Upload
others
View
0
Download
0
Embed Size (px)
Citation preview
お願い適用機種を必ず確認し、誤使用のないようにお願いします。
1. 適用機種 ··········································································52. 構成部品 ··········································································53. 取付け時のご注意 ··························································64. 取付要領 ··········································································7<1> ドレンパン取外し要領
(PLFY-P22~ 112形,PL形の場合) ················ 7<2> ドレンパン取外し要領(PLFY-P140形の場合) · 9<3> 加湿器の取付け ·························································11<4> フロートスイッチの取付け ·····································15<5> ドレンパンの取付け ·················································15
5. 配線の接続要領 ···························································166. 加湿器2台取付時の配線 ···········································217. スイッチ設定(PLFY形の場合) ······························218. 給水配管の取付け ·······················································229. 初期設定の変更について(PL形の場合) ················2310. 加湿器の試運転 ···························································23<1> 排水性確認 ································································23<2> ドレンポンプによる排水性確認 ······························23<3> 給水確認 ····································································24<4> 加湿シーズン前の点検事項 ·····································24
11. 電気配線図 ···································································2512. 加湿エレメントの交換 ···············································26
取付説明書
WT07170X02
三菱電機エアコン別売部品自然蒸発式加湿器形名
PAC-KH·HULPAC-KH·HUR
WT07170X02
もくじ
安全のために必ず守ることこの「安全のために必ず守ること」をよくお読みのうえ、取り付けてください。ここに記載した注意事項は、安全に関する重要な内容です。必ずお守りください。
図記号の意味は次のとおりです。
お読みになったあとは、お使いになる方に必ず本書をお渡しください。お使いになる方は、本書をいつでも見られるところに大切に保管してください。移設・修理の場合、工事をされる方にお渡しください。また、お使いになる方が代わる場合、新しくお使いになる方にお渡しください。
電気配線工事は「第一種電気工事士」の資格のある者が行うこと。[1] 一般事項
取扱いを誤った場合、使用者が死亡または重傷を負うことが想定される危害の程度
取扱いを誤った場合、使用者が傷害を負うことが想定されるか、または、物的損害の発生が想定される危害、損害の程度
(一般禁止) (接触禁止) (発火注意) (一般指示)
一般事項
特殊環境では、使用しないこと。
使用禁止
油・蒸気・有機溶剤・腐食ガス(アンモニア・硫黄化合物・酸など)の多いところや、酸性やアルカリ性の溶液・特殊なスプレーなどを頻繁に使うところで使用した場合、著しい性能低下・腐食による冷媒漏れ・水漏れ・けが・感電・故障・発煙・火災のおそれあり。
ぬれた手で電気部品に触れたり、スイッチ・ボタンを操作したりしないこと。
ぬれ手禁止感電・故障・発煙・発火・火災のおそれあり。
パネルやガードを外したまま運転しないこと。
使用禁止
回転機器に触れると、巻込まれてけがのおそれあり。高電圧部に触れると、感電のおそれあり。高温部に触れると、火傷のおそれあり。
食品・動植物・精密機器・美術品の保存など特殊用途には使用しないこと。
使用禁止保存品が品質低下するおそれあり。
運転停止後、すぐにユニットの電源を切らないこと。
禁止
運転停止から5分以上待つこと。ユニットが故障し、水漏れにより家財がぬれるおそれあり。
部品端面や熱交換器のフィン表面を素手で触れないこと。
接触禁止けがのおそれあり。
水回路の温度が0℃以下になるところに加湿器を設置しないこと。
指示を実行
水回路凍結によりユニットが損傷するおそれあり。水漏れにより家財がぬれるおそれあり。
[2] 運搬・据付工事をするときに
[3] 据付工事をするときに
[4] 電気工事をするときに
[5] 移設・修理をするときに
運搬・据付工事をするときに
梱包に使用しているPPバンドを持って運搬しないこと。
運搬禁止けがのおそれあり。
20kg以上の製品の運搬は、1人でしないこと。
運搬禁止けがのおそれあり。
据付工事をするときに
梱包材を処理すること。
指示を実行
梱包材で遊んだ場合、窒息事故のおそれあり。破棄すること。
販売店または専門業者が当社指定の別売品を取り付けること。
指示を実行不備がある場合、水漏れ・けが・感電・火災のおそれあり。
ぬれて困るものの上に据付けないこと。
据付禁止
湿度が80%を超える場合や、ドレン出口が詰まっている場合、室内ユニットからの露落ちにより、天井・床がぬれるおそれあり。
電気工事をするときに
配線に外力や張力が伝わらないようにすること。
発火注意伝わった場合、発熱・断線・発煙・発火・火災のおそれあり。
端子接続部に配線の外力や張力が伝わらないように固定すること。
発火注意発熱・断線・発煙・発火・火災のおそれあり。
電気工事は第一種電気工事士の資格のある者が、「電気設備に関する技術基準」・「内線規程」および据付工事説明書に従って行うこと。電気配線には所定の配線を用い専用回路を使用すること。
指示を実行電源回路容量不足や施工不備があると、感電・故障・発煙・発火・火災のおそれあり。
電源配線には、電流容量などに適合した規格品の配線を使用すること。
指示を実行漏電・発熱・発煙・発火・火災のおそれあり。
移設・修理をするときに
移設・修理をする場合、販売店または専門業者に依頼すること。分解・改造はしないこと。
禁止不備がある場合、冷媒漏れ・水漏れ・けが・感電・火災のおそれあり。
2
安全のために必ず守ることこの「安全のために必ず守ること」をよくお読みのうえ、取り付けてください。ここに記載した注意事項は、安全に関する重要な内容です。必ずお守りください。
図記号の意味は次のとおりです。
お読みになったあとは、お使いになる方に必ず本書をお渡しください。お使いになる方は、本書をいつでも見られるところに大切に保管してください。移設・修理の場合、工事をされる方にお渡しください。また、お使いになる方が代わる場合、新しくお使いになる方にお渡しください。
電気配線工事は「第一種電気工事士」の資格のある者が行うこと。[1] 一般事項
取扱いを誤った場合、使用者が死亡または重傷を負うことが想定される危害の程度
取扱いを誤った場合、使用者が傷害を負うことが想定されるか、または、物的損害の発生が想定される危害、損害の程度
(一般禁止) (接触禁止) (発火注意) (一般指示)
一般事項
特殊環境では、使用しないこと。
使用禁止
油・蒸気・有機溶剤・腐食ガス(アンモニア・硫黄化合物・酸など)の多いところや、酸性やアルカリ性の溶液・特殊なスプレーなどを頻繁に使うところで使用した場合、著しい性能低下・腐食による冷媒漏れ・水漏れ・けが・感電・故障・発煙・火災のおそれあり。
ぬれた手で電気部品に触れたり、スイッチ・ボタンを操作したりしないこと。
ぬれ手禁止感電・故障・発煙・発火・火災のおそれあり。
パネルやガードを外したまま運転しないこと。
使用禁止
回転機器に触れると、巻込まれてけがのおそれあり。高電圧部に触れると、感電のおそれあり。高温部に触れると、火傷のおそれあり。
食品・動植物・精密機器・美術品の保存など特殊用途には使用しないこと。
使用禁止保存品が品質低下するおそれあり。
運転停止後、すぐにユニットの電源を切らないこと。
禁止
運転停止から5分以上待つこと。ユニットが故障し、水漏れにより家財がぬれるおそれあり。
部品端面や熱交換器のフィン表面を素手で触れないこと。
接触禁止けがのおそれあり。
水回路の温度が0℃以下になるところに加湿器を設置しないこと。
指示を実行
水回路凍結によりユニットが損傷するおそれあり。水漏れにより家財がぬれるおそれあり。
[2] 運搬・据付工事をするときに
[3] 据付工事をするときに
[4] 電気工事をするときに
[5] 移設・修理をするときに
運搬・据付工事をするときに
梱包に使用しているPPバンドを持って運搬しないこと。
運搬禁止けがのおそれあり。
20kg以上の製品の運搬は、1人でしないこと。
運搬禁止けがのおそれあり。
据付工事をするときに
梱包材を処理すること。
指示を実行
梱包材で遊んだ場合、窒息事故のおそれあり。破棄すること。
販売店または専門業者が当社指定の別売品を取り付けること。
指示を実行不備がある場合、水漏れ・けが・感電・火災のおそれあり。
ぬれて困るものの上に据付けないこと。
据付禁止
湿度が80%を超える場合や、ドレン出口が詰まっている場合、室内ユニットからの露落ちにより、天井・床がぬれるおそれあり。
電気工事をするときに
配線に外力や張力が伝わらないようにすること。
発火注意伝わった場合、発熱・断線・発煙・発火・火災のおそれあり。
端子接続部に配線の外力や張力が伝わらないように固定すること。
発火注意発熱・断線・発煙・発火・火災のおそれあり。
電気工事は第一種電気工事士の資格のある者が、「電気設備に関する技術基準」・「内線規程」および据付工事説明書に従って行うこと。電気配線には所定の配線を用い専用回路を使用すること。
指示を実行電源回路容量不足や施工不備があると、感電・故障・発煙・発火・火災のおそれあり。
電源配線には、電流容量などに適合した規格品の配線を使用すること。
指示を実行漏電・発熱・発煙・発火・火災のおそれあり。
移設・修理をするときに
移設・修理をする場合、販売店または専門業者に依頼すること。分解・改造はしないこと。
禁止不備がある場合、冷媒漏れ・水漏れ・けが・感電・火災のおそれあり。
3
[6] お願い
販売店または専門業者が取付説明書に従って取り付けを行うこと。
指示を実行不備がある場合、冷媒漏れ・水漏れ・感電・火災のおそれあり。
お願いエアフィルターを外した状態で運転しないでください。ユニット内部にゴミが詰まり、故障のおそれあり。
病院・通信・放送設備がある事業所などに据付ける場合、ノイズに対する備えを行ってください。インバーター機器・自家発電機・高周波医療機器・無線通信機器などの影響による、製品の誤動作・故障のおそれあり。製品側から医療機器に影響を与え、人体の医療行為を妨げるおそれあり。製品側から通信機器に影響を与え、映像放送の乱れや雑音の弊害が生じるおそれあり。
4
部品端面や熱交換器のフィン表面を素手で触れないこと。
接触禁止けがのおそれあり。
お願い• 取付けは下記の取付要領に従って、確実に行ってください。• 取付けはユニット本体の電源を切った状態で行ってください。• 取付けはユニット本体を吊下げる前に行ってください。 すでに吊下げられている場合、「4. 取付要領(7ページ)」に従って、ユニット本体を安全かつ水平な場所に降ろしてから取付けを行ってください。
1. 適用機種本加湿器に対応する適用機種を必ず確認し、誤使用のないようにお願いします。注: 取付機種によってエレメント位置の変更が必要です。下表で対象機種を確認してください。 (変更要領は「(5) ユニット本体に加湿器を取付けます。(13ページ)」参照)
形 名 適用機種左勝手 右勝手 エレメント位置の変更不要 エレメント位置変更が必要
PAC-KH16HUL PAC-KH26HURPLFY-P22~ 56 PLFY-P71PL-RP40~ 56LA6以降 PL-RP63、71LA8以降PL-RP63、71LA6、7 PL-RP80LA6以降
PAC-KH18HUL PAC-KH28HURPLFY-P80、90 PLFY-P112、140PL-RP112LA6、7、8 PL-RP112LA9以降
PL-RP140、160LA6以降
2. 構成部品この別売部品には加湿器以外に下記同梱部品が付属されておりますので取付け前に確認してください。
名称 ①ネジM4×10(予備2本) ②結束バンド ③ドレンホース ④断熱材A
(長方形)⑤断熱材B(長方形)
数量 16・26形:17本18・28形:21本 2個 1個 2個 2個
形状
16・26形:435× 5018・28形:754× 50
寸法110× 50
名称 ⑥断熱材C(長方形)
⑦断熱材(切欠き付) ⑧パイプカバー ⑨クランプ
(両面テープ付) ⑩プレート
数量 16・26形:3個18・28形:5個 1個 大小各1個 2個 2個
形状
寸法15×10
名称 ⑪取付板 ⑫フロートスイッチ ⑬ケーブルストラップ ⑭配線組立 ⑮フロート取付板
数量 1個 1個 16・26形:3個18・28形:4個
1個16・18HULのみ
1個18・28形のみ
形状
名称 ⑯ SUSネジ M4× 10(予備2本) ⑰金属バンド ⑱電磁弁試運転コネクター
数量 4本18・28形のみ 1個 1個
形状
[6] お願い
販売店または専門業者が取付説明書に従って取り付けを行うこと。
指示を実行不備がある場合、冷媒漏れ・水漏れ・感電・火災のおそれあり。
お願いエアフィルターを外した状態で運転しないでください。ユニット内部にゴミが詰まり、故障のおそれあり。
病院・通信・放送設備がある事業所などに据付ける場合、ノイズに対する備えを行ってください。インバーター機器・自家発電機・高周波医療機器・無線通信機器などの影響による、製品の誤動作・故障のおそれあり。製品側から医療機器に影響を与え、人体の医療行為を妨げるおそれあり。製品側から通信機器に影響を与え、映像放送の乱れや雑音の弊害が生じるおそれあり。
5
3. 取付け時のご注意1) 必ず製品本体は電源を切り、安全のため軍手等保護具を着用のうえ、実施してください。2) 濡れて困るものの上にユニットを据付けないでください。開閉弁やドレン出口が詰まっている場合は室内ユニットから露が落ちる場合もあります。
3) 室内ユニットの本体吊り下げ時は本体が必ず水平になるように水準器等を使用して調整してください。水漏れの原因になります。
4) 点検口およびサービススペースを必ず確保してください。加湿器の取付け・メンテナンスのために必要です。加湿器を二個取付けの場合はそれぞれの点検口・サービススペースが必要です。
<注意>加湿器の本体への取付方向にご注意ください。本体吊り状態にて配管側からみて左側面には左勝手の加湿器(PAC-KH16・18HUL)右側面には右勝手の加湿器(PAC-KH26・28HUR)を取付けることがきます。※左図は左勝手の上面図を示します。
本体配管側
(吹出口側)
左勝手16・18HUL
右勝手26・28HUR
650
450
450~550
200~400サービススペース
(点検口)
左側取付け(PAC-KH16HUL)時のサービススペース
6
4. 取付要領以下の加湿器の取付け作業説明はユニット据付け前を想定して下図のように吹出口を上に向けた状態で行います。
吹出口
吹出口
吹出口
PLFY-P22~ 112形,PL形 PLFY-P140形
注. ユニット本体加工の際、切りカスがドレンパンに詰まり水漏れにいたる可能性がありますので、取付け作業の際は下記要領でドレンパンを取外して作業し、完全に切りカスを除去してください。
<1> ドレンパン取外し要領(PLFY-P22~ 112形,PL形の場合)
(1) ベルマウスを取外します。(ネジ2本)(図1)※ PLFY-P90・112形,PL-RP112・140・160形はベルマウスが2個になります。※ PLFY-P80形はドレンパンカバーも取外してください。(ネジ1本)(図2)
(2) 制御箱を取外します。a. PLFY-P22~ 112形の場合1) 制御箱カバーを取外します。(ネジ1本)2) 制御箱内の以下のリード線コネクターを取外します。
• 電源リード線(CND、5P:赤)• ドレンポンプリード線(CNP、3P:青)• ドレンセンサーリード線(CN31、3P:白)• LEVリード線(CN60、6P:白)• M-NET伝送リード線(CN2M、2P:青)• MAリモコン伝送リード線(CN3A、3P:青)• ファンモーターリード線(CN90、9P:青)• 液配管温度センサーリード線(CN21、2P:白)• ガス配管温度センサーリード線(CN29、2P:黒)
3) 制御箱の固定ネジ(2本)をゆるめ、制御箱を外します。
b. PL-RP40~ 80LA6,7 形,PL-RP112~ 160LA6~ 8形の場合1) 端子箱カバーを取外します。(ネジ1本)2) 制御箱カバーを取外します。(ネジ1本)3) 端子箱内の電源リード線中継コネクター(2P:黄)を取外します。4) 制御箱内の以下のリード線コネクターを取外します。
• 室内外通信線(制御基板CN3C、3P:青)• リモコン伝送リード線(制御基板CN22、2P:青)• ドレンセンサーリード線(制御基板CN31、3P:白)• 液管温度用サーミスターリード線(制御基板CN21、2P:白)• 二相管温度用サーミスターリード線(制御基板CN29、2P:黒)• ドレンポンプリード線(中継、3P:白)• 送風機用電動機リード線(中継、12P:白)
5) 制御箱の固定ネジ(2本)をゆるめ、制御箱を取外します。
ベルマウス
ネジ
制御箱制御箱カバー
図1
PLFY-P80形ドレンパンカバー
図2
7
c. PL-RP40~ 80LA8形以降,PL-RP112~ 160LA9形以降の場合1) 制御箱カバーを取外します。(ネジ2本)2) 制御箱内の以下のリード線コネクターを取外します。
• ドレンポンプリード線(中継、3P:白)• ドレンフロートスイッチリード線(CN4F、4P:白)• ファンモーターリード線 40~ 80形:(中継、8P:白) 112~ 160形:(CNMF1、8P:白 CNMF2、8P:緑)• 二相管・液管温度センサーリード線(CN44、4P:白)
3) 制御箱の固定ネジ(2本)をゆるめ、制御箱を取外します。
(3) ドレンパンを取外します。1) ドレンパン固定板A(2枚)を取外します。(ネジ1本/1枚) PLFY-P80,90,112、PL-RP112,140,160の場合は金具A(4カ所)を外してください。
2) ドレンパン固定板B(2枚)を取外します。(PLFY-P22~ 71形,PL-RP40~ 80形:ネジ3本/1枚)(PLFY-P80~ 112形,PL-RP112~ 160形:ネジ4本/1枚)
3) サイドフレーム補強板を外します。(ネジ1本)4) ユニットを吊り下げている場合、ドレンパンの排水ソケット部についているゴム栓をゆるめてドレンパン内の残水を排水します。 注. ゴム栓をゆるめる前にバケツ等を準備し、排水を受けられる状態にしてください。万が一の場合を考え、机や
フロア部は、シート等で養生し、水が直接かからないようにしてください。5) ドレンパンを取外します。 注. 前後左右を少しずつ引き出してください。また、ドレンパンは発泡スチロール製です。割れないよう取扱いに
注意してください。
図4
固定板A固定板B
サイドフレーム補強板
ドレンパン
反対側の吹出口側の金具Aも同様に取外す
金具A
金具A
図3
ネジ
ネジ
制御箱
8
<2> ドレンパン取外し要領(PLFY-P140形の場合)1) フィルターの固定つめを矢印の方向に動かします。(下に押しながら引く)(図5-A)2) フィルターの固定つめをフィルター固定板から取外したあと矢印の方向に引き出します。(図5-B)3) コネクターカバーの固定ネジ(2本)を取外してコネクターカバーを取外します。(図6)4) フィルター固定板の固定ネジ(3本)を取外してフィルター固定板を取外します。(図6)
フィルター
フィルター固定板(A)
(A)
(B)
図5
フィルター固定板
コネクターカバー
図6
5) 制御箱カバーの固定ネジ(3本)を外して制御箱カバーを取外します。(図7)
制御箱カバー
図7
6) 下記の制御箱内のコネクターとボックス中継コネクター等を取外します。• モーターリード線のモーター側コネクターを抜いてください。(図8)• 制御中継コネクターに接続されているコネクターをすべて外します。(図9)• 吸込みサーモのコネクター(赤色・2P)を基板のCN20から取外します。(図10)
図8
ケーブルクリップからモーターリード線を取外します
コネクターを抜きます
図9 図10
9
7) 制御箱内の落下防止線(ネジ1本)を取外します。(図11)8) 制御箱を仕切板(ネジ2本)から取外します。(図12) 制御箱を図の様に矢印の方向に動かし、仕切板よりつめを取外します。 制御箱を持ち上げ外に移動します。
傷付注意!
落下防止線制御箱
傷付注意!
つめ
仕切板
ドレンパン
③②①
図11 図12
9) ドレンパンを固定している固定板(ネジ2本)および固定ピン(各ネジ1本)を取外します。(図13-A)10) フィルター仕切板(ネジ2本)を取外します。(図13-B)
フィルター仕切板
(B)
固定ピン
(A)
固定ピン
(A)
固定板(A)
図13
11) ドレンパン固定板左右(ネジ2,3 本)を取外しドレンパンを取外します。(図14) ガワイタ(ネジ11本)を取外します。 注.㋑ は特殊ネジです。
ガワイタ
熱交換器
ドレンパン
送風機台
ドレンパン固定板
図14
㋑ 特殊ネジ
㋑
10
<3> 加湿器の取付け(1) ユニット本体の側面に取付け用穴を開口します。
1) ニッパーで室内ユニット本体のサイドフレームのスリットに沿って開口部の側板を切り取ってください。 その際ニッパーの先を下図の角穴に差し入れて切り離してください。(図15)
本体サイドフレーム
開口寸法(A×B)16・26形:435×11018・28形:754×110切り離し部分
角穴
拡大図
AA
BB
図15
2) 次に角穴に沿って内側のスチロールをカッターナイフ等で切り離してください。(図16)
図16
熱交換器(注2)
注1. 開口作業にはノコギリ等の切りカスが出やすい工具は使用しないでください。ドレン水が詰まり、水漏れの原因となります。なお、スチロールを切った時に出る切りカスは必ず除去してください。
注2. 本体サイドフレームから50mmのところに熱交換器があります。作業工具の刃で傷つけないように注意してスチロールを切り取ってください。
(2) 開口部に付属の断熱材A④および断熱材B⑤を貼り付けます。• スチロールと本体サイドフレームをはさむように貼ってください。(図17)
断熱材A④
AAAA
断熱材B⑤
スチロールとサイドフレームの間に隙間がないよう下図寸法を目安に貼ってください。
断面図A-A
スチロール
断熱材
サイドフレーム(本体)
15
20
15
図17
11
(3) 開口部に取付板⑪を取付けます。• サイドフレームの取付け用下穴に合わせて付属のネジM4×10①で取付けてください。 ※取付板の向きに注意してください。上下・左右反転して取付けることの無いようにしてください。• 取付板の丸穴を本体開口部の隅(図18- Ⓐ)に合わせ取付けてください。 <ネジ数>16・26形加湿器:6本/18・28形加湿器:10本(図18)
取付板(丸穴)〈本体配管側〉
断熱材C⑥吹出口側の穴のみ
取付ネジ位置
取付板の小さい角穴が反配管側になる様に取付け
取付板⑪
202
A
図18
• 断熱材C⑥を取付ネジ頭を隠す様に貼り付けてください。(吹出口側の穴のみ)
(4) ドレンホース③を挿入します。• 取付板の丸穴にドレンホース③を(図19)の方向に挿入してください。 ※ 「(5) ユニット本体に加湿器を取付けます。(13ページ)」の加湿器を取付けた後に固定しますので挿入のみになります。
図19
12
(5) ユニット本体に加湿器を取付けます。• 下表の機種に加湿器を取付ける場合、エレメント位置を熱交換器から遠ざける必要があります。 注.変更しなかった場合、エレメントが熱交換器と接触し、水漏れの原因となります。
加湿器形名 PAC-KH16HUL/KH26HUR PAC-KH18HUL/KH28HUR
エレメント位置変更が必要な機種
PLFY-P71 PLFY-P112PL-RP63、71LA8以降 PLFY-P140(28HURのみ)PL-RP80LA6以降 PL-RP112LA9以降
PL-RP140、160LA6以降
1) 加湿器カバーを外してください。(加湿器開口部の反対側、ネジ3本)(図20) ※上表に無い機種は、この作業は不要です。3)へ進んでください。
2) 給水タンクの固定ネジを外し(ネジ2本)、エレメントの取付け位置を、加湿器内部に埋まる方向へずらして固定してください。その後、加湿器カバーを取付けてください。(図21)
3) 図22の①~④にしたがって、エレメントおよびドレンホースについて確認し、異常が認められる場合は修正してください。
図22
④ ホース先端がねじれ無く確実にドレンパン内に入っているか?
① エレメントが互いに接触していないか?
③ エレメントが加湿器ドレンパンと接触していないか?
② エレメントスペーサーがエレメントからはみだしていないか?
4) 加湿器の排水口がドレンホース側にくるように注意して、図23の矢印部分をネジM4×10①で取付板に固定してください。 ネジ止め数: 16・26形加湿器:4本 18・28形加湿器:5本 (中央破線部が増えます。)
加湿器カバー 図20
ネジを外す
図21
エレメントをずらす
ネジを外す
吹出口
加湿器排水側
図23
13
5) ドレンホースを加湿器排水口根元まで挿入し金属バンド⑰で固定してください。(図24) 注.水漏れの原因になりますので、ドレンホースが確実に挿入されていることを確認してください。
6) ドレンホースを挟み込むようにプレート⑩を、断熱材が外側になるようにネジM4×10①で固定してください。<ネジ4本>
金属バンド⑰
プレート⑩
挿入
図24
(6) ドレンホースの防露パイプカバー⑧大小を図25のようにドレンホースに隙間なく巻付けてください。パイプカバー大小の継目を絶縁テープ(現地手配)で空気・液体が入らないよう貼付けてください。
絶縁テープ
パイプカバー小
パイプカバー大
隙間がないこと
隙間がないこと 図25
(7) 断熱材⑦を貼付けます。断熱材⑦(切欠き付)を取付板に合わせ、切欠きを図26の位置に合わせ貼付けてください。
位置合わせ断熱材⑦(切欠き付)
図26
14
<4> フロートスイッチの取付けa. PLFY-P22~ 112形,PL形の場合熱交換器部と配管部の仕切板にフロートスイッチ⑫を取付けてください。• 仕切板のスリットにフロートスイッチ取付板の突起を挿入し、熱交換器側からネジM4×10①で固定してください。• フロートスイッチの板が水平になる様に固定してください。
仕切板
フロートスイッチ⑫ フロートスイッチ⑫
ネジM4×10①
仕切板のスリットに突起を挿入
配線を仕切板のゴムブッシュに通し、ドレンポンプの配線と同じ経路で制御箱内へ導いて制御箱内の中継コネクター【赤・2極】に接続
図27
b. PLFY-P140形の場合• 取付準備:フロートスイッチ⑫を取付板から取外し、別に付属しているフロートスイッチ取付板⑮に固定してください。• 取付:下記に従いフロートスイッチを本体ドレンポンプに取付け、リード線を配線取出口に通してください。• 接続:制御箱の赤色2極のコネクターに接続してください。 (詳細位置は「(4) 伝送線の接続(19ページ)」をご参照ください。)
フロートスイッチのフロート部近辺には配線等障害物のない様にしてください。(フロートスイッチが正常に作動しない場合、水が漏れることがあります。)
1) ドレンポンプ(ネジ2本)を取外します。(図28)2) ドレンポンプ固定板(ネジ3本)を取外します。(図28)3) 準備したフロートスイッチ組立をPTTネジSUS4× 10にて取付けてください。(図29)
制御箱コネクターカバー(コネクター類はこのカバーより外に 出さないでください)
フロートスイッチ配線取出口
図30
<5> ドレンパンの取付けユニット内にスチロール等の切りカスがないことをもう一度確認して、「<1> ドレンパン取外し要領(PLFY-P22~112形,PL形の場合)(7ページ)」と逆の要領でドレンパン、制御箱、ベルマウスを取付けてください。 ※制御箱取付時、リード線コネクターの挿入し忘れが無いように注意してください。
ドレンポンプ固定板
ドレンポンプ
図28
フロートスイッチ組立
PTTネジSUS4×10
ドレンポンプ
フロートスイッチ取付板
この範囲に配線がこない様にしてください。
図29
15
5. 配線の接続要領(1) 加湿器制御箱から出ているリード線を取付板に固定します。
付属のケーブルストラップ⑬を取付板に挿入し(16・26形:3カ所、18・28形:4カ所)、図31のようにユニット本体側面に固定してください。
加湿器電源線(本体端子台へ)
加湿器伝送線(本体制御箱へ)
本体制御箱
本体端子箱
クランプ⑨(両面テープ付)
クランプ⑨(両面テープ付)
ケーブルストラップ⑬
図31
(2) 電源線を端子台に接続してください。a. 本体形名PLFY形の場合電源線をユニット本体配管側にある端子箱の端子台に接続してください。端子台に接続した後、端子台のカバーを戻し、付属のクランプ⑨(両面テープ付)を利用して配線を固定してください。
クランプ⑨(両面テープ付)
本体電源線「赤」
本体電源線「白」
加湿器電源線「白」
加湿器電源線「赤」
※本体電源線の色と一致するように左記の位置に接続してください。
<注意>140形の場合、赤色配線(ファストン)端子の上下段両方に本体からの配線が接続されています。上段を一旦抜き、加湿器のダブルファストンを接続し再度接続してください。
本体電源(赤)
本体電源(赤)
加湿器電源(赤)
16
b. 本体形名PL-RP40~ 80LA6,7 形,PL-RP112~ 160LA6~ 8形の場合電源線をユニット本体配管側にある端子箱の端子台に接続してください。端子台に接続した後、端子台のカバーを戻し、付属のクランプ⑨(両面テープ付)を利用して配線を固定してください。
加湿器電源線
本体電源線
クランプ⑨(両面テープ付)
本体電源線「黄」
S1 S2本体電源線「橙」
加湿器電源線「白」
加湿器電源線「赤」
S1 S2 S3
※左記の位置に接続してください。
c. 本体形名PL-RP40~ 80LA8形以降,PL-RP112~ 160LA9形以降の場合電源線をユニット本体制御箱の端子台に接続してください。端子台に接続した後、付属のクランプ⑨(両面テープ付)を利用して配線を固定してください。
クランプ⑨(両面テープ付)
本体電源線「黄」
S1 S2本体電源線「橙」
加湿器電源線「白」
加湿器電源線「赤」
※左記の位置に接続してください。
加湿器電源線 本体電源線
17
(3) 配線リプレースキットをご使用の場合(本体形名PL形のみ)配線リプレースキットをご使用の場合は、端子台のファストンタブサイズが異なりますので下図のとおり加湿器電源線を加工してください。※1. 丸端子は現地御手配となります。
サイズ: M5、電線径0.75mm2 が適用範囲内のものをご用意ください。※2. 圧着工具は必ず専用のものをご使用ください。
加湿器電源線 切断する
丸端子M5(現地御手配)
リプレース端子台
RS 加湿器電源線
現地電源線
また、自動昇降パネルと配線リプレースキットを併用でご使用の場合は、下図のとおり加湿器電源線および自動昇降パネル電源線を加工してください。※1. 閉端接続子は現地御手配となります。適用範囲内のものをご用意ください。※2. 圧着工具は必ず専用のものをご使用ください。
自動昇降パネル電源線
自動昇降パネル電源線
※自動昇降パネル電源線 の切断した配線を流用 してください
A
A
切断する
切断する
70
加湿器電源線
閉端接続子 (現地御手配)
加湿器電源線
18
(4) 伝送線の接続a. PLFY-P22~ 112形,PL-RP40~ 80LA6,7 形,PL-RP112~ 160LA6~ 8形の場合伝送線をユニット本体の制御箱に接続してください。その際、本体端子台から出ている伝送線と同じ側を通して制御箱に引き回してください。次に制御箱内の基板コネクターCN25に加湿器からのコネクターを接続してください。接続完了後は本体配管側の側板に付属のクランプ⑨(両面テープ付)にて固定してください。
PLFY-P22~112形の場合
PL-RP40~80LA6,7形,PL-RP112~160LA6~8形の場合
加湿器伝送線本体電源線 CN25
配線はゴムブッシュを通して制御箱内に入れてください。
加湿器伝送線
配線はゴムブッシュを通して制御箱内に入れてください。
クランプ⑨(両面テープ付)
CN25
19
b. PL-RP40~ 80LA8形以降,PL-RP112~ 160LA9形以降の場合伝送線を、ユニット本体の制御基板にあるコネクターCN25に接続してください。接続完了後は本体配管側の側板に、付属のクランプ⑨(両面テープ付)にて固定してください。
CN25CN25
加湿器伝送線
加湿器伝送線
PL-RP40~ 80LA8形以降の場合 PL-RP112~ 160LA9形以降の場合
クランプ⑨(両面テープ付き)
c. PLFY-P140形の場合加湿器からの伝送線(キャプタイヤー2心)を本体からの伝送線と同じ経路を通し、基板のコネクターCN25に接続してください。
CN25
伝送線の経路
加湿器からの伝送線
フロートスイッチの接続コネクター(赤色2極)
20
6. 加湿器2台取付時の配線加湿器を左側/右側の2台取付ける場合は付属の配線組立(PAC-KH16・18HULのみ付属)にて、加湿器制御箱の電源線と信号線(リレー)を接続してください。右勝手の加湿器配線(電源/伝送)を左勝手から取る配線に変更します。(図32)
1) <左勝手>配線組立の電源線(赤/白)を制御箱底面の穴(ゴムブッシュ)を通し線色を合わせ電源端子台R、Sに接続してください。
2) <左勝手>配線組立の伝送線(青)のファストン端子側をリレーの4、6番端子に接続してください。3) <右勝手>配線組立の電源線(赤/白)を線色を合せ電源端子台に接続してください。4) <右勝手>配線組立の伝送線(青)を端子台のSと空き端子に接続してください。5) <右勝手>に接続されていた配線は使用しませんので取外してください。
左勝手 (配線組立付属)PAC-16・18HUL
図32
右勝手 PAC-26・28HUR
1)2) 4)3)
5)
7. スイッチ設定(PLFY形の場合)※PL形の場合、スイッチ設定は不要です。
a. 22 ~ 112形の場合1) ユニット本体制御基板上のSW3-2を ONにしてください。 ONにしないと加湿器電磁弁が作動しません。
ON ■OFFSW3 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
2) 加湿器を2台取付けの場合および高性能フィルター、脱臭フィルター、吹き分けプレートとの併用の場合は本体制御箱内の基板上ディップスイッチSW5をONにしてください。 ※上記の他別売品との併用がなく1台取付時は不要です。
ON ■OFF
SW5
b. 140形の場合本体制御箱のアドレス基板上のSWA、SWCを変更してください。
SWA SWC加湿器1台 + 高性能フィルター 3
2 ■1
オプション ■標準加湿器1台 + 脱臭フィルター
加湿器1台 + 吹き分けプレート
加湿器2台32 ■1
オプション標準 ■
21
以下はユニット本体を据付けた状態での取付説明です。ユニット本体の据付けについては、ユニット本体に付属の据付説明書に従ってください。
8. 給水配管の取付け給水配管は図33を参考にして接続してください。
閉鎖弁(現地手配)ストレーナ(現地手配)
給水接続口(1/4フレア)
断熱材(現地手配)
給水配管(現地手配)
加湿器本体
図33
• 給水には市水または上水を使用してください。ただし、公共の水道管に直接接続することはできません。このような場合はシスターンタンクを御使用ください。水中にゴミがあると弁が詰まり、加湿不能となったり、弁の閉止不良による水漏れの原因になります。• 一次圧力は0.05~ 0.5MPaの範囲でお使いください。 加湿器2個取付けの場合は必ず減圧弁を取付けて、0.05~ 0.1MPaに減圧してください。• 閉鎖弁やストレーナは操作およびメンテナンスしやすい位置に取付けてください。
2個取付けの場合
減圧弁[0.05~0.1MPa](現地手配)
ストレーナ(現地手配)
閉鎖弁(現地手配)
※L:左勝手、R:右勝手
加湿器L
加湿器R
室内ユニット
図34
減圧弁[0.05~0.1MPa](現地手配)
ストレーナ(現地手配)
※加湿器Rの場合も同様です。※L:左勝手、R:右勝手
閉鎖弁(現地手配)
加湿器L
一次圧が0.5MPaを超える場合
室内ユニット
図35
• 屋内配管やストレーナ、閉鎖弁、減圧弁には必ず断熱工事してください。• 給水配管(現地手配)を接続する際は必ず加湿器カバーを外し、図36の加湿器給水管の指定部分をスパナ等の工具を用いて固定して作業するようにしてください。固定しないと加湿器内の配管が破損するおそれがあります。 ※加湿器カバーの取外しは「12. 加湿エレメントの交換(26ページ)」を参照ください。
加湿器給水管
この部分を固定してください。
図36
22
9. 初期設定の変更について(PL形の場合)リモコンにより下記設定を行ってください。設定方法については、リモコンに付属の説明書を参照してください。
a. PL-RP40~ 80LA6,7 形,PL-RP112~ 160形の場合モード番号を“13”、設定番号を“2”に設定。
b. PL-RP40~ 80LA8形以降の場合モード番号を“13”、設定番号を“2”に設定。モード番号“08”または“10”を選択し、下表により設定番号を変更してください。詳しくは、本体の据付工事説明書に従ってください。
モード番号 08(風量) 10(オプション組込)
設定番号
高性能フィルター、パワー脱臭フィルターのいずれかと併用 1 2
吹き分けプレートと併用 3 2初期設定状態(工場出荷時) 2 1
10. 加湿器の試運転<1> 排水性確認
加湿器本体のカバーを取外して、加湿器本体のドレンパンに約0.5 リットルの水を徐々に入れ、ドレン排水が確実に行われること、ドレンホース接続部から水漏れのないことを確認してください。
<2> ドレンポンプによる排水性確認(1) 電気工事(室内外電源線および伝送線配線工事)が完了している場合
電源を入れて冷房運転しながら注水し、ドレン口透明可視化部およびドレン配管の最終出口部にてドレン水が排水されることを確認してください。
(2) 電気工事(室内外電源線および伝送線配線工事)が完了していない場合a. PLFY-P22~ 140LMD(H)-E(1)形、PLFY-P140LM-E2形の場合1) 室内ユニット制御箱内のフロートスイッチの接続コネクター(赤色2極)を取外してください。2) 室内ユニットに付属のドレンポンプ試運転コネクターを取付け、電源端子台に単相200Vを通電し、ドレンポンプを強制運転させてください。
3) 注水口より注水し、ドレン口透明可視化部およびドレン配管の最終出口部にてドレン水が排水されることを確認してください。
排水確認後、必ずドレンポンプ試運転コネクターを取外し、フロートスイッチの接続コネクターを取付け、元に戻してください。
b. 上記以外のPLFY形、PL形の場合1) 制御基板上のコネクター(SWE)をON側に差し換え、電源端子台に単相200Vを通電し、ドレンポンプを強制運転させてください。
2) 注水口より注水し、ドレン口透明可視化部およびドレン配管の最終出口部にてドレン水が排水されることを確認してください。
排水確認後、制御基板上のSWEをOFFに戻してください。
23
<3> 給水確認(1) 電気工事(室内外電源線および伝送線配線工事)が完了している場合
1) 配線が正しく行われているか確認してください。2) 給水配管が確実に接続されているか確認してください。3) 給水配管の閉鎖弁を開いてください。4) 電源を入れて室内ユニットを暖房運転してください。このとき、電磁弁が作動し、給水が始まります。5) 給水が始まってから数分後にフロートスイッチが作動し、給水が完全に停止することを確認してください。6) 暖房運転中は数分毎にフロートスイッチの作動と同時にカチッという電磁弁作動音がします。 30分以上暖房運転を継続し、正常にフロートスイッチが作動していることを確認してください。
(2) 電気工事(室内外電源線および伝送線配線工事)が完了していない場合1) 配線が正しく行われているか確認してください。2) 給水配管が確実に接続されているか確認してください。3) 給水配管の閉鎖弁を開いてください。4) 加湿器制御箱内の下記箇所に付属の電磁弁試運転コネクターを取付け、電源端子台に単相200Vを通電することにより、電磁弁が作動し、給水が始まります。
5) 給水が始まってから数分後にフロートスイッチが作動し、給水が完全に停止することを確認してください。
電磁弁試運転コネクターを取付けてください。
<4> 加湿シーズン前の点検事項1) エレメントが正常に取付いているか確認してください。 「<3> 加湿器の取付け」の「(5) ユニット本体に加湿器を取付けます。(13ページ)」の確認事項を参照ください。
2) エレメントが蒸発残留物およびホコリ・ゴミ等で汚れていないか確認してください。交換の目安は3年(3750時間)です。
3) 保守点検方法 長い間ご使用いただくため、暖房シーズンイン時(汚れの状態により周期を早める)を目安に下記の点検を工事店にご依頼ください。なお、保守点検の際は、必ず電源を切ってから行ってください。
点検部品保守点検内容 保守を
怠った場合点検項目 処置内容
ストレーナーゴミによる目詰まりの点検 ストレーナーの洗浄を行ってください。 加湿不良Oリング亀裂の点検 亀裂が生じている場合は交換してください。 水漏れ
給水管 傷や水漏れの点検 傷や水漏れがある場合は部品交換を行ってください。 水漏れ電磁弁 水漏れの点検 水漏れがある場合は、部品交換を行ってください。 水漏れドレンパン ドレンパン内の汚れを点検 汚れている場合はドレンパンの清掃を行ってください。 排水不良
加湿エレメント 蒸発残留物、ゴミ・ホコリの点検
エレメントが蒸留残留物、ゴミ・ホコリなどで汚れていないか確認してください。ゴミ・ホコリのみの場合は、エレメントの結合部が外れないように取り扱いに注意して、清掃してください(水洗い可)。交換の目安は3年(3750時間)です。
加湿不良白粉飛散
エアフィルター ゴミによる目詰まりの点検 フィルターを清掃してください。 風量低下
ドレンアップメカ 排水性能の点検。汚れ付着、ゴミ詰まりの点検
吸込口の清掃をしてください。汚れが酷い場合は分解清掃または交換をしてください。清掃後、排水性が低下している場合は部品交換をしてください。
排水不良
4) 上記の排水・給水確認を再度実施してください。
24
11. 電気配線図
本体端子ボックス内
室内制御基板本体端子ボックス内
本体制御箱内
室内制御基板本体制御箱内
本体端子ボックス内
室内制御基板
記 号 説 明記 号 名 称
端子盤(電源)<PLFY本体>
FUSEXF1
SV1,SV233P233P3TB2TB4DP
端子盤(内外接続)<PL本体>
ヒューズ<5A> 補助継電器 電磁弁(加湿給水用) フロートスイッチ(水位検知用) フロートスイッチ(強制運転用)<加湿器付属>
ドレンポンプ<本体>
S
R
加湿器
11
22
33P2
XF1
S2S1
2
CN25
1
FUSE
S3
CNP CND
M1~
M1~
DP
DP
31 31
1 31 3 1
122
22
11
33P3
SR
S
R
加湿器
11
22
33P2
XF1
S2S1
2
CN25
1
FUSE
S3
CNP CN01
M1~
DP
31 3 51
1 31 3 1
122
22
11
33P3
SR
S
R
加湿器
11
22
33P2
XF1
2
CN25
1
FUSE
CNP CND
31 1
1 31 3
33P3
11 2
2
35
S
R
TB4
TB2
SV2SV1
XF1
XF1
SV2SV1
TB4
XF1
SV2SV1
コネクター(加湿器電磁弁試運転用)加湿器用電磁弁試運転時のコネクターです。(挿入状態で電源を入れると連続運転となります。)なお、試運転後、コネクターを必ず取り外してください。
コネクター(加湿器電磁弁試運転用)加湿器用電磁弁試運転時のコネクターです。(挿入状態で電源を入れると連続運転となります。)なお、試運転後、コネクターを必ず取り外してください。
コネクター(加湿器電磁弁試運転用)加湿器用電磁弁試運転時のコネクターです。(挿入状態で電源を入れると連続運転となります。)なお、試運転後、コネクターを必ず取り外してください。
注. (太破線): 現地配線/ (細破線): 本体配線 : コネクター/ : 端子盤
室内外接続線
電源 単相200V 50/60Hz
リプレース配線接続時
電源 単相200V 50/60Hz
室内外接続線
電源 単相200V 50/60Hz
リプレース配線接続時
a. 本体形名PLFY形の場合
b. 本体形名 PL-RP40~ 80LA6,7 形, PL-RP112~ 160LA6~ 8形の場合
c. 本体形名 PL-RP40~ 80LA8形以降, PL-RP112~ 160LA9形以降の場合
25
12. 加湿エレメントの交換加湿エレメントは交換が必要な消耗部品です。供給水質が市水・上水で硬度70以下の場合、交換の目安は3年(3750時間)です。交換目安は保証期間を示しているものではありませんのでご注意ください。供給水中の硬度、イオン状シリカ、酸消費量が多い場合、加湿エレメントの劣化が早まり加湿能力の低下、変色、白粉発生などがあらわれることがあります。加湿エレメントは以下の手順で交換してください。1) 加湿器カバーを外してください。(ネジ止め3カ所)(図37) 次に加湿器内部の加湿エレメント固定板を外してください。(ネジ止め2カ所)(図38)
加湿器カバー
ネジ止め箇所
図37
加湿エレメント固定板
ネジ止め箇所
図38
2) 次に給水タンクを外し(ネジ止め2カ所)、手前に引き出します。(図39) その際少し、天板側に持ち上げるようにして外すとスムーズに外す事ができます。(図40)
給水タンク
ネジ止め箇所
図39
少し持ち上げてから、手前に引き出してください。
天井懐が狭い場合はこのフロートスイッチを外す(ネジ2本)と作業が容易になります。
図40
3) 加湿エレメントを交換し(図41)、取外したのと逆の手順で給水タンク、加湿エレメントを固定して加湿器カバーを元に戻してください。
加湿エレメント
加湿エレメントは矢印方向に引き出せば、簡単に外れます。
図41
26
〒100-8310 東京都千代田区丸の内二丁目7番3号(東京ビル)
ご不明な点がございましたらお客様相談窓口にお問い合わせください。
三菱電機冷熱相談センター0037-80-2224(フリーボイス)/073-427-2224(携帯電話対応)FAX(365日・24時間受付 )0037(80)2229( フリーボイス )・073(428)-2229( 通常 FAX)
WT07170X02