PDK カスタマイゼーションを保存する方法について

は『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』のポートレットプリファレンス

ストア移行ユーティリティを参照してください

6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキ

シ設定を再構成する アプリケーションに OmniPortlet および Web クリッピングポートレットが含まれてい

る場合Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

後それらのポートレットのプロキシ設定を再構成する必要があります10g Release 3(101320)のインスタンスからはプロバイダ構成情報が移行されないのでこの再構

成はかならずおこなう必要があります

OmniPortlet および Web クリッピングプロデューサの HTTP プロキシ設定の構成方法

については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』の付録そのほかのポート

レット構成を参照してください

6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクス

ポートEARファイルを再作成する Oracle WebCenter アプリケーションを10g Release 3(101320)環境から 10g Release 3

(101340)環境に転送しており事前デプロイメントツールを使用してカスタマイ

ゼーションをエクスポートしエクスポート EAR ファイルを作成する場合jspx ペー

ジもエクスポートされます

Oracle JDeveloper 10g Release 3(101340)を使用するアプリケーションの移行中に jspxページに変更を加えアプリケーションをデプロイして10g Release 3(101320)で

作成したエクスポート EAR ファイルからカスタマイゼーションをインポートする場合

Oracle JDeveloper でおこなったページの変更内容は失われます編集したページが上書

きされるのを避けるにはportlet-client-deployjar ファイルの 10g Release 3(101340)バージョンを 10g Release 3(101320)のインストール環境にコピーし10g Release 3(101340)の事前デプロイメントツールを使用してエクスポート EAR ファイルを再

33

作成する必要があります

事前デプロイメントツールを使用してカスタマイゼーションをエクスポートおよび

インポートする手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照

してください

613 HTTP TRACEのサポートを無効にする HTTP TRACE メソッドはTRACE レスポンスのエンティティボディ内にあるクライア

ント HTTP からリクエストされたコンテンツを返しますこの動作によりリクエスト

の HTTP ヘッダーに含まれている Cookie や認証データなどの機密情報は攻撃を受けや

すくなります

この問題を回避するにはApache mod_writeモジュールを使用してHTTP TRACEリク

エストを拒否するかサイトの要件とポリシーを満たすのに必要なメソッドだけを許可

するようにします次の追加の構成情報をApache HTTP Serverの構成ファイルに追加し

ます RewriteEngine On RewriteCond REQUEST_METHOD ^TRACE RewriteRule - [F]

614 Oracle BAM 101340をアンインストールする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)Business Activity Monitoringをアンインストールする場合は適用後のタスクを実行する必要があります

このプロセスにはOracle BAM 101340 パッチセットのアンインストールと Oracle BAM 101330 のリストアが含まれます

これらの手順を実行するとOracle BAM 101340でおこなった変更はすべて失われます

Oracle BAM 101340 をアンインストールしてOracle BAM 101330 をリストアする

手順は次のとおりです

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 「コントロール パネル」「プログラムの追加と削除」の順にクリックしてOracle BAM アプリケーションを削除しますActive Data Cache データベースは削除されま

せん

3 ホストマシンを再起動します

4 SQLPlus コマンドを使用してActive Data Cache に使用したデータベースアカウ

ントに対する権限を(必要な場合はOracle Enterprise Link for BAM のデータベー

スアカウントも同時に)削除再作成およびリセットします

5 Oracleデータベースツールを使用してOracle BAM 101330 Active Data Cacheデータベーススキーマのバックアップをリストアしますこのバックアップは

Oracle BAM 101340 Patch Setをインストールする前に第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境をバックアップするで作成し

たものです Oracle Data Pump Impdpユーティリティを使用してBAM Active Data Cache DatabaseおよびOracleデータベースにあるOracle Enterprise Link for BAMリポジトリをリスト

アします

6 Oracle BAM 101330 環境を再インストールします インストール中にActive Data Cache および Oracle Enterprise Link for BAM リポジ

トリの「Build」または「Upgrade」オプションの選択を解除できます

7 ホストシステムを再起動します

8 Oracle BAM 101330 のバックアップを作成中にConfigFilesBackupファイルお

よびイメージディレクトリを元の場所から移動している場合はそれらをリスト

34

アします変更したOracle Enterprise Link for BAM Data Flow Serviceの設定もリスト

アします

7 既知の問題 以下の各項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の既知の問題について説明します

第 71 項Webサービスとクライアント間の非互換性

第 72 項EJB 30 に基づくWebサービス

第 73 項Oracle HTTP Server 1012 を使用する際にWebモジュールおよびWebサー

ビスをテストする

第 74 項bc4jearファイルのファイル名の変更

第 75 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

複数回適用する

第 76 項パッチ適用時のメッセージ

第 77 項OC4Jトランザクションのサポート

第 78 項パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する

第 79 項高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ

第 710 項TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示され

ない

第 711 項Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ

第 712 項シャットダウン時のBPELエラーメッセージ

第 713 項OC4J_WebCenterインスタンスログエラー

第 714 項BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示

第 715 項パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログ エラー

第 716 項Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)

第 717 項ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプ

タで失敗する

第 718 項パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される

第 719 項アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない

71 Webサービスとクライアント間の非互換性 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用したあとは以下の点に注意してください

Web サービスを再生成して再デプロイする場合は生成した WSDL に変更が加え

られます

10g Release 3(101300)クライアントをサービスに使用するとコンパイラエ

ラーで通信に失敗します これらの問題は次の方法で対処できます

Web サービスの EAR ファイルは再アセンブルしないでくださいWSDL は変更さ

れずクライアントは引き続きサービスと通信することができます

WebサービスのEARファイルを再生成する必要がある場合はクライアントを再生

成してラッパーを使用するクラスの名前に接尾辞Elementを追加しますこれ

はunwrapParametersがfalseに設定された状態でアセンブルされたラッパー

クラスをクライアントが使用することが前提となっています

35

72 EJB 30に基づくWebサービス Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用しEJB 30 でアセンブルした Release 3(101300)Web サービ

スを使用する場合サービスを再デプロイすると WSDL が変更されますこの場合

クライアントコードを再生成してサービスと通信できるようにする必要があります

73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュール

およびWebサービスをテストする Oracle Enterprise Manager Application Server Control にはテストページがありこのペー

ジを使用してアプリケーションサーバー環境にデプロイした Web モジュールおよ

び Web サービスをテストできますほとんどの場合テストページにはユーザー

の環境に現在設定されているWebサイトとポートの一覧が表示されますWebモジュー

ルまたは Web サービスの URL をテストする際には使用する Web サイトをこの一覧

から選択できます

参照Enterprise Manager のオンラインヘルプのTesting a Web Serviceおよび

Overview of Managing Web Modules

Oracle HTTP Server 10g Release 2(1012)を OC4J に対するフロントエンドとして使

用している場合テストページの Discovered Web サイトの一覧には何も表示されない

ことがありますこの場合Application Server Control を使用してWeb モジュールま

たは Web サービスの URL をテストすることはできません代わりに新しいブラウザ

ウィンドウを開いてブラウザのアドレスフィールドに Web モジュールまたは Webサービスの URL を入力します

参照10g Release 2(10132)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』のOracle Application Server 1013 での Oracle Application Server 1012 の構成

74 bc4jearファイルのファイル名の変更 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)はbc4jearファイルを使用しこ

のファイルをデフォルトのホームインスタンスにデプロイしますOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は新たに作成されたイ

ンスタンスのデフォルトのファイル名はdatatagsearになりますファイルのコンテ

ンツや機能は変わりません

75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は再

度パッチを適用しないでください再度適用するとエラーになる場合がありますた

とえばオラクルでは次のシナリオはサポートしていません

1 J2EE およびWebserverオプションを設定してOracle Application Server 10g Release 3(1013)をインストールする

2 Oracle Enterprise Service Bus 10g(101310)のスタンドアロン中間層をインストー

ルする

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

4 Oracle BPEL Process Manager 10g(10131)のスタンドアロン中間層または Oracle Web Services Manager 10g(10131)中間層をインストールする

36

5 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用して

Oracle BPEL Process Manager を 10g Release 3(101340)にアップグレードする

76 パッチ適用時のメッセージ パッチの適用中には以下のエラーメッセージが表示されることがあります

Oracle Internet Directory 10g Release 2(101202)インフラストラクチャに関連づけ

られているスタンドアロンのOracle Containers for J2EEのインスタンスがあるシス

テムにパッチを適用する場合パッチの適用中にOC4J管理者のパスワードの入力

を求めるプロンプトが表示されると次のメッセージが表示されることがあります The operation is unsupported

このメッセージは無視してください

stopallコマンドを使用してOPMNプロセスを停止している間に次のメッセージ

が表示されることがあります

Error

--gt Process (index=1uid=1998741206pid=13253) time out while waiting

for a managed process to stop Log exampleproduct1013OracleAS_3

opmnlogsdefault_group~oc4j_owsm ~default_group~1log opmnctl

graceful stop of processes failed trying forceful shutdown

このメッセージは無視してください

77 OC4Jトランザクションのサポート Oracle Application Server 10g Release 3(101310)の OC4J トランザクションマネージャ

にはRecoverable Last Resource Commit(RLRC)と呼ばれる機能が含まれていますこ

の機能はLast Resource Commit(LRC)トランザクションに対する強化されたリカバリ

メカニズムを提供しトランザクションの全体的なパフォーマンスを向上します

RLRC ではデータベース表を使用してトランザクション ID のコミットレコード

が保持されますこのため中間層内の OC4J トランザクションログにコミットレ

コードを保持する必要がなくなりますコミットレコードの書込みは 2 段階のコミッ

トプロセスにおけるパフォーマンスコストの大部分を占めます

注現在 RLRC は非 XA リソースがデータベースである場合のみ利用で

きますさらにコミットレコードはデータベース内に保持されるため

RLRC トランザクションなどのリカバリが必要な場合にはこのデータ

ベースにアクセスできる必要があります

RLRC 機能の設定手順は次のとおりです

1 サーバーが稼動している場合は停止します

2 コミットレコードを保持するデータベースに接続し次のSQLスクリプトを実行

して必要なスキーマをインストールします J2EE_HOMEdatabasej2eejtaoraclelast_resource_commitsql

37

3 J2EE_HOMEconfigdata-sourcesxmlファイルを開きますコミットレコード

のデータベースにアクセスするための接続プールを編集または作成してコネク

ションファクトリ要素の一部としてcommit-record-table-name属性を指定します 次に例を示します

[] ltconnection-pool name=Example Connection Pool num-cached-statements=10gt ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource user=scott password=password url=jdbcoraclethinmyServer5521main commit-record-table-name=scottOC4J_TX_RLRC_LOGgt ltproperty name=connectionCachingEnabled value=falsegt ltproperty name=implicitCachingEnabled value=truegt ltproperty name=maxStatements value=50gt ltconnection-factorygt ltconnection-poolgt []

注commit-record-table-name属性の名前に指定する値は完全修飾さ

れている必要があり指定するユーザー資格証明にはこの表に対する

deleteおよびselect権限が必要です

4 (オプション)J2EE_HOMEconfigtransaction-managerxmlファイルを開き

RLRC機能の実行時の動作を変更します 次に例を示します [] ltcommit-coordinatorgt ltmiddle-tiergt ltrecovery retry-interval = 300 rlrc-min-purge-interval=10 rlrc-purge-size=1000gt ltmiddle-tiergt ltcommit-coordinatorgt [] この例では次のパラメータが使用されています

nrlrc-purge-intervalはデータベース内でコミットレコードのバッチパー

ジがおこなわれる間隔(ミリ秒単位)です

nrlrc-purge-sizeはデータベース内でコミットレコードのバッチパージ

がおこなわれる間に削除されるバッチのサイズです

78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する 10g Release 3(101310)Oracle ホームにパッチを適用し10g Release 3(101310)Oracle ホームのインストール時に次のインストールオプションを選択している場合

Application Server Control Console を表示できないことがあります

Advanced Install オプションを選択している

インストールのタイプとしてJ2EE Server Web Server and SOA Suite を選択して

いる

Administrator OC4J インスタンスとして機能するようにインスタンスを構成している

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のインストール中にこれらのオプショ

ンをすべて選択している場合インストール完了後Application Server Control Consoleが表示されないことがまれにありますこの問題は10g Release 3(101340)パッチ

38

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

注Oracle Application Server 10g Release 3(1013n)のインストールに

加えて10g Release 3(1013n)のスタンドアロンインストールを実

行する場合このパッチではコア製品とスタンドアロン製品だけが更新

されます

214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する Oracle Web Cache はOracle Application Server 10g Release 3(1013)には含まれていま

せんただしOracle Application Server 10g Release 2 はRelease 3(1013)およびこの

パッチセットとの完全な互換性を備えています

Release 1013 環境で Oracle Web Cache を使用するユーザーはOracle Web Cache Release 1012 をダウンロードしてRelease 1012 の最新のパッチセットを適用する必要があ

りますOracle Web Cache は別の Oracle ホームにインストールする必要があります

22 パッチセット適用後の動作 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用すると

選択したOracle Application Serverの中間層のOracleホーム内にある特定のソフトウェア

および構成ファイルがアプリケーションプログラムによって更新されますOracleホー

ムはOracle Application Serverのインストールが含まれるOracleディレクトリのフルパス

ですこのドキュメントでは製品がインストールされているディレクトリを指すため

にORACLE_HOMEを使用しています

注ORACLE_HOMEはインストール済みのOracle Application Serverインス

タンスのフルパス名で置き換える必要があります

このパッチセットはサポートされている各リリースの全インストールタイプの J2EEソフトウェアを更新しますパッチセットの適用手順によりユーザーのインストー

ルに適したソフトウェアパッチのセットが自動的に特定されます

このパッチセットに含まれている製品の一覧については第 9 項パッチセットの

コンポーネントを参照してください

221 Oracle JDeveloperの変更点 Oracle JDeveloper の変更点を以下に示します

MQOutboundHeaderwsdlファイルにはCodedCharSetIdという名前の要素は

ありませんこの要素は手動でOracle JDeveloperに追加する必要があります

CodedCharSetId要素をアウトバウンドWSDLに割り当てる場合は以下の手順を実

行します

1 MQAdapterのアウトバウンドサービスを作成後MQAdapter OutboundHeaderwsdlファイルを開いて次の内容をMQOutboundHeader要素

に追加します ltelement name=CodedCharSetId type=string minOccurs=0 gt

2 Oracle JDeveloper を再起動します

5

3 Invoke アクティビティを作成しAdapters タブにアウトバウンドヘッダー変数を

作成します

4 手順 3 で作成したアウトバウンドヘッダー変数を使用してCodedCharSetID要素をアウトバウンドに割り当てます

3 パッチセットのドキュメント このリリースの Oracle Application Server パッチセットに関連するドキュメントは次の

2 つです

『Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit)』(本書)このドキュ

メントには次の情報があります - パッチセットの適用に必要なシステム要件および適用または削除の方法 - Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に関す

る既知の問題のリスト Linuxのドキュメントは配布されるパッチセットのOracleAppServer10g_

10134_Linux_Patchsetdocreadmehtmlファイルに含まれています Microsoft Windows の ド キ ュ メ ン ト は 配 布 さ れ る パ ッ チ セ ッ ト の

OracleAppServer10g_10134_Windows_Patchsetdocreadmehtm

lファイルに含まれています

『Oracle Application Server Fixed Bugs List 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)』このドキュメントにはこのリリースで修正されているOracle Application Server関連のすべての一般的なバグ(全オペレーティングシステムに

共通)が製品グループごとに一覧表示されています Linuxのドキュメントは配布されるパッチセットのOracleAppServer10g_

10134_Linux_Patchsetdocbugsfixedhtmlファイルに含まれていま

す Microsoft Windows の ド キ ュ メ ン ト は 配 布 さ れ る パ ッ チ セ ッ ト の

OracleAppServer10g_10134_Windows_Patchsetdocbugsfixed

htmlファイルに含まれています

また次の Oracle MetaLink Note にはこのパッチセットに関する情報があります

Oracle MetaLink Note 7270681 Oracle Application Server Patch Set Notes Addendum 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)

Oracle MetaLink Note 3970221 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Support Status and Alerts

Oracle MetaLink のアドレスは次のとおりです httpmetalinkoraclecom

4 パッチセットの要件 システムの基本要件についてはインストールガイドおよびリリースノートを参照

してください

パッチセットの詳細な要件については次の各項を参照してください

第 41 項必要なソフトウェア

第 42 項インストールの前提条件

6

注使用しているシステムがこの項に記載されている最小限の要件のいず

れかを満たさない場合はこのパッチセットのサポートに関するサービ

スリクエストを記入してください

41 必要なソフトウェア このパッチセットの前にインストールしておく必要があるシステムソフトウェアの

一覧を以下に示します

Oracle Application Server 10g Release 3(101300)10g Release 3(101310)10g Release 3(101320)または 10g Release 3 Patch Set 3(101330) リリース番号は次のプロパティファイルのリリース番号で確認できます

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEconfigiasproperties

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEconfigiasproperties

サポートされている次のオペレーティングシステムのどちらか一方

minus - Linux x86

minus - Microsoft Windows(32-Bit)

注Oracle BAM 101340 はOracle BAM 101330 にのみ適用できます

Oracle BAM 101340 でサポートされているプラットフォームについて

は『101340 Release Notes and New Features』を参照してください

42 インストールの前提条件

以下はこのパッチセットのインストールに関する前提条件です

システム構成がドキュメントに記載されている推奨のシステム構成を満たしてい

るかどうかを確認します

Microsoft Windowsのtmpディレクトリとtempディレクトリの環境変数が

『Oracle Application ServerG管理者ガイド』の記載内容に従い設定されていることを

確認します

このパッチセットを適用する前または既存の Oracle ソフトウェアに変更を加

える前にOracle ソフトウェアおよびインベントリのバックアップを取ります

Oracle ソフトウェアおよびインベントリをバックアップする方法については管理

者ガイドを参照してください

使用している環境によっては次の手順を実行してからパッチを適用する必要があ

ります

第 421 項Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレード

スクリプトを実行する

第 422 項Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプト

を実行する

7

421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアッ

プグレードスクリプトを実行する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101310)インスタンスに適用する前に次の手順を実行する必要があります

1 Orabpel ユーザーとして Oracle データベースに接続します

2 BPEL 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のス

クリプトを実行します

minus Linux x86 の場合upgrade_10131_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus - Oracle Databaseを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_

10131_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus - Oracle Database Liteを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合

upgrade_ 10131_10134_olitesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

3 Oraesb ユーザーとして Oracle データベースに接続します

4 ESB 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のスク

リプトを実行します

minus - Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqloracleディレクトリにあります

minus - Oracle Databaseを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_

10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqloracleディレクトリにあります

minus - Oracle Database Liteを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合

upgrade_ 10133_10134_olitesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqlotherディレクトリにあります

5 インスタンスを再起動します

8

422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済み

インスタンスでアップグレードスクリプトを実行する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release 3(101331)または MLR パッチ済みインスタンス

に適用する前に次の手順を実行する必要があります

1 Orabpel ユーザーとして Oracle データベースに接続します

2 BPEL 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のス

クリプトを実行します

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracle Databaseを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_

10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracle Database Liteを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合

upgrade_10133_10134_olitesql このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

3 ESB 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のスク

リプトを実行しますログインプロンプトが表示されたらoraesb ユーザーとし

てログインします(oraesb パスワードを入力)

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqloracleディレクトリにあります

minus Oracle Databaseを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_

10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqloracleディレクトリにあります

minus - Oracle Database Liteを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合

upgrade_ 10133_10134_olitesql このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqlotherディレクトリにあります

4 インスタンスを再起動します

5 パッチセットの適用 この項では以下のトピックについて説明します

第 51 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

適用する

第 53 項サイレントおよび非対話型パッチの適用

9

第 52 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する

第 54 項クラスタ環境にパッチセットを適用する

第 55 項10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジ

にパッチセットを適用する

第 56 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

再適用する

51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

適用手順について説明します次の項が含まれます

第 511 項既存環境をバックアップする

第 512 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

511 既存環境をバックアップする 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を自動的に削除する手段はありません

既存の環境のバックアップを取ってからOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールすることを強く推奨しますバックアップがあ

ればOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を削除し

てもまたはパッチの適用中に問題が発生した場合でも元の環境をリストアできます

データベースを元の状態に戻せるように使用しているデータベーススキーマのバッ

クアップを取る必要があります

参照Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリの詳細について

は『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』のバックアップとリカバリの

概要を参照してください

512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する パッチセットの適用手順は次のとおりです

1 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101300)Oracleホームに適用しシステムで Enterprise Javabeans 30 アプリケーションを使用する

場合パッチを適用する前にそのアプリケーションをアンデプロイする必要があり

ます パッチセットを 10g Release 3(101310)または 10g Release 3(101320)Oracleホームに適用する場合はこの手順を実行する必要はありません

アプリケーションをアンデプロイする手順は次のとおりです

a 元のインストールに使用したのと同じユーザー名で Application Server Control Console にログインしますアプリケーションが特定の OC4J イン

スタンスにデプロイされている場合はその OC4J インスタンスの OC4Jホームページに移動します アプリケーションをグループにデプロイしている場合はそのグループの

ページに移動します

10

参照Application Server Control の詳細については『Oracle Application ServerG管理者ガイド』の管理ツールの概要を参照してください

b c d

「Applications」をクリックしてアプリケーションのリストを表示します EJB 30 アプリケーションを選択します 「Undeploy」をクリックします

2 JDK Release 142 とともに OC4J インスタンスを使用する場合は次の手順を実行

して JDK Release 142 を置き換えてからパッチセットを適用する必要があります

パッチを適用後Release 15 を Release 142 で置き換えます

a Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセス

を停止します

b ORACLE_HOMEopmnconfopmnxmlファイルをバックアップします

c id=java-binのltdatagt要素内のJavaシステムプロパティを削除します

ltdatagt要素はopmnxmlファイルのltcategory id=start-parametersgt

要素内にあります

たとえばopmnxmlに以下の行が含まれている場合 ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-bin value=myhostjdk142binjava gt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt ファイルを次のように編集する必要があります ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt

d Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセス

を再起動します

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101300)Oracle ホームに適用しユーザー環境で Oracle Application Server Cold Failover Cluster トポロジを使用する場合以下の手順を実行する必要があります

11

a opmnxmlファイルを開きnotification-serverセクションで次の行を探しま

す ltipaddr remote=virtual_hostname request=virtual_hostnamegt このエントリがない場合はopmnxmlファイルに追加します前述の例で

は virtual_hostnameは実際の仮想ホスト名ですこの名前は

VIRTUAL_HOSTNAME変数と同じものにする必要があります

b Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN)を再起動します

4 dsaconfファイルを編集している場合はコピーを作成しますこのファイルは

パッチの適用中に上書きされます

5 アダプタを使用する場合はoc4j-raxmlファイルのコピーを作成しますこの

ファイルはパッチの適用中に上書きされます

6 ORACLE_ HOMEowsmbininstallpropertiesファイルに次の値が設定されてい

ることを確認します installhttphost=hostname installhttpport=7777

7 OC4J インスタンスが稼働していることを確認しますステータスは次のコマンド

を使用して確認できます

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl status

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl status

8 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)メディアの

Disk1 を挿入するか解凍したパッチセットソフトウェアを含むディレクトリ

の Disk1 サブディレクトリに移動します

9 Oracle Universal Installer を起動します

minus Linux x86 の場合 runInstallerコマンドを実行します

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 「setupexe」をダブルクリックします

表 2にパッチセットの適用中に表示される手順と画面を示します

注インストール手順の実行中に利用できるオンラインヘルプには

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のフルインストール

およびパッチセットのインストールに関する情報がありますしたがっ

てオンラインヘルプはパッチセットのインストール手順に特化し

たものではありませんOracle Universal Installer画面を使用した10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のインストールに関する具体的

な情報については表 2を参照してください

12

表 2 Oracle Application Server パッチの適用中に表示される画面

画面 操作

Welcome Oracle Universal Installer Welcome 画面を確認して「Next」をクリック

します

Welcome 画面に Oracle Universal Installer に関する情報が表示されます

インストール画面には以下のボタンが表示されます

Deinstall Products個々のコンポーネントまたは製品全体を削

除しますこのボタンは Welcome 画面にのみ表示されます

About Oracle Universal InstallerOracle Universal Installer のリ

リース番号を表示します

Help各画面の機能に関する詳細情報にアクセスできます

Installed Products現在インストールされている製品を表示

あるいは製品全体または個々のコンポーネントを削除します

Back前の画面に戻りますこのボタンは Welcome 画面では使

用できません

Next次の画面に進みます

Install選択した製品をインストールしますこのボタンは

Welcome 画面では使用できません

Cancelインストールプロセスを中止してOracle Universal Installer を終了します

Specify File Locations Specify File Location 画面ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のソースのフルパスを確認しインス

トール場所を選択できます

Source製品のインストール元であるproductsxmlファイル

のフルパスですOracle Universal InstallerをrunInstallerコマ

ンドまたはsetupexeファイルを使用して起動している場合

Oracle Universal Installerによってproductsxmlファイルのデ

フォルト値が検出されて使用されますパスは変更しないでくだ

さい

Nameパッチを適用するOracleホームの名前を選択します Oracleホームは名前で特定できますドロップダウンメニュー

から名前を選択するとPathフィールドが自動的に更新されて

選択したOracleホームの場所が表示されます

PathこのフィールドはNameドロップダウンメニューから

既存のOracleホームを選択すると自動的に入力されます

Browseこのボタンを使用してファイルシステムに移動し

ソースまたは宛先の場所を選択します

ファイルの場所を指定したら「Next」をクリックします

Administrator(oc4jadmin)Password

パッチを適用している Oracle Application Serverインスタンスの

oc4jadminユーザーパスワードを入力します「Next」をクリック

します

Prompt この画面では中間層のシャットダウンが表示されます「OK」をク

リックします

選択内容を確認して「Install」をクリックします Summary

13

表 2(続き)Oracle Application Server パッチの適用中に表示される画面

画面 操作

この画面にはパッチセットのインストールの進行状況が表示されま

す Install Progress

Configuration Assistants この画面には構成アシスタントの進行状況が表示されます構成アシ

スタントによってインストールの最後に自動でコンポーネントが構成

されます

Oracle Application Server 構成アシスタントのログファイルの具体的な

場所については『Oracle Fusion Middleware Installation Concepts and Repository Creation Utility ユーザーズガイド』を参照してください

「Exit」をクリックしてOracle Universal Installer を終了します End of Installation

注Oracle BPELOracle ESBおよび Oracle WSM の環境にパッチセッ

トを適用する場合はパッチセットの適用中に構成アシスタントが正常

終了していることを確認してください構成アシスタントが失敗した場合

は構成アシスタントを再試行しますまた失敗した場合はOracle Process Manager and Notification Server が起動していて必要なアプリケーション

がすべて稼動していることを確認しますOPMN が起動したら構成アシ

スタントを再試行します

パッチの適用をキャンセルする場合はOracle Support に連絡してパッ

チの適用以外で構成アシスタントを実行する方法を確認してください

10 現在のdsaconfファイルを手順 4 で作成したコピーで置き換えます

11 oc4j-raxmlファイルを手順 5 で作成したコピーで置き換えます

52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

Oracle Business Activity Monitoring 101330 のインストールに適用する手順について説

明します

Oracle BAMのインストールにパッチを適用する際setupexeをダブルクリックしたり

直接実行したりすることはできませんOracle BAM のインストールにパッチを適用す

るには次の各項の説明に従い10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

します

第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境を

バックアップする

第 522 項Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッ

チセットを適用する

521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする Oracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境のバックアップを取る手順

は以下のとおりです

14

注既存の Oracle BAM 101330 環境のバックアップを取ってからOracle BAM 101340 Patch Set をインストールしてくださいOracle BAM 101340 Patch Set はアンインストールできずスキーマがバージョン

101340 にアップグレードされるとOracle BAM Active Data Cache デー

タベースをダウングレードすることもできません

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 すべてのカスタマイズした構成ファイルイメージファイルおよびデータベー

スファイルのバックアップを取ります Oracle BAM構成ファイル(変更されている可能性あり)はOracle BAMをアンイ

ンストールすると次のフォルダに保存されます ORACLE_HOMEConfigFilesBackup このフォルダはOracle BAMをアンインストールしても削除されませんただし

ファイルを別の場所に移動することは可能です さらにレポートまたはビューがバックグラウンドでイメージファイルを使用す

る場合imagesフォルダのバックアップを取る必要がありますOracle BAMをア

ンインストールするとimagesフォルダもORACLE_HOMEBAMimagesフォルダに保

存されます

3 Oracle データベースツールを使用してOracle BAM Active Data Cache データベー

スのフルバックアップを作成します

4 Oracle Enterprise Link for BAM をインストールしている場合はEnterprise Link Data Flow Service のすべての設定をメモします

注binary_doubleのサポート問題を回避するにはOracle Database Data Pumpのexpユーティリティではなくexpdpユーティリティを使用します

522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インス

トールにパッチセットを適用する

注Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)ではOracle BAM は Microsoft Windows(32-Bit)でのみ利用できます

Oracle BAM 101340 でサポートされているプラットフォームについて

は『10134 Release Notes and New Features document』の Oracle BAM の

項を参照してください

パッチセットの適用手順は次のとおりです

1 DOS コマンドウィンドウを開きます

2 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)メディアの

Disk1 を挿入するか解凍したパッチセットソフトウェアを含むディレクトリ

のDisk1bamサブディレクトリに移動します

3 次のように入力してsetup_bambatファイルを実行します setup_bambat BAM_location

15

BAM_locationのデフォルト値はCOracleBAMです

Oracle BAM が複数のマシンにデプロイされている場合はサーバーボックスごとに

Oracle BAM パッチインストーラを実行する必要があります

53 サイレントおよび非対話型パッチの適用

この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

サイレントまたは非対話型で適用する方法について説明します

1 台以上のコンピュータに対して同様の適用をおこなう場合はサイレントパッ

チ適用を使用しますサイレントパッチ適用ではコマンドラインを使用して

リモートでパッチを適用することもできます

特定の画面を確認したいまたは一部の情報を対話形式で入力したい場合は非対

話型パッチ適用を使用します

サイレントまたは非対話型パッチ適用をおこなうにはインストーラにレスポンス

ファイルと呼ばれるテキストファイルを提供しますインストーラはレスポンス

ファイル内の変数およびパラメータ値を使用してインストーラのプロンプトの一部ま

たはすべてに応答します

この項には以下のトピックが含まれています

第 531 項サイレントインストール

第 532 項非対話型インストール

第 533 項レスポンスファイル

第 534 項サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する

531 サイレントインストール サイレントインストールの場合インストールを監視する必要はありません情報を

入力することはなく監視するためのグラフィカルユーザーインタフェースもあり

ません

サイレントインストールをおこなうにはインストーラにレスポンスファイルを提

供してコマンドラインで-silentフラグを指定します

532 非対話型インストール 非対話型インストールの場合インストーラには通常のインストールと同様グラフィ

カルユーザーインタフェースが表示されます特定のインストーラプロンプトに

対するエントリがレスポンスファイルに存在しない場合はユーザーがインストール

中に応答する必要があります

533 レスポンスファイル レスポンスファイルはパッチセットを適用する前に作成する必要がありますまた

任意のテキストエディタを使用して編集できますまずOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の次のディレクトリにあるレスポンスファ

イルのテンプレートoracleasj2eepatchsetCustomrspをコピーします

Linux x86 の場合Disk1stageResponse

Microsoft Windows(32-Bit)の場合Disk1stageResponse

テンプレート内のパラメータには次の 3 種類の値があります

定数

16

オプションの値

必須の値

これらのパラメータについては以下の各項で説明します

定数 パッチセットの適用を正常におこなえるように事前に設定されたテキストまた

はブール値があります上級ユーザー以外はこれらの値を変更しないでください

minus Linux x86 の例 FROM_LOCATION=Disk1stageproductsxml SHOW_SUMMARY_PAGE=false

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

FROM_LOCATION=EDisk1stageproductsxml SHOW_SUMMARY_PAGE=false

オプションの値 パラメータが文字列ltValue Unspecifiedgtに設定されている場合インストーラ

はこのパラメータを無視しますインストーラはパラメータのデフォルト値を使

用するか現在インストールされているOracle Application Serverから値を取得しま

す上級ユーザー以外はこれらの値を変更しないでください

minus Linux x86 の例 UNIX_GROUP_NAME=ltValue Unspecifiedgt

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

RESTART_SYSTEM=ltValue Unspecifiedgt

必須の値 パラメータが文字列ltValue_Requiredgtに設定されている場合この文字列をテキ

ストまたはブール値で置き換える必要がありますサイレントパッチ適用の場合

値を指定しないとプロセスが失敗します非対話型パッチ適用の場合この文字

列をテキストまたはブール値で置き換えないとプロセスが一時停止し通常の画

面が表示されてこの値の入力を求められます Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用では

次のパラメータの値を指定する必要があります

minus ORACLE_HOME

これはパッチを適用するインストールが含まれる Oracle ホームディレク

トリのフルパスです

lowast サイレントパッチ適用の場合はOracleホームへのパスがあるエン

トリ ORACLE_HOME=ltValue_Requiredgt を更新する必要があります次を参照してください Linux x86 の場合ORACLE_HOME=privateoracleAppSrvHome

Microsoft Windows(32-Bit)の場合ORACLE_ HOME=

17

CprivateoracleAppSrvHome

このエントリを更新しない場合プロセスは失敗します

lowast 非対話型パッチ適用の場合このエントリを更新しないとインス

トーラが一時停止してFile Locations ダイアログが表示されます

534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する手順は次のとおりです

注サイレントパッチ適用中に使用中のファイルがある場合(ユーザー

がファイルを開いているなど)プロセスが終了することがあります終

了してしまった場合は開いているファイルを特定して対応するプロセ

スを停止する必要があります該当プロセスを停止後パッチの適用を再

度開始できます

1 製品のインストールメディアからレスポンスファイルのテンプレートを使用し

ているコンピュータにコピーします

2 コピーしたファイルに必要な変更を加えて保存します

3 dsaconfファイルを編集している場合はコピーを作成しますこのファイルは

パッチの適用中に上書きされます

4 アダプタを使用する場合はoc4j-raxmlファイルのコピーを作成しますこの

ファイルはパッチの適用中に上書きされます

5 パッチの適用を開始しますインストーラのresponseFileパラメータの値として

レスポンスファイルのパスとファイル名を指定しますサイレントインストー

ルの場合はsilentパラメータも指定します次のMicrosoft Windowsの例ではEはインストールメディアのドライブです

サイレントパッチ適用

minus Linux x86 の例 gt runInstaller -silent -responseFile absolute_path_and_filename

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

Egt setupexe -silent -responseFile absolute_path_and_filename

非対話型パッチ適用

minus Linux x86 の例 gt runInstaller -responseFile absolute_path_and_filename

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

Egt setupexe -responseFile absolute_path_and_filename

18

注Oracle Business Activity Monitoring101340 のサイレントパッチ適用

を実行するにはEDisk1BAMディレクトリから次のコマンドを実行し

ますEはインストールメディアのドライブです EDisk1BAMgt setup_bambat ltBAM Install Locationgt -silent

たとえばOracle BAMをCOracleBAMにインストールしている場合は

次のコマンドを使用してサイレントモードでパッチを実行します EDisk1BAMgt setup_bambat COracleBAM -silent

6 インベントリディレクトリ内のログファイルでエラーがないことを確認します

ログファイルは次のディレクトリにあります

minus Linux x86 の場合 oracle_inventory_pathlogsinstallActiontodays_date_timelogoracle_inventory_pathlogssilentinstalltimestamplog oracle_inventory_pathの値は次のファイルに格納されています varoptoracleoraInstloc

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

Coracle_inventory_pathlogsinstallActiontodays_date_time log Coracle_inventory_ pathlogsinstallActionsilentinstalltimestamplog oracle_inventory_pathの値は次のディレクトリにあります varoptoracleoraInstloc 前述の例ではファイルが置かれている場所がCドライブだと仮定しています

フ ァ イ ル の 場 所 を 判 定 す る に は レ ジ ス ト リ の

HKEY_LOCAL_MACHINESOFTWAREOracleinst_locエントリを確認します

ログファイル名の形式はinstallActionstodays_date_timelogです

7 現在のdsaconfファイルを手順 6 で作成したコピーで置き換えます

8 oc4j-raxmlファイルを手順 4 で作成したコピーで置き換えます

54 クラスタ環境にパッチセットを適用する Oracle Application Server 10g Release 3(101300)10g Release 3(101310)10g Release 3(101320)または 10g Release 3(101330)クラスタトポロジを管理している

場合はクラスタ内の各アプリケーションサーバーインスタンスに Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用できます次の手順を参照

してください

参照ESB Runtime インスタンスの構成の詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

1 第 2 項このパッチセットについてで更新しているリリースに該当する情報を

確認します たとえばパッチセットを 10g Release 3(101300)の環境に適用している場合

は第 211 項パッチセットを 10g Release 3(101300)Oracleホームに適用す

19

るときの注意点を確認してください

2 クラスタ内の 1 つのアプリケーションサーバーインスタンスにパッチセット

を適用するには第 51 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用するに記載されている説明に従います

3 パッチを適用後新たにパッチを適用したインスタンスが稼働中であることを確認

します たとえばApplication Server Control Console に移動して新たにパッチを適用した

インスタンスがクラスタのメンバーとして表示されていることを確認します該当

のインスタンスが稼動していることを確認してアプリケーションサーバーの

ホームページまたはそのインスタンスの OC4J ホームページにドリルダウンしま

4 第 6 項適用後のタスクに記載されている自分の環境に当てはまるタスクを実行し

ます

5 クラスタ内の残りのアプリケーションサーバーインスタンスに対して手順 2~4 を繰り返します

注10g Release 3(101300)クラスタにパッチを適用している場合は

10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Fusion Middleware Upgrade Guide for Enterprise Deployments』で詳細を確認してく

ださい

55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメ

ントトポロジにパッチセットを適用する この項では最小の停止時間で10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジに適用する方法について

説明しますパッチの適用中にインストーラによって Oracle ホーム内のすべてのコン

テナにパッチが適用されます

551 このパッチセットを適用する前に パッチセットを適用する前に『Oracle Application ServerG エンタープライズデプ

ロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』の情報を確認してください

パッチの適用手順では以下のことが前提となっています

『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリー

ス 3(101310)』に説明されている 10g Release 3(101310)mySOACompanyトポロジにパッチを適用していること

10g Release 3(101310)mySOACompany トポロジにはスタンドアロンの Oracle BPELOracle ESBおよび Oracle WSM インストーラを使用して作成した Oracleホームだけが含まれていること統合された Oracle SOA Suite インストーラを実行

してOracleホームを作成し未使用のコンポーネントを無効にしている場合でも

この手順に従う必要がありますただし有効なコンポーネントに適用されるすべ

てのアプリケーション層の手順を実行してからパッチを適用する必要があります

詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメント

ガイド』の第 3 章mySOACompany の Web 層とアプリケーション層のインストー

ルと構成を参照してください

20

すべてのOracleホームおよびトポロジ内のすべての oraInventory情報のフルバッ

クアップを取っていること詳細については『Oracle Application ServerG 管理者

ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

552 パッチセットを適用する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)mySOACompanyエンタープライズデプロイメントトポロジに適用する手順は以下のとおりです

1 BPEL 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のアッ

プグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示されたら

ORABPEL ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

2 Oracle ESB 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次

のアップグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示された

らORAESB ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

3 最初にパッチを適用する中間層のインスタンスを 1 つ選択します選択できるの

はBPELESB Runtime(ESBR)または ESB Design Time(ESBD)インスタン

スです

4 次の手順を実行してパッチを適用しているインスタンスのルーティング ID を変

更しますこの変更により新たな HTTP 要求の受入れが拒否されインスタンス

による不要なプロセスの実行が回避されます

a opmnxmlファイルのバックアップコピーを作成しますORA-HOME1

ORA-HOME2またはORA-HOME3に対応するORACLE_HOMEの値(『Oracle

21

Application ServerGエンタープライズデプロイメントガイド』を参照)

はパッチを適用しているインスタンスによって異なります次に例を示

します cp ORACLE_HOMEopmnconfopmnxml ORACLE_

HOMEopmnconfopmnxmlbackup

b opmnxmlファイルを編集してパッチを適用しているインスタンスのルー

ティングIDを変更しますたとえばOC4J_SOAインスタンスにパッチを適

用している場合はルーティングIDを指定する行を追加します次の例の

太字部分を参照してくださいこのインスタンスではOracle BPELOracle ESBまたはOracle WSMを実行できます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=OC4J_SOA module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-parametersgt

ltdata id=routing-id value=Ygt

注ハードウェア LBR を変更するのではなくルーティング ID を使用し

て OC4J へのルーティングを回避することを推奨しますLBR 構成を変更

する場合Oracle HTTP Server へのルーティングだけを回避することにな

ります構成内にあるほかの Oracle HTTP Server のインスタンスはパッ

チを適用している OC4J へのリクエストをクロスルーティングできます

この方法は新たな HTTP リクエストの実行を阻止しますそのほかの起

動しているサービス(JMS など)はコンテナが停止するまで稼動し続け

ます

5 ESB Design Time(ESBD)インスタンスだけの場合 opmnxmlファイルを編集してサービスフェイルオーバー構成を削除しますこ

れでインスタンスがESBDに対して非アクティブ-パッシプな構成に戻りますた

とえばファイルに以下のエントリが含まれている場合

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J service-failover=1

status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgt

次のように修正します

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUP numprocs=1gt

6 パッチを適用しているインスタンスのデータベース情報を変更しますこれで

パッチを適用している間にSOA コンポーネントからデータベースにトランザク

22

ションが渡るのを防げます

a パッチを適用しているインスタンスのORACLE_HOMEでdata-sourcesxmlの

バックアップコピーを作成します次に例を示します

cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup

b datasourcesxmlファイルを編集して存在しないデータベースを指すよ

うにしますこれをおこなう方法としてはデータベースのポート番号を

意図的に正しくないポート番号に変更する方法がありますたとえばデー

タベースポート 1521 を使用している場合はすべての参照をポート 1522に変更します次の例の太字部分を参照してください ltconnection-factory

factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource

url=jdbcoraclethin

(DESCRIPTION=(ADDRESS_LIST=(LOAD_BALANCE=on)

(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)

(HOST=dehydusoraclecom)

(PORT=1522)))

(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=orcl)))

user=oraesb password=-gtesb_passwordgt

7 opmnxmlファイルにnumprocs=1を設定します

8 パッチを適用しているインスタンスを停止しますそのほかのインスタンスは実行

したままにできます

注継続中の HTTP 同期リクエストはすべて停止することを推奨します

停止操作では正常に停止するためにJMS コールなどのそのほかの種類

のリクエストは考慮されません

9 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を Oracle ホームに適用します

10 パッチを適用する前にインスタンス内の使用していないすべての SOA コンポー

ネントを無効にします無効にしない場合インスタンスを再起動するとそれら

のコンポーネントも起動します たとえばOracle ESB を使用していない場合はASControl から「ClusterTopology」「Applications」「Stop」の順に選択して ESB サービスを停止できます

11 インスタンスのルーティングIDを元の値に戻します次に例を示します ltdata id=routing-id value=g_rt_idgt この場合元の値はopmnxmlファイルのバックアップコピーに基づき決められま

すこの手順は手順bで説明したプロシージャとは反対のものです

12 ESB Design Time インスタンスの場合は次の 2 つの手順を実行して OPMN サービ

スのフェイルオーバーを有効にします

a OC4J_ESBDTのprocess-typeタグにservice-failover=1を追加します

b ESBDT_GROUPのprocess-setタグからnumprocs=1を削除しますつまり

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgtを元の値ltprocess-set id=

23

ESBDT_GROUP numprocs=1gtに戻します

13 opmnxmlファイルのnumprocの値を元の値に戻します

14 インスタンスデータのソース構成を手順 6 で作成したdata-sourcesxmlのバッ

クアップコピーをリストアして元の状態に戻します cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup ORACLE_

HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

15 インスタンスを再起動します

16 そのほかのBPELESB Runtime(ESBR)およびESB Design Time(ESBD)インス

タンスに対して手順 3~15 を繰り返し1 度に 1 つのORACLE_HOMEにパッチを適用

します

56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用中は

Available Product Components 画面が表示されますパッチの適用を続行するにはコ

ンポーネントツリーを展開してパッチを再適用するためにすべてのコンポーネント

を手動で選択する必要がありますこの選択をおこなわないとOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用に失敗します

6 適用後のタスク この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

適用後のタスクについて説明します以下のトピックが含まれます

第 61 項フルバックアップを実行する

第 62 項PHPを有効にする

第 63 項JDKをRelease 142 にリストアする

第 64 項BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する

第 65 項カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイ

する

第 66 項Java Single Sign-Onを有効にする

第 67 項Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをデプロイする

第 68 項WSILアプリケーションを手動でデプロイする

第 69 項Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する

第 610 項Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する

第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする

第 612 項Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク

第 613 項HTTP TRACEのサポートを無効にする

第 614 項Oracle BAM 101340 をアンインストールする

61 フルバックアップを実行する パッチセットをインストールしたらOracle Application Server 環境のフルバックアッ

24

プを実行する必要がありますバックアップを取ることで新たにパッチを適用した環

境をリストアできるようになります

また10g Release 3(101300)環境にパッチを適用する場合以前のバックアップは

10g Release 3(101320)Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリツー

ルでは使用できません

参照Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリの詳細について

は『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』のバックアップとリカバリの

概要を参照してください

62 PHPを有効にする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

PHP を有効にする必要がありますPHP を有効にする手順は次のとおりです

1 Oracle HTTP Serverのhttpdconf構成ファイルに以下の変更を加えます

a Oracle HTTP Serverの構成ファイルを検索して開きます Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf

b コメント文字()を使用して次のPHP 40ディレクティブをコメントにし

ます Linux x86 の場合 LoadModule php4_module libexeclibphp4so AddModule mod_php4c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php4_module modulesphp4apachedll AddModule mod_php4c

c 次のPHP 50 LoadModuleディレクティブを追加します Linux x86 の場合 LoadModule php5_module libexeclibphp5so AddModule mod_php5c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php5_module modulesphp5apachedll AddModule mod_php5c

d 次のAddTypeディレクティブを追加します AddType applicationx-httpd-php php php5 AddType applicationx-httpd-php-source phps

e httpdconfファイルを保存して閉じます

2 PHPRC環境変数をphp5iniファイルを指すように設定します

minus Linux x86 の場合 setenv PHPRC ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

25

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 set PHPRC = ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

63 JDKをRelease 142にリストアする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

JDK を Release 142 にリストアする必要があります手順は次のとおりです

1 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを停止

します

2 第 512 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

適用する で変更したOC4Jインスタンスのopmnxmlファイル内にあるltdata id=java-optionsgt要素から-XXAppendRatio=3の行を削除します

3 ID属性がjava-binであるltdatagt要素にJavaシステムプロパティを設定します編集

後のファイルは次のように表示されます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-bin value=myhostjdk142binjava gt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt

4 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを再起

動します

64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する data-sourcesxml フ ァ イ ル を 編 集 し て JDBC factoryClass パ ラ メ ー タ を

oraclejdbcOracleDriver か ら BPELPM_CONNECTION_POOL パ ラ メ ー タ の

oraclejdbcpoolOracleDataSourceに変更しますファイルの設定は次の例の太

字で示されている部分のようにする必要があります ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource url=jdbcoraclethinscotttigerstadd141521db5617gt

data-sourcesxml ファイルは直接または Oracle Enterprise Manager を使用(『Oracle Containers for J2EEG リソースアダプタ管理者ガイド』を参照)して編集できます

65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを

再デプロイする カスタムセキュリティ設定(Oracle Single Sign-On を使用するなど)を使用してアプ

リケーションを構成している場合10g Release 3(101340)を適用後にアプリケーショ

ンを再構成して再デプロイする必要があります

26

66 Java Single Sign-Onを有効にする 10g Release 3(101330)をOracle Application Server 10g Release 3(101300)のインス

トールに適用する場合はjaznxmlファイルを編集してJava Single Sign-Onを有効にす

る必要がありますjaznxmlファイルを編集したらインスタンスを再起動します

詳細については『Oracle Containers for J2EEGセキュリティガイド 10g(101310)』

の第 14 章OC4J Javaシングルサインオンを参照してください

67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする 10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてパッチセットを適用する前

に Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをアンデプロイした場合はパッチセッ

トを適用後にそれらのアプリケーションを再デプロイする必要がありますアプリケー

ションをデプロイする手順は次のとおりです

1 Application Server Control Console にログインします

2 アプリケーションが特定の OC4J インスタンスにデプロイされる場合はその OC4Jインスタンスの OC4J ホームページに移動しますアプリケーションがグループに

デプロイされる場合はそのグループのページに移動します

3 「Applications」をクリックします

4 「Deploy」をクリックして画面の指示に従います詳細な情報が必要な場合は

「Help」をクリックしてください

68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする Oracle Application Server 10g Release 3(101310)以降ではWeb Services Inspection Language(WSIL)がサポートされていますWSIL を使用するとインスタンスにデプ

ロイされているすべての Web サービスを確認できます

10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてWSIL を利用する場合は手

動でデプロイする必要がありますWSIL アプリケーションをデプロイする手順は次の

とおりですこの手順はOC4J のインスタンスが実行していることを前提としていま

1 Application Server Control Console にログインします

2 OC4J ホームページで「Administrations」をクリックしますこれでデプロイ

されているアプリケーションの一覧を確認できます

3 「Deploy」をクリックしてDeploy Select Archive ページを表示します

4 Deploy Select Archive ページで以下の手順を実行します

a Application Server Controlを実行しているサーバーにすでに存在するアーカ

イブを選択します

b 次のwsil-iasearファイルのパスを入力します webserviceslibwsil-iasear

c 「Next」をクリックしてDeploy Application Attributes ページを表示します

5 Deploy Application Attributes ページで以下の手順を実行します

a Application Name フィールドに WSIL アプリケーションの名前を入力します

b Parent Application がデフォルトに設定されていることを確認します

c Bind Web Module to Site がデフォルトの Web サイトに設定されていることを

確認します

27

d Context Root がinspectionwsil に設定されていることを確認します

e 「Next」をクリックしてDeploy Deployment Settings ページを開きます

6 「Next」をクリックしてWSIL アプリケーションをデプロイしますConfirmation Page にWSIL アプリケーションのデプロイが成功したことが示されます

7 これで次のWebアドレスからWSILアプリケーションにアクセスできます httphostnameportinspectionwsil このURLではhostnameはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのホスト名portはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのポート番号です

69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する Oracle Enterprise Service Bus をインストールしていて中間層のインストールのいずれ

かをホストしているマシンの IP またはホスト名をクローンまたは変更する場合は次

の手順を実行する必要があります

参照Oracle Enterprise Service Bus サービスの更新方法の詳細については

『Oracle Application ServerG 管理者ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照

してください

1 次のスクリプトを実行してOracle ホームとシステム変数を設定します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptsh

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptbat

2 スクリプトを実行したコマンドラインウィンドウで次のコマンドを実行して

Oracle Enterprise Service Busサービスをエクスポートします ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベースサー

ビス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次のよ

うになります ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

28

3 オペレーティングシステムを更新してホスト名ドメイン名またはその両方

を正しい名前に変更します

4 オペレーティングシステムに必要な場合はホストを再起動します

5 ネットワーク内の別のホストからそのホストに Ping を発行できることを確認しま

すすべてが正しく解決されるように新しいホスト名を使用して Ping を発行して

ください

6 esbparampropertiesファイルを次のように編集します

minus IPアドレスまたはホスト名を変更している場合はDT_OC4J_HOSTプロパ

ティを新しいホスト名に変更しますたとえば新しいホスト名が

newhostexamplecomの場合はプロパティの値は次のようになります DT_OC4J_HOST=newhostexamplecom

minus ローカルマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HTTP_PORT を更新

して新しいポートにします

minus リモートマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HOST プロパティを

新しいホスト名にDT_OC4J_HTTP_PORT プロパティを新しいポートに更新

します

7 手順 2 で使用したのと同じコマンドラインウィンドウから次のコマンドを実行します

ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベース

サービス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次

のようになります ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=PASSWORD

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

8 各 Oracle ホームで次のコマンドを実行してホストにあるすべての中間層のインス

タンスを起動します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

29

9 この手順の最初の段階でOracle Application Server を自動的に開始するために無効

にしたプロセスがある場合はそれらを有効にします

10 サービスが ESB コンソールに一覧表示されておりアプリケーションが正常に稼動

していることを確認します

610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを

実行する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールしたらWebCenter アプ

リケーション用に作成したすべての OC4J インスタンスに対して ADF インストーラを

実行する必要がありますADF インストーラを実行しない場合ユーザーのカスタム

アプリケーションは ADF の最新の共有ライブラリにアクセスできません

ADF インストーラの実行方法の詳細については『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development Framework のための Fusion 開発者ガイド』の第 2921項ADFランタイムライブラリのインストールを参照してください

611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする このパッチで利用可能なすべてのバグ修正プログラムを確実に適用するにはOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したあとでOracle ADF アプリケーションを移行して再デプロイする必要がありますアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする手順は次のとおりです

1 Oracle Technology NetworkからOracle JDeveloper 101330 をダウンロードします

OTNのアドレスは次のとおりです httpwwworaclecomtechnologyindexhtml

2 ワークスペースを次の手順で移行します

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 と同じシステムにイ

ンストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「Yes」をクリックして101320 JDeveloper ビルドの system フォルダをポイントしますこれでJDeveloper 101340 へのデータベース接続をはじめとしたユーザー設定が移行されます

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 とは異なるシステム

にインストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「No」をクリックします(この場

合データベース接続は Oracle JDeveloper 101340 に移行されません

JDeveloper 101320 ではデータベース接続は IDEConnectionsxml に格納さ

れておりこのファイルはOracle JDeveloper systemディレクトリにあります

そのためOracle JDeveloper 101340 から Oracle JDeveloper 101320 のデー

タベースの接続にアクセスするにはsystem ディレクトリを移行する必要が

あります)Oracle JDeveloper 101320 のインスタンスから任意の Oracle ADFアプリケーションのワークスペースを Oracle JDeveloper 101340 の環境にコ

ピーしてアプリケーションワークスペースを開きますDo you want to migrate the workspace from a previous versionのプロンプトが表示されたら

「Yes」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle ADF アプリケーションを新しい EAR ファイ

ルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

30

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle Application Development Framework 開発者ガイド』

を参照してください

612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後はOracle WebCenterアプリケーションを使用する前に以下のタスクを実行する必要があります

第 6121 項JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする

第 6122 項移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義

する

第 6123 項10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタ

マイゼーションをコピーする

第 6124 項Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行

する

第 6125 項Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用した

アプリケーションを移行する

第 6126 項OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を

再構成する

第 6127 項101340 の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する

6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプ

リケーションを移行および再デプロイする JCR データコントロールを使用してOracle WebCenter アプリケーション内の分散し

たコンテンツを統合および公開している場合はOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後コンテンツリポジトリにアクセスできる

ことを確認するために以下の手順を実行する必要があります

1 第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイするの手順 1 と 2を実行します

2 次の手順を実行してアプリケーションサーバーの接続を作成します

a Connections Navigator で「Application Server」を右クリックして「New Application Server Connection」を選択します

b Welcome ページが表示されている場合は「Next」をクリックして Type ペー

ジを表示します

c Connection Name フィールドで接続の名前を指定します

d Connection Type リストから「Standalone OC4J 10g 1013」を選択します

e 「Next」をクリックしてAuthentication ページを表示します

f OC4J インスタンスへの認証に使用するユーザー名とパスワードを指定します

g 「Next」をクリックしてConnection ページを表示します

h OC4J インスタンスにアクセスするために使用するホスト名とポート番号を指

定しますOC4J インスタンスが Oracle JDeveloper と同じコンピュータにイン

ストールされている場合はlocalhost をホスト名として指定します

i 「Finish」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle WebCenter アプリケーションを新しい EAR ファ

31

イルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照して

ください

注最初に新しいアプリケーションサーバーの接続を Oracle WebCenterアプリケーションと関連づける必要があります関連づけるには次の手

順を実行します

1 Resources ノードでOracle WebCenter アプリケーション用に作成した

デプロイメントプロファイルを右クリックします

2 WAR Deployment Profile Properties ダイアログボックスの左側のペイ

ンで「Platform」を選択しTarget Connection で作成したアプリケー

ションサーバーの接続を選択します

3 「OK」をクリックします

6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を

再定義する アプリケーションを 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に移行する場合セ

キュリティで保護されたページの認可情報はアプリケーションと一緒に移行されませ

んそのためアップグレードする前にアプリケーションの ADF セキュリティを定義

していた場合は10g Release 3(101340)のインスタンスでページのアクセス権限を

再定義する必要があります実行する手順については『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレッ

トカスタマイゼーションをコピーする Preconfigured OC4J にデプロイされた PDJ-Java ポートレットに対して作成したカスタマ

イザーションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますそのためOracle Application Server インスタンスを 10g Release 3(1013)Patch Set 2(101320)から 10g Release 3(101340)にパッチを適用する場合は10g Release 3(1013)Patch Set 2

(101320)用に作成したカスタマイゼーションは利用できませんこれらのカスタマ

イゼーションを 10g Release 3(101340)の環境で利用できるようにする場合は次の

手順を実行する必要があります

1 portlet-client-deployjarファイルを使用してカスタマイゼーションをエクス

ポートします カスタマイゼーションをエクスポートおよびインポートする手順については

『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

2 EARファイルでportlet-client-deployjarファイルを再実行してカスタマイ

ゼーションをインポートします

3 OC4J_WebCenter インスタンスを再起動します

6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケー

ションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して No を選択した場合は

このタスクを実行します

Preconfigured OC4J にデプロイされたポートレットに対して作成したカスタマイゼー

ションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますOracle JDeveloper の以前

32

のリリースから移行していない場合は以前のインストールで作成したポートレット

カスタマイゼーションは新しい Oracle Jdeveloper のインストールでは利用できません

これらのカスタマイゼーションを利用したい場合は新しい Oracle JDeveloper のインス

トールのアプリケーションにカスタマイゼーションを手動でコピーする必要があります

OmniportletWebClippingWSRPおよびPDKサンプルポートレット用に作成したカ

スタマイゼーションは以前のJDeveloper_ homeportalportletdataディレクトリ

から新しいOracle JDeveloperのインストールに手動でコピーできますPreconfigured OC4JにデプロイしたカスタムPDK-Javaポートレットがある場合は『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のポートレットプリファレンスストア移行ユーティリティ

を参照してポートレットプリファレンスストア移行ツールを使用してこれらの

カスタマイゼーションを保存する方法を確認してください

6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレッ

トを使用したアプリケーションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して Yes を選択した場合は

このタスクを実行します

この場合Preconfigured OC4J にデプロイした大部分のポートレットに対するカスタマ

イゼーションはOracle JDeveloper の移行全体の一環として自動的に移行されますた

だしPDK-Java ポートレット用に作成したカスタマイゼーションは101340 のイン

スタンスに手動でコピーする必要がありますポートレットプリファレンスストア

移行ツールを使用してそのほかの PDK カスタマイゼーションを保存する方法について

は『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』のポートレットプリファレンス

ストア移行ユーティリティを参照してください

6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキ

シ設定を再構成する アプリケーションに OmniPortlet および Web クリッピングポートレットが含まれてい

る場合Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

後それらのポートレットのプロキシ設定を再構成する必要があります10g Release 3(101320)のインスタンスからはプロバイダ構成情報が移行されないのでこの再構

成はかならずおこなう必要があります

OmniPortlet および Web クリッピングプロデューサの HTTP プロキシ設定の構成方法

については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』の付録そのほかのポート

レット構成を参照してください

6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクス

ポートEARファイルを再作成する Oracle WebCenter アプリケーションを10g Release 3(101320)環境から 10g Release 3

(101340)環境に転送しており事前デプロイメントツールを使用してカスタマイ

ゼーションをエクスポートしエクスポート EAR ファイルを作成する場合jspx ペー

ジもエクスポートされます

Oracle JDeveloper 10g Release 3(101340)を使用するアプリケーションの移行中に jspxページに変更を加えアプリケーションをデプロイして10g Release 3(101320)で

作成したエクスポート EAR ファイルからカスタマイゼーションをインポートする場合

Oracle JDeveloper でおこなったページの変更内容は失われます編集したページが上書

きされるのを避けるにはportlet-client-deployjar ファイルの 10g Release 3(101340)バージョンを 10g Release 3(101320)のインストール環境にコピーし10g Release 3(101340)の事前デプロイメントツールを使用してエクスポート EAR ファイルを再

33

作成する必要があります

事前デプロイメントツールを使用してカスタマイゼーションをエクスポートおよび

インポートする手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照

してください

613 HTTP TRACEのサポートを無効にする HTTP TRACE メソッドはTRACE レスポンスのエンティティボディ内にあるクライア

ント HTTP からリクエストされたコンテンツを返しますこの動作によりリクエスト

の HTTP ヘッダーに含まれている Cookie や認証データなどの機密情報は攻撃を受けや

すくなります

この問題を回避するにはApache mod_writeモジュールを使用してHTTP TRACEリク

エストを拒否するかサイトの要件とポリシーを満たすのに必要なメソッドだけを許可

するようにします次の追加の構成情報をApache HTTP Serverの構成ファイルに追加し

ます RewriteEngine On RewriteCond REQUEST_METHOD ^TRACE RewriteRule - [F]

614 Oracle BAM 101340をアンインストールする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)Business Activity Monitoringをアンインストールする場合は適用後のタスクを実行する必要があります

このプロセスにはOracle BAM 101340 パッチセットのアンインストールと Oracle BAM 101330 のリストアが含まれます

これらの手順を実行するとOracle BAM 101340でおこなった変更はすべて失われます

Oracle BAM 101340 をアンインストールしてOracle BAM 101330 をリストアする

手順は次のとおりです

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 「コントロール パネル」「プログラムの追加と削除」の順にクリックしてOracle BAM アプリケーションを削除しますActive Data Cache データベースは削除されま

せん

3 ホストマシンを再起動します

4 SQLPlus コマンドを使用してActive Data Cache に使用したデータベースアカウ

ントに対する権限を(必要な場合はOracle Enterprise Link for BAM のデータベー

スアカウントも同時に)削除再作成およびリセットします

5 Oracleデータベースツールを使用してOracle BAM 101330 Active Data Cacheデータベーススキーマのバックアップをリストアしますこのバックアップは

Oracle BAM 101340 Patch Setをインストールする前に第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境をバックアップするで作成し

たものです Oracle Data Pump Impdpユーティリティを使用してBAM Active Data Cache DatabaseおよびOracleデータベースにあるOracle Enterprise Link for BAMリポジトリをリスト

アします

6 Oracle BAM 101330 環境を再インストールします インストール中にActive Data Cache および Oracle Enterprise Link for BAM リポジ

トリの「Build」または「Upgrade」オプションの選択を解除できます

7 ホストシステムを再起動します

8 Oracle BAM 101330 のバックアップを作成中にConfigFilesBackupファイルお

よびイメージディレクトリを元の場所から移動している場合はそれらをリスト

34

アします変更したOracle Enterprise Link for BAM Data Flow Serviceの設定もリスト

アします

7 既知の問題 以下の各項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の既知の問題について説明します

第 71 項Webサービスとクライアント間の非互換性

第 72 項EJB 30 に基づくWebサービス

第 73 項Oracle HTTP Server 1012 を使用する際にWebモジュールおよびWebサー

ビスをテストする

第 74 項bc4jearファイルのファイル名の変更

第 75 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

複数回適用する

第 76 項パッチ適用時のメッセージ

第 77 項OC4Jトランザクションのサポート

第 78 項パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する

第 79 項高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ

第 710 項TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示され

ない

第 711 項Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ

第 712 項シャットダウン時のBPELエラーメッセージ

第 713 項OC4J_WebCenterインスタンスログエラー

第 714 項BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示

第 715 項パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログ エラー

第 716 項Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)

第 717 項ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプ

タで失敗する

第 718 項パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される

第 719 項アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない

71 Webサービスとクライアント間の非互換性 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用したあとは以下の点に注意してください

Web サービスを再生成して再デプロイする場合は生成した WSDL に変更が加え

られます

10g Release 3(101300)クライアントをサービスに使用するとコンパイラエ

ラーで通信に失敗します これらの問題は次の方法で対処できます

Web サービスの EAR ファイルは再アセンブルしないでくださいWSDL は変更さ

れずクライアントは引き続きサービスと通信することができます

WebサービスのEARファイルを再生成する必要がある場合はクライアントを再生

成してラッパーを使用するクラスの名前に接尾辞Elementを追加しますこれ

はunwrapParametersがfalseに設定された状態でアセンブルされたラッパー

クラスをクライアントが使用することが前提となっています

35

72 EJB 30に基づくWebサービス Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用しEJB 30 でアセンブルした Release 3(101300)Web サービ

スを使用する場合サービスを再デプロイすると WSDL が変更されますこの場合

クライアントコードを再生成してサービスと通信できるようにする必要があります

73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュール

およびWebサービスをテストする Oracle Enterprise Manager Application Server Control にはテストページがありこのペー

ジを使用してアプリケーションサーバー環境にデプロイした Web モジュールおよ

び Web サービスをテストできますほとんどの場合テストページにはユーザー

の環境に現在設定されているWebサイトとポートの一覧が表示されますWebモジュー

ルまたは Web サービスの URL をテストする際には使用する Web サイトをこの一覧

から選択できます

参照Enterprise Manager のオンラインヘルプのTesting a Web Serviceおよび

Overview of Managing Web Modules

Oracle HTTP Server 10g Release 2(1012)を OC4J に対するフロントエンドとして使

用している場合テストページの Discovered Web サイトの一覧には何も表示されない

ことがありますこの場合Application Server Control を使用してWeb モジュールま

たは Web サービスの URL をテストすることはできません代わりに新しいブラウザ

ウィンドウを開いてブラウザのアドレスフィールドに Web モジュールまたは Webサービスの URL を入力します

参照10g Release 2(10132)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』のOracle Application Server 1013 での Oracle Application Server 1012 の構成

74 bc4jearファイルのファイル名の変更 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)はbc4jearファイルを使用しこ

のファイルをデフォルトのホームインスタンスにデプロイしますOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は新たに作成されたイ

ンスタンスのデフォルトのファイル名はdatatagsearになりますファイルのコンテ

ンツや機能は変わりません

75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は再

度パッチを適用しないでください再度適用するとエラーになる場合がありますた

とえばオラクルでは次のシナリオはサポートしていません

1 J2EE およびWebserverオプションを設定してOracle Application Server 10g Release 3(1013)をインストールする

2 Oracle Enterprise Service Bus 10g(101310)のスタンドアロン中間層をインストー

ルする

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

4 Oracle BPEL Process Manager 10g(10131)のスタンドアロン中間層または Oracle Web Services Manager 10g(10131)中間層をインストールする

36

5 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用して

Oracle BPEL Process Manager を 10g Release 3(101340)にアップグレードする

76 パッチ適用時のメッセージ パッチの適用中には以下のエラーメッセージが表示されることがあります

Oracle Internet Directory 10g Release 2(101202)インフラストラクチャに関連づけ

られているスタンドアロンのOracle Containers for J2EEのインスタンスがあるシス

テムにパッチを適用する場合パッチの適用中にOC4J管理者のパスワードの入力

を求めるプロンプトが表示されると次のメッセージが表示されることがあります The operation is unsupported

このメッセージは無視してください

stopallコマンドを使用してOPMNプロセスを停止している間に次のメッセージ

が表示されることがあります

Error

--gt Process (index=1uid=1998741206pid=13253) time out while waiting

for a managed process to stop Log exampleproduct1013OracleAS_3

opmnlogsdefault_group~oc4j_owsm ~default_group~1log opmnctl

graceful stop of processes failed trying forceful shutdown

このメッセージは無視してください

77 OC4Jトランザクションのサポート Oracle Application Server 10g Release 3(101310)の OC4J トランザクションマネージャ

にはRecoverable Last Resource Commit(RLRC)と呼ばれる機能が含まれていますこ

の機能はLast Resource Commit(LRC)トランザクションに対する強化されたリカバリ

メカニズムを提供しトランザクションの全体的なパフォーマンスを向上します

RLRC ではデータベース表を使用してトランザクション ID のコミットレコード

が保持されますこのため中間層内の OC4J トランザクションログにコミットレ

コードを保持する必要がなくなりますコミットレコードの書込みは 2 段階のコミッ

トプロセスにおけるパフォーマンスコストの大部分を占めます

注現在 RLRC は非 XA リソースがデータベースである場合のみ利用で

きますさらにコミットレコードはデータベース内に保持されるため

RLRC トランザクションなどのリカバリが必要な場合にはこのデータ

ベースにアクセスできる必要があります

RLRC 機能の設定手順は次のとおりです

1 サーバーが稼動している場合は停止します

2 コミットレコードを保持するデータベースに接続し次のSQLスクリプトを実行

して必要なスキーマをインストールします J2EE_HOMEdatabasej2eejtaoraclelast_resource_commitsql

37

3 J2EE_HOMEconfigdata-sourcesxmlファイルを開きますコミットレコード

のデータベースにアクセスするための接続プールを編集または作成してコネク

ションファクトリ要素の一部としてcommit-record-table-name属性を指定します 次に例を示します

[] ltconnection-pool name=Example Connection Pool num-cached-statements=10gt ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource user=scott password=password url=jdbcoraclethinmyServer5521main commit-record-table-name=scottOC4J_TX_RLRC_LOGgt ltproperty name=connectionCachingEnabled value=falsegt ltproperty name=implicitCachingEnabled value=truegt ltproperty name=maxStatements value=50gt ltconnection-factorygt ltconnection-poolgt []

注commit-record-table-name属性の名前に指定する値は完全修飾さ

れている必要があり指定するユーザー資格証明にはこの表に対する

deleteおよびselect権限が必要です

4 (オプション)J2EE_HOMEconfigtransaction-managerxmlファイルを開き

RLRC機能の実行時の動作を変更します 次に例を示します [] ltcommit-coordinatorgt ltmiddle-tiergt ltrecovery retry-interval = 300 rlrc-min-purge-interval=10 rlrc-purge-size=1000gt ltmiddle-tiergt ltcommit-coordinatorgt [] この例では次のパラメータが使用されています

nrlrc-purge-intervalはデータベース内でコミットレコードのバッチパー

ジがおこなわれる間隔(ミリ秒単位)です

nrlrc-purge-sizeはデータベース内でコミットレコードのバッチパージ

がおこなわれる間に削除されるバッチのサイズです

78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する 10g Release 3(101310)Oracle ホームにパッチを適用し10g Release 3(101310)Oracle ホームのインストール時に次のインストールオプションを選択している場合

Application Server Control Console を表示できないことがあります

Advanced Install オプションを選択している

インストールのタイプとしてJ2EE Server Web Server and SOA Suite を選択して

いる

Administrator OC4J インスタンスとして機能するようにインスタンスを構成している

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のインストール中にこれらのオプショ

ンをすべて選択している場合インストール完了後Application Server Control Consoleが表示されないことがまれにありますこの問題は10g Release 3(101340)パッチ

38

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

3 Invoke アクティビティを作成しAdapters タブにアウトバウンドヘッダー変数を

作成します

4 手順 3 で作成したアウトバウンドヘッダー変数を使用してCodedCharSetID要素をアウトバウンドに割り当てます

3 パッチセットのドキュメント このリリースの Oracle Application Server パッチセットに関連するドキュメントは次の

2 つです

『Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit)』(本書)このドキュ

メントには次の情報があります - パッチセットの適用に必要なシステム要件および適用または削除の方法 - Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に関す

る既知の問題のリスト Linuxのドキュメントは配布されるパッチセットのOracleAppServer10g_

10134_Linux_Patchsetdocreadmehtmlファイルに含まれています Microsoft Windows の ド キ ュ メ ン ト は 配 布 さ れ る パ ッ チ セ ッ ト の

OracleAppServer10g_10134_Windows_Patchsetdocreadmehtm

lファイルに含まれています

『Oracle Application Server Fixed Bugs List 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)』このドキュメントにはこのリリースで修正されているOracle Application Server関連のすべての一般的なバグ(全オペレーティングシステムに

共通)が製品グループごとに一覧表示されています Linuxのドキュメントは配布されるパッチセットのOracleAppServer10g_

10134_Linux_Patchsetdocbugsfixedhtmlファイルに含まれていま

す Microsoft Windows の ド キ ュ メ ン ト は 配 布 さ れ る パ ッ チ セ ッ ト の

OracleAppServer10g_10134_Windows_Patchsetdocbugsfixed

htmlファイルに含まれています

また次の Oracle MetaLink Note にはこのパッチセットに関する情報があります

Oracle MetaLink Note 7270681 Oracle Application Server Patch Set Notes Addendum 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)

Oracle MetaLink Note 3970221 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Support Status and Alerts

Oracle MetaLink のアドレスは次のとおりです httpmetalinkoraclecom

4 パッチセットの要件 システムの基本要件についてはインストールガイドおよびリリースノートを参照

してください

パッチセットの詳細な要件については次の各項を参照してください

第 41 項必要なソフトウェア

第 42 項インストールの前提条件

6

注使用しているシステムがこの項に記載されている最小限の要件のいず

れかを満たさない場合はこのパッチセットのサポートに関するサービ

スリクエストを記入してください

41 必要なソフトウェア このパッチセットの前にインストールしておく必要があるシステムソフトウェアの

一覧を以下に示します

Oracle Application Server 10g Release 3(101300)10g Release 3(101310)10g Release 3(101320)または 10g Release 3 Patch Set 3(101330) リリース番号は次のプロパティファイルのリリース番号で確認できます

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEconfigiasproperties

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEconfigiasproperties

サポートされている次のオペレーティングシステムのどちらか一方

minus - Linux x86

minus - Microsoft Windows(32-Bit)

注Oracle BAM 101340 はOracle BAM 101330 にのみ適用できます

Oracle BAM 101340 でサポートされているプラットフォームについて

は『101340 Release Notes and New Features』を参照してください

42 インストールの前提条件

以下はこのパッチセットのインストールに関する前提条件です

システム構成がドキュメントに記載されている推奨のシステム構成を満たしてい

るかどうかを確認します

Microsoft Windowsのtmpディレクトリとtempディレクトリの環境変数が

『Oracle Application ServerG管理者ガイド』の記載内容に従い設定されていることを

確認します

このパッチセットを適用する前または既存の Oracle ソフトウェアに変更を加

える前にOracle ソフトウェアおよびインベントリのバックアップを取ります

Oracle ソフトウェアおよびインベントリをバックアップする方法については管理

者ガイドを参照してください

使用している環境によっては次の手順を実行してからパッチを適用する必要があ

ります

第 421 項Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレード

スクリプトを実行する

第 422 項Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプト

を実行する

7

421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアッ

プグレードスクリプトを実行する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101310)インスタンスに適用する前に次の手順を実行する必要があります

1 Orabpel ユーザーとして Oracle データベースに接続します

2 BPEL 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のス

クリプトを実行します

minus Linux x86 の場合upgrade_10131_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus - Oracle Databaseを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_

10131_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus - Oracle Database Liteを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合

upgrade_ 10131_10134_olitesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

3 Oraesb ユーザーとして Oracle データベースに接続します

4 ESB 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のスク

リプトを実行します

minus - Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqloracleディレクトリにあります

minus - Oracle Databaseを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_

10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqloracleディレクトリにあります

minus - Oracle Database Liteを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合

upgrade_ 10133_10134_olitesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqlotherディレクトリにあります

5 インスタンスを再起動します

8

422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済み

インスタンスでアップグレードスクリプトを実行する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release 3(101331)または MLR パッチ済みインスタンス

に適用する前に次の手順を実行する必要があります

1 Orabpel ユーザーとして Oracle データベースに接続します

2 BPEL 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のス

クリプトを実行します

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracle Databaseを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_

10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracle Database Liteを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合

upgrade_10133_10134_olitesql このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

3 ESB 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のスク

リプトを実行しますログインプロンプトが表示されたらoraesb ユーザーとし

てログインします(oraesb パスワードを入力)

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqloracleディレクトリにあります

minus Oracle Databaseを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_

10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqloracleディレクトリにあります

minus - Oracle Database Liteを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合

upgrade_ 10133_10134_olitesql このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqlotherディレクトリにあります

4 インスタンスを再起動します

5 パッチセットの適用 この項では以下のトピックについて説明します

第 51 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

適用する

第 53 項サイレントおよび非対話型パッチの適用

9

第 52 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する

第 54 項クラスタ環境にパッチセットを適用する

第 55 項10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジ

にパッチセットを適用する

第 56 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

再適用する

51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

適用手順について説明します次の項が含まれます

第 511 項既存環境をバックアップする

第 512 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

511 既存環境をバックアップする 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を自動的に削除する手段はありません

既存の環境のバックアップを取ってからOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールすることを強く推奨しますバックアップがあ

ればOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を削除し

てもまたはパッチの適用中に問題が発生した場合でも元の環境をリストアできます

データベースを元の状態に戻せるように使用しているデータベーススキーマのバッ

クアップを取る必要があります

参照Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリの詳細について

は『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』のバックアップとリカバリの

概要を参照してください

512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する パッチセットの適用手順は次のとおりです

1 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101300)Oracleホームに適用しシステムで Enterprise Javabeans 30 アプリケーションを使用する

場合パッチを適用する前にそのアプリケーションをアンデプロイする必要があり

ます パッチセットを 10g Release 3(101310)または 10g Release 3(101320)Oracleホームに適用する場合はこの手順を実行する必要はありません

アプリケーションをアンデプロイする手順は次のとおりです

a 元のインストールに使用したのと同じユーザー名で Application Server Control Console にログインしますアプリケーションが特定の OC4J イン

スタンスにデプロイされている場合はその OC4J インスタンスの OC4Jホームページに移動します アプリケーションをグループにデプロイしている場合はそのグループの

ページに移動します

10

参照Application Server Control の詳細については『Oracle Application ServerG管理者ガイド』の管理ツールの概要を参照してください

b c d

「Applications」をクリックしてアプリケーションのリストを表示します EJB 30 アプリケーションを選択します 「Undeploy」をクリックします

2 JDK Release 142 とともに OC4J インスタンスを使用する場合は次の手順を実行

して JDK Release 142 を置き換えてからパッチセットを適用する必要があります

パッチを適用後Release 15 を Release 142 で置き換えます

a Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセス

を停止します

b ORACLE_HOMEopmnconfopmnxmlファイルをバックアップします

c id=java-binのltdatagt要素内のJavaシステムプロパティを削除します

ltdatagt要素はopmnxmlファイルのltcategory id=start-parametersgt

要素内にあります

たとえばopmnxmlに以下の行が含まれている場合 ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-bin value=myhostjdk142binjava gt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt ファイルを次のように編集する必要があります ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt

d Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセス

を再起動します

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101300)Oracle ホームに適用しユーザー環境で Oracle Application Server Cold Failover Cluster トポロジを使用する場合以下の手順を実行する必要があります

11

a opmnxmlファイルを開きnotification-serverセクションで次の行を探しま

す ltipaddr remote=virtual_hostname request=virtual_hostnamegt このエントリがない場合はopmnxmlファイルに追加します前述の例で

は virtual_hostnameは実際の仮想ホスト名ですこの名前は

VIRTUAL_HOSTNAME変数と同じものにする必要があります

b Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN)を再起動します

4 dsaconfファイルを編集している場合はコピーを作成しますこのファイルは

パッチの適用中に上書きされます

5 アダプタを使用する場合はoc4j-raxmlファイルのコピーを作成しますこの

ファイルはパッチの適用中に上書きされます

6 ORACLE_ HOMEowsmbininstallpropertiesファイルに次の値が設定されてい

ることを確認します installhttphost=hostname installhttpport=7777

7 OC4J インスタンスが稼働していることを確認しますステータスは次のコマンド

を使用して確認できます

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl status

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl status

8 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)メディアの

Disk1 を挿入するか解凍したパッチセットソフトウェアを含むディレクトリ

の Disk1 サブディレクトリに移動します

9 Oracle Universal Installer を起動します

minus Linux x86 の場合 runInstallerコマンドを実行します

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 「setupexe」をダブルクリックします

表 2にパッチセットの適用中に表示される手順と画面を示します

注インストール手順の実行中に利用できるオンラインヘルプには

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のフルインストール

およびパッチセットのインストールに関する情報がありますしたがっ

てオンラインヘルプはパッチセットのインストール手順に特化し

たものではありませんOracle Universal Installer画面を使用した10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のインストールに関する具体的

な情報については表 2を参照してください

12

表 2 Oracle Application Server パッチの適用中に表示される画面

画面 操作

Welcome Oracle Universal Installer Welcome 画面を確認して「Next」をクリック

します

Welcome 画面に Oracle Universal Installer に関する情報が表示されます

インストール画面には以下のボタンが表示されます

Deinstall Products個々のコンポーネントまたは製品全体を削

除しますこのボタンは Welcome 画面にのみ表示されます

About Oracle Universal InstallerOracle Universal Installer のリ

リース番号を表示します

Help各画面の機能に関する詳細情報にアクセスできます

Installed Products現在インストールされている製品を表示

あるいは製品全体または個々のコンポーネントを削除します

Back前の画面に戻りますこのボタンは Welcome 画面では使

用できません

Next次の画面に進みます

Install選択した製品をインストールしますこのボタンは

Welcome 画面では使用できません

Cancelインストールプロセスを中止してOracle Universal Installer を終了します

Specify File Locations Specify File Location 画面ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のソースのフルパスを確認しインス

トール場所を選択できます

Source製品のインストール元であるproductsxmlファイル

のフルパスですOracle Universal InstallerをrunInstallerコマ

ンドまたはsetupexeファイルを使用して起動している場合

Oracle Universal Installerによってproductsxmlファイルのデ

フォルト値が検出されて使用されますパスは変更しないでくだ

さい

Nameパッチを適用するOracleホームの名前を選択します Oracleホームは名前で特定できますドロップダウンメニュー

から名前を選択するとPathフィールドが自動的に更新されて

選択したOracleホームの場所が表示されます

PathこのフィールドはNameドロップダウンメニューから

既存のOracleホームを選択すると自動的に入力されます

Browseこのボタンを使用してファイルシステムに移動し

ソースまたは宛先の場所を選択します

ファイルの場所を指定したら「Next」をクリックします

Administrator(oc4jadmin)Password

パッチを適用している Oracle Application Serverインスタンスの

oc4jadminユーザーパスワードを入力します「Next」をクリック

します

Prompt この画面では中間層のシャットダウンが表示されます「OK」をク

リックします

選択内容を確認して「Install」をクリックします Summary

13

表 2(続き)Oracle Application Server パッチの適用中に表示される画面

画面 操作

この画面にはパッチセットのインストールの進行状況が表示されま

す Install Progress

Configuration Assistants この画面には構成アシスタントの進行状況が表示されます構成アシ

スタントによってインストールの最後に自動でコンポーネントが構成

されます

Oracle Application Server 構成アシスタントのログファイルの具体的な

場所については『Oracle Fusion Middleware Installation Concepts and Repository Creation Utility ユーザーズガイド』を参照してください

「Exit」をクリックしてOracle Universal Installer を終了します End of Installation

注Oracle BPELOracle ESBおよび Oracle WSM の環境にパッチセッ

トを適用する場合はパッチセットの適用中に構成アシスタントが正常

終了していることを確認してください構成アシスタントが失敗した場合

は構成アシスタントを再試行しますまた失敗した場合はOracle Process Manager and Notification Server が起動していて必要なアプリケーション

がすべて稼動していることを確認しますOPMN が起動したら構成アシ

スタントを再試行します

パッチの適用をキャンセルする場合はOracle Support に連絡してパッ

チの適用以外で構成アシスタントを実行する方法を確認してください

10 現在のdsaconfファイルを手順 4 で作成したコピーで置き換えます

11 oc4j-raxmlファイルを手順 5 で作成したコピーで置き換えます

52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

Oracle Business Activity Monitoring 101330 のインストールに適用する手順について説

明します

Oracle BAMのインストールにパッチを適用する際setupexeをダブルクリックしたり

直接実行したりすることはできませんOracle BAM のインストールにパッチを適用す

るには次の各項の説明に従い10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

します

第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境を

バックアップする

第 522 項Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッ

チセットを適用する

521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする Oracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境のバックアップを取る手順

は以下のとおりです

14

注既存の Oracle BAM 101330 環境のバックアップを取ってからOracle BAM 101340 Patch Set をインストールしてくださいOracle BAM 101340 Patch Set はアンインストールできずスキーマがバージョン

101340 にアップグレードされるとOracle BAM Active Data Cache デー

タベースをダウングレードすることもできません

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 すべてのカスタマイズした構成ファイルイメージファイルおよびデータベー

スファイルのバックアップを取ります Oracle BAM構成ファイル(変更されている可能性あり)はOracle BAMをアンイ

ンストールすると次のフォルダに保存されます ORACLE_HOMEConfigFilesBackup このフォルダはOracle BAMをアンインストールしても削除されませんただし

ファイルを別の場所に移動することは可能です さらにレポートまたはビューがバックグラウンドでイメージファイルを使用す

る場合imagesフォルダのバックアップを取る必要がありますOracle BAMをア

ンインストールするとimagesフォルダもORACLE_HOMEBAMimagesフォルダに保

存されます

3 Oracle データベースツールを使用してOracle BAM Active Data Cache データベー

スのフルバックアップを作成します

4 Oracle Enterprise Link for BAM をインストールしている場合はEnterprise Link Data Flow Service のすべての設定をメモします

注binary_doubleのサポート問題を回避するにはOracle Database Data Pumpのexpユーティリティではなくexpdpユーティリティを使用します

522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インス

トールにパッチセットを適用する

注Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)ではOracle BAM は Microsoft Windows(32-Bit)でのみ利用できます

Oracle BAM 101340 でサポートされているプラットフォームについて

は『10134 Release Notes and New Features document』の Oracle BAM の

項を参照してください

パッチセットの適用手順は次のとおりです

1 DOS コマンドウィンドウを開きます

2 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)メディアの

Disk1 を挿入するか解凍したパッチセットソフトウェアを含むディレクトリ

のDisk1bamサブディレクトリに移動します

3 次のように入力してsetup_bambatファイルを実行します setup_bambat BAM_location

15

BAM_locationのデフォルト値はCOracleBAMです

Oracle BAM が複数のマシンにデプロイされている場合はサーバーボックスごとに

Oracle BAM パッチインストーラを実行する必要があります

53 サイレントおよび非対話型パッチの適用

この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

サイレントまたは非対話型で適用する方法について説明します

1 台以上のコンピュータに対して同様の適用をおこなう場合はサイレントパッ

チ適用を使用しますサイレントパッチ適用ではコマンドラインを使用して

リモートでパッチを適用することもできます

特定の画面を確認したいまたは一部の情報を対話形式で入力したい場合は非対

話型パッチ適用を使用します

サイレントまたは非対話型パッチ適用をおこなうにはインストーラにレスポンス

ファイルと呼ばれるテキストファイルを提供しますインストーラはレスポンス

ファイル内の変数およびパラメータ値を使用してインストーラのプロンプトの一部ま

たはすべてに応答します

この項には以下のトピックが含まれています

第 531 項サイレントインストール

第 532 項非対話型インストール

第 533 項レスポンスファイル

第 534 項サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する

531 サイレントインストール サイレントインストールの場合インストールを監視する必要はありません情報を

入力することはなく監視するためのグラフィカルユーザーインタフェースもあり

ません

サイレントインストールをおこなうにはインストーラにレスポンスファイルを提

供してコマンドラインで-silentフラグを指定します

532 非対話型インストール 非対話型インストールの場合インストーラには通常のインストールと同様グラフィ

カルユーザーインタフェースが表示されます特定のインストーラプロンプトに

対するエントリがレスポンスファイルに存在しない場合はユーザーがインストール

中に応答する必要があります

533 レスポンスファイル レスポンスファイルはパッチセットを適用する前に作成する必要がありますまた

任意のテキストエディタを使用して編集できますまずOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の次のディレクトリにあるレスポンスファ

イルのテンプレートoracleasj2eepatchsetCustomrspをコピーします

Linux x86 の場合Disk1stageResponse

Microsoft Windows(32-Bit)の場合Disk1stageResponse

テンプレート内のパラメータには次の 3 種類の値があります

定数

16

オプションの値

必須の値

これらのパラメータについては以下の各項で説明します

定数 パッチセットの適用を正常におこなえるように事前に設定されたテキストまた

はブール値があります上級ユーザー以外はこれらの値を変更しないでください

minus Linux x86 の例 FROM_LOCATION=Disk1stageproductsxml SHOW_SUMMARY_PAGE=false

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

FROM_LOCATION=EDisk1stageproductsxml SHOW_SUMMARY_PAGE=false

オプションの値 パラメータが文字列ltValue Unspecifiedgtに設定されている場合インストーラ

はこのパラメータを無視しますインストーラはパラメータのデフォルト値を使

用するか現在インストールされているOracle Application Serverから値を取得しま

す上級ユーザー以外はこれらの値を変更しないでください

minus Linux x86 の例 UNIX_GROUP_NAME=ltValue Unspecifiedgt

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

RESTART_SYSTEM=ltValue Unspecifiedgt

必須の値 パラメータが文字列ltValue_Requiredgtに設定されている場合この文字列をテキ

ストまたはブール値で置き換える必要がありますサイレントパッチ適用の場合

値を指定しないとプロセスが失敗します非対話型パッチ適用の場合この文字

列をテキストまたはブール値で置き換えないとプロセスが一時停止し通常の画

面が表示されてこの値の入力を求められます Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用では

次のパラメータの値を指定する必要があります

minus ORACLE_HOME

これはパッチを適用するインストールが含まれる Oracle ホームディレク

トリのフルパスです

lowast サイレントパッチ適用の場合はOracleホームへのパスがあるエン

トリ ORACLE_HOME=ltValue_Requiredgt を更新する必要があります次を参照してください Linux x86 の場合ORACLE_HOME=privateoracleAppSrvHome

Microsoft Windows(32-Bit)の場合ORACLE_ HOME=

17

CprivateoracleAppSrvHome

このエントリを更新しない場合プロセスは失敗します

lowast 非対話型パッチ適用の場合このエントリを更新しないとインス

トーラが一時停止してFile Locations ダイアログが表示されます

534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する手順は次のとおりです

注サイレントパッチ適用中に使用中のファイルがある場合(ユーザー

がファイルを開いているなど)プロセスが終了することがあります終

了してしまった場合は開いているファイルを特定して対応するプロセ

スを停止する必要があります該当プロセスを停止後パッチの適用を再

度開始できます

1 製品のインストールメディアからレスポンスファイルのテンプレートを使用し

ているコンピュータにコピーします

2 コピーしたファイルに必要な変更を加えて保存します

3 dsaconfファイルを編集している場合はコピーを作成しますこのファイルは

パッチの適用中に上書きされます

4 アダプタを使用する場合はoc4j-raxmlファイルのコピーを作成しますこの

ファイルはパッチの適用中に上書きされます

5 パッチの適用を開始しますインストーラのresponseFileパラメータの値として

レスポンスファイルのパスとファイル名を指定しますサイレントインストー

ルの場合はsilentパラメータも指定します次のMicrosoft Windowsの例ではEはインストールメディアのドライブです

サイレントパッチ適用

minus Linux x86 の例 gt runInstaller -silent -responseFile absolute_path_and_filename

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

Egt setupexe -silent -responseFile absolute_path_and_filename

非対話型パッチ適用

minus Linux x86 の例 gt runInstaller -responseFile absolute_path_and_filename

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

Egt setupexe -responseFile absolute_path_and_filename

18

注Oracle Business Activity Monitoring101340 のサイレントパッチ適用

を実行するにはEDisk1BAMディレクトリから次のコマンドを実行し

ますEはインストールメディアのドライブです EDisk1BAMgt setup_bambat ltBAM Install Locationgt -silent

たとえばOracle BAMをCOracleBAMにインストールしている場合は

次のコマンドを使用してサイレントモードでパッチを実行します EDisk1BAMgt setup_bambat COracleBAM -silent

6 インベントリディレクトリ内のログファイルでエラーがないことを確認します

ログファイルは次のディレクトリにあります

minus Linux x86 の場合 oracle_inventory_pathlogsinstallActiontodays_date_timelogoracle_inventory_pathlogssilentinstalltimestamplog oracle_inventory_pathの値は次のファイルに格納されています varoptoracleoraInstloc

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

Coracle_inventory_pathlogsinstallActiontodays_date_time log Coracle_inventory_ pathlogsinstallActionsilentinstalltimestamplog oracle_inventory_pathの値は次のディレクトリにあります varoptoracleoraInstloc 前述の例ではファイルが置かれている場所がCドライブだと仮定しています

フ ァ イ ル の 場 所 を 判 定 す る に は レ ジ ス ト リ の

HKEY_LOCAL_MACHINESOFTWAREOracleinst_locエントリを確認します

ログファイル名の形式はinstallActionstodays_date_timelogです

7 現在のdsaconfファイルを手順 6 で作成したコピーで置き換えます

8 oc4j-raxmlファイルを手順 4 で作成したコピーで置き換えます

54 クラスタ環境にパッチセットを適用する Oracle Application Server 10g Release 3(101300)10g Release 3(101310)10g Release 3(101320)または 10g Release 3(101330)クラスタトポロジを管理している

場合はクラスタ内の各アプリケーションサーバーインスタンスに Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用できます次の手順を参照

してください

参照ESB Runtime インスタンスの構成の詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

1 第 2 項このパッチセットについてで更新しているリリースに該当する情報を

確認します たとえばパッチセットを 10g Release 3(101300)の環境に適用している場合

は第 211 項パッチセットを 10g Release 3(101300)Oracleホームに適用す

19

るときの注意点を確認してください

2 クラスタ内の 1 つのアプリケーションサーバーインスタンスにパッチセット

を適用するには第 51 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用するに記載されている説明に従います

3 パッチを適用後新たにパッチを適用したインスタンスが稼働中であることを確認

します たとえばApplication Server Control Console に移動して新たにパッチを適用した

インスタンスがクラスタのメンバーとして表示されていることを確認します該当

のインスタンスが稼動していることを確認してアプリケーションサーバーの

ホームページまたはそのインスタンスの OC4J ホームページにドリルダウンしま

4 第 6 項適用後のタスクに記載されている自分の環境に当てはまるタスクを実行し

ます

5 クラスタ内の残りのアプリケーションサーバーインスタンスに対して手順 2~4 を繰り返します

注10g Release 3(101300)クラスタにパッチを適用している場合は

10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Fusion Middleware Upgrade Guide for Enterprise Deployments』で詳細を確認してく

ださい

55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメ

ントトポロジにパッチセットを適用する この項では最小の停止時間で10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジに適用する方法について

説明しますパッチの適用中にインストーラによって Oracle ホーム内のすべてのコン

テナにパッチが適用されます

551 このパッチセットを適用する前に パッチセットを適用する前に『Oracle Application ServerG エンタープライズデプ

ロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』の情報を確認してください

パッチの適用手順では以下のことが前提となっています

『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリー

ス 3(101310)』に説明されている 10g Release 3(101310)mySOACompanyトポロジにパッチを適用していること

10g Release 3(101310)mySOACompany トポロジにはスタンドアロンの Oracle BPELOracle ESBおよび Oracle WSM インストーラを使用して作成した Oracleホームだけが含まれていること統合された Oracle SOA Suite インストーラを実行

してOracleホームを作成し未使用のコンポーネントを無効にしている場合でも

この手順に従う必要がありますただし有効なコンポーネントに適用されるすべ

てのアプリケーション層の手順を実行してからパッチを適用する必要があります

詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメント

ガイド』の第 3 章mySOACompany の Web 層とアプリケーション層のインストー

ルと構成を参照してください

20

すべてのOracleホームおよびトポロジ内のすべての oraInventory情報のフルバッ

クアップを取っていること詳細については『Oracle Application ServerG 管理者

ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

552 パッチセットを適用する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)mySOACompanyエンタープライズデプロイメントトポロジに適用する手順は以下のとおりです

1 BPEL 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のアッ

プグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示されたら

ORABPEL ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

2 Oracle ESB 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次

のアップグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示された

らORAESB ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

3 最初にパッチを適用する中間層のインスタンスを 1 つ選択します選択できるの

はBPELESB Runtime(ESBR)または ESB Design Time(ESBD)インスタン

スです

4 次の手順を実行してパッチを適用しているインスタンスのルーティング ID を変

更しますこの変更により新たな HTTP 要求の受入れが拒否されインスタンス

による不要なプロセスの実行が回避されます

a opmnxmlファイルのバックアップコピーを作成しますORA-HOME1

ORA-HOME2またはORA-HOME3に対応するORACLE_HOMEの値(『Oracle

21

Application ServerGエンタープライズデプロイメントガイド』を参照)

はパッチを適用しているインスタンスによって異なります次に例を示

します cp ORACLE_HOMEopmnconfopmnxml ORACLE_

HOMEopmnconfopmnxmlbackup

b opmnxmlファイルを編集してパッチを適用しているインスタンスのルー

ティングIDを変更しますたとえばOC4J_SOAインスタンスにパッチを適

用している場合はルーティングIDを指定する行を追加します次の例の

太字部分を参照してくださいこのインスタンスではOracle BPELOracle ESBまたはOracle WSMを実行できます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=OC4J_SOA module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-parametersgt

ltdata id=routing-id value=Ygt

注ハードウェア LBR を変更するのではなくルーティング ID を使用し

て OC4J へのルーティングを回避することを推奨しますLBR 構成を変更

する場合Oracle HTTP Server へのルーティングだけを回避することにな

ります構成内にあるほかの Oracle HTTP Server のインスタンスはパッ

チを適用している OC4J へのリクエストをクロスルーティングできます

この方法は新たな HTTP リクエストの実行を阻止しますそのほかの起

動しているサービス(JMS など)はコンテナが停止するまで稼動し続け

ます

5 ESB Design Time(ESBD)インスタンスだけの場合 opmnxmlファイルを編集してサービスフェイルオーバー構成を削除しますこ

れでインスタンスがESBDに対して非アクティブ-パッシプな構成に戻りますた

とえばファイルに以下のエントリが含まれている場合

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J service-failover=1

status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgt

次のように修正します

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUP numprocs=1gt

6 パッチを適用しているインスタンスのデータベース情報を変更しますこれで

パッチを適用している間にSOA コンポーネントからデータベースにトランザク

22

ションが渡るのを防げます

a パッチを適用しているインスタンスのORACLE_HOMEでdata-sourcesxmlの

バックアップコピーを作成します次に例を示します

cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup

b datasourcesxmlファイルを編集して存在しないデータベースを指すよ

うにしますこれをおこなう方法としてはデータベースのポート番号を

意図的に正しくないポート番号に変更する方法がありますたとえばデー

タベースポート 1521 を使用している場合はすべての参照をポート 1522に変更します次の例の太字部分を参照してください ltconnection-factory

factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource

url=jdbcoraclethin

(DESCRIPTION=(ADDRESS_LIST=(LOAD_BALANCE=on)

(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)

(HOST=dehydusoraclecom)

(PORT=1522)))

(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=orcl)))

user=oraesb password=-gtesb_passwordgt

7 opmnxmlファイルにnumprocs=1を設定します

8 パッチを適用しているインスタンスを停止しますそのほかのインスタンスは実行

したままにできます

注継続中の HTTP 同期リクエストはすべて停止することを推奨します

停止操作では正常に停止するためにJMS コールなどのそのほかの種類

のリクエストは考慮されません

9 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を Oracle ホームに適用します

10 パッチを適用する前にインスタンス内の使用していないすべての SOA コンポー

ネントを無効にします無効にしない場合インスタンスを再起動するとそれら

のコンポーネントも起動します たとえばOracle ESB を使用していない場合はASControl から「ClusterTopology」「Applications」「Stop」の順に選択して ESB サービスを停止できます

11 インスタンスのルーティングIDを元の値に戻します次に例を示します ltdata id=routing-id value=g_rt_idgt この場合元の値はopmnxmlファイルのバックアップコピーに基づき決められま

すこの手順は手順bで説明したプロシージャとは反対のものです

12 ESB Design Time インスタンスの場合は次の 2 つの手順を実行して OPMN サービ

スのフェイルオーバーを有効にします

a OC4J_ESBDTのprocess-typeタグにservice-failover=1を追加します

b ESBDT_GROUPのprocess-setタグからnumprocs=1を削除しますつまり

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgtを元の値ltprocess-set id=

23

ESBDT_GROUP numprocs=1gtに戻します

13 opmnxmlファイルのnumprocの値を元の値に戻します

14 インスタンスデータのソース構成を手順 6 で作成したdata-sourcesxmlのバッ

クアップコピーをリストアして元の状態に戻します cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup ORACLE_

HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

15 インスタンスを再起動します

16 そのほかのBPELESB Runtime(ESBR)およびESB Design Time(ESBD)インス

タンスに対して手順 3~15 を繰り返し1 度に 1 つのORACLE_HOMEにパッチを適用

します

56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用中は

Available Product Components 画面が表示されますパッチの適用を続行するにはコ

ンポーネントツリーを展開してパッチを再適用するためにすべてのコンポーネント

を手動で選択する必要がありますこの選択をおこなわないとOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用に失敗します

6 適用後のタスク この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

適用後のタスクについて説明します以下のトピックが含まれます

第 61 項フルバックアップを実行する

第 62 項PHPを有効にする

第 63 項JDKをRelease 142 にリストアする

第 64 項BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する

第 65 項カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイ

する

第 66 項Java Single Sign-Onを有効にする

第 67 項Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをデプロイする

第 68 項WSILアプリケーションを手動でデプロイする

第 69 項Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する

第 610 項Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する

第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする

第 612 項Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク

第 613 項HTTP TRACEのサポートを無効にする

第 614 項Oracle BAM 101340 をアンインストールする

61 フルバックアップを実行する パッチセットをインストールしたらOracle Application Server 環境のフルバックアッ

24

プを実行する必要がありますバックアップを取ることで新たにパッチを適用した環

境をリストアできるようになります

また10g Release 3(101300)環境にパッチを適用する場合以前のバックアップは

10g Release 3(101320)Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリツー

ルでは使用できません

参照Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリの詳細について

は『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』のバックアップとリカバリの

概要を参照してください

62 PHPを有効にする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

PHP を有効にする必要がありますPHP を有効にする手順は次のとおりです

1 Oracle HTTP Serverのhttpdconf構成ファイルに以下の変更を加えます

a Oracle HTTP Serverの構成ファイルを検索して開きます Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf

b コメント文字()を使用して次のPHP 40ディレクティブをコメントにし

ます Linux x86 の場合 LoadModule php4_module libexeclibphp4so AddModule mod_php4c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php4_module modulesphp4apachedll AddModule mod_php4c

c 次のPHP 50 LoadModuleディレクティブを追加します Linux x86 の場合 LoadModule php5_module libexeclibphp5so AddModule mod_php5c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php5_module modulesphp5apachedll AddModule mod_php5c

d 次のAddTypeディレクティブを追加します AddType applicationx-httpd-php php php5 AddType applicationx-httpd-php-source phps

e httpdconfファイルを保存して閉じます

2 PHPRC環境変数をphp5iniファイルを指すように設定します

minus Linux x86 の場合 setenv PHPRC ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

25

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 set PHPRC = ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

63 JDKをRelease 142にリストアする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

JDK を Release 142 にリストアする必要があります手順は次のとおりです

1 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを停止

します

2 第 512 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

適用する で変更したOC4Jインスタンスのopmnxmlファイル内にあるltdata id=java-optionsgt要素から-XXAppendRatio=3の行を削除します

3 ID属性がjava-binであるltdatagt要素にJavaシステムプロパティを設定します編集

後のファイルは次のように表示されます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-bin value=myhostjdk142binjava gt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt

4 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを再起

動します

64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する data-sourcesxml フ ァ イ ル を 編 集 し て JDBC factoryClass パ ラ メ ー タ を

oraclejdbcOracleDriver か ら BPELPM_CONNECTION_POOL パ ラ メ ー タ の

oraclejdbcpoolOracleDataSourceに変更しますファイルの設定は次の例の太

字で示されている部分のようにする必要があります ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource url=jdbcoraclethinscotttigerstadd141521db5617gt

data-sourcesxml ファイルは直接または Oracle Enterprise Manager を使用(『Oracle Containers for J2EEG リソースアダプタ管理者ガイド』を参照)して編集できます

65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを

再デプロイする カスタムセキュリティ設定(Oracle Single Sign-On を使用するなど)を使用してアプ

リケーションを構成している場合10g Release 3(101340)を適用後にアプリケーショ

ンを再構成して再デプロイする必要があります

26

66 Java Single Sign-Onを有効にする 10g Release 3(101330)をOracle Application Server 10g Release 3(101300)のインス

トールに適用する場合はjaznxmlファイルを編集してJava Single Sign-Onを有効にす

る必要がありますjaznxmlファイルを編集したらインスタンスを再起動します

詳細については『Oracle Containers for J2EEGセキュリティガイド 10g(101310)』

の第 14 章OC4J Javaシングルサインオンを参照してください

67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする 10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてパッチセットを適用する前

に Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをアンデプロイした場合はパッチセッ

トを適用後にそれらのアプリケーションを再デプロイする必要がありますアプリケー

ションをデプロイする手順は次のとおりです

1 Application Server Control Console にログインします

2 アプリケーションが特定の OC4J インスタンスにデプロイされる場合はその OC4Jインスタンスの OC4J ホームページに移動しますアプリケーションがグループに

デプロイされる場合はそのグループのページに移動します

3 「Applications」をクリックします

4 「Deploy」をクリックして画面の指示に従います詳細な情報が必要な場合は

「Help」をクリックしてください

68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする Oracle Application Server 10g Release 3(101310)以降ではWeb Services Inspection Language(WSIL)がサポートされていますWSIL を使用するとインスタンスにデプ

ロイされているすべての Web サービスを確認できます

10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてWSIL を利用する場合は手

動でデプロイする必要がありますWSIL アプリケーションをデプロイする手順は次の

とおりですこの手順はOC4J のインスタンスが実行していることを前提としていま

1 Application Server Control Console にログインします

2 OC4J ホームページで「Administrations」をクリックしますこれでデプロイ

されているアプリケーションの一覧を確認できます

3 「Deploy」をクリックしてDeploy Select Archive ページを表示します

4 Deploy Select Archive ページで以下の手順を実行します

a Application Server Controlを実行しているサーバーにすでに存在するアーカ

イブを選択します

b 次のwsil-iasearファイルのパスを入力します webserviceslibwsil-iasear

c 「Next」をクリックしてDeploy Application Attributes ページを表示します

5 Deploy Application Attributes ページで以下の手順を実行します

a Application Name フィールドに WSIL アプリケーションの名前を入力します

b Parent Application がデフォルトに設定されていることを確認します

c Bind Web Module to Site がデフォルトの Web サイトに設定されていることを

確認します

27

d Context Root がinspectionwsil に設定されていることを確認します

e 「Next」をクリックしてDeploy Deployment Settings ページを開きます

6 「Next」をクリックしてWSIL アプリケーションをデプロイしますConfirmation Page にWSIL アプリケーションのデプロイが成功したことが示されます

7 これで次のWebアドレスからWSILアプリケーションにアクセスできます httphostnameportinspectionwsil このURLではhostnameはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのホスト名portはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのポート番号です

69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する Oracle Enterprise Service Bus をインストールしていて中間層のインストールのいずれ

かをホストしているマシンの IP またはホスト名をクローンまたは変更する場合は次

の手順を実行する必要があります

参照Oracle Enterprise Service Bus サービスの更新方法の詳細については

『Oracle Application ServerG 管理者ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照

してください

1 次のスクリプトを実行してOracle ホームとシステム変数を設定します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptsh

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptbat

2 スクリプトを実行したコマンドラインウィンドウで次のコマンドを実行して

Oracle Enterprise Service Busサービスをエクスポートします ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベースサー

ビス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次のよ

うになります ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

28

3 オペレーティングシステムを更新してホスト名ドメイン名またはその両方

を正しい名前に変更します

4 オペレーティングシステムに必要な場合はホストを再起動します

5 ネットワーク内の別のホストからそのホストに Ping を発行できることを確認しま

すすべてが正しく解決されるように新しいホスト名を使用して Ping を発行して

ください

6 esbparampropertiesファイルを次のように編集します

minus IPアドレスまたはホスト名を変更している場合はDT_OC4J_HOSTプロパ

ティを新しいホスト名に変更しますたとえば新しいホスト名が

newhostexamplecomの場合はプロパティの値は次のようになります DT_OC4J_HOST=newhostexamplecom

minus ローカルマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HTTP_PORT を更新

して新しいポートにします

minus リモートマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HOST プロパティを

新しいホスト名にDT_OC4J_HTTP_PORT プロパティを新しいポートに更新

します

7 手順 2 で使用したのと同じコマンドラインウィンドウから次のコマンドを実行します

ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベース

サービス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次

のようになります ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=PASSWORD

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

8 各 Oracle ホームで次のコマンドを実行してホストにあるすべての中間層のインス

タンスを起動します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

29

9 この手順の最初の段階でOracle Application Server を自動的に開始するために無効

にしたプロセスがある場合はそれらを有効にします

10 サービスが ESB コンソールに一覧表示されておりアプリケーションが正常に稼動

していることを確認します

610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを

実行する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールしたらWebCenter アプ

リケーション用に作成したすべての OC4J インスタンスに対して ADF インストーラを

実行する必要がありますADF インストーラを実行しない場合ユーザーのカスタム

アプリケーションは ADF の最新の共有ライブラリにアクセスできません

ADF インストーラの実行方法の詳細については『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development Framework のための Fusion 開発者ガイド』の第 2921項ADFランタイムライブラリのインストールを参照してください

611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする このパッチで利用可能なすべてのバグ修正プログラムを確実に適用するにはOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したあとでOracle ADF アプリケーションを移行して再デプロイする必要がありますアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする手順は次のとおりです

1 Oracle Technology NetworkからOracle JDeveloper 101330 をダウンロードします

OTNのアドレスは次のとおりです httpwwworaclecomtechnologyindexhtml

2 ワークスペースを次の手順で移行します

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 と同じシステムにイ

ンストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「Yes」をクリックして101320 JDeveloper ビルドの system フォルダをポイントしますこれでJDeveloper 101340 へのデータベース接続をはじめとしたユーザー設定が移行されます

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 とは異なるシステム

にインストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「No」をクリックします(この場

合データベース接続は Oracle JDeveloper 101340 に移行されません

JDeveloper 101320 ではデータベース接続は IDEConnectionsxml に格納さ

れておりこのファイルはOracle JDeveloper systemディレクトリにあります

そのためOracle JDeveloper 101340 から Oracle JDeveloper 101320 のデー

タベースの接続にアクセスするにはsystem ディレクトリを移行する必要が

あります)Oracle JDeveloper 101320 のインスタンスから任意の Oracle ADFアプリケーションのワークスペースを Oracle JDeveloper 101340 の環境にコ

ピーしてアプリケーションワークスペースを開きますDo you want to migrate the workspace from a previous versionのプロンプトが表示されたら

「Yes」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle ADF アプリケーションを新しい EAR ファイ

ルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

30

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle Application Development Framework 開発者ガイド』

を参照してください

612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後はOracle WebCenterアプリケーションを使用する前に以下のタスクを実行する必要があります

第 6121 項JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする

第 6122 項移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義

する

第 6123 項10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタ

マイゼーションをコピーする

第 6124 項Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行

する

第 6125 項Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用した

アプリケーションを移行する

第 6126 項OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を

再構成する

第 6127 項101340 の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する

6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプ

リケーションを移行および再デプロイする JCR データコントロールを使用してOracle WebCenter アプリケーション内の分散し

たコンテンツを統合および公開している場合はOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後コンテンツリポジトリにアクセスできる

ことを確認するために以下の手順を実行する必要があります

1 第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイするの手順 1 と 2を実行します

2 次の手順を実行してアプリケーションサーバーの接続を作成します

a Connections Navigator で「Application Server」を右クリックして「New Application Server Connection」を選択します

b Welcome ページが表示されている場合は「Next」をクリックして Type ペー

ジを表示します

c Connection Name フィールドで接続の名前を指定します

d Connection Type リストから「Standalone OC4J 10g 1013」を選択します

e 「Next」をクリックしてAuthentication ページを表示します

f OC4J インスタンスへの認証に使用するユーザー名とパスワードを指定します

g 「Next」をクリックしてConnection ページを表示します

h OC4J インスタンスにアクセスするために使用するホスト名とポート番号を指

定しますOC4J インスタンスが Oracle JDeveloper と同じコンピュータにイン

ストールされている場合はlocalhost をホスト名として指定します

i 「Finish」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle WebCenter アプリケーションを新しい EAR ファ

31

イルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照して

ください

注最初に新しいアプリケーションサーバーの接続を Oracle WebCenterアプリケーションと関連づける必要があります関連づけるには次の手

順を実行します

1 Resources ノードでOracle WebCenter アプリケーション用に作成した

デプロイメントプロファイルを右クリックします

2 WAR Deployment Profile Properties ダイアログボックスの左側のペイ

ンで「Platform」を選択しTarget Connection で作成したアプリケー

ションサーバーの接続を選択します

3 「OK」をクリックします

6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を

再定義する アプリケーションを 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に移行する場合セ

キュリティで保護されたページの認可情報はアプリケーションと一緒に移行されませ

んそのためアップグレードする前にアプリケーションの ADF セキュリティを定義

していた場合は10g Release 3(101340)のインスタンスでページのアクセス権限を

再定義する必要があります実行する手順については『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレッ

トカスタマイゼーションをコピーする Preconfigured OC4J にデプロイされた PDJ-Java ポートレットに対して作成したカスタマ

イザーションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますそのためOracle Application Server インスタンスを 10g Release 3(1013)Patch Set 2(101320)から 10g Release 3(101340)にパッチを適用する場合は10g Release 3(1013)Patch Set 2

(101320)用に作成したカスタマイゼーションは利用できませんこれらのカスタマ

イゼーションを 10g Release 3(101340)の環境で利用できるようにする場合は次の

手順を実行する必要があります

1 portlet-client-deployjarファイルを使用してカスタマイゼーションをエクス

ポートします カスタマイゼーションをエクスポートおよびインポートする手順については

『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

2 EARファイルでportlet-client-deployjarファイルを再実行してカスタマイ

ゼーションをインポートします

3 OC4J_WebCenter インスタンスを再起動します

6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケー

ションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して No を選択した場合は

このタスクを実行します

Preconfigured OC4J にデプロイされたポートレットに対して作成したカスタマイゼー

ションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますOracle JDeveloper の以前

32

のリリースから移行していない場合は以前のインストールで作成したポートレット

カスタマイゼーションは新しい Oracle Jdeveloper のインストールでは利用できません

これらのカスタマイゼーションを利用したい場合は新しい Oracle JDeveloper のインス

トールのアプリケーションにカスタマイゼーションを手動でコピーする必要があります

OmniportletWebClippingWSRPおよびPDKサンプルポートレット用に作成したカ

スタマイゼーションは以前のJDeveloper_ homeportalportletdataディレクトリ

から新しいOracle JDeveloperのインストールに手動でコピーできますPreconfigured OC4JにデプロイしたカスタムPDK-Javaポートレットがある場合は『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のポートレットプリファレンスストア移行ユーティリティ

を参照してポートレットプリファレンスストア移行ツールを使用してこれらの

カスタマイゼーションを保存する方法を確認してください

6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレッ

トを使用したアプリケーションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して Yes を選択した場合は

このタスクを実行します

この場合Preconfigured OC4J にデプロイした大部分のポートレットに対するカスタマ

イゼーションはOracle JDeveloper の移行全体の一環として自動的に移行されますた

だしPDK-Java ポートレット用に作成したカスタマイゼーションは101340 のイン

スタンスに手動でコピーする必要がありますポートレットプリファレンスストア

移行ツールを使用してそのほかの PDK カスタマイゼーションを保存する方法について

は『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』のポートレットプリファレンス

ストア移行ユーティリティを参照してください

6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキ

シ設定を再構成する アプリケーションに OmniPortlet および Web クリッピングポートレットが含まれてい

る場合Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

後それらのポートレットのプロキシ設定を再構成する必要があります10g Release 3(101320)のインスタンスからはプロバイダ構成情報が移行されないのでこの再構

成はかならずおこなう必要があります

OmniPortlet および Web クリッピングプロデューサの HTTP プロキシ設定の構成方法

については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』の付録そのほかのポート

レット構成を参照してください

6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクス

ポートEARファイルを再作成する Oracle WebCenter アプリケーションを10g Release 3(101320)環境から 10g Release 3

(101340)環境に転送しており事前デプロイメントツールを使用してカスタマイ

ゼーションをエクスポートしエクスポート EAR ファイルを作成する場合jspx ペー

ジもエクスポートされます

Oracle JDeveloper 10g Release 3(101340)を使用するアプリケーションの移行中に jspxページに変更を加えアプリケーションをデプロイして10g Release 3(101320)で

作成したエクスポート EAR ファイルからカスタマイゼーションをインポートする場合

Oracle JDeveloper でおこなったページの変更内容は失われます編集したページが上書

きされるのを避けるにはportlet-client-deployjar ファイルの 10g Release 3(101340)バージョンを 10g Release 3(101320)のインストール環境にコピーし10g Release 3(101340)の事前デプロイメントツールを使用してエクスポート EAR ファイルを再

33

作成する必要があります

事前デプロイメントツールを使用してカスタマイゼーションをエクスポートおよび

インポートする手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照

してください

613 HTTP TRACEのサポートを無効にする HTTP TRACE メソッドはTRACE レスポンスのエンティティボディ内にあるクライア

ント HTTP からリクエストされたコンテンツを返しますこの動作によりリクエスト

の HTTP ヘッダーに含まれている Cookie や認証データなどの機密情報は攻撃を受けや

すくなります

この問題を回避するにはApache mod_writeモジュールを使用してHTTP TRACEリク

エストを拒否するかサイトの要件とポリシーを満たすのに必要なメソッドだけを許可

するようにします次の追加の構成情報をApache HTTP Serverの構成ファイルに追加し

ます RewriteEngine On RewriteCond REQUEST_METHOD ^TRACE RewriteRule - [F]

614 Oracle BAM 101340をアンインストールする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)Business Activity Monitoringをアンインストールする場合は適用後のタスクを実行する必要があります

このプロセスにはOracle BAM 101340 パッチセットのアンインストールと Oracle BAM 101330 のリストアが含まれます

これらの手順を実行するとOracle BAM 101340でおこなった変更はすべて失われます

Oracle BAM 101340 をアンインストールしてOracle BAM 101330 をリストアする

手順は次のとおりです

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 「コントロール パネル」「プログラムの追加と削除」の順にクリックしてOracle BAM アプリケーションを削除しますActive Data Cache データベースは削除されま

せん

3 ホストマシンを再起動します

4 SQLPlus コマンドを使用してActive Data Cache に使用したデータベースアカウ

ントに対する権限を(必要な場合はOracle Enterprise Link for BAM のデータベー

スアカウントも同時に)削除再作成およびリセットします

5 Oracleデータベースツールを使用してOracle BAM 101330 Active Data Cacheデータベーススキーマのバックアップをリストアしますこのバックアップは

Oracle BAM 101340 Patch Setをインストールする前に第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境をバックアップするで作成し

たものです Oracle Data Pump Impdpユーティリティを使用してBAM Active Data Cache DatabaseおよびOracleデータベースにあるOracle Enterprise Link for BAMリポジトリをリスト

アします

6 Oracle BAM 101330 環境を再インストールします インストール中にActive Data Cache および Oracle Enterprise Link for BAM リポジ

トリの「Build」または「Upgrade」オプションの選択を解除できます

7 ホストシステムを再起動します

8 Oracle BAM 101330 のバックアップを作成中にConfigFilesBackupファイルお

よびイメージディレクトリを元の場所から移動している場合はそれらをリスト

34

アします変更したOracle Enterprise Link for BAM Data Flow Serviceの設定もリスト

アします

7 既知の問題 以下の各項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の既知の問題について説明します

第 71 項Webサービスとクライアント間の非互換性

第 72 項EJB 30 に基づくWebサービス

第 73 項Oracle HTTP Server 1012 を使用する際にWebモジュールおよびWebサー

ビスをテストする

第 74 項bc4jearファイルのファイル名の変更

第 75 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

複数回適用する

第 76 項パッチ適用時のメッセージ

第 77 項OC4Jトランザクションのサポート

第 78 項パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する

第 79 項高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ

第 710 項TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示され

ない

第 711 項Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ

第 712 項シャットダウン時のBPELエラーメッセージ

第 713 項OC4J_WebCenterインスタンスログエラー

第 714 項BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示

第 715 項パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログ エラー

第 716 項Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)

第 717 項ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプ

タで失敗する

第 718 項パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される

第 719 項アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない

71 Webサービスとクライアント間の非互換性 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用したあとは以下の点に注意してください

Web サービスを再生成して再デプロイする場合は生成した WSDL に変更が加え

られます

10g Release 3(101300)クライアントをサービスに使用するとコンパイラエ

ラーで通信に失敗します これらの問題は次の方法で対処できます

Web サービスの EAR ファイルは再アセンブルしないでくださいWSDL は変更さ

れずクライアントは引き続きサービスと通信することができます

WebサービスのEARファイルを再生成する必要がある場合はクライアントを再生

成してラッパーを使用するクラスの名前に接尾辞Elementを追加しますこれ

はunwrapParametersがfalseに設定された状態でアセンブルされたラッパー

クラスをクライアントが使用することが前提となっています

35

72 EJB 30に基づくWebサービス Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用しEJB 30 でアセンブルした Release 3(101300)Web サービ

スを使用する場合サービスを再デプロイすると WSDL が変更されますこの場合

クライアントコードを再生成してサービスと通信できるようにする必要があります

73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュール

およびWebサービスをテストする Oracle Enterprise Manager Application Server Control にはテストページがありこのペー

ジを使用してアプリケーションサーバー環境にデプロイした Web モジュールおよ

び Web サービスをテストできますほとんどの場合テストページにはユーザー

の環境に現在設定されているWebサイトとポートの一覧が表示されますWebモジュー

ルまたは Web サービスの URL をテストする際には使用する Web サイトをこの一覧

から選択できます

参照Enterprise Manager のオンラインヘルプのTesting a Web Serviceおよび

Overview of Managing Web Modules

Oracle HTTP Server 10g Release 2(1012)を OC4J に対するフロントエンドとして使

用している場合テストページの Discovered Web サイトの一覧には何も表示されない

ことがありますこの場合Application Server Control を使用してWeb モジュールま

たは Web サービスの URL をテストすることはできません代わりに新しいブラウザ

ウィンドウを開いてブラウザのアドレスフィールドに Web モジュールまたは Webサービスの URL を入力します

参照10g Release 2(10132)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』のOracle Application Server 1013 での Oracle Application Server 1012 の構成

74 bc4jearファイルのファイル名の変更 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)はbc4jearファイルを使用しこ

のファイルをデフォルトのホームインスタンスにデプロイしますOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は新たに作成されたイ

ンスタンスのデフォルトのファイル名はdatatagsearになりますファイルのコンテ

ンツや機能は変わりません

75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は再

度パッチを適用しないでください再度適用するとエラーになる場合がありますた

とえばオラクルでは次のシナリオはサポートしていません

1 J2EE およびWebserverオプションを設定してOracle Application Server 10g Release 3(1013)をインストールする

2 Oracle Enterprise Service Bus 10g(101310)のスタンドアロン中間層をインストー

ルする

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

4 Oracle BPEL Process Manager 10g(10131)のスタンドアロン中間層または Oracle Web Services Manager 10g(10131)中間層をインストールする

36

5 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用して

Oracle BPEL Process Manager を 10g Release 3(101340)にアップグレードする

76 パッチ適用時のメッセージ パッチの適用中には以下のエラーメッセージが表示されることがあります

Oracle Internet Directory 10g Release 2(101202)インフラストラクチャに関連づけ

られているスタンドアロンのOracle Containers for J2EEのインスタンスがあるシス

テムにパッチを適用する場合パッチの適用中にOC4J管理者のパスワードの入力

を求めるプロンプトが表示されると次のメッセージが表示されることがあります The operation is unsupported

このメッセージは無視してください

stopallコマンドを使用してOPMNプロセスを停止している間に次のメッセージ

が表示されることがあります

Error

--gt Process (index=1uid=1998741206pid=13253) time out while waiting

for a managed process to stop Log exampleproduct1013OracleAS_3

opmnlogsdefault_group~oc4j_owsm ~default_group~1log opmnctl

graceful stop of processes failed trying forceful shutdown

このメッセージは無視してください

77 OC4Jトランザクションのサポート Oracle Application Server 10g Release 3(101310)の OC4J トランザクションマネージャ

にはRecoverable Last Resource Commit(RLRC)と呼ばれる機能が含まれていますこ

の機能はLast Resource Commit(LRC)トランザクションに対する強化されたリカバリ

メカニズムを提供しトランザクションの全体的なパフォーマンスを向上します

RLRC ではデータベース表を使用してトランザクション ID のコミットレコード

が保持されますこのため中間層内の OC4J トランザクションログにコミットレ

コードを保持する必要がなくなりますコミットレコードの書込みは 2 段階のコミッ

トプロセスにおけるパフォーマンスコストの大部分を占めます

注現在 RLRC は非 XA リソースがデータベースである場合のみ利用で

きますさらにコミットレコードはデータベース内に保持されるため

RLRC トランザクションなどのリカバリが必要な場合にはこのデータ

ベースにアクセスできる必要があります

RLRC 機能の設定手順は次のとおりです

1 サーバーが稼動している場合は停止します

2 コミットレコードを保持するデータベースに接続し次のSQLスクリプトを実行

して必要なスキーマをインストールします J2EE_HOMEdatabasej2eejtaoraclelast_resource_commitsql

37

3 J2EE_HOMEconfigdata-sourcesxmlファイルを開きますコミットレコード

のデータベースにアクセスするための接続プールを編集または作成してコネク

ションファクトリ要素の一部としてcommit-record-table-name属性を指定します 次に例を示します

[] ltconnection-pool name=Example Connection Pool num-cached-statements=10gt ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource user=scott password=password url=jdbcoraclethinmyServer5521main commit-record-table-name=scottOC4J_TX_RLRC_LOGgt ltproperty name=connectionCachingEnabled value=falsegt ltproperty name=implicitCachingEnabled value=truegt ltproperty name=maxStatements value=50gt ltconnection-factorygt ltconnection-poolgt []

注commit-record-table-name属性の名前に指定する値は完全修飾さ

れている必要があり指定するユーザー資格証明にはこの表に対する

deleteおよびselect権限が必要です

4 (オプション)J2EE_HOMEconfigtransaction-managerxmlファイルを開き

RLRC機能の実行時の動作を変更します 次に例を示します [] ltcommit-coordinatorgt ltmiddle-tiergt ltrecovery retry-interval = 300 rlrc-min-purge-interval=10 rlrc-purge-size=1000gt ltmiddle-tiergt ltcommit-coordinatorgt [] この例では次のパラメータが使用されています

nrlrc-purge-intervalはデータベース内でコミットレコードのバッチパー

ジがおこなわれる間隔(ミリ秒単位)です

nrlrc-purge-sizeはデータベース内でコミットレコードのバッチパージ

がおこなわれる間に削除されるバッチのサイズです

78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する 10g Release 3(101310)Oracle ホームにパッチを適用し10g Release 3(101310)Oracle ホームのインストール時に次のインストールオプションを選択している場合

Application Server Control Console を表示できないことがあります

Advanced Install オプションを選択している

インストールのタイプとしてJ2EE Server Web Server and SOA Suite を選択して

いる

Administrator OC4J インスタンスとして機能するようにインスタンスを構成している

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のインストール中にこれらのオプショ

ンをすべて選択している場合インストール完了後Application Server Control Consoleが表示されないことがまれにありますこの問題は10g Release 3(101340)パッチ

38

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

注使用しているシステムがこの項に記載されている最小限の要件のいず

れかを満たさない場合はこのパッチセットのサポートに関するサービ

スリクエストを記入してください

41 必要なソフトウェア このパッチセットの前にインストールしておく必要があるシステムソフトウェアの

一覧を以下に示します

Oracle Application Server 10g Release 3(101300)10g Release 3(101310)10g Release 3(101320)または 10g Release 3 Patch Set 3(101330) リリース番号は次のプロパティファイルのリリース番号で確認できます

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEconfigiasproperties

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEconfigiasproperties

サポートされている次のオペレーティングシステムのどちらか一方

minus - Linux x86

minus - Microsoft Windows(32-Bit)

注Oracle BAM 101340 はOracle BAM 101330 にのみ適用できます

Oracle BAM 101340 でサポートされているプラットフォームについて

は『101340 Release Notes and New Features』を参照してください

42 インストールの前提条件

以下はこのパッチセットのインストールに関する前提条件です

システム構成がドキュメントに記載されている推奨のシステム構成を満たしてい

るかどうかを確認します

Microsoft Windowsのtmpディレクトリとtempディレクトリの環境変数が

『Oracle Application ServerG管理者ガイド』の記載内容に従い設定されていることを

確認します

このパッチセットを適用する前または既存の Oracle ソフトウェアに変更を加

える前にOracle ソフトウェアおよびインベントリのバックアップを取ります

Oracle ソフトウェアおよびインベントリをバックアップする方法については管理

者ガイドを参照してください

使用している環境によっては次の手順を実行してからパッチを適用する必要があ

ります

第 421 項Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレード

スクリプトを実行する

第 422 項Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプト

を実行する

7

421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアッ

プグレードスクリプトを実行する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101310)インスタンスに適用する前に次の手順を実行する必要があります

1 Orabpel ユーザーとして Oracle データベースに接続します

2 BPEL 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のス

クリプトを実行します

minus Linux x86 の場合upgrade_10131_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus - Oracle Databaseを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_

10131_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus - Oracle Database Liteを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合

upgrade_ 10131_10134_olitesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

3 Oraesb ユーザーとして Oracle データベースに接続します

4 ESB 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のスク

リプトを実行します

minus - Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqloracleディレクトリにあります

minus - Oracle Databaseを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_

10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqloracleディレクトリにあります

minus - Oracle Database Liteを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合

upgrade_ 10133_10134_olitesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqlotherディレクトリにあります

5 インスタンスを再起動します

8

422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済み

インスタンスでアップグレードスクリプトを実行する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release 3(101331)または MLR パッチ済みインスタンス

に適用する前に次の手順を実行する必要があります

1 Orabpel ユーザーとして Oracle データベースに接続します

2 BPEL 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のス

クリプトを実行します

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracle Databaseを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_

10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracle Database Liteを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合

upgrade_10133_10134_olitesql このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

3 ESB 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のスク

リプトを実行しますログインプロンプトが表示されたらoraesb ユーザーとし

てログインします(oraesb パスワードを入力)

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqloracleディレクトリにあります

minus Oracle Databaseを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_

10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqloracleディレクトリにあります

minus - Oracle Database Liteを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合

upgrade_ 10133_10134_olitesql このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqlotherディレクトリにあります

4 インスタンスを再起動します

5 パッチセットの適用 この項では以下のトピックについて説明します

第 51 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

適用する

第 53 項サイレントおよび非対話型パッチの適用

9

第 52 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する

第 54 項クラスタ環境にパッチセットを適用する

第 55 項10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジ

にパッチセットを適用する

第 56 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

再適用する

51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

適用手順について説明します次の項が含まれます

第 511 項既存環境をバックアップする

第 512 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

511 既存環境をバックアップする 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を自動的に削除する手段はありません

既存の環境のバックアップを取ってからOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールすることを強く推奨しますバックアップがあ

ればOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を削除し

てもまたはパッチの適用中に問題が発生した場合でも元の環境をリストアできます

データベースを元の状態に戻せるように使用しているデータベーススキーマのバッ

クアップを取る必要があります

参照Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリの詳細について

は『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』のバックアップとリカバリの

概要を参照してください

512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する パッチセットの適用手順は次のとおりです

1 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101300)Oracleホームに適用しシステムで Enterprise Javabeans 30 アプリケーションを使用する

場合パッチを適用する前にそのアプリケーションをアンデプロイする必要があり

ます パッチセットを 10g Release 3(101310)または 10g Release 3(101320)Oracleホームに適用する場合はこの手順を実行する必要はありません

アプリケーションをアンデプロイする手順は次のとおりです

a 元のインストールに使用したのと同じユーザー名で Application Server Control Console にログインしますアプリケーションが特定の OC4J イン

スタンスにデプロイされている場合はその OC4J インスタンスの OC4Jホームページに移動します アプリケーションをグループにデプロイしている場合はそのグループの

ページに移動します

10

参照Application Server Control の詳細については『Oracle Application ServerG管理者ガイド』の管理ツールの概要を参照してください

b c d

「Applications」をクリックしてアプリケーションのリストを表示します EJB 30 アプリケーションを選択します 「Undeploy」をクリックします

2 JDK Release 142 とともに OC4J インスタンスを使用する場合は次の手順を実行

して JDK Release 142 を置き換えてからパッチセットを適用する必要があります

パッチを適用後Release 15 を Release 142 で置き換えます

a Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセス

を停止します

b ORACLE_HOMEopmnconfopmnxmlファイルをバックアップします

c id=java-binのltdatagt要素内のJavaシステムプロパティを削除します

ltdatagt要素はopmnxmlファイルのltcategory id=start-parametersgt

要素内にあります

たとえばopmnxmlに以下の行が含まれている場合 ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-bin value=myhostjdk142binjava gt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt ファイルを次のように編集する必要があります ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt

d Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセス

を再起動します

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101300)Oracle ホームに適用しユーザー環境で Oracle Application Server Cold Failover Cluster トポロジを使用する場合以下の手順を実行する必要があります

11

a opmnxmlファイルを開きnotification-serverセクションで次の行を探しま

す ltipaddr remote=virtual_hostname request=virtual_hostnamegt このエントリがない場合はopmnxmlファイルに追加します前述の例で

は virtual_hostnameは実際の仮想ホスト名ですこの名前は

VIRTUAL_HOSTNAME変数と同じものにする必要があります

b Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN)を再起動します

4 dsaconfファイルを編集している場合はコピーを作成しますこのファイルは

パッチの適用中に上書きされます

5 アダプタを使用する場合はoc4j-raxmlファイルのコピーを作成しますこの

ファイルはパッチの適用中に上書きされます

6 ORACLE_ HOMEowsmbininstallpropertiesファイルに次の値が設定されてい

ることを確認します installhttphost=hostname installhttpport=7777

7 OC4J インスタンスが稼働していることを確認しますステータスは次のコマンド

を使用して確認できます

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl status

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl status

8 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)メディアの

Disk1 を挿入するか解凍したパッチセットソフトウェアを含むディレクトリ

の Disk1 サブディレクトリに移動します

9 Oracle Universal Installer を起動します

minus Linux x86 の場合 runInstallerコマンドを実行します

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 「setupexe」をダブルクリックします

表 2にパッチセットの適用中に表示される手順と画面を示します

注インストール手順の実行中に利用できるオンラインヘルプには

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のフルインストール

およびパッチセットのインストールに関する情報がありますしたがっ

てオンラインヘルプはパッチセットのインストール手順に特化し

たものではありませんOracle Universal Installer画面を使用した10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のインストールに関する具体的

な情報については表 2を参照してください

12

表 2 Oracle Application Server パッチの適用中に表示される画面

画面 操作

Welcome Oracle Universal Installer Welcome 画面を確認して「Next」をクリック

します

Welcome 画面に Oracle Universal Installer に関する情報が表示されます

インストール画面には以下のボタンが表示されます

Deinstall Products個々のコンポーネントまたは製品全体を削

除しますこのボタンは Welcome 画面にのみ表示されます

About Oracle Universal InstallerOracle Universal Installer のリ

リース番号を表示します

Help各画面の機能に関する詳細情報にアクセスできます

Installed Products現在インストールされている製品を表示

あるいは製品全体または個々のコンポーネントを削除します

Back前の画面に戻りますこのボタンは Welcome 画面では使

用できません

Next次の画面に進みます

Install選択した製品をインストールしますこのボタンは

Welcome 画面では使用できません

Cancelインストールプロセスを中止してOracle Universal Installer を終了します

Specify File Locations Specify File Location 画面ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のソースのフルパスを確認しインス

トール場所を選択できます

Source製品のインストール元であるproductsxmlファイル

のフルパスですOracle Universal InstallerをrunInstallerコマ

ンドまたはsetupexeファイルを使用して起動している場合

Oracle Universal Installerによってproductsxmlファイルのデ

フォルト値が検出されて使用されますパスは変更しないでくだ

さい

Nameパッチを適用するOracleホームの名前を選択します Oracleホームは名前で特定できますドロップダウンメニュー

から名前を選択するとPathフィールドが自動的に更新されて

選択したOracleホームの場所が表示されます

PathこのフィールドはNameドロップダウンメニューから

既存のOracleホームを選択すると自動的に入力されます

Browseこのボタンを使用してファイルシステムに移動し

ソースまたは宛先の場所を選択します

ファイルの場所を指定したら「Next」をクリックします

Administrator(oc4jadmin)Password

パッチを適用している Oracle Application Serverインスタンスの

oc4jadminユーザーパスワードを入力します「Next」をクリック

します

Prompt この画面では中間層のシャットダウンが表示されます「OK」をク

リックします

選択内容を確認して「Install」をクリックします Summary

13

表 2(続き)Oracle Application Server パッチの適用中に表示される画面

画面 操作

この画面にはパッチセットのインストールの進行状況が表示されま

す Install Progress

Configuration Assistants この画面には構成アシスタントの進行状況が表示されます構成アシ

スタントによってインストールの最後に自動でコンポーネントが構成

されます

Oracle Application Server 構成アシスタントのログファイルの具体的な

場所については『Oracle Fusion Middleware Installation Concepts and Repository Creation Utility ユーザーズガイド』を参照してください

「Exit」をクリックしてOracle Universal Installer を終了します End of Installation

注Oracle BPELOracle ESBおよび Oracle WSM の環境にパッチセッ

トを適用する場合はパッチセットの適用中に構成アシスタントが正常

終了していることを確認してください構成アシスタントが失敗した場合

は構成アシスタントを再試行しますまた失敗した場合はOracle Process Manager and Notification Server が起動していて必要なアプリケーション

がすべて稼動していることを確認しますOPMN が起動したら構成アシ

スタントを再試行します

パッチの適用をキャンセルする場合はOracle Support に連絡してパッ

チの適用以外で構成アシスタントを実行する方法を確認してください

10 現在のdsaconfファイルを手順 4 で作成したコピーで置き換えます

11 oc4j-raxmlファイルを手順 5 で作成したコピーで置き換えます

52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

Oracle Business Activity Monitoring 101330 のインストールに適用する手順について説

明します

Oracle BAMのインストールにパッチを適用する際setupexeをダブルクリックしたり

直接実行したりすることはできませんOracle BAM のインストールにパッチを適用す

るには次の各項の説明に従い10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

します

第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境を

バックアップする

第 522 項Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッ

チセットを適用する

521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする Oracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境のバックアップを取る手順

は以下のとおりです

14

注既存の Oracle BAM 101330 環境のバックアップを取ってからOracle BAM 101340 Patch Set をインストールしてくださいOracle BAM 101340 Patch Set はアンインストールできずスキーマがバージョン

101340 にアップグレードされるとOracle BAM Active Data Cache デー

タベースをダウングレードすることもできません

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 すべてのカスタマイズした構成ファイルイメージファイルおよびデータベー

スファイルのバックアップを取ります Oracle BAM構成ファイル(変更されている可能性あり)はOracle BAMをアンイ

ンストールすると次のフォルダに保存されます ORACLE_HOMEConfigFilesBackup このフォルダはOracle BAMをアンインストールしても削除されませんただし

ファイルを別の場所に移動することは可能です さらにレポートまたはビューがバックグラウンドでイメージファイルを使用す

る場合imagesフォルダのバックアップを取る必要がありますOracle BAMをア

ンインストールするとimagesフォルダもORACLE_HOMEBAMimagesフォルダに保

存されます

3 Oracle データベースツールを使用してOracle BAM Active Data Cache データベー

スのフルバックアップを作成します

4 Oracle Enterprise Link for BAM をインストールしている場合はEnterprise Link Data Flow Service のすべての設定をメモします

注binary_doubleのサポート問題を回避するにはOracle Database Data Pumpのexpユーティリティではなくexpdpユーティリティを使用します

522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インス

トールにパッチセットを適用する

注Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)ではOracle BAM は Microsoft Windows(32-Bit)でのみ利用できます

Oracle BAM 101340 でサポートされているプラットフォームについて

は『10134 Release Notes and New Features document』の Oracle BAM の

項を参照してください

パッチセットの適用手順は次のとおりです

1 DOS コマンドウィンドウを開きます

2 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)メディアの

Disk1 を挿入するか解凍したパッチセットソフトウェアを含むディレクトリ

のDisk1bamサブディレクトリに移動します

3 次のように入力してsetup_bambatファイルを実行します setup_bambat BAM_location

15

BAM_locationのデフォルト値はCOracleBAMです

Oracle BAM が複数のマシンにデプロイされている場合はサーバーボックスごとに

Oracle BAM パッチインストーラを実行する必要があります

53 サイレントおよび非対話型パッチの適用

この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

サイレントまたは非対話型で適用する方法について説明します

1 台以上のコンピュータに対して同様の適用をおこなう場合はサイレントパッ

チ適用を使用しますサイレントパッチ適用ではコマンドラインを使用して

リモートでパッチを適用することもできます

特定の画面を確認したいまたは一部の情報を対話形式で入力したい場合は非対

話型パッチ適用を使用します

サイレントまたは非対話型パッチ適用をおこなうにはインストーラにレスポンス

ファイルと呼ばれるテキストファイルを提供しますインストーラはレスポンス

ファイル内の変数およびパラメータ値を使用してインストーラのプロンプトの一部ま

たはすべてに応答します

この項には以下のトピックが含まれています

第 531 項サイレントインストール

第 532 項非対話型インストール

第 533 項レスポンスファイル

第 534 項サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する

531 サイレントインストール サイレントインストールの場合インストールを監視する必要はありません情報を

入力することはなく監視するためのグラフィカルユーザーインタフェースもあり

ません

サイレントインストールをおこなうにはインストーラにレスポンスファイルを提

供してコマンドラインで-silentフラグを指定します

532 非対話型インストール 非対話型インストールの場合インストーラには通常のインストールと同様グラフィ

カルユーザーインタフェースが表示されます特定のインストーラプロンプトに

対するエントリがレスポンスファイルに存在しない場合はユーザーがインストール

中に応答する必要があります

533 レスポンスファイル レスポンスファイルはパッチセットを適用する前に作成する必要がありますまた

任意のテキストエディタを使用して編集できますまずOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の次のディレクトリにあるレスポンスファ

イルのテンプレートoracleasj2eepatchsetCustomrspをコピーします

Linux x86 の場合Disk1stageResponse

Microsoft Windows(32-Bit)の場合Disk1stageResponse

テンプレート内のパラメータには次の 3 種類の値があります

定数

16

オプションの値

必須の値

これらのパラメータについては以下の各項で説明します

定数 パッチセットの適用を正常におこなえるように事前に設定されたテキストまた

はブール値があります上級ユーザー以外はこれらの値を変更しないでください

minus Linux x86 の例 FROM_LOCATION=Disk1stageproductsxml SHOW_SUMMARY_PAGE=false

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

FROM_LOCATION=EDisk1stageproductsxml SHOW_SUMMARY_PAGE=false

オプションの値 パラメータが文字列ltValue Unspecifiedgtに設定されている場合インストーラ

はこのパラメータを無視しますインストーラはパラメータのデフォルト値を使

用するか現在インストールされているOracle Application Serverから値を取得しま

す上級ユーザー以外はこれらの値を変更しないでください

minus Linux x86 の例 UNIX_GROUP_NAME=ltValue Unspecifiedgt

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

RESTART_SYSTEM=ltValue Unspecifiedgt

必須の値 パラメータが文字列ltValue_Requiredgtに設定されている場合この文字列をテキ

ストまたはブール値で置き換える必要がありますサイレントパッチ適用の場合

値を指定しないとプロセスが失敗します非対話型パッチ適用の場合この文字

列をテキストまたはブール値で置き換えないとプロセスが一時停止し通常の画

面が表示されてこの値の入力を求められます Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用では

次のパラメータの値を指定する必要があります

minus ORACLE_HOME

これはパッチを適用するインストールが含まれる Oracle ホームディレク

トリのフルパスです

lowast サイレントパッチ適用の場合はOracleホームへのパスがあるエン

トリ ORACLE_HOME=ltValue_Requiredgt を更新する必要があります次を参照してください Linux x86 の場合ORACLE_HOME=privateoracleAppSrvHome

Microsoft Windows(32-Bit)の場合ORACLE_ HOME=

17

CprivateoracleAppSrvHome

このエントリを更新しない場合プロセスは失敗します

lowast 非対話型パッチ適用の場合このエントリを更新しないとインス

トーラが一時停止してFile Locations ダイアログが表示されます

534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する手順は次のとおりです

注サイレントパッチ適用中に使用中のファイルがある場合(ユーザー

がファイルを開いているなど)プロセスが終了することがあります終

了してしまった場合は開いているファイルを特定して対応するプロセ

スを停止する必要があります該当プロセスを停止後パッチの適用を再

度開始できます

1 製品のインストールメディアからレスポンスファイルのテンプレートを使用し

ているコンピュータにコピーします

2 コピーしたファイルに必要な変更を加えて保存します

3 dsaconfファイルを編集している場合はコピーを作成しますこのファイルは

パッチの適用中に上書きされます

4 アダプタを使用する場合はoc4j-raxmlファイルのコピーを作成しますこの

ファイルはパッチの適用中に上書きされます

5 パッチの適用を開始しますインストーラのresponseFileパラメータの値として

レスポンスファイルのパスとファイル名を指定しますサイレントインストー

ルの場合はsilentパラメータも指定します次のMicrosoft Windowsの例ではEはインストールメディアのドライブです

サイレントパッチ適用

minus Linux x86 の例 gt runInstaller -silent -responseFile absolute_path_and_filename

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

Egt setupexe -silent -responseFile absolute_path_and_filename

非対話型パッチ適用

minus Linux x86 の例 gt runInstaller -responseFile absolute_path_and_filename

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

Egt setupexe -responseFile absolute_path_and_filename

18

注Oracle Business Activity Monitoring101340 のサイレントパッチ適用

を実行するにはEDisk1BAMディレクトリから次のコマンドを実行し

ますEはインストールメディアのドライブです EDisk1BAMgt setup_bambat ltBAM Install Locationgt -silent

たとえばOracle BAMをCOracleBAMにインストールしている場合は

次のコマンドを使用してサイレントモードでパッチを実行します EDisk1BAMgt setup_bambat COracleBAM -silent

6 インベントリディレクトリ内のログファイルでエラーがないことを確認します

ログファイルは次のディレクトリにあります

minus Linux x86 の場合 oracle_inventory_pathlogsinstallActiontodays_date_timelogoracle_inventory_pathlogssilentinstalltimestamplog oracle_inventory_pathの値は次のファイルに格納されています varoptoracleoraInstloc

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

Coracle_inventory_pathlogsinstallActiontodays_date_time log Coracle_inventory_ pathlogsinstallActionsilentinstalltimestamplog oracle_inventory_pathの値は次のディレクトリにあります varoptoracleoraInstloc 前述の例ではファイルが置かれている場所がCドライブだと仮定しています

フ ァ イ ル の 場 所 を 判 定 す る に は レ ジ ス ト リ の

HKEY_LOCAL_MACHINESOFTWAREOracleinst_locエントリを確認します

ログファイル名の形式はinstallActionstodays_date_timelogです

7 現在のdsaconfファイルを手順 6 で作成したコピーで置き換えます

8 oc4j-raxmlファイルを手順 4 で作成したコピーで置き換えます

54 クラスタ環境にパッチセットを適用する Oracle Application Server 10g Release 3(101300)10g Release 3(101310)10g Release 3(101320)または 10g Release 3(101330)クラスタトポロジを管理している

場合はクラスタ内の各アプリケーションサーバーインスタンスに Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用できます次の手順を参照

してください

参照ESB Runtime インスタンスの構成の詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

1 第 2 項このパッチセットについてで更新しているリリースに該当する情報を

確認します たとえばパッチセットを 10g Release 3(101300)の環境に適用している場合

は第 211 項パッチセットを 10g Release 3(101300)Oracleホームに適用す

19

るときの注意点を確認してください

2 クラスタ内の 1 つのアプリケーションサーバーインスタンスにパッチセット

を適用するには第 51 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用するに記載されている説明に従います

3 パッチを適用後新たにパッチを適用したインスタンスが稼働中であることを確認

します たとえばApplication Server Control Console に移動して新たにパッチを適用した

インスタンスがクラスタのメンバーとして表示されていることを確認します該当

のインスタンスが稼動していることを確認してアプリケーションサーバーの

ホームページまたはそのインスタンスの OC4J ホームページにドリルダウンしま

4 第 6 項適用後のタスクに記載されている自分の環境に当てはまるタスクを実行し

ます

5 クラスタ内の残りのアプリケーションサーバーインスタンスに対して手順 2~4 を繰り返します

注10g Release 3(101300)クラスタにパッチを適用している場合は

10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Fusion Middleware Upgrade Guide for Enterprise Deployments』で詳細を確認してく

ださい

55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメ

ントトポロジにパッチセットを適用する この項では最小の停止時間で10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジに適用する方法について

説明しますパッチの適用中にインストーラによって Oracle ホーム内のすべてのコン

テナにパッチが適用されます

551 このパッチセットを適用する前に パッチセットを適用する前に『Oracle Application ServerG エンタープライズデプ

ロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』の情報を確認してください

パッチの適用手順では以下のことが前提となっています

『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリー

ス 3(101310)』に説明されている 10g Release 3(101310)mySOACompanyトポロジにパッチを適用していること

10g Release 3(101310)mySOACompany トポロジにはスタンドアロンの Oracle BPELOracle ESBおよび Oracle WSM インストーラを使用して作成した Oracleホームだけが含まれていること統合された Oracle SOA Suite インストーラを実行

してOracleホームを作成し未使用のコンポーネントを無効にしている場合でも

この手順に従う必要がありますただし有効なコンポーネントに適用されるすべ

てのアプリケーション層の手順を実行してからパッチを適用する必要があります

詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメント

ガイド』の第 3 章mySOACompany の Web 層とアプリケーション層のインストー

ルと構成を参照してください

20

すべてのOracleホームおよびトポロジ内のすべての oraInventory情報のフルバッ

クアップを取っていること詳細については『Oracle Application ServerG 管理者

ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

552 パッチセットを適用する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)mySOACompanyエンタープライズデプロイメントトポロジに適用する手順は以下のとおりです

1 BPEL 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のアッ

プグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示されたら

ORABPEL ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

2 Oracle ESB 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次

のアップグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示された

らORAESB ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

3 最初にパッチを適用する中間層のインスタンスを 1 つ選択します選択できるの

はBPELESB Runtime(ESBR)または ESB Design Time(ESBD)インスタン

スです

4 次の手順を実行してパッチを適用しているインスタンスのルーティング ID を変

更しますこの変更により新たな HTTP 要求の受入れが拒否されインスタンス

による不要なプロセスの実行が回避されます

a opmnxmlファイルのバックアップコピーを作成しますORA-HOME1

ORA-HOME2またはORA-HOME3に対応するORACLE_HOMEの値(『Oracle

21

Application ServerGエンタープライズデプロイメントガイド』を参照)

はパッチを適用しているインスタンスによって異なります次に例を示

します cp ORACLE_HOMEopmnconfopmnxml ORACLE_

HOMEopmnconfopmnxmlbackup

b opmnxmlファイルを編集してパッチを適用しているインスタンスのルー

ティングIDを変更しますたとえばOC4J_SOAインスタンスにパッチを適

用している場合はルーティングIDを指定する行を追加します次の例の

太字部分を参照してくださいこのインスタンスではOracle BPELOracle ESBまたはOracle WSMを実行できます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=OC4J_SOA module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-parametersgt

ltdata id=routing-id value=Ygt

注ハードウェア LBR を変更するのではなくルーティング ID を使用し

て OC4J へのルーティングを回避することを推奨しますLBR 構成を変更

する場合Oracle HTTP Server へのルーティングだけを回避することにな

ります構成内にあるほかの Oracle HTTP Server のインスタンスはパッ

チを適用している OC4J へのリクエストをクロスルーティングできます

この方法は新たな HTTP リクエストの実行を阻止しますそのほかの起

動しているサービス(JMS など)はコンテナが停止するまで稼動し続け

ます

5 ESB Design Time(ESBD)インスタンスだけの場合 opmnxmlファイルを編集してサービスフェイルオーバー構成を削除しますこ

れでインスタンスがESBDに対して非アクティブ-パッシプな構成に戻りますた

とえばファイルに以下のエントリが含まれている場合

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J service-failover=1

status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgt

次のように修正します

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUP numprocs=1gt

6 パッチを適用しているインスタンスのデータベース情報を変更しますこれで

パッチを適用している間にSOA コンポーネントからデータベースにトランザク

22

ションが渡るのを防げます

a パッチを適用しているインスタンスのORACLE_HOMEでdata-sourcesxmlの

バックアップコピーを作成します次に例を示します

cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup

b datasourcesxmlファイルを編集して存在しないデータベースを指すよ

うにしますこれをおこなう方法としてはデータベースのポート番号を

意図的に正しくないポート番号に変更する方法がありますたとえばデー

タベースポート 1521 を使用している場合はすべての参照をポート 1522に変更します次の例の太字部分を参照してください ltconnection-factory

factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource

url=jdbcoraclethin

(DESCRIPTION=(ADDRESS_LIST=(LOAD_BALANCE=on)

(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)

(HOST=dehydusoraclecom)

(PORT=1522)))

(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=orcl)))

user=oraesb password=-gtesb_passwordgt

7 opmnxmlファイルにnumprocs=1を設定します

8 パッチを適用しているインスタンスを停止しますそのほかのインスタンスは実行

したままにできます

注継続中の HTTP 同期リクエストはすべて停止することを推奨します

停止操作では正常に停止するためにJMS コールなどのそのほかの種類

のリクエストは考慮されません

9 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を Oracle ホームに適用します

10 パッチを適用する前にインスタンス内の使用していないすべての SOA コンポー

ネントを無効にします無効にしない場合インスタンスを再起動するとそれら

のコンポーネントも起動します たとえばOracle ESB を使用していない場合はASControl から「ClusterTopology」「Applications」「Stop」の順に選択して ESB サービスを停止できます

11 インスタンスのルーティングIDを元の値に戻します次に例を示します ltdata id=routing-id value=g_rt_idgt この場合元の値はopmnxmlファイルのバックアップコピーに基づき決められま

すこの手順は手順bで説明したプロシージャとは反対のものです

12 ESB Design Time インスタンスの場合は次の 2 つの手順を実行して OPMN サービ

スのフェイルオーバーを有効にします

a OC4J_ESBDTのprocess-typeタグにservice-failover=1を追加します

b ESBDT_GROUPのprocess-setタグからnumprocs=1を削除しますつまり

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgtを元の値ltprocess-set id=

23

ESBDT_GROUP numprocs=1gtに戻します

13 opmnxmlファイルのnumprocの値を元の値に戻します

14 インスタンスデータのソース構成を手順 6 で作成したdata-sourcesxmlのバッ

クアップコピーをリストアして元の状態に戻します cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup ORACLE_

HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

15 インスタンスを再起動します

16 そのほかのBPELESB Runtime(ESBR)およびESB Design Time(ESBD)インス

タンスに対して手順 3~15 を繰り返し1 度に 1 つのORACLE_HOMEにパッチを適用

します

56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用中は

Available Product Components 画面が表示されますパッチの適用を続行するにはコ

ンポーネントツリーを展開してパッチを再適用するためにすべてのコンポーネント

を手動で選択する必要がありますこの選択をおこなわないとOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用に失敗します

6 適用後のタスク この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

適用後のタスクについて説明します以下のトピックが含まれます

第 61 項フルバックアップを実行する

第 62 項PHPを有効にする

第 63 項JDKをRelease 142 にリストアする

第 64 項BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する

第 65 項カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイ

する

第 66 項Java Single Sign-Onを有効にする

第 67 項Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをデプロイする

第 68 項WSILアプリケーションを手動でデプロイする

第 69 項Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する

第 610 項Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する

第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする

第 612 項Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク

第 613 項HTTP TRACEのサポートを無効にする

第 614 項Oracle BAM 101340 をアンインストールする

61 フルバックアップを実行する パッチセットをインストールしたらOracle Application Server 環境のフルバックアッ

24

プを実行する必要がありますバックアップを取ることで新たにパッチを適用した環

境をリストアできるようになります

また10g Release 3(101300)環境にパッチを適用する場合以前のバックアップは

10g Release 3(101320)Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリツー

ルでは使用できません

参照Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリの詳細について

は『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』のバックアップとリカバリの

概要を参照してください

62 PHPを有効にする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

PHP を有効にする必要がありますPHP を有効にする手順は次のとおりです

1 Oracle HTTP Serverのhttpdconf構成ファイルに以下の変更を加えます

a Oracle HTTP Serverの構成ファイルを検索して開きます Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf

b コメント文字()を使用して次のPHP 40ディレクティブをコメントにし

ます Linux x86 の場合 LoadModule php4_module libexeclibphp4so AddModule mod_php4c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php4_module modulesphp4apachedll AddModule mod_php4c

c 次のPHP 50 LoadModuleディレクティブを追加します Linux x86 の場合 LoadModule php5_module libexeclibphp5so AddModule mod_php5c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php5_module modulesphp5apachedll AddModule mod_php5c

d 次のAddTypeディレクティブを追加します AddType applicationx-httpd-php php php5 AddType applicationx-httpd-php-source phps

e httpdconfファイルを保存して閉じます

2 PHPRC環境変数をphp5iniファイルを指すように設定します

minus Linux x86 の場合 setenv PHPRC ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

25

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 set PHPRC = ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

63 JDKをRelease 142にリストアする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

JDK を Release 142 にリストアする必要があります手順は次のとおりです

1 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを停止

します

2 第 512 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

適用する で変更したOC4Jインスタンスのopmnxmlファイル内にあるltdata id=java-optionsgt要素から-XXAppendRatio=3の行を削除します

3 ID属性がjava-binであるltdatagt要素にJavaシステムプロパティを設定します編集

後のファイルは次のように表示されます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-bin value=myhostjdk142binjava gt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt

4 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを再起

動します

64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する data-sourcesxml フ ァ イ ル を 編 集 し て JDBC factoryClass パ ラ メ ー タ を

oraclejdbcOracleDriver か ら BPELPM_CONNECTION_POOL パ ラ メ ー タ の

oraclejdbcpoolOracleDataSourceに変更しますファイルの設定は次の例の太

字で示されている部分のようにする必要があります ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource url=jdbcoraclethinscotttigerstadd141521db5617gt

data-sourcesxml ファイルは直接または Oracle Enterprise Manager を使用(『Oracle Containers for J2EEG リソースアダプタ管理者ガイド』を参照)して編集できます

65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを

再デプロイする カスタムセキュリティ設定(Oracle Single Sign-On を使用するなど)を使用してアプ

リケーションを構成している場合10g Release 3(101340)を適用後にアプリケーショ

ンを再構成して再デプロイする必要があります

26

66 Java Single Sign-Onを有効にする 10g Release 3(101330)をOracle Application Server 10g Release 3(101300)のインス

トールに適用する場合はjaznxmlファイルを編集してJava Single Sign-Onを有効にす

る必要がありますjaznxmlファイルを編集したらインスタンスを再起動します

詳細については『Oracle Containers for J2EEGセキュリティガイド 10g(101310)』

の第 14 章OC4J Javaシングルサインオンを参照してください

67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする 10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてパッチセットを適用する前

に Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをアンデプロイした場合はパッチセッ

トを適用後にそれらのアプリケーションを再デプロイする必要がありますアプリケー

ションをデプロイする手順は次のとおりです

1 Application Server Control Console にログインします

2 アプリケーションが特定の OC4J インスタンスにデプロイされる場合はその OC4Jインスタンスの OC4J ホームページに移動しますアプリケーションがグループに

デプロイされる場合はそのグループのページに移動します

3 「Applications」をクリックします

4 「Deploy」をクリックして画面の指示に従います詳細な情報が必要な場合は

「Help」をクリックしてください

68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする Oracle Application Server 10g Release 3(101310)以降ではWeb Services Inspection Language(WSIL)がサポートされていますWSIL を使用するとインスタンスにデプ

ロイされているすべての Web サービスを確認できます

10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてWSIL を利用する場合は手

動でデプロイする必要がありますWSIL アプリケーションをデプロイする手順は次の

とおりですこの手順はOC4J のインスタンスが実行していることを前提としていま

1 Application Server Control Console にログインします

2 OC4J ホームページで「Administrations」をクリックしますこれでデプロイ

されているアプリケーションの一覧を確認できます

3 「Deploy」をクリックしてDeploy Select Archive ページを表示します

4 Deploy Select Archive ページで以下の手順を実行します

a Application Server Controlを実行しているサーバーにすでに存在するアーカ

イブを選択します

b 次のwsil-iasearファイルのパスを入力します webserviceslibwsil-iasear

c 「Next」をクリックしてDeploy Application Attributes ページを表示します

5 Deploy Application Attributes ページで以下の手順を実行します

a Application Name フィールドに WSIL アプリケーションの名前を入力します

b Parent Application がデフォルトに設定されていることを確認します

c Bind Web Module to Site がデフォルトの Web サイトに設定されていることを

確認します

27

d Context Root がinspectionwsil に設定されていることを確認します

e 「Next」をクリックしてDeploy Deployment Settings ページを開きます

6 「Next」をクリックしてWSIL アプリケーションをデプロイしますConfirmation Page にWSIL アプリケーションのデプロイが成功したことが示されます

7 これで次のWebアドレスからWSILアプリケーションにアクセスできます httphostnameportinspectionwsil このURLではhostnameはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのホスト名portはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのポート番号です

69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する Oracle Enterprise Service Bus をインストールしていて中間層のインストールのいずれ

かをホストしているマシンの IP またはホスト名をクローンまたは変更する場合は次

の手順を実行する必要があります

参照Oracle Enterprise Service Bus サービスの更新方法の詳細については

『Oracle Application ServerG 管理者ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照

してください

1 次のスクリプトを実行してOracle ホームとシステム変数を設定します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptsh

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptbat

2 スクリプトを実行したコマンドラインウィンドウで次のコマンドを実行して

Oracle Enterprise Service Busサービスをエクスポートします ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベースサー

ビス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次のよ

うになります ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

28

3 オペレーティングシステムを更新してホスト名ドメイン名またはその両方

を正しい名前に変更します

4 オペレーティングシステムに必要な場合はホストを再起動します

5 ネットワーク内の別のホストからそのホストに Ping を発行できることを確認しま

すすべてが正しく解決されるように新しいホスト名を使用して Ping を発行して

ください

6 esbparampropertiesファイルを次のように編集します

minus IPアドレスまたはホスト名を変更している場合はDT_OC4J_HOSTプロパ

ティを新しいホスト名に変更しますたとえば新しいホスト名が

newhostexamplecomの場合はプロパティの値は次のようになります DT_OC4J_HOST=newhostexamplecom

minus ローカルマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HTTP_PORT を更新

して新しいポートにします

minus リモートマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HOST プロパティを

新しいホスト名にDT_OC4J_HTTP_PORT プロパティを新しいポートに更新

します

7 手順 2 で使用したのと同じコマンドラインウィンドウから次のコマンドを実行します

ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベース

サービス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次

のようになります ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=PASSWORD

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

8 各 Oracle ホームで次のコマンドを実行してホストにあるすべての中間層のインス

タンスを起動します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

29

9 この手順の最初の段階でOracle Application Server を自動的に開始するために無効

にしたプロセスがある場合はそれらを有効にします

10 サービスが ESB コンソールに一覧表示されておりアプリケーションが正常に稼動

していることを確認します

610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを

実行する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールしたらWebCenter アプ

リケーション用に作成したすべての OC4J インスタンスに対して ADF インストーラを

実行する必要がありますADF インストーラを実行しない場合ユーザーのカスタム

アプリケーションは ADF の最新の共有ライブラリにアクセスできません

ADF インストーラの実行方法の詳細については『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development Framework のための Fusion 開発者ガイド』の第 2921項ADFランタイムライブラリのインストールを参照してください

611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする このパッチで利用可能なすべてのバグ修正プログラムを確実に適用するにはOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したあとでOracle ADF アプリケーションを移行して再デプロイする必要がありますアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする手順は次のとおりです

1 Oracle Technology NetworkからOracle JDeveloper 101330 をダウンロードします

OTNのアドレスは次のとおりです httpwwworaclecomtechnologyindexhtml

2 ワークスペースを次の手順で移行します

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 と同じシステムにイ

ンストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「Yes」をクリックして101320 JDeveloper ビルドの system フォルダをポイントしますこれでJDeveloper 101340 へのデータベース接続をはじめとしたユーザー設定が移行されます

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 とは異なるシステム

にインストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「No」をクリックします(この場

合データベース接続は Oracle JDeveloper 101340 に移行されません

JDeveloper 101320 ではデータベース接続は IDEConnectionsxml に格納さ

れておりこのファイルはOracle JDeveloper systemディレクトリにあります

そのためOracle JDeveloper 101340 から Oracle JDeveloper 101320 のデー

タベースの接続にアクセスするにはsystem ディレクトリを移行する必要が

あります)Oracle JDeveloper 101320 のインスタンスから任意の Oracle ADFアプリケーションのワークスペースを Oracle JDeveloper 101340 の環境にコ

ピーしてアプリケーションワークスペースを開きますDo you want to migrate the workspace from a previous versionのプロンプトが表示されたら

「Yes」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle ADF アプリケーションを新しい EAR ファイ

ルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

30

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle Application Development Framework 開発者ガイド』

を参照してください

612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後はOracle WebCenterアプリケーションを使用する前に以下のタスクを実行する必要があります

第 6121 項JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする

第 6122 項移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義

する

第 6123 項10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタ

マイゼーションをコピーする

第 6124 項Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行

する

第 6125 項Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用した

アプリケーションを移行する

第 6126 項OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を

再構成する

第 6127 項101340 の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する

6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプ

リケーションを移行および再デプロイする JCR データコントロールを使用してOracle WebCenter アプリケーション内の分散し

たコンテンツを統合および公開している場合はOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後コンテンツリポジトリにアクセスできる

ことを確認するために以下の手順を実行する必要があります

1 第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイするの手順 1 と 2を実行します

2 次の手順を実行してアプリケーションサーバーの接続を作成します

a Connections Navigator で「Application Server」を右クリックして「New Application Server Connection」を選択します

b Welcome ページが表示されている場合は「Next」をクリックして Type ペー

ジを表示します

c Connection Name フィールドで接続の名前を指定します

d Connection Type リストから「Standalone OC4J 10g 1013」を選択します

e 「Next」をクリックしてAuthentication ページを表示します

f OC4J インスタンスへの認証に使用するユーザー名とパスワードを指定します

g 「Next」をクリックしてConnection ページを表示します

h OC4J インスタンスにアクセスするために使用するホスト名とポート番号を指

定しますOC4J インスタンスが Oracle JDeveloper と同じコンピュータにイン

ストールされている場合はlocalhost をホスト名として指定します

i 「Finish」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle WebCenter アプリケーションを新しい EAR ファ

31

イルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照して

ください

注最初に新しいアプリケーションサーバーの接続を Oracle WebCenterアプリケーションと関連づける必要があります関連づけるには次の手

順を実行します

1 Resources ノードでOracle WebCenter アプリケーション用に作成した

デプロイメントプロファイルを右クリックします

2 WAR Deployment Profile Properties ダイアログボックスの左側のペイ

ンで「Platform」を選択しTarget Connection で作成したアプリケー

ションサーバーの接続を選択します

3 「OK」をクリックします

6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を

再定義する アプリケーションを 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に移行する場合セ

キュリティで保護されたページの認可情報はアプリケーションと一緒に移行されませ

んそのためアップグレードする前にアプリケーションの ADF セキュリティを定義

していた場合は10g Release 3(101340)のインスタンスでページのアクセス権限を

再定義する必要があります実行する手順については『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレッ

トカスタマイゼーションをコピーする Preconfigured OC4J にデプロイされた PDJ-Java ポートレットに対して作成したカスタマ

イザーションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますそのためOracle Application Server インスタンスを 10g Release 3(1013)Patch Set 2(101320)から 10g Release 3(101340)にパッチを適用する場合は10g Release 3(1013)Patch Set 2

(101320)用に作成したカスタマイゼーションは利用できませんこれらのカスタマ

イゼーションを 10g Release 3(101340)の環境で利用できるようにする場合は次の

手順を実行する必要があります

1 portlet-client-deployjarファイルを使用してカスタマイゼーションをエクス

ポートします カスタマイゼーションをエクスポートおよびインポートする手順については

『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

2 EARファイルでportlet-client-deployjarファイルを再実行してカスタマイ

ゼーションをインポートします

3 OC4J_WebCenter インスタンスを再起動します

6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケー

ションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して No を選択した場合は

このタスクを実行します

Preconfigured OC4J にデプロイされたポートレットに対して作成したカスタマイゼー

ションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますOracle JDeveloper の以前

32

のリリースから移行していない場合は以前のインストールで作成したポートレット

カスタマイゼーションは新しい Oracle Jdeveloper のインストールでは利用できません

これらのカスタマイゼーションを利用したい場合は新しい Oracle JDeveloper のインス

トールのアプリケーションにカスタマイゼーションを手動でコピーする必要があります

OmniportletWebClippingWSRPおよびPDKサンプルポートレット用に作成したカ

スタマイゼーションは以前のJDeveloper_ homeportalportletdataディレクトリ

から新しいOracle JDeveloperのインストールに手動でコピーできますPreconfigured OC4JにデプロイしたカスタムPDK-Javaポートレットがある場合は『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のポートレットプリファレンスストア移行ユーティリティ

を参照してポートレットプリファレンスストア移行ツールを使用してこれらの

カスタマイゼーションを保存する方法を確認してください

6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレッ

トを使用したアプリケーションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して Yes を選択した場合は

このタスクを実行します

この場合Preconfigured OC4J にデプロイした大部分のポートレットに対するカスタマ

イゼーションはOracle JDeveloper の移行全体の一環として自動的に移行されますた

だしPDK-Java ポートレット用に作成したカスタマイゼーションは101340 のイン

スタンスに手動でコピーする必要がありますポートレットプリファレンスストア

移行ツールを使用してそのほかの PDK カスタマイゼーションを保存する方法について

は『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』のポートレットプリファレンス

ストア移行ユーティリティを参照してください

6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキ

シ設定を再構成する アプリケーションに OmniPortlet および Web クリッピングポートレットが含まれてい

る場合Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

後それらのポートレットのプロキシ設定を再構成する必要があります10g Release 3(101320)のインスタンスからはプロバイダ構成情報が移行されないのでこの再構

成はかならずおこなう必要があります

OmniPortlet および Web クリッピングプロデューサの HTTP プロキシ設定の構成方法

については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』の付録そのほかのポート

レット構成を参照してください

6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクス

ポートEARファイルを再作成する Oracle WebCenter アプリケーションを10g Release 3(101320)環境から 10g Release 3

(101340)環境に転送しており事前デプロイメントツールを使用してカスタマイ

ゼーションをエクスポートしエクスポート EAR ファイルを作成する場合jspx ペー

ジもエクスポートされます

Oracle JDeveloper 10g Release 3(101340)を使用するアプリケーションの移行中に jspxページに変更を加えアプリケーションをデプロイして10g Release 3(101320)で

作成したエクスポート EAR ファイルからカスタマイゼーションをインポートする場合

Oracle JDeveloper でおこなったページの変更内容は失われます編集したページが上書

きされるのを避けるにはportlet-client-deployjar ファイルの 10g Release 3(101340)バージョンを 10g Release 3(101320)のインストール環境にコピーし10g Release 3(101340)の事前デプロイメントツールを使用してエクスポート EAR ファイルを再

33

作成する必要があります

事前デプロイメントツールを使用してカスタマイゼーションをエクスポートおよび

インポートする手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照

してください

613 HTTP TRACEのサポートを無効にする HTTP TRACE メソッドはTRACE レスポンスのエンティティボディ内にあるクライア

ント HTTP からリクエストされたコンテンツを返しますこの動作によりリクエスト

の HTTP ヘッダーに含まれている Cookie や認証データなどの機密情報は攻撃を受けや

すくなります

この問題を回避するにはApache mod_writeモジュールを使用してHTTP TRACEリク

エストを拒否するかサイトの要件とポリシーを満たすのに必要なメソッドだけを許可

するようにします次の追加の構成情報をApache HTTP Serverの構成ファイルに追加し

ます RewriteEngine On RewriteCond REQUEST_METHOD ^TRACE RewriteRule - [F]

614 Oracle BAM 101340をアンインストールする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)Business Activity Monitoringをアンインストールする場合は適用後のタスクを実行する必要があります

このプロセスにはOracle BAM 101340 パッチセットのアンインストールと Oracle BAM 101330 のリストアが含まれます

これらの手順を実行するとOracle BAM 101340でおこなった変更はすべて失われます

Oracle BAM 101340 をアンインストールしてOracle BAM 101330 をリストアする

手順は次のとおりです

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 「コントロール パネル」「プログラムの追加と削除」の順にクリックしてOracle BAM アプリケーションを削除しますActive Data Cache データベースは削除されま

せん

3 ホストマシンを再起動します

4 SQLPlus コマンドを使用してActive Data Cache に使用したデータベースアカウ

ントに対する権限を(必要な場合はOracle Enterprise Link for BAM のデータベー

スアカウントも同時に)削除再作成およびリセットします

5 Oracleデータベースツールを使用してOracle BAM 101330 Active Data Cacheデータベーススキーマのバックアップをリストアしますこのバックアップは

Oracle BAM 101340 Patch Setをインストールする前に第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境をバックアップするで作成し

たものです Oracle Data Pump Impdpユーティリティを使用してBAM Active Data Cache DatabaseおよびOracleデータベースにあるOracle Enterprise Link for BAMリポジトリをリスト

アします

6 Oracle BAM 101330 環境を再インストールします インストール中にActive Data Cache および Oracle Enterprise Link for BAM リポジ

トリの「Build」または「Upgrade」オプションの選択を解除できます

7 ホストシステムを再起動します

8 Oracle BAM 101330 のバックアップを作成中にConfigFilesBackupファイルお

よびイメージディレクトリを元の場所から移動している場合はそれらをリスト

34

アします変更したOracle Enterprise Link for BAM Data Flow Serviceの設定もリスト

アします

7 既知の問題 以下の各項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の既知の問題について説明します

第 71 項Webサービスとクライアント間の非互換性

第 72 項EJB 30 に基づくWebサービス

第 73 項Oracle HTTP Server 1012 を使用する際にWebモジュールおよびWebサー

ビスをテストする

第 74 項bc4jearファイルのファイル名の変更

第 75 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

複数回適用する

第 76 項パッチ適用時のメッセージ

第 77 項OC4Jトランザクションのサポート

第 78 項パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する

第 79 項高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ

第 710 項TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示され

ない

第 711 項Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ

第 712 項シャットダウン時のBPELエラーメッセージ

第 713 項OC4J_WebCenterインスタンスログエラー

第 714 項BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示

第 715 項パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログ エラー

第 716 項Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)

第 717 項ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプ

タで失敗する

第 718 項パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される

第 719 項アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない

71 Webサービスとクライアント間の非互換性 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用したあとは以下の点に注意してください

Web サービスを再生成して再デプロイする場合は生成した WSDL に変更が加え

られます

10g Release 3(101300)クライアントをサービスに使用するとコンパイラエ

ラーで通信に失敗します これらの問題は次の方法で対処できます

Web サービスの EAR ファイルは再アセンブルしないでくださいWSDL は変更さ

れずクライアントは引き続きサービスと通信することができます

WebサービスのEARファイルを再生成する必要がある場合はクライアントを再生

成してラッパーを使用するクラスの名前に接尾辞Elementを追加しますこれ

はunwrapParametersがfalseに設定された状態でアセンブルされたラッパー

クラスをクライアントが使用することが前提となっています

35

72 EJB 30に基づくWebサービス Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用しEJB 30 でアセンブルした Release 3(101300)Web サービ

スを使用する場合サービスを再デプロイすると WSDL が変更されますこの場合

クライアントコードを再生成してサービスと通信できるようにする必要があります

73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュール

およびWebサービスをテストする Oracle Enterprise Manager Application Server Control にはテストページがありこのペー

ジを使用してアプリケーションサーバー環境にデプロイした Web モジュールおよ

び Web サービスをテストできますほとんどの場合テストページにはユーザー

の環境に現在設定されているWebサイトとポートの一覧が表示されますWebモジュー

ルまたは Web サービスの URL をテストする際には使用する Web サイトをこの一覧

から選択できます

参照Enterprise Manager のオンラインヘルプのTesting a Web Serviceおよび

Overview of Managing Web Modules

Oracle HTTP Server 10g Release 2(1012)を OC4J に対するフロントエンドとして使

用している場合テストページの Discovered Web サイトの一覧には何も表示されない

ことがありますこの場合Application Server Control を使用してWeb モジュールま

たは Web サービスの URL をテストすることはできません代わりに新しいブラウザ

ウィンドウを開いてブラウザのアドレスフィールドに Web モジュールまたは Webサービスの URL を入力します

参照10g Release 2(10132)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』のOracle Application Server 1013 での Oracle Application Server 1012 の構成

74 bc4jearファイルのファイル名の変更 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)はbc4jearファイルを使用しこ

のファイルをデフォルトのホームインスタンスにデプロイしますOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は新たに作成されたイ

ンスタンスのデフォルトのファイル名はdatatagsearになりますファイルのコンテ

ンツや機能は変わりません

75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は再

度パッチを適用しないでください再度適用するとエラーになる場合がありますた

とえばオラクルでは次のシナリオはサポートしていません

1 J2EE およびWebserverオプションを設定してOracle Application Server 10g Release 3(1013)をインストールする

2 Oracle Enterprise Service Bus 10g(101310)のスタンドアロン中間層をインストー

ルする

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

4 Oracle BPEL Process Manager 10g(10131)のスタンドアロン中間層または Oracle Web Services Manager 10g(10131)中間層をインストールする

36

5 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用して

Oracle BPEL Process Manager を 10g Release 3(101340)にアップグレードする

76 パッチ適用時のメッセージ パッチの適用中には以下のエラーメッセージが表示されることがあります

Oracle Internet Directory 10g Release 2(101202)インフラストラクチャに関連づけ

られているスタンドアロンのOracle Containers for J2EEのインスタンスがあるシス

テムにパッチを適用する場合パッチの適用中にOC4J管理者のパスワードの入力

を求めるプロンプトが表示されると次のメッセージが表示されることがあります The operation is unsupported

このメッセージは無視してください

stopallコマンドを使用してOPMNプロセスを停止している間に次のメッセージ

が表示されることがあります

Error

--gt Process (index=1uid=1998741206pid=13253) time out while waiting

for a managed process to stop Log exampleproduct1013OracleAS_3

opmnlogsdefault_group~oc4j_owsm ~default_group~1log opmnctl

graceful stop of processes failed trying forceful shutdown

このメッセージは無視してください

77 OC4Jトランザクションのサポート Oracle Application Server 10g Release 3(101310)の OC4J トランザクションマネージャ

にはRecoverable Last Resource Commit(RLRC)と呼ばれる機能が含まれていますこ

の機能はLast Resource Commit(LRC)トランザクションに対する強化されたリカバリ

メカニズムを提供しトランザクションの全体的なパフォーマンスを向上します

RLRC ではデータベース表を使用してトランザクション ID のコミットレコード

が保持されますこのため中間層内の OC4J トランザクションログにコミットレ

コードを保持する必要がなくなりますコミットレコードの書込みは 2 段階のコミッ

トプロセスにおけるパフォーマンスコストの大部分を占めます

注現在 RLRC は非 XA リソースがデータベースである場合のみ利用で

きますさらにコミットレコードはデータベース内に保持されるため

RLRC トランザクションなどのリカバリが必要な場合にはこのデータ

ベースにアクセスできる必要があります

RLRC 機能の設定手順は次のとおりです

1 サーバーが稼動している場合は停止します

2 コミットレコードを保持するデータベースに接続し次のSQLスクリプトを実行

して必要なスキーマをインストールします J2EE_HOMEdatabasej2eejtaoraclelast_resource_commitsql

37

3 J2EE_HOMEconfigdata-sourcesxmlファイルを開きますコミットレコード

のデータベースにアクセスするための接続プールを編集または作成してコネク

ションファクトリ要素の一部としてcommit-record-table-name属性を指定します 次に例を示します

[] ltconnection-pool name=Example Connection Pool num-cached-statements=10gt ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource user=scott password=password url=jdbcoraclethinmyServer5521main commit-record-table-name=scottOC4J_TX_RLRC_LOGgt ltproperty name=connectionCachingEnabled value=falsegt ltproperty name=implicitCachingEnabled value=truegt ltproperty name=maxStatements value=50gt ltconnection-factorygt ltconnection-poolgt []

注commit-record-table-name属性の名前に指定する値は完全修飾さ

れている必要があり指定するユーザー資格証明にはこの表に対する

deleteおよびselect権限が必要です

4 (オプション)J2EE_HOMEconfigtransaction-managerxmlファイルを開き

RLRC機能の実行時の動作を変更します 次に例を示します [] ltcommit-coordinatorgt ltmiddle-tiergt ltrecovery retry-interval = 300 rlrc-min-purge-interval=10 rlrc-purge-size=1000gt ltmiddle-tiergt ltcommit-coordinatorgt [] この例では次のパラメータが使用されています

nrlrc-purge-intervalはデータベース内でコミットレコードのバッチパー

ジがおこなわれる間隔(ミリ秒単位)です

nrlrc-purge-sizeはデータベース内でコミットレコードのバッチパージ

がおこなわれる間に削除されるバッチのサイズです

78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する 10g Release 3(101310)Oracle ホームにパッチを適用し10g Release 3(101310)Oracle ホームのインストール時に次のインストールオプションを選択している場合

Application Server Control Console を表示できないことがあります

Advanced Install オプションを選択している

インストールのタイプとしてJ2EE Server Web Server and SOA Suite を選択して

いる

Administrator OC4J インスタンスとして機能するようにインスタンスを構成している

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のインストール中にこれらのオプショ

ンをすべて選択している場合インストール完了後Application Server Control Consoleが表示されないことがまれにありますこの問題は10g Release 3(101340)パッチ

38

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアッ

プグレードスクリプトを実行する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101310)インスタンスに適用する前に次の手順を実行する必要があります

1 Orabpel ユーザーとして Oracle データベースに接続します

2 BPEL 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のス

クリプトを実行します

minus Linux x86 の場合upgrade_10131_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus - Oracle Databaseを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_

10131_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus - Oracle Database Liteを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合

upgrade_ 10131_10134_olitesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

3 Oraesb ユーザーとして Oracle データベースに接続します

4 ESB 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のスク

リプトを実行します

minus - Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqloracleディレクトリにあります

minus - Oracle Databaseを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_

10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqloracleディレクトリにあります

minus - Oracle Database Liteを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合

upgrade_ 10133_10134_olitesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqlotherディレクトリにあります

5 インスタンスを再起動します

8

422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済み

インスタンスでアップグレードスクリプトを実行する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release 3(101331)または MLR パッチ済みインスタンス

に適用する前に次の手順を実行する必要があります

1 Orabpel ユーザーとして Oracle データベースに接続します

2 BPEL 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のス

クリプトを実行します

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracle Databaseを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_

10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracle Database Liteを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合

upgrade_10133_10134_olitesql このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

3 ESB 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のスク

リプトを実行しますログインプロンプトが表示されたらoraesb ユーザーとし

てログインします(oraesb パスワードを入力)

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqloracleディレクトリにあります

minus Oracle Databaseを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_

10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqloracleディレクトリにあります

minus - Oracle Database Liteを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合

upgrade_ 10133_10134_olitesql このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqlotherディレクトリにあります

4 インスタンスを再起動します

5 パッチセットの適用 この項では以下のトピックについて説明します

第 51 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

適用する

第 53 項サイレントおよび非対話型パッチの適用

9

第 52 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する

第 54 項クラスタ環境にパッチセットを適用する

第 55 項10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジ

にパッチセットを適用する

第 56 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

再適用する

51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

適用手順について説明します次の項が含まれます

第 511 項既存環境をバックアップする

第 512 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

511 既存環境をバックアップする 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を自動的に削除する手段はありません

既存の環境のバックアップを取ってからOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールすることを強く推奨しますバックアップがあ

ればOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を削除し

てもまたはパッチの適用中に問題が発生した場合でも元の環境をリストアできます

データベースを元の状態に戻せるように使用しているデータベーススキーマのバッ

クアップを取る必要があります

参照Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリの詳細について

は『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』のバックアップとリカバリの

概要を参照してください

512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する パッチセットの適用手順は次のとおりです

1 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101300)Oracleホームに適用しシステムで Enterprise Javabeans 30 アプリケーションを使用する

場合パッチを適用する前にそのアプリケーションをアンデプロイする必要があり

ます パッチセットを 10g Release 3(101310)または 10g Release 3(101320)Oracleホームに適用する場合はこの手順を実行する必要はありません

アプリケーションをアンデプロイする手順は次のとおりです

a 元のインストールに使用したのと同じユーザー名で Application Server Control Console にログインしますアプリケーションが特定の OC4J イン

スタンスにデプロイされている場合はその OC4J インスタンスの OC4Jホームページに移動します アプリケーションをグループにデプロイしている場合はそのグループの

ページに移動します

10

参照Application Server Control の詳細については『Oracle Application ServerG管理者ガイド』の管理ツールの概要を参照してください

b c d

「Applications」をクリックしてアプリケーションのリストを表示します EJB 30 アプリケーションを選択します 「Undeploy」をクリックします

2 JDK Release 142 とともに OC4J インスタンスを使用する場合は次の手順を実行

して JDK Release 142 を置き換えてからパッチセットを適用する必要があります

パッチを適用後Release 15 を Release 142 で置き換えます

a Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセス

を停止します

b ORACLE_HOMEopmnconfopmnxmlファイルをバックアップします

c id=java-binのltdatagt要素内のJavaシステムプロパティを削除します

ltdatagt要素はopmnxmlファイルのltcategory id=start-parametersgt

要素内にあります

たとえばopmnxmlに以下の行が含まれている場合 ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-bin value=myhostjdk142binjava gt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt ファイルを次のように編集する必要があります ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt

d Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセス

を再起動します

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101300)Oracle ホームに適用しユーザー環境で Oracle Application Server Cold Failover Cluster トポロジを使用する場合以下の手順を実行する必要があります

11

a opmnxmlファイルを開きnotification-serverセクションで次の行を探しま

す ltipaddr remote=virtual_hostname request=virtual_hostnamegt このエントリがない場合はopmnxmlファイルに追加します前述の例で

は virtual_hostnameは実際の仮想ホスト名ですこの名前は

VIRTUAL_HOSTNAME変数と同じものにする必要があります

b Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN)を再起動します

4 dsaconfファイルを編集している場合はコピーを作成しますこのファイルは

パッチの適用中に上書きされます

5 アダプタを使用する場合はoc4j-raxmlファイルのコピーを作成しますこの

ファイルはパッチの適用中に上書きされます

6 ORACLE_ HOMEowsmbininstallpropertiesファイルに次の値が設定されてい

ることを確認します installhttphost=hostname installhttpport=7777

7 OC4J インスタンスが稼働していることを確認しますステータスは次のコマンド

を使用して確認できます

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl status

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl status

8 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)メディアの

Disk1 を挿入するか解凍したパッチセットソフトウェアを含むディレクトリ

の Disk1 サブディレクトリに移動します

9 Oracle Universal Installer を起動します

minus Linux x86 の場合 runInstallerコマンドを実行します

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 「setupexe」をダブルクリックします

表 2にパッチセットの適用中に表示される手順と画面を示します

注インストール手順の実行中に利用できるオンラインヘルプには

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のフルインストール

およびパッチセットのインストールに関する情報がありますしたがっ

てオンラインヘルプはパッチセットのインストール手順に特化し

たものではありませんOracle Universal Installer画面を使用した10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のインストールに関する具体的

な情報については表 2を参照してください

12

表 2 Oracle Application Server パッチの適用中に表示される画面

画面 操作

Welcome Oracle Universal Installer Welcome 画面を確認して「Next」をクリック

します

Welcome 画面に Oracle Universal Installer に関する情報が表示されます

インストール画面には以下のボタンが表示されます

Deinstall Products個々のコンポーネントまたは製品全体を削

除しますこのボタンは Welcome 画面にのみ表示されます

About Oracle Universal InstallerOracle Universal Installer のリ

リース番号を表示します

Help各画面の機能に関する詳細情報にアクセスできます

Installed Products現在インストールされている製品を表示

あるいは製品全体または個々のコンポーネントを削除します

Back前の画面に戻りますこのボタンは Welcome 画面では使

用できません

Next次の画面に進みます

Install選択した製品をインストールしますこのボタンは

Welcome 画面では使用できません

Cancelインストールプロセスを中止してOracle Universal Installer を終了します

Specify File Locations Specify File Location 画面ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のソースのフルパスを確認しインス

トール場所を選択できます

Source製品のインストール元であるproductsxmlファイル

のフルパスですOracle Universal InstallerをrunInstallerコマ

ンドまたはsetupexeファイルを使用して起動している場合

Oracle Universal Installerによってproductsxmlファイルのデ

フォルト値が検出されて使用されますパスは変更しないでくだ

さい

Nameパッチを適用するOracleホームの名前を選択します Oracleホームは名前で特定できますドロップダウンメニュー

から名前を選択するとPathフィールドが自動的に更新されて

選択したOracleホームの場所が表示されます

PathこのフィールドはNameドロップダウンメニューから

既存のOracleホームを選択すると自動的に入力されます

Browseこのボタンを使用してファイルシステムに移動し

ソースまたは宛先の場所を選択します

ファイルの場所を指定したら「Next」をクリックします

Administrator(oc4jadmin)Password

パッチを適用している Oracle Application Serverインスタンスの

oc4jadminユーザーパスワードを入力します「Next」をクリック

します

Prompt この画面では中間層のシャットダウンが表示されます「OK」をク

リックします

選択内容を確認して「Install」をクリックします Summary

13

表 2(続き)Oracle Application Server パッチの適用中に表示される画面

画面 操作

この画面にはパッチセットのインストールの進行状況が表示されま

す Install Progress

Configuration Assistants この画面には構成アシスタントの進行状況が表示されます構成アシ

スタントによってインストールの最後に自動でコンポーネントが構成

されます

Oracle Application Server 構成アシスタントのログファイルの具体的な

場所については『Oracle Fusion Middleware Installation Concepts and Repository Creation Utility ユーザーズガイド』を参照してください

「Exit」をクリックしてOracle Universal Installer を終了します End of Installation

注Oracle BPELOracle ESBおよび Oracle WSM の環境にパッチセッ

トを適用する場合はパッチセットの適用中に構成アシスタントが正常

終了していることを確認してください構成アシスタントが失敗した場合

は構成アシスタントを再試行しますまた失敗した場合はOracle Process Manager and Notification Server が起動していて必要なアプリケーション

がすべて稼動していることを確認しますOPMN が起動したら構成アシ

スタントを再試行します

パッチの適用をキャンセルする場合はOracle Support に連絡してパッ

チの適用以外で構成アシスタントを実行する方法を確認してください

10 現在のdsaconfファイルを手順 4 で作成したコピーで置き換えます

11 oc4j-raxmlファイルを手順 5 で作成したコピーで置き換えます

52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

Oracle Business Activity Monitoring 101330 のインストールに適用する手順について説

明します

Oracle BAMのインストールにパッチを適用する際setupexeをダブルクリックしたり

直接実行したりすることはできませんOracle BAM のインストールにパッチを適用す

るには次の各項の説明に従い10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

します

第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境を

バックアップする

第 522 項Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッ

チセットを適用する

521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする Oracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境のバックアップを取る手順

は以下のとおりです

14

注既存の Oracle BAM 101330 環境のバックアップを取ってからOracle BAM 101340 Patch Set をインストールしてくださいOracle BAM 101340 Patch Set はアンインストールできずスキーマがバージョン

101340 にアップグレードされるとOracle BAM Active Data Cache デー

タベースをダウングレードすることもできません

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 すべてのカスタマイズした構成ファイルイメージファイルおよびデータベー

スファイルのバックアップを取ります Oracle BAM構成ファイル(変更されている可能性あり)はOracle BAMをアンイ

ンストールすると次のフォルダに保存されます ORACLE_HOMEConfigFilesBackup このフォルダはOracle BAMをアンインストールしても削除されませんただし

ファイルを別の場所に移動することは可能です さらにレポートまたはビューがバックグラウンドでイメージファイルを使用す

る場合imagesフォルダのバックアップを取る必要がありますOracle BAMをア

ンインストールするとimagesフォルダもORACLE_HOMEBAMimagesフォルダに保

存されます

3 Oracle データベースツールを使用してOracle BAM Active Data Cache データベー

スのフルバックアップを作成します

4 Oracle Enterprise Link for BAM をインストールしている場合はEnterprise Link Data Flow Service のすべての設定をメモします

注binary_doubleのサポート問題を回避するにはOracle Database Data Pumpのexpユーティリティではなくexpdpユーティリティを使用します

522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インス

トールにパッチセットを適用する

注Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)ではOracle BAM は Microsoft Windows(32-Bit)でのみ利用できます

Oracle BAM 101340 でサポートされているプラットフォームについて

は『10134 Release Notes and New Features document』の Oracle BAM の

項を参照してください

パッチセットの適用手順は次のとおりです

1 DOS コマンドウィンドウを開きます

2 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)メディアの

Disk1 を挿入するか解凍したパッチセットソフトウェアを含むディレクトリ

のDisk1bamサブディレクトリに移動します

3 次のように入力してsetup_bambatファイルを実行します setup_bambat BAM_location

15

BAM_locationのデフォルト値はCOracleBAMです

Oracle BAM が複数のマシンにデプロイされている場合はサーバーボックスごとに

Oracle BAM パッチインストーラを実行する必要があります

53 サイレントおよび非対話型パッチの適用

この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

サイレントまたは非対話型で適用する方法について説明します

1 台以上のコンピュータに対して同様の適用をおこなう場合はサイレントパッ

チ適用を使用しますサイレントパッチ適用ではコマンドラインを使用して

リモートでパッチを適用することもできます

特定の画面を確認したいまたは一部の情報を対話形式で入力したい場合は非対

話型パッチ適用を使用します

サイレントまたは非対話型パッチ適用をおこなうにはインストーラにレスポンス

ファイルと呼ばれるテキストファイルを提供しますインストーラはレスポンス

ファイル内の変数およびパラメータ値を使用してインストーラのプロンプトの一部ま

たはすべてに応答します

この項には以下のトピックが含まれています

第 531 項サイレントインストール

第 532 項非対話型インストール

第 533 項レスポンスファイル

第 534 項サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する

531 サイレントインストール サイレントインストールの場合インストールを監視する必要はありません情報を

入力することはなく監視するためのグラフィカルユーザーインタフェースもあり

ません

サイレントインストールをおこなうにはインストーラにレスポンスファイルを提

供してコマンドラインで-silentフラグを指定します

532 非対話型インストール 非対話型インストールの場合インストーラには通常のインストールと同様グラフィ

カルユーザーインタフェースが表示されます特定のインストーラプロンプトに

対するエントリがレスポンスファイルに存在しない場合はユーザーがインストール

中に応答する必要があります

533 レスポンスファイル レスポンスファイルはパッチセットを適用する前に作成する必要がありますまた

任意のテキストエディタを使用して編集できますまずOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の次のディレクトリにあるレスポンスファ

イルのテンプレートoracleasj2eepatchsetCustomrspをコピーします

Linux x86 の場合Disk1stageResponse

Microsoft Windows(32-Bit)の場合Disk1stageResponse

テンプレート内のパラメータには次の 3 種類の値があります

定数

16

オプションの値

必須の値

これらのパラメータについては以下の各項で説明します

定数 パッチセットの適用を正常におこなえるように事前に設定されたテキストまた

はブール値があります上級ユーザー以外はこれらの値を変更しないでください

minus Linux x86 の例 FROM_LOCATION=Disk1stageproductsxml SHOW_SUMMARY_PAGE=false

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

FROM_LOCATION=EDisk1stageproductsxml SHOW_SUMMARY_PAGE=false

オプションの値 パラメータが文字列ltValue Unspecifiedgtに設定されている場合インストーラ

はこのパラメータを無視しますインストーラはパラメータのデフォルト値を使

用するか現在インストールされているOracle Application Serverから値を取得しま

す上級ユーザー以外はこれらの値を変更しないでください

minus Linux x86 の例 UNIX_GROUP_NAME=ltValue Unspecifiedgt

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

RESTART_SYSTEM=ltValue Unspecifiedgt

必須の値 パラメータが文字列ltValue_Requiredgtに設定されている場合この文字列をテキ

ストまたはブール値で置き換える必要がありますサイレントパッチ適用の場合

値を指定しないとプロセスが失敗します非対話型パッチ適用の場合この文字

列をテキストまたはブール値で置き換えないとプロセスが一時停止し通常の画

面が表示されてこの値の入力を求められます Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用では

次のパラメータの値を指定する必要があります

minus ORACLE_HOME

これはパッチを適用するインストールが含まれる Oracle ホームディレク

トリのフルパスです

lowast サイレントパッチ適用の場合はOracleホームへのパスがあるエン

トリ ORACLE_HOME=ltValue_Requiredgt を更新する必要があります次を参照してください Linux x86 の場合ORACLE_HOME=privateoracleAppSrvHome

Microsoft Windows(32-Bit)の場合ORACLE_ HOME=

17

CprivateoracleAppSrvHome

このエントリを更新しない場合プロセスは失敗します

lowast 非対話型パッチ適用の場合このエントリを更新しないとインス

トーラが一時停止してFile Locations ダイアログが表示されます

534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する手順は次のとおりです

注サイレントパッチ適用中に使用中のファイルがある場合(ユーザー

がファイルを開いているなど)プロセスが終了することがあります終

了してしまった場合は開いているファイルを特定して対応するプロセ

スを停止する必要があります該当プロセスを停止後パッチの適用を再

度開始できます

1 製品のインストールメディアからレスポンスファイルのテンプレートを使用し

ているコンピュータにコピーします

2 コピーしたファイルに必要な変更を加えて保存します

3 dsaconfファイルを編集している場合はコピーを作成しますこのファイルは

パッチの適用中に上書きされます

4 アダプタを使用する場合はoc4j-raxmlファイルのコピーを作成しますこの

ファイルはパッチの適用中に上書きされます

5 パッチの適用を開始しますインストーラのresponseFileパラメータの値として

レスポンスファイルのパスとファイル名を指定しますサイレントインストー

ルの場合はsilentパラメータも指定します次のMicrosoft Windowsの例ではEはインストールメディアのドライブです

サイレントパッチ適用

minus Linux x86 の例 gt runInstaller -silent -responseFile absolute_path_and_filename

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

Egt setupexe -silent -responseFile absolute_path_and_filename

非対話型パッチ適用

minus Linux x86 の例 gt runInstaller -responseFile absolute_path_and_filename

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

Egt setupexe -responseFile absolute_path_and_filename

18

注Oracle Business Activity Monitoring101340 のサイレントパッチ適用

を実行するにはEDisk1BAMディレクトリから次のコマンドを実行し

ますEはインストールメディアのドライブです EDisk1BAMgt setup_bambat ltBAM Install Locationgt -silent

たとえばOracle BAMをCOracleBAMにインストールしている場合は

次のコマンドを使用してサイレントモードでパッチを実行します EDisk1BAMgt setup_bambat COracleBAM -silent

6 インベントリディレクトリ内のログファイルでエラーがないことを確認します

ログファイルは次のディレクトリにあります

minus Linux x86 の場合 oracle_inventory_pathlogsinstallActiontodays_date_timelogoracle_inventory_pathlogssilentinstalltimestamplog oracle_inventory_pathの値は次のファイルに格納されています varoptoracleoraInstloc

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

Coracle_inventory_pathlogsinstallActiontodays_date_time log Coracle_inventory_ pathlogsinstallActionsilentinstalltimestamplog oracle_inventory_pathの値は次のディレクトリにあります varoptoracleoraInstloc 前述の例ではファイルが置かれている場所がCドライブだと仮定しています

フ ァ イ ル の 場 所 を 判 定 す る に は レ ジ ス ト リ の

HKEY_LOCAL_MACHINESOFTWAREOracleinst_locエントリを確認します

ログファイル名の形式はinstallActionstodays_date_timelogです

7 現在のdsaconfファイルを手順 6 で作成したコピーで置き換えます

8 oc4j-raxmlファイルを手順 4 で作成したコピーで置き換えます

54 クラスタ環境にパッチセットを適用する Oracle Application Server 10g Release 3(101300)10g Release 3(101310)10g Release 3(101320)または 10g Release 3(101330)クラスタトポロジを管理している

場合はクラスタ内の各アプリケーションサーバーインスタンスに Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用できます次の手順を参照

してください

参照ESB Runtime インスタンスの構成の詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

1 第 2 項このパッチセットについてで更新しているリリースに該当する情報を

確認します たとえばパッチセットを 10g Release 3(101300)の環境に適用している場合

は第 211 項パッチセットを 10g Release 3(101300)Oracleホームに適用す

19

るときの注意点を確認してください

2 クラスタ内の 1 つのアプリケーションサーバーインスタンスにパッチセット

を適用するには第 51 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用するに記載されている説明に従います

3 パッチを適用後新たにパッチを適用したインスタンスが稼働中であることを確認

します たとえばApplication Server Control Console に移動して新たにパッチを適用した

インスタンスがクラスタのメンバーとして表示されていることを確認します該当

のインスタンスが稼動していることを確認してアプリケーションサーバーの

ホームページまたはそのインスタンスの OC4J ホームページにドリルダウンしま

4 第 6 項適用後のタスクに記載されている自分の環境に当てはまるタスクを実行し

ます

5 クラスタ内の残りのアプリケーションサーバーインスタンスに対して手順 2~4 を繰り返します

注10g Release 3(101300)クラスタにパッチを適用している場合は

10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Fusion Middleware Upgrade Guide for Enterprise Deployments』で詳細を確認してく

ださい

55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメ

ントトポロジにパッチセットを適用する この項では最小の停止時間で10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジに適用する方法について

説明しますパッチの適用中にインストーラによって Oracle ホーム内のすべてのコン

テナにパッチが適用されます

551 このパッチセットを適用する前に パッチセットを適用する前に『Oracle Application ServerG エンタープライズデプ

ロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』の情報を確認してください

パッチの適用手順では以下のことが前提となっています

『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリー

ス 3(101310)』に説明されている 10g Release 3(101310)mySOACompanyトポロジにパッチを適用していること

10g Release 3(101310)mySOACompany トポロジにはスタンドアロンの Oracle BPELOracle ESBおよび Oracle WSM インストーラを使用して作成した Oracleホームだけが含まれていること統合された Oracle SOA Suite インストーラを実行

してOracleホームを作成し未使用のコンポーネントを無効にしている場合でも

この手順に従う必要がありますただし有効なコンポーネントに適用されるすべ

てのアプリケーション層の手順を実行してからパッチを適用する必要があります

詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメント

ガイド』の第 3 章mySOACompany の Web 層とアプリケーション層のインストー

ルと構成を参照してください

20

すべてのOracleホームおよびトポロジ内のすべての oraInventory情報のフルバッ

クアップを取っていること詳細については『Oracle Application ServerG 管理者

ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

552 パッチセットを適用する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)mySOACompanyエンタープライズデプロイメントトポロジに適用する手順は以下のとおりです

1 BPEL 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のアッ

プグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示されたら

ORABPEL ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

2 Oracle ESB 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次

のアップグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示された

らORAESB ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

3 最初にパッチを適用する中間層のインスタンスを 1 つ選択します選択できるの

はBPELESB Runtime(ESBR)または ESB Design Time(ESBD)インスタン

スです

4 次の手順を実行してパッチを適用しているインスタンスのルーティング ID を変

更しますこの変更により新たな HTTP 要求の受入れが拒否されインスタンス

による不要なプロセスの実行が回避されます

a opmnxmlファイルのバックアップコピーを作成しますORA-HOME1

ORA-HOME2またはORA-HOME3に対応するORACLE_HOMEの値(『Oracle

21

Application ServerGエンタープライズデプロイメントガイド』を参照)

はパッチを適用しているインスタンスによって異なります次に例を示

します cp ORACLE_HOMEopmnconfopmnxml ORACLE_

HOMEopmnconfopmnxmlbackup

b opmnxmlファイルを編集してパッチを適用しているインスタンスのルー

ティングIDを変更しますたとえばOC4J_SOAインスタンスにパッチを適

用している場合はルーティングIDを指定する行を追加します次の例の

太字部分を参照してくださいこのインスタンスではOracle BPELOracle ESBまたはOracle WSMを実行できます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=OC4J_SOA module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-parametersgt

ltdata id=routing-id value=Ygt

注ハードウェア LBR を変更するのではなくルーティング ID を使用し

て OC4J へのルーティングを回避することを推奨しますLBR 構成を変更

する場合Oracle HTTP Server へのルーティングだけを回避することにな

ります構成内にあるほかの Oracle HTTP Server のインスタンスはパッ

チを適用している OC4J へのリクエストをクロスルーティングできます

この方法は新たな HTTP リクエストの実行を阻止しますそのほかの起

動しているサービス(JMS など)はコンテナが停止するまで稼動し続け

ます

5 ESB Design Time(ESBD)インスタンスだけの場合 opmnxmlファイルを編集してサービスフェイルオーバー構成を削除しますこ

れでインスタンスがESBDに対して非アクティブ-パッシプな構成に戻りますた

とえばファイルに以下のエントリが含まれている場合

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J service-failover=1

status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgt

次のように修正します

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUP numprocs=1gt

6 パッチを適用しているインスタンスのデータベース情報を変更しますこれで

パッチを適用している間にSOA コンポーネントからデータベースにトランザク

22

ションが渡るのを防げます

a パッチを適用しているインスタンスのORACLE_HOMEでdata-sourcesxmlの

バックアップコピーを作成します次に例を示します

cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup

b datasourcesxmlファイルを編集して存在しないデータベースを指すよ

うにしますこれをおこなう方法としてはデータベースのポート番号を

意図的に正しくないポート番号に変更する方法がありますたとえばデー

タベースポート 1521 を使用している場合はすべての参照をポート 1522に変更します次の例の太字部分を参照してください ltconnection-factory

factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource

url=jdbcoraclethin

(DESCRIPTION=(ADDRESS_LIST=(LOAD_BALANCE=on)

(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)

(HOST=dehydusoraclecom)

(PORT=1522)))

(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=orcl)))

user=oraesb password=-gtesb_passwordgt

7 opmnxmlファイルにnumprocs=1を設定します

8 パッチを適用しているインスタンスを停止しますそのほかのインスタンスは実行

したままにできます

注継続中の HTTP 同期リクエストはすべて停止することを推奨します

停止操作では正常に停止するためにJMS コールなどのそのほかの種類

のリクエストは考慮されません

9 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を Oracle ホームに適用します

10 パッチを適用する前にインスタンス内の使用していないすべての SOA コンポー

ネントを無効にします無効にしない場合インスタンスを再起動するとそれら

のコンポーネントも起動します たとえばOracle ESB を使用していない場合はASControl から「ClusterTopology」「Applications」「Stop」の順に選択して ESB サービスを停止できます

11 インスタンスのルーティングIDを元の値に戻します次に例を示します ltdata id=routing-id value=g_rt_idgt この場合元の値はopmnxmlファイルのバックアップコピーに基づき決められま

すこの手順は手順bで説明したプロシージャとは反対のものです

12 ESB Design Time インスタンスの場合は次の 2 つの手順を実行して OPMN サービ

スのフェイルオーバーを有効にします

a OC4J_ESBDTのprocess-typeタグにservice-failover=1を追加します

b ESBDT_GROUPのprocess-setタグからnumprocs=1を削除しますつまり

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgtを元の値ltprocess-set id=

23

ESBDT_GROUP numprocs=1gtに戻します

13 opmnxmlファイルのnumprocの値を元の値に戻します

14 インスタンスデータのソース構成を手順 6 で作成したdata-sourcesxmlのバッ

クアップコピーをリストアして元の状態に戻します cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup ORACLE_

HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

15 インスタンスを再起動します

16 そのほかのBPELESB Runtime(ESBR)およびESB Design Time(ESBD)インス

タンスに対して手順 3~15 を繰り返し1 度に 1 つのORACLE_HOMEにパッチを適用

します

56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用中は

Available Product Components 画面が表示されますパッチの適用を続行するにはコ

ンポーネントツリーを展開してパッチを再適用するためにすべてのコンポーネント

を手動で選択する必要がありますこの選択をおこなわないとOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用に失敗します

6 適用後のタスク この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

適用後のタスクについて説明します以下のトピックが含まれます

第 61 項フルバックアップを実行する

第 62 項PHPを有効にする

第 63 項JDKをRelease 142 にリストアする

第 64 項BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する

第 65 項カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイ

する

第 66 項Java Single Sign-Onを有効にする

第 67 項Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをデプロイする

第 68 項WSILアプリケーションを手動でデプロイする

第 69 項Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する

第 610 項Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する

第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする

第 612 項Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク

第 613 項HTTP TRACEのサポートを無効にする

第 614 項Oracle BAM 101340 をアンインストールする

61 フルバックアップを実行する パッチセットをインストールしたらOracle Application Server 環境のフルバックアッ

24

プを実行する必要がありますバックアップを取ることで新たにパッチを適用した環

境をリストアできるようになります

また10g Release 3(101300)環境にパッチを適用する場合以前のバックアップは

10g Release 3(101320)Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリツー

ルでは使用できません

参照Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリの詳細について

は『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』のバックアップとリカバリの

概要を参照してください

62 PHPを有効にする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

PHP を有効にする必要がありますPHP を有効にする手順は次のとおりです

1 Oracle HTTP Serverのhttpdconf構成ファイルに以下の変更を加えます

a Oracle HTTP Serverの構成ファイルを検索して開きます Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf

b コメント文字()を使用して次のPHP 40ディレクティブをコメントにし

ます Linux x86 の場合 LoadModule php4_module libexeclibphp4so AddModule mod_php4c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php4_module modulesphp4apachedll AddModule mod_php4c

c 次のPHP 50 LoadModuleディレクティブを追加します Linux x86 の場合 LoadModule php5_module libexeclibphp5so AddModule mod_php5c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php5_module modulesphp5apachedll AddModule mod_php5c

d 次のAddTypeディレクティブを追加します AddType applicationx-httpd-php php php5 AddType applicationx-httpd-php-source phps

e httpdconfファイルを保存して閉じます

2 PHPRC環境変数をphp5iniファイルを指すように設定します

minus Linux x86 の場合 setenv PHPRC ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

25

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 set PHPRC = ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

63 JDKをRelease 142にリストアする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

JDK を Release 142 にリストアする必要があります手順は次のとおりです

1 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを停止

します

2 第 512 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

適用する で変更したOC4Jインスタンスのopmnxmlファイル内にあるltdata id=java-optionsgt要素から-XXAppendRatio=3の行を削除します

3 ID属性がjava-binであるltdatagt要素にJavaシステムプロパティを設定します編集

後のファイルは次のように表示されます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-bin value=myhostjdk142binjava gt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt

4 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを再起

動します

64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する data-sourcesxml フ ァ イ ル を 編 集 し て JDBC factoryClass パ ラ メ ー タ を

oraclejdbcOracleDriver か ら BPELPM_CONNECTION_POOL パ ラ メ ー タ の

oraclejdbcpoolOracleDataSourceに変更しますファイルの設定は次の例の太

字で示されている部分のようにする必要があります ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource url=jdbcoraclethinscotttigerstadd141521db5617gt

data-sourcesxml ファイルは直接または Oracle Enterprise Manager を使用(『Oracle Containers for J2EEG リソースアダプタ管理者ガイド』を参照)して編集できます

65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを

再デプロイする カスタムセキュリティ設定(Oracle Single Sign-On を使用するなど)を使用してアプ

リケーションを構成している場合10g Release 3(101340)を適用後にアプリケーショ

ンを再構成して再デプロイする必要があります

26

66 Java Single Sign-Onを有効にする 10g Release 3(101330)をOracle Application Server 10g Release 3(101300)のインス

トールに適用する場合はjaznxmlファイルを編集してJava Single Sign-Onを有効にす

る必要がありますjaznxmlファイルを編集したらインスタンスを再起動します

詳細については『Oracle Containers for J2EEGセキュリティガイド 10g(101310)』

の第 14 章OC4J Javaシングルサインオンを参照してください

67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする 10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてパッチセットを適用する前

に Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをアンデプロイした場合はパッチセッ

トを適用後にそれらのアプリケーションを再デプロイする必要がありますアプリケー

ションをデプロイする手順は次のとおりです

1 Application Server Control Console にログインします

2 アプリケーションが特定の OC4J インスタンスにデプロイされる場合はその OC4Jインスタンスの OC4J ホームページに移動しますアプリケーションがグループに

デプロイされる場合はそのグループのページに移動します

3 「Applications」をクリックします

4 「Deploy」をクリックして画面の指示に従います詳細な情報が必要な場合は

「Help」をクリックしてください

68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする Oracle Application Server 10g Release 3(101310)以降ではWeb Services Inspection Language(WSIL)がサポートされていますWSIL を使用するとインスタンスにデプ

ロイされているすべての Web サービスを確認できます

10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてWSIL を利用する場合は手

動でデプロイする必要がありますWSIL アプリケーションをデプロイする手順は次の

とおりですこの手順はOC4J のインスタンスが実行していることを前提としていま

1 Application Server Control Console にログインします

2 OC4J ホームページで「Administrations」をクリックしますこれでデプロイ

されているアプリケーションの一覧を確認できます

3 「Deploy」をクリックしてDeploy Select Archive ページを表示します

4 Deploy Select Archive ページで以下の手順を実行します

a Application Server Controlを実行しているサーバーにすでに存在するアーカ

イブを選択します

b 次のwsil-iasearファイルのパスを入力します webserviceslibwsil-iasear

c 「Next」をクリックしてDeploy Application Attributes ページを表示します

5 Deploy Application Attributes ページで以下の手順を実行します

a Application Name フィールドに WSIL アプリケーションの名前を入力します

b Parent Application がデフォルトに設定されていることを確認します

c Bind Web Module to Site がデフォルトの Web サイトに設定されていることを

確認します

27

d Context Root がinspectionwsil に設定されていることを確認します

e 「Next」をクリックしてDeploy Deployment Settings ページを開きます

6 「Next」をクリックしてWSIL アプリケーションをデプロイしますConfirmation Page にWSIL アプリケーションのデプロイが成功したことが示されます

7 これで次のWebアドレスからWSILアプリケーションにアクセスできます httphostnameportinspectionwsil このURLではhostnameはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのホスト名portはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのポート番号です

69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する Oracle Enterprise Service Bus をインストールしていて中間層のインストールのいずれ

かをホストしているマシンの IP またはホスト名をクローンまたは変更する場合は次

の手順を実行する必要があります

参照Oracle Enterprise Service Bus サービスの更新方法の詳細については

『Oracle Application ServerG 管理者ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照

してください

1 次のスクリプトを実行してOracle ホームとシステム変数を設定します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptsh

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptbat

2 スクリプトを実行したコマンドラインウィンドウで次のコマンドを実行して

Oracle Enterprise Service Busサービスをエクスポートします ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベースサー

ビス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次のよ

うになります ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

28

3 オペレーティングシステムを更新してホスト名ドメイン名またはその両方

を正しい名前に変更します

4 オペレーティングシステムに必要な場合はホストを再起動します

5 ネットワーク内の別のホストからそのホストに Ping を発行できることを確認しま

すすべてが正しく解決されるように新しいホスト名を使用して Ping を発行して

ください

6 esbparampropertiesファイルを次のように編集します

minus IPアドレスまたはホスト名を変更している場合はDT_OC4J_HOSTプロパ

ティを新しいホスト名に変更しますたとえば新しいホスト名が

newhostexamplecomの場合はプロパティの値は次のようになります DT_OC4J_HOST=newhostexamplecom

minus ローカルマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HTTP_PORT を更新

して新しいポートにします

minus リモートマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HOST プロパティを

新しいホスト名にDT_OC4J_HTTP_PORT プロパティを新しいポートに更新

します

7 手順 2 で使用したのと同じコマンドラインウィンドウから次のコマンドを実行します

ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベース

サービス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次

のようになります ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=PASSWORD

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

8 各 Oracle ホームで次のコマンドを実行してホストにあるすべての中間層のインス

タンスを起動します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

29

9 この手順の最初の段階でOracle Application Server を自動的に開始するために無効

にしたプロセスがある場合はそれらを有効にします

10 サービスが ESB コンソールに一覧表示されておりアプリケーションが正常に稼動

していることを確認します

610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを

実行する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールしたらWebCenter アプ

リケーション用に作成したすべての OC4J インスタンスに対して ADF インストーラを

実行する必要がありますADF インストーラを実行しない場合ユーザーのカスタム

アプリケーションは ADF の最新の共有ライブラリにアクセスできません

ADF インストーラの実行方法の詳細については『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development Framework のための Fusion 開発者ガイド』の第 2921項ADFランタイムライブラリのインストールを参照してください

611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする このパッチで利用可能なすべてのバグ修正プログラムを確実に適用するにはOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したあとでOracle ADF アプリケーションを移行して再デプロイする必要がありますアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする手順は次のとおりです

1 Oracle Technology NetworkからOracle JDeveloper 101330 をダウンロードします

OTNのアドレスは次のとおりです httpwwworaclecomtechnologyindexhtml

2 ワークスペースを次の手順で移行します

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 と同じシステムにイ

ンストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「Yes」をクリックして101320 JDeveloper ビルドの system フォルダをポイントしますこれでJDeveloper 101340 へのデータベース接続をはじめとしたユーザー設定が移行されます

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 とは異なるシステム

にインストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「No」をクリックします(この場

合データベース接続は Oracle JDeveloper 101340 に移行されません

JDeveloper 101320 ではデータベース接続は IDEConnectionsxml に格納さ

れておりこのファイルはOracle JDeveloper systemディレクトリにあります

そのためOracle JDeveloper 101340 から Oracle JDeveloper 101320 のデー

タベースの接続にアクセスするにはsystem ディレクトリを移行する必要が

あります)Oracle JDeveloper 101320 のインスタンスから任意の Oracle ADFアプリケーションのワークスペースを Oracle JDeveloper 101340 の環境にコ

ピーしてアプリケーションワークスペースを開きますDo you want to migrate the workspace from a previous versionのプロンプトが表示されたら

「Yes」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle ADF アプリケーションを新しい EAR ファイ

ルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

30

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle Application Development Framework 開発者ガイド』

を参照してください

612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後はOracle WebCenterアプリケーションを使用する前に以下のタスクを実行する必要があります

第 6121 項JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする

第 6122 項移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義

する

第 6123 項10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタ

マイゼーションをコピーする

第 6124 項Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行

する

第 6125 項Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用した

アプリケーションを移行する

第 6126 項OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を

再構成する

第 6127 項101340 の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する

6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプ

リケーションを移行および再デプロイする JCR データコントロールを使用してOracle WebCenter アプリケーション内の分散し

たコンテンツを統合および公開している場合はOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後コンテンツリポジトリにアクセスできる

ことを確認するために以下の手順を実行する必要があります

1 第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイするの手順 1 と 2を実行します

2 次の手順を実行してアプリケーションサーバーの接続を作成します

a Connections Navigator で「Application Server」を右クリックして「New Application Server Connection」を選択します

b Welcome ページが表示されている場合は「Next」をクリックして Type ペー

ジを表示します

c Connection Name フィールドで接続の名前を指定します

d Connection Type リストから「Standalone OC4J 10g 1013」を選択します

e 「Next」をクリックしてAuthentication ページを表示します

f OC4J インスタンスへの認証に使用するユーザー名とパスワードを指定します

g 「Next」をクリックしてConnection ページを表示します

h OC4J インスタンスにアクセスするために使用するホスト名とポート番号を指

定しますOC4J インスタンスが Oracle JDeveloper と同じコンピュータにイン

ストールされている場合はlocalhost をホスト名として指定します

i 「Finish」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle WebCenter アプリケーションを新しい EAR ファ

31

イルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照して

ください

注最初に新しいアプリケーションサーバーの接続を Oracle WebCenterアプリケーションと関連づける必要があります関連づけるには次の手

順を実行します

1 Resources ノードでOracle WebCenter アプリケーション用に作成した

デプロイメントプロファイルを右クリックします

2 WAR Deployment Profile Properties ダイアログボックスの左側のペイ

ンで「Platform」を選択しTarget Connection で作成したアプリケー

ションサーバーの接続を選択します

3 「OK」をクリックします

6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を

再定義する アプリケーションを 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に移行する場合セ

キュリティで保護されたページの認可情報はアプリケーションと一緒に移行されませ

んそのためアップグレードする前にアプリケーションの ADF セキュリティを定義

していた場合は10g Release 3(101340)のインスタンスでページのアクセス権限を

再定義する必要があります実行する手順については『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレッ

トカスタマイゼーションをコピーする Preconfigured OC4J にデプロイされた PDJ-Java ポートレットに対して作成したカスタマ

イザーションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますそのためOracle Application Server インスタンスを 10g Release 3(1013)Patch Set 2(101320)から 10g Release 3(101340)にパッチを適用する場合は10g Release 3(1013)Patch Set 2

(101320)用に作成したカスタマイゼーションは利用できませんこれらのカスタマ

イゼーションを 10g Release 3(101340)の環境で利用できるようにする場合は次の

手順を実行する必要があります

1 portlet-client-deployjarファイルを使用してカスタマイゼーションをエクス

ポートします カスタマイゼーションをエクスポートおよびインポートする手順については

『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

2 EARファイルでportlet-client-deployjarファイルを再実行してカスタマイ

ゼーションをインポートします

3 OC4J_WebCenter インスタンスを再起動します

6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケー

ションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して No を選択した場合は

このタスクを実行します

Preconfigured OC4J にデプロイされたポートレットに対して作成したカスタマイゼー

ションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますOracle JDeveloper の以前

32

のリリースから移行していない場合は以前のインストールで作成したポートレット

カスタマイゼーションは新しい Oracle Jdeveloper のインストールでは利用できません

これらのカスタマイゼーションを利用したい場合は新しい Oracle JDeveloper のインス

トールのアプリケーションにカスタマイゼーションを手動でコピーする必要があります

OmniportletWebClippingWSRPおよびPDKサンプルポートレット用に作成したカ

スタマイゼーションは以前のJDeveloper_ homeportalportletdataディレクトリ

から新しいOracle JDeveloperのインストールに手動でコピーできますPreconfigured OC4JにデプロイしたカスタムPDK-Javaポートレットがある場合は『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のポートレットプリファレンスストア移行ユーティリティ

を参照してポートレットプリファレンスストア移行ツールを使用してこれらの

カスタマイゼーションを保存する方法を確認してください

6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレッ

トを使用したアプリケーションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して Yes を選択した場合は

このタスクを実行します

この場合Preconfigured OC4J にデプロイした大部分のポートレットに対するカスタマ

イゼーションはOracle JDeveloper の移行全体の一環として自動的に移行されますた

だしPDK-Java ポートレット用に作成したカスタマイゼーションは101340 のイン

スタンスに手動でコピーする必要がありますポートレットプリファレンスストア

移行ツールを使用してそのほかの PDK カスタマイゼーションを保存する方法について

は『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』のポートレットプリファレンス

ストア移行ユーティリティを参照してください

6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキ

シ設定を再構成する アプリケーションに OmniPortlet および Web クリッピングポートレットが含まれてい

る場合Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

後それらのポートレットのプロキシ設定を再構成する必要があります10g Release 3(101320)のインスタンスからはプロバイダ構成情報が移行されないのでこの再構

成はかならずおこなう必要があります

OmniPortlet および Web クリッピングプロデューサの HTTP プロキシ設定の構成方法

については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』の付録そのほかのポート

レット構成を参照してください

6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクス

ポートEARファイルを再作成する Oracle WebCenter アプリケーションを10g Release 3(101320)環境から 10g Release 3

(101340)環境に転送しており事前デプロイメントツールを使用してカスタマイ

ゼーションをエクスポートしエクスポート EAR ファイルを作成する場合jspx ペー

ジもエクスポートされます

Oracle JDeveloper 10g Release 3(101340)を使用するアプリケーションの移行中に jspxページに変更を加えアプリケーションをデプロイして10g Release 3(101320)で

作成したエクスポート EAR ファイルからカスタマイゼーションをインポートする場合

Oracle JDeveloper でおこなったページの変更内容は失われます編集したページが上書

きされるのを避けるにはportlet-client-deployjar ファイルの 10g Release 3(101340)バージョンを 10g Release 3(101320)のインストール環境にコピーし10g Release 3(101340)の事前デプロイメントツールを使用してエクスポート EAR ファイルを再

33

作成する必要があります

事前デプロイメントツールを使用してカスタマイゼーションをエクスポートおよび

インポートする手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照

してください

613 HTTP TRACEのサポートを無効にする HTTP TRACE メソッドはTRACE レスポンスのエンティティボディ内にあるクライア

ント HTTP からリクエストされたコンテンツを返しますこの動作によりリクエスト

の HTTP ヘッダーに含まれている Cookie や認証データなどの機密情報は攻撃を受けや

すくなります

この問題を回避するにはApache mod_writeモジュールを使用してHTTP TRACEリク

エストを拒否するかサイトの要件とポリシーを満たすのに必要なメソッドだけを許可

するようにします次の追加の構成情報をApache HTTP Serverの構成ファイルに追加し

ます RewriteEngine On RewriteCond REQUEST_METHOD ^TRACE RewriteRule - [F]

614 Oracle BAM 101340をアンインストールする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)Business Activity Monitoringをアンインストールする場合は適用後のタスクを実行する必要があります

このプロセスにはOracle BAM 101340 パッチセットのアンインストールと Oracle BAM 101330 のリストアが含まれます

これらの手順を実行するとOracle BAM 101340でおこなった変更はすべて失われます

Oracle BAM 101340 をアンインストールしてOracle BAM 101330 をリストアする

手順は次のとおりです

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 「コントロール パネル」「プログラムの追加と削除」の順にクリックしてOracle BAM アプリケーションを削除しますActive Data Cache データベースは削除されま

せん

3 ホストマシンを再起動します

4 SQLPlus コマンドを使用してActive Data Cache に使用したデータベースアカウ

ントに対する権限を(必要な場合はOracle Enterprise Link for BAM のデータベー

スアカウントも同時に)削除再作成およびリセットします

5 Oracleデータベースツールを使用してOracle BAM 101330 Active Data Cacheデータベーススキーマのバックアップをリストアしますこのバックアップは

Oracle BAM 101340 Patch Setをインストールする前に第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境をバックアップするで作成し

たものです Oracle Data Pump Impdpユーティリティを使用してBAM Active Data Cache DatabaseおよびOracleデータベースにあるOracle Enterprise Link for BAMリポジトリをリスト

アします

6 Oracle BAM 101330 環境を再インストールします インストール中にActive Data Cache および Oracle Enterprise Link for BAM リポジ

トリの「Build」または「Upgrade」オプションの選択を解除できます

7 ホストシステムを再起動します

8 Oracle BAM 101330 のバックアップを作成中にConfigFilesBackupファイルお

よびイメージディレクトリを元の場所から移動している場合はそれらをリスト

34

アします変更したOracle Enterprise Link for BAM Data Flow Serviceの設定もリスト

アします

7 既知の問題 以下の各項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の既知の問題について説明します

第 71 項Webサービスとクライアント間の非互換性

第 72 項EJB 30 に基づくWebサービス

第 73 項Oracle HTTP Server 1012 を使用する際にWebモジュールおよびWebサー

ビスをテストする

第 74 項bc4jearファイルのファイル名の変更

第 75 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

複数回適用する

第 76 項パッチ適用時のメッセージ

第 77 項OC4Jトランザクションのサポート

第 78 項パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する

第 79 項高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ

第 710 項TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示され

ない

第 711 項Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ

第 712 項シャットダウン時のBPELエラーメッセージ

第 713 項OC4J_WebCenterインスタンスログエラー

第 714 項BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示

第 715 項パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログ エラー

第 716 項Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)

第 717 項ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプ

タで失敗する

第 718 項パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される

第 719 項アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない

71 Webサービスとクライアント間の非互換性 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用したあとは以下の点に注意してください

Web サービスを再生成して再デプロイする場合は生成した WSDL に変更が加え

られます

10g Release 3(101300)クライアントをサービスに使用するとコンパイラエ

ラーで通信に失敗します これらの問題は次の方法で対処できます

Web サービスの EAR ファイルは再アセンブルしないでくださいWSDL は変更さ

れずクライアントは引き続きサービスと通信することができます

WebサービスのEARファイルを再生成する必要がある場合はクライアントを再生

成してラッパーを使用するクラスの名前に接尾辞Elementを追加しますこれ

はunwrapParametersがfalseに設定された状態でアセンブルされたラッパー

クラスをクライアントが使用することが前提となっています

35

72 EJB 30に基づくWebサービス Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用しEJB 30 でアセンブルした Release 3(101300)Web サービ

スを使用する場合サービスを再デプロイすると WSDL が変更されますこの場合

クライアントコードを再生成してサービスと通信できるようにする必要があります

73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュール

およびWebサービスをテストする Oracle Enterprise Manager Application Server Control にはテストページがありこのペー

ジを使用してアプリケーションサーバー環境にデプロイした Web モジュールおよ

び Web サービスをテストできますほとんどの場合テストページにはユーザー

の環境に現在設定されているWebサイトとポートの一覧が表示されますWebモジュー

ルまたは Web サービスの URL をテストする際には使用する Web サイトをこの一覧

から選択できます

参照Enterprise Manager のオンラインヘルプのTesting a Web Serviceおよび

Overview of Managing Web Modules

Oracle HTTP Server 10g Release 2(1012)を OC4J に対するフロントエンドとして使

用している場合テストページの Discovered Web サイトの一覧には何も表示されない

ことがありますこの場合Application Server Control を使用してWeb モジュールま

たは Web サービスの URL をテストすることはできません代わりに新しいブラウザ

ウィンドウを開いてブラウザのアドレスフィールドに Web モジュールまたは Webサービスの URL を入力します

参照10g Release 2(10132)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』のOracle Application Server 1013 での Oracle Application Server 1012 の構成

74 bc4jearファイルのファイル名の変更 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)はbc4jearファイルを使用しこ

のファイルをデフォルトのホームインスタンスにデプロイしますOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は新たに作成されたイ

ンスタンスのデフォルトのファイル名はdatatagsearになりますファイルのコンテ

ンツや機能は変わりません

75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は再

度パッチを適用しないでください再度適用するとエラーになる場合がありますた

とえばオラクルでは次のシナリオはサポートしていません

1 J2EE およびWebserverオプションを設定してOracle Application Server 10g Release 3(1013)をインストールする

2 Oracle Enterprise Service Bus 10g(101310)のスタンドアロン中間層をインストー

ルする

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

4 Oracle BPEL Process Manager 10g(10131)のスタンドアロン中間層または Oracle Web Services Manager 10g(10131)中間層をインストールする

36

5 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用して

Oracle BPEL Process Manager を 10g Release 3(101340)にアップグレードする

76 パッチ適用時のメッセージ パッチの適用中には以下のエラーメッセージが表示されることがあります

Oracle Internet Directory 10g Release 2(101202)インフラストラクチャに関連づけ

られているスタンドアロンのOracle Containers for J2EEのインスタンスがあるシス

テムにパッチを適用する場合パッチの適用中にOC4J管理者のパスワードの入力

を求めるプロンプトが表示されると次のメッセージが表示されることがあります The operation is unsupported

このメッセージは無視してください

stopallコマンドを使用してOPMNプロセスを停止している間に次のメッセージ

が表示されることがあります

Error

--gt Process (index=1uid=1998741206pid=13253) time out while waiting

for a managed process to stop Log exampleproduct1013OracleAS_3

opmnlogsdefault_group~oc4j_owsm ~default_group~1log opmnctl

graceful stop of processes failed trying forceful shutdown

このメッセージは無視してください

77 OC4Jトランザクションのサポート Oracle Application Server 10g Release 3(101310)の OC4J トランザクションマネージャ

にはRecoverable Last Resource Commit(RLRC)と呼ばれる機能が含まれていますこ

の機能はLast Resource Commit(LRC)トランザクションに対する強化されたリカバリ

メカニズムを提供しトランザクションの全体的なパフォーマンスを向上します

RLRC ではデータベース表を使用してトランザクション ID のコミットレコード

が保持されますこのため中間層内の OC4J トランザクションログにコミットレ

コードを保持する必要がなくなりますコミットレコードの書込みは 2 段階のコミッ

トプロセスにおけるパフォーマンスコストの大部分を占めます

注現在 RLRC は非 XA リソースがデータベースである場合のみ利用で

きますさらにコミットレコードはデータベース内に保持されるため

RLRC トランザクションなどのリカバリが必要な場合にはこのデータ

ベースにアクセスできる必要があります

RLRC 機能の設定手順は次のとおりです

1 サーバーが稼動している場合は停止します

2 コミットレコードを保持するデータベースに接続し次のSQLスクリプトを実行

して必要なスキーマをインストールします J2EE_HOMEdatabasej2eejtaoraclelast_resource_commitsql

37

3 J2EE_HOMEconfigdata-sourcesxmlファイルを開きますコミットレコード

のデータベースにアクセスするための接続プールを編集または作成してコネク

ションファクトリ要素の一部としてcommit-record-table-name属性を指定します 次に例を示します

[] ltconnection-pool name=Example Connection Pool num-cached-statements=10gt ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource user=scott password=password url=jdbcoraclethinmyServer5521main commit-record-table-name=scottOC4J_TX_RLRC_LOGgt ltproperty name=connectionCachingEnabled value=falsegt ltproperty name=implicitCachingEnabled value=truegt ltproperty name=maxStatements value=50gt ltconnection-factorygt ltconnection-poolgt []

注commit-record-table-name属性の名前に指定する値は完全修飾さ

れている必要があり指定するユーザー資格証明にはこの表に対する

deleteおよびselect権限が必要です

4 (オプション)J2EE_HOMEconfigtransaction-managerxmlファイルを開き

RLRC機能の実行時の動作を変更します 次に例を示します [] ltcommit-coordinatorgt ltmiddle-tiergt ltrecovery retry-interval = 300 rlrc-min-purge-interval=10 rlrc-purge-size=1000gt ltmiddle-tiergt ltcommit-coordinatorgt [] この例では次のパラメータが使用されています

nrlrc-purge-intervalはデータベース内でコミットレコードのバッチパー

ジがおこなわれる間隔(ミリ秒単位)です

nrlrc-purge-sizeはデータベース内でコミットレコードのバッチパージ

がおこなわれる間に削除されるバッチのサイズです

78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する 10g Release 3(101310)Oracle ホームにパッチを適用し10g Release 3(101310)Oracle ホームのインストール時に次のインストールオプションを選択している場合

Application Server Control Console を表示できないことがあります

Advanced Install オプションを選択している

インストールのタイプとしてJ2EE Server Web Server and SOA Suite を選択して

いる

Administrator OC4J インスタンスとして機能するようにインスタンスを構成している

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のインストール中にこれらのオプショ

ンをすべて選択している場合インストール完了後Application Server Control Consoleが表示されないことがまれにありますこの問題は10g Release 3(101340)パッチ

38

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

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表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

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10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

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Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

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  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済み

インスタンスでアップグレードスクリプトを実行する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release 3(101331)または MLR パッチ済みインスタンス

に適用する前に次の手順を実行する必要があります

1 Orabpel ユーザーとして Oracle データベースに接続します

2 BPEL 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のス

クリプトを実行します

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracle Databaseを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_

10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracle Database Liteを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合

upgrade_10133_10134_olitesql このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

3 ESB 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のスク

リプトを実行しますログインプロンプトが表示されたらoraesb ユーザーとし

てログインします(oraesb パスワードを入力)

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqloracleディレクトリにあります

minus Oracle Databaseを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_

10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqloracleディレクトリにあります

minus - Oracle Database Liteを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合

upgrade_ 10133_10134_olitesql このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgradeesb

sqlotherディレクトリにあります

4 インスタンスを再起動します

5 パッチセットの適用 この項では以下のトピックについて説明します

第 51 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

適用する

第 53 項サイレントおよび非対話型パッチの適用

9

第 52 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する

第 54 項クラスタ環境にパッチセットを適用する

第 55 項10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジ

にパッチセットを適用する

第 56 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

再適用する

51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

適用手順について説明します次の項が含まれます

第 511 項既存環境をバックアップする

第 512 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

511 既存環境をバックアップする 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を自動的に削除する手段はありません

既存の環境のバックアップを取ってからOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールすることを強く推奨しますバックアップがあ

ればOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を削除し

てもまたはパッチの適用中に問題が発生した場合でも元の環境をリストアできます

データベースを元の状態に戻せるように使用しているデータベーススキーマのバッ

クアップを取る必要があります

参照Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリの詳細について

は『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』のバックアップとリカバリの

概要を参照してください

512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する パッチセットの適用手順は次のとおりです

1 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101300)Oracleホームに適用しシステムで Enterprise Javabeans 30 アプリケーションを使用する

場合パッチを適用する前にそのアプリケーションをアンデプロイする必要があり

ます パッチセットを 10g Release 3(101310)または 10g Release 3(101320)Oracleホームに適用する場合はこの手順を実行する必要はありません

アプリケーションをアンデプロイする手順は次のとおりです

a 元のインストールに使用したのと同じユーザー名で Application Server Control Console にログインしますアプリケーションが特定の OC4J イン

スタンスにデプロイされている場合はその OC4J インスタンスの OC4Jホームページに移動します アプリケーションをグループにデプロイしている場合はそのグループの

ページに移動します

10

参照Application Server Control の詳細については『Oracle Application ServerG管理者ガイド』の管理ツールの概要を参照してください

b c d

「Applications」をクリックしてアプリケーションのリストを表示します EJB 30 アプリケーションを選択します 「Undeploy」をクリックします

2 JDK Release 142 とともに OC4J インスタンスを使用する場合は次の手順を実行

して JDK Release 142 を置き換えてからパッチセットを適用する必要があります

パッチを適用後Release 15 を Release 142 で置き換えます

a Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセス

を停止します

b ORACLE_HOMEopmnconfopmnxmlファイルをバックアップします

c id=java-binのltdatagt要素内のJavaシステムプロパティを削除します

ltdatagt要素はopmnxmlファイルのltcategory id=start-parametersgt

要素内にあります

たとえばopmnxmlに以下の行が含まれている場合 ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-bin value=myhostjdk142binjava gt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt ファイルを次のように編集する必要があります ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt

d Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセス

を再起動します

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101300)Oracle ホームに適用しユーザー環境で Oracle Application Server Cold Failover Cluster トポロジを使用する場合以下の手順を実行する必要があります

11

a opmnxmlファイルを開きnotification-serverセクションで次の行を探しま

す ltipaddr remote=virtual_hostname request=virtual_hostnamegt このエントリがない場合はopmnxmlファイルに追加します前述の例で

は virtual_hostnameは実際の仮想ホスト名ですこの名前は

VIRTUAL_HOSTNAME変数と同じものにする必要があります

b Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN)を再起動します

4 dsaconfファイルを編集している場合はコピーを作成しますこのファイルは

パッチの適用中に上書きされます

5 アダプタを使用する場合はoc4j-raxmlファイルのコピーを作成しますこの

ファイルはパッチの適用中に上書きされます

6 ORACLE_ HOMEowsmbininstallpropertiesファイルに次の値が設定されてい

ることを確認します installhttphost=hostname installhttpport=7777

7 OC4J インスタンスが稼働していることを確認しますステータスは次のコマンド

を使用して確認できます

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl status

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl status

8 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)メディアの

Disk1 を挿入するか解凍したパッチセットソフトウェアを含むディレクトリ

の Disk1 サブディレクトリに移動します

9 Oracle Universal Installer を起動します

minus Linux x86 の場合 runInstallerコマンドを実行します

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 「setupexe」をダブルクリックします

表 2にパッチセットの適用中に表示される手順と画面を示します

注インストール手順の実行中に利用できるオンラインヘルプには

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のフルインストール

およびパッチセットのインストールに関する情報がありますしたがっ

てオンラインヘルプはパッチセットのインストール手順に特化し

たものではありませんOracle Universal Installer画面を使用した10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のインストールに関する具体的

な情報については表 2を参照してください

12

表 2 Oracle Application Server パッチの適用中に表示される画面

画面 操作

Welcome Oracle Universal Installer Welcome 画面を確認して「Next」をクリック

します

Welcome 画面に Oracle Universal Installer に関する情報が表示されます

インストール画面には以下のボタンが表示されます

Deinstall Products個々のコンポーネントまたは製品全体を削

除しますこのボタンは Welcome 画面にのみ表示されます

About Oracle Universal InstallerOracle Universal Installer のリ

リース番号を表示します

Help各画面の機能に関する詳細情報にアクセスできます

Installed Products現在インストールされている製品を表示

あるいは製品全体または個々のコンポーネントを削除します

Back前の画面に戻りますこのボタンは Welcome 画面では使

用できません

Next次の画面に進みます

Install選択した製品をインストールしますこのボタンは

Welcome 画面では使用できません

Cancelインストールプロセスを中止してOracle Universal Installer を終了します

Specify File Locations Specify File Location 画面ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のソースのフルパスを確認しインス

トール場所を選択できます

Source製品のインストール元であるproductsxmlファイル

のフルパスですOracle Universal InstallerをrunInstallerコマ

ンドまたはsetupexeファイルを使用して起動している場合

Oracle Universal Installerによってproductsxmlファイルのデ

フォルト値が検出されて使用されますパスは変更しないでくだ

さい

Nameパッチを適用するOracleホームの名前を選択します Oracleホームは名前で特定できますドロップダウンメニュー

から名前を選択するとPathフィールドが自動的に更新されて

選択したOracleホームの場所が表示されます

PathこのフィールドはNameドロップダウンメニューから

既存のOracleホームを選択すると自動的に入力されます

Browseこのボタンを使用してファイルシステムに移動し

ソースまたは宛先の場所を選択します

ファイルの場所を指定したら「Next」をクリックします

Administrator(oc4jadmin)Password

パッチを適用している Oracle Application Serverインスタンスの

oc4jadminユーザーパスワードを入力します「Next」をクリック

します

Prompt この画面では中間層のシャットダウンが表示されます「OK」をク

リックします

選択内容を確認して「Install」をクリックします Summary

13

表 2(続き)Oracle Application Server パッチの適用中に表示される画面

画面 操作

この画面にはパッチセットのインストールの進行状況が表示されま

す Install Progress

Configuration Assistants この画面には構成アシスタントの進行状況が表示されます構成アシ

スタントによってインストールの最後に自動でコンポーネントが構成

されます

Oracle Application Server 構成アシスタントのログファイルの具体的な

場所については『Oracle Fusion Middleware Installation Concepts and Repository Creation Utility ユーザーズガイド』を参照してください

「Exit」をクリックしてOracle Universal Installer を終了します End of Installation

注Oracle BPELOracle ESBおよび Oracle WSM の環境にパッチセッ

トを適用する場合はパッチセットの適用中に構成アシスタントが正常

終了していることを確認してください構成アシスタントが失敗した場合

は構成アシスタントを再試行しますまた失敗した場合はOracle Process Manager and Notification Server が起動していて必要なアプリケーション

がすべて稼動していることを確認しますOPMN が起動したら構成アシ

スタントを再試行します

パッチの適用をキャンセルする場合はOracle Support に連絡してパッ

チの適用以外で構成アシスタントを実行する方法を確認してください

10 現在のdsaconfファイルを手順 4 で作成したコピーで置き換えます

11 oc4j-raxmlファイルを手順 5 で作成したコピーで置き換えます

52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

Oracle Business Activity Monitoring 101330 のインストールに適用する手順について説

明します

Oracle BAMのインストールにパッチを適用する際setupexeをダブルクリックしたり

直接実行したりすることはできませんOracle BAM のインストールにパッチを適用す

るには次の各項の説明に従い10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

します

第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境を

バックアップする

第 522 項Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッ

チセットを適用する

521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする Oracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境のバックアップを取る手順

は以下のとおりです

14

注既存の Oracle BAM 101330 環境のバックアップを取ってからOracle BAM 101340 Patch Set をインストールしてくださいOracle BAM 101340 Patch Set はアンインストールできずスキーマがバージョン

101340 にアップグレードされるとOracle BAM Active Data Cache デー

タベースをダウングレードすることもできません

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 すべてのカスタマイズした構成ファイルイメージファイルおよびデータベー

スファイルのバックアップを取ります Oracle BAM構成ファイル(変更されている可能性あり)はOracle BAMをアンイ

ンストールすると次のフォルダに保存されます ORACLE_HOMEConfigFilesBackup このフォルダはOracle BAMをアンインストールしても削除されませんただし

ファイルを別の場所に移動することは可能です さらにレポートまたはビューがバックグラウンドでイメージファイルを使用す

る場合imagesフォルダのバックアップを取る必要がありますOracle BAMをア

ンインストールするとimagesフォルダもORACLE_HOMEBAMimagesフォルダに保

存されます

3 Oracle データベースツールを使用してOracle BAM Active Data Cache データベー

スのフルバックアップを作成します

4 Oracle Enterprise Link for BAM をインストールしている場合はEnterprise Link Data Flow Service のすべての設定をメモします

注binary_doubleのサポート問題を回避するにはOracle Database Data Pumpのexpユーティリティではなくexpdpユーティリティを使用します

522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インス

トールにパッチセットを適用する

注Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)ではOracle BAM は Microsoft Windows(32-Bit)でのみ利用できます

Oracle BAM 101340 でサポートされているプラットフォームについて

は『10134 Release Notes and New Features document』の Oracle BAM の

項を参照してください

パッチセットの適用手順は次のとおりです

1 DOS コマンドウィンドウを開きます

2 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)メディアの

Disk1 を挿入するか解凍したパッチセットソフトウェアを含むディレクトリ

のDisk1bamサブディレクトリに移動します

3 次のように入力してsetup_bambatファイルを実行します setup_bambat BAM_location

15

BAM_locationのデフォルト値はCOracleBAMです

Oracle BAM が複数のマシンにデプロイされている場合はサーバーボックスごとに

Oracle BAM パッチインストーラを実行する必要があります

53 サイレントおよび非対話型パッチの適用

この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

サイレントまたは非対話型で適用する方法について説明します

1 台以上のコンピュータに対して同様の適用をおこなう場合はサイレントパッ

チ適用を使用しますサイレントパッチ適用ではコマンドラインを使用して

リモートでパッチを適用することもできます

特定の画面を確認したいまたは一部の情報を対話形式で入力したい場合は非対

話型パッチ適用を使用します

サイレントまたは非対話型パッチ適用をおこなうにはインストーラにレスポンス

ファイルと呼ばれるテキストファイルを提供しますインストーラはレスポンス

ファイル内の変数およびパラメータ値を使用してインストーラのプロンプトの一部ま

たはすべてに応答します

この項には以下のトピックが含まれています

第 531 項サイレントインストール

第 532 項非対話型インストール

第 533 項レスポンスファイル

第 534 項サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する

531 サイレントインストール サイレントインストールの場合インストールを監視する必要はありません情報を

入力することはなく監視するためのグラフィカルユーザーインタフェースもあり

ません

サイレントインストールをおこなうにはインストーラにレスポンスファイルを提

供してコマンドラインで-silentフラグを指定します

532 非対話型インストール 非対話型インストールの場合インストーラには通常のインストールと同様グラフィ

カルユーザーインタフェースが表示されます特定のインストーラプロンプトに

対するエントリがレスポンスファイルに存在しない場合はユーザーがインストール

中に応答する必要があります

533 レスポンスファイル レスポンスファイルはパッチセットを適用する前に作成する必要がありますまた

任意のテキストエディタを使用して編集できますまずOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の次のディレクトリにあるレスポンスファ

イルのテンプレートoracleasj2eepatchsetCustomrspをコピーします

Linux x86 の場合Disk1stageResponse

Microsoft Windows(32-Bit)の場合Disk1stageResponse

テンプレート内のパラメータには次の 3 種類の値があります

定数

16

オプションの値

必須の値

これらのパラメータについては以下の各項で説明します

定数 パッチセットの適用を正常におこなえるように事前に設定されたテキストまた

はブール値があります上級ユーザー以外はこれらの値を変更しないでください

minus Linux x86 の例 FROM_LOCATION=Disk1stageproductsxml SHOW_SUMMARY_PAGE=false

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

FROM_LOCATION=EDisk1stageproductsxml SHOW_SUMMARY_PAGE=false

オプションの値 パラメータが文字列ltValue Unspecifiedgtに設定されている場合インストーラ

はこのパラメータを無視しますインストーラはパラメータのデフォルト値を使

用するか現在インストールされているOracle Application Serverから値を取得しま

す上級ユーザー以外はこれらの値を変更しないでください

minus Linux x86 の例 UNIX_GROUP_NAME=ltValue Unspecifiedgt

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

RESTART_SYSTEM=ltValue Unspecifiedgt

必須の値 パラメータが文字列ltValue_Requiredgtに設定されている場合この文字列をテキ

ストまたはブール値で置き換える必要がありますサイレントパッチ適用の場合

値を指定しないとプロセスが失敗します非対話型パッチ適用の場合この文字

列をテキストまたはブール値で置き換えないとプロセスが一時停止し通常の画

面が表示されてこの値の入力を求められます Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用では

次のパラメータの値を指定する必要があります

minus ORACLE_HOME

これはパッチを適用するインストールが含まれる Oracle ホームディレク

トリのフルパスです

lowast サイレントパッチ適用の場合はOracleホームへのパスがあるエン

トリ ORACLE_HOME=ltValue_Requiredgt を更新する必要があります次を参照してください Linux x86 の場合ORACLE_HOME=privateoracleAppSrvHome

Microsoft Windows(32-Bit)の場合ORACLE_ HOME=

17

CprivateoracleAppSrvHome

このエントリを更新しない場合プロセスは失敗します

lowast 非対話型パッチ適用の場合このエントリを更新しないとインス

トーラが一時停止してFile Locations ダイアログが表示されます

534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する手順は次のとおりです

注サイレントパッチ適用中に使用中のファイルがある場合(ユーザー

がファイルを開いているなど)プロセスが終了することがあります終

了してしまった場合は開いているファイルを特定して対応するプロセ

スを停止する必要があります該当プロセスを停止後パッチの適用を再

度開始できます

1 製品のインストールメディアからレスポンスファイルのテンプレートを使用し

ているコンピュータにコピーします

2 コピーしたファイルに必要な変更を加えて保存します

3 dsaconfファイルを編集している場合はコピーを作成しますこのファイルは

パッチの適用中に上書きされます

4 アダプタを使用する場合はoc4j-raxmlファイルのコピーを作成しますこの

ファイルはパッチの適用中に上書きされます

5 パッチの適用を開始しますインストーラのresponseFileパラメータの値として

レスポンスファイルのパスとファイル名を指定しますサイレントインストー

ルの場合はsilentパラメータも指定します次のMicrosoft Windowsの例ではEはインストールメディアのドライブです

サイレントパッチ適用

minus Linux x86 の例 gt runInstaller -silent -responseFile absolute_path_and_filename

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

Egt setupexe -silent -responseFile absolute_path_and_filename

非対話型パッチ適用

minus Linux x86 の例 gt runInstaller -responseFile absolute_path_and_filename

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

Egt setupexe -responseFile absolute_path_and_filename

18

注Oracle Business Activity Monitoring101340 のサイレントパッチ適用

を実行するにはEDisk1BAMディレクトリから次のコマンドを実行し

ますEはインストールメディアのドライブです EDisk1BAMgt setup_bambat ltBAM Install Locationgt -silent

たとえばOracle BAMをCOracleBAMにインストールしている場合は

次のコマンドを使用してサイレントモードでパッチを実行します EDisk1BAMgt setup_bambat COracleBAM -silent

6 インベントリディレクトリ内のログファイルでエラーがないことを確認します

ログファイルは次のディレクトリにあります

minus Linux x86 の場合 oracle_inventory_pathlogsinstallActiontodays_date_timelogoracle_inventory_pathlogssilentinstalltimestamplog oracle_inventory_pathの値は次のファイルに格納されています varoptoracleoraInstloc

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

Coracle_inventory_pathlogsinstallActiontodays_date_time log Coracle_inventory_ pathlogsinstallActionsilentinstalltimestamplog oracle_inventory_pathの値は次のディレクトリにあります varoptoracleoraInstloc 前述の例ではファイルが置かれている場所がCドライブだと仮定しています

フ ァ イ ル の 場 所 を 判 定 す る に は レ ジ ス ト リ の

HKEY_LOCAL_MACHINESOFTWAREOracleinst_locエントリを確認します

ログファイル名の形式はinstallActionstodays_date_timelogです

7 現在のdsaconfファイルを手順 6 で作成したコピーで置き換えます

8 oc4j-raxmlファイルを手順 4 で作成したコピーで置き換えます

54 クラスタ環境にパッチセットを適用する Oracle Application Server 10g Release 3(101300)10g Release 3(101310)10g Release 3(101320)または 10g Release 3(101330)クラスタトポロジを管理している

場合はクラスタ内の各アプリケーションサーバーインスタンスに Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用できます次の手順を参照

してください

参照ESB Runtime インスタンスの構成の詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

1 第 2 項このパッチセットについてで更新しているリリースに該当する情報を

確認します たとえばパッチセットを 10g Release 3(101300)の環境に適用している場合

は第 211 項パッチセットを 10g Release 3(101300)Oracleホームに適用す

19

るときの注意点を確認してください

2 クラスタ内の 1 つのアプリケーションサーバーインスタンスにパッチセット

を適用するには第 51 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用するに記載されている説明に従います

3 パッチを適用後新たにパッチを適用したインスタンスが稼働中であることを確認

します たとえばApplication Server Control Console に移動して新たにパッチを適用した

インスタンスがクラスタのメンバーとして表示されていることを確認します該当

のインスタンスが稼動していることを確認してアプリケーションサーバーの

ホームページまたはそのインスタンスの OC4J ホームページにドリルダウンしま

4 第 6 項適用後のタスクに記載されている自分の環境に当てはまるタスクを実行し

ます

5 クラスタ内の残りのアプリケーションサーバーインスタンスに対して手順 2~4 を繰り返します

注10g Release 3(101300)クラスタにパッチを適用している場合は

10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Fusion Middleware Upgrade Guide for Enterprise Deployments』で詳細を確認してく

ださい

55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメ

ントトポロジにパッチセットを適用する この項では最小の停止時間で10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジに適用する方法について

説明しますパッチの適用中にインストーラによって Oracle ホーム内のすべてのコン

テナにパッチが適用されます

551 このパッチセットを適用する前に パッチセットを適用する前に『Oracle Application ServerG エンタープライズデプ

ロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』の情報を確認してください

パッチの適用手順では以下のことが前提となっています

『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリー

ス 3(101310)』に説明されている 10g Release 3(101310)mySOACompanyトポロジにパッチを適用していること

10g Release 3(101310)mySOACompany トポロジにはスタンドアロンの Oracle BPELOracle ESBおよび Oracle WSM インストーラを使用して作成した Oracleホームだけが含まれていること統合された Oracle SOA Suite インストーラを実行

してOracleホームを作成し未使用のコンポーネントを無効にしている場合でも

この手順に従う必要がありますただし有効なコンポーネントに適用されるすべ

てのアプリケーション層の手順を実行してからパッチを適用する必要があります

詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメント

ガイド』の第 3 章mySOACompany の Web 層とアプリケーション層のインストー

ルと構成を参照してください

20

すべてのOracleホームおよびトポロジ内のすべての oraInventory情報のフルバッ

クアップを取っていること詳細については『Oracle Application ServerG 管理者

ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

552 パッチセットを適用する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)mySOACompanyエンタープライズデプロイメントトポロジに適用する手順は以下のとおりです

1 BPEL 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のアッ

プグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示されたら

ORABPEL ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

2 Oracle ESB 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次

のアップグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示された

らORAESB ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

3 最初にパッチを適用する中間層のインスタンスを 1 つ選択します選択できるの

はBPELESB Runtime(ESBR)または ESB Design Time(ESBD)インスタン

スです

4 次の手順を実行してパッチを適用しているインスタンスのルーティング ID を変

更しますこの変更により新たな HTTP 要求の受入れが拒否されインスタンス

による不要なプロセスの実行が回避されます

a opmnxmlファイルのバックアップコピーを作成しますORA-HOME1

ORA-HOME2またはORA-HOME3に対応するORACLE_HOMEの値(『Oracle

21

Application ServerGエンタープライズデプロイメントガイド』を参照)

はパッチを適用しているインスタンスによって異なります次に例を示

します cp ORACLE_HOMEopmnconfopmnxml ORACLE_

HOMEopmnconfopmnxmlbackup

b opmnxmlファイルを編集してパッチを適用しているインスタンスのルー

ティングIDを変更しますたとえばOC4J_SOAインスタンスにパッチを適

用している場合はルーティングIDを指定する行を追加します次の例の

太字部分を参照してくださいこのインスタンスではOracle BPELOracle ESBまたはOracle WSMを実行できます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=OC4J_SOA module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-parametersgt

ltdata id=routing-id value=Ygt

注ハードウェア LBR を変更するのではなくルーティング ID を使用し

て OC4J へのルーティングを回避することを推奨しますLBR 構成を変更

する場合Oracle HTTP Server へのルーティングだけを回避することにな

ります構成内にあるほかの Oracle HTTP Server のインスタンスはパッ

チを適用している OC4J へのリクエストをクロスルーティングできます

この方法は新たな HTTP リクエストの実行を阻止しますそのほかの起

動しているサービス(JMS など)はコンテナが停止するまで稼動し続け

ます

5 ESB Design Time(ESBD)インスタンスだけの場合 opmnxmlファイルを編集してサービスフェイルオーバー構成を削除しますこ

れでインスタンスがESBDに対して非アクティブ-パッシプな構成に戻りますた

とえばファイルに以下のエントリが含まれている場合

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J service-failover=1

status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgt

次のように修正します

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUP numprocs=1gt

6 パッチを適用しているインスタンスのデータベース情報を変更しますこれで

パッチを適用している間にSOA コンポーネントからデータベースにトランザク

22

ションが渡るのを防げます

a パッチを適用しているインスタンスのORACLE_HOMEでdata-sourcesxmlの

バックアップコピーを作成します次に例を示します

cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup

b datasourcesxmlファイルを編集して存在しないデータベースを指すよ

うにしますこれをおこなう方法としてはデータベースのポート番号を

意図的に正しくないポート番号に変更する方法がありますたとえばデー

タベースポート 1521 を使用している場合はすべての参照をポート 1522に変更します次の例の太字部分を参照してください ltconnection-factory

factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource

url=jdbcoraclethin

(DESCRIPTION=(ADDRESS_LIST=(LOAD_BALANCE=on)

(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)

(HOST=dehydusoraclecom)

(PORT=1522)))

(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=orcl)))

user=oraesb password=-gtesb_passwordgt

7 opmnxmlファイルにnumprocs=1を設定します

8 パッチを適用しているインスタンスを停止しますそのほかのインスタンスは実行

したままにできます

注継続中の HTTP 同期リクエストはすべて停止することを推奨します

停止操作では正常に停止するためにJMS コールなどのそのほかの種類

のリクエストは考慮されません

9 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を Oracle ホームに適用します

10 パッチを適用する前にインスタンス内の使用していないすべての SOA コンポー

ネントを無効にします無効にしない場合インスタンスを再起動するとそれら

のコンポーネントも起動します たとえばOracle ESB を使用していない場合はASControl から「ClusterTopology」「Applications」「Stop」の順に選択して ESB サービスを停止できます

11 インスタンスのルーティングIDを元の値に戻します次に例を示します ltdata id=routing-id value=g_rt_idgt この場合元の値はopmnxmlファイルのバックアップコピーに基づき決められま

すこの手順は手順bで説明したプロシージャとは反対のものです

12 ESB Design Time インスタンスの場合は次の 2 つの手順を実行して OPMN サービ

スのフェイルオーバーを有効にします

a OC4J_ESBDTのprocess-typeタグにservice-failover=1を追加します

b ESBDT_GROUPのprocess-setタグからnumprocs=1を削除しますつまり

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgtを元の値ltprocess-set id=

23

ESBDT_GROUP numprocs=1gtに戻します

13 opmnxmlファイルのnumprocの値を元の値に戻します

14 インスタンスデータのソース構成を手順 6 で作成したdata-sourcesxmlのバッ

クアップコピーをリストアして元の状態に戻します cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup ORACLE_

HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

15 インスタンスを再起動します

16 そのほかのBPELESB Runtime(ESBR)およびESB Design Time(ESBD)インス

タンスに対して手順 3~15 を繰り返し1 度に 1 つのORACLE_HOMEにパッチを適用

します

56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用中は

Available Product Components 画面が表示されますパッチの適用を続行するにはコ

ンポーネントツリーを展開してパッチを再適用するためにすべてのコンポーネント

を手動で選択する必要がありますこの選択をおこなわないとOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用に失敗します

6 適用後のタスク この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

適用後のタスクについて説明します以下のトピックが含まれます

第 61 項フルバックアップを実行する

第 62 項PHPを有効にする

第 63 項JDKをRelease 142 にリストアする

第 64 項BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する

第 65 項カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイ

する

第 66 項Java Single Sign-Onを有効にする

第 67 項Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをデプロイする

第 68 項WSILアプリケーションを手動でデプロイする

第 69 項Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する

第 610 項Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する

第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする

第 612 項Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク

第 613 項HTTP TRACEのサポートを無効にする

第 614 項Oracle BAM 101340 をアンインストールする

61 フルバックアップを実行する パッチセットをインストールしたらOracle Application Server 環境のフルバックアッ

24

プを実行する必要がありますバックアップを取ることで新たにパッチを適用した環

境をリストアできるようになります

また10g Release 3(101300)環境にパッチを適用する場合以前のバックアップは

10g Release 3(101320)Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリツー

ルでは使用できません

参照Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリの詳細について

は『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』のバックアップとリカバリの

概要を参照してください

62 PHPを有効にする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

PHP を有効にする必要がありますPHP を有効にする手順は次のとおりです

1 Oracle HTTP Serverのhttpdconf構成ファイルに以下の変更を加えます

a Oracle HTTP Serverの構成ファイルを検索して開きます Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf

b コメント文字()を使用して次のPHP 40ディレクティブをコメントにし

ます Linux x86 の場合 LoadModule php4_module libexeclibphp4so AddModule mod_php4c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php4_module modulesphp4apachedll AddModule mod_php4c

c 次のPHP 50 LoadModuleディレクティブを追加します Linux x86 の場合 LoadModule php5_module libexeclibphp5so AddModule mod_php5c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php5_module modulesphp5apachedll AddModule mod_php5c

d 次のAddTypeディレクティブを追加します AddType applicationx-httpd-php php php5 AddType applicationx-httpd-php-source phps

e httpdconfファイルを保存して閉じます

2 PHPRC環境変数をphp5iniファイルを指すように設定します

minus Linux x86 の場合 setenv PHPRC ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

25

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 set PHPRC = ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

63 JDKをRelease 142にリストアする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

JDK を Release 142 にリストアする必要があります手順は次のとおりです

1 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを停止

します

2 第 512 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

適用する で変更したOC4Jインスタンスのopmnxmlファイル内にあるltdata id=java-optionsgt要素から-XXAppendRatio=3の行を削除します

3 ID属性がjava-binであるltdatagt要素にJavaシステムプロパティを設定します編集

後のファイルは次のように表示されます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-bin value=myhostjdk142binjava gt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt

4 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを再起

動します

64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する data-sourcesxml フ ァ イ ル を 編 集 し て JDBC factoryClass パ ラ メ ー タ を

oraclejdbcOracleDriver か ら BPELPM_CONNECTION_POOL パ ラ メ ー タ の

oraclejdbcpoolOracleDataSourceに変更しますファイルの設定は次の例の太

字で示されている部分のようにする必要があります ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource url=jdbcoraclethinscotttigerstadd141521db5617gt

data-sourcesxml ファイルは直接または Oracle Enterprise Manager を使用(『Oracle Containers for J2EEG リソースアダプタ管理者ガイド』を参照)して編集できます

65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを

再デプロイする カスタムセキュリティ設定(Oracle Single Sign-On を使用するなど)を使用してアプ

リケーションを構成している場合10g Release 3(101340)を適用後にアプリケーショ

ンを再構成して再デプロイする必要があります

26

66 Java Single Sign-Onを有効にする 10g Release 3(101330)をOracle Application Server 10g Release 3(101300)のインス

トールに適用する場合はjaznxmlファイルを編集してJava Single Sign-Onを有効にす

る必要がありますjaznxmlファイルを編集したらインスタンスを再起動します

詳細については『Oracle Containers for J2EEGセキュリティガイド 10g(101310)』

の第 14 章OC4J Javaシングルサインオンを参照してください

67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする 10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてパッチセットを適用する前

に Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをアンデプロイした場合はパッチセッ

トを適用後にそれらのアプリケーションを再デプロイする必要がありますアプリケー

ションをデプロイする手順は次のとおりです

1 Application Server Control Console にログインします

2 アプリケーションが特定の OC4J インスタンスにデプロイされる場合はその OC4Jインスタンスの OC4J ホームページに移動しますアプリケーションがグループに

デプロイされる場合はそのグループのページに移動します

3 「Applications」をクリックします

4 「Deploy」をクリックして画面の指示に従います詳細な情報が必要な場合は

「Help」をクリックしてください

68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする Oracle Application Server 10g Release 3(101310)以降ではWeb Services Inspection Language(WSIL)がサポートされていますWSIL を使用するとインスタンスにデプ

ロイされているすべての Web サービスを確認できます

10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてWSIL を利用する場合は手

動でデプロイする必要がありますWSIL アプリケーションをデプロイする手順は次の

とおりですこの手順はOC4J のインスタンスが実行していることを前提としていま

1 Application Server Control Console にログインします

2 OC4J ホームページで「Administrations」をクリックしますこれでデプロイ

されているアプリケーションの一覧を確認できます

3 「Deploy」をクリックしてDeploy Select Archive ページを表示します

4 Deploy Select Archive ページで以下の手順を実行します

a Application Server Controlを実行しているサーバーにすでに存在するアーカ

イブを選択します

b 次のwsil-iasearファイルのパスを入力します webserviceslibwsil-iasear

c 「Next」をクリックしてDeploy Application Attributes ページを表示します

5 Deploy Application Attributes ページで以下の手順を実行します

a Application Name フィールドに WSIL アプリケーションの名前を入力します

b Parent Application がデフォルトに設定されていることを確認します

c Bind Web Module to Site がデフォルトの Web サイトに設定されていることを

確認します

27

d Context Root がinspectionwsil に設定されていることを確認します

e 「Next」をクリックしてDeploy Deployment Settings ページを開きます

6 「Next」をクリックしてWSIL アプリケーションをデプロイしますConfirmation Page にWSIL アプリケーションのデプロイが成功したことが示されます

7 これで次のWebアドレスからWSILアプリケーションにアクセスできます httphostnameportinspectionwsil このURLではhostnameはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのホスト名portはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのポート番号です

69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する Oracle Enterprise Service Bus をインストールしていて中間層のインストールのいずれ

かをホストしているマシンの IP またはホスト名をクローンまたは変更する場合は次

の手順を実行する必要があります

参照Oracle Enterprise Service Bus サービスの更新方法の詳細については

『Oracle Application ServerG 管理者ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照

してください

1 次のスクリプトを実行してOracle ホームとシステム変数を設定します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptsh

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptbat

2 スクリプトを実行したコマンドラインウィンドウで次のコマンドを実行して

Oracle Enterprise Service Busサービスをエクスポートします ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベースサー

ビス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次のよ

うになります ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

28

3 オペレーティングシステムを更新してホスト名ドメイン名またはその両方

を正しい名前に変更します

4 オペレーティングシステムに必要な場合はホストを再起動します

5 ネットワーク内の別のホストからそのホストに Ping を発行できることを確認しま

すすべてが正しく解決されるように新しいホスト名を使用して Ping を発行して

ください

6 esbparampropertiesファイルを次のように編集します

minus IPアドレスまたはホスト名を変更している場合はDT_OC4J_HOSTプロパ

ティを新しいホスト名に変更しますたとえば新しいホスト名が

newhostexamplecomの場合はプロパティの値は次のようになります DT_OC4J_HOST=newhostexamplecom

minus ローカルマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HTTP_PORT を更新

して新しいポートにします

minus リモートマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HOST プロパティを

新しいホスト名にDT_OC4J_HTTP_PORT プロパティを新しいポートに更新

します

7 手順 2 で使用したのと同じコマンドラインウィンドウから次のコマンドを実行します

ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベース

サービス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次

のようになります ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=PASSWORD

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

8 各 Oracle ホームで次のコマンドを実行してホストにあるすべての中間層のインス

タンスを起動します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

29

9 この手順の最初の段階でOracle Application Server を自動的に開始するために無効

にしたプロセスがある場合はそれらを有効にします

10 サービスが ESB コンソールに一覧表示されておりアプリケーションが正常に稼動

していることを確認します

610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを

実行する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールしたらWebCenter アプ

リケーション用に作成したすべての OC4J インスタンスに対して ADF インストーラを

実行する必要がありますADF インストーラを実行しない場合ユーザーのカスタム

アプリケーションは ADF の最新の共有ライブラリにアクセスできません

ADF インストーラの実行方法の詳細については『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development Framework のための Fusion 開発者ガイド』の第 2921項ADFランタイムライブラリのインストールを参照してください

611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする このパッチで利用可能なすべてのバグ修正プログラムを確実に適用するにはOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したあとでOracle ADF アプリケーションを移行して再デプロイする必要がありますアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする手順は次のとおりです

1 Oracle Technology NetworkからOracle JDeveloper 101330 をダウンロードします

OTNのアドレスは次のとおりです httpwwworaclecomtechnologyindexhtml

2 ワークスペースを次の手順で移行します

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 と同じシステムにイ

ンストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「Yes」をクリックして101320 JDeveloper ビルドの system フォルダをポイントしますこれでJDeveloper 101340 へのデータベース接続をはじめとしたユーザー設定が移行されます

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 とは異なるシステム

にインストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「No」をクリックします(この場

合データベース接続は Oracle JDeveloper 101340 に移行されません

JDeveloper 101320 ではデータベース接続は IDEConnectionsxml に格納さ

れておりこのファイルはOracle JDeveloper systemディレクトリにあります

そのためOracle JDeveloper 101340 から Oracle JDeveloper 101320 のデー

タベースの接続にアクセスするにはsystem ディレクトリを移行する必要が

あります)Oracle JDeveloper 101320 のインスタンスから任意の Oracle ADFアプリケーションのワークスペースを Oracle JDeveloper 101340 の環境にコ

ピーしてアプリケーションワークスペースを開きますDo you want to migrate the workspace from a previous versionのプロンプトが表示されたら

「Yes」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle ADF アプリケーションを新しい EAR ファイ

ルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

30

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle Application Development Framework 開発者ガイド』

を参照してください

612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後はOracle WebCenterアプリケーションを使用する前に以下のタスクを実行する必要があります

第 6121 項JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする

第 6122 項移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義

する

第 6123 項10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタ

マイゼーションをコピーする

第 6124 項Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行

する

第 6125 項Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用した

アプリケーションを移行する

第 6126 項OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を

再構成する

第 6127 項101340 の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する

6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプ

リケーションを移行および再デプロイする JCR データコントロールを使用してOracle WebCenter アプリケーション内の分散し

たコンテンツを統合および公開している場合はOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後コンテンツリポジトリにアクセスできる

ことを確認するために以下の手順を実行する必要があります

1 第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイするの手順 1 と 2を実行します

2 次の手順を実行してアプリケーションサーバーの接続を作成します

a Connections Navigator で「Application Server」を右クリックして「New Application Server Connection」を選択します

b Welcome ページが表示されている場合は「Next」をクリックして Type ペー

ジを表示します

c Connection Name フィールドで接続の名前を指定します

d Connection Type リストから「Standalone OC4J 10g 1013」を選択します

e 「Next」をクリックしてAuthentication ページを表示します

f OC4J インスタンスへの認証に使用するユーザー名とパスワードを指定します

g 「Next」をクリックしてConnection ページを表示します

h OC4J インスタンスにアクセスするために使用するホスト名とポート番号を指

定しますOC4J インスタンスが Oracle JDeveloper と同じコンピュータにイン

ストールされている場合はlocalhost をホスト名として指定します

i 「Finish」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle WebCenter アプリケーションを新しい EAR ファ

31

イルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照して

ください

注最初に新しいアプリケーションサーバーの接続を Oracle WebCenterアプリケーションと関連づける必要があります関連づけるには次の手

順を実行します

1 Resources ノードでOracle WebCenter アプリケーション用に作成した

デプロイメントプロファイルを右クリックします

2 WAR Deployment Profile Properties ダイアログボックスの左側のペイ

ンで「Platform」を選択しTarget Connection で作成したアプリケー

ションサーバーの接続を選択します

3 「OK」をクリックします

6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を

再定義する アプリケーションを 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に移行する場合セ

キュリティで保護されたページの認可情報はアプリケーションと一緒に移行されませ

んそのためアップグレードする前にアプリケーションの ADF セキュリティを定義

していた場合は10g Release 3(101340)のインスタンスでページのアクセス権限を

再定義する必要があります実行する手順については『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレッ

トカスタマイゼーションをコピーする Preconfigured OC4J にデプロイされた PDJ-Java ポートレットに対して作成したカスタマ

イザーションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますそのためOracle Application Server インスタンスを 10g Release 3(1013)Patch Set 2(101320)から 10g Release 3(101340)にパッチを適用する場合は10g Release 3(1013)Patch Set 2

(101320)用に作成したカスタマイゼーションは利用できませんこれらのカスタマ

イゼーションを 10g Release 3(101340)の環境で利用できるようにする場合は次の

手順を実行する必要があります

1 portlet-client-deployjarファイルを使用してカスタマイゼーションをエクス

ポートします カスタマイゼーションをエクスポートおよびインポートする手順については

『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

2 EARファイルでportlet-client-deployjarファイルを再実行してカスタマイ

ゼーションをインポートします

3 OC4J_WebCenter インスタンスを再起動します

6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケー

ションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して No を選択した場合は

このタスクを実行します

Preconfigured OC4J にデプロイされたポートレットに対して作成したカスタマイゼー

ションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますOracle JDeveloper の以前

32

のリリースから移行していない場合は以前のインストールで作成したポートレット

カスタマイゼーションは新しい Oracle Jdeveloper のインストールでは利用できません

これらのカスタマイゼーションを利用したい場合は新しい Oracle JDeveloper のインス

トールのアプリケーションにカスタマイゼーションを手動でコピーする必要があります

OmniportletWebClippingWSRPおよびPDKサンプルポートレット用に作成したカ

スタマイゼーションは以前のJDeveloper_ homeportalportletdataディレクトリ

から新しいOracle JDeveloperのインストールに手動でコピーできますPreconfigured OC4JにデプロイしたカスタムPDK-Javaポートレットがある場合は『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のポートレットプリファレンスストア移行ユーティリティ

を参照してポートレットプリファレンスストア移行ツールを使用してこれらの

カスタマイゼーションを保存する方法を確認してください

6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレッ

トを使用したアプリケーションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して Yes を選択した場合は

このタスクを実行します

この場合Preconfigured OC4J にデプロイした大部分のポートレットに対するカスタマ

イゼーションはOracle JDeveloper の移行全体の一環として自動的に移行されますた

だしPDK-Java ポートレット用に作成したカスタマイゼーションは101340 のイン

スタンスに手動でコピーする必要がありますポートレットプリファレンスストア

移行ツールを使用してそのほかの PDK カスタマイゼーションを保存する方法について

は『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』のポートレットプリファレンス

ストア移行ユーティリティを参照してください

6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキ

シ設定を再構成する アプリケーションに OmniPortlet および Web クリッピングポートレットが含まれてい

る場合Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

後それらのポートレットのプロキシ設定を再構成する必要があります10g Release 3(101320)のインスタンスからはプロバイダ構成情報が移行されないのでこの再構

成はかならずおこなう必要があります

OmniPortlet および Web クリッピングプロデューサの HTTP プロキシ設定の構成方法

については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』の付録そのほかのポート

レット構成を参照してください

6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクス

ポートEARファイルを再作成する Oracle WebCenter アプリケーションを10g Release 3(101320)環境から 10g Release 3

(101340)環境に転送しており事前デプロイメントツールを使用してカスタマイ

ゼーションをエクスポートしエクスポート EAR ファイルを作成する場合jspx ペー

ジもエクスポートされます

Oracle JDeveloper 10g Release 3(101340)を使用するアプリケーションの移行中に jspxページに変更を加えアプリケーションをデプロイして10g Release 3(101320)で

作成したエクスポート EAR ファイルからカスタマイゼーションをインポートする場合

Oracle JDeveloper でおこなったページの変更内容は失われます編集したページが上書

きされるのを避けるにはportlet-client-deployjar ファイルの 10g Release 3(101340)バージョンを 10g Release 3(101320)のインストール環境にコピーし10g Release 3(101340)の事前デプロイメントツールを使用してエクスポート EAR ファイルを再

33

作成する必要があります

事前デプロイメントツールを使用してカスタマイゼーションをエクスポートおよび

インポートする手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照

してください

613 HTTP TRACEのサポートを無効にする HTTP TRACE メソッドはTRACE レスポンスのエンティティボディ内にあるクライア

ント HTTP からリクエストされたコンテンツを返しますこの動作によりリクエスト

の HTTP ヘッダーに含まれている Cookie や認証データなどの機密情報は攻撃を受けや

すくなります

この問題を回避するにはApache mod_writeモジュールを使用してHTTP TRACEリク

エストを拒否するかサイトの要件とポリシーを満たすのに必要なメソッドだけを許可

するようにします次の追加の構成情報をApache HTTP Serverの構成ファイルに追加し

ます RewriteEngine On RewriteCond REQUEST_METHOD ^TRACE RewriteRule - [F]

614 Oracle BAM 101340をアンインストールする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)Business Activity Monitoringをアンインストールする場合は適用後のタスクを実行する必要があります

このプロセスにはOracle BAM 101340 パッチセットのアンインストールと Oracle BAM 101330 のリストアが含まれます

これらの手順を実行するとOracle BAM 101340でおこなった変更はすべて失われます

Oracle BAM 101340 をアンインストールしてOracle BAM 101330 をリストアする

手順は次のとおりです

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 「コントロール パネル」「プログラムの追加と削除」の順にクリックしてOracle BAM アプリケーションを削除しますActive Data Cache データベースは削除されま

せん

3 ホストマシンを再起動します

4 SQLPlus コマンドを使用してActive Data Cache に使用したデータベースアカウ

ントに対する権限を(必要な場合はOracle Enterprise Link for BAM のデータベー

スアカウントも同時に)削除再作成およびリセットします

5 Oracleデータベースツールを使用してOracle BAM 101330 Active Data Cacheデータベーススキーマのバックアップをリストアしますこのバックアップは

Oracle BAM 101340 Patch Setをインストールする前に第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境をバックアップするで作成し

たものです Oracle Data Pump Impdpユーティリティを使用してBAM Active Data Cache DatabaseおよびOracleデータベースにあるOracle Enterprise Link for BAMリポジトリをリスト

アします

6 Oracle BAM 101330 環境を再インストールします インストール中にActive Data Cache および Oracle Enterprise Link for BAM リポジ

トリの「Build」または「Upgrade」オプションの選択を解除できます

7 ホストシステムを再起動します

8 Oracle BAM 101330 のバックアップを作成中にConfigFilesBackupファイルお

よびイメージディレクトリを元の場所から移動している場合はそれらをリスト

34

アします変更したOracle Enterprise Link for BAM Data Flow Serviceの設定もリスト

アします

7 既知の問題 以下の各項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の既知の問題について説明します

第 71 項Webサービスとクライアント間の非互換性

第 72 項EJB 30 に基づくWebサービス

第 73 項Oracle HTTP Server 1012 を使用する際にWebモジュールおよびWebサー

ビスをテストする

第 74 項bc4jearファイルのファイル名の変更

第 75 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

複数回適用する

第 76 項パッチ適用時のメッセージ

第 77 項OC4Jトランザクションのサポート

第 78 項パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する

第 79 項高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ

第 710 項TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示され

ない

第 711 項Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ

第 712 項シャットダウン時のBPELエラーメッセージ

第 713 項OC4J_WebCenterインスタンスログエラー

第 714 項BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示

第 715 項パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログ エラー

第 716 項Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)

第 717 項ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプ

タで失敗する

第 718 項パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される

第 719 項アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない

71 Webサービスとクライアント間の非互換性 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用したあとは以下の点に注意してください

Web サービスを再生成して再デプロイする場合は生成した WSDL に変更が加え

られます

10g Release 3(101300)クライアントをサービスに使用するとコンパイラエ

ラーで通信に失敗します これらの問題は次の方法で対処できます

Web サービスの EAR ファイルは再アセンブルしないでくださいWSDL は変更さ

れずクライアントは引き続きサービスと通信することができます

WebサービスのEARファイルを再生成する必要がある場合はクライアントを再生

成してラッパーを使用するクラスの名前に接尾辞Elementを追加しますこれ

はunwrapParametersがfalseに設定された状態でアセンブルされたラッパー

クラスをクライアントが使用することが前提となっています

35

72 EJB 30に基づくWebサービス Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用しEJB 30 でアセンブルした Release 3(101300)Web サービ

スを使用する場合サービスを再デプロイすると WSDL が変更されますこの場合

クライアントコードを再生成してサービスと通信できるようにする必要があります

73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュール

およびWebサービスをテストする Oracle Enterprise Manager Application Server Control にはテストページがありこのペー

ジを使用してアプリケーションサーバー環境にデプロイした Web モジュールおよ

び Web サービスをテストできますほとんどの場合テストページにはユーザー

の環境に現在設定されているWebサイトとポートの一覧が表示されますWebモジュー

ルまたは Web サービスの URL をテストする際には使用する Web サイトをこの一覧

から選択できます

参照Enterprise Manager のオンラインヘルプのTesting a Web Serviceおよび

Overview of Managing Web Modules

Oracle HTTP Server 10g Release 2(1012)を OC4J に対するフロントエンドとして使

用している場合テストページの Discovered Web サイトの一覧には何も表示されない

ことがありますこの場合Application Server Control を使用してWeb モジュールま

たは Web サービスの URL をテストすることはできません代わりに新しいブラウザ

ウィンドウを開いてブラウザのアドレスフィールドに Web モジュールまたは Webサービスの URL を入力します

参照10g Release 2(10132)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』のOracle Application Server 1013 での Oracle Application Server 1012 の構成

74 bc4jearファイルのファイル名の変更 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)はbc4jearファイルを使用しこ

のファイルをデフォルトのホームインスタンスにデプロイしますOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は新たに作成されたイ

ンスタンスのデフォルトのファイル名はdatatagsearになりますファイルのコンテ

ンツや機能は変わりません

75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は再

度パッチを適用しないでください再度適用するとエラーになる場合がありますた

とえばオラクルでは次のシナリオはサポートしていません

1 J2EE およびWebserverオプションを設定してOracle Application Server 10g Release 3(1013)をインストールする

2 Oracle Enterprise Service Bus 10g(101310)のスタンドアロン中間層をインストー

ルする

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

4 Oracle BPEL Process Manager 10g(10131)のスタンドアロン中間層または Oracle Web Services Manager 10g(10131)中間層をインストールする

36

5 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用して

Oracle BPEL Process Manager を 10g Release 3(101340)にアップグレードする

76 パッチ適用時のメッセージ パッチの適用中には以下のエラーメッセージが表示されることがあります

Oracle Internet Directory 10g Release 2(101202)インフラストラクチャに関連づけ

られているスタンドアロンのOracle Containers for J2EEのインスタンスがあるシス

テムにパッチを適用する場合パッチの適用中にOC4J管理者のパスワードの入力

を求めるプロンプトが表示されると次のメッセージが表示されることがあります The operation is unsupported

このメッセージは無視してください

stopallコマンドを使用してOPMNプロセスを停止している間に次のメッセージ

が表示されることがあります

Error

--gt Process (index=1uid=1998741206pid=13253) time out while waiting

for a managed process to stop Log exampleproduct1013OracleAS_3

opmnlogsdefault_group~oc4j_owsm ~default_group~1log opmnctl

graceful stop of processes failed trying forceful shutdown

このメッセージは無視してください

77 OC4Jトランザクションのサポート Oracle Application Server 10g Release 3(101310)の OC4J トランザクションマネージャ

にはRecoverable Last Resource Commit(RLRC)と呼ばれる機能が含まれていますこ

の機能はLast Resource Commit(LRC)トランザクションに対する強化されたリカバリ

メカニズムを提供しトランザクションの全体的なパフォーマンスを向上します

RLRC ではデータベース表を使用してトランザクション ID のコミットレコード

が保持されますこのため中間層内の OC4J トランザクションログにコミットレ

コードを保持する必要がなくなりますコミットレコードの書込みは 2 段階のコミッ

トプロセスにおけるパフォーマンスコストの大部分を占めます

注現在 RLRC は非 XA リソースがデータベースである場合のみ利用で

きますさらにコミットレコードはデータベース内に保持されるため

RLRC トランザクションなどのリカバリが必要な場合にはこのデータ

ベースにアクセスできる必要があります

RLRC 機能の設定手順は次のとおりです

1 サーバーが稼動している場合は停止します

2 コミットレコードを保持するデータベースに接続し次のSQLスクリプトを実行

して必要なスキーマをインストールします J2EE_HOMEdatabasej2eejtaoraclelast_resource_commitsql

37

3 J2EE_HOMEconfigdata-sourcesxmlファイルを開きますコミットレコード

のデータベースにアクセスするための接続プールを編集または作成してコネク

ションファクトリ要素の一部としてcommit-record-table-name属性を指定します 次に例を示します

[] ltconnection-pool name=Example Connection Pool num-cached-statements=10gt ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource user=scott password=password url=jdbcoraclethinmyServer5521main commit-record-table-name=scottOC4J_TX_RLRC_LOGgt ltproperty name=connectionCachingEnabled value=falsegt ltproperty name=implicitCachingEnabled value=truegt ltproperty name=maxStatements value=50gt ltconnection-factorygt ltconnection-poolgt []

注commit-record-table-name属性の名前に指定する値は完全修飾さ

れている必要があり指定するユーザー資格証明にはこの表に対する

deleteおよびselect権限が必要です

4 (オプション)J2EE_HOMEconfigtransaction-managerxmlファイルを開き

RLRC機能の実行時の動作を変更します 次に例を示します [] ltcommit-coordinatorgt ltmiddle-tiergt ltrecovery retry-interval = 300 rlrc-min-purge-interval=10 rlrc-purge-size=1000gt ltmiddle-tiergt ltcommit-coordinatorgt [] この例では次のパラメータが使用されています

nrlrc-purge-intervalはデータベース内でコミットレコードのバッチパー

ジがおこなわれる間隔(ミリ秒単位)です

nrlrc-purge-sizeはデータベース内でコミットレコードのバッチパージ

がおこなわれる間に削除されるバッチのサイズです

78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する 10g Release 3(101310)Oracle ホームにパッチを適用し10g Release 3(101310)Oracle ホームのインストール時に次のインストールオプションを選択している場合

Application Server Control Console を表示できないことがあります

Advanced Install オプションを選択している

インストールのタイプとしてJ2EE Server Web Server and SOA Suite を選択して

いる

Administrator OC4J インスタンスとして機能するようにインスタンスを構成している

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のインストール中にこれらのオプショ

ンをすべて選択している場合インストール完了後Application Server Control Consoleが表示されないことがまれにありますこの問題は10g Release 3(101340)パッチ

38

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

第 52 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する

第 54 項クラスタ環境にパッチセットを適用する

第 55 項10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジ

にパッチセットを適用する

第 56 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

再適用する

51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

適用手順について説明します次の項が含まれます

第 511 項既存環境をバックアップする

第 512 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

511 既存環境をバックアップする 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を自動的に削除する手段はありません

既存の環境のバックアップを取ってからOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールすることを強く推奨しますバックアップがあ

ればOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を削除し

てもまたはパッチの適用中に問題が発生した場合でも元の環境をリストアできます

データベースを元の状態に戻せるように使用しているデータベーススキーマのバッ

クアップを取る必要があります

参照Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリの詳細について

は『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』のバックアップとリカバリの

概要を参照してください

512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する パッチセットの適用手順は次のとおりです

1 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101300)Oracleホームに適用しシステムで Enterprise Javabeans 30 アプリケーションを使用する

場合パッチを適用する前にそのアプリケーションをアンデプロイする必要があり

ます パッチセットを 10g Release 3(101310)または 10g Release 3(101320)Oracleホームに適用する場合はこの手順を実行する必要はありません

アプリケーションをアンデプロイする手順は次のとおりです

a 元のインストールに使用したのと同じユーザー名で Application Server Control Console にログインしますアプリケーションが特定の OC4J イン

スタンスにデプロイされている場合はその OC4J インスタンスの OC4Jホームページに移動します アプリケーションをグループにデプロイしている場合はそのグループの

ページに移動します

10

参照Application Server Control の詳細については『Oracle Application ServerG管理者ガイド』の管理ツールの概要を参照してください

b c d

「Applications」をクリックしてアプリケーションのリストを表示します EJB 30 アプリケーションを選択します 「Undeploy」をクリックします

2 JDK Release 142 とともに OC4J インスタンスを使用する場合は次の手順を実行

して JDK Release 142 を置き換えてからパッチセットを適用する必要があります

パッチを適用後Release 15 を Release 142 で置き換えます

a Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセス

を停止します

b ORACLE_HOMEopmnconfopmnxmlファイルをバックアップします

c id=java-binのltdatagt要素内のJavaシステムプロパティを削除します

ltdatagt要素はopmnxmlファイルのltcategory id=start-parametersgt

要素内にあります

たとえばopmnxmlに以下の行が含まれている場合 ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-bin value=myhostjdk142binjava gt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt ファイルを次のように編集する必要があります ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt

d Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセス

を再起動します

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101300)Oracle ホームに適用しユーザー環境で Oracle Application Server Cold Failover Cluster トポロジを使用する場合以下の手順を実行する必要があります

11

a opmnxmlファイルを開きnotification-serverセクションで次の行を探しま

す ltipaddr remote=virtual_hostname request=virtual_hostnamegt このエントリがない場合はopmnxmlファイルに追加します前述の例で

は virtual_hostnameは実際の仮想ホスト名ですこの名前は

VIRTUAL_HOSTNAME変数と同じものにする必要があります

b Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN)を再起動します

4 dsaconfファイルを編集している場合はコピーを作成しますこのファイルは

パッチの適用中に上書きされます

5 アダプタを使用する場合はoc4j-raxmlファイルのコピーを作成しますこの

ファイルはパッチの適用中に上書きされます

6 ORACLE_ HOMEowsmbininstallpropertiesファイルに次の値が設定されてい

ることを確認します installhttphost=hostname installhttpport=7777

7 OC4J インスタンスが稼働していることを確認しますステータスは次のコマンド

を使用して確認できます

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl status

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl status

8 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)メディアの

Disk1 を挿入するか解凍したパッチセットソフトウェアを含むディレクトリ

の Disk1 サブディレクトリに移動します

9 Oracle Universal Installer を起動します

minus Linux x86 の場合 runInstallerコマンドを実行します

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 「setupexe」をダブルクリックします

表 2にパッチセットの適用中に表示される手順と画面を示します

注インストール手順の実行中に利用できるオンラインヘルプには

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のフルインストール

およびパッチセットのインストールに関する情報がありますしたがっ

てオンラインヘルプはパッチセットのインストール手順に特化し

たものではありませんOracle Universal Installer画面を使用した10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のインストールに関する具体的

な情報については表 2を参照してください

12

表 2 Oracle Application Server パッチの適用中に表示される画面

画面 操作

Welcome Oracle Universal Installer Welcome 画面を確認して「Next」をクリック

します

Welcome 画面に Oracle Universal Installer に関する情報が表示されます

インストール画面には以下のボタンが表示されます

Deinstall Products個々のコンポーネントまたは製品全体を削

除しますこのボタンは Welcome 画面にのみ表示されます

About Oracle Universal InstallerOracle Universal Installer のリ

リース番号を表示します

Help各画面の機能に関する詳細情報にアクセスできます

Installed Products現在インストールされている製品を表示

あるいは製品全体または個々のコンポーネントを削除します

Back前の画面に戻りますこのボタンは Welcome 画面では使

用できません

Next次の画面に進みます

Install選択した製品をインストールしますこのボタンは

Welcome 画面では使用できません

Cancelインストールプロセスを中止してOracle Universal Installer を終了します

Specify File Locations Specify File Location 画面ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のソースのフルパスを確認しインス

トール場所を選択できます

Source製品のインストール元であるproductsxmlファイル

のフルパスですOracle Universal InstallerをrunInstallerコマ

ンドまたはsetupexeファイルを使用して起動している場合

Oracle Universal Installerによってproductsxmlファイルのデ

フォルト値が検出されて使用されますパスは変更しないでくだ

さい

Nameパッチを適用するOracleホームの名前を選択します Oracleホームは名前で特定できますドロップダウンメニュー

から名前を選択するとPathフィールドが自動的に更新されて

選択したOracleホームの場所が表示されます

PathこのフィールドはNameドロップダウンメニューから

既存のOracleホームを選択すると自動的に入力されます

Browseこのボタンを使用してファイルシステムに移動し

ソースまたは宛先の場所を選択します

ファイルの場所を指定したら「Next」をクリックします

Administrator(oc4jadmin)Password

パッチを適用している Oracle Application Serverインスタンスの

oc4jadminユーザーパスワードを入力します「Next」をクリック

します

Prompt この画面では中間層のシャットダウンが表示されます「OK」をク

リックします

選択内容を確認して「Install」をクリックします Summary

13

表 2(続き)Oracle Application Server パッチの適用中に表示される画面

画面 操作

この画面にはパッチセットのインストールの進行状況が表示されま

す Install Progress

Configuration Assistants この画面には構成アシスタントの進行状況が表示されます構成アシ

スタントによってインストールの最後に自動でコンポーネントが構成

されます

Oracle Application Server 構成アシスタントのログファイルの具体的な

場所については『Oracle Fusion Middleware Installation Concepts and Repository Creation Utility ユーザーズガイド』を参照してください

「Exit」をクリックしてOracle Universal Installer を終了します End of Installation

注Oracle BPELOracle ESBおよび Oracle WSM の環境にパッチセッ

トを適用する場合はパッチセットの適用中に構成アシスタントが正常

終了していることを確認してください構成アシスタントが失敗した場合

は構成アシスタントを再試行しますまた失敗した場合はOracle Process Manager and Notification Server が起動していて必要なアプリケーション

がすべて稼動していることを確認しますOPMN が起動したら構成アシ

スタントを再試行します

パッチの適用をキャンセルする場合はOracle Support に連絡してパッ

チの適用以外で構成アシスタントを実行する方法を確認してください

10 現在のdsaconfファイルを手順 4 で作成したコピーで置き換えます

11 oc4j-raxmlファイルを手順 5 で作成したコピーで置き換えます

52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

Oracle Business Activity Monitoring 101330 のインストールに適用する手順について説

明します

Oracle BAMのインストールにパッチを適用する際setupexeをダブルクリックしたり

直接実行したりすることはできませんOracle BAM のインストールにパッチを適用す

るには次の各項の説明に従い10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

します

第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境を

バックアップする

第 522 項Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッ

チセットを適用する

521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする Oracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境のバックアップを取る手順

は以下のとおりです

14

注既存の Oracle BAM 101330 環境のバックアップを取ってからOracle BAM 101340 Patch Set をインストールしてくださいOracle BAM 101340 Patch Set はアンインストールできずスキーマがバージョン

101340 にアップグレードされるとOracle BAM Active Data Cache デー

タベースをダウングレードすることもできません

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 すべてのカスタマイズした構成ファイルイメージファイルおよびデータベー

スファイルのバックアップを取ります Oracle BAM構成ファイル(変更されている可能性あり)はOracle BAMをアンイ

ンストールすると次のフォルダに保存されます ORACLE_HOMEConfigFilesBackup このフォルダはOracle BAMをアンインストールしても削除されませんただし

ファイルを別の場所に移動することは可能です さらにレポートまたはビューがバックグラウンドでイメージファイルを使用す

る場合imagesフォルダのバックアップを取る必要がありますOracle BAMをア

ンインストールするとimagesフォルダもORACLE_HOMEBAMimagesフォルダに保

存されます

3 Oracle データベースツールを使用してOracle BAM Active Data Cache データベー

スのフルバックアップを作成します

4 Oracle Enterprise Link for BAM をインストールしている場合はEnterprise Link Data Flow Service のすべての設定をメモします

注binary_doubleのサポート問題を回避するにはOracle Database Data Pumpのexpユーティリティではなくexpdpユーティリティを使用します

522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インス

トールにパッチセットを適用する

注Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)ではOracle BAM は Microsoft Windows(32-Bit)でのみ利用できます

Oracle BAM 101340 でサポートされているプラットフォームについて

は『10134 Release Notes and New Features document』の Oracle BAM の

項を参照してください

パッチセットの適用手順は次のとおりです

1 DOS コマンドウィンドウを開きます

2 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)メディアの

Disk1 を挿入するか解凍したパッチセットソフトウェアを含むディレクトリ

のDisk1bamサブディレクトリに移動します

3 次のように入力してsetup_bambatファイルを実行します setup_bambat BAM_location

15

BAM_locationのデフォルト値はCOracleBAMです

Oracle BAM が複数のマシンにデプロイされている場合はサーバーボックスごとに

Oracle BAM パッチインストーラを実行する必要があります

53 サイレントおよび非対話型パッチの適用

この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

サイレントまたは非対話型で適用する方法について説明します

1 台以上のコンピュータに対して同様の適用をおこなう場合はサイレントパッ

チ適用を使用しますサイレントパッチ適用ではコマンドラインを使用して

リモートでパッチを適用することもできます

特定の画面を確認したいまたは一部の情報を対話形式で入力したい場合は非対

話型パッチ適用を使用します

サイレントまたは非対話型パッチ適用をおこなうにはインストーラにレスポンス

ファイルと呼ばれるテキストファイルを提供しますインストーラはレスポンス

ファイル内の変数およびパラメータ値を使用してインストーラのプロンプトの一部ま

たはすべてに応答します

この項には以下のトピックが含まれています

第 531 項サイレントインストール

第 532 項非対話型インストール

第 533 項レスポンスファイル

第 534 項サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する

531 サイレントインストール サイレントインストールの場合インストールを監視する必要はありません情報を

入力することはなく監視するためのグラフィカルユーザーインタフェースもあり

ません

サイレントインストールをおこなうにはインストーラにレスポンスファイルを提

供してコマンドラインで-silentフラグを指定します

532 非対話型インストール 非対話型インストールの場合インストーラには通常のインストールと同様グラフィ

カルユーザーインタフェースが表示されます特定のインストーラプロンプトに

対するエントリがレスポンスファイルに存在しない場合はユーザーがインストール

中に応答する必要があります

533 レスポンスファイル レスポンスファイルはパッチセットを適用する前に作成する必要がありますまた

任意のテキストエディタを使用して編集できますまずOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の次のディレクトリにあるレスポンスファ

イルのテンプレートoracleasj2eepatchsetCustomrspをコピーします

Linux x86 の場合Disk1stageResponse

Microsoft Windows(32-Bit)の場合Disk1stageResponse

テンプレート内のパラメータには次の 3 種類の値があります

定数

16

オプションの値

必須の値

これらのパラメータについては以下の各項で説明します

定数 パッチセットの適用を正常におこなえるように事前に設定されたテキストまた

はブール値があります上級ユーザー以外はこれらの値を変更しないでください

minus Linux x86 の例 FROM_LOCATION=Disk1stageproductsxml SHOW_SUMMARY_PAGE=false

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

FROM_LOCATION=EDisk1stageproductsxml SHOW_SUMMARY_PAGE=false

オプションの値 パラメータが文字列ltValue Unspecifiedgtに設定されている場合インストーラ

はこのパラメータを無視しますインストーラはパラメータのデフォルト値を使

用するか現在インストールされているOracle Application Serverから値を取得しま

す上級ユーザー以外はこれらの値を変更しないでください

minus Linux x86 の例 UNIX_GROUP_NAME=ltValue Unspecifiedgt

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

RESTART_SYSTEM=ltValue Unspecifiedgt

必須の値 パラメータが文字列ltValue_Requiredgtに設定されている場合この文字列をテキ

ストまたはブール値で置き換える必要がありますサイレントパッチ適用の場合

値を指定しないとプロセスが失敗します非対話型パッチ適用の場合この文字

列をテキストまたはブール値で置き換えないとプロセスが一時停止し通常の画

面が表示されてこの値の入力を求められます Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用では

次のパラメータの値を指定する必要があります

minus ORACLE_HOME

これはパッチを適用するインストールが含まれる Oracle ホームディレク

トリのフルパスです

lowast サイレントパッチ適用の場合はOracleホームへのパスがあるエン

トリ ORACLE_HOME=ltValue_Requiredgt を更新する必要があります次を参照してください Linux x86 の場合ORACLE_HOME=privateoracleAppSrvHome

Microsoft Windows(32-Bit)の場合ORACLE_ HOME=

17

CprivateoracleAppSrvHome

このエントリを更新しない場合プロセスは失敗します

lowast 非対話型パッチ適用の場合このエントリを更新しないとインス

トーラが一時停止してFile Locations ダイアログが表示されます

534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する手順は次のとおりです

注サイレントパッチ適用中に使用中のファイルがある場合(ユーザー

がファイルを開いているなど)プロセスが終了することがあります終

了してしまった場合は開いているファイルを特定して対応するプロセ

スを停止する必要があります該当プロセスを停止後パッチの適用を再

度開始できます

1 製品のインストールメディアからレスポンスファイルのテンプレートを使用し

ているコンピュータにコピーします

2 コピーしたファイルに必要な変更を加えて保存します

3 dsaconfファイルを編集している場合はコピーを作成しますこのファイルは

パッチの適用中に上書きされます

4 アダプタを使用する場合はoc4j-raxmlファイルのコピーを作成しますこの

ファイルはパッチの適用中に上書きされます

5 パッチの適用を開始しますインストーラのresponseFileパラメータの値として

レスポンスファイルのパスとファイル名を指定しますサイレントインストー

ルの場合はsilentパラメータも指定します次のMicrosoft Windowsの例ではEはインストールメディアのドライブです

サイレントパッチ適用

minus Linux x86 の例 gt runInstaller -silent -responseFile absolute_path_and_filename

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

Egt setupexe -silent -responseFile absolute_path_and_filename

非対話型パッチ適用

minus Linux x86 の例 gt runInstaller -responseFile absolute_path_and_filename

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

Egt setupexe -responseFile absolute_path_and_filename

18

注Oracle Business Activity Monitoring101340 のサイレントパッチ適用

を実行するにはEDisk1BAMディレクトリから次のコマンドを実行し

ますEはインストールメディアのドライブです EDisk1BAMgt setup_bambat ltBAM Install Locationgt -silent

たとえばOracle BAMをCOracleBAMにインストールしている場合は

次のコマンドを使用してサイレントモードでパッチを実行します EDisk1BAMgt setup_bambat COracleBAM -silent

6 インベントリディレクトリ内のログファイルでエラーがないことを確認します

ログファイルは次のディレクトリにあります

minus Linux x86 の場合 oracle_inventory_pathlogsinstallActiontodays_date_timelogoracle_inventory_pathlogssilentinstalltimestamplog oracle_inventory_pathの値は次のファイルに格納されています varoptoracleoraInstloc

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

Coracle_inventory_pathlogsinstallActiontodays_date_time log Coracle_inventory_ pathlogsinstallActionsilentinstalltimestamplog oracle_inventory_pathの値は次のディレクトリにあります varoptoracleoraInstloc 前述の例ではファイルが置かれている場所がCドライブだと仮定しています

フ ァ イ ル の 場 所 を 判 定 す る に は レ ジ ス ト リ の

HKEY_LOCAL_MACHINESOFTWAREOracleinst_locエントリを確認します

ログファイル名の形式はinstallActionstodays_date_timelogです

7 現在のdsaconfファイルを手順 6 で作成したコピーで置き換えます

8 oc4j-raxmlファイルを手順 4 で作成したコピーで置き換えます

54 クラスタ環境にパッチセットを適用する Oracle Application Server 10g Release 3(101300)10g Release 3(101310)10g Release 3(101320)または 10g Release 3(101330)クラスタトポロジを管理している

場合はクラスタ内の各アプリケーションサーバーインスタンスに Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用できます次の手順を参照

してください

参照ESB Runtime インスタンスの構成の詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

1 第 2 項このパッチセットについてで更新しているリリースに該当する情報を

確認します たとえばパッチセットを 10g Release 3(101300)の環境に適用している場合

は第 211 項パッチセットを 10g Release 3(101300)Oracleホームに適用す

19

るときの注意点を確認してください

2 クラスタ内の 1 つのアプリケーションサーバーインスタンスにパッチセット

を適用するには第 51 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用するに記載されている説明に従います

3 パッチを適用後新たにパッチを適用したインスタンスが稼働中であることを確認

します たとえばApplication Server Control Console に移動して新たにパッチを適用した

インスタンスがクラスタのメンバーとして表示されていることを確認します該当

のインスタンスが稼動していることを確認してアプリケーションサーバーの

ホームページまたはそのインスタンスの OC4J ホームページにドリルダウンしま

4 第 6 項適用後のタスクに記載されている自分の環境に当てはまるタスクを実行し

ます

5 クラスタ内の残りのアプリケーションサーバーインスタンスに対して手順 2~4 を繰り返します

注10g Release 3(101300)クラスタにパッチを適用している場合は

10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Fusion Middleware Upgrade Guide for Enterprise Deployments』で詳細を確認してく

ださい

55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメ

ントトポロジにパッチセットを適用する この項では最小の停止時間で10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジに適用する方法について

説明しますパッチの適用中にインストーラによって Oracle ホーム内のすべてのコン

テナにパッチが適用されます

551 このパッチセットを適用する前に パッチセットを適用する前に『Oracle Application ServerG エンタープライズデプ

ロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』の情報を確認してください

パッチの適用手順では以下のことが前提となっています

『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリー

ス 3(101310)』に説明されている 10g Release 3(101310)mySOACompanyトポロジにパッチを適用していること

10g Release 3(101310)mySOACompany トポロジにはスタンドアロンの Oracle BPELOracle ESBおよび Oracle WSM インストーラを使用して作成した Oracleホームだけが含まれていること統合された Oracle SOA Suite インストーラを実行

してOracleホームを作成し未使用のコンポーネントを無効にしている場合でも

この手順に従う必要がありますただし有効なコンポーネントに適用されるすべ

てのアプリケーション層の手順を実行してからパッチを適用する必要があります

詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメント

ガイド』の第 3 章mySOACompany の Web 層とアプリケーション層のインストー

ルと構成を参照してください

20

すべてのOracleホームおよびトポロジ内のすべての oraInventory情報のフルバッ

クアップを取っていること詳細については『Oracle Application ServerG 管理者

ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

552 パッチセットを適用する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)mySOACompanyエンタープライズデプロイメントトポロジに適用する手順は以下のとおりです

1 BPEL 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のアッ

プグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示されたら

ORABPEL ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

2 Oracle ESB 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次

のアップグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示された

らORAESB ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

3 最初にパッチを適用する中間層のインスタンスを 1 つ選択します選択できるの

はBPELESB Runtime(ESBR)または ESB Design Time(ESBD)インスタン

スです

4 次の手順を実行してパッチを適用しているインスタンスのルーティング ID を変

更しますこの変更により新たな HTTP 要求の受入れが拒否されインスタンス

による不要なプロセスの実行が回避されます

a opmnxmlファイルのバックアップコピーを作成しますORA-HOME1

ORA-HOME2またはORA-HOME3に対応するORACLE_HOMEの値(『Oracle

21

Application ServerGエンタープライズデプロイメントガイド』を参照)

はパッチを適用しているインスタンスによって異なります次に例を示

します cp ORACLE_HOMEopmnconfopmnxml ORACLE_

HOMEopmnconfopmnxmlbackup

b opmnxmlファイルを編集してパッチを適用しているインスタンスのルー

ティングIDを変更しますたとえばOC4J_SOAインスタンスにパッチを適

用している場合はルーティングIDを指定する行を追加します次の例の

太字部分を参照してくださいこのインスタンスではOracle BPELOracle ESBまたはOracle WSMを実行できます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=OC4J_SOA module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-parametersgt

ltdata id=routing-id value=Ygt

注ハードウェア LBR を変更するのではなくルーティング ID を使用し

て OC4J へのルーティングを回避することを推奨しますLBR 構成を変更

する場合Oracle HTTP Server へのルーティングだけを回避することにな

ります構成内にあるほかの Oracle HTTP Server のインスタンスはパッ

チを適用している OC4J へのリクエストをクロスルーティングできます

この方法は新たな HTTP リクエストの実行を阻止しますそのほかの起

動しているサービス(JMS など)はコンテナが停止するまで稼動し続け

ます

5 ESB Design Time(ESBD)インスタンスだけの場合 opmnxmlファイルを編集してサービスフェイルオーバー構成を削除しますこ

れでインスタンスがESBDに対して非アクティブ-パッシプな構成に戻りますた

とえばファイルに以下のエントリが含まれている場合

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J service-failover=1

status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgt

次のように修正します

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUP numprocs=1gt

6 パッチを適用しているインスタンスのデータベース情報を変更しますこれで

パッチを適用している間にSOA コンポーネントからデータベースにトランザク

22

ションが渡るのを防げます

a パッチを適用しているインスタンスのORACLE_HOMEでdata-sourcesxmlの

バックアップコピーを作成します次に例を示します

cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup

b datasourcesxmlファイルを編集して存在しないデータベースを指すよ

うにしますこれをおこなう方法としてはデータベースのポート番号を

意図的に正しくないポート番号に変更する方法がありますたとえばデー

タベースポート 1521 を使用している場合はすべての参照をポート 1522に変更します次の例の太字部分を参照してください ltconnection-factory

factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource

url=jdbcoraclethin

(DESCRIPTION=(ADDRESS_LIST=(LOAD_BALANCE=on)

(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)

(HOST=dehydusoraclecom)

(PORT=1522)))

(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=orcl)))

user=oraesb password=-gtesb_passwordgt

7 opmnxmlファイルにnumprocs=1を設定します

8 パッチを適用しているインスタンスを停止しますそのほかのインスタンスは実行

したままにできます

注継続中の HTTP 同期リクエストはすべて停止することを推奨します

停止操作では正常に停止するためにJMS コールなどのそのほかの種類

のリクエストは考慮されません

9 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を Oracle ホームに適用します

10 パッチを適用する前にインスタンス内の使用していないすべての SOA コンポー

ネントを無効にします無効にしない場合インスタンスを再起動するとそれら

のコンポーネントも起動します たとえばOracle ESB を使用していない場合はASControl から「ClusterTopology」「Applications」「Stop」の順に選択して ESB サービスを停止できます

11 インスタンスのルーティングIDを元の値に戻します次に例を示します ltdata id=routing-id value=g_rt_idgt この場合元の値はopmnxmlファイルのバックアップコピーに基づき決められま

すこの手順は手順bで説明したプロシージャとは反対のものです

12 ESB Design Time インスタンスの場合は次の 2 つの手順を実行して OPMN サービ

スのフェイルオーバーを有効にします

a OC4J_ESBDTのprocess-typeタグにservice-failover=1を追加します

b ESBDT_GROUPのprocess-setタグからnumprocs=1を削除しますつまり

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgtを元の値ltprocess-set id=

23

ESBDT_GROUP numprocs=1gtに戻します

13 opmnxmlファイルのnumprocの値を元の値に戻します

14 インスタンスデータのソース構成を手順 6 で作成したdata-sourcesxmlのバッ

クアップコピーをリストアして元の状態に戻します cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup ORACLE_

HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

15 インスタンスを再起動します

16 そのほかのBPELESB Runtime(ESBR)およびESB Design Time(ESBD)インス

タンスに対して手順 3~15 を繰り返し1 度に 1 つのORACLE_HOMEにパッチを適用

します

56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用中は

Available Product Components 画面が表示されますパッチの適用を続行するにはコ

ンポーネントツリーを展開してパッチを再適用するためにすべてのコンポーネント

を手動で選択する必要がありますこの選択をおこなわないとOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用に失敗します

6 適用後のタスク この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

適用後のタスクについて説明します以下のトピックが含まれます

第 61 項フルバックアップを実行する

第 62 項PHPを有効にする

第 63 項JDKをRelease 142 にリストアする

第 64 項BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する

第 65 項カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイ

する

第 66 項Java Single Sign-Onを有効にする

第 67 項Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをデプロイする

第 68 項WSILアプリケーションを手動でデプロイする

第 69 項Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する

第 610 項Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する

第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする

第 612 項Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク

第 613 項HTTP TRACEのサポートを無効にする

第 614 項Oracle BAM 101340 をアンインストールする

61 フルバックアップを実行する パッチセットをインストールしたらOracle Application Server 環境のフルバックアッ

24

プを実行する必要がありますバックアップを取ることで新たにパッチを適用した環

境をリストアできるようになります

また10g Release 3(101300)環境にパッチを適用する場合以前のバックアップは

10g Release 3(101320)Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリツー

ルでは使用できません

参照Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリの詳細について

は『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』のバックアップとリカバリの

概要を参照してください

62 PHPを有効にする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

PHP を有効にする必要がありますPHP を有効にする手順は次のとおりです

1 Oracle HTTP Serverのhttpdconf構成ファイルに以下の変更を加えます

a Oracle HTTP Serverの構成ファイルを検索して開きます Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf

b コメント文字()を使用して次のPHP 40ディレクティブをコメントにし

ます Linux x86 の場合 LoadModule php4_module libexeclibphp4so AddModule mod_php4c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php4_module modulesphp4apachedll AddModule mod_php4c

c 次のPHP 50 LoadModuleディレクティブを追加します Linux x86 の場合 LoadModule php5_module libexeclibphp5so AddModule mod_php5c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php5_module modulesphp5apachedll AddModule mod_php5c

d 次のAddTypeディレクティブを追加します AddType applicationx-httpd-php php php5 AddType applicationx-httpd-php-source phps

e httpdconfファイルを保存して閉じます

2 PHPRC環境変数をphp5iniファイルを指すように設定します

minus Linux x86 の場合 setenv PHPRC ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

25

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 set PHPRC = ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

63 JDKをRelease 142にリストアする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

JDK を Release 142 にリストアする必要があります手順は次のとおりです

1 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを停止

します

2 第 512 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

適用する で変更したOC4Jインスタンスのopmnxmlファイル内にあるltdata id=java-optionsgt要素から-XXAppendRatio=3の行を削除します

3 ID属性がjava-binであるltdatagt要素にJavaシステムプロパティを設定します編集

後のファイルは次のように表示されます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-bin value=myhostjdk142binjava gt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt

4 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを再起

動します

64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する data-sourcesxml フ ァ イ ル を 編 集 し て JDBC factoryClass パ ラ メ ー タ を

oraclejdbcOracleDriver か ら BPELPM_CONNECTION_POOL パ ラ メ ー タ の

oraclejdbcpoolOracleDataSourceに変更しますファイルの設定は次の例の太

字で示されている部分のようにする必要があります ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource url=jdbcoraclethinscotttigerstadd141521db5617gt

data-sourcesxml ファイルは直接または Oracle Enterprise Manager を使用(『Oracle Containers for J2EEG リソースアダプタ管理者ガイド』を参照)して編集できます

65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを

再デプロイする カスタムセキュリティ設定(Oracle Single Sign-On を使用するなど)を使用してアプ

リケーションを構成している場合10g Release 3(101340)を適用後にアプリケーショ

ンを再構成して再デプロイする必要があります

26

66 Java Single Sign-Onを有効にする 10g Release 3(101330)をOracle Application Server 10g Release 3(101300)のインス

トールに適用する場合はjaznxmlファイルを編集してJava Single Sign-Onを有効にす

る必要がありますjaznxmlファイルを編集したらインスタンスを再起動します

詳細については『Oracle Containers for J2EEGセキュリティガイド 10g(101310)』

の第 14 章OC4J Javaシングルサインオンを参照してください

67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする 10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてパッチセットを適用する前

に Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをアンデプロイした場合はパッチセッ

トを適用後にそれらのアプリケーションを再デプロイする必要がありますアプリケー

ションをデプロイする手順は次のとおりです

1 Application Server Control Console にログインします

2 アプリケーションが特定の OC4J インスタンスにデプロイされる場合はその OC4Jインスタンスの OC4J ホームページに移動しますアプリケーションがグループに

デプロイされる場合はそのグループのページに移動します

3 「Applications」をクリックします

4 「Deploy」をクリックして画面の指示に従います詳細な情報が必要な場合は

「Help」をクリックしてください

68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする Oracle Application Server 10g Release 3(101310)以降ではWeb Services Inspection Language(WSIL)がサポートされていますWSIL を使用するとインスタンスにデプ

ロイされているすべての Web サービスを確認できます

10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてWSIL を利用する場合は手

動でデプロイする必要がありますWSIL アプリケーションをデプロイする手順は次の

とおりですこの手順はOC4J のインスタンスが実行していることを前提としていま

1 Application Server Control Console にログインします

2 OC4J ホームページで「Administrations」をクリックしますこれでデプロイ

されているアプリケーションの一覧を確認できます

3 「Deploy」をクリックしてDeploy Select Archive ページを表示します

4 Deploy Select Archive ページで以下の手順を実行します

a Application Server Controlを実行しているサーバーにすでに存在するアーカ

イブを選択します

b 次のwsil-iasearファイルのパスを入力します webserviceslibwsil-iasear

c 「Next」をクリックしてDeploy Application Attributes ページを表示します

5 Deploy Application Attributes ページで以下の手順を実行します

a Application Name フィールドに WSIL アプリケーションの名前を入力します

b Parent Application がデフォルトに設定されていることを確認します

c Bind Web Module to Site がデフォルトの Web サイトに設定されていることを

確認します

27

d Context Root がinspectionwsil に設定されていることを確認します

e 「Next」をクリックしてDeploy Deployment Settings ページを開きます

6 「Next」をクリックしてWSIL アプリケーションをデプロイしますConfirmation Page にWSIL アプリケーションのデプロイが成功したことが示されます

7 これで次のWebアドレスからWSILアプリケーションにアクセスできます httphostnameportinspectionwsil このURLではhostnameはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのホスト名portはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのポート番号です

69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する Oracle Enterprise Service Bus をインストールしていて中間層のインストールのいずれ

かをホストしているマシンの IP またはホスト名をクローンまたは変更する場合は次

の手順を実行する必要があります

参照Oracle Enterprise Service Bus サービスの更新方法の詳細については

『Oracle Application ServerG 管理者ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照

してください

1 次のスクリプトを実行してOracle ホームとシステム変数を設定します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptsh

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptbat

2 スクリプトを実行したコマンドラインウィンドウで次のコマンドを実行して

Oracle Enterprise Service Busサービスをエクスポートします ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベースサー

ビス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次のよ

うになります ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

28

3 オペレーティングシステムを更新してホスト名ドメイン名またはその両方

を正しい名前に変更します

4 オペレーティングシステムに必要な場合はホストを再起動します

5 ネットワーク内の別のホストからそのホストに Ping を発行できることを確認しま

すすべてが正しく解決されるように新しいホスト名を使用して Ping を発行して

ください

6 esbparampropertiesファイルを次のように編集します

minus IPアドレスまたはホスト名を変更している場合はDT_OC4J_HOSTプロパ

ティを新しいホスト名に変更しますたとえば新しいホスト名が

newhostexamplecomの場合はプロパティの値は次のようになります DT_OC4J_HOST=newhostexamplecom

minus ローカルマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HTTP_PORT を更新

して新しいポートにします

minus リモートマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HOST プロパティを

新しいホスト名にDT_OC4J_HTTP_PORT プロパティを新しいポートに更新

します

7 手順 2 で使用したのと同じコマンドラインウィンドウから次のコマンドを実行します

ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベース

サービス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次

のようになります ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=PASSWORD

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

8 各 Oracle ホームで次のコマンドを実行してホストにあるすべての中間層のインス

タンスを起動します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

29

9 この手順の最初の段階でOracle Application Server を自動的に開始するために無効

にしたプロセスがある場合はそれらを有効にします

10 サービスが ESB コンソールに一覧表示されておりアプリケーションが正常に稼動

していることを確認します

610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを

実行する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールしたらWebCenter アプ

リケーション用に作成したすべての OC4J インスタンスに対して ADF インストーラを

実行する必要がありますADF インストーラを実行しない場合ユーザーのカスタム

アプリケーションは ADF の最新の共有ライブラリにアクセスできません

ADF インストーラの実行方法の詳細については『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development Framework のための Fusion 開発者ガイド』の第 2921項ADFランタイムライブラリのインストールを参照してください

611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする このパッチで利用可能なすべてのバグ修正プログラムを確実に適用するにはOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したあとでOracle ADF アプリケーションを移行して再デプロイする必要がありますアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする手順は次のとおりです

1 Oracle Technology NetworkからOracle JDeveloper 101330 をダウンロードします

OTNのアドレスは次のとおりです httpwwworaclecomtechnologyindexhtml

2 ワークスペースを次の手順で移行します

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 と同じシステムにイ

ンストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「Yes」をクリックして101320 JDeveloper ビルドの system フォルダをポイントしますこれでJDeveloper 101340 へのデータベース接続をはじめとしたユーザー設定が移行されます

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 とは異なるシステム

にインストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「No」をクリックします(この場

合データベース接続は Oracle JDeveloper 101340 に移行されません

JDeveloper 101320 ではデータベース接続は IDEConnectionsxml に格納さ

れておりこのファイルはOracle JDeveloper systemディレクトリにあります

そのためOracle JDeveloper 101340 から Oracle JDeveloper 101320 のデー

タベースの接続にアクセスするにはsystem ディレクトリを移行する必要が

あります)Oracle JDeveloper 101320 のインスタンスから任意の Oracle ADFアプリケーションのワークスペースを Oracle JDeveloper 101340 の環境にコ

ピーしてアプリケーションワークスペースを開きますDo you want to migrate the workspace from a previous versionのプロンプトが表示されたら

「Yes」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle ADF アプリケーションを新しい EAR ファイ

ルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

30

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle Application Development Framework 開発者ガイド』

を参照してください

612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後はOracle WebCenterアプリケーションを使用する前に以下のタスクを実行する必要があります

第 6121 項JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする

第 6122 項移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義

する

第 6123 項10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタ

マイゼーションをコピーする

第 6124 項Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行

する

第 6125 項Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用した

アプリケーションを移行する

第 6126 項OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を

再構成する

第 6127 項101340 の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する

6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプ

リケーションを移行および再デプロイする JCR データコントロールを使用してOracle WebCenter アプリケーション内の分散し

たコンテンツを統合および公開している場合はOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後コンテンツリポジトリにアクセスできる

ことを確認するために以下の手順を実行する必要があります

1 第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイするの手順 1 と 2を実行します

2 次の手順を実行してアプリケーションサーバーの接続を作成します

a Connections Navigator で「Application Server」を右クリックして「New Application Server Connection」を選択します

b Welcome ページが表示されている場合は「Next」をクリックして Type ペー

ジを表示します

c Connection Name フィールドで接続の名前を指定します

d Connection Type リストから「Standalone OC4J 10g 1013」を選択します

e 「Next」をクリックしてAuthentication ページを表示します

f OC4J インスタンスへの認証に使用するユーザー名とパスワードを指定します

g 「Next」をクリックしてConnection ページを表示します

h OC4J インスタンスにアクセスするために使用するホスト名とポート番号を指

定しますOC4J インスタンスが Oracle JDeveloper と同じコンピュータにイン

ストールされている場合はlocalhost をホスト名として指定します

i 「Finish」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle WebCenter アプリケーションを新しい EAR ファ

31

イルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照して

ください

注最初に新しいアプリケーションサーバーの接続を Oracle WebCenterアプリケーションと関連づける必要があります関連づけるには次の手

順を実行します

1 Resources ノードでOracle WebCenter アプリケーション用に作成した

デプロイメントプロファイルを右クリックします

2 WAR Deployment Profile Properties ダイアログボックスの左側のペイ

ンで「Platform」を選択しTarget Connection で作成したアプリケー

ションサーバーの接続を選択します

3 「OK」をクリックします

6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を

再定義する アプリケーションを 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に移行する場合セ

キュリティで保護されたページの認可情報はアプリケーションと一緒に移行されませ

んそのためアップグレードする前にアプリケーションの ADF セキュリティを定義

していた場合は10g Release 3(101340)のインスタンスでページのアクセス権限を

再定義する必要があります実行する手順については『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレッ

トカスタマイゼーションをコピーする Preconfigured OC4J にデプロイされた PDJ-Java ポートレットに対して作成したカスタマ

イザーションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますそのためOracle Application Server インスタンスを 10g Release 3(1013)Patch Set 2(101320)から 10g Release 3(101340)にパッチを適用する場合は10g Release 3(1013)Patch Set 2

(101320)用に作成したカスタマイゼーションは利用できませんこれらのカスタマ

イゼーションを 10g Release 3(101340)の環境で利用できるようにする場合は次の

手順を実行する必要があります

1 portlet-client-deployjarファイルを使用してカスタマイゼーションをエクス

ポートします カスタマイゼーションをエクスポートおよびインポートする手順については

『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

2 EARファイルでportlet-client-deployjarファイルを再実行してカスタマイ

ゼーションをインポートします

3 OC4J_WebCenter インスタンスを再起動します

6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケー

ションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して No を選択した場合は

このタスクを実行します

Preconfigured OC4J にデプロイされたポートレットに対して作成したカスタマイゼー

ションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますOracle JDeveloper の以前

32

のリリースから移行していない場合は以前のインストールで作成したポートレット

カスタマイゼーションは新しい Oracle Jdeveloper のインストールでは利用できません

これらのカスタマイゼーションを利用したい場合は新しい Oracle JDeveloper のインス

トールのアプリケーションにカスタマイゼーションを手動でコピーする必要があります

OmniportletWebClippingWSRPおよびPDKサンプルポートレット用に作成したカ

スタマイゼーションは以前のJDeveloper_ homeportalportletdataディレクトリ

から新しいOracle JDeveloperのインストールに手動でコピーできますPreconfigured OC4JにデプロイしたカスタムPDK-Javaポートレットがある場合は『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のポートレットプリファレンスストア移行ユーティリティ

を参照してポートレットプリファレンスストア移行ツールを使用してこれらの

カスタマイゼーションを保存する方法を確認してください

6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレッ

トを使用したアプリケーションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して Yes を選択した場合は

このタスクを実行します

この場合Preconfigured OC4J にデプロイした大部分のポートレットに対するカスタマ

イゼーションはOracle JDeveloper の移行全体の一環として自動的に移行されますた

だしPDK-Java ポートレット用に作成したカスタマイゼーションは101340 のイン

スタンスに手動でコピーする必要がありますポートレットプリファレンスストア

移行ツールを使用してそのほかの PDK カスタマイゼーションを保存する方法について

は『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』のポートレットプリファレンス

ストア移行ユーティリティを参照してください

6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキ

シ設定を再構成する アプリケーションに OmniPortlet および Web クリッピングポートレットが含まれてい

る場合Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

後それらのポートレットのプロキシ設定を再構成する必要があります10g Release 3(101320)のインスタンスからはプロバイダ構成情報が移行されないのでこの再構

成はかならずおこなう必要があります

OmniPortlet および Web クリッピングプロデューサの HTTP プロキシ設定の構成方法

については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』の付録そのほかのポート

レット構成を参照してください

6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクス

ポートEARファイルを再作成する Oracle WebCenter アプリケーションを10g Release 3(101320)環境から 10g Release 3

(101340)環境に転送しており事前デプロイメントツールを使用してカスタマイ

ゼーションをエクスポートしエクスポート EAR ファイルを作成する場合jspx ペー

ジもエクスポートされます

Oracle JDeveloper 10g Release 3(101340)を使用するアプリケーションの移行中に jspxページに変更を加えアプリケーションをデプロイして10g Release 3(101320)で

作成したエクスポート EAR ファイルからカスタマイゼーションをインポートする場合

Oracle JDeveloper でおこなったページの変更内容は失われます編集したページが上書

きされるのを避けるにはportlet-client-deployjar ファイルの 10g Release 3(101340)バージョンを 10g Release 3(101320)のインストール環境にコピーし10g Release 3(101340)の事前デプロイメントツールを使用してエクスポート EAR ファイルを再

33

作成する必要があります

事前デプロイメントツールを使用してカスタマイゼーションをエクスポートおよび

インポートする手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照

してください

613 HTTP TRACEのサポートを無効にする HTTP TRACE メソッドはTRACE レスポンスのエンティティボディ内にあるクライア

ント HTTP からリクエストされたコンテンツを返しますこの動作によりリクエスト

の HTTP ヘッダーに含まれている Cookie や認証データなどの機密情報は攻撃を受けや

すくなります

この問題を回避するにはApache mod_writeモジュールを使用してHTTP TRACEリク

エストを拒否するかサイトの要件とポリシーを満たすのに必要なメソッドだけを許可

するようにします次の追加の構成情報をApache HTTP Serverの構成ファイルに追加し

ます RewriteEngine On RewriteCond REQUEST_METHOD ^TRACE RewriteRule - [F]

614 Oracle BAM 101340をアンインストールする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)Business Activity Monitoringをアンインストールする場合は適用後のタスクを実行する必要があります

このプロセスにはOracle BAM 101340 パッチセットのアンインストールと Oracle BAM 101330 のリストアが含まれます

これらの手順を実行するとOracle BAM 101340でおこなった変更はすべて失われます

Oracle BAM 101340 をアンインストールしてOracle BAM 101330 をリストアする

手順は次のとおりです

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 「コントロール パネル」「プログラムの追加と削除」の順にクリックしてOracle BAM アプリケーションを削除しますActive Data Cache データベースは削除されま

せん

3 ホストマシンを再起動します

4 SQLPlus コマンドを使用してActive Data Cache に使用したデータベースアカウ

ントに対する権限を(必要な場合はOracle Enterprise Link for BAM のデータベー

スアカウントも同時に)削除再作成およびリセットします

5 Oracleデータベースツールを使用してOracle BAM 101330 Active Data Cacheデータベーススキーマのバックアップをリストアしますこのバックアップは

Oracle BAM 101340 Patch Setをインストールする前に第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境をバックアップするで作成し

たものです Oracle Data Pump Impdpユーティリティを使用してBAM Active Data Cache DatabaseおよびOracleデータベースにあるOracle Enterprise Link for BAMリポジトリをリスト

アします

6 Oracle BAM 101330 環境を再インストールします インストール中にActive Data Cache および Oracle Enterprise Link for BAM リポジ

トリの「Build」または「Upgrade」オプションの選択を解除できます

7 ホストシステムを再起動します

8 Oracle BAM 101330 のバックアップを作成中にConfigFilesBackupファイルお

よびイメージディレクトリを元の場所から移動している場合はそれらをリスト

34

アします変更したOracle Enterprise Link for BAM Data Flow Serviceの設定もリスト

アします

7 既知の問題 以下の各項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の既知の問題について説明します

第 71 項Webサービスとクライアント間の非互換性

第 72 項EJB 30 に基づくWebサービス

第 73 項Oracle HTTP Server 1012 を使用する際にWebモジュールおよびWebサー

ビスをテストする

第 74 項bc4jearファイルのファイル名の変更

第 75 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

複数回適用する

第 76 項パッチ適用時のメッセージ

第 77 項OC4Jトランザクションのサポート

第 78 項パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する

第 79 項高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ

第 710 項TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示され

ない

第 711 項Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ

第 712 項シャットダウン時のBPELエラーメッセージ

第 713 項OC4J_WebCenterインスタンスログエラー

第 714 項BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示

第 715 項パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログ エラー

第 716 項Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)

第 717 項ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプ

タで失敗する

第 718 項パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される

第 719 項アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない

71 Webサービスとクライアント間の非互換性 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用したあとは以下の点に注意してください

Web サービスを再生成して再デプロイする場合は生成した WSDL に変更が加え

られます

10g Release 3(101300)クライアントをサービスに使用するとコンパイラエ

ラーで通信に失敗します これらの問題は次の方法で対処できます

Web サービスの EAR ファイルは再アセンブルしないでくださいWSDL は変更さ

れずクライアントは引き続きサービスと通信することができます

WebサービスのEARファイルを再生成する必要がある場合はクライアントを再生

成してラッパーを使用するクラスの名前に接尾辞Elementを追加しますこれ

はunwrapParametersがfalseに設定された状態でアセンブルされたラッパー

クラスをクライアントが使用することが前提となっています

35

72 EJB 30に基づくWebサービス Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用しEJB 30 でアセンブルした Release 3(101300)Web サービ

スを使用する場合サービスを再デプロイすると WSDL が変更されますこの場合

クライアントコードを再生成してサービスと通信できるようにする必要があります

73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュール

およびWebサービスをテストする Oracle Enterprise Manager Application Server Control にはテストページがありこのペー

ジを使用してアプリケーションサーバー環境にデプロイした Web モジュールおよ

び Web サービスをテストできますほとんどの場合テストページにはユーザー

の環境に現在設定されているWebサイトとポートの一覧が表示されますWebモジュー

ルまたは Web サービスの URL をテストする際には使用する Web サイトをこの一覧

から選択できます

参照Enterprise Manager のオンラインヘルプのTesting a Web Serviceおよび

Overview of Managing Web Modules

Oracle HTTP Server 10g Release 2(1012)を OC4J に対するフロントエンドとして使

用している場合テストページの Discovered Web サイトの一覧には何も表示されない

ことがありますこの場合Application Server Control を使用してWeb モジュールま

たは Web サービスの URL をテストすることはできません代わりに新しいブラウザ

ウィンドウを開いてブラウザのアドレスフィールドに Web モジュールまたは Webサービスの URL を入力します

参照10g Release 2(10132)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』のOracle Application Server 1013 での Oracle Application Server 1012 の構成

74 bc4jearファイルのファイル名の変更 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)はbc4jearファイルを使用しこ

のファイルをデフォルトのホームインスタンスにデプロイしますOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は新たに作成されたイ

ンスタンスのデフォルトのファイル名はdatatagsearになりますファイルのコンテ

ンツや機能は変わりません

75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は再

度パッチを適用しないでください再度適用するとエラーになる場合がありますた

とえばオラクルでは次のシナリオはサポートしていません

1 J2EE およびWebserverオプションを設定してOracle Application Server 10g Release 3(1013)をインストールする

2 Oracle Enterprise Service Bus 10g(101310)のスタンドアロン中間層をインストー

ルする

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

4 Oracle BPEL Process Manager 10g(10131)のスタンドアロン中間層または Oracle Web Services Manager 10g(10131)中間層をインストールする

36

5 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用して

Oracle BPEL Process Manager を 10g Release 3(101340)にアップグレードする

76 パッチ適用時のメッセージ パッチの適用中には以下のエラーメッセージが表示されることがあります

Oracle Internet Directory 10g Release 2(101202)インフラストラクチャに関連づけ

られているスタンドアロンのOracle Containers for J2EEのインスタンスがあるシス

テムにパッチを適用する場合パッチの適用中にOC4J管理者のパスワードの入力

を求めるプロンプトが表示されると次のメッセージが表示されることがあります The operation is unsupported

このメッセージは無視してください

stopallコマンドを使用してOPMNプロセスを停止している間に次のメッセージ

が表示されることがあります

Error

--gt Process (index=1uid=1998741206pid=13253) time out while waiting

for a managed process to stop Log exampleproduct1013OracleAS_3

opmnlogsdefault_group~oc4j_owsm ~default_group~1log opmnctl

graceful stop of processes failed trying forceful shutdown

このメッセージは無視してください

77 OC4Jトランザクションのサポート Oracle Application Server 10g Release 3(101310)の OC4J トランザクションマネージャ

にはRecoverable Last Resource Commit(RLRC)と呼ばれる機能が含まれていますこ

の機能はLast Resource Commit(LRC)トランザクションに対する強化されたリカバリ

メカニズムを提供しトランザクションの全体的なパフォーマンスを向上します

RLRC ではデータベース表を使用してトランザクション ID のコミットレコード

が保持されますこのため中間層内の OC4J トランザクションログにコミットレ

コードを保持する必要がなくなりますコミットレコードの書込みは 2 段階のコミッ

トプロセスにおけるパフォーマンスコストの大部分を占めます

注現在 RLRC は非 XA リソースがデータベースである場合のみ利用で

きますさらにコミットレコードはデータベース内に保持されるため

RLRC トランザクションなどのリカバリが必要な場合にはこのデータ

ベースにアクセスできる必要があります

RLRC 機能の設定手順は次のとおりです

1 サーバーが稼動している場合は停止します

2 コミットレコードを保持するデータベースに接続し次のSQLスクリプトを実行

して必要なスキーマをインストールします J2EE_HOMEdatabasej2eejtaoraclelast_resource_commitsql

37

3 J2EE_HOMEconfigdata-sourcesxmlファイルを開きますコミットレコード

のデータベースにアクセスするための接続プールを編集または作成してコネク

ションファクトリ要素の一部としてcommit-record-table-name属性を指定します 次に例を示します

[] ltconnection-pool name=Example Connection Pool num-cached-statements=10gt ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource user=scott password=password url=jdbcoraclethinmyServer5521main commit-record-table-name=scottOC4J_TX_RLRC_LOGgt ltproperty name=connectionCachingEnabled value=falsegt ltproperty name=implicitCachingEnabled value=truegt ltproperty name=maxStatements value=50gt ltconnection-factorygt ltconnection-poolgt []

注commit-record-table-name属性の名前に指定する値は完全修飾さ

れている必要があり指定するユーザー資格証明にはこの表に対する

deleteおよびselect権限が必要です

4 (オプション)J2EE_HOMEconfigtransaction-managerxmlファイルを開き

RLRC機能の実行時の動作を変更します 次に例を示します [] ltcommit-coordinatorgt ltmiddle-tiergt ltrecovery retry-interval = 300 rlrc-min-purge-interval=10 rlrc-purge-size=1000gt ltmiddle-tiergt ltcommit-coordinatorgt [] この例では次のパラメータが使用されています

nrlrc-purge-intervalはデータベース内でコミットレコードのバッチパー

ジがおこなわれる間隔(ミリ秒単位)です

nrlrc-purge-sizeはデータベース内でコミットレコードのバッチパージ

がおこなわれる間に削除されるバッチのサイズです

78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する 10g Release 3(101310)Oracle ホームにパッチを適用し10g Release 3(101310)Oracle ホームのインストール時に次のインストールオプションを選択している場合

Application Server Control Console を表示できないことがあります

Advanced Install オプションを選択している

インストールのタイプとしてJ2EE Server Web Server and SOA Suite を選択して

いる

Administrator OC4J インスタンスとして機能するようにインスタンスを構成している

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のインストール中にこれらのオプショ

ンをすべて選択している場合インストール完了後Application Server Control Consoleが表示されないことがまれにありますこの問題は10g Release 3(101340)パッチ

38

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

参照Application Server Control の詳細については『Oracle Application ServerG管理者ガイド』の管理ツールの概要を参照してください

b c d

「Applications」をクリックしてアプリケーションのリストを表示します EJB 30 アプリケーションを選択します 「Undeploy」をクリックします

2 JDK Release 142 とともに OC4J インスタンスを使用する場合は次の手順を実行

して JDK Release 142 を置き換えてからパッチセットを適用する必要があります

パッチを適用後Release 15 を Release 142 で置き換えます

a Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセス

を停止します

b ORACLE_HOMEopmnconfopmnxmlファイルをバックアップします

c id=java-binのltdatagt要素内のJavaシステムプロパティを削除します

ltdatagt要素はopmnxmlファイルのltcategory id=start-parametersgt

要素内にあります

たとえばopmnxmlに以下の行が含まれている場合 ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-bin value=myhostjdk142binjava gt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt ファイルを次のように編集する必要があります ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt

d Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセス

を再起動します

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101300)Oracle ホームに適用しユーザー環境で Oracle Application Server Cold Failover Cluster トポロジを使用する場合以下の手順を実行する必要があります

11

a opmnxmlファイルを開きnotification-serverセクションで次の行を探しま

す ltipaddr remote=virtual_hostname request=virtual_hostnamegt このエントリがない場合はopmnxmlファイルに追加します前述の例で

は virtual_hostnameは実際の仮想ホスト名ですこの名前は

VIRTUAL_HOSTNAME変数と同じものにする必要があります

b Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN)を再起動します

4 dsaconfファイルを編集している場合はコピーを作成しますこのファイルは

パッチの適用中に上書きされます

5 アダプタを使用する場合はoc4j-raxmlファイルのコピーを作成しますこの

ファイルはパッチの適用中に上書きされます

6 ORACLE_ HOMEowsmbininstallpropertiesファイルに次の値が設定されてい

ることを確認します installhttphost=hostname installhttpport=7777

7 OC4J インスタンスが稼働していることを確認しますステータスは次のコマンド

を使用して確認できます

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl status

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl status

8 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)メディアの

Disk1 を挿入するか解凍したパッチセットソフトウェアを含むディレクトリ

の Disk1 サブディレクトリに移動します

9 Oracle Universal Installer を起動します

minus Linux x86 の場合 runInstallerコマンドを実行します

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 「setupexe」をダブルクリックします

表 2にパッチセットの適用中に表示される手順と画面を示します

注インストール手順の実行中に利用できるオンラインヘルプには

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のフルインストール

およびパッチセットのインストールに関する情報がありますしたがっ

てオンラインヘルプはパッチセットのインストール手順に特化し

たものではありませんOracle Universal Installer画面を使用した10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のインストールに関する具体的

な情報については表 2を参照してください

12

表 2 Oracle Application Server パッチの適用中に表示される画面

画面 操作

Welcome Oracle Universal Installer Welcome 画面を確認して「Next」をクリック

します

Welcome 画面に Oracle Universal Installer に関する情報が表示されます

インストール画面には以下のボタンが表示されます

Deinstall Products個々のコンポーネントまたは製品全体を削

除しますこのボタンは Welcome 画面にのみ表示されます

About Oracle Universal InstallerOracle Universal Installer のリ

リース番号を表示します

Help各画面の機能に関する詳細情報にアクセスできます

Installed Products現在インストールされている製品を表示

あるいは製品全体または個々のコンポーネントを削除します

Back前の画面に戻りますこのボタンは Welcome 画面では使

用できません

Next次の画面に進みます

Install選択した製品をインストールしますこのボタンは

Welcome 画面では使用できません

Cancelインストールプロセスを中止してOracle Universal Installer を終了します

Specify File Locations Specify File Location 画面ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のソースのフルパスを確認しインス

トール場所を選択できます

Source製品のインストール元であるproductsxmlファイル

のフルパスですOracle Universal InstallerをrunInstallerコマ

ンドまたはsetupexeファイルを使用して起動している場合

Oracle Universal Installerによってproductsxmlファイルのデ

フォルト値が検出されて使用されますパスは変更しないでくだ

さい

Nameパッチを適用するOracleホームの名前を選択します Oracleホームは名前で特定できますドロップダウンメニュー

から名前を選択するとPathフィールドが自動的に更新されて

選択したOracleホームの場所が表示されます

PathこのフィールドはNameドロップダウンメニューから

既存のOracleホームを選択すると自動的に入力されます

Browseこのボタンを使用してファイルシステムに移動し

ソースまたは宛先の場所を選択します

ファイルの場所を指定したら「Next」をクリックします

Administrator(oc4jadmin)Password

パッチを適用している Oracle Application Serverインスタンスの

oc4jadminユーザーパスワードを入力します「Next」をクリック

します

Prompt この画面では中間層のシャットダウンが表示されます「OK」をク

リックします

選択内容を確認して「Install」をクリックします Summary

13

表 2(続き)Oracle Application Server パッチの適用中に表示される画面

画面 操作

この画面にはパッチセットのインストールの進行状況が表示されま

す Install Progress

Configuration Assistants この画面には構成アシスタントの進行状況が表示されます構成アシ

スタントによってインストールの最後に自動でコンポーネントが構成

されます

Oracle Application Server 構成アシスタントのログファイルの具体的な

場所については『Oracle Fusion Middleware Installation Concepts and Repository Creation Utility ユーザーズガイド』を参照してください

「Exit」をクリックしてOracle Universal Installer を終了します End of Installation

注Oracle BPELOracle ESBおよび Oracle WSM の環境にパッチセッ

トを適用する場合はパッチセットの適用中に構成アシスタントが正常

終了していることを確認してください構成アシスタントが失敗した場合

は構成アシスタントを再試行しますまた失敗した場合はOracle Process Manager and Notification Server が起動していて必要なアプリケーション

がすべて稼動していることを確認しますOPMN が起動したら構成アシ

スタントを再試行します

パッチの適用をキャンセルする場合はOracle Support に連絡してパッ

チの適用以外で構成アシスタントを実行する方法を確認してください

10 現在のdsaconfファイルを手順 4 で作成したコピーで置き換えます

11 oc4j-raxmlファイルを手順 5 で作成したコピーで置き換えます

52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

Oracle Business Activity Monitoring 101330 のインストールに適用する手順について説

明します

Oracle BAMのインストールにパッチを適用する際setupexeをダブルクリックしたり

直接実行したりすることはできませんOracle BAM のインストールにパッチを適用す

るには次の各項の説明に従い10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

します

第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境を

バックアップする

第 522 項Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッ

チセットを適用する

521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする Oracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境のバックアップを取る手順

は以下のとおりです

14

注既存の Oracle BAM 101330 環境のバックアップを取ってからOracle BAM 101340 Patch Set をインストールしてくださいOracle BAM 101340 Patch Set はアンインストールできずスキーマがバージョン

101340 にアップグレードされるとOracle BAM Active Data Cache デー

タベースをダウングレードすることもできません

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 すべてのカスタマイズした構成ファイルイメージファイルおよびデータベー

スファイルのバックアップを取ります Oracle BAM構成ファイル(変更されている可能性あり)はOracle BAMをアンイ

ンストールすると次のフォルダに保存されます ORACLE_HOMEConfigFilesBackup このフォルダはOracle BAMをアンインストールしても削除されませんただし

ファイルを別の場所に移動することは可能です さらにレポートまたはビューがバックグラウンドでイメージファイルを使用す

る場合imagesフォルダのバックアップを取る必要がありますOracle BAMをア

ンインストールするとimagesフォルダもORACLE_HOMEBAMimagesフォルダに保

存されます

3 Oracle データベースツールを使用してOracle BAM Active Data Cache データベー

スのフルバックアップを作成します

4 Oracle Enterprise Link for BAM をインストールしている場合はEnterprise Link Data Flow Service のすべての設定をメモします

注binary_doubleのサポート問題を回避するにはOracle Database Data Pumpのexpユーティリティではなくexpdpユーティリティを使用します

522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インス

トールにパッチセットを適用する

注Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)ではOracle BAM は Microsoft Windows(32-Bit)でのみ利用できます

Oracle BAM 101340 でサポートされているプラットフォームについて

は『10134 Release Notes and New Features document』の Oracle BAM の

項を参照してください

パッチセットの適用手順は次のとおりです

1 DOS コマンドウィンドウを開きます

2 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)メディアの

Disk1 を挿入するか解凍したパッチセットソフトウェアを含むディレクトリ

のDisk1bamサブディレクトリに移動します

3 次のように入力してsetup_bambatファイルを実行します setup_bambat BAM_location

15

BAM_locationのデフォルト値はCOracleBAMです

Oracle BAM が複数のマシンにデプロイされている場合はサーバーボックスごとに

Oracle BAM パッチインストーラを実行する必要があります

53 サイレントおよび非対話型パッチの適用

この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

サイレントまたは非対話型で適用する方法について説明します

1 台以上のコンピュータに対して同様の適用をおこなう場合はサイレントパッ

チ適用を使用しますサイレントパッチ適用ではコマンドラインを使用して

リモートでパッチを適用することもできます

特定の画面を確認したいまたは一部の情報を対話形式で入力したい場合は非対

話型パッチ適用を使用します

サイレントまたは非対話型パッチ適用をおこなうにはインストーラにレスポンス

ファイルと呼ばれるテキストファイルを提供しますインストーラはレスポンス

ファイル内の変数およびパラメータ値を使用してインストーラのプロンプトの一部ま

たはすべてに応答します

この項には以下のトピックが含まれています

第 531 項サイレントインストール

第 532 項非対話型インストール

第 533 項レスポンスファイル

第 534 項サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する

531 サイレントインストール サイレントインストールの場合インストールを監視する必要はありません情報を

入力することはなく監視するためのグラフィカルユーザーインタフェースもあり

ません

サイレントインストールをおこなうにはインストーラにレスポンスファイルを提

供してコマンドラインで-silentフラグを指定します

532 非対話型インストール 非対話型インストールの場合インストーラには通常のインストールと同様グラフィ

カルユーザーインタフェースが表示されます特定のインストーラプロンプトに

対するエントリがレスポンスファイルに存在しない場合はユーザーがインストール

中に応答する必要があります

533 レスポンスファイル レスポンスファイルはパッチセットを適用する前に作成する必要がありますまた

任意のテキストエディタを使用して編集できますまずOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の次のディレクトリにあるレスポンスファ

イルのテンプレートoracleasj2eepatchsetCustomrspをコピーします

Linux x86 の場合Disk1stageResponse

Microsoft Windows(32-Bit)の場合Disk1stageResponse

テンプレート内のパラメータには次の 3 種類の値があります

定数

16

オプションの値

必須の値

これらのパラメータについては以下の各項で説明します

定数 パッチセットの適用を正常におこなえるように事前に設定されたテキストまた

はブール値があります上級ユーザー以外はこれらの値を変更しないでください

minus Linux x86 の例 FROM_LOCATION=Disk1stageproductsxml SHOW_SUMMARY_PAGE=false

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

FROM_LOCATION=EDisk1stageproductsxml SHOW_SUMMARY_PAGE=false

オプションの値 パラメータが文字列ltValue Unspecifiedgtに設定されている場合インストーラ

はこのパラメータを無視しますインストーラはパラメータのデフォルト値を使

用するか現在インストールされているOracle Application Serverから値を取得しま

す上級ユーザー以外はこれらの値を変更しないでください

minus Linux x86 の例 UNIX_GROUP_NAME=ltValue Unspecifiedgt

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

RESTART_SYSTEM=ltValue Unspecifiedgt

必須の値 パラメータが文字列ltValue_Requiredgtに設定されている場合この文字列をテキ

ストまたはブール値で置き換える必要がありますサイレントパッチ適用の場合

値を指定しないとプロセスが失敗します非対話型パッチ適用の場合この文字

列をテキストまたはブール値で置き換えないとプロセスが一時停止し通常の画

面が表示されてこの値の入力を求められます Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用では

次のパラメータの値を指定する必要があります

minus ORACLE_HOME

これはパッチを適用するインストールが含まれる Oracle ホームディレク

トリのフルパスです

lowast サイレントパッチ適用の場合はOracleホームへのパスがあるエン

トリ ORACLE_HOME=ltValue_Requiredgt を更新する必要があります次を参照してください Linux x86 の場合ORACLE_HOME=privateoracleAppSrvHome

Microsoft Windows(32-Bit)の場合ORACLE_ HOME=

17

CprivateoracleAppSrvHome

このエントリを更新しない場合プロセスは失敗します

lowast 非対話型パッチ適用の場合このエントリを更新しないとインス

トーラが一時停止してFile Locations ダイアログが表示されます

534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する手順は次のとおりです

注サイレントパッチ適用中に使用中のファイルがある場合(ユーザー

がファイルを開いているなど)プロセスが終了することがあります終

了してしまった場合は開いているファイルを特定して対応するプロセ

スを停止する必要があります該当プロセスを停止後パッチの適用を再

度開始できます

1 製品のインストールメディアからレスポンスファイルのテンプレートを使用し

ているコンピュータにコピーします

2 コピーしたファイルに必要な変更を加えて保存します

3 dsaconfファイルを編集している場合はコピーを作成しますこのファイルは

パッチの適用中に上書きされます

4 アダプタを使用する場合はoc4j-raxmlファイルのコピーを作成しますこの

ファイルはパッチの適用中に上書きされます

5 パッチの適用を開始しますインストーラのresponseFileパラメータの値として

レスポンスファイルのパスとファイル名を指定しますサイレントインストー

ルの場合はsilentパラメータも指定します次のMicrosoft Windowsの例ではEはインストールメディアのドライブです

サイレントパッチ適用

minus Linux x86 の例 gt runInstaller -silent -responseFile absolute_path_and_filename

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

Egt setupexe -silent -responseFile absolute_path_and_filename

非対話型パッチ適用

minus Linux x86 の例 gt runInstaller -responseFile absolute_path_and_filename

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

Egt setupexe -responseFile absolute_path_and_filename

18

注Oracle Business Activity Monitoring101340 のサイレントパッチ適用

を実行するにはEDisk1BAMディレクトリから次のコマンドを実行し

ますEはインストールメディアのドライブです EDisk1BAMgt setup_bambat ltBAM Install Locationgt -silent

たとえばOracle BAMをCOracleBAMにインストールしている場合は

次のコマンドを使用してサイレントモードでパッチを実行します EDisk1BAMgt setup_bambat COracleBAM -silent

6 インベントリディレクトリ内のログファイルでエラーがないことを確認します

ログファイルは次のディレクトリにあります

minus Linux x86 の場合 oracle_inventory_pathlogsinstallActiontodays_date_timelogoracle_inventory_pathlogssilentinstalltimestamplog oracle_inventory_pathの値は次のファイルに格納されています varoptoracleoraInstloc

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

Coracle_inventory_pathlogsinstallActiontodays_date_time log Coracle_inventory_ pathlogsinstallActionsilentinstalltimestamplog oracle_inventory_pathの値は次のディレクトリにあります varoptoracleoraInstloc 前述の例ではファイルが置かれている場所がCドライブだと仮定しています

フ ァ イ ル の 場 所 を 判 定 す る に は レ ジ ス ト リ の

HKEY_LOCAL_MACHINESOFTWAREOracleinst_locエントリを確認します

ログファイル名の形式はinstallActionstodays_date_timelogです

7 現在のdsaconfファイルを手順 6 で作成したコピーで置き換えます

8 oc4j-raxmlファイルを手順 4 で作成したコピーで置き換えます

54 クラスタ環境にパッチセットを適用する Oracle Application Server 10g Release 3(101300)10g Release 3(101310)10g Release 3(101320)または 10g Release 3(101330)クラスタトポロジを管理している

場合はクラスタ内の各アプリケーションサーバーインスタンスに Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用できます次の手順を参照

してください

参照ESB Runtime インスタンスの構成の詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

1 第 2 項このパッチセットについてで更新しているリリースに該当する情報を

確認します たとえばパッチセットを 10g Release 3(101300)の環境に適用している場合

は第 211 項パッチセットを 10g Release 3(101300)Oracleホームに適用す

19

るときの注意点を確認してください

2 クラスタ内の 1 つのアプリケーションサーバーインスタンスにパッチセット

を適用するには第 51 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用するに記載されている説明に従います

3 パッチを適用後新たにパッチを適用したインスタンスが稼働中であることを確認

します たとえばApplication Server Control Console に移動して新たにパッチを適用した

インスタンスがクラスタのメンバーとして表示されていることを確認します該当

のインスタンスが稼動していることを確認してアプリケーションサーバーの

ホームページまたはそのインスタンスの OC4J ホームページにドリルダウンしま

4 第 6 項適用後のタスクに記載されている自分の環境に当てはまるタスクを実行し

ます

5 クラスタ内の残りのアプリケーションサーバーインスタンスに対して手順 2~4 を繰り返します

注10g Release 3(101300)クラスタにパッチを適用している場合は

10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Fusion Middleware Upgrade Guide for Enterprise Deployments』で詳細を確認してく

ださい

55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメ

ントトポロジにパッチセットを適用する この項では最小の停止時間で10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジに適用する方法について

説明しますパッチの適用中にインストーラによって Oracle ホーム内のすべてのコン

テナにパッチが適用されます

551 このパッチセットを適用する前に パッチセットを適用する前に『Oracle Application ServerG エンタープライズデプ

ロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』の情報を確認してください

パッチの適用手順では以下のことが前提となっています

『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリー

ス 3(101310)』に説明されている 10g Release 3(101310)mySOACompanyトポロジにパッチを適用していること

10g Release 3(101310)mySOACompany トポロジにはスタンドアロンの Oracle BPELOracle ESBおよび Oracle WSM インストーラを使用して作成した Oracleホームだけが含まれていること統合された Oracle SOA Suite インストーラを実行

してOracleホームを作成し未使用のコンポーネントを無効にしている場合でも

この手順に従う必要がありますただし有効なコンポーネントに適用されるすべ

てのアプリケーション層の手順を実行してからパッチを適用する必要があります

詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメント

ガイド』の第 3 章mySOACompany の Web 層とアプリケーション層のインストー

ルと構成を参照してください

20

すべてのOracleホームおよびトポロジ内のすべての oraInventory情報のフルバッ

クアップを取っていること詳細については『Oracle Application ServerG 管理者

ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

552 パッチセットを適用する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)mySOACompanyエンタープライズデプロイメントトポロジに適用する手順は以下のとおりです

1 BPEL 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のアッ

プグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示されたら

ORABPEL ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

2 Oracle ESB 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次

のアップグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示された

らORAESB ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

3 最初にパッチを適用する中間層のインスタンスを 1 つ選択します選択できるの

はBPELESB Runtime(ESBR)または ESB Design Time(ESBD)インスタン

スです

4 次の手順を実行してパッチを適用しているインスタンスのルーティング ID を変

更しますこの変更により新たな HTTP 要求の受入れが拒否されインスタンス

による不要なプロセスの実行が回避されます

a opmnxmlファイルのバックアップコピーを作成しますORA-HOME1

ORA-HOME2またはORA-HOME3に対応するORACLE_HOMEの値(『Oracle

21

Application ServerGエンタープライズデプロイメントガイド』を参照)

はパッチを適用しているインスタンスによって異なります次に例を示

します cp ORACLE_HOMEopmnconfopmnxml ORACLE_

HOMEopmnconfopmnxmlbackup

b opmnxmlファイルを編集してパッチを適用しているインスタンスのルー

ティングIDを変更しますたとえばOC4J_SOAインスタンスにパッチを適

用している場合はルーティングIDを指定する行を追加します次の例の

太字部分を参照してくださいこのインスタンスではOracle BPELOracle ESBまたはOracle WSMを実行できます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=OC4J_SOA module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-parametersgt

ltdata id=routing-id value=Ygt

注ハードウェア LBR を変更するのではなくルーティング ID を使用し

て OC4J へのルーティングを回避することを推奨しますLBR 構成を変更

する場合Oracle HTTP Server へのルーティングだけを回避することにな

ります構成内にあるほかの Oracle HTTP Server のインスタンスはパッ

チを適用している OC4J へのリクエストをクロスルーティングできます

この方法は新たな HTTP リクエストの実行を阻止しますそのほかの起

動しているサービス(JMS など)はコンテナが停止するまで稼動し続け

ます

5 ESB Design Time(ESBD)インスタンスだけの場合 opmnxmlファイルを編集してサービスフェイルオーバー構成を削除しますこ

れでインスタンスがESBDに対して非アクティブ-パッシプな構成に戻りますた

とえばファイルに以下のエントリが含まれている場合

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J service-failover=1

status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgt

次のように修正します

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUP numprocs=1gt

6 パッチを適用しているインスタンスのデータベース情報を変更しますこれで

パッチを適用している間にSOA コンポーネントからデータベースにトランザク

22

ションが渡るのを防げます

a パッチを適用しているインスタンスのORACLE_HOMEでdata-sourcesxmlの

バックアップコピーを作成します次に例を示します

cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup

b datasourcesxmlファイルを編集して存在しないデータベースを指すよ

うにしますこれをおこなう方法としてはデータベースのポート番号を

意図的に正しくないポート番号に変更する方法がありますたとえばデー

タベースポート 1521 を使用している場合はすべての参照をポート 1522に変更します次の例の太字部分を参照してください ltconnection-factory

factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource

url=jdbcoraclethin

(DESCRIPTION=(ADDRESS_LIST=(LOAD_BALANCE=on)

(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)

(HOST=dehydusoraclecom)

(PORT=1522)))

(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=orcl)))

user=oraesb password=-gtesb_passwordgt

7 opmnxmlファイルにnumprocs=1を設定します

8 パッチを適用しているインスタンスを停止しますそのほかのインスタンスは実行

したままにできます

注継続中の HTTP 同期リクエストはすべて停止することを推奨します

停止操作では正常に停止するためにJMS コールなどのそのほかの種類

のリクエストは考慮されません

9 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を Oracle ホームに適用します

10 パッチを適用する前にインスタンス内の使用していないすべての SOA コンポー

ネントを無効にします無効にしない場合インスタンスを再起動するとそれら

のコンポーネントも起動します たとえばOracle ESB を使用していない場合はASControl から「ClusterTopology」「Applications」「Stop」の順に選択して ESB サービスを停止できます

11 インスタンスのルーティングIDを元の値に戻します次に例を示します ltdata id=routing-id value=g_rt_idgt この場合元の値はopmnxmlファイルのバックアップコピーに基づき決められま

すこの手順は手順bで説明したプロシージャとは反対のものです

12 ESB Design Time インスタンスの場合は次の 2 つの手順を実行して OPMN サービ

スのフェイルオーバーを有効にします

a OC4J_ESBDTのprocess-typeタグにservice-failover=1を追加します

b ESBDT_GROUPのprocess-setタグからnumprocs=1を削除しますつまり

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgtを元の値ltprocess-set id=

23

ESBDT_GROUP numprocs=1gtに戻します

13 opmnxmlファイルのnumprocの値を元の値に戻します

14 インスタンスデータのソース構成を手順 6 で作成したdata-sourcesxmlのバッ

クアップコピーをリストアして元の状態に戻します cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup ORACLE_

HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

15 インスタンスを再起動します

16 そのほかのBPELESB Runtime(ESBR)およびESB Design Time(ESBD)インス

タンスに対して手順 3~15 を繰り返し1 度に 1 つのORACLE_HOMEにパッチを適用

します

56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用中は

Available Product Components 画面が表示されますパッチの適用を続行するにはコ

ンポーネントツリーを展開してパッチを再適用するためにすべてのコンポーネント

を手動で選択する必要がありますこの選択をおこなわないとOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用に失敗します

6 適用後のタスク この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

適用後のタスクについて説明します以下のトピックが含まれます

第 61 項フルバックアップを実行する

第 62 項PHPを有効にする

第 63 項JDKをRelease 142 にリストアする

第 64 項BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する

第 65 項カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイ

する

第 66 項Java Single Sign-Onを有効にする

第 67 項Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをデプロイする

第 68 項WSILアプリケーションを手動でデプロイする

第 69 項Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する

第 610 項Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する

第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする

第 612 項Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク

第 613 項HTTP TRACEのサポートを無効にする

第 614 項Oracle BAM 101340 をアンインストールする

61 フルバックアップを実行する パッチセットをインストールしたらOracle Application Server 環境のフルバックアッ

24

プを実行する必要がありますバックアップを取ることで新たにパッチを適用した環

境をリストアできるようになります

また10g Release 3(101300)環境にパッチを適用する場合以前のバックアップは

10g Release 3(101320)Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリツー

ルでは使用できません

参照Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリの詳細について

は『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』のバックアップとリカバリの

概要を参照してください

62 PHPを有効にする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

PHP を有効にする必要がありますPHP を有効にする手順は次のとおりです

1 Oracle HTTP Serverのhttpdconf構成ファイルに以下の変更を加えます

a Oracle HTTP Serverの構成ファイルを検索して開きます Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf

b コメント文字()を使用して次のPHP 40ディレクティブをコメントにし

ます Linux x86 の場合 LoadModule php4_module libexeclibphp4so AddModule mod_php4c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php4_module modulesphp4apachedll AddModule mod_php4c

c 次のPHP 50 LoadModuleディレクティブを追加します Linux x86 の場合 LoadModule php5_module libexeclibphp5so AddModule mod_php5c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php5_module modulesphp5apachedll AddModule mod_php5c

d 次のAddTypeディレクティブを追加します AddType applicationx-httpd-php php php5 AddType applicationx-httpd-php-source phps

e httpdconfファイルを保存して閉じます

2 PHPRC環境変数をphp5iniファイルを指すように設定します

minus Linux x86 の場合 setenv PHPRC ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

25

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 set PHPRC = ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

63 JDKをRelease 142にリストアする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

JDK を Release 142 にリストアする必要があります手順は次のとおりです

1 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを停止

します

2 第 512 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

適用する で変更したOC4Jインスタンスのopmnxmlファイル内にあるltdata id=java-optionsgt要素から-XXAppendRatio=3の行を削除します

3 ID属性がjava-binであるltdatagt要素にJavaシステムプロパティを設定します編集

後のファイルは次のように表示されます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-bin value=myhostjdk142binjava gt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt

4 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを再起

動します

64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する data-sourcesxml フ ァ イ ル を 編 集 し て JDBC factoryClass パ ラ メ ー タ を

oraclejdbcOracleDriver か ら BPELPM_CONNECTION_POOL パ ラ メ ー タ の

oraclejdbcpoolOracleDataSourceに変更しますファイルの設定は次の例の太

字で示されている部分のようにする必要があります ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource url=jdbcoraclethinscotttigerstadd141521db5617gt

data-sourcesxml ファイルは直接または Oracle Enterprise Manager を使用(『Oracle Containers for J2EEG リソースアダプタ管理者ガイド』を参照)して編集できます

65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを

再デプロイする カスタムセキュリティ設定(Oracle Single Sign-On を使用するなど)を使用してアプ

リケーションを構成している場合10g Release 3(101340)を適用後にアプリケーショ

ンを再構成して再デプロイする必要があります

26

66 Java Single Sign-Onを有効にする 10g Release 3(101330)をOracle Application Server 10g Release 3(101300)のインス

トールに適用する場合はjaznxmlファイルを編集してJava Single Sign-Onを有効にす

る必要がありますjaznxmlファイルを編集したらインスタンスを再起動します

詳細については『Oracle Containers for J2EEGセキュリティガイド 10g(101310)』

の第 14 章OC4J Javaシングルサインオンを参照してください

67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする 10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてパッチセットを適用する前

に Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをアンデプロイした場合はパッチセッ

トを適用後にそれらのアプリケーションを再デプロイする必要がありますアプリケー

ションをデプロイする手順は次のとおりです

1 Application Server Control Console にログインします

2 アプリケーションが特定の OC4J インスタンスにデプロイされる場合はその OC4Jインスタンスの OC4J ホームページに移動しますアプリケーションがグループに

デプロイされる場合はそのグループのページに移動します

3 「Applications」をクリックします

4 「Deploy」をクリックして画面の指示に従います詳細な情報が必要な場合は

「Help」をクリックしてください

68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする Oracle Application Server 10g Release 3(101310)以降ではWeb Services Inspection Language(WSIL)がサポートされていますWSIL を使用するとインスタンスにデプ

ロイされているすべての Web サービスを確認できます

10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてWSIL を利用する場合は手

動でデプロイする必要がありますWSIL アプリケーションをデプロイする手順は次の

とおりですこの手順はOC4J のインスタンスが実行していることを前提としていま

1 Application Server Control Console にログインします

2 OC4J ホームページで「Administrations」をクリックしますこれでデプロイ

されているアプリケーションの一覧を確認できます

3 「Deploy」をクリックしてDeploy Select Archive ページを表示します

4 Deploy Select Archive ページで以下の手順を実行します

a Application Server Controlを実行しているサーバーにすでに存在するアーカ

イブを選択します

b 次のwsil-iasearファイルのパスを入力します webserviceslibwsil-iasear

c 「Next」をクリックしてDeploy Application Attributes ページを表示します

5 Deploy Application Attributes ページで以下の手順を実行します

a Application Name フィールドに WSIL アプリケーションの名前を入力します

b Parent Application がデフォルトに設定されていることを確認します

c Bind Web Module to Site がデフォルトの Web サイトに設定されていることを

確認します

27

d Context Root がinspectionwsil に設定されていることを確認します

e 「Next」をクリックしてDeploy Deployment Settings ページを開きます

6 「Next」をクリックしてWSIL アプリケーションをデプロイしますConfirmation Page にWSIL アプリケーションのデプロイが成功したことが示されます

7 これで次のWebアドレスからWSILアプリケーションにアクセスできます httphostnameportinspectionwsil このURLではhostnameはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのホスト名portはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのポート番号です

69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する Oracle Enterprise Service Bus をインストールしていて中間層のインストールのいずれ

かをホストしているマシンの IP またはホスト名をクローンまたは変更する場合は次

の手順を実行する必要があります

参照Oracle Enterprise Service Bus サービスの更新方法の詳細については

『Oracle Application ServerG 管理者ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照

してください

1 次のスクリプトを実行してOracle ホームとシステム変数を設定します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptsh

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptbat

2 スクリプトを実行したコマンドラインウィンドウで次のコマンドを実行して

Oracle Enterprise Service Busサービスをエクスポートします ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベースサー

ビス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次のよ

うになります ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

28

3 オペレーティングシステムを更新してホスト名ドメイン名またはその両方

を正しい名前に変更します

4 オペレーティングシステムに必要な場合はホストを再起動します

5 ネットワーク内の別のホストからそのホストに Ping を発行できることを確認しま

すすべてが正しく解決されるように新しいホスト名を使用して Ping を発行して

ください

6 esbparampropertiesファイルを次のように編集します

minus IPアドレスまたはホスト名を変更している場合はDT_OC4J_HOSTプロパ

ティを新しいホスト名に変更しますたとえば新しいホスト名が

newhostexamplecomの場合はプロパティの値は次のようになります DT_OC4J_HOST=newhostexamplecom

minus ローカルマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HTTP_PORT を更新

して新しいポートにします

minus リモートマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HOST プロパティを

新しいホスト名にDT_OC4J_HTTP_PORT プロパティを新しいポートに更新

します

7 手順 2 で使用したのと同じコマンドラインウィンドウから次のコマンドを実行します

ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベース

サービス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次

のようになります ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=PASSWORD

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

8 各 Oracle ホームで次のコマンドを実行してホストにあるすべての中間層のインス

タンスを起動します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

29

9 この手順の最初の段階でOracle Application Server を自動的に開始するために無効

にしたプロセスがある場合はそれらを有効にします

10 サービスが ESB コンソールに一覧表示されておりアプリケーションが正常に稼動

していることを確認します

610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを

実行する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールしたらWebCenter アプ

リケーション用に作成したすべての OC4J インスタンスに対して ADF インストーラを

実行する必要がありますADF インストーラを実行しない場合ユーザーのカスタム

アプリケーションは ADF の最新の共有ライブラリにアクセスできません

ADF インストーラの実行方法の詳細については『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development Framework のための Fusion 開発者ガイド』の第 2921項ADFランタイムライブラリのインストールを参照してください

611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする このパッチで利用可能なすべてのバグ修正プログラムを確実に適用するにはOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したあとでOracle ADF アプリケーションを移行して再デプロイする必要がありますアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする手順は次のとおりです

1 Oracle Technology NetworkからOracle JDeveloper 101330 をダウンロードします

OTNのアドレスは次のとおりです httpwwworaclecomtechnologyindexhtml

2 ワークスペースを次の手順で移行します

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 と同じシステムにイ

ンストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「Yes」をクリックして101320 JDeveloper ビルドの system フォルダをポイントしますこれでJDeveloper 101340 へのデータベース接続をはじめとしたユーザー設定が移行されます

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 とは異なるシステム

にインストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「No」をクリックします(この場

合データベース接続は Oracle JDeveloper 101340 に移行されません

JDeveloper 101320 ではデータベース接続は IDEConnectionsxml に格納さ

れておりこのファイルはOracle JDeveloper systemディレクトリにあります

そのためOracle JDeveloper 101340 から Oracle JDeveloper 101320 のデー

タベースの接続にアクセスするにはsystem ディレクトリを移行する必要が

あります)Oracle JDeveloper 101320 のインスタンスから任意の Oracle ADFアプリケーションのワークスペースを Oracle JDeveloper 101340 の環境にコ

ピーしてアプリケーションワークスペースを開きますDo you want to migrate the workspace from a previous versionのプロンプトが表示されたら

「Yes」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle ADF アプリケーションを新しい EAR ファイ

ルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

30

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle Application Development Framework 開発者ガイド』

を参照してください

612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後はOracle WebCenterアプリケーションを使用する前に以下のタスクを実行する必要があります

第 6121 項JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする

第 6122 項移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義

する

第 6123 項10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタ

マイゼーションをコピーする

第 6124 項Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行

する

第 6125 項Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用した

アプリケーションを移行する

第 6126 項OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を

再構成する

第 6127 項101340 の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する

6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプ

リケーションを移行および再デプロイする JCR データコントロールを使用してOracle WebCenter アプリケーション内の分散し

たコンテンツを統合および公開している場合はOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後コンテンツリポジトリにアクセスできる

ことを確認するために以下の手順を実行する必要があります

1 第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイするの手順 1 と 2を実行します

2 次の手順を実行してアプリケーションサーバーの接続を作成します

a Connections Navigator で「Application Server」を右クリックして「New Application Server Connection」を選択します

b Welcome ページが表示されている場合は「Next」をクリックして Type ペー

ジを表示します

c Connection Name フィールドで接続の名前を指定します

d Connection Type リストから「Standalone OC4J 10g 1013」を選択します

e 「Next」をクリックしてAuthentication ページを表示します

f OC4J インスタンスへの認証に使用するユーザー名とパスワードを指定します

g 「Next」をクリックしてConnection ページを表示します

h OC4J インスタンスにアクセスするために使用するホスト名とポート番号を指

定しますOC4J インスタンスが Oracle JDeveloper と同じコンピュータにイン

ストールされている場合はlocalhost をホスト名として指定します

i 「Finish」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle WebCenter アプリケーションを新しい EAR ファ

31

イルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照して

ください

注最初に新しいアプリケーションサーバーの接続を Oracle WebCenterアプリケーションと関連づける必要があります関連づけるには次の手

順を実行します

1 Resources ノードでOracle WebCenter アプリケーション用に作成した

デプロイメントプロファイルを右クリックします

2 WAR Deployment Profile Properties ダイアログボックスの左側のペイ

ンで「Platform」を選択しTarget Connection で作成したアプリケー

ションサーバーの接続を選択します

3 「OK」をクリックします

6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を

再定義する アプリケーションを 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に移行する場合セ

キュリティで保護されたページの認可情報はアプリケーションと一緒に移行されませ

んそのためアップグレードする前にアプリケーションの ADF セキュリティを定義

していた場合は10g Release 3(101340)のインスタンスでページのアクセス権限を

再定義する必要があります実行する手順については『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレッ

トカスタマイゼーションをコピーする Preconfigured OC4J にデプロイされた PDJ-Java ポートレットに対して作成したカスタマ

イザーションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますそのためOracle Application Server インスタンスを 10g Release 3(1013)Patch Set 2(101320)から 10g Release 3(101340)にパッチを適用する場合は10g Release 3(1013)Patch Set 2

(101320)用に作成したカスタマイゼーションは利用できませんこれらのカスタマ

イゼーションを 10g Release 3(101340)の環境で利用できるようにする場合は次の

手順を実行する必要があります

1 portlet-client-deployjarファイルを使用してカスタマイゼーションをエクス

ポートします カスタマイゼーションをエクスポートおよびインポートする手順については

『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

2 EARファイルでportlet-client-deployjarファイルを再実行してカスタマイ

ゼーションをインポートします

3 OC4J_WebCenter インスタンスを再起動します

6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケー

ションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して No を選択した場合は

このタスクを実行します

Preconfigured OC4J にデプロイされたポートレットに対して作成したカスタマイゼー

ションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますOracle JDeveloper の以前

32

のリリースから移行していない場合は以前のインストールで作成したポートレット

カスタマイゼーションは新しい Oracle Jdeveloper のインストールでは利用できません

これらのカスタマイゼーションを利用したい場合は新しい Oracle JDeveloper のインス

トールのアプリケーションにカスタマイゼーションを手動でコピーする必要があります

OmniportletWebClippingWSRPおよびPDKサンプルポートレット用に作成したカ

スタマイゼーションは以前のJDeveloper_ homeportalportletdataディレクトリ

から新しいOracle JDeveloperのインストールに手動でコピーできますPreconfigured OC4JにデプロイしたカスタムPDK-Javaポートレットがある場合は『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のポートレットプリファレンスストア移行ユーティリティ

を参照してポートレットプリファレンスストア移行ツールを使用してこれらの

カスタマイゼーションを保存する方法を確認してください

6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレッ

トを使用したアプリケーションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して Yes を選択した場合は

このタスクを実行します

この場合Preconfigured OC4J にデプロイした大部分のポートレットに対するカスタマ

イゼーションはOracle JDeveloper の移行全体の一環として自動的に移行されますた

だしPDK-Java ポートレット用に作成したカスタマイゼーションは101340 のイン

スタンスに手動でコピーする必要がありますポートレットプリファレンスストア

移行ツールを使用してそのほかの PDK カスタマイゼーションを保存する方法について

は『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』のポートレットプリファレンス

ストア移行ユーティリティを参照してください

6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキ

シ設定を再構成する アプリケーションに OmniPortlet および Web クリッピングポートレットが含まれてい

る場合Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

後それらのポートレットのプロキシ設定を再構成する必要があります10g Release 3(101320)のインスタンスからはプロバイダ構成情報が移行されないのでこの再構

成はかならずおこなう必要があります

OmniPortlet および Web クリッピングプロデューサの HTTP プロキシ設定の構成方法

については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』の付録そのほかのポート

レット構成を参照してください

6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクス

ポートEARファイルを再作成する Oracle WebCenter アプリケーションを10g Release 3(101320)環境から 10g Release 3

(101340)環境に転送しており事前デプロイメントツールを使用してカスタマイ

ゼーションをエクスポートしエクスポート EAR ファイルを作成する場合jspx ペー

ジもエクスポートされます

Oracle JDeveloper 10g Release 3(101340)を使用するアプリケーションの移行中に jspxページに変更を加えアプリケーションをデプロイして10g Release 3(101320)で

作成したエクスポート EAR ファイルからカスタマイゼーションをインポートする場合

Oracle JDeveloper でおこなったページの変更内容は失われます編集したページが上書

きされるのを避けるにはportlet-client-deployjar ファイルの 10g Release 3(101340)バージョンを 10g Release 3(101320)のインストール環境にコピーし10g Release 3(101340)の事前デプロイメントツールを使用してエクスポート EAR ファイルを再

33

作成する必要があります

事前デプロイメントツールを使用してカスタマイゼーションをエクスポートおよび

インポートする手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照

してください

613 HTTP TRACEのサポートを無効にする HTTP TRACE メソッドはTRACE レスポンスのエンティティボディ内にあるクライア

ント HTTP からリクエストされたコンテンツを返しますこの動作によりリクエスト

の HTTP ヘッダーに含まれている Cookie や認証データなどの機密情報は攻撃を受けや

すくなります

この問題を回避するにはApache mod_writeモジュールを使用してHTTP TRACEリク

エストを拒否するかサイトの要件とポリシーを満たすのに必要なメソッドだけを許可

するようにします次の追加の構成情報をApache HTTP Serverの構成ファイルに追加し

ます RewriteEngine On RewriteCond REQUEST_METHOD ^TRACE RewriteRule - [F]

614 Oracle BAM 101340をアンインストールする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)Business Activity Monitoringをアンインストールする場合は適用後のタスクを実行する必要があります

このプロセスにはOracle BAM 101340 パッチセットのアンインストールと Oracle BAM 101330 のリストアが含まれます

これらの手順を実行するとOracle BAM 101340でおこなった変更はすべて失われます

Oracle BAM 101340 をアンインストールしてOracle BAM 101330 をリストアする

手順は次のとおりです

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 「コントロール パネル」「プログラムの追加と削除」の順にクリックしてOracle BAM アプリケーションを削除しますActive Data Cache データベースは削除されま

せん

3 ホストマシンを再起動します

4 SQLPlus コマンドを使用してActive Data Cache に使用したデータベースアカウ

ントに対する権限を(必要な場合はOracle Enterprise Link for BAM のデータベー

スアカウントも同時に)削除再作成およびリセットします

5 Oracleデータベースツールを使用してOracle BAM 101330 Active Data Cacheデータベーススキーマのバックアップをリストアしますこのバックアップは

Oracle BAM 101340 Patch Setをインストールする前に第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境をバックアップするで作成し

たものです Oracle Data Pump Impdpユーティリティを使用してBAM Active Data Cache DatabaseおよびOracleデータベースにあるOracle Enterprise Link for BAMリポジトリをリスト

アします

6 Oracle BAM 101330 環境を再インストールします インストール中にActive Data Cache および Oracle Enterprise Link for BAM リポジ

トリの「Build」または「Upgrade」オプションの選択を解除できます

7 ホストシステムを再起動します

8 Oracle BAM 101330 のバックアップを作成中にConfigFilesBackupファイルお

よびイメージディレクトリを元の場所から移動している場合はそれらをリスト

34

アします変更したOracle Enterprise Link for BAM Data Flow Serviceの設定もリスト

アします

7 既知の問題 以下の各項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の既知の問題について説明します

第 71 項Webサービスとクライアント間の非互換性

第 72 項EJB 30 に基づくWebサービス

第 73 項Oracle HTTP Server 1012 を使用する際にWebモジュールおよびWebサー

ビスをテストする

第 74 項bc4jearファイルのファイル名の変更

第 75 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

複数回適用する

第 76 項パッチ適用時のメッセージ

第 77 項OC4Jトランザクションのサポート

第 78 項パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する

第 79 項高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ

第 710 項TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示され

ない

第 711 項Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ

第 712 項シャットダウン時のBPELエラーメッセージ

第 713 項OC4J_WebCenterインスタンスログエラー

第 714 項BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示

第 715 項パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログ エラー

第 716 項Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)

第 717 項ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプ

タで失敗する

第 718 項パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される

第 719 項アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない

71 Webサービスとクライアント間の非互換性 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用したあとは以下の点に注意してください

Web サービスを再生成して再デプロイする場合は生成した WSDL に変更が加え

られます

10g Release 3(101300)クライアントをサービスに使用するとコンパイラエ

ラーで通信に失敗します これらの問題は次の方法で対処できます

Web サービスの EAR ファイルは再アセンブルしないでくださいWSDL は変更さ

れずクライアントは引き続きサービスと通信することができます

WebサービスのEARファイルを再生成する必要がある場合はクライアントを再生

成してラッパーを使用するクラスの名前に接尾辞Elementを追加しますこれ

はunwrapParametersがfalseに設定された状態でアセンブルされたラッパー

クラスをクライアントが使用することが前提となっています

35

72 EJB 30に基づくWebサービス Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用しEJB 30 でアセンブルした Release 3(101300)Web サービ

スを使用する場合サービスを再デプロイすると WSDL が変更されますこの場合

クライアントコードを再生成してサービスと通信できるようにする必要があります

73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュール

およびWebサービスをテストする Oracle Enterprise Manager Application Server Control にはテストページがありこのペー

ジを使用してアプリケーションサーバー環境にデプロイした Web モジュールおよ

び Web サービスをテストできますほとんどの場合テストページにはユーザー

の環境に現在設定されているWebサイトとポートの一覧が表示されますWebモジュー

ルまたは Web サービスの URL をテストする際には使用する Web サイトをこの一覧

から選択できます

参照Enterprise Manager のオンラインヘルプのTesting a Web Serviceおよび

Overview of Managing Web Modules

Oracle HTTP Server 10g Release 2(1012)を OC4J に対するフロントエンドとして使

用している場合テストページの Discovered Web サイトの一覧には何も表示されない

ことがありますこの場合Application Server Control を使用してWeb モジュールま

たは Web サービスの URL をテストすることはできません代わりに新しいブラウザ

ウィンドウを開いてブラウザのアドレスフィールドに Web モジュールまたは Webサービスの URL を入力します

参照10g Release 2(10132)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』のOracle Application Server 1013 での Oracle Application Server 1012 の構成

74 bc4jearファイルのファイル名の変更 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)はbc4jearファイルを使用しこ

のファイルをデフォルトのホームインスタンスにデプロイしますOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は新たに作成されたイ

ンスタンスのデフォルトのファイル名はdatatagsearになりますファイルのコンテ

ンツや機能は変わりません

75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は再

度パッチを適用しないでください再度適用するとエラーになる場合がありますた

とえばオラクルでは次のシナリオはサポートしていません

1 J2EE およびWebserverオプションを設定してOracle Application Server 10g Release 3(1013)をインストールする

2 Oracle Enterprise Service Bus 10g(101310)のスタンドアロン中間層をインストー

ルする

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

4 Oracle BPEL Process Manager 10g(10131)のスタンドアロン中間層または Oracle Web Services Manager 10g(10131)中間層をインストールする

36

5 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用して

Oracle BPEL Process Manager を 10g Release 3(101340)にアップグレードする

76 パッチ適用時のメッセージ パッチの適用中には以下のエラーメッセージが表示されることがあります

Oracle Internet Directory 10g Release 2(101202)インフラストラクチャに関連づけ

られているスタンドアロンのOracle Containers for J2EEのインスタンスがあるシス

テムにパッチを適用する場合パッチの適用中にOC4J管理者のパスワードの入力

を求めるプロンプトが表示されると次のメッセージが表示されることがあります The operation is unsupported

このメッセージは無視してください

stopallコマンドを使用してOPMNプロセスを停止している間に次のメッセージ

が表示されることがあります

Error

--gt Process (index=1uid=1998741206pid=13253) time out while waiting

for a managed process to stop Log exampleproduct1013OracleAS_3

opmnlogsdefault_group~oc4j_owsm ~default_group~1log opmnctl

graceful stop of processes failed trying forceful shutdown

このメッセージは無視してください

77 OC4Jトランザクションのサポート Oracle Application Server 10g Release 3(101310)の OC4J トランザクションマネージャ

にはRecoverable Last Resource Commit(RLRC)と呼ばれる機能が含まれていますこ

の機能はLast Resource Commit(LRC)トランザクションに対する強化されたリカバリ

メカニズムを提供しトランザクションの全体的なパフォーマンスを向上します

RLRC ではデータベース表を使用してトランザクション ID のコミットレコード

が保持されますこのため中間層内の OC4J トランザクションログにコミットレ

コードを保持する必要がなくなりますコミットレコードの書込みは 2 段階のコミッ

トプロセスにおけるパフォーマンスコストの大部分を占めます

注現在 RLRC は非 XA リソースがデータベースである場合のみ利用で

きますさらにコミットレコードはデータベース内に保持されるため

RLRC トランザクションなどのリカバリが必要な場合にはこのデータ

ベースにアクセスできる必要があります

RLRC 機能の設定手順は次のとおりです

1 サーバーが稼動している場合は停止します

2 コミットレコードを保持するデータベースに接続し次のSQLスクリプトを実行

して必要なスキーマをインストールします J2EE_HOMEdatabasej2eejtaoraclelast_resource_commitsql

37

3 J2EE_HOMEconfigdata-sourcesxmlファイルを開きますコミットレコード

のデータベースにアクセスするための接続プールを編集または作成してコネク

ションファクトリ要素の一部としてcommit-record-table-name属性を指定します 次に例を示します

[] ltconnection-pool name=Example Connection Pool num-cached-statements=10gt ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource user=scott password=password url=jdbcoraclethinmyServer5521main commit-record-table-name=scottOC4J_TX_RLRC_LOGgt ltproperty name=connectionCachingEnabled value=falsegt ltproperty name=implicitCachingEnabled value=truegt ltproperty name=maxStatements value=50gt ltconnection-factorygt ltconnection-poolgt []

注commit-record-table-name属性の名前に指定する値は完全修飾さ

れている必要があり指定するユーザー資格証明にはこの表に対する

deleteおよびselect権限が必要です

4 (オプション)J2EE_HOMEconfigtransaction-managerxmlファイルを開き

RLRC機能の実行時の動作を変更します 次に例を示します [] ltcommit-coordinatorgt ltmiddle-tiergt ltrecovery retry-interval = 300 rlrc-min-purge-interval=10 rlrc-purge-size=1000gt ltmiddle-tiergt ltcommit-coordinatorgt [] この例では次のパラメータが使用されています

nrlrc-purge-intervalはデータベース内でコミットレコードのバッチパー

ジがおこなわれる間隔(ミリ秒単位)です

nrlrc-purge-sizeはデータベース内でコミットレコードのバッチパージ

がおこなわれる間に削除されるバッチのサイズです

78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する 10g Release 3(101310)Oracle ホームにパッチを適用し10g Release 3(101310)Oracle ホームのインストール時に次のインストールオプションを選択している場合

Application Server Control Console を表示できないことがあります

Advanced Install オプションを選択している

インストールのタイプとしてJ2EE Server Web Server and SOA Suite を選択して

いる

Administrator OC4J インスタンスとして機能するようにインスタンスを構成している

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のインストール中にこれらのオプショ

ンをすべて選択している場合インストール完了後Application Server Control Consoleが表示されないことがまれにありますこの問題は10g Release 3(101340)パッチ

38

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

a opmnxmlファイルを開きnotification-serverセクションで次の行を探しま

す ltipaddr remote=virtual_hostname request=virtual_hostnamegt このエントリがない場合はopmnxmlファイルに追加します前述の例で

は virtual_hostnameは実際の仮想ホスト名ですこの名前は

VIRTUAL_HOSTNAME変数と同じものにする必要があります

b Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN)を再起動します

4 dsaconfファイルを編集している場合はコピーを作成しますこのファイルは

パッチの適用中に上書きされます

5 アダプタを使用する場合はoc4j-raxmlファイルのコピーを作成しますこの

ファイルはパッチの適用中に上書きされます

6 ORACLE_ HOMEowsmbininstallpropertiesファイルに次の値が設定されてい

ることを確認します installhttphost=hostname installhttpport=7777

7 OC4J インスタンスが稼働していることを確認しますステータスは次のコマンド

を使用して確認できます

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl status

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl status

8 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)メディアの

Disk1 を挿入するか解凍したパッチセットソフトウェアを含むディレクトリ

の Disk1 サブディレクトリに移動します

9 Oracle Universal Installer を起動します

minus Linux x86 の場合 runInstallerコマンドを実行します

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 「setupexe」をダブルクリックします

表 2にパッチセットの適用中に表示される手順と画面を示します

注インストール手順の実行中に利用できるオンラインヘルプには

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のフルインストール

およびパッチセットのインストールに関する情報がありますしたがっ

てオンラインヘルプはパッチセットのインストール手順に特化し

たものではありませんOracle Universal Installer画面を使用した10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のインストールに関する具体的

な情報については表 2を参照してください

12

表 2 Oracle Application Server パッチの適用中に表示される画面

画面 操作

Welcome Oracle Universal Installer Welcome 画面を確認して「Next」をクリック

します

Welcome 画面に Oracle Universal Installer に関する情報が表示されます

インストール画面には以下のボタンが表示されます

Deinstall Products個々のコンポーネントまたは製品全体を削

除しますこのボタンは Welcome 画面にのみ表示されます

About Oracle Universal InstallerOracle Universal Installer のリ

リース番号を表示します

Help各画面の機能に関する詳細情報にアクセスできます

Installed Products現在インストールされている製品を表示

あるいは製品全体または個々のコンポーネントを削除します

Back前の画面に戻りますこのボタンは Welcome 画面では使

用できません

Next次の画面に進みます

Install選択した製品をインストールしますこのボタンは

Welcome 画面では使用できません

Cancelインストールプロセスを中止してOracle Universal Installer を終了します

Specify File Locations Specify File Location 画面ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のソースのフルパスを確認しインス

トール場所を選択できます

Source製品のインストール元であるproductsxmlファイル

のフルパスですOracle Universal InstallerをrunInstallerコマ

ンドまたはsetupexeファイルを使用して起動している場合

Oracle Universal Installerによってproductsxmlファイルのデ

フォルト値が検出されて使用されますパスは変更しないでくだ

さい

Nameパッチを適用するOracleホームの名前を選択します Oracleホームは名前で特定できますドロップダウンメニュー

から名前を選択するとPathフィールドが自動的に更新されて

選択したOracleホームの場所が表示されます

PathこのフィールドはNameドロップダウンメニューから

既存のOracleホームを選択すると自動的に入力されます

Browseこのボタンを使用してファイルシステムに移動し

ソースまたは宛先の場所を選択します

ファイルの場所を指定したら「Next」をクリックします

Administrator(oc4jadmin)Password

パッチを適用している Oracle Application Serverインスタンスの

oc4jadminユーザーパスワードを入力します「Next」をクリック

します

Prompt この画面では中間層のシャットダウンが表示されます「OK」をク

リックします

選択内容を確認して「Install」をクリックします Summary

13

表 2(続き)Oracle Application Server パッチの適用中に表示される画面

画面 操作

この画面にはパッチセットのインストールの進行状況が表示されま

す Install Progress

Configuration Assistants この画面には構成アシスタントの進行状況が表示されます構成アシ

スタントによってインストールの最後に自動でコンポーネントが構成

されます

Oracle Application Server 構成アシスタントのログファイルの具体的な

場所については『Oracle Fusion Middleware Installation Concepts and Repository Creation Utility ユーザーズガイド』を参照してください

「Exit」をクリックしてOracle Universal Installer を終了します End of Installation

注Oracle BPELOracle ESBおよび Oracle WSM の環境にパッチセッ

トを適用する場合はパッチセットの適用中に構成アシスタントが正常

終了していることを確認してください構成アシスタントが失敗した場合

は構成アシスタントを再試行しますまた失敗した場合はOracle Process Manager and Notification Server が起動していて必要なアプリケーション

がすべて稼動していることを確認しますOPMN が起動したら構成アシ

スタントを再試行します

パッチの適用をキャンセルする場合はOracle Support に連絡してパッ

チの適用以外で構成アシスタントを実行する方法を確認してください

10 現在のdsaconfファイルを手順 4 で作成したコピーで置き換えます

11 oc4j-raxmlファイルを手順 5 で作成したコピーで置き換えます

52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

Oracle Business Activity Monitoring 101330 のインストールに適用する手順について説

明します

Oracle BAMのインストールにパッチを適用する際setupexeをダブルクリックしたり

直接実行したりすることはできませんOracle BAM のインストールにパッチを適用す

るには次の各項の説明に従い10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

します

第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境を

バックアップする

第 522 項Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッ

チセットを適用する

521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする Oracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境のバックアップを取る手順

は以下のとおりです

14

注既存の Oracle BAM 101330 環境のバックアップを取ってからOracle BAM 101340 Patch Set をインストールしてくださいOracle BAM 101340 Patch Set はアンインストールできずスキーマがバージョン

101340 にアップグレードされるとOracle BAM Active Data Cache デー

タベースをダウングレードすることもできません

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 すべてのカスタマイズした構成ファイルイメージファイルおよびデータベー

スファイルのバックアップを取ります Oracle BAM構成ファイル(変更されている可能性あり)はOracle BAMをアンイ

ンストールすると次のフォルダに保存されます ORACLE_HOMEConfigFilesBackup このフォルダはOracle BAMをアンインストールしても削除されませんただし

ファイルを別の場所に移動することは可能です さらにレポートまたはビューがバックグラウンドでイメージファイルを使用す

る場合imagesフォルダのバックアップを取る必要がありますOracle BAMをア

ンインストールするとimagesフォルダもORACLE_HOMEBAMimagesフォルダに保

存されます

3 Oracle データベースツールを使用してOracle BAM Active Data Cache データベー

スのフルバックアップを作成します

4 Oracle Enterprise Link for BAM をインストールしている場合はEnterprise Link Data Flow Service のすべての設定をメモします

注binary_doubleのサポート問題を回避するにはOracle Database Data Pumpのexpユーティリティではなくexpdpユーティリティを使用します

522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インス

トールにパッチセットを適用する

注Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)ではOracle BAM は Microsoft Windows(32-Bit)でのみ利用できます

Oracle BAM 101340 でサポートされているプラットフォームについて

は『10134 Release Notes and New Features document』の Oracle BAM の

項を参照してください

パッチセットの適用手順は次のとおりです

1 DOS コマンドウィンドウを開きます

2 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)メディアの

Disk1 を挿入するか解凍したパッチセットソフトウェアを含むディレクトリ

のDisk1bamサブディレクトリに移動します

3 次のように入力してsetup_bambatファイルを実行します setup_bambat BAM_location

15

BAM_locationのデフォルト値はCOracleBAMです

Oracle BAM が複数のマシンにデプロイされている場合はサーバーボックスごとに

Oracle BAM パッチインストーラを実行する必要があります

53 サイレントおよび非対話型パッチの適用

この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

サイレントまたは非対話型で適用する方法について説明します

1 台以上のコンピュータに対して同様の適用をおこなう場合はサイレントパッ

チ適用を使用しますサイレントパッチ適用ではコマンドラインを使用して

リモートでパッチを適用することもできます

特定の画面を確認したいまたは一部の情報を対話形式で入力したい場合は非対

話型パッチ適用を使用します

サイレントまたは非対話型パッチ適用をおこなうにはインストーラにレスポンス

ファイルと呼ばれるテキストファイルを提供しますインストーラはレスポンス

ファイル内の変数およびパラメータ値を使用してインストーラのプロンプトの一部ま

たはすべてに応答します

この項には以下のトピックが含まれています

第 531 項サイレントインストール

第 532 項非対話型インストール

第 533 項レスポンスファイル

第 534 項サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する

531 サイレントインストール サイレントインストールの場合インストールを監視する必要はありません情報を

入力することはなく監視するためのグラフィカルユーザーインタフェースもあり

ません

サイレントインストールをおこなうにはインストーラにレスポンスファイルを提

供してコマンドラインで-silentフラグを指定します

532 非対話型インストール 非対話型インストールの場合インストーラには通常のインストールと同様グラフィ

カルユーザーインタフェースが表示されます特定のインストーラプロンプトに

対するエントリがレスポンスファイルに存在しない場合はユーザーがインストール

中に応答する必要があります

533 レスポンスファイル レスポンスファイルはパッチセットを適用する前に作成する必要がありますまた

任意のテキストエディタを使用して編集できますまずOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の次のディレクトリにあるレスポンスファ

イルのテンプレートoracleasj2eepatchsetCustomrspをコピーします

Linux x86 の場合Disk1stageResponse

Microsoft Windows(32-Bit)の場合Disk1stageResponse

テンプレート内のパラメータには次の 3 種類の値があります

定数

16

オプションの値

必須の値

これらのパラメータについては以下の各項で説明します

定数 パッチセットの適用を正常におこなえるように事前に設定されたテキストまた

はブール値があります上級ユーザー以外はこれらの値を変更しないでください

minus Linux x86 の例 FROM_LOCATION=Disk1stageproductsxml SHOW_SUMMARY_PAGE=false

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

FROM_LOCATION=EDisk1stageproductsxml SHOW_SUMMARY_PAGE=false

オプションの値 パラメータが文字列ltValue Unspecifiedgtに設定されている場合インストーラ

はこのパラメータを無視しますインストーラはパラメータのデフォルト値を使

用するか現在インストールされているOracle Application Serverから値を取得しま

す上級ユーザー以外はこれらの値を変更しないでください

minus Linux x86 の例 UNIX_GROUP_NAME=ltValue Unspecifiedgt

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

RESTART_SYSTEM=ltValue Unspecifiedgt

必須の値 パラメータが文字列ltValue_Requiredgtに設定されている場合この文字列をテキ

ストまたはブール値で置き換える必要がありますサイレントパッチ適用の場合

値を指定しないとプロセスが失敗します非対話型パッチ適用の場合この文字

列をテキストまたはブール値で置き換えないとプロセスが一時停止し通常の画

面が表示されてこの値の入力を求められます Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用では

次のパラメータの値を指定する必要があります

minus ORACLE_HOME

これはパッチを適用するインストールが含まれる Oracle ホームディレク

トリのフルパスです

lowast サイレントパッチ適用の場合はOracleホームへのパスがあるエン

トリ ORACLE_HOME=ltValue_Requiredgt を更新する必要があります次を参照してください Linux x86 の場合ORACLE_HOME=privateoracleAppSrvHome

Microsoft Windows(32-Bit)の場合ORACLE_ HOME=

17

CprivateoracleAppSrvHome

このエントリを更新しない場合プロセスは失敗します

lowast 非対話型パッチ適用の場合このエントリを更新しないとインス

トーラが一時停止してFile Locations ダイアログが表示されます

534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する手順は次のとおりです

注サイレントパッチ適用中に使用中のファイルがある場合(ユーザー

がファイルを開いているなど)プロセスが終了することがあります終

了してしまった場合は開いているファイルを特定して対応するプロセ

スを停止する必要があります該当プロセスを停止後パッチの適用を再

度開始できます

1 製品のインストールメディアからレスポンスファイルのテンプレートを使用し

ているコンピュータにコピーします

2 コピーしたファイルに必要な変更を加えて保存します

3 dsaconfファイルを編集している場合はコピーを作成しますこのファイルは

パッチの適用中に上書きされます

4 アダプタを使用する場合はoc4j-raxmlファイルのコピーを作成しますこの

ファイルはパッチの適用中に上書きされます

5 パッチの適用を開始しますインストーラのresponseFileパラメータの値として

レスポンスファイルのパスとファイル名を指定しますサイレントインストー

ルの場合はsilentパラメータも指定します次のMicrosoft Windowsの例ではEはインストールメディアのドライブです

サイレントパッチ適用

minus Linux x86 の例 gt runInstaller -silent -responseFile absolute_path_and_filename

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

Egt setupexe -silent -responseFile absolute_path_and_filename

非対話型パッチ適用

minus Linux x86 の例 gt runInstaller -responseFile absolute_path_and_filename

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

Egt setupexe -responseFile absolute_path_and_filename

18

注Oracle Business Activity Monitoring101340 のサイレントパッチ適用

を実行するにはEDisk1BAMディレクトリから次のコマンドを実行し

ますEはインストールメディアのドライブです EDisk1BAMgt setup_bambat ltBAM Install Locationgt -silent

たとえばOracle BAMをCOracleBAMにインストールしている場合は

次のコマンドを使用してサイレントモードでパッチを実行します EDisk1BAMgt setup_bambat COracleBAM -silent

6 インベントリディレクトリ内のログファイルでエラーがないことを確認します

ログファイルは次のディレクトリにあります

minus Linux x86 の場合 oracle_inventory_pathlogsinstallActiontodays_date_timelogoracle_inventory_pathlogssilentinstalltimestamplog oracle_inventory_pathの値は次のファイルに格納されています varoptoracleoraInstloc

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

Coracle_inventory_pathlogsinstallActiontodays_date_time log Coracle_inventory_ pathlogsinstallActionsilentinstalltimestamplog oracle_inventory_pathの値は次のディレクトリにあります varoptoracleoraInstloc 前述の例ではファイルが置かれている場所がCドライブだと仮定しています

フ ァ イ ル の 場 所 を 判 定 す る に は レ ジ ス ト リ の

HKEY_LOCAL_MACHINESOFTWAREOracleinst_locエントリを確認します

ログファイル名の形式はinstallActionstodays_date_timelogです

7 現在のdsaconfファイルを手順 6 で作成したコピーで置き換えます

8 oc4j-raxmlファイルを手順 4 で作成したコピーで置き換えます

54 クラスタ環境にパッチセットを適用する Oracle Application Server 10g Release 3(101300)10g Release 3(101310)10g Release 3(101320)または 10g Release 3(101330)クラスタトポロジを管理している

場合はクラスタ内の各アプリケーションサーバーインスタンスに Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用できます次の手順を参照

してください

参照ESB Runtime インスタンスの構成の詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

1 第 2 項このパッチセットについてで更新しているリリースに該当する情報を

確認します たとえばパッチセットを 10g Release 3(101300)の環境に適用している場合

は第 211 項パッチセットを 10g Release 3(101300)Oracleホームに適用す

19

るときの注意点を確認してください

2 クラスタ内の 1 つのアプリケーションサーバーインスタンスにパッチセット

を適用するには第 51 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用するに記載されている説明に従います

3 パッチを適用後新たにパッチを適用したインスタンスが稼働中であることを確認

します たとえばApplication Server Control Console に移動して新たにパッチを適用した

インスタンスがクラスタのメンバーとして表示されていることを確認します該当

のインスタンスが稼動していることを確認してアプリケーションサーバーの

ホームページまたはそのインスタンスの OC4J ホームページにドリルダウンしま

4 第 6 項適用後のタスクに記載されている自分の環境に当てはまるタスクを実行し

ます

5 クラスタ内の残りのアプリケーションサーバーインスタンスに対して手順 2~4 を繰り返します

注10g Release 3(101300)クラスタにパッチを適用している場合は

10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Fusion Middleware Upgrade Guide for Enterprise Deployments』で詳細を確認してく

ださい

55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメ

ントトポロジにパッチセットを適用する この項では最小の停止時間で10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジに適用する方法について

説明しますパッチの適用中にインストーラによって Oracle ホーム内のすべてのコン

テナにパッチが適用されます

551 このパッチセットを適用する前に パッチセットを適用する前に『Oracle Application ServerG エンタープライズデプ

ロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』の情報を確認してください

パッチの適用手順では以下のことが前提となっています

『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリー

ス 3(101310)』に説明されている 10g Release 3(101310)mySOACompanyトポロジにパッチを適用していること

10g Release 3(101310)mySOACompany トポロジにはスタンドアロンの Oracle BPELOracle ESBおよび Oracle WSM インストーラを使用して作成した Oracleホームだけが含まれていること統合された Oracle SOA Suite インストーラを実行

してOracleホームを作成し未使用のコンポーネントを無効にしている場合でも

この手順に従う必要がありますただし有効なコンポーネントに適用されるすべ

てのアプリケーション層の手順を実行してからパッチを適用する必要があります

詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメント

ガイド』の第 3 章mySOACompany の Web 層とアプリケーション層のインストー

ルと構成を参照してください

20

すべてのOracleホームおよびトポロジ内のすべての oraInventory情報のフルバッ

クアップを取っていること詳細については『Oracle Application ServerG 管理者

ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

552 パッチセットを適用する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)mySOACompanyエンタープライズデプロイメントトポロジに適用する手順は以下のとおりです

1 BPEL 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のアッ

プグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示されたら

ORABPEL ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

2 Oracle ESB 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次

のアップグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示された

らORAESB ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

3 最初にパッチを適用する中間層のインスタンスを 1 つ選択します選択できるの

はBPELESB Runtime(ESBR)または ESB Design Time(ESBD)インスタン

スです

4 次の手順を実行してパッチを適用しているインスタンスのルーティング ID を変

更しますこの変更により新たな HTTP 要求の受入れが拒否されインスタンス

による不要なプロセスの実行が回避されます

a opmnxmlファイルのバックアップコピーを作成しますORA-HOME1

ORA-HOME2またはORA-HOME3に対応するORACLE_HOMEの値(『Oracle

21

Application ServerGエンタープライズデプロイメントガイド』を参照)

はパッチを適用しているインスタンスによって異なります次に例を示

します cp ORACLE_HOMEopmnconfopmnxml ORACLE_

HOMEopmnconfopmnxmlbackup

b opmnxmlファイルを編集してパッチを適用しているインスタンスのルー

ティングIDを変更しますたとえばOC4J_SOAインスタンスにパッチを適

用している場合はルーティングIDを指定する行を追加します次の例の

太字部分を参照してくださいこのインスタンスではOracle BPELOracle ESBまたはOracle WSMを実行できます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=OC4J_SOA module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-parametersgt

ltdata id=routing-id value=Ygt

注ハードウェア LBR を変更するのではなくルーティング ID を使用し

て OC4J へのルーティングを回避することを推奨しますLBR 構成を変更

する場合Oracle HTTP Server へのルーティングだけを回避することにな

ります構成内にあるほかの Oracle HTTP Server のインスタンスはパッ

チを適用している OC4J へのリクエストをクロスルーティングできます

この方法は新たな HTTP リクエストの実行を阻止しますそのほかの起

動しているサービス(JMS など)はコンテナが停止するまで稼動し続け

ます

5 ESB Design Time(ESBD)インスタンスだけの場合 opmnxmlファイルを編集してサービスフェイルオーバー構成を削除しますこ

れでインスタンスがESBDに対して非アクティブ-パッシプな構成に戻りますた

とえばファイルに以下のエントリが含まれている場合

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J service-failover=1

status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgt

次のように修正します

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUP numprocs=1gt

6 パッチを適用しているインスタンスのデータベース情報を変更しますこれで

パッチを適用している間にSOA コンポーネントからデータベースにトランザク

22

ションが渡るのを防げます

a パッチを適用しているインスタンスのORACLE_HOMEでdata-sourcesxmlの

バックアップコピーを作成します次に例を示します

cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup

b datasourcesxmlファイルを編集して存在しないデータベースを指すよ

うにしますこれをおこなう方法としてはデータベースのポート番号を

意図的に正しくないポート番号に変更する方法がありますたとえばデー

タベースポート 1521 を使用している場合はすべての参照をポート 1522に変更します次の例の太字部分を参照してください ltconnection-factory

factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource

url=jdbcoraclethin

(DESCRIPTION=(ADDRESS_LIST=(LOAD_BALANCE=on)

(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)

(HOST=dehydusoraclecom)

(PORT=1522)))

(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=orcl)))

user=oraesb password=-gtesb_passwordgt

7 opmnxmlファイルにnumprocs=1を設定します

8 パッチを適用しているインスタンスを停止しますそのほかのインスタンスは実行

したままにできます

注継続中の HTTP 同期リクエストはすべて停止することを推奨します

停止操作では正常に停止するためにJMS コールなどのそのほかの種類

のリクエストは考慮されません

9 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を Oracle ホームに適用します

10 パッチを適用する前にインスタンス内の使用していないすべての SOA コンポー

ネントを無効にします無効にしない場合インスタンスを再起動するとそれら

のコンポーネントも起動します たとえばOracle ESB を使用していない場合はASControl から「ClusterTopology」「Applications」「Stop」の順に選択して ESB サービスを停止できます

11 インスタンスのルーティングIDを元の値に戻します次に例を示します ltdata id=routing-id value=g_rt_idgt この場合元の値はopmnxmlファイルのバックアップコピーに基づき決められま

すこの手順は手順bで説明したプロシージャとは反対のものです

12 ESB Design Time インスタンスの場合は次の 2 つの手順を実行して OPMN サービ

スのフェイルオーバーを有効にします

a OC4J_ESBDTのprocess-typeタグにservice-failover=1を追加します

b ESBDT_GROUPのprocess-setタグからnumprocs=1を削除しますつまり

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgtを元の値ltprocess-set id=

23

ESBDT_GROUP numprocs=1gtに戻します

13 opmnxmlファイルのnumprocの値を元の値に戻します

14 インスタンスデータのソース構成を手順 6 で作成したdata-sourcesxmlのバッ

クアップコピーをリストアして元の状態に戻します cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup ORACLE_

HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

15 インスタンスを再起動します

16 そのほかのBPELESB Runtime(ESBR)およびESB Design Time(ESBD)インス

タンスに対して手順 3~15 を繰り返し1 度に 1 つのORACLE_HOMEにパッチを適用

します

56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用中は

Available Product Components 画面が表示されますパッチの適用を続行するにはコ

ンポーネントツリーを展開してパッチを再適用するためにすべてのコンポーネント

を手動で選択する必要がありますこの選択をおこなわないとOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用に失敗します

6 適用後のタスク この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

適用後のタスクについて説明します以下のトピックが含まれます

第 61 項フルバックアップを実行する

第 62 項PHPを有効にする

第 63 項JDKをRelease 142 にリストアする

第 64 項BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する

第 65 項カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイ

する

第 66 項Java Single Sign-Onを有効にする

第 67 項Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをデプロイする

第 68 項WSILアプリケーションを手動でデプロイする

第 69 項Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する

第 610 項Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する

第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする

第 612 項Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク

第 613 項HTTP TRACEのサポートを無効にする

第 614 項Oracle BAM 101340 をアンインストールする

61 フルバックアップを実行する パッチセットをインストールしたらOracle Application Server 環境のフルバックアッ

24

プを実行する必要がありますバックアップを取ることで新たにパッチを適用した環

境をリストアできるようになります

また10g Release 3(101300)環境にパッチを適用する場合以前のバックアップは

10g Release 3(101320)Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリツー

ルでは使用できません

参照Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリの詳細について

は『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』のバックアップとリカバリの

概要を参照してください

62 PHPを有効にする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

PHP を有効にする必要がありますPHP を有効にする手順は次のとおりです

1 Oracle HTTP Serverのhttpdconf構成ファイルに以下の変更を加えます

a Oracle HTTP Serverの構成ファイルを検索して開きます Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf

b コメント文字()を使用して次のPHP 40ディレクティブをコメントにし

ます Linux x86 の場合 LoadModule php4_module libexeclibphp4so AddModule mod_php4c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php4_module modulesphp4apachedll AddModule mod_php4c

c 次のPHP 50 LoadModuleディレクティブを追加します Linux x86 の場合 LoadModule php5_module libexeclibphp5so AddModule mod_php5c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php5_module modulesphp5apachedll AddModule mod_php5c

d 次のAddTypeディレクティブを追加します AddType applicationx-httpd-php php php5 AddType applicationx-httpd-php-source phps

e httpdconfファイルを保存して閉じます

2 PHPRC環境変数をphp5iniファイルを指すように設定します

minus Linux x86 の場合 setenv PHPRC ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

25

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 set PHPRC = ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

63 JDKをRelease 142にリストアする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

JDK を Release 142 にリストアする必要があります手順は次のとおりです

1 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを停止

します

2 第 512 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

適用する で変更したOC4Jインスタンスのopmnxmlファイル内にあるltdata id=java-optionsgt要素から-XXAppendRatio=3の行を削除します

3 ID属性がjava-binであるltdatagt要素にJavaシステムプロパティを設定します編集

後のファイルは次のように表示されます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-bin value=myhostjdk142binjava gt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt

4 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを再起

動します

64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する data-sourcesxml フ ァ イ ル を 編 集 し て JDBC factoryClass パ ラ メ ー タ を

oraclejdbcOracleDriver か ら BPELPM_CONNECTION_POOL パ ラ メ ー タ の

oraclejdbcpoolOracleDataSourceに変更しますファイルの設定は次の例の太

字で示されている部分のようにする必要があります ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource url=jdbcoraclethinscotttigerstadd141521db5617gt

data-sourcesxml ファイルは直接または Oracle Enterprise Manager を使用(『Oracle Containers for J2EEG リソースアダプタ管理者ガイド』を参照)して編集できます

65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを

再デプロイする カスタムセキュリティ設定(Oracle Single Sign-On を使用するなど)を使用してアプ

リケーションを構成している場合10g Release 3(101340)を適用後にアプリケーショ

ンを再構成して再デプロイする必要があります

26

66 Java Single Sign-Onを有効にする 10g Release 3(101330)をOracle Application Server 10g Release 3(101300)のインス

トールに適用する場合はjaznxmlファイルを編集してJava Single Sign-Onを有効にす

る必要がありますjaznxmlファイルを編集したらインスタンスを再起動します

詳細については『Oracle Containers for J2EEGセキュリティガイド 10g(101310)』

の第 14 章OC4J Javaシングルサインオンを参照してください

67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする 10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてパッチセットを適用する前

に Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをアンデプロイした場合はパッチセッ

トを適用後にそれらのアプリケーションを再デプロイする必要がありますアプリケー

ションをデプロイする手順は次のとおりです

1 Application Server Control Console にログインします

2 アプリケーションが特定の OC4J インスタンスにデプロイされる場合はその OC4Jインスタンスの OC4J ホームページに移動しますアプリケーションがグループに

デプロイされる場合はそのグループのページに移動します

3 「Applications」をクリックします

4 「Deploy」をクリックして画面の指示に従います詳細な情報が必要な場合は

「Help」をクリックしてください

68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする Oracle Application Server 10g Release 3(101310)以降ではWeb Services Inspection Language(WSIL)がサポートされていますWSIL を使用するとインスタンスにデプ

ロイされているすべての Web サービスを確認できます

10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてWSIL を利用する場合は手

動でデプロイする必要がありますWSIL アプリケーションをデプロイする手順は次の

とおりですこの手順はOC4J のインスタンスが実行していることを前提としていま

1 Application Server Control Console にログインします

2 OC4J ホームページで「Administrations」をクリックしますこれでデプロイ

されているアプリケーションの一覧を確認できます

3 「Deploy」をクリックしてDeploy Select Archive ページを表示します

4 Deploy Select Archive ページで以下の手順を実行します

a Application Server Controlを実行しているサーバーにすでに存在するアーカ

イブを選択します

b 次のwsil-iasearファイルのパスを入力します webserviceslibwsil-iasear

c 「Next」をクリックしてDeploy Application Attributes ページを表示します

5 Deploy Application Attributes ページで以下の手順を実行します

a Application Name フィールドに WSIL アプリケーションの名前を入力します

b Parent Application がデフォルトに設定されていることを確認します

c Bind Web Module to Site がデフォルトの Web サイトに設定されていることを

確認します

27

d Context Root がinspectionwsil に設定されていることを確認します

e 「Next」をクリックしてDeploy Deployment Settings ページを開きます

6 「Next」をクリックしてWSIL アプリケーションをデプロイしますConfirmation Page にWSIL アプリケーションのデプロイが成功したことが示されます

7 これで次のWebアドレスからWSILアプリケーションにアクセスできます httphostnameportinspectionwsil このURLではhostnameはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのホスト名portはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのポート番号です

69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する Oracle Enterprise Service Bus をインストールしていて中間層のインストールのいずれ

かをホストしているマシンの IP またはホスト名をクローンまたは変更する場合は次

の手順を実行する必要があります

参照Oracle Enterprise Service Bus サービスの更新方法の詳細については

『Oracle Application ServerG 管理者ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照

してください

1 次のスクリプトを実行してOracle ホームとシステム変数を設定します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptsh

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptbat

2 スクリプトを実行したコマンドラインウィンドウで次のコマンドを実行して

Oracle Enterprise Service Busサービスをエクスポートします ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベースサー

ビス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次のよ

うになります ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

28

3 オペレーティングシステムを更新してホスト名ドメイン名またはその両方

を正しい名前に変更します

4 オペレーティングシステムに必要な場合はホストを再起動します

5 ネットワーク内の別のホストからそのホストに Ping を発行できることを確認しま

すすべてが正しく解決されるように新しいホスト名を使用して Ping を発行して

ください

6 esbparampropertiesファイルを次のように編集します

minus IPアドレスまたはホスト名を変更している場合はDT_OC4J_HOSTプロパ

ティを新しいホスト名に変更しますたとえば新しいホスト名が

newhostexamplecomの場合はプロパティの値は次のようになります DT_OC4J_HOST=newhostexamplecom

minus ローカルマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HTTP_PORT を更新

して新しいポートにします

minus リモートマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HOST プロパティを

新しいホスト名にDT_OC4J_HTTP_PORT プロパティを新しいポートに更新

します

7 手順 2 で使用したのと同じコマンドラインウィンドウから次のコマンドを実行します

ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベース

サービス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次

のようになります ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=PASSWORD

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

8 各 Oracle ホームで次のコマンドを実行してホストにあるすべての中間層のインス

タンスを起動します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

29

9 この手順の最初の段階でOracle Application Server を自動的に開始するために無効

にしたプロセスがある場合はそれらを有効にします

10 サービスが ESB コンソールに一覧表示されておりアプリケーションが正常に稼動

していることを確認します

610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを

実行する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールしたらWebCenter アプ

リケーション用に作成したすべての OC4J インスタンスに対して ADF インストーラを

実行する必要がありますADF インストーラを実行しない場合ユーザーのカスタム

アプリケーションは ADF の最新の共有ライブラリにアクセスできません

ADF インストーラの実行方法の詳細については『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development Framework のための Fusion 開発者ガイド』の第 2921項ADFランタイムライブラリのインストールを参照してください

611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする このパッチで利用可能なすべてのバグ修正プログラムを確実に適用するにはOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したあとでOracle ADF アプリケーションを移行して再デプロイする必要がありますアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする手順は次のとおりです

1 Oracle Technology NetworkからOracle JDeveloper 101330 をダウンロードします

OTNのアドレスは次のとおりです httpwwworaclecomtechnologyindexhtml

2 ワークスペースを次の手順で移行します

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 と同じシステムにイ

ンストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「Yes」をクリックして101320 JDeveloper ビルドの system フォルダをポイントしますこれでJDeveloper 101340 へのデータベース接続をはじめとしたユーザー設定が移行されます

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 とは異なるシステム

にインストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「No」をクリックします(この場

合データベース接続は Oracle JDeveloper 101340 に移行されません

JDeveloper 101320 ではデータベース接続は IDEConnectionsxml に格納さ

れておりこのファイルはOracle JDeveloper systemディレクトリにあります

そのためOracle JDeveloper 101340 から Oracle JDeveloper 101320 のデー

タベースの接続にアクセスするにはsystem ディレクトリを移行する必要が

あります)Oracle JDeveloper 101320 のインスタンスから任意の Oracle ADFアプリケーションのワークスペースを Oracle JDeveloper 101340 の環境にコ

ピーしてアプリケーションワークスペースを開きますDo you want to migrate the workspace from a previous versionのプロンプトが表示されたら

「Yes」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle ADF アプリケーションを新しい EAR ファイ

ルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

30

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle Application Development Framework 開発者ガイド』

を参照してください

612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後はOracle WebCenterアプリケーションを使用する前に以下のタスクを実行する必要があります

第 6121 項JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする

第 6122 項移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義

する

第 6123 項10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタ

マイゼーションをコピーする

第 6124 項Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行

する

第 6125 項Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用した

アプリケーションを移行する

第 6126 項OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を

再構成する

第 6127 項101340 の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する

6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプ

リケーションを移行および再デプロイする JCR データコントロールを使用してOracle WebCenter アプリケーション内の分散し

たコンテンツを統合および公開している場合はOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後コンテンツリポジトリにアクセスできる

ことを確認するために以下の手順を実行する必要があります

1 第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイするの手順 1 と 2を実行します

2 次の手順を実行してアプリケーションサーバーの接続を作成します

a Connections Navigator で「Application Server」を右クリックして「New Application Server Connection」を選択します

b Welcome ページが表示されている場合は「Next」をクリックして Type ペー

ジを表示します

c Connection Name フィールドで接続の名前を指定します

d Connection Type リストから「Standalone OC4J 10g 1013」を選択します

e 「Next」をクリックしてAuthentication ページを表示します

f OC4J インスタンスへの認証に使用するユーザー名とパスワードを指定します

g 「Next」をクリックしてConnection ページを表示します

h OC4J インスタンスにアクセスするために使用するホスト名とポート番号を指

定しますOC4J インスタンスが Oracle JDeveloper と同じコンピュータにイン

ストールされている場合はlocalhost をホスト名として指定します

i 「Finish」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle WebCenter アプリケーションを新しい EAR ファ

31

イルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照して

ください

注最初に新しいアプリケーションサーバーの接続を Oracle WebCenterアプリケーションと関連づける必要があります関連づけるには次の手

順を実行します

1 Resources ノードでOracle WebCenter アプリケーション用に作成した

デプロイメントプロファイルを右クリックします

2 WAR Deployment Profile Properties ダイアログボックスの左側のペイ

ンで「Platform」を選択しTarget Connection で作成したアプリケー

ションサーバーの接続を選択します

3 「OK」をクリックします

6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を

再定義する アプリケーションを 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に移行する場合セ

キュリティで保護されたページの認可情報はアプリケーションと一緒に移行されませ

んそのためアップグレードする前にアプリケーションの ADF セキュリティを定義

していた場合は10g Release 3(101340)のインスタンスでページのアクセス権限を

再定義する必要があります実行する手順については『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレッ

トカスタマイゼーションをコピーする Preconfigured OC4J にデプロイされた PDJ-Java ポートレットに対して作成したカスタマ

イザーションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますそのためOracle Application Server インスタンスを 10g Release 3(1013)Patch Set 2(101320)から 10g Release 3(101340)にパッチを適用する場合は10g Release 3(1013)Patch Set 2

(101320)用に作成したカスタマイゼーションは利用できませんこれらのカスタマ

イゼーションを 10g Release 3(101340)の環境で利用できるようにする場合は次の

手順を実行する必要があります

1 portlet-client-deployjarファイルを使用してカスタマイゼーションをエクス

ポートします カスタマイゼーションをエクスポートおよびインポートする手順については

『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

2 EARファイルでportlet-client-deployjarファイルを再実行してカスタマイ

ゼーションをインポートします

3 OC4J_WebCenter インスタンスを再起動します

6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケー

ションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して No を選択した場合は

このタスクを実行します

Preconfigured OC4J にデプロイされたポートレットに対して作成したカスタマイゼー

ションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますOracle JDeveloper の以前

32

のリリースから移行していない場合は以前のインストールで作成したポートレット

カスタマイゼーションは新しい Oracle Jdeveloper のインストールでは利用できません

これらのカスタマイゼーションを利用したい場合は新しい Oracle JDeveloper のインス

トールのアプリケーションにカスタマイゼーションを手動でコピーする必要があります

OmniportletWebClippingWSRPおよびPDKサンプルポートレット用に作成したカ

スタマイゼーションは以前のJDeveloper_ homeportalportletdataディレクトリ

から新しいOracle JDeveloperのインストールに手動でコピーできますPreconfigured OC4JにデプロイしたカスタムPDK-Javaポートレットがある場合は『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のポートレットプリファレンスストア移行ユーティリティ

を参照してポートレットプリファレンスストア移行ツールを使用してこれらの

カスタマイゼーションを保存する方法を確認してください

6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレッ

トを使用したアプリケーションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して Yes を選択した場合は

このタスクを実行します

この場合Preconfigured OC4J にデプロイした大部分のポートレットに対するカスタマ

イゼーションはOracle JDeveloper の移行全体の一環として自動的に移行されますた

だしPDK-Java ポートレット用に作成したカスタマイゼーションは101340 のイン

スタンスに手動でコピーする必要がありますポートレットプリファレンスストア

移行ツールを使用してそのほかの PDK カスタマイゼーションを保存する方法について

は『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』のポートレットプリファレンス

ストア移行ユーティリティを参照してください

6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキ

シ設定を再構成する アプリケーションに OmniPortlet および Web クリッピングポートレットが含まれてい

る場合Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

後それらのポートレットのプロキシ設定を再構成する必要があります10g Release 3(101320)のインスタンスからはプロバイダ構成情報が移行されないのでこの再構

成はかならずおこなう必要があります

OmniPortlet および Web クリッピングプロデューサの HTTP プロキシ設定の構成方法

については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』の付録そのほかのポート

レット構成を参照してください

6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクス

ポートEARファイルを再作成する Oracle WebCenter アプリケーションを10g Release 3(101320)環境から 10g Release 3

(101340)環境に転送しており事前デプロイメントツールを使用してカスタマイ

ゼーションをエクスポートしエクスポート EAR ファイルを作成する場合jspx ペー

ジもエクスポートされます

Oracle JDeveloper 10g Release 3(101340)を使用するアプリケーションの移行中に jspxページに変更を加えアプリケーションをデプロイして10g Release 3(101320)で

作成したエクスポート EAR ファイルからカスタマイゼーションをインポートする場合

Oracle JDeveloper でおこなったページの変更内容は失われます編集したページが上書

きされるのを避けるにはportlet-client-deployjar ファイルの 10g Release 3(101340)バージョンを 10g Release 3(101320)のインストール環境にコピーし10g Release 3(101340)の事前デプロイメントツールを使用してエクスポート EAR ファイルを再

33

作成する必要があります

事前デプロイメントツールを使用してカスタマイゼーションをエクスポートおよび

インポートする手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照

してください

613 HTTP TRACEのサポートを無効にする HTTP TRACE メソッドはTRACE レスポンスのエンティティボディ内にあるクライア

ント HTTP からリクエストされたコンテンツを返しますこの動作によりリクエスト

の HTTP ヘッダーに含まれている Cookie や認証データなどの機密情報は攻撃を受けや

すくなります

この問題を回避するにはApache mod_writeモジュールを使用してHTTP TRACEリク

エストを拒否するかサイトの要件とポリシーを満たすのに必要なメソッドだけを許可

するようにします次の追加の構成情報をApache HTTP Serverの構成ファイルに追加し

ます RewriteEngine On RewriteCond REQUEST_METHOD ^TRACE RewriteRule - [F]

614 Oracle BAM 101340をアンインストールする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)Business Activity Monitoringをアンインストールする場合は適用後のタスクを実行する必要があります

このプロセスにはOracle BAM 101340 パッチセットのアンインストールと Oracle BAM 101330 のリストアが含まれます

これらの手順を実行するとOracle BAM 101340でおこなった変更はすべて失われます

Oracle BAM 101340 をアンインストールしてOracle BAM 101330 をリストアする

手順は次のとおりです

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 「コントロール パネル」「プログラムの追加と削除」の順にクリックしてOracle BAM アプリケーションを削除しますActive Data Cache データベースは削除されま

せん

3 ホストマシンを再起動します

4 SQLPlus コマンドを使用してActive Data Cache に使用したデータベースアカウ

ントに対する権限を(必要な場合はOracle Enterprise Link for BAM のデータベー

スアカウントも同時に)削除再作成およびリセットします

5 Oracleデータベースツールを使用してOracle BAM 101330 Active Data Cacheデータベーススキーマのバックアップをリストアしますこのバックアップは

Oracle BAM 101340 Patch Setをインストールする前に第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境をバックアップするで作成し

たものです Oracle Data Pump Impdpユーティリティを使用してBAM Active Data Cache DatabaseおよびOracleデータベースにあるOracle Enterprise Link for BAMリポジトリをリスト

アします

6 Oracle BAM 101330 環境を再インストールします インストール中にActive Data Cache および Oracle Enterprise Link for BAM リポジ

トリの「Build」または「Upgrade」オプションの選択を解除できます

7 ホストシステムを再起動します

8 Oracle BAM 101330 のバックアップを作成中にConfigFilesBackupファイルお

よびイメージディレクトリを元の場所から移動している場合はそれらをリスト

34

アします変更したOracle Enterprise Link for BAM Data Flow Serviceの設定もリスト

アします

7 既知の問題 以下の各項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の既知の問題について説明します

第 71 項Webサービスとクライアント間の非互換性

第 72 項EJB 30 に基づくWebサービス

第 73 項Oracle HTTP Server 1012 を使用する際にWebモジュールおよびWebサー

ビスをテストする

第 74 項bc4jearファイルのファイル名の変更

第 75 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

複数回適用する

第 76 項パッチ適用時のメッセージ

第 77 項OC4Jトランザクションのサポート

第 78 項パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する

第 79 項高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ

第 710 項TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示され

ない

第 711 項Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ

第 712 項シャットダウン時のBPELエラーメッセージ

第 713 項OC4J_WebCenterインスタンスログエラー

第 714 項BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示

第 715 項パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログ エラー

第 716 項Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)

第 717 項ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプ

タで失敗する

第 718 項パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される

第 719 項アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない

71 Webサービスとクライアント間の非互換性 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用したあとは以下の点に注意してください

Web サービスを再生成して再デプロイする場合は生成した WSDL に変更が加え

られます

10g Release 3(101300)クライアントをサービスに使用するとコンパイラエ

ラーで通信に失敗します これらの問題は次の方法で対処できます

Web サービスの EAR ファイルは再アセンブルしないでくださいWSDL は変更さ

れずクライアントは引き続きサービスと通信することができます

WebサービスのEARファイルを再生成する必要がある場合はクライアントを再生

成してラッパーを使用するクラスの名前に接尾辞Elementを追加しますこれ

はunwrapParametersがfalseに設定された状態でアセンブルされたラッパー

クラスをクライアントが使用することが前提となっています

35

72 EJB 30に基づくWebサービス Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用しEJB 30 でアセンブルした Release 3(101300)Web サービ

スを使用する場合サービスを再デプロイすると WSDL が変更されますこの場合

クライアントコードを再生成してサービスと通信できるようにする必要があります

73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュール

およびWebサービスをテストする Oracle Enterprise Manager Application Server Control にはテストページがありこのペー

ジを使用してアプリケーションサーバー環境にデプロイした Web モジュールおよ

び Web サービスをテストできますほとんどの場合テストページにはユーザー

の環境に現在設定されているWebサイトとポートの一覧が表示されますWebモジュー

ルまたは Web サービスの URL をテストする際には使用する Web サイトをこの一覧

から選択できます

参照Enterprise Manager のオンラインヘルプのTesting a Web Serviceおよび

Overview of Managing Web Modules

Oracle HTTP Server 10g Release 2(1012)を OC4J に対するフロントエンドとして使

用している場合テストページの Discovered Web サイトの一覧には何も表示されない

ことがありますこの場合Application Server Control を使用してWeb モジュールま

たは Web サービスの URL をテストすることはできません代わりに新しいブラウザ

ウィンドウを開いてブラウザのアドレスフィールドに Web モジュールまたは Webサービスの URL を入力します

参照10g Release 2(10132)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』のOracle Application Server 1013 での Oracle Application Server 1012 の構成

74 bc4jearファイルのファイル名の変更 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)はbc4jearファイルを使用しこ

のファイルをデフォルトのホームインスタンスにデプロイしますOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は新たに作成されたイ

ンスタンスのデフォルトのファイル名はdatatagsearになりますファイルのコンテ

ンツや機能は変わりません

75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は再

度パッチを適用しないでください再度適用するとエラーになる場合がありますた

とえばオラクルでは次のシナリオはサポートしていません

1 J2EE およびWebserverオプションを設定してOracle Application Server 10g Release 3(1013)をインストールする

2 Oracle Enterprise Service Bus 10g(101310)のスタンドアロン中間層をインストー

ルする

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

4 Oracle BPEL Process Manager 10g(10131)のスタンドアロン中間層または Oracle Web Services Manager 10g(10131)中間層をインストールする

36

5 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用して

Oracle BPEL Process Manager を 10g Release 3(101340)にアップグレードする

76 パッチ適用時のメッセージ パッチの適用中には以下のエラーメッセージが表示されることがあります

Oracle Internet Directory 10g Release 2(101202)インフラストラクチャに関連づけ

られているスタンドアロンのOracle Containers for J2EEのインスタンスがあるシス

テムにパッチを適用する場合パッチの適用中にOC4J管理者のパスワードの入力

を求めるプロンプトが表示されると次のメッセージが表示されることがあります The operation is unsupported

このメッセージは無視してください

stopallコマンドを使用してOPMNプロセスを停止している間に次のメッセージ

が表示されることがあります

Error

--gt Process (index=1uid=1998741206pid=13253) time out while waiting

for a managed process to stop Log exampleproduct1013OracleAS_3

opmnlogsdefault_group~oc4j_owsm ~default_group~1log opmnctl

graceful stop of processes failed trying forceful shutdown

このメッセージは無視してください

77 OC4Jトランザクションのサポート Oracle Application Server 10g Release 3(101310)の OC4J トランザクションマネージャ

にはRecoverable Last Resource Commit(RLRC)と呼ばれる機能が含まれていますこ

の機能はLast Resource Commit(LRC)トランザクションに対する強化されたリカバリ

メカニズムを提供しトランザクションの全体的なパフォーマンスを向上します

RLRC ではデータベース表を使用してトランザクション ID のコミットレコード

が保持されますこのため中間層内の OC4J トランザクションログにコミットレ

コードを保持する必要がなくなりますコミットレコードの書込みは 2 段階のコミッ

トプロセスにおけるパフォーマンスコストの大部分を占めます

注現在 RLRC は非 XA リソースがデータベースである場合のみ利用で

きますさらにコミットレコードはデータベース内に保持されるため

RLRC トランザクションなどのリカバリが必要な場合にはこのデータ

ベースにアクセスできる必要があります

RLRC 機能の設定手順は次のとおりです

1 サーバーが稼動している場合は停止します

2 コミットレコードを保持するデータベースに接続し次のSQLスクリプトを実行

して必要なスキーマをインストールします J2EE_HOMEdatabasej2eejtaoraclelast_resource_commitsql

37

3 J2EE_HOMEconfigdata-sourcesxmlファイルを開きますコミットレコード

のデータベースにアクセスするための接続プールを編集または作成してコネク

ションファクトリ要素の一部としてcommit-record-table-name属性を指定します 次に例を示します

[] ltconnection-pool name=Example Connection Pool num-cached-statements=10gt ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource user=scott password=password url=jdbcoraclethinmyServer5521main commit-record-table-name=scottOC4J_TX_RLRC_LOGgt ltproperty name=connectionCachingEnabled value=falsegt ltproperty name=implicitCachingEnabled value=truegt ltproperty name=maxStatements value=50gt ltconnection-factorygt ltconnection-poolgt []

注commit-record-table-name属性の名前に指定する値は完全修飾さ

れている必要があり指定するユーザー資格証明にはこの表に対する

deleteおよびselect権限が必要です

4 (オプション)J2EE_HOMEconfigtransaction-managerxmlファイルを開き

RLRC機能の実行時の動作を変更します 次に例を示します [] ltcommit-coordinatorgt ltmiddle-tiergt ltrecovery retry-interval = 300 rlrc-min-purge-interval=10 rlrc-purge-size=1000gt ltmiddle-tiergt ltcommit-coordinatorgt [] この例では次のパラメータが使用されています

nrlrc-purge-intervalはデータベース内でコミットレコードのバッチパー

ジがおこなわれる間隔(ミリ秒単位)です

nrlrc-purge-sizeはデータベース内でコミットレコードのバッチパージ

がおこなわれる間に削除されるバッチのサイズです

78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する 10g Release 3(101310)Oracle ホームにパッチを適用し10g Release 3(101310)Oracle ホームのインストール時に次のインストールオプションを選択している場合

Application Server Control Console を表示できないことがあります

Advanced Install オプションを選択している

インストールのタイプとしてJ2EE Server Web Server and SOA Suite を選択して

いる

Administrator OC4J インスタンスとして機能するようにインスタンスを構成している

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のインストール中にこれらのオプショ

ンをすべて選択している場合インストール完了後Application Server Control Consoleが表示されないことがまれにありますこの問題は10g Release 3(101340)パッチ

38

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

表 2 Oracle Application Server パッチの適用中に表示される画面

画面 操作

Welcome Oracle Universal Installer Welcome 画面を確認して「Next」をクリック

します

Welcome 画面に Oracle Universal Installer に関する情報が表示されます

インストール画面には以下のボタンが表示されます

Deinstall Products個々のコンポーネントまたは製品全体を削

除しますこのボタンは Welcome 画面にのみ表示されます

About Oracle Universal InstallerOracle Universal Installer のリ

リース番号を表示します

Help各画面の機能に関する詳細情報にアクセスできます

Installed Products現在インストールされている製品を表示

あるいは製品全体または個々のコンポーネントを削除します

Back前の画面に戻りますこのボタンは Welcome 画面では使

用できません

Next次の画面に進みます

Install選択した製品をインストールしますこのボタンは

Welcome 画面では使用できません

Cancelインストールプロセスを中止してOracle Universal Installer を終了します

Specify File Locations Specify File Location 画面ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のソースのフルパスを確認しインス

トール場所を選択できます

Source製品のインストール元であるproductsxmlファイル

のフルパスですOracle Universal InstallerをrunInstallerコマ

ンドまたはsetupexeファイルを使用して起動している場合

Oracle Universal Installerによってproductsxmlファイルのデ

フォルト値が検出されて使用されますパスは変更しないでくだ

さい

Nameパッチを適用するOracleホームの名前を選択します Oracleホームは名前で特定できますドロップダウンメニュー

から名前を選択するとPathフィールドが自動的に更新されて

選択したOracleホームの場所が表示されます

PathこのフィールドはNameドロップダウンメニューから

既存のOracleホームを選択すると自動的に入力されます

Browseこのボタンを使用してファイルシステムに移動し

ソースまたは宛先の場所を選択します

ファイルの場所を指定したら「Next」をクリックします

Administrator(oc4jadmin)Password

パッチを適用している Oracle Application Serverインスタンスの

oc4jadminユーザーパスワードを入力します「Next」をクリック

します

Prompt この画面では中間層のシャットダウンが表示されます「OK」をク

リックします

選択内容を確認して「Install」をクリックします Summary

13

表 2(続き)Oracle Application Server パッチの適用中に表示される画面

画面 操作

この画面にはパッチセットのインストールの進行状況が表示されま

す Install Progress

Configuration Assistants この画面には構成アシスタントの進行状況が表示されます構成アシ

スタントによってインストールの最後に自動でコンポーネントが構成

されます

Oracle Application Server 構成アシスタントのログファイルの具体的な

場所については『Oracle Fusion Middleware Installation Concepts and Repository Creation Utility ユーザーズガイド』を参照してください

「Exit」をクリックしてOracle Universal Installer を終了します End of Installation

注Oracle BPELOracle ESBおよび Oracle WSM の環境にパッチセッ

トを適用する場合はパッチセットの適用中に構成アシスタントが正常

終了していることを確認してください構成アシスタントが失敗した場合

は構成アシスタントを再試行しますまた失敗した場合はOracle Process Manager and Notification Server が起動していて必要なアプリケーション

がすべて稼動していることを確認しますOPMN が起動したら構成アシ

スタントを再試行します

パッチの適用をキャンセルする場合はOracle Support に連絡してパッ

チの適用以外で構成アシスタントを実行する方法を確認してください

10 現在のdsaconfファイルを手順 4 で作成したコピーで置き換えます

11 oc4j-raxmlファイルを手順 5 で作成したコピーで置き換えます

52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

Oracle Business Activity Monitoring 101330 のインストールに適用する手順について説

明します

Oracle BAMのインストールにパッチを適用する際setupexeをダブルクリックしたり

直接実行したりすることはできませんOracle BAM のインストールにパッチを適用す

るには次の各項の説明に従い10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

します

第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境を

バックアップする

第 522 項Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッ

チセットを適用する

521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする Oracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境のバックアップを取る手順

は以下のとおりです

14

注既存の Oracle BAM 101330 環境のバックアップを取ってからOracle BAM 101340 Patch Set をインストールしてくださいOracle BAM 101340 Patch Set はアンインストールできずスキーマがバージョン

101340 にアップグレードされるとOracle BAM Active Data Cache デー

タベースをダウングレードすることもできません

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 すべてのカスタマイズした構成ファイルイメージファイルおよびデータベー

スファイルのバックアップを取ります Oracle BAM構成ファイル(変更されている可能性あり)はOracle BAMをアンイ

ンストールすると次のフォルダに保存されます ORACLE_HOMEConfigFilesBackup このフォルダはOracle BAMをアンインストールしても削除されませんただし

ファイルを別の場所に移動することは可能です さらにレポートまたはビューがバックグラウンドでイメージファイルを使用す

る場合imagesフォルダのバックアップを取る必要がありますOracle BAMをア

ンインストールするとimagesフォルダもORACLE_HOMEBAMimagesフォルダに保

存されます

3 Oracle データベースツールを使用してOracle BAM Active Data Cache データベー

スのフルバックアップを作成します

4 Oracle Enterprise Link for BAM をインストールしている場合はEnterprise Link Data Flow Service のすべての設定をメモします

注binary_doubleのサポート問題を回避するにはOracle Database Data Pumpのexpユーティリティではなくexpdpユーティリティを使用します

522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インス

トールにパッチセットを適用する

注Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)ではOracle BAM は Microsoft Windows(32-Bit)でのみ利用できます

Oracle BAM 101340 でサポートされているプラットフォームについて

は『10134 Release Notes and New Features document』の Oracle BAM の

項を参照してください

パッチセットの適用手順は次のとおりです

1 DOS コマンドウィンドウを開きます

2 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)メディアの

Disk1 を挿入するか解凍したパッチセットソフトウェアを含むディレクトリ

のDisk1bamサブディレクトリに移動します

3 次のように入力してsetup_bambatファイルを実行します setup_bambat BAM_location

15

BAM_locationのデフォルト値はCOracleBAMです

Oracle BAM が複数のマシンにデプロイされている場合はサーバーボックスごとに

Oracle BAM パッチインストーラを実行する必要があります

53 サイレントおよび非対話型パッチの適用

この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

サイレントまたは非対話型で適用する方法について説明します

1 台以上のコンピュータに対して同様の適用をおこなう場合はサイレントパッ

チ適用を使用しますサイレントパッチ適用ではコマンドラインを使用して

リモートでパッチを適用することもできます

特定の画面を確認したいまたは一部の情報を対話形式で入力したい場合は非対

話型パッチ適用を使用します

サイレントまたは非対話型パッチ適用をおこなうにはインストーラにレスポンス

ファイルと呼ばれるテキストファイルを提供しますインストーラはレスポンス

ファイル内の変数およびパラメータ値を使用してインストーラのプロンプトの一部ま

たはすべてに応答します

この項には以下のトピックが含まれています

第 531 項サイレントインストール

第 532 項非対話型インストール

第 533 項レスポンスファイル

第 534 項サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する

531 サイレントインストール サイレントインストールの場合インストールを監視する必要はありません情報を

入力することはなく監視するためのグラフィカルユーザーインタフェースもあり

ません

サイレントインストールをおこなうにはインストーラにレスポンスファイルを提

供してコマンドラインで-silentフラグを指定します

532 非対話型インストール 非対話型インストールの場合インストーラには通常のインストールと同様グラフィ

カルユーザーインタフェースが表示されます特定のインストーラプロンプトに

対するエントリがレスポンスファイルに存在しない場合はユーザーがインストール

中に応答する必要があります

533 レスポンスファイル レスポンスファイルはパッチセットを適用する前に作成する必要がありますまた

任意のテキストエディタを使用して編集できますまずOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の次のディレクトリにあるレスポンスファ

イルのテンプレートoracleasj2eepatchsetCustomrspをコピーします

Linux x86 の場合Disk1stageResponse

Microsoft Windows(32-Bit)の場合Disk1stageResponse

テンプレート内のパラメータには次の 3 種類の値があります

定数

16

オプションの値

必須の値

これらのパラメータについては以下の各項で説明します

定数 パッチセットの適用を正常におこなえるように事前に設定されたテキストまた

はブール値があります上級ユーザー以外はこれらの値を変更しないでください

minus Linux x86 の例 FROM_LOCATION=Disk1stageproductsxml SHOW_SUMMARY_PAGE=false

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

FROM_LOCATION=EDisk1stageproductsxml SHOW_SUMMARY_PAGE=false

オプションの値 パラメータが文字列ltValue Unspecifiedgtに設定されている場合インストーラ

はこのパラメータを無視しますインストーラはパラメータのデフォルト値を使

用するか現在インストールされているOracle Application Serverから値を取得しま

す上級ユーザー以外はこれらの値を変更しないでください

minus Linux x86 の例 UNIX_GROUP_NAME=ltValue Unspecifiedgt

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

RESTART_SYSTEM=ltValue Unspecifiedgt

必須の値 パラメータが文字列ltValue_Requiredgtに設定されている場合この文字列をテキ

ストまたはブール値で置き換える必要がありますサイレントパッチ適用の場合

値を指定しないとプロセスが失敗します非対話型パッチ適用の場合この文字

列をテキストまたはブール値で置き換えないとプロセスが一時停止し通常の画

面が表示されてこの値の入力を求められます Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用では

次のパラメータの値を指定する必要があります

minus ORACLE_HOME

これはパッチを適用するインストールが含まれる Oracle ホームディレク

トリのフルパスです

lowast サイレントパッチ適用の場合はOracleホームへのパスがあるエン

トリ ORACLE_HOME=ltValue_Requiredgt を更新する必要があります次を参照してください Linux x86 の場合ORACLE_HOME=privateoracleAppSrvHome

Microsoft Windows(32-Bit)の場合ORACLE_ HOME=

17

CprivateoracleAppSrvHome

このエントリを更新しない場合プロセスは失敗します

lowast 非対話型パッチ適用の場合このエントリを更新しないとインス

トーラが一時停止してFile Locations ダイアログが表示されます

534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する手順は次のとおりです

注サイレントパッチ適用中に使用中のファイルがある場合(ユーザー

がファイルを開いているなど)プロセスが終了することがあります終

了してしまった場合は開いているファイルを特定して対応するプロセ

スを停止する必要があります該当プロセスを停止後パッチの適用を再

度開始できます

1 製品のインストールメディアからレスポンスファイルのテンプレートを使用し

ているコンピュータにコピーします

2 コピーしたファイルに必要な変更を加えて保存します

3 dsaconfファイルを編集している場合はコピーを作成しますこのファイルは

パッチの適用中に上書きされます

4 アダプタを使用する場合はoc4j-raxmlファイルのコピーを作成しますこの

ファイルはパッチの適用中に上書きされます

5 パッチの適用を開始しますインストーラのresponseFileパラメータの値として

レスポンスファイルのパスとファイル名を指定しますサイレントインストー

ルの場合はsilentパラメータも指定します次のMicrosoft Windowsの例ではEはインストールメディアのドライブです

サイレントパッチ適用

minus Linux x86 の例 gt runInstaller -silent -responseFile absolute_path_and_filename

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

Egt setupexe -silent -responseFile absolute_path_and_filename

非対話型パッチ適用

minus Linux x86 の例 gt runInstaller -responseFile absolute_path_and_filename

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

Egt setupexe -responseFile absolute_path_and_filename

18

注Oracle Business Activity Monitoring101340 のサイレントパッチ適用

を実行するにはEDisk1BAMディレクトリから次のコマンドを実行し

ますEはインストールメディアのドライブです EDisk1BAMgt setup_bambat ltBAM Install Locationgt -silent

たとえばOracle BAMをCOracleBAMにインストールしている場合は

次のコマンドを使用してサイレントモードでパッチを実行します EDisk1BAMgt setup_bambat COracleBAM -silent

6 インベントリディレクトリ内のログファイルでエラーがないことを確認します

ログファイルは次のディレクトリにあります

minus Linux x86 の場合 oracle_inventory_pathlogsinstallActiontodays_date_timelogoracle_inventory_pathlogssilentinstalltimestamplog oracle_inventory_pathの値は次のファイルに格納されています varoptoracleoraInstloc

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

Coracle_inventory_pathlogsinstallActiontodays_date_time log Coracle_inventory_ pathlogsinstallActionsilentinstalltimestamplog oracle_inventory_pathの値は次のディレクトリにあります varoptoracleoraInstloc 前述の例ではファイルが置かれている場所がCドライブだと仮定しています

フ ァ イ ル の 場 所 を 判 定 す る に は レ ジ ス ト リ の

HKEY_LOCAL_MACHINESOFTWAREOracleinst_locエントリを確認します

ログファイル名の形式はinstallActionstodays_date_timelogです

7 現在のdsaconfファイルを手順 6 で作成したコピーで置き換えます

8 oc4j-raxmlファイルを手順 4 で作成したコピーで置き換えます

54 クラスタ環境にパッチセットを適用する Oracle Application Server 10g Release 3(101300)10g Release 3(101310)10g Release 3(101320)または 10g Release 3(101330)クラスタトポロジを管理している

場合はクラスタ内の各アプリケーションサーバーインスタンスに Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用できます次の手順を参照

してください

参照ESB Runtime インスタンスの構成の詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

1 第 2 項このパッチセットについてで更新しているリリースに該当する情報を

確認します たとえばパッチセットを 10g Release 3(101300)の環境に適用している場合

は第 211 項パッチセットを 10g Release 3(101300)Oracleホームに適用す

19

るときの注意点を確認してください

2 クラスタ内の 1 つのアプリケーションサーバーインスタンスにパッチセット

を適用するには第 51 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用するに記載されている説明に従います

3 パッチを適用後新たにパッチを適用したインスタンスが稼働中であることを確認

します たとえばApplication Server Control Console に移動して新たにパッチを適用した

インスタンスがクラスタのメンバーとして表示されていることを確認します該当

のインスタンスが稼動していることを確認してアプリケーションサーバーの

ホームページまたはそのインスタンスの OC4J ホームページにドリルダウンしま

4 第 6 項適用後のタスクに記載されている自分の環境に当てはまるタスクを実行し

ます

5 クラスタ内の残りのアプリケーションサーバーインスタンスに対して手順 2~4 を繰り返します

注10g Release 3(101300)クラスタにパッチを適用している場合は

10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Fusion Middleware Upgrade Guide for Enterprise Deployments』で詳細を確認してく

ださい

55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメ

ントトポロジにパッチセットを適用する この項では最小の停止時間で10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジに適用する方法について

説明しますパッチの適用中にインストーラによって Oracle ホーム内のすべてのコン

テナにパッチが適用されます

551 このパッチセットを適用する前に パッチセットを適用する前に『Oracle Application ServerG エンタープライズデプ

ロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』の情報を確認してください

パッチの適用手順では以下のことが前提となっています

『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリー

ス 3(101310)』に説明されている 10g Release 3(101310)mySOACompanyトポロジにパッチを適用していること

10g Release 3(101310)mySOACompany トポロジにはスタンドアロンの Oracle BPELOracle ESBおよび Oracle WSM インストーラを使用して作成した Oracleホームだけが含まれていること統合された Oracle SOA Suite インストーラを実行

してOracleホームを作成し未使用のコンポーネントを無効にしている場合でも

この手順に従う必要がありますただし有効なコンポーネントに適用されるすべ

てのアプリケーション層の手順を実行してからパッチを適用する必要があります

詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメント

ガイド』の第 3 章mySOACompany の Web 層とアプリケーション層のインストー

ルと構成を参照してください

20

すべてのOracleホームおよびトポロジ内のすべての oraInventory情報のフルバッ

クアップを取っていること詳細については『Oracle Application ServerG 管理者

ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

552 パッチセットを適用する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)mySOACompanyエンタープライズデプロイメントトポロジに適用する手順は以下のとおりです

1 BPEL 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のアッ

プグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示されたら

ORABPEL ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

2 Oracle ESB 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次

のアップグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示された

らORAESB ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

3 最初にパッチを適用する中間層のインスタンスを 1 つ選択します選択できるの

はBPELESB Runtime(ESBR)または ESB Design Time(ESBD)インスタン

スです

4 次の手順を実行してパッチを適用しているインスタンスのルーティング ID を変

更しますこの変更により新たな HTTP 要求の受入れが拒否されインスタンス

による不要なプロセスの実行が回避されます

a opmnxmlファイルのバックアップコピーを作成しますORA-HOME1

ORA-HOME2またはORA-HOME3に対応するORACLE_HOMEの値(『Oracle

21

Application ServerGエンタープライズデプロイメントガイド』を参照)

はパッチを適用しているインスタンスによって異なります次に例を示

します cp ORACLE_HOMEopmnconfopmnxml ORACLE_

HOMEopmnconfopmnxmlbackup

b opmnxmlファイルを編集してパッチを適用しているインスタンスのルー

ティングIDを変更しますたとえばOC4J_SOAインスタンスにパッチを適

用している場合はルーティングIDを指定する行を追加します次の例の

太字部分を参照してくださいこのインスタンスではOracle BPELOracle ESBまたはOracle WSMを実行できます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=OC4J_SOA module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-parametersgt

ltdata id=routing-id value=Ygt

注ハードウェア LBR を変更するのではなくルーティング ID を使用し

て OC4J へのルーティングを回避することを推奨しますLBR 構成を変更

する場合Oracle HTTP Server へのルーティングだけを回避することにな

ります構成内にあるほかの Oracle HTTP Server のインスタンスはパッ

チを適用している OC4J へのリクエストをクロスルーティングできます

この方法は新たな HTTP リクエストの実行を阻止しますそのほかの起

動しているサービス(JMS など)はコンテナが停止するまで稼動し続け

ます

5 ESB Design Time(ESBD)インスタンスだけの場合 opmnxmlファイルを編集してサービスフェイルオーバー構成を削除しますこ

れでインスタンスがESBDに対して非アクティブ-パッシプな構成に戻りますた

とえばファイルに以下のエントリが含まれている場合

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J service-failover=1

status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgt

次のように修正します

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUP numprocs=1gt

6 パッチを適用しているインスタンスのデータベース情報を変更しますこれで

パッチを適用している間にSOA コンポーネントからデータベースにトランザク

22

ションが渡るのを防げます

a パッチを適用しているインスタンスのORACLE_HOMEでdata-sourcesxmlの

バックアップコピーを作成します次に例を示します

cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup

b datasourcesxmlファイルを編集して存在しないデータベースを指すよ

うにしますこれをおこなう方法としてはデータベースのポート番号を

意図的に正しくないポート番号に変更する方法がありますたとえばデー

タベースポート 1521 を使用している場合はすべての参照をポート 1522に変更します次の例の太字部分を参照してください ltconnection-factory

factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource

url=jdbcoraclethin

(DESCRIPTION=(ADDRESS_LIST=(LOAD_BALANCE=on)

(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)

(HOST=dehydusoraclecom)

(PORT=1522)))

(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=orcl)))

user=oraesb password=-gtesb_passwordgt

7 opmnxmlファイルにnumprocs=1を設定します

8 パッチを適用しているインスタンスを停止しますそのほかのインスタンスは実行

したままにできます

注継続中の HTTP 同期リクエストはすべて停止することを推奨します

停止操作では正常に停止するためにJMS コールなどのそのほかの種類

のリクエストは考慮されません

9 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を Oracle ホームに適用します

10 パッチを適用する前にインスタンス内の使用していないすべての SOA コンポー

ネントを無効にします無効にしない場合インスタンスを再起動するとそれら

のコンポーネントも起動します たとえばOracle ESB を使用していない場合はASControl から「ClusterTopology」「Applications」「Stop」の順に選択して ESB サービスを停止できます

11 インスタンスのルーティングIDを元の値に戻します次に例を示します ltdata id=routing-id value=g_rt_idgt この場合元の値はopmnxmlファイルのバックアップコピーに基づき決められま

すこの手順は手順bで説明したプロシージャとは反対のものです

12 ESB Design Time インスタンスの場合は次の 2 つの手順を実行して OPMN サービ

スのフェイルオーバーを有効にします

a OC4J_ESBDTのprocess-typeタグにservice-failover=1を追加します

b ESBDT_GROUPのprocess-setタグからnumprocs=1を削除しますつまり

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgtを元の値ltprocess-set id=

23

ESBDT_GROUP numprocs=1gtに戻します

13 opmnxmlファイルのnumprocの値を元の値に戻します

14 インスタンスデータのソース構成を手順 6 で作成したdata-sourcesxmlのバッ

クアップコピーをリストアして元の状態に戻します cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup ORACLE_

HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

15 インスタンスを再起動します

16 そのほかのBPELESB Runtime(ESBR)およびESB Design Time(ESBD)インス

タンスに対して手順 3~15 を繰り返し1 度に 1 つのORACLE_HOMEにパッチを適用

します

56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用中は

Available Product Components 画面が表示されますパッチの適用を続行するにはコ

ンポーネントツリーを展開してパッチを再適用するためにすべてのコンポーネント

を手動で選択する必要がありますこの選択をおこなわないとOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用に失敗します

6 適用後のタスク この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

適用後のタスクについて説明します以下のトピックが含まれます

第 61 項フルバックアップを実行する

第 62 項PHPを有効にする

第 63 項JDKをRelease 142 にリストアする

第 64 項BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する

第 65 項カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイ

する

第 66 項Java Single Sign-Onを有効にする

第 67 項Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをデプロイする

第 68 項WSILアプリケーションを手動でデプロイする

第 69 項Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する

第 610 項Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する

第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする

第 612 項Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク

第 613 項HTTP TRACEのサポートを無効にする

第 614 項Oracle BAM 101340 をアンインストールする

61 フルバックアップを実行する パッチセットをインストールしたらOracle Application Server 環境のフルバックアッ

24

プを実行する必要がありますバックアップを取ることで新たにパッチを適用した環

境をリストアできるようになります

また10g Release 3(101300)環境にパッチを適用する場合以前のバックアップは

10g Release 3(101320)Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリツー

ルでは使用できません

参照Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリの詳細について

は『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』のバックアップとリカバリの

概要を参照してください

62 PHPを有効にする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

PHP を有効にする必要がありますPHP を有効にする手順は次のとおりです

1 Oracle HTTP Serverのhttpdconf構成ファイルに以下の変更を加えます

a Oracle HTTP Serverの構成ファイルを検索して開きます Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf

b コメント文字()を使用して次のPHP 40ディレクティブをコメントにし

ます Linux x86 の場合 LoadModule php4_module libexeclibphp4so AddModule mod_php4c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php4_module modulesphp4apachedll AddModule mod_php4c

c 次のPHP 50 LoadModuleディレクティブを追加します Linux x86 の場合 LoadModule php5_module libexeclibphp5so AddModule mod_php5c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php5_module modulesphp5apachedll AddModule mod_php5c

d 次のAddTypeディレクティブを追加します AddType applicationx-httpd-php php php5 AddType applicationx-httpd-php-source phps

e httpdconfファイルを保存して閉じます

2 PHPRC環境変数をphp5iniファイルを指すように設定します

minus Linux x86 の場合 setenv PHPRC ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

25

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 set PHPRC = ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

63 JDKをRelease 142にリストアする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

JDK を Release 142 にリストアする必要があります手順は次のとおりです

1 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを停止

します

2 第 512 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

適用する で変更したOC4Jインスタンスのopmnxmlファイル内にあるltdata id=java-optionsgt要素から-XXAppendRatio=3の行を削除します

3 ID属性がjava-binであるltdatagt要素にJavaシステムプロパティを設定します編集

後のファイルは次のように表示されます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-bin value=myhostjdk142binjava gt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt

4 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを再起

動します

64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する data-sourcesxml フ ァ イ ル を 編 集 し て JDBC factoryClass パ ラ メ ー タ を

oraclejdbcOracleDriver か ら BPELPM_CONNECTION_POOL パ ラ メ ー タ の

oraclejdbcpoolOracleDataSourceに変更しますファイルの設定は次の例の太

字で示されている部分のようにする必要があります ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource url=jdbcoraclethinscotttigerstadd141521db5617gt

data-sourcesxml ファイルは直接または Oracle Enterprise Manager を使用(『Oracle Containers for J2EEG リソースアダプタ管理者ガイド』を参照)して編集できます

65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを

再デプロイする カスタムセキュリティ設定(Oracle Single Sign-On を使用するなど)を使用してアプ

リケーションを構成している場合10g Release 3(101340)を適用後にアプリケーショ

ンを再構成して再デプロイする必要があります

26

66 Java Single Sign-Onを有効にする 10g Release 3(101330)をOracle Application Server 10g Release 3(101300)のインス

トールに適用する場合はjaznxmlファイルを編集してJava Single Sign-Onを有効にす

る必要がありますjaznxmlファイルを編集したらインスタンスを再起動します

詳細については『Oracle Containers for J2EEGセキュリティガイド 10g(101310)』

の第 14 章OC4J Javaシングルサインオンを参照してください

67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする 10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてパッチセットを適用する前

に Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをアンデプロイした場合はパッチセッ

トを適用後にそれらのアプリケーションを再デプロイする必要がありますアプリケー

ションをデプロイする手順は次のとおりです

1 Application Server Control Console にログインします

2 アプリケーションが特定の OC4J インスタンスにデプロイされる場合はその OC4Jインスタンスの OC4J ホームページに移動しますアプリケーションがグループに

デプロイされる場合はそのグループのページに移動します

3 「Applications」をクリックします

4 「Deploy」をクリックして画面の指示に従います詳細な情報が必要な場合は

「Help」をクリックしてください

68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする Oracle Application Server 10g Release 3(101310)以降ではWeb Services Inspection Language(WSIL)がサポートされていますWSIL を使用するとインスタンスにデプ

ロイされているすべての Web サービスを確認できます

10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてWSIL を利用する場合は手

動でデプロイする必要がありますWSIL アプリケーションをデプロイする手順は次の

とおりですこの手順はOC4J のインスタンスが実行していることを前提としていま

1 Application Server Control Console にログインします

2 OC4J ホームページで「Administrations」をクリックしますこれでデプロイ

されているアプリケーションの一覧を確認できます

3 「Deploy」をクリックしてDeploy Select Archive ページを表示します

4 Deploy Select Archive ページで以下の手順を実行します

a Application Server Controlを実行しているサーバーにすでに存在するアーカ

イブを選択します

b 次のwsil-iasearファイルのパスを入力します webserviceslibwsil-iasear

c 「Next」をクリックしてDeploy Application Attributes ページを表示します

5 Deploy Application Attributes ページで以下の手順を実行します

a Application Name フィールドに WSIL アプリケーションの名前を入力します

b Parent Application がデフォルトに設定されていることを確認します

c Bind Web Module to Site がデフォルトの Web サイトに設定されていることを

確認します

27

d Context Root がinspectionwsil に設定されていることを確認します

e 「Next」をクリックしてDeploy Deployment Settings ページを開きます

6 「Next」をクリックしてWSIL アプリケーションをデプロイしますConfirmation Page にWSIL アプリケーションのデプロイが成功したことが示されます

7 これで次のWebアドレスからWSILアプリケーションにアクセスできます httphostnameportinspectionwsil このURLではhostnameはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのホスト名portはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのポート番号です

69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する Oracle Enterprise Service Bus をインストールしていて中間層のインストールのいずれ

かをホストしているマシンの IP またはホスト名をクローンまたは変更する場合は次

の手順を実行する必要があります

参照Oracle Enterprise Service Bus サービスの更新方法の詳細については

『Oracle Application ServerG 管理者ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照

してください

1 次のスクリプトを実行してOracle ホームとシステム変数を設定します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptsh

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptbat

2 スクリプトを実行したコマンドラインウィンドウで次のコマンドを実行して

Oracle Enterprise Service Busサービスをエクスポートします ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベースサー

ビス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次のよ

うになります ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

28

3 オペレーティングシステムを更新してホスト名ドメイン名またはその両方

を正しい名前に変更します

4 オペレーティングシステムに必要な場合はホストを再起動します

5 ネットワーク内の別のホストからそのホストに Ping を発行できることを確認しま

すすべてが正しく解決されるように新しいホスト名を使用して Ping を発行して

ください

6 esbparampropertiesファイルを次のように編集します

minus IPアドレスまたはホスト名を変更している場合はDT_OC4J_HOSTプロパ

ティを新しいホスト名に変更しますたとえば新しいホスト名が

newhostexamplecomの場合はプロパティの値は次のようになります DT_OC4J_HOST=newhostexamplecom

minus ローカルマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HTTP_PORT を更新

して新しいポートにします

minus リモートマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HOST プロパティを

新しいホスト名にDT_OC4J_HTTP_PORT プロパティを新しいポートに更新

します

7 手順 2 で使用したのと同じコマンドラインウィンドウから次のコマンドを実行します

ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベース

サービス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次

のようになります ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=PASSWORD

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

8 各 Oracle ホームで次のコマンドを実行してホストにあるすべての中間層のインス

タンスを起動します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

29

9 この手順の最初の段階でOracle Application Server を自動的に開始するために無効

にしたプロセスがある場合はそれらを有効にします

10 サービスが ESB コンソールに一覧表示されておりアプリケーションが正常に稼動

していることを確認します

610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを

実行する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールしたらWebCenter アプ

リケーション用に作成したすべての OC4J インスタンスに対して ADF インストーラを

実行する必要がありますADF インストーラを実行しない場合ユーザーのカスタム

アプリケーションは ADF の最新の共有ライブラリにアクセスできません

ADF インストーラの実行方法の詳細については『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development Framework のための Fusion 開発者ガイド』の第 2921項ADFランタイムライブラリのインストールを参照してください

611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする このパッチで利用可能なすべてのバグ修正プログラムを確実に適用するにはOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したあとでOracle ADF アプリケーションを移行して再デプロイする必要がありますアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする手順は次のとおりです

1 Oracle Technology NetworkからOracle JDeveloper 101330 をダウンロードします

OTNのアドレスは次のとおりです httpwwworaclecomtechnologyindexhtml

2 ワークスペースを次の手順で移行します

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 と同じシステムにイ

ンストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「Yes」をクリックして101320 JDeveloper ビルドの system フォルダをポイントしますこれでJDeveloper 101340 へのデータベース接続をはじめとしたユーザー設定が移行されます

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 とは異なるシステム

にインストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「No」をクリックします(この場

合データベース接続は Oracle JDeveloper 101340 に移行されません

JDeveloper 101320 ではデータベース接続は IDEConnectionsxml に格納さ

れておりこのファイルはOracle JDeveloper systemディレクトリにあります

そのためOracle JDeveloper 101340 から Oracle JDeveloper 101320 のデー

タベースの接続にアクセスするにはsystem ディレクトリを移行する必要が

あります)Oracle JDeveloper 101320 のインスタンスから任意の Oracle ADFアプリケーションのワークスペースを Oracle JDeveloper 101340 の環境にコ

ピーしてアプリケーションワークスペースを開きますDo you want to migrate the workspace from a previous versionのプロンプトが表示されたら

「Yes」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle ADF アプリケーションを新しい EAR ファイ

ルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

30

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle Application Development Framework 開発者ガイド』

を参照してください

612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後はOracle WebCenterアプリケーションを使用する前に以下のタスクを実行する必要があります

第 6121 項JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする

第 6122 項移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義

する

第 6123 項10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタ

マイゼーションをコピーする

第 6124 項Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行

する

第 6125 項Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用した

アプリケーションを移行する

第 6126 項OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を

再構成する

第 6127 項101340 の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する

6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプ

リケーションを移行および再デプロイする JCR データコントロールを使用してOracle WebCenter アプリケーション内の分散し

たコンテンツを統合および公開している場合はOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後コンテンツリポジトリにアクセスできる

ことを確認するために以下の手順を実行する必要があります

1 第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイするの手順 1 と 2を実行します

2 次の手順を実行してアプリケーションサーバーの接続を作成します

a Connections Navigator で「Application Server」を右クリックして「New Application Server Connection」を選択します

b Welcome ページが表示されている場合は「Next」をクリックして Type ペー

ジを表示します

c Connection Name フィールドで接続の名前を指定します

d Connection Type リストから「Standalone OC4J 10g 1013」を選択します

e 「Next」をクリックしてAuthentication ページを表示します

f OC4J インスタンスへの認証に使用するユーザー名とパスワードを指定します

g 「Next」をクリックしてConnection ページを表示します

h OC4J インスタンスにアクセスするために使用するホスト名とポート番号を指

定しますOC4J インスタンスが Oracle JDeveloper と同じコンピュータにイン

ストールされている場合はlocalhost をホスト名として指定します

i 「Finish」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle WebCenter アプリケーションを新しい EAR ファ

31

イルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照して

ください

注最初に新しいアプリケーションサーバーの接続を Oracle WebCenterアプリケーションと関連づける必要があります関連づけるには次の手

順を実行します

1 Resources ノードでOracle WebCenter アプリケーション用に作成した

デプロイメントプロファイルを右クリックします

2 WAR Deployment Profile Properties ダイアログボックスの左側のペイ

ンで「Platform」を選択しTarget Connection で作成したアプリケー

ションサーバーの接続を選択します

3 「OK」をクリックします

6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を

再定義する アプリケーションを 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に移行する場合セ

キュリティで保護されたページの認可情報はアプリケーションと一緒に移行されませ

んそのためアップグレードする前にアプリケーションの ADF セキュリティを定義

していた場合は10g Release 3(101340)のインスタンスでページのアクセス権限を

再定義する必要があります実行する手順については『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレッ

トカスタマイゼーションをコピーする Preconfigured OC4J にデプロイされた PDJ-Java ポートレットに対して作成したカスタマ

イザーションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますそのためOracle Application Server インスタンスを 10g Release 3(1013)Patch Set 2(101320)から 10g Release 3(101340)にパッチを適用する場合は10g Release 3(1013)Patch Set 2

(101320)用に作成したカスタマイゼーションは利用できませんこれらのカスタマ

イゼーションを 10g Release 3(101340)の環境で利用できるようにする場合は次の

手順を実行する必要があります

1 portlet-client-deployjarファイルを使用してカスタマイゼーションをエクス

ポートします カスタマイゼーションをエクスポートおよびインポートする手順については

『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

2 EARファイルでportlet-client-deployjarファイルを再実行してカスタマイ

ゼーションをインポートします

3 OC4J_WebCenter インスタンスを再起動します

6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケー

ションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して No を選択した場合は

このタスクを実行します

Preconfigured OC4J にデプロイされたポートレットに対して作成したカスタマイゼー

ションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますOracle JDeveloper の以前

32

のリリースから移行していない場合は以前のインストールで作成したポートレット

カスタマイゼーションは新しい Oracle Jdeveloper のインストールでは利用できません

これらのカスタマイゼーションを利用したい場合は新しい Oracle JDeveloper のインス

トールのアプリケーションにカスタマイゼーションを手動でコピーする必要があります

OmniportletWebClippingWSRPおよびPDKサンプルポートレット用に作成したカ

スタマイゼーションは以前のJDeveloper_ homeportalportletdataディレクトリ

から新しいOracle JDeveloperのインストールに手動でコピーできますPreconfigured OC4JにデプロイしたカスタムPDK-Javaポートレットがある場合は『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のポートレットプリファレンスストア移行ユーティリティ

を参照してポートレットプリファレンスストア移行ツールを使用してこれらの

カスタマイゼーションを保存する方法を確認してください

6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレッ

トを使用したアプリケーションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して Yes を選択した場合は

このタスクを実行します

この場合Preconfigured OC4J にデプロイした大部分のポートレットに対するカスタマ

イゼーションはOracle JDeveloper の移行全体の一環として自動的に移行されますた

だしPDK-Java ポートレット用に作成したカスタマイゼーションは101340 のイン

スタンスに手動でコピーする必要がありますポートレットプリファレンスストア

移行ツールを使用してそのほかの PDK カスタマイゼーションを保存する方法について

は『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』のポートレットプリファレンス

ストア移行ユーティリティを参照してください

6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキ

シ設定を再構成する アプリケーションに OmniPortlet および Web クリッピングポートレットが含まれてい

る場合Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

後それらのポートレットのプロキシ設定を再構成する必要があります10g Release 3(101320)のインスタンスからはプロバイダ構成情報が移行されないのでこの再構

成はかならずおこなう必要があります

OmniPortlet および Web クリッピングプロデューサの HTTP プロキシ設定の構成方法

については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』の付録そのほかのポート

レット構成を参照してください

6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクス

ポートEARファイルを再作成する Oracle WebCenter アプリケーションを10g Release 3(101320)環境から 10g Release 3

(101340)環境に転送しており事前デプロイメントツールを使用してカスタマイ

ゼーションをエクスポートしエクスポート EAR ファイルを作成する場合jspx ペー

ジもエクスポートされます

Oracle JDeveloper 10g Release 3(101340)を使用するアプリケーションの移行中に jspxページに変更を加えアプリケーションをデプロイして10g Release 3(101320)で

作成したエクスポート EAR ファイルからカスタマイゼーションをインポートする場合

Oracle JDeveloper でおこなったページの変更内容は失われます編集したページが上書

きされるのを避けるにはportlet-client-deployjar ファイルの 10g Release 3(101340)バージョンを 10g Release 3(101320)のインストール環境にコピーし10g Release 3(101340)の事前デプロイメントツールを使用してエクスポート EAR ファイルを再

33

作成する必要があります

事前デプロイメントツールを使用してカスタマイゼーションをエクスポートおよび

インポートする手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照

してください

613 HTTP TRACEのサポートを無効にする HTTP TRACE メソッドはTRACE レスポンスのエンティティボディ内にあるクライア

ント HTTP からリクエストされたコンテンツを返しますこの動作によりリクエスト

の HTTP ヘッダーに含まれている Cookie や認証データなどの機密情報は攻撃を受けや

すくなります

この問題を回避するにはApache mod_writeモジュールを使用してHTTP TRACEリク

エストを拒否するかサイトの要件とポリシーを満たすのに必要なメソッドだけを許可

するようにします次の追加の構成情報をApache HTTP Serverの構成ファイルに追加し

ます RewriteEngine On RewriteCond REQUEST_METHOD ^TRACE RewriteRule - [F]

614 Oracle BAM 101340をアンインストールする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)Business Activity Monitoringをアンインストールする場合は適用後のタスクを実行する必要があります

このプロセスにはOracle BAM 101340 パッチセットのアンインストールと Oracle BAM 101330 のリストアが含まれます

これらの手順を実行するとOracle BAM 101340でおこなった変更はすべて失われます

Oracle BAM 101340 をアンインストールしてOracle BAM 101330 をリストアする

手順は次のとおりです

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 「コントロール パネル」「プログラムの追加と削除」の順にクリックしてOracle BAM アプリケーションを削除しますActive Data Cache データベースは削除されま

せん

3 ホストマシンを再起動します

4 SQLPlus コマンドを使用してActive Data Cache に使用したデータベースアカウ

ントに対する権限を(必要な場合はOracle Enterprise Link for BAM のデータベー

スアカウントも同時に)削除再作成およびリセットします

5 Oracleデータベースツールを使用してOracle BAM 101330 Active Data Cacheデータベーススキーマのバックアップをリストアしますこのバックアップは

Oracle BAM 101340 Patch Setをインストールする前に第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境をバックアップするで作成し

たものです Oracle Data Pump Impdpユーティリティを使用してBAM Active Data Cache DatabaseおよびOracleデータベースにあるOracle Enterprise Link for BAMリポジトリをリスト

アします

6 Oracle BAM 101330 環境を再インストールします インストール中にActive Data Cache および Oracle Enterprise Link for BAM リポジ

トリの「Build」または「Upgrade」オプションの選択を解除できます

7 ホストシステムを再起動します

8 Oracle BAM 101330 のバックアップを作成中にConfigFilesBackupファイルお

よびイメージディレクトリを元の場所から移動している場合はそれらをリスト

34

アします変更したOracle Enterprise Link for BAM Data Flow Serviceの設定もリスト

アします

7 既知の問題 以下の各項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の既知の問題について説明します

第 71 項Webサービスとクライアント間の非互換性

第 72 項EJB 30 に基づくWebサービス

第 73 項Oracle HTTP Server 1012 を使用する際にWebモジュールおよびWebサー

ビスをテストする

第 74 項bc4jearファイルのファイル名の変更

第 75 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

複数回適用する

第 76 項パッチ適用時のメッセージ

第 77 項OC4Jトランザクションのサポート

第 78 項パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する

第 79 項高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ

第 710 項TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示され

ない

第 711 項Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ

第 712 項シャットダウン時のBPELエラーメッセージ

第 713 項OC4J_WebCenterインスタンスログエラー

第 714 項BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示

第 715 項パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログ エラー

第 716 項Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)

第 717 項ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプ

タで失敗する

第 718 項パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される

第 719 項アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない

71 Webサービスとクライアント間の非互換性 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用したあとは以下の点に注意してください

Web サービスを再生成して再デプロイする場合は生成した WSDL に変更が加え

られます

10g Release 3(101300)クライアントをサービスに使用するとコンパイラエ

ラーで通信に失敗します これらの問題は次の方法で対処できます

Web サービスの EAR ファイルは再アセンブルしないでくださいWSDL は変更さ

れずクライアントは引き続きサービスと通信することができます

WebサービスのEARファイルを再生成する必要がある場合はクライアントを再生

成してラッパーを使用するクラスの名前に接尾辞Elementを追加しますこれ

はunwrapParametersがfalseに設定された状態でアセンブルされたラッパー

クラスをクライアントが使用することが前提となっています

35

72 EJB 30に基づくWebサービス Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用しEJB 30 でアセンブルした Release 3(101300)Web サービ

スを使用する場合サービスを再デプロイすると WSDL が変更されますこの場合

クライアントコードを再生成してサービスと通信できるようにする必要があります

73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュール

およびWebサービスをテストする Oracle Enterprise Manager Application Server Control にはテストページがありこのペー

ジを使用してアプリケーションサーバー環境にデプロイした Web モジュールおよ

び Web サービスをテストできますほとんどの場合テストページにはユーザー

の環境に現在設定されているWebサイトとポートの一覧が表示されますWebモジュー

ルまたは Web サービスの URL をテストする際には使用する Web サイトをこの一覧

から選択できます

参照Enterprise Manager のオンラインヘルプのTesting a Web Serviceおよび

Overview of Managing Web Modules

Oracle HTTP Server 10g Release 2(1012)を OC4J に対するフロントエンドとして使

用している場合テストページの Discovered Web サイトの一覧には何も表示されない

ことがありますこの場合Application Server Control を使用してWeb モジュールま

たは Web サービスの URL をテストすることはできません代わりに新しいブラウザ

ウィンドウを開いてブラウザのアドレスフィールドに Web モジュールまたは Webサービスの URL を入力します

参照10g Release 2(10132)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』のOracle Application Server 1013 での Oracle Application Server 1012 の構成

74 bc4jearファイルのファイル名の変更 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)はbc4jearファイルを使用しこ

のファイルをデフォルトのホームインスタンスにデプロイしますOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は新たに作成されたイ

ンスタンスのデフォルトのファイル名はdatatagsearになりますファイルのコンテ

ンツや機能は変わりません

75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は再

度パッチを適用しないでください再度適用するとエラーになる場合がありますた

とえばオラクルでは次のシナリオはサポートしていません

1 J2EE およびWebserverオプションを設定してOracle Application Server 10g Release 3(1013)をインストールする

2 Oracle Enterprise Service Bus 10g(101310)のスタンドアロン中間層をインストー

ルする

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

4 Oracle BPEL Process Manager 10g(10131)のスタンドアロン中間層または Oracle Web Services Manager 10g(10131)中間層をインストールする

36

5 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用して

Oracle BPEL Process Manager を 10g Release 3(101340)にアップグレードする

76 パッチ適用時のメッセージ パッチの適用中には以下のエラーメッセージが表示されることがあります

Oracle Internet Directory 10g Release 2(101202)インフラストラクチャに関連づけ

られているスタンドアロンのOracle Containers for J2EEのインスタンスがあるシス

テムにパッチを適用する場合パッチの適用中にOC4J管理者のパスワードの入力

を求めるプロンプトが表示されると次のメッセージが表示されることがあります The operation is unsupported

このメッセージは無視してください

stopallコマンドを使用してOPMNプロセスを停止している間に次のメッセージ

が表示されることがあります

Error

--gt Process (index=1uid=1998741206pid=13253) time out while waiting

for a managed process to stop Log exampleproduct1013OracleAS_3

opmnlogsdefault_group~oc4j_owsm ~default_group~1log opmnctl

graceful stop of processes failed trying forceful shutdown

このメッセージは無視してください

77 OC4Jトランザクションのサポート Oracle Application Server 10g Release 3(101310)の OC4J トランザクションマネージャ

にはRecoverable Last Resource Commit(RLRC)と呼ばれる機能が含まれていますこ

の機能はLast Resource Commit(LRC)トランザクションに対する強化されたリカバリ

メカニズムを提供しトランザクションの全体的なパフォーマンスを向上します

RLRC ではデータベース表を使用してトランザクション ID のコミットレコード

が保持されますこのため中間層内の OC4J トランザクションログにコミットレ

コードを保持する必要がなくなりますコミットレコードの書込みは 2 段階のコミッ

トプロセスにおけるパフォーマンスコストの大部分を占めます

注現在 RLRC は非 XA リソースがデータベースである場合のみ利用で

きますさらにコミットレコードはデータベース内に保持されるため

RLRC トランザクションなどのリカバリが必要な場合にはこのデータ

ベースにアクセスできる必要があります

RLRC 機能の設定手順は次のとおりです

1 サーバーが稼動している場合は停止します

2 コミットレコードを保持するデータベースに接続し次のSQLスクリプトを実行

して必要なスキーマをインストールします J2EE_HOMEdatabasej2eejtaoraclelast_resource_commitsql

37

3 J2EE_HOMEconfigdata-sourcesxmlファイルを開きますコミットレコード

のデータベースにアクセスするための接続プールを編集または作成してコネク

ションファクトリ要素の一部としてcommit-record-table-name属性を指定します 次に例を示します

[] ltconnection-pool name=Example Connection Pool num-cached-statements=10gt ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource user=scott password=password url=jdbcoraclethinmyServer5521main commit-record-table-name=scottOC4J_TX_RLRC_LOGgt ltproperty name=connectionCachingEnabled value=falsegt ltproperty name=implicitCachingEnabled value=truegt ltproperty name=maxStatements value=50gt ltconnection-factorygt ltconnection-poolgt []

注commit-record-table-name属性の名前に指定する値は完全修飾さ

れている必要があり指定するユーザー資格証明にはこの表に対する

deleteおよびselect権限が必要です

4 (オプション)J2EE_HOMEconfigtransaction-managerxmlファイルを開き

RLRC機能の実行時の動作を変更します 次に例を示します [] ltcommit-coordinatorgt ltmiddle-tiergt ltrecovery retry-interval = 300 rlrc-min-purge-interval=10 rlrc-purge-size=1000gt ltmiddle-tiergt ltcommit-coordinatorgt [] この例では次のパラメータが使用されています

nrlrc-purge-intervalはデータベース内でコミットレコードのバッチパー

ジがおこなわれる間隔(ミリ秒単位)です

nrlrc-purge-sizeはデータベース内でコミットレコードのバッチパージ

がおこなわれる間に削除されるバッチのサイズです

78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する 10g Release 3(101310)Oracle ホームにパッチを適用し10g Release 3(101310)Oracle ホームのインストール時に次のインストールオプションを選択している場合

Application Server Control Console を表示できないことがあります

Advanced Install オプションを選択している

インストールのタイプとしてJ2EE Server Web Server and SOA Suite を選択して

いる

Administrator OC4J インスタンスとして機能するようにインスタンスを構成している

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のインストール中にこれらのオプショ

ンをすべて選択している場合インストール完了後Application Server Control Consoleが表示されないことがまれにありますこの問題は10g Release 3(101340)パッチ

38

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

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Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

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  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

表 2(続き)Oracle Application Server パッチの適用中に表示される画面

画面 操作

この画面にはパッチセットのインストールの進行状況が表示されま

す Install Progress

Configuration Assistants この画面には構成アシスタントの進行状況が表示されます構成アシ

スタントによってインストールの最後に自動でコンポーネントが構成

されます

Oracle Application Server 構成アシスタントのログファイルの具体的な

場所については『Oracle Fusion Middleware Installation Concepts and Repository Creation Utility ユーザーズガイド』を参照してください

「Exit」をクリックしてOracle Universal Installer を終了します End of Installation

注Oracle BPELOracle ESBおよび Oracle WSM の環境にパッチセッ

トを適用する場合はパッチセットの適用中に構成アシスタントが正常

終了していることを確認してください構成アシスタントが失敗した場合

は構成アシスタントを再試行しますまた失敗した場合はOracle Process Manager and Notification Server が起動していて必要なアプリケーション

がすべて稼動していることを確認しますOPMN が起動したら構成アシ

スタントを再試行します

パッチの適用をキャンセルする場合はOracle Support に連絡してパッ

チの適用以外で構成アシスタントを実行する方法を確認してください

10 現在のdsaconfファイルを手順 4 で作成したコピーで置き換えます

11 oc4j-raxmlファイルを手順 5 で作成したコピーで置き換えます

52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

Oracle Business Activity Monitoring 101330 のインストールに適用する手順について説

明します

Oracle BAMのインストールにパッチを適用する際setupexeをダブルクリックしたり

直接実行したりすることはできませんOracle BAM のインストールにパッチを適用す

るには次の各項の説明に従い10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

します

第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境を

バックアップする

第 522 項Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッ

チセットを適用する

521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする Oracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境のバックアップを取る手順

は以下のとおりです

14

注既存の Oracle BAM 101330 環境のバックアップを取ってからOracle BAM 101340 Patch Set をインストールしてくださいOracle BAM 101340 Patch Set はアンインストールできずスキーマがバージョン

101340 にアップグレードされるとOracle BAM Active Data Cache デー

タベースをダウングレードすることもできません

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 すべてのカスタマイズした構成ファイルイメージファイルおよびデータベー

スファイルのバックアップを取ります Oracle BAM構成ファイル(変更されている可能性あり)はOracle BAMをアンイ

ンストールすると次のフォルダに保存されます ORACLE_HOMEConfigFilesBackup このフォルダはOracle BAMをアンインストールしても削除されませんただし

ファイルを別の場所に移動することは可能です さらにレポートまたはビューがバックグラウンドでイメージファイルを使用す

る場合imagesフォルダのバックアップを取る必要がありますOracle BAMをア

ンインストールするとimagesフォルダもORACLE_HOMEBAMimagesフォルダに保

存されます

3 Oracle データベースツールを使用してOracle BAM Active Data Cache データベー

スのフルバックアップを作成します

4 Oracle Enterprise Link for BAM をインストールしている場合はEnterprise Link Data Flow Service のすべての設定をメモします

注binary_doubleのサポート問題を回避するにはOracle Database Data Pumpのexpユーティリティではなくexpdpユーティリティを使用します

522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インス

トールにパッチセットを適用する

注Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)ではOracle BAM は Microsoft Windows(32-Bit)でのみ利用できます

Oracle BAM 101340 でサポートされているプラットフォームについて

は『10134 Release Notes and New Features document』の Oracle BAM の

項を参照してください

パッチセットの適用手順は次のとおりです

1 DOS コマンドウィンドウを開きます

2 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)メディアの

Disk1 を挿入するか解凍したパッチセットソフトウェアを含むディレクトリ

のDisk1bamサブディレクトリに移動します

3 次のように入力してsetup_bambatファイルを実行します setup_bambat BAM_location

15

BAM_locationのデフォルト値はCOracleBAMです

Oracle BAM が複数のマシンにデプロイされている場合はサーバーボックスごとに

Oracle BAM パッチインストーラを実行する必要があります

53 サイレントおよび非対話型パッチの適用

この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

サイレントまたは非対話型で適用する方法について説明します

1 台以上のコンピュータに対して同様の適用をおこなう場合はサイレントパッ

チ適用を使用しますサイレントパッチ適用ではコマンドラインを使用して

リモートでパッチを適用することもできます

特定の画面を確認したいまたは一部の情報を対話形式で入力したい場合は非対

話型パッチ適用を使用します

サイレントまたは非対話型パッチ適用をおこなうにはインストーラにレスポンス

ファイルと呼ばれるテキストファイルを提供しますインストーラはレスポンス

ファイル内の変数およびパラメータ値を使用してインストーラのプロンプトの一部ま

たはすべてに応答します

この項には以下のトピックが含まれています

第 531 項サイレントインストール

第 532 項非対話型インストール

第 533 項レスポンスファイル

第 534 項サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する

531 サイレントインストール サイレントインストールの場合インストールを監視する必要はありません情報を

入力することはなく監視するためのグラフィカルユーザーインタフェースもあり

ません

サイレントインストールをおこなうにはインストーラにレスポンスファイルを提

供してコマンドラインで-silentフラグを指定します

532 非対話型インストール 非対話型インストールの場合インストーラには通常のインストールと同様グラフィ

カルユーザーインタフェースが表示されます特定のインストーラプロンプトに

対するエントリがレスポンスファイルに存在しない場合はユーザーがインストール

中に応答する必要があります

533 レスポンスファイル レスポンスファイルはパッチセットを適用する前に作成する必要がありますまた

任意のテキストエディタを使用して編集できますまずOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の次のディレクトリにあるレスポンスファ

イルのテンプレートoracleasj2eepatchsetCustomrspをコピーします

Linux x86 の場合Disk1stageResponse

Microsoft Windows(32-Bit)の場合Disk1stageResponse

テンプレート内のパラメータには次の 3 種類の値があります

定数

16

オプションの値

必須の値

これらのパラメータについては以下の各項で説明します

定数 パッチセットの適用を正常におこなえるように事前に設定されたテキストまた

はブール値があります上級ユーザー以外はこれらの値を変更しないでください

minus Linux x86 の例 FROM_LOCATION=Disk1stageproductsxml SHOW_SUMMARY_PAGE=false

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

FROM_LOCATION=EDisk1stageproductsxml SHOW_SUMMARY_PAGE=false

オプションの値 パラメータが文字列ltValue Unspecifiedgtに設定されている場合インストーラ

はこのパラメータを無視しますインストーラはパラメータのデフォルト値を使

用するか現在インストールされているOracle Application Serverから値を取得しま

す上級ユーザー以外はこれらの値を変更しないでください

minus Linux x86 の例 UNIX_GROUP_NAME=ltValue Unspecifiedgt

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

RESTART_SYSTEM=ltValue Unspecifiedgt

必須の値 パラメータが文字列ltValue_Requiredgtに設定されている場合この文字列をテキ

ストまたはブール値で置き換える必要がありますサイレントパッチ適用の場合

値を指定しないとプロセスが失敗します非対話型パッチ適用の場合この文字

列をテキストまたはブール値で置き換えないとプロセスが一時停止し通常の画

面が表示されてこの値の入力を求められます Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用では

次のパラメータの値を指定する必要があります

minus ORACLE_HOME

これはパッチを適用するインストールが含まれる Oracle ホームディレク

トリのフルパスです

lowast サイレントパッチ適用の場合はOracleホームへのパスがあるエン

トリ ORACLE_HOME=ltValue_Requiredgt を更新する必要があります次を参照してください Linux x86 の場合ORACLE_HOME=privateoracleAppSrvHome

Microsoft Windows(32-Bit)の場合ORACLE_ HOME=

17

CprivateoracleAppSrvHome

このエントリを更新しない場合プロセスは失敗します

lowast 非対話型パッチ適用の場合このエントリを更新しないとインス

トーラが一時停止してFile Locations ダイアログが表示されます

534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する手順は次のとおりです

注サイレントパッチ適用中に使用中のファイルがある場合(ユーザー

がファイルを開いているなど)プロセスが終了することがあります終

了してしまった場合は開いているファイルを特定して対応するプロセ

スを停止する必要があります該当プロセスを停止後パッチの適用を再

度開始できます

1 製品のインストールメディアからレスポンスファイルのテンプレートを使用し

ているコンピュータにコピーします

2 コピーしたファイルに必要な変更を加えて保存します

3 dsaconfファイルを編集している場合はコピーを作成しますこのファイルは

パッチの適用中に上書きされます

4 アダプタを使用する場合はoc4j-raxmlファイルのコピーを作成しますこの

ファイルはパッチの適用中に上書きされます

5 パッチの適用を開始しますインストーラのresponseFileパラメータの値として

レスポンスファイルのパスとファイル名を指定しますサイレントインストー

ルの場合はsilentパラメータも指定します次のMicrosoft Windowsの例ではEはインストールメディアのドライブです

サイレントパッチ適用

minus Linux x86 の例 gt runInstaller -silent -responseFile absolute_path_and_filename

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

Egt setupexe -silent -responseFile absolute_path_and_filename

非対話型パッチ適用

minus Linux x86 の例 gt runInstaller -responseFile absolute_path_and_filename

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

Egt setupexe -responseFile absolute_path_and_filename

18

注Oracle Business Activity Monitoring101340 のサイレントパッチ適用

を実行するにはEDisk1BAMディレクトリから次のコマンドを実行し

ますEはインストールメディアのドライブです EDisk1BAMgt setup_bambat ltBAM Install Locationgt -silent

たとえばOracle BAMをCOracleBAMにインストールしている場合は

次のコマンドを使用してサイレントモードでパッチを実行します EDisk1BAMgt setup_bambat COracleBAM -silent

6 インベントリディレクトリ内のログファイルでエラーがないことを確認します

ログファイルは次のディレクトリにあります

minus Linux x86 の場合 oracle_inventory_pathlogsinstallActiontodays_date_timelogoracle_inventory_pathlogssilentinstalltimestamplog oracle_inventory_pathの値は次のファイルに格納されています varoptoracleoraInstloc

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

Coracle_inventory_pathlogsinstallActiontodays_date_time log Coracle_inventory_ pathlogsinstallActionsilentinstalltimestamplog oracle_inventory_pathの値は次のディレクトリにあります varoptoracleoraInstloc 前述の例ではファイルが置かれている場所がCドライブだと仮定しています

フ ァ イ ル の 場 所 を 判 定 す る に は レ ジ ス ト リ の

HKEY_LOCAL_MACHINESOFTWAREOracleinst_locエントリを確認します

ログファイル名の形式はinstallActionstodays_date_timelogです

7 現在のdsaconfファイルを手順 6 で作成したコピーで置き換えます

8 oc4j-raxmlファイルを手順 4 で作成したコピーで置き換えます

54 クラスタ環境にパッチセットを適用する Oracle Application Server 10g Release 3(101300)10g Release 3(101310)10g Release 3(101320)または 10g Release 3(101330)クラスタトポロジを管理している

場合はクラスタ内の各アプリケーションサーバーインスタンスに Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用できます次の手順を参照

してください

参照ESB Runtime インスタンスの構成の詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

1 第 2 項このパッチセットについてで更新しているリリースに該当する情報を

確認します たとえばパッチセットを 10g Release 3(101300)の環境に適用している場合

は第 211 項パッチセットを 10g Release 3(101300)Oracleホームに適用す

19

るときの注意点を確認してください

2 クラスタ内の 1 つのアプリケーションサーバーインスタンスにパッチセット

を適用するには第 51 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用するに記載されている説明に従います

3 パッチを適用後新たにパッチを適用したインスタンスが稼働中であることを確認

します たとえばApplication Server Control Console に移動して新たにパッチを適用した

インスタンスがクラスタのメンバーとして表示されていることを確認します該当

のインスタンスが稼動していることを確認してアプリケーションサーバーの

ホームページまたはそのインスタンスの OC4J ホームページにドリルダウンしま

4 第 6 項適用後のタスクに記載されている自分の環境に当てはまるタスクを実行し

ます

5 クラスタ内の残りのアプリケーションサーバーインスタンスに対して手順 2~4 を繰り返します

注10g Release 3(101300)クラスタにパッチを適用している場合は

10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Fusion Middleware Upgrade Guide for Enterprise Deployments』で詳細を確認してく

ださい

55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメ

ントトポロジにパッチセットを適用する この項では最小の停止時間で10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジに適用する方法について

説明しますパッチの適用中にインストーラによって Oracle ホーム内のすべてのコン

テナにパッチが適用されます

551 このパッチセットを適用する前に パッチセットを適用する前に『Oracle Application ServerG エンタープライズデプ

ロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』の情報を確認してください

パッチの適用手順では以下のことが前提となっています

『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリー

ス 3(101310)』に説明されている 10g Release 3(101310)mySOACompanyトポロジにパッチを適用していること

10g Release 3(101310)mySOACompany トポロジにはスタンドアロンの Oracle BPELOracle ESBおよび Oracle WSM インストーラを使用して作成した Oracleホームだけが含まれていること統合された Oracle SOA Suite インストーラを実行

してOracleホームを作成し未使用のコンポーネントを無効にしている場合でも

この手順に従う必要がありますただし有効なコンポーネントに適用されるすべ

てのアプリケーション層の手順を実行してからパッチを適用する必要があります

詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメント

ガイド』の第 3 章mySOACompany の Web 層とアプリケーション層のインストー

ルと構成を参照してください

20

すべてのOracleホームおよびトポロジ内のすべての oraInventory情報のフルバッ

クアップを取っていること詳細については『Oracle Application ServerG 管理者

ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

552 パッチセットを適用する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)mySOACompanyエンタープライズデプロイメントトポロジに適用する手順は以下のとおりです

1 BPEL 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のアッ

プグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示されたら

ORABPEL ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

2 Oracle ESB 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次

のアップグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示された

らORAESB ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

3 最初にパッチを適用する中間層のインスタンスを 1 つ選択します選択できるの

はBPELESB Runtime(ESBR)または ESB Design Time(ESBD)インスタン

スです

4 次の手順を実行してパッチを適用しているインスタンスのルーティング ID を変

更しますこの変更により新たな HTTP 要求の受入れが拒否されインスタンス

による不要なプロセスの実行が回避されます

a opmnxmlファイルのバックアップコピーを作成しますORA-HOME1

ORA-HOME2またはORA-HOME3に対応するORACLE_HOMEの値(『Oracle

21

Application ServerGエンタープライズデプロイメントガイド』を参照)

はパッチを適用しているインスタンスによって異なります次に例を示

します cp ORACLE_HOMEopmnconfopmnxml ORACLE_

HOMEopmnconfopmnxmlbackup

b opmnxmlファイルを編集してパッチを適用しているインスタンスのルー

ティングIDを変更しますたとえばOC4J_SOAインスタンスにパッチを適

用している場合はルーティングIDを指定する行を追加します次の例の

太字部分を参照してくださいこのインスタンスではOracle BPELOracle ESBまたはOracle WSMを実行できます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=OC4J_SOA module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-parametersgt

ltdata id=routing-id value=Ygt

注ハードウェア LBR を変更するのではなくルーティング ID を使用し

て OC4J へのルーティングを回避することを推奨しますLBR 構成を変更

する場合Oracle HTTP Server へのルーティングだけを回避することにな

ります構成内にあるほかの Oracle HTTP Server のインスタンスはパッ

チを適用している OC4J へのリクエストをクロスルーティングできます

この方法は新たな HTTP リクエストの実行を阻止しますそのほかの起

動しているサービス(JMS など)はコンテナが停止するまで稼動し続け

ます

5 ESB Design Time(ESBD)インスタンスだけの場合 opmnxmlファイルを編集してサービスフェイルオーバー構成を削除しますこ

れでインスタンスがESBDに対して非アクティブ-パッシプな構成に戻りますた

とえばファイルに以下のエントリが含まれている場合

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J service-failover=1

status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgt

次のように修正します

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUP numprocs=1gt

6 パッチを適用しているインスタンスのデータベース情報を変更しますこれで

パッチを適用している間にSOA コンポーネントからデータベースにトランザク

22

ションが渡るのを防げます

a パッチを適用しているインスタンスのORACLE_HOMEでdata-sourcesxmlの

バックアップコピーを作成します次に例を示します

cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup

b datasourcesxmlファイルを編集して存在しないデータベースを指すよ

うにしますこれをおこなう方法としてはデータベースのポート番号を

意図的に正しくないポート番号に変更する方法がありますたとえばデー

タベースポート 1521 を使用している場合はすべての参照をポート 1522に変更します次の例の太字部分を参照してください ltconnection-factory

factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource

url=jdbcoraclethin

(DESCRIPTION=(ADDRESS_LIST=(LOAD_BALANCE=on)

(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)

(HOST=dehydusoraclecom)

(PORT=1522)))

(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=orcl)))

user=oraesb password=-gtesb_passwordgt

7 opmnxmlファイルにnumprocs=1を設定します

8 パッチを適用しているインスタンスを停止しますそのほかのインスタンスは実行

したままにできます

注継続中の HTTP 同期リクエストはすべて停止することを推奨します

停止操作では正常に停止するためにJMS コールなどのそのほかの種類

のリクエストは考慮されません

9 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を Oracle ホームに適用します

10 パッチを適用する前にインスタンス内の使用していないすべての SOA コンポー

ネントを無効にします無効にしない場合インスタンスを再起動するとそれら

のコンポーネントも起動します たとえばOracle ESB を使用していない場合はASControl から「ClusterTopology」「Applications」「Stop」の順に選択して ESB サービスを停止できます

11 インスタンスのルーティングIDを元の値に戻します次に例を示します ltdata id=routing-id value=g_rt_idgt この場合元の値はopmnxmlファイルのバックアップコピーに基づき決められま

すこの手順は手順bで説明したプロシージャとは反対のものです

12 ESB Design Time インスタンスの場合は次の 2 つの手順を実行して OPMN サービ

スのフェイルオーバーを有効にします

a OC4J_ESBDTのprocess-typeタグにservice-failover=1を追加します

b ESBDT_GROUPのprocess-setタグからnumprocs=1を削除しますつまり

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgtを元の値ltprocess-set id=

23

ESBDT_GROUP numprocs=1gtに戻します

13 opmnxmlファイルのnumprocの値を元の値に戻します

14 インスタンスデータのソース構成を手順 6 で作成したdata-sourcesxmlのバッ

クアップコピーをリストアして元の状態に戻します cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup ORACLE_

HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

15 インスタンスを再起動します

16 そのほかのBPELESB Runtime(ESBR)およびESB Design Time(ESBD)インス

タンスに対して手順 3~15 を繰り返し1 度に 1 つのORACLE_HOMEにパッチを適用

します

56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用中は

Available Product Components 画面が表示されますパッチの適用を続行するにはコ

ンポーネントツリーを展開してパッチを再適用するためにすべてのコンポーネント

を手動で選択する必要がありますこの選択をおこなわないとOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用に失敗します

6 適用後のタスク この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

適用後のタスクについて説明します以下のトピックが含まれます

第 61 項フルバックアップを実行する

第 62 項PHPを有効にする

第 63 項JDKをRelease 142 にリストアする

第 64 項BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する

第 65 項カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイ

する

第 66 項Java Single Sign-Onを有効にする

第 67 項Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをデプロイする

第 68 項WSILアプリケーションを手動でデプロイする

第 69 項Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する

第 610 項Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する

第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする

第 612 項Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク

第 613 項HTTP TRACEのサポートを無効にする

第 614 項Oracle BAM 101340 をアンインストールする

61 フルバックアップを実行する パッチセットをインストールしたらOracle Application Server 環境のフルバックアッ

24

プを実行する必要がありますバックアップを取ることで新たにパッチを適用した環

境をリストアできるようになります

また10g Release 3(101300)環境にパッチを適用する場合以前のバックアップは

10g Release 3(101320)Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリツー

ルでは使用できません

参照Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリの詳細について

は『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』のバックアップとリカバリの

概要を参照してください

62 PHPを有効にする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

PHP を有効にする必要がありますPHP を有効にする手順は次のとおりです

1 Oracle HTTP Serverのhttpdconf構成ファイルに以下の変更を加えます

a Oracle HTTP Serverの構成ファイルを検索して開きます Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf

b コメント文字()を使用して次のPHP 40ディレクティブをコメントにし

ます Linux x86 の場合 LoadModule php4_module libexeclibphp4so AddModule mod_php4c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php4_module modulesphp4apachedll AddModule mod_php4c

c 次のPHP 50 LoadModuleディレクティブを追加します Linux x86 の場合 LoadModule php5_module libexeclibphp5so AddModule mod_php5c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php5_module modulesphp5apachedll AddModule mod_php5c

d 次のAddTypeディレクティブを追加します AddType applicationx-httpd-php php php5 AddType applicationx-httpd-php-source phps

e httpdconfファイルを保存して閉じます

2 PHPRC環境変数をphp5iniファイルを指すように設定します

minus Linux x86 の場合 setenv PHPRC ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

25

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 set PHPRC = ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

63 JDKをRelease 142にリストアする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

JDK を Release 142 にリストアする必要があります手順は次のとおりです

1 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを停止

します

2 第 512 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

適用する で変更したOC4Jインスタンスのopmnxmlファイル内にあるltdata id=java-optionsgt要素から-XXAppendRatio=3の行を削除します

3 ID属性がjava-binであるltdatagt要素にJavaシステムプロパティを設定します編集

後のファイルは次のように表示されます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-bin value=myhostjdk142binjava gt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt

4 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを再起

動します

64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する data-sourcesxml フ ァ イ ル を 編 集 し て JDBC factoryClass パ ラ メ ー タ を

oraclejdbcOracleDriver か ら BPELPM_CONNECTION_POOL パ ラ メ ー タ の

oraclejdbcpoolOracleDataSourceに変更しますファイルの設定は次の例の太

字で示されている部分のようにする必要があります ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource url=jdbcoraclethinscotttigerstadd141521db5617gt

data-sourcesxml ファイルは直接または Oracle Enterprise Manager を使用(『Oracle Containers for J2EEG リソースアダプタ管理者ガイド』を参照)して編集できます

65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを

再デプロイする カスタムセキュリティ設定(Oracle Single Sign-On を使用するなど)を使用してアプ

リケーションを構成している場合10g Release 3(101340)を適用後にアプリケーショ

ンを再構成して再デプロイする必要があります

26

66 Java Single Sign-Onを有効にする 10g Release 3(101330)をOracle Application Server 10g Release 3(101300)のインス

トールに適用する場合はjaznxmlファイルを編集してJava Single Sign-Onを有効にす

る必要がありますjaznxmlファイルを編集したらインスタンスを再起動します

詳細については『Oracle Containers for J2EEGセキュリティガイド 10g(101310)』

の第 14 章OC4J Javaシングルサインオンを参照してください

67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする 10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてパッチセットを適用する前

に Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをアンデプロイした場合はパッチセッ

トを適用後にそれらのアプリケーションを再デプロイする必要がありますアプリケー

ションをデプロイする手順は次のとおりです

1 Application Server Control Console にログインします

2 アプリケーションが特定の OC4J インスタンスにデプロイされる場合はその OC4Jインスタンスの OC4J ホームページに移動しますアプリケーションがグループに

デプロイされる場合はそのグループのページに移動します

3 「Applications」をクリックします

4 「Deploy」をクリックして画面の指示に従います詳細な情報が必要な場合は

「Help」をクリックしてください

68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする Oracle Application Server 10g Release 3(101310)以降ではWeb Services Inspection Language(WSIL)がサポートされていますWSIL を使用するとインスタンスにデプ

ロイされているすべての Web サービスを確認できます

10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてWSIL を利用する場合は手

動でデプロイする必要がありますWSIL アプリケーションをデプロイする手順は次の

とおりですこの手順はOC4J のインスタンスが実行していることを前提としていま

1 Application Server Control Console にログインします

2 OC4J ホームページで「Administrations」をクリックしますこれでデプロイ

されているアプリケーションの一覧を確認できます

3 「Deploy」をクリックしてDeploy Select Archive ページを表示します

4 Deploy Select Archive ページで以下の手順を実行します

a Application Server Controlを実行しているサーバーにすでに存在するアーカ

イブを選択します

b 次のwsil-iasearファイルのパスを入力します webserviceslibwsil-iasear

c 「Next」をクリックしてDeploy Application Attributes ページを表示します

5 Deploy Application Attributes ページで以下の手順を実行します

a Application Name フィールドに WSIL アプリケーションの名前を入力します

b Parent Application がデフォルトに設定されていることを確認します

c Bind Web Module to Site がデフォルトの Web サイトに設定されていることを

確認します

27

d Context Root がinspectionwsil に設定されていることを確認します

e 「Next」をクリックしてDeploy Deployment Settings ページを開きます

6 「Next」をクリックしてWSIL アプリケーションをデプロイしますConfirmation Page にWSIL アプリケーションのデプロイが成功したことが示されます

7 これで次のWebアドレスからWSILアプリケーションにアクセスできます httphostnameportinspectionwsil このURLではhostnameはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのホスト名portはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのポート番号です

69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する Oracle Enterprise Service Bus をインストールしていて中間層のインストールのいずれ

かをホストしているマシンの IP またはホスト名をクローンまたは変更する場合は次

の手順を実行する必要があります

参照Oracle Enterprise Service Bus サービスの更新方法の詳細については

『Oracle Application ServerG 管理者ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照

してください

1 次のスクリプトを実行してOracle ホームとシステム変数を設定します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptsh

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptbat

2 スクリプトを実行したコマンドラインウィンドウで次のコマンドを実行して

Oracle Enterprise Service Busサービスをエクスポートします ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベースサー

ビス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次のよ

うになります ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

28

3 オペレーティングシステムを更新してホスト名ドメイン名またはその両方

を正しい名前に変更します

4 オペレーティングシステムに必要な場合はホストを再起動します

5 ネットワーク内の別のホストからそのホストに Ping を発行できることを確認しま

すすべてが正しく解決されるように新しいホスト名を使用して Ping を発行して

ください

6 esbparampropertiesファイルを次のように編集します

minus IPアドレスまたはホスト名を変更している場合はDT_OC4J_HOSTプロパ

ティを新しいホスト名に変更しますたとえば新しいホスト名が

newhostexamplecomの場合はプロパティの値は次のようになります DT_OC4J_HOST=newhostexamplecom

minus ローカルマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HTTP_PORT を更新

して新しいポートにします

minus リモートマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HOST プロパティを

新しいホスト名にDT_OC4J_HTTP_PORT プロパティを新しいポートに更新

します

7 手順 2 で使用したのと同じコマンドラインウィンドウから次のコマンドを実行します

ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベース

サービス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次

のようになります ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=PASSWORD

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

8 各 Oracle ホームで次のコマンドを実行してホストにあるすべての中間層のインス

タンスを起動します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

29

9 この手順の最初の段階でOracle Application Server を自動的に開始するために無効

にしたプロセスがある場合はそれらを有効にします

10 サービスが ESB コンソールに一覧表示されておりアプリケーションが正常に稼動

していることを確認します

610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを

実行する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールしたらWebCenter アプ

リケーション用に作成したすべての OC4J インスタンスに対して ADF インストーラを

実行する必要がありますADF インストーラを実行しない場合ユーザーのカスタム

アプリケーションは ADF の最新の共有ライブラリにアクセスできません

ADF インストーラの実行方法の詳細については『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development Framework のための Fusion 開発者ガイド』の第 2921項ADFランタイムライブラリのインストールを参照してください

611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする このパッチで利用可能なすべてのバグ修正プログラムを確実に適用するにはOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したあとでOracle ADF アプリケーションを移行して再デプロイする必要がありますアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする手順は次のとおりです

1 Oracle Technology NetworkからOracle JDeveloper 101330 をダウンロードします

OTNのアドレスは次のとおりです httpwwworaclecomtechnologyindexhtml

2 ワークスペースを次の手順で移行します

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 と同じシステムにイ

ンストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「Yes」をクリックして101320 JDeveloper ビルドの system フォルダをポイントしますこれでJDeveloper 101340 へのデータベース接続をはじめとしたユーザー設定が移行されます

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 とは異なるシステム

にインストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「No」をクリックします(この場

合データベース接続は Oracle JDeveloper 101340 に移行されません

JDeveloper 101320 ではデータベース接続は IDEConnectionsxml に格納さ

れておりこのファイルはOracle JDeveloper systemディレクトリにあります

そのためOracle JDeveloper 101340 から Oracle JDeveloper 101320 のデー

タベースの接続にアクセスするにはsystem ディレクトリを移行する必要が

あります)Oracle JDeveloper 101320 のインスタンスから任意の Oracle ADFアプリケーションのワークスペースを Oracle JDeveloper 101340 の環境にコ

ピーしてアプリケーションワークスペースを開きますDo you want to migrate the workspace from a previous versionのプロンプトが表示されたら

「Yes」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle ADF アプリケーションを新しい EAR ファイ

ルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

30

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle Application Development Framework 開発者ガイド』

を参照してください

612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後はOracle WebCenterアプリケーションを使用する前に以下のタスクを実行する必要があります

第 6121 項JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする

第 6122 項移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義

する

第 6123 項10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタ

マイゼーションをコピーする

第 6124 項Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行

する

第 6125 項Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用した

アプリケーションを移行する

第 6126 項OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を

再構成する

第 6127 項101340 の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する

6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプ

リケーションを移行および再デプロイする JCR データコントロールを使用してOracle WebCenter アプリケーション内の分散し

たコンテンツを統合および公開している場合はOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後コンテンツリポジトリにアクセスできる

ことを確認するために以下の手順を実行する必要があります

1 第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイするの手順 1 と 2を実行します

2 次の手順を実行してアプリケーションサーバーの接続を作成します

a Connections Navigator で「Application Server」を右クリックして「New Application Server Connection」を選択します

b Welcome ページが表示されている場合は「Next」をクリックして Type ペー

ジを表示します

c Connection Name フィールドで接続の名前を指定します

d Connection Type リストから「Standalone OC4J 10g 1013」を選択します

e 「Next」をクリックしてAuthentication ページを表示します

f OC4J インスタンスへの認証に使用するユーザー名とパスワードを指定します

g 「Next」をクリックしてConnection ページを表示します

h OC4J インスタンスにアクセスするために使用するホスト名とポート番号を指

定しますOC4J インスタンスが Oracle JDeveloper と同じコンピュータにイン

ストールされている場合はlocalhost をホスト名として指定します

i 「Finish」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle WebCenter アプリケーションを新しい EAR ファ

31

イルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照して

ください

注最初に新しいアプリケーションサーバーの接続を Oracle WebCenterアプリケーションと関連づける必要があります関連づけるには次の手

順を実行します

1 Resources ノードでOracle WebCenter アプリケーション用に作成した

デプロイメントプロファイルを右クリックします

2 WAR Deployment Profile Properties ダイアログボックスの左側のペイ

ンで「Platform」を選択しTarget Connection で作成したアプリケー

ションサーバーの接続を選択します

3 「OK」をクリックします

6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を

再定義する アプリケーションを 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に移行する場合セ

キュリティで保護されたページの認可情報はアプリケーションと一緒に移行されませ

んそのためアップグレードする前にアプリケーションの ADF セキュリティを定義

していた場合は10g Release 3(101340)のインスタンスでページのアクセス権限を

再定義する必要があります実行する手順については『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレッ

トカスタマイゼーションをコピーする Preconfigured OC4J にデプロイされた PDJ-Java ポートレットに対して作成したカスタマ

イザーションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますそのためOracle Application Server インスタンスを 10g Release 3(1013)Patch Set 2(101320)から 10g Release 3(101340)にパッチを適用する場合は10g Release 3(1013)Patch Set 2

(101320)用に作成したカスタマイゼーションは利用できませんこれらのカスタマ

イゼーションを 10g Release 3(101340)の環境で利用できるようにする場合は次の

手順を実行する必要があります

1 portlet-client-deployjarファイルを使用してカスタマイゼーションをエクス

ポートします カスタマイゼーションをエクスポートおよびインポートする手順については

『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

2 EARファイルでportlet-client-deployjarファイルを再実行してカスタマイ

ゼーションをインポートします

3 OC4J_WebCenter インスタンスを再起動します

6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケー

ションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して No を選択した場合は

このタスクを実行します

Preconfigured OC4J にデプロイされたポートレットに対して作成したカスタマイゼー

ションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますOracle JDeveloper の以前

32

のリリースから移行していない場合は以前のインストールで作成したポートレット

カスタマイゼーションは新しい Oracle Jdeveloper のインストールでは利用できません

これらのカスタマイゼーションを利用したい場合は新しい Oracle JDeveloper のインス

トールのアプリケーションにカスタマイゼーションを手動でコピーする必要があります

OmniportletWebClippingWSRPおよびPDKサンプルポートレット用に作成したカ

スタマイゼーションは以前のJDeveloper_ homeportalportletdataディレクトリ

から新しいOracle JDeveloperのインストールに手動でコピーできますPreconfigured OC4JにデプロイしたカスタムPDK-Javaポートレットがある場合は『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のポートレットプリファレンスストア移行ユーティリティ

を参照してポートレットプリファレンスストア移行ツールを使用してこれらの

カスタマイゼーションを保存する方法を確認してください

6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレッ

トを使用したアプリケーションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して Yes を選択した場合は

このタスクを実行します

この場合Preconfigured OC4J にデプロイした大部分のポートレットに対するカスタマ

イゼーションはOracle JDeveloper の移行全体の一環として自動的に移行されますた

だしPDK-Java ポートレット用に作成したカスタマイゼーションは101340 のイン

スタンスに手動でコピーする必要がありますポートレットプリファレンスストア

移行ツールを使用してそのほかの PDK カスタマイゼーションを保存する方法について

は『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』のポートレットプリファレンス

ストア移行ユーティリティを参照してください

6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキ

シ設定を再構成する アプリケーションに OmniPortlet および Web クリッピングポートレットが含まれてい

る場合Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

後それらのポートレットのプロキシ設定を再構成する必要があります10g Release 3(101320)のインスタンスからはプロバイダ構成情報が移行されないのでこの再構

成はかならずおこなう必要があります

OmniPortlet および Web クリッピングプロデューサの HTTP プロキシ設定の構成方法

については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』の付録そのほかのポート

レット構成を参照してください

6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクス

ポートEARファイルを再作成する Oracle WebCenter アプリケーションを10g Release 3(101320)環境から 10g Release 3

(101340)環境に転送しており事前デプロイメントツールを使用してカスタマイ

ゼーションをエクスポートしエクスポート EAR ファイルを作成する場合jspx ペー

ジもエクスポートされます

Oracle JDeveloper 10g Release 3(101340)を使用するアプリケーションの移行中に jspxページに変更を加えアプリケーションをデプロイして10g Release 3(101320)で

作成したエクスポート EAR ファイルからカスタマイゼーションをインポートする場合

Oracle JDeveloper でおこなったページの変更内容は失われます編集したページが上書

きされるのを避けるにはportlet-client-deployjar ファイルの 10g Release 3(101340)バージョンを 10g Release 3(101320)のインストール環境にコピーし10g Release 3(101340)の事前デプロイメントツールを使用してエクスポート EAR ファイルを再

33

作成する必要があります

事前デプロイメントツールを使用してカスタマイゼーションをエクスポートおよび

インポートする手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照

してください

613 HTTP TRACEのサポートを無効にする HTTP TRACE メソッドはTRACE レスポンスのエンティティボディ内にあるクライア

ント HTTP からリクエストされたコンテンツを返しますこの動作によりリクエスト

の HTTP ヘッダーに含まれている Cookie や認証データなどの機密情報は攻撃を受けや

すくなります

この問題を回避するにはApache mod_writeモジュールを使用してHTTP TRACEリク

エストを拒否するかサイトの要件とポリシーを満たすのに必要なメソッドだけを許可

するようにします次の追加の構成情報をApache HTTP Serverの構成ファイルに追加し

ます RewriteEngine On RewriteCond REQUEST_METHOD ^TRACE RewriteRule - [F]

614 Oracle BAM 101340をアンインストールする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)Business Activity Monitoringをアンインストールする場合は適用後のタスクを実行する必要があります

このプロセスにはOracle BAM 101340 パッチセットのアンインストールと Oracle BAM 101330 のリストアが含まれます

これらの手順を実行するとOracle BAM 101340でおこなった変更はすべて失われます

Oracle BAM 101340 をアンインストールしてOracle BAM 101330 をリストアする

手順は次のとおりです

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 「コントロール パネル」「プログラムの追加と削除」の順にクリックしてOracle BAM アプリケーションを削除しますActive Data Cache データベースは削除されま

せん

3 ホストマシンを再起動します

4 SQLPlus コマンドを使用してActive Data Cache に使用したデータベースアカウ

ントに対する権限を(必要な場合はOracle Enterprise Link for BAM のデータベー

スアカウントも同時に)削除再作成およびリセットします

5 Oracleデータベースツールを使用してOracle BAM 101330 Active Data Cacheデータベーススキーマのバックアップをリストアしますこのバックアップは

Oracle BAM 101340 Patch Setをインストールする前に第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境をバックアップするで作成し

たものです Oracle Data Pump Impdpユーティリティを使用してBAM Active Data Cache DatabaseおよびOracleデータベースにあるOracle Enterprise Link for BAMリポジトリをリスト

アします

6 Oracle BAM 101330 環境を再インストールします インストール中にActive Data Cache および Oracle Enterprise Link for BAM リポジ

トリの「Build」または「Upgrade」オプションの選択を解除できます

7 ホストシステムを再起動します

8 Oracle BAM 101330 のバックアップを作成中にConfigFilesBackupファイルお

よびイメージディレクトリを元の場所から移動している場合はそれらをリスト

34

アします変更したOracle Enterprise Link for BAM Data Flow Serviceの設定もリスト

アします

7 既知の問題 以下の各項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の既知の問題について説明します

第 71 項Webサービスとクライアント間の非互換性

第 72 項EJB 30 に基づくWebサービス

第 73 項Oracle HTTP Server 1012 を使用する際にWebモジュールおよびWebサー

ビスをテストする

第 74 項bc4jearファイルのファイル名の変更

第 75 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

複数回適用する

第 76 項パッチ適用時のメッセージ

第 77 項OC4Jトランザクションのサポート

第 78 項パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する

第 79 項高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ

第 710 項TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示され

ない

第 711 項Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ

第 712 項シャットダウン時のBPELエラーメッセージ

第 713 項OC4J_WebCenterインスタンスログエラー

第 714 項BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示

第 715 項パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログ エラー

第 716 項Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)

第 717 項ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプ

タで失敗する

第 718 項パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される

第 719 項アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない

71 Webサービスとクライアント間の非互換性 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用したあとは以下の点に注意してください

Web サービスを再生成して再デプロイする場合は生成した WSDL に変更が加え

られます

10g Release 3(101300)クライアントをサービスに使用するとコンパイラエ

ラーで通信に失敗します これらの問題は次の方法で対処できます

Web サービスの EAR ファイルは再アセンブルしないでくださいWSDL は変更さ

れずクライアントは引き続きサービスと通信することができます

WebサービスのEARファイルを再生成する必要がある場合はクライアントを再生

成してラッパーを使用するクラスの名前に接尾辞Elementを追加しますこれ

はunwrapParametersがfalseに設定された状態でアセンブルされたラッパー

クラスをクライアントが使用することが前提となっています

35

72 EJB 30に基づくWebサービス Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用しEJB 30 でアセンブルした Release 3(101300)Web サービ

スを使用する場合サービスを再デプロイすると WSDL が変更されますこの場合

クライアントコードを再生成してサービスと通信できるようにする必要があります

73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュール

およびWebサービスをテストする Oracle Enterprise Manager Application Server Control にはテストページがありこのペー

ジを使用してアプリケーションサーバー環境にデプロイした Web モジュールおよ

び Web サービスをテストできますほとんどの場合テストページにはユーザー

の環境に現在設定されているWebサイトとポートの一覧が表示されますWebモジュー

ルまたは Web サービスの URL をテストする際には使用する Web サイトをこの一覧

から選択できます

参照Enterprise Manager のオンラインヘルプのTesting a Web Serviceおよび

Overview of Managing Web Modules

Oracle HTTP Server 10g Release 2(1012)を OC4J に対するフロントエンドとして使

用している場合テストページの Discovered Web サイトの一覧には何も表示されない

ことがありますこの場合Application Server Control を使用してWeb モジュールま

たは Web サービスの URL をテストすることはできません代わりに新しいブラウザ

ウィンドウを開いてブラウザのアドレスフィールドに Web モジュールまたは Webサービスの URL を入力します

参照10g Release 2(10132)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』のOracle Application Server 1013 での Oracle Application Server 1012 の構成

74 bc4jearファイルのファイル名の変更 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)はbc4jearファイルを使用しこ

のファイルをデフォルトのホームインスタンスにデプロイしますOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は新たに作成されたイ

ンスタンスのデフォルトのファイル名はdatatagsearになりますファイルのコンテ

ンツや機能は変わりません

75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は再

度パッチを適用しないでください再度適用するとエラーになる場合がありますた

とえばオラクルでは次のシナリオはサポートしていません

1 J2EE およびWebserverオプションを設定してOracle Application Server 10g Release 3(1013)をインストールする

2 Oracle Enterprise Service Bus 10g(101310)のスタンドアロン中間層をインストー

ルする

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

4 Oracle BPEL Process Manager 10g(10131)のスタンドアロン中間層または Oracle Web Services Manager 10g(10131)中間層をインストールする

36

5 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用して

Oracle BPEL Process Manager を 10g Release 3(101340)にアップグレードする

76 パッチ適用時のメッセージ パッチの適用中には以下のエラーメッセージが表示されることがあります

Oracle Internet Directory 10g Release 2(101202)インフラストラクチャに関連づけ

られているスタンドアロンのOracle Containers for J2EEのインスタンスがあるシス

テムにパッチを適用する場合パッチの適用中にOC4J管理者のパスワードの入力

を求めるプロンプトが表示されると次のメッセージが表示されることがあります The operation is unsupported

このメッセージは無視してください

stopallコマンドを使用してOPMNプロセスを停止している間に次のメッセージ

が表示されることがあります

Error

--gt Process (index=1uid=1998741206pid=13253) time out while waiting

for a managed process to stop Log exampleproduct1013OracleAS_3

opmnlogsdefault_group~oc4j_owsm ~default_group~1log opmnctl

graceful stop of processes failed trying forceful shutdown

このメッセージは無視してください

77 OC4Jトランザクションのサポート Oracle Application Server 10g Release 3(101310)の OC4J トランザクションマネージャ

にはRecoverable Last Resource Commit(RLRC)と呼ばれる機能が含まれていますこ

の機能はLast Resource Commit(LRC)トランザクションに対する強化されたリカバリ

メカニズムを提供しトランザクションの全体的なパフォーマンスを向上します

RLRC ではデータベース表を使用してトランザクション ID のコミットレコード

が保持されますこのため中間層内の OC4J トランザクションログにコミットレ

コードを保持する必要がなくなりますコミットレコードの書込みは 2 段階のコミッ

トプロセスにおけるパフォーマンスコストの大部分を占めます

注現在 RLRC は非 XA リソースがデータベースである場合のみ利用で

きますさらにコミットレコードはデータベース内に保持されるため

RLRC トランザクションなどのリカバリが必要な場合にはこのデータ

ベースにアクセスできる必要があります

RLRC 機能の設定手順は次のとおりです

1 サーバーが稼動している場合は停止します

2 コミットレコードを保持するデータベースに接続し次のSQLスクリプトを実行

して必要なスキーマをインストールします J2EE_HOMEdatabasej2eejtaoraclelast_resource_commitsql

37

3 J2EE_HOMEconfigdata-sourcesxmlファイルを開きますコミットレコード

のデータベースにアクセスするための接続プールを編集または作成してコネク

ションファクトリ要素の一部としてcommit-record-table-name属性を指定します 次に例を示します

[] ltconnection-pool name=Example Connection Pool num-cached-statements=10gt ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource user=scott password=password url=jdbcoraclethinmyServer5521main commit-record-table-name=scottOC4J_TX_RLRC_LOGgt ltproperty name=connectionCachingEnabled value=falsegt ltproperty name=implicitCachingEnabled value=truegt ltproperty name=maxStatements value=50gt ltconnection-factorygt ltconnection-poolgt []

注commit-record-table-name属性の名前に指定する値は完全修飾さ

れている必要があり指定するユーザー資格証明にはこの表に対する

deleteおよびselect権限が必要です

4 (オプション)J2EE_HOMEconfigtransaction-managerxmlファイルを開き

RLRC機能の実行時の動作を変更します 次に例を示します [] ltcommit-coordinatorgt ltmiddle-tiergt ltrecovery retry-interval = 300 rlrc-min-purge-interval=10 rlrc-purge-size=1000gt ltmiddle-tiergt ltcommit-coordinatorgt [] この例では次のパラメータが使用されています

nrlrc-purge-intervalはデータベース内でコミットレコードのバッチパー

ジがおこなわれる間隔(ミリ秒単位)です

nrlrc-purge-sizeはデータベース内でコミットレコードのバッチパージ

がおこなわれる間に削除されるバッチのサイズです

78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する 10g Release 3(101310)Oracle ホームにパッチを適用し10g Release 3(101310)Oracle ホームのインストール時に次のインストールオプションを選択している場合

Application Server Control Console を表示できないことがあります

Advanced Install オプションを選択している

インストールのタイプとしてJ2EE Server Web Server and SOA Suite を選択して

いる

Administrator OC4J インスタンスとして機能するようにインスタンスを構成している

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のインストール中にこれらのオプショ

ンをすべて選択している場合インストール完了後Application Server Control Consoleが表示されないことがまれにありますこの問題は10g Release 3(101340)パッチ

38

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

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10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

注既存の Oracle BAM 101330 環境のバックアップを取ってからOracle BAM 101340 Patch Set をインストールしてくださいOracle BAM 101340 Patch Set はアンインストールできずスキーマがバージョン

101340 にアップグレードされるとOracle BAM Active Data Cache デー

タベースをダウングレードすることもできません

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 すべてのカスタマイズした構成ファイルイメージファイルおよびデータベー

スファイルのバックアップを取ります Oracle BAM構成ファイル(変更されている可能性あり)はOracle BAMをアンイ

ンストールすると次のフォルダに保存されます ORACLE_HOMEConfigFilesBackup このフォルダはOracle BAMをアンインストールしても削除されませんただし

ファイルを別の場所に移動することは可能です さらにレポートまたはビューがバックグラウンドでイメージファイルを使用す

る場合imagesフォルダのバックアップを取る必要がありますOracle BAMをア

ンインストールするとimagesフォルダもORACLE_HOMEBAMimagesフォルダに保

存されます

3 Oracle データベースツールを使用してOracle BAM Active Data Cache データベー

スのフルバックアップを作成します

4 Oracle Enterprise Link for BAM をインストールしている場合はEnterprise Link Data Flow Service のすべての設定をメモします

注binary_doubleのサポート問題を回避するにはOracle Database Data Pumpのexpユーティリティではなくexpdpユーティリティを使用します

522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インス

トールにパッチセットを適用する

注Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)ではOracle BAM は Microsoft Windows(32-Bit)でのみ利用できます

Oracle BAM 101340 でサポートされているプラットフォームについて

は『10134 Release Notes and New Features document』の Oracle BAM の

項を参照してください

パッチセットの適用手順は次のとおりです

1 DOS コマンドウィンドウを開きます

2 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)メディアの

Disk1 を挿入するか解凍したパッチセットソフトウェアを含むディレクトリ

のDisk1bamサブディレクトリに移動します

3 次のように入力してsetup_bambatファイルを実行します setup_bambat BAM_location

15

BAM_locationのデフォルト値はCOracleBAMです

Oracle BAM が複数のマシンにデプロイされている場合はサーバーボックスごとに

Oracle BAM パッチインストーラを実行する必要があります

53 サイレントおよび非対話型パッチの適用

この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

サイレントまたは非対話型で適用する方法について説明します

1 台以上のコンピュータに対して同様の適用をおこなう場合はサイレントパッ

チ適用を使用しますサイレントパッチ適用ではコマンドラインを使用して

リモートでパッチを適用することもできます

特定の画面を確認したいまたは一部の情報を対話形式で入力したい場合は非対

話型パッチ適用を使用します

サイレントまたは非対話型パッチ適用をおこなうにはインストーラにレスポンス

ファイルと呼ばれるテキストファイルを提供しますインストーラはレスポンス

ファイル内の変数およびパラメータ値を使用してインストーラのプロンプトの一部ま

たはすべてに応答します

この項には以下のトピックが含まれています

第 531 項サイレントインストール

第 532 項非対話型インストール

第 533 項レスポンスファイル

第 534 項サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する

531 サイレントインストール サイレントインストールの場合インストールを監視する必要はありません情報を

入力することはなく監視するためのグラフィカルユーザーインタフェースもあり

ません

サイレントインストールをおこなうにはインストーラにレスポンスファイルを提

供してコマンドラインで-silentフラグを指定します

532 非対話型インストール 非対話型インストールの場合インストーラには通常のインストールと同様グラフィ

カルユーザーインタフェースが表示されます特定のインストーラプロンプトに

対するエントリがレスポンスファイルに存在しない場合はユーザーがインストール

中に応答する必要があります

533 レスポンスファイル レスポンスファイルはパッチセットを適用する前に作成する必要がありますまた

任意のテキストエディタを使用して編集できますまずOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の次のディレクトリにあるレスポンスファ

イルのテンプレートoracleasj2eepatchsetCustomrspをコピーします

Linux x86 の場合Disk1stageResponse

Microsoft Windows(32-Bit)の場合Disk1stageResponse

テンプレート内のパラメータには次の 3 種類の値があります

定数

16

オプションの値

必須の値

これらのパラメータについては以下の各項で説明します

定数 パッチセットの適用を正常におこなえるように事前に設定されたテキストまた

はブール値があります上級ユーザー以外はこれらの値を変更しないでください

minus Linux x86 の例 FROM_LOCATION=Disk1stageproductsxml SHOW_SUMMARY_PAGE=false

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

FROM_LOCATION=EDisk1stageproductsxml SHOW_SUMMARY_PAGE=false

オプションの値 パラメータが文字列ltValue Unspecifiedgtに設定されている場合インストーラ

はこのパラメータを無視しますインストーラはパラメータのデフォルト値を使

用するか現在インストールされているOracle Application Serverから値を取得しま

す上級ユーザー以外はこれらの値を変更しないでください

minus Linux x86 の例 UNIX_GROUP_NAME=ltValue Unspecifiedgt

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

RESTART_SYSTEM=ltValue Unspecifiedgt

必須の値 パラメータが文字列ltValue_Requiredgtに設定されている場合この文字列をテキ

ストまたはブール値で置き換える必要がありますサイレントパッチ適用の場合

値を指定しないとプロセスが失敗します非対話型パッチ適用の場合この文字

列をテキストまたはブール値で置き換えないとプロセスが一時停止し通常の画

面が表示されてこの値の入力を求められます Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用では

次のパラメータの値を指定する必要があります

minus ORACLE_HOME

これはパッチを適用するインストールが含まれる Oracle ホームディレク

トリのフルパスです

lowast サイレントパッチ適用の場合はOracleホームへのパスがあるエン

トリ ORACLE_HOME=ltValue_Requiredgt を更新する必要があります次を参照してください Linux x86 の場合ORACLE_HOME=privateoracleAppSrvHome

Microsoft Windows(32-Bit)の場合ORACLE_ HOME=

17

CprivateoracleAppSrvHome

このエントリを更新しない場合プロセスは失敗します

lowast 非対話型パッチ適用の場合このエントリを更新しないとインス

トーラが一時停止してFile Locations ダイアログが表示されます

534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する手順は次のとおりです

注サイレントパッチ適用中に使用中のファイルがある場合(ユーザー

がファイルを開いているなど)プロセスが終了することがあります終

了してしまった場合は開いているファイルを特定して対応するプロセ

スを停止する必要があります該当プロセスを停止後パッチの適用を再

度開始できます

1 製品のインストールメディアからレスポンスファイルのテンプレートを使用し

ているコンピュータにコピーします

2 コピーしたファイルに必要な変更を加えて保存します

3 dsaconfファイルを編集している場合はコピーを作成しますこのファイルは

パッチの適用中に上書きされます

4 アダプタを使用する場合はoc4j-raxmlファイルのコピーを作成しますこの

ファイルはパッチの適用中に上書きされます

5 パッチの適用を開始しますインストーラのresponseFileパラメータの値として

レスポンスファイルのパスとファイル名を指定しますサイレントインストー

ルの場合はsilentパラメータも指定します次のMicrosoft Windowsの例ではEはインストールメディアのドライブです

サイレントパッチ適用

minus Linux x86 の例 gt runInstaller -silent -responseFile absolute_path_and_filename

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

Egt setupexe -silent -responseFile absolute_path_and_filename

非対話型パッチ適用

minus Linux x86 の例 gt runInstaller -responseFile absolute_path_and_filename

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

Egt setupexe -responseFile absolute_path_and_filename

18

注Oracle Business Activity Monitoring101340 のサイレントパッチ適用

を実行するにはEDisk1BAMディレクトリから次のコマンドを実行し

ますEはインストールメディアのドライブです EDisk1BAMgt setup_bambat ltBAM Install Locationgt -silent

たとえばOracle BAMをCOracleBAMにインストールしている場合は

次のコマンドを使用してサイレントモードでパッチを実行します EDisk1BAMgt setup_bambat COracleBAM -silent

6 インベントリディレクトリ内のログファイルでエラーがないことを確認します

ログファイルは次のディレクトリにあります

minus Linux x86 の場合 oracle_inventory_pathlogsinstallActiontodays_date_timelogoracle_inventory_pathlogssilentinstalltimestamplog oracle_inventory_pathの値は次のファイルに格納されています varoptoracleoraInstloc

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

Coracle_inventory_pathlogsinstallActiontodays_date_time log Coracle_inventory_ pathlogsinstallActionsilentinstalltimestamplog oracle_inventory_pathの値は次のディレクトリにあります varoptoracleoraInstloc 前述の例ではファイルが置かれている場所がCドライブだと仮定しています

フ ァ イ ル の 場 所 を 判 定 す る に は レ ジ ス ト リ の

HKEY_LOCAL_MACHINESOFTWAREOracleinst_locエントリを確認します

ログファイル名の形式はinstallActionstodays_date_timelogです

7 現在のdsaconfファイルを手順 6 で作成したコピーで置き換えます

8 oc4j-raxmlファイルを手順 4 で作成したコピーで置き換えます

54 クラスタ環境にパッチセットを適用する Oracle Application Server 10g Release 3(101300)10g Release 3(101310)10g Release 3(101320)または 10g Release 3(101330)クラスタトポロジを管理している

場合はクラスタ内の各アプリケーションサーバーインスタンスに Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用できます次の手順を参照

してください

参照ESB Runtime インスタンスの構成の詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

1 第 2 項このパッチセットについてで更新しているリリースに該当する情報を

確認します たとえばパッチセットを 10g Release 3(101300)の環境に適用している場合

は第 211 項パッチセットを 10g Release 3(101300)Oracleホームに適用す

19

るときの注意点を確認してください

2 クラスタ内の 1 つのアプリケーションサーバーインスタンスにパッチセット

を適用するには第 51 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用するに記載されている説明に従います

3 パッチを適用後新たにパッチを適用したインスタンスが稼働中であることを確認

します たとえばApplication Server Control Console に移動して新たにパッチを適用した

インスタンスがクラスタのメンバーとして表示されていることを確認します該当

のインスタンスが稼動していることを確認してアプリケーションサーバーの

ホームページまたはそのインスタンスの OC4J ホームページにドリルダウンしま

4 第 6 項適用後のタスクに記載されている自分の環境に当てはまるタスクを実行し

ます

5 クラスタ内の残りのアプリケーションサーバーインスタンスに対して手順 2~4 を繰り返します

注10g Release 3(101300)クラスタにパッチを適用している場合は

10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Fusion Middleware Upgrade Guide for Enterprise Deployments』で詳細を確認してく

ださい

55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメ

ントトポロジにパッチセットを適用する この項では最小の停止時間で10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジに適用する方法について

説明しますパッチの適用中にインストーラによって Oracle ホーム内のすべてのコン

テナにパッチが適用されます

551 このパッチセットを適用する前に パッチセットを適用する前に『Oracle Application ServerG エンタープライズデプ

ロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』の情報を確認してください

パッチの適用手順では以下のことが前提となっています

『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリー

ス 3(101310)』に説明されている 10g Release 3(101310)mySOACompanyトポロジにパッチを適用していること

10g Release 3(101310)mySOACompany トポロジにはスタンドアロンの Oracle BPELOracle ESBおよび Oracle WSM インストーラを使用して作成した Oracleホームだけが含まれていること統合された Oracle SOA Suite インストーラを実行

してOracleホームを作成し未使用のコンポーネントを無効にしている場合でも

この手順に従う必要がありますただし有効なコンポーネントに適用されるすべ

てのアプリケーション層の手順を実行してからパッチを適用する必要があります

詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメント

ガイド』の第 3 章mySOACompany の Web 層とアプリケーション層のインストー

ルと構成を参照してください

20

すべてのOracleホームおよびトポロジ内のすべての oraInventory情報のフルバッ

クアップを取っていること詳細については『Oracle Application ServerG 管理者

ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

552 パッチセットを適用する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)mySOACompanyエンタープライズデプロイメントトポロジに適用する手順は以下のとおりです

1 BPEL 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のアッ

プグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示されたら

ORABPEL ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

2 Oracle ESB 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次

のアップグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示された

らORAESB ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

3 最初にパッチを適用する中間層のインスタンスを 1 つ選択します選択できるの

はBPELESB Runtime(ESBR)または ESB Design Time(ESBD)インスタン

スです

4 次の手順を実行してパッチを適用しているインスタンスのルーティング ID を変

更しますこの変更により新たな HTTP 要求の受入れが拒否されインスタンス

による不要なプロセスの実行が回避されます

a opmnxmlファイルのバックアップコピーを作成しますORA-HOME1

ORA-HOME2またはORA-HOME3に対応するORACLE_HOMEの値(『Oracle

21

Application ServerGエンタープライズデプロイメントガイド』を参照)

はパッチを適用しているインスタンスによって異なります次に例を示

します cp ORACLE_HOMEopmnconfopmnxml ORACLE_

HOMEopmnconfopmnxmlbackup

b opmnxmlファイルを編集してパッチを適用しているインスタンスのルー

ティングIDを変更しますたとえばOC4J_SOAインスタンスにパッチを適

用している場合はルーティングIDを指定する行を追加します次の例の

太字部分を参照してくださいこのインスタンスではOracle BPELOracle ESBまたはOracle WSMを実行できます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=OC4J_SOA module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-parametersgt

ltdata id=routing-id value=Ygt

注ハードウェア LBR を変更するのではなくルーティング ID を使用し

て OC4J へのルーティングを回避することを推奨しますLBR 構成を変更

する場合Oracle HTTP Server へのルーティングだけを回避することにな

ります構成内にあるほかの Oracle HTTP Server のインスタンスはパッ

チを適用している OC4J へのリクエストをクロスルーティングできます

この方法は新たな HTTP リクエストの実行を阻止しますそのほかの起

動しているサービス(JMS など)はコンテナが停止するまで稼動し続け

ます

5 ESB Design Time(ESBD)インスタンスだけの場合 opmnxmlファイルを編集してサービスフェイルオーバー構成を削除しますこ

れでインスタンスがESBDに対して非アクティブ-パッシプな構成に戻りますた

とえばファイルに以下のエントリが含まれている場合

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J service-failover=1

status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgt

次のように修正します

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUP numprocs=1gt

6 パッチを適用しているインスタンスのデータベース情報を変更しますこれで

パッチを適用している間にSOA コンポーネントからデータベースにトランザク

22

ションが渡るのを防げます

a パッチを適用しているインスタンスのORACLE_HOMEでdata-sourcesxmlの

バックアップコピーを作成します次に例を示します

cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup

b datasourcesxmlファイルを編集して存在しないデータベースを指すよ

うにしますこれをおこなう方法としてはデータベースのポート番号を

意図的に正しくないポート番号に変更する方法がありますたとえばデー

タベースポート 1521 を使用している場合はすべての参照をポート 1522に変更します次の例の太字部分を参照してください ltconnection-factory

factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource

url=jdbcoraclethin

(DESCRIPTION=(ADDRESS_LIST=(LOAD_BALANCE=on)

(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)

(HOST=dehydusoraclecom)

(PORT=1522)))

(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=orcl)))

user=oraesb password=-gtesb_passwordgt

7 opmnxmlファイルにnumprocs=1を設定します

8 パッチを適用しているインスタンスを停止しますそのほかのインスタンスは実行

したままにできます

注継続中の HTTP 同期リクエストはすべて停止することを推奨します

停止操作では正常に停止するためにJMS コールなどのそのほかの種類

のリクエストは考慮されません

9 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を Oracle ホームに適用します

10 パッチを適用する前にインスタンス内の使用していないすべての SOA コンポー

ネントを無効にします無効にしない場合インスタンスを再起動するとそれら

のコンポーネントも起動します たとえばOracle ESB を使用していない場合はASControl から「ClusterTopology」「Applications」「Stop」の順に選択して ESB サービスを停止できます

11 インスタンスのルーティングIDを元の値に戻します次に例を示します ltdata id=routing-id value=g_rt_idgt この場合元の値はopmnxmlファイルのバックアップコピーに基づき決められま

すこの手順は手順bで説明したプロシージャとは反対のものです

12 ESB Design Time インスタンスの場合は次の 2 つの手順を実行して OPMN サービ

スのフェイルオーバーを有効にします

a OC4J_ESBDTのprocess-typeタグにservice-failover=1を追加します

b ESBDT_GROUPのprocess-setタグからnumprocs=1を削除しますつまり

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgtを元の値ltprocess-set id=

23

ESBDT_GROUP numprocs=1gtに戻します

13 opmnxmlファイルのnumprocの値を元の値に戻します

14 インスタンスデータのソース構成を手順 6 で作成したdata-sourcesxmlのバッ

クアップコピーをリストアして元の状態に戻します cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup ORACLE_

HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

15 インスタンスを再起動します

16 そのほかのBPELESB Runtime(ESBR)およびESB Design Time(ESBD)インス

タンスに対して手順 3~15 を繰り返し1 度に 1 つのORACLE_HOMEにパッチを適用

します

56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用中は

Available Product Components 画面が表示されますパッチの適用を続行するにはコ

ンポーネントツリーを展開してパッチを再適用するためにすべてのコンポーネント

を手動で選択する必要がありますこの選択をおこなわないとOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用に失敗します

6 適用後のタスク この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

適用後のタスクについて説明します以下のトピックが含まれます

第 61 項フルバックアップを実行する

第 62 項PHPを有効にする

第 63 項JDKをRelease 142 にリストアする

第 64 項BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する

第 65 項カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイ

する

第 66 項Java Single Sign-Onを有効にする

第 67 項Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをデプロイする

第 68 項WSILアプリケーションを手動でデプロイする

第 69 項Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する

第 610 項Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する

第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする

第 612 項Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク

第 613 項HTTP TRACEのサポートを無効にする

第 614 項Oracle BAM 101340 をアンインストールする

61 フルバックアップを実行する パッチセットをインストールしたらOracle Application Server 環境のフルバックアッ

24

プを実行する必要がありますバックアップを取ることで新たにパッチを適用した環

境をリストアできるようになります

また10g Release 3(101300)環境にパッチを適用する場合以前のバックアップは

10g Release 3(101320)Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリツー

ルでは使用できません

参照Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリの詳細について

は『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』のバックアップとリカバリの

概要を参照してください

62 PHPを有効にする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

PHP を有効にする必要がありますPHP を有効にする手順は次のとおりです

1 Oracle HTTP Serverのhttpdconf構成ファイルに以下の変更を加えます

a Oracle HTTP Serverの構成ファイルを検索して開きます Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf

b コメント文字()を使用して次のPHP 40ディレクティブをコメントにし

ます Linux x86 の場合 LoadModule php4_module libexeclibphp4so AddModule mod_php4c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php4_module modulesphp4apachedll AddModule mod_php4c

c 次のPHP 50 LoadModuleディレクティブを追加します Linux x86 の場合 LoadModule php5_module libexeclibphp5so AddModule mod_php5c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php5_module modulesphp5apachedll AddModule mod_php5c

d 次のAddTypeディレクティブを追加します AddType applicationx-httpd-php php php5 AddType applicationx-httpd-php-source phps

e httpdconfファイルを保存して閉じます

2 PHPRC環境変数をphp5iniファイルを指すように設定します

minus Linux x86 の場合 setenv PHPRC ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

25

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 set PHPRC = ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

63 JDKをRelease 142にリストアする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

JDK を Release 142 にリストアする必要があります手順は次のとおりです

1 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを停止

します

2 第 512 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

適用する で変更したOC4Jインスタンスのopmnxmlファイル内にあるltdata id=java-optionsgt要素から-XXAppendRatio=3の行を削除します

3 ID属性がjava-binであるltdatagt要素にJavaシステムプロパティを設定します編集

後のファイルは次のように表示されます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-bin value=myhostjdk142binjava gt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt

4 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを再起

動します

64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する data-sourcesxml フ ァ イ ル を 編 集 し て JDBC factoryClass パ ラ メ ー タ を

oraclejdbcOracleDriver か ら BPELPM_CONNECTION_POOL パ ラ メ ー タ の

oraclejdbcpoolOracleDataSourceに変更しますファイルの設定は次の例の太

字で示されている部分のようにする必要があります ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource url=jdbcoraclethinscotttigerstadd141521db5617gt

data-sourcesxml ファイルは直接または Oracle Enterprise Manager を使用(『Oracle Containers for J2EEG リソースアダプタ管理者ガイド』を参照)して編集できます

65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを

再デプロイする カスタムセキュリティ設定(Oracle Single Sign-On を使用するなど)を使用してアプ

リケーションを構成している場合10g Release 3(101340)を適用後にアプリケーショ

ンを再構成して再デプロイする必要があります

26

66 Java Single Sign-Onを有効にする 10g Release 3(101330)をOracle Application Server 10g Release 3(101300)のインス

トールに適用する場合はjaznxmlファイルを編集してJava Single Sign-Onを有効にす

る必要がありますjaznxmlファイルを編集したらインスタンスを再起動します

詳細については『Oracle Containers for J2EEGセキュリティガイド 10g(101310)』

の第 14 章OC4J Javaシングルサインオンを参照してください

67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする 10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてパッチセットを適用する前

に Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをアンデプロイした場合はパッチセッ

トを適用後にそれらのアプリケーションを再デプロイする必要がありますアプリケー

ションをデプロイする手順は次のとおりです

1 Application Server Control Console にログインします

2 アプリケーションが特定の OC4J インスタンスにデプロイされる場合はその OC4Jインスタンスの OC4J ホームページに移動しますアプリケーションがグループに

デプロイされる場合はそのグループのページに移動します

3 「Applications」をクリックします

4 「Deploy」をクリックして画面の指示に従います詳細な情報が必要な場合は

「Help」をクリックしてください

68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする Oracle Application Server 10g Release 3(101310)以降ではWeb Services Inspection Language(WSIL)がサポートされていますWSIL を使用するとインスタンスにデプ

ロイされているすべての Web サービスを確認できます

10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてWSIL を利用する場合は手

動でデプロイする必要がありますWSIL アプリケーションをデプロイする手順は次の

とおりですこの手順はOC4J のインスタンスが実行していることを前提としていま

1 Application Server Control Console にログインします

2 OC4J ホームページで「Administrations」をクリックしますこれでデプロイ

されているアプリケーションの一覧を確認できます

3 「Deploy」をクリックしてDeploy Select Archive ページを表示します

4 Deploy Select Archive ページで以下の手順を実行します

a Application Server Controlを実行しているサーバーにすでに存在するアーカ

イブを選択します

b 次のwsil-iasearファイルのパスを入力します webserviceslibwsil-iasear

c 「Next」をクリックしてDeploy Application Attributes ページを表示します

5 Deploy Application Attributes ページで以下の手順を実行します

a Application Name フィールドに WSIL アプリケーションの名前を入力します

b Parent Application がデフォルトに設定されていることを確認します

c Bind Web Module to Site がデフォルトの Web サイトに設定されていることを

確認します

27

d Context Root がinspectionwsil に設定されていることを確認します

e 「Next」をクリックしてDeploy Deployment Settings ページを開きます

6 「Next」をクリックしてWSIL アプリケーションをデプロイしますConfirmation Page にWSIL アプリケーションのデプロイが成功したことが示されます

7 これで次のWebアドレスからWSILアプリケーションにアクセスできます httphostnameportinspectionwsil このURLではhostnameはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのホスト名portはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのポート番号です

69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する Oracle Enterprise Service Bus をインストールしていて中間層のインストールのいずれ

かをホストしているマシンの IP またはホスト名をクローンまたは変更する場合は次

の手順を実行する必要があります

参照Oracle Enterprise Service Bus サービスの更新方法の詳細については

『Oracle Application ServerG 管理者ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照

してください

1 次のスクリプトを実行してOracle ホームとシステム変数を設定します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptsh

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptbat

2 スクリプトを実行したコマンドラインウィンドウで次のコマンドを実行して

Oracle Enterprise Service Busサービスをエクスポートします ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベースサー

ビス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次のよ

うになります ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

28

3 オペレーティングシステムを更新してホスト名ドメイン名またはその両方

を正しい名前に変更します

4 オペレーティングシステムに必要な場合はホストを再起動します

5 ネットワーク内の別のホストからそのホストに Ping を発行できることを確認しま

すすべてが正しく解決されるように新しいホスト名を使用して Ping を発行して

ください

6 esbparampropertiesファイルを次のように編集します

minus IPアドレスまたはホスト名を変更している場合はDT_OC4J_HOSTプロパ

ティを新しいホスト名に変更しますたとえば新しいホスト名が

newhostexamplecomの場合はプロパティの値は次のようになります DT_OC4J_HOST=newhostexamplecom

minus ローカルマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HTTP_PORT を更新

して新しいポートにします

minus リモートマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HOST プロパティを

新しいホスト名にDT_OC4J_HTTP_PORT プロパティを新しいポートに更新

します

7 手順 2 で使用したのと同じコマンドラインウィンドウから次のコマンドを実行します

ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベース

サービス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次

のようになります ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=PASSWORD

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

8 各 Oracle ホームで次のコマンドを実行してホストにあるすべての中間層のインス

タンスを起動します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

29

9 この手順の最初の段階でOracle Application Server を自動的に開始するために無効

にしたプロセスがある場合はそれらを有効にします

10 サービスが ESB コンソールに一覧表示されておりアプリケーションが正常に稼動

していることを確認します

610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを

実行する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールしたらWebCenter アプ

リケーション用に作成したすべての OC4J インスタンスに対して ADF インストーラを

実行する必要がありますADF インストーラを実行しない場合ユーザーのカスタム

アプリケーションは ADF の最新の共有ライブラリにアクセスできません

ADF インストーラの実行方法の詳細については『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development Framework のための Fusion 開発者ガイド』の第 2921項ADFランタイムライブラリのインストールを参照してください

611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする このパッチで利用可能なすべてのバグ修正プログラムを確実に適用するにはOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したあとでOracle ADF アプリケーションを移行して再デプロイする必要がありますアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする手順は次のとおりです

1 Oracle Technology NetworkからOracle JDeveloper 101330 をダウンロードします

OTNのアドレスは次のとおりです httpwwworaclecomtechnologyindexhtml

2 ワークスペースを次の手順で移行します

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 と同じシステムにイ

ンストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「Yes」をクリックして101320 JDeveloper ビルドの system フォルダをポイントしますこれでJDeveloper 101340 へのデータベース接続をはじめとしたユーザー設定が移行されます

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 とは異なるシステム

にインストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「No」をクリックします(この場

合データベース接続は Oracle JDeveloper 101340 に移行されません

JDeveloper 101320 ではデータベース接続は IDEConnectionsxml に格納さ

れておりこのファイルはOracle JDeveloper systemディレクトリにあります

そのためOracle JDeveloper 101340 から Oracle JDeveloper 101320 のデー

タベースの接続にアクセスするにはsystem ディレクトリを移行する必要が

あります)Oracle JDeveloper 101320 のインスタンスから任意の Oracle ADFアプリケーションのワークスペースを Oracle JDeveloper 101340 の環境にコ

ピーしてアプリケーションワークスペースを開きますDo you want to migrate the workspace from a previous versionのプロンプトが表示されたら

「Yes」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle ADF アプリケーションを新しい EAR ファイ

ルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

30

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle Application Development Framework 開発者ガイド』

を参照してください

612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後はOracle WebCenterアプリケーションを使用する前に以下のタスクを実行する必要があります

第 6121 項JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする

第 6122 項移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義

する

第 6123 項10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタ

マイゼーションをコピーする

第 6124 項Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行

する

第 6125 項Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用した

アプリケーションを移行する

第 6126 項OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を

再構成する

第 6127 項101340 の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する

6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプ

リケーションを移行および再デプロイする JCR データコントロールを使用してOracle WebCenter アプリケーション内の分散し

たコンテンツを統合および公開している場合はOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後コンテンツリポジトリにアクセスできる

ことを確認するために以下の手順を実行する必要があります

1 第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイするの手順 1 と 2を実行します

2 次の手順を実行してアプリケーションサーバーの接続を作成します

a Connections Navigator で「Application Server」を右クリックして「New Application Server Connection」を選択します

b Welcome ページが表示されている場合は「Next」をクリックして Type ペー

ジを表示します

c Connection Name フィールドで接続の名前を指定します

d Connection Type リストから「Standalone OC4J 10g 1013」を選択します

e 「Next」をクリックしてAuthentication ページを表示します

f OC4J インスタンスへの認証に使用するユーザー名とパスワードを指定します

g 「Next」をクリックしてConnection ページを表示します

h OC4J インスタンスにアクセスするために使用するホスト名とポート番号を指

定しますOC4J インスタンスが Oracle JDeveloper と同じコンピュータにイン

ストールされている場合はlocalhost をホスト名として指定します

i 「Finish」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle WebCenter アプリケーションを新しい EAR ファ

31

イルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照して

ください

注最初に新しいアプリケーションサーバーの接続を Oracle WebCenterアプリケーションと関連づける必要があります関連づけるには次の手

順を実行します

1 Resources ノードでOracle WebCenter アプリケーション用に作成した

デプロイメントプロファイルを右クリックします

2 WAR Deployment Profile Properties ダイアログボックスの左側のペイ

ンで「Platform」を選択しTarget Connection で作成したアプリケー

ションサーバーの接続を選択します

3 「OK」をクリックします

6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を

再定義する アプリケーションを 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に移行する場合セ

キュリティで保護されたページの認可情報はアプリケーションと一緒に移行されませ

んそのためアップグレードする前にアプリケーションの ADF セキュリティを定義

していた場合は10g Release 3(101340)のインスタンスでページのアクセス権限を

再定義する必要があります実行する手順については『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレッ

トカスタマイゼーションをコピーする Preconfigured OC4J にデプロイされた PDJ-Java ポートレットに対して作成したカスタマ

イザーションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますそのためOracle Application Server インスタンスを 10g Release 3(1013)Patch Set 2(101320)から 10g Release 3(101340)にパッチを適用する場合は10g Release 3(1013)Patch Set 2

(101320)用に作成したカスタマイゼーションは利用できませんこれらのカスタマ

イゼーションを 10g Release 3(101340)の環境で利用できるようにする場合は次の

手順を実行する必要があります

1 portlet-client-deployjarファイルを使用してカスタマイゼーションをエクス

ポートします カスタマイゼーションをエクスポートおよびインポートする手順については

『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

2 EARファイルでportlet-client-deployjarファイルを再実行してカスタマイ

ゼーションをインポートします

3 OC4J_WebCenter インスタンスを再起動します

6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケー

ションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して No を選択した場合は

このタスクを実行します

Preconfigured OC4J にデプロイされたポートレットに対して作成したカスタマイゼー

ションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますOracle JDeveloper の以前

32

のリリースから移行していない場合は以前のインストールで作成したポートレット

カスタマイゼーションは新しい Oracle Jdeveloper のインストールでは利用できません

これらのカスタマイゼーションを利用したい場合は新しい Oracle JDeveloper のインス

トールのアプリケーションにカスタマイゼーションを手動でコピーする必要があります

OmniportletWebClippingWSRPおよびPDKサンプルポートレット用に作成したカ

スタマイゼーションは以前のJDeveloper_ homeportalportletdataディレクトリ

から新しいOracle JDeveloperのインストールに手動でコピーできますPreconfigured OC4JにデプロイしたカスタムPDK-Javaポートレットがある場合は『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のポートレットプリファレンスストア移行ユーティリティ

を参照してポートレットプリファレンスストア移行ツールを使用してこれらの

カスタマイゼーションを保存する方法を確認してください

6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレッ

トを使用したアプリケーションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して Yes を選択した場合は

このタスクを実行します

この場合Preconfigured OC4J にデプロイした大部分のポートレットに対するカスタマ

イゼーションはOracle JDeveloper の移行全体の一環として自動的に移行されますた

だしPDK-Java ポートレット用に作成したカスタマイゼーションは101340 のイン

スタンスに手動でコピーする必要がありますポートレットプリファレンスストア

移行ツールを使用してそのほかの PDK カスタマイゼーションを保存する方法について

は『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』のポートレットプリファレンス

ストア移行ユーティリティを参照してください

6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキ

シ設定を再構成する アプリケーションに OmniPortlet および Web クリッピングポートレットが含まれてい

る場合Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

後それらのポートレットのプロキシ設定を再構成する必要があります10g Release 3(101320)のインスタンスからはプロバイダ構成情報が移行されないのでこの再構

成はかならずおこなう必要があります

OmniPortlet および Web クリッピングプロデューサの HTTP プロキシ設定の構成方法

については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』の付録そのほかのポート

レット構成を参照してください

6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクス

ポートEARファイルを再作成する Oracle WebCenter アプリケーションを10g Release 3(101320)環境から 10g Release 3

(101340)環境に転送しており事前デプロイメントツールを使用してカスタマイ

ゼーションをエクスポートしエクスポート EAR ファイルを作成する場合jspx ペー

ジもエクスポートされます

Oracle JDeveloper 10g Release 3(101340)を使用するアプリケーションの移行中に jspxページに変更を加えアプリケーションをデプロイして10g Release 3(101320)で

作成したエクスポート EAR ファイルからカスタマイゼーションをインポートする場合

Oracle JDeveloper でおこなったページの変更内容は失われます編集したページが上書

きされるのを避けるにはportlet-client-deployjar ファイルの 10g Release 3(101340)バージョンを 10g Release 3(101320)のインストール環境にコピーし10g Release 3(101340)の事前デプロイメントツールを使用してエクスポート EAR ファイルを再

33

作成する必要があります

事前デプロイメントツールを使用してカスタマイゼーションをエクスポートおよび

インポートする手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照

してください

613 HTTP TRACEのサポートを無効にする HTTP TRACE メソッドはTRACE レスポンスのエンティティボディ内にあるクライア

ント HTTP からリクエストされたコンテンツを返しますこの動作によりリクエスト

の HTTP ヘッダーに含まれている Cookie や認証データなどの機密情報は攻撃を受けや

すくなります

この問題を回避するにはApache mod_writeモジュールを使用してHTTP TRACEリク

エストを拒否するかサイトの要件とポリシーを満たすのに必要なメソッドだけを許可

するようにします次の追加の構成情報をApache HTTP Serverの構成ファイルに追加し

ます RewriteEngine On RewriteCond REQUEST_METHOD ^TRACE RewriteRule - [F]

614 Oracle BAM 101340をアンインストールする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)Business Activity Monitoringをアンインストールする場合は適用後のタスクを実行する必要があります

このプロセスにはOracle BAM 101340 パッチセットのアンインストールと Oracle BAM 101330 のリストアが含まれます

これらの手順を実行するとOracle BAM 101340でおこなった変更はすべて失われます

Oracle BAM 101340 をアンインストールしてOracle BAM 101330 をリストアする

手順は次のとおりです

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 「コントロール パネル」「プログラムの追加と削除」の順にクリックしてOracle BAM アプリケーションを削除しますActive Data Cache データベースは削除されま

せん

3 ホストマシンを再起動します

4 SQLPlus コマンドを使用してActive Data Cache に使用したデータベースアカウ

ントに対する権限を(必要な場合はOracle Enterprise Link for BAM のデータベー

スアカウントも同時に)削除再作成およびリセットします

5 Oracleデータベースツールを使用してOracle BAM 101330 Active Data Cacheデータベーススキーマのバックアップをリストアしますこのバックアップは

Oracle BAM 101340 Patch Setをインストールする前に第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境をバックアップするで作成し

たものです Oracle Data Pump Impdpユーティリティを使用してBAM Active Data Cache DatabaseおよびOracleデータベースにあるOracle Enterprise Link for BAMリポジトリをリスト

アします

6 Oracle BAM 101330 環境を再インストールします インストール中にActive Data Cache および Oracle Enterprise Link for BAM リポジ

トリの「Build」または「Upgrade」オプションの選択を解除できます

7 ホストシステムを再起動します

8 Oracle BAM 101330 のバックアップを作成中にConfigFilesBackupファイルお

よびイメージディレクトリを元の場所から移動している場合はそれらをリスト

34

アします変更したOracle Enterprise Link for BAM Data Flow Serviceの設定もリスト

アします

7 既知の問題 以下の各項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の既知の問題について説明します

第 71 項Webサービスとクライアント間の非互換性

第 72 項EJB 30 に基づくWebサービス

第 73 項Oracle HTTP Server 1012 を使用する際にWebモジュールおよびWebサー

ビスをテストする

第 74 項bc4jearファイルのファイル名の変更

第 75 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

複数回適用する

第 76 項パッチ適用時のメッセージ

第 77 項OC4Jトランザクションのサポート

第 78 項パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する

第 79 項高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ

第 710 項TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示され

ない

第 711 項Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ

第 712 項シャットダウン時のBPELエラーメッセージ

第 713 項OC4J_WebCenterインスタンスログエラー

第 714 項BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示

第 715 項パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログ エラー

第 716 項Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)

第 717 項ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプ

タで失敗する

第 718 項パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される

第 719 項アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない

71 Webサービスとクライアント間の非互換性 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用したあとは以下の点に注意してください

Web サービスを再生成して再デプロイする場合は生成した WSDL に変更が加え

られます

10g Release 3(101300)クライアントをサービスに使用するとコンパイラエ

ラーで通信に失敗します これらの問題は次の方法で対処できます

Web サービスの EAR ファイルは再アセンブルしないでくださいWSDL は変更さ

れずクライアントは引き続きサービスと通信することができます

WebサービスのEARファイルを再生成する必要がある場合はクライアントを再生

成してラッパーを使用するクラスの名前に接尾辞Elementを追加しますこれ

はunwrapParametersがfalseに設定された状態でアセンブルされたラッパー

クラスをクライアントが使用することが前提となっています

35

72 EJB 30に基づくWebサービス Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用しEJB 30 でアセンブルした Release 3(101300)Web サービ

スを使用する場合サービスを再デプロイすると WSDL が変更されますこの場合

クライアントコードを再生成してサービスと通信できるようにする必要があります

73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュール

およびWebサービスをテストする Oracle Enterprise Manager Application Server Control にはテストページがありこのペー

ジを使用してアプリケーションサーバー環境にデプロイした Web モジュールおよ

び Web サービスをテストできますほとんどの場合テストページにはユーザー

の環境に現在設定されているWebサイトとポートの一覧が表示されますWebモジュー

ルまたは Web サービスの URL をテストする際には使用する Web サイトをこの一覧

から選択できます

参照Enterprise Manager のオンラインヘルプのTesting a Web Serviceおよび

Overview of Managing Web Modules

Oracle HTTP Server 10g Release 2(1012)を OC4J に対するフロントエンドとして使

用している場合テストページの Discovered Web サイトの一覧には何も表示されない

ことがありますこの場合Application Server Control を使用してWeb モジュールま

たは Web サービスの URL をテストすることはできません代わりに新しいブラウザ

ウィンドウを開いてブラウザのアドレスフィールドに Web モジュールまたは Webサービスの URL を入力します

参照10g Release 2(10132)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』のOracle Application Server 1013 での Oracle Application Server 1012 の構成

74 bc4jearファイルのファイル名の変更 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)はbc4jearファイルを使用しこ

のファイルをデフォルトのホームインスタンスにデプロイしますOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は新たに作成されたイ

ンスタンスのデフォルトのファイル名はdatatagsearになりますファイルのコンテ

ンツや機能は変わりません

75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は再

度パッチを適用しないでください再度適用するとエラーになる場合がありますた

とえばオラクルでは次のシナリオはサポートしていません

1 J2EE およびWebserverオプションを設定してOracle Application Server 10g Release 3(1013)をインストールする

2 Oracle Enterprise Service Bus 10g(101310)のスタンドアロン中間層をインストー

ルする

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

4 Oracle BPEL Process Manager 10g(10131)のスタンドアロン中間層または Oracle Web Services Manager 10g(10131)中間層をインストールする

36

5 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用して

Oracle BPEL Process Manager を 10g Release 3(101340)にアップグレードする

76 パッチ適用時のメッセージ パッチの適用中には以下のエラーメッセージが表示されることがあります

Oracle Internet Directory 10g Release 2(101202)インフラストラクチャに関連づけ

られているスタンドアロンのOracle Containers for J2EEのインスタンスがあるシス

テムにパッチを適用する場合パッチの適用中にOC4J管理者のパスワードの入力

を求めるプロンプトが表示されると次のメッセージが表示されることがあります The operation is unsupported

このメッセージは無視してください

stopallコマンドを使用してOPMNプロセスを停止している間に次のメッセージ

が表示されることがあります

Error

--gt Process (index=1uid=1998741206pid=13253) time out while waiting

for a managed process to stop Log exampleproduct1013OracleAS_3

opmnlogsdefault_group~oc4j_owsm ~default_group~1log opmnctl

graceful stop of processes failed trying forceful shutdown

このメッセージは無視してください

77 OC4Jトランザクションのサポート Oracle Application Server 10g Release 3(101310)の OC4J トランザクションマネージャ

にはRecoverable Last Resource Commit(RLRC)と呼ばれる機能が含まれていますこ

の機能はLast Resource Commit(LRC)トランザクションに対する強化されたリカバリ

メカニズムを提供しトランザクションの全体的なパフォーマンスを向上します

RLRC ではデータベース表を使用してトランザクション ID のコミットレコード

が保持されますこのため中間層内の OC4J トランザクションログにコミットレ

コードを保持する必要がなくなりますコミットレコードの書込みは 2 段階のコミッ

トプロセスにおけるパフォーマンスコストの大部分を占めます

注現在 RLRC は非 XA リソースがデータベースである場合のみ利用で

きますさらにコミットレコードはデータベース内に保持されるため

RLRC トランザクションなどのリカバリが必要な場合にはこのデータ

ベースにアクセスできる必要があります

RLRC 機能の設定手順は次のとおりです

1 サーバーが稼動している場合は停止します

2 コミットレコードを保持するデータベースに接続し次のSQLスクリプトを実行

して必要なスキーマをインストールします J2EE_HOMEdatabasej2eejtaoraclelast_resource_commitsql

37

3 J2EE_HOMEconfigdata-sourcesxmlファイルを開きますコミットレコード

のデータベースにアクセスするための接続プールを編集または作成してコネク

ションファクトリ要素の一部としてcommit-record-table-name属性を指定します 次に例を示します

[] ltconnection-pool name=Example Connection Pool num-cached-statements=10gt ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource user=scott password=password url=jdbcoraclethinmyServer5521main commit-record-table-name=scottOC4J_TX_RLRC_LOGgt ltproperty name=connectionCachingEnabled value=falsegt ltproperty name=implicitCachingEnabled value=truegt ltproperty name=maxStatements value=50gt ltconnection-factorygt ltconnection-poolgt []

注commit-record-table-name属性の名前に指定する値は完全修飾さ

れている必要があり指定するユーザー資格証明にはこの表に対する

deleteおよびselect権限が必要です

4 (オプション)J2EE_HOMEconfigtransaction-managerxmlファイルを開き

RLRC機能の実行時の動作を変更します 次に例を示します [] ltcommit-coordinatorgt ltmiddle-tiergt ltrecovery retry-interval = 300 rlrc-min-purge-interval=10 rlrc-purge-size=1000gt ltmiddle-tiergt ltcommit-coordinatorgt [] この例では次のパラメータが使用されています

nrlrc-purge-intervalはデータベース内でコミットレコードのバッチパー

ジがおこなわれる間隔(ミリ秒単位)です

nrlrc-purge-sizeはデータベース内でコミットレコードのバッチパージ

がおこなわれる間に削除されるバッチのサイズです

78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する 10g Release 3(101310)Oracle ホームにパッチを適用し10g Release 3(101310)Oracle ホームのインストール時に次のインストールオプションを選択している場合

Application Server Control Console を表示できないことがあります

Advanced Install オプションを選択している

インストールのタイプとしてJ2EE Server Web Server and SOA Suite を選択して

いる

Administrator OC4J インスタンスとして機能するようにインスタンスを構成している

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のインストール中にこれらのオプショ

ンをすべて選択している場合インストール完了後Application Server Control Consoleが表示されないことがまれにありますこの問題は10g Release 3(101340)パッチ

38

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

BAM_locationのデフォルト値はCOracleBAMです

Oracle BAM が複数のマシンにデプロイされている場合はサーバーボックスごとに

Oracle BAM パッチインストーラを実行する必要があります

53 サイレントおよび非対話型パッチの適用

この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

サイレントまたは非対話型で適用する方法について説明します

1 台以上のコンピュータに対して同様の適用をおこなう場合はサイレントパッ

チ適用を使用しますサイレントパッチ適用ではコマンドラインを使用して

リモートでパッチを適用することもできます

特定の画面を確認したいまたは一部の情報を対話形式で入力したい場合は非対

話型パッチ適用を使用します

サイレントまたは非対話型パッチ適用をおこなうにはインストーラにレスポンス

ファイルと呼ばれるテキストファイルを提供しますインストーラはレスポンス

ファイル内の変数およびパラメータ値を使用してインストーラのプロンプトの一部ま

たはすべてに応答します

この項には以下のトピックが含まれています

第 531 項サイレントインストール

第 532 項非対話型インストール

第 533 項レスポンスファイル

第 534 項サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する

531 サイレントインストール サイレントインストールの場合インストールを監視する必要はありません情報を

入力することはなく監視するためのグラフィカルユーザーインタフェースもあり

ません

サイレントインストールをおこなうにはインストーラにレスポンスファイルを提

供してコマンドラインで-silentフラグを指定します

532 非対話型インストール 非対話型インストールの場合インストーラには通常のインストールと同様グラフィ

カルユーザーインタフェースが表示されます特定のインストーラプロンプトに

対するエントリがレスポンスファイルに存在しない場合はユーザーがインストール

中に応答する必要があります

533 レスポンスファイル レスポンスファイルはパッチセットを適用する前に作成する必要がありますまた

任意のテキストエディタを使用して編集できますまずOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の次のディレクトリにあるレスポンスファ

イルのテンプレートoracleasj2eepatchsetCustomrspをコピーします

Linux x86 の場合Disk1stageResponse

Microsoft Windows(32-Bit)の場合Disk1stageResponse

テンプレート内のパラメータには次の 3 種類の値があります

定数

16

オプションの値

必須の値

これらのパラメータについては以下の各項で説明します

定数 パッチセットの適用を正常におこなえるように事前に設定されたテキストまた

はブール値があります上級ユーザー以外はこれらの値を変更しないでください

minus Linux x86 の例 FROM_LOCATION=Disk1stageproductsxml SHOW_SUMMARY_PAGE=false

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

FROM_LOCATION=EDisk1stageproductsxml SHOW_SUMMARY_PAGE=false

オプションの値 パラメータが文字列ltValue Unspecifiedgtに設定されている場合インストーラ

はこのパラメータを無視しますインストーラはパラメータのデフォルト値を使

用するか現在インストールされているOracle Application Serverから値を取得しま

す上級ユーザー以外はこれらの値を変更しないでください

minus Linux x86 の例 UNIX_GROUP_NAME=ltValue Unspecifiedgt

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

RESTART_SYSTEM=ltValue Unspecifiedgt

必須の値 パラメータが文字列ltValue_Requiredgtに設定されている場合この文字列をテキ

ストまたはブール値で置き換える必要がありますサイレントパッチ適用の場合

値を指定しないとプロセスが失敗します非対話型パッチ適用の場合この文字

列をテキストまたはブール値で置き換えないとプロセスが一時停止し通常の画

面が表示されてこの値の入力を求められます Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用では

次のパラメータの値を指定する必要があります

minus ORACLE_HOME

これはパッチを適用するインストールが含まれる Oracle ホームディレク

トリのフルパスです

lowast サイレントパッチ適用の場合はOracleホームへのパスがあるエン

トリ ORACLE_HOME=ltValue_Requiredgt を更新する必要があります次を参照してください Linux x86 の場合ORACLE_HOME=privateoracleAppSrvHome

Microsoft Windows(32-Bit)の場合ORACLE_ HOME=

17

CprivateoracleAppSrvHome

このエントリを更新しない場合プロセスは失敗します

lowast 非対話型パッチ適用の場合このエントリを更新しないとインス

トーラが一時停止してFile Locations ダイアログが表示されます

534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する手順は次のとおりです

注サイレントパッチ適用中に使用中のファイルがある場合(ユーザー

がファイルを開いているなど)プロセスが終了することがあります終

了してしまった場合は開いているファイルを特定して対応するプロセ

スを停止する必要があります該当プロセスを停止後パッチの適用を再

度開始できます

1 製品のインストールメディアからレスポンスファイルのテンプレートを使用し

ているコンピュータにコピーします

2 コピーしたファイルに必要な変更を加えて保存します

3 dsaconfファイルを編集している場合はコピーを作成しますこのファイルは

パッチの適用中に上書きされます

4 アダプタを使用する場合はoc4j-raxmlファイルのコピーを作成しますこの

ファイルはパッチの適用中に上書きされます

5 パッチの適用を開始しますインストーラのresponseFileパラメータの値として

レスポンスファイルのパスとファイル名を指定しますサイレントインストー

ルの場合はsilentパラメータも指定します次のMicrosoft Windowsの例ではEはインストールメディアのドライブです

サイレントパッチ適用

minus Linux x86 の例 gt runInstaller -silent -responseFile absolute_path_and_filename

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

Egt setupexe -silent -responseFile absolute_path_and_filename

非対話型パッチ適用

minus Linux x86 の例 gt runInstaller -responseFile absolute_path_and_filename

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

Egt setupexe -responseFile absolute_path_and_filename

18

注Oracle Business Activity Monitoring101340 のサイレントパッチ適用

を実行するにはEDisk1BAMディレクトリから次のコマンドを実行し

ますEはインストールメディアのドライブです EDisk1BAMgt setup_bambat ltBAM Install Locationgt -silent

たとえばOracle BAMをCOracleBAMにインストールしている場合は

次のコマンドを使用してサイレントモードでパッチを実行します EDisk1BAMgt setup_bambat COracleBAM -silent

6 インベントリディレクトリ内のログファイルでエラーがないことを確認します

ログファイルは次のディレクトリにあります

minus Linux x86 の場合 oracle_inventory_pathlogsinstallActiontodays_date_timelogoracle_inventory_pathlogssilentinstalltimestamplog oracle_inventory_pathの値は次のファイルに格納されています varoptoracleoraInstloc

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

Coracle_inventory_pathlogsinstallActiontodays_date_time log Coracle_inventory_ pathlogsinstallActionsilentinstalltimestamplog oracle_inventory_pathの値は次のディレクトリにあります varoptoracleoraInstloc 前述の例ではファイルが置かれている場所がCドライブだと仮定しています

フ ァ イ ル の 場 所 を 判 定 す る に は レ ジ ス ト リ の

HKEY_LOCAL_MACHINESOFTWAREOracleinst_locエントリを確認します

ログファイル名の形式はinstallActionstodays_date_timelogです

7 現在のdsaconfファイルを手順 6 で作成したコピーで置き換えます

8 oc4j-raxmlファイルを手順 4 で作成したコピーで置き換えます

54 クラスタ環境にパッチセットを適用する Oracle Application Server 10g Release 3(101300)10g Release 3(101310)10g Release 3(101320)または 10g Release 3(101330)クラスタトポロジを管理している

場合はクラスタ内の各アプリケーションサーバーインスタンスに Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用できます次の手順を参照

してください

参照ESB Runtime インスタンスの構成の詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

1 第 2 項このパッチセットについてで更新しているリリースに該当する情報を

確認します たとえばパッチセットを 10g Release 3(101300)の環境に適用している場合

は第 211 項パッチセットを 10g Release 3(101300)Oracleホームに適用す

19

るときの注意点を確認してください

2 クラスタ内の 1 つのアプリケーションサーバーインスタンスにパッチセット

を適用するには第 51 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用するに記載されている説明に従います

3 パッチを適用後新たにパッチを適用したインスタンスが稼働中であることを確認

します たとえばApplication Server Control Console に移動して新たにパッチを適用した

インスタンスがクラスタのメンバーとして表示されていることを確認します該当

のインスタンスが稼動していることを確認してアプリケーションサーバーの

ホームページまたはそのインスタンスの OC4J ホームページにドリルダウンしま

4 第 6 項適用後のタスクに記載されている自分の環境に当てはまるタスクを実行し

ます

5 クラスタ内の残りのアプリケーションサーバーインスタンスに対して手順 2~4 を繰り返します

注10g Release 3(101300)クラスタにパッチを適用している場合は

10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Fusion Middleware Upgrade Guide for Enterprise Deployments』で詳細を確認してく

ださい

55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメ

ントトポロジにパッチセットを適用する この項では最小の停止時間で10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジに適用する方法について

説明しますパッチの適用中にインストーラによって Oracle ホーム内のすべてのコン

テナにパッチが適用されます

551 このパッチセットを適用する前に パッチセットを適用する前に『Oracle Application ServerG エンタープライズデプ

ロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』の情報を確認してください

パッチの適用手順では以下のことが前提となっています

『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリー

ス 3(101310)』に説明されている 10g Release 3(101310)mySOACompanyトポロジにパッチを適用していること

10g Release 3(101310)mySOACompany トポロジにはスタンドアロンの Oracle BPELOracle ESBおよび Oracle WSM インストーラを使用して作成した Oracleホームだけが含まれていること統合された Oracle SOA Suite インストーラを実行

してOracleホームを作成し未使用のコンポーネントを無効にしている場合でも

この手順に従う必要がありますただし有効なコンポーネントに適用されるすべ

てのアプリケーション層の手順を実行してからパッチを適用する必要があります

詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメント

ガイド』の第 3 章mySOACompany の Web 層とアプリケーション層のインストー

ルと構成を参照してください

20

すべてのOracleホームおよびトポロジ内のすべての oraInventory情報のフルバッ

クアップを取っていること詳細については『Oracle Application ServerG 管理者

ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

552 パッチセットを適用する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)mySOACompanyエンタープライズデプロイメントトポロジに適用する手順は以下のとおりです

1 BPEL 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のアッ

プグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示されたら

ORABPEL ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

2 Oracle ESB 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次

のアップグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示された

らORAESB ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

3 最初にパッチを適用する中間層のインスタンスを 1 つ選択します選択できるの

はBPELESB Runtime(ESBR)または ESB Design Time(ESBD)インスタン

スです

4 次の手順を実行してパッチを適用しているインスタンスのルーティング ID を変

更しますこの変更により新たな HTTP 要求の受入れが拒否されインスタンス

による不要なプロセスの実行が回避されます

a opmnxmlファイルのバックアップコピーを作成しますORA-HOME1

ORA-HOME2またはORA-HOME3に対応するORACLE_HOMEの値(『Oracle

21

Application ServerGエンタープライズデプロイメントガイド』を参照)

はパッチを適用しているインスタンスによって異なります次に例を示

します cp ORACLE_HOMEopmnconfopmnxml ORACLE_

HOMEopmnconfopmnxmlbackup

b opmnxmlファイルを編集してパッチを適用しているインスタンスのルー

ティングIDを変更しますたとえばOC4J_SOAインスタンスにパッチを適

用している場合はルーティングIDを指定する行を追加します次の例の

太字部分を参照してくださいこのインスタンスではOracle BPELOracle ESBまたはOracle WSMを実行できます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=OC4J_SOA module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-parametersgt

ltdata id=routing-id value=Ygt

注ハードウェア LBR を変更するのではなくルーティング ID を使用し

て OC4J へのルーティングを回避することを推奨しますLBR 構成を変更

する場合Oracle HTTP Server へのルーティングだけを回避することにな

ります構成内にあるほかの Oracle HTTP Server のインスタンスはパッ

チを適用している OC4J へのリクエストをクロスルーティングできます

この方法は新たな HTTP リクエストの実行を阻止しますそのほかの起

動しているサービス(JMS など)はコンテナが停止するまで稼動し続け

ます

5 ESB Design Time(ESBD)インスタンスだけの場合 opmnxmlファイルを編集してサービスフェイルオーバー構成を削除しますこ

れでインスタンスがESBDに対して非アクティブ-パッシプな構成に戻りますた

とえばファイルに以下のエントリが含まれている場合

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J service-failover=1

status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgt

次のように修正します

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUP numprocs=1gt

6 パッチを適用しているインスタンスのデータベース情報を変更しますこれで

パッチを適用している間にSOA コンポーネントからデータベースにトランザク

22

ションが渡るのを防げます

a パッチを適用しているインスタンスのORACLE_HOMEでdata-sourcesxmlの

バックアップコピーを作成します次に例を示します

cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup

b datasourcesxmlファイルを編集して存在しないデータベースを指すよ

うにしますこれをおこなう方法としてはデータベースのポート番号を

意図的に正しくないポート番号に変更する方法がありますたとえばデー

タベースポート 1521 を使用している場合はすべての参照をポート 1522に変更します次の例の太字部分を参照してください ltconnection-factory

factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource

url=jdbcoraclethin

(DESCRIPTION=(ADDRESS_LIST=(LOAD_BALANCE=on)

(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)

(HOST=dehydusoraclecom)

(PORT=1522)))

(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=orcl)))

user=oraesb password=-gtesb_passwordgt

7 opmnxmlファイルにnumprocs=1を設定します

8 パッチを適用しているインスタンスを停止しますそのほかのインスタンスは実行

したままにできます

注継続中の HTTP 同期リクエストはすべて停止することを推奨します

停止操作では正常に停止するためにJMS コールなどのそのほかの種類

のリクエストは考慮されません

9 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を Oracle ホームに適用します

10 パッチを適用する前にインスタンス内の使用していないすべての SOA コンポー

ネントを無効にします無効にしない場合インスタンスを再起動するとそれら

のコンポーネントも起動します たとえばOracle ESB を使用していない場合はASControl から「ClusterTopology」「Applications」「Stop」の順に選択して ESB サービスを停止できます

11 インスタンスのルーティングIDを元の値に戻します次に例を示します ltdata id=routing-id value=g_rt_idgt この場合元の値はopmnxmlファイルのバックアップコピーに基づき決められま

すこの手順は手順bで説明したプロシージャとは反対のものです

12 ESB Design Time インスタンスの場合は次の 2 つの手順を実行して OPMN サービ

スのフェイルオーバーを有効にします

a OC4J_ESBDTのprocess-typeタグにservice-failover=1を追加します

b ESBDT_GROUPのprocess-setタグからnumprocs=1を削除しますつまり

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgtを元の値ltprocess-set id=

23

ESBDT_GROUP numprocs=1gtに戻します

13 opmnxmlファイルのnumprocの値を元の値に戻します

14 インスタンスデータのソース構成を手順 6 で作成したdata-sourcesxmlのバッ

クアップコピーをリストアして元の状態に戻します cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup ORACLE_

HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

15 インスタンスを再起動します

16 そのほかのBPELESB Runtime(ESBR)およびESB Design Time(ESBD)インス

タンスに対して手順 3~15 を繰り返し1 度に 1 つのORACLE_HOMEにパッチを適用

します

56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用中は

Available Product Components 画面が表示されますパッチの適用を続行するにはコ

ンポーネントツリーを展開してパッチを再適用するためにすべてのコンポーネント

を手動で選択する必要がありますこの選択をおこなわないとOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用に失敗します

6 適用後のタスク この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

適用後のタスクについて説明します以下のトピックが含まれます

第 61 項フルバックアップを実行する

第 62 項PHPを有効にする

第 63 項JDKをRelease 142 にリストアする

第 64 項BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する

第 65 項カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイ

する

第 66 項Java Single Sign-Onを有効にする

第 67 項Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをデプロイする

第 68 項WSILアプリケーションを手動でデプロイする

第 69 項Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する

第 610 項Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する

第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする

第 612 項Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク

第 613 項HTTP TRACEのサポートを無効にする

第 614 項Oracle BAM 101340 をアンインストールする

61 フルバックアップを実行する パッチセットをインストールしたらOracle Application Server 環境のフルバックアッ

24

プを実行する必要がありますバックアップを取ることで新たにパッチを適用した環

境をリストアできるようになります

また10g Release 3(101300)環境にパッチを適用する場合以前のバックアップは

10g Release 3(101320)Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリツー

ルでは使用できません

参照Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリの詳細について

は『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』のバックアップとリカバリの

概要を参照してください

62 PHPを有効にする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

PHP を有効にする必要がありますPHP を有効にする手順は次のとおりです

1 Oracle HTTP Serverのhttpdconf構成ファイルに以下の変更を加えます

a Oracle HTTP Serverの構成ファイルを検索して開きます Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf

b コメント文字()を使用して次のPHP 40ディレクティブをコメントにし

ます Linux x86 の場合 LoadModule php4_module libexeclibphp4so AddModule mod_php4c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php4_module modulesphp4apachedll AddModule mod_php4c

c 次のPHP 50 LoadModuleディレクティブを追加します Linux x86 の場合 LoadModule php5_module libexeclibphp5so AddModule mod_php5c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php5_module modulesphp5apachedll AddModule mod_php5c

d 次のAddTypeディレクティブを追加します AddType applicationx-httpd-php php php5 AddType applicationx-httpd-php-source phps

e httpdconfファイルを保存して閉じます

2 PHPRC環境変数をphp5iniファイルを指すように設定します

minus Linux x86 の場合 setenv PHPRC ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

25

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 set PHPRC = ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

63 JDKをRelease 142にリストアする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

JDK を Release 142 にリストアする必要があります手順は次のとおりです

1 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを停止

します

2 第 512 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

適用する で変更したOC4Jインスタンスのopmnxmlファイル内にあるltdata id=java-optionsgt要素から-XXAppendRatio=3の行を削除します

3 ID属性がjava-binであるltdatagt要素にJavaシステムプロパティを設定します編集

後のファイルは次のように表示されます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-bin value=myhostjdk142binjava gt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt

4 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを再起

動します

64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する data-sourcesxml フ ァ イ ル を 編 集 し て JDBC factoryClass パ ラ メ ー タ を

oraclejdbcOracleDriver か ら BPELPM_CONNECTION_POOL パ ラ メ ー タ の

oraclejdbcpoolOracleDataSourceに変更しますファイルの設定は次の例の太

字で示されている部分のようにする必要があります ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource url=jdbcoraclethinscotttigerstadd141521db5617gt

data-sourcesxml ファイルは直接または Oracle Enterprise Manager を使用(『Oracle Containers for J2EEG リソースアダプタ管理者ガイド』を参照)して編集できます

65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを

再デプロイする カスタムセキュリティ設定(Oracle Single Sign-On を使用するなど)を使用してアプ

リケーションを構成している場合10g Release 3(101340)を適用後にアプリケーショ

ンを再構成して再デプロイする必要があります

26

66 Java Single Sign-Onを有効にする 10g Release 3(101330)をOracle Application Server 10g Release 3(101300)のインス

トールに適用する場合はjaznxmlファイルを編集してJava Single Sign-Onを有効にす

る必要がありますjaznxmlファイルを編集したらインスタンスを再起動します

詳細については『Oracle Containers for J2EEGセキュリティガイド 10g(101310)』

の第 14 章OC4J Javaシングルサインオンを参照してください

67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする 10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてパッチセットを適用する前

に Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをアンデプロイした場合はパッチセッ

トを適用後にそれらのアプリケーションを再デプロイする必要がありますアプリケー

ションをデプロイする手順は次のとおりです

1 Application Server Control Console にログインします

2 アプリケーションが特定の OC4J インスタンスにデプロイされる場合はその OC4Jインスタンスの OC4J ホームページに移動しますアプリケーションがグループに

デプロイされる場合はそのグループのページに移動します

3 「Applications」をクリックします

4 「Deploy」をクリックして画面の指示に従います詳細な情報が必要な場合は

「Help」をクリックしてください

68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする Oracle Application Server 10g Release 3(101310)以降ではWeb Services Inspection Language(WSIL)がサポートされていますWSIL を使用するとインスタンスにデプ

ロイされているすべての Web サービスを確認できます

10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてWSIL を利用する場合は手

動でデプロイする必要がありますWSIL アプリケーションをデプロイする手順は次の

とおりですこの手順はOC4J のインスタンスが実行していることを前提としていま

1 Application Server Control Console にログインします

2 OC4J ホームページで「Administrations」をクリックしますこれでデプロイ

されているアプリケーションの一覧を確認できます

3 「Deploy」をクリックしてDeploy Select Archive ページを表示します

4 Deploy Select Archive ページで以下の手順を実行します

a Application Server Controlを実行しているサーバーにすでに存在するアーカ

イブを選択します

b 次のwsil-iasearファイルのパスを入力します webserviceslibwsil-iasear

c 「Next」をクリックしてDeploy Application Attributes ページを表示します

5 Deploy Application Attributes ページで以下の手順を実行します

a Application Name フィールドに WSIL アプリケーションの名前を入力します

b Parent Application がデフォルトに設定されていることを確認します

c Bind Web Module to Site がデフォルトの Web サイトに設定されていることを

確認します

27

d Context Root がinspectionwsil に設定されていることを確認します

e 「Next」をクリックしてDeploy Deployment Settings ページを開きます

6 「Next」をクリックしてWSIL アプリケーションをデプロイしますConfirmation Page にWSIL アプリケーションのデプロイが成功したことが示されます

7 これで次のWebアドレスからWSILアプリケーションにアクセスできます httphostnameportinspectionwsil このURLではhostnameはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのホスト名portはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのポート番号です

69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する Oracle Enterprise Service Bus をインストールしていて中間層のインストールのいずれ

かをホストしているマシンの IP またはホスト名をクローンまたは変更する場合は次

の手順を実行する必要があります

参照Oracle Enterprise Service Bus サービスの更新方法の詳細については

『Oracle Application ServerG 管理者ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照

してください

1 次のスクリプトを実行してOracle ホームとシステム変数を設定します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptsh

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptbat

2 スクリプトを実行したコマンドラインウィンドウで次のコマンドを実行して

Oracle Enterprise Service Busサービスをエクスポートします ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベースサー

ビス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次のよ

うになります ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

28

3 オペレーティングシステムを更新してホスト名ドメイン名またはその両方

を正しい名前に変更します

4 オペレーティングシステムに必要な場合はホストを再起動します

5 ネットワーク内の別のホストからそのホストに Ping を発行できることを確認しま

すすべてが正しく解決されるように新しいホスト名を使用して Ping を発行して

ください

6 esbparampropertiesファイルを次のように編集します

minus IPアドレスまたはホスト名を変更している場合はDT_OC4J_HOSTプロパ

ティを新しいホスト名に変更しますたとえば新しいホスト名が

newhostexamplecomの場合はプロパティの値は次のようになります DT_OC4J_HOST=newhostexamplecom

minus ローカルマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HTTP_PORT を更新

して新しいポートにします

minus リモートマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HOST プロパティを

新しいホスト名にDT_OC4J_HTTP_PORT プロパティを新しいポートに更新

します

7 手順 2 で使用したのと同じコマンドラインウィンドウから次のコマンドを実行します

ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベース

サービス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次

のようになります ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=PASSWORD

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

8 各 Oracle ホームで次のコマンドを実行してホストにあるすべての中間層のインス

タンスを起動します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

29

9 この手順の最初の段階でOracle Application Server を自動的に開始するために無効

にしたプロセスがある場合はそれらを有効にします

10 サービスが ESB コンソールに一覧表示されておりアプリケーションが正常に稼動

していることを確認します

610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを

実行する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールしたらWebCenter アプ

リケーション用に作成したすべての OC4J インスタンスに対して ADF インストーラを

実行する必要がありますADF インストーラを実行しない場合ユーザーのカスタム

アプリケーションは ADF の最新の共有ライブラリにアクセスできません

ADF インストーラの実行方法の詳細については『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development Framework のための Fusion 開発者ガイド』の第 2921項ADFランタイムライブラリのインストールを参照してください

611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする このパッチで利用可能なすべてのバグ修正プログラムを確実に適用するにはOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したあとでOracle ADF アプリケーションを移行して再デプロイする必要がありますアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする手順は次のとおりです

1 Oracle Technology NetworkからOracle JDeveloper 101330 をダウンロードします

OTNのアドレスは次のとおりです httpwwworaclecomtechnologyindexhtml

2 ワークスペースを次の手順で移行します

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 と同じシステムにイ

ンストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「Yes」をクリックして101320 JDeveloper ビルドの system フォルダをポイントしますこれでJDeveloper 101340 へのデータベース接続をはじめとしたユーザー設定が移行されます

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 とは異なるシステム

にインストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「No」をクリックします(この場

合データベース接続は Oracle JDeveloper 101340 に移行されません

JDeveloper 101320 ではデータベース接続は IDEConnectionsxml に格納さ

れておりこのファイルはOracle JDeveloper systemディレクトリにあります

そのためOracle JDeveloper 101340 から Oracle JDeveloper 101320 のデー

タベースの接続にアクセスするにはsystem ディレクトリを移行する必要が

あります)Oracle JDeveloper 101320 のインスタンスから任意の Oracle ADFアプリケーションのワークスペースを Oracle JDeveloper 101340 の環境にコ

ピーしてアプリケーションワークスペースを開きますDo you want to migrate the workspace from a previous versionのプロンプトが表示されたら

「Yes」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle ADF アプリケーションを新しい EAR ファイ

ルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

30

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle Application Development Framework 開発者ガイド』

を参照してください

612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後はOracle WebCenterアプリケーションを使用する前に以下のタスクを実行する必要があります

第 6121 項JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする

第 6122 項移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義

する

第 6123 項10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタ

マイゼーションをコピーする

第 6124 項Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行

する

第 6125 項Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用した

アプリケーションを移行する

第 6126 項OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を

再構成する

第 6127 項101340 の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する

6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプ

リケーションを移行および再デプロイする JCR データコントロールを使用してOracle WebCenter アプリケーション内の分散し

たコンテンツを統合および公開している場合はOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後コンテンツリポジトリにアクセスできる

ことを確認するために以下の手順を実行する必要があります

1 第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイするの手順 1 と 2を実行します

2 次の手順を実行してアプリケーションサーバーの接続を作成します

a Connections Navigator で「Application Server」を右クリックして「New Application Server Connection」を選択します

b Welcome ページが表示されている場合は「Next」をクリックして Type ペー

ジを表示します

c Connection Name フィールドで接続の名前を指定します

d Connection Type リストから「Standalone OC4J 10g 1013」を選択します

e 「Next」をクリックしてAuthentication ページを表示します

f OC4J インスタンスへの認証に使用するユーザー名とパスワードを指定します

g 「Next」をクリックしてConnection ページを表示します

h OC4J インスタンスにアクセスするために使用するホスト名とポート番号を指

定しますOC4J インスタンスが Oracle JDeveloper と同じコンピュータにイン

ストールされている場合はlocalhost をホスト名として指定します

i 「Finish」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle WebCenter アプリケーションを新しい EAR ファ

31

イルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照して

ください

注最初に新しいアプリケーションサーバーの接続を Oracle WebCenterアプリケーションと関連づける必要があります関連づけるには次の手

順を実行します

1 Resources ノードでOracle WebCenter アプリケーション用に作成した

デプロイメントプロファイルを右クリックします

2 WAR Deployment Profile Properties ダイアログボックスの左側のペイ

ンで「Platform」を選択しTarget Connection で作成したアプリケー

ションサーバーの接続を選択します

3 「OK」をクリックします

6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を

再定義する アプリケーションを 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に移行する場合セ

キュリティで保護されたページの認可情報はアプリケーションと一緒に移行されませ

んそのためアップグレードする前にアプリケーションの ADF セキュリティを定義

していた場合は10g Release 3(101340)のインスタンスでページのアクセス権限を

再定義する必要があります実行する手順については『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレッ

トカスタマイゼーションをコピーする Preconfigured OC4J にデプロイされた PDJ-Java ポートレットに対して作成したカスタマ

イザーションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますそのためOracle Application Server インスタンスを 10g Release 3(1013)Patch Set 2(101320)から 10g Release 3(101340)にパッチを適用する場合は10g Release 3(1013)Patch Set 2

(101320)用に作成したカスタマイゼーションは利用できませんこれらのカスタマ

イゼーションを 10g Release 3(101340)の環境で利用できるようにする場合は次の

手順を実行する必要があります

1 portlet-client-deployjarファイルを使用してカスタマイゼーションをエクス

ポートします カスタマイゼーションをエクスポートおよびインポートする手順については

『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

2 EARファイルでportlet-client-deployjarファイルを再実行してカスタマイ

ゼーションをインポートします

3 OC4J_WebCenter インスタンスを再起動します

6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケー

ションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して No を選択した場合は

このタスクを実行します

Preconfigured OC4J にデプロイされたポートレットに対して作成したカスタマイゼー

ションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますOracle JDeveloper の以前

32

のリリースから移行していない場合は以前のインストールで作成したポートレット

カスタマイゼーションは新しい Oracle Jdeveloper のインストールでは利用できません

これらのカスタマイゼーションを利用したい場合は新しい Oracle JDeveloper のインス

トールのアプリケーションにカスタマイゼーションを手動でコピーする必要があります

OmniportletWebClippingWSRPおよびPDKサンプルポートレット用に作成したカ

スタマイゼーションは以前のJDeveloper_ homeportalportletdataディレクトリ

から新しいOracle JDeveloperのインストールに手動でコピーできますPreconfigured OC4JにデプロイしたカスタムPDK-Javaポートレットがある場合は『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のポートレットプリファレンスストア移行ユーティリティ

を参照してポートレットプリファレンスストア移行ツールを使用してこれらの

カスタマイゼーションを保存する方法を確認してください

6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレッ

トを使用したアプリケーションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して Yes を選択した場合は

このタスクを実行します

この場合Preconfigured OC4J にデプロイした大部分のポートレットに対するカスタマ

イゼーションはOracle JDeveloper の移行全体の一環として自動的に移行されますた

だしPDK-Java ポートレット用に作成したカスタマイゼーションは101340 のイン

スタンスに手動でコピーする必要がありますポートレットプリファレンスストア

移行ツールを使用してそのほかの PDK カスタマイゼーションを保存する方法について

は『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』のポートレットプリファレンス

ストア移行ユーティリティを参照してください

6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキ

シ設定を再構成する アプリケーションに OmniPortlet および Web クリッピングポートレットが含まれてい

る場合Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

後それらのポートレットのプロキシ設定を再構成する必要があります10g Release 3(101320)のインスタンスからはプロバイダ構成情報が移行されないのでこの再構

成はかならずおこなう必要があります

OmniPortlet および Web クリッピングプロデューサの HTTP プロキシ設定の構成方法

については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』の付録そのほかのポート

レット構成を参照してください

6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクス

ポートEARファイルを再作成する Oracle WebCenter アプリケーションを10g Release 3(101320)環境から 10g Release 3

(101340)環境に転送しており事前デプロイメントツールを使用してカスタマイ

ゼーションをエクスポートしエクスポート EAR ファイルを作成する場合jspx ペー

ジもエクスポートされます

Oracle JDeveloper 10g Release 3(101340)を使用するアプリケーションの移行中に jspxページに変更を加えアプリケーションをデプロイして10g Release 3(101320)で

作成したエクスポート EAR ファイルからカスタマイゼーションをインポートする場合

Oracle JDeveloper でおこなったページの変更内容は失われます編集したページが上書

きされるのを避けるにはportlet-client-deployjar ファイルの 10g Release 3(101340)バージョンを 10g Release 3(101320)のインストール環境にコピーし10g Release 3(101340)の事前デプロイメントツールを使用してエクスポート EAR ファイルを再

33

作成する必要があります

事前デプロイメントツールを使用してカスタマイゼーションをエクスポートおよび

インポートする手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照

してください

613 HTTP TRACEのサポートを無効にする HTTP TRACE メソッドはTRACE レスポンスのエンティティボディ内にあるクライア

ント HTTP からリクエストされたコンテンツを返しますこの動作によりリクエスト

の HTTP ヘッダーに含まれている Cookie や認証データなどの機密情報は攻撃を受けや

すくなります

この問題を回避するにはApache mod_writeモジュールを使用してHTTP TRACEリク

エストを拒否するかサイトの要件とポリシーを満たすのに必要なメソッドだけを許可

するようにします次の追加の構成情報をApache HTTP Serverの構成ファイルに追加し

ます RewriteEngine On RewriteCond REQUEST_METHOD ^TRACE RewriteRule - [F]

614 Oracle BAM 101340をアンインストールする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)Business Activity Monitoringをアンインストールする場合は適用後のタスクを実行する必要があります

このプロセスにはOracle BAM 101340 パッチセットのアンインストールと Oracle BAM 101330 のリストアが含まれます

これらの手順を実行するとOracle BAM 101340でおこなった変更はすべて失われます

Oracle BAM 101340 をアンインストールしてOracle BAM 101330 をリストアする

手順は次のとおりです

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 「コントロール パネル」「プログラムの追加と削除」の順にクリックしてOracle BAM アプリケーションを削除しますActive Data Cache データベースは削除されま

せん

3 ホストマシンを再起動します

4 SQLPlus コマンドを使用してActive Data Cache に使用したデータベースアカウ

ントに対する権限を(必要な場合はOracle Enterprise Link for BAM のデータベー

スアカウントも同時に)削除再作成およびリセットします

5 Oracleデータベースツールを使用してOracle BAM 101330 Active Data Cacheデータベーススキーマのバックアップをリストアしますこのバックアップは

Oracle BAM 101340 Patch Setをインストールする前に第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境をバックアップするで作成し

たものです Oracle Data Pump Impdpユーティリティを使用してBAM Active Data Cache DatabaseおよびOracleデータベースにあるOracle Enterprise Link for BAMリポジトリをリスト

アします

6 Oracle BAM 101330 環境を再インストールします インストール中にActive Data Cache および Oracle Enterprise Link for BAM リポジ

トリの「Build」または「Upgrade」オプションの選択を解除できます

7 ホストシステムを再起動します

8 Oracle BAM 101330 のバックアップを作成中にConfigFilesBackupファイルお

よびイメージディレクトリを元の場所から移動している場合はそれらをリスト

34

アします変更したOracle Enterprise Link for BAM Data Flow Serviceの設定もリスト

アします

7 既知の問題 以下の各項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の既知の問題について説明します

第 71 項Webサービスとクライアント間の非互換性

第 72 項EJB 30 に基づくWebサービス

第 73 項Oracle HTTP Server 1012 を使用する際にWebモジュールおよびWebサー

ビスをテストする

第 74 項bc4jearファイルのファイル名の変更

第 75 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

複数回適用する

第 76 項パッチ適用時のメッセージ

第 77 項OC4Jトランザクションのサポート

第 78 項パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する

第 79 項高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ

第 710 項TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示され

ない

第 711 項Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ

第 712 項シャットダウン時のBPELエラーメッセージ

第 713 項OC4J_WebCenterインスタンスログエラー

第 714 項BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示

第 715 項パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログ エラー

第 716 項Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)

第 717 項ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプ

タで失敗する

第 718 項パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される

第 719 項アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない

71 Webサービスとクライアント間の非互換性 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用したあとは以下の点に注意してください

Web サービスを再生成して再デプロイする場合は生成した WSDL に変更が加え

られます

10g Release 3(101300)クライアントをサービスに使用するとコンパイラエ

ラーで通信に失敗します これらの問題は次の方法で対処できます

Web サービスの EAR ファイルは再アセンブルしないでくださいWSDL は変更さ

れずクライアントは引き続きサービスと通信することができます

WebサービスのEARファイルを再生成する必要がある場合はクライアントを再生

成してラッパーを使用するクラスの名前に接尾辞Elementを追加しますこれ

はunwrapParametersがfalseに設定された状態でアセンブルされたラッパー

クラスをクライアントが使用することが前提となっています

35

72 EJB 30に基づくWebサービス Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用しEJB 30 でアセンブルした Release 3(101300)Web サービ

スを使用する場合サービスを再デプロイすると WSDL が変更されますこの場合

クライアントコードを再生成してサービスと通信できるようにする必要があります

73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュール

およびWebサービスをテストする Oracle Enterprise Manager Application Server Control にはテストページがありこのペー

ジを使用してアプリケーションサーバー環境にデプロイした Web モジュールおよ

び Web サービスをテストできますほとんどの場合テストページにはユーザー

の環境に現在設定されているWebサイトとポートの一覧が表示されますWebモジュー

ルまたは Web サービスの URL をテストする際には使用する Web サイトをこの一覧

から選択できます

参照Enterprise Manager のオンラインヘルプのTesting a Web Serviceおよび

Overview of Managing Web Modules

Oracle HTTP Server 10g Release 2(1012)を OC4J に対するフロントエンドとして使

用している場合テストページの Discovered Web サイトの一覧には何も表示されない

ことがありますこの場合Application Server Control を使用してWeb モジュールま

たは Web サービスの URL をテストすることはできません代わりに新しいブラウザ

ウィンドウを開いてブラウザのアドレスフィールドに Web モジュールまたは Webサービスの URL を入力します

参照10g Release 2(10132)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』のOracle Application Server 1013 での Oracle Application Server 1012 の構成

74 bc4jearファイルのファイル名の変更 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)はbc4jearファイルを使用しこ

のファイルをデフォルトのホームインスタンスにデプロイしますOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は新たに作成されたイ

ンスタンスのデフォルトのファイル名はdatatagsearになりますファイルのコンテ

ンツや機能は変わりません

75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は再

度パッチを適用しないでください再度適用するとエラーになる場合がありますた

とえばオラクルでは次のシナリオはサポートしていません

1 J2EE およびWebserverオプションを設定してOracle Application Server 10g Release 3(1013)をインストールする

2 Oracle Enterprise Service Bus 10g(101310)のスタンドアロン中間層をインストー

ルする

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

4 Oracle BPEL Process Manager 10g(10131)のスタンドアロン中間層または Oracle Web Services Manager 10g(10131)中間層をインストールする

36

5 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用して

Oracle BPEL Process Manager を 10g Release 3(101340)にアップグレードする

76 パッチ適用時のメッセージ パッチの適用中には以下のエラーメッセージが表示されることがあります

Oracle Internet Directory 10g Release 2(101202)インフラストラクチャに関連づけ

られているスタンドアロンのOracle Containers for J2EEのインスタンスがあるシス

テムにパッチを適用する場合パッチの適用中にOC4J管理者のパスワードの入力

を求めるプロンプトが表示されると次のメッセージが表示されることがあります The operation is unsupported

このメッセージは無視してください

stopallコマンドを使用してOPMNプロセスを停止している間に次のメッセージ

が表示されることがあります

Error

--gt Process (index=1uid=1998741206pid=13253) time out while waiting

for a managed process to stop Log exampleproduct1013OracleAS_3

opmnlogsdefault_group~oc4j_owsm ~default_group~1log opmnctl

graceful stop of processes failed trying forceful shutdown

このメッセージは無視してください

77 OC4Jトランザクションのサポート Oracle Application Server 10g Release 3(101310)の OC4J トランザクションマネージャ

にはRecoverable Last Resource Commit(RLRC)と呼ばれる機能が含まれていますこ

の機能はLast Resource Commit(LRC)トランザクションに対する強化されたリカバリ

メカニズムを提供しトランザクションの全体的なパフォーマンスを向上します

RLRC ではデータベース表を使用してトランザクション ID のコミットレコード

が保持されますこのため中間層内の OC4J トランザクションログにコミットレ

コードを保持する必要がなくなりますコミットレコードの書込みは 2 段階のコミッ

トプロセスにおけるパフォーマンスコストの大部分を占めます

注現在 RLRC は非 XA リソースがデータベースである場合のみ利用で

きますさらにコミットレコードはデータベース内に保持されるため

RLRC トランザクションなどのリカバリが必要な場合にはこのデータ

ベースにアクセスできる必要があります

RLRC 機能の設定手順は次のとおりです

1 サーバーが稼動している場合は停止します

2 コミットレコードを保持するデータベースに接続し次のSQLスクリプトを実行

して必要なスキーマをインストールします J2EE_HOMEdatabasej2eejtaoraclelast_resource_commitsql

37

3 J2EE_HOMEconfigdata-sourcesxmlファイルを開きますコミットレコード

のデータベースにアクセスするための接続プールを編集または作成してコネク

ションファクトリ要素の一部としてcommit-record-table-name属性を指定します 次に例を示します

[] ltconnection-pool name=Example Connection Pool num-cached-statements=10gt ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource user=scott password=password url=jdbcoraclethinmyServer5521main commit-record-table-name=scottOC4J_TX_RLRC_LOGgt ltproperty name=connectionCachingEnabled value=falsegt ltproperty name=implicitCachingEnabled value=truegt ltproperty name=maxStatements value=50gt ltconnection-factorygt ltconnection-poolgt []

注commit-record-table-name属性の名前に指定する値は完全修飾さ

れている必要があり指定するユーザー資格証明にはこの表に対する

deleteおよびselect権限が必要です

4 (オプション)J2EE_HOMEconfigtransaction-managerxmlファイルを開き

RLRC機能の実行時の動作を変更します 次に例を示します [] ltcommit-coordinatorgt ltmiddle-tiergt ltrecovery retry-interval = 300 rlrc-min-purge-interval=10 rlrc-purge-size=1000gt ltmiddle-tiergt ltcommit-coordinatorgt [] この例では次のパラメータが使用されています

nrlrc-purge-intervalはデータベース内でコミットレコードのバッチパー

ジがおこなわれる間隔(ミリ秒単位)です

nrlrc-purge-sizeはデータベース内でコミットレコードのバッチパージ

がおこなわれる間に削除されるバッチのサイズです

78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する 10g Release 3(101310)Oracle ホームにパッチを適用し10g Release 3(101310)Oracle ホームのインストール時に次のインストールオプションを選択している場合

Application Server Control Console を表示できないことがあります

Advanced Install オプションを選択している

インストールのタイプとしてJ2EE Server Web Server and SOA Suite を選択して

いる

Administrator OC4J インスタンスとして機能するようにインスタンスを構成している

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のインストール中にこれらのオプショ

ンをすべて選択している場合インストール完了後Application Server Control Consoleが表示されないことがまれにありますこの問題は10g Release 3(101340)パッチ

38

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

オプションの値

必須の値

これらのパラメータについては以下の各項で説明します

定数 パッチセットの適用を正常におこなえるように事前に設定されたテキストまた

はブール値があります上級ユーザー以外はこれらの値を変更しないでください

minus Linux x86 の例 FROM_LOCATION=Disk1stageproductsxml SHOW_SUMMARY_PAGE=false

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

FROM_LOCATION=EDisk1stageproductsxml SHOW_SUMMARY_PAGE=false

オプションの値 パラメータが文字列ltValue Unspecifiedgtに設定されている場合インストーラ

はこのパラメータを無視しますインストーラはパラメータのデフォルト値を使

用するか現在インストールされているOracle Application Serverから値を取得しま

す上級ユーザー以外はこれらの値を変更しないでください

minus Linux x86 の例 UNIX_GROUP_NAME=ltValue Unspecifiedgt

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

RESTART_SYSTEM=ltValue Unspecifiedgt

必須の値 パラメータが文字列ltValue_Requiredgtに設定されている場合この文字列をテキ

ストまたはブール値で置き換える必要がありますサイレントパッチ適用の場合

値を指定しないとプロセスが失敗します非対話型パッチ適用の場合この文字

列をテキストまたはブール値で置き換えないとプロセスが一時停止し通常の画

面が表示されてこの値の入力を求められます Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用では

次のパラメータの値を指定する必要があります

minus ORACLE_HOME

これはパッチを適用するインストールが含まれる Oracle ホームディレク

トリのフルパスです

lowast サイレントパッチ適用の場合はOracleホームへのパスがあるエン

トリ ORACLE_HOME=ltValue_Requiredgt を更新する必要があります次を参照してください Linux x86 の場合ORACLE_HOME=privateoracleAppSrvHome

Microsoft Windows(32-Bit)の場合ORACLE_ HOME=

17

CprivateoracleAppSrvHome

このエントリを更新しない場合プロセスは失敗します

lowast 非対話型パッチ適用の場合このエントリを更新しないとインス

トーラが一時停止してFile Locations ダイアログが表示されます

534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する手順は次のとおりです

注サイレントパッチ適用中に使用中のファイルがある場合(ユーザー

がファイルを開いているなど)プロセスが終了することがあります終

了してしまった場合は開いているファイルを特定して対応するプロセ

スを停止する必要があります該当プロセスを停止後パッチの適用を再

度開始できます

1 製品のインストールメディアからレスポンスファイルのテンプレートを使用し

ているコンピュータにコピーします

2 コピーしたファイルに必要な変更を加えて保存します

3 dsaconfファイルを編集している場合はコピーを作成しますこのファイルは

パッチの適用中に上書きされます

4 アダプタを使用する場合はoc4j-raxmlファイルのコピーを作成しますこの

ファイルはパッチの適用中に上書きされます

5 パッチの適用を開始しますインストーラのresponseFileパラメータの値として

レスポンスファイルのパスとファイル名を指定しますサイレントインストー

ルの場合はsilentパラメータも指定します次のMicrosoft Windowsの例ではEはインストールメディアのドライブです

サイレントパッチ適用

minus Linux x86 の例 gt runInstaller -silent -responseFile absolute_path_and_filename

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

Egt setupexe -silent -responseFile absolute_path_and_filename

非対話型パッチ適用

minus Linux x86 の例 gt runInstaller -responseFile absolute_path_and_filename

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

Egt setupexe -responseFile absolute_path_and_filename

18

注Oracle Business Activity Monitoring101340 のサイレントパッチ適用

を実行するにはEDisk1BAMディレクトリから次のコマンドを実行し

ますEはインストールメディアのドライブです EDisk1BAMgt setup_bambat ltBAM Install Locationgt -silent

たとえばOracle BAMをCOracleBAMにインストールしている場合は

次のコマンドを使用してサイレントモードでパッチを実行します EDisk1BAMgt setup_bambat COracleBAM -silent

6 インベントリディレクトリ内のログファイルでエラーがないことを確認します

ログファイルは次のディレクトリにあります

minus Linux x86 の場合 oracle_inventory_pathlogsinstallActiontodays_date_timelogoracle_inventory_pathlogssilentinstalltimestamplog oracle_inventory_pathの値は次のファイルに格納されています varoptoracleoraInstloc

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

Coracle_inventory_pathlogsinstallActiontodays_date_time log Coracle_inventory_ pathlogsinstallActionsilentinstalltimestamplog oracle_inventory_pathの値は次のディレクトリにあります varoptoracleoraInstloc 前述の例ではファイルが置かれている場所がCドライブだと仮定しています

フ ァ イ ル の 場 所 を 判 定 す る に は レ ジ ス ト リ の

HKEY_LOCAL_MACHINESOFTWAREOracleinst_locエントリを確認します

ログファイル名の形式はinstallActionstodays_date_timelogです

7 現在のdsaconfファイルを手順 6 で作成したコピーで置き換えます

8 oc4j-raxmlファイルを手順 4 で作成したコピーで置き換えます

54 クラスタ環境にパッチセットを適用する Oracle Application Server 10g Release 3(101300)10g Release 3(101310)10g Release 3(101320)または 10g Release 3(101330)クラスタトポロジを管理している

場合はクラスタ内の各アプリケーションサーバーインスタンスに Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用できます次の手順を参照

してください

参照ESB Runtime インスタンスの構成の詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

1 第 2 項このパッチセットについてで更新しているリリースに該当する情報を

確認します たとえばパッチセットを 10g Release 3(101300)の環境に適用している場合

は第 211 項パッチセットを 10g Release 3(101300)Oracleホームに適用す

19

るときの注意点を確認してください

2 クラスタ内の 1 つのアプリケーションサーバーインスタンスにパッチセット

を適用するには第 51 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用するに記載されている説明に従います

3 パッチを適用後新たにパッチを適用したインスタンスが稼働中であることを確認

します たとえばApplication Server Control Console に移動して新たにパッチを適用した

インスタンスがクラスタのメンバーとして表示されていることを確認します該当

のインスタンスが稼動していることを確認してアプリケーションサーバーの

ホームページまたはそのインスタンスの OC4J ホームページにドリルダウンしま

4 第 6 項適用後のタスクに記載されている自分の環境に当てはまるタスクを実行し

ます

5 クラスタ内の残りのアプリケーションサーバーインスタンスに対して手順 2~4 を繰り返します

注10g Release 3(101300)クラスタにパッチを適用している場合は

10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Fusion Middleware Upgrade Guide for Enterprise Deployments』で詳細を確認してく

ださい

55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメ

ントトポロジにパッチセットを適用する この項では最小の停止時間で10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジに適用する方法について

説明しますパッチの適用中にインストーラによって Oracle ホーム内のすべてのコン

テナにパッチが適用されます

551 このパッチセットを適用する前に パッチセットを適用する前に『Oracle Application ServerG エンタープライズデプ

ロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』の情報を確認してください

パッチの適用手順では以下のことが前提となっています

『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリー

ス 3(101310)』に説明されている 10g Release 3(101310)mySOACompanyトポロジにパッチを適用していること

10g Release 3(101310)mySOACompany トポロジにはスタンドアロンの Oracle BPELOracle ESBおよび Oracle WSM インストーラを使用して作成した Oracleホームだけが含まれていること統合された Oracle SOA Suite インストーラを実行

してOracleホームを作成し未使用のコンポーネントを無効にしている場合でも

この手順に従う必要がありますただし有効なコンポーネントに適用されるすべ

てのアプリケーション層の手順を実行してからパッチを適用する必要があります

詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメント

ガイド』の第 3 章mySOACompany の Web 層とアプリケーション層のインストー

ルと構成を参照してください

20

すべてのOracleホームおよびトポロジ内のすべての oraInventory情報のフルバッ

クアップを取っていること詳細については『Oracle Application ServerG 管理者

ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

552 パッチセットを適用する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)mySOACompanyエンタープライズデプロイメントトポロジに適用する手順は以下のとおりです

1 BPEL 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のアッ

プグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示されたら

ORABPEL ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

2 Oracle ESB 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次

のアップグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示された

らORAESB ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

3 最初にパッチを適用する中間層のインスタンスを 1 つ選択します選択できるの

はBPELESB Runtime(ESBR)または ESB Design Time(ESBD)インスタン

スです

4 次の手順を実行してパッチを適用しているインスタンスのルーティング ID を変

更しますこの変更により新たな HTTP 要求の受入れが拒否されインスタンス

による不要なプロセスの実行が回避されます

a opmnxmlファイルのバックアップコピーを作成しますORA-HOME1

ORA-HOME2またはORA-HOME3に対応するORACLE_HOMEの値(『Oracle

21

Application ServerGエンタープライズデプロイメントガイド』を参照)

はパッチを適用しているインスタンスによって異なります次に例を示

します cp ORACLE_HOMEopmnconfopmnxml ORACLE_

HOMEopmnconfopmnxmlbackup

b opmnxmlファイルを編集してパッチを適用しているインスタンスのルー

ティングIDを変更しますたとえばOC4J_SOAインスタンスにパッチを適

用している場合はルーティングIDを指定する行を追加します次の例の

太字部分を参照してくださいこのインスタンスではOracle BPELOracle ESBまたはOracle WSMを実行できます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=OC4J_SOA module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-parametersgt

ltdata id=routing-id value=Ygt

注ハードウェア LBR を変更するのではなくルーティング ID を使用し

て OC4J へのルーティングを回避することを推奨しますLBR 構成を変更

する場合Oracle HTTP Server へのルーティングだけを回避することにな

ります構成内にあるほかの Oracle HTTP Server のインスタンスはパッ

チを適用している OC4J へのリクエストをクロスルーティングできます

この方法は新たな HTTP リクエストの実行を阻止しますそのほかの起

動しているサービス(JMS など)はコンテナが停止するまで稼動し続け

ます

5 ESB Design Time(ESBD)インスタンスだけの場合 opmnxmlファイルを編集してサービスフェイルオーバー構成を削除しますこ

れでインスタンスがESBDに対して非アクティブ-パッシプな構成に戻りますた

とえばファイルに以下のエントリが含まれている場合

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J service-failover=1

status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgt

次のように修正します

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUP numprocs=1gt

6 パッチを適用しているインスタンスのデータベース情報を変更しますこれで

パッチを適用している間にSOA コンポーネントからデータベースにトランザク

22

ションが渡るのを防げます

a パッチを適用しているインスタンスのORACLE_HOMEでdata-sourcesxmlの

バックアップコピーを作成します次に例を示します

cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup

b datasourcesxmlファイルを編集して存在しないデータベースを指すよ

うにしますこれをおこなう方法としてはデータベースのポート番号を

意図的に正しくないポート番号に変更する方法がありますたとえばデー

タベースポート 1521 を使用している場合はすべての参照をポート 1522に変更します次の例の太字部分を参照してください ltconnection-factory

factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource

url=jdbcoraclethin

(DESCRIPTION=(ADDRESS_LIST=(LOAD_BALANCE=on)

(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)

(HOST=dehydusoraclecom)

(PORT=1522)))

(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=orcl)))

user=oraesb password=-gtesb_passwordgt

7 opmnxmlファイルにnumprocs=1を設定します

8 パッチを適用しているインスタンスを停止しますそのほかのインスタンスは実行

したままにできます

注継続中の HTTP 同期リクエストはすべて停止することを推奨します

停止操作では正常に停止するためにJMS コールなどのそのほかの種類

のリクエストは考慮されません

9 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を Oracle ホームに適用します

10 パッチを適用する前にインスタンス内の使用していないすべての SOA コンポー

ネントを無効にします無効にしない場合インスタンスを再起動するとそれら

のコンポーネントも起動します たとえばOracle ESB を使用していない場合はASControl から「ClusterTopology」「Applications」「Stop」の順に選択して ESB サービスを停止できます

11 インスタンスのルーティングIDを元の値に戻します次に例を示します ltdata id=routing-id value=g_rt_idgt この場合元の値はopmnxmlファイルのバックアップコピーに基づき決められま

すこの手順は手順bで説明したプロシージャとは反対のものです

12 ESB Design Time インスタンスの場合は次の 2 つの手順を実行して OPMN サービ

スのフェイルオーバーを有効にします

a OC4J_ESBDTのprocess-typeタグにservice-failover=1を追加します

b ESBDT_GROUPのprocess-setタグからnumprocs=1を削除しますつまり

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgtを元の値ltprocess-set id=

23

ESBDT_GROUP numprocs=1gtに戻します

13 opmnxmlファイルのnumprocの値を元の値に戻します

14 インスタンスデータのソース構成を手順 6 で作成したdata-sourcesxmlのバッ

クアップコピーをリストアして元の状態に戻します cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup ORACLE_

HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

15 インスタンスを再起動します

16 そのほかのBPELESB Runtime(ESBR)およびESB Design Time(ESBD)インス

タンスに対して手順 3~15 を繰り返し1 度に 1 つのORACLE_HOMEにパッチを適用

します

56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用中は

Available Product Components 画面が表示されますパッチの適用を続行するにはコ

ンポーネントツリーを展開してパッチを再適用するためにすべてのコンポーネント

を手動で選択する必要がありますこの選択をおこなわないとOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用に失敗します

6 適用後のタスク この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

適用後のタスクについて説明します以下のトピックが含まれます

第 61 項フルバックアップを実行する

第 62 項PHPを有効にする

第 63 項JDKをRelease 142 にリストアする

第 64 項BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する

第 65 項カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイ

する

第 66 項Java Single Sign-Onを有効にする

第 67 項Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをデプロイする

第 68 項WSILアプリケーションを手動でデプロイする

第 69 項Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する

第 610 項Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する

第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする

第 612 項Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク

第 613 項HTTP TRACEのサポートを無効にする

第 614 項Oracle BAM 101340 をアンインストールする

61 フルバックアップを実行する パッチセットをインストールしたらOracle Application Server 環境のフルバックアッ

24

プを実行する必要がありますバックアップを取ることで新たにパッチを適用した環

境をリストアできるようになります

また10g Release 3(101300)環境にパッチを適用する場合以前のバックアップは

10g Release 3(101320)Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリツー

ルでは使用できません

参照Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリの詳細について

は『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』のバックアップとリカバリの

概要を参照してください

62 PHPを有効にする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

PHP を有効にする必要がありますPHP を有効にする手順は次のとおりです

1 Oracle HTTP Serverのhttpdconf構成ファイルに以下の変更を加えます

a Oracle HTTP Serverの構成ファイルを検索して開きます Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf

b コメント文字()を使用して次のPHP 40ディレクティブをコメントにし

ます Linux x86 の場合 LoadModule php4_module libexeclibphp4so AddModule mod_php4c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php4_module modulesphp4apachedll AddModule mod_php4c

c 次のPHP 50 LoadModuleディレクティブを追加します Linux x86 の場合 LoadModule php5_module libexeclibphp5so AddModule mod_php5c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php5_module modulesphp5apachedll AddModule mod_php5c

d 次のAddTypeディレクティブを追加します AddType applicationx-httpd-php php php5 AddType applicationx-httpd-php-source phps

e httpdconfファイルを保存して閉じます

2 PHPRC環境変数をphp5iniファイルを指すように設定します

minus Linux x86 の場合 setenv PHPRC ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

25

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 set PHPRC = ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

63 JDKをRelease 142にリストアする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

JDK を Release 142 にリストアする必要があります手順は次のとおりです

1 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを停止

します

2 第 512 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

適用する で変更したOC4Jインスタンスのopmnxmlファイル内にあるltdata id=java-optionsgt要素から-XXAppendRatio=3の行を削除します

3 ID属性がjava-binであるltdatagt要素にJavaシステムプロパティを設定します編集

後のファイルは次のように表示されます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-bin value=myhostjdk142binjava gt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt

4 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを再起

動します

64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する data-sourcesxml フ ァ イ ル を 編 集 し て JDBC factoryClass パ ラ メ ー タ を

oraclejdbcOracleDriver か ら BPELPM_CONNECTION_POOL パ ラ メ ー タ の

oraclejdbcpoolOracleDataSourceに変更しますファイルの設定は次の例の太

字で示されている部分のようにする必要があります ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource url=jdbcoraclethinscotttigerstadd141521db5617gt

data-sourcesxml ファイルは直接または Oracle Enterprise Manager を使用(『Oracle Containers for J2EEG リソースアダプタ管理者ガイド』を参照)して編集できます

65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを

再デプロイする カスタムセキュリティ設定(Oracle Single Sign-On を使用するなど)を使用してアプ

リケーションを構成している場合10g Release 3(101340)を適用後にアプリケーショ

ンを再構成して再デプロイする必要があります

26

66 Java Single Sign-Onを有効にする 10g Release 3(101330)をOracle Application Server 10g Release 3(101300)のインス

トールに適用する場合はjaznxmlファイルを編集してJava Single Sign-Onを有効にす

る必要がありますjaznxmlファイルを編集したらインスタンスを再起動します

詳細については『Oracle Containers for J2EEGセキュリティガイド 10g(101310)』

の第 14 章OC4J Javaシングルサインオンを参照してください

67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする 10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてパッチセットを適用する前

に Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをアンデプロイした場合はパッチセッ

トを適用後にそれらのアプリケーションを再デプロイする必要がありますアプリケー

ションをデプロイする手順は次のとおりです

1 Application Server Control Console にログインします

2 アプリケーションが特定の OC4J インスタンスにデプロイされる場合はその OC4Jインスタンスの OC4J ホームページに移動しますアプリケーションがグループに

デプロイされる場合はそのグループのページに移動します

3 「Applications」をクリックします

4 「Deploy」をクリックして画面の指示に従います詳細な情報が必要な場合は

「Help」をクリックしてください

68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする Oracle Application Server 10g Release 3(101310)以降ではWeb Services Inspection Language(WSIL)がサポートされていますWSIL を使用するとインスタンスにデプ

ロイされているすべての Web サービスを確認できます

10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてWSIL を利用する場合は手

動でデプロイする必要がありますWSIL アプリケーションをデプロイする手順は次の

とおりですこの手順はOC4J のインスタンスが実行していることを前提としていま

1 Application Server Control Console にログインします

2 OC4J ホームページで「Administrations」をクリックしますこれでデプロイ

されているアプリケーションの一覧を確認できます

3 「Deploy」をクリックしてDeploy Select Archive ページを表示します

4 Deploy Select Archive ページで以下の手順を実行します

a Application Server Controlを実行しているサーバーにすでに存在するアーカ

イブを選択します

b 次のwsil-iasearファイルのパスを入力します webserviceslibwsil-iasear

c 「Next」をクリックしてDeploy Application Attributes ページを表示します

5 Deploy Application Attributes ページで以下の手順を実行します

a Application Name フィールドに WSIL アプリケーションの名前を入力します

b Parent Application がデフォルトに設定されていることを確認します

c Bind Web Module to Site がデフォルトの Web サイトに設定されていることを

確認します

27

d Context Root がinspectionwsil に設定されていることを確認します

e 「Next」をクリックしてDeploy Deployment Settings ページを開きます

6 「Next」をクリックしてWSIL アプリケーションをデプロイしますConfirmation Page にWSIL アプリケーションのデプロイが成功したことが示されます

7 これで次のWebアドレスからWSILアプリケーションにアクセスできます httphostnameportinspectionwsil このURLではhostnameはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのホスト名portはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのポート番号です

69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する Oracle Enterprise Service Bus をインストールしていて中間層のインストールのいずれ

かをホストしているマシンの IP またはホスト名をクローンまたは変更する場合は次

の手順を実行する必要があります

参照Oracle Enterprise Service Bus サービスの更新方法の詳細については

『Oracle Application ServerG 管理者ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照

してください

1 次のスクリプトを実行してOracle ホームとシステム変数を設定します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptsh

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptbat

2 スクリプトを実行したコマンドラインウィンドウで次のコマンドを実行して

Oracle Enterprise Service Busサービスをエクスポートします ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベースサー

ビス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次のよ

うになります ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

28

3 オペレーティングシステムを更新してホスト名ドメイン名またはその両方

を正しい名前に変更します

4 オペレーティングシステムに必要な場合はホストを再起動します

5 ネットワーク内の別のホストからそのホストに Ping を発行できることを確認しま

すすべてが正しく解決されるように新しいホスト名を使用して Ping を発行して

ください

6 esbparampropertiesファイルを次のように編集します

minus IPアドレスまたはホスト名を変更している場合はDT_OC4J_HOSTプロパ

ティを新しいホスト名に変更しますたとえば新しいホスト名が

newhostexamplecomの場合はプロパティの値は次のようになります DT_OC4J_HOST=newhostexamplecom

minus ローカルマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HTTP_PORT を更新

して新しいポートにします

minus リモートマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HOST プロパティを

新しいホスト名にDT_OC4J_HTTP_PORT プロパティを新しいポートに更新

します

7 手順 2 で使用したのと同じコマンドラインウィンドウから次のコマンドを実行します

ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベース

サービス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次

のようになります ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=PASSWORD

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

8 各 Oracle ホームで次のコマンドを実行してホストにあるすべての中間層のインス

タンスを起動します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

29

9 この手順の最初の段階でOracle Application Server を自動的に開始するために無効

にしたプロセスがある場合はそれらを有効にします

10 サービスが ESB コンソールに一覧表示されておりアプリケーションが正常に稼動

していることを確認します

610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを

実行する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールしたらWebCenter アプ

リケーション用に作成したすべての OC4J インスタンスに対して ADF インストーラを

実行する必要がありますADF インストーラを実行しない場合ユーザーのカスタム

アプリケーションは ADF の最新の共有ライブラリにアクセスできません

ADF インストーラの実行方法の詳細については『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development Framework のための Fusion 開発者ガイド』の第 2921項ADFランタイムライブラリのインストールを参照してください

611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする このパッチで利用可能なすべてのバグ修正プログラムを確実に適用するにはOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したあとでOracle ADF アプリケーションを移行して再デプロイする必要がありますアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする手順は次のとおりです

1 Oracle Technology NetworkからOracle JDeveloper 101330 をダウンロードします

OTNのアドレスは次のとおりです httpwwworaclecomtechnologyindexhtml

2 ワークスペースを次の手順で移行します

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 と同じシステムにイ

ンストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「Yes」をクリックして101320 JDeveloper ビルドの system フォルダをポイントしますこれでJDeveloper 101340 へのデータベース接続をはじめとしたユーザー設定が移行されます

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 とは異なるシステム

にインストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「No」をクリックします(この場

合データベース接続は Oracle JDeveloper 101340 に移行されません

JDeveloper 101320 ではデータベース接続は IDEConnectionsxml に格納さ

れておりこのファイルはOracle JDeveloper systemディレクトリにあります

そのためOracle JDeveloper 101340 から Oracle JDeveloper 101320 のデー

タベースの接続にアクセスするにはsystem ディレクトリを移行する必要が

あります)Oracle JDeveloper 101320 のインスタンスから任意の Oracle ADFアプリケーションのワークスペースを Oracle JDeveloper 101340 の環境にコ

ピーしてアプリケーションワークスペースを開きますDo you want to migrate the workspace from a previous versionのプロンプトが表示されたら

「Yes」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle ADF アプリケーションを新しい EAR ファイ

ルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

30

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle Application Development Framework 開発者ガイド』

を参照してください

612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後はOracle WebCenterアプリケーションを使用する前に以下のタスクを実行する必要があります

第 6121 項JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする

第 6122 項移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義

する

第 6123 項10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタ

マイゼーションをコピーする

第 6124 項Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行

する

第 6125 項Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用した

アプリケーションを移行する

第 6126 項OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を

再構成する

第 6127 項101340 の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する

6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプ

リケーションを移行および再デプロイする JCR データコントロールを使用してOracle WebCenter アプリケーション内の分散し

たコンテンツを統合および公開している場合はOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後コンテンツリポジトリにアクセスできる

ことを確認するために以下の手順を実行する必要があります

1 第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイするの手順 1 と 2を実行します

2 次の手順を実行してアプリケーションサーバーの接続を作成します

a Connections Navigator で「Application Server」を右クリックして「New Application Server Connection」を選択します

b Welcome ページが表示されている場合は「Next」をクリックして Type ペー

ジを表示します

c Connection Name フィールドで接続の名前を指定します

d Connection Type リストから「Standalone OC4J 10g 1013」を選択します

e 「Next」をクリックしてAuthentication ページを表示します

f OC4J インスタンスへの認証に使用するユーザー名とパスワードを指定します

g 「Next」をクリックしてConnection ページを表示します

h OC4J インスタンスにアクセスするために使用するホスト名とポート番号を指

定しますOC4J インスタンスが Oracle JDeveloper と同じコンピュータにイン

ストールされている場合はlocalhost をホスト名として指定します

i 「Finish」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle WebCenter アプリケーションを新しい EAR ファ

31

イルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照して

ください

注最初に新しいアプリケーションサーバーの接続を Oracle WebCenterアプリケーションと関連づける必要があります関連づけるには次の手

順を実行します

1 Resources ノードでOracle WebCenter アプリケーション用に作成した

デプロイメントプロファイルを右クリックします

2 WAR Deployment Profile Properties ダイアログボックスの左側のペイ

ンで「Platform」を選択しTarget Connection で作成したアプリケー

ションサーバーの接続を選択します

3 「OK」をクリックします

6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を

再定義する アプリケーションを 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に移行する場合セ

キュリティで保護されたページの認可情報はアプリケーションと一緒に移行されませ

んそのためアップグレードする前にアプリケーションの ADF セキュリティを定義

していた場合は10g Release 3(101340)のインスタンスでページのアクセス権限を

再定義する必要があります実行する手順については『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレッ

トカスタマイゼーションをコピーする Preconfigured OC4J にデプロイされた PDJ-Java ポートレットに対して作成したカスタマ

イザーションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますそのためOracle Application Server インスタンスを 10g Release 3(1013)Patch Set 2(101320)から 10g Release 3(101340)にパッチを適用する場合は10g Release 3(1013)Patch Set 2

(101320)用に作成したカスタマイゼーションは利用できませんこれらのカスタマ

イゼーションを 10g Release 3(101340)の環境で利用できるようにする場合は次の

手順を実行する必要があります

1 portlet-client-deployjarファイルを使用してカスタマイゼーションをエクス

ポートします カスタマイゼーションをエクスポートおよびインポートする手順については

『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

2 EARファイルでportlet-client-deployjarファイルを再実行してカスタマイ

ゼーションをインポートします

3 OC4J_WebCenter インスタンスを再起動します

6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケー

ションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して No を選択した場合は

このタスクを実行します

Preconfigured OC4J にデプロイされたポートレットに対して作成したカスタマイゼー

ションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますOracle JDeveloper の以前

32

のリリースから移行していない場合は以前のインストールで作成したポートレット

カスタマイゼーションは新しい Oracle Jdeveloper のインストールでは利用できません

これらのカスタマイゼーションを利用したい場合は新しい Oracle JDeveloper のインス

トールのアプリケーションにカスタマイゼーションを手動でコピーする必要があります

OmniportletWebClippingWSRPおよびPDKサンプルポートレット用に作成したカ

スタマイゼーションは以前のJDeveloper_ homeportalportletdataディレクトリ

から新しいOracle JDeveloperのインストールに手動でコピーできますPreconfigured OC4JにデプロイしたカスタムPDK-Javaポートレットがある場合は『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のポートレットプリファレンスストア移行ユーティリティ

を参照してポートレットプリファレンスストア移行ツールを使用してこれらの

カスタマイゼーションを保存する方法を確認してください

6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレッ

トを使用したアプリケーションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して Yes を選択した場合は

このタスクを実行します

この場合Preconfigured OC4J にデプロイした大部分のポートレットに対するカスタマ

イゼーションはOracle JDeveloper の移行全体の一環として自動的に移行されますた

だしPDK-Java ポートレット用に作成したカスタマイゼーションは101340 のイン

スタンスに手動でコピーする必要がありますポートレットプリファレンスストア

移行ツールを使用してそのほかの PDK カスタマイゼーションを保存する方法について

は『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』のポートレットプリファレンス

ストア移行ユーティリティを参照してください

6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキ

シ設定を再構成する アプリケーションに OmniPortlet および Web クリッピングポートレットが含まれてい

る場合Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

後それらのポートレットのプロキシ設定を再構成する必要があります10g Release 3(101320)のインスタンスからはプロバイダ構成情報が移行されないのでこの再構

成はかならずおこなう必要があります

OmniPortlet および Web クリッピングプロデューサの HTTP プロキシ設定の構成方法

については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』の付録そのほかのポート

レット構成を参照してください

6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクス

ポートEARファイルを再作成する Oracle WebCenter アプリケーションを10g Release 3(101320)環境から 10g Release 3

(101340)環境に転送しており事前デプロイメントツールを使用してカスタマイ

ゼーションをエクスポートしエクスポート EAR ファイルを作成する場合jspx ペー

ジもエクスポートされます

Oracle JDeveloper 10g Release 3(101340)を使用するアプリケーションの移行中に jspxページに変更を加えアプリケーションをデプロイして10g Release 3(101320)で

作成したエクスポート EAR ファイルからカスタマイゼーションをインポートする場合

Oracle JDeveloper でおこなったページの変更内容は失われます編集したページが上書

きされるのを避けるにはportlet-client-deployjar ファイルの 10g Release 3(101340)バージョンを 10g Release 3(101320)のインストール環境にコピーし10g Release 3(101340)の事前デプロイメントツールを使用してエクスポート EAR ファイルを再

33

作成する必要があります

事前デプロイメントツールを使用してカスタマイゼーションをエクスポートおよび

インポートする手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照

してください

613 HTTP TRACEのサポートを無効にする HTTP TRACE メソッドはTRACE レスポンスのエンティティボディ内にあるクライア

ント HTTP からリクエストされたコンテンツを返しますこの動作によりリクエスト

の HTTP ヘッダーに含まれている Cookie や認証データなどの機密情報は攻撃を受けや

すくなります

この問題を回避するにはApache mod_writeモジュールを使用してHTTP TRACEリク

エストを拒否するかサイトの要件とポリシーを満たすのに必要なメソッドだけを許可

するようにします次の追加の構成情報をApache HTTP Serverの構成ファイルに追加し

ます RewriteEngine On RewriteCond REQUEST_METHOD ^TRACE RewriteRule - [F]

614 Oracle BAM 101340をアンインストールする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)Business Activity Monitoringをアンインストールする場合は適用後のタスクを実行する必要があります

このプロセスにはOracle BAM 101340 パッチセットのアンインストールと Oracle BAM 101330 のリストアが含まれます

これらの手順を実行するとOracle BAM 101340でおこなった変更はすべて失われます

Oracle BAM 101340 をアンインストールしてOracle BAM 101330 をリストアする

手順は次のとおりです

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 「コントロール パネル」「プログラムの追加と削除」の順にクリックしてOracle BAM アプリケーションを削除しますActive Data Cache データベースは削除されま

せん

3 ホストマシンを再起動します

4 SQLPlus コマンドを使用してActive Data Cache に使用したデータベースアカウ

ントに対する権限を(必要な場合はOracle Enterprise Link for BAM のデータベー

スアカウントも同時に)削除再作成およびリセットします

5 Oracleデータベースツールを使用してOracle BAM 101330 Active Data Cacheデータベーススキーマのバックアップをリストアしますこのバックアップは

Oracle BAM 101340 Patch Setをインストールする前に第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境をバックアップするで作成し

たものです Oracle Data Pump Impdpユーティリティを使用してBAM Active Data Cache DatabaseおよびOracleデータベースにあるOracle Enterprise Link for BAMリポジトリをリスト

アします

6 Oracle BAM 101330 環境を再インストールします インストール中にActive Data Cache および Oracle Enterprise Link for BAM リポジ

トリの「Build」または「Upgrade」オプションの選択を解除できます

7 ホストシステムを再起動します

8 Oracle BAM 101330 のバックアップを作成中にConfigFilesBackupファイルお

よびイメージディレクトリを元の場所から移動している場合はそれらをリスト

34

アします変更したOracle Enterprise Link for BAM Data Flow Serviceの設定もリスト

アします

7 既知の問題 以下の各項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の既知の問題について説明します

第 71 項Webサービスとクライアント間の非互換性

第 72 項EJB 30 に基づくWebサービス

第 73 項Oracle HTTP Server 1012 を使用する際にWebモジュールおよびWebサー

ビスをテストする

第 74 項bc4jearファイルのファイル名の変更

第 75 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

複数回適用する

第 76 項パッチ適用時のメッセージ

第 77 項OC4Jトランザクションのサポート

第 78 項パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する

第 79 項高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ

第 710 項TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示され

ない

第 711 項Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ

第 712 項シャットダウン時のBPELエラーメッセージ

第 713 項OC4J_WebCenterインスタンスログエラー

第 714 項BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示

第 715 項パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログ エラー

第 716 項Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)

第 717 項ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプ

タで失敗する

第 718 項パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される

第 719 項アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない

71 Webサービスとクライアント間の非互換性 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用したあとは以下の点に注意してください

Web サービスを再生成して再デプロイする場合は生成した WSDL に変更が加え

られます

10g Release 3(101300)クライアントをサービスに使用するとコンパイラエ

ラーで通信に失敗します これらの問題は次の方法で対処できます

Web サービスの EAR ファイルは再アセンブルしないでくださいWSDL は変更さ

れずクライアントは引き続きサービスと通信することができます

WebサービスのEARファイルを再生成する必要がある場合はクライアントを再生

成してラッパーを使用するクラスの名前に接尾辞Elementを追加しますこれ

はunwrapParametersがfalseに設定された状態でアセンブルされたラッパー

クラスをクライアントが使用することが前提となっています

35

72 EJB 30に基づくWebサービス Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用しEJB 30 でアセンブルした Release 3(101300)Web サービ

スを使用する場合サービスを再デプロイすると WSDL が変更されますこの場合

クライアントコードを再生成してサービスと通信できるようにする必要があります

73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュール

およびWebサービスをテストする Oracle Enterprise Manager Application Server Control にはテストページがありこのペー

ジを使用してアプリケーションサーバー環境にデプロイした Web モジュールおよ

び Web サービスをテストできますほとんどの場合テストページにはユーザー

の環境に現在設定されているWebサイトとポートの一覧が表示されますWebモジュー

ルまたは Web サービスの URL をテストする際には使用する Web サイトをこの一覧

から選択できます

参照Enterprise Manager のオンラインヘルプのTesting a Web Serviceおよび

Overview of Managing Web Modules

Oracle HTTP Server 10g Release 2(1012)を OC4J に対するフロントエンドとして使

用している場合テストページの Discovered Web サイトの一覧には何も表示されない

ことがありますこの場合Application Server Control を使用してWeb モジュールま

たは Web サービスの URL をテストすることはできません代わりに新しいブラウザ

ウィンドウを開いてブラウザのアドレスフィールドに Web モジュールまたは Webサービスの URL を入力します

参照10g Release 2(10132)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』のOracle Application Server 1013 での Oracle Application Server 1012 の構成

74 bc4jearファイルのファイル名の変更 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)はbc4jearファイルを使用しこ

のファイルをデフォルトのホームインスタンスにデプロイしますOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は新たに作成されたイ

ンスタンスのデフォルトのファイル名はdatatagsearになりますファイルのコンテ

ンツや機能は変わりません

75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は再

度パッチを適用しないでください再度適用するとエラーになる場合がありますた

とえばオラクルでは次のシナリオはサポートしていません

1 J2EE およびWebserverオプションを設定してOracle Application Server 10g Release 3(1013)をインストールする

2 Oracle Enterprise Service Bus 10g(101310)のスタンドアロン中間層をインストー

ルする

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

4 Oracle BPEL Process Manager 10g(10131)のスタンドアロン中間層または Oracle Web Services Manager 10g(10131)中間層をインストールする

36

5 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用して

Oracle BPEL Process Manager を 10g Release 3(101340)にアップグレードする

76 パッチ適用時のメッセージ パッチの適用中には以下のエラーメッセージが表示されることがあります

Oracle Internet Directory 10g Release 2(101202)インフラストラクチャに関連づけ

られているスタンドアロンのOracle Containers for J2EEのインスタンスがあるシス

テムにパッチを適用する場合パッチの適用中にOC4J管理者のパスワードの入力

を求めるプロンプトが表示されると次のメッセージが表示されることがあります The operation is unsupported

このメッセージは無視してください

stopallコマンドを使用してOPMNプロセスを停止している間に次のメッセージ

が表示されることがあります

Error

--gt Process (index=1uid=1998741206pid=13253) time out while waiting

for a managed process to stop Log exampleproduct1013OracleAS_3

opmnlogsdefault_group~oc4j_owsm ~default_group~1log opmnctl

graceful stop of processes failed trying forceful shutdown

このメッセージは無視してください

77 OC4Jトランザクションのサポート Oracle Application Server 10g Release 3(101310)の OC4J トランザクションマネージャ

にはRecoverable Last Resource Commit(RLRC)と呼ばれる機能が含まれていますこ

の機能はLast Resource Commit(LRC)トランザクションに対する強化されたリカバリ

メカニズムを提供しトランザクションの全体的なパフォーマンスを向上します

RLRC ではデータベース表を使用してトランザクション ID のコミットレコード

が保持されますこのため中間層内の OC4J トランザクションログにコミットレ

コードを保持する必要がなくなりますコミットレコードの書込みは 2 段階のコミッ

トプロセスにおけるパフォーマンスコストの大部分を占めます

注現在 RLRC は非 XA リソースがデータベースである場合のみ利用で

きますさらにコミットレコードはデータベース内に保持されるため

RLRC トランザクションなどのリカバリが必要な場合にはこのデータ

ベースにアクセスできる必要があります

RLRC 機能の設定手順は次のとおりです

1 サーバーが稼動している場合は停止します

2 コミットレコードを保持するデータベースに接続し次のSQLスクリプトを実行

して必要なスキーマをインストールします J2EE_HOMEdatabasej2eejtaoraclelast_resource_commitsql

37

3 J2EE_HOMEconfigdata-sourcesxmlファイルを開きますコミットレコード

のデータベースにアクセスするための接続プールを編集または作成してコネク

ションファクトリ要素の一部としてcommit-record-table-name属性を指定します 次に例を示します

[] ltconnection-pool name=Example Connection Pool num-cached-statements=10gt ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource user=scott password=password url=jdbcoraclethinmyServer5521main commit-record-table-name=scottOC4J_TX_RLRC_LOGgt ltproperty name=connectionCachingEnabled value=falsegt ltproperty name=implicitCachingEnabled value=truegt ltproperty name=maxStatements value=50gt ltconnection-factorygt ltconnection-poolgt []

注commit-record-table-name属性の名前に指定する値は完全修飾さ

れている必要があり指定するユーザー資格証明にはこの表に対する

deleteおよびselect権限が必要です

4 (オプション)J2EE_HOMEconfigtransaction-managerxmlファイルを開き

RLRC機能の実行時の動作を変更します 次に例を示します [] ltcommit-coordinatorgt ltmiddle-tiergt ltrecovery retry-interval = 300 rlrc-min-purge-interval=10 rlrc-purge-size=1000gt ltmiddle-tiergt ltcommit-coordinatorgt [] この例では次のパラメータが使用されています

nrlrc-purge-intervalはデータベース内でコミットレコードのバッチパー

ジがおこなわれる間隔(ミリ秒単位)です

nrlrc-purge-sizeはデータベース内でコミットレコードのバッチパージ

がおこなわれる間に削除されるバッチのサイズです

78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する 10g Release 3(101310)Oracle ホームにパッチを適用し10g Release 3(101310)Oracle ホームのインストール時に次のインストールオプションを選択している場合

Application Server Control Console を表示できないことがあります

Advanced Install オプションを選択している

インストールのタイプとしてJ2EE Server Web Server and SOA Suite を選択して

いる

Administrator OC4J インスタンスとして機能するようにインスタンスを構成している

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のインストール中にこれらのオプショ

ンをすべて選択している場合インストール完了後Application Server Control Consoleが表示されないことがまれにありますこの問題は10g Release 3(101340)パッチ

38

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

CprivateoracleAppSrvHome

このエントリを更新しない場合プロセスは失敗します

lowast 非対話型パッチ適用の場合このエントリを更新しないとインス

トーラが一時停止してFile Locations ダイアログが表示されます

534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する手順は次のとおりです

注サイレントパッチ適用中に使用中のファイルがある場合(ユーザー

がファイルを開いているなど)プロセスが終了することがあります終

了してしまった場合は開いているファイルを特定して対応するプロセ

スを停止する必要があります該当プロセスを停止後パッチの適用を再

度開始できます

1 製品のインストールメディアからレスポンスファイルのテンプレートを使用し

ているコンピュータにコピーします

2 コピーしたファイルに必要な変更を加えて保存します

3 dsaconfファイルを編集している場合はコピーを作成しますこのファイルは

パッチの適用中に上書きされます

4 アダプタを使用する場合はoc4j-raxmlファイルのコピーを作成しますこの

ファイルはパッチの適用中に上書きされます

5 パッチの適用を開始しますインストーラのresponseFileパラメータの値として

レスポンスファイルのパスとファイル名を指定しますサイレントインストー

ルの場合はsilentパラメータも指定します次のMicrosoft Windowsの例ではEはインストールメディアのドライブです

サイレントパッチ適用

minus Linux x86 の例 gt runInstaller -silent -responseFile absolute_path_and_filename

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

Egt setupexe -silent -responseFile absolute_path_and_filename

非対話型パッチ適用

minus Linux x86 の例 gt runInstaller -responseFile absolute_path_and_filename

minus Microsoft Windows(32-Bit)の例

Egt setupexe -responseFile absolute_path_and_filename

18

注Oracle Business Activity Monitoring101340 のサイレントパッチ適用

を実行するにはEDisk1BAMディレクトリから次のコマンドを実行し

ますEはインストールメディアのドライブです EDisk1BAMgt setup_bambat ltBAM Install Locationgt -silent

たとえばOracle BAMをCOracleBAMにインストールしている場合は

次のコマンドを使用してサイレントモードでパッチを実行します EDisk1BAMgt setup_bambat COracleBAM -silent

6 インベントリディレクトリ内のログファイルでエラーがないことを確認します

ログファイルは次のディレクトリにあります

minus Linux x86 の場合 oracle_inventory_pathlogsinstallActiontodays_date_timelogoracle_inventory_pathlogssilentinstalltimestamplog oracle_inventory_pathの値は次のファイルに格納されています varoptoracleoraInstloc

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

Coracle_inventory_pathlogsinstallActiontodays_date_time log Coracle_inventory_ pathlogsinstallActionsilentinstalltimestamplog oracle_inventory_pathの値は次のディレクトリにあります varoptoracleoraInstloc 前述の例ではファイルが置かれている場所がCドライブだと仮定しています

フ ァ イ ル の 場 所 を 判 定 す る に は レ ジ ス ト リ の

HKEY_LOCAL_MACHINESOFTWAREOracleinst_locエントリを確認します

ログファイル名の形式はinstallActionstodays_date_timelogです

7 現在のdsaconfファイルを手順 6 で作成したコピーで置き換えます

8 oc4j-raxmlファイルを手順 4 で作成したコピーで置き換えます

54 クラスタ環境にパッチセットを適用する Oracle Application Server 10g Release 3(101300)10g Release 3(101310)10g Release 3(101320)または 10g Release 3(101330)クラスタトポロジを管理している

場合はクラスタ内の各アプリケーションサーバーインスタンスに Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用できます次の手順を参照

してください

参照ESB Runtime インスタンスの構成の詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

1 第 2 項このパッチセットについてで更新しているリリースに該当する情報を

確認します たとえばパッチセットを 10g Release 3(101300)の環境に適用している場合

は第 211 項パッチセットを 10g Release 3(101300)Oracleホームに適用す

19

るときの注意点を確認してください

2 クラスタ内の 1 つのアプリケーションサーバーインスタンスにパッチセット

を適用するには第 51 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用するに記載されている説明に従います

3 パッチを適用後新たにパッチを適用したインスタンスが稼働中であることを確認

します たとえばApplication Server Control Console に移動して新たにパッチを適用した

インスタンスがクラスタのメンバーとして表示されていることを確認します該当

のインスタンスが稼動していることを確認してアプリケーションサーバーの

ホームページまたはそのインスタンスの OC4J ホームページにドリルダウンしま

4 第 6 項適用後のタスクに記載されている自分の環境に当てはまるタスクを実行し

ます

5 クラスタ内の残りのアプリケーションサーバーインスタンスに対して手順 2~4 を繰り返します

注10g Release 3(101300)クラスタにパッチを適用している場合は

10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Fusion Middleware Upgrade Guide for Enterprise Deployments』で詳細を確認してく

ださい

55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメ

ントトポロジにパッチセットを適用する この項では最小の停止時間で10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジに適用する方法について

説明しますパッチの適用中にインストーラによって Oracle ホーム内のすべてのコン

テナにパッチが適用されます

551 このパッチセットを適用する前に パッチセットを適用する前に『Oracle Application ServerG エンタープライズデプ

ロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』の情報を確認してください

パッチの適用手順では以下のことが前提となっています

『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリー

ス 3(101310)』に説明されている 10g Release 3(101310)mySOACompanyトポロジにパッチを適用していること

10g Release 3(101310)mySOACompany トポロジにはスタンドアロンの Oracle BPELOracle ESBおよび Oracle WSM インストーラを使用して作成した Oracleホームだけが含まれていること統合された Oracle SOA Suite インストーラを実行

してOracleホームを作成し未使用のコンポーネントを無効にしている場合でも

この手順に従う必要がありますただし有効なコンポーネントに適用されるすべ

てのアプリケーション層の手順を実行してからパッチを適用する必要があります

詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメント

ガイド』の第 3 章mySOACompany の Web 層とアプリケーション層のインストー

ルと構成を参照してください

20

すべてのOracleホームおよびトポロジ内のすべての oraInventory情報のフルバッ

クアップを取っていること詳細については『Oracle Application ServerG 管理者

ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

552 パッチセットを適用する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)mySOACompanyエンタープライズデプロイメントトポロジに適用する手順は以下のとおりです

1 BPEL 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のアッ

プグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示されたら

ORABPEL ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

2 Oracle ESB 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次

のアップグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示された

らORAESB ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

3 最初にパッチを適用する中間層のインスタンスを 1 つ選択します選択できるの

はBPELESB Runtime(ESBR)または ESB Design Time(ESBD)インスタン

スです

4 次の手順を実行してパッチを適用しているインスタンスのルーティング ID を変

更しますこの変更により新たな HTTP 要求の受入れが拒否されインスタンス

による不要なプロセスの実行が回避されます

a opmnxmlファイルのバックアップコピーを作成しますORA-HOME1

ORA-HOME2またはORA-HOME3に対応するORACLE_HOMEの値(『Oracle

21

Application ServerGエンタープライズデプロイメントガイド』を参照)

はパッチを適用しているインスタンスによって異なります次に例を示

します cp ORACLE_HOMEopmnconfopmnxml ORACLE_

HOMEopmnconfopmnxmlbackup

b opmnxmlファイルを編集してパッチを適用しているインスタンスのルー

ティングIDを変更しますたとえばOC4J_SOAインスタンスにパッチを適

用している場合はルーティングIDを指定する行を追加します次の例の

太字部分を参照してくださいこのインスタンスではOracle BPELOracle ESBまたはOracle WSMを実行できます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=OC4J_SOA module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-parametersgt

ltdata id=routing-id value=Ygt

注ハードウェア LBR を変更するのではなくルーティング ID を使用し

て OC4J へのルーティングを回避することを推奨しますLBR 構成を変更

する場合Oracle HTTP Server へのルーティングだけを回避することにな

ります構成内にあるほかの Oracle HTTP Server のインスタンスはパッ

チを適用している OC4J へのリクエストをクロスルーティングできます

この方法は新たな HTTP リクエストの実行を阻止しますそのほかの起

動しているサービス(JMS など)はコンテナが停止するまで稼動し続け

ます

5 ESB Design Time(ESBD)インスタンスだけの場合 opmnxmlファイルを編集してサービスフェイルオーバー構成を削除しますこ

れでインスタンスがESBDに対して非アクティブ-パッシプな構成に戻りますた

とえばファイルに以下のエントリが含まれている場合

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J service-failover=1

status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgt

次のように修正します

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUP numprocs=1gt

6 パッチを適用しているインスタンスのデータベース情報を変更しますこれで

パッチを適用している間にSOA コンポーネントからデータベースにトランザク

22

ションが渡るのを防げます

a パッチを適用しているインスタンスのORACLE_HOMEでdata-sourcesxmlの

バックアップコピーを作成します次に例を示します

cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup

b datasourcesxmlファイルを編集して存在しないデータベースを指すよ

うにしますこれをおこなう方法としてはデータベースのポート番号を

意図的に正しくないポート番号に変更する方法がありますたとえばデー

タベースポート 1521 を使用している場合はすべての参照をポート 1522に変更します次の例の太字部分を参照してください ltconnection-factory

factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource

url=jdbcoraclethin

(DESCRIPTION=(ADDRESS_LIST=(LOAD_BALANCE=on)

(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)

(HOST=dehydusoraclecom)

(PORT=1522)))

(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=orcl)))

user=oraesb password=-gtesb_passwordgt

7 opmnxmlファイルにnumprocs=1を設定します

8 パッチを適用しているインスタンスを停止しますそのほかのインスタンスは実行

したままにできます

注継続中の HTTP 同期リクエストはすべて停止することを推奨します

停止操作では正常に停止するためにJMS コールなどのそのほかの種類

のリクエストは考慮されません

9 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を Oracle ホームに適用します

10 パッチを適用する前にインスタンス内の使用していないすべての SOA コンポー

ネントを無効にします無効にしない場合インスタンスを再起動するとそれら

のコンポーネントも起動します たとえばOracle ESB を使用していない場合はASControl から「ClusterTopology」「Applications」「Stop」の順に選択して ESB サービスを停止できます

11 インスタンスのルーティングIDを元の値に戻します次に例を示します ltdata id=routing-id value=g_rt_idgt この場合元の値はopmnxmlファイルのバックアップコピーに基づき決められま

すこの手順は手順bで説明したプロシージャとは反対のものです

12 ESB Design Time インスタンスの場合は次の 2 つの手順を実行して OPMN サービ

スのフェイルオーバーを有効にします

a OC4J_ESBDTのprocess-typeタグにservice-failover=1を追加します

b ESBDT_GROUPのprocess-setタグからnumprocs=1を削除しますつまり

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgtを元の値ltprocess-set id=

23

ESBDT_GROUP numprocs=1gtに戻します

13 opmnxmlファイルのnumprocの値を元の値に戻します

14 インスタンスデータのソース構成を手順 6 で作成したdata-sourcesxmlのバッ

クアップコピーをリストアして元の状態に戻します cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup ORACLE_

HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

15 インスタンスを再起動します

16 そのほかのBPELESB Runtime(ESBR)およびESB Design Time(ESBD)インス

タンスに対して手順 3~15 を繰り返し1 度に 1 つのORACLE_HOMEにパッチを適用

します

56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用中は

Available Product Components 画面が表示されますパッチの適用を続行するにはコ

ンポーネントツリーを展開してパッチを再適用するためにすべてのコンポーネント

を手動で選択する必要がありますこの選択をおこなわないとOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用に失敗します

6 適用後のタスク この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

適用後のタスクについて説明します以下のトピックが含まれます

第 61 項フルバックアップを実行する

第 62 項PHPを有効にする

第 63 項JDKをRelease 142 にリストアする

第 64 項BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する

第 65 項カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイ

する

第 66 項Java Single Sign-Onを有効にする

第 67 項Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをデプロイする

第 68 項WSILアプリケーションを手動でデプロイする

第 69 項Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する

第 610 項Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する

第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする

第 612 項Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク

第 613 項HTTP TRACEのサポートを無効にする

第 614 項Oracle BAM 101340 をアンインストールする

61 フルバックアップを実行する パッチセットをインストールしたらOracle Application Server 環境のフルバックアッ

24

プを実行する必要がありますバックアップを取ることで新たにパッチを適用した環

境をリストアできるようになります

また10g Release 3(101300)環境にパッチを適用する場合以前のバックアップは

10g Release 3(101320)Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリツー

ルでは使用できません

参照Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリの詳細について

は『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』のバックアップとリカバリの

概要を参照してください

62 PHPを有効にする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

PHP を有効にする必要がありますPHP を有効にする手順は次のとおりです

1 Oracle HTTP Serverのhttpdconf構成ファイルに以下の変更を加えます

a Oracle HTTP Serverの構成ファイルを検索して開きます Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf

b コメント文字()を使用して次のPHP 40ディレクティブをコメントにし

ます Linux x86 の場合 LoadModule php4_module libexeclibphp4so AddModule mod_php4c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php4_module modulesphp4apachedll AddModule mod_php4c

c 次のPHP 50 LoadModuleディレクティブを追加します Linux x86 の場合 LoadModule php5_module libexeclibphp5so AddModule mod_php5c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php5_module modulesphp5apachedll AddModule mod_php5c

d 次のAddTypeディレクティブを追加します AddType applicationx-httpd-php php php5 AddType applicationx-httpd-php-source phps

e httpdconfファイルを保存して閉じます

2 PHPRC環境変数をphp5iniファイルを指すように設定します

minus Linux x86 の場合 setenv PHPRC ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

25

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 set PHPRC = ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

63 JDKをRelease 142にリストアする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

JDK を Release 142 にリストアする必要があります手順は次のとおりです

1 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを停止

します

2 第 512 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

適用する で変更したOC4Jインスタンスのopmnxmlファイル内にあるltdata id=java-optionsgt要素から-XXAppendRatio=3の行を削除します

3 ID属性がjava-binであるltdatagt要素にJavaシステムプロパティを設定します編集

後のファイルは次のように表示されます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-bin value=myhostjdk142binjava gt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt

4 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを再起

動します

64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する data-sourcesxml フ ァ イ ル を 編 集 し て JDBC factoryClass パ ラ メ ー タ を

oraclejdbcOracleDriver か ら BPELPM_CONNECTION_POOL パ ラ メ ー タ の

oraclejdbcpoolOracleDataSourceに変更しますファイルの設定は次の例の太

字で示されている部分のようにする必要があります ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource url=jdbcoraclethinscotttigerstadd141521db5617gt

data-sourcesxml ファイルは直接または Oracle Enterprise Manager を使用(『Oracle Containers for J2EEG リソースアダプタ管理者ガイド』を参照)して編集できます

65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを

再デプロイする カスタムセキュリティ設定(Oracle Single Sign-On を使用するなど)を使用してアプ

リケーションを構成している場合10g Release 3(101340)を適用後にアプリケーショ

ンを再構成して再デプロイする必要があります

26

66 Java Single Sign-Onを有効にする 10g Release 3(101330)をOracle Application Server 10g Release 3(101300)のインス

トールに適用する場合はjaznxmlファイルを編集してJava Single Sign-Onを有効にす

る必要がありますjaznxmlファイルを編集したらインスタンスを再起動します

詳細については『Oracle Containers for J2EEGセキュリティガイド 10g(101310)』

の第 14 章OC4J Javaシングルサインオンを参照してください

67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする 10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてパッチセットを適用する前

に Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをアンデプロイした場合はパッチセッ

トを適用後にそれらのアプリケーションを再デプロイする必要がありますアプリケー

ションをデプロイする手順は次のとおりです

1 Application Server Control Console にログインします

2 アプリケーションが特定の OC4J インスタンスにデプロイされる場合はその OC4Jインスタンスの OC4J ホームページに移動しますアプリケーションがグループに

デプロイされる場合はそのグループのページに移動します

3 「Applications」をクリックします

4 「Deploy」をクリックして画面の指示に従います詳細な情報が必要な場合は

「Help」をクリックしてください

68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする Oracle Application Server 10g Release 3(101310)以降ではWeb Services Inspection Language(WSIL)がサポートされていますWSIL を使用するとインスタンスにデプ

ロイされているすべての Web サービスを確認できます

10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてWSIL を利用する場合は手

動でデプロイする必要がありますWSIL アプリケーションをデプロイする手順は次の

とおりですこの手順はOC4J のインスタンスが実行していることを前提としていま

1 Application Server Control Console にログインします

2 OC4J ホームページで「Administrations」をクリックしますこれでデプロイ

されているアプリケーションの一覧を確認できます

3 「Deploy」をクリックしてDeploy Select Archive ページを表示します

4 Deploy Select Archive ページで以下の手順を実行します

a Application Server Controlを実行しているサーバーにすでに存在するアーカ

イブを選択します

b 次のwsil-iasearファイルのパスを入力します webserviceslibwsil-iasear

c 「Next」をクリックしてDeploy Application Attributes ページを表示します

5 Deploy Application Attributes ページで以下の手順を実行します

a Application Name フィールドに WSIL アプリケーションの名前を入力します

b Parent Application がデフォルトに設定されていることを確認します

c Bind Web Module to Site がデフォルトの Web サイトに設定されていることを

確認します

27

d Context Root がinspectionwsil に設定されていることを確認します

e 「Next」をクリックしてDeploy Deployment Settings ページを開きます

6 「Next」をクリックしてWSIL アプリケーションをデプロイしますConfirmation Page にWSIL アプリケーションのデプロイが成功したことが示されます

7 これで次のWebアドレスからWSILアプリケーションにアクセスできます httphostnameportinspectionwsil このURLではhostnameはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのホスト名portはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのポート番号です

69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する Oracle Enterprise Service Bus をインストールしていて中間層のインストールのいずれ

かをホストしているマシンの IP またはホスト名をクローンまたは変更する場合は次

の手順を実行する必要があります

参照Oracle Enterprise Service Bus サービスの更新方法の詳細については

『Oracle Application ServerG 管理者ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照

してください

1 次のスクリプトを実行してOracle ホームとシステム変数を設定します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptsh

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptbat

2 スクリプトを実行したコマンドラインウィンドウで次のコマンドを実行して

Oracle Enterprise Service Busサービスをエクスポートします ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベースサー

ビス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次のよ

うになります ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

28

3 オペレーティングシステムを更新してホスト名ドメイン名またはその両方

を正しい名前に変更します

4 オペレーティングシステムに必要な場合はホストを再起動します

5 ネットワーク内の別のホストからそのホストに Ping を発行できることを確認しま

すすべてが正しく解決されるように新しいホスト名を使用して Ping を発行して

ください

6 esbparampropertiesファイルを次のように編集します

minus IPアドレスまたはホスト名を変更している場合はDT_OC4J_HOSTプロパ

ティを新しいホスト名に変更しますたとえば新しいホスト名が

newhostexamplecomの場合はプロパティの値は次のようになります DT_OC4J_HOST=newhostexamplecom

minus ローカルマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HTTP_PORT を更新

して新しいポートにします

minus リモートマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HOST プロパティを

新しいホスト名にDT_OC4J_HTTP_PORT プロパティを新しいポートに更新

します

7 手順 2 で使用したのと同じコマンドラインウィンドウから次のコマンドを実行します

ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベース

サービス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次

のようになります ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=PASSWORD

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

8 各 Oracle ホームで次のコマンドを実行してホストにあるすべての中間層のインス

タンスを起動します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

29

9 この手順の最初の段階でOracle Application Server を自動的に開始するために無効

にしたプロセスがある場合はそれらを有効にします

10 サービスが ESB コンソールに一覧表示されておりアプリケーションが正常に稼動

していることを確認します

610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを

実行する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールしたらWebCenter アプ

リケーション用に作成したすべての OC4J インスタンスに対して ADF インストーラを

実行する必要がありますADF インストーラを実行しない場合ユーザーのカスタム

アプリケーションは ADF の最新の共有ライブラリにアクセスできません

ADF インストーラの実行方法の詳細については『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development Framework のための Fusion 開発者ガイド』の第 2921項ADFランタイムライブラリのインストールを参照してください

611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする このパッチで利用可能なすべてのバグ修正プログラムを確実に適用するにはOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したあとでOracle ADF アプリケーションを移行して再デプロイする必要がありますアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする手順は次のとおりです

1 Oracle Technology NetworkからOracle JDeveloper 101330 をダウンロードします

OTNのアドレスは次のとおりです httpwwworaclecomtechnologyindexhtml

2 ワークスペースを次の手順で移行します

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 と同じシステムにイ

ンストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「Yes」をクリックして101320 JDeveloper ビルドの system フォルダをポイントしますこれでJDeveloper 101340 へのデータベース接続をはじめとしたユーザー設定が移行されます

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 とは異なるシステム

にインストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「No」をクリックします(この場

合データベース接続は Oracle JDeveloper 101340 に移行されません

JDeveloper 101320 ではデータベース接続は IDEConnectionsxml に格納さ

れておりこのファイルはOracle JDeveloper systemディレクトリにあります

そのためOracle JDeveloper 101340 から Oracle JDeveloper 101320 のデー

タベースの接続にアクセスするにはsystem ディレクトリを移行する必要が

あります)Oracle JDeveloper 101320 のインスタンスから任意の Oracle ADFアプリケーションのワークスペースを Oracle JDeveloper 101340 の環境にコ

ピーしてアプリケーションワークスペースを開きますDo you want to migrate the workspace from a previous versionのプロンプトが表示されたら

「Yes」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle ADF アプリケーションを新しい EAR ファイ

ルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

30

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle Application Development Framework 開発者ガイド』

を参照してください

612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後はOracle WebCenterアプリケーションを使用する前に以下のタスクを実行する必要があります

第 6121 項JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする

第 6122 項移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義

する

第 6123 項10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタ

マイゼーションをコピーする

第 6124 項Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行

する

第 6125 項Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用した

アプリケーションを移行する

第 6126 項OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を

再構成する

第 6127 項101340 の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する

6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプ

リケーションを移行および再デプロイする JCR データコントロールを使用してOracle WebCenter アプリケーション内の分散し

たコンテンツを統合および公開している場合はOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後コンテンツリポジトリにアクセスできる

ことを確認するために以下の手順を実行する必要があります

1 第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイするの手順 1 と 2を実行します

2 次の手順を実行してアプリケーションサーバーの接続を作成します

a Connections Navigator で「Application Server」を右クリックして「New Application Server Connection」を選択します

b Welcome ページが表示されている場合は「Next」をクリックして Type ペー

ジを表示します

c Connection Name フィールドで接続の名前を指定します

d Connection Type リストから「Standalone OC4J 10g 1013」を選択します

e 「Next」をクリックしてAuthentication ページを表示します

f OC4J インスタンスへの認証に使用するユーザー名とパスワードを指定します

g 「Next」をクリックしてConnection ページを表示します

h OC4J インスタンスにアクセスするために使用するホスト名とポート番号を指

定しますOC4J インスタンスが Oracle JDeveloper と同じコンピュータにイン

ストールされている場合はlocalhost をホスト名として指定します

i 「Finish」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle WebCenter アプリケーションを新しい EAR ファ

31

イルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照して

ください

注最初に新しいアプリケーションサーバーの接続を Oracle WebCenterアプリケーションと関連づける必要があります関連づけるには次の手

順を実行します

1 Resources ノードでOracle WebCenter アプリケーション用に作成した

デプロイメントプロファイルを右クリックします

2 WAR Deployment Profile Properties ダイアログボックスの左側のペイ

ンで「Platform」を選択しTarget Connection で作成したアプリケー

ションサーバーの接続を選択します

3 「OK」をクリックします

6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を

再定義する アプリケーションを 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に移行する場合セ

キュリティで保護されたページの認可情報はアプリケーションと一緒に移行されませ

んそのためアップグレードする前にアプリケーションの ADF セキュリティを定義

していた場合は10g Release 3(101340)のインスタンスでページのアクセス権限を

再定義する必要があります実行する手順については『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレッ

トカスタマイゼーションをコピーする Preconfigured OC4J にデプロイされた PDJ-Java ポートレットに対して作成したカスタマ

イザーションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますそのためOracle Application Server インスタンスを 10g Release 3(1013)Patch Set 2(101320)から 10g Release 3(101340)にパッチを適用する場合は10g Release 3(1013)Patch Set 2

(101320)用に作成したカスタマイゼーションは利用できませんこれらのカスタマ

イゼーションを 10g Release 3(101340)の環境で利用できるようにする場合は次の

手順を実行する必要があります

1 portlet-client-deployjarファイルを使用してカスタマイゼーションをエクス

ポートします カスタマイゼーションをエクスポートおよびインポートする手順については

『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

2 EARファイルでportlet-client-deployjarファイルを再実行してカスタマイ

ゼーションをインポートします

3 OC4J_WebCenter インスタンスを再起動します

6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケー

ションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して No を選択した場合は

このタスクを実行します

Preconfigured OC4J にデプロイされたポートレットに対して作成したカスタマイゼー

ションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますOracle JDeveloper の以前

32

のリリースから移行していない場合は以前のインストールで作成したポートレット

カスタマイゼーションは新しい Oracle Jdeveloper のインストールでは利用できません

これらのカスタマイゼーションを利用したい場合は新しい Oracle JDeveloper のインス

トールのアプリケーションにカスタマイゼーションを手動でコピーする必要があります

OmniportletWebClippingWSRPおよびPDKサンプルポートレット用に作成したカ

スタマイゼーションは以前のJDeveloper_ homeportalportletdataディレクトリ

から新しいOracle JDeveloperのインストールに手動でコピーできますPreconfigured OC4JにデプロイしたカスタムPDK-Javaポートレットがある場合は『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のポートレットプリファレンスストア移行ユーティリティ

を参照してポートレットプリファレンスストア移行ツールを使用してこれらの

カスタマイゼーションを保存する方法を確認してください

6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレッ

トを使用したアプリケーションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して Yes を選択した場合は

このタスクを実行します

この場合Preconfigured OC4J にデプロイした大部分のポートレットに対するカスタマ

イゼーションはOracle JDeveloper の移行全体の一環として自動的に移行されますた

だしPDK-Java ポートレット用に作成したカスタマイゼーションは101340 のイン

スタンスに手動でコピーする必要がありますポートレットプリファレンスストア

移行ツールを使用してそのほかの PDK カスタマイゼーションを保存する方法について

は『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』のポートレットプリファレンス

ストア移行ユーティリティを参照してください

6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキ

シ設定を再構成する アプリケーションに OmniPortlet および Web クリッピングポートレットが含まれてい

る場合Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

後それらのポートレットのプロキシ設定を再構成する必要があります10g Release 3(101320)のインスタンスからはプロバイダ構成情報が移行されないのでこの再構

成はかならずおこなう必要があります

OmniPortlet および Web クリッピングプロデューサの HTTP プロキシ設定の構成方法

については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』の付録そのほかのポート

レット構成を参照してください

6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクス

ポートEARファイルを再作成する Oracle WebCenter アプリケーションを10g Release 3(101320)環境から 10g Release 3

(101340)環境に転送しており事前デプロイメントツールを使用してカスタマイ

ゼーションをエクスポートしエクスポート EAR ファイルを作成する場合jspx ペー

ジもエクスポートされます

Oracle JDeveloper 10g Release 3(101340)を使用するアプリケーションの移行中に jspxページに変更を加えアプリケーションをデプロイして10g Release 3(101320)で

作成したエクスポート EAR ファイルからカスタマイゼーションをインポートする場合

Oracle JDeveloper でおこなったページの変更内容は失われます編集したページが上書

きされるのを避けるにはportlet-client-deployjar ファイルの 10g Release 3(101340)バージョンを 10g Release 3(101320)のインストール環境にコピーし10g Release 3(101340)の事前デプロイメントツールを使用してエクスポート EAR ファイルを再

33

作成する必要があります

事前デプロイメントツールを使用してカスタマイゼーションをエクスポートおよび

インポートする手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照

してください

613 HTTP TRACEのサポートを無効にする HTTP TRACE メソッドはTRACE レスポンスのエンティティボディ内にあるクライア

ント HTTP からリクエストされたコンテンツを返しますこの動作によりリクエスト

の HTTP ヘッダーに含まれている Cookie や認証データなどの機密情報は攻撃を受けや

すくなります

この問題を回避するにはApache mod_writeモジュールを使用してHTTP TRACEリク

エストを拒否するかサイトの要件とポリシーを満たすのに必要なメソッドだけを許可

するようにします次の追加の構成情報をApache HTTP Serverの構成ファイルに追加し

ます RewriteEngine On RewriteCond REQUEST_METHOD ^TRACE RewriteRule - [F]

614 Oracle BAM 101340をアンインストールする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)Business Activity Monitoringをアンインストールする場合は適用後のタスクを実行する必要があります

このプロセスにはOracle BAM 101340 パッチセットのアンインストールと Oracle BAM 101330 のリストアが含まれます

これらの手順を実行するとOracle BAM 101340でおこなった変更はすべて失われます

Oracle BAM 101340 をアンインストールしてOracle BAM 101330 をリストアする

手順は次のとおりです

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 「コントロール パネル」「プログラムの追加と削除」の順にクリックしてOracle BAM アプリケーションを削除しますActive Data Cache データベースは削除されま

せん

3 ホストマシンを再起動します

4 SQLPlus コマンドを使用してActive Data Cache に使用したデータベースアカウ

ントに対する権限を(必要な場合はOracle Enterprise Link for BAM のデータベー

スアカウントも同時に)削除再作成およびリセットします

5 Oracleデータベースツールを使用してOracle BAM 101330 Active Data Cacheデータベーススキーマのバックアップをリストアしますこのバックアップは

Oracle BAM 101340 Patch Setをインストールする前に第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境をバックアップするで作成し

たものです Oracle Data Pump Impdpユーティリティを使用してBAM Active Data Cache DatabaseおよびOracleデータベースにあるOracle Enterprise Link for BAMリポジトリをリスト

アします

6 Oracle BAM 101330 環境を再インストールします インストール中にActive Data Cache および Oracle Enterprise Link for BAM リポジ

トリの「Build」または「Upgrade」オプションの選択を解除できます

7 ホストシステムを再起動します

8 Oracle BAM 101330 のバックアップを作成中にConfigFilesBackupファイルお

よびイメージディレクトリを元の場所から移動している場合はそれらをリスト

34

アします変更したOracle Enterprise Link for BAM Data Flow Serviceの設定もリスト

アします

7 既知の問題 以下の各項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の既知の問題について説明します

第 71 項Webサービスとクライアント間の非互換性

第 72 項EJB 30 に基づくWebサービス

第 73 項Oracle HTTP Server 1012 を使用する際にWebモジュールおよびWebサー

ビスをテストする

第 74 項bc4jearファイルのファイル名の変更

第 75 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

複数回適用する

第 76 項パッチ適用時のメッセージ

第 77 項OC4Jトランザクションのサポート

第 78 項パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する

第 79 項高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ

第 710 項TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示され

ない

第 711 項Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ

第 712 項シャットダウン時のBPELエラーメッセージ

第 713 項OC4J_WebCenterインスタンスログエラー

第 714 項BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示

第 715 項パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログ エラー

第 716 項Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)

第 717 項ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプ

タで失敗する

第 718 項パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される

第 719 項アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない

71 Webサービスとクライアント間の非互換性 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用したあとは以下の点に注意してください

Web サービスを再生成して再デプロイする場合は生成した WSDL に変更が加え

られます

10g Release 3(101300)クライアントをサービスに使用するとコンパイラエ

ラーで通信に失敗します これらの問題は次の方法で対処できます

Web サービスの EAR ファイルは再アセンブルしないでくださいWSDL は変更さ

れずクライアントは引き続きサービスと通信することができます

WebサービスのEARファイルを再生成する必要がある場合はクライアントを再生

成してラッパーを使用するクラスの名前に接尾辞Elementを追加しますこれ

はunwrapParametersがfalseに設定された状態でアセンブルされたラッパー

クラスをクライアントが使用することが前提となっています

35

72 EJB 30に基づくWebサービス Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用しEJB 30 でアセンブルした Release 3(101300)Web サービ

スを使用する場合サービスを再デプロイすると WSDL が変更されますこの場合

クライアントコードを再生成してサービスと通信できるようにする必要があります

73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュール

およびWebサービスをテストする Oracle Enterprise Manager Application Server Control にはテストページがありこのペー

ジを使用してアプリケーションサーバー環境にデプロイした Web モジュールおよ

び Web サービスをテストできますほとんどの場合テストページにはユーザー

の環境に現在設定されているWebサイトとポートの一覧が表示されますWebモジュー

ルまたは Web サービスの URL をテストする際には使用する Web サイトをこの一覧

から選択できます

参照Enterprise Manager のオンラインヘルプのTesting a Web Serviceおよび

Overview of Managing Web Modules

Oracle HTTP Server 10g Release 2(1012)を OC4J に対するフロントエンドとして使

用している場合テストページの Discovered Web サイトの一覧には何も表示されない

ことがありますこの場合Application Server Control を使用してWeb モジュールま

たは Web サービスの URL をテストすることはできません代わりに新しいブラウザ

ウィンドウを開いてブラウザのアドレスフィールドに Web モジュールまたは Webサービスの URL を入力します

参照10g Release 2(10132)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』のOracle Application Server 1013 での Oracle Application Server 1012 の構成

74 bc4jearファイルのファイル名の変更 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)はbc4jearファイルを使用しこ

のファイルをデフォルトのホームインスタンスにデプロイしますOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は新たに作成されたイ

ンスタンスのデフォルトのファイル名はdatatagsearになりますファイルのコンテ

ンツや機能は変わりません

75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は再

度パッチを適用しないでください再度適用するとエラーになる場合がありますた

とえばオラクルでは次のシナリオはサポートしていません

1 J2EE およびWebserverオプションを設定してOracle Application Server 10g Release 3(1013)をインストールする

2 Oracle Enterprise Service Bus 10g(101310)のスタンドアロン中間層をインストー

ルする

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

4 Oracle BPEL Process Manager 10g(10131)のスタンドアロン中間層または Oracle Web Services Manager 10g(10131)中間層をインストールする

36

5 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用して

Oracle BPEL Process Manager を 10g Release 3(101340)にアップグレードする

76 パッチ適用時のメッセージ パッチの適用中には以下のエラーメッセージが表示されることがあります

Oracle Internet Directory 10g Release 2(101202)インフラストラクチャに関連づけ

られているスタンドアロンのOracle Containers for J2EEのインスタンスがあるシス

テムにパッチを適用する場合パッチの適用中にOC4J管理者のパスワードの入力

を求めるプロンプトが表示されると次のメッセージが表示されることがあります The operation is unsupported

このメッセージは無視してください

stopallコマンドを使用してOPMNプロセスを停止している間に次のメッセージ

が表示されることがあります

Error

--gt Process (index=1uid=1998741206pid=13253) time out while waiting

for a managed process to stop Log exampleproduct1013OracleAS_3

opmnlogsdefault_group~oc4j_owsm ~default_group~1log opmnctl

graceful stop of processes failed trying forceful shutdown

このメッセージは無視してください

77 OC4Jトランザクションのサポート Oracle Application Server 10g Release 3(101310)の OC4J トランザクションマネージャ

にはRecoverable Last Resource Commit(RLRC)と呼ばれる機能が含まれていますこ

の機能はLast Resource Commit(LRC)トランザクションに対する強化されたリカバリ

メカニズムを提供しトランザクションの全体的なパフォーマンスを向上します

RLRC ではデータベース表を使用してトランザクション ID のコミットレコード

が保持されますこのため中間層内の OC4J トランザクションログにコミットレ

コードを保持する必要がなくなりますコミットレコードの書込みは 2 段階のコミッ

トプロセスにおけるパフォーマンスコストの大部分を占めます

注現在 RLRC は非 XA リソースがデータベースである場合のみ利用で

きますさらにコミットレコードはデータベース内に保持されるため

RLRC トランザクションなどのリカバリが必要な場合にはこのデータ

ベースにアクセスできる必要があります

RLRC 機能の設定手順は次のとおりです

1 サーバーが稼動している場合は停止します

2 コミットレコードを保持するデータベースに接続し次のSQLスクリプトを実行

して必要なスキーマをインストールします J2EE_HOMEdatabasej2eejtaoraclelast_resource_commitsql

37

3 J2EE_HOMEconfigdata-sourcesxmlファイルを開きますコミットレコード

のデータベースにアクセスするための接続プールを編集または作成してコネク

ションファクトリ要素の一部としてcommit-record-table-name属性を指定します 次に例を示します

[] ltconnection-pool name=Example Connection Pool num-cached-statements=10gt ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource user=scott password=password url=jdbcoraclethinmyServer5521main commit-record-table-name=scottOC4J_TX_RLRC_LOGgt ltproperty name=connectionCachingEnabled value=falsegt ltproperty name=implicitCachingEnabled value=truegt ltproperty name=maxStatements value=50gt ltconnection-factorygt ltconnection-poolgt []

注commit-record-table-name属性の名前に指定する値は完全修飾さ

れている必要があり指定するユーザー資格証明にはこの表に対する

deleteおよびselect権限が必要です

4 (オプション)J2EE_HOMEconfigtransaction-managerxmlファイルを開き

RLRC機能の実行時の動作を変更します 次に例を示します [] ltcommit-coordinatorgt ltmiddle-tiergt ltrecovery retry-interval = 300 rlrc-min-purge-interval=10 rlrc-purge-size=1000gt ltmiddle-tiergt ltcommit-coordinatorgt [] この例では次のパラメータが使用されています

nrlrc-purge-intervalはデータベース内でコミットレコードのバッチパー

ジがおこなわれる間隔(ミリ秒単位)です

nrlrc-purge-sizeはデータベース内でコミットレコードのバッチパージ

がおこなわれる間に削除されるバッチのサイズです

78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する 10g Release 3(101310)Oracle ホームにパッチを適用し10g Release 3(101310)Oracle ホームのインストール時に次のインストールオプションを選択している場合

Application Server Control Console を表示できないことがあります

Advanced Install オプションを選択している

インストールのタイプとしてJ2EE Server Web Server and SOA Suite を選択して

いる

Administrator OC4J インスタンスとして機能するようにインスタンスを構成している

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のインストール中にこれらのオプショ

ンをすべて選択している場合インストール完了後Application Server Control Consoleが表示されないことがまれにありますこの問題は10g Release 3(101340)パッチ

38

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

注Oracle Business Activity Monitoring101340 のサイレントパッチ適用

を実行するにはEDisk1BAMディレクトリから次のコマンドを実行し

ますEはインストールメディアのドライブです EDisk1BAMgt setup_bambat ltBAM Install Locationgt -silent

たとえばOracle BAMをCOracleBAMにインストールしている場合は

次のコマンドを使用してサイレントモードでパッチを実行します EDisk1BAMgt setup_bambat COracleBAM -silent

6 インベントリディレクトリ内のログファイルでエラーがないことを確認します

ログファイルは次のディレクトリにあります

minus Linux x86 の場合 oracle_inventory_pathlogsinstallActiontodays_date_timelogoracle_inventory_pathlogssilentinstalltimestamplog oracle_inventory_pathの値は次のファイルに格納されています varoptoracleoraInstloc

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

Coracle_inventory_pathlogsinstallActiontodays_date_time log Coracle_inventory_ pathlogsinstallActionsilentinstalltimestamplog oracle_inventory_pathの値は次のディレクトリにあります varoptoracleoraInstloc 前述の例ではファイルが置かれている場所がCドライブだと仮定しています

フ ァ イ ル の 場 所 を 判 定 す る に は レ ジ ス ト リ の

HKEY_LOCAL_MACHINESOFTWAREOracleinst_locエントリを確認します

ログファイル名の形式はinstallActionstodays_date_timelogです

7 現在のdsaconfファイルを手順 6 で作成したコピーで置き換えます

8 oc4j-raxmlファイルを手順 4 で作成したコピーで置き換えます

54 クラスタ環境にパッチセットを適用する Oracle Application Server 10g Release 3(101300)10g Release 3(101310)10g Release 3(101320)または 10g Release 3(101330)クラスタトポロジを管理している

場合はクラスタ内の各アプリケーションサーバーインスタンスに Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用できます次の手順を参照

してください

参照ESB Runtime インスタンスの構成の詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

1 第 2 項このパッチセットについてで更新しているリリースに該当する情報を

確認します たとえばパッチセットを 10g Release 3(101300)の環境に適用している場合

は第 211 項パッチセットを 10g Release 3(101300)Oracleホームに適用す

19

るときの注意点を確認してください

2 クラスタ内の 1 つのアプリケーションサーバーインスタンスにパッチセット

を適用するには第 51 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用するに記載されている説明に従います

3 パッチを適用後新たにパッチを適用したインスタンスが稼働中であることを確認

します たとえばApplication Server Control Console に移動して新たにパッチを適用した

インスタンスがクラスタのメンバーとして表示されていることを確認します該当

のインスタンスが稼動していることを確認してアプリケーションサーバーの

ホームページまたはそのインスタンスの OC4J ホームページにドリルダウンしま

4 第 6 項適用後のタスクに記載されている自分の環境に当てはまるタスクを実行し

ます

5 クラスタ内の残りのアプリケーションサーバーインスタンスに対して手順 2~4 を繰り返します

注10g Release 3(101300)クラスタにパッチを適用している場合は

10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Fusion Middleware Upgrade Guide for Enterprise Deployments』で詳細を確認してく

ださい

55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメ

ントトポロジにパッチセットを適用する この項では最小の停止時間で10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジに適用する方法について

説明しますパッチの適用中にインストーラによって Oracle ホーム内のすべてのコン

テナにパッチが適用されます

551 このパッチセットを適用する前に パッチセットを適用する前に『Oracle Application ServerG エンタープライズデプ

ロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』の情報を確認してください

パッチの適用手順では以下のことが前提となっています

『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリー

ス 3(101310)』に説明されている 10g Release 3(101310)mySOACompanyトポロジにパッチを適用していること

10g Release 3(101310)mySOACompany トポロジにはスタンドアロンの Oracle BPELOracle ESBおよび Oracle WSM インストーラを使用して作成した Oracleホームだけが含まれていること統合された Oracle SOA Suite インストーラを実行

してOracleホームを作成し未使用のコンポーネントを無効にしている場合でも

この手順に従う必要がありますただし有効なコンポーネントに適用されるすべ

てのアプリケーション層の手順を実行してからパッチを適用する必要があります

詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメント

ガイド』の第 3 章mySOACompany の Web 層とアプリケーション層のインストー

ルと構成を参照してください

20

すべてのOracleホームおよびトポロジ内のすべての oraInventory情報のフルバッ

クアップを取っていること詳細については『Oracle Application ServerG 管理者

ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

552 パッチセットを適用する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)mySOACompanyエンタープライズデプロイメントトポロジに適用する手順は以下のとおりです

1 BPEL 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のアッ

プグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示されたら

ORABPEL ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

2 Oracle ESB 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次

のアップグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示された

らORAESB ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

3 最初にパッチを適用する中間層のインスタンスを 1 つ選択します選択できるの

はBPELESB Runtime(ESBR)または ESB Design Time(ESBD)インスタン

スです

4 次の手順を実行してパッチを適用しているインスタンスのルーティング ID を変

更しますこの変更により新たな HTTP 要求の受入れが拒否されインスタンス

による不要なプロセスの実行が回避されます

a opmnxmlファイルのバックアップコピーを作成しますORA-HOME1

ORA-HOME2またはORA-HOME3に対応するORACLE_HOMEの値(『Oracle

21

Application ServerGエンタープライズデプロイメントガイド』を参照)

はパッチを適用しているインスタンスによって異なります次に例を示

します cp ORACLE_HOMEopmnconfopmnxml ORACLE_

HOMEopmnconfopmnxmlbackup

b opmnxmlファイルを編集してパッチを適用しているインスタンスのルー

ティングIDを変更しますたとえばOC4J_SOAインスタンスにパッチを適

用している場合はルーティングIDを指定する行を追加します次の例の

太字部分を参照してくださいこのインスタンスではOracle BPELOracle ESBまたはOracle WSMを実行できます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=OC4J_SOA module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-parametersgt

ltdata id=routing-id value=Ygt

注ハードウェア LBR を変更するのではなくルーティング ID を使用し

て OC4J へのルーティングを回避することを推奨しますLBR 構成を変更

する場合Oracle HTTP Server へのルーティングだけを回避することにな

ります構成内にあるほかの Oracle HTTP Server のインスタンスはパッ

チを適用している OC4J へのリクエストをクロスルーティングできます

この方法は新たな HTTP リクエストの実行を阻止しますそのほかの起

動しているサービス(JMS など)はコンテナが停止するまで稼動し続け

ます

5 ESB Design Time(ESBD)インスタンスだけの場合 opmnxmlファイルを編集してサービスフェイルオーバー構成を削除しますこ

れでインスタンスがESBDに対して非アクティブ-パッシプな構成に戻りますた

とえばファイルに以下のエントリが含まれている場合

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J service-failover=1

status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgt

次のように修正します

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUP numprocs=1gt

6 パッチを適用しているインスタンスのデータベース情報を変更しますこれで

パッチを適用している間にSOA コンポーネントからデータベースにトランザク

22

ションが渡るのを防げます

a パッチを適用しているインスタンスのORACLE_HOMEでdata-sourcesxmlの

バックアップコピーを作成します次に例を示します

cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup

b datasourcesxmlファイルを編集して存在しないデータベースを指すよ

うにしますこれをおこなう方法としてはデータベースのポート番号を

意図的に正しくないポート番号に変更する方法がありますたとえばデー

タベースポート 1521 を使用している場合はすべての参照をポート 1522に変更します次の例の太字部分を参照してください ltconnection-factory

factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource

url=jdbcoraclethin

(DESCRIPTION=(ADDRESS_LIST=(LOAD_BALANCE=on)

(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)

(HOST=dehydusoraclecom)

(PORT=1522)))

(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=orcl)))

user=oraesb password=-gtesb_passwordgt

7 opmnxmlファイルにnumprocs=1を設定します

8 パッチを適用しているインスタンスを停止しますそのほかのインスタンスは実行

したままにできます

注継続中の HTTP 同期リクエストはすべて停止することを推奨します

停止操作では正常に停止するためにJMS コールなどのそのほかの種類

のリクエストは考慮されません

9 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を Oracle ホームに適用します

10 パッチを適用する前にインスタンス内の使用していないすべての SOA コンポー

ネントを無効にします無効にしない場合インスタンスを再起動するとそれら

のコンポーネントも起動します たとえばOracle ESB を使用していない場合はASControl から「ClusterTopology」「Applications」「Stop」の順に選択して ESB サービスを停止できます

11 インスタンスのルーティングIDを元の値に戻します次に例を示します ltdata id=routing-id value=g_rt_idgt この場合元の値はopmnxmlファイルのバックアップコピーに基づき決められま

すこの手順は手順bで説明したプロシージャとは反対のものです

12 ESB Design Time インスタンスの場合は次の 2 つの手順を実行して OPMN サービ

スのフェイルオーバーを有効にします

a OC4J_ESBDTのprocess-typeタグにservice-failover=1を追加します

b ESBDT_GROUPのprocess-setタグからnumprocs=1を削除しますつまり

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgtを元の値ltprocess-set id=

23

ESBDT_GROUP numprocs=1gtに戻します

13 opmnxmlファイルのnumprocの値を元の値に戻します

14 インスタンスデータのソース構成を手順 6 で作成したdata-sourcesxmlのバッ

クアップコピーをリストアして元の状態に戻します cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup ORACLE_

HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

15 インスタンスを再起動します

16 そのほかのBPELESB Runtime(ESBR)およびESB Design Time(ESBD)インス

タンスに対して手順 3~15 を繰り返し1 度に 1 つのORACLE_HOMEにパッチを適用

します

56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用中は

Available Product Components 画面が表示されますパッチの適用を続行するにはコ

ンポーネントツリーを展開してパッチを再適用するためにすべてのコンポーネント

を手動で選択する必要がありますこの選択をおこなわないとOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用に失敗します

6 適用後のタスク この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

適用後のタスクについて説明します以下のトピックが含まれます

第 61 項フルバックアップを実行する

第 62 項PHPを有効にする

第 63 項JDKをRelease 142 にリストアする

第 64 項BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する

第 65 項カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイ

する

第 66 項Java Single Sign-Onを有効にする

第 67 項Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをデプロイする

第 68 項WSILアプリケーションを手動でデプロイする

第 69 項Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する

第 610 項Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する

第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする

第 612 項Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク

第 613 項HTTP TRACEのサポートを無効にする

第 614 項Oracle BAM 101340 をアンインストールする

61 フルバックアップを実行する パッチセットをインストールしたらOracle Application Server 環境のフルバックアッ

24

プを実行する必要がありますバックアップを取ることで新たにパッチを適用した環

境をリストアできるようになります

また10g Release 3(101300)環境にパッチを適用する場合以前のバックアップは

10g Release 3(101320)Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリツー

ルでは使用できません

参照Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリの詳細について

は『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』のバックアップとリカバリの

概要を参照してください

62 PHPを有効にする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

PHP を有効にする必要がありますPHP を有効にする手順は次のとおりです

1 Oracle HTTP Serverのhttpdconf構成ファイルに以下の変更を加えます

a Oracle HTTP Serverの構成ファイルを検索して開きます Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf

b コメント文字()を使用して次のPHP 40ディレクティブをコメントにし

ます Linux x86 の場合 LoadModule php4_module libexeclibphp4so AddModule mod_php4c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php4_module modulesphp4apachedll AddModule mod_php4c

c 次のPHP 50 LoadModuleディレクティブを追加します Linux x86 の場合 LoadModule php5_module libexeclibphp5so AddModule mod_php5c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php5_module modulesphp5apachedll AddModule mod_php5c

d 次のAddTypeディレクティブを追加します AddType applicationx-httpd-php php php5 AddType applicationx-httpd-php-source phps

e httpdconfファイルを保存して閉じます

2 PHPRC環境変数をphp5iniファイルを指すように設定します

minus Linux x86 の場合 setenv PHPRC ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

25

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 set PHPRC = ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

63 JDKをRelease 142にリストアする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

JDK を Release 142 にリストアする必要があります手順は次のとおりです

1 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを停止

します

2 第 512 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

適用する で変更したOC4Jインスタンスのopmnxmlファイル内にあるltdata id=java-optionsgt要素から-XXAppendRatio=3の行を削除します

3 ID属性がjava-binであるltdatagt要素にJavaシステムプロパティを設定します編集

後のファイルは次のように表示されます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-bin value=myhostjdk142binjava gt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt

4 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを再起

動します

64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する data-sourcesxml フ ァ イ ル を 編 集 し て JDBC factoryClass パ ラ メ ー タ を

oraclejdbcOracleDriver か ら BPELPM_CONNECTION_POOL パ ラ メ ー タ の

oraclejdbcpoolOracleDataSourceに変更しますファイルの設定は次の例の太

字で示されている部分のようにする必要があります ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource url=jdbcoraclethinscotttigerstadd141521db5617gt

data-sourcesxml ファイルは直接または Oracle Enterprise Manager を使用(『Oracle Containers for J2EEG リソースアダプタ管理者ガイド』を参照)して編集できます

65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを

再デプロイする カスタムセキュリティ設定(Oracle Single Sign-On を使用するなど)を使用してアプ

リケーションを構成している場合10g Release 3(101340)を適用後にアプリケーショ

ンを再構成して再デプロイする必要があります

26

66 Java Single Sign-Onを有効にする 10g Release 3(101330)をOracle Application Server 10g Release 3(101300)のインス

トールに適用する場合はjaznxmlファイルを編集してJava Single Sign-Onを有効にす

る必要がありますjaznxmlファイルを編集したらインスタンスを再起動します

詳細については『Oracle Containers for J2EEGセキュリティガイド 10g(101310)』

の第 14 章OC4J Javaシングルサインオンを参照してください

67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする 10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてパッチセットを適用する前

に Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをアンデプロイした場合はパッチセッ

トを適用後にそれらのアプリケーションを再デプロイする必要がありますアプリケー

ションをデプロイする手順は次のとおりです

1 Application Server Control Console にログインします

2 アプリケーションが特定の OC4J インスタンスにデプロイされる場合はその OC4Jインスタンスの OC4J ホームページに移動しますアプリケーションがグループに

デプロイされる場合はそのグループのページに移動します

3 「Applications」をクリックします

4 「Deploy」をクリックして画面の指示に従います詳細な情報が必要な場合は

「Help」をクリックしてください

68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする Oracle Application Server 10g Release 3(101310)以降ではWeb Services Inspection Language(WSIL)がサポートされていますWSIL を使用するとインスタンスにデプ

ロイされているすべての Web サービスを確認できます

10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてWSIL を利用する場合は手

動でデプロイする必要がありますWSIL アプリケーションをデプロイする手順は次の

とおりですこの手順はOC4J のインスタンスが実行していることを前提としていま

1 Application Server Control Console にログインします

2 OC4J ホームページで「Administrations」をクリックしますこれでデプロイ

されているアプリケーションの一覧を確認できます

3 「Deploy」をクリックしてDeploy Select Archive ページを表示します

4 Deploy Select Archive ページで以下の手順を実行します

a Application Server Controlを実行しているサーバーにすでに存在するアーカ

イブを選択します

b 次のwsil-iasearファイルのパスを入力します webserviceslibwsil-iasear

c 「Next」をクリックしてDeploy Application Attributes ページを表示します

5 Deploy Application Attributes ページで以下の手順を実行します

a Application Name フィールドに WSIL アプリケーションの名前を入力します

b Parent Application がデフォルトに設定されていることを確認します

c Bind Web Module to Site がデフォルトの Web サイトに設定されていることを

確認します

27

d Context Root がinspectionwsil に設定されていることを確認します

e 「Next」をクリックしてDeploy Deployment Settings ページを開きます

6 「Next」をクリックしてWSIL アプリケーションをデプロイしますConfirmation Page にWSIL アプリケーションのデプロイが成功したことが示されます

7 これで次のWebアドレスからWSILアプリケーションにアクセスできます httphostnameportinspectionwsil このURLではhostnameはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのホスト名portはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのポート番号です

69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する Oracle Enterprise Service Bus をインストールしていて中間層のインストールのいずれ

かをホストしているマシンの IP またはホスト名をクローンまたは変更する場合は次

の手順を実行する必要があります

参照Oracle Enterprise Service Bus サービスの更新方法の詳細については

『Oracle Application ServerG 管理者ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照

してください

1 次のスクリプトを実行してOracle ホームとシステム変数を設定します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptsh

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptbat

2 スクリプトを実行したコマンドラインウィンドウで次のコマンドを実行して

Oracle Enterprise Service Busサービスをエクスポートします ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベースサー

ビス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次のよ

うになります ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

28

3 オペレーティングシステムを更新してホスト名ドメイン名またはその両方

を正しい名前に変更します

4 オペレーティングシステムに必要な場合はホストを再起動します

5 ネットワーク内の別のホストからそのホストに Ping を発行できることを確認しま

すすべてが正しく解決されるように新しいホスト名を使用して Ping を発行して

ください

6 esbparampropertiesファイルを次のように編集します

minus IPアドレスまたはホスト名を変更している場合はDT_OC4J_HOSTプロパ

ティを新しいホスト名に変更しますたとえば新しいホスト名が

newhostexamplecomの場合はプロパティの値は次のようになります DT_OC4J_HOST=newhostexamplecom

minus ローカルマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HTTP_PORT を更新

して新しいポートにします

minus リモートマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HOST プロパティを

新しいホスト名にDT_OC4J_HTTP_PORT プロパティを新しいポートに更新

します

7 手順 2 で使用したのと同じコマンドラインウィンドウから次のコマンドを実行します

ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベース

サービス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次

のようになります ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=PASSWORD

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

8 各 Oracle ホームで次のコマンドを実行してホストにあるすべての中間層のインス

タンスを起動します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

29

9 この手順の最初の段階でOracle Application Server を自動的に開始するために無効

にしたプロセスがある場合はそれらを有効にします

10 サービスが ESB コンソールに一覧表示されておりアプリケーションが正常に稼動

していることを確認します

610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを

実行する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールしたらWebCenter アプ

リケーション用に作成したすべての OC4J インスタンスに対して ADF インストーラを

実行する必要がありますADF インストーラを実行しない場合ユーザーのカスタム

アプリケーションは ADF の最新の共有ライブラリにアクセスできません

ADF インストーラの実行方法の詳細については『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development Framework のための Fusion 開発者ガイド』の第 2921項ADFランタイムライブラリのインストールを参照してください

611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする このパッチで利用可能なすべてのバグ修正プログラムを確実に適用するにはOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したあとでOracle ADF アプリケーションを移行して再デプロイする必要がありますアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする手順は次のとおりです

1 Oracle Technology NetworkからOracle JDeveloper 101330 をダウンロードします

OTNのアドレスは次のとおりです httpwwworaclecomtechnologyindexhtml

2 ワークスペースを次の手順で移行します

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 と同じシステムにイ

ンストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「Yes」をクリックして101320 JDeveloper ビルドの system フォルダをポイントしますこれでJDeveloper 101340 へのデータベース接続をはじめとしたユーザー設定が移行されます

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 とは異なるシステム

にインストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「No」をクリックします(この場

合データベース接続は Oracle JDeveloper 101340 に移行されません

JDeveloper 101320 ではデータベース接続は IDEConnectionsxml に格納さ

れておりこのファイルはOracle JDeveloper systemディレクトリにあります

そのためOracle JDeveloper 101340 から Oracle JDeveloper 101320 のデー

タベースの接続にアクセスするにはsystem ディレクトリを移行する必要が

あります)Oracle JDeveloper 101320 のインスタンスから任意の Oracle ADFアプリケーションのワークスペースを Oracle JDeveloper 101340 の環境にコ

ピーしてアプリケーションワークスペースを開きますDo you want to migrate the workspace from a previous versionのプロンプトが表示されたら

「Yes」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle ADF アプリケーションを新しい EAR ファイ

ルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

30

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle Application Development Framework 開発者ガイド』

を参照してください

612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後はOracle WebCenterアプリケーションを使用する前に以下のタスクを実行する必要があります

第 6121 項JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする

第 6122 項移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義

する

第 6123 項10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタ

マイゼーションをコピーする

第 6124 項Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行

する

第 6125 項Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用した

アプリケーションを移行する

第 6126 項OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を

再構成する

第 6127 項101340 の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する

6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプ

リケーションを移行および再デプロイする JCR データコントロールを使用してOracle WebCenter アプリケーション内の分散し

たコンテンツを統合および公開している場合はOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後コンテンツリポジトリにアクセスできる

ことを確認するために以下の手順を実行する必要があります

1 第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイするの手順 1 と 2を実行します

2 次の手順を実行してアプリケーションサーバーの接続を作成します

a Connections Navigator で「Application Server」を右クリックして「New Application Server Connection」を選択します

b Welcome ページが表示されている場合は「Next」をクリックして Type ペー

ジを表示します

c Connection Name フィールドで接続の名前を指定します

d Connection Type リストから「Standalone OC4J 10g 1013」を選択します

e 「Next」をクリックしてAuthentication ページを表示します

f OC4J インスタンスへの認証に使用するユーザー名とパスワードを指定します

g 「Next」をクリックしてConnection ページを表示します

h OC4J インスタンスにアクセスするために使用するホスト名とポート番号を指

定しますOC4J インスタンスが Oracle JDeveloper と同じコンピュータにイン

ストールされている場合はlocalhost をホスト名として指定します

i 「Finish」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle WebCenter アプリケーションを新しい EAR ファ

31

イルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照して

ください

注最初に新しいアプリケーションサーバーの接続を Oracle WebCenterアプリケーションと関連づける必要があります関連づけるには次の手

順を実行します

1 Resources ノードでOracle WebCenter アプリケーション用に作成した

デプロイメントプロファイルを右クリックします

2 WAR Deployment Profile Properties ダイアログボックスの左側のペイ

ンで「Platform」を選択しTarget Connection で作成したアプリケー

ションサーバーの接続を選択します

3 「OK」をクリックします

6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を

再定義する アプリケーションを 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に移行する場合セ

キュリティで保護されたページの認可情報はアプリケーションと一緒に移行されませ

んそのためアップグレードする前にアプリケーションの ADF セキュリティを定義

していた場合は10g Release 3(101340)のインスタンスでページのアクセス権限を

再定義する必要があります実行する手順については『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレッ

トカスタマイゼーションをコピーする Preconfigured OC4J にデプロイされた PDJ-Java ポートレットに対して作成したカスタマ

イザーションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますそのためOracle Application Server インスタンスを 10g Release 3(1013)Patch Set 2(101320)から 10g Release 3(101340)にパッチを適用する場合は10g Release 3(1013)Patch Set 2

(101320)用に作成したカスタマイゼーションは利用できませんこれらのカスタマ

イゼーションを 10g Release 3(101340)の環境で利用できるようにする場合は次の

手順を実行する必要があります

1 portlet-client-deployjarファイルを使用してカスタマイゼーションをエクス

ポートします カスタマイゼーションをエクスポートおよびインポートする手順については

『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

2 EARファイルでportlet-client-deployjarファイルを再実行してカスタマイ

ゼーションをインポートします

3 OC4J_WebCenter インスタンスを再起動します

6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケー

ションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して No を選択した場合は

このタスクを実行します

Preconfigured OC4J にデプロイされたポートレットに対して作成したカスタマイゼー

ションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますOracle JDeveloper の以前

32

のリリースから移行していない場合は以前のインストールで作成したポートレット

カスタマイゼーションは新しい Oracle Jdeveloper のインストールでは利用できません

これらのカスタマイゼーションを利用したい場合は新しい Oracle JDeveloper のインス

トールのアプリケーションにカスタマイゼーションを手動でコピーする必要があります

OmniportletWebClippingWSRPおよびPDKサンプルポートレット用に作成したカ

スタマイゼーションは以前のJDeveloper_ homeportalportletdataディレクトリ

から新しいOracle JDeveloperのインストールに手動でコピーできますPreconfigured OC4JにデプロイしたカスタムPDK-Javaポートレットがある場合は『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のポートレットプリファレンスストア移行ユーティリティ

を参照してポートレットプリファレンスストア移行ツールを使用してこれらの

カスタマイゼーションを保存する方法を確認してください

6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレッ

トを使用したアプリケーションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して Yes を選択した場合は

このタスクを実行します

この場合Preconfigured OC4J にデプロイした大部分のポートレットに対するカスタマ

イゼーションはOracle JDeveloper の移行全体の一環として自動的に移行されますた

だしPDK-Java ポートレット用に作成したカスタマイゼーションは101340 のイン

スタンスに手動でコピーする必要がありますポートレットプリファレンスストア

移行ツールを使用してそのほかの PDK カスタマイゼーションを保存する方法について

は『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』のポートレットプリファレンス

ストア移行ユーティリティを参照してください

6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキ

シ設定を再構成する アプリケーションに OmniPortlet および Web クリッピングポートレットが含まれてい

る場合Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

後それらのポートレットのプロキシ設定を再構成する必要があります10g Release 3(101320)のインスタンスからはプロバイダ構成情報が移行されないのでこの再構

成はかならずおこなう必要があります

OmniPortlet および Web クリッピングプロデューサの HTTP プロキシ設定の構成方法

については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』の付録そのほかのポート

レット構成を参照してください

6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクス

ポートEARファイルを再作成する Oracle WebCenter アプリケーションを10g Release 3(101320)環境から 10g Release 3

(101340)環境に転送しており事前デプロイメントツールを使用してカスタマイ

ゼーションをエクスポートしエクスポート EAR ファイルを作成する場合jspx ペー

ジもエクスポートされます

Oracle JDeveloper 10g Release 3(101340)を使用するアプリケーションの移行中に jspxページに変更を加えアプリケーションをデプロイして10g Release 3(101320)で

作成したエクスポート EAR ファイルからカスタマイゼーションをインポートする場合

Oracle JDeveloper でおこなったページの変更内容は失われます編集したページが上書

きされるのを避けるにはportlet-client-deployjar ファイルの 10g Release 3(101340)バージョンを 10g Release 3(101320)のインストール環境にコピーし10g Release 3(101340)の事前デプロイメントツールを使用してエクスポート EAR ファイルを再

33

作成する必要があります

事前デプロイメントツールを使用してカスタマイゼーションをエクスポートおよび

インポートする手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照

してください

613 HTTP TRACEのサポートを無効にする HTTP TRACE メソッドはTRACE レスポンスのエンティティボディ内にあるクライア

ント HTTP からリクエストされたコンテンツを返しますこの動作によりリクエスト

の HTTP ヘッダーに含まれている Cookie や認証データなどの機密情報は攻撃を受けや

すくなります

この問題を回避するにはApache mod_writeモジュールを使用してHTTP TRACEリク

エストを拒否するかサイトの要件とポリシーを満たすのに必要なメソッドだけを許可

するようにします次の追加の構成情報をApache HTTP Serverの構成ファイルに追加し

ます RewriteEngine On RewriteCond REQUEST_METHOD ^TRACE RewriteRule - [F]

614 Oracle BAM 101340をアンインストールする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)Business Activity Monitoringをアンインストールする場合は適用後のタスクを実行する必要があります

このプロセスにはOracle BAM 101340 パッチセットのアンインストールと Oracle BAM 101330 のリストアが含まれます

これらの手順を実行するとOracle BAM 101340でおこなった変更はすべて失われます

Oracle BAM 101340 をアンインストールしてOracle BAM 101330 をリストアする

手順は次のとおりです

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 「コントロール パネル」「プログラムの追加と削除」の順にクリックしてOracle BAM アプリケーションを削除しますActive Data Cache データベースは削除されま

せん

3 ホストマシンを再起動します

4 SQLPlus コマンドを使用してActive Data Cache に使用したデータベースアカウ

ントに対する権限を(必要な場合はOracle Enterprise Link for BAM のデータベー

スアカウントも同時に)削除再作成およびリセットします

5 Oracleデータベースツールを使用してOracle BAM 101330 Active Data Cacheデータベーススキーマのバックアップをリストアしますこのバックアップは

Oracle BAM 101340 Patch Setをインストールする前に第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境をバックアップするで作成し

たものです Oracle Data Pump Impdpユーティリティを使用してBAM Active Data Cache DatabaseおよびOracleデータベースにあるOracle Enterprise Link for BAMリポジトリをリスト

アします

6 Oracle BAM 101330 環境を再インストールします インストール中にActive Data Cache および Oracle Enterprise Link for BAM リポジ

トリの「Build」または「Upgrade」オプションの選択を解除できます

7 ホストシステムを再起動します

8 Oracle BAM 101330 のバックアップを作成中にConfigFilesBackupファイルお

よびイメージディレクトリを元の場所から移動している場合はそれらをリスト

34

アします変更したOracle Enterprise Link for BAM Data Flow Serviceの設定もリスト

アします

7 既知の問題 以下の各項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の既知の問題について説明します

第 71 項Webサービスとクライアント間の非互換性

第 72 項EJB 30 に基づくWebサービス

第 73 項Oracle HTTP Server 1012 を使用する際にWebモジュールおよびWebサー

ビスをテストする

第 74 項bc4jearファイルのファイル名の変更

第 75 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

複数回適用する

第 76 項パッチ適用時のメッセージ

第 77 項OC4Jトランザクションのサポート

第 78 項パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する

第 79 項高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ

第 710 項TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示され

ない

第 711 項Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ

第 712 項シャットダウン時のBPELエラーメッセージ

第 713 項OC4J_WebCenterインスタンスログエラー

第 714 項BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示

第 715 項パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログ エラー

第 716 項Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)

第 717 項ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプ

タで失敗する

第 718 項パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される

第 719 項アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない

71 Webサービスとクライアント間の非互換性 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用したあとは以下の点に注意してください

Web サービスを再生成して再デプロイする場合は生成した WSDL に変更が加え

られます

10g Release 3(101300)クライアントをサービスに使用するとコンパイラエ

ラーで通信に失敗します これらの問題は次の方法で対処できます

Web サービスの EAR ファイルは再アセンブルしないでくださいWSDL は変更さ

れずクライアントは引き続きサービスと通信することができます

WebサービスのEARファイルを再生成する必要がある場合はクライアントを再生

成してラッパーを使用するクラスの名前に接尾辞Elementを追加しますこれ

はunwrapParametersがfalseに設定された状態でアセンブルされたラッパー

クラスをクライアントが使用することが前提となっています

35

72 EJB 30に基づくWebサービス Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用しEJB 30 でアセンブルした Release 3(101300)Web サービ

スを使用する場合サービスを再デプロイすると WSDL が変更されますこの場合

クライアントコードを再生成してサービスと通信できるようにする必要があります

73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュール

およびWebサービスをテストする Oracle Enterprise Manager Application Server Control にはテストページがありこのペー

ジを使用してアプリケーションサーバー環境にデプロイした Web モジュールおよ

び Web サービスをテストできますほとんどの場合テストページにはユーザー

の環境に現在設定されているWebサイトとポートの一覧が表示されますWebモジュー

ルまたは Web サービスの URL をテストする際には使用する Web サイトをこの一覧

から選択できます

参照Enterprise Manager のオンラインヘルプのTesting a Web Serviceおよび

Overview of Managing Web Modules

Oracle HTTP Server 10g Release 2(1012)を OC4J に対するフロントエンドとして使

用している場合テストページの Discovered Web サイトの一覧には何も表示されない

ことがありますこの場合Application Server Control を使用してWeb モジュールま

たは Web サービスの URL をテストすることはできません代わりに新しいブラウザ

ウィンドウを開いてブラウザのアドレスフィールドに Web モジュールまたは Webサービスの URL を入力します

参照10g Release 2(10132)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』のOracle Application Server 1013 での Oracle Application Server 1012 の構成

74 bc4jearファイルのファイル名の変更 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)はbc4jearファイルを使用しこ

のファイルをデフォルトのホームインスタンスにデプロイしますOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は新たに作成されたイ

ンスタンスのデフォルトのファイル名はdatatagsearになりますファイルのコンテ

ンツや機能は変わりません

75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は再

度パッチを適用しないでください再度適用するとエラーになる場合がありますた

とえばオラクルでは次のシナリオはサポートしていません

1 J2EE およびWebserverオプションを設定してOracle Application Server 10g Release 3(1013)をインストールする

2 Oracle Enterprise Service Bus 10g(101310)のスタンドアロン中間層をインストー

ルする

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

4 Oracle BPEL Process Manager 10g(10131)のスタンドアロン中間層または Oracle Web Services Manager 10g(10131)中間層をインストールする

36

5 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用して

Oracle BPEL Process Manager を 10g Release 3(101340)にアップグレードする

76 パッチ適用時のメッセージ パッチの適用中には以下のエラーメッセージが表示されることがあります

Oracle Internet Directory 10g Release 2(101202)インフラストラクチャに関連づけ

られているスタンドアロンのOracle Containers for J2EEのインスタンスがあるシス

テムにパッチを適用する場合パッチの適用中にOC4J管理者のパスワードの入力

を求めるプロンプトが表示されると次のメッセージが表示されることがあります The operation is unsupported

このメッセージは無視してください

stopallコマンドを使用してOPMNプロセスを停止している間に次のメッセージ

が表示されることがあります

Error

--gt Process (index=1uid=1998741206pid=13253) time out while waiting

for a managed process to stop Log exampleproduct1013OracleAS_3

opmnlogsdefault_group~oc4j_owsm ~default_group~1log opmnctl

graceful stop of processes failed trying forceful shutdown

このメッセージは無視してください

77 OC4Jトランザクションのサポート Oracle Application Server 10g Release 3(101310)の OC4J トランザクションマネージャ

にはRecoverable Last Resource Commit(RLRC)と呼ばれる機能が含まれていますこ

の機能はLast Resource Commit(LRC)トランザクションに対する強化されたリカバリ

メカニズムを提供しトランザクションの全体的なパフォーマンスを向上します

RLRC ではデータベース表を使用してトランザクション ID のコミットレコード

が保持されますこのため中間層内の OC4J トランザクションログにコミットレ

コードを保持する必要がなくなりますコミットレコードの書込みは 2 段階のコミッ

トプロセスにおけるパフォーマンスコストの大部分を占めます

注現在 RLRC は非 XA リソースがデータベースである場合のみ利用で

きますさらにコミットレコードはデータベース内に保持されるため

RLRC トランザクションなどのリカバリが必要な場合にはこのデータ

ベースにアクセスできる必要があります

RLRC 機能の設定手順は次のとおりです

1 サーバーが稼動している場合は停止します

2 コミットレコードを保持するデータベースに接続し次のSQLスクリプトを実行

して必要なスキーマをインストールします J2EE_HOMEdatabasej2eejtaoraclelast_resource_commitsql

37

3 J2EE_HOMEconfigdata-sourcesxmlファイルを開きますコミットレコード

のデータベースにアクセスするための接続プールを編集または作成してコネク

ションファクトリ要素の一部としてcommit-record-table-name属性を指定します 次に例を示します

[] ltconnection-pool name=Example Connection Pool num-cached-statements=10gt ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource user=scott password=password url=jdbcoraclethinmyServer5521main commit-record-table-name=scottOC4J_TX_RLRC_LOGgt ltproperty name=connectionCachingEnabled value=falsegt ltproperty name=implicitCachingEnabled value=truegt ltproperty name=maxStatements value=50gt ltconnection-factorygt ltconnection-poolgt []

注commit-record-table-name属性の名前に指定する値は完全修飾さ

れている必要があり指定するユーザー資格証明にはこの表に対する

deleteおよびselect権限が必要です

4 (オプション)J2EE_HOMEconfigtransaction-managerxmlファイルを開き

RLRC機能の実行時の動作を変更します 次に例を示します [] ltcommit-coordinatorgt ltmiddle-tiergt ltrecovery retry-interval = 300 rlrc-min-purge-interval=10 rlrc-purge-size=1000gt ltmiddle-tiergt ltcommit-coordinatorgt [] この例では次のパラメータが使用されています

nrlrc-purge-intervalはデータベース内でコミットレコードのバッチパー

ジがおこなわれる間隔(ミリ秒単位)です

nrlrc-purge-sizeはデータベース内でコミットレコードのバッチパージ

がおこなわれる間に削除されるバッチのサイズです

78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する 10g Release 3(101310)Oracle ホームにパッチを適用し10g Release 3(101310)Oracle ホームのインストール時に次のインストールオプションを選択している場合

Application Server Control Console を表示できないことがあります

Advanced Install オプションを選択している

インストールのタイプとしてJ2EE Server Web Server and SOA Suite を選択して

いる

Administrator OC4J インスタンスとして機能するようにインスタンスを構成している

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のインストール中にこれらのオプショ

ンをすべて選択している場合インストール完了後Application Server Control Consoleが表示されないことがまれにありますこの問題は10g Release 3(101340)パッチ

38

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

るときの注意点を確認してください

2 クラスタ内の 1 つのアプリケーションサーバーインスタンスにパッチセット

を適用するには第 51 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用するに記載されている説明に従います

3 パッチを適用後新たにパッチを適用したインスタンスが稼働中であることを確認

します たとえばApplication Server Control Console に移動して新たにパッチを適用した

インスタンスがクラスタのメンバーとして表示されていることを確認します該当

のインスタンスが稼動していることを確認してアプリケーションサーバーの

ホームページまたはそのインスタンスの OC4J ホームページにドリルダウンしま

4 第 6 項適用後のタスクに記載されている自分の環境に当てはまるタスクを実行し

ます

5 クラスタ内の残りのアプリケーションサーバーインスタンスに対して手順 2~4 を繰り返します

注10g Release 3(101300)クラスタにパッチを適用している場合は

10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Fusion Middleware Upgrade Guide for Enterprise Deployments』で詳細を確認してく

ださい

55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメ

ントトポロジにパッチセットを適用する この項では最小の停止時間で10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジに適用する方法について

説明しますパッチの適用中にインストーラによって Oracle ホーム内のすべてのコン

テナにパッチが適用されます

551 このパッチセットを適用する前に パッチセットを適用する前に『Oracle Application ServerG エンタープライズデプ

ロイメントガイド 10g リリース 3(101310)』の情報を確認してください

パッチの適用手順では以下のことが前提となっています

『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメントガイド 10g リリー

ス 3(101310)』に説明されている 10g Release 3(101310)mySOACompanyトポロジにパッチを適用していること

10g Release 3(101310)mySOACompany トポロジにはスタンドアロンの Oracle BPELOracle ESBおよび Oracle WSM インストーラを使用して作成した Oracleホームだけが含まれていること統合された Oracle SOA Suite インストーラを実行

してOracleホームを作成し未使用のコンポーネントを無効にしている場合でも

この手順に従う必要がありますただし有効なコンポーネントに適用されるすべ

てのアプリケーション層の手順を実行してからパッチを適用する必要があります

詳細については『Oracle Application ServerG エンタープライズデプロイメント

ガイド』の第 3 章mySOACompany の Web 層とアプリケーション層のインストー

ルと構成を参照してください

20

すべてのOracleホームおよびトポロジ内のすべての oraInventory情報のフルバッ

クアップを取っていること詳細については『Oracle Application ServerG 管理者

ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

552 パッチセットを適用する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)mySOACompanyエンタープライズデプロイメントトポロジに適用する手順は以下のとおりです

1 BPEL 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のアッ

プグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示されたら

ORABPEL ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

2 Oracle ESB 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次

のアップグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示された

らORAESB ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

3 最初にパッチを適用する中間層のインスタンスを 1 つ選択します選択できるの

はBPELESB Runtime(ESBR)または ESB Design Time(ESBD)インスタン

スです

4 次の手順を実行してパッチを適用しているインスタンスのルーティング ID を変

更しますこの変更により新たな HTTP 要求の受入れが拒否されインスタンス

による不要なプロセスの実行が回避されます

a opmnxmlファイルのバックアップコピーを作成しますORA-HOME1

ORA-HOME2またはORA-HOME3に対応するORACLE_HOMEの値(『Oracle

21

Application ServerGエンタープライズデプロイメントガイド』を参照)

はパッチを適用しているインスタンスによって異なります次に例を示

します cp ORACLE_HOMEopmnconfopmnxml ORACLE_

HOMEopmnconfopmnxmlbackup

b opmnxmlファイルを編集してパッチを適用しているインスタンスのルー

ティングIDを変更しますたとえばOC4J_SOAインスタンスにパッチを適

用している場合はルーティングIDを指定する行を追加します次の例の

太字部分を参照してくださいこのインスタンスではOracle BPELOracle ESBまたはOracle WSMを実行できます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=OC4J_SOA module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-parametersgt

ltdata id=routing-id value=Ygt

注ハードウェア LBR を変更するのではなくルーティング ID を使用し

て OC4J へのルーティングを回避することを推奨しますLBR 構成を変更

する場合Oracle HTTP Server へのルーティングだけを回避することにな

ります構成内にあるほかの Oracle HTTP Server のインスタンスはパッ

チを適用している OC4J へのリクエストをクロスルーティングできます

この方法は新たな HTTP リクエストの実行を阻止しますそのほかの起

動しているサービス(JMS など)はコンテナが停止するまで稼動し続け

ます

5 ESB Design Time(ESBD)インスタンスだけの場合 opmnxmlファイルを編集してサービスフェイルオーバー構成を削除しますこ

れでインスタンスがESBDに対して非アクティブ-パッシプな構成に戻りますた

とえばファイルに以下のエントリが含まれている場合

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J service-failover=1

status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgt

次のように修正します

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUP numprocs=1gt

6 パッチを適用しているインスタンスのデータベース情報を変更しますこれで

パッチを適用している間にSOA コンポーネントからデータベースにトランザク

22

ションが渡るのを防げます

a パッチを適用しているインスタンスのORACLE_HOMEでdata-sourcesxmlの

バックアップコピーを作成します次に例を示します

cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup

b datasourcesxmlファイルを編集して存在しないデータベースを指すよ

うにしますこれをおこなう方法としてはデータベースのポート番号を

意図的に正しくないポート番号に変更する方法がありますたとえばデー

タベースポート 1521 を使用している場合はすべての参照をポート 1522に変更します次の例の太字部分を参照してください ltconnection-factory

factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource

url=jdbcoraclethin

(DESCRIPTION=(ADDRESS_LIST=(LOAD_BALANCE=on)

(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)

(HOST=dehydusoraclecom)

(PORT=1522)))

(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=orcl)))

user=oraesb password=-gtesb_passwordgt

7 opmnxmlファイルにnumprocs=1を設定します

8 パッチを適用しているインスタンスを停止しますそのほかのインスタンスは実行

したままにできます

注継続中の HTTP 同期リクエストはすべて停止することを推奨します

停止操作では正常に停止するためにJMS コールなどのそのほかの種類

のリクエストは考慮されません

9 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を Oracle ホームに適用します

10 パッチを適用する前にインスタンス内の使用していないすべての SOA コンポー

ネントを無効にします無効にしない場合インスタンスを再起動するとそれら

のコンポーネントも起動します たとえばOracle ESB を使用していない場合はASControl から「ClusterTopology」「Applications」「Stop」の順に選択して ESB サービスを停止できます

11 インスタンスのルーティングIDを元の値に戻します次に例を示します ltdata id=routing-id value=g_rt_idgt この場合元の値はopmnxmlファイルのバックアップコピーに基づき決められま

すこの手順は手順bで説明したプロシージャとは反対のものです

12 ESB Design Time インスタンスの場合は次の 2 つの手順を実行して OPMN サービ

スのフェイルオーバーを有効にします

a OC4J_ESBDTのprocess-typeタグにservice-failover=1を追加します

b ESBDT_GROUPのprocess-setタグからnumprocs=1を削除しますつまり

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgtを元の値ltprocess-set id=

23

ESBDT_GROUP numprocs=1gtに戻します

13 opmnxmlファイルのnumprocの値を元の値に戻します

14 インスタンスデータのソース構成を手順 6 で作成したdata-sourcesxmlのバッ

クアップコピーをリストアして元の状態に戻します cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup ORACLE_

HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

15 インスタンスを再起動します

16 そのほかのBPELESB Runtime(ESBR)およびESB Design Time(ESBD)インス

タンスに対して手順 3~15 を繰り返し1 度に 1 つのORACLE_HOMEにパッチを適用

します

56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用中は

Available Product Components 画面が表示されますパッチの適用を続行するにはコ

ンポーネントツリーを展開してパッチを再適用するためにすべてのコンポーネント

を手動で選択する必要がありますこの選択をおこなわないとOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用に失敗します

6 適用後のタスク この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

適用後のタスクについて説明します以下のトピックが含まれます

第 61 項フルバックアップを実行する

第 62 項PHPを有効にする

第 63 項JDKをRelease 142 にリストアする

第 64 項BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する

第 65 項カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイ

する

第 66 項Java Single Sign-Onを有効にする

第 67 項Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをデプロイする

第 68 項WSILアプリケーションを手動でデプロイする

第 69 項Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する

第 610 項Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する

第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする

第 612 項Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク

第 613 項HTTP TRACEのサポートを無効にする

第 614 項Oracle BAM 101340 をアンインストールする

61 フルバックアップを実行する パッチセットをインストールしたらOracle Application Server 環境のフルバックアッ

24

プを実行する必要がありますバックアップを取ることで新たにパッチを適用した環

境をリストアできるようになります

また10g Release 3(101300)環境にパッチを適用する場合以前のバックアップは

10g Release 3(101320)Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリツー

ルでは使用できません

参照Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリの詳細について

は『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』のバックアップとリカバリの

概要を参照してください

62 PHPを有効にする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

PHP を有効にする必要がありますPHP を有効にする手順は次のとおりです

1 Oracle HTTP Serverのhttpdconf構成ファイルに以下の変更を加えます

a Oracle HTTP Serverの構成ファイルを検索して開きます Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf

b コメント文字()を使用して次のPHP 40ディレクティブをコメントにし

ます Linux x86 の場合 LoadModule php4_module libexeclibphp4so AddModule mod_php4c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php4_module modulesphp4apachedll AddModule mod_php4c

c 次のPHP 50 LoadModuleディレクティブを追加します Linux x86 の場合 LoadModule php5_module libexeclibphp5so AddModule mod_php5c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php5_module modulesphp5apachedll AddModule mod_php5c

d 次のAddTypeディレクティブを追加します AddType applicationx-httpd-php php php5 AddType applicationx-httpd-php-source phps

e httpdconfファイルを保存して閉じます

2 PHPRC環境変数をphp5iniファイルを指すように設定します

minus Linux x86 の場合 setenv PHPRC ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

25

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 set PHPRC = ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

63 JDKをRelease 142にリストアする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

JDK を Release 142 にリストアする必要があります手順は次のとおりです

1 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを停止

します

2 第 512 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

適用する で変更したOC4Jインスタンスのopmnxmlファイル内にあるltdata id=java-optionsgt要素から-XXAppendRatio=3の行を削除します

3 ID属性がjava-binであるltdatagt要素にJavaシステムプロパティを設定します編集

後のファイルは次のように表示されます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-bin value=myhostjdk142binjava gt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt

4 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを再起

動します

64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する data-sourcesxml フ ァ イ ル を 編 集 し て JDBC factoryClass パ ラ メ ー タ を

oraclejdbcOracleDriver か ら BPELPM_CONNECTION_POOL パ ラ メ ー タ の

oraclejdbcpoolOracleDataSourceに変更しますファイルの設定は次の例の太

字で示されている部分のようにする必要があります ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource url=jdbcoraclethinscotttigerstadd141521db5617gt

data-sourcesxml ファイルは直接または Oracle Enterprise Manager を使用(『Oracle Containers for J2EEG リソースアダプタ管理者ガイド』を参照)して編集できます

65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを

再デプロイする カスタムセキュリティ設定(Oracle Single Sign-On を使用するなど)を使用してアプ

リケーションを構成している場合10g Release 3(101340)を適用後にアプリケーショ

ンを再構成して再デプロイする必要があります

26

66 Java Single Sign-Onを有効にする 10g Release 3(101330)をOracle Application Server 10g Release 3(101300)のインス

トールに適用する場合はjaznxmlファイルを編集してJava Single Sign-Onを有効にす

る必要がありますjaznxmlファイルを編集したらインスタンスを再起動します

詳細については『Oracle Containers for J2EEGセキュリティガイド 10g(101310)』

の第 14 章OC4J Javaシングルサインオンを参照してください

67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする 10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてパッチセットを適用する前

に Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをアンデプロイした場合はパッチセッ

トを適用後にそれらのアプリケーションを再デプロイする必要がありますアプリケー

ションをデプロイする手順は次のとおりです

1 Application Server Control Console にログインします

2 アプリケーションが特定の OC4J インスタンスにデプロイされる場合はその OC4Jインスタンスの OC4J ホームページに移動しますアプリケーションがグループに

デプロイされる場合はそのグループのページに移動します

3 「Applications」をクリックします

4 「Deploy」をクリックして画面の指示に従います詳細な情報が必要な場合は

「Help」をクリックしてください

68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする Oracle Application Server 10g Release 3(101310)以降ではWeb Services Inspection Language(WSIL)がサポートされていますWSIL を使用するとインスタンスにデプ

ロイされているすべての Web サービスを確認できます

10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてWSIL を利用する場合は手

動でデプロイする必要がありますWSIL アプリケーションをデプロイする手順は次の

とおりですこの手順はOC4J のインスタンスが実行していることを前提としていま

1 Application Server Control Console にログインします

2 OC4J ホームページで「Administrations」をクリックしますこれでデプロイ

されているアプリケーションの一覧を確認できます

3 「Deploy」をクリックしてDeploy Select Archive ページを表示します

4 Deploy Select Archive ページで以下の手順を実行します

a Application Server Controlを実行しているサーバーにすでに存在するアーカ

イブを選択します

b 次のwsil-iasearファイルのパスを入力します webserviceslibwsil-iasear

c 「Next」をクリックしてDeploy Application Attributes ページを表示します

5 Deploy Application Attributes ページで以下の手順を実行します

a Application Name フィールドに WSIL アプリケーションの名前を入力します

b Parent Application がデフォルトに設定されていることを確認します

c Bind Web Module to Site がデフォルトの Web サイトに設定されていることを

確認します

27

d Context Root がinspectionwsil に設定されていることを確認します

e 「Next」をクリックしてDeploy Deployment Settings ページを開きます

6 「Next」をクリックしてWSIL アプリケーションをデプロイしますConfirmation Page にWSIL アプリケーションのデプロイが成功したことが示されます

7 これで次のWebアドレスからWSILアプリケーションにアクセスできます httphostnameportinspectionwsil このURLではhostnameはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのホスト名portはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのポート番号です

69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する Oracle Enterprise Service Bus をインストールしていて中間層のインストールのいずれ

かをホストしているマシンの IP またはホスト名をクローンまたは変更する場合は次

の手順を実行する必要があります

参照Oracle Enterprise Service Bus サービスの更新方法の詳細については

『Oracle Application ServerG 管理者ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照

してください

1 次のスクリプトを実行してOracle ホームとシステム変数を設定します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptsh

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptbat

2 スクリプトを実行したコマンドラインウィンドウで次のコマンドを実行して

Oracle Enterprise Service Busサービスをエクスポートします ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベースサー

ビス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次のよ

うになります ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

28

3 オペレーティングシステムを更新してホスト名ドメイン名またはその両方

を正しい名前に変更します

4 オペレーティングシステムに必要な場合はホストを再起動します

5 ネットワーク内の別のホストからそのホストに Ping を発行できることを確認しま

すすべてが正しく解決されるように新しいホスト名を使用して Ping を発行して

ください

6 esbparampropertiesファイルを次のように編集します

minus IPアドレスまたはホスト名を変更している場合はDT_OC4J_HOSTプロパ

ティを新しいホスト名に変更しますたとえば新しいホスト名が

newhostexamplecomの場合はプロパティの値は次のようになります DT_OC4J_HOST=newhostexamplecom

minus ローカルマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HTTP_PORT を更新

して新しいポートにします

minus リモートマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HOST プロパティを

新しいホスト名にDT_OC4J_HTTP_PORT プロパティを新しいポートに更新

します

7 手順 2 で使用したのと同じコマンドラインウィンドウから次のコマンドを実行します

ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベース

サービス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次

のようになります ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=PASSWORD

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

8 各 Oracle ホームで次のコマンドを実行してホストにあるすべての中間層のインス

タンスを起動します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

29

9 この手順の最初の段階でOracle Application Server を自動的に開始するために無効

にしたプロセスがある場合はそれらを有効にします

10 サービスが ESB コンソールに一覧表示されておりアプリケーションが正常に稼動

していることを確認します

610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを

実行する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールしたらWebCenter アプ

リケーション用に作成したすべての OC4J インスタンスに対して ADF インストーラを

実行する必要がありますADF インストーラを実行しない場合ユーザーのカスタム

アプリケーションは ADF の最新の共有ライブラリにアクセスできません

ADF インストーラの実行方法の詳細については『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development Framework のための Fusion 開発者ガイド』の第 2921項ADFランタイムライブラリのインストールを参照してください

611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする このパッチで利用可能なすべてのバグ修正プログラムを確実に適用するにはOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したあとでOracle ADF アプリケーションを移行して再デプロイする必要がありますアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする手順は次のとおりです

1 Oracle Technology NetworkからOracle JDeveloper 101330 をダウンロードします

OTNのアドレスは次のとおりです httpwwworaclecomtechnologyindexhtml

2 ワークスペースを次の手順で移行します

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 と同じシステムにイ

ンストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「Yes」をクリックして101320 JDeveloper ビルドの system フォルダをポイントしますこれでJDeveloper 101340 へのデータベース接続をはじめとしたユーザー設定が移行されます

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 とは異なるシステム

にインストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「No」をクリックします(この場

合データベース接続は Oracle JDeveloper 101340 に移行されません

JDeveloper 101320 ではデータベース接続は IDEConnectionsxml に格納さ

れておりこのファイルはOracle JDeveloper systemディレクトリにあります

そのためOracle JDeveloper 101340 から Oracle JDeveloper 101320 のデー

タベースの接続にアクセスするにはsystem ディレクトリを移行する必要が

あります)Oracle JDeveloper 101320 のインスタンスから任意の Oracle ADFアプリケーションのワークスペースを Oracle JDeveloper 101340 の環境にコ

ピーしてアプリケーションワークスペースを開きますDo you want to migrate the workspace from a previous versionのプロンプトが表示されたら

「Yes」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle ADF アプリケーションを新しい EAR ファイ

ルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

30

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle Application Development Framework 開発者ガイド』

を参照してください

612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後はOracle WebCenterアプリケーションを使用する前に以下のタスクを実行する必要があります

第 6121 項JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする

第 6122 項移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義

する

第 6123 項10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタ

マイゼーションをコピーする

第 6124 項Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行

する

第 6125 項Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用した

アプリケーションを移行する

第 6126 項OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を

再構成する

第 6127 項101340 の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する

6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプ

リケーションを移行および再デプロイする JCR データコントロールを使用してOracle WebCenter アプリケーション内の分散し

たコンテンツを統合および公開している場合はOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後コンテンツリポジトリにアクセスできる

ことを確認するために以下の手順を実行する必要があります

1 第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイするの手順 1 と 2を実行します

2 次の手順を実行してアプリケーションサーバーの接続を作成します

a Connections Navigator で「Application Server」を右クリックして「New Application Server Connection」を選択します

b Welcome ページが表示されている場合は「Next」をクリックして Type ペー

ジを表示します

c Connection Name フィールドで接続の名前を指定します

d Connection Type リストから「Standalone OC4J 10g 1013」を選択します

e 「Next」をクリックしてAuthentication ページを表示します

f OC4J インスタンスへの認証に使用するユーザー名とパスワードを指定します

g 「Next」をクリックしてConnection ページを表示します

h OC4J インスタンスにアクセスするために使用するホスト名とポート番号を指

定しますOC4J インスタンスが Oracle JDeveloper と同じコンピュータにイン

ストールされている場合はlocalhost をホスト名として指定します

i 「Finish」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle WebCenter アプリケーションを新しい EAR ファ

31

イルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照して

ください

注最初に新しいアプリケーションサーバーの接続を Oracle WebCenterアプリケーションと関連づける必要があります関連づけるには次の手

順を実行します

1 Resources ノードでOracle WebCenter アプリケーション用に作成した

デプロイメントプロファイルを右クリックします

2 WAR Deployment Profile Properties ダイアログボックスの左側のペイ

ンで「Platform」を選択しTarget Connection で作成したアプリケー

ションサーバーの接続を選択します

3 「OK」をクリックします

6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を

再定義する アプリケーションを 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に移行する場合セ

キュリティで保護されたページの認可情報はアプリケーションと一緒に移行されませ

んそのためアップグレードする前にアプリケーションの ADF セキュリティを定義

していた場合は10g Release 3(101340)のインスタンスでページのアクセス権限を

再定義する必要があります実行する手順については『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレッ

トカスタマイゼーションをコピーする Preconfigured OC4J にデプロイされた PDJ-Java ポートレットに対して作成したカスタマ

イザーションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますそのためOracle Application Server インスタンスを 10g Release 3(1013)Patch Set 2(101320)から 10g Release 3(101340)にパッチを適用する場合は10g Release 3(1013)Patch Set 2

(101320)用に作成したカスタマイゼーションは利用できませんこれらのカスタマ

イゼーションを 10g Release 3(101340)の環境で利用できるようにする場合は次の

手順を実行する必要があります

1 portlet-client-deployjarファイルを使用してカスタマイゼーションをエクス

ポートします カスタマイゼーションをエクスポートおよびインポートする手順については

『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

2 EARファイルでportlet-client-deployjarファイルを再実行してカスタマイ

ゼーションをインポートします

3 OC4J_WebCenter インスタンスを再起動します

6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケー

ションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して No を選択した場合は

このタスクを実行します

Preconfigured OC4J にデプロイされたポートレットに対して作成したカスタマイゼー

ションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますOracle JDeveloper の以前

32

のリリースから移行していない場合は以前のインストールで作成したポートレット

カスタマイゼーションは新しい Oracle Jdeveloper のインストールでは利用できません

これらのカスタマイゼーションを利用したい場合は新しい Oracle JDeveloper のインス

トールのアプリケーションにカスタマイゼーションを手動でコピーする必要があります

OmniportletWebClippingWSRPおよびPDKサンプルポートレット用に作成したカ

スタマイゼーションは以前のJDeveloper_ homeportalportletdataディレクトリ

から新しいOracle JDeveloperのインストールに手動でコピーできますPreconfigured OC4JにデプロイしたカスタムPDK-Javaポートレットがある場合は『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のポートレットプリファレンスストア移行ユーティリティ

を参照してポートレットプリファレンスストア移行ツールを使用してこれらの

カスタマイゼーションを保存する方法を確認してください

6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレッ

トを使用したアプリケーションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して Yes を選択した場合は

このタスクを実行します

この場合Preconfigured OC4J にデプロイした大部分のポートレットに対するカスタマ

イゼーションはOracle JDeveloper の移行全体の一環として自動的に移行されますた

だしPDK-Java ポートレット用に作成したカスタマイゼーションは101340 のイン

スタンスに手動でコピーする必要がありますポートレットプリファレンスストア

移行ツールを使用してそのほかの PDK カスタマイゼーションを保存する方法について

は『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』のポートレットプリファレンス

ストア移行ユーティリティを参照してください

6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキ

シ設定を再構成する アプリケーションに OmniPortlet および Web クリッピングポートレットが含まれてい

る場合Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

後それらのポートレットのプロキシ設定を再構成する必要があります10g Release 3(101320)のインスタンスからはプロバイダ構成情報が移行されないのでこの再構

成はかならずおこなう必要があります

OmniPortlet および Web クリッピングプロデューサの HTTP プロキシ設定の構成方法

については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』の付録そのほかのポート

レット構成を参照してください

6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクス

ポートEARファイルを再作成する Oracle WebCenter アプリケーションを10g Release 3(101320)環境から 10g Release 3

(101340)環境に転送しており事前デプロイメントツールを使用してカスタマイ

ゼーションをエクスポートしエクスポート EAR ファイルを作成する場合jspx ペー

ジもエクスポートされます

Oracle JDeveloper 10g Release 3(101340)を使用するアプリケーションの移行中に jspxページに変更を加えアプリケーションをデプロイして10g Release 3(101320)で

作成したエクスポート EAR ファイルからカスタマイゼーションをインポートする場合

Oracle JDeveloper でおこなったページの変更内容は失われます編集したページが上書

きされるのを避けるにはportlet-client-deployjar ファイルの 10g Release 3(101340)バージョンを 10g Release 3(101320)のインストール環境にコピーし10g Release 3(101340)の事前デプロイメントツールを使用してエクスポート EAR ファイルを再

33

作成する必要があります

事前デプロイメントツールを使用してカスタマイゼーションをエクスポートおよび

インポートする手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照

してください

613 HTTP TRACEのサポートを無効にする HTTP TRACE メソッドはTRACE レスポンスのエンティティボディ内にあるクライア

ント HTTP からリクエストされたコンテンツを返しますこの動作によりリクエスト

の HTTP ヘッダーに含まれている Cookie や認証データなどの機密情報は攻撃を受けや

すくなります

この問題を回避するにはApache mod_writeモジュールを使用してHTTP TRACEリク

エストを拒否するかサイトの要件とポリシーを満たすのに必要なメソッドだけを許可

するようにします次の追加の構成情報をApache HTTP Serverの構成ファイルに追加し

ます RewriteEngine On RewriteCond REQUEST_METHOD ^TRACE RewriteRule - [F]

614 Oracle BAM 101340をアンインストールする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)Business Activity Monitoringをアンインストールする場合は適用後のタスクを実行する必要があります

このプロセスにはOracle BAM 101340 パッチセットのアンインストールと Oracle BAM 101330 のリストアが含まれます

これらの手順を実行するとOracle BAM 101340でおこなった変更はすべて失われます

Oracle BAM 101340 をアンインストールしてOracle BAM 101330 をリストアする

手順は次のとおりです

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 「コントロール パネル」「プログラムの追加と削除」の順にクリックしてOracle BAM アプリケーションを削除しますActive Data Cache データベースは削除されま

せん

3 ホストマシンを再起動します

4 SQLPlus コマンドを使用してActive Data Cache に使用したデータベースアカウ

ントに対する権限を(必要な場合はOracle Enterprise Link for BAM のデータベー

スアカウントも同時に)削除再作成およびリセットします

5 Oracleデータベースツールを使用してOracle BAM 101330 Active Data Cacheデータベーススキーマのバックアップをリストアしますこのバックアップは

Oracle BAM 101340 Patch Setをインストールする前に第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境をバックアップするで作成し

たものです Oracle Data Pump Impdpユーティリティを使用してBAM Active Data Cache DatabaseおよびOracleデータベースにあるOracle Enterprise Link for BAMリポジトリをリスト

アします

6 Oracle BAM 101330 環境を再インストールします インストール中にActive Data Cache および Oracle Enterprise Link for BAM リポジ

トリの「Build」または「Upgrade」オプションの選択を解除できます

7 ホストシステムを再起動します

8 Oracle BAM 101330 のバックアップを作成中にConfigFilesBackupファイルお

よびイメージディレクトリを元の場所から移動している場合はそれらをリスト

34

アします変更したOracle Enterprise Link for BAM Data Flow Serviceの設定もリスト

アします

7 既知の問題 以下の各項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の既知の問題について説明します

第 71 項Webサービスとクライアント間の非互換性

第 72 項EJB 30 に基づくWebサービス

第 73 項Oracle HTTP Server 1012 を使用する際にWebモジュールおよびWebサー

ビスをテストする

第 74 項bc4jearファイルのファイル名の変更

第 75 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

複数回適用する

第 76 項パッチ適用時のメッセージ

第 77 項OC4Jトランザクションのサポート

第 78 項パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する

第 79 項高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ

第 710 項TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示され

ない

第 711 項Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ

第 712 項シャットダウン時のBPELエラーメッセージ

第 713 項OC4J_WebCenterインスタンスログエラー

第 714 項BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示

第 715 項パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログ エラー

第 716 項Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)

第 717 項ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプ

タで失敗する

第 718 項パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される

第 719 項アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない

71 Webサービスとクライアント間の非互換性 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用したあとは以下の点に注意してください

Web サービスを再生成して再デプロイする場合は生成した WSDL に変更が加え

られます

10g Release 3(101300)クライアントをサービスに使用するとコンパイラエ

ラーで通信に失敗します これらの問題は次の方法で対処できます

Web サービスの EAR ファイルは再アセンブルしないでくださいWSDL は変更さ

れずクライアントは引き続きサービスと通信することができます

WebサービスのEARファイルを再生成する必要がある場合はクライアントを再生

成してラッパーを使用するクラスの名前に接尾辞Elementを追加しますこれ

はunwrapParametersがfalseに設定された状態でアセンブルされたラッパー

クラスをクライアントが使用することが前提となっています

35

72 EJB 30に基づくWebサービス Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用しEJB 30 でアセンブルした Release 3(101300)Web サービ

スを使用する場合サービスを再デプロイすると WSDL が変更されますこの場合

クライアントコードを再生成してサービスと通信できるようにする必要があります

73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュール

およびWebサービスをテストする Oracle Enterprise Manager Application Server Control にはテストページがありこのペー

ジを使用してアプリケーションサーバー環境にデプロイした Web モジュールおよ

び Web サービスをテストできますほとんどの場合テストページにはユーザー

の環境に現在設定されているWebサイトとポートの一覧が表示されますWebモジュー

ルまたは Web サービスの URL をテストする際には使用する Web サイトをこの一覧

から選択できます

参照Enterprise Manager のオンラインヘルプのTesting a Web Serviceおよび

Overview of Managing Web Modules

Oracle HTTP Server 10g Release 2(1012)を OC4J に対するフロントエンドとして使

用している場合テストページの Discovered Web サイトの一覧には何も表示されない

ことがありますこの場合Application Server Control を使用してWeb モジュールま

たは Web サービスの URL をテストすることはできません代わりに新しいブラウザ

ウィンドウを開いてブラウザのアドレスフィールドに Web モジュールまたは Webサービスの URL を入力します

参照10g Release 2(10132)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』のOracle Application Server 1013 での Oracle Application Server 1012 の構成

74 bc4jearファイルのファイル名の変更 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)はbc4jearファイルを使用しこ

のファイルをデフォルトのホームインスタンスにデプロイしますOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は新たに作成されたイ

ンスタンスのデフォルトのファイル名はdatatagsearになりますファイルのコンテ

ンツや機能は変わりません

75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は再

度パッチを適用しないでください再度適用するとエラーになる場合がありますた

とえばオラクルでは次のシナリオはサポートしていません

1 J2EE およびWebserverオプションを設定してOracle Application Server 10g Release 3(1013)をインストールする

2 Oracle Enterprise Service Bus 10g(101310)のスタンドアロン中間層をインストー

ルする

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

4 Oracle BPEL Process Manager 10g(10131)のスタンドアロン中間層または Oracle Web Services Manager 10g(10131)中間層をインストールする

36

5 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用して

Oracle BPEL Process Manager を 10g Release 3(101340)にアップグレードする

76 パッチ適用時のメッセージ パッチの適用中には以下のエラーメッセージが表示されることがあります

Oracle Internet Directory 10g Release 2(101202)インフラストラクチャに関連づけ

られているスタンドアロンのOracle Containers for J2EEのインスタンスがあるシス

テムにパッチを適用する場合パッチの適用中にOC4J管理者のパスワードの入力

を求めるプロンプトが表示されると次のメッセージが表示されることがあります The operation is unsupported

このメッセージは無視してください

stopallコマンドを使用してOPMNプロセスを停止している間に次のメッセージ

が表示されることがあります

Error

--gt Process (index=1uid=1998741206pid=13253) time out while waiting

for a managed process to stop Log exampleproduct1013OracleAS_3

opmnlogsdefault_group~oc4j_owsm ~default_group~1log opmnctl

graceful stop of processes failed trying forceful shutdown

このメッセージは無視してください

77 OC4Jトランザクションのサポート Oracle Application Server 10g Release 3(101310)の OC4J トランザクションマネージャ

にはRecoverable Last Resource Commit(RLRC)と呼ばれる機能が含まれていますこ

の機能はLast Resource Commit(LRC)トランザクションに対する強化されたリカバリ

メカニズムを提供しトランザクションの全体的なパフォーマンスを向上します

RLRC ではデータベース表を使用してトランザクション ID のコミットレコード

が保持されますこのため中間層内の OC4J トランザクションログにコミットレ

コードを保持する必要がなくなりますコミットレコードの書込みは 2 段階のコミッ

トプロセスにおけるパフォーマンスコストの大部分を占めます

注現在 RLRC は非 XA リソースがデータベースである場合のみ利用で

きますさらにコミットレコードはデータベース内に保持されるため

RLRC トランザクションなどのリカバリが必要な場合にはこのデータ

ベースにアクセスできる必要があります

RLRC 機能の設定手順は次のとおりです

1 サーバーが稼動している場合は停止します

2 コミットレコードを保持するデータベースに接続し次のSQLスクリプトを実行

して必要なスキーマをインストールします J2EE_HOMEdatabasej2eejtaoraclelast_resource_commitsql

37

3 J2EE_HOMEconfigdata-sourcesxmlファイルを開きますコミットレコード

のデータベースにアクセスするための接続プールを編集または作成してコネク

ションファクトリ要素の一部としてcommit-record-table-name属性を指定します 次に例を示します

[] ltconnection-pool name=Example Connection Pool num-cached-statements=10gt ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource user=scott password=password url=jdbcoraclethinmyServer5521main commit-record-table-name=scottOC4J_TX_RLRC_LOGgt ltproperty name=connectionCachingEnabled value=falsegt ltproperty name=implicitCachingEnabled value=truegt ltproperty name=maxStatements value=50gt ltconnection-factorygt ltconnection-poolgt []

注commit-record-table-name属性の名前に指定する値は完全修飾さ

れている必要があり指定するユーザー資格証明にはこの表に対する

deleteおよびselect権限が必要です

4 (オプション)J2EE_HOMEconfigtransaction-managerxmlファイルを開き

RLRC機能の実行時の動作を変更します 次に例を示します [] ltcommit-coordinatorgt ltmiddle-tiergt ltrecovery retry-interval = 300 rlrc-min-purge-interval=10 rlrc-purge-size=1000gt ltmiddle-tiergt ltcommit-coordinatorgt [] この例では次のパラメータが使用されています

nrlrc-purge-intervalはデータベース内でコミットレコードのバッチパー

ジがおこなわれる間隔(ミリ秒単位)です

nrlrc-purge-sizeはデータベース内でコミットレコードのバッチパージ

がおこなわれる間に削除されるバッチのサイズです

78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する 10g Release 3(101310)Oracle ホームにパッチを適用し10g Release 3(101310)Oracle ホームのインストール時に次のインストールオプションを選択している場合

Application Server Control Console を表示できないことがあります

Advanced Install オプションを選択している

インストールのタイプとしてJ2EE Server Web Server and SOA Suite を選択して

いる

Administrator OC4J インスタンスとして機能するようにインスタンスを構成している

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のインストール中にこれらのオプショ

ンをすべて選択している場合インストール完了後Application Server Control Consoleが表示されないことがまれにありますこの問題は10g Release 3(101340)パッチ

38

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

すべてのOracleホームおよびトポロジ内のすべての oraInventory情報のフルバッ

クアップを取っていること詳細については『Oracle Application ServerG 管理者

ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照してください

552 パッチセットを適用する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3(101310)mySOACompanyエンタープライズデプロイメントトポロジに適用する手順は以下のとおりです

1 BPEL 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次のアッ

プグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示されたら

ORABPEL ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

bpelscriptsディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

2 Oracle ESB 環境用のデータベースおよびオペレーティングシステムに基づき次

のアップグレードスクリプトを実行しますログインプロンプトが表示された

らORAESB ユーザーとしてログインします

minus Linux x86 の場合upgrade_10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

minus Oracleデータベースを搭載しているMicrosoft Windows(32-Bit)の場合upgrade_ 10133_10134_oraclesql

このスクリプトはSHIPHOMEDisk1installsoa_schema_upgrade

esbsqloracleディレクトリにあります

注インスタンスは10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適

用するまで再起動しないでください

3 最初にパッチを適用する中間層のインスタンスを 1 つ選択します選択できるの

はBPELESB Runtime(ESBR)または ESB Design Time(ESBD)インスタン

スです

4 次の手順を実行してパッチを適用しているインスタンスのルーティング ID を変

更しますこの変更により新たな HTTP 要求の受入れが拒否されインスタンス

による不要なプロセスの実行が回避されます

a opmnxmlファイルのバックアップコピーを作成しますORA-HOME1

ORA-HOME2またはORA-HOME3に対応するORACLE_HOMEの値(『Oracle

21

Application ServerGエンタープライズデプロイメントガイド』を参照)

はパッチを適用しているインスタンスによって異なります次に例を示

します cp ORACLE_HOMEopmnconfopmnxml ORACLE_

HOMEopmnconfopmnxmlbackup

b opmnxmlファイルを編集してパッチを適用しているインスタンスのルー

ティングIDを変更しますたとえばOC4J_SOAインスタンスにパッチを適

用している場合はルーティングIDを指定する行を追加します次の例の

太字部分を参照してくださいこのインスタンスではOracle BPELOracle ESBまたはOracle WSMを実行できます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=OC4J_SOA module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-parametersgt

ltdata id=routing-id value=Ygt

注ハードウェア LBR を変更するのではなくルーティング ID を使用し

て OC4J へのルーティングを回避することを推奨しますLBR 構成を変更

する場合Oracle HTTP Server へのルーティングだけを回避することにな

ります構成内にあるほかの Oracle HTTP Server のインスタンスはパッ

チを適用している OC4J へのリクエストをクロスルーティングできます

この方法は新たな HTTP リクエストの実行を阻止しますそのほかの起

動しているサービス(JMS など)はコンテナが停止するまで稼動し続け

ます

5 ESB Design Time(ESBD)インスタンスだけの場合 opmnxmlファイルを編集してサービスフェイルオーバー構成を削除しますこ

れでインスタンスがESBDに対して非アクティブ-パッシプな構成に戻りますた

とえばファイルに以下のエントリが含まれている場合

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J service-failover=1

status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgt

次のように修正します

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUP numprocs=1gt

6 パッチを適用しているインスタンスのデータベース情報を変更しますこれで

パッチを適用している間にSOA コンポーネントからデータベースにトランザク

22

ションが渡るのを防げます

a パッチを適用しているインスタンスのORACLE_HOMEでdata-sourcesxmlの

バックアップコピーを作成します次に例を示します

cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup

b datasourcesxmlファイルを編集して存在しないデータベースを指すよ

うにしますこれをおこなう方法としてはデータベースのポート番号を

意図的に正しくないポート番号に変更する方法がありますたとえばデー

タベースポート 1521 を使用している場合はすべての参照をポート 1522に変更します次の例の太字部分を参照してください ltconnection-factory

factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource

url=jdbcoraclethin

(DESCRIPTION=(ADDRESS_LIST=(LOAD_BALANCE=on)

(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)

(HOST=dehydusoraclecom)

(PORT=1522)))

(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=orcl)))

user=oraesb password=-gtesb_passwordgt

7 opmnxmlファイルにnumprocs=1を設定します

8 パッチを適用しているインスタンスを停止しますそのほかのインスタンスは実行

したままにできます

注継続中の HTTP 同期リクエストはすべて停止することを推奨します

停止操作では正常に停止するためにJMS コールなどのそのほかの種類

のリクエストは考慮されません

9 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を Oracle ホームに適用します

10 パッチを適用する前にインスタンス内の使用していないすべての SOA コンポー

ネントを無効にします無効にしない場合インスタンスを再起動するとそれら

のコンポーネントも起動します たとえばOracle ESB を使用していない場合はASControl から「ClusterTopology」「Applications」「Stop」の順に選択して ESB サービスを停止できます

11 インスタンスのルーティングIDを元の値に戻します次に例を示します ltdata id=routing-id value=g_rt_idgt この場合元の値はopmnxmlファイルのバックアップコピーに基づき決められま

すこの手順は手順bで説明したプロシージャとは反対のものです

12 ESB Design Time インスタンスの場合は次の 2 つの手順を実行して OPMN サービ

スのフェイルオーバーを有効にします

a OC4J_ESBDTのprocess-typeタグにservice-failover=1を追加します

b ESBDT_GROUPのprocess-setタグからnumprocs=1を削除しますつまり

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgtを元の値ltprocess-set id=

23

ESBDT_GROUP numprocs=1gtに戻します

13 opmnxmlファイルのnumprocの値を元の値に戻します

14 インスタンスデータのソース構成を手順 6 で作成したdata-sourcesxmlのバッ

クアップコピーをリストアして元の状態に戻します cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup ORACLE_

HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

15 インスタンスを再起動します

16 そのほかのBPELESB Runtime(ESBR)およびESB Design Time(ESBD)インス

タンスに対して手順 3~15 を繰り返し1 度に 1 つのORACLE_HOMEにパッチを適用

します

56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用中は

Available Product Components 画面が表示されますパッチの適用を続行するにはコ

ンポーネントツリーを展開してパッチを再適用するためにすべてのコンポーネント

を手動で選択する必要がありますこの選択をおこなわないとOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用に失敗します

6 適用後のタスク この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

適用後のタスクについて説明します以下のトピックが含まれます

第 61 項フルバックアップを実行する

第 62 項PHPを有効にする

第 63 項JDKをRelease 142 にリストアする

第 64 項BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する

第 65 項カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイ

する

第 66 項Java Single Sign-Onを有効にする

第 67 項Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをデプロイする

第 68 項WSILアプリケーションを手動でデプロイする

第 69 項Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する

第 610 項Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する

第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする

第 612 項Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク

第 613 項HTTP TRACEのサポートを無効にする

第 614 項Oracle BAM 101340 をアンインストールする

61 フルバックアップを実行する パッチセットをインストールしたらOracle Application Server 環境のフルバックアッ

24

プを実行する必要がありますバックアップを取ることで新たにパッチを適用した環

境をリストアできるようになります

また10g Release 3(101300)環境にパッチを適用する場合以前のバックアップは

10g Release 3(101320)Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリツー

ルでは使用できません

参照Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリの詳細について

は『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』のバックアップとリカバリの

概要を参照してください

62 PHPを有効にする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

PHP を有効にする必要がありますPHP を有効にする手順は次のとおりです

1 Oracle HTTP Serverのhttpdconf構成ファイルに以下の変更を加えます

a Oracle HTTP Serverの構成ファイルを検索して開きます Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf

b コメント文字()を使用して次のPHP 40ディレクティブをコメントにし

ます Linux x86 の場合 LoadModule php4_module libexeclibphp4so AddModule mod_php4c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php4_module modulesphp4apachedll AddModule mod_php4c

c 次のPHP 50 LoadModuleディレクティブを追加します Linux x86 の場合 LoadModule php5_module libexeclibphp5so AddModule mod_php5c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php5_module modulesphp5apachedll AddModule mod_php5c

d 次のAddTypeディレクティブを追加します AddType applicationx-httpd-php php php5 AddType applicationx-httpd-php-source phps

e httpdconfファイルを保存して閉じます

2 PHPRC環境変数をphp5iniファイルを指すように設定します

minus Linux x86 の場合 setenv PHPRC ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

25

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 set PHPRC = ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

63 JDKをRelease 142にリストアする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

JDK を Release 142 にリストアする必要があります手順は次のとおりです

1 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを停止

します

2 第 512 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

適用する で変更したOC4Jインスタンスのopmnxmlファイル内にあるltdata id=java-optionsgt要素から-XXAppendRatio=3の行を削除します

3 ID属性がjava-binであるltdatagt要素にJavaシステムプロパティを設定します編集

後のファイルは次のように表示されます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-bin value=myhostjdk142binjava gt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt

4 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを再起

動します

64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する data-sourcesxml フ ァ イ ル を 編 集 し て JDBC factoryClass パ ラ メ ー タ を

oraclejdbcOracleDriver か ら BPELPM_CONNECTION_POOL パ ラ メ ー タ の

oraclejdbcpoolOracleDataSourceに変更しますファイルの設定は次の例の太

字で示されている部分のようにする必要があります ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource url=jdbcoraclethinscotttigerstadd141521db5617gt

data-sourcesxml ファイルは直接または Oracle Enterprise Manager を使用(『Oracle Containers for J2EEG リソースアダプタ管理者ガイド』を参照)して編集できます

65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを

再デプロイする カスタムセキュリティ設定(Oracle Single Sign-On を使用するなど)を使用してアプ

リケーションを構成している場合10g Release 3(101340)を適用後にアプリケーショ

ンを再構成して再デプロイする必要があります

26

66 Java Single Sign-Onを有効にする 10g Release 3(101330)をOracle Application Server 10g Release 3(101300)のインス

トールに適用する場合はjaznxmlファイルを編集してJava Single Sign-Onを有効にす

る必要がありますjaznxmlファイルを編集したらインスタンスを再起動します

詳細については『Oracle Containers for J2EEGセキュリティガイド 10g(101310)』

の第 14 章OC4J Javaシングルサインオンを参照してください

67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする 10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてパッチセットを適用する前

に Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをアンデプロイした場合はパッチセッ

トを適用後にそれらのアプリケーションを再デプロイする必要がありますアプリケー

ションをデプロイする手順は次のとおりです

1 Application Server Control Console にログインします

2 アプリケーションが特定の OC4J インスタンスにデプロイされる場合はその OC4Jインスタンスの OC4J ホームページに移動しますアプリケーションがグループに

デプロイされる場合はそのグループのページに移動します

3 「Applications」をクリックします

4 「Deploy」をクリックして画面の指示に従います詳細な情報が必要な場合は

「Help」をクリックしてください

68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする Oracle Application Server 10g Release 3(101310)以降ではWeb Services Inspection Language(WSIL)がサポートされていますWSIL を使用するとインスタンスにデプ

ロイされているすべての Web サービスを確認できます

10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてWSIL を利用する場合は手

動でデプロイする必要がありますWSIL アプリケーションをデプロイする手順は次の

とおりですこの手順はOC4J のインスタンスが実行していることを前提としていま

1 Application Server Control Console にログインします

2 OC4J ホームページで「Administrations」をクリックしますこれでデプロイ

されているアプリケーションの一覧を確認できます

3 「Deploy」をクリックしてDeploy Select Archive ページを表示します

4 Deploy Select Archive ページで以下の手順を実行します

a Application Server Controlを実行しているサーバーにすでに存在するアーカ

イブを選択します

b 次のwsil-iasearファイルのパスを入力します webserviceslibwsil-iasear

c 「Next」をクリックしてDeploy Application Attributes ページを表示します

5 Deploy Application Attributes ページで以下の手順を実行します

a Application Name フィールドに WSIL アプリケーションの名前を入力します

b Parent Application がデフォルトに設定されていることを確認します

c Bind Web Module to Site がデフォルトの Web サイトに設定されていることを

確認します

27

d Context Root がinspectionwsil に設定されていることを確認します

e 「Next」をクリックしてDeploy Deployment Settings ページを開きます

6 「Next」をクリックしてWSIL アプリケーションをデプロイしますConfirmation Page にWSIL アプリケーションのデプロイが成功したことが示されます

7 これで次のWebアドレスからWSILアプリケーションにアクセスできます httphostnameportinspectionwsil このURLではhostnameはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのホスト名portはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのポート番号です

69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する Oracle Enterprise Service Bus をインストールしていて中間層のインストールのいずれ

かをホストしているマシンの IP またはホスト名をクローンまたは変更する場合は次

の手順を実行する必要があります

参照Oracle Enterprise Service Bus サービスの更新方法の詳細については

『Oracle Application ServerG 管理者ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照

してください

1 次のスクリプトを実行してOracle ホームとシステム変数を設定します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptsh

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptbat

2 スクリプトを実行したコマンドラインウィンドウで次のコマンドを実行して

Oracle Enterprise Service Busサービスをエクスポートします ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベースサー

ビス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次のよ

うになります ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

28

3 オペレーティングシステムを更新してホスト名ドメイン名またはその両方

を正しい名前に変更します

4 オペレーティングシステムに必要な場合はホストを再起動します

5 ネットワーク内の別のホストからそのホストに Ping を発行できることを確認しま

すすべてが正しく解決されるように新しいホスト名を使用して Ping を発行して

ください

6 esbparampropertiesファイルを次のように編集します

minus IPアドレスまたはホスト名を変更している場合はDT_OC4J_HOSTプロパ

ティを新しいホスト名に変更しますたとえば新しいホスト名が

newhostexamplecomの場合はプロパティの値は次のようになります DT_OC4J_HOST=newhostexamplecom

minus ローカルマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HTTP_PORT を更新

して新しいポートにします

minus リモートマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HOST プロパティを

新しいホスト名にDT_OC4J_HTTP_PORT プロパティを新しいポートに更新

します

7 手順 2 で使用したのと同じコマンドラインウィンドウから次のコマンドを実行します

ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベース

サービス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次

のようになります ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=PASSWORD

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

8 各 Oracle ホームで次のコマンドを実行してホストにあるすべての中間層のインス

タンスを起動します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

29

9 この手順の最初の段階でOracle Application Server を自動的に開始するために無効

にしたプロセスがある場合はそれらを有効にします

10 サービスが ESB コンソールに一覧表示されておりアプリケーションが正常に稼動

していることを確認します

610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを

実行する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールしたらWebCenter アプ

リケーション用に作成したすべての OC4J インスタンスに対して ADF インストーラを

実行する必要がありますADF インストーラを実行しない場合ユーザーのカスタム

アプリケーションは ADF の最新の共有ライブラリにアクセスできません

ADF インストーラの実行方法の詳細については『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development Framework のための Fusion 開発者ガイド』の第 2921項ADFランタイムライブラリのインストールを参照してください

611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする このパッチで利用可能なすべてのバグ修正プログラムを確実に適用するにはOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したあとでOracle ADF アプリケーションを移行して再デプロイする必要がありますアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする手順は次のとおりです

1 Oracle Technology NetworkからOracle JDeveloper 101330 をダウンロードします

OTNのアドレスは次のとおりです httpwwworaclecomtechnologyindexhtml

2 ワークスペースを次の手順で移行します

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 と同じシステムにイ

ンストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「Yes」をクリックして101320 JDeveloper ビルドの system フォルダをポイントしますこれでJDeveloper 101340 へのデータベース接続をはじめとしたユーザー設定が移行されます

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 とは異なるシステム

にインストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「No」をクリックします(この場

合データベース接続は Oracle JDeveloper 101340 に移行されません

JDeveloper 101320 ではデータベース接続は IDEConnectionsxml に格納さ

れておりこのファイルはOracle JDeveloper systemディレクトリにあります

そのためOracle JDeveloper 101340 から Oracle JDeveloper 101320 のデー

タベースの接続にアクセスするにはsystem ディレクトリを移行する必要が

あります)Oracle JDeveloper 101320 のインスタンスから任意の Oracle ADFアプリケーションのワークスペースを Oracle JDeveloper 101340 の環境にコ

ピーしてアプリケーションワークスペースを開きますDo you want to migrate the workspace from a previous versionのプロンプトが表示されたら

「Yes」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle ADF アプリケーションを新しい EAR ファイ

ルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

30

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle Application Development Framework 開発者ガイド』

を参照してください

612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後はOracle WebCenterアプリケーションを使用する前に以下のタスクを実行する必要があります

第 6121 項JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする

第 6122 項移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義

する

第 6123 項10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタ

マイゼーションをコピーする

第 6124 項Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行

する

第 6125 項Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用した

アプリケーションを移行する

第 6126 項OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を

再構成する

第 6127 項101340 の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する

6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプ

リケーションを移行および再デプロイする JCR データコントロールを使用してOracle WebCenter アプリケーション内の分散し

たコンテンツを統合および公開している場合はOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後コンテンツリポジトリにアクセスできる

ことを確認するために以下の手順を実行する必要があります

1 第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイするの手順 1 と 2を実行します

2 次の手順を実行してアプリケーションサーバーの接続を作成します

a Connections Navigator で「Application Server」を右クリックして「New Application Server Connection」を選択します

b Welcome ページが表示されている場合は「Next」をクリックして Type ペー

ジを表示します

c Connection Name フィールドで接続の名前を指定します

d Connection Type リストから「Standalone OC4J 10g 1013」を選択します

e 「Next」をクリックしてAuthentication ページを表示します

f OC4J インスタンスへの認証に使用するユーザー名とパスワードを指定します

g 「Next」をクリックしてConnection ページを表示します

h OC4J インスタンスにアクセスするために使用するホスト名とポート番号を指

定しますOC4J インスタンスが Oracle JDeveloper と同じコンピュータにイン

ストールされている場合はlocalhost をホスト名として指定します

i 「Finish」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle WebCenter アプリケーションを新しい EAR ファ

31

イルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照して

ください

注最初に新しいアプリケーションサーバーの接続を Oracle WebCenterアプリケーションと関連づける必要があります関連づけるには次の手

順を実行します

1 Resources ノードでOracle WebCenter アプリケーション用に作成した

デプロイメントプロファイルを右クリックします

2 WAR Deployment Profile Properties ダイアログボックスの左側のペイ

ンで「Platform」を選択しTarget Connection で作成したアプリケー

ションサーバーの接続を選択します

3 「OK」をクリックします

6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を

再定義する アプリケーションを 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に移行する場合セ

キュリティで保護されたページの認可情報はアプリケーションと一緒に移行されませ

んそのためアップグレードする前にアプリケーションの ADF セキュリティを定義

していた場合は10g Release 3(101340)のインスタンスでページのアクセス権限を

再定義する必要があります実行する手順については『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレッ

トカスタマイゼーションをコピーする Preconfigured OC4J にデプロイされた PDJ-Java ポートレットに対して作成したカスタマ

イザーションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますそのためOracle Application Server インスタンスを 10g Release 3(1013)Patch Set 2(101320)から 10g Release 3(101340)にパッチを適用する場合は10g Release 3(1013)Patch Set 2

(101320)用に作成したカスタマイゼーションは利用できませんこれらのカスタマ

イゼーションを 10g Release 3(101340)の環境で利用できるようにする場合は次の

手順を実行する必要があります

1 portlet-client-deployjarファイルを使用してカスタマイゼーションをエクス

ポートします カスタマイゼーションをエクスポートおよびインポートする手順については

『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

2 EARファイルでportlet-client-deployjarファイルを再実行してカスタマイ

ゼーションをインポートします

3 OC4J_WebCenter インスタンスを再起動します

6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケー

ションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して No を選択した場合は

このタスクを実行します

Preconfigured OC4J にデプロイされたポートレットに対して作成したカスタマイゼー

ションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますOracle JDeveloper の以前

32

のリリースから移行していない場合は以前のインストールで作成したポートレット

カスタマイゼーションは新しい Oracle Jdeveloper のインストールでは利用できません

これらのカスタマイゼーションを利用したい場合は新しい Oracle JDeveloper のインス

トールのアプリケーションにカスタマイゼーションを手動でコピーする必要があります

OmniportletWebClippingWSRPおよびPDKサンプルポートレット用に作成したカ

スタマイゼーションは以前のJDeveloper_ homeportalportletdataディレクトリ

から新しいOracle JDeveloperのインストールに手動でコピーできますPreconfigured OC4JにデプロイしたカスタムPDK-Javaポートレットがある場合は『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のポートレットプリファレンスストア移行ユーティリティ

を参照してポートレットプリファレンスストア移行ツールを使用してこれらの

カスタマイゼーションを保存する方法を確認してください

6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレッ

トを使用したアプリケーションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して Yes を選択した場合は

このタスクを実行します

この場合Preconfigured OC4J にデプロイした大部分のポートレットに対するカスタマ

イゼーションはOracle JDeveloper の移行全体の一環として自動的に移行されますた

だしPDK-Java ポートレット用に作成したカスタマイゼーションは101340 のイン

スタンスに手動でコピーする必要がありますポートレットプリファレンスストア

移行ツールを使用してそのほかの PDK カスタマイゼーションを保存する方法について

は『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』のポートレットプリファレンス

ストア移行ユーティリティを参照してください

6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキ

シ設定を再構成する アプリケーションに OmniPortlet および Web クリッピングポートレットが含まれてい

る場合Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

後それらのポートレットのプロキシ設定を再構成する必要があります10g Release 3(101320)のインスタンスからはプロバイダ構成情報が移行されないのでこの再構

成はかならずおこなう必要があります

OmniPortlet および Web クリッピングプロデューサの HTTP プロキシ設定の構成方法

については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』の付録そのほかのポート

レット構成を参照してください

6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクス

ポートEARファイルを再作成する Oracle WebCenter アプリケーションを10g Release 3(101320)環境から 10g Release 3

(101340)環境に転送しており事前デプロイメントツールを使用してカスタマイ

ゼーションをエクスポートしエクスポート EAR ファイルを作成する場合jspx ペー

ジもエクスポートされます

Oracle JDeveloper 10g Release 3(101340)を使用するアプリケーションの移行中に jspxページに変更を加えアプリケーションをデプロイして10g Release 3(101320)で

作成したエクスポート EAR ファイルからカスタマイゼーションをインポートする場合

Oracle JDeveloper でおこなったページの変更内容は失われます編集したページが上書

きされるのを避けるにはportlet-client-deployjar ファイルの 10g Release 3(101340)バージョンを 10g Release 3(101320)のインストール環境にコピーし10g Release 3(101340)の事前デプロイメントツールを使用してエクスポート EAR ファイルを再

33

作成する必要があります

事前デプロイメントツールを使用してカスタマイゼーションをエクスポートおよび

インポートする手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照

してください

613 HTTP TRACEのサポートを無効にする HTTP TRACE メソッドはTRACE レスポンスのエンティティボディ内にあるクライア

ント HTTP からリクエストされたコンテンツを返しますこの動作によりリクエスト

の HTTP ヘッダーに含まれている Cookie や認証データなどの機密情報は攻撃を受けや

すくなります

この問題を回避するにはApache mod_writeモジュールを使用してHTTP TRACEリク

エストを拒否するかサイトの要件とポリシーを満たすのに必要なメソッドだけを許可

するようにします次の追加の構成情報をApache HTTP Serverの構成ファイルに追加し

ます RewriteEngine On RewriteCond REQUEST_METHOD ^TRACE RewriteRule - [F]

614 Oracle BAM 101340をアンインストールする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)Business Activity Monitoringをアンインストールする場合は適用後のタスクを実行する必要があります

このプロセスにはOracle BAM 101340 パッチセットのアンインストールと Oracle BAM 101330 のリストアが含まれます

これらの手順を実行するとOracle BAM 101340でおこなった変更はすべて失われます

Oracle BAM 101340 をアンインストールしてOracle BAM 101330 をリストアする

手順は次のとおりです

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 「コントロール パネル」「プログラムの追加と削除」の順にクリックしてOracle BAM アプリケーションを削除しますActive Data Cache データベースは削除されま

せん

3 ホストマシンを再起動します

4 SQLPlus コマンドを使用してActive Data Cache に使用したデータベースアカウ

ントに対する権限を(必要な場合はOracle Enterprise Link for BAM のデータベー

スアカウントも同時に)削除再作成およびリセットします

5 Oracleデータベースツールを使用してOracle BAM 101330 Active Data Cacheデータベーススキーマのバックアップをリストアしますこのバックアップは

Oracle BAM 101340 Patch Setをインストールする前に第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境をバックアップするで作成し

たものです Oracle Data Pump Impdpユーティリティを使用してBAM Active Data Cache DatabaseおよびOracleデータベースにあるOracle Enterprise Link for BAMリポジトリをリスト

アします

6 Oracle BAM 101330 環境を再インストールします インストール中にActive Data Cache および Oracle Enterprise Link for BAM リポジ

トリの「Build」または「Upgrade」オプションの選択を解除できます

7 ホストシステムを再起動します

8 Oracle BAM 101330 のバックアップを作成中にConfigFilesBackupファイルお

よびイメージディレクトリを元の場所から移動している場合はそれらをリスト

34

アします変更したOracle Enterprise Link for BAM Data Flow Serviceの設定もリスト

アします

7 既知の問題 以下の各項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の既知の問題について説明します

第 71 項Webサービスとクライアント間の非互換性

第 72 項EJB 30 に基づくWebサービス

第 73 項Oracle HTTP Server 1012 を使用する際にWebモジュールおよびWebサー

ビスをテストする

第 74 項bc4jearファイルのファイル名の変更

第 75 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

複数回適用する

第 76 項パッチ適用時のメッセージ

第 77 項OC4Jトランザクションのサポート

第 78 項パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する

第 79 項高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ

第 710 項TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示され

ない

第 711 項Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ

第 712 項シャットダウン時のBPELエラーメッセージ

第 713 項OC4J_WebCenterインスタンスログエラー

第 714 項BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示

第 715 項パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログ エラー

第 716 項Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)

第 717 項ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプ

タで失敗する

第 718 項パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される

第 719 項アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない

71 Webサービスとクライアント間の非互換性 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用したあとは以下の点に注意してください

Web サービスを再生成して再デプロイする場合は生成した WSDL に変更が加え

られます

10g Release 3(101300)クライアントをサービスに使用するとコンパイラエ

ラーで通信に失敗します これらの問題は次の方法で対処できます

Web サービスの EAR ファイルは再アセンブルしないでくださいWSDL は変更さ

れずクライアントは引き続きサービスと通信することができます

WebサービスのEARファイルを再生成する必要がある場合はクライアントを再生

成してラッパーを使用するクラスの名前に接尾辞Elementを追加しますこれ

はunwrapParametersがfalseに設定された状態でアセンブルされたラッパー

クラスをクライアントが使用することが前提となっています

35

72 EJB 30に基づくWebサービス Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用しEJB 30 でアセンブルした Release 3(101300)Web サービ

スを使用する場合サービスを再デプロイすると WSDL が変更されますこの場合

クライアントコードを再生成してサービスと通信できるようにする必要があります

73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュール

およびWebサービスをテストする Oracle Enterprise Manager Application Server Control にはテストページがありこのペー

ジを使用してアプリケーションサーバー環境にデプロイした Web モジュールおよ

び Web サービスをテストできますほとんどの場合テストページにはユーザー

の環境に現在設定されているWebサイトとポートの一覧が表示されますWebモジュー

ルまたは Web サービスの URL をテストする際には使用する Web サイトをこの一覧

から選択できます

参照Enterprise Manager のオンラインヘルプのTesting a Web Serviceおよび

Overview of Managing Web Modules

Oracle HTTP Server 10g Release 2(1012)を OC4J に対するフロントエンドとして使

用している場合テストページの Discovered Web サイトの一覧には何も表示されない

ことがありますこの場合Application Server Control を使用してWeb モジュールま

たは Web サービスの URL をテストすることはできません代わりに新しいブラウザ

ウィンドウを開いてブラウザのアドレスフィールドに Web モジュールまたは Webサービスの URL を入力します

参照10g Release 2(10132)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』のOracle Application Server 1013 での Oracle Application Server 1012 の構成

74 bc4jearファイルのファイル名の変更 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)はbc4jearファイルを使用しこ

のファイルをデフォルトのホームインスタンスにデプロイしますOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は新たに作成されたイ

ンスタンスのデフォルトのファイル名はdatatagsearになりますファイルのコンテ

ンツや機能は変わりません

75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は再

度パッチを適用しないでください再度適用するとエラーになる場合がありますた

とえばオラクルでは次のシナリオはサポートしていません

1 J2EE およびWebserverオプションを設定してOracle Application Server 10g Release 3(1013)をインストールする

2 Oracle Enterprise Service Bus 10g(101310)のスタンドアロン中間層をインストー

ルする

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

4 Oracle BPEL Process Manager 10g(10131)のスタンドアロン中間層または Oracle Web Services Manager 10g(10131)中間層をインストールする

36

5 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用して

Oracle BPEL Process Manager を 10g Release 3(101340)にアップグレードする

76 パッチ適用時のメッセージ パッチの適用中には以下のエラーメッセージが表示されることがあります

Oracle Internet Directory 10g Release 2(101202)インフラストラクチャに関連づけ

られているスタンドアロンのOracle Containers for J2EEのインスタンスがあるシス

テムにパッチを適用する場合パッチの適用中にOC4J管理者のパスワードの入力

を求めるプロンプトが表示されると次のメッセージが表示されることがあります The operation is unsupported

このメッセージは無視してください

stopallコマンドを使用してOPMNプロセスを停止している間に次のメッセージ

が表示されることがあります

Error

--gt Process (index=1uid=1998741206pid=13253) time out while waiting

for a managed process to stop Log exampleproduct1013OracleAS_3

opmnlogsdefault_group~oc4j_owsm ~default_group~1log opmnctl

graceful stop of processes failed trying forceful shutdown

このメッセージは無視してください

77 OC4Jトランザクションのサポート Oracle Application Server 10g Release 3(101310)の OC4J トランザクションマネージャ

にはRecoverable Last Resource Commit(RLRC)と呼ばれる機能が含まれていますこ

の機能はLast Resource Commit(LRC)トランザクションに対する強化されたリカバリ

メカニズムを提供しトランザクションの全体的なパフォーマンスを向上します

RLRC ではデータベース表を使用してトランザクション ID のコミットレコード

が保持されますこのため中間層内の OC4J トランザクションログにコミットレ

コードを保持する必要がなくなりますコミットレコードの書込みは 2 段階のコミッ

トプロセスにおけるパフォーマンスコストの大部分を占めます

注現在 RLRC は非 XA リソースがデータベースである場合のみ利用で

きますさらにコミットレコードはデータベース内に保持されるため

RLRC トランザクションなどのリカバリが必要な場合にはこのデータ

ベースにアクセスできる必要があります

RLRC 機能の設定手順は次のとおりです

1 サーバーが稼動している場合は停止します

2 コミットレコードを保持するデータベースに接続し次のSQLスクリプトを実行

して必要なスキーマをインストールします J2EE_HOMEdatabasej2eejtaoraclelast_resource_commitsql

37

3 J2EE_HOMEconfigdata-sourcesxmlファイルを開きますコミットレコード

のデータベースにアクセスするための接続プールを編集または作成してコネク

ションファクトリ要素の一部としてcommit-record-table-name属性を指定します 次に例を示します

[] ltconnection-pool name=Example Connection Pool num-cached-statements=10gt ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource user=scott password=password url=jdbcoraclethinmyServer5521main commit-record-table-name=scottOC4J_TX_RLRC_LOGgt ltproperty name=connectionCachingEnabled value=falsegt ltproperty name=implicitCachingEnabled value=truegt ltproperty name=maxStatements value=50gt ltconnection-factorygt ltconnection-poolgt []

注commit-record-table-name属性の名前に指定する値は完全修飾さ

れている必要があり指定するユーザー資格証明にはこの表に対する

deleteおよびselect権限が必要です

4 (オプション)J2EE_HOMEconfigtransaction-managerxmlファイルを開き

RLRC機能の実行時の動作を変更します 次に例を示します [] ltcommit-coordinatorgt ltmiddle-tiergt ltrecovery retry-interval = 300 rlrc-min-purge-interval=10 rlrc-purge-size=1000gt ltmiddle-tiergt ltcommit-coordinatorgt [] この例では次のパラメータが使用されています

nrlrc-purge-intervalはデータベース内でコミットレコードのバッチパー

ジがおこなわれる間隔(ミリ秒単位)です

nrlrc-purge-sizeはデータベース内でコミットレコードのバッチパージ

がおこなわれる間に削除されるバッチのサイズです

78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する 10g Release 3(101310)Oracle ホームにパッチを適用し10g Release 3(101310)Oracle ホームのインストール時に次のインストールオプションを選択している場合

Application Server Control Console を表示できないことがあります

Advanced Install オプションを選択している

インストールのタイプとしてJ2EE Server Web Server and SOA Suite を選択して

いる

Administrator OC4J インスタンスとして機能するようにインスタンスを構成している

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のインストール中にこれらのオプショ

ンをすべて選択している場合インストール完了後Application Server Control Consoleが表示されないことがまれにありますこの問題は10g Release 3(101340)パッチ

38

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

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10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

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  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

Application ServerGエンタープライズデプロイメントガイド』を参照)

はパッチを適用しているインスタンスによって異なります次に例を示

します cp ORACLE_HOMEopmnconfopmnxml ORACLE_

HOMEopmnconfopmnxmlbackup

b opmnxmlファイルを編集してパッチを適用しているインスタンスのルー

ティングIDを変更しますたとえばOC4J_SOAインスタンスにパッチを適

用している場合はルーティングIDを指定する行を追加します次の例の

太字部分を参照してくださいこのインスタンスではOracle BPELOracle ESBまたはOracle WSMを実行できます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=OC4J_SOA module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-parametersgt

ltdata id=routing-id value=Ygt

注ハードウェア LBR を変更するのではなくルーティング ID を使用し

て OC4J へのルーティングを回避することを推奨しますLBR 構成を変更

する場合Oracle HTTP Server へのルーティングだけを回避することにな

ります構成内にあるほかの Oracle HTTP Server のインスタンスはパッ

チを適用している OC4J へのリクエストをクロスルーティングできます

この方法は新たな HTTP リクエストの実行を阻止しますそのほかの起

動しているサービス(JMS など)はコンテナが停止するまで稼動し続け

ます

5 ESB Design Time(ESBD)インスタンスだけの場合 opmnxmlファイルを編集してサービスフェイルオーバー構成を削除しますこ

れでインスタンスがESBDに対して非アクティブ-パッシプな構成に戻りますた

とえばファイルに以下のエントリが含まれている場合

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J service-failover=1

status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgt

次のように修正します

ltprocess-type id=OC4J_ESBDT module-id=OC4J status=enabledgt

ltprocess-set id=ESBDT_GROUP numprocs=1gt

6 パッチを適用しているインスタンスのデータベース情報を変更しますこれで

パッチを適用している間にSOA コンポーネントからデータベースにトランザク

22

ションが渡るのを防げます

a パッチを適用しているインスタンスのORACLE_HOMEでdata-sourcesxmlの

バックアップコピーを作成します次に例を示します

cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup

b datasourcesxmlファイルを編集して存在しないデータベースを指すよ

うにしますこれをおこなう方法としてはデータベースのポート番号を

意図的に正しくないポート番号に変更する方法がありますたとえばデー

タベースポート 1521 を使用している場合はすべての参照をポート 1522に変更します次の例の太字部分を参照してください ltconnection-factory

factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource

url=jdbcoraclethin

(DESCRIPTION=(ADDRESS_LIST=(LOAD_BALANCE=on)

(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)

(HOST=dehydusoraclecom)

(PORT=1522)))

(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=orcl)))

user=oraesb password=-gtesb_passwordgt

7 opmnxmlファイルにnumprocs=1を設定します

8 パッチを適用しているインスタンスを停止しますそのほかのインスタンスは実行

したままにできます

注継続中の HTTP 同期リクエストはすべて停止することを推奨します

停止操作では正常に停止するためにJMS コールなどのそのほかの種類

のリクエストは考慮されません

9 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を Oracle ホームに適用します

10 パッチを適用する前にインスタンス内の使用していないすべての SOA コンポー

ネントを無効にします無効にしない場合インスタンスを再起動するとそれら

のコンポーネントも起動します たとえばOracle ESB を使用していない場合はASControl から「ClusterTopology」「Applications」「Stop」の順に選択して ESB サービスを停止できます

11 インスタンスのルーティングIDを元の値に戻します次に例を示します ltdata id=routing-id value=g_rt_idgt この場合元の値はopmnxmlファイルのバックアップコピーに基づき決められま

すこの手順は手順bで説明したプロシージャとは反対のものです

12 ESB Design Time インスタンスの場合は次の 2 つの手順を実行して OPMN サービ

スのフェイルオーバーを有効にします

a OC4J_ESBDTのprocess-typeタグにservice-failover=1を追加します

b ESBDT_GROUPのprocess-setタグからnumprocs=1を削除しますつまり

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgtを元の値ltprocess-set id=

23

ESBDT_GROUP numprocs=1gtに戻します

13 opmnxmlファイルのnumprocの値を元の値に戻します

14 インスタンスデータのソース構成を手順 6 で作成したdata-sourcesxmlのバッ

クアップコピーをリストアして元の状態に戻します cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup ORACLE_

HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

15 インスタンスを再起動します

16 そのほかのBPELESB Runtime(ESBR)およびESB Design Time(ESBD)インス

タンスに対して手順 3~15 を繰り返し1 度に 1 つのORACLE_HOMEにパッチを適用

します

56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用中は

Available Product Components 画面が表示されますパッチの適用を続行するにはコ

ンポーネントツリーを展開してパッチを再適用するためにすべてのコンポーネント

を手動で選択する必要がありますこの選択をおこなわないとOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用に失敗します

6 適用後のタスク この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

適用後のタスクについて説明します以下のトピックが含まれます

第 61 項フルバックアップを実行する

第 62 項PHPを有効にする

第 63 項JDKをRelease 142 にリストアする

第 64 項BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する

第 65 項カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイ

する

第 66 項Java Single Sign-Onを有効にする

第 67 項Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをデプロイする

第 68 項WSILアプリケーションを手動でデプロイする

第 69 項Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する

第 610 項Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する

第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする

第 612 項Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク

第 613 項HTTP TRACEのサポートを無効にする

第 614 項Oracle BAM 101340 をアンインストールする

61 フルバックアップを実行する パッチセットをインストールしたらOracle Application Server 環境のフルバックアッ

24

プを実行する必要がありますバックアップを取ることで新たにパッチを適用した環

境をリストアできるようになります

また10g Release 3(101300)環境にパッチを適用する場合以前のバックアップは

10g Release 3(101320)Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリツー

ルでは使用できません

参照Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリの詳細について

は『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』のバックアップとリカバリの

概要を参照してください

62 PHPを有効にする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

PHP を有効にする必要がありますPHP を有効にする手順は次のとおりです

1 Oracle HTTP Serverのhttpdconf構成ファイルに以下の変更を加えます

a Oracle HTTP Serverの構成ファイルを検索して開きます Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf

b コメント文字()を使用して次のPHP 40ディレクティブをコメントにし

ます Linux x86 の場合 LoadModule php4_module libexeclibphp4so AddModule mod_php4c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php4_module modulesphp4apachedll AddModule mod_php4c

c 次のPHP 50 LoadModuleディレクティブを追加します Linux x86 の場合 LoadModule php5_module libexeclibphp5so AddModule mod_php5c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php5_module modulesphp5apachedll AddModule mod_php5c

d 次のAddTypeディレクティブを追加します AddType applicationx-httpd-php php php5 AddType applicationx-httpd-php-source phps

e httpdconfファイルを保存して閉じます

2 PHPRC環境変数をphp5iniファイルを指すように設定します

minus Linux x86 の場合 setenv PHPRC ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

25

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 set PHPRC = ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

63 JDKをRelease 142にリストアする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

JDK を Release 142 にリストアする必要があります手順は次のとおりです

1 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを停止

します

2 第 512 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

適用する で変更したOC4Jインスタンスのopmnxmlファイル内にあるltdata id=java-optionsgt要素から-XXAppendRatio=3の行を削除します

3 ID属性がjava-binであるltdatagt要素にJavaシステムプロパティを設定します編集

後のファイルは次のように表示されます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-bin value=myhostjdk142binjava gt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt

4 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを再起

動します

64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する data-sourcesxml フ ァ イ ル を 編 集 し て JDBC factoryClass パ ラ メ ー タ を

oraclejdbcOracleDriver か ら BPELPM_CONNECTION_POOL パ ラ メ ー タ の

oraclejdbcpoolOracleDataSourceに変更しますファイルの設定は次の例の太

字で示されている部分のようにする必要があります ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource url=jdbcoraclethinscotttigerstadd141521db5617gt

data-sourcesxml ファイルは直接または Oracle Enterprise Manager を使用(『Oracle Containers for J2EEG リソースアダプタ管理者ガイド』を参照)して編集できます

65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを

再デプロイする カスタムセキュリティ設定(Oracle Single Sign-On を使用するなど)を使用してアプ

リケーションを構成している場合10g Release 3(101340)を適用後にアプリケーショ

ンを再構成して再デプロイする必要があります

26

66 Java Single Sign-Onを有効にする 10g Release 3(101330)をOracle Application Server 10g Release 3(101300)のインス

トールに適用する場合はjaznxmlファイルを編集してJava Single Sign-Onを有効にす

る必要がありますjaznxmlファイルを編集したらインスタンスを再起動します

詳細については『Oracle Containers for J2EEGセキュリティガイド 10g(101310)』

の第 14 章OC4J Javaシングルサインオンを参照してください

67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする 10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてパッチセットを適用する前

に Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをアンデプロイした場合はパッチセッ

トを適用後にそれらのアプリケーションを再デプロイする必要がありますアプリケー

ションをデプロイする手順は次のとおりです

1 Application Server Control Console にログインします

2 アプリケーションが特定の OC4J インスタンスにデプロイされる場合はその OC4Jインスタンスの OC4J ホームページに移動しますアプリケーションがグループに

デプロイされる場合はそのグループのページに移動します

3 「Applications」をクリックします

4 「Deploy」をクリックして画面の指示に従います詳細な情報が必要な場合は

「Help」をクリックしてください

68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする Oracle Application Server 10g Release 3(101310)以降ではWeb Services Inspection Language(WSIL)がサポートされていますWSIL を使用するとインスタンスにデプ

ロイされているすべての Web サービスを確認できます

10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてWSIL を利用する場合は手

動でデプロイする必要がありますWSIL アプリケーションをデプロイする手順は次の

とおりですこの手順はOC4J のインスタンスが実行していることを前提としていま

1 Application Server Control Console にログインします

2 OC4J ホームページで「Administrations」をクリックしますこれでデプロイ

されているアプリケーションの一覧を確認できます

3 「Deploy」をクリックしてDeploy Select Archive ページを表示します

4 Deploy Select Archive ページで以下の手順を実行します

a Application Server Controlを実行しているサーバーにすでに存在するアーカ

イブを選択します

b 次のwsil-iasearファイルのパスを入力します webserviceslibwsil-iasear

c 「Next」をクリックしてDeploy Application Attributes ページを表示します

5 Deploy Application Attributes ページで以下の手順を実行します

a Application Name フィールドに WSIL アプリケーションの名前を入力します

b Parent Application がデフォルトに設定されていることを確認します

c Bind Web Module to Site がデフォルトの Web サイトに設定されていることを

確認します

27

d Context Root がinspectionwsil に設定されていることを確認します

e 「Next」をクリックしてDeploy Deployment Settings ページを開きます

6 「Next」をクリックしてWSIL アプリケーションをデプロイしますConfirmation Page にWSIL アプリケーションのデプロイが成功したことが示されます

7 これで次のWebアドレスからWSILアプリケーションにアクセスできます httphostnameportinspectionwsil このURLではhostnameはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのホスト名portはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのポート番号です

69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する Oracle Enterprise Service Bus をインストールしていて中間層のインストールのいずれ

かをホストしているマシンの IP またはホスト名をクローンまたは変更する場合は次

の手順を実行する必要があります

参照Oracle Enterprise Service Bus サービスの更新方法の詳細については

『Oracle Application ServerG 管理者ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照

してください

1 次のスクリプトを実行してOracle ホームとシステム変数を設定します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptsh

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptbat

2 スクリプトを実行したコマンドラインウィンドウで次のコマンドを実行して

Oracle Enterprise Service Busサービスをエクスポートします ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベースサー

ビス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次のよ

うになります ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

28

3 オペレーティングシステムを更新してホスト名ドメイン名またはその両方

を正しい名前に変更します

4 オペレーティングシステムに必要な場合はホストを再起動します

5 ネットワーク内の別のホストからそのホストに Ping を発行できることを確認しま

すすべてが正しく解決されるように新しいホスト名を使用して Ping を発行して

ください

6 esbparampropertiesファイルを次のように編集します

minus IPアドレスまたはホスト名を変更している場合はDT_OC4J_HOSTプロパ

ティを新しいホスト名に変更しますたとえば新しいホスト名が

newhostexamplecomの場合はプロパティの値は次のようになります DT_OC4J_HOST=newhostexamplecom

minus ローカルマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HTTP_PORT を更新

して新しいポートにします

minus リモートマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HOST プロパティを

新しいホスト名にDT_OC4J_HTTP_PORT プロパティを新しいポートに更新

します

7 手順 2 で使用したのと同じコマンドラインウィンドウから次のコマンドを実行します

ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベース

サービス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次

のようになります ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=PASSWORD

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

8 各 Oracle ホームで次のコマンドを実行してホストにあるすべての中間層のインス

タンスを起動します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

29

9 この手順の最初の段階でOracle Application Server を自動的に開始するために無効

にしたプロセスがある場合はそれらを有効にします

10 サービスが ESB コンソールに一覧表示されておりアプリケーションが正常に稼動

していることを確認します

610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを

実行する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールしたらWebCenter アプ

リケーション用に作成したすべての OC4J インスタンスに対して ADF インストーラを

実行する必要がありますADF インストーラを実行しない場合ユーザーのカスタム

アプリケーションは ADF の最新の共有ライブラリにアクセスできません

ADF インストーラの実行方法の詳細については『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development Framework のための Fusion 開発者ガイド』の第 2921項ADFランタイムライブラリのインストールを参照してください

611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする このパッチで利用可能なすべてのバグ修正プログラムを確実に適用するにはOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したあとでOracle ADF アプリケーションを移行して再デプロイする必要がありますアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする手順は次のとおりです

1 Oracle Technology NetworkからOracle JDeveloper 101330 をダウンロードします

OTNのアドレスは次のとおりです httpwwworaclecomtechnologyindexhtml

2 ワークスペースを次の手順で移行します

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 と同じシステムにイ

ンストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「Yes」をクリックして101320 JDeveloper ビルドの system フォルダをポイントしますこれでJDeveloper 101340 へのデータベース接続をはじめとしたユーザー設定が移行されます

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 とは異なるシステム

にインストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「No」をクリックします(この場

合データベース接続は Oracle JDeveloper 101340 に移行されません

JDeveloper 101320 ではデータベース接続は IDEConnectionsxml に格納さ

れておりこのファイルはOracle JDeveloper systemディレクトリにあります

そのためOracle JDeveloper 101340 から Oracle JDeveloper 101320 のデー

タベースの接続にアクセスするにはsystem ディレクトリを移行する必要が

あります)Oracle JDeveloper 101320 のインスタンスから任意の Oracle ADFアプリケーションのワークスペースを Oracle JDeveloper 101340 の環境にコ

ピーしてアプリケーションワークスペースを開きますDo you want to migrate the workspace from a previous versionのプロンプトが表示されたら

「Yes」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle ADF アプリケーションを新しい EAR ファイ

ルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

30

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle Application Development Framework 開発者ガイド』

を参照してください

612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後はOracle WebCenterアプリケーションを使用する前に以下のタスクを実行する必要があります

第 6121 項JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする

第 6122 項移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義

する

第 6123 項10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタ

マイゼーションをコピーする

第 6124 項Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行

する

第 6125 項Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用した

アプリケーションを移行する

第 6126 項OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を

再構成する

第 6127 項101340 の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する

6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプ

リケーションを移行および再デプロイする JCR データコントロールを使用してOracle WebCenter アプリケーション内の分散し

たコンテンツを統合および公開している場合はOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後コンテンツリポジトリにアクセスできる

ことを確認するために以下の手順を実行する必要があります

1 第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイするの手順 1 と 2を実行します

2 次の手順を実行してアプリケーションサーバーの接続を作成します

a Connections Navigator で「Application Server」を右クリックして「New Application Server Connection」を選択します

b Welcome ページが表示されている場合は「Next」をクリックして Type ペー

ジを表示します

c Connection Name フィールドで接続の名前を指定します

d Connection Type リストから「Standalone OC4J 10g 1013」を選択します

e 「Next」をクリックしてAuthentication ページを表示します

f OC4J インスタンスへの認証に使用するユーザー名とパスワードを指定します

g 「Next」をクリックしてConnection ページを表示します

h OC4J インスタンスにアクセスするために使用するホスト名とポート番号を指

定しますOC4J インスタンスが Oracle JDeveloper と同じコンピュータにイン

ストールされている場合はlocalhost をホスト名として指定します

i 「Finish」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle WebCenter アプリケーションを新しい EAR ファ

31

イルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照して

ください

注最初に新しいアプリケーションサーバーの接続を Oracle WebCenterアプリケーションと関連づける必要があります関連づけるには次の手

順を実行します

1 Resources ノードでOracle WebCenter アプリケーション用に作成した

デプロイメントプロファイルを右クリックします

2 WAR Deployment Profile Properties ダイアログボックスの左側のペイ

ンで「Platform」を選択しTarget Connection で作成したアプリケー

ションサーバーの接続を選択します

3 「OK」をクリックします

6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を

再定義する アプリケーションを 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に移行する場合セ

キュリティで保護されたページの認可情報はアプリケーションと一緒に移行されませ

んそのためアップグレードする前にアプリケーションの ADF セキュリティを定義

していた場合は10g Release 3(101340)のインスタンスでページのアクセス権限を

再定義する必要があります実行する手順については『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレッ

トカスタマイゼーションをコピーする Preconfigured OC4J にデプロイされた PDJ-Java ポートレットに対して作成したカスタマ

イザーションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますそのためOracle Application Server インスタンスを 10g Release 3(1013)Patch Set 2(101320)から 10g Release 3(101340)にパッチを適用する場合は10g Release 3(1013)Patch Set 2

(101320)用に作成したカスタマイゼーションは利用できませんこれらのカスタマ

イゼーションを 10g Release 3(101340)の環境で利用できるようにする場合は次の

手順を実行する必要があります

1 portlet-client-deployjarファイルを使用してカスタマイゼーションをエクス

ポートします カスタマイゼーションをエクスポートおよびインポートする手順については

『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

2 EARファイルでportlet-client-deployjarファイルを再実行してカスタマイ

ゼーションをインポートします

3 OC4J_WebCenter インスタンスを再起動します

6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケー

ションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して No を選択した場合は

このタスクを実行します

Preconfigured OC4J にデプロイされたポートレットに対して作成したカスタマイゼー

ションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますOracle JDeveloper の以前

32

のリリースから移行していない場合は以前のインストールで作成したポートレット

カスタマイゼーションは新しい Oracle Jdeveloper のインストールでは利用できません

これらのカスタマイゼーションを利用したい場合は新しい Oracle JDeveloper のインス

トールのアプリケーションにカスタマイゼーションを手動でコピーする必要があります

OmniportletWebClippingWSRPおよびPDKサンプルポートレット用に作成したカ

スタマイゼーションは以前のJDeveloper_ homeportalportletdataディレクトリ

から新しいOracle JDeveloperのインストールに手動でコピーできますPreconfigured OC4JにデプロイしたカスタムPDK-Javaポートレットがある場合は『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のポートレットプリファレンスストア移行ユーティリティ

を参照してポートレットプリファレンスストア移行ツールを使用してこれらの

カスタマイゼーションを保存する方法を確認してください

6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレッ

トを使用したアプリケーションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して Yes を選択した場合は

このタスクを実行します

この場合Preconfigured OC4J にデプロイした大部分のポートレットに対するカスタマ

イゼーションはOracle JDeveloper の移行全体の一環として自動的に移行されますた

だしPDK-Java ポートレット用に作成したカスタマイゼーションは101340 のイン

スタンスに手動でコピーする必要がありますポートレットプリファレンスストア

移行ツールを使用してそのほかの PDK カスタマイゼーションを保存する方法について

は『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』のポートレットプリファレンス

ストア移行ユーティリティを参照してください

6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキ

シ設定を再構成する アプリケーションに OmniPortlet および Web クリッピングポートレットが含まれてい

る場合Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

後それらのポートレットのプロキシ設定を再構成する必要があります10g Release 3(101320)のインスタンスからはプロバイダ構成情報が移行されないのでこの再構

成はかならずおこなう必要があります

OmniPortlet および Web クリッピングプロデューサの HTTP プロキシ設定の構成方法

については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』の付録そのほかのポート

レット構成を参照してください

6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクス

ポートEARファイルを再作成する Oracle WebCenter アプリケーションを10g Release 3(101320)環境から 10g Release 3

(101340)環境に転送しており事前デプロイメントツールを使用してカスタマイ

ゼーションをエクスポートしエクスポート EAR ファイルを作成する場合jspx ペー

ジもエクスポートされます

Oracle JDeveloper 10g Release 3(101340)を使用するアプリケーションの移行中に jspxページに変更を加えアプリケーションをデプロイして10g Release 3(101320)で

作成したエクスポート EAR ファイルからカスタマイゼーションをインポートする場合

Oracle JDeveloper でおこなったページの変更内容は失われます編集したページが上書

きされるのを避けるにはportlet-client-deployjar ファイルの 10g Release 3(101340)バージョンを 10g Release 3(101320)のインストール環境にコピーし10g Release 3(101340)の事前デプロイメントツールを使用してエクスポート EAR ファイルを再

33

作成する必要があります

事前デプロイメントツールを使用してカスタマイゼーションをエクスポートおよび

インポートする手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照

してください

613 HTTP TRACEのサポートを無効にする HTTP TRACE メソッドはTRACE レスポンスのエンティティボディ内にあるクライア

ント HTTP からリクエストされたコンテンツを返しますこの動作によりリクエスト

の HTTP ヘッダーに含まれている Cookie や認証データなどの機密情報は攻撃を受けや

すくなります

この問題を回避するにはApache mod_writeモジュールを使用してHTTP TRACEリク

エストを拒否するかサイトの要件とポリシーを満たすのに必要なメソッドだけを許可

するようにします次の追加の構成情報をApache HTTP Serverの構成ファイルに追加し

ます RewriteEngine On RewriteCond REQUEST_METHOD ^TRACE RewriteRule - [F]

614 Oracle BAM 101340をアンインストールする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)Business Activity Monitoringをアンインストールする場合は適用後のタスクを実行する必要があります

このプロセスにはOracle BAM 101340 パッチセットのアンインストールと Oracle BAM 101330 のリストアが含まれます

これらの手順を実行するとOracle BAM 101340でおこなった変更はすべて失われます

Oracle BAM 101340 をアンインストールしてOracle BAM 101330 をリストアする

手順は次のとおりです

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 「コントロール パネル」「プログラムの追加と削除」の順にクリックしてOracle BAM アプリケーションを削除しますActive Data Cache データベースは削除されま

せん

3 ホストマシンを再起動します

4 SQLPlus コマンドを使用してActive Data Cache に使用したデータベースアカウ

ントに対する権限を(必要な場合はOracle Enterprise Link for BAM のデータベー

スアカウントも同時に)削除再作成およびリセットします

5 Oracleデータベースツールを使用してOracle BAM 101330 Active Data Cacheデータベーススキーマのバックアップをリストアしますこのバックアップは

Oracle BAM 101340 Patch Setをインストールする前に第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境をバックアップするで作成し

たものです Oracle Data Pump Impdpユーティリティを使用してBAM Active Data Cache DatabaseおよびOracleデータベースにあるOracle Enterprise Link for BAMリポジトリをリスト

アします

6 Oracle BAM 101330 環境を再インストールします インストール中にActive Data Cache および Oracle Enterprise Link for BAM リポジ

トリの「Build」または「Upgrade」オプションの選択を解除できます

7 ホストシステムを再起動します

8 Oracle BAM 101330 のバックアップを作成中にConfigFilesBackupファイルお

よびイメージディレクトリを元の場所から移動している場合はそれらをリスト

34

アします変更したOracle Enterprise Link for BAM Data Flow Serviceの設定もリスト

アします

7 既知の問題 以下の各項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の既知の問題について説明します

第 71 項Webサービスとクライアント間の非互換性

第 72 項EJB 30 に基づくWebサービス

第 73 項Oracle HTTP Server 1012 を使用する際にWebモジュールおよびWebサー

ビスをテストする

第 74 項bc4jearファイルのファイル名の変更

第 75 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

複数回適用する

第 76 項パッチ適用時のメッセージ

第 77 項OC4Jトランザクションのサポート

第 78 項パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する

第 79 項高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ

第 710 項TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示され

ない

第 711 項Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ

第 712 項シャットダウン時のBPELエラーメッセージ

第 713 項OC4J_WebCenterインスタンスログエラー

第 714 項BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示

第 715 項パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログ エラー

第 716 項Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)

第 717 項ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプ

タで失敗する

第 718 項パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される

第 719 項アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない

71 Webサービスとクライアント間の非互換性 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用したあとは以下の点に注意してください

Web サービスを再生成して再デプロイする場合は生成した WSDL に変更が加え

られます

10g Release 3(101300)クライアントをサービスに使用するとコンパイラエ

ラーで通信に失敗します これらの問題は次の方法で対処できます

Web サービスの EAR ファイルは再アセンブルしないでくださいWSDL は変更さ

れずクライアントは引き続きサービスと通信することができます

WebサービスのEARファイルを再生成する必要がある場合はクライアントを再生

成してラッパーを使用するクラスの名前に接尾辞Elementを追加しますこれ

はunwrapParametersがfalseに設定された状態でアセンブルされたラッパー

クラスをクライアントが使用することが前提となっています

35

72 EJB 30に基づくWebサービス Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用しEJB 30 でアセンブルした Release 3(101300)Web サービ

スを使用する場合サービスを再デプロイすると WSDL が変更されますこの場合

クライアントコードを再生成してサービスと通信できるようにする必要があります

73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュール

およびWebサービスをテストする Oracle Enterprise Manager Application Server Control にはテストページがありこのペー

ジを使用してアプリケーションサーバー環境にデプロイした Web モジュールおよ

び Web サービスをテストできますほとんどの場合テストページにはユーザー

の環境に現在設定されているWebサイトとポートの一覧が表示されますWebモジュー

ルまたは Web サービスの URL をテストする際には使用する Web サイトをこの一覧

から選択できます

参照Enterprise Manager のオンラインヘルプのTesting a Web Serviceおよび

Overview of Managing Web Modules

Oracle HTTP Server 10g Release 2(1012)を OC4J に対するフロントエンドとして使

用している場合テストページの Discovered Web サイトの一覧には何も表示されない

ことがありますこの場合Application Server Control を使用してWeb モジュールま

たは Web サービスの URL をテストすることはできません代わりに新しいブラウザ

ウィンドウを開いてブラウザのアドレスフィールドに Web モジュールまたは Webサービスの URL を入力します

参照10g Release 2(10132)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』のOracle Application Server 1013 での Oracle Application Server 1012 の構成

74 bc4jearファイルのファイル名の変更 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)はbc4jearファイルを使用しこ

のファイルをデフォルトのホームインスタンスにデプロイしますOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は新たに作成されたイ

ンスタンスのデフォルトのファイル名はdatatagsearになりますファイルのコンテ

ンツや機能は変わりません

75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は再

度パッチを適用しないでください再度適用するとエラーになる場合がありますた

とえばオラクルでは次のシナリオはサポートしていません

1 J2EE およびWebserverオプションを設定してOracle Application Server 10g Release 3(1013)をインストールする

2 Oracle Enterprise Service Bus 10g(101310)のスタンドアロン中間層をインストー

ルする

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

4 Oracle BPEL Process Manager 10g(10131)のスタンドアロン中間層または Oracle Web Services Manager 10g(10131)中間層をインストールする

36

5 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用して

Oracle BPEL Process Manager を 10g Release 3(101340)にアップグレードする

76 パッチ適用時のメッセージ パッチの適用中には以下のエラーメッセージが表示されることがあります

Oracle Internet Directory 10g Release 2(101202)インフラストラクチャに関連づけ

られているスタンドアロンのOracle Containers for J2EEのインスタンスがあるシス

テムにパッチを適用する場合パッチの適用中にOC4J管理者のパスワードの入力

を求めるプロンプトが表示されると次のメッセージが表示されることがあります The operation is unsupported

このメッセージは無視してください

stopallコマンドを使用してOPMNプロセスを停止している間に次のメッセージ

が表示されることがあります

Error

--gt Process (index=1uid=1998741206pid=13253) time out while waiting

for a managed process to stop Log exampleproduct1013OracleAS_3

opmnlogsdefault_group~oc4j_owsm ~default_group~1log opmnctl

graceful stop of processes failed trying forceful shutdown

このメッセージは無視してください

77 OC4Jトランザクションのサポート Oracle Application Server 10g Release 3(101310)の OC4J トランザクションマネージャ

にはRecoverable Last Resource Commit(RLRC)と呼ばれる機能が含まれていますこ

の機能はLast Resource Commit(LRC)トランザクションに対する強化されたリカバリ

メカニズムを提供しトランザクションの全体的なパフォーマンスを向上します

RLRC ではデータベース表を使用してトランザクション ID のコミットレコード

が保持されますこのため中間層内の OC4J トランザクションログにコミットレ

コードを保持する必要がなくなりますコミットレコードの書込みは 2 段階のコミッ

トプロセスにおけるパフォーマンスコストの大部分を占めます

注現在 RLRC は非 XA リソースがデータベースである場合のみ利用で

きますさらにコミットレコードはデータベース内に保持されるため

RLRC トランザクションなどのリカバリが必要な場合にはこのデータ

ベースにアクセスできる必要があります

RLRC 機能の設定手順は次のとおりです

1 サーバーが稼動している場合は停止します

2 コミットレコードを保持するデータベースに接続し次のSQLスクリプトを実行

して必要なスキーマをインストールします J2EE_HOMEdatabasej2eejtaoraclelast_resource_commitsql

37

3 J2EE_HOMEconfigdata-sourcesxmlファイルを開きますコミットレコード

のデータベースにアクセスするための接続プールを編集または作成してコネク

ションファクトリ要素の一部としてcommit-record-table-name属性を指定します 次に例を示します

[] ltconnection-pool name=Example Connection Pool num-cached-statements=10gt ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource user=scott password=password url=jdbcoraclethinmyServer5521main commit-record-table-name=scottOC4J_TX_RLRC_LOGgt ltproperty name=connectionCachingEnabled value=falsegt ltproperty name=implicitCachingEnabled value=truegt ltproperty name=maxStatements value=50gt ltconnection-factorygt ltconnection-poolgt []

注commit-record-table-name属性の名前に指定する値は完全修飾さ

れている必要があり指定するユーザー資格証明にはこの表に対する

deleteおよびselect権限が必要です

4 (オプション)J2EE_HOMEconfigtransaction-managerxmlファイルを開き

RLRC機能の実行時の動作を変更します 次に例を示します [] ltcommit-coordinatorgt ltmiddle-tiergt ltrecovery retry-interval = 300 rlrc-min-purge-interval=10 rlrc-purge-size=1000gt ltmiddle-tiergt ltcommit-coordinatorgt [] この例では次のパラメータが使用されています

nrlrc-purge-intervalはデータベース内でコミットレコードのバッチパー

ジがおこなわれる間隔(ミリ秒単位)です

nrlrc-purge-sizeはデータベース内でコミットレコードのバッチパージ

がおこなわれる間に削除されるバッチのサイズです

78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する 10g Release 3(101310)Oracle ホームにパッチを適用し10g Release 3(101310)Oracle ホームのインストール時に次のインストールオプションを選択している場合

Application Server Control Console を表示できないことがあります

Advanced Install オプションを選択している

インストールのタイプとしてJ2EE Server Web Server and SOA Suite を選択して

いる

Administrator OC4J インスタンスとして機能するようにインスタンスを構成している

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のインストール中にこれらのオプショ

ンをすべて選択している場合インストール完了後Application Server Control Consoleが表示されないことがまれにありますこの問題は10g Release 3(101340)パッチ

38

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

ションが渡るのを防げます

a パッチを適用しているインスタンスのORACLE_HOMEでdata-sourcesxmlの

バックアップコピーを作成します次に例を示します

cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup

b datasourcesxmlファイルを編集して存在しないデータベースを指すよ

うにしますこれをおこなう方法としてはデータベースのポート番号を

意図的に正しくないポート番号に変更する方法がありますたとえばデー

タベースポート 1521 を使用している場合はすべての参照をポート 1522に変更します次の例の太字部分を参照してください ltconnection-factory

factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource

url=jdbcoraclethin

(DESCRIPTION=(ADDRESS_LIST=(LOAD_BALANCE=on)

(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)

(HOST=dehydusoraclecom)

(PORT=1522)))

(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=orcl)))

user=oraesb password=-gtesb_passwordgt

7 opmnxmlファイルにnumprocs=1を設定します

8 パッチを適用しているインスタンスを停止しますそのほかのインスタンスは実行

したままにできます

注継続中の HTTP 同期リクエストはすべて停止することを推奨します

停止操作では正常に停止するためにJMS コールなどのそのほかの種類

のリクエストは考慮されません

9 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を Oracle ホームに適用します

10 パッチを適用する前にインスタンス内の使用していないすべての SOA コンポー

ネントを無効にします無効にしない場合インスタンスを再起動するとそれら

のコンポーネントも起動します たとえばOracle ESB を使用していない場合はASControl から「ClusterTopology」「Applications」「Stop」の順に選択して ESB サービスを停止できます

11 インスタンスのルーティングIDを元の値に戻します次に例を示します ltdata id=routing-id value=g_rt_idgt この場合元の値はopmnxmlファイルのバックアップコピーに基づき決められま

すこの手順は手順bで説明したプロシージャとは反対のものです

12 ESB Design Time インスタンスの場合は次の 2 つの手順を実行して OPMN サービ

スのフェイルオーバーを有効にします

a OC4J_ESBDTのprocess-typeタグにservice-failover=1を追加します

b ESBDT_GROUPのprocess-setタグからnumprocs=1を削除しますつまり

ltprocess-set id=ESBDT_GROUPgtを元の値ltprocess-set id=

23

ESBDT_GROUP numprocs=1gtに戻します

13 opmnxmlファイルのnumprocの値を元の値に戻します

14 インスタンスデータのソース構成を手順 6 で作成したdata-sourcesxmlのバッ

クアップコピーをリストアして元の状態に戻します cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup ORACLE_

HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

15 インスタンスを再起動します

16 そのほかのBPELESB Runtime(ESBR)およびESB Design Time(ESBD)インス

タンスに対して手順 3~15 を繰り返し1 度に 1 つのORACLE_HOMEにパッチを適用

します

56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用中は

Available Product Components 画面が表示されますパッチの適用を続行するにはコ

ンポーネントツリーを展開してパッチを再適用するためにすべてのコンポーネント

を手動で選択する必要がありますこの選択をおこなわないとOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用に失敗します

6 適用後のタスク この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

適用後のタスクについて説明します以下のトピックが含まれます

第 61 項フルバックアップを実行する

第 62 項PHPを有効にする

第 63 項JDKをRelease 142 にリストアする

第 64 項BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する

第 65 項カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイ

する

第 66 項Java Single Sign-Onを有効にする

第 67 項Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをデプロイする

第 68 項WSILアプリケーションを手動でデプロイする

第 69 項Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する

第 610 項Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する

第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする

第 612 項Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク

第 613 項HTTP TRACEのサポートを無効にする

第 614 項Oracle BAM 101340 をアンインストールする

61 フルバックアップを実行する パッチセットをインストールしたらOracle Application Server 環境のフルバックアッ

24

プを実行する必要がありますバックアップを取ることで新たにパッチを適用した環

境をリストアできるようになります

また10g Release 3(101300)環境にパッチを適用する場合以前のバックアップは

10g Release 3(101320)Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリツー

ルでは使用できません

参照Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリの詳細について

は『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』のバックアップとリカバリの

概要を参照してください

62 PHPを有効にする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

PHP を有効にする必要がありますPHP を有効にする手順は次のとおりです

1 Oracle HTTP Serverのhttpdconf構成ファイルに以下の変更を加えます

a Oracle HTTP Serverの構成ファイルを検索して開きます Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf

b コメント文字()を使用して次のPHP 40ディレクティブをコメントにし

ます Linux x86 の場合 LoadModule php4_module libexeclibphp4so AddModule mod_php4c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php4_module modulesphp4apachedll AddModule mod_php4c

c 次のPHP 50 LoadModuleディレクティブを追加します Linux x86 の場合 LoadModule php5_module libexeclibphp5so AddModule mod_php5c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php5_module modulesphp5apachedll AddModule mod_php5c

d 次のAddTypeディレクティブを追加します AddType applicationx-httpd-php php php5 AddType applicationx-httpd-php-source phps

e httpdconfファイルを保存して閉じます

2 PHPRC環境変数をphp5iniファイルを指すように設定します

minus Linux x86 の場合 setenv PHPRC ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

25

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 set PHPRC = ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

63 JDKをRelease 142にリストアする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

JDK を Release 142 にリストアする必要があります手順は次のとおりです

1 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを停止

します

2 第 512 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

適用する で変更したOC4Jインスタンスのopmnxmlファイル内にあるltdata id=java-optionsgt要素から-XXAppendRatio=3の行を削除します

3 ID属性がjava-binであるltdatagt要素にJavaシステムプロパティを設定します編集

後のファイルは次のように表示されます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-bin value=myhostjdk142binjava gt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt

4 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを再起

動します

64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する data-sourcesxml フ ァ イ ル を 編 集 し て JDBC factoryClass パ ラ メ ー タ を

oraclejdbcOracleDriver か ら BPELPM_CONNECTION_POOL パ ラ メ ー タ の

oraclejdbcpoolOracleDataSourceに変更しますファイルの設定は次の例の太

字で示されている部分のようにする必要があります ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource url=jdbcoraclethinscotttigerstadd141521db5617gt

data-sourcesxml ファイルは直接または Oracle Enterprise Manager を使用(『Oracle Containers for J2EEG リソースアダプタ管理者ガイド』を参照)して編集できます

65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを

再デプロイする カスタムセキュリティ設定(Oracle Single Sign-On を使用するなど)を使用してアプ

リケーションを構成している場合10g Release 3(101340)を適用後にアプリケーショ

ンを再構成して再デプロイする必要があります

26

66 Java Single Sign-Onを有効にする 10g Release 3(101330)をOracle Application Server 10g Release 3(101300)のインス

トールに適用する場合はjaznxmlファイルを編集してJava Single Sign-Onを有効にす

る必要がありますjaznxmlファイルを編集したらインスタンスを再起動します

詳細については『Oracle Containers for J2EEGセキュリティガイド 10g(101310)』

の第 14 章OC4J Javaシングルサインオンを参照してください

67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする 10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてパッチセットを適用する前

に Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをアンデプロイした場合はパッチセッ

トを適用後にそれらのアプリケーションを再デプロイする必要がありますアプリケー

ションをデプロイする手順は次のとおりです

1 Application Server Control Console にログインします

2 アプリケーションが特定の OC4J インスタンスにデプロイされる場合はその OC4Jインスタンスの OC4J ホームページに移動しますアプリケーションがグループに

デプロイされる場合はそのグループのページに移動します

3 「Applications」をクリックします

4 「Deploy」をクリックして画面の指示に従います詳細な情報が必要な場合は

「Help」をクリックしてください

68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする Oracle Application Server 10g Release 3(101310)以降ではWeb Services Inspection Language(WSIL)がサポートされていますWSIL を使用するとインスタンスにデプ

ロイされているすべての Web サービスを確認できます

10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてWSIL を利用する場合は手

動でデプロイする必要がありますWSIL アプリケーションをデプロイする手順は次の

とおりですこの手順はOC4J のインスタンスが実行していることを前提としていま

1 Application Server Control Console にログインします

2 OC4J ホームページで「Administrations」をクリックしますこれでデプロイ

されているアプリケーションの一覧を確認できます

3 「Deploy」をクリックしてDeploy Select Archive ページを表示します

4 Deploy Select Archive ページで以下の手順を実行します

a Application Server Controlを実行しているサーバーにすでに存在するアーカ

イブを選択します

b 次のwsil-iasearファイルのパスを入力します webserviceslibwsil-iasear

c 「Next」をクリックしてDeploy Application Attributes ページを表示します

5 Deploy Application Attributes ページで以下の手順を実行します

a Application Name フィールドに WSIL アプリケーションの名前を入力します

b Parent Application がデフォルトに設定されていることを確認します

c Bind Web Module to Site がデフォルトの Web サイトに設定されていることを

確認します

27

d Context Root がinspectionwsil に設定されていることを確認します

e 「Next」をクリックしてDeploy Deployment Settings ページを開きます

6 「Next」をクリックしてWSIL アプリケーションをデプロイしますConfirmation Page にWSIL アプリケーションのデプロイが成功したことが示されます

7 これで次のWebアドレスからWSILアプリケーションにアクセスできます httphostnameportinspectionwsil このURLではhostnameはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのホスト名portはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのポート番号です

69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する Oracle Enterprise Service Bus をインストールしていて中間層のインストールのいずれ

かをホストしているマシンの IP またはホスト名をクローンまたは変更する場合は次

の手順を実行する必要があります

参照Oracle Enterprise Service Bus サービスの更新方法の詳細については

『Oracle Application ServerG 管理者ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照

してください

1 次のスクリプトを実行してOracle ホームとシステム変数を設定します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptsh

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptbat

2 スクリプトを実行したコマンドラインウィンドウで次のコマンドを実行して

Oracle Enterprise Service Busサービスをエクスポートします ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベースサー

ビス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次のよ

うになります ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

28

3 オペレーティングシステムを更新してホスト名ドメイン名またはその両方

を正しい名前に変更します

4 オペレーティングシステムに必要な場合はホストを再起動します

5 ネットワーク内の別のホストからそのホストに Ping を発行できることを確認しま

すすべてが正しく解決されるように新しいホスト名を使用して Ping を発行して

ください

6 esbparampropertiesファイルを次のように編集します

minus IPアドレスまたはホスト名を変更している場合はDT_OC4J_HOSTプロパ

ティを新しいホスト名に変更しますたとえば新しいホスト名が

newhostexamplecomの場合はプロパティの値は次のようになります DT_OC4J_HOST=newhostexamplecom

minus ローカルマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HTTP_PORT を更新

して新しいポートにします

minus リモートマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HOST プロパティを

新しいホスト名にDT_OC4J_HTTP_PORT プロパティを新しいポートに更新

します

7 手順 2 で使用したのと同じコマンドラインウィンドウから次のコマンドを実行します

ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベース

サービス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次

のようになります ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=PASSWORD

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

8 各 Oracle ホームで次のコマンドを実行してホストにあるすべての中間層のインス

タンスを起動します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

29

9 この手順の最初の段階でOracle Application Server を自動的に開始するために無効

にしたプロセスがある場合はそれらを有効にします

10 サービスが ESB コンソールに一覧表示されておりアプリケーションが正常に稼動

していることを確認します

610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを

実行する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールしたらWebCenter アプ

リケーション用に作成したすべての OC4J インスタンスに対して ADF インストーラを

実行する必要がありますADF インストーラを実行しない場合ユーザーのカスタム

アプリケーションは ADF の最新の共有ライブラリにアクセスできません

ADF インストーラの実行方法の詳細については『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development Framework のための Fusion 開発者ガイド』の第 2921項ADFランタイムライブラリのインストールを参照してください

611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする このパッチで利用可能なすべてのバグ修正プログラムを確実に適用するにはOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したあとでOracle ADF アプリケーションを移行して再デプロイする必要がありますアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする手順は次のとおりです

1 Oracle Technology NetworkからOracle JDeveloper 101330 をダウンロードします

OTNのアドレスは次のとおりです httpwwworaclecomtechnologyindexhtml

2 ワークスペースを次の手順で移行します

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 と同じシステムにイ

ンストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「Yes」をクリックして101320 JDeveloper ビルドの system フォルダをポイントしますこれでJDeveloper 101340 へのデータベース接続をはじめとしたユーザー設定が移行されます

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 とは異なるシステム

にインストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「No」をクリックします(この場

合データベース接続は Oracle JDeveloper 101340 に移行されません

JDeveloper 101320 ではデータベース接続は IDEConnectionsxml に格納さ

れておりこのファイルはOracle JDeveloper systemディレクトリにあります

そのためOracle JDeveloper 101340 から Oracle JDeveloper 101320 のデー

タベースの接続にアクセスするにはsystem ディレクトリを移行する必要が

あります)Oracle JDeveloper 101320 のインスタンスから任意の Oracle ADFアプリケーションのワークスペースを Oracle JDeveloper 101340 の環境にコ

ピーしてアプリケーションワークスペースを開きますDo you want to migrate the workspace from a previous versionのプロンプトが表示されたら

「Yes」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle ADF アプリケーションを新しい EAR ファイ

ルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

30

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle Application Development Framework 開発者ガイド』

を参照してください

612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後はOracle WebCenterアプリケーションを使用する前に以下のタスクを実行する必要があります

第 6121 項JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする

第 6122 項移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義

する

第 6123 項10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタ

マイゼーションをコピーする

第 6124 項Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行

する

第 6125 項Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用した

アプリケーションを移行する

第 6126 項OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を

再構成する

第 6127 項101340 の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する

6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプ

リケーションを移行および再デプロイする JCR データコントロールを使用してOracle WebCenter アプリケーション内の分散し

たコンテンツを統合および公開している場合はOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後コンテンツリポジトリにアクセスできる

ことを確認するために以下の手順を実行する必要があります

1 第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイするの手順 1 と 2を実行します

2 次の手順を実行してアプリケーションサーバーの接続を作成します

a Connections Navigator で「Application Server」を右クリックして「New Application Server Connection」を選択します

b Welcome ページが表示されている場合は「Next」をクリックして Type ペー

ジを表示します

c Connection Name フィールドで接続の名前を指定します

d Connection Type リストから「Standalone OC4J 10g 1013」を選択します

e 「Next」をクリックしてAuthentication ページを表示します

f OC4J インスタンスへの認証に使用するユーザー名とパスワードを指定します

g 「Next」をクリックしてConnection ページを表示します

h OC4J インスタンスにアクセスするために使用するホスト名とポート番号を指

定しますOC4J インスタンスが Oracle JDeveloper と同じコンピュータにイン

ストールされている場合はlocalhost をホスト名として指定します

i 「Finish」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle WebCenter アプリケーションを新しい EAR ファ

31

イルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照して

ください

注最初に新しいアプリケーションサーバーの接続を Oracle WebCenterアプリケーションと関連づける必要があります関連づけるには次の手

順を実行します

1 Resources ノードでOracle WebCenter アプリケーション用に作成した

デプロイメントプロファイルを右クリックします

2 WAR Deployment Profile Properties ダイアログボックスの左側のペイ

ンで「Platform」を選択しTarget Connection で作成したアプリケー

ションサーバーの接続を選択します

3 「OK」をクリックします

6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を

再定義する アプリケーションを 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に移行する場合セ

キュリティで保護されたページの認可情報はアプリケーションと一緒に移行されませ

んそのためアップグレードする前にアプリケーションの ADF セキュリティを定義

していた場合は10g Release 3(101340)のインスタンスでページのアクセス権限を

再定義する必要があります実行する手順については『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレッ

トカスタマイゼーションをコピーする Preconfigured OC4J にデプロイされた PDJ-Java ポートレットに対して作成したカスタマ

イザーションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますそのためOracle Application Server インスタンスを 10g Release 3(1013)Patch Set 2(101320)から 10g Release 3(101340)にパッチを適用する場合は10g Release 3(1013)Patch Set 2

(101320)用に作成したカスタマイゼーションは利用できませんこれらのカスタマ

イゼーションを 10g Release 3(101340)の環境で利用できるようにする場合は次の

手順を実行する必要があります

1 portlet-client-deployjarファイルを使用してカスタマイゼーションをエクス

ポートします カスタマイゼーションをエクスポートおよびインポートする手順については

『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

2 EARファイルでportlet-client-deployjarファイルを再実行してカスタマイ

ゼーションをインポートします

3 OC4J_WebCenter インスタンスを再起動します

6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケー

ションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して No を選択した場合は

このタスクを実行します

Preconfigured OC4J にデプロイされたポートレットに対して作成したカスタマイゼー

ションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますOracle JDeveloper の以前

32

のリリースから移行していない場合は以前のインストールで作成したポートレット

カスタマイゼーションは新しい Oracle Jdeveloper のインストールでは利用できません

これらのカスタマイゼーションを利用したい場合は新しい Oracle JDeveloper のインス

トールのアプリケーションにカスタマイゼーションを手動でコピーする必要があります

OmniportletWebClippingWSRPおよびPDKサンプルポートレット用に作成したカ

スタマイゼーションは以前のJDeveloper_ homeportalportletdataディレクトリ

から新しいOracle JDeveloperのインストールに手動でコピーできますPreconfigured OC4JにデプロイしたカスタムPDK-Javaポートレットがある場合は『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のポートレットプリファレンスストア移行ユーティリティ

を参照してポートレットプリファレンスストア移行ツールを使用してこれらの

カスタマイゼーションを保存する方法を確認してください

6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレッ

トを使用したアプリケーションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して Yes を選択した場合は

このタスクを実行します

この場合Preconfigured OC4J にデプロイした大部分のポートレットに対するカスタマ

イゼーションはOracle JDeveloper の移行全体の一環として自動的に移行されますた

だしPDK-Java ポートレット用に作成したカスタマイゼーションは101340 のイン

スタンスに手動でコピーする必要がありますポートレットプリファレンスストア

移行ツールを使用してそのほかの PDK カスタマイゼーションを保存する方法について

は『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』のポートレットプリファレンス

ストア移行ユーティリティを参照してください

6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキ

シ設定を再構成する アプリケーションに OmniPortlet および Web クリッピングポートレットが含まれてい

る場合Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

後それらのポートレットのプロキシ設定を再構成する必要があります10g Release 3(101320)のインスタンスからはプロバイダ構成情報が移行されないのでこの再構

成はかならずおこなう必要があります

OmniPortlet および Web クリッピングプロデューサの HTTP プロキシ設定の構成方法

については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』の付録そのほかのポート

レット構成を参照してください

6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクス

ポートEARファイルを再作成する Oracle WebCenter アプリケーションを10g Release 3(101320)環境から 10g Release 3

(101340)環境に転送しており事前デプロイメントツールを使用してカスタマイ

ゼーションをエクスポートしエクスポート EAR ファイルを作成する場合jspx ペー

ジもエクスポートされます

Oracle JDeveloper 10g Release 3(101340)を使用するアプリケーションの移行中に jspxページに変更を加えアプリケーションをデプロイして10g Release 3(101320)で

作成したエクスポート EAR ファイルからカスタマイゼーションをインポートする場合

Oracle JDeveloper でおこなったページの変更内容は失われます編集したページが上書

きされるのを避けるにはportlet-client-deployjar ファイルの 10g Release 3(101340)バージョンを 10g Release 3(101320)のインストール環境にコピーし10g Release 3(101340)の事前デプロイメントツールを使用してエクスポート EAR ファイルを再

33

作成する必要があります

事前デプロイメントツールを使用してカスタマイゼーションをエクスポートおよび

インポートする手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照

してください

613 HTTP TRACEのサポートを無効にする HTTP TRACE メソッドはTRACE レスポンスのエンティティボディ内にあるクライア

ント HTTP からリクエストされたコンテンツを返しますこの動作によりリクエスト

の HTTP ヘッダーに含まれている Cookie や認証データなどの機密情報は攻撃を受けや

すくなります

この問題を回避するにはApache mod_writeモジュールを使用してHTTP TRACEリク

エストを拒否するかサイトの要件とポリシーを満たすのに必要なメソッドだけを許可

するようにします次の追加の構成情報をApache HTTP Serverの構成ファイルに追加し

ます RewriteEngine On RewriteCond REQUEST_METHOD ^TRACE RewriteRule - [F]

614 Oracle BAM 101340をアンインストールする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)Business Activity Monitoringをアンインストールする場合は適用後のタスクを実行する必要があります

このプロセスにはOracle BAM 101340 パッチセットのアンインストールと Oracle BAM 101330 のリストアが含まれます

これらの手順を実行するとOracle BAM 101340でおこなった変更はすべて失われます

Oracle BAM 101340 をアンインストールしてOracle BAM 101330 をリストアする

手順は次のとおりです

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 「コントロール パネル」「プログラムの追加と削除」の順にクリックしてOracle BAM アプリケーションを削除しますActive Data Cache データベースは削除されま

せん

3 ホストマシンを再起動します

4 SQLPlus コマンドを使用してActive Data Cache に使用したデータベースアカウ

ントに対する権限を(必要な場合はOracle Enterprise Link for BAM のデータベー

スアカウントも同時に)削除再作成およびリセットします

5 Oracleデータベースツールを使用してOracle BAM 101330 Active Data Cacheデータベーススキーマのバックアップをリストアしますこのバックアップは

Oracle BAM 101340 Patch Setをインストールする前に第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境をバックアップするで作成し

たものです Oracle Data Pump Impdpユーティリティを使用してBAM Active Data Cache DatabaseおよびOracleデータベースにあるOracle Enterprise Link for BAMリポジトリをリスト

アします

6 Oracle BAM 101330 環境を再インストールします インストール中にActive Data Cache および Oracle Enterprise Link for BAM リポジ

トリの「Build」または「Upgrade」オプションの選択を解除できます

7 ホストシステムを再起動します

8 Oracle BAM 101330 のバックアップを作成中にConfigFilesBackupファイルお

よびイメージディレクトリを元の場所から移動している場合はそれらをリスト

34

アします変更したOracle Enterprise Link for BAM Data Flow Serviceの設定もリスト

アします

7 既知の問題 以下の各項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の既知の問題について説明します

第 71 項Webサービスとクライアント間の非互換性

第 72 項EJB 30 に基づくWebサービス

第 73 項Oracle HTTP Server 1012 を使用する際にWebモジュールおよびWebサー

ビスをテストする

第 74 項bc4jearファイルのファイル名の変更

第 75 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

複数回適用する

第 76 項パッチ適用時のメッセージ

第 77 項OC4Jトランザクションのサポート

第 78 項パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する

第 79 項高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ

第 710 項TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示され

ない

第 711 項Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ

第 712 項シャットダウン時のBPELエラーメッセージ

第 713 項OC4J_WebCenterインスタンスログエラー

第 714 項BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示

第 715 項パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログ エラー

第 716 項Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)

第 717 項ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプ

タで失敗する

第 718 項パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される

第 719 項アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない

71 Webサービスとクライアント間の非互換性 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用したあとは以下の点に注意してください

Web サービスを再生成して再デプロイする場合は生成した WSDL に変更が加え

られます

10g Release 3(101300)クライアントをサービスに使用するとコンパイラエ

ラーで通信に失敗します これらの問題は次の方法で対処できます

Web サービスの EAR ファイルは再アセンブルしないでくださいWSDL は変更さ

れずクライアントは引き続きサービスと通信することができます

WebサービスのEARファイルを再生成する必要がある場合はクライアントを再生

成してラッパーを使用するクラスの名前に接尾辞Elementを追加しますこれ

はunwrapParametersがfalseに設定された状態でアセンブルされたラッパー

クラスをクライアントが使用することが前提となっています

35

72 EJB 30に基づくWebサービス Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用しEJB 30 でアセンブルした Release 3(101300)Web サービ

スを使用する場合サービスを再デプロイすると WSDL が変更されますこの場合

クライアントコードを再生成してサービスと通信できるようにする必要があります

73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュール

およびWebサービスをテストする Oracle Enterprise Manager Application Server Control にはテストページがありこのペー

ジを使用してアプリケーションサーバー環境にデプロイした Web モジュールおよ

び Web サービスをテストできますほとんどの場合テストページにはユーザー

の環境に現在設定されているWebサイトとポートの一覧が表示されますWebモジュー

ルまたは Web サービスの URL をテストする際には使用する Web サイトをこの一覧

から選択できます

参照Enterprise Manager のオンラインヘルプのTesting a Web Serviceおよび

Overview of Managing Web Modules

Oracle HTTP Server 10g Release 2(1012)を OC4J に対するフロントエンドとして使

用している場合テストページの Discovered Web サイトの一覧には何も表示されない

ことがありますこの場合Application Server Control を使用してWeb モジュールま

たは Web サービスの URL をテストすることはできません代わりに新しいブラウザ

ウィンドウを開いてブラウザのアドレスフィールドに Web モジュールまたは Webサービスの URL を入力します

参照10g Release 2(10132)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』のOracle Application Server 1013 での Oracle Application Server 1012 の構成

74 bc4jearファイルのファイル名の変更 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)はbc4jearファイルを使用しこ

のファイルをデフォルトのホームインスタンスにデプロイしますOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は新たに作成されたイ

ンスタンスのデフォルトのファイル名はdatatagsearになりますファイルのコンテ

ンツや機能は変わりません

75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は再

度パッチを適用しないでください再度適用するとエラーになる場合がありますた

とえばオラクルでは次のシナリオはサポートしていません

1 J2EE およびWebserverオプションを設定してOracle Application Server 10g Release 3(1013)をインストールする

2 Oracle Enterprise Service Bus 10g(101310)のスタンドアロン中間層をインストー

ルする

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

4 Oracle BPEL Process Manager 10g(10131)のスタンドアロン中間層または Oracle Web Services Manager 10g(10131)中間層をインストールする

36

5 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用して

Oracle BPEL Process Manager を 10g Release 3(101340)にアップグレードする

76 パッチ適用時のメッセージ パッチの適用中には以下のエラーメッセージが表示されることがあります

Oracle Internet Directory 10g Release 2(101202)インフラストラクチャに関連づけ

られているスタンドアロンのOracle Containers for J2EEのインスタンスがあるシス

テムにパッチを適用する場合パッチの適用中にOC4J管理者のパスワードの入力

を求めるプロンプトが表示されると次のメッセージが表示されることがあります The operation is unsupported

このメッセージは無視してください

stopallコマンドを使用してOPMNプロセスを停止している間に次のメッセージ

が表示されることがあります

Error

--gt Process (index=1uid=1998741206pid=13253) time out while waiting

for a managed process to stop Log exampleproduct1013OracleAS_3

opmnlogsdefault_group~oc4j_owsm ~default_group~1log opmnctl

graceful stop of processes failed trying forceful shutdown

このメッセージは無視してください

77 OC4Jトランザクションのサポート Oracle Application Server 10g Release 3(101310)の OC4J トランザクションマネージャ

にはRecoverable Last Resource Commit(RLRC)と呼ばれる機能が含まれていますこ

の機能はLast Resource Commit(LRC)トランザクションに対する強化されたリカバリ

メカニズムを提供しトランザクションの全体的なパフォーマンスを向上します

RLRC ではデータベース表を使用してトランザクション ID のコミットレコード

が保持されますこのため中間層内の OC4J トランザクションログにコミットレ

コードを保持する必要がなくなりますコミットレコードの書込みは 2 段階のコミッ

トプロセスにおけるパフォーマンスコストの大部分を占めます

注現在 RLRC は非 XA リソースがデータベースである場合のみ利用で

きますさらにコミットレコードはデータベース内に保持されるため

RLRC トランザクションなどのリカバリが必要な場合にはこのデータ

ベースにアクセスできる必要があります

RLRC 機能の設定手順は次のとおりです

1 サーバーが稼動している場合は停止します

2 コミットレコードを保持するデータベースに接続し次のSQLスクリプトを実行

して必要なスキーマをインストールします J2EE_HOMEdatabasej2eejtaoraclelast_resource_commitsql

37

3 J2EE_HOMEconfigdata-sourcesxmlファイルを開きますコミットレコード

のデータベースにアクセスするための接続プールを編集または作成してコネク

ションファクトリ要素の一部としてcommit-record-table-name属性を指定します 次に例を示します

[] ltconnection-pool name=Example Connection Pool num-cached-statements=10gt ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource user=scott password=password url=jdbcoraclethinmyServer5521main commit-record-table-name=scottOC4J_TX_RLRC_LOGgt ltproperty name=connectionCachingEnabled value=falsegt ltproperty name=implicitCachingEnabled value=truegt ltproperty name=maxStatements value=50gt ltconnection-factorygt ltconnection-poolgt []

注commit-record-table-name属性の名前に指定する値は完全修飾さ

れている必要があり指定するユーザー資格証明にはこの表に対する

deleteおよびselect権限が必要です

4 (オプション)J2EE_HOMEconfigtransaction-managerxmlファイルを開き

RLRC機能の実行時の動作を変更します 次に例を示します [] ltcommit-coordinatorgt ltmiddle-tiergt ltrecovery retry-interval = 300 rlrc-min-purge-interval=10 rlrc-purge-size=1000gt ltmiddle-tiergt ltcommit-coordinatorgt [] この例では次のパラメータが使用されています

nrlrc-purge-intervalはデータベース内でコミットレコードのバッチパー

ジがおこなわれる間隔(ミリ秒単位)です

nrlrc-purge-sizeはデータベース内でコミットレコードのバッチパージ

がおこなわれる間に削除されるバッチのサイズです

78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する 10g Release 3(101310)Oracle ホームにパッチを適用し10g Release 3(101310)Oracle ホームのインストール時に次のインストールオプションを選択している場合

Application Server Control Console を表示できないことがあります

Advanced Install オプションを選択している

インストールのタイプとしてJ2EE Server Web Server and SOA Suite を選択して

いる

Administrator OC4J インスタンスとして機能するようにインスタンスを構成している

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のインストール中にこれらのオプショ

ンをすべて選択している場合インストール完了後Application Server Control Consoleが表示されないことがまれにありますこの問題は10g Release 3(101340)パッチ

38

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

ESBDT_GROUP numprocs=1gtに戻します

13 opmnxmlファイルのnumprocの値を元の値に戻します

14 インスタンスデータのソース構成を手順 6 で作成したdata-sourcesxmlのバッ

クアップコピーをリストアして元の状態に戻します cp ORACLE_HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxmlbackup ORACLE_

HOMEj2eeOC4J_SOAconfigdata-sourcesxml

15 インスタンスを再起動します

16 そのほかのBPELESB Runtime(ESBR)およびESB Design Time(ESBD)インス

タンスに対して手順 3~15 を繰り返し1 度に 1 つのORACLE_HOMEにパッチを適用

します

56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する

Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用中は

Available Product Components 画面が表示されますパッチの適用を続行するにはコ

ンポーネントツリーを展開してパッチを再適用するためにすべてのコンポーネント

を手動で選択する必要がありますこの選択をおこなわないとOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の再適用に失敗します

6 適用後のタスク この項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

適用後のタスクについて説明します以下のトピックが含まれます

第 61 項フルバックアップを実行する

第 62 項PHPを有効にする

第 63 項JDKをRelease 142 にリストアする

第 64 項BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する

第 65 項カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイ

する

第 66 項Java Single Sign-Onを有効にする

第 67 項Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをデプロイする

第 68 項WSILアプリケーションを手動でデプロイする

第 69 項Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する

第 610 項Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する

第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする

第 612 項Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク

第 613 項HTTP TRACEのサポートを無効にする

第 614 項Oracle BAM 101340 をアンインストールする

61 フルバックアップを実行する パッチセットをインストールしたらOracle Application Server 環境のフルバックアッ

24

プを実行する必要がありますバックアップを取ることで新たにパッチを適用した環

境をリストアできるようになります

また10g Release 3(101300)環境にパッチを適用する場合以前のバックアップは

10g Release 3(101320)Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリツー

ルでは使用できません

参照Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリの詳細について

は『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』のバックアップとリカバリの

概要を参照してください

62 PHPを有効にする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

PHP を有効にする必要がありますPHP を有効にする手順は次のとおりです

1 Oracle HTTP Serverのhttpdconf構成ファイルに以下の変更を加えます

a Oracle HTTP Serverの構成ファイルを検索して開きます Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf

b コメント文字()を使用して次のPHP 40ディレクティブをコメントにし

ます Linux x86 の場合 LoadModule php4_module libexeclibphp4so AddModule mod_php4c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php4_module modulesphp4apachedll AddModule mod_php4c

c 次のPHP 50 LoadModuleディレクティブを追加します Linux x86 の場合 LoadModule php5_module libexeclibphp5so AddModule mod_php5c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php5_module modulesphp5apachedll AddModule mod_php5c

d 次のAddTypeディレクティブを追加します AddType applicationx-httpd-php php php5 AddType applicationx-httpd-php-source phps

e httpdconfファイルを保存して閉じます

2 PHPRC環境変数をphp5iniファイルを指すように設定します

minus Linux x86 の場合 setenv PHPRC ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

25

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 set PHPRC = ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

63 JDKをRelease 142にリストアする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

JDK を Release 142 にリストアする必要があります手順は次のとおりです

1 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを停止

します

2 第 512 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

適用する で変更したOC4Jインスタンスのopmnxmlファイル内にあるltdata id=java-optionsgt要素から-XXAppendRatio=3の行を削除します

3 ID属性がjava-binであるltdatagt要素にJavaシステムプロパティを設定します編集

後のファイルは次のように表示されます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-bin value=myhostjdk142binjava gt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt

4 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを再起

動します

64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する data-sourcesxml フ ァ イ ル を 編 集 し て JDBC factoryClass パ ラ メ ー タ を

oraclejdbcOracleDriver か ら BPELPM_CONNECTION_POOL パ ラ メ ー タ の

oraclejdbcpoolOracleDataSourceに変更しますファイルの設定は次の例の太

字で示されている部分のようにする必要があります ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource url=jdbcoraclethinscotttigerstadd141521db5617gt

data-sourcesxml ファイルは直接または Oracle Enterprise Manager を使用(『Oracle Containers for J2EEG リソースアダプタ管理者ガイド』を参照)して編集できます

65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを

再デプロイする カスタムセキュリティ設定(Oracle Single Sign-On を使用するなど)を使用してアプ

リケーションを構成している場合10g Release 3(101340)を適用後にアプリケーショ

ンを再構成して再デプロイする必要があります

26

66 Java Single Sign-Onを有効にする 10g Release 3(101330)をOracle Application Server 10g Release 3(101300)のインス

トールに適用する場合はjaznxmlファイルを編集してJava Single Sign-Onを有効にす

る必要がありますjaznxmlファイルを編集したらインスタンスを再起動します

詳細については『Oracle Containers for J2EEGセキュリティガイド 10g(101310)』

の第 14 章OC4J Javaシングルサインオンを参照してください

67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする 10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてパッチセットを適用する前

に Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをアンデプロイした場合はパッチセッ

トを適用後にそれらのアプリケーションを再デプロイする必要がありますアプリケー

ションをデプロイする手順は次のとおりです

1 Application Server Control Console にログインします

2 アプリケーションが特定の OC4J インスタンスにデプロイされる場合はその OC4Jインスタンスの OC4J ホームページに移動しますアプリケーションがグループに

デプロイされる場合はそのグループのページに移動します

3 「Applications」をクリックします

4 「Deploy」をクリックして画面の指示に従います詳細な情報が必要な場合は

「Help」をクリックしてください

68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする Oracle Application Server 10g Release 3(101310)以降ではWeb Services Inspection Language(WSIL)がサポートされていますWSIL を使用するとインスタンスにデプ

ロイされているすべての Web サービスを確認できます

10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてWSIL を利用する場合は手

動でデプロイする必要がありますWSIL アプリケーションをデプロイする手順は次の

とおりですこの手順はOC4J のインスタンスが実行していることを前提としていま

1 Application Server Control Console にログインします

2 OC4J ホームページで「Administrations」をクリックしますこれでデプロイ

されているアプリケーションの一覧を確認できます

3 「Deploy」をクリックしてDeploy Select Archive ページを表示します

4 Deploy Select Archive ページで以下の手順を実行します

a Application Server Controlを実行しているサーバーにすでに存在するアーカ

イブを選択します

b 次のwsil-iasearファイルのパスを入力します webserviceslibwsil-iasear

c 「Next」をクリックしてDeploy Application Attributes ページを表示します

5 Deploy Application Attributes ページで以下の手順を実行します

a Application Name フィールドに WSIL アプリケーションの名前を入力します

b Parent Application がデフォルトに設定されていることを確認します

c Bind Web Module to Site がデフォルトの Web サイトに設定されていることを

確認します

27

d Context Root がinspectionwsil に設定されていることを確認します

e 「Next」をクリックしてDeploy Deployment Settings ページを開きます

6 「Next」をクリックしてWSIL アプリケーションをデプロイしますConfirmation Page にWSIL アプリケーションのデプロイが成功したことが示されます

7 これで次のWebアドレスからWSILアプリケーションにアクセスできます httphostnameportinspectionwsil このURLではhostnameはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのホスト名portはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのポート番号です

69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する Oracle Enterprise Service Bus をインストールしていて中間層のインストールのいずれ

かをホストしているマシンの IP またはホスト名をクローンまたは変更する場合は次

の手順を実行する必要があります

参照Oracle Enterprise Service Bus サービスの更新方法の詳細については

『Oracle Application ServerG 管理者ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照

してください

1 次のスクリプトを実行してOracle ホームとシステム変数を設定します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptsh

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptbat

2 スクリプトを実行したコマンドラインウィンドウで次のコマンドを実行して

Oracle Enterprise Service Busサービスをエクスポートします ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベースサー

ビス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次のよ

うになります ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

28

3 オペレーティングシステムを更新してホスト名ドメイン名またはその両方

を正しい名前に変更します

4 オペレーティングシステムに必要な場合はホストを再起動します

5 ネットワーク内の別のホストからそのホストに Ping を発行できることを確認しま

すすべてが正しく解決されるように新しいホスト名を使用して Ping を発行して

ください

6 esbparampropertiesファイルを次のように編集します

minus IPアドレスまたはホスト名を変更している場合はDT_OC4J_HOSTプロパ

ティを新しいホスト名に変更しますたとえば新しいホスト名が

newhostexamplecomの場合はプロパティの値は次のようになります DT_OC4J_HOST=newhostexamplecom

minus ローカルマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HTTP_PORT を更新

して新しいポートにします

minus リモートマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HOST プロパティを

新しいホスト名にDT_OC4J_HTTP_PORT プロパティを新しいポートに更新

します

7 手順 2 で使用したのと同じコマンドラインウィンドウから次のコマンドを実行します

ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベース

サービス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次

のようになります ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=PASSWORD

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

8 各 Oracle ホームで次のコマンドを実行してホストにあるすべての中間層のインス

タンスを起動します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

29

9 この手順の最初の段階でOracle Application Server を自動的に開始するために無効

にしたプロセスがある場合はそれらを有効にします

10 サービスが ESB コンソールに一覧表示されておりアプリケーションが正常に稼動

していることを確認します

610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを

実行する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールしたらWebCenter アプ

リケーション用に作成したすべての OC4J インスタンスに対して ADF インストーラを

実行する必要がありますADF インストーラを実行しない場合ユーザーのカスタム

アプリケーションは ADF の最新の共有ライブラリにアクセスできません

ADF インストーラの実行方法の詳細については『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development Framework のための Fusion 開発者ガイド』の第 2921項ADFランタイムライブラリのインストールを参照してください

611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする このパッチで利用可能なすべてのバグ修正プログラムを確実に適用するにはOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したあとでOracle ADF アプリケーションを移行して再デプロイする必要がありますアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする手順は次のとおりです

1 Oracle Technology NetworkからOracle JDeveloper 101330 をダウンロードします

OTNのアドレスは次のとおりです httpwwworaclecomtechnologyindexhtml

2 ワークスペースを次の手順で移行します

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 と同じシステムにイ

ンストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「Yes」をクリックして101320 JDeveloper ビルドの system フォルダをポイントしますこれでJDeveloper 101340 へのデータベース接続をはじめとしたユーザー設定が移行されます

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 とは異なるシステム

にインストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「No」をクリックします(この場

合データベース接続は Oracle JDeveloper 101340 に移行されません

JDeveloper 101320 ではデータベース接続は IDEConnectionsxml に格納さ

れておりこのファイルはOracle JDeveloper systemディレクトリにあります

そのためOracle JDeveloper 101340 から Oracle JDeveloper 101320 のデー

タベースの接続にアクセスするにはsystem ディレクトリを移行する必要が

あります)Oracle JDeveloper 101320 のインスタンスから任意の Oracle ADFアプリケーションのワークスペースを Oracle JDeveloper 101340 の環境にコ

ピーしてアプリケーションワークスペースを開きますDo you want to migrate the workspace from a previous versionのプロンプトが表示されたら

「Yes」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle ADF アプリケーションを新しい EAR ファイ

ルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

30

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle Application Development Framework 開発者ガイド』

を参照してください

612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後はOracle WebCenterアプリケーションを使用する前に以下のタスクを実行する必要があります

第 6121 項JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする

第 6122 項移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義

する

第 6123 項10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタ

マイゼーションをコピーする

第 6124 項Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行

する

第 6125 項Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用した

アプリケーションを移行する

第 6126 項OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を

再構成する

第 6127 項101340 の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する

6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプ

リケーションを移行および再デプロイする JCR データコントロールを使用してOracle WebCenter アプリケーション内の分散し

たコンテンツを統合および公開している場合はOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後コンテンツリポジトリにアクセスできる

ことを確認するために以下の手順を実行する必要があります

1 第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイするの手順 1 と 2を実行します

2 次の手順を実行してアプリケーションサーバーの接続を作成します

a Connections Navigator で「Application Server」を右クリックして「New Application Server Connection」を選択します

b Welcome ページが表示されている場合は「Next」をクリックして Type ペー

ジを表示します

c Connection Name フィールドで接続の名前を指定します

d Connection Type リストから「Standalone OC4J 10g 1013」を選択します

e 「Next」をクリックしてAuthentication ページを表示します

f OC4J インスタンスへの認証に使用するユーザー名とパスワードを指定します

g 「Next」をクリックしてConnection ページを表示します

h OC4J インスタンスにアクセスするために使用するホスト名とポート番号を指

定しますOC4J インスタンスが Oracle JDeveloper と同じコンピュータにイン

ストールされている場合はlocalhost をホスト名として指定します

i 「Finish」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle WebCenter アプリケーションを新しい EAR ファ

31

イルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照して

ください

注最初に新しいアプリケーションサーバーの接続を Oracle WebCenterアプリケーションと関連づける必要があります関連づけるには次の手

順を実行します

1 Resources ノードでOracle WebCenter アプリケーション用に作成した

デプロイメントプロファイルを右クリックします

2 WAR Deployment Profile Properties ダイアログボックスの左側のペイ

ンで「Platform」を選択しTarget Connection で作成したアプリケー

ションサーバーの接続を選択します

3 「OK」をクリックします

6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を

再定義する アプリケーションを 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に移行する場合セ

キュリティで保護されたページの認可情報はアプリケーションと一緒に移行されませ

んそのためアップグレードする前にアプリケーションの ADF セキュリティを定義

していた場合は10g Release 3(101340)のインスタンスでページのアクセス権限を

再定義する必要があります実行する手順については『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレッ

トカスタマイゼーションをコピーする Preconfigured OC4J にデプロイされた PDJ-Java ポートレットに対して作成したカスタマ

イザーションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますそのためOracle Application Server インスタンスを 10g Release 3(1013)Patch Set 2(101320)から 10g Release 3(101340)にパッチを適用する場合は10g Release 3(1013)Patch Set 2

(101320)用に作成したカスタマイゼーションは利用できませんこれらのカスタマ

イゼーションを 10g Release 3(101340)の環境で利用できるようにする場合は次の

手順を実行する必要があります

1 portlet-client-deployjarファイルを使用してカスタマイゼーションをエクス

ポートします カスタマイゼーションをエクスポートおよびインポートする手順については

『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

2 EARファイルでportlet-client-deployjarファイルを再実行してカスタマイ

ゼーションをインポートします

3 OC4J_WebCenter インスタンスを再起動します

6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケー

ションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して No を選択した場合は

このタスクを実行します

Preconfigured OC4J にデプロイされたポートレットに対して作成したカスタマイゼー

ションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますOracle JDeveloper の以前

32

のリリースから移行していない場合は以前のインストールで作成したポートレット

カスタマイゼーションは新しい Oracle Jdeveloper のインストールでは利用できません

これらのカスタマイゼーションを利用したい場合は新しい Oracle JDeveloper のインス

トールのアプリケーションにカスタマイゼーションを手動でコピーする必要があります

OmniportletWebClippingWSRPおよびPDKサンプルポートレット用に作成したカ

スタマイゼーションは以前のJDeveloper_ homeportalportletdataディレクトリ

から新しいOracle JDeveloperのインストールに手動でコピーできますPreconfigured OC4JにデプロイしたカスタムPDK-Javaポートレットがある場合は『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のポートレットプリファレンスストア移行ユーティリティ

を参照してポートレットプリファレンスストア移行ツールを使用してこれらの

カスタマイゼーションを保存する方法を確認してください

6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレッ

トを使用したアプリケーションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して Yes を選択した場合は

このタスクを実行します

この場合Preconfigured OC4J にデプロイした大部分のポートレットに対するカスタマ

イゼーションはOracle JDeveloper の移行全体の一環として自動的に移行されますた

だしPDK-Java ポートレット用に作成したカスタマイゼーションは101340 のイン

スタンスに手動でコピーする必要がありますポートレットプリファレンスストア

移行ツールを使用してそのほかの PDK カスタマイゼーションを保存する方法について

は『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』のポートレットプリファレンス

ストア移行ユーティリティを参照してください

6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキ

シ設定を再構成する アプリケーションに OmniPortlet および Web クリッピングポートレットが含まれてい

る場合Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

後それらのポートレットのプロキシ設定を再構成する必要があります10g Release 3(101320)のインスタンスからはプロバイダ構成情報が移行されないのでこの再構

成はかならずおこなう必要があります

OmniPortlet および Web クリッピングプロデューサの HTTP プロキシ設定の構成方法

については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』の付録そのほかのポート

レット構成を参照してください

6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクス

ポートEARファイルを再作成する Oracle WebCenter アプリケーションを10g Release 3(101320)環境から 10g Release 3

(101340)環境に転送しており事前デプロイメントツールを使用してカスタマイ

ゼーションをエクスポートしエクスポート EAR ファイルを作成する場合jspx ペー

ジもエクスポートされます

Oracle JDeveloper 10g Release 3(101340)を使用するアプリケーションの移行中に jspxページに変更を加えアプリケーションをデプロイして10g Release 3(101320)で

作成したエクスポート EAR ファイルからカスタマイゼーションをインポートする場合

Oracle JDeveloper でおこなったページの変更内容は失われます編集したページが上書

きされるのを避けるにはportlet-client-deployjar ファイルの 10g Release 3(101340)バージョンを 10g Release 3(101320)のインストール環境にコピーし10g Release 3(101340)の事前デプロイメントツールを使用してエクスポート EAR ファイルを再

33

作成する必要があります

事前デプロイメントツールを使用してカスタマイゼーションをエクスポートおよび

インポートする手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照

してください

613 HTTP TRACEのサポートを無効にする HTTP TRACE メソッドはTRACE レスポンスのエンティティボディ内にあるクライア

ント HTTP からリクエストされたコンテンツを返しますこの動作によりリクエスト

の HTTP ヘッダーに含まれている Cookie や認証データなどの機密情報は攻撃を受けや

すくなります

この問題を回避するにはApache mod_writeモジュールを使用してHTTP TRACEリク

エストを拒否するかサイトの要件とポリシーを満たすのに必要なメソッドだけを許可

するようにします次の追加の構成情報をApache HTTP Serverの構成ファイルに追加し

ます RewriteEngine On RewriteCond REQUEST_METHOD ^TRACE RewriteRule - [F]

614 Oracle BAM 101340をアンインストールする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)Business Activity Monitoringをアンインストールする場合は適用後のタスクを実行する必要があります

このプロセスにはOracle BAM 101340 パッチセットのアンインストールと Oracle BAM 101330 のリストアが含まれます

これらの手順を実行するとOracle BAM 101340でおこなった変更はすべて失われます

Oracle BAM 101340 をアンインストールしてOracle BAM 101330 をリストアする

手順は次のとおりです

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 「コントロール パネル」「プログラムの追加と削除」の順にクリックしてOracle BAM アプリケーションを削除しますActive Data Cache データベースは削除されま

せん

3 ホストマシンを再起動します

4 SQLPlus コマンドを使用してActive Data Cache に使用したデータベースアカウ

ントに対する権限を(必要な場合はOracle Enterprise Link for BAM のデータベー

スアカウントも同時に)削除再作成およびリセットします

5 Oracleデータベースツールを使用してOracle BAM 101330 Active Data Cacheデータベーススキーマのバックアップをリストアしますこのバックアップは

Oracle BAM 101340 Patch Setをインストールする前に第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境をバックアップするで作成し

たものです Oracle Data Pump Impdpユーティリティを使用してBAM Active Data Cache DatabaseおよびOracleデータベースにあるOracle Enterprise Link for BAMリポジトリをリスト

アします

6 Oracle BAM 101330 環境を再インストールします インストール中にActive Data Cache および Oracle Enterprise Link for BAM リポジ

トリの「Build」または「Upgrade」オプションの選択を解除できます

7 ホストシステムを再起動します

8 Oracle BAM 101330 のバックアップを作成中にConfigFilesBackupファイルお

よびイメージディレクトリを元の場所から移動している場合はそれらをリスト

34

アします変更したOracle Enterprise Link for BAM Data Flow Serviceの設定もリスト

アします

7 既知の問題 以下の各項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の既知の問題について説明します

第 71 項Webサービスとクライアント間の非互換性

第 72 項EJB 30 に基づくWebサービス

第 73 項Oracle HTTP Server 1012 を使用する際にWebモジュールおよびWebサー

ビスをテストする

第 74 項bc4jearファイルのファイル名の変更

第 75 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

複数回適用する

第 76 項パッチ適用時のメッセージ

第 77 項OC4Jトランザクションのサポート

第 78 項パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する

第 79 項高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ

第 710 項TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示され

ない

第 711 項Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ

第 712 項シャットダウン時のBPELエラーメッセージ

第 713 項OC4J_WebCenterインスタンスログエラー

第 714 項BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示

第 715 項パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログ エラー

第 716 項Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)

第 717 項ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプ

タで失敗する

第 718 項パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される

第 719 項アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない

71 Webサービスとクライアント間の非互換性 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用したあとは以下の点に注意してください

Web サービスを再生成して再デプロイする場合は生成した WSDL に変更が加え

られます

10g Release 3(101300)クライアントをサービスに使用するとコンパイラエ

ラーで通信に失敗します これらの問題は次の方法で対処できます

Web サービスの EAR ファイルは再アセンブルしないでくださいWSDL は変更さ

れずクライアントは引き続きサービスと通信することができます

WebサービスのEARファイルを再生成する必要がある場合はクライアントを再生

成してラッパーを使用するクラスの名前に接尾辞Elementを追加しますこれ

はunwrapParametersがfalseに設定された状態でアセンブルされたラッパー

クラスをクライアントが使用することが前提となっています

35

72 EJB 30に基づくWebサービス Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用しEJB 30 でアセンブルした Release 3(101300)Web サービ

スを使用する場合サービスを再デプロイすると WSDL が変更されますこの場合

クライアントコードを再生成してサービスと通信できるようにする必要があります

73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュール

およびWebサービスをテストする Oracle Enterprise Manager Application Server Control にはテストページがありこのペー

ジを使用してアプリケーションサーバー環境にデプロイした Web モジュールおよ

び Web サービスをテストできますほとんどの場合テストページにはユーザー

の環境に現在設定されているWebサイトとポートの一覧が表示されますWebモジュー

ルまたは Web サービスの URL をテストする際には使用する Web サイトをこの一覧

から選択できます

参照Enterprise Manager のオンラインヘルプのTesting a Web Serviceおよび

Overview of Managing Web Modules

Oracle HTTP Server 10g Release 2(1012)を OC4J に対するフロントエンドとして使

用している場合テストページの Discovered Web サイトの一覧には何も表示されない

ことがありますこの場合Application Server Control を使用してWeb モジュールま

たは Web サービスの URL をテストすることはできません代わりに新しいブラウザ

ウィンドウを開いてブラウザのアドレスフィールドに Web モジュールまたは Webサービスの URL を入力します

参照10g Release 2(10132)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』のOracle Application Server 1013 での Oracle Application Server 1012 の構成

74 bc4jearファイルのファイル名の変更 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)はbc4jearファイルを使用しこ

のファイルをデフォルトのホームインスタンスにデプロイしますOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は新たに作成されたイ

ンスタンスのデフォルトのファイル名はdatatagsearになりますファイルのコンテ

ンツや機能は変わりません

75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は再

度パッチを適用しないでください再度適用するとエラーになる場合がありますた

とえばオラクルでは次のシナリオはサポートしていません

1 J2EE およびWebserverオプションを設定してOracle Application Server 10g Release 3(1013)をインストールする

2 Oracle Enterprise Service Bus 10g(101310)のスタンドアロン中間層をインストー

ルする

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

4 Oracle BPEL Process Manager 10g(10131)のスタンドアロン中間層または Oracle Web Services Manager 10g(10131)中間層をインストールする

36

5 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用して

Oracle BPEL Process Manager を 10g Release 3(101340)にアップグレードする

76 パッチ適用時のメッセージ パッチの適用中には以下のエラーメッセージが表示されることがあります

Oracle Internet Directory 10g Release 2(101202)インフラストラクチャに関連づけ

られているスタンドアロンのOracle Containers for J2EEのインスタンスがあるシス

テムにパッチを適用する場合パッチの適用中にOC4J管理者のパスワードの入力

を求めるプロンプトが表示されると次のメッセージが表示されることがあります The operation is unsupported

このメッセージは無視してください

stopallコマンドを使用してOPMNプロセスを停止している間に次のメッセージ

が表示されることがあります

Error

--gt Process (index=1uid=1998741206pid=13253) time out while waiting

for a managed process to stop Log exampleproduct1013OracleAS_3

opmnlogsdefault_group~oc4j_owsm ~default_group~1log opmnctl

graceful stop of processes failed trying forceful shutdown

このメッセージは無視してください

77 OC4Jトランザクションのサポート Oracle Application Server 10g Release 3(101310)の OC4J トランザクションマネージャ

にはRecoverable Last Resource Commit(RLRC)と呼ばれる機能が含まれていますこ

の機能はLast Resource Commit(LRC)トランザクションに対する強化されたリカバリ

メカニズムを提供しトランザクションの全体的なパフォーマンスを向上します

RLRC ではデータベース表を使用してトランザクション ID のコミットレコード

が保持されますこのため中間層内の OC4J トランザクションログにコミットレ

コードを保持する必要がなくなりますコミットレコードの書込みは 2 段階のコミッ

トプロセスにおけるパフォーマンスコストの大部分を占めます

注現在 RLRC は非 XA リソースがデータベースである場合のみ利用で

きますさらにコミットレコードはデータベース内に保持されるため

RLRC トランザクションなどのリカバリが必要な場合にはこのデータ

ベースにアクセスできる必要があります

RLRC 機能の設定手順は次のとおりです

1 サーバーが稼動している場合は停止します

2 コミットレコードを保持するデータベースに接続し次のSQLスクリプトを実行

して必要なスキーマをインストールします J2EE_HOMEdatabasej2eejtaoraclelast_resource_commitsql

37

3 J2EE_HOMEconfigdata-sourcesxmlファイルを開きますコミットレコード

のデータベースにアクセスするための接続プールを編集または作成してコネク

ションファクトリ要素の一部としてcommit-record-table-name属性を指定します 次に例を示します

[] ltconnection-pool name=Example Connection Pool num-cached-statements=10gt ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource user=scott password=password url=jdbcoraclethinmyServer5521main commit-record-table-name=scottOC4J_TX_RLRC_LOGgt ltproperty name=connectionCachingEnabled value=falsegt ltproperty name=implicitCachingEnabled value=truegt ltproperty name=maxStatements value=50gt ltconnection-factorygt ltconnection-poolgt []

注commit-record-table-name属性の名前に指定する値は完全修飾さ

れている必要があり指定するユーザー資格証明にはこの表に対する

deleteおよびselect権限が必要です

4 (オプション)J2EE_HOMEconfigtransaction-managerxmlファイルを開き

RLRC機能の実行時の動作を変更します 次に例を示します [] ltcommit-coordinatorgt ltmiddle-tiergt ltrecovery retry-interval = 300 rlrc-min-purge-interval=10 rlrc-purge-size=1000gt ltmiddle-tiergt ltcommit-coordinatorgt [] この例では次のパラメータが使用されています

nrlrc-purge-intervalはデータベース内でコミットレコードのバッチパー

ジがおこなわれる間隔(ミリ秒単位)です

nrlrc-purge-sizeはデータベース内でコミットレコードのバッチパージ

がおこなわれる間に削除されるバッチのサイズです

78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する 10g Release 3(101310)Oracle ホームにパッチを適用し10g Release 3(101310)Oracle ホームのインストール時に次のインストールオプションを選択している場合

Application Server Control Console を表示できないことがあります

Advanced Install オプションを選択している

インストールのタイプとしてJ2EE Server Web Server and SOA Suite を選択して

いる

Administrator OC4J インスタンスとして機能するようにインスタンスを構成している

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のインストール中にこれらのオプショ

ンをすべて選択している場合インストール完了後Application Server Control Consoleが表示されないことがまれにありますこの問題は10g Release 3(101340)パッチ

38

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

プを実行する必要がありますバックアップを取ることで新たにパッチを適用した環

境をリストアできるようになります

また10g Release 3(101300)環境にパッチを適用する場合以前のバックアップは

10g Release 3(101320)Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリツー

ルでは使用できません

参照Oracle Application Server のバックアップおよびリカバリの詳細について

は『Oracle Application ServerG 管理者ガイド』のバックアップとリカバリの

概要を参照してください

62 PHPを有効にする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

PHP を有効にする必要がありますPHP を有効にする手順は次のとおりです

1 Oracle HTTP Serverのhttpdconf構成ファイルに以下の変更を加えます

a Oracle HTTP Serverの構成ファイルを検索して開きます Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEApacheApacheconfhttpdconf

b コメント文字()を使用して次のPHP 40ディレクティブをコメントにし

ます Linux x86 の場合 LoadModule php4_module libexeclibphp4so AddModule mod_php4c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php4_module modulesphp4apachedll AddModule mod_php4c

c 次のPHP 50 LoadModuleディレクティブを追加します Linux x86 の場合 LoadModule php5_module libexeclibphp5so AddModule mod_php5c Microsoft Windows(32-Bit)の場合 LoadModule php5_module modulesphp5apachedll AddModule mod_php5c

d 次のAddTypeディレクティブを追加します AddType applicationx-httpd-php php php5 AddType applicationx-httpd-php-source phps

e httpdconfファイルを保存して閉じます

2 PHPRC環境変数をphp5iniファイルを指すように設定します

minus Linux x86 の場合 setenv PHPRC ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

25

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 set PHPRC = ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

63 JDKをRelease 142にリストアする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

JDK を Release 142 にリストアする必要があります手順は次のとおりです

1 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを停止

します

2 第 512 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

適用する で変更したOC4Jインスタンスのopmnxmlファイル内にあるltdata id=java-optionsgt要素から-XXAppendRatio=3の行を削除します

3 ID属性がjava-binであるltdatagt要素にJavaシステムプロパティを設定します編集

後のファイルは次のように表示されます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-bin value=myhostjdk142binjava gt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt

4 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを再起

動します

64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する data-sourcesxml フ ァ イ ル を 編 集 し て JDBC factoryClass パ ラ メ ー タ を

oraclejdbcOracleDriver か ら BPELPM_CONNECTION_POOL パ ラ メ ー タ の

oraclejdbcpoolOracleDataSourceに変更しますファイルの設定は次の例の太

字で示されている部分のようにする必要があります ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource url=jdbcoraclethinscotttigerstadd141521db5617gt

data-sourcesxml ファイルは直接または Oracle Enterprise Manager を使用(『Oracle Containers for J2EEG リソースアダプタ管理者ガイド』を参照)して編集できます

65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを

再デプロイする カスタムセキュリティ設定(Oracle Single Sign-On を使用するなど)を使用してアプ

リケーションを構成している場合10g Release 3(101340)を適用後にアプリケーショ

ンを再構成して再デプロイする必要があります

26

66 Java Single Sign-Onを有効にする 10g Release 3(101330)をOracle Application Server 10g Release 3(101300)のインス

トールに適用する場合はjaznxmlファイルを編集してJava Single Sign-Onを有効にす

る必要がありますjaznxmlファイルを編集したらインスタンスを再起動します

詳細については『Oracle Containers for J2EEGセキュリティガイド 10g(101310)』

の第 14 章OC4J Javaシングルサインオンを参照してください

67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする 10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてパッチセットを適用する前

に Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをアンデプロイした場合はパッチセッ

トを適用後にそれらのアプリケーションを再デプロイする必要がありますアプリケー

ションをデプロイする手順は次のとおりです

1 Application Server Control Console にログインします

2 アプリケーションが特定の OC4J インスタンスにデプロイされる場合はその OC4Jインスタンスの OC4J ホームページに移動しますアプリケーションがグループに

デプロイされる場合はそのグループのページに移動します

3 「Applications」をクリックします

4 「Deploy」をクリックして画面の指示に従います詳細な情報が必要な場合は

「Help」をクリックしてください

68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする Oracle Application Server 10g Release 3(101310)以降ではWeb Services Inspection Language(WSIL)がサポートされていますWSIL を使用するとインスタンスにデプ

ロイされているすべての Web サービスを確認できます

10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてWSIL を利用する場合は手

動でデプロイする必要がありますWSIL アプリケーションをデプロイする手順は次の

とおりですこの手順はOC4J のインスタンスが実行していることを前提としていま

1 Application Server Control Console にログインします

2 OC4J ホームページで「Administrations」をクリックしますこれでデプロイ

されているアプリケーションの一覧を確認できます

3 「Deploy」をクリックしてDeploy Select Archive ページを表示します

4 Deploy Select Archive ページで以下の手順を実行します

a Application Server Controlを実行しているサーバーにすでに存在するアーカ

イブを選択します

b 次のwsil-iasearファイルのパスを入力します webserviceslibwsil-iasear

c 「Next」をクリックしてDeploy Application Attributes ページを表示します

5 Deploy Application Attributes ページで以下の手順を実行します

a Application Name フィールドに WSIL アプリケーションの名前を入力します

b Parent Application がデフォルトに設定されていることを確認します

c Bind Web Module to Site がデフォルトの Web サイトに設定されていることを

確認します

27

d Context Root がinspectionwsil に設定されていることを確認します

e 「Next」をクリックしてDeploy Deployment Settings ページを開きます

6 「Next」をクリックしてWSIL アプリケーションをデプロイしますConfirmation Page にWSIL アプリケーションのデプロイが成功したことが示されます

7 これで次のWebアドレスからWSILアプリケーションにアクセスできます httphostnameportinspectionwsil このURLではhostnameはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのホスト名portはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのポート番号です

69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する Oracle Enterprise Service Bus をインストールしていて中間層のインストールのいずれ

かをホストしているマシンの IP またはホスト名をクローンまたは変更する場合は次

の手順を実行する必要があります

参照Oracle Enterprise Service Bus サービスの更新方法の詳細については

『Oracle Application ServerG 管理者ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照

してください

1 次のスクリプトを実行してOracle ホームとシステム変数を設定します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptsh

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptbat

2 スクリプトを実行したコマンドラインウィンドウで次のコマンドを実行して

Oracle Enterprise Service Busサービスをエクスポートします ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベースサー

ビス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次のよ

うになります ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

28

3 オペレーティングシステムを更新してホスト名ドメイン名またはその両方

を正しい名前に変更します

4 オペレーティングシステムに必要な場合はホストを再起動します

5 ネットワーク内の別のホストからそのホストに Ping を発行できることを確認しま

すすべてが正しく解決されるように新しいホスト名を使用して Ping を発行して

ください

6 esbparampropertiesファイルを次のように編集します

minus IPアドレスまたはホスト名を変更している場合はDT_OC4J_HOSTプロパ

ティを新しいホスト名に変更しますたとえば新しいホスト名が

newhostexamplecomの場合はプロパティの値は次のようになります DT_OC4J_HOST=newhostexamplecom

minus ローカルマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HTTP_PORT を更新

して新しいポートにします

minus リモートマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HOST プロパティを

新しいホスト名にDT_OC4J_HTTP_PORT プロパティを新しいポートに更新

します

7 手順 2 で使用したのと同じコマンドラインウィンドウから次のコマンドを実行します

ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベース

サービス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次

のようになります ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=PASSWORD

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

8 各 Oracle ホームで次のコマンドを実行してホストにあるすべての中間層のインス

タンスを起動します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

29

9 この手順の最初の段階でOracle Application Server を自動的に開始するために無効

にしたプロセスがある場合はそれらを有効にします

10 サービスが ESB コンソールに一覧表示されておりアプリケーションが正常に稼動

していることを確認します

610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを

実行する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールしたらWebCenter アプ

リケーション用に作成したすべての OC4J インスタンスに対して ADF インストーラを

実行する必要がありますADF インストーラを実行しない場合ユーザーのカスタム

アプリケーションは ADF の最新の共有ライブラリにアクセスできません

ADF インストーラの実行方法の詳細については『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development Framework のための Fusion 開発者ガイド』の第 2921項ADFランタイムライブラリのインストールを参照してください

611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする このパッチで利用可能なすべてのバグ修正プログラムを確実に適用するにはOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したあとでOracle ADF アプリケーションを移行して再デプロイする必要がありますアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする手順は次のとおりです

1 Oracle Technology NetworkからOracle JDeveloper 101330 をダウンロードします

OTNのアドレスは次のとおりです httpwwworaclecomtechnologyindexhtml

2 ワークスペースを次の手順で移行します

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 と同じシステムにイ

ンストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「Yes」をクリックして101320 JDeveloper ビルドの system フォルダをポイントしますこれでJDeveloper 101340 へのデータベース接続をはじめとしたユーザー設定が移行されます

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 とは異なるシステム

にインストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「No」をクリックします(この場

合データベース接続は Oracle JDeveloper 101340 に移行されません

JDeveloper 101320 ではデータベース接続は IDEConnectionsxml に格納さ

れておりこのファイルはOracle JDeveloper systemディレクトリにあります

そのためOracle JDeveloper 101340 から Oracle JDeveloper 101320 のデー

タベースの接続にアクセスするにはsystem ディレクトリを移行する必要が

あります)Oracle JDeveloper 101320 のインスタンスから任意の Oracle ADFアプリケーションのワークスペースを Oracle JDeveloper 101340 の環境にコ

ピーしてアプリケーションワークスペースを開きますDo you want to migrate the workspace from a previous versionのプロンプトが表示されたら

「Yes」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle ADF アプリケーションを新しい EAR ファイ

ルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

30

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle Application Development Framework 開発者ガイド』

を参照してください

612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後はOracle WebCenterアプリケーションを使用する前に以下のタスクを実行する必要があります

第 6121 項JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする

第 6122 項移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義

する

第 6123 項10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタ

マイゼーションをコピーする

第 6124 項Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行

する

第 6125 項Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用した

アプリケーションを移行する

第 6126 項OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を

再構成する

第 6127 項101340 の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する

6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプ

リケーションを移行および再デプロイする JCR データコントロールを使用してOracle WebCenter アプリケーション内の分散し

たコンテンツを統合および公開している場合はOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後コンテンツリポジトリにアクセスできる

ことを確認するために以下の手順を実行する必要があります

1 第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイするの手順 1 と 2を実行します

2 次の手順を実行してアプリケーションサーバーの接続を作成します

a Connections Navigator で「Application Server」を右クリックして「New Application Server Connection」を選択します

b Welcome ページが表示されている場合は「Next」をクリックして Type ペー

ジを表示します

c Connection Name フィールドで接続の名前を指定します

d Connection Type リストから「Standalone OC4J 10g 1013」を選択します

e 「Next」をクリックしてAuthentication ページを表示します

f OC4J インスタンスへの認証に使用するユーザー名とパスワードを指定します

g 「Next」をクリックしてConnection ページを表示します

h OC4J インスタンスにアクセスするために使用するホスト名とポート番号を指

定しますOC4J インスタンスが Oracle JDeveloper と同じコンピュータにイン

ストールされている場合はlocalhost をホスト名として指定します

i 「Finish」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle WebCenter アプリケーションを新しい EAR ファ

31

イルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照して

ください

注最初に新しいアプリケーションサーバーの接続を Oracle WebCenterアプリケーションと関連づける必要があります関連づけるには次の手

順を実行します

1 Resources ノードでOracle WebCenter アプリケーション用に作成した

デプロイメントプロファイルを右クリックします

2 WAR Deployment Profile Properties ダイアログボックスの左側のペイ

ンで「Platform」を選択しTarget Connection で作成したアプリケー

ションサーバーの接続を選択します

3 「OK」をクリックします

6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を

再定義する アプリケーションを 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に移行する場合セ

キュリティで保護されたページの認可情報はアプリケーションと一緒に移行されませ

んそのためアップグレードする前にアプリケーションの ADF セキュリティを定義

していた場合は10g Release 3(101340)のインスタンスでページのアクセス権限を

再定義する必要があります実行する手順については『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレッ

トカスタマイゼーションをコピーする Preconfigured OC4J にデプロイされた PDJ-Java ポートレットに対して作成したカスタマ

イザーションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますそのためOracle Application Server インスタンスを 10g Release 3(1013)Patch Set 2(101320)から 10g Release 3(101340)にパッチを適用する場合は10g Release 3(1013)Patch Set 2

(101320)用に作成したカスタマイゼーションは利用できませんこれらのカスタマ

イゼーションを 10g Release 3(101340)の環境で利用できるようにする場合は次の

手順を実行する必要があります

1 portlet-client-deployjarファイルを使用してカスタマイゼーションをエクス

ポートします カスタマイゼーションをエクスポートおよびインポートする手順については

『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

2 EARファイルでportlet-client-deployjarファイルを再実行してカスタマイ

ゼーションをインポートします

3 OC4J_WebCenter インスタンスを再起動します

6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケー

ションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して No を選択した場合は

このタスクを実行します

Preconfigured OC4J にデプロイされたポートレットに対して作成したカスタマイゼー

ションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますOracle JDeveloper の以前

32

のリリースから移行していない場合は以前のインストールで作成したポートレット

カスタマイゼーションは新しい Oracle Jdeveloper のインストールでは利用できません

これらのカスタマイゼーションを利用したい場合は新しい Oracle JDeveloper のインス

トールのアプリケーションにカスタマイゼーションを手動でコピーする必要があります

OmniportletWebClippingWSRPおよびPDKサンプルポートレット用に作成したカ

スタマイゼーションは以前のJDeveloper_ homeportalportletdataディレクトリ

から新しいOracle JDeveloperのインストールに手動でコピーできますPreconfigured OC4JにデプロイしたカスタムPDK-Javaポートレットがある場合は『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のポートレットプリファレンスストア移行ユーティリティ

を参照してポートレットプリファレンスストア移行ツールを使用してこれらの

カスタマイゼーションを保存する方法を確認してください

6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレッ

トを使用したアプリケーションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して Yes を選択した場合は

このタスクを実行します

この場合Preconfigured OC4J にデプロイした大部分のポートレットに対するカスタマ

イゼーションはOracle JDeveloper の移行全体の一環として自動的に移行されますた

だしPDK-Java ポートレット用に作成したカスタマイゼーションは101340 のイン

スタンスに手動でコピーする必要がありますポートレットプリファレンスストア

移行ツールを使用してそのほかの PDK カスタマイゼーションを保存する方法について

は『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』のポートレットプリファレンス

ストア移行ユーティリティを参照してください

6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキ

シ設定を再構成する アプリケーションに OmniPortlet および Web クリッピングポートレットが含まれてい

る場合Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

後それらのポートレットのプロキシ設定を再構成する必要があります10g Release 3(101320)のインスタンスからはプロバイダ構成情報が移行されないのでこの再構

成はかならずおこなう必要があります

OmniPortlet および Web クリッピングプロデューサの HTTP プロキシ設定の構成方法

については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』の付録そのほかのポート

レット構成を参照してください

6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクス

ポートEARファイルを再作成する Oracle WebCenter アプリケーションを10g Release 3(101320)環境から 10g Release 3

(101340)環境に転送しており事前デプロイメントツールを使用してカスタマイ

ゼーションをエクスポートしエクスポート EAR ファイルを作成する場合jspx ペー

ジもエクスポートされます

Oracle JDeveloper 10g Release 3(101340)を使用するアプリケーションの移行中に jspxページに変更を加えアプリケーションをデプロイして10g Release 3(101320)で

作成したエクスポート EAR ファイルからカスタマイゼーションをインポートする場合

Oracle JDeveloper でおこなったページの変更内容は失われます編集したページが上書

きされるのを避けるにはportlet-client-deployjar ファイルの 10g Release 3(101340)バージョンを 10g Release 3(101320)のインストール環境にコピーし10g Release 3(101340)の事前デプロイメントツールを使用してエクスポート EAR ファイルを再

33

作成する必要があります

事前デプロイメントツールを使用してカスタマイゼーションをエクスポートおよび

インポートする手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照

してください

613 HTTP TRACEのサポートを無効にする HTTP TRACE メソッドはTRACE レスポンスのエンティティボディ内にあるクライア

ント HTTP からリクエストされたコンテンツを返しますこの動作によりリクエスト

の HTTP ヘッダーに含まれている Cookie や認証データなどの機密情報は攻撃を受けや

すくなります

この問題を回避するにはApache mod_writeモジュールを使用してHTTP TRACEリク

エストを拒否するかサイトの要件とポリシーを満たすのに必要なメソッドだけを許可

するようにします次の追加の構成情報をApache HTTP Serverの構成ファイルに追加し

ます RewriteEngine On RewriteCond REQUEST_METHOD ^TRACE RewriteRule - [F]

614 Oracle BAM 101340をアンインストールする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)Business Activity Monitoringをアンインストールする場合は適用後のタスクを実行する必要があります

このプロセスにはOracle BAM 101340 パッチセットのアンインストールと Oracle BAM 101330 のリストアが含まれます

これらの手順を実行するとOracle BAM 101340でおこなった変更はすべて失われます

Oracle BAM 101340 をアンインストールしてOracle BAM 101330 をリストアする

手順は次のとおりです

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 「コントロール パネル」「プログラムの追加と削除」の順にクリックしてOracle BAM アプリケーションを削除しますActive Data Cache データベースは削除されま

せん

3 ホストマシンを再起動します

4 SQLPlus コマンドを使用してActive Data Cache に使用したデータベースアカウ

ントに対する権限を(必要な場合はOracle Enterprise Link for BAM のデータベー

スアカウントも同時に)削除再作成およびリセットします

5 Oracleデータベースツールを使用してOracle BAM 101330 Active Data Cacheデータベーススキーマのバックアップをリストアしますこのバックアップは

Oracle BAM 101340 Patch Setをインストールする前に第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境をバックアップするで作成し

たものです Oracle Data Pump Impdpユーティリティを使用してBAM Active Data Cache DatabaseおよびOracleデータベースにあるOracle Enterprise Link for BAMリポジトリをリスト

アします

6 Oracle BAM 101330 環境を再インストールします インストール中にActive Data Cache および Oracle Enterprise Link for BAM リポジ

トリの「Build」または「Upgrade」オプションの選択を解除できます

7 ホストシステムを再起動します

8 Oracle BAM 101330 のバックアップを作成中にConfigFilesBackupファイルお

よびイメージディレクトリを元の場所から移動している場合はそれらをリスト

34

アします変更したOracle Enterprise Link for BAM Data Flow Serviceの設定もリスト

アします

7 既知の問題 以下の各項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の既知の問題について説明します

第 71 項Webサービスとクライアント間の非互換性

第 72 項EJB 30 に基づくWebサービス

第 73 項Oracle HTTP Server 1012 を使用する際にWebモジュールおよびWebサー

ビスをテストする

第 74 項bc4jearファイルのファイル名の変更

第 75 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

複数回適用する

第 76 項パッチ適用時のメッセージ

第 77 項OC4Jトランザクションのサポート

第 78 項パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する

第 79 項高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ

第 710 項TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示され

ない

第 711 項Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ

第 712 項シャットダウン時のBPELエラーメッセージ

第 713 項OC4J_WebCenterインスタンスログエラー

第 714 項BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示

第 715 項パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログ エラー

第 716 項Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)

第 717 項ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプ

タで失敗する

第 718 項パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される

第 719 項アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない

71 Webサービスとクライアント間の非互換性 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用したあとは以下の点に注意してください

Web サービスを再生成して再デプロイする場合は生成した WSDL に変更が加え

られます

10g Release 3(101300)クライアントをサービスに使用するとコンパイラエ

ラーで通信に失敗します これらの問題は次の方法で対処できます

Web サービスの EAR ファイルは再アセンブルしないでくださいWSDL は変更さ

れずクライアントは引き続きサービスと通信することができます

WebサービスのEARファイルを再生成する必要がある場合はクライアントを再生

成してラッパーを使用するクラスの名前に接尾辞Elementを追加しますこれ

はunwrapParametersがfalseに設定された状態でアセンブルされたラッパー

クラスをクライアントが使用することが前提となっています

35

72 EJB 30に基づくWebサービス Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用しEJB 30 でアセンブルした Release 3(101300)Web サービ

スを使用する場合サービスを再デプロイすると WSDL が変更されますこの場合

クライアントコードを再生成してサービスと通信できるようにする必要があります

73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュール

およびWebサービスをテストする Oracle Enterprise Manager Application Server Control にはテストページがありこのペー

ジを使用してアプリケーションサーバー環境にデプロイした Web モジュールおよ

び Web サービスをテストできますほとんどの場合テストページにはユーザー

の環境に現在設定されているWebサイトとポートの一覧が表示されますWebモジュー

ルまたは Web サービスの URL をテストする際には使用する Web サイトをこの一覧

から選択できます

参照Enterprise Manager のオンラインヘルプのTesting a Web Serviceおよび

Overview of Managing Web Modules

Oracle HTTP Server 10g Release 2(1012)を OC4J に対するフロントエンドとして使

用している場合テストページの Discovered Web サイトの一覧には何も表示されない

ことがありますこの場合Application Server Control を使用してWeb モジュールま

たは Web サービスの URL をテストすることはできません代わりに新しいブラウザ

ウィンドウを開いてブラウザのアドレスフィールドに Web モジュールまたは Webサービスの URL を入力します

参照10g Release 2(10132)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』のOracle Application Server 1013 での Oracle Application Server 1012 の構成

74 bc4jearファイルのファイル名の変更 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)はbc4jearファイルを使用しこ

のファイルをデフォルトのホームインスタンスにデプロイしますOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は新たに作成されたイ

ンスタンスのデフォルトのファイル名はdatatagsearになりますファイルのコンテ

ンツや機能は変わりません

75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は再

度パッチを適用しないでください再度適用するとエラーになる場合がありますた

とえばオラクルでは次のシナリオはサポートしていません

1 J2EE およびWebserverオプションを設定してOracle Application Server 10g Release 3(1013)をインストールする

2 Oracle Enterprise Service Bus 10g(101310)のスタンドアロン中間層をインストー

ルする

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

4 Oracle BPEL Process Manager 10g(10131)のスタンドアロン中間層または Oracle Web Services Manager 10g(10131)中間層をインストールする

36

5 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用して

Oracle BPEL Process Manager を 10g Release 3(101340)にアップグレードする

76 パッチ適用時のメッセージ パッチの適用中には以下のエラーメッセージが表示されることがあります

Oracle Internet Directory 10g Release 2(101202)インフラストラクチャに関連づけ

られているスタンドアロンのOracle Containers for J2EEのインスタンスがあるシス

テムにパッチを適用する場合パッチの適用中にOC4J管理者のパスワードの入力

を求めるプロンプトが表示されると次のメッセージが表示されることがあります The operation is unsupported

このメッセージは無視してください

stopallコマンドを使用してOPMNプロセスを停止している間に次のメッセージ

が表示されることがあります

Error

--gt Process (index=1uid=1998741206pid=13253) time out while waiting

for a managed process to stop Log exampleproduct1013OracleAS_3

opmnlogsdefault_group~oc4j_owsm ~default_group~1log opmnctl

graceful stop of processes failed trying forceful shutdown

このメッセージは無視してください

77 OC4Jトランザクションのサポート Oracle Application Server 10g Release 3(101310)の OC4J トランザクションマネージャ

にはRecoverable Last Resource Commit(RLRC)と呼ばれる機能が含まれていますこ

の機能はLast Resource Commit(LRC)トランザクションに対する強化されたリカバリ

メカニズムを提供しトランザクションの全体的なパフォーマンスを向上します

RLRC ではデータベース表を使用してトランザクション ID のコミットレコード

が保持されますこのため中間層内の OC4J トランザクションログにコミットレ

コードを保持する必要がなくなりますコミットレコードの書込みは 2 段階のコミッ

トプロセスにおけるパフォーマンスコストの大部分を占めます

注現在 RLRC は非 XA リソースがデータベースである場合のみ利用で

きますさらにコミットレコードはデータベース内に保持されるため

RLRC トランザクションなどのリカバリが必要な場合にはこのデータ

ベースにアクセスできる必要があります

RLRC 機能の設定手順は次のとおりです

1 サーバーが稼動している場合は停止します

2 コミットレコードを保持するデータベースに接続し次のSQLスクリプトを実行

して必要なスキーマをインストールします J2EE_HOMEdatabasej2eejtaoraclelast_resource_commitsql

37

3 J2EE_HOMEconfigdata-sourcesxmlファイルを開きますコミットレコード

のデータベースにアクセスするための接続プールを編集または作成してコネク

ションファクトリ要素の一部としてcommit-record-table-name属性を指定します 次に例を示します

[] ltconnection-pool name=Example Connection Pool num-cached-statements=10gt ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource user=scott password=password url=jdbcoraclethinmyServer5521main commit-record-table-name=scottOC4J_TX_RLRC_LOGgt ltproperty name=connectionCachingEnabled value=falsegt ltproperty name=implicitCachingEnabled value=truegt ltproperty name=maxStatements value=50gt ltconnection-factorygt ltconnection-poolgt []

注commit-record-table-name属性の名前に指定する値は完全修飾さ

れている必要があり指定するユーザー資格証明にはこの表に対する

deleteおよびselect権限が必要です

4 (オプション)J2EE_HOMEconfigtransaction-managerxmlファイルを開き

RLRC機能の実行時の動作を変更します 次に例を示します [] ltcommit-coordinatorgt ltmiddle-tiergt ltrecovery retry-interval = 300 rlrc-min-purge-interval=10 rlrc-purge-size=1000gt ltmiddle-tiergt ltcommit-coordinatorgt [] この例では次のパラメータが使用されています

nrlrc-purge-intervalはデータベース内でコミットレコードのバッチパー

ジがおこなわれる間隔(ミリ秒単位)です

nrlrc-purge-sizeはデータベース内でコミットレコードのバッチパージ

がおこなわれる間に削除されるバッチのサイズです

78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する 10g Release 3(101310)Oracle ホームにパッチを適用し10g Release 3(101310)Oracle ホームのインストール時に次のインストールオプションを選択している場合

Application Server Control Console を表示できないことがあります

Advanced Install オプションを選択している

インストールのタイプとしてJ2EE Server Web Server and SOA Suite を選択して

いる

Administrator OC4J インスタンスとして機能するようにインスタンスを構成している

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のインストール中にこれらのオプショ

ンをすべて選択している場合インストール完了後Application Server Control Consoleが表示されないことがまれにありますこの問題は10g Release 3(101340)パッチ

38

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 set PHPRC = ORACLE_HOMEApacheApacheconfphp5ini

63 JDKをRelease 142にリストアする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したら

JDK を Release 142 にリストアする必要があります手順は次のとおりです

1 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを停止

します

2 第 512 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

適用する で変更したOC4Jインスタンスのopmnxmlファイル内にあるltdata id=java-optionsgt要素から-XXAppendRatio=3の行を削除します

3 ID属性がjava-binであるltdatagt要素にJavaシステムプロパティを設定します編集

後のファイルは次のように表示されます ltias-component id=default_groupgt

ltprocess-type id=test_oc4j_instance

module-id=OC4J status=enabledgt

ltmodule-datagt

ltcategory id=start-paramtersgt

ltdata id=java-bin value=myhostjdk142binjava gt

ltdata id=java-options value=-server

-XXMaxPermSize=512M -ms512M -mx1024Mgt

ltcategorygt

ltmodule-datagt

ltprocess-typegt

ltias-compoentgt

4 Oracle Process Manager and Notification Serverおよびすべての管理プロセスを再起

動します

64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する data-sourcesxml フ ァ イ ル を 編 集 し て JDBC factoryClass パ ラ メ ー タ を

oraclejdbcOracleDriver か ら BPELPM_CONNECTION_POOL パ ラ メ ー タ の

oraclejdbcpoolOracleDataSourceに変更しますファイルの設定は次の例の太

字で示されている部分のようにする必要があります ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource url=jdbcoraclethinscotttigerstadd141521db5617gt

data-sourcesxml ファイルは直接または Oracle Enterprise Manager を使用(『Oracle Containers for J2EEG リソースアダプタ管理者ガイド』を参照)して編集できます

65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを

再デプロイする カスタムセキュリティ設定(Oracle Single Sign-On を使用するなど)を使用してアプ

リケーションを構成している場合10g Release 3(101340)を適用後にアプリケーショ

ンを再構成して再デプロイする必要があります

26

66 Java Single Sign-Onを有効にする 10g Release 3(101330)をOracle Application Server 10g Release 3(101300)のインス

トールに適用する場合はjaznxmlファイルを編集してJava Single Sign-Onを有効にす

る必要がありますjaznxmlファイルを編集したらインスタンスを再起動します

詳細については『Oracle Containers for J2EEGセキュリティガイド 10g(101310)』

の第 14 章OC4J Javaシングルサインオンを参照してください

67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする 10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてパッチセットを適用する前

に Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをアンデプロイした場合はパッチセッ

トを適用後にそれらのアプリケーションを再デプロイする必要がありますアプリケー

ションをデプロイする手順は次のとおりです

1 Application Server Control Console にログインします

2 アプリケーションが特定の OC4J インスタンスにデプロイされる場合はその OC4Jインスタンスの OC4J ホームページに移動しますアプリケーションがグループに

デプロイされる場合はそのグループのページに移動します

3 「Applications」をクリックします

4 「Deploy」をクリックして画面の指示に従います詳細な情報が必要な場合は

「Help」をクリックしてください

68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする Oracle Application Server 10g Release 3(101310)以降ではWeb Services Inspection Language(WSIL)がサポートされていますWSIL を使用するとインスタンスにデプ

ロイされているすべての Web サービスを確認できます

10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてWSIL を利用する場合は手

動でデプロイする必要がありますWSIL アプリケーションをデプロイする手順は次の

とおりですこの手順はOC4J のインスタンスが実行していることを前提としていま

1 Application Server Control Console にログインします

2 OC4J ホームページで「Administrations」をクリックしますこれでデプロイ

されているアプリケーションの一覧を確認できます

3 「Deploy」をクリックしてDeploy Select Archive ページを表示します

4 Deploy Select Archive ページで以下の手順を実行します

a Application Server Controlを実行しているサーバーにすでに存在するアーカ

イブを選択します

b 次のwsil-iasearファイルのパスを入力します webserviceslibwsil-iasear

c 「Next」をクリックしてDeploy Application Attributes ページを表示します

5 Deploy Application Attributes ページで以下の手順を実行します

a Application Name フィールドに WSIL アプリケーションの名前を入力します

b Parent Application がデフォルトに設定されていることを確認します

c Bind Web Module to Site がデフォルトの Web サイトに設定されていることを

確認します

27

d Context Root がinspectionwsil に設定されていることを確認します

e 「Next」をクリックしてDeploy Deployment Settings ページを開きます

6 「Next」をクリックしてWSIL アプリケーションをデプロイしますConfirmation Page にWSIL アプリケーションのデプロイが成功したことが示されます

7 これで次のWebアドレスからWSILアプリケーションにアクセスできます httphostnameportinspectionwsil このURLではhostnameはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのホスト名portはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのポート番号です

69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する Oracle Enterprise Service Bus をインストールしていて中間層のインストールのいずれ

かをホストしているマシンの IP またはホスト名をクローンまたは変更する場合は次

の手順を実行する必要があります

参照Oracle Enterprise Service Bus サービスの更新方法の詳細については

『Oracle Application ServerG 管理者ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照

してください

1 次のスクリプトを実行してOracle ホームとシステム変数を設定します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptsh

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptbat

2 スクリプトを実行したコマンドラインウィンドウで次のコマンドを実行して

Oracle Enterprise Service Busサービスをエクスポートします ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベースサー

ビス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次のよ

うになります ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

28

3 オペレーティングシステムを更新してホスト名ドメイン名またはその両方

を正しい名前に変更します

4 オペレーティングシステムに必要な場合はホストを再起動します

5 ネットワーク内の別のホストからそのホストに Ping を発行できることを確認しま

すすべてが正しく解決されるように新しいホスト名を使用して Ping を発行して

ください

6 esbparampropertiesファイルを次のように編集します

minus IPアドレスまたはホスト名を変更している場合はDT_OC4J_HOSTプロパ

ティを新しいホスト名に変更しますたとえば新しいホスト名が

newhostexamplecomの場合はプロパティの値は次のようになります DT_OC4J_HOST=newhostexamplecom

minus ローカルマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HTTP_PORT を更新

して新しいポートにします

minus リモートマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HOST プロパティを

新しいホスト名にDT_OC4J_HTTP_PORT プロパティを新しいポートに更新

します

7 手順 2 で使用したのと同じコマンドラインウィンドウから次のコマンドを実行します

ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベース

サービス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次

のようになります ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=PASSWORD

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

8 各 Oracle ホームで次のコマンドを実行してホストにあるすべての中間層のインス

タンスを起動します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

29

9 この手順の最初の段階でOracle Application Server を自動的に開始するために無効

にしたプロセスがある場合はそれらを有効にします

10 サービスが ESB コンソールに一覧表示されておりアプリケーションが正常に稼動

していることを確認します

610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを

実行する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールしたらWebCenter アプ

リケーション用に作成したすべての OC4J インスタンスに対して ADF インストーラを

実行する必要がありますADF インストーラを実行しない場合ユーザーのカスタム

アプリケーションは ADF の最新の共有ライブラリにアクセスできません

ADF インストーラの実行方法の詳細については『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development Framework のための Fusion 開発者ガイド』の第 2921項ADFランタイムライブラリのインストールを参照してください

611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする このパッチで利用可能なすべてのバグ修正プログラムを確実に適用するにはOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したあとでOracle ADF アプリケーションを移行して再デプロイする必要がありますアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする手順は次のとおりです

1 Oracle Technology NetworkからOracle JDeveloper 101330 をダウンロードします

OTNのアドレスは次のとおりです httpwwworaclecomtechnologyindexhtml

2 ワークスペースを次の手順で移行します

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 と同じシステムにイ

ンストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「Yes」をクリックして101320 JDeveloper ビルドの system フォルダをポイントしますこれでJDeveloper 101340 へのデータベース接続をはじめとしたユーザー設定が移行されます

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 とは異なるシステム

にインストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「No」をクリックします(この場

合データベース接続は Oracle JDeveloper 101340 に移行されません

JDeveloper 101320 ではデータベース接続は IDEConnectionsxml に格納さ

れておりこのファイルはOracle JDeveloper systemディレクトリにあります

そのためOracle JDeveloper 101340 から Oracle JDeveloper 101320 のデー

タベースの接続にアクセスするにはsystem ディレクトリを移行する必要が

あります)Oracle JDeveloper 101320 のインスタンスから任意の Oracle ADFアプリケーションのワークスペースを Oracle JDeveloper 101340 の環境にコ

ピーしてアプリケーションワークスペースを開きますDo you want to migrate the workspace from a previous versionのプロンプトが表示されたら

「Yes」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle ADF アプリケーションを新しい EAR ファイ

ルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

30

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle Application Development Framework 開発者ガイド』

を参照してください

612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後はOracle WebCenterアプリケーションを使用する前に以下のタスクを実行する必要があります

第 6121 項JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする

第 6122 項移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義

する

第 6123 項10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタ

マイゼーションをコピーする

第 6124 項Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行

する

第 6125 項Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用した

アプリケーションを移行する

第 6126 項OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を

再構成する

第 6127 項101340 の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する

6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプ

リケーションを移行および再デプロイする JCR データコントロールを使用してOracle WebCenter アプリケーション内の分散し

たコンテンツを統合および公開している場合はOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後コンテンツリポジトリにアクセスできる

ことを確認するために以下の手順を実行する必要があります

1 第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイするの手順 1 と 2を実行します

2 次の手順を実行してアプリケーションサーバーの接続を作成します

a Connections Navigator で「Application Server」を右クリックして「New Application Server Connection」を選択します

b Welcome ページが表示されている場合は「Next」をクリックして Type ペー

ジを表示します

c Connection Name フィールドで接続の名前を指定します

d Connection Type リストから「Standalone OC4J 10g 1013」を選択します

e 「Next」をクリックしてAuthentication ページを表示します

f OC4J インスタンスへの認証に使用するユーザー名とパスワードを指定します

g 「Next」をクリックしてConnection ページを表示します

h OC4J インスタンスにアクセスするために使用するホスト名とポート番号を指

定しますOC4J インスタンスが Oracle JDeveloper と同じコンピュータにイン

ストールされている場合はlocalhost をホスト名として指定します

i 「Finish」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle WebCenter アプリケーションを新しい EAR ファ

31

イルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照して

ください

注最初に新しいアプリケーションサーバーの接続を Oracle WebCenterアプリケーションと関連づける必要があります関連づけるには次の手

順を実行します

1 Resources ノードでOracle WebCenter アプリケーション用に作成した

デプロイメントプロファイルを右クリックします

2 WAR Deployment Profile Properties ダイアログボックスの左側のペイ

ンで「Platform」を選択しTarget Connection で作成したアプリケー

ションサーバーの接続を選択します

3 「OK」をクリックします

6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を

再定義する アプリケーションを 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に移行する場合セ

キュリティで保護されたページの認可情報はアプリケーションと一緒に移行されませ

んそのためアップグレードする前にアプリケーションの ADF セキュリティを定義

していた場合は10g Release 3(101340)のインスタンスでページのアクセス権限を

再定義する必要があります実行する手順については『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレッ

トカスタマイゼーションをコピーする Preconfigured OC4J にデプロイされた PDJ-Java ポートレットに対して作成したカスタマ

イザーションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますそのためOracle Application Server インスタンスを 10g Release 3(1013)Patch Set 2(101320)から 10g Release 3(101340)にパッチを適用する場合は10g Release 3(1013)Patch Set 2

(101320)用に作成したカスタマイゼーションは利用できませんこれらのカスタマ

イゼーションを 10g Release 3(101340)の環境で利用できるようにする場合は次の

手順を実行する必要があります

1 portlet-client-deployjarファイルを使用してカスタマイゼーションをエクス

ポートします カスタマイゼーションをエクスポートおよびインポートする手順については

『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

2 EARファイルでportlet-client-deployjarファイルを再実行してカスタマイ

ゼーションをインポートします

3 OC4J_WebCenter インスタンスを再起動します

6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケー

ションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して No を選択した場合は

このタスクを実行します

Preconfigured OC4J にデプロイされたポートレットに対して作成したカスタマイゼー

ションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますOracle JDeveloper の以前

32

のリリースから移行していない場合は以前のインストールで作成したポートレット

カスタマイゼーションは新しい Oracle Jdeveloper のインストールでは利用できません

これらのカスタマイゼーションを利用したい場合は新しい Oracle JDeveloper のインス

トールのアプリケーションにカスタマイゼーションを手動でコピーする必要があります

OmniportletWebClippingWSRPおよびPDKサンプルポートレット用に作成したカ

スタマイゼーションは以前のJDeveloper_ homeportalportletdataディレクトリ

から新しいOracle JDeveloperのインストールに手動でコピーできますPreconfigured OC4JにデプロイしたカスタムPDK-Javaポートレットがある場合は『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のポートレットプリファレンスストア移行ユーティリティ

を参照してポートレットプリファレンスストア移行ツールを使用してこれらの

カスタマイゼーションを保存する方法を確認してください

6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレッ

トを使用したアプリケーションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して Yes を選択した場合は

このタスクを実行します

この場合Preconfigured OC4J にデプロイした大部分のポートレットに対するカスタマ

イゼーションはOracle JDeveloper の移行全体の一環として自動的に移行されますた

だしPDK-Java ポートレット用に作成したカスタマイゼーションは101340 のイン

スタンスに手動でコピーする必要がありますポートレットプリファレンスストア

移行ツールを使用してそのほかの PDK カスタマイゼーションを保存する方法について

は『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』のポートレットプリファレンス

ストア移行ユーティリティを参照してください

6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキ

シ設定を再構成する アプリケーションに OmniPortlet および Web クリッピングポートレットが含まれてい

る場合Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

後それらのポートレットのプロキシ設定を再構成する必要があります10g Release 3(101320)のインスタンスからはプロバイダ構成情報が移行されないのでこの再構

成はかならずおこなう必要があります

OmniPortlet および Web クリッピングプロデューサの HTTP プロキシ設定の構成方法

については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』の付録そのほかのポート

レット構成を参照してください

6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクス

ポートEARファイルを再作成する Oracle WebCenter アプリケーションを10g Release 3(101320)環境から 10g Release 3

(101340)環境に転送しており事前デプロイメントツールを使用してカスタマイ

ゼーションをエクスポートしエクスポート EAR ファイルを作成する場合jspx ペー

ジもエクスポートされます

Oracle JDeveloper 10g Release 3(101340)を使用するアプリケーションの移行中に jspxページに変更を加えアプリケーションをデプロイして10g Release 3(101320)で

作成したエクスポート EAR ファイルからカスタマイゼーションをインポートする場合

Oracle JDeveloper でおこなったページの変更内容は失われます編集したページが上書

きされるのを避けるにはportlet-client-deployjar ファイルの 10g Release 3(101340)バージョンを 10g Release 3(101320)のインストール環境にコピーし10g Release 3(101340)の事前デプロイメントツールを使用してエクスポート EAR ファイルを再

33

作成する必要があります

事前デプロイメントツールを使用してカスタマイゼーションをエクスポートおよび

インポートする手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照

してください

613 HTTP TRACEのサポートを無効にする HTTP TRACE メソッドはTRACE レスポンスのエンティティボディ内にあるクライア

ント HTTP からリクエストされたコンテンツを返しますこの動作によりリクエスト

の HTTP ヘッダーに含まれている Cookie や認証データなどの機密情報は攻撃を受けや

すくなります

この問題を回避するにはApache mod_writeモジュールを使用してHTTP TRACEリク

エストを拒否するかサイトの要件とポリシーを満たすのに必要なメソッドだけを許可

するようにします次の追加の構成情報をApache HTTP Serverの構成ファイルに追加し

ます RewriteEngine On RewriteCond REQUEST_METHOD ^TRACE RewriteRule - [F]

614 Oracle BAM 101340をアンインストールする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)Business Activity Monitoringをアンインストールする場合は適用後のタスクを実行する必要があります

このプロセスにはOracle BAM 101340 パッチセットのアンインストールと Oracle BAM 101330 のリストアが含まれます

これらの手順を実行するとOracle BAM 101340でおこなった変更はすべて失われます

Oracle BAM 101340 をアンインストールしてOracle BAM 101330 をリストアする

手順は次のとおりです

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 「コントロール パネル」「プログラムの追加と削除」の順にクリックしてOracle BAM アプリケーションを削除しますActive Data Cache データベースは削除されま

せん

3 ホストマシンを再起動します

4 SQLPlus コマンドを使用してActive Data Cache に使用したデータベースアカウ

ントに対する権限を(必要な場合はOracle Enterprise Link for BAM のデータベー

スアカウントも同時に)削除再作成およびリセットします

5 Oracleデータベースツールを使用してOracle BAM 101330 Active Data Cacheデータベーススキーマのバックアップをリストアしますこのバックアップは

Oracle BAM 101340 Patch Setをインストールする前に第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境をバックアップするで作成し

たものです Oracle Data Pump Impdpユーティリティを使用してBAM Active Data Cache DatabaseおよびOracleデータベースにあるOracle Enterprise Link for BAMリポジトリをリスト

アします

6 Oracle BAM 101330 環境を再インストールします インストール中にActive Data Cache および Oracle Enterprise Link for BAM リポジ

トリの「Build」または「Upgrade」オプションの選択を解除できます

7 ホストシステムを再起動します

8 Oracle BAM 101330 のバックアップを作成中にConfigFilesBackupファイルお

よびイメージディレクトリを元の場所から移動している場合はそれらをリスト

34

アします変更したOracle Enterprise Link for BAM Data Flow Serviceの設定もリスト

アします

7 既知の問題 以下の各項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の既知の問題について説明します

第 71 項Webサービスとクライアント間の非互換性

第 72 項EJB 30 に基づくWebサービス

第 73 項Oracle HTTP Server 1012 を使用する際にWebモジュールおよびWebサー

ビスをテストする

第 74 項bc4jearファイルのファイル名の変更

第 75 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

複数回適用する

第 76 項パッチ適用時のメッセージ

第 77 項OC4Jトランザクションのサポート

第 78 項パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する

第 79 項高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ

第 710 項TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示され

ない

第 711 項Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ

第 712 項シャットダウン時のBPELエラーメッセージ

第 713 項OC4J_WebCenterインスタンスログエラー

第 714 項BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示

第 715 項パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログ エラー

第 716 項Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)

第 717 項ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプ

タで失敗する

第 718 項パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される

第 719 項アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない

71 Webサービスとクライアント間の非互換性 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用したあとは以下の点に注意してください

Web サービスを再生成して再デプロイする場合は生成した WSDL に変更が加え

られます

10g Release 3(101300)クライアントをサービスに使用するとコンパイラエ

ラーで通信に失敗します これらの問題は次の方法で対処できます

Web サービスの EAR ファイルは再アセンブルしないでくださいWSDL は変更さ

れずクライアントは引き続きサービスと通信することができます

WebサービスのEARファイルを再生成する必要がある場合はクライアントを再生

成してラッパーを使用するクラスの名前に接尾辞Elementを追加しますこれ

はunwrapParametersがfalseに設定された状態でアセンブルされたラッパー

クラスをクライアントが使用することが前提となっています

35

72 EJB 30に基づくWebサービス Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用しEJB 30 でアセンブルした Release 3(101300)Web サービ

スを使用する場合サービスを再デプロイすると WSDL が変更されますこの場合

クライアントコードを再生成してサービスと通信できるようにする必要があります

73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュール

およびWebサービスをテストする Oracle Enterprise Manager Application Server Control にはテストページがありこのペー

ジを使用してアプリケーションサーバー環境にデプロイした Web モジュールおよ

び Web サービスをテストできますほとんどの場合テストページにはユーザー

の環境に現在設定されているWebサイトとポートの一覧が表示されますWebモジュー

ルまたは Web サービスの URL をテストする際には使用する Web サイトをこの一覧

から選択できます

参照Enterprise Manager のオンラインヘルプのTesting a Web Serviceおよび

Overview of Managing Web Modules

Oracle HTTP Server 10g Release 2(1012)を OC4J に対するフロントエンドとして使

用している場合テストページの Discovered Web サイトの一覧には何も表示されない

ことがありますこの場合Application Server Control を使用してWeb モジュールま

たは Web サービスの URL をテストすることはできません代わりに新しいブラウザ

ウィンドウを開いてブラウザのアドレスフィールドに Web モジュールまたは Webサービスの URL を入力します

参照10g Release 2(10132)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』のOracle Application Server 1013 での Oracle Application Server 1012 の構成

74 bc4jearファイルのファイル名の変更 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)はbc4jearファイルを使用しこ

のファイルをデフォルトのホームインスタンスにデプロイしますOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は新たに作成されたイ

ンスタンスのデフォルトのファイル名はdatatagsearになりますファイルのコンテ

ンツや機能は変わりません

75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は再

度パッチを適用しないでください再度適用するとエラーになる場合がありますた

とえばオラクルでは次のシナリオはサポートしていません

1 J2EE およびWebserverオプションを設定してOracle Application Server 10g Release 3(1013)をインストールする

2 Oracle Enterprise Service Bus 10g(101310)のスタンドアロン中間層をインストー

ルする

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

4 Oracle BPEL Process Manager 10g(10131)のスタンドアロン中間層または Oracle Web Services Manager 10g(10131)中間層をインストールする

36

5 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用して

Oracle BPEL Process Manager を 10g Release 3(101340)にアップグレードする

76 パッチ適用時のメッセージ パッチの適用中には以下のエラーメッセージが表示されることがあります

Oracle Internet Directory 10g Release 2(101202)インフラストラクチャに関連づけ

られているスタンドアロンのOracle Containers for J2EEのインスタンスがあるシス

テムにパッチを適用する場合パッチの適用中にOC4J管理者のパスワードの入力

を求めるプロンプトが表示されると次のメッセージが表示されることがあります The operation is unsupported

このメッセージは無視してください

stopallコマンドを使用してOPMNプロセスを停止している間に次のメッセージ

が表示されることがあります

Error

--gt Process (index=1uid=1998741206pid=13253) time out while waiting

for a managed process to stop Log exampleproduct1013OracleAS_3

opmnlogsdefault_group~oc4j_owsm ~default_group~1log opmnctl

graceful stop of processes failed trying forceful shutdown

このメッセージは無視してください

77 OC4Jトランザクションのサポート Oracle Application Server 10g Release 3(101310)の OC4J トランザクションマネージャ

にはRecoverable Last Resource Commit(RLRC)と呼ばれる機能が含まれていますこ

の機能はLast Resource Commit(LRC)トランザクションに対する強化されたリカバリ

メカニズムを提供しトランザクションの全体的なパフォーマンスを向上します

RLRC ではデータベース表を使用してトランザクション ID のコミットレコード

が保持されますこのため中間層内の OC4J トランザクションログにコミットレ

コードを保持する必要がなくなりますコミットレコードの書込みは 2 段階のコミッ

トプロセスにおけるパフォーマンスコストの大部分を占めます

注現在 RLRC は非 XA リソースがデータベースである場合のみ利用で

きますさらにコミットレコードはデータベース内に保持されるため

RLRC トランザクションなどのリカバリが必要な場合にはこのデータ

ベースにアクセスできる必要があります

RLRC 機能の設定手順は次のとおりです

1 サーバーが稼動している場合は停止します

2 コミットレコードを保持するデータベースに接続し次のSQLスクリプトを実行

して必要なスキーマをインストールします J2EE_HOMEdatabasej2eejtaoraclelast_resource_commitsql

37

3 J2EE_HOMEconfigdata-sourcesxmlファイルを開きますコミットレコード

のデータベースにアクセスするための接続プールを編集または作成してコネク

ションファクトリ要素の一部としてcommit-record-table-name属性を指定します 次に例を示します

[] ltconnection-pool name=Example Connection Pool num-cached-statements=10gt ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource user=scott password=password url=jdbcoraclethinmyServer5521main commit-record-table-name=scottOC4J_TX_RLRC_LOGgt ltproperty name=connectionCachingEnabled value=falsegt ltproperty name=implicitCachingEnabled value=truegt ltproperty name=maxStatements value=50gt ltconnection-factorygt ltconnection-poolgt []

注commit-record-table-name属性の名前に指定する値は完全修飾さ

れている必要があり指定するユーザー資格証明にはこの表に対する

deleteおよびselect権限が必要です

4 (オプション)J2EE_HOMEconfigtransaction-managerxmlファイルを開き

RLRC機能の実行時の動作を変更します 次に例を示します [] ltcommit-coordinatorgt ltmiddle-tiergt ltrecovery retry-interval = 300 rlrc-min-purge-interval=10 rlrc-purge-size=1000gt ltmiddle-tiergt ltcommit-coordinatorgt [] この例では次のパラメータが使用されています

nrlrc-purge-intervalはデータベース内でコミットレコードのバッチパー

ジがおこなわれる間隔(ミリ秒単位)です

nrlrc-purge-sizeはデータベース内でコミットレコードのバッチパージ

がおこなわれる間に削除されるバッチのサイズです

78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する 10g Release 3(101310)Oracle ホームにパッチを適用し10g Release 3(101310)Oracle ホームのインストール時に次のインストールオプションを選択している場合

Application Server Control Console を表示できないことがあります

Advanced Install オプションを選択している

インストールのタイプとしてJ2EE Server Web Server and SOA Suite を選択して

いる

Administrator OC4J インスタンスとして機能するようにインスタンスを構成している

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のインストール中にこれらのオプショ

ンをすべて選択している場合インストール完了後Application Server Control Consoleが表示されないことがまれにありますこの問題は10g Release 3(101340)パッチ

38

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

66 Java Single Sign-Onを有効にする 10g Release 3(101330)をOracle Application Server 10g Release 3(101300)のインス

トールに適用する場合はjaznxmlファイルを編集してJava Single Sign-Onを有効にす

る必要がありますjaznxmlファイルを編集したらインスタンスを再起動します

詳細については『Oracle Containers for J2EEGセキュリティガイド 10g(101310)』

の第 14 章OC4J Javaシングルサインオンを参照してください

67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする 10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてパッチセットを適用する前

に Enterprise Javabeans 30 アプリケーションをアンデプロイした場合はパッチセッ

トを適用後にそれらのアプリケーションを再デプロイする必要がありますアプリケー

ションをデプロイする手順は次のとおりです

1 Application Server Control Console にログインします

2 アプリケーションが特定の OC4J インスタンスにデプロイされる場合はその OC4Jインスタンスの OC4J ホームページに移動しますアプリケーションがグループに

デプロイされる場合はそのグループのページに移動します

3 「Applications」をクリックします

4 「Deploy」をクリックして画面の指示に従います詳細な情報が必要な場合は

「Help」をクリックしてください

68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする Oracle Application Server 10g Release 3(101310)以降ではWeb Services Inspection Language(WSIL)がサポートされていますWSIL を使用するとインスタンスにデプ

ロイされているすべての Web サービスを確認できます

10g Release 3(101300)環境にパッチを適用していてWSIL を利用する場合は手

動でデプロイする必要がありますWSIL アプリケーションをデプロイする手順は次の

とおりですこの手順はOC4J のインスタンスが実行していることを前提としていま

1 Application Server Control Console にログインします

2 OC4J ホームページで「Administrations」をクリックしますこれでデプロイ

されているアプリケーションの一覧を確認できます

3 「Deploy」をクリックしてDeploy Select Archive ページを表示します

4 Deploy Select Archive ページで以下の手順を実行します

a Application Server Controlを実行しているサーバーにすでに存在するアーカ

イブを選択します

b 次のwsil-iasearファイルのパスを入力します webserviceslibwsil-iasear

c 「Next」をクリックしてDeploy Application Attributes ページを表示します

5 Deploy Application Attributes ページで以下の手順を実行します

a Application Name フィールドに WSIL アプリケーションの名前を入力します

b Parent Application がデフォルトに設定されていることを確認します

c Bind Web Module to Site がデフォルトの Web サイトに設定されていることを

確認します

27

d Context Root がinspectionwsil に設定されていることを確認します

e 「Next」をクリックしてDeploy Deployment Settings ページを開きます

6 「Next」をクリックしてWSIL アプリケーションをデプロイしますConfirmation Page にWSIL アプリケーションのデプロイが成功したことが示されます

7 これで次のWebアドレスからWSILアプリケーションにアクセスできます httphostnameportinspectionwsil このURLではhostnameはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのホスト名portはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのポート番号です

69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する Oracle Enterprise Service Bus をインストールしていて中間層のインストールのいずれ

かをホストしているマシンの IP またはホスト名をクローンまたは変更する場合は次

の手順を実行する必要があります

参照Oracle Enterprise Service Bus サービスの更新方法の詳細については

『Oracle Application ServerG 管理者ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照

してください

1 次のスクリプトを実行してOracle ホームとシステム変数を設定します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptsh

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptbat

2 スクリプトを実行したコマンドラインウィンドウで次のコマンドを実行して

Oracle Enterprise Service Busサービスをエクスポートします ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベースサー

ビス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次のよ

うになります ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

28

3 オペレーティングシステムを更新してホスト名ドメイン名またはその両方

を正しい名前に変更します

4 オペレーティングシステムに必要な場合はホストを再起動します

5 ネットワーク内の別のホストからそのホストに Ping を発行できることを確認しま

すすべてが正しく解決されるように新しいホスト名を使用して Ping を発行して

ください

6 esbparampropertiesファイルを次のように編集します

minus IPアドレスまたはホスト名を変更している場合はDT_OC4J_HOSTプロパ

ティを新しいホスト名に変更しますたとえば新しいホスト名が

newhostexamplecomの場合はプロパティの値は次のようになります DT_OC4J_HOST=newhostexamplecom

minus ローカルマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HTTP_PORT を更新

して新しいポートにします

minus リモートマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HOST プロパティを

新しいホスト名にDT_OC4J_HTTP_PORT プロパティを新しいポートに更新

します

7 手順 2 で使用したのと同じコマンドラインウィンドウから次のコマンドを実行します

ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベース

サービス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次

のようになります ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=PASSWORD

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

8 各 Oracle ホームで次のコマンドを実行してホストにあるすべての中間層のインス

タンスを起動します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

29

9 この手順の最初の段階でOracle Application Server を自動的に開始するために無効

にしたプロセスがある場合はそれらを有効にします

10 サービスが ESB コンソールに一覧表示されておりアプリケーションが正常に稼動

していることを確認します

610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを

実行する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールしたらWebCenter アプ

リケーション用に作成したすべての OC4J インスタンスに対して ADF インストーラを

実行する必要がありますADF インストーラを実行しない場合ユーザーのカスタム

アプリケーションは ADF の最新の共有ライブラリにアクセスできません

ADF インストーラの実行方法の詳細については『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development Framework のための Fusion 開発者ガイド』の第 2921項ADFランタイムライブラリのインストールを参照してください

611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする このパッチで利用可能なすべてのバグ修正プログラムを確実に適用するにはOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したあとでOracle ADF アプリケーションを移行して再デプロイする必要がありますアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする手順は次のとおりです

1 Oracle Technology NetworkからOracle JDeveloper 101330 をダウンロードします

OTNのアドレスは次のとおりです httpwwworaclecomtechnologyindexhtml

2 ワークスペースを次の手順で移行します

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 と同じシステムにイ

ンストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「Yes」をクリックして101320 JDeveloper ビルドの system フォルダをポイントしますこれでJDeveloper 101340 へのデータベース接続をはじめとしたユーザー設定が移行されます

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 とは異なるシステム

にインストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「No」をクリックします(この場

合データベース接続は Oracle JDeveloper 101340 に移行されません

JDeveloper 101320 ではデータベース接続は IDEConnectionsxml に格納さ

れておりこのファイルはOracle JDeveloper systemディレクトリにあります

そのためOracle JDeveloper 101340 から Oracle JDeveloper 101320 のデー

タベースの接続にアクセスするにはsystem ディレクトリを移行する必要が

あります)Oracle JDeveloper 101320 のインスタンスから任意の Oracle ADFアプリケーションのワークスペースを Oracle JDeveloper 101340 の環境にコ

ピーしてアプリケーションワークスペースを開きますDo you want to migrate the workspace from a previous versionのプロンプトが表示されたら

「Yes」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle ADF アプリケーションを新しい EAR ファイ

ルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

30

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle Application Development Framework 開発者ガイド』

を参照してください

612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後はOracle WebCenterアプリケーションを使用する前に以下のタスクを実行する必要があります

第 6121 項JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする

第 6122 項移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義

する

第 6123 項10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタ

マイゼーションをコピーする

第 6124 項Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行

する

第 6125 項Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用した

アプリケーションを移行する

第 6126 項OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を

再構成する

第 6127 項101340 の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する

6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプ

リケーションを移行および再デプロイする JCR データコントロールを使用してOracle WebCenter アプリケーション内の分散し

たコンテンツを統合および公開している場合はOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後コンテンツリポジトリにアクセスできる

ことを確認するために以下の手順を実行する必要があります

1 第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイするの手順 1 と 2を実行します

2 次の手順を実行してアプリケーションサーバーの接続を作成します

a Connections Navigator で「Application Server」を右クリックして「New Application Server Connection」を選択します

b Welcome ページが表示されている場合は「Next」をクリックして Type ペー

ジを表示します

c Connection Name フィールドで接続の名前を指定します

d Connection Type リストから「Standalone OC4J 10g 1013」を選択します

e 「Next」をクリックしてAuthentication ページを表示します

f OC4J インスタンスへの認証に使用するユーザー名とパスワードを指定します

g 「Next」をクリックしてConnection ページを表示します

h OC4J インスタンスにアクセスするために使用するホスト名とポート番号を指

定しますOC4J インスタンスが Oracle JDeveloper と同じコンピュータにイン

ストールされている場合はlocalhost をホスト名として指定します

i 「Finish」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle WebCenter アプリケーションを新しい EAR ファ

31

イルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照して

ください

注最初に新しいアプリケーションサーバーの接続を Oracle WebCenterアプリケーションと関連づける必要があります関連づけるには次の手

順を実行します

1 Resources ノードでOracle WebCenter アプリケーション用に作成した

デプロイメントプロファイルを右クリックします

2 WAR Deployment Profile Properties ダイアログボックスの左側のペイ

ンで「Platform」を選択しTarget Connection で作成したアプリケー

ションサーバーの接続を選択します

3 「OK」をクリックします

6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を

再定義する アプリケーションを 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に移行する場合セ

キュリティで保護されたページの認可情報はアプリケーションと一緒に移行されませ

んそのためアップグレードする前にアプリケーションの ADF セキュリティを定義

していた場合は10g Release 3(101340)のインスタンスでページのアクセス権限を

再定義する必要があります実行する手順については『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレッ

トカスタマイゼーションをコピーする Preconfigured OC4J にデプロイされた PDJ-Java ポートレットに対して作成したカスタマ

イザーションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますそのためOracle Application Server インスタンスを 10g Release 3(1013)Patch Set 2(101320)から 10g Release 3(101340)にパッチを適用する場合は10g Release 3(1013)Patch Set 2

(101320)用に作成したカスタマイゼーションは利用できませんこれらのカスタマ

イゼーションを 10g Release 3(101340)の環境で利用できるようにする場合は次の

手順を実行する必要があります

1 portlet-client-deployjarファイルを使用してカスタマイゼーションをエクス

ポートします カスタマイゼーションをエクスポートおよびインポートする手順については

『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

2 EARファイルでportlet-client-deployjarファイルを再実行してカスタマイ

ゼーションをインポートします

3 OC4J_WebCenter インスタンスを再起動します

6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケー

ションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して No を選択した場合は

このタスクを実行します

Preconfigured OC4J にデプロイされたポートレットに対して作成したカスタマイゼー

ションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますOracle JDeveloper の以前

32

のリリースから移行していない場合は以前のインストールで作成したポートレット

カスタマイゼーションは新しい Oracle Jdeveloper のインストールでは利用できません

これらのカスタマイゼーションを利用したい場合は新しい Oracle JDeveloper のインス

トールのアプリケーションにカスタマイゼーションを手動でコピーする必要があります

OmniportletWebClippingWSRPおよびPDKサンプルポートレット用に作成したカ

スタマイゼーションは以前のJDeveloper_ homeportalportletdataディレクトリ

から新しいOracle JDeveloperのインストールに手動でコピーできますPreconfigured OC4JにデプロイしたカスタムPDK-Javaポートレットがある場合は『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のポートレットプリファレンスストア移行ユーティリティ

を参照してポートレットプリファレンスストア移行ツールを使用してこれらの

カスタマイゼーションを保存する方法を確認してください

6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレッ

トを使用したアプリケーションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して Yes を選択した場合は

このタスクを実行します

この場合Preconfigured OC4J にデプロイした大部分のポートレットに対するカスタマ

イゼーションはOracle JDeveloper の移行全体の一環として自動的に移行されますた

だしPDK-Java ポートレット用に作成したカスタマイゼーションは101340 のイン

スタンスに手動でコピーする必要がありますポートレットプリファレンスストア

移行ツールを使用してそのほかの PDK カスタマイゼーションを保存する方法について

は『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』のポートレットプリファレンス

ストア移行ユーティリティを参照してください

6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキ

シ設定を再構成する アプリケーションに OmniPortlet および Web クリッピングポートレットが含まれてい

る場合Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

後それらのポートレットのプロキシ設定を再構成する必要があります10g Release 3(101320)のインスタンスからはプロバイダ構成情報が移行されないのでこの再構

成はかならずおこなう必要があります

OmniPortlet および Web クリッピングプロデューサの HTTP プロキシ設定の構成方法

については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』の付録そのほかのポート

レット構成を参照してください

6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクス

ポートEARファイルを再作成する Oracle WebCenter アプリケーションを10g Release 3(101320)環境から 10g Release 3

(101340)環境に転送しており事前デプロイメントツールを使用してカスタマイ

ゼーションをエクスポートしエクスポート EAR ファイルを作成する場合jspx ペー

ジもエクスポートされます

Oracle JDeveloper 10g Release 3(101340)を使用するアプリケーションの移行中に jspxページに変更を加えアプリケーションをデプロイして10g Release 3(101320)で

作成したエクスポート EAR ファイルからカスタマイゼーションをインポートする場合

Oracle JDeveloper でおこなったページの変更内容は失われます編集したページが上書

きされるのを避けるにはportlet-client-deployjar ファイルの 10g Release 3(101340)バージョンを 10g Release 3(101320)のインストール環境にコピーし10g Release 3(101340)の事前デプロイメントツールを使用してエクスポート EAR ファイルを再

33

作成する必要があります

事前デプロイメントツールを使用してカスタマイゼーションをエクスポートおよび

インポートする手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照

してください

613 HTTP TRACEのサポートを無効にする HTTP TRACE メソッドはTRACE レスポンスのエンティティボディ内にあるクライア

ント HTTP からリクエストされたコンテンツを返しますこの動作によりリクエスト

の HTTP ヘッダーに含まれている Cookie や認証データなどの機密情報は攻撃を受けや

すくなります

この問題を回避するにはApache mod_writeモジュールを使用してHTTP TRACEリク

エストを拒否するかサイトの要件とポリシーを満たすのに必要なメソッドだけを許可

するようにします次の追加の構成情報をApache HTTP Serverの構成ファイルに追加し

ます RewriteEngine On RewriteCond REQUEST_METHOD ^TRACE RewriteRule - [F]

614 Oracle BAM 101340をアンインストールする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)Business Activity Monitoringをアンインストールする場合は適用後のタスクを実行する必要があります

このプロセスにはOracle BAM 101340 パッチセットのアンインストールと Oracle BAM 101330 のリストアが含まれます

これらの手順を実行するとOracle BAM 101340でおこなった変更はすべて失われます

Oracle BAM 101340 をアンインストールしてOracle BAM 101330 をリストアする

手順は次のとおりです

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 「コントロール パネル」「プログラムの追加と削除」の順にクリックしてOracle BAM アプリケーションを削除しますActive Data Cache データベースは削除されま

せん

3 ホストマシンを再起動します

4 SQLPlus コマンドを使用してActive Data Cache に使用したデータベースアカウ

ントに対する権限を(必要な場合はOracle Enterprise Link for BAM のデータベー

スアカウントも同時に)削除再作成およびリセットします

5 Oracleデータベースツールを使用してOracle BAM 101330 Active Data Cacheデータベーススキーマのバックアップをリストアしますこのバックアップは

Oracle BAM 101340 Patch Setをインストールする前に第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境をバックアップするで作成し

たものです Oracle Data Pump Impdpユーティリティを使用してBAM Active Data Cache DatabaseおよびOracleデータベースにあるOracle Enterprise Link for BAMリポジトリをリスト

アします

6 Oracle BAM 101330 環境を再インストールします インストール中にActive Data Cache および Oracle Enterprise Link for BAM リポジ

トリの「Build」または「Upgrade」オプションの選択を解除できます

7 ホストシステムを再起動します

8 Oracle BAM 101330 のバックアップを作成中にConfigFilesBackupファイルお

よびイメージディレクトリを元の場所から移動している場合はそれらをリスト

34

アします変更したOracle Enterprise Link for BAM Data Flow Serviceの設定もリスト

アします

7 既知の問題 以下の各項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の既知の問題について説明します

第 71 項Webサービスとクライアント間の非互換性

第 72 項EJB 30 に基づくWebサービス

第 73 項Oracle HTTP Server 1012 を使用する際にWebモジュールおよびWebサー

ビスをテストする

第 74 項bc4jearファイルのファイル名の変更

第 75 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

複数回適用する

第 76 項パッチ適用時のメッセージ

第 77 項OC4Jトランザクションのサポート

第 78 項パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する

第 79 項高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ

第 710 項TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示され

ない

第 711 項Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ

第 712 項シャットダウン時のBPELエラーメッセージ

第 713 項OC4J_WebCenterインスタンスログエラー

第 714 項BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示

第 715 項パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログ エラー

第 716 項Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)

第 717 項ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプ

タで失敗する

第 718 項パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される

第 719 項アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない

71 Webサービスとクライアント間の非互換性 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用したあとは以下の点に注意してください

Web サービスを再生成して再デプロイする場合は生成した WSDL に変更が加え

られます

10g Release 3(101300)クライアントをサービスに使用するとコンパイラエ

ラーで通信に失敗します これらの問題は次の方法で対処できます

Web サービスの EAR ファイルは再アセンブルしないでくださいWSDL は変更さ

れずクライアントは引き続きサービスと通信することができます

WebサービスのEARファイルを再生成する必要がある場合はクライアントを再生

成してラッパーを使用するクラスの名前に接尾辞Elementを追加しますこれ

はunwrapParametersがfalseに設定された状態でアセンブルされたラッパー

クラスをクライアントが使用することが前提となっています

35

72 EJB 30に基づくWebサービス Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用しEJB 30 でアセンブルした Release 3(101300)Web サービ

スを使用する場合サービスを再デプロイすると WSDL が変更されますこの場合

クライアントコードを再生成してサービスと通信できるようにする必要があります

73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュール

およびWebサービスをテストする Oracle Enterprise Manager Application Server Control にはテストページがありこのペー

ジを使用してアプリケーションサーバー環境にデプロイした Web モジュールおよ

び Web サービスをテストできますほとんどの場合テストページにはユーザー

の環境に現在設定されているWebサイトとポートの一覧が表示されますWebモジュー

ルまたは Web サービスの URL をテストする際には使用する Web サイトをこの一覧

から選択できます

参照Enterprise Manager のオンラインヘルプのTesting a Web Serviceおよび

Overview of Managing Web Modules

Oracle HTTP Server 10g Release 2(1012)を OC4J に対するフロントエンドとして使

用している場合テストページの Discovered Web サイトの一覧には何も表示されない

ことがありますこの場合Application Server Control を使用してWeb モジュールま

たは Web サービスの URL をテストすることはできません代わりに新しいブラウザ

ウィンドウを開いてブラウザのアドレスフィールドに Web モジュールまたは Webサービスの URL を入力します

参照10g Release 2(10132)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』のOracle Application Server 1013 での Oracle Application Server 1012 の構成

74 bc4jearファイルのファイル名の変更 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)はbc4jearファイルを使用しこ

のファイルをデフォルトのホームインスタンスにデプロイしますOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は新たに作成されたイ

ンスタンスのデフォルトのファイル名はdatatagsearになりますファイルのコンテ

ンツや機能は変わりません

75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は再

度パッチを適用しないでください再度適用するとエラーになる場合がありますた

とえばオラクルでは次のシナリオはサポートしていません

1 J2EE およびWebserverオプションを設定してOracle Application Server 10g Release 3(1013)をインストールする

2 Oracle Enterprise Service Bus 10g(101310)のスタンドアロン中間層をインストー

ルする

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

4 Oracle BPEL Process Manager 10g(10131)のスタンドアロン中間層または Oracle Web Services Manager 10g(10131)中間層をインストールする

36

5 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用して

Oracle BPEL Process Manager を 10g Release 3(101340)にアップグレードする

76 パッチ適用時のメッセージ パッチの適用中には以下のエラーメッセージが表示されることがあります

Oracle Internet Directory 10g Release 2(101202)インフラストラクチャに関連づけ

られているスタンドアロンのOracle Containers for J2EEのインスタンスがあるシス

テムにパッチを適用する場合パッチの適用中にOC4J管理者のパスワードの入力

を求めるプロンプトが表示されると次のメッセージが表示されることがあります The operation is unsupported

このメッセージは無視してください

stopallコマンドを使用してOPMNプロセスを停止している間に次のメッセージ

が表示されることがあります

Error

--gt Process (index=1uid=1998741206pid=13253) time out while waiting

for a managed process to stop Log exampleproduct1013OracleAS_3

opmnlogsdefault_group~oc4j_owsm ~default_group~1log opmnctl

graceful stop of processes failed trying forceful shutdown

このメッセージは無視してください

77 OC4Jトランザクションのサポート Oracle Application Server 10g Release 3(101310)の OC4J トランザクションマネージャ

にはRecoverable Last Resource Commit(RLRC)と呼ばれる機能が含まれていますこ

の機能はLast Resource Commit(LRC)トランザクションに対する強化されたリカバリ

メカニズムを提供しトランザクションの全体的なパフォーマンスを向上します

RLRC ではデータベース表を使用してトランザクション ID のコミットレコード

が保持されますこのため中間層内の OC4J トランザクションログにコミットレ

コードを保持する必要がなくなりますコミットレコードの書込みは 2 段階のコミッ

トプロセスにおけるパフォーマンスコストの大部分を占めます

注現在 RLRC は非 XA リソースがデータベースである場合のみ利用で

きますさらにコミットレコードはデータベース内に保持されるため

RLRC トランザクションなどのリカバリが必要な場合にはこのデータ

ベースにアクセスできる必要があります

RLRC 機能の設定手順は次のとおりです

1 サーバーが稼動している場合は停止します

2 コミットレコードを保持するデータベースに接続し次のSQLスクリプトを実行

して必要なスキーマをインストールします J2EE_HOMEdatabasej2eejtaoraclelast_resource_commitsql

37

3 J2EE_HOMEconfigdata-sourcesxmlファイルを開きますコミットレコード

のデータベースにアクセスするための接続プールを編集または作成してコネク

ションファクトリ要素の一部としてcommit-record-table-name属性を指定します 次に例を示します

[] ltconnection-pool name=Example Connection Pool num-cached-statements=10gt ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource user=scott password=password url=jdbcoraclethinmyServer5521main commit-record-table-name=scottOC4J_TX_RLRC_LOGgt ltproperty name=connectionCachingEnabled value=falsegt ltproperty name=implicitCachingEnabled value=truegt ltproperty name=maxStatements value=50gt ltconnection-factorygt ltconnection-poolgt []

注commit-record-table-name属性の名前に指定する値は完全修飾さ

れている必要があり指定するユーザー資格証明にはこの表に対する

deleteおよびselect権限が必要です

4 (オプション)J2EE_HOMEconfigtransaction-managerxmlファイルを開き

RLRC機能の実行時の動作を変更します 次に例を示します [] ltcommit-coordinatorgt ltmiddle-tiergt ltrecovery retry-interval = 300 rlrc-min-purge-interval=10 rlrc-purge-size=1000gt ltmiddle-tiergt ltcommit-coordinatorgt [] この例では次のパラメータが使用されています

nrlrc-purge-intervalはデータベース内でコミットレコードのバッチパー

ジがおこなわれる間隔(ミリ秒単位)です

nrlrc-purge-sizeはデータベース内でコミットレコードのバッチパージ

がおこなわれる間に削除されるバッチのサイズです

78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する 10g Release 3(101310)Oracle ホームにパッチを適用し10g Release 3(101310)Oracle ホームのインストール時に次のインストールオプションを選択している場合

Application Server Control Console を表示できないことがあります

Advanced Install オプションを選択している

インストールのタイプとしてJ2EE Server Web Server and SOA Suite を選択して

いる

Administrator OC4J インスタンスとして機能するようにインスタンスを構成している

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のインストール中にこれらのオプショ

ンをすべて選択している場合インストール完了後Application Server Control Consoleが表示されないことがまれにありますこの問題は10g Release 3(101340)パッチ

38

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

d Context Root がinspectionwsil に設定されていることを確認します

e 「Next」をクリックしてDeploy Deployment Settings ページを開きます

6 「Next」をクリックしてWSIL アプリケーションをデプロイしますConfirmation Page にWSIL アプリケーションのデプロイが成功したことが示されます

7 これで次のWebアドレスからWSILアプリケーションにアクセスできます httphostnameportinspectionwsil このURLではhostnameはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのホスト名portはOracle Application Server Web Servicesを実行しているサー

バーのポート番号です

69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する Oracle Enterprise Service Bus をインストールしていて中間層のインストールのいずれ

かをホストしているマシンの IP またはホスト名をクローンまたは変更する場合は次

の手順を実行する必要があります

参照Oracle Enterprise Service Bus サービスの更新方法の詳細については

『Oracle Application ServerG 管理者ガイド 10g リリース 3(101310)』を参照

してください

1 次のスクリプトを実行してOracle ホームとシステム変数を設定します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptsh

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合

ORACLE_HOMEintegrationesbbinesbdevpromptbat

2 スクリプトを実行したコマンドラインウィンドウで次のコマンドを実行して

Oracle Enterprise Service Busサービスをエクスポートします ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベースサー

ビス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次のよ

うになります ant export-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

28

3 オペレーティングシステムを更新してホスト名ドメイン名またはその両方

を正しい名前に変更します

4 オペレーティングシステムに必要な場合はホストを再起動します

5 ネットワーク内の別のホストからそのホストに Ping を発行できることを確認しま

すすべてが正しく解決されるように新しいホスト名を使用して Ping を発行して

ください

6 esbparampropertiesファイルを次のように編集します

minus IPアドレスまたはホスト名を変更している場合はDT_OC4J_HOSTプロパ

ティを新しいホスト名に変更しますたとえば新しいホスト名が

newhostexamplecomの場合はプロパティの値は次のようになります DT_OC4J_HOST=newhostexamplecom

minus ローカルマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HTTP_PORT を更新

して新しいポートにします

minus リモートマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HOST プロパティを

新しいホスト名にDT_OC4J_HTTP_PORT プロパティを新しいポートに更新

します

7 手順 2 で使用したのと同じコマンドラインウィンドウから次のコマンドを実行します

ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベース

サービス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次

のようになります ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=PASSWORD

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

8 各 Oracle ホームで次のコマンドを実行してホストにあるすべての中間層のインス

タンスを起動します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

29

9 この手順の最初の段階でOracle Application Server を自動的に開始するために無効

にしたプロセスがある場合はそれらを有効にします

10 サービスが ESB コンソールに一覧表示されておりアプリケーションが正常に稼動

していることを確認します

610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを

実行する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールしたらWebCenter アプ

リケーション用に作成したすべての OC4J インスタンスに対して ADF インストーラを

実行する必要がありますADF インストーラを実行しない場合ユーザーのカスタム

アプリケーションは ADF の最新の共有ライブラリにアクセスできません

ADF インストーラの実行方法の詳細については『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development Framework のための Fusion 開発者ガイド』の第 2921項ADFランタイムライブラリのインストールを参照してください

611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする このパッチで利用可能なすべてのバグ修正プログラムを確実に適用するにはOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したあとでOracle ADF アプリケーションを移行して再デプロイする必要がありますアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする手順は次のとおりです

1 Oracle Technology NetworkからOracle JDeveloper 101330 をダウンロードします

OTNのアドレスは次のとおりです httpwwworaclecomtechnologyindexhtml

2 ワークスペースを次の手順で移行します

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 と同じシステムにイ

ンストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「Yes」をクリックして101320 JDeveloper ビルドの system フォルダをポイントしますこれでJDeveloper 101340 へのデータベース接続をはじめとしたユーザー設定が移行されます

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 とは異なるシステム

にインストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「No」をクリックします(この場

合データベース接続は Oracle JDeveloper 101340 に移行されません

JDeveloper 101320 ではデータベース接続は IDEConnectionsxml に格納さ

れておりこのファイルはOracle JDeveloper systemディレクトリにあります

そのためOracle JDeveloper 101340 から Oracle JDeveloper 101320 のデー

タベースの接続にアクセスするにはsystem ディレクトリを移行する必要が

あります)Oracle JDeveloper 101320 のインスタンスから任意の Oracle ADFアプリケーションのワークスペースを Oracle JDeveloper 101340 の環境にコ

ピーしてアプリケーションワークスペースを開きますDo you want to migrate the workspace from a previous versionのプロンプトが表示されたら

「Yes」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle ADF アプリケーションを新しい EAR ファイ

ルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

30

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle Application Development Framework 開発者ガイド』

を参照してください

612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後はOracle WebCenterアプリケーションを使用する前に以下のタスクを実行する必要があります

第 6121 項JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする

第 6122 項移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義

する

第 6123 項10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタ

マイゼーションをコピーする

第 6124 項Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行

する

第 6125 項Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用した

アプリケーションを移行する

第 6126 項OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を

再構成する

第 6127 項101340 の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する

6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプ

リケーションを移行および再デプロイする JCR データコントロールを使用してOracle WebCenter アプリケーション内の分散し

たコンテンツを統合および公開している場合はOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後コンテンツリポジトリにアクセスできる

ことを確認するために以下の手順を実行する必要があります

1 第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイするの手順 1 と 2を実行します

2 次の手順を実行してアプリケーションサーバーの接続を作成します

a Connections Navigator で「Application Server」を右クリックして「New Application Server Connection」を選択します

b Welcome ページが表示されている場合は「Next」をクリックして Type ペー

ジを表示します

c Connection Name フィールドで接続の名前を指定します

d Connection Type リストから「Standalone OC4J 10g 1013」を選択します

e 「Next」をクリックしてAuthentication ページを表示します

f OC4J インスタンスへの認証に使用するユーザー名とパスワードを指定します

g 「Next」をクリックしてConnection ページを表示します

h OC4J インスタンスにアクセスするために使用するホスト名とポート番号を指

定しますOC4J インスタンスが Oracle JDeveloper と同じコンピュータにイン

ストールされている場合はlocalhost をホスト名として指定します

i 「Finish」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle WebCenter アプリケーションを新しい EAR ファ

31

イルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照して

ください

注最初に新しいアプリケーションサーバーの接続を Oracle WebCenterアプリケーションと関連づける必要があります関連づけるには次の手

順を実行します

1 Resources ノードでOracle WebCenter アプリケーション用に作成した

デプロイメントプロファイルを右クリックします

2 WAR Deployment Profile Properties ダイアログボックスの左側のペイ

ンで「Platform」を選択しTarget Connection で作成したアプリケー

ションサーバーの接続を選択します

3 「OK」をクリックします

6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を

再定義する アプリケーションを 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に移行する場合セ

キュリティで保護されたページの認可情報はアプリケーションと一緒に移行されませ

んそのためアップグレードする前にアプリケーションの ADF セキュリティを定義

していた場合は10g Release 3(101340)のインスタンスでページのアクセス権限を

再定義する必要があります実行する手順については『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレッ

トカスタマイゼーションをコピーする Preconfigured OC4J にデプロイされた PDJ-Java ポートレットに対して作成したカスタマ

イザーションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますそのためOracle Application Server インスタンスを 10g Release 3(1013)Patch Set 2(101320)から 10g Release 3(101340)にパッチを適用する場合は10g Release 3(1013)Patch Set 2

(101320)用に作成したカスタマイゼーションは利用できませんこれらのカスタマ

イゼーションを 10g Release 3(101340)の環境で利用できるようにする場合は次の

手順を実行する必要があります

1 portlet-client-deployjarファイルを使用してカスタマイゼーションをエクス

ポートします カスタマイゼーションをエクスポートおよびインポートする手順については

『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

2 EARファイルでportlet-client-deployjarファイルを再実行してカスタマイ

ゼーションをインポートします

3 OC4J_WebCenter インスタンスを再起動します

6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケー

ションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して No を選択した場合は

このタスクを実行します

Preconfigured OC4J にデプロイされたポートレットに対して作成したカスタマイゼー

ションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますOracle JDeveloper の以前

32

のリリースから移行していない場合は以前のインストールで作成したポートレット

カスタマイゼーションは新しい Oracle Jdeveloper のインストールでは利用できません

これらのカスタマイゼーションを利用したい場合は新しい Oracle JDeveloper のインス

トールのアプリケーションにカスタマイゼーションを手動でコピーする必要があります

OmniportletWebClippingWSRPおよびPDKサンプルポートレット用に作成したカ

スタマイゼーションは以前のJDeveloper_ homeportalportletdataディレクトリ

から新しいOracle JDeveloperのインストールに手動でコピーできますPreconfigured OC4JにデプロイしたカスタムPDK-Javaポートレットがある場合は『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のポートレットプリファレンスストア移行ユーティリティ

を参照してポートレットプリファレンスストア移行ツールを使用してこれらの

カスタマイゼーションを保存する方法を確認してください

6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレッ

トを使用したアプリケーションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して Yes を選択した場合は

このタスクを実行します

この場合Preconfigured OC4J にデプロイした大部分のポートレットに対するカスタマ

イゼーションはOracle JDeveloper の移行全体の一環として自動的に移行されますた

だしPDK-Java ポートレット用に作成したカスタマイゼーションは101340 のイン

スタンスに手動でコピーする必要がありますポートレットプリファレンスストア

移行ツールを使用してそのほかの PDK カスタマイゼーションを保存する方法について

は『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』のポートレットプリファレンス

ストア移行ユーティリティを参照してください

6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキ

シ設定を再構成する アプリケーションに OmniPortlet および Web クリッピングポートレットが含まれてい

る場合Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

後それらのポートレットのプロキシ設定を再構成する必要があります10g Release 3(101320)のインスタンスからはプロバイダ構成情報が移行されないのでこの再構

成はかならずおこなう必要があります

OmniPortlet および Web クリッピングプロデューサの HTTP プロキシ設定の構成方法

については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』の付録そのほかのポート

レット構成を参照してください

6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクス

ポートEARファイルを再作成する Oracle WebCenter アプリケーションを10g Release 3(101320)環境から 10g Release 3

(101340)環境に転送しており事前デプロイメントツールを使用してカスタマイ

ゼーションをエクスポートしエクスポート EAR ファイルを作成する場合jspx ペー

ジもエクスポートされます

Oracle JDeveloper 10g Release 3(101340)を使用するアプリケーションの移行中に jspxページに変更を加えアプリケーションをデプロイして10g Release 3(101320)で

作成したエクスポート EAR ファイルからカスタマイゼーションをインポートする場合

Oracle JDeveloper でおこなったページの変更内容は失われます編集したページが上書

きされるのを避けるにはportlet-client-deployjar ファイルの 10g Release 3(101340)バージョンを 10g Release 3(101320)のインストール環境にコピーし10g Release 3(101340)の事前デプロイメントツールを使用してエクスポート EAR ファイルを再

33

作成する必要があります

事前デプロイメントツールを使用してカスタマイゼーションをエクスポートおよび

インポートする手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照

してください

613 HTTP TRACEのサポートを無効にする HTTP TRACE メソッドはTRACE レスポンスのエンティティボディ内にあるクライア

ント HTTP からリクエストされたコンテンツを返しますこの動作によりリクエスト

の HTTP ヘッダーに含まれている Cookie や認証データなどの機密情報は攻撃を受けや

すくなります

この問題を回避するにはApache mod_writeモジュールを使用してHTTP TRACEリク

エストを拒否するかサイトの要件とポリシーを満たすのに必要なメソッドだけを許可

するようにします次の追加の構成情報をApache HTTP Serverの構成ファイルに追加し

ます RewriteEngine On RewriteCond REQUEST_METHOD ^TRACE RewriteRule - [F]

614 Oracle BAM 101340をアンインストールする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)Business Activity Monitoringをアンインストールする場合は適用後のタスクを実行する必要があります

このプロセスにはOracle BAM 101340 パッチセットのアンインストールと Oracle BAM 101330 のリストアが含まれます

これらの手順を実行するとOracle BAM 101340でおこなった変更はすべて失われます

Oracle BAM 101340 をアンインストールしてOracle BAM 101330 をリストアする

手順は次のとおりです

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 「コントロール パネル」「プログラムの追加と削除」の順にクリックしてOracle BAM アプリケーションを削除しますActive Data Cache データベースは削除されま

せん

3 ホストマシンを再起動します

4 SQLPlus コマンドを使用してActive Data Cache に使用したデータベースアカウ

ントに対する権限を(必要な場合はOracle Enterprise Link for BAM のデータベー

スアカウントも同時に)削除再作成およびリセットします

5 Oracleデータベースツールを使用してOracle BAM 101330 Active Data Cacheデータベーススキーマのバックアップをリストアしますこのバックアップは

Oracle BAM 101340 Patch Setをインストールする前に第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境をバックアップするで作成し

たものです Oracle Data Pump Impdpユーティリティを使用してBAM Active Data Cache DatabaseおよびOracleデータベースにあるOracle Enterprise Link for BAMリポジトリをリスト

アします

6 Oracle BAM 101330 環境を再インストールします インストール中にActive Data Cache および Oracle Enterprise Link for BAM リポジ

トリの「Build」または「Upgrade」オプションの選択を解除できます

7 ホストシステムを再起動します

8 Oracle BAM 101330 のバックアップを作成中にConfigFilesBackupファイルお

よびイメージディレクトリを元の場所から移動している場合はそれらをリスト

34

アします変更したOracle Enterprise Link for BAM Data Flow Serviceの設定もリスト

アします

7 既知の問題 以下の各項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の既知の問題について説明します

第 71 項Webサービスとクライアント間の非互換性

第 72 項EJB 30 に基づくWebサービス

第 73 項Oracle HTTP Server 1012 を使用する際にWebモジュールおよびWebサー

ビスをテストする

第 74 項bc4jearファイルのファイル名の変更

第 75 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

複数回適用する

第 76 項パッチ適用時のメッセージ

第 77 項OC4Jトランザクションのサポート

第 78 項パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する

第 79 項高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ

第 710 項TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示され

ない

第 711 項Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ

第 712 項シャットダウン時のBPELエラーメッセージ

第 713 項OC4J_WebCenterインスタンスログエラー

第 714 項BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示

第 715 項パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログ エラー

第 716 項Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)

第 717 項ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプ

タで失敗する

第 718 項パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される

第 719 項アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない

71 Webサービスとクライアント間の非互換性 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用したあとは以下の点に注意してください

Web サービスを再生成して再デプロイする場合は生成した WSDL に変更が加え

られます

10g Release 3(101300)クライアントをサービスに使用するとコンパイラエ

ラーで通信に失敗します これらの問題は次の方法で対処できます

Web サービスの EAR ファイルは再アセンブルしないでくださいWSDL は変更さ

れずクライアントは引き続きサービスと通信することができます

WebサービスのEARファイルを再生成する必要がある場合はクライアントを再生

成してラッパーを使用するクラスの名前に接尾辞Elementを追加しますこれ

はunwrapParametersがfalseに設定された状態でアセンブルされたラッパー

クラスをクライアントが使用することが前提となっています

35

72 EJB 30に基づくWebサービス Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用しEJB 30 でアセンブルした Release 3(101300)Web サービ

スを使用する場合サービスを再デプロイすると WSDL が変更されますこの場合

クライアントコードを再生成してサービスと通信できるようにする必要があります

73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュール

およびWebサービスをテストする Oracle Enterprise Manager Application Server Control にはテストページがありこのペー

ジを使用してアプリケーションサーバー環境にデプロイした Web モジュールおよ

び Web サービスをテストできますほとんどの場合テストページにはユーザー

の環境に現在設定されているWebサイトとポートの一覧が表示されますWebモジュー

ルまたは Web サービスの URL をテストする際には使用する Web サイトをこの一覧

から選択できます

参照Enterprise Manager のオンラインヘルプのTesting a Web Serviceおよび

Overview of Managing Web Modules

Oracle HTTP Server 10g Release 2(1012)を OC4J に対するフロントエンドとして使

用している場合テストページの Discovered Web サイトの一覧には何も表示されない

ことがありますこの場合Application Server Control を使用してWeb モジュールま

たは Web サービスの URL をテストすることはできません代わりに新しいブラウザ

ウィンドウを開いてブラウザのアドレスフィールドに Web モジュールまたは Webサービスの URL を入力します

参照10g Release 2(10132)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』のOracle Application Server 1013 での Oracle Application Server 1012 の構成

74 bc4jearファイルのファイル名の変更 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)はbc4jearファイルを使用しこ

のファイルをデフォルトのホームインスタンスにデプロイしますOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は新たに作成されたイ

ンスタンスのデフォルトのファイル名はdatatagsearになりますファイルのコンテ

ンツや機能は変わりません

75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は再

度パッチを適用しないでください再度適用するとエラーになる場合がありますた

とえばオラクルでは次のシナリオはサポートしていません

1 J2EE およびWebserverオプションを設定してOracle Application Server 10g Release 3(1013)をインストールする

2 Oracle Enterprise Service Bus 10g(101310)のスタンドアロン中間層をインストー

ルする

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

4 Oracle BPEL Process Manager 10g(10131)のスタンドアロン中間層または Oracle Web Services Manager 10g(10131)中間層をインストールする

36

5 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用して

Oracle BPEL Process Manager を 10g Release 3(101340)にアップグレードする

76 パッチ適用時のメッセージ パッチの適用中には以下のエラーメッセージが表示されることがあります

Oracle Internet Directory 10g Release 2(101202)インフラストラクチャに関連づけ

られているスタンドアロンのOracle Containers for J2EEのインスタンスがあるシス

テムにパッチを適用する場合パッチの適用中にOC4J管理者のパスワードの入力

を求めるプロンプトが表示されると次のメッセージが表示されることがあります The operation is unsupported

このメッセージは無視してください

stopallコマンドを使用してOPMNプロセスを停止している間に次のメッセージ

が表示されることがあります

Error

--gt Process (index=1uid=1998741206pid=13253) time out while waiting

for a managed process to stop Log exampleproduct1013OracleAS_3

opmnlogsdefault_group~oc4j_owsm ~default_group~1log opmnctl

graceful stop of processes failed trying forceful shutdown

このメッセージは無視してください

77 OC4Jトランザクションのサポート Oracle Application Server 10g Release 3(101310)の OC4J トランザクションマネージャ

にはRecoverable Last Resource Commit(RLRC)と呼ばれる機能が含まれていますこ

の機能はLast Resource Commit(LRC)トランザクションに対する強化されたリカバリ

メカニズムを提供しトランザクションの全体的なパフォーマンスを向上します

RLRC ではデータベース表を使用してトランザクション ID のコミットレコード

が保持されますこのため中間層内の OC4J トランザクションログにコミットレ

コードを保持する必要がなくなりますコミットレコードの書込みは 2 段階のコミッ

トプロセスにおけるパフォーマンスコストの大部分を占めます

注現在 RLRC は非 XA リソースがデータベースである場合のみ利用で

きますさらにコミットレコードはデータベース内に保持されるため

RLRC トランザクションなどのリカバリが必要な場合にはこのデータ

ベースにアクセスできる必要があります

RLRC 機能の設定手順は次のとおりです

1 サーバーが稼動している場合は停止します

2 コミットレコードを保持するデータベースに接続し次のSQLスクリプトを実行

して必要なスキーマをインストールします J2EE_HOMEdatabasej2eejtaoraclelast_resource_commitsql

37

3 J2EE_HOMEconfigdata-sourcesxmlファイルを開きますコミットレコード

のデータベースにアクセスするための接続プールを編集または作成してコネク

ションファクトリ要素の一部としてcommit-record-table-name属性を指定します 次に例を示します

[] ltconnection-pool name=Example Connection Pool num-cached-statements=10gt ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource user=scott password=password url=jdbcoraclethinmyServer5521main commit-record-table-name=scottOC4J_TX_RLRC_LOGgt ltproperty name=connectionCachingEnabled value=falsegt ltproperty name=implicitCachingEnabled value=truegt ltproperty name=maxStatements value=50gt ltconnection-factorygt ltconnection-poolgt []

注commit-record-table-name属性の名前に指定する値は完全修飾さ

れている必要があり指定するユーザー資格証明にはこの表に対する

deleteおよびselect権限が必要です

4 (オプション)J2EE_HOMEconfigtransaction-managerxmlファイルを開き

RLRC機能の実行時の動作を変更します 次に例を示します [] ltcommit-coordinatorgt ltmiddle-tiergt ltrecovery retry-interval = 300 rlrc-min-purge-interval=10 rlrc-purge-size=1000gt ltmiddle-tiergt ltcommit-coordinatorgt [] この例では次のパラメータが使用されています

nrlrc-purge-intervalはデータベース内でコミットレコードのバッチパー

ジがおこなわれる間隔(ミリ秒単位)です

nrlrc-purge-sizeはデータベース内でコミットレコードのバッチパージ

がおこなわれる間に削除されるバッチのサイズです

78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する 10g Release 3(101310)Oracle ホームにパッチを適用し10g Release 3(101310)Oracle ホームのインストール時に次のインストールオプションを選択している場合

Application Server Control Console を表示できないことがあります

Advanced Install オプションを選択している

インストールのタイプとしてJ2EE Server Web Server and SOA Suite を選択して

いる

Administrator OC4J インスタンスとして機能するようにインスタンスを構成している

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のインストール中にこれらのオプショ

ンをすべて選択している場合インストール完了後Application Server Control Consoleが表示されないことがまれにありますこの問題は10g Release 3(101340)パッチ

38

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

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48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

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  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

3 オペレーティングシステムを更新してホスト名ドメイン名またはその両方

を正しい名前に変更します

4 オペレーティングシステムに必要な場合はホストを再起動します

5 ネットワーク内の別のホストからそのホストに Ping を発行できることを確認しま

すすべてが正しく解決されるように新しいホスト名を使用して Ping を発行して

ください

6 esbparampropertiesファイルを次のように編集します

minus IPアドレスまたはホスト名を変更している場合はDT_OC4J_HOSTプロパ

ティを新しいホスト名に変更しますたとえば新しいホスト名が

newhostexamplecomの場合はプロパティの値は次のようになります DT_OC4J_HOST=newhostexamplecom

minus ローカルマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HTTP_PORT を更新

して新しいポートにします

minus リモートマシンをクローンしている場合はDT_OC4J_HOST プロパティを

新しいホスト名にDT_OC4J_HTTP_PORT プロパティを新しいポートに更新

します

7 手順 2 で使用したのと同じコマンドラインウィンドウから次のコマンドを実行します

ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegrationDateTimeStampesbparamproperties

-DDB_URL=jdbc_connectStringhostnameportdb_service_name

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=esb_password

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

このコマンド例ではhostnameはOracle Enterprise Service Busのリポジトリを含んで

いるホストportはそのリポジトリのポートdb_service_nameはデータベース

サービス名esb_pwdはORAESBユーザーのパスワードですWindowsの場合は次

のようになります ant import-params

-Dparamfile ORACLE_HOMEintegration20060828_1503esbparamproperties

-DDB_URL=jdbcoraclethinstaexamplecom1521

oexamusexamplecom

-DDB_USER=oraesb -DDB_PASSWORD=PASSWORD

-DDB_DRIVER=oraclejdbcdriverOracleDriver

8 各 Oracle ホームで次のコマンドを実行してホストにあるすべての中間層のインス

タンスを起動します

minus Linux x86 の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

minus Microsoft Windows(32-Bit)の場合 ORACLE_HOMEopmnbinopmnctl startall

29

9 この手順の最初の段階でOracle Application Server を自動的に開始するために無効

にしたプロセスがある場合はそれらを有効にします

10 サービスが ESB コンソールに一覧表示されておりアプリケーションが正常に稼動

していることを確認します

610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを

実行する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールしたらWebCenter アプ

リケーション用に作成したすべての OC4J インスタンスに対して ADF インストーラを

実行する必要がありますADF インストーラを実行しない場合ユーザーのカスタム

アプリケーションは ADF の最新の共有ライブラリにアクセスできません

ADF インストーラの実行方法の詳細については『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development Framework のための Fusion 開発者ガイド』の第 2921項ADFランタイムライブラリのインストールを参照してください

611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする このパッチで利用可能なすべてのバグ修正プログラムを確実に適用するにはOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したあとでOracle ADF アプリケーションを移行して再デプロイする必要がありますアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする手順は次のとおりです

1 Oracle Technology NetworkからOracle JDeveloper 101330 をダウンロードします

OTNのアドレスは次のとおりです httpwwworaclecomtechnologyindexhtml

2 ワークスペースを次の手順で移行します

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 と同じシステムにイ

ンストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「Yes」をクリックして101320 JDeveloper ビルドの system フォルダをポイントしますこれでJDeveloper 101340 へのデータベース接続をはじめとしたユーザー設定が移行されます

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 とは異なるシステム

にインストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「No」をクリックします(この場

合データベース接続は Oracle JDeveloper 101340 に移行されません

JDeveloper 101320 ではデータベース接続は IDEConnectionsxml に格納さ

れておりこのファイルはOracle JDeveloper systemディレクトリにあります

そのためOracle JDeveloper 101340 から Oracle JDeveloper 101320 のデー

タベースの接続にアクセスするにはsystem ディレクトリを移行する必要が

あります)Oracle JDeveloper 101320 のインスタンスから任意の Oracle ADFアプリケーションのワークスペースを Oracle JDeveloper 101340 の環境にコ

ピーしてアプリケーションワークスペースを開きますDo you want to migrate the workspace from a previous versionのプロンプトが表示されたら

「Yes」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle ADF アプリケーションを新しい EAR ファイ

ルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

30

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle Application Development Framework 開発者ガイド』

を参照してください

612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後はOracle WebCenterアプリケーションを使用する前に以下のタスクを実行する必要があります

第 6121 項JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする

第 6122 項移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義

する

第 6123 項10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタ

マイゼーションをコピーする

第 6124 項Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行

する

第 6125 項Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用した

アプリケーションを移行する

第 6126 項OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を

再構成する

第 6127 項101340 の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する

6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプ

リケーションを移行および再デプロイする JCR データコントロールを使用してOracle WebCenter アプリケーション内の分散し

たコンテンツを統合および公開している場合はOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後コンテンツリポジトリにアクセスできる

ことを確認するために以下の手順を実行する必要があります

1 第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイするの手順 1 と 2を実行します

2 次の手順を実行してアプリケーションサーバーの接続を作成します

a Connections Navigator で「Application Server」を右クリックして「New Application Server Connection」を選択します

b Welcome ページが表示されている場合は「Next」をクリックして Type ペー

ジを表示します

c Connection Name フィールドで接続の名前を指定します

d Connection Type リストから「Standalone OC4J 10g 1013」を選択します

e 「Next」をクリックしてAuthentication ページを表示します

f OC4J インスタンスへの認証に使用するユーザー名とパスワードを指定します

g 「Next」をクリックしてConnection ページを表示します

h OC4J インスタンスにアクセスするために使用するホスト名とポート番号を指

定しますOC4J インスタンスが Oracle JDeveloper と同じコンピュータにイン

ストールされている場合はlocalhost をホスト名として指定します

i 「Finish」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle WebCenter アプリケーションを新しい EAR ファ

31

イルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照して

ください

注最初に新しいアプリケーションサーバーの接続を Oracle WebCenterアプリケーションと関連づける必要があります関連づけるには次の手

順を実行します

1 Resources ノードでOracle WebCenter アプリケーション用に作成した

デプロイメントプロファイルを右クリックします

2 WAR Deployment Profile Properties ダイアログボックスの左側のペイ

ンで「Platform」を選択しTarget Connection で作成したアプリケー

ションサーバーの接続を選択します

3 「OK」をクリックします

6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を

再定義する アプリケーションを 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に移行する場合セ

キュリティで保護されたページの認可情報はアプリケーションと一緒に移行されませ

んそのためアップグレードする前にアプリケーションの ADF セキュリティを定義

していた場合は10g Release 3(101340)のインスタンスでページのアクセス権限を

再定義する必要があります実行する手順については『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレッ

トカスタマイゼーションをコピーする Preconfigured OC4J にデプロイされた PDJ-Java ポートレットに対して作成したカスタマ

イザーションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますそのためOracle Application Server インスタンスを 10g Release 3(1013)Patch Set 2(101320)から 10g Release 3(101340)にパッチを適用する場合は10g Release 3(1013)Patch Set 2

(101320)用に作成したカスタマイゼーションは利用できませんこれらのカスタマ

イゼーションを 10g Release 3(101340)の環境で利用できるようにする場合は次の

手順を実行する必要があります

1 portlet-client-deployjarファイルを使用してカスタマイゼーションをエクス

ポートします カスタマイゼーションをエクスポートおよびインポートする手順については

『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

2 EARファイルでportlet-client-deployjarファイルを再実行してカスタマイ

ゼーションをインポートします

3 OC4J_WebCenter インスタンスを再起動します

6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケー

ションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して No を選択した場合は

このタスクを実行します

Preconfigured OC4J にデプロイされたポートレットに対して作成したカスタマイゼー

ションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますOracle JDeveloper の以前

32

のリリースから移行していない場合は以前のインストールで作成したポートレット

カスタマイゼーションは新しい Oracle Jdeveloper のインストールでは利用できません

これらのカスタマイゼーションを利用したい場合は新しい Oracle JDeveloper のインス

トールのアプリケーションにカスタマイゼーションを手動でコピーする必要があります

OmniportletWebClippingWSRPおよびPDKサンプルポートレット用に作成したカ

スタマイゼーションは以前のJDeveloper_ homeportalportletdataディレクトリ

から新しいOracle JDeveloperのインストールに手動でコピーできますPreconfigured OC4JにデプロイしたカスタムPDK-Javaポートレットがある場合は『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のポートレットプリファレンスストア移行ユーティリティ

を参照してポートレットプリファレンスストア移行ツールを使用してこれらの

カスタマイゼーションを保存する方法を確認してください

6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレッ

トを使用したアプリケーションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して Yes を選択した場合は

このタスクを実行します

この場合Preconfigured OC4J にデプロイした大部分のポートレットに対するカスタマ

イゼーションはOracle JDeveloper の移行全体の一環として自動的に移行されますた

だしPDK-Java ポートレット用に作成したカスタマイゼーションは101340 のイン

スタンスに手動でコピーする必要がありますポートレットプリファレンスストア

移行ツールを使用してそのほかの PDK カスタマイゼーションを保存する方法について

は『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』のポートレットプリファレンス

ストア移行ユーティリティを参照してください

6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキ

シ設定を再構成する アプリケーションに OmniPortlet および Web クリッピングポートレットが含まれてい

る場合Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

後それらのポートレットのプロキシ設定を再構成する必要があります10g Release 3(101320)のインスタンスからはプロバイダ構成情報が移行されないのでこの再構

成はかならずおこなう必要があります

OmniPortlet および Web クリッピングプロデューサの HTTP プロキシ設定の構成方法

については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』の付録そのほかのポート

レット構成を参照してください

6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクス

ポートEARファイルを再作成する Oracle WebCenter アプリケーションを10g Release 3(101320)環境から 10g Release 3

(101340)環境に転送しており事前デプロイメントツールを使用してカスタマイ

ゼーションをエクスポートしエクスポート EAR ファイルを作成する場合jspx ペー

ジもエクスポートされます

Oracle JDeveloper 10g Release 3(101340)を使用するアプリケーションの移行中に jspxページに変更を加えアプリケーションをデプロイして10g Release 3(101320)で

作成したエクスポート EAR ファイルからカスタマイゼーションをインポートする場合

Oracle JDeveloper でおこなったページの変更内容は失われます編集したページが上書

きされるのを避けるにはportlet-client-deployjar ファイルの 10g Release 3(101340)バージョンを 10g Release 3(101320)のインストール環境にコピーし10g Release 3(101340)の事前デプロイメントツールを使用してエクスポート EAR ファイルを再

33

作成する必要があります

事前デプロイメントツールを使用してカスタマイゼーションをエクスポートおよび

インポートする手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照

してください

613 HTTP TRACEのサポートを無効にする HTTP TRACE メソッドはTRACE レスポンスのエンティティボディ内にあるクライア

ント HTTP からリクエストされたコンテンツを返しますこの動作によりリクエスト

の HTTP ヘッダーに含まれている Cookie や認証データなどの機密情報は攻撃を受けや

すくなります

この問題を回避するにはApache mod_writeモジュールを使用してHTTP TRACEリク

エストを拒否するかサイトの要件とポリシーを満たすのに必要なメソッドだけを許可

するようにします次の追加の構成情報をApache HTTP Serverの構成ファイルに追加し

ます RewriteEngine On RewriteCond REQUEST_METHOD ^TRACE RewriteRule - [F]

614 Oracle BAM 101340をアンインストールする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)Business Activity Monitoringをアンインストールする場合は適用後のタスクを実行する必要があります

このプロセスにはOracle BAM 101340 パッチセットのアンインストールと Oracle BAM 101330 のリストアが含まれます

これらの手順を実行するとOracle BAM 101340でおこなった変更はすべて失われます

Oracle BAM 101340 をアンインストールしてOracle BAM 101330 をリストアする

手順は次のとおりです

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 「コントロール パネル」「プログラムの追加と削除」の順にクリックしてOracle BAM アプリケーションを削除しますActive Data Cache データベースは削除されま

せん

3 ホストマシンを再起動します

4 SQLPlus コマンドを使用してActive Data Cache に使用したデータベースアカウ

ントに対する権限を(必要な場合はOracle Enterprise Link for BAM のデータベー

スアカウントも同時に)削除再作成およびリセットします

5 Oracleデータベースツールを使用してOracle BAM 101330 Active Data Cacheデータベーススキーマのバックアップをリストアしますこのバックアップは

Oracle BAM 101340 Patch Setをインストールする前に第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境をバックアップするで作成し

たものです Oracle Data Pump Impdpユーティリティを使用してBAM Active Data Cache DatabaseおよびOracleデータベースにあるOracle Enterprise Link for BAMリポジトリをリスト

アします

6 Oracle BAM 101330 環境を再インストールします インストール中にActive Data Cache および Oracle Enterprise Link for BAM リポジ

トリの「Build」または「Upgrade」オプションの選択を解除できます

7 ホストシステムを再起動します

8 Oracle BAM 101330 のバックアップを作成中にConfigFilesBackupファイルお

よびイメージディレクトリを元の場所から移動している場合はそれらをリスト

34

アします変更したOracle Enterprise Link for BAM Data Flow Serviceの設定もリスト

アします

7 既知の問題 以下の各項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の既知の問題について説明します

第 71 項Webサービスとクライアント間の非互換性

第 72 項EJB 30 に基づくWebサービス

第 73 項Oracle HTTP Server 1012 を使用する際にWebモジュールおよびWebサー

ビスをテストする

第 74 項bc4jearファイルのファイル名の変更

第 75 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

複数回適用する

第 76 項パッチ適用時のメッセージ

第 77 項OC4Jトランザクションのサポート

第 78 項パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する

第 79 項高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ

第 710 項TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示され

ない

第 711 項Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ

第 712 項シャットダウン時のBPELエラーメッセージ

第 713 項OC4J_WebCenterインスタンスログエラー

第 714 項BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示

第 715 項パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログ エラー

第 716 項Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)

第 717 項ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプ

タで失敗する

第 718 項パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される

第 719 項アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない

71 Webサービスとクライアント間の非互換性 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用したあとは以下の点に注意してください

Web サービスを再生成して再デプロイする場合は生成した WSDL に変更が加え

られます

10g Release 3(101300)クライアントをサービスに使用するとコンパイラエ

ラーで通信に失敗します これらの問題は次の方法で対処できます

Web サービスの EAR ファイルは再アセンブルしないでくださいWSDL は変更さ

れずクライアントは引き続きサービスと通信することができます

WebサービスのEARファイルを再生成する必要がある場合はクライアントを再生

成してラッパーを使用するクラスの名前に接尾辞Elementを追加しますこれ

はunwrapParametersがfalseに設定された状態でアセンブルされたラッパー

クラスをクライアントが使用することが前提となっています

35

72 EJB 30に基づくWebサービス Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用しEJB 30 でアセンブルした Release 3(101300)Web サービ

スを使用する場合サービスを再デプロイすると WSDL が変更されますこの場合

クライアントコードを再生成してサービスと通信できるようにする必要があります

73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュール

およびWebサービスをテストする Oracle Enterprise Manager Application Server Control にはテストページがありこのペー

ジを使用してアプリケーションサーバー環境にデプロイした Web モジュールおよ

び Web サービスをテストできますほとんどの場合テストページにはユーザー

の環境に現在設定されているWebサイトとポートの一覧が表示されますWebモジュー

ルまたは Web サービスの URL をテストする際には使用する Web サイトをこの一覧

から選択できます

参照Enterprise Manager のオンラインヘルプのTesting a Web Serviceおよび

Overview of Managing Web Modules

Oracle HTTP Server 10g Release 2(1012)を OC4J に対するフロントエンドとして使

用している場合テストページの Discovered Web サイトの一覧には何も表示されない

ことがありますこの場合Application Server Control を使用してWeb モジュールま

たは Web サービスの URL をテストすることはできません代わりに新しいブラウザ

ウィンドウを開いてブラウザのアドレスフィールドに Web モジュールまたは Webサービスの URL を入力します

参照10g Release 2(10132)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』のOracle Application Server 1013 での Oracle Application Server 1012 の構成

74 bc4jearファイルのファイル名の変更 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)はbc4jearファイルを使用しこ

のファイルをデフォルトのホームインスタンスにデプロイしますOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は新たに作成されたイ

ンスタンスのデフォルトのファイル名はdatatagsearになりますファイルのコンテ

ンツや機能は変わりません

75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は再

度パッチを適用しないでください再度適用するとエラーになる場合がありますた

とえばオラクルでは次のシナリオはサポートしていません

1 J2EE およびWebserverオプションを設定してOracle Application Server 10g Release 3(1013)をインストールする

2 Oracle Enterprise Service Bus 10g(101310)のスタンドアロン中間層をインストー

ルする

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

4 Oracle BPEL Process Manager 10g(10131)のスタンドアロン中間層または Oracle Web Services Manager 10g(10131)中間層をインストールする

36

5 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用して

Oracle BPEL Process Manager を 10g Release 3(101340)にアップグレードする

76 パッチ適用時のメッセージ パッチの適用中には以下のエラーメッセージが表示されることがあります

Oracle Internet Directory 10g Release 2(101202)インフラストラクチャに関連づけ

られているスタンドアロンのOracle Containers for J2EEのインスタンスがあるシス

テムにパッチを適用する場合パッチの適用中にOC4J管理者のパスワードの入力

を求めるプロンプトが表示されると次のメッセージが表示されることがあります The operation is unsupported

このメッセージは無視してください

stopallコマンドを使用してOPMNプロセスを停止している間に次のメッセージ

が表示されることがあります

Error

--gt Process (index=1uid=1998741206pid=13253) time out while waiting

for a managed process to stop Log exampleproduct1013OracleAS_3

opmnlogsdefault_group~oc4j_owsm ~default_group~1log opmnctl

graceful stop of processes failed trying forceful shutdown

このメッセージは無視してください

77 OC4Jトランザクションのサポート Oracle Application Server 10g Release 3(101310)の OC4J トランザクションマネージャ

にはRecoverable Last Resource Commit(RLRC)と呼ばれる機能が含まれていますこ

の機能はLast Resource Commit(LRC)トランザクションに対する強化されたリカバリ

メカニズムを提供しトランザクションの全体的なパフォーマンスを向上します

RLRC ではデータベース表を使用してトランザクション ID のコミットレコード

が保持されますこのため中間層内の OC4J トランザクションログにコミットレ

コードを保持する必要がなくなりますコミットレコードの書込みは 2 段階のコミッ

トプロセスにおけるパフォーマンスコストの大部分を占めます

注現在 RLRC は非 XA リソースがデータベースである場合のみ利用で

きますさらにコミットレコードはデータベース内に保持されるため

RLRC トランザクションなどのリカバリが必要な場合にはこのデータ

ベースにアクセスできる必要があります

RLRC 機能の設定手順は次のとおりです

1 サーバーが稼動している場合は停止します

2 コミットレコードを保持するデータベースに接続し次のSQLスクリプトを実行

して必要なスキーマをインストールします J2EE_HOMEdatabasej2eejtaoraclelast_resource_commitsql

37

3 J2EE_HOMEconfigdata-sourcesxmlファイルを開きますコミットレコード

のデータベースにアクセスするための接続プールを編集または作成してコネク

ションファクトリ要素の一部としてcommit-record-table-name属性を指定します 次に例を示します

[] ltconnection-pool name=Example Connection Pool num-cached-statements=10gt ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource user=scott password=password url=jdbcoraclethinmyServer5521main commit-record-table-name=scottOC4J_TX_RLRC_LOGgt ltproperty name=connectionCachingEnabled value=falsegt ltproperty name=implicitCachingEnabled value=truegt ltproperty name=maxStatements value=50gt ltconnection-factorygt ltconnection-poolgt []

注commit-record-table-name属性の名前に指定する値は完全修飾さ

れている必要があり指定するユーザー資格証明にはこの表に対する

deleteおよびselect権限が必要です

4 (オプション)J2EE_HOMEconfigtransaction-managerxmlファイルを開き

RLRC機能の実行時の動作を変更します 次に例を示します [] ltcommit-coordinatorgt ltmiddle-tiergt ltrecovery retry-interval = 300 rlrc-min-purge-interval=10 rlrc-purge-size=1000gt ltmiddle-tiergt ltcommit-coordinatorgt [] この例では次のパラメータが使用されています

nrlrc-purge-intervalはデータベース内でコミットレコードのバッチパー

ジがおこなわれる間隔(ミリ秒単位)です

nrlrc-purge-sizeはデータベース内でコミットレコードのバッチパージ

がおこなわれる間に削除されるバッチのサイズです

78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する 10g Release 3(101310)Oracle ホームにパッチを適用し10g Release 3(101310)Oracle ホームのインストール時に次のインストールオプションを選択している場合

Application Server Control Console を表示できないことがあります

Advanced Install オプションを選択している

インストールのタイプとしてJ2EE Server Web Server and SOA Suite を選択して

いる

Administrator OC4J インスタンスとして機能するようにインスタンスを構成している

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のインストール中にこれらのオプショ

ンをすべて選択している場合インストール完了後Application Server Control Consoleが表示されないことがまれにありますこの問題は10g Release 3(101340)パッチ

38

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

9 この手順の最初の段階でOracle Application Server を自動的に開始するために無効

にしたプロセスがある場合はそれらを有効にします

10 サービスが ESB コンソールに一覧表示されておりアプリケーションが正常に稼動

していることを確認します

610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを

実行する 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をインストールしたらWebCenter アプ

リケーション用に作成したすべての OC4J インスタンスに対して ADF インストーラを

実行する必要がありますADF インストーラを実行しない場合ユーザーのカスタム

アプリケーションは ADF の最新の共有ライブラリにアクセスできません

ADF インストーラの実行方法の詳細については『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development Framework のための Fusion 開発者ガイド』の第 2921項ADFランタイムライブラリのインストールを参照してください

611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする このパッチで利用可能なすべてのバグ修正プログラムを確実に適用するにはOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したあとでOracle ADF アプリケーションを移行して再デプロイする必要がありますアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする手順は次のとおりです

1 Oracle Technology NetworkからOracle JDeveloper 101330 をダウンロードします

OTNのアドレスは次のとおりです httpwwworaclecomtechnologyindexhtml

2 ワークスペースを次の手順で移行します

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 と同じシステムにイ

ンストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「Yes」をクリックして101320 JDeveloper ビルドの system フォルダをポイントしますこれでJDeveloper 101340 へのデータベース接続をはじめとしたユーザー設定が移行されます

minus Oracle JDeveloper 101340 を Oracle JDeveloper 101320 とは異なるシステム

にインストールする場合はDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperのプロンプトが表示されたら「No」をクリックします(この場

合データベース接続は Oracle JDeveloper 101340 に移行されません

JDeveloper 101320 ではデータベース接続は IDEConnectionsxml に格納さ

れておりこのファイルはOracle JDeveloper systemディレクトリにあります

そのためOracle JDeveloper 101340 から Oracle JDeveloper 101320 のデー

タベースの接続にアクセスするにはsystem ディレクトリを移行する必要が

あります)Oracle JDeveloper 101320 のインスタンスから任意の Oracle ADFアプリケーションのワークスペースを Oracle JDeveloper 101340 の環境にコ

ピーしてアプリケーションワークスペースを開きますDo you want to migrate the workspace from a previous versionのプロンプトが表示されたら

「Yes」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle ADF アプリケーションを新しい EAR ファイ

ルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

30

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle Application Development Framework 開発者ガイド』

を参照してください

612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後はOracle WebCenterアプリケーションを使用する前に以下のタスクを実行する必要があります

第 6121 項JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする

第 6122 項移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義

する

第 6123 項10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタ

マイゼーションをコピーする

第 6124 項Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行

する

第 6125 項Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用した

アプリケーションを移行する

第 6126 項OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を

再構成する

第 6127 項101340 の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する

6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプ

リケーションを移行および再デプロイする JCR データコントロールを使用してOracle WebCenter アプリケーション内の分散し

たコンテンツを統合および公開している場合はOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後コンテンツリポジトリにアクセスできる

ことを確認するために以下の手順を実行する必要があります

1 第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイするの手順 1 と 2を実行します

2 次の手順を実行してアプリケーションサーバーの接続を作成します

a Connections Navigator で「Application Server」を右クリックして「New Application Server Connection」を選択します

b Welcome ページが表示されている場合は「Next」をクリックして Type ペー

ジを表示します

c Connection Name フィールドで接続の名前を指定します

d Connection Type リストから「Standalone OC4J 10g 1013」を選択します

e 「Next」をクリックしてAuthentication ページを表示します

f OC4J インスタンスへの認証に使用するユーザー名とパスワードを指定します

g 「Next」をクリックしてConnection ページを表示します

h OC4J インスタンスにアクセスするために使用するホスト名とポート番号を指

定しますOC4J インスタンスが Oracle JDeveloper と同じコンピュータにイン

ストールされている場合はlocalhost をホスト名として指定します

i 「Finish」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle WebCenter アプリケーションを新しい EAR ファ

31

イルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照して

ください

注最初に新しいアプリケーションサーバーの接続を Oracle WebCenterアプリケーションと関連づける必要があります関連づけるには次の手

順を実行します

1 Resources ノードでOracle WebCenter アプリケーション用に作成した

デプロイメントプロファイルを右クリックします

2 WAR Deployment Profile Properties ダイアログボックスの左側のペイ

ンで「Platform」を選択しTarget Connection で作成したアプリケー

ションサーバーの接続を選択します

3 「OK」をクリックします

6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を

再定義する アプリケーションを 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に移行する場合セ

キュリティで保護されたページの認可情報はアプリケーションと一緒に移行されませ

んそのためアップグレードする前にアプリケーションの ADF セキュリティを定義

していた場合は10g Release 3(101340)のインスタンスでページのアクセス権限を

再定義する必要があります実行する手順については『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレッ

トカスタマイゼーションをコピーする Preconfigured OC4J にデプロイされた PDJ-Java ポートレットに対して作成したカスタマ

イザーションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますそのためOracle Application Server インスタンスを 10g Release 3(1013)Patch Set 2(101320)から 10g Release 3(101340)にパッチを適用する場合は10g Release 3(1013)Patch Set 2

(101320)用に作成したカスタマイゼーションは利用できませんこれらのカスタマ

イゼーションを 10g Release 3(101340)の環境で利用できるようにする場合は次の

手順を実行する必要があります

1 portlet-client-deployjarファイルを使用してカスタマイゼーションをエクス

ポートします カスタマイゼーションをエクスポートおよびインポートする手順については

『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

2 EARファイルでportlet-client-deployjarファイルを再実行してカスタマイ

ゼーションをインポートします

3 OC4J_WebCenter インスタンスを再起動します

6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケー

ションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して No を選択した場合は

このタスクを実行します

Preconfigured OC4J にデプロイされたポートレットに対して作成したカスタマイゼー

ションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますOracle JDeveloper の以前

32

のリリースから移行していない場合は以前のインストールで作成したポートレット

カスタマイゼーションは新しい Oracle Jdeveloper のインストールでは利用できません

これらのカスタマイゼーションを利用したい場合は新しい Oracle JDeveloper のインス

トールのアプリケーションにカスタマイゼーションを手動でコピーする必要があります

OmniportletWebClippingWSRPおよびPDKサンプルポートレット用に作成したカ

スタマイゼーションは以前のJDeveloper_ homeportalportletdataディレクトリ

から新しいOracle JDeveloperのインストールに手動でコピーできますPreconfigured OC4JにデプロイしたカスタムPDK-Javaポートレットがある場合は『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のポートレットプリファレンスストア移行ユーティリティ

を参照してポートレットプリファレンスストア移行ツールを使用してこれらの

カスタマイゼーションを保存する方法を確認してください

6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレッ

トを使用したアプリケーションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して Yes を選択した場合は

このタスクを実行します

この場合Preconfigured OC4J にデプロイした大部分のポートレットに対するカスタマ

イゼーションはOracle JDeveloper の移行全体の一環として自動的に移行されますた

だしPDK-Java ポートレット用に作成したカスタマイゼーションは101340 のイン

スタンスに手動でコピーする必要がありますポートレットプリファレンスストア

移行ツールを使用してそのほかの PDK カスタマイゼーションを保存する方法について

は『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』のポートレットプリファレンス

ストア移行ユーティリティを参照してください

6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキ

シ設定を再構成する アプリケーションに OmniPortlet および Web クリッピングポートレットが含まれてい

る場合Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

後それらのポートレットのプロキシ設定を再構成する必要があります10g Release 3(101320)のインスタンスからはプロバイダ構成情報が移行されないのでこの再構

成はかならずおこなう必要があります

OmniPortlet および Web クリッピングプロデューサの HTTP プロキシ設定の構成方法

については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』の付録そのほかのポート

レット構成を参照してください

6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクス

ポートEARファイルを再作成する Oracle WebCenter アプリケーションを10g Release 3(101320)環境から 10g Release 3

(101340)環境に転送しており事前デプロイメントツールを使用してカスタマイ

ゼーションをエクスポートしエクスポート EAR ファイルを作成する場合jspx ペー

ジもエクスポートされます

Oracle JDeveloper 10g Release 3(101340)を使用するアプリケーションの移行中に jspxページに変更を加えアプリケーションをデプロイして10g Release 3(101320)で

作成したエクスポート EAR ファイルからカスタマイゼーションをインポートする場合

Oracle JDeveloper でおこなったページの変更内容は失われます編集したページが上書

きされるのを避けるにはportlet-client-deployjar ファイルの 10g Release 3(101340)バージョンを 10g Release 3(101320)のインストール環境にコピーし10g Release 3(101340)の事前デプロイメントツールを使用してエクスポート EAR ファイルを再

33

作成する必要があります

事前デプロイメントツールを使用してカスタマイゼーションをエクスポートおよび

インポートする手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照

してください

613 HTTP TRACEのサポートを無効にする HTTP TRACE メソッドはTRACE レスポンスのエンティティボディ内にあるクライア

ント HTTP からリクエストされたコンテンツを返しますこの動作によりリクエスト

の HTTP ヘッダーに含まれている Cookie や認証データなどの機密情報は攻撃を受けや

すくなります

この問題を回避するにはApache mod_writeモジュールを使用してHTTP TRACEリク

エストを拒否するかサイトの要件とポリシーを満たすのに必要なメソッドだけを許可

するようにします次の追加の構成情報をApache HTTP Serverの構成ファイルに追加し

ます RewriteEngine On RewriteCond REQUEST_METHOD ^TRACE RewriteRule - [F]

614 Oracle BAM 101340をアンインストールする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)Business Activity Monitoringをアンインストールする場合は適用後のタスクを実行する必要があります

このプロセスにはOracle BAM 101340 パッチセットのアンインストールと Oracle BAM 101330 のリストアが含まれます

これらの手順を実行するとOracle BAM 101340でおこなった変更はすべて失われます

Oracle BAM 101340 をアンインストールしてOracle BAM 101330 をリストアする

手順は次のとおりです

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 「コントロール パネル」「プログラムの追加と削除」の順にクリックしてOracle BAM アプリケーションを削除しますActive Data Cache データベースは削除されま

せん

3 ホストマシンを再起動します

4 SQLPlus コマンドを使用してActive Data Cache に使用したデータベースアカウ

ントに対する権限を(必要な場合はOracle Enterprise Link for BAM のデータベー

スアカウントも同時に)削除再作成およびリセットします

5 Oracleデータベースツールを使用してOracle BAM 101330 Active Data Cacheデータベーススキーマのバックアップをリストアしますこのバックアップは

Oracle BAM 101340 Patch Setをインストールする前に第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境をバックアップするで作成し

たものです Oracle Data Pump Impdpユーティリティを使用してBAM Active Data Cache DatabaseおよびOracleデータベースにあるOracle Enterprise Link for BAMリポジトリをリスト

アします

6 Oracle BAM 101330 環境を再インストールします インストール中にActive Data Cache および Oracle Enterprise Link for BAM リポジ

トリの「Build」または「Upgrade」オプションの選択を解除できます

7 ホストシステムを再起動します

8 Oracle BAM 101330 のバックアップを作成中にConfigFilesBackupファイルお

よびイメージディレクトリを元の場所から移動している場合はそれらをリスト

34

アします変更したOracle Enterprise Link for BAM Data Flow Serviceの設定もリスト

アします

7 既知の問題 以下の各項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の既知の問題について説明します

第 71 項Webサービスとクライアント間の非互換性

第 72 項EJB 30 に基づくWebサービス

第 73 項Oracle HTTP Server 1012 を使用する際にWebモジュールおよびWebサー

ビスをテストする

第 74 項bc4jearファイルのファイル名の変更

第 75 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

複数回適用する

第 76 項パッチ適用時のメッセージ

第 77 項OC4Jトランザクションのサポート

第 78 項パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する

第 79 項高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ

第 710 項TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示され

ない

第 711 項Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ

第 712 項シャットダウン時のBPELエラーメッセージ

第 713 項OC4J_WebCenterインスタンスログエラー

第 714 項BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示

第 715 項パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログ エラー

第 716 項Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)

第 717 項ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプ

タで失敗する

第 718 項パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される

第 719 項アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない

71 Webサービスとクライアント間の非互換性 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用したあとは以下の点に注意してください

Web サービスを再生成して再デプロイする場合は生成した WSDL に変更が加え

られます

10g Release 3(101300)クライアントをサービスに使用するとコンパイラエ

ラーで通信に失敗します これらの問題は次の方法で対処できます

Web サービスの EAR ファイルは再アセンブルしないでくださいWSDL は変更さ

れずクライアントは引き続きサービスと通信することができます

WebサービスのEARファイルを再生成する必要がある場合はクライアントを再生

成してラッパーを使用するクラスの名前に接尾辞Elementを追加しますこれ

はunwrapParametersがfalseに設定された状態でアセンブルされたラッパー

クラスをクライアントが使用することが前提となっています

35

72 EJB 30に基づくWebサービス Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用しEJB 30 でアセンブルした Release 3(101300)Web サービ

スを使用する場合サービスを再デプロイすると WSDL が変更されますこの場合

クライアントコードを再生成してサービスと通信できるようにする必要があります

73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュール

およびWebサービスをテストする Oracle Enterprise Manager Application Server Control にはテストページがありこのペー

ジを使用してアプリケーションサーバー環境にデプロイした Web モジュールおよ

び Web サービスをテストできますほとんどの場合テストページにはユーザー

の環境に現在設定されているWebサイトとポートの一覧が表示されますWebモジュー

ルまたは Web サービスの URL をテストする際には使用する Web サイトをこの一覧

から選択できます

参照Enterprise Manager のオンラインヘルプのTesting a Web Serviceおよび

Overview of Managing Web Modules

Oracle HTTP Server 10g Release 2(1012)を OC4J に対するフロントエンドとして使

用している場合テストページの Discovered Web サイトの一覧には何も表示されない

ことがありますこの場合Application Server Control を使用してWeb モジュールま

たは Web サービスの URL をテストすることはできません代わりに新しいブラウザ

ウィンドウを開いてブラウザのアドレスフィールドに Web モジュールまたは Webサービスの URL を入力します

参照10g Release 2(10132)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』のOracle Application Server 1013 での Oracle Application Server 1012 の構成

74 bc4jearファイルのファイル名の変更 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)はbc4jearファイルを使用しこ

のファイルをデフォルトのホームインスタンスにデプロイしますOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は新たに作成されたイ

ンスタンスのデフォルトのファイル名はdatatagsearになりますファイルのコンテ

ンツや機能は変わりません

75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は再

度パッチを適用しないでください再度適用するとエラーになる場合がありますた

とえばオラクルでは次のシナリオはサポートしていません

1 J2EE およびWebserverオプションを設定してOracle Application Server 10g Release 3(1013)をインストールする

2 Oracle Enterprise Service Bus 10g(101310)のスタンドアロン中間層をインストー

ルする

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

4 Oracle BPEL Process Manager 10g(10131)のスタンドアロン中間層または Oracle Web Services Manager 10g(10131)中間層をインストールする

36

5 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用して

Oracle BPEL Process Manager を 10g Release 3(101340)にアップグレードする

76 パッチ適用時のメッセージ パッチの適用中には以下のエラーメッセージが表示されることがあります

Oracle Internet Directory 10g Release 2(101202)インフラストラクチャに関連づけ

られているスタンドアロンのOracle Containers for J2EEのインスタンスがあるシス

テムにパッチを適用する場合パッチの適用中にOC4J管理者のパスワードの入力

を求めるプロンプトが表示されると次のメッセージが表示されることがあります The operation is unsupported

このメッセージは無視してください

stopallコマンドを使用してOPMNプロセスを停止している間に次のメッセージ

が表示されることがあります

Error

--gt Process (index=1uid=1998741206pid=13253) time out while waiting

for a managed process to stop Log exampleproduct1013OracleAS_3

opmnlogsdefault_group~oc4j_owsm ~default_group~1log opmnctl

graceful stop of processes failed trying forceful shutdown

このメッセージは無視してください

77 OC4Jトランザクションのサポート Oracle Application Server 10g Release 3(101310)の OC4J トランザクションマネージャ

にはRecoverable Last Resource Commit(RLRC)と呼ばれる機能が含まれていますこ

の機能はLast Resource Commit(LRC)トランザクションに対する強化されたリカバリ

メカニズムを提供しトランザクションの全体的なパフォーマンスを向上します

RLRC ではデータベース表を使用してトランザクション ID のコミットレコード

が保持されますこのため中間層内の OC4J トランザクションログにコミットレ

コードを保持する必要がなくなりますコミットレコードの書込みは 2 段階のコミッ

トプロセスにおけるパフォーマンスコストの大部分を占めます

注現在 RLRC は非 XA リソースがデータベースである場合のみ利用で

きますさらにコミットレコードはデータベース内に保持されるため

RLRC トランザクションなどのリカバリが必要な場合にはこのデータ

ベースにアクセスできる必要があります

RLRC 機能の設定手順は次のとおりです

1 サーバーが稼動している場合は停止します

2 コミットレコードを保持するデータベースに接続し次のSQLスクリプトを実行

して必要なスキーマをインストールします J2EE_HOMEdatabasej2eejtaoraclelast_resource_commitsql

37

3 J2EE_HOMEconfigdata-sourcesxmlファイルを開きますコミットレコード

のデータベースにアクセスするための接続プールを編集または作成してコネク

ションファクトリ要素の一部としてcommit-record-table-name属性を指定します 次に例を示します

[] ltconnection-pool name=Example Connection Pool num-cached-statements=10gt ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource user=scott password=password url=jdbcoraclethinmyServer5521main commit-record-table-name=scottOC4J_TX_RLRC_LOGgt ltproperty name=connectionCachingEnabled value=falsegt ltproperty name=implicitCachingEnabled value=truegt ltproperty name=maxStatements value=50gt ltconnection-factorygt ltconnection-poolgt []

注commit-record-table-name属性の名前に指定する値は完全修飾さ

れている必要があり指定するユーザー資格証明にはこの表に対する

deleteおよびselect権限が必要です

4 (オプション)J2EE_HOMEconfigtransaction-managerxmlファイルを開き

RLRC機能の実行時の動作を変更します 次に例を示します [] ltcommit-coordinatorgt ltmiddle-tiergt ltrecovery retry-interval = 300 rlrc-min-purge-interval=10 rlrc-purge-size=1000gt ltmiddle-tiergt ltcommit-coordinatorgt [] この例では次のパラメータが使用されています

nrlrc-purge-intervalはデータベース内でコミットレコードのバッチパー

ジがおこなわれる間隔(ミリ秒単位)です

nrlrc-purge-sizeはデータベース内でコミットレコードのバッチパージ

がおこなわれる間に削除されるバッチのサイズです

78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する 10g Release 3(101310)Oracle ホームにパッチを適用し10g Release 3(101310)Oracle ホームのインストール時に次のインストールオプションを選択している場合

Application Server Control Console を表示できないことがあります

Advanced Install オプションを選択している

インストールのタイプとしてJ2EE Server Web Server and SOA Suite を選択して

いる

Administrator OC4J インスタンスとして機能するようにインスタンスを構成している

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のインストール中にこれらのオプショ

ンをすべて選択している場合インストール完了後Application Server Control Consoleが表示されないことがまれにありますこの問題は10g Release 3(101340)パッチ

38

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle Application Development Framework 開発者ガイド』

を参照してください

612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後はOracle WebCenterアプリケーションを使用する前に以下のタスクを実行する必要があります

第 6121 項JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーショ

ンを移行および再デプロイする

第 6122 項移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義

する

第 6123 項10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタ

マイゼーションをコピーする

第 6124 項Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行

する

第 6125 項Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用した

アプリケーションを移行する

第 6126 項OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を

再構成する

第 6127 項101340 の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する

6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプ

リケーションを移行および再デプロイする JCR データコントロールを使用してOracle WebCenter アプリケーション内の分散し

たコンテンツを統合および公開している場合はOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後コンテンツリポジトリにアクセスできる

ことを確認するために以下の手順を実行する必要があります

1 第 611 項Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイするの手順 1 と 2を実行します

2 次の手順を実行してアプリケーションサーバーの接続を作成します

a Connections Navigator で「Application Server」を右クリックして「New Application Server Connection」を選択します

b Welcome ページが表示されている場合は「Next」をクリックして Type ペー

ジを表示します

c Connection Name フィールドで接続の名前を指定します

d Connection Type リストから「Standalone OC4J 10g 1013」を選択します

e 「Next」をクリックしてAuthentication ページを表示します

f OC4J インスタンスへの認証に使用するユーザー名とパスワードを指定します

g 「Next」をクリックしてConnection ページを表示します

h OC4J インスタンスにアクセスするために使用するホスト名とポート番号を指

定しますOC4J インスタンスが Oracle JDeveloper と同じコンピュータにイン

ストールされている場合はlocalhost をホスト名として指定します

i 「Finish」をクリックします

3 Oracle JDeveloper を使用してOracle WebCenter アプリケーションを新しい EAR ファ

31

イルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照して

ください

注最初に新しいアプリケーションサーバーの接続を Oracle WebCenterアプリケーションと関連づける必要があります関連づけるには次の手

順を実行します

1 Resources ノードでOracle WebCenter アプリケーション用に作成した

デプロイメントプロファイルを右クリックします

2 WAR Deployment Profile Properties ダイアログボックスの左側のペイ

ンで「Platform」を選択しTarget Connection で作成したアプリケー

ションサーバーの接続を選択します

3 「OK」をクリックします

6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を

再定義する アプリケーションを 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に移行する場合セ

キュリティで保護されたページの認可情報はアプリケーションと一緒に移行されませ

んそのためアップグレードする前にアプリケーションの ADF セキュリティを定義

していた場合は10g Release 3(101340)のインスタンスでページのアクセス権限を

再定義する必要があります実行する手順については『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレッ

トカスタマイゼーションをコピーする Preconfigured OC4J にデプロイされた PDJ-Java ポートレットに対して作成したカスタマ

イザーションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますそのためOracle Application Server インスタンスを 10g Release 3(1013)Patch Set 2(101320)から 10g Release 3(101340)にパッチを適用する場合は10g Release 3(1013)Patch Set 2

(101320)用に作成したカスタマイゼーションは利用できませんこれらのカスタマ

イゼーションを 10g Release 3(101340)の環境で利用できるようにする場合は次の

手順を実行する必要があります

1 portlet-client-deployjarファイルを使用してカスタマイゼーションをエクス

ポートします カスタマイゼーションをエクスポートおよびインポートする手順については

『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

2 EARファイルでportlet-client-deployjarファイルを再実行してカスタマイ

ゼーションをインポートします

3 OC4J_WebCenter インスタンスを再起動します

6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケー

ションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して No を選択した場合は

このタスクを実行します

Preconfigured OC4J にデプロイされたポートレットに対して作成したカスタマイゼー

ションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますOracle JDeveloper の以前

32

のリリースから移行していない場合は以前のインストールで作成したポートレット

カスタマイゼーションは新しい Oracle Jdeveloper のインストールでは利用できません

これらのカスタマイゼーションを利用したい場合は新しい Oracle JDeveloper のインス

トールのアプリケーションにカスタマイゼーションを手動でコピーする必要があります

OmniportletWebClippingWSRPおよびPDKサンプルポートレット用に作成したカ

スタマイゼーションは以前のJDeveloper_ homeportalportletdataディレクトリ

から新しいOracle JDeveloperのインストールに手動でコピーできますPreconfigured OC4JにデプロイしたカスタムPDK-Javaポートレットがある場合は『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のポートレットプリファレンスストア移行ユーティリティ

を参照してポートレットプリファレンスストア移行ツールを使用してこれらの

カスタマイゼーションを保存する方法を確認してください

6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレッ

トを使用したアプリケーションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して Yes を選択した場合は

このタスクを実行します

この場合Preconfigured OC4J にデプロイした大部分のポートレットに対するカスタマ

イゼーションはOracle JDeveloper の移行全体の一環として自動的に移行されますた

だしPDK-Java ポートレット用に作成したカスタマイゼーションは101340 のイン

スタンスに手動でコピーする必要がありますポートレットプリファレンスストア

移行ツールを使用してそのほかの PDK カスタマイゼーションを保存する方法について

は『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』のポートレットプリファレンス

ストア移行ユーティリティを参照してください

6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキ

シ設定を再構成する アプリケーションに OmniPortlet および Web クリッピングポートレットが含まれてい

る場合Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

後それらのポートレットのプロキシ設定を再構成する必要があります10g Release 3(101320)のインスタンスからはプロバイダ構成情報が移行されないのでこの再構

成はかならずおこなう必要があります

OmniPortlet および Web クリッピングプロデューサの HTTP プロキシ設定の構成方法

については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』の付録そのほかのポート

レット構成を参照してください

6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクス

ポートEARファイルを再作成する Oracle WebCenter アプリケーションを10g Release 3(101320)環境から 10g Release 3

(101340)環境に転送しており事前デプロイメントツールを使用してカスタマイ

ゼーションをエクスポートしエクスポート EAR ファイルを作成する場合jspx ペー

ジもエクスポートされます

Oracle JDeveloper 10g Release 3(101340)を使用するアプリケーションの移行中に jspxページに変更を加えアプリケーションをデプロイして10g Release 3(101320)で

作成したエクスポート EAR ファイルからカスタマイゼーションをインポートする場合

Oracle JDeveloper でおこなったページの変更内容は失われます編集したページが上書

きされるのを避けるにはportlet-client-deployjar ファイルの 10g Release 3(101340)バージョンを 10g Release 3(101320)のインストール環境にコピーし10g Release 3(101340)の事前デプロイメントツールを使用してエクスポート EAR ファイルを再

33

作成する必要があります

事前デプロイメントツールを使用してカスタマイゼーションをエクスポートおよび

インポートする手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照

してください

613 HTTP TRACEのサポートを無効にする HTTP TRACE メソッドはTRACE レスポンスのエンティティボディ内にあるクライア

ント HTTP からリクエストされたコンテンツを返しますこの動作によりリクエスト

の HTTP ヘッダーに含まれている Cookie や認証データなどの機密情報は攻撃を受けや

すくなります

この問題を回避するにはApache mod_writeモジュールを使用してHTTP TRACEリク

エストを拒否するかサイトの要件とポリシーを満たすのに必要なメソッドだけを許可

するようにします次の追加の構成情報をApache HTTP Serverの構成ファイルに追加し

ます RewriteEngine On RewriteCond REQUEST_METHOD ^TRACE RewriteRule - [F]

614 Oracle BAM 101340をアンインストールする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)Business Activity Monitoringをアンインストールする場合は適用後のタスクを実行する必要があります

このプロセスにはOracle BAM 101340 パッチセットのアンインストールと Oracle BAM 101330 のリストアが含まれます

これらの手順を実行するとOracle BAM 101340でおこなった変更はすべて失われます

Oracle BAM 101340 をアンインストールしてOracle BAM 101330 をリストアする

手順は次のとおりです

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 「コントロール パネル」「プログラムの追加と削除」の順にクリックしてOracle BAM アプリケーションを削除しますActive Data Cache データベースは削除されま

せん

3 ホストマシンを再起動します

4 SQLPlus コマンドを使用してActive Data Cache に使用したデータベースアカウ

ントに対する権限を(必要な場合はOracle Enterprise Link for BAM のデータベー

スアカウントも同時に)削除再作成およびリセットします

5 Oracleデータベースツールを使用してOracle BAM 101330 Active Data Cacheデータベーススキーマのバックアップをリストアしますこのバックアップは

Oracle BAM 101340 Patch Setをインストールする前に第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境をバックアップするで作成し

たものです Oracle Data Pump Impdpユーティリティを使用してBAM Active Data Cache DatabaseおよびOracleデータベースにあるOracle Enterprise Link for BAMリポジトリをリスト

アします

6 Oracle BAM 101330 環境を再インストールします インストール中にActive Data Cache および Oracle Enterprise Link for BAM リポジ

トリの「Build」または「Upgrade」オプションの選択を解除できます

7 ホストシステムを再起動します

8 Oracle BAM 101330 のバックアップを作成中にConfigFilesBackupファイルお

よびイメージディレクトリを元の場所から移動している場合はそれらをリスト

34

アします変更したOracle Enterprise Link for BAM Data Flow Serviceの設定もリスト

アします

7 既知の問題 以下の各項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の既知の問題について説明します

第 71 項Webサービスとクライアント間の非互換性

第 72 項EJB 30 に基づくWebサービス

第 73 項Oracle HTTP Server 1012 を使用する際にWebモジュールおよびWebサー

ビスをテストする

第 74 項bc4jearファイルのファイル名の変更

第 75 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

複数回適用する

第 76 項パッチ適用時のメッセージ

第 77 項OC4Jトランザクションのサポート

第 78 項パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する

第 79 項高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ

第 710 項TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示され

ない

第 711 項Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ

第 712 項シャットダウン時のBPELエラーメッセージ

第 713 項OC4J_WebCenterインスタンスログエラー

第 714 項BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示

第 715 項パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログ エラー

第 716 項Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)

第 717 項ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプ

タで失敗する

第 718 項パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される

第 719 項アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない

71 Webサービスとクライアント間の非互換性 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用したあとは以下の点に注意してください

Web サービスを再生成して再デプロイする場合は生成した WSDL に変更が加え

られます

10g Release 3(101300)クライアントをサービスに使用するとコンパイラエ

ラーで通信に失敗します これらの問題は次の方法で対処できます

Web サービスの EAR ファイルは再アセンブルしないでくださいWSDL は変更さ

れずクライアントは引き続きサービスと通信することができます

WebサービスのEARファイルを再生成する必要がある場合はクライアントを再生

成してラッパーを使用するクラスの名前に接尾辞Elementを追加しますこれ

はunwrapParametersがfalseに設定された状態でアセンブルされたラッパー

クラスをクライアントが使用することが前提となっています

35

72 EJB 30に基づくWebサービス Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用しEJB 30 でアセンブルした Release 3(101300)Web サービ

スを使用する場合サービスを再デプロイすると WSDL が変更されますこの場合

クライアントコードを再生成してサービスと通信できるようにする必要があります

73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュール

およびWebサービスをテストする Oracle Enterprise Manager Application Server Control にはテストページがありこのペー

ジを使用してアプリケーションサーバー環境にデプロイした Web モジュールおよ

び Web サービスをテストできますほとんどの場合テストページにはユーザー

の環境に現在設定されているWebサイトとポートの一覧が表示されますWebモジュー

ルまたは Web サービスの URL をテストする際には使用する Web サイトをこの一覧

から選択できます

参照Enterprise Manager のオンラインヘルプのTesting a Web Serviceおよび

Overview of Managing Web Modules

Oracle HTTP Server 10g Release 2(1012)を OC4J に対するフロントエンドとして使

用している場合テストページの Discovered Web サイトの一覧には何も表示されない

ことがありますこの場合Application Server Control を使用してWeb モジュールま

たは Web サービスの URL をテストすることはできません代わりに新しいブラウザ

ウィンドウを開いてブラウザのアドレスフィールドに Web モジュールまたは Webサービスの URL を入力します

参照10g Release 2(10132)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』のOracle Application Server 1013 での Oracle Application Server 1012 の構成

74 bc4jearファイルのファイル名の変更 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)はbc4jearファイルを使用しこ

のファイルをデフォルトのホームインスタンスにデプロイしますOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は新たに作成されたイ

ンスタンスのデフォルトのファイル名はdatatagsearになりますファイルのコンテ

ンツや機能は変わりません

75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は再

度パッチを適用しないでください再度適用するとエラーになる場合がありますた

とえばオラクルでは次のシナリオはサポートしていません

1 J2EE およびWebserverオプションを設定してOracle Application Server 10g Release 3(1013)をインストールする

2 Oracle Enterprise Service Bus 10g(101310)のスタンドアロン中間層をインストー

ルする

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

4 Oracle BPEL Process Manager 10g(10131)のスタンドアロン中間層または Oracle Web Services Manager 10g(10131)中間層をインストールする

36

5 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用して

Oracle BPEL Process Manager を 10g Release 3(101340)にアップグレードする

76 パッチ適用時のメッセージ パッチの適用中には以下のエラーメッセージが表示されることがあります

Oracle Internet Directory 10g Release 2(101202)インフラストラクチャに関連づけ

られているスタンドアロンのOracle Containers for J2EEのインスタンスがあるシス

テムにパッチを適用する場合パッチの適用中にOC4J管理者のパスワードの入力

を求めるプロンプトが表示されると次のメッセージが表示されることがあります The operation is unsupported

このメッセージは無視してください

stopallコマンドを使用してOPMNプロセスを停止している間に次のメッセージ

が表示されることがあります

Error

--gt Process (index=1uid=1998741206pid=13253) time out while waiting

for a managed process to stop Log exampleproduct1013OracleAS_3

opmnlogsdefault_group~oc4j_owsm ~default_group~1log opmnctl

graceful stop of processes failed trying forceful shutdown

このメッセージは無視してください

77 OC4Jトランザクションのサポート Oracle Application Server 10g Release 3(101310)の OC4J トランザクションマネージャ

にはRecoverable Last Resource Commit(RLRC)と呼ばれる機能が含まれていますこ

の機能はLast Resource Commit(LRC)トランザクションに対する強化されたリカバリ

メカニズムを提供しトランザクションの全体的なパフォーマンスを向上します

RLRC ではデータベース表を使用してトランザクション ID のコミットレコード

が保持されますこのため中間層内の OC4J トランザクションログにコミットレ

コードを保持する必要がなくなりますコミットレコードの書込みは 2 段階のコミッ

トプロセスにおけるパフォーマンスコストの大部分を占めます

注現在 RLRC は非 XA リソースがデータベースである場合のみ利用で

きますさらにコミットレコードはデータベース内に保持されるため

RLRC トランザクションなどのリカバリが必要な場合にはこのデータ

ベースにアクセスできる必要があります

RLRC 機能の設定手順は次のとおりです

1 サーバーが稼動している場合は停止します

2 コミットレコードを保持するデータベースに接続し次のSQLスクリプトを実行

して必要なスキーマをインストールします J2EE_HOMEdatabasej2eejtaoraclelast_resource_commitsql

37

3 J2EE_HOMEconfigdata-sourcesxmlファイルを開きますコミットレコード

のデータベースにアクセスするための接続プールを編集または作成してコネク

ションファクトリ要素の一部としてcommit-record-table-name属性を指定します 次に例を示します

[] ltconnection-pool name=Example Connection Pool num-cached-statements=10gt ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource user=scott password=password url=jdbcoraclethinmyServer5521main commit-record-table-name=scottOC4J_TX_RLRC_LOGgt ltproperty name=connectionCachingEnabled value=falsegt ltproperty name=implicitCachingEnabled value=truegt ltproperty name=maxStatements value=50gt ltconnection-factorygt ltconnection-poolgt []

注commit-record-table-name属性の名前に指定する値は完全修飾さ

れている必要があり指定するユーザー資格証明にはこの表に対する

deleteおよびselect権限が必要です

4 (オプション)J2EE_HOMEconfigtransaction-managerxmlファイルを開き

RLRC機能の実行時の動作を変更します 次に例を示します [] ltcommit-coordinatorgt ltmiddle-tiergt ltrecovery retry-interval = 300 rlrc-min-purge-interval=10 rlrc-purge-size=1000gt ltmiddle-tiergt ltcommit-coordinatorgt [] この例では次のパラメータが使用されています

nrlrc-purge-intervalはデータベース内でコミットレコードのバッチパー

ジがおこなわれる間隔(ミリ秒単位)です

nrlrc-purge-sizeはデータベース内でコミットレコードのバッチパージ

がおこなわれる間に削除されるバッチのサイズです

78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する 10g Release 3(101310)Oracle ホームにパッチを適用し10g Release 3(101310)Oracle ホームのインストール時に次のインストールオプションを選択している場合

Application Server Control Console を表示できないことがあります

Advanced Install オプションを選択している

インストールのタイプとしてJ2EE Server Web Server and SOA Suite を選択して

いる

Administrator OC4J インスタンスとして機能するようにインスタンスを構成している

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のインストール中にこれらのオプショ

ンをすべて選択している場合インストール完了後Application Server Control Consoleが表示されないことがまれにありますこの問題は10g Release 3(101340)パッチ

38

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

イルに再パッケージしますこれで含まれている JAR ファイルが更新されます

4 EAR ファイルをターゲットのインスタンスにデプロイします実行するデプロイメ

ントの手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照して

ください

注最初に新しいアプリケーションサーバーの接続を Oracle WebCenterアプリケーションと関連づける必要があります関連づけるには次の手

順を実行します

1 Resources ノードでOracle WebCenter アプリケーション用に作成した

デプロイメントプロファイルを右クリックします

2 WAR Deployment Profile Properties ダイアログボックスの左側のペイ

ンで「Platform」を選択しTarget Connection で作成したアプリケー

ションサーバーの接続を選択します

3 「OK」をクリックします

6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を

再定義する アプリケーションを 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)に移行する場合セ

キュリティで保護されたページの認可情報はアプリケーションと一緒に移行されませ

んそのためアップグレードする前にアプリケーションの ADF セキュリティを定義

していた場合は10g Release 3(101340)のインスタンスでページのアクセス権限を

再定義する必要があります実行する手順については『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレッ

トカスタマイゼーションをコピーする Preconfigured OC4J にデプロイされた PDJ-Java ポートレットに対して作成したカスタマ

イザーションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますそのためOracle Application Server インスタンスを 10g Release 3(1013)Patch Set 2(101320)から 10g Release 3(101340)にパッチを適用する場合は10g Release 3(1013)Patch Set 2

(101320)用に作成したカスタマイゼーションは利用できませんこれらのカスタマ

イゼーションを 10g Release 3(101340)の環境で利用できるようにする場合は次の

手順を実行する必要があります

1 portlet-client-deployjarファイルを使用してカスタマイゼーションをエクス

ポートします カスタマイゼーションをエクスポートおよびインポートする手順については

『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください

2 EARファイルでportlet-client-deployjarファイルを再実行してカスタマイ

ゼーションをインポートします

3 OC4J_WebCenter インスタンスを再起動します

6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケー

ションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して No を選択した場合は

このタスクを実行します

Preconfigured OC4J にデプロイされたポートレットに対して作成したカスタマイゼー

ションはPDK-Java アプリケーション内に格納されていますOracle JDeveloper の以前

32

のリリースから移行していない場合は以前のインストールで作成したポートレット

カスタマイゼーションは新しい Oracle Jdeveloper のインストールでは利用できません

これらのカスタマイゼーションを利用したい場合は新しい Oracle JDeveloper のインス

トールのアプリケーションにカスタマイゼーションを手動でコピーする必要があります

OmniportletWebClippingWSRPおよびPDKサンプルポートレット用に作成したカ

スタマイゼーションは以前のJDeveloper_ homeportalportletdataディレクトリ

から新しいOracle JDeveloperのインストールに手動でコピーできますPreconfigured OC4JにデプロイしたカスタムPDK-Javaポートレットがある場合は『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のポートレットプリファレンスストア移行ユーティリティ

を参照してポートレットプリファレンスストア移行ツールを使用してこれらの

カスタマイゼーションを保存する方法を確認してください

6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレッ

トを使用したアプリケーションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して Yes を選択した場合は

このタスクを実行します

この場合Preconfigured OC4J にデプロイした大部分のポートレットに対するカスタマ

イゼーションはOracle JDeveloper の移行全体の一環として自動的に移行されますた

だしPDK-Java ポートレット用に作成したカスタマイゼーションは101340 のイン

スタンスに手動でコピーする必要がありますポートレットプリファレンスストア

移行ツールを使用してそのほかの PDK カスタマイゼーションを保存する方法について

は『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』のポートレットプリファレンス

ストア移行ユーティリティを参照してください

6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキ

シ設定を再構成する アプリケーションに OmniPortlet および Web クリッピングポートレットが含まれてい

る場合Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

後それらのポートレットのプロキシ設定を再構成する必要があります10g Release 3(101320)のインスタンスからはプロバイダ構成情報が移行されないのでこの再構

成はかならずおこなう必要があります

OmniPortlet および Web クリッピングプロデューサの HTTP プロキシ設定の構成方法

については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』の付録そのほかのポート

レット構成を参照してください

6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクス

ポートEARファイルを再作成する Oracle WebCenter アプリケーションを10g Release 3(101320)環境から 10g Release 3

(101340)環境に転送しており事前デプロイメントツールを使用してカスタマイ

ゼーションをエクスポートしエクスポート EAR ファイルを作成する場合jspx ペー

ジもエクスポートされます

Oracle JDeveloper 10g Release 3(101340)を使用するアプリケーションの移行中に jspxページに変更を加えアプリケーションをデプロイして10g Release 3(101320)で

作成したエクスポート EAR ファイルからカスタマイゼーションをインポートする場合

Oracle JDeveloper でおこなったページの変更内容は失われます編集したページが上書

きされるのを避けるにはportlet-client-deployjar ファイルの 10g Release 3(101340)バージョンを 10g Release 3(101320)のインストール環境にコピーし10g Release 3(101340)の事前デプロイメントツールを使用してエクスポート EAR ファイルを再

33

作成する必要があります

事前デプロイメントツールを使用してカスタマイゼーションをエクスポートおよび

インポートする手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照

してください

613 HTTP TRACEのサポートを無効にする HTTP TRACE メソッドはTRACE レスポンスのエンティティボディ内にあるクライア

ント HTTP からリクエストされたコンテンツを返しますこの動作によりリクエスト

の HTTP ヘッダーに含まれている Cookie や認証データなどの機密情報は攻撃を受けや

すくなります

この問題を回避するにはApache mod_writeモジュールを使用してHTTP TRACEリク

エストを拒否するかサイトの要件とポリシーを満たすのに必要なメソッドだけを許可

するようにします次の追加の構成情報をApache HTTP Serverの構成ファイルに追加し

ます RewriteEngine On RewriteCond REQUEST_METHOD ^TRACE RewriteRule - [F]

614 Oracle BAM 101340をアンインストールする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)Business Activity Monitoringをアンインストールする場合は適用後のタスクを実行する必要があります

このプロセスにはOracle BAM 101340 パッチセットのアンインストールと Oracle BAM 101330 のリストアが含まれます

これらの手順を実行するとOracle BAM 101340でおこなった変更はすべて失われます

Oracle BAM 101340 をアンインストールしてOracle BAM 101330 をリストアする

手順は次のとおりです

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 「コントロール パネル」「プログラムの追加と削除」の順にクリックしてOracle BAM アプリケーションを削除しますActive Data Cache データベースは削除されま

せん

3 ホストマシンを再起動します

4 SQLPlus コマンドを使用してActive Data Cache に使用したデータベースアカウ

ントに対する権限を(必要な場合はOracle Enterprise Link for BAM のデータベー

スアカウントも同時に)削除再作成およびリセットします

5 Oracleデータベースツールを使用してOracle BAM 101330 Active Data Cacheデータベーススキーマのバックアップをリストアしますこのバックアップは

Oracle BAM 101340 Patch Setをインストールする前に第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境をバックアップするで作成し

たものです Oracle Data Pump Impdpユーティリティを使用してBAM Active Data Cache DatabaseおよびOracleデータベースにあるOracle Enterprise Link for BAMリポジトリをリスト

アします

6 Oracle BAM 101330 環境を再インストールします インストール中にActive Data Cache および Oracle Enterprise Link for BAM リポジ

トリの「Build」または「Upgrade」オプションの選択を解除できます

7 ホストシステムを再起動します

8 Oracle BAM 101330 のバックアップを作成中にConfigFilesBackupファイルお

よびイメージディレクトリを元の場所から移動している場合はそれらをリスト

34

アします変更したOracle Enterprise Link for BAM Data Flow Serviceの設定もリスト

アします

7 既知の問題 以下の各項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の既知の問題について説明します

第 71 項Webサービスとクライアント間の非互換性

第 72 項EJB 30 に基づくWebサービス

第 73 項Oracle HTTP Server 1012 を使用する際にWebモジュールおよびWebサー

ビスをテストする

第 74 項bc4jearファイルのファイル名の変更

第 75 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

複数回適用する

第 76 項パッチ適用時のメッセージ

第 77 項OC4Jトランザクションのサポート

第 78 項パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する

第 79 項高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ

第 710 項TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示され

ない

第 711 項Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ

第 712 項シャットダウン時のBPELエラーメッセージ

第 713 項OC4J_WebCenterインスタンスログエラー

第 714 項BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示

第 715 項パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログ エラー

第 716 項Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)

第 717 項ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプ

タで失敗する

第 718 項パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される

第 719 項アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない

71 Webサービスとクライアント間の非互換性 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用したあとは以下の点に注意してください

Web サービスを再生成して再デプロイする場合は生成した WSDL に変更が加え

られます

10g Release 3(101300)クライアントをサービスに使用するとコンパイラエ

ラーで通信に失敗します これらの問題は次の方法で対処できます

Web サービスの EAR ファイルは再アセンブルしないでくださいWSDL は変更さ

れずクライアントは引き続きサービスと通信することができます

WebサービスのEARファイルを再生成する必要がある場合はクライアントを再生

成してラッパーを使用するクラスの名前に接尾辞Elementを追加しますこれ

はunwrapParametersがfalseに設定された状態でアセンブルされたラッパー

クラスをクライアントが使用することが前提となっています

35

72 EJB 30に基づくWebサービス Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用しEJB 30 でアセンブルした Release 3(101300)Web サービ

スを使用する場合サービスを再デプロイすると WSDL が変更されますこの場合

クライアントコードを再生成してサービスと通信できるようにする必要があります

73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュール

およびWebサービスをテストする Oracle Enterprise Manager Application Server Control にはテストページがありこのペー

ジを使用してアプリケーションサーバー環境にデプロイした Web モジュールおよ

び Web サービスをテストできますほとんどの場合テストページにはユーザー

の環境に現在設定されているWebサイトとポートの一覧が表示されますWebモジュー

ルまたは Web サービスの URL をテストする際には使用する Web サイトをこの一覧

から選択できます

参照Enterprise Manager のオンラインヘルプのTesting a Web Serviceおよび

Overview of Managing Web Modules

Oracle HTTP Server 10g Release 2(1012)を OC4J に対するフロントエンドとして使

用している場合テストページの Discovered Web サイトの一覧には何も表示されない

ことがありますこの場合Application Server Control を使用してWeb モジュールま

たは Web サービスの URL をテストすることはできません代わりに新しいブラウザ

ウィンドウを開いてブラウザのアドレスフィールドに Web モジュールまたは Webサービスの URL を入力します

参照10g Release 2(10132)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』のOracle Application Server 1013 での Oracle Application Server 1012 の構成

74 bc4jearファイルのファイル名の変更 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)はbc4jearファイルを使用しこ

のファイルをデフォルトのホームインスタンスにデプロイしますOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は新たに作成されたイ

ンスタンスのデフォルトのファイル名はdatatagsearになりますファイルのコンテ

ンツや機能は変わりません

75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は再

度パッチを適用しないでください再度適用するとエラーになる場合がありますた

とえばオラクルでは次のシナリオはサポートしていません

1 J2EE およびWebserverオプションを設定してOracle Application Server 10g Release 3(1013)をインストールする

2 Oracle Enterprise Service Bus 10g(101310)のスタンドアロン中間層をインストー

ルする

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

4 Oracle BPEL Process Manager 10g(10131)のスタンドアロン中間層または Oracle Web Services Manager 10g(10131)中間層をインストールする

36

5 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用して

Oracle BPEL Process Manager を 10g Release 3(101340)にアップグレードする

76 パッチ適用時のメッセージ パッチの適用中には以下のエラーメッセージが表示されることがあります

Oracle Internet Directory 10g Release 2(101202)インフラストラクチャに関連づけ

られているスタンドアロンのOracle Containers for J2EEのインスタンスがあるシス

テムにパッチを適用する場合パッチの適用中にOC4J管理者のパスワードの入力

を求めるプロンプトが表示されると次のメッセージが表示されることがあります The operation is unsupported

このメッセージは無視してください

stopallコマンドを使用してOPMNプロセスを停止している間に次のメッセージ

が表示されることがあります

Error

--gt Process (index=1uid=1998741206pid=13253) time out while waiting

for a managed process to stop Log exampleproduct1013OracleAS_3

opmnlogsdefault_group~oc4j_owsm ~default_group~1log opmnctl

graceful stop of processes failed trying forceful shutdown

このメッセージは無視してください

77 OC4Jトランザクションのサポート Oracle Application Server 10g Release 3(101310)の OC4J トランザクションマネージャ

にはRecoverable Last Resource Commit(RLRC)と呼ばれる機能が含まれていますこ

の機能はLast Resource Commit(LRC)トランザクションに対する強化されたリカバリ

メカニズムを提供しトランザクションの全体的なパフォーマンスを向上します

RLRC ではデータベース表を使用してトランザクション ID のコミットレコード

が保持されますこのため中間層内の OC4J トランザクションログにコミットレ

コードを保持する必要がなくなりますコミットレコードの書込みは 2 段階のコミッ

トプロセスにおけるパフォーマンスコストの大部分を占めます

注現在 RLRC は非 XA リソースがデータベースである場合のみ利用で

きますさらにコミットレコードはデータベース内に保持されるため

RLRC トランザクションなどのリカバリが必要な場合にはこのデータ

ベースにアクセスできる必要があります

RLRC 機能の設定手順は次のとおりです

1 サーバーが稼動している場合は停止します

2 コミットレコードを保持するデータベースに接続し次のSQLスクリプトを実行

して必要なスキーマをインストールします J2EE_HOMEdatabasej2eejtaoraclelast_resource_commitsql

37

3 J2EE_HOMEconfigdata-sourcesxmlファイルを開きますコミットレコード

のデータベースにアクセスするための接続プールを編集または作成してコネク

ションファクトリ要素の一部としてcommit-record-table-name属性を指定します 次に例を示します

[] ltconnection-pool name=Example Connection Pool num-cached-statements=10gt ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource user=scott password=password url=jdbcoraclethinmyServer5521main commit-record-table-name=scottOC4J_TX_RLRC_LOGgt ltproperty name=connectionCachingEnabled value=falsegt ltproperty name=implicitCachingEnabled value=truegt ltproperty name=maxStatements value=50gt ltconnection-factorygt ltconnection-poolgt []

注commit-record-table-name属性の名前に指定する値は完全修飾さ

れている必要があり指定するユーザー資格証明にはこの表に対する

deleteおよびselect権限が必要です

4 (オプション)J2EE_HOMEconfigtransaction-managerxmlファイルを開き

RLRC機能の実行時の動作を変更します 次に例を示します [] ltcommit-coordinatorgt ltmiddle-tiergt ltrecovery retry-interval = 300 rlrc-min-purge-interval=10 rlrc-purge-size=1000gt ltmiddle-tiergt ltcommit-coordinatorgt [] この例では次のパラメータが使用されています

nrlrc-purge-intervalはデータベース内でコミットレコードのバッチパー

ジがおこなわれる間隔(ミリ秒単位)です

nrlrc-purge-sizeはデータベース内でコミットレコードのバッチパージ

がおこなわれる間に削除されるバッチのサイズです

78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する 10g Release 3(101310)Oracle ホームにパッチを適用し10g Release 3(101310)Oracle ホームのインストール時に次のインストールオプションを選択している場合

Application Server Control Console を表示できないことがあります

Advanced Install オプションを選択している

インストールのタイプとしてJ2EE Server Web Server and SOA Suite を選択して

いる

Administrator OC4J インスタンスとして機能するようにインスタンスを構成している

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のインストール中にこれらのオプショ

ンをすべて選択している場合インストール完了後Application Server Control Consoleが表示されないことがまれにありますこの問題は10g Release 3(101340)パッチ

38

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

のリリースから移行していない場合は以前のインストールで作成したポートレット

カスタマイゼーションは新しい Oracle Jdeveloper のインストールでは利用できません

これらのカスタマイゼーションを利用したい場合は新しい Oracle JDeveloper のインス

トールのアプリケーションにカスタマイゼーションを手動でコピーする必要があります

OmniportletWebClippingWSRPおよびPDKサンプルポートレット用に作成したカ

スタマイゼーションは以前のJDeveloper_ homeportalportletdataディレクトリ

から新しいOracle JDeveloperのインストールに手動でコピーできますPreconfigured OC4JにデプロイしたカスタムPDK-Javaポートレットがある場合は『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のポートレットプリファレンスストア移行ユーティリティ

を参照してポートレットプリファレンスストア移行ツールを使用してこれらの

カスタマイゼーションを保存する方法を確認してください

6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレッ

トを使用したアプリケーションを移行する 10g Release 3(101340)を適用したあとOracle JDeveloper の起動時のプロンプトDo you want to migrate from a previous version of JDeveloperに対して Yes を選択した場合は

このタスクを実行します

この場合Preconfigured OC4J にデプロイした大部分のポートレットに対するカスタマ

イゼーションはOracle JDeveloper の移行全体の一環として自動的に移行されますた

だしPDK-Java ポートレット用に作成したカスタマイゼーションは101340 のイン

スタンスに手動でコピーする必要がありますポートレットプリファレンスストア

移行ツールを使用してそのほかの PDK カスタマイゼーションを保存する方法について

は『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』のポートレットプリファレンス

ストア移行ユーティリティを参照してください

6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキ

シ設定を再構成する アプリケーションに OmniPortlet および Web クリッピングポートレットが含まれてい

る場合Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用

後それらのポートレットのプロキシ設定を再構成する必要があります10g Release 3(101320)のインスタンスからはプロバイダ構成情報が移行されないのでこの再構

成はかならずおこなう必要があります

OmniPortlet および Web クリッピングプロデューサの HTTP プロキシ設定の構成方法

については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』の付録そのほかのポート

レット構成を参照してください

6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクス

ポートEARファイルを再作成する Oracle WebCenter アプリケーションを10g Release 3(101320)環境から 10g Release 3

(101340)環境に転送しており事前デプロイメントツールを使用してカスタマイ

ゼーションをエクスポートしエクスポート EAR ファイルを作成する場合jspx ペー

ジもエクスポートされます

Oracle JDeveloper 10g Release 3(101340)を使用するアプリケーションの移行中に jspxページに変更を加えアプリケーションをデプロイして10g Release 3(101320)で

作成したエクスポート EAR ファイルからカスタマイゼーションをインポートする場合

Oracle JDeveloper でおこなったページの変更内容は失われます編集したページが上書

きされるのを避けるにはportlet-client-deployjar ファイルの 10g Release 3(101340)バージョンを 10g Release 3(101320)のインストール環境にコピーし10g Release 3(101340)の事前デプロイメントツールを使用してエクスポート EAR ファイルを再

33

作成する必要があります

事前デプロイメントツールを使用してカスタマイゼーションをエクスポートおよび

インポートする手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照

してください

613 HTTP TRACEのサポートを無効にする HTTP TRACE メソッドはTRACE レスポンスのエンティティボディ内にあるクライア

ント HTTP からリクエストされたコンテンツを返しますこの動作によりリクエスト

の HTTP ヘッダーに含まれている Cookie や認証データなどの機密情報は攻撃を受けや

すくなります

この問題を回避するにはApache mod_writeモジュールを使用してHTTP TRACEリク

エストを拒否するかサイトの要件とポリシーを満たすのに必要なメソッドだけを許可

するようにします次の追加の構成情報をApache HTTP Serverの構成ファイルに追加し

ます RewriteEngine On RewriteCond REQUEST_METHOD ^TRACE RewriteRule - [F]

614 Oracle BAM 101340をアンインストールする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)Business Activity Monitoringをアンインストールする場合は適用後のタスクを実行する必要があります

このプロセスにはOracle BAM 101340 パッチセットのアンインストールと Oracle BAM 101330 のリストアが含まれます

これらの手順を実行するとOracle BAM 101340でおこなった変更はすべて失われます

Oracle BAM 101340 をアンインストールしてOracle BAM 101330 をリストアする

手順は次のとおりです

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 「コントロール パネル」「プログラムの追加と削除」の順にクリックしてOracle BAM アプリケーションを削除しますActive Data Cache データベースは削除されま

せん

3 ホストマシンを再起動します

4 SQLPlus コマンドを使用してActive Data Cache に使用したデータベースアカウ

ントに対する権限を(必要な場合はOracle Enterprise Link for BAM のデータベー

スアカウントも同時に)削除再作成およびリセットします

5 Oracleデータベースツールを使用してOracle BAM 101330 Active Data Cacheデータベーススキーマのバックアップをリストアしますこのバックアップは

Oracle BAM 101340 Patch Setをインストールする前に第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境をバックアップするで作成し

たものです Oracle Data Pump Impdpユーティリティを使用してBAM Active Data Cache DatabaseおよびOracleデータベースにあるOracle Enterprise Link for BAMリポジトリをリスト

アします

6 Oracle BAM 101330 環境を再インストールします インストール中にActive Data Cache および Oracle Enterprise Link for BAM リポジ

トリの「Build」または「Upgrade」オプションの選択を解除できます

7 ホストシステムを再起動します

8 Oracle BAM 101330 のバックアップを作成中にConfigFilesBackupファイルお

よびイメージディレクトリを元の場所から移動している場合はそれらをリスト

34

アします変更したOracle Enterprise Link for BAM Data Flow Serviceの設定もリスト

アします

7 既知の問題 以下の各項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の既知の問題について説明します

第 71 項Webサービスとクライアント間の非互換性

第 72 項EJB 30 に基づくWebサービス

第 73 項Oracle HTTP Server 1012 を使用する際にWebモジュールおよびWebサー

ビスをテストする

第 74 項bc4jearファイルのファイル名の変更

第 75 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

複数回適用する

第 76 項パッチ適用時のメッセージ

第 77 項OC4Jトランザクションのサポート

第 78 項パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する

第 79 項高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ

第 710 項TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示され

ない

第 711 項Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ

第 712 項シャットダウン時のBPELエラーメッセージ

第 713 項OC4J_WebCenterインスタンスログエラー

第 714 項BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示

第 715 項パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログ エラー

第 716 項Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)

第 717 項ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプ

タで失敗する

第 718 項パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される

第 719 項アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない

71 Webサービスとクライアント間の非互換性 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用したあとは以下の点に注意してください

Web サービスを再生成して再デプロイする場合は生成した WSDL に変更が加え

られます

10g Release 3(101300)クライアントをサービスに使用するとコンパイラエ

ラーで通信に失敗します これらの問題は次の方法で対処できます

Web サービスの EAR ファイルは再アセンブルしないでくださいWSDL は変更さ

れずクライアントは引き続きサービスと通信することができます

WebサービスのEARファイルを再生成する必要がある場合はクライアントを再生

成してラッパーを使用するクラスの名前に接尾辞Elementを追加しますこれ

はunwrapParametersがfalseに設定された状態でアセンブルされたラッパー

クラスをクライアントが使用することが前提となっています

35

72 EJB 30に基づくWebサービス Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用しEJB 30 でアセンブルした Release 3(101300)Web サービ

スを使用する場合サービスを再デプロイすると WSDL が変更されますこの場合

クライアントコードを再生成してサービスと通信できるようにする必要があります

73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュール

およびWebサービスをテストする Oracle Enterprise Manager Application Server Control にはテストページがありこのペー

ジを使用してアプリケーションサーバー環境にデプロイした Web モジュールおよ

び Web サービスをテストできますほとんどの場合テストページにはユーザー

の環境に現在設定されているWebサイトとポートの一覧が表示されますWebモジュー

ルまたは Web サービスの URL をテストする際には使用する Web サイトをこの一覧

から選択できます

参照Enterprise Manager のオンラインヘルプのTesting a Web Serviceおよび

Overview of Managing Web Modules

Oracle HTTP Server 10g Release 2(1012)を OC4J に対するフロントエンドとして使

用している場合テストページの Discovered Web サイトの一覧には何も表示されない

ことがありますこの場合Application Server Control を使用してWeb モジュールま

たは Web サービスの URL をテストすることはできません代わりに新しいブラウザ

ウィンドウを開いてブラウザのアドレスフィールドに Web モジュールまたは Webサービスの URL を入力します

参照10g Release 2(10132)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』のOracle Application Server 1013 での Oracle Application Server 1012 の構成

74 bc4jearファイルのファイル名の変更 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)はbc4jearファイルを使用しこ

のファイルをデフォルトのホームインスタンスにデプロイしますOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は新たに作成されたイ

ンスタンスのデフォルトのファイル名はdatatagsearになりますファイルのコンテ

ンツや機能は変わりません

75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は再

度パッチを適用しないでください再度適用するとエラーになる場合がありますた

とえばオラクルでは次のシナリオはサポートしていません

1 J2EE およびWebserverオプションを設定してOracle Application Server 10g Release 3(1013)をインストールする

2 Oracle Enterprise Service Bus 10g(101310)のスタンドアロン中間層をインストー

ルする

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

4 Oracle BPEL Process Manager 10g(10131)のスタンドアロン中間層または Oracle Web Services Manager 10g(10131)中間層をインストールする

36

5 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用して

Oracle BPEL Process Manager を 10g Release 3(101340)にアップグレードする

76 パッチ適用時のメッセージ パッチの適用中には以下のエラーメッセージが表示されることがあります

Oracle Internet Directory 10g Release 2(101202)インフラストラクチャに関連づけ

られているスタンドアロンのOracle Containers for J2EEのインスタンスがあるシス

テムにパッチを適用する場合パッチの適用中にOC4J管理者のパスワードの入力

を求めるプロンプトが表示されると次のメッセージが表示されることがあります The operation is unsupported

このメッセージは無視してください

stopallコマンドを使用してOPMNプロセスを停止している間に次のメッセージ

が表示されることがあります

Error

--gt Process (index=1uid=1998741206pid=13253) time out while waiting

for a managed process to stop Log exampleproduct1013OracleAS_3

opmnlogsdefault_group~oc4j_owsm ~default_group~1log opmnctl

graceful stop of processes failed trying forceful shutdown

このメッセージは無視してください

77 OC4Jトランザクションのサポート Oracle Application Server 10g Release 3(101310)の OC4J トランザクションマネージャ

にはRecoverable Last Resource Commit(RLRC)と呼ばれる機能が含まれていますこ

の機能はLast Resource Commit(LRC)トランザクションに対する強化されたリカバリ

メカニズムを提供しトランザクションの全体的なパフォーマンスを向上します

RLRC ではデータベース表を使用してトランザクション ID のコミットレコード

が保持されますこのため中間層内の OC4J トランザクションログにコミットレ

コードを保持する必要がなくなりますコミットレコードの書込みは 2 段階のコミッ

トプロセスにおけるパフォーマンスコストの大部分を占めます

注現在 RLRC は非 XA リソースがデータベースである場合のみ利用で

きますさらにコミットレコードはデータベース内に保持されるため

RLRC トランザクションなどのリカバリが必要な場合にはこのデータ

ベースにアクセスできる必要があります

RLRC 機能の設定手順は次のとおりです

1 サーバーが稼動している場合は停止します

2 コミットレコードを保持するデータベースに接続し次のSQLスクリプトを実行

して必要なスキーマをインストールします J2EE_HOMEdatabasej2eejtaoraclelast_resource_commitsql

37

3 J2EE_HOMEconfigdata-sourcesxmlファイルを開きますコミットレコード

のデータベースにアクセスするための接続プールを編集または作成してコネク

ションファクトリ要素の一部としてcommit-record-table-name属性を指定します 次に例を示します

[] ltconnection-pool name=Example Connection Pool num-cached-statements=10gt ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource user=scott password=password url=jdbcoraclethinmyServer5521main commit-record-table-name=scottOC4J_TX_RLRC_LOGgt ltproperty name=connectionCachingEnabled value=falsegt ltproperty name=implicitCachingEnabled value=truegt ltproperty name=maxStatements value=50gt ltconnection-factorygt ltconnection-poolgt []

注commit-record-table-name属性の名前に指定する値は完全修飾さ

れている必要があり指定するユーザー資格証明にはこの表に対する

deleteおよびselect権限が必要です

4 (オプション)J2EE_HOMEconfigtransaction-managerxmlファイルを開き

RLRC機能の実行時の動作を変更します 次に例を示します [] ltcommit-coordinatorgt ltmiddle-tiergt ltrecovery retry-interval = 300 rlrc-min-purge-interval=10 rlrc-purge-size=1000gt ltmiddle-tiergt ltcommit-coordinatorgt [] この例では次のパラメータが使用されています

nrlrc-purge-intervalはデータベース内でコミットレコードのバッチパー

ジがおこなわれる間隔(ミリ秒単位)です

nrlrc-purge-sizeはデータベース内でコミットレコードのバッチパージ

がおこなわれる間に削除されるバッチのサイズです

78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する 10g Release 3(101310)Oracle ホームにパッチを適用し10g Release 3(101310)Oracle ホームのインストール時に次のインストールオプションを選択している場合

Application Server Control Console を表示できないことがあります

Advanced Install オプションを選択している

インストールのタイプとしてJ2EE Server Web Server and SOA Suite を選択して

いる

Administrator OC4J インスタンスとして機能するようにインスタンスを構成している

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のインストール中にこれらのオプショ

ンをすべて選択している場合インストール完了後Application Server Control Consoleが表示されないことがまれにありますこの問題は10g Release 3(101340)パッチ

38

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

作成する必要があります

事前デプロイメントツールを使用してカスタマイゼーションをエクスポートおよび

インポートする手順については『Oracle WebCenter Framework 開発者ガイド』を参照

してください

613 HTTP TRACEのサポートを無効にする HTTP TRACE メソッドはTRACE レスポンスのエンティティボディ内にあるクライア

ント HTTP からリクエストされたコンテンツを返しますこの動作によりリクエスト

の HTTP ヘッダーに含まれている Cookie や認証データなどの機密情報は攻撃を受けや

すくなります

この問題を回避するにはApache mod_writeモジュールを使用してHTTP TRACEリク

エストを拒否するかサイトの要件とポリシーを満たすのに必要なメソッドだけを許可

するようにします次の追加の構成情報をApache HTTP Serverの構成ファイルに追加し

ます RewriteEngine On RewriteCond REQUEST_METHOD ^TRACE RewriteRule - [F]

614 Oracle BAM 101340をアンインストールする Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)Business Activity Monitoringをアンインストールする場合は適用後のタスクを実行する必要があります

このプロセスにはOracle BAM 101340 パッチセットのアンインストールと Oracle BAM 101330 のリストアが含まれます

これらの手順を実行するとOracle BAM 101340でおこなった変更はすべて失われます

Oracle BAM 101340 をアンインストールしてOracle BAM 101330 をリストアする

手順は次のとおりです

1 すべての Oracle BAM サービスと Internet Information Services(IIS)を停止します

2 「コントロール パネル」「プログラムの追加と削除」の順にクリックしてOracle BAM アプリケーションを削除しますActive Data Cache データベースは削除されま

せん

3 ホストマシンを再起動します

4 SQLPlus コマンドを使用してActive Data Cache に使用したデータベースアカウ

ントに対する権限を(必要な場合はOracle Enterprise Link for BAM のデータベー

スアカウントも同時に)削除再作成およびリセットします

5 Oracleデータベースツールを使用してOracle BAM 101330 Active Data Cacheデータベーススキーマのバックアップをリストアしますこのバックアップは

Oracle BAM 101340 Patch Setをインストールする前に第 521 項既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330 環境をバックアップするで作成し

たものです Oracle Data Pump Impdpユーティリティを使用してBAM Active Data Cache DatabaseおよびOracleデータベースにあるOracle Enterprise Link for BAMリポジトリをリスト

アします

6 Oracle BAM 101330 環境を再インストールします インストール中にActive Data Cache および Oracle Enterprise Link for BAM リポジ

トリの「Build」または「Upgrade」オプションの選択を解除できます

7 ホストシステムを再起動します

8 Oracle BAM 101330 のバックアップを作成中にConfigFilesBackupファイルお

よびイメージディレクトリを元の場所から移動している場合はそれらをリスト

34

アします変更したOracle Enterprise Link for BAM Data Flow Serviceの設定もリスト

アします

7 既知の問題 以下の各項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の既知の問題について説明します

第 71 項Webサービスとクライアント間の非互換性

第 72 項EJB 30 に基づくWebサービス

第 73 項Oracle HTTP Server 1012 を使用する際にWebモジュールおよびWebサー

ビスをテストする

第 74 項bc4jearファイルのファイル名の変更

第 75 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

複数回適用する

第 76 項パッチ適用時のメッセージ

第 77 項OC4Jトランザクションのサポート

第 78 項パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する

第 79 項高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ

第 710 項TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示され

ない

第 711 項Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ

第 712 項シャットダウン時のBPELエラーメッセージ

第 713 項OC4J_WebCenterインスタンスログエラー

第 714 項BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示

第 715 項パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログ エラー

第 716 項Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)

第 717 項ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプ

タで失敗する

第 718 項パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される

第 719 項アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない

71 Webサービスとクライアント間の非互換性 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用したあとは以下の点に注意してください

Web サービスを再生成して再デプロイする場合は生成した WSDL に変更が加え

られます

10g Release 3(101300)クライアントをサービスに使用するとコンパイラエ

ラーで通信に失敗します これらの問題は次の方法で対処できます

Web サービスの EAR ファイルは再アセンブルしないでくださいWSDL は変更さ

れずクライアントは引き続きサービスと通信することができます

WebサービスのEARファイルを再生成する必要がある場合はクライアントを再生

成してラッパーを使用するクラスの名前に接尾辞Elementを追加しますこれ

はunwrapParametersがfalseに設定された状態でアセンブルされたラッパー

クラスをクライアントが使用することが前提となっています

35

72 EJB 30に基づくWebサービス Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用しEJB 30 でアセンブルした Release 3(101300)Web サービ

スを使用する場合サービスを再デプロイすると WSDL が変更されますこの場合

クライアントコードを再生成してサービスと通信できるようにする必要があります

73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュール

およびWebサービスをテストする Oracle Enterprise Manager Application Server Control にはテストページがありこのペー

ジを使用してアプリケーションサーバー環境にデプロイした Web モジュールおよ

び Web サービスをテストできますほとんどの場合テストページにはユーザー

の環境に現在設定されているWebサイトとポートの一覧が表示されますWebモジュー

ルまたは Web サービスの URL をテストする際には使用する Web サイトをこの一覧

から選択できます

参照Enterprise Manager のオンラインヘルプのTesting a Web Serviceおよび

Overview of Managing Web Modules

Oracle HTTP Server 10g Release 2(1012)を OC4J に対するフロントエンドとして使

用している場合テストページの Discovered Web サイトの一覧には何も表示されない

ことがありますこの場合Application Server Control を使用してWeb モジュールま

たは Web サービスの URL をテストすることはできません代わりに新しいブラウザ

ウィンドウを開いてブラウザのアドレスフィールドに Web モジュールまたは Webサービスの URL を入力します

参照10g Release 2(10132)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』のOracle Application Server 1013 での Oracle Application Server 1012 の構成

74 bc4jearファイルのファイル名の変更 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)はbc4jearファイルを使用しこ

のファイルをデフォルトのホームインスタンスにデプロイしますOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は新たに作成されたイ

ンスタンスのデフォルトのファイル名はdatatagsearになりますファイルのコンテ

ンツや機能は変わりません

75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は再

度パッチを適用しないでください再度適用するとエラーになる場合がありますた

とえばオラクルでは次のシナリオはサポートしていません

1 J2EE およびWebserverオプションを設定してOracle Application Server 10g Release 3(1013)をインストールする

2 Oracle Enterprise Service Bus 10g(101310)のスタンドアロン中間層をインストー

ルする

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

4 Oracle BPEL Process Manager 10g(10131)のスタンドアロン中間層または Oracle Web Services Manager 10g(10131)中間層をインストールする

36

5 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用して

Oracle BPEL Process Manager を 10g Release 3(101340)にアップグレードする

76 パッチ適用時のメッセージ パッチの適用中には以下のエラーメッセージが表示されることがあります

Oracle Internet Directory 10g Release 2(101202)インフラストラクチャに関連づけ

られているスタンドアロンのOracle Containers for J2EEのインスタンスがあるシス

テムにパッチを適用する場合パッチの適用中にOC4J管理者のパスワードの入力

を求めるプロンプトが表示されると次のメッセージが表示されることがあります The operation is unsupported

このメッセージは無視してください

stopallコマンドを使用してOPMNプロセスを停止している間に次のメッセージ

が表示されることがあります

Error

--gt Process (index=1uid=1998741206pid=13253) time out while waiting

for a managed process to stop Log exampleproduct1013OracleAS_3

opmnlogsdefault_group~oc4j_owsm ~default_group~1log opmnctl

graceful stop of processes failed trying forceful shutdown

このメッセージは無視してください

77 OC4Jトランザクションのサポート Oracle Application Server 10g Release 3(101310)の OC4J トランザクションマネージャ

にはRecoverable Last Resource Commit(RLRC)と呼ばれる機能が含まれていますこ

の機能はLast Resource Commit(LRC)トランザクションに対する強化されたリカバリ

メカニズムを提供しトランザクションの全体的なパフォーマンスを向上します

RLRC ではデータベース表を使用してトランザクション ID のコミットレコード

が保持されますこのため中間層内の OC4J トランザクションログにコミットレ

コードを保持する必要がなくなりますコミットレコードの書込みは 2 段階のコミッ

トプロセスにおけるパフォーマンスコストの大部分を占めます

注現在 RLRC は非 XA リソースがデータベースである場合のみ利用で

きますさらにコミットレコードはデータベース内に保持されるため

RLRC トランザクションなどのリカバリが必要な場合にはこのデータ

ベースにアクセスできる必要があります

RLRC 機能の設定手順は次のとおりです

1 サーバーが稼動している場合は停止します

2 コミットレコードを保持するデータベースに接続し次のSQLスクリプトを実行

して必要なスキーマをインストールします J2EE_HOMEdatabasej2eejtaoraclelast_resource_commitsql

37

3 J2EE_HOMEconfigdata-sourcesxmlファイルを開きますコミットレコード

のデータベースにアクセスするための接続プールを編集または作成してコネク

ションファクトリ要素の一部としてcommit-record-table-name属性を指定します 次に例を示します

[] ltconnection-pool name=Example Connection Pool num-cached-statements=10gt ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource user=scott password=password url=jdbcoraclethinmyServer5521main commit-record-table-name=scottOC4J_TX_RLRC_LOGgt ltproperty name=connectionCachingEnabled value=falsegt ltproperty name=implicitCachingEnabled value=truegt ltproperty name=maxStatements value=50gt ltconnection-factorygt ltconnection-poolgt []

注commit-record-table-name属性の名前に指定する値は完全修飾さ

れている必要があり指定するユーザー資格証明にはこの表に対する

deleteおよびselect権限が必要です

4 (オプション)J2EE_HOMEconfigtransaction-managerxmlファイルを開き

RLRC機能の実行時の動作を変更します 次に例を示します [] ltcommit-coordinatorgt ltmiddle-tiergt ltrecovery retry-interval = 300 rlrc-min-purge-interval=10 rlrc-purge-size=1000gt ltmiddle-tiergt ltcommit-coordinatorgt [] この例では次のパラメータが使用されています

nrlrc-purge-intervalはデータベース内でコミットレコードのバッチパー

ジがおこなわれる間隔(ミリ秒単位)です

nrlrc-purge-sizeはデータベース内でコミットレコードのバッチパージ

がおこなわれる間に削除されるバッチのサイズです

78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する 10g Release 3(101310)Oracle ホームにパッチを適用し10g Release 3(101310)Oracle ホームのインストール時に次のインストールオプションを選択している場合

Application Server Control Console を表示できないことがあります

Advanced Install オプションを選択している

インストールのタイプとしてJ2EE Server Web Server and SOA Suite を選択して

いる

Administrator OC4J インスタンスとして機能するようにインスタンスを構成している

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のインストール中にこれらのオプショ

ンをすべて選択している場合インストール完了後Application Server Control Consoleが表示されないことがまれにありますこの問題は10g Release 3(101340)パッチ

38

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

アします変更したOracle Enterprise Link for BAM Data Flow Serviceの設定もリスト

アします

7 既知の問題 以下の各項ではOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の既知の問題について説明します

第 71 項Webサービスとクライアント間の非互換性

第 72 項EJB 30 に基づくWebサービス

第 73 項Oracle HTTP Server 1012 を使用する際にWebモジュールおよびWebサー

ビスをテストする

第 74 項bc4jearファイルのファイル名の変更

第 75 項Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を

複数回適用する

第 76 項パッチ適用時のメッセージ

第 77 項OC4Jトランザクションのサポート

第 78 項パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する

第 79 項高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ

第 710 項TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示され

ない

第 711 項Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ

第 712 項シャットダウン時のBPELエラーメッセージ

第 713 項OC4J_WebCenterインスタンスログエラー

第 714 項BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示

第 715 項パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログ エラー

第 716 項Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)

第 717 項ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプ

タで失敗する

第 718 項パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される

第 719 項アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない

71 Webサービスとクライアント間の非互換性 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用したあとは以下の点に注意してください

Web サービスを再生成して再デプロイする場合は生成した WSDL に変更が加え

られます

10g Release 3(101300)クライアントをサービスに使用するとコンパイラエ

ラーで通信に失敗します これらの問題は次の方法で対処できます

Web サービスの EAR ファイルは再アセンブルしないでくださいWSDL は変更さ

れずクライアントは引き続きサービスと通信することができます

WebサービスのEARファイルを再生成する必要がある場合はクライアントを再生

成してラッパーを使用するクラスの名前に接尾辞Elementを追加しますこれ

はunwrapParametersがfalseに設定された状態でアセンブルされたラッパー

クラスをクライアントが使用することが前提となっています

35

72 EJB 30に基づくWebサービス Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用しEJB 30 でアセンブルした Release 3(101300)Web サービ

スを使用する場合サービスを再デプロイすると WSDL が変更されますこの場合

クライアントコードを再生成してサービスと通信できるようにする必要があります

73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュール

およびWebサービスをテストする Oracle Enterprise Manager Application Server Control にはテストページがありこのペー

ジを使用してアプリケーションサーバー環境にデプロイした Web モジュールおよ

び Web サービスをテストできますほとんどの場合テストページにはユーザー

の環境に現在設定されているWebサイトとポートの一覧が表示されますWebモジュー

ルまたは Web サービスの URL をテストする際には使用する Web サイトをこの一覧

から選択できます

参照Enterprise Manager のオンラインヘルプのTesting a Web Serviceおよび

Overview of Managing Web Modules

Oracle HTTP Server 10g Release 2(1012)を OC4J に対するフロントエンドとして使

用している場合テストページの Discovered Web サイトの一覧には何も表示されない

ことがありますこの場合Application Server Control を使用してWeb モジュールま

たは Web サービスの URL をテストすることはできません代わりに新しいブラウザ

ウィンドウを開いてブラウザのアドレスフィールドに Web モジュールまたは Webサービスの URL を入力します

参照10g Release 2(10132)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』のOracle Application Server 1013 での Oracle Application Server 1012 の構成

74 bc4jearファイルのファイル名の変更 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)はbc4jearファイルを使用しこ

のファイルをデフォルトのホームインスタンスにデプロイしますOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は新たに作成されたイ

ンスタンスのデフォルトのファイル名はdatatagsearになりますファイルのコンテ

ンツや機能は変わりません

75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は再

度パッチを適用しないでください再度適用するとエラーになる場合がありますた

とえばオラクルでは次のシナリオはサポートしていません

1 J2EE およびWebserverオプションを設定してOracle Application Server 10g Release 3(1013)をインストールする

2 Oracle Enterprise Service Bus 10g(101310)のスタンドアロン中間層をインストー

ルする

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

4 Oracle BPEL Process Manager 10g(10131)のスタンドアロン中間層または Oracle Web Services Manager 10g(10131)中間層をインストールする

36

5 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用して

Oracle BPEL Process Manager を 10g Release 3(101340)にアップグレードする

76 パッチ適用時のメッセージ パッチの適用中には以下のエラーメッセージが表示されることがあります

Oracle Internet Directory 10g Release 2(101202)インフラストラクチャに関連づけ

られているスタンドアロンのOracle Containers for J2EEのインスタンスがあるシス

テムにパッチを適用する場合パッチの適用中にOC4J管理者のパスワードの入力

を求めるプロンプトが表示されると次のメッセージが表示されることがあります The operation is unsupported

このメッセージは無視してください

stopallコマンドを使用してOPMNプロセスを停止している間に次のメッセージ

が表示されることがあります

Error

--gt Process (index=1uid=1998741206pid=13253) time out while waiting

for a managed process to stop Log exampleproduct1013OracleAS_3

opmnlogsdefault_group~oc4j_owsm ~default_group~1log opmnctl

graceful stop of processes failed trying forceful shutdown

このメッセージは無視してください

77 OC4Jトランザクションのサポート Oracle Application Server 10g Release 3(101310)の OC4J トランザクションマネージャ

にはRecoverable Last Resource Commit(RLRC)と呼ばれる機能が含まれていますこ

の機能はLast Resource Commit(LRC)トランザクションに対する強化されたリカバリ

メカニズムを提供しトランザクションの全体的なパフォーマンスを向上します

RLRC ではデータベース表を使用してトランザクション ID のコミットレコード

が保持されますこのため中間層内の OC4J トランザクションログにコミットレ

コードを保持する必要がなくなりますコミットレコードの書込みは 2 段階のコミッ

トプロセスにおけるパフォーマンスコストの大部分を占めます

注現在 RLRC は非 XA リソースがデータベースである場合のみ利用で

きますさらにコミットレコードはデータベース内に保持されるため

RLRC トランザクションなどのリカバリが必要な場合にはこのデータ

ベースにアクセスできる必要があります

RLRC 機能の設定手順は次のとおりです

1 サーバーが稼動している場合は停止します

2 コミットレコードを保持するデータベースに接続し次のSQLスクリプトを実行

して必要なスキーマをインストールします J2EE_HOMEdatabasej2eejtaoraclelast_resource_commitsql

37

3 J2EE_HOMEconfigdata-sourcesxmlファイルを開きますコミットレコード

のデータベースにアクセスするための接続プールを編集または作成してコネク

ションファクトリ要素の一部としてcommit-record-table-name属性を指定します 次に例を示します

[] ltconnection-pool name=Example Connection Pool num-cached-statements=10gt ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource user=scott password=password url=jdbcoraclethinmyServer5521main commit-record-table-name=scottOC4J_TX_RLRC_LOGgt ltproperty name=connectionCachingEnabled value=falsegt ltproperty name=implicitCachingEnabled value=truegt ltproperty name=maxStatements value=50gt ltconnection-factorygt ltconnection-poolgt []

注commit-record-table-name属性の名前に指定する値は完全修飾さ

れている必要があり指定するユーザー資格証明にはこの表に対する

deleteおよびselect権限が必要です

4 (オプション)J2EE_HOMEconfigtransaction-managerxmlファイルを開き

RLRC機能の実行時の動作を変更します 次に例を示します [] ltcommit-coordinatorgt ltmiddle-tiergt ltrecovery retry-interval = 300 rlrc-min-purge-interval=10 rlrc-purge-size=1000gt ltmiddle-tiergt ltcommit-coordinatorgt [] この例では次のパラメータが使用されています

nrlrc-purge-intervalはデータベース内でコミットレコードのバッチパー

ジがおこなわれる間隔(ミリ秒単位)です

nrlrc-purge-sizeはデータベース内でコミットレコードのバッチパージ

がおこなわれる間に削除されるバッチのサイズです

78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する 10g Release 3(101310)Oracle ホームにパッチを適用し10g Release 3(101310)Oracle ホームのインストール時に次のインストールオプションを選択している場合

Application Server Control Console を表示できないことがあります

Advanced Install オプションを選択している

インストールのタイプとしてJ2EE Server Web Server and SOA Suite を選択して

いる

Administrator OC4J インスタンスとして機能するようにインスタンスを構成している

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のインストール中にこれらのオプショ

ンをすべて選択している場合インストール完了後Application Server Control Consoleが表示されないことがまれにありますこの問題は10g Release 3(101340)パッチ

38

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

72 EJB 30に基づくWebサービス Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を 10g Release 3

(101300)環境に適用しEJB 30 でアセンブルした Release 3(101300)Web サービ

スを使用する場合サービスを再デプロイすると WSDL が変更されますこの場合

クライアントコードを再生成してサービスと通信できるようにする必要があります

73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュール

およびWebサービスをテストする Oracle Enterprise Manager Application Server Control にはテストページがありこのペー

ジを使用してアプリケーションサーバー環境にデプロイした Web モジュールおよ

び Web サービスをテストできますほとんどの場合テストページにはユーザー

の環境に現在設定されているWebサイトとポートの一覧が表示されますWebモジュー

ルまたは Web サービスの URL をテストする際には使用する Web サイトをこの一覧

から選択できます

参照Enterprise Manager のオンラインヘルプのTesting a Web Serviceおよび

Overview of Managing Web Modules

Oracle HTTP Server 10g Release 2(1012)を OC4J に対するフロントエンドとして使

用している場合テストページの Discovered Web サイトの一覧には何も表示されない

ことがありますこの場合Application Server Control を使用してWeb モジュールま

たは Web サービスの URL をテストすることはできません代わりに新しいブラウザ

ウィンドウを開いてブラウザのアドレスフィールドに Web モジュールまたは Webサービスの URL を入力します

参照10g Release 2(10132)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』のOracle Application Server 1013 での Oracle Application Server 1012 の構成

74 bc4jearファイルのファイル名の変更 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)はbc4jearファイルを使用しこ

のファイルをデフォルトのホームインスタンスにデプロイしますOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は新たに作成されたイ

ンスタンスのデフォルトのファイル名はdatatagsearになりますファイルのコンテ

ンツや機能は変わりません

75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用後は再

度パッチを適用しないでください再度適用するとエラーになる場合がありますた

とえばオラクルでは次のシナリオはサポートしていません

1 J2EE およびWebserverオプションを設定してOracle Application Server 10g Release 3(1013)をインストールする

2 Oracle Enterprise Service Bus 10g(101310)のスタンドアロン中間層をインストー

ルする

3 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する

4 Oracle BPEL Process Manager 10g(10131)のスタンドアロン中間層または Oracle Web Services Manager 10g(10131)中間層をインストールする

36

5 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用して

Oracle BPEL Process Manager を 10g Release 3(101340)にアップグレードする

76 パッチ適用時のメッセージ パッチの適用中には以下のエラーメッセージが表示されることがあります

Oracle Internet Directory 10g Release 2(101202)インフラストラクチャに関連づけ

られているスタンドアロンのOracle Containers for J2EEのインスタンスがあるシス

テムにパッチを適用する場合パッチの適用中にOC4J管理者のパスワードの入力

を求めるプロンプトが表示されると次のメッセージが表示されることがあります The operation is unsupported

このメッセージは無視してください

stopallコマンドを使用してOPMNプロセスを停止している間に次のメッセージ

が表示されることがあります

Error

--gt Process (index=1uid=1998741206pid=13253) time out while waiting

for a managed process to stop Log exampleproduct1013OracleAS_3

opmnlogsdefault_group~oc4j_owsm ~default_group~1log opmnctl

graceful stop of processes failed trying forceful shutdown

このメッセージは無視してください

77 OC4Jトランザクションのサポート Oracle Application Server 10g Release 3(101310)の OC4J トランザクションマネージャ

にはRecoverable Last Resource Commit(RLRC)と呼ばれる機能が含まれていますこ

の機能はLast Resource Commit(LRC)トランザクションに対する強化されたリカバリ

メカニズムを提供しトランザクションの全体的なパフォーマンスを向上します

RLRC ではデータベース表を使用してトランザクション ID のコミットレコード

が保持されますこのため中間層内の OC4J トランザクションログにコミットレ

コードを保持する必要がなくなりますコミットレコードの書込みは 2 段階のコミッ

トプロセスにおけるパフォーマンスコストの大部分を占めます

注現在 RLRC は非 XA リソースがデータベースである場合のみ利用で

きますさらにコミットレコードはデータベース内に保持されるため

RLRC トランザクションなどのリカバリが必要な場合にはこのデータ

ベースにアクセスできる必要があります

RLRC 機能の設定手順は次のとおりです

1 サーバーが稼動している場合は停止します

2 コミットレコードを保持するデータベースに接続し次のSQLスクリプトを実行

して必要なスキーマをインストールします J2EE_HOMEdatabasej2eejtaoraclelast_resource_commitsql

37

3 J2EE_HOMEconfigdata-sourcesxmlファイルを開きますコミットレコード

のデータベースにアクセスするための接続プールを編集または作成してコネク

ションファクトリ要素の一部としてcommit-record-table-name属性を指定します 次に例を示します

[] ltconnection-pool name=Example Connection Pool num-cached-statements=10gt ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource user=scott password=password url=jdbcoraclethinmyServer5521main commit-record-table-name=scottOC4J_TX_RLRC_LOGgt ltproperty name=connectionCachingEnabled value=falsegt ltproperty name=implicitCachingEnabled value=truegt ltproperty name=maxStatements value=50gt ltconnection-factorygt ltconnection-poolgt []

注commit-record-table-name属性の名前に指定する値は完全修飾さ

れている必要があり指定するユーザー資格証明にはこの表に対する

deleteおよびselect権限が必要です

4 (オプション)J2EE_HOMEconfigtransaction-managerxmlファイルを開き

RLRC機能の実行時の動作を変更します 次に例を示します [] ltcommit-coordinatorgt ltmiddle-tiergt ltrecovery retry-interval = 300 rlrc-min-purge-interval=10 rlrc-purge-size=1000gt ltmiddle-tiergt ltcommit-coordinatorgt [] この例では次のパラメータが使用されています

nrlrc-purge-intervalはデータベース内でコミットレコードのバッチパー

ジがおこなわれる間隔(ミリ秒単位)です

nrlrc-purge-sizeはデータベース内でコミットレコードのバッチパージ

がおこなわれる間に削除されるバッチのサイズです

78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する 10g Release 3(101310)Oracle ホームにパッチを適用し10g Release 3(101310)Oracle ホームのインストール時に次のインストールオプションを選択している場合

Application Server Control Console を表示できないことがあります

Advanced Install オプションを選択している

インストールのタイプとしてJ2EE Server Web Server and SOA Suite を選択して

いる

Administrator OC4J インスタンスとして機能するようにインスタンスを構成している

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のインストール中にこれらのオプショ

ンをすべて選択している場合インストール完了後Application Server Control Consoleが表示されないことがまれにありますこの問題は10g Release 3(101340)パッチ

38

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

5 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用して

Oracle BPEL Process Manager を 10g Release 3(101340)にアップグレードする

76 パッチ適用時のメッセージ パッチの適用中には以下のエラーメッセージが表示されることがあります

Oracle Internet Directory 10g Release 2(101202)インフラストラクチャに関連づけ

られているスタンドアロンのOracle Containers for J2EEのインスタンスがあるシス

テムにパッチを適用する場合パッチの適用中にOC4J管理者のパスワードの入力

を求めるプロンプトが表示されると次のメッセージが表示されることがあります The operation is unsupported

このメッセージは無視してください

stopallコマンドを使用してOPMNプロセスを停止している間に次のメッセージ

が表示されることがあります

Error

--gt Process (index=1uid=1998741206pid=13253) time out while waiting

for a managed process to stop Log exampleproduct1013OracleAS_3

opmnlogsdefault_group~oc4j_owsm ~default_group~1log opmnctl

graceful stop of processes failed trying forceful shutdown

このメッセージは無視してください

77 OC4Jトランザクションのサポート Oracle Application Server 10g Release 3(101310)の OC4J トランザクションマネージャ

にはRecoverable Last Resource Commit(RLRC)と呼ばれる機能が含まれていますこ

の機能はLast Resource Commit(LRC)トランザクションに対する強化されたリカバリ

メカニズムを提供しトランザクションの全体的なパフォーマンスを向上します

RLRC ではデータベース表を使用してトランザクション ID のコミットレコード

が保持されますこのため中間層内の OC4J トランザクションログにコミットレ

コードを保持する必要がなくなりますコミットレコードの書込みは 2 段階のコミッ

トプロセスにおけるパフォーマンスコストの大部分を占めます

注現在 RLRC は非 XA リソースがデータベースである場合のみ利用で

きますさらにコミットレコードはデータベース内に保持されるため

RLRC トランザクションなどのリカバリが必要な場合にはこのデータ

ベースにアクセスできる必要があります

RLRC 機能の設定手順は次のとおりです

1 サーバーが稼動している場合は停止します

2 コミットレコードを保持するデータベースに接続し次のSQLスクリプトを実行

して必要なスキーマをインストールします J2EE_HOMEdatabasej2eejtaoraclelast_resource_commitsql

37

3 J2EE_HOMEconfigdata-sourcesxmlファイルを開きますコミットレコード

のデータベースにアクセスするための接続プールを編集または作成してコネク

ションファクトリ要素の一部としてcommit-record-table-name属性を指定します 次に例を示します

[] ltconnection-pool name=Example Connection Pool num-cached-statements=10gt ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource user=scott password=password url=jdbcoraclethinmyServer5521main commit-record-table-name=scottOC4J_TX_RLRC_LOGgt ltproperty name=connectionCachingEnabled value=falsegt ltproperty name=implicitCachingEnabled value=truegt ltproperty name=maxStatements value=50gt ltconnection-factorygt ltconnection-poolgt []

注commit-record-table-name属性の名前に指定する値は完全修飾さ

れている必要があり指定するユーザー資格証明にはこの表に対する

deleteおよびselect権限が必要です

4 (オプション)J2EE_HOMEconfigtransaction-managerxmlファイルを開き

RLRC機能の実行時の動作を変更します 次に例を示します [] ltcommit-coordinatorgt ltmiddle-tiergt ltrecovery retry-interval = 300 rlrc-min-purge-interval=10 rlrc-purge-size=1000gt ltmiddle-tiergt ltcommit-coordinatorgt [] この例では次のパラメータが使用されています

nrlrc-purge-intervalはデータベース内でコミットレコードのバッチパー

ジがおこなわれる間隔(ミリ秒単位)です

nrlrc-purge-sizeはデータベース内でコミットレコードのバッチパージ

がおこなわれる間に削除されるバッチのサイズです

78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する 10g Release 3(101310)Oracle ホームにパッチを適用し10g Release 3(101310)Oracle ホームのインストール時に次のインストールオプションを選択している場合

Application Server Control Console を表示できないことがあります

Advanced Install オプションを選択している

インストールのタイプとしてJ2EE Server Web Server and SOA Suite を選択して

いる

Administrator OC4J インスタンスとして機能するようにインスタンスを構成している

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のインストール中にこれらのオプショ

ンをすべて選択している場合インストール完了後Application Server Control Consoleが表示されないことがまれにありますこの問題は10g Release 3(101340)パッチ

38

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

3 J2EE_HOMEconfigdata-sourcesxmlファイルを開きますコミットレコード

のデータベースにアクセスするための接続プールを編集または作成してコネク

ションファクトリ要素の一部としてcommit-record-table-name属性を指定します 次に例を示します

[] ltconnection-pool name=Example Connection Pool num-cached-statements=10gt ltconnection-factory factory-class=oraclejdbcpoolOracleDataSource user=scott password=password url=jdbcoraclethinmyServer5521main commit-record-table-name=scottOC4J_TX_RLRC_LOGgt ltproperty name=connectionCachingEnabled value=falsegt ltproperty name=implicitCachingEnabled value=truegt ltproperty name=maxStatements value=50gt ltconnection-factorygt ltconnection-poolgt []

注commit-record-table-name属性の名前に指定する値は完全修飾さ

れている必要があり指定するユーザー資格証明にはこの表に対する

deleteおよびselect権限が必要です

4 (オプション)J2EE_HOMEconfigtransaction-managerxmlファイルを開き

RLRC機能の実行時の動作を変更します 次に例を示します [] ltcommit-coordinatorgt ltmiddle-tiergt ltrecovery retry-interval = 300 rlrc-min-purge-interval=10 rlrc-purge-size=1000gt ltmiddle-tiergt ltcommit-coordinatorgt [] この例では次のパラメータが使用されています

nrlrc-purge-intervalはデータベース内でコミットレコードのバッチパー

ジがおこなわれる間隔(ミリ秒単位)です

nrlrc-purge-sizeはデータベース内でコミットレコードのバッチパージ

がおこなわれる間に削除されるバッチのサイズです

78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する 10g Release 3(101310)Oracle ホームにパッチを適用し10g Release 3(101310)Oracle ホームのインストール時に次のインストールオプションを選択している場合

Application Server Control Console を表示できないことがあります

Advanced Install オプションを選択している

インストールのタイプとしてJ2EE Server Web Server and SOA Suite を選択して

いる

Administrator OC4J インスタンスとして機能するようにインスタンスを構成している

Oracle Application Server 10g Release 3(101310)のインストール中にこれらのオプショ

ンをすべて選択している場合インストール完了後Application Server Control Consoleが表示されないことがまれにありますこの問題は10g Release 3(101340)パッチ

38

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

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ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

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48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

セットを適用後に発生することがあります

この問題を修正するにはクラスタトポロジにデプロイされているApplication Server Control(ascontrol)アプリケーションのうち 1 つだけがアクティブなascontrolア

プリケーションになるように構成されていることを確認しますアクティブな

ascontrolアプリケーションは自動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受

信するように構成されます

参照10g Release 3(101310)ドキュメントライブラリにある『Oracle Application Server 管理者ガイド』の A6 項Managing the Active Application Server Control

1 つのascontrolアプリケーションだけがアクティブなApplication Server Controlになる

ように構成されていることを確認するには次の手順を実行します

1 home OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが自

動的に起動しWebサーバーからのリクエストを受信するように構成されているこ

とを確認します

a テキストエディタを使用してhome OC4Jインスタンスのserverxmlファイル

を開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigserverxml

b homeインスタンスファイルのserverxmlにascontrolアプリケーションの

エントリが含まれておりascontrolエントリにstart=true属性が含まれ

ていることを確認します 次に例を示します ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=true gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます

ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=true属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=true gt

2 oc4j_soa OC4Jインスタンスにデプロイされているascontrolアプリケーションが

自動的に起動せずWebサーバーからのリクエストを受信しないように構成されて

いることを確認します

a テキストエディタを使用してoc4j_soa OC4Jインスタンスのserverxml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eeoc4j_soaconfigserverxml

39

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

注oc4j_soaはAdvanced Installオプションでインストールされている 2番目のOC4Jインスタンスのデフォルト名ですインストーラの

Administration Settings画面でこのインスタンスに別の名前を指定してい

る場合は前述の例のoc4j_soaをAdministration Settingsページで指定した

名前で置き換えてください

b serverxmlファイルのascontrolエントリにstart=false属性が含まれて

いることを確認します 次に例を示します

ltapplication name=ascontrol path=homeapplicationsascontrolear parent=system start=false gt

c テキストエディタを使用してhomeインスタンスのdefault-web-sitexml

ファイルを開きます ORACLE_HOMEj2eehomeconfigdefault-web-sitexml

d default-web-siteファイルのascontrolエントリにohs-routing=false属

性が追加されていることを確認します ltweb-app application=ascontrol name=ascontrol load-on-startup=true root=em ohs-routing=false gt

3 homeインスタンスおよびoc4j_soaインスタンスを停止してから起動します

注この問題の再発を防ぐためにopmnctl startallコマンドを使用し

てアプリケーションサーバーインスタンスを起動しないでください

アプリケーションサーバーインスタンスを再起動する必要がある場合

には以下の別々のコマンドを使用してアプリケーションサーバーの

各コンポーネントの停止および再起動をおこないます opmnctl start opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 1 opmnctl startproc process-type=OC4J instance name 2 opmnctl startproc process-type=Oracle HTTP Server instance name

参照『Oracle Application Server 管理者ガイド』の起動と停止

Oracle Technology Network の 10g Release 3(101310)ドキュメントライブ

ラリにある最新の『Oracle Application Server 10g Release 3 (101310) Release Notes』

40

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ プライマリデータベースのREDOログが複数のディレクトリに存在する場合はスタ

ンバイデータベースにも同じディレクトリを含める必要がありますスタンバイデー

タベースにそれらのディレクトリが含まれていない場合create standby databaseコ

マンドを実行すると次のエラーが表示されます standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-00301 error in adding log file oradatatest123redo010log - file cannot be created standby --gtASG_ORACLE-300 ORA-27040 file create error unable to create file standby --gtASG_DUF-3700 Failed in SQLPlus executing SQL statement ALTER DATABASE ADD STANDBY LOGFILE GROUP 10 oradatatest123redo010log SIZE 52428800 ASG_DGA standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log standby --gtASG_DUF-3535 Failed to create standby redo log

このエラーが表示された場合はプライマリデータベースの REDO ログのすべての

ディレクトリがスタンバイデータベースにも存在することを確認してくださいこの

ことはOracle SOA Suite および Oracle WebCenter Suite のインストールで使用される

Real Application Clusters データベースおよび RAC 以外のデータベースにも当てはまり

ます

710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロ

セスに表示されない TaskActionHandler および TaskManager はOracle BPEL Control にデプロイ済みプロセス

として表示される必要がありますTaskManager が表示されない場合は『Oracle Application Server Release Notes 10g Release 3(101310)』の第 834 項を参照してくだ

さい

711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラー

メッセージ Oracle SOA Suite にパッチを適用するとOPMN ログに次のようなエラーメッセージ

が書き込まれます 080331 004444 WARNING ApplicationsetConfig Application orabpel is in failed state as initialization failed javalangInstantiationException Error initializing ejb-modules [orabpelejb_ob_engineWorkerBean] - Unable to load ejb-class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean see section 232 of the EJB 21 specificationoracleclassloaderutilAnnotatedNoClassDefFoundError Missing class comcollaxacubeenginedispatchBaseScheduledWorker Dependent class comcollaxacubeengineejbimplWorkerBean Loader orabpelroot000 Code-Source example1worksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel ejb_ob_enginejar Configuration ltejbgt in exampleworksoa7264j2eeoc4j_soaapplicationsorabpel このエラーメッセージは無視してください

712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ パッチセットを適用後シャットダウン中に次の BPEL エラーメッセージが表示さ

れることがありますこのメッセージは無視してください

41

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

May 6 2007 93848 AM orgapacheaxistransporthttpAxisServlet processAxisFault INFO AxisFault AxisFault faultCode httpschemasxmlsoaporgsoapenvelopeServeruserException faultSubcode faultString javalangNullPointerException faultActor faultNode faultDetail (httpxmlapacheorgaxisstackTrace javalangNullPointerException at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicy$LinearfirstEntry(CodeSourceSearch Policyjava189) at oracleclassloaderCodeSourceSearchPolicyfindResourceBytes(CodeSourceSearch Policyjava53) at oracleclassloaderPolicyClassLoaderfindLocalClass (PolicyClassLoaderjava1455) at oracleclassloaderSearchPolicy$FindLocalgetClass (SearchPolicyjava167) at oracleclassloaderSearchSequencegetClass(SearchSequencejava119) at oracleclassloaderSearchPolicyloadClass(SearchPolicyjava645) at oracleclassloaderSearchPolicy$CheckSharedLibrariesgetClass (SearchPolicyjava396)

713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー OC4J WebCenter インスタンスログに次のエラーメッセージが表示されることがあ

りますこのメッセージは無視してください WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlibcommons-loggingjar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsjpdkpdkstruts WEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861webserviceslibcommons-loggingjar (from ltcode-sourcegt (ignore manifest Class-Path) in META-INFbootxml in exampleworkportal3861j2eehomeoc4jjar) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader jpdkwebpdkstruts000 Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsutilLocalStrings returnNull=true Apr 25 2007 23727 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=orgapachestrutsactionActionResources returnNull=true Apr 25 2007 23728 AM orgapachestrutsutilPropertyMessageResources ltinitgt INFO Initializing config=oracleportalsamplev2devguidestrutsmessages returnNull=true exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsportletappwsrp-samplesoasisnamestcwsrp v2bindruntimeWSRP_v2_PortletManage ment_Binding_SOAP_Tiejava930 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error

42

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

WARNING Code-source exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlibadfsharejar (from WEB-INFlib directory in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterapplicationsrichtextportle trichtextportletWEB-INFlib) has the same filename but is not identical to exampleworkportal3861BC4Jlibadfsharejar (from ltcode-sourcegt in exampleworkportal3861j2eeOC4J_WebCenterconfigserverxml) If it contains different versions of the same classes it will be masked as the latter is already visible in the search path of loader richtextportletwebrichtextportlet000 exampleworkportal3861j2eeOC4J_ WebCenterapplication-deploymentsrichtextportletrichtextportletoasisnames tcwsrpv2bindruntimeWSRP_v2_Portl etManagement_Binding_SOAP_Tiejava1256 cannot find symbol symbol method getPortletLifetime(javaxxmlsoapSOAPElement) location interface oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType _response = ((oracleportletwsrpv2soapWSRP_v2_PortletManagement_PortType) getTarget())getPortletLifetime(mySOAPElement) 1 error 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示 グラフを含む BC4J-JSP アプリケーションを実行中にアプリケーションエラーが発生

すると必要のないシステム情報やディレクトリパスを含むエラーページが表示さ

れることがありますシステム情報はユーザーに開示しないでください

回避策

エラーページの対応策は 2 つあります1 つはエラーページを編集してシステ

ム情報を削除する方法ですもう 1 つはエラーページを編集して適切なエラー

メッセージを表示する方法ですこれらの方法について説明します

システム情報を削除するにはerror-pagejspページを編集してエラーメッセー

ジをコメント化します次を参照してください lt-- Error Message = exceptiongetMessage() --gt

適切なエラーメッセージを表示するにはerror-pagejspページを編集して次の

ようなメッセージを含めます Error Message This error is due to a problem with the chartPlease contact support for more information

715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー Oracle Process Manager and Notification Server のログに以下のエラーメッセージが表示

されることがありますこれらのメッセージは無視してください

10g Release 3(101340)に対してSOAインスタンスがパッチされているときのエ

ラー Syntax error on line 278 of cworkportal2959apacheapacheconfhttpdconf Cannot load cworkportal2959apacheapachemodules apachemoduleossldll into server (127) The specified procedure could not be found

10g Release 3(101340)に対してOracle BPELがパッチされているときのエラー

43

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

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は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

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ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

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Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

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はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

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  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

070527 162121 javalangNullPointerException 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolbeforePassToClient (StatelessSessionBeanPooljava52) 070527 162121 at comevermindserverejbStatelessSessionBeanPoolcreateContextImpl (StatelessSessionBeanPooljava35) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolcreateContext(BeanPooljava418) 070527 162121 at comevermindserverejbBeanPoolallocateContext(BeanPooljava244) 070527 162121 at

716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ

(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) Microsoft Windows(32-Bit)に 10g Release 3(101340)を適用中にOracle Business Rulesヘルプをアンデプロイすると次のようなエラーメッセージがログに書き込まれます

Oracle Business Rules ヘルプを再デプロイすると警告メッセージがログに書き込まれ

ますこれらのエラーメッセージと警告は無視してください WARNING ApplicationUnDeployerremoveFiles WARNING Unable to remove appDir CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelpjavaioIOException Unable to remove CWORKsoa623j2eehomeapplicationsrulehelp at oracleoc4jutilFileUtilsrecursiveRemove(FileUtilsjava258)

またインストール中にOracle Business Rules を実行している OC4J インスタンスに対

する次のエラーメッセージがログに書き込まれますこのエラーは無視してください critical error in OHW configuration Config URL fileCWORKsoa3597j2eehomeapplicationsrulehelprulehelphelpsets ohwcon figxmlHelpSet ruleauthor Unknown error when parsing hs file No toplevel tag in helpset file

717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANが

DBJMSアダプタで失敗する Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の適用後ant

testExtractESBDeploymentPlanコマンドを実行すると次のエラーが発生すること

があります javaxxmlbindJAXBException Unable to locate jaxbproperties for package oracletipesbclientmetadatadeploymentplanmodel

このエラーを解決するには以下の手順を実行します

1 ORACLE_HOMEintegrationesbdeploymentdocumentationzip に あ る Oracle Application Server 10g Release 3 ( 101330 ) SOA Oracle ホ ー ム の

ESBMetadataMigrationjarファイルを使用しますこの jarファイルを抽出するには

ファイルを解凍する必要があります

2 ANT 16 を使用している場合はclasspath 変数を設定してから ANT コマンドを実行

しますこの classpath の classpath 要素にはESBMetadataMigrationTaskdefsxml ファ

イルに記載されているすべての jar ファイルを含める必要があります

718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例

が削除される Oracle Containers for J2EE の デ フ ォ ル ト の Web ア プ リ ケ ー シ ョ ン

(ltcodegtdefault-web-appltcodegt)例はそれぞれの例に関連づけられているディレクト

リも含めパッチの適用中に削除されますパッチをインストールする前に例に対し

て加えたすべての変更内容および関連ディレクトリに格納されているすべてのファイ

44

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

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このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

ル の バ ッ ク ア ッ プ を 取 っ て く だ さ い 最 新 バ ー ジ ョ ン の 例 は

ltcodegtExampleInstallerltcodegtインストーラを使用してインストールできます

カスタム例または特定のバージョンの例はltcodegtdefault-web-appltcodegt Web アプ

リケーション以外のアプリケーションにインストールしてほかのパッチによる変更に

よって影響を受けないようにする必要があります

719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインで

きない 製品を使用するために JSSO を無効にするオプションは以下のとおりです

オプション 1

パッチをインストール後SOA アプリケーションを再起動していない場合は次の手

順を実行して JSSO を無効にします

1 Enterprise Manager にログインします

2 「Java SSO Configuration」をクリックします

3 「Participating Applications」タブをクリックします

4 Java SSO Enabled 列のすべてのボックスの選択を解除します

5 すべてのプロセスを再起動して変更内容を確認します

オプション 2

すでに SOA アプリケーションを再起動している場合は次の手順を実行して JSSO を無

効にします

1 次のファイルを編集します $OHj2eehomeapplication-deploymentsascontrolorion-app

licationxml

orion-applicationxmlファイルで次のコードを無効にします

lt-

ltjazn provider=XML gt

ltjazn-web-app auth-method=CUSTOM_AUTH gt

ltjazngt

--gt

2 すべてのプロセスを再起動します

3 オプション 1の手順 1~5 を実行してそのほかのアプリケーションのJSSOを無効

にします

45

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

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49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォーム

に固有の修正済みバグ 表 3にOracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)における

Microsoft Windows(32-Bit)の修正済みバグを示します

表3 Microsoft Windows(32-Bit)のプラットフォーム固有の修正済みのバグ

バグ番号 修正されているリリース 説明

10131 4496308 タイムアウトが誤って発生するまたは正し

い時刻に発生しない

SOAP メッセージ内のカスタム例外がjaxwsクライアントでデシリアライズされず

SOAPFaultException になる

10131 6047201

9 パッチセットのコンポーネント 次の表にパッチセットのコンポーネントの一覧を示しますこのパッチセットは累

積的なものなので以前のパッチで更新されているコンポーネントも含まれています

表 4 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)の

コンポーネント

コンポーネント名 リリース

Apache Module for Oracle Distributed Authoring and Versioning 10131

HTTP Server Files for 20 22000

Java Runtime Environment 14204

LDAP Required Support Files 101402

Oracle Apache Modules 10133

Oracle Application Development Framework 10133

Oracle Application Development Framework Library 10134

Oracle Application Server 10134

Oracle Application Server Guard 10131

Oracle Application Server Guard Client 10131

Oracle Application Server Guard Common 10131

Oracle Application Server Guard Server 10131

Oracle Application Server High Availability Components 10133

Oracle Application Server J2EE 10133

Oracle Application Server Kernel Common 10133

Oracle Application Server Middle Tier 10133

Oracle Application Server Port Tunnel 10134

Oracle Application Server Welcome Pages 10133

Oracle BPEL Process Manager and Enterprise Service Bus 10134

Oracle Business Activity Monitoring 10134

Oracle Business Rules 10134

46

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

スクリーンリーダーはドキュメント内のサンプルコードを常に正しく読み取ると

は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

表 4 (続き)Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)のコンポーネント

コンポーネント名 リリース

Oracle Containers for J2EE(OC4J) 10134

Oracle Distributed Software Assistant Client Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Common Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Patch 10133

Oracle Distributed Software Assistant Server Patch 10133

Oracle Dynamic Monitoring Service 10134

Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control 10131

Oracle Enterprise Manager 10g Change IP 10133

Oracle Enterprise Manager Application Server Control 10133

Oracle Enterprise Service Bus Process Manager 10133

Oracle Extended Windowing Toolkit 344300

Oracle HTTP Server 10133

Oracle HTTP Server Files 10133

Oracle iappcore 10134

Oracle Identity Management Support Files 10133

Oracle Java Object Cache 10134

Oracle LogLoader 10131

Oracle mod_plsql Gateway 10133

Oracle Notification Service 10134

Oracle One-off Patch Installer 101060

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 10134

Oracle Real Application Clusters High Availability Support Files(Microsoft Windows(32-Bit)のみ) 101050

Oracle Real Application Clusters Support Files(Microsoft Windows(32-bit)のみ) 101050

Oracle Security Developer Tools 101401

Oracle TopLink 10133

Oracle TopLink Developer 10133

Oracle TopLink Runtime 10134

Oracle Universal Installer 101060

Oracle Web Services Manager 10134

Oracle XML Developers Kit 10131

Oracle XML Query Service 10134

Oracle XML SQL Utility 10131

Sun JDK 150015

XDK Support Files 10131

XML Parser for Java 10131

47

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

ドキュメント内のサンプルコードのアクセシビリティ

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は限りませんコード表記規則では右中括弧は別の空の行へ記す必要がありますた

だしスクリーンリーダーによっては括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読

み取らない場合があります

ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクルが所有または管理しないほかの企業または組織の Webサイトへのリンクが含まれる場合がありますオラクルはそれらの Web サイトのア

クセシビリティに関する評価や言及はおこないません

Oracle サポートサービスへの TTY アクセス

オラクルはアメリカ国内では年中無休で 24 時間Oracle サポートサービスへのテ

キスト電話(TTY)アクセスを提供していますTTY サポートへは800-446-2398 へお

電話ください

48

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

10 ドキュメントアクセシビリティ オラクルは製品サービスおよびサポートドキュメントを障害のあるお客様にも

簡単に使用していただくことを目標にしていますそのため当社のドキュメントには

アシスティブテクノロジーを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています

このドキュメントはHTML形式で提供されており障害のあるお客様が簡単にアクセ

スできるためのマークアップが含まれていますアクセシビリティの標準は進化し続け

ておりオラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように市場を

リードするほかの技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています詳

しくはOracle Accessibility ProgramのWebサイトhttpwwworaclecom

accessibilityを参照してください

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Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

とがありますオラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては一

切の責任を負いかねます当該コンテンツの利用はお客様の責任になります第三者の製品またはサービスを

購入する場合は第三者と直接の取引となりますオラクル社およびその関連会社は(a)第三者の製品およ

びサービスの品質(b)購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行(製品また

はサービスの提供保証義務を含む)に関しても責任を負いかねますまた第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ

Oracle Application Server Patch Set Notes 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)for Linux x86 and Microsoft Windows(32-Bit) Copyright copy 2006 2008 OracleAll rights reserved このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)にはオラクル社およびその関連会社に所有権のあ

る情報が含まれていますこのプログラムの使用または開示はオラクル社およびその関連会社との契約に記さ

れた制約条件に従うものとします著作権特許権およびそのほかの知的財産権と工業所有権に関する法律によ

り保護されています独立して作成されたほかのソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合もしくは法

律によって規定される場合を除きこのプログラムのリバースエンジニアリング逆アセンブル逆コンパイ

ル等は禁止されています 本文書に記載された内容は予告なく変更されることがあります本文書内に問題が見つかった場合は書面に

て報告してくださいオラクル社およびその関連会社は本文書に一切間違いがないことを保証するものではあ

りませんこれらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いていかなる形式

手段(電子的または機械的)目的のためにもこれらのプログラムを複製または転用することはできません

このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け使用するアメリカ政府の代理人に提供さ

れる場合は以下の注意事項を適用します US GOVERNMENT RIGHTS Programs software databases and related documentation and technical data delivered to US Government customers are commercial computer software or commercial technical data pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulationsAs such use duplication disclosure modification and adaptation of the Programs including documentation and technical data shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement and to the extent applicable the additional rights set forth in FAR 52227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights (June 1987)Oracle Corporation 500 Oracle Parkway Redwood City CA 94065 このプログラムは核航空産業大量輸送医療あるいはそのほかの危険が伴うアプリケーションへの用途を

目的としておりませんこのプログラムをかかる目的で使用する際上述のアプリケーションを安全に使用する

ために適切な安全装置バックアップ冗長性(redundancy)そのほかの対策を講じることはライセンシー

の責任となります万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましてもオラクル社およびその

関連会社は一切責任を負いかねます OracleJD EdwardsPeopleSoftおよび Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社関連会社の

登録商標ですほかの製品名はそれぞれの所有者の商標です このプログラムは第三者の Web サイトへリンクし第三者のコンテンツ製品サービスへアクセスするこ

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が発生いたしましてもオラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

49

  • 1 パッチセットとは
  • 2 このパッチセットについて
    • 21 このパッチセットでサポートされている Oracle Application Serverのリリース
      • 211 パッチセットを10g Release 3(101300)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 212 パッチセットを10g Release 3(101310)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 213 パッチセットを10g Release 3(101320)Oracleホームに適用するときの注意点
      • 214 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用したOracle Web Cacheを使用する
        • 22 パッチセット適用後の動作
          • 221 Oracle JDeveloperの変更点
              • 3 パッチセットのドキュメント
              • 4 パッチセットの要件
                • 41 必要なソフトウェア
                • 42 インストールの前提条件
                  • 421 Oracle Application Server 10g Release 3(101310)でアップグレードスクリプトを実行する
                  • 422 Oracle Application Server 10g Release 3 Patch Set 3(101330)10g Release(101331)またはMLRパッチ済みインスタンスでアップグレードスクリプトを実行する
                      • 5 パッチセットの適用
                        • 51 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                          • 511 既存環境をバックアップする
                          • 512 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を適用する
                            • 52 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)をOracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)に適用する
                              • 521 既存のOracle Business Activity Monitoring 10g Release 101330環境をバックアップする
                              • 522 Oracle Business Activity Monitoring(Oracle BAM)インストールにパッチセットを適用する
                                • 53 サイレントおよび非対話型パッチの適用
                                  • 531 サイレントインストール
                                  • 532 非対話型インストール
                                  • 533 レスポンスファイル
                                  • 534 サイレントまたは非対話型パッチ適用を実行する
                                    • 54 クラスタ環境にパッチセットを適用する
                                    • 55 10g Release 3(101310)エンタープライズデプロイメントトポロジにパッチセットを適用する
                                      • 551 このパッチセットを適用する前に
                                      • 552 パッチセットを適用する
                                        • 56 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を再適用する
                                          • 6 適用後のタスク
                                            • 61 フルバックアップを実行する
                                            • 62 PHPを有効にする
                                            • 63 JDKをRelease 142にリストアする
                                            • 64 BPEL Connection PoolのJDBC factoryClassを変更する
                                            • 65 カスタムセキュリティ設定を使用するアプリケーションを再デプロイする
                                            • 66 Java Single Sign-Onを有効にする
                                            • 67 Enterprise Javabeans 30アプリケーションをデプロイする
                                            • 68 WSILアプリケーションを手動でデプロイする
                                            • 69 Oracle Enterprise Service Busサービスを更新する
                                            • 610 Oracle WebCenterアプリケーションのADFインストーラを実行する
                                            • 611 Oracle ADFアプリケーションを移行および再デプロイする
                                            • 612 Oracle WebCenterアプリケーションの移行後のタスク
                                              • 6121 JCRデータコントロールを使用するOracle WebCenterアプリケーションを移行および再デプロイする
                                              • 6122 移行したアプリケーションに対するページのアクセス権限を再定義する
                                              • 6123 10g Release 3(101320)のインスタンスからポートレットカスタマイゼーションをコピーする
                                              • 6124 Preconfigured OC4Jのポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6125 Preconfigured OC4JのOmniPortletおよびWSRPポートレットを使用したアプリケーションを移行する
                                              • 6126 OmniportletおよびWebクリッピングプロデューサのプロキシ設定を再構成する
                                              • 6127 101340の事前デプロイメントツールを使用してエクスポートEARファイルを再作成する
                                                • 613 HTTP TRACEのサポートを無効にする
                                                • 614 Oracle BAM 101340をアンインストールする
                                                  • 7 既知の問題
                                                    • 71 Webサービスとクライアント間の非互換性
                                                    • 72 EJB 30に基づくWebサービス
                                                    • 73 Oracle HTTP Server 1012を使用する際にWebモジュールおよびWebサービスをテストする
                                                    • 74 bc4jearファイルのファイル名の変更
                                                    • 75 Oracle Application Server 10g Release 3(1013)Patch Set 4(101340)を複数回適用する
                                                    • 76 パッチ適用時のメッセージ
                                                    • 77 OC4Jトランザクションのサポート
                                                    • 78 パッチセットを適用後にApplication Server Control Consoleを表示する
                                                    • 79 高可用性障害時リカバリ設定内のREDOログディレクトリ
                                                    • 710 TaskManagerがOracle BPEL Controlのデプロイ済みプロセスに表示されない
                                                    • 711 Oracle SOA Suiteにパッチ適用後のOPMNログエラーメッセージ
                                                    • 712 シャットダウン時のBPELエラーメッセージ
                                                    • 713 OC4J_WebCenterインスタンスログエラー
                                                    • 714 BC4J-JSPアプリケーションエラーページの表示
                                                    • 715 パッチ適用中のOracle Process Manager and Notification Serverのログエラー
                                                    • 716 Oracle Business Rulesのヘルプエラーメッセージ(Microsoft Windows(32-Bit)のみ)
                                                    • 717 ESB ANTタスクEXTRACTESBDEPLOYMENTPLANがDBJMSアダプタで失敗する
                                                    • 718 パッチの適用中にデフォルトのWebアプリケーションの例が削除される
                                                    • 719 アプリケーションがJSSOで認証されているとログインできない
                                                      • 8 Microsoft Windows(32-Bit)プラットフォームに固有の修正済みバグ
                                                      • 9 パッチセットのコンポーネント
                                                      • 10 ドキュメントアクセシビリティ