1012
Oracle ® Secure Global Desktop 管理ガイド (バージョン 4.6 用) Part No.: 821-2167-10 2011 3 , Revision 02

Oracle Secure Global Desktop 管理ガイド ( バー …iv Oracle Secure Global Desktop 4.6 管理者ガイド• 2011 年 3 月 SGD サーバーへのセキュリティー保護された接続

  • Upload
    others

  • View
    1

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

  • Oracle®

    Secure Global Desktop

    管理ガイド (バージョン 4.6 用)

    Part No.: 821-2167-102011 年 3 月, Revision 02

  • Copyright © 2010, 2011, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.

    このソフ ト ウェアおよび関連ドキュ メン トの使用と開示は、 ライセンス契約の制約条件に従う ものと し、 知的財産に関する法律によ り保護さ

    れています。 ライセンス契約で明示的に許諾されている場合もし くは法律によって認められている場合を除き、 形式、 手段に関係なく、 いか

    なる部分も使用、 複写、 複製、 翻訳、 放送、 修正、 ライセンス供与、 送信、 配布、 発表、 実行、 公開または表示するこ とはできません。 この

    ソフ ト ウェアのリバース ・ エンジニア リ ング、 逆アセンブル、 逆コンパイルは互換性のために法律によって規定されている場合を除き、 禁止

    されています。

    こ こに記載された情報は予告なしに変更される場合があ り ます。 また、 誤りが無いこ との保証はいたしかねます。 誤り を見つけた場合は、 オラ クル

    社までご連絡ください。

    このソフト ウェアまたは関連ド キュメ ント を、 米国政府機関もし く は米国政府機関に代わってこのソフト ウェアまたは関連ド キュメ ント

    をラ イセンスされた者に提供する場合は、 次の通知が適用されます。

    U.S. GOVERNMENT RIGHTS Programs, software, databases, and related documentation and technical data delivered to U.S. Government customers are "commercial computer software" or "commercial technical data" pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulations. As such, the use, duplication, disclosure, modification, and adaptation shall be subject to the restrictions and license terms set forth in the applicable Government contract, and, to the extent applicable by the terms of the Government contract, the additional rights set forth in FAR 52.227-19, Commercial Computer Software License (December 2007). Oracle America, Inc., 500 Oracle Parkway, Redwood City, CA 94065.

    このソフ ト ウェアもし くはハード ウェアは様々な情報管理アプリ ケーシ ョ ンでの一般的な使用のために開発されたものです。 このソフ ト ウェアも し

    くはハード ウェアは、 危険が伴う アプ リ ケーシ ョ ン (人的傷害を発生させる可能性があるアプリ ケーシ ョ ンを含む) への用途を目的と して開発されていません。 このソフ ト ウェアもし くはハード ウェアを危険が伴う アプ リ ケーシ ョ ンで使用する際、 安全に使用するために、 適切な安全装置、 バッ

    クアップ、 冗長性 (redundancy)、 その他の対策を講じるこ とは使用者の責任とな り ます。 このソフ ト ウェアも し くはハード ウェアを危険が伴う アプ リ ケーシ ョ ンで使用したこ とに起因して損害が発生しても、 オラ クル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます。

    Oracle と Java は Oracle Corporation およびその関連企業の登録商標です。 その他の名称は、 それぞれの所有者の商標または登録商標です。

    AMD、 Opteron、 AMD ロゴ、 AMD Opteron ロゴは、 Advanced Micro Devices, Inc. の商標または登録商標です。 Intel、 Intel Xeon は、Intel Corporation の商標または登録商標です。 すべての SPARC の商標はライセンスをも と に使用し、 SPARC International, Inc. の商標または登録商標です。 UNIX は X/Open Company, Ltd. からライセンスされている登録商標です。

    このソフ ト ウェアまたはハードウェア、 そしてドキュ メン トは、 第三者のコンテンツ、 製品、 サービスへのアクセス、 あるいはそれらに関す

    る情報を提供するこ とがあ り ます。 オラ クル社およびその関連会社は、 第三者のコンテンツ、 製品、 サービスに関して一切の責任を負わず、

    いかなる保証もいたしません。 オラクル社およびその関連会社は、 第三者のコンテンツ、 製品、 サービスへのアクセスまたは使用によって損

    失、 費用、 あるいは損害が発生しても一切の責任を負いかねます。

    PleaseRecycle

  • 目次

    はじめに xxxv

    1. ネッ ト ワーク とセキュ リ テ ィー 1

    ネッ ト ワーク とセキュ リ テ ィーの概要 1

    ク ラ イアン トデバイス と SGD サーバーの間の接続 2

    SGD サーバーとアプ リ ケーシ ョ ンサーバーの間の接続 2

    アレイ内の SGD サーバー間の接続 3

    DNS 名 3

    外部 DNS 名の設定 5

    SGD サーバーのピア DNS 名の変更 6

    プロキシサーバー 8

    サポート されているプロキシサーバー 9

    ク ラ イアン トプロキシ設定の設定 9

    プロキシサーバーのタイムアウ ト 11

    サーバー側のプロキシサーバーの設定 11

    ファ イアウォール 13

    ク ラ イアン トデバイス と SGD サーバーの間のファ イアウォール 14

    SGD サーバー間のファ イアウォール 15

    SGD サーバーとアプ リ ケーシ ョ ンサーバーの間のファ イアウォール 15

    ほかのファ イアウォール 17

    iii

  • SGD サーバーへのセキュ リ テ ィー保護された接続 19

    SSL 証明書 20

    ファ イアウォール越え 25

    保護付きの接続の有効化 ( 自動設定 ) 26

    保護付きの接続の有効化 ( 手動設定 ) 29

    セキュ リ テ ィー保護された接続およびセキュ リ テ ィーの警告 34

    SGD サーバーへのセキュ リ テ ィー保護された接続の調整 39

    SSL デーモンの調整 40

    外部 SSL アクセラレータの使用 42

    セキュア接続の暗号化方式群の選択 43

    接続定義の使用 45

    2. ユーザー認証 49

    Secure Global Desktop 認証 49

    ユーザー識別情報 50

    ユーザープロファ イル 51

    システム認証機構 51

    パスワードの有効期限 53

    セキュ リ テ ィーとパスワード 54

    Active Directory 認証 54

    Active Directory 認証の仕組み 54

    Active Directory 認証の設定 56

    Active Directory 認証の準備 56

    Kerberos 認証用の SGD の設定 59

    ▼ Active Directory 認証を有効にする方法 63

    匿名ユーザーの認証 64

    匿名ユーザーの認証の動作 64

    ▼ 匿名ユーザーの認証を有効にする方法 65

    LDAP 認証 66

    iv Oracle Secure Global Desktop 4.6 管理者ガイド • 2011 年 3 月

  • LDAP 認証の動作 66

    LDAP 認証の設定 67

    LDAP 認証の準備 68

    ▼ LDAP 認証を有効にする方法 70

    SecurID 認証 72

    SecurID 認証の動作 73

    SecurID 認証の設定 74

    Agent Host と しての SGD サーバーの設定 74

    ▼ SecurID 認証を有効にする方法 75

    サードパーティーの認証 76

    サードパーティー認証の仕組み 76

    サードパーティー認証の設定 79

    ▼ サードパーティー認証を有効にする方法 80

    SGD 管理者とサードパーティー認証 82

    信頼できるユーザーとサードパーティー認証 82

    UNIX システム認証 85

    UNIX システム認証の動作 85

    UNIX システム認証と PAM 87

    ▼ UNIX システム認証を有効にする方法 88

    Windows ド メ イン認証 88

    Windows ド メ イン認証の動作 89

    ▼ Windows ド メ イン認証を有効にする方法 90

    パスワード 、 ド メ イン 、およびド メ インコン ト ローラ 90

    認証のためのディ レク ト リサービスの調整 91

    LDAP または Active Directory のログインのフ ィルタ リ ング 92

    LDAP 検出タイムアウ ト 95

    サービスオブジェ ク トの使用法 95

    パスワードの有効期限 100

    目次 v

  • LDAP のパスワード更新モード 101

    サイ ト 101

    ホワイ ト リ ス ト 102

    ブラ ッ ク リ ス ト 103

    グローバルカタログのみの検索 103

    接頭辞マッピング 104

    ド メ イン リ ス ト 104

    ルッ クアップキャ ッシュのタイムアウ ト 105

    LDAP 操作のタイムアウ ト 105

    Active Directory 認証と LDAP 検出 106

    Secure Global Desktop 認証の ト ラブルシューティング 108

    認証の問題に使用するログフ ィルタの設定 108

    ログインに失敗したユーザーの SGD へのアクセスの拒否 109

    どの SGD サーバーにもログインできない 110

    ゲス ト ユーザー用の共有アカウン トの使用 111

    セキュ リ テ ィーが有効な場合に、 Solaris OS ユーザーがログインできない111

    ユーザーがログインしよ う とする とユーザー名にあいまい性があるこ とを示すダイアログが表示される場合 112

    3. ユーザーへのアプ リ ケーシ ョ ンの公開 113

    組織とオブジェク ト 113

    組織階層 115

    SGD オブジェク ト タ イプ 117

    組織階層の設計 122

    組織階層内のオブジェク トへの命名 123

    バッチスク リプ ト を使用した SGD 組織階層の移植 123

    LDAP ミ ラー化 125

    SGD 管理者 129

    vi Oracle Secure Global Desktop 4.6 管理者ガイド • 2011 年 3 月

  • アプ リ ケーシ ョ ンの公開 131

    ローカル割り当て 132

    LDAP 割り当て 134

    割り当ての確認 140

    LDAP グループ検索の調整 140

    ディ レク ト リサービスキャ ッシュの管理 142

    LDAP 割り当ての ト ラブルシューティング 143

    4. アプ リ ケーシ ョ ンの設定 145

    Windows アプ リ ケーシ ョ ン 145

    Windows アプ リ ケーシ ョ ンオブジェク ト の設定 146

    コマンド行での Windows アプ リ ケーシ ョ ンオブジェク ト の作成 148

    SGD で使用する Microsoft Windows ターミナル サービスの設定 149

    Microsoft Windows ターミナルサービスのラ イセンス 153

    Microsoft Windows リ モー ト デスク ト ップ 154

    シームレスウ ィ ン ド ウ 155

    Windows ターミナル サービスのキー処理 156

    Windows ターミナル サービス セッシ ョ ンのク ラ イアン トデバイスの情報を返す 158

    SGD Remote Desktop Client 159

    ク ラ イアン トデバイス上での Windows アプ リ ケーシ ョ ンの実行 162

    X アプ リ ケーシ ョ ン 163

    X アプ リ ケーシ ョ ンオブジェク ト の設定 163

    サポート されている X の拡張機能 166

    X 認証 166

    X フォン ト 166

    キーボードマップ 169

    文字型アプ リ ケーシ ョ ン 170

    文字型アプ リ ケーシ ョ ンオブジェク ト の設定 170

    目次 vii

  • 端末エ ミ ュレータのキーボードマップ 172

    端末エ ミ ュレータの属性マップ 177

    端末エ ミ ュレータのカラーマップ 179

    動的起動 180

    動的アプ リ ケーシ ョ ンサーバー 180

    動的アプ リ ケーシ ョ ン 184

    ク ラ イアン ト オーバーライ ド 186

    My Desktop の使用 187

    SGD と Oracle VDI の統合 188

    SSH の使用 190

    SSH のサポート 190

    SSH ク ラ イアン トの設定 191

    X アプ リ ケーシ ョ ン用の X11 の転送の有効化 193

    SSH と X セキュ リ テ ィー拡張機能の使用 194

    SSH と X 認証の使用 195

    高度な SSH 機能の使用 195

    アプ リ ケーシ ョ ン認証 196

    ログインスク リプ ト 197

    アプ リ ケーシ ョ ン認証の設定 197

    アプ リ ケーシ ョ ンサーバーのパスワードキャ ッシュ 198

    入力方式と UNIX プラ ッ ト フォームアプ リ ケーシ ョ ン 201

    異なる言語のシステムプロンプ トのサポート を追加する 201

    RSA SecurID を使用したアプ リ ケーシ ョ ン認証 202

    アプ リ ケーシ ョ ンの設定に関する ヒ ン ト 202

    Webtop を表示せずにアプ リ ケーシ ョ ンまたはデスク ト ップセッシ ョ ンを起動する 203

    マルチヘッ ドモニターまたはデュアルヘッ ドモニターの使用 204

    Windows アプ リ ケーシ ョ ンのパフォーマンスの向上 207

    viii Oracle Secure Global Desktop 4.6 管理者ガイド • 2011 年 3 月

  • Java Desktop System デスク ト ップセッシ ョ ンまたはアプ リ ケーシ ョ ンのパフォーマンスの向上 208

    ドキュ メン ト と Web アプ リ ケーシ ョ ン 209

    仮想教室の作成 210

    共通デスク ト ップ環境アプ リ ケーシ ョ ンの設定 212

    VMS アプ リ ケーシ ョ ンの設定 215

    3270 および 5250 アプ リ ケーシ ョ ン 216

    アプ リ ケーシ ョ ンの ト ラブルシューティング 217

    アプ リ ケーシ ョ ンが起動しない場合 218

    アプ リ ケーシ ョ ンが起動直後に終了する場合 222

    X 認証が有効になっている と きにアプ リ ケーシ ョ ンの起動に失敗する 222

    アプ リ ケーシ ョ ンが約 2 分後に表示されな くなる場合 224

    ユーザーがアプ リ ケーシ ョ ンを終了しても 、アプ リ ケーシ ョ ンセッシ ョ ンが終了しない 225

    異なるユーザー名とパスワードでアプ リ ケーシ ョ ンを起動できる場合 227

    Windows ターミナルサービスを使っていて、ユーザーが頻繁にユーザー名とパスワードの入力を要求される場合 228

    ユーザーの問題を解決するためのシャ ド ウイングの使用 229

    キオスクアプ リ ケーシ ョ ンがフルスク リーン表示されない場合 230

    アプ リ ケーシ ョ ンのアニメーシ ョ ンがとびとびに表示される場合 230

    X アプ リ ケーシ ョ ンでのフォン トの問題 230

    High Color の X アプ リ ケーシ ョ ンでの表示の問題 231

    「 ク ラ イアン ト ウ ィ ン ド ウ管理 」 アプ リ ケーシ ョ ンのウ ィ ンド ウが切り取られて表示される場合 233

    Sun キーボードのエ ミ ュレーシ ョ ン 234

    低帯域幅の接続でシャ ド ウイングしている と きの表示の更新の問題 235

    マウス ド ラ ッグ遅延の問題の ト ラブルシューティ ング 236

    Windows アプ リ ケーシ ョ ンに正し くないタイムゾーン名が表示される 236

    5. ク ラ イアン トデバイスのサポート 237

    目次 ix

  • 印刷 237

    SGD 印刷の概要 238

    印刷の設定 239

    Microsoft Windows アプ リ ケーシ ョ ンサーバーの印刷の設定 240

    UNIX および Linux プラ ッ ト フォームのアプ リ ケーシ ョ ンサーバーの印刷の設定 243

    SGD サーバーの印刷の設定 248

    Microsoft Windows ク ラ イアン トデバイスへの印刷の設定 252

    UNIX 、 Linux 、および Mac OS X プラ ッ ト フォームのク ラ イアン トデバイスへの印刷の設定 257

    印刷の管理 260

    SGD を使って表示したアプ リ ケーシ ョ ンからユーザーが印刷できない場合263

    その他の印刷の問題の ト ラブルシューティング 272

    ク ラ イアン ト ド ラ イブマッピング 276

    ク ラ イアン ト ド ラ イブマッピングの設定 276

    UNIX および Linux プラ ッ ト フォームのアプ リ ケーシ ョ ンサーバーを CDM 用に設定する 277

    CDM 用の NFS 共有を設定する 277

    アプ リ ケーシ ョ ンサーバーの CDM プロセスを起動する 279

    Microsoft Windows アプ リ ケーシ ョ ンサーバーを CDM 用に設定する 280

    SGD の CDM サービスを有効にする 280

    UNIX プラ ッ ト フォーム CDM を別の SMB サービス と と もに実行する 281

    ユーザーが使用可能なク ラ イアン ト ド ラ イブを設定する 282

    ク ラ イアン ト ド ラ イブマッピングの ト ラブルシューティ ング 286

    CDM のログ出力 294

    オーディオ 296

    オーディオの設定 296

    Microsoft Windows アプ リ ケーシ ョ ンサーバーをオーディオ用に設定する297

    x Oracle Secure Global Desktop 4.6 管理者ガイド • 2011 年 3 月

  • UNIX および Linux プラ ッ ト フォームのアプ リ ケーシ ョ ンサーバーをオーディオ用に設定する 297

    X アプ リ ケーシ ョ ンをオーディオ用に設定する 299

    SGD オーディオサービスを有効にする 299

    ク ラ イアン トデバイスをオーディオ用に設定する 300

    アプ リ ケーシ ョ ンでのオーディオの ト ラブルシューティ ング 301

    コピー&ペース ト 308

    コピー&ペース トの使用 308

    アプ リ ケーシ ョ ンでのコピー&ペース トの制御 309

    ク リ ップボードセキュ リ テ ィーレベルの使用例 310

    コピー&ペース トの設定に関する ヒ ン ト 311

    コピー&ペース トの ト ラブルシューティ ング 312

    スマート カード 313

    Windows アプ リ ケーシ ョ ンでのスマート カードの使用 313

    スマート カードへのアクセスを設定する 314

    Microsoft Windows アプ リ ケーシ ョ ンサーバーをスマート カード用に設定する 314

    SGD でスマート カードを有効にする 315

    ク ラ イアン トデバイス上のスマート カード リーダーを設定する 316

    ▼ スマート カードを使用して Microsoft Windows アプ リ ケーシ ョ ンサーバーにログインする方法 317

    スマート カードの ト ラブルシューティング 318

    シ リ アルポート 319

    シ リ アルポートへのアクセスを設定する 320

    Microsoft Windows アプ リ ケーシ ョ ンサーバーの設定 320

    SGD でシ リ アルポートへのアクセスを有効にする 320

    ク ラ イアン トデバイスの設定 321

    6. SGD Client と Webtop 323

    SGD Client 323

    目次 xi

  • SGD Client の概要 323

    SGD Client のインス トール 325

    SGD Client の自動インス トール 325

    ▼ ローミ ングユーザープロファ イルでの自動インス トールを有効にする方法 327

    SGD Client の手動インス トール 327

    コマンド行からの SGD Client の実行 328

    Java テク ノ ロジを使用しない場合の SGD の使用法 332

    ク ラ イアン トプロファ イル 333

    ク ラ イアン トプロファ イルと SGD Client 334

    ク ラ イアン トプロファ イルの管理 335

    ▼ ユーザーのク ラ イアン トプロファ イルの編集を設定する方法 336

    ク ラ イアン トプロファ イルの設定 337

    プロファ イルキャ ッシュについて 339

    ローミ ングユーザープロファ イルを所有する Microsoft Windows ユーザー341

    統合モード 342

    統合モードでの操作 343

    SGD Client の統合モードを設定する 345

    認証トークンの認証 345

    ク ラ イアン トプロファ イルの統合モードを設定する 350

    アプ リ ケーシ ョ ンの統合モードを設定する 352

    Webtop 352

    Webtop の言語を設定する 352

    7. SGD サーバー、アレイ 、および負荷分散 355

    アレイ 355

    アレイの構造 356

    アレイ全体へのデータの複製 357

    アレイ メンバー間の通信 357

    xii Oracle Secure Global Desktop 4.6 管理者ガイド • 2011 年 3 月

  • アレイ内のセキュ リ テ ィー保護された通信 358

    アレイ と SGD サーバーの管理 360

    アレイ回復 360

    アレイの設定 365

    アレイ回復の設定 371

    負荷分散 375

    ユーザーセッシ ョ ンの負荷分散 376

    アプ リ ケーシ ョ ンセッシ ョ ンの負荷分散 385

    アプ リ ケーシ ョ ンの負荷分散 385

    負荷分散グループ 387

    アプ リ ケーシ ョ ンの負荷分散の仕組み 387

    Advanced Load Management の仕組み 395

    アプ リ ケーシ ョ ンの負荷分散の調整 396

    アプ リ ケーシ ョ ンの負荷分散プロパティーの編集 399

    SGD Web サーバーと SGD Administration Console 404

    SGD Web サーバーの概要 404

    SGD Web サーバーのセキュ リ テ ィー保護 405

    Administration Console の使用 405

    Administration Console の設定 407

    Administration Console へのアクセスをセキュ リ テ ィー保護する 410

    監視と ロギング 410

    SGD データス ト ア 411

    ユーザーセッシ ョ ン とアプ リ ケーシ ョ ンセッシ ョ ン 411

    ログフ ィルタを使用した SGD サーバーの ト ラブルシューティング 415

    ログフ ィルタを使用した監査 423

    ログフ ィルタを使用したプロ ト コルエンジンの問題解決 426

    SGD Web サーバーのロギング 431

    SGD Client のロギング 432

    目次 xiii

  • SGD サーバーの証明書ス ト ア 433

    CA 証明書ト ラス ト ス ト ア 433

    ク ラ イアン ト証明書ス ト ア 435

    SGD のインス トール 437

    SGD のインス トールについて 437

    SGD インス トールのバッ クアップと復元 440

    アレイ と負荷分散の ト ラブルシューティング 445

    アレイ回復に関する ト ラブルシューティング 445

    時刻同期の問題に関する ト ラブルシューティング 447

    Advanced Load Management に関する ト ラブルシューティング 448

    SGD が大量のネッ ト ワーク帯域幅を使いすぎる 453

    ファ イアウォール越えモード時にユーザーが SGD サーバーに接続できない454

    ユーザーが自分のセッシ ョ ンを再配置できない 455

    A. グローバル設定とキャ ッシュ 457

    「 Secure Global Desktop 認証 」 タブ 458

    認証ウ ィザード 458

    トークン生成 460

    パスワードキャ ッシュ 460

    サードパーティーの認証 461

    システム認証 462

    ローカルリポジ ト リの検索 462

    LDAP リ ポジ ト リ を検索 463

    デフォル トのサードパーティー識別情報を使用 463

    デフォル トの LDAP プロファ イルを使用 464

    もっ と も近い LDAP プロファ イルを使用 465

    LDAP / Active Directory 466

    Unix 466

    xiv Oracle Secure Global Desktop 4.6 管理者ガイド • 2011 年 3 月

  • 認証トークン 467

    Windows ド メ インコン ト ローラ 467

    SecurID 468

    匿名 468

    ローカルリポジ ト リで Unix ユーザー ID を検索 469

    ローカルリポジ ト リで Unix グループ ID を検索 469

    デフォル トのユーザープロファ イルを使用する 470

    Windows ド メ イン 470

    Active Directory 471

    LDAP 471

    「 Service Objects 」 タブ 472

    「 Service Objects List 」 テーブル 472

    名前 473

    タイプ 474

    有効 474

    URL 474

    ユーザー名とパスワード 475

    接続のセキュ リ テ ィー 476

    Active Directory ベース ド メ イン 476

    Active Directory デフォル ト ド メ イン 476

    「 アプ リ ケーシ ョ ン認証 」 タブ 477

    パスワードキャ ッシュの使用 477

    パスワードの期限が切れたと きのアクシ ョ ン 478

    スマート カード認証 479

    ダイアログ表示 480

    「 パスワードを保存 」 ボッ クス 481

    「 常にスマート カードを使う 」 ボッ クス 482

    表示の遅延 482

    目次 xv

  • 「 起動の詳細 」 区画 483

    「 通信 」 タブ 484

    暗号化されていない接続ポート 484

    暗号化されている接続ポート 485

    AIP Keepalive の頻度 486

    ユーザーセッシ ョ ン再開機能のタイムアウ ト 486

    全般的な再開機能のタイムアウ ト 487

    リ ソース同期サービス 488

    ユーザーセッシ ョ ンのアイ ドルタイムアウ ト 489

    「 パフォーマンス 」 タブ 489

    アプ リ ケーシ ョ ンセッシ ョ ンの負荷分散 490

    アプ リ ケーシ ョ ンの負荷分散 491

    「 ク ラ イアン トデバイス 」 タブ 492

    Windows ク ラ イアン ト ド ラ イブマッピング 493

    Unix ク ラ イアン ト ド ラ イブマッピング 493

    動的なド ラ イブマッピング 494

    Windows オーディオ 495

    Windows オーディオの音質 495

    Unix オーディオ 496

    Unix オーディオの音質 497

    スマート カード 497

    シ リ アルポート マッピング 498

    コピー&ペース ト 499

    ク ラ イアン トの Clipboard Security Level 499

    タイムゾーンマップファ イル 500

    編集 500

    「 印刷 」 タブ 501

    ク ラ イアン ト印刷 502

    xvi Oracle Secure Global Desktop 4.6 管理者ガイド • 2011 年 3 月

  • Universal PDF プ リ ンタ 502

    Universal PDF プリ ンタをデフォル トにする 503

    Universal PDF ビューア 504

    Universal PDF ビューアをデフォル トにする 504

    Postscript プ リ ンタ ド ラ イバ 505

    「 セキュ リ テ ィー 」 タブ 506

    新規パスワード暗号化鍵 506

    印刷ネームマッピングのタイムアウ ト 507

    接続定義 508

    X ディ スプレイの X 認証 508

    「 監視 」 タブ 509

    ログフ ィルタ 509

    課金サービス 510

    「 Resilience 」 タブ 511

    アレイフェイルオーバー 511

    監視の間隔 512

    監視の試行回数 512

    プラ イマ リ検索の間隔 513

    プラ イマ リ検索の試行回数 514

    フェイルオーバー終了時のアクシ ョ ン 514

    バッ クアッププライマ リ 515

    「 キャ ッシュ 」 タブ 516

    「 パスワード 」 タブ 516

    説明 516

    コマンド行 518

    「 トークン 」 タブ 519

    説明 519

    コマンド行 519

    目次 xvii

  • B. Secure Global Desktop サーバー設定 521

    「 Secure Global Desktop サーバー 」タブ 522

    「 Secure Global Desktop サーバーの リ ス ト 」 テーブル 522

    「 一般 」 タブ 523

    外部 DNS 名 524

    ユーザーログイン 525

    リ ダイレク ト URL 525

    「 セキュ リ テ ィー 」 タブ 526

    接続タイプ 526

    SSL アクセラレータのサポート 527

    ファ イアウォール転送 URL 527

    「 パフォーマンス 」 タブ 528

    同時要求の最大数 528

    同時ユーザーセッシ ョ ンの最大数 529

    ファ イル記述子の最大数 529

    JVM サイズ 530

    毎日のリ ソース同期時刻 531

    負荷分散グループ 532

    「 プロ ト コルエンジン 」 タブ 532

    「 文字型プロ ト コルエンジン 」 タブ 533

    セッシ ョ ンの最大数 533

    終了タイムアウ ト 534

    コマンド行引数 534

    「 X プロ ト コルエンジン 」 タブ 535

    モニターの解像度 535

    フォン トパス 536

    RGB データベース 536

    キーボードマップ 537

    xviii Oracle Secure Global Desktop 4.6 管理者ガイド • 2011 年 3 月

  • ク ラ イアン ト ウ ィ ン ド ウのサイズ 538

    セッシ ョ ン開始タイムアウ ト 539

    セッシ ョ ンの最大数 539

    終了タイムアウ ト 540

    コマンド行引数 540

    「 実行プロ ト コルエンジン 」 タブ 541

    セッシ ョ ンの最大数 541

    終了タイムアウ ト 541

    ログインスク リプ トディ レク ト リ 542

    コマンド行引数 543

    「 チャネルプロ ト コルエンジン 」 タブ 543

    パケッ ト圧縮 543

    パケッ ト圧縮しきい値 544

    終了タイムアウ ト 544

    「 印刷プロ ト コルエンジン 」 タブ 545

    パケッ ト圧縮 545

    パケッ ト圧縮しきい値 546

    終了タイムアウ ト 546

    「 オーディオプロ ト コルエンジン 」 タブ 547

    パケッ ト圧縮 547

    「 IO Protocol Engine 」 タブ 548

    パケッ ト圧縮 548

    「 ユーザーセッシ ョ ン 」 タブ 549

    「 ユーザーセッシ ョ ン リ ス ト 」 テーブル 549

    「 アプ リ ケーシ ョ ンセッシ ョ ン 」 タブ 550

    「 アプ リ ケーシ ョ ンセッシ ョ ン リ ス ト 」 テーブル 551

    C. ユーザープロファ イル、アプ リ ケーシ ョ ン 、およびアプ リ ケーシ ョ ンサーバー 553

    目次 xix

  • SGD オブジェク ト 553

    3270 アプ リ ケーシ ョ ンオブジェク ト 554

    5250 アプ リ ケーシ ョ ンオブジェク ト 556

    アプ リ ケーシ ョ ンサーバーオブジェク ト 558

    文字型アプ リ ケーシ ョ ンオブジェク ト 559

    ディ レク ト リ : 組織オブジェ ク ト 561

    ディ レク ト リ : 組織単位オブジェク ト 562

    ディ レク ト リ ( 軽量 ): Active Directory コンテナオブジェク ト 563

    ディ レク ト リ ( 軽量 ): ド メ インコンポーネン トオブジェク ト 564

    ドキュ メン ト オブジェク ト 564

    グループオブジェ ク ト 565

    ユーザープロファ イルオブジェ ク ト 566

    動的アプ リ ケーシ ョ ンオブジェ ク ト 568

    動的アプ リ ケーシ ョ ンサーバーオブジェク ト 569

    Windows アプ リ ケーシ ョ ンオブジェク ト 569

    X アプ リ ケーシ ョ ンオブジェク ト 572

    属性の参照 574

    アド レス 574

    SSH のダウングレードを許可 575

    応答メ ッセージ 575

    アプ リ ケーシ ョ ンコマンド 576

    アプ リ ケーシ ョ ンの負荷分散 577

    アプ リ ケーシ ョ ンの再開機能 578

    アプ リ ケーシ ョ ンの再開機能 : タイムアウ ト 580

    「 アプ リ ケーシ ョ ンセッシ ョ ン 」 タブ 582

    アプ リ ケーシ ョ ン起動 583

    Arguments 584

    コマンドの引数 585

    xx Oracle Secure Global Desktop 4.6 管理者ガイド • 2011 年 3 月

  • 「 割り当て済みのアプ リ ケーシ ョ ン 」 タブ 586

    「 割り当て済みのユーザープロファ イル 」 タブ 588

    属性マップ 593

    オーディオ リ ダイレク ト ラ イブラ リ 594

    背景色 595

    帯域幅の制限 595

    枠線のスタイル 597

    ク ラ イアン ト ド ラ イブマッピング 597

    ク ラ イアン ト印刷 600

    ク ラ イアン ト印刷 : 上書き 601

    ク ラ イアン トプロファ イルの編集 603

    コードページ 604

    発色数 605

    カラーマップ 607

    カラー品質 607

    コマンドの圧縮 609

    コマンドの実行 610

    コ メ ン ト 611

    接続終了アクシ ョ ン 612

    接続方法 613

    接続 614

    接続方法 : SSH 引数 616

    コンソールモード 616

    コピー&ペース ト 617

    コピー&ペース ト : アプ リ ケーシ ョ ンの Clipboard Security Level 619

    カーソル 620

    カーソルキーコードの変更 620

    Cursor Settings 621

    目次 xxi

  • Cursor Shadow 621

    遅延更新 622

    Cursor Shadow 623

    表示される ソフ ト ボタン 623

    ド メ イン名 624

    電子メールアドレス 624

    エ ミ ュレーシ ョ ンタイプ 625

    環境変数 626

    エスケープシーケンス 626

    ユーロ文字 627

    「 フ ァ イル 」 メニューと 「 設定 」 メニュー 628

    フォン ト ファ ミ リ 629

    フォン トサイズ 630

    フォン トサイズ : 固定フォン トサイズ 630

    Font Smoothing 631

    前景色 632

    Full Window Drag 632

    グラフ ィ ッ クアクセラレーシ ョ ン 633

    ヒ ン ト 634

    「 ホス ト されているアプ リ ケーシ ョ ン 」 タブ 635

    「 ホス ト しているアプ リ ケーシ ョ ンサーバー 」 タブ 636

    アイコン 639

    割り当て済みアプ リ ケーシ ョ ンを親から継承する 640

    インターレースイ メージ 640

    起動接続をオープンしたまま保持 641

    キーボード コードの変更 642

    キーボードマップ 642

    キーボードマップ : ロ ッ ク 644

    xxii Oracle Secure Global Desktop 4.6 管理者ガイド • 2011 年 3 月

  • キーボード タイプ 644

    キオスクモードのエスケープ 645

    行の折り返し 646

    負荷分散グループ 647

    ローカルク ラ イアン ト起動 647

    ログイン 648

    ログイン : 複数 649

    ログイン名 650

    ログインスク リプ ト 651

    Universal PDF プリ ンタをデフォル トにする 652

    Universal PDF ビューアをデフォル トにする 653

    「 Mappings 」 タブ 654

    最大数 655

    「 メ ンバー 」 タブ 655

    メニューのアニメーシ ョ ン 657

    メニューバー 658

    マウスの中ボタンのタイムアウ ト 658

    モニターの解像度 659

    マウス 660

    名前 661

    セッシ ョ ン数 663

    数字パッ ド コードの変更 664

    「 パスワード 」 タブ 664

    パスワードキャ ッシュの使用 665

    Postscript プ リ ンタ ド ラ イバ 666

    プ リ ンタ設定のキャ ッシュ 668

    プロンプ トのロケール 668

    リ モー トオーディオ 669

    目次 xxiii

  • スク ロールスタイル 670

    シ リ アルポート マッピング 671

    サーバーアドレス 672

    サーバーポート 673

    セッシ ョ ン終了 674

    SGD Remote Desktop Client 675

    類似セッシ ョ ン間で リ ソースを共有 676

    ステータス行 677

    姓 678

    SWM ローカルウ ィ ンド ウ階層 678

    端末タイプ 679

    Theming 680

    「 トークン 」 タブ 680

    Universal PDF プ リ ンタ 681

    Universal PDF ビューア 682

    URL 683

    ユーザー割り当て 684

    「 ユーザーセッシ ョ ン 」 タブ 686

    仮想サーバーブローカク ラス 687

    仮想サーバーブローカパラ メータ 688

    ウ ィ ン ド ウを閉じるアクシ ョ ン 688

    ウ ィ ン ド ウの色 691

    ウ ィ ン ド ウの色 : カスタム色 692

    ウ ィ ン ド ウ管理キー 692

    ウ ィ ン ド ウマネージャー 693

    ウ ィ ン ド ウのサイズ : ク ラ イアン トの最大サイズ 694

    ウ ィ ン ド ウのサイズ : カラム 695

    ウ ィ ン ド ウのサイズ : 高さ 695

    xxiv Oracle Secure Global Desktop 4.6 管理者ガイド • 2011 年 3 月

  • ウ ィ ン ド ウのサイズ : 行 696

    ウ ィ ン ド ウのサイズ : 最大化 697

    ウ ィ ン ド ウのサイズ : ウ ィ ン ド ウに合わせて拡大縮小する 697

    ウ ィ ン ド ウのサイズ : 幅 698

    ウ ィ ン ド ウタイプ 699

    ウ ィ ン ド ウタイプ : 新規ブラウザウ ィ ン ド ウ 702

    作業用ディ レク ト リ 702

    X セキュ リ テ ィー拡張機能 703

    D. コマンド 705

    tarantella コマンド 706

    形式 706

    説明 706

    使用例 708

    tarantella archive コマンド 709

    形式 709

    説明 709

    使用例 709

    tarantella array コマンド 709

    形式 710

    説明 710

    使用例 711

    tarantella array add_backup_primary 711

    tarantella array clean 712

    tarantella array detach 713

    tarantella array edit_backup_primary 714

    tarantella array join 715

    tarantella array list 717

    tarantella array list_backup_primaries 717

    目次 xxv

  • tarantella array make_primary 718

    tarantella array remove_backup_primary 719

    tarantella cache コマンド 720

    形式 721

    説明 721

    使用例 722

    tarantella config コマンド 722

    形式 722

    説明 722

    使用例 723

    tarantella config edit 723

    tarantella config list 725

    tarantella emulatorsession コマンド 727

    形式 727

    説明 727

    使用例 728

    tarantella emulatorsession list 728

    tarantella emulatorsession info 730

    tarantella emulatorsession shadow 732

    tarantella emulatorsession suspend 733

    tarantella emulatorsession end 734

    tarantella help コマンド 735

    形式 736

    説明 736

    使用例 736

    tarantella object コマンド 736

    形式 737

    説明 737

    xxvi Oracle Secure Global Desktop 4.6 管理者ガイド • 2011 年 3 月

  • 使用例 739

    tarantella object add_host 739

    tarantella object add_link 740

    tarantella object add_mapping 741

    tarantella object add_member 743

    tarantella object delete 744

    tarantella object edit 745

    tarantella object list_attributes 746

    tarantella object list_contents 747

    tarantella object new_3270app 748

    tarantella object new_5250app 753

    tarantella object new_charapp 758

    tarantella object new_container 763

    tarantella object new_dc 763

    tarantella object new_doc 764

    tarantella object new_dynamicapp 766

    tarantella object new_group 768

    tarantella object new_host 769

    tarantella object new_org 772

    tarantella object new_orgunit 774

    tarantella object new_person 777

    tarantella object new_windowsapp 780

    tarantella object new_xapp 786

    tarantella object remove_host 791

    tarantella object remove_link 792

    tarantella object remove_mapping 793

    tarantella object remove_member 795

    tarantella object rename 796

    目次 xxvii

  • tarantella object script 797

    tarantella passcache コマンド 798

    形式 798

    説明 798

    使用例 799

    tarantella passcache delete 799

    tarantella passcache edit 801

    tarantella passcache list 803

    tarantella passcache new 805

    tarantella print コマンド 807

    形式 807

    説明 807

    使用例 808

    tarantella print cancel 808

    tarantella print list 809

    tarantella print move 811

    tarantella print pause 812

    tarantella print resume 813

    tarantella print start 814

    tarantella print status 815

    tarantella print stop 816

    tarantella query コマンド 817

    形式 818

    説明 818

    使用例 818

    tarantella query audit 818

    tarantella query billing 821

    tarantella query errlog 823

    xxviii Oracle Secure Global Desktop 4.6 管理者ガイド • 2011 年 3 月

  • tarantella query uptime 824

    tarantella restart コマンド 824

    形式 825

    説明 825

    使用例 826

    tarantella restart sgd 826

    tarantella restart webserver 827

    The tarantella role コマンド 828

    形式 829

    説明 829

    使用例 829

    tarantella role add_link 830

    tarantella role add_member 831

    tarantella role list 832

    tarantella role list_links 832

    tarantella role list_members 833

    tarantella role remove_link 834

    tarantella role remove_member 835

    tarantella security コマンド 836

    形式 837

    説明 837

    使用例 838

    tarantella security certinfo 838

    tarantella security certrequest 840

    tarantella security certuse 842

    tarantella security customca 844

    tarantella security decryptkey 845

    tarantella security disable 846

    目次 xxix

  • tarantella security enable 847

    tarantella security fingerprint 849

    tarantella security peerca 850

    tarantella security selfsign 851

    tarantella security start 851

    tarantella security stop 852

    tarantella service コマンド 853

    形式 854

    説明 854

    使用例 854

    tarantella service delete 854

    tarantella service edit 855

    tarantella service list 859

    tarantella service new 860

    tarantella setup コマンド 865

    形式 866

    説明 866

    使用例 866

    tarantella start コマンド 866

    形式 866

    説明 866

    使用例 867

    tarantella start cdm 867

    tarantella start sgd 868

    tarantella start webserver 869

    tarantella status コマンド 869

    形式 870

    説明 870

    xxx Oracle Secure Global Desktop 4.6 管理者ガイド • 2011 年 3 月

  • 使用例 871

    tarantella stop コマンド 871

    形式 872

    説明 872

    使用例 873

    tarantella stop cdm 873

    tarantella stop sgd 874

    tarantella stop webserver 875

    tarantella tokencache コマンド 876

    形式 876

    説明 876

    使用例 876

    tarantella tokencache delete 877

    tarantella tokencache list 877

    tarantella tscal コマンド 878

    形式 879

    説明 879

    使用例 879

    tarantella tscal free 879

    tarantella tscal list 881

    tarantella tscal return 882

    tarantella uninstall コマンド 883

    形式 884

    説明 884

    使用例 884

    tarantella version コマンド 884

    形式 885

    説明 885

    目次 xxxi

  • 使用例 885

    tarantella webserver コマンド 885

    形式 886

    説明 886

    使用例 886

    tarantella webserver add_trusted_user 886

    tarantella webserver delete_trusted_user 887

    tarantella webserver list_trusted_users 888

    tarantella webtopsession コマンド 889

    形式 889

    説明 889

    使用例 890

    tarantella webtopsession list 890

    tarantella webtopsession logout 891

    E. ログインスク リプ ト 893

    SGD で提供するログインスク リプ ト 893

    アプ リ ケーシ ョ ンの設定時に使用されるログインスク リプ ト 894

    共通のコードを含むログインスク リプ ト 896

    ログインスク リプ トの Tcl コマンドおよびプロシージャー 897

    SGD アプ リ ケーシ ョ ン認証ダイアログの制御 898

    SGD 進行状況ダイアログの制御 901

    アプ リ ケーシ ョ ンサーバーへの接続の制御 902

    ログインスク リプ トの変数 907

    ログインスク リプ トの保証されている変数 907

    ログインスク リプ トのオプシ ョ ン変数 909

    ログインスク リプ トのタイムアウ ト時間 915

    Expect のタイムアウ ト時間 916

    ク ラ イアン ト タ イマー 917

    xxxii Oracle Secure Global Desktop 4.6 管理者ガイド • 2011 年 3 月

  • その他のタイムアウ ト時間 919

    ログインスク リプ トのエラーメ ッセージ 920

    F. サードパーティーのご 利 用条件 927

    Apache License, Version 2.0 928

    Cryptix 934

    JACL/TCL 934

    OpenMotif 936

    OpenSSL 941

    TeemTalk 944

    Unicode Character Database 944

    X Window System (X11R6.8.2) 952

    XML Parser 952

    zlib 953

    用語集 955

    目次 xxxiii

  • xxxiv Oracle Secure Global Desktop 4.6 管理者ガイド • 2011 年 3 月

  • はじめに

    『 Oracle Secure Global Desktop 4.6 管理者ガイ ド 』 は、 Oracle Secure Global Desktop (SGD) を使用して設定、管理、および問題の ト ラブルシューティングを行う方法について説明する総合的なガイ ドです。 このマニュアルは、 SGD 管理者向けに記述されています。

    内容の紹介第 1 章では、使用しているネッ ト ワークインフラス ト ラ クチャーに SGD を組み込み、SGD で使用されるネッ ト ワーク接続をセキュ リ テ ィー保護する方法について説明します。

    第 2 章では、ユーザーが SGD サーバーに対して認証を実行して SGD にログインする方法について説明します。 また、ユーザーがアプ リ ケーシ ョ ンサーバー対して認証を実行してアプ リ ケーシ ョ ンを実行する方法についても説明します。

    第 3 章では、組織階層を使って SGD ユーザーを管理し 、 SGD ユーザーがアプ リ ケーシ ョ ンにアクセスできるよ うにする方法について説明します。

    第 4 章では、ユーザーが SGD を介して実行できるアプ リ ケーシ ョ ンを設定するためのアドバイス と 、アプ リ ケーシ ョ ンに関する問題を診断および修正する方法について説明します。

    第 5 章では、 SGD に表示されるアプ リ ケーシ ョ ンから周辺装置や他のク ラ イアン トデバイス機能へのサポート を可能にする方法について説明します。

    第 6 章では、 SGD Client のインス トール、設定、および実行の方法について説明します。 また、 Webtop の設定についても説明します。

    第 7 章では、 SGD サーバーおよびアレイの設定および監視の方法について説明します。 Administration Console 、 ログフ ィルタ 、 インス トールのバッ クアップなど 、SGD のシステム管理機能の一部についても説明します。

    xxxv

  • 付録 A では、パスワードキャ ッシュやトークンキャ ッシュなど 、アレイ内のすべての SGD サーバーに適用されるグローバル設定について説明します。

    付録 B では、アレイ内の指定された SGD サーバーに適用されるサーバー設定について説明します。

    付録 C では、 SGD およびその属性に含まれる 、サポート されているオブジェク ト型について説明します。 Administration Console を使って属性を設定する方法と 、それに対応する SGD コマンド行の使用法について詳し く説明します。

    付録 D では、使用可能な SGD コマンドについて説明します。 コマンドごとに、使用例も記載されています。

    付録 E には、 SGD ログインスク リプ トに関する参照情報が記載されています。 この情報を使って、標準の SGD ログインスク リプ ト をカスタマイズするこ と も 、ユーザー独自のログインスク リプ ト を開発するこ と もできます。

    UNIX コマンドの使用法このマニュアルには、システムのシャ ッ ト ダウン 、システムのブート 、デバイスの設定といった基本的な UNIX® のコマンドや手順に関する情報は記載されていない場合があ り ます。 このよ う な情報については、使用しているシステムのマニュアルを参照して ください。ただし 、それぞれの SGD コマンドに関する情報はこのマニュアルに記載されています。

    xxxvi Oracle Secure Global Desktop 4.6 管理者ガイド • 2011 年 3 月

  • シェルプロンプ ト

    表記上の規則

    注 - ブラウザの設定によって、文字の表示が異なり ます。文字が正し く表示されない場合は、使用しているブラウザの文字エンコーディングを Unicode UTF-8 に変更して ください。

    シェル プロンプ ト

    C シェル machine-name%

    C シェルスーパーユーザー machine-name#

    Bourne シェルおよび Korn シェル $

    Bourne シェルおよび Korn シェルスーパーユーザー #

    字体 意味 使用例

    AaBbCc123 コマン ド名、 ファ イル名、およびディ レク ト リ名を示します。または、画面上のコンピュータ出力を示します。

    .login ファ イルを編集します。ls -a を使用してすべてのファ イルを表示します。

    % You have mail.

    AaBbCc123 ユーザーが入力する文字を 、画面上のコンピュータ出力とは区別して示します。

    % su

    Password:

    AaBbCc123 書名、新規語や新規用語、強調する語句を示します。 コマンド行の変数を示します。実際に使用する特定の名前または値で置き換えます。

    『 ユーザーガイ ド 』 の第 6 章を参照してください。

    これらはクラスオプションと呼ばれます。

    ファ イルを削除するには、 rm filename と入力します。

    はじめに xxxvii

  • 関連マニュアル次の表は、 この製品に関するマニュアルの一覧を示しています。オンラ インマニュアルは、次のサイ トで参照できます。

    http://download.oracle.com/docs/cd/E19351-01/index.html

    サードパーティーの Web サイ トSun は、 このマニュアルに記載されているサードパーティーの Web サイ トが 利用可能かど うかについて責任を負いません。 Sun は、そのよ うなサイ トやリ ソース上に存在する 、 またはそれらを通じて得られる 、あらゆる内容、広告、製品、 またはその他の資料を保証するものではなく 、それらに対するいかなる責任または義務も負いません。 Sun は、そのよ うなサイ トやリ ソース上に存在する 、 またはそれらを通じて得られる 、それらのあらゆる内容、商品、 またはサービスによって、 またはそれらの使用に関連して、 またはそれらを信頼するこ とによって生じた、実際の損害または損失あるいは主張される損害または損失に対する 、いかなる責任または義務も負いません。

    アプリケーシ ョ ン タイ トル Part Number 形式 ロケーシ ョ ン

    リ リース ノー ト 821-1928 HTMLPDF

    オンライン

    ソフ ト ウェア CD およびオンライン

    インス トール Oracle Secure Global Desktop 4.6 インス トールガイ ド

    821-2162 HTMLPDF

    オンライン

    ソフ ト ウェア CD およびオンライン

    管理 Oracle Secure Global Desktop 4.6 管理者ガイ ド

    821-2167 HTMLPDF

    オンライン

    ユーザー Oracle Secure Global Desktop 4.6 ユーザーガイ ド

    821-2157 HTMLPDF

    オンライン

    管理 Oracle Secure Global Desktop 4.6 Gateway 管理者ガイ ド

    821-2166 HTMLPDF

    オンライン

    xxxviii Oracle Secure Global Desktop 4.6 管理者ガイド • 2011 年 3 月

    http://download.oracle.com/docs/cd/E19351-01/index.html

  • マニ ュ アルのフ ィ ー ド バ ッ クこ の マ ニ ュ ア ル に 関 す る コ メ ン ト は 、 [email protected] へ 送 付 し て く だ さ い 。 フ ィ ー ド バ ッ ク には 、 次のよ う に 、 マニ ュ アルのタ イ ト ル と Part Number を含める よ う にし て く だ さ い 。

    Oracle Secure Global Desktop 4.6 管理者ガ イ ド 、 Part Number 821-2167

    はじめに xxxix

    [email protected]

  • xl Oracle Secure Global Desktop 4.6 管理者ガイド • 2011 年 3 月

  • 第 1 章

    ネッ ト ワーク とセキュ リ テ ィー

    この章では、使用しているネッ ト ワーク インフラス ト ラ クチャーに Oracle Secure Global Desktop (SGD) を組み込み、 SGD で使用されるネッ ト ワーク接続をセキュ リテ ィー保護する方法について説明します。

    この章の内容は、次のとおりです。

    ■ 1 ページの 「 ネッ ト ワーク とセキュ リ テ ィーの概要 」

    ■ 3 ページの 「 DNS 名 」

    ■ 8 ページの 「 プロキシサーバー 」

    ■ 13 ページの 「 ファ イアウォール 」

    ■ 19 ページの 「 SGD サーバーへのセキュ リ テ ィー保護された接続 」

    ■ 39 ページの 「 SGD サーバーへのセキュ リ テ ィー保護された接続の調整 」

    ネッ ト ワーク とセキュ リ テ ィーの概要SGD の使用時には、 ク ラ イアン トデバイスがアプ リ ケーシ ョ ンサーバーに直接接続するこ とはあ り ません。代わりに、 ク ラ イアン トデバイスは HTTP (Hypertext Transfer Protocol) または HTTPS (HTTP over Secure Sockets Layer) および SGD Adaptive Internet Protocol (AIP) を使用して SGD に接続します。次に、 SGD がユーザーに代わってアプ リ ケーシ ョ ンサーバーに接続します。

    SGD の使用時に関係している主要なネッ ト ワーク接続を次に示します。

    ■ ク ラ イアン トデバイス と SGD サーバーの間の接続

    ■ SGD サーバーとアプ リ ケーシ ョ ンサーバーの間の接続

    ■ アレイ内の SGD サーバー間の接続

    デフォル トの SGD インス トールでは、ほとんどのネッ ト ワーク接続がセキュ リ テ ィー保護されていません。以降の節では、 これらのネッ ト ワーク接続をセキュ リ テ ィー保護する方法について説明します。

    1

  • ク ラ イアン トデバイス と SGD サーバーの間の接続ク ライアン トデバイスは SGD サーバーに対して以下の接続を確立します。

    ■ HTTP 接続。 SGD Web サーバーに対する接続であ り 、 SGD Web サービス 、SGD に対する認証、および Webtop を表示するために使用されます。

    ■ AIP 接続。 SGD Client と SGD サーバーの間の接続であ り 、アプ リ ケーシ ョ ンの表示に使用されます。

    これらの接続を保護するためには、 SGD Web サーバーを安全な Web サーバー (HTTPS) と して設定し 、 SGD セキュ リ テ ィーサービスを有効にします。詳細については、 19 ページの 「 SGD サーバーへのセキュ リ テ ィー保護された接続 」 を参照してください。

    ク ラ イアン トデバイス と SGD サーバーの間のセキュ リ テ ィーのレベルを向上させるために SGD Secure Gateway を使用できます。 Gateway を使用する場合、 ク ラ イアン トデバイスは SGD に直接接続します。 SGD Gateway をインス トール、設定、および使用するための手順については、 Oracle Secure Global Desktop 4.6 Gateway 管理者ガイ ドを参照して ください。

    SGD サーバーとアプ リ ケーシ ョ ンサーバーの間の接続

    SGD サーバーとアプ リ ケーシ ョ ンサーバー間の接続は、アプ リ ケーシ ョ ンサーバー上でアプリ ケーシ ョ ンを起動するため、および、キーを押す操作や表示の更新など 、アプ リ ケーシ ョ ン との間でデータを送受信するために使用されます。

    SGD とアプ リ ケーシ ョ ンサーバー間のセキュ リ テ ィーレベルは、アプ リ ケーシ ョ ンサーバーのタイプと使用するプロ ト コルによって変わり ます。

    UNIX または Linux システムのアプ リ ケーシ ョ ンサーバー

    telnet プロ ト コルまたは rexec コマンドを使用して接続する と きは、すべての通信およびパスワードが暗号化されないで送信されます。

    UNIX® または Linux システムのアプ リ ケーシ ョ ンサーバーへのセキュ リ テ ィー保護された接続には、 SSH (Secure Shell) を使用します。 SSH は、送信前に SGD ホス ト間のすべての通信とパスワードを暗号化します。 190 ページの 「 SSH の使用 」 を参照して ください。

    デフォルトで、 SGD は X 認証を使用して X ディ スプレイのセキュ リティーを保護し 、アクセスが許可されていないユーザーからの X ディ スプレイへのアクセスを防止します。

    2 Oracle Secure Global Desktop 4.6 管理者ガイド • 2011 年 3 月

  • Microsoft Windows アプ リ ケーシ ョ ンサーバーWindows アプ リ ケーシ ョ ンは Microsoft Remote Desktop (RDP) プロ ト コルを使用します。つま り 、すべての通信は暗号化され、 Microsoft Windows アプ リ ケーシ ョ ンサーバーへの接続はセキュ リ テ ィー保護されます。

    Web アプ リ ケーシ ョ ンサーバー次に示すよ うに、セキュ リ テ ィーのレベルは、 Web アプ リ ケーシ ョ ンをホス トするために使用する Web サーバーのタイプによって異な り ます。

    ■ HTTP Web サーバー – すべての通信が暗号化されません

    ■ HTTPS Web サーバー – すべての通信が暗号化されます

    Web アプ リ ケーシ ョ ンサーバーへのセキュ リ テ ィー保護された接続には、 HTTPS Web サーバーを使用します。

    アレイ内の SGD サーバー間の接続アレイ全体の静的および動的なデータの共有には、 SGD サーバー間の接続が使用されます。 これらの接続で伝送される情報の詳細については、 357 ページの 「 アレイ全体へのデータの複製 」 を参照して ください。標準インス トールでは、アレイ内の SGD サーバー間で送信されるデータは暗号化されません。 これらの接続をセキュ リテ ィー保護する方法の詳細は、 358 ページの 「 アレイ内のセキュ リ テ ィー保護された通信 」 を参照して ください。

    DNS 名SGD の主要な DNS (Domain Name System) 要件を次に示します。

    ■ ホス トの DNS エン ト リは、すべてのク ラ イアン トで解決可能であるこ とが必要です。

    ■ ホス トの DNS 検索と逆検索が常に成功する必要があ り ます。

    ■ すべてのク ラ イアン トデバイスが DNS を使用する必要があ り ます。

    SGD サーバーは複数の DNS 名を持つこ とができます。各 SGD サーバーには、1 つのピア DNS 名と 1 つ以上の外部 DNS 名が割り当てられます。

    注 - SGD を設定する と きは、完全指定 DNS 名を使用するのが最良の方法です。

    第 第 1 章 章ネッ トワークとセキュリテ ィー 3

  • 「 ピア DNS 名 」 とは、アレイ内の SGD サーバーが相互に識別するために使用する DNS 名のこ とです。たとえば、 boston.example.com などです。

    「 外部 DNS 名 」 とは、 SGD Client が SGD サーバーへの接続に使用する DNS 名のこ とです。たとえば、 www.example.com などです。

    上記の 2 種類の DNS 名は、 SGD ホス ト上の同一ネッ ト ワーク インタフェースに関連付けるこ と も 、それぞれ別のネッ ト ワーク インタフェースで使用するこ と もできます。 これらの DNS 名は、完全修飾 DNS 名である必要があ り ます。

    SGD のインス トール時に、 SGD サーバーの DNS 名の入力を要求されます。 これには、 ファ イアウォールの内側で使用されるピア DNS 名を指定する必要があ り ます。これは、 SGD Web サーバーがバインドする DNS 名です。

    インス トール後、各 SGD サーバーに 1 つ以上の外部 DNS 名を設定できます。外部 DNS 名は、 SGD Client が SGD サーバーへの接続時に使用します。デフォル トでは、 ピア DNS 名は外部 DNS 名と しても使用されます。

    ファ イアウォールがあるネッ ト ワークでは、一部の名前を 、 インターネッ ト上などファ イアウォールの外側で使用できるよ うにし 、他の名前をファ イアウォールの内側で使用できるよ うにするこ とが必要になる場合もあ り ます。たとえば、 ファ イアウォールの外側にいるユーザーは、 www.example.com を使用できるよ うにし 、boston.example.com を使用できないよ うにします。 ファ イアウォールの内側にいるユーザーは、 どちらの名前も使用できるよ うにします。

    注意 - すべての SGD サーバーをファ イアウォールの外側で使用可能にする必要はあり ません。ただし 、ユーザーがファ イアウォールの内側と外側の両方から SGD サーバーにログインする場合、 ファ イアウォールの外側からログインした際に一部のアプリ ケーシ ョ ンを再開できないこ とがあ り ます。

    SGD Gateway を使用する場合、 ク ラ イアン トデバイスは Gateway またはロードバランサの DNS 名を使用するのではな く 、直接 SGD に接続します。外部 DNS 名は、Gateway を経由せずにク ラ イアン トに直接接続する場合にのみ使用されます。Gateway をインス トール、設定、および使用するための手順については、 Oracle Secure Global Desktop 4.6 Gateway 管理者ガイ ドを参照して ください。

    外部ハード ウェアロードバランサやラウンド ロビン DNS などの機構を使用している場合に、ユーザーの接続先となる SGD サーバーを制御するには、 これらの機構と連携して動作するよ うに SGD を設定する必要があ り ます。 376 ページの 「 ユーザーセッシ ョ ンの負荷分散 」 を参照して ください。

    この節の内容は、次のとおりです。

    ■ 5 ページの 「 外部 DNS 名の設定 」

    ■ 6 ページの 「 SGD サーバーのピア DNS 名の変更 」

    4 Oracle Secure Global Desktop 4.6 管理者ガイド • 2011 年 3 月

  • 外部 DNS 名の設定SGD Client は、 SGD サーバーに直接接続する場合、 SGD サーバーが提供する外部 DNS 名を使用します。実際に使用される DNS 名は、 ク ラ イアン トの IP (Internet Protocol) アドレスをも とに決ま り ます。

    SGD Gateway を使用する場合は、 SGD Gateway を経由しない、 ク ラ イアン トの直接接続にのみ外部 DNS 名が使用されます。

    外部 DNS 名は、 ク ラ イアン ト IP アドレスを DNS 名に適合させる 1 つ以上のフ ィルタを設定するこ とによって設定します。各フ ィルタの形式は、Client-IP-Pattern:DNS-Name ÇÝDzÅB

    Client-IP-Pattern には、次のいずれかを指定できます。

    ■ 1 つ以上のク ラ イアン トデバイスの IP アドレスに合致する正規表現。たとえば、192.168.10.* のよう に指定します。

    ■ 1 つ以上のク ラ イアン トデバイスの IP アドレスに合致する 、 ビッ ト数で表現されるサブネッ ト マスク 。たとえば、 192.168.10.0/22 のよう に指定します。

    SGD サーバーには複数のフ ィルタを設定できます。 SGD は最初に合致する Client-IP-Pattern を使用するため、 フ ィルタの順番は重要です。

    注意 - SGD がファ イアウォール転送に対応するよ うに設定されている場合は、 SGD がク ラ イアン トデバイスの IP アドレスを決定できな くなるため、複数の外部 DNS 名を使用できません。 この場合は、 1 つの外部 DNS 名 ( たとえば、*:www.example.com) を設定できます。次に、分割 DNS を使用するこ とによ り 、ク ラ イアン トはファ イアウォールの内側にあるか外側にあるかに応じて、 DNS 名を異なる IP アドレスに解決できます。 25 ページの 「 ファ イアウォール越え 」 を参照して ください。

    外部 DNS 名の設定例を次に示します。

    この設定によ り 、次の内容が適用されます。

    ■ IP アドレスが 192.168.10 で始まるク ラ イアン トは、 boston.example.com に接続します。

    ■ それ以外のク ラ イアン トはすべて、 www.example.com に接続します。

    フ ィルタの順番を逆にした場合は、すべてのク ラ イアン トが www.example.com に接続します。

    "192.168.10.*:boston.example.com,*:www.example.com"

    第 第 1 章 章ネッ トワークとセキュリテ ィー 5

  • ▼ SGD サーバーの外部 DNS 名を設定する方法SGD サーバーにログインしているユーザーがいないこ と 、および実行中のアプ リ ケーシ ョ ンセッシ ョ ン ( 中断されているアプ リ ケーシ ョ ンセッシ ョ ンを含む ) がないことを確認して ください。

    1. Administration Console で、 「 SGD サーバー 」 タブに移動し 、 SGD サーバーを選択します。

    「 一般 」 タブが表示されます。

    2. 「 外部 DNS 名 」 フ ィールドに、外部 DNS 名の 1 つ以上のフィルタを入力します。

    各フ ィルタがク ラ イアン ト IP アドレスを DNS 名に適合させます。

    フ ィルタを入力するたびに、 Return キーを押します。

    各フ ィルタの形式については、 5 ページの 「 外部 DNS 名の設定 」 を参照して ください。

    フ ィルタの順番は重要です。最初に一致したエン ト リが使用されます。

    3. 「 保存 」 をク リ ッ ク します。

    4. SGD サーバーを再起動します。

    外部 DNS 名の設定を変更したと き 、 これを反映するには SGD サーバーを再起動する必要があ り ます。

    SGD サーバーのピア DNS 名の変更ソフ ト ウェアを再インス トールしな くても SGD サーバーのピア DNS 名を変更できます。 7 ページの 「 SGD サーバーのピア DNS 名を変更する方法 」 を参照して ください。

    ピア DNS 名を変更する前に、 SGD サーバーをアレイから切り離して停止する必要があ り ます。

    DNS 名の変更後、 /opt/tarantella/var/log/SERVER_RENAME.log ファ イルには変更内容の詳細が記録されています。既存のサーバーセキュ リ テ ィー証明書は、/opt/tarantella/var/tsp.OLD.number ディ レク ト リにバッ クアップされます。

    SGD サーバーをアプ リ ケーシ ョ ンサーバーと して使用する場合は、アプ リ ケーシ ョンサーバーオブジェク ト を手動で再設定する必要があ り ます。そのためには、アプ リケーシ ョ ンサーバーの DNS 名を変更し 、必要に応じてオブジェク トの名前を変更します。

    6 Oracle Secure Global Desktop 4.6 管理者ガイド • 2011 年 3 月

  • SGD プ リ ンタキューを UNIX または Linux プラ ッ ト フォームのアプ リ ケーシ ョ ンサーバーにインス トールした場合は、 SGD サーバーの古い DNS 名を使用するプ リ ンタキューを削除し 、 SGD サーバーの新しい DNS 名を使用する新しいプ リ ンタキューを設定するこ とが必要になるこ とがあ り ます。 243 ページの 「 UNIX および Linux プラ ッ ト フォームのアプ リ ケーシ ョ ンサーバーの印刷の設定 」 を参照して ください。

    ▼ SGD サーバーのピア DNS 名を変更する方法SGD サーバーにログインしているユーザーがいないこ と 、および実行中のアプ リ ケーシ ョ ンセッシ ョ ン ( 中断されているアプ リ ケーシ ョ ンセッシ ョ ンを含む ) がないことを確認して ください。

    ピア DNS 名の変更は、 コマンド行からのみ行う こ とができます。

    1. SGD ホス トにスーパーユーザー (root) と してログインします。

    2. SGD サーバーをアレイから切り離します。

    プラ イマ リ SGD サーバーのピア DNS 名を変更する場合は、最初に別のサーバーをプラ イマ リサーバーにしてから 、サーバーを切り離して ください。

    切り離したサーバーで tarantella status コマンドを実行して、そのサーバーがアレイから切り離されているこ とを確認して ください。

    3. SGD サーバーを停止します。

    4. SGD ホス トの DNS 名の変更が反映されたこ とを確認します。

    DNS 設定を確認し 、ほかの SGD サーバーがこの新しい DNS 名を解決できる こ とを確認します。場合によっては、 SGD ホス トの /etc/hosts および/etc/resolv.cnf ファ イルも編集する必要があ り ます。

    5. SGD サーバーの DNS 名を変更します。

    次のコマンドを使用します。

    完全指定 DNS 名を使用するのが最良の方法です。

    サーバーの外部 DNS 名を変更するには、 --extdns オプシ ョ ンを使用します。このオプシ ョ ンが機能するのは、 SGD サーバーの外部 DNS 名が 1 つの場合のみです。サーバーの外部 DNS 名が複数ある場合は、外部 DNS 名を手動で更新する必要があ り ます。 5 ページの 「 外部 DNS 名の設定 」 を参照して ください。

    プロンプ トが表示されたら 、 Y と入力して名前の変更を続行します。

    # tarantella array detach --secondary serv

    # tarantella serverrename --peerdns newname [ --extdns newname ]

    第 第 1 章 章ネッ トワークとセキュリテ ィー 7

  • 6. アレイ内のセキュ リ テ ィー保護された通信に使用される証明書を再生成します。

    アレイ内のセキュ リ テ ィー保護された通信の詳細は、 358 ページの 「 アレイ内のセキュ リ テ ィー保護された通信 」 を参照して ください。

    SGD Gateway を使用している場合は、それぞれの SGD Gateway に新しいピア認証局 (CA) 証明書をインス トールする必要があ り ます。

    7. ( 省略可能 ) サーバー SSL 証明書を置き換えます。

    新しいピア DNS 名が SGD サーバーによって使用される SSL 証明書の中に含まれていない場合、その証明書を置き換える必要があ り ます。詳細については 24 ページの 「 サーバー SSL 証明書を置き換える方法 」 を参照して ください。

    SGD Gateway を使用している場合は、それぞれの SGD Gateway に新しいサーバー SSL 証明書をインス トールする必要があ り ます。

    8. SGD Web サーバーと SGD サーバーを再起動します。

    9. SGD サーバーをアレイに連結します。

    アレイに連結するサーバーの時刻がそのアレイ内の他のサーバーの時刻と同期している必要があ り ます。時間差が 1 分を超えている場合、アレイの連結操作は失敗します。

    プロキシサーバープロキシサーバーを介して SGD に接続できるよ うにするには、プロキシサーバーのアドレス とポー ト番号を使ってク ラ イアン トデバイスを設定するこ とが必要となる場合があ り ます。 また、サーバー側プロキシサーバーに関する情報をク ラ イアン トに渡すよ う 、 SGD を設定する必要がある場合もあ り ます。

    この節の内容は、次のとおりです。

    ■ 9 ページの 「 サポート されているプロキシサーバー 」

    ■ 9 ページの 「 ク ラ イアン トプロキシ設定の設定 」

    ■ 11 ページの 「 プロキシサーバーのタイムアウ ト 」

    ■ 11 ページの 「 サーバー側のプロキシサーバーの設定 」

    # tarantella security keystoregen

    # tarantella array join --primary p-serv --secondary s-serv

    8 Oracle Secure Global Desktop 4.6 管理者ガイド • 2011 年 3 月

  • サポート されているプロキシサーバー

    サポート されているプロキシサーバーは、http://docs.sun.com/app/docs/doc/821-1928 で参照可能な 『 』 に一覧表示されています。

    ク ラ イアン トプロキシ設定の設定

    ク ライアン トプロキシ設定を設定するには、 HTTP 接続と AIP 接続の両方に対してプロキシ設定を設定する必要があ り ます。設定方法の詳細は、後続の節を参照して ください。

    HTTP 接続HTTP 接続とは、ユーザーのブラウザと SGD Web サーバー間の接続のこ とで、Webtop を表示する場合などに使用されます。 これらの接続では、ブラウザ用に設定されたプロキシ設定が常に使用されます。

    AIP 接続AIP 接続とは、 SGD Client と SGD サーバー間の接続のこ とで、アプ リ ケーシ ョ ンを表示するために使用されます。 これらの接続では、 ク ラ イアン トプロファ イル内の設定によって、 SGD Client がプロキシ設定をブラウザ側の設定またはク ラ イアン トプロファ イル自身の設定のどちらをも とに決めるかが制御されます。

    SGD Client は常に、直近に使用したプロキシ設定をク ラ イアン トプロファ イルキャッシュに保存しています。詳細については、 339 ページの 「 プロファ イルキャ ッシュについて 」 を参照して ください。

    注 - AIP 接続用の SOCKS プロキシは、アレイルート を指定するこ とによってのみ設定できます。詳細は、 11 ページの 「 サーバー側のプロキシサーバーの設定 」 を参照して ください。

    ブラウザ側の設定をも とにプロキシ設定を決定する

    ク ライアン トプロファ イルで 「 デフォル トの Web ブラウザ設定を使用する 」 チェ ックボッ クスが選択されている場合は、ユーザーのデフォル トブラウザ側の設定をも とにプロキシサーバー設定が決められます。 SGD Client は、 このプロキシ設定をク ライアン トデバイス上のプロファ イルキャ ッシュに格納し 、次回の起動時にこれらの設定を使用します。

    第 第 1 章 章ネッ トワークとセキュリテ ィー 9

    http://docs.sun.com/app/docs/doc/821-1928http://docs.sun.com/app/docs/doc/821-1928

  • ク ラ イアン トプロファ イルで 「 セッシ ョ ン開始時にプロキシ設定を確立する 」 が選択されている場合は、 SGD Client が起動するたびに、ブラウザからプロキシ設定が取得されます。保存済みのプロキシ設定は使用されません。 ク ラ イアン トプロファ イルで 「 自動ク ラ イアン ト ログイン 」 が選択されている場合は、 「 セッシ ョ ン開始時にプロキシ設定を確立する 」 設定は無効にな り ます。

    SGD Client が統合モードであ り 、プロファ イルキャ ッシュにプロキシ設定が存在しない場合、 SGD Client は直接接続を試みます。

    ブラウザ側の設定をも とにプロキシ設定を決めるためには、ブラウザ側で Java テクノ ロジが有効になっている必要があ り ます。 Java テク ノ ロジが使えない、あるいはブラウザ側で無効にしている場合は、 ク ラ イアン トプロファ イルに手動でプロキシ設定を指定する必要があ り ます。

    注 - プロキシサーバー設定が Sun Java Plugin ツール用の Java コン ト ロールパネルで定義されていれば、ブラウザ側の設定の代わりにこの設定が使われます。

    ク ラ イアン トプロファ イルにプロキシ設定を指定する

    ク ライアン トプロファ イルで 「 手動プロキシ設定 」 チェ ッ クボッ クスが選択されている場合は、 ク ラ イアン トプロファ イル自身に HTTP または SSL プロキシサーバーを指定できます。

    プロキシサーバーの自動設定スク リプ トの使い方

    ブラウザ側の設定をも とにク ラ イアン トプロキシサーバー設定を決める場合は、自動設定スク リプ ト を使って自動的にプロキシ設定を行う こ とができます。

    設定スク リプ トの URL (Uniform Resource Locator) を 、ブラウザの接続設定に指定します。自動設定スク リプ トは JavaScript™ プログラ ミ ング言語で記述する必要があり ます。 ファ イル拡張子は .pac ですが、 ファ イル拡張子がな くてもかまいません。詳細については、 「 Proxy Auto-Config File 」 を参照して ください。

    注 - この形式は、 SGD がサポート しているすべてのブラウザで使用します。

    プロキシサーバーの例外リ ス ト

    プロキシサーバーの例外リ ス ト を使用して、プロキシを使用しない接続を制御できます。プロキシ例外リ ス トは、ブラウザ側の設定をも とにプロキシ設定を決める場合にのみ使えます。例外リ ス トは、 ク ラ イアン トプロファ イルでは設定できません。例外リ ス トはブラウザまたは Sun Java Plugin ツールで設定できます。

    10 Oracle Secure Global Desktop 4.6 管理者ガイド • 2011 年 3 月

    http://en.wikipedia.org/wiki/Proxy_auto-config

  • 例外リ ス ト とは、 DNS ホス ト名の リ ス ト のこ とです。 Internet Explorer では、 このリ ス トはセ ミ コロン区切りの リ ス ト にな り ます。 Mozilla ベースのブラウザのでは、この リ ス トはコンマ区切りの リ ス ト にな り ます。例外リ ス トには、 ワイルドカード * を含めるこ とができます。

    例外リ ス トでは、 DNS ホス ト名と IP アドレスの間の変換が実行されません。たとえば、 *.example.com とい う例外リ ス ト を使用した場合、chicago.example.com および detroit.example.com への接続ではプロキシサーバーが使用されませんが、 これらのホス トに IP アドレスを使用する接続ではプロキシサーバーが使用されます。

    例外リ ス トには、必ず次のエン ト リ を含める必要があ り ます。

    プロキシサーバーのタイムアウ ト

    アクティ ビテ ィーが何も行なわれない接続については、プロキシサーバーが一定時間の経過後にその接続を停止する可能性があ り ます。デフォル トでは、 SGD が AIP キープアライブパケッ ト を 100 秒に 1 度送信して、接続が開いた状態で維持されます。

    一定時間が経過したあとにアプ リ ケーシ ョ ンの表示が消える場合は、 AIP キープアライブパケッ トの送信頻度を高く してみて ください。

    Administration Console で、 「 グローバル設定 」 → 「 通信 」 タブに移動し 、「 AIP keepalive の頻度 」 フ ィールドの値を減らします。 または、次のコマンドを実行します。

    注 - この属性に対する変更を反映するには、アレイ内のすべての SGD サーバーを再起動して ください。

    サーバー側のプロキシサーバーの設定

    SGD Client がサーバー側の SOCKS version 5 プロキシサーバーを介して接続するように SGD を設定できます。実際に使用されるプロキシサーバーは、 ク ラ イアン トの IP アドレスをも とに決ま り ます。 これは、 「 アレイルート 」 と して知られています。

    SGD Gateway を使用する場合は、 SGD Gateway を経由しない、 ク ラ イアン トの接続にのみアレイルートが使用されます。

    localhost; 127.0.0.1

    $ tarantella config edit --sessions-aipkeepalive secs

    第 第 1 章 章ネッ トワークとセキュリテ ィー 11

  • アレイルートは、 ク ラ イアン ト IP アドレスをサーバー側のプロキシサーバーに適合させる 1 つ以上のフィルタを設定するこ とによって設定します。各フィルタの形式は、Client-IP-Pattern:type:host:port です。

    Client-IP-Pattern には、次のいずれかを指定できます。

    ■ 1 つ以上のク ラ イアン ト IP アドレスに合致する正規表現。たとえば、192.168.10.* のよう に指定します。

    ■ 1 つ以上のク ラ イアン ト IP アドレスに合致する 、 ビッ ト数で表現されるサブネット マスク 。たとえば、 192.168.10.0/22 のよう に指定します。

    type は接続タイプを表します。 SOCKS version 5 による接続の場合は、 CTSOCKS と指定します。プロキシサーバーを使用しないで直接接続する場合は、 CTDIRECT と指定します。

    host および port は、接続に使用するプロキシサーバーの DNS 名または IP アドレスと 、ポート を表します。

    SGD には複数のフ ィルタを設定できます。 SGD は最初に合致する Client-IP-Pattern を使用するため、 フ ィルタの順番は重要です。

    SSL の処理に SGD ではな く外部 SSL アクセラレータを使用する場合は、アレイルート を :ssl と と もに追加します。次の例を参照して ください。 これは、 SGD Client に対し 、 SOCKS 接続を続行する前にその接続で SSL を使用するよ うに指示します。詳細については、 42 ページの 「 外部 SSL アクセラレータの使用 」 を参照して ください。

    注意 - SGD がファ イアウォール転送に対応するよ うに設定されている場合は、SGD がク ラ イアン トデバイスの IP アドレスを決定できな くなるため、複数のアレイルート を使用できません。 1 つのアレイルート ( たとえば、*:CTSOCKS:taurus.example.com:8080) を設定できます。 25 ページの 「 ファ イアウォール越え 」 を参照して ください。

    アレイルートの設定例を次に示します。

    この設定によ り 、次の内容が適用されます。

    ■ IP アドレスが 192.168.5 で始まる ク ラ イアン トは、直接接続が許可されます。

    ■ IP アドレスが 192.168.10 で始まるク ラ イアン トは、ポート 8080 上で SOCKS プロキシサーバー taurus.example.com を使って接続します。

    ■ それ以外のク ラ イアン トはすべて、ポート 8080 上で SOCKS プロキシサーバー draco.example.com を使って接続します。 これらのク ラ イアン トは、 SOCKS 接続で続行する前に SSL による接続も試みます。

    192.168.5.*:CTDIRECT: \192.168.10.*.*:CTSOCKS:taurus.example.com:8080 \*:CTSOCKS:draco.example.com:8080:ssl

    12 Oracle Secure Global Desktop 4.6 管理者ガイド • 2011 年 3 月

  • ▼ アレイルート を設定する方法

    アレイルートの設定は、 コマンド行からのみ行う こ とができます。

    アレイ内の SGD サーバーにログインしているユーザーがいないこ と 、および実行中のアプリケーシ ョ ンセッシ ョ ン ( 中断されているアプリケーシ ョ ンセッシ ョ ンを含む ) がないこ とを確認して ください。

    1. アレイルートのフ ィルタを設定します。

    次のコマンドを使用します。

    routes を引用符で囲み、各フ ィルタをコンマで区切り ます。次に例を示します。"filter1,filter2,filter3"

    各フ ィルタの形式については、 11 ページの 「 サーバー側のプロキシサーバーの設定 」 を参照して ください。

    フ ィルタの順番は重要です。最初に一致したエン ト リが使用されます。

    2. アレイ内のすべての SGD サーバーを再起動します。

    アレイルートの設定を変更した場合、それを反映させるためには、アレイに属するすべてのサーバーを再起動する必要があ り ます。

    フ ァ イアウォールファイアウォールはネッ ト ワークのさまざまな箇所を保護するために使用でき 、SGD が必要とする接続を許可するよ う設定する必要があ り ます。

    こ こで説明する内容は、次のとおりです。

    ■ 14 ページの 「 ク ラ イアン トデバイス と SGD サーバーの間のファ イアウォール 」

    ■ 15 ページの 「 SGD サーバー間のファ イアウォール 」

    ■ 15 ページの 「 SGD サーバーとアプ リ ケーシ ョ ンサーバーの間のファ イアウォール」

    ■ 17 ページの 「 ほかのファ イアウォール 」

    $ tarantella config edit \--tarantella-config-array-netservice-proxy-routes routes

    第 第 1 章 章ネッ トワークとセキュリテ ィー 13

  • ク ラ イアン トデバイス と SGD サーバーの間のファイアウォール

    ク ライアン トデバイスは、アレイ内のどの SGD サーバーに対しても HTTP 接続および AIP 接続を行える必要があ り ます。 これは、ユーザーの SGD セッシ ョ ン とユーザーのアプ リ ケーシ ョ ンセッシ ョ ンが、異なる SGD サーバーでホス ト される可能性があるからです。

    次の表に、 ク ラ イアン トデバイス と SGD サーバーの間の接続を可能にするために開く必要のあるポート を示します。

    TCP (Transmission Control Protocol) ポート 8