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1 2020 新型コロナウイルスによる外出自粛のため 聖大「パスハ」の聖体礼儀 (単音)2020 司祭 父と子と聖神゜の国は崇め讃めらる、今も何時も世々に。 (詠) 「アミン」。 司祭 ハリストス死より復活し、死を以て死を滅し、墓に在る者に生命を賜へり。3次 (詠) ハリストス死より復活し、死を以て死を滅し、墓に在る者に生命を賜へり。3次 司祭 (第一句) 神は興き、其の仇は散るべし、彼を悪む者は其の顔より逃ぐべし。 (詠) ハリストス死より復活し・・・ 司祭 (第二句) 煙の散るが如く、爾彼等を散らし給へ (詠) ハリストス死より復活し・・・ 司祭 第三句 臘が火に因りて融くるが如く、斯く悪人等は神の顔に因りて亡び、惟義人等は楽しみ、 神の前に欣ぶべし (詠) ハリストス死より復活し・・・ 司祭 第四句 主は此の日を作れり、我等の之を以て歓び楽しまん (詠) ハリストス死より復活し・・・ 司祭 光栄 今も (詠) ハリストス死より復活し・・・ 司祭 ハリストス死より復活し、死を以て死を滅し、 (詠) 墓に在る者に生命を賜へり。 輔祭 我等安和にして主に祷らん、 (詠)主 憐めよ 輔祭 上より降る安和と我等が 霊 たましい の救いの為に主に祷らん、 輔祭 全世界の安和神の聖なる諸教会の堅立、及び衆人の合一の為に主に祷らん、 輔祭 此の聖堂、及び信と慎みと神を畏る心とを以て、此に来る者の為に主に祷らん、 輔祭 教会を司る我等の主教(某)、司祭の尊品、ハリストスに因る輔祭職、悉 ことごと くの教衆、及び衆人 の為に主に祷らん、 輔祭 我が国の天皇及び国を司る者の為に主に祷らん、 輔祭 此の都邑 と凡の都邑 と地方、及び信を以て、此の中に居る者の為に主に祷らん、 輔祭 気候順和、五穀豊饒、天下泰平の為に主に祷らん、 輔祭 航海する者、旅行する者、病を患うる者、艱難 かんなん に遭う者、 虜 とりこ となりし者、及び彼等の救いの為 に主に祷らん、 輔祭 我等諸の憂愁 うれい と忿怒 いかり と危難 あやうき とを免るが為に主に祷らん、 輔祭 神や、 爾 なんじ の恩寵を以て、我等を佑 たす け救い憐み護 まも れよ、 輔祭 至聖至潔にして至りて讃美たる我等の光栄の女宰・生 神女 しょうしんじょ ・永貞童女マリヤと、諸聖人とを記 憶して、我等己の身及び互に各の身を以て、并に 悉 ことごと くの我等の生命 いのち を以て、ハリストス神に 委託せん、 (詠)主 なんじ 司祭 蓋凡そ光栄尊貴伏拝は 爾 なんじ 父と子と聖神 せいしん に帰す、今も何時も世世に、 (詠)「アミン」

pascha DL OSA 2020...3 2020 新型コロナウイルスによる外出自粛のため ソロ 同句 神よ、我等を憐み、我等に福を降し、爾の顔 かんばせ を以て我等を照し給へ、

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  • 1 2020 新型コロナウイルスによる外出自粛のため

    聖大「パスハ」の聖体礼儀 (単音)2020 司祭 父と子と聖神゜の国は崇め讃めらる、今も何時も世々に。 (詠) 「アミン」。 司祭 ハリストス死より復活し、死を以て死を滅し、墓に在る者に生命を賜へり。3次 (詠) ハリストス死より復活し、死を以て死を滅し、墓に在る者に生命を賜へり。3次 司祭 (第一句) 神は興き、其の仇は散るべし、彼を悪む者は其の顔より逃ぐべし。 (詠) ハリストス死より復活し・・・ 司祭 (第二句) 煙の散るが如く、爾彼等を散らし給へ (詠) ハリストス死より復活し・・・ 司祭 第三句 臘が火に因りて融くるが如く、斯く悪人等は神の顔に因りて亡び、惟義人等は楽しみ、神の前に欣ぶべし (詠) ハリストス死より復活し・・・ 司祭 第四句 主は此の日を作れり、我等の之を以て歓び楽しまん (詠) ハリストス死より復活し・・・ 司祭 光栄 今も (詠) ハリストス死より復活し・・・ 司祭 ハリストス死より復活し、死を以て死を滅し、 (詠) 墓に在る者に生命を賜へり。

    大 連 祷 輔祭 我等安和にして主に祷らん、 (詠)主 憐めよ 輔祭 上より降る安和と我等が 霊

    たましい

    の救いの為に主に祷らん、 輔祭 全世界の安和神の聖なる諸教会の堅立、及び衆人の合一の為に主に祷らん、 輔祭 此の聖堂、及び信と慎みと神を畏る心とを以て、此に来る者の為に主に祷らん、 輔祭 教会を司る我等の主教(某)、司祭の尊品、ハリストスに因る輔祭職、 悉

    ことごと

    くの教衆、及び衆人

    の為に主に祷らん、 輔祭 我が国の天皇及び国を司る者の為に主に祷らん、 輔祭 此の都邑

    ま ち

    と凡の都邑ま ち

    と地方、及び信を以て、此の中に居る者の為に主に祷らん、 輔祭 気候順和、五穀豊饒、天下泰平の為に主に祷らん、 輔祭 航海する者、旅行する者、病を患うる者、艱難

    かんなん

    に遭う者、虜とりこ

    となりし者、及び彼等の救いの為

    に主に祷らん、 輔祭 我等諸の憂愁

    う れ い

    と忿怒い か り

    と危難あやうき

    とを免るが為に主に祷らん、

    輔祭 神や、 爾なんじ

    の恩寵を以て、我等を佑たす

    け救い憐み護まも

    れよ、 輔祭 至聖至潔にして至りて讃美たる我等の光栄の女宰・生神女

    しょうしんじょ

    ・永貞童女マリヤと、諸聖人とを記

    憶して、我等己の身及び互に各の身を以て、并に 悉ことごと

    くの我等の生命い の ち

    を以て、ハリストス神に

    委託せん、 (詠)主 爾なんじ

    司祭 蓋凡そ光栄尊貴伏拝は 爾なんじ

    父と子と聖神せいしん

    に帰す、今も何時も世世に、 (詠)「アミン」

  • 2 2020 新型コロナウイルスによる外出自粛のため

    第1アンティフォン 第 114 聖詠 ソロ (附唱)救世主よ、生神女の祈祷に因りて我等を救ひ給へ。

    附唱 (リフレインとしてくり返す) 救世主よ、生神女の祈祷に因りて我等を救ひ給へ。

    (ソロ)第1句 全地よ、神に歓びて呼べ。

    (詠) 附唱 救世主よ、生神女の祈祷に因りて我等を救ひ給へ。

    (ソロ)第2句 全地よ、神に歓びて呼び、其名の光榮を歌ひ、光榮と讃美とを彼に歸せよ。

    (詠) 附唱 救世主よ、生神女の祈祷に因りて我等を救ひ給へ。

    (ソロ)第3句 神に謂ふべし、爾は其行事に於て何ぞ畏るべき、爾が力の多きに由りて爾の

    敵は爾に降らん。

    (詠) 附唱 救世主よ、生神女の祈祷に因りて我等を救ひ給へ。

    (ソロ)第4句 至上者よ、願はくは全地は爾に叩拝し、爾を歌ひ、爾の名に歌はん。

    (詠) 附唱 救世主よ、生神女の祈祷に因りて我等を救ひ給へ。

    (ソロ)光栄は父と子と聖神に帰す、今も何時も世々にアミン

    (詠) 附唱 救世主よ、生神女の祈祷に因りて我等を救ひ給へ。

    小連祷 輔祭 我等復又安和にして主に祷らん、 (詠)主憐めよ 輔祭 神よ、爾の恩寵を以て、我等を佑け救ひ憐み護れよ、 輔祭 至聖至潔にして至りて讚美たる我等の光榮の女宰・生神女・永貞童女マリヤと、諸聖人とを記

    憶して、我等己の身及び互に各の身を以て、并 に悉くの我等の生命を以て、ハリストス神に委託せん、 (詠) 主爾に

    司祭 蓋爾は善にして人を愛する神なり、我等光栄を爾父と子と聖神に献ず、今も何時も世世に、 (詠) 「アミン」

    第2アンティフォン(第 66 聖詠) 同調 (ソロ)死より復活せし神の子よ、我等爾に「アリルイヤ」を歌ふ者を救ひ給へ。

    ソロ 第一句 神よ、我等を憐み、我等に福を降し給へ。

    (詠) 附唱 死より復活せし神の子よ、我等爾に「アリルイヤ」を歌ふ者を救ひ給へ。

    [ リフレイン

    生神女の

    よっ

    て、

    我等を 救い

    リフレイン死

    復活せし か

    我等 爾に

    アリ

    イヤ

    を 歌うも

    のを

    すく

    救い

  • 3 2020 新型コロナウイルスによる外出自粛のため

    ソロ 同句 神よ、我等を憐み、我等に福を降し、爾の 顔かんばせ

    を以て我等を照し給へ、 (詠) 附唱 死より復活せし神の子よ、我等爾に「アリルイヤ」を歌ふ者を救ひ給へ。

    ソロ 第二句 爾の途(みち)の地に知られ、爾の救いの萬民の中に知られん為なり。

    (詠) 附唱 死より復活せし神の子よ、我等爾に「アリルイヤ」を歌ふ者を救ひ給へ。

    ソロ 第三句 神よ、願はくは諸民爾を讃揚し、諸氏悉く爾を讃揚せん。

    (詠) 附唱 死より復活せし神の子よ、我等爾に「アリルイヤ」を歌ふ者を救ひ給へ。 <続いて>

  • 4 2020 新型コロナウイルスによる外出自粛のため

    小連祷

    輔祭 我等復又安和にして主に祷らん、 (詠) 主憐めよ 輔祭 神よ、爾の恩寵を以て、我等を佑け救ひ憐み護れよ、 (詠) 主憐めよ 輔祭 至聖至潔にして至りて讚美たる我等の光榮の女宰・生神女・永貞童女マリヤと、諸聖人とを記

    憶して、我等己の身及び互に各の身を以て、并 に悉くの我等の生命を以て、ハリストス神に委託せん、 (詠) 主爾に

    司祭 蓋國と権能と光栄は爾父と子と聖神に帰す、今も何時も世世に、 (詠)「アミン」

    第3アンティフォン(第 67 聖詠) 5調

    ソロ 第一句 神は興き、其仇は散るべし。

    (詠) ハリストス死より復活し、死を以て死を滅し、墓に在る者に生命を賜へり。(日本語)

    ソロ 同句 神は興き、其仇は散るべし、彼を悪む者は其の顔より逃ぐべし。

    (詠) ハリストス死より復活し、死を以て死を滅し、墓に在る者に生命を賜へり。

    ソロ 煙の散るが如く、爾彼等を散らし給へ。

    (詠) ハリストス死より復活し、死を以て死を滅し、墓に在る者に生命を賜へり。

    ソロ 臘が火に因りて融くるが如く、斯く悪人等は神の顔に因りて亡び、惟義人等は楽しみ、神の前

    に欣ぶべし。

    (詠) ハリストス死より復活し、死を以て死を滅し、墓に在る者に生命を賜へり。

    聖入 <「来たれ」の代わりに> 輔祭 睿智、粛みて立て。(イズライリの源より出づる者よ、教会に於て主神を崇め讃めよ。)

    (詠) ハリストス死より復活し、死を以て死を滅し、墓に在る者に生命を賜へり。 イパコイとコンダク「トロパリ」の代わりに

  • 5 2020 新型コロナウイルスによる外出自粛のため

    ♪光栄は父と子と聖神に帰す、今も何時も世々にアミン

    【イパコイ】 マリ

    第8調「常に福」と同じヤ と

    在りし女

    あけ

    はか

    り、

    移されたる を 見

    て、

    天使より聞

    り、

    えい

    遠の光に居る者

    もの

    何ぞ ひとの

    ごと

    死者の

    うち

    中に

    たず

    葬りの衣こ ろ も

    を 見

    て、

    急ぎて世界に つ

    よ、

    ほろぼ

    死を滅ぼしてふっ

    復活か

    り、

    じんるい

    人類を救う神の

    り。

    【コンダク】死

    ハリス

    トス

    かみ

    よ、

    なん

    じは

    はか

    も、

    ごく

    の 力 を

    やぶ

    り、

    勝つ ものとして 復 活

    り、

    香女

    よろこ

    慶べよ

    い、

    爾の使徒に平安を

    え、

    滅びしものに 復活を

    り。

  • 6 2020 新型コロナウイルスによる外出自粛のため

    輔祭 主や、敬虔なる者を救い、及び我等に聴き給え

    ハリストスに依りて洗を受けし者「聖なる神」の代わりに

    ポロキメン

    輔祭 謹みて聴くべし、

    主教 衆人に平安、

    誦経 爾の神にも、

    輔祭 叡智

    誦経 ポロキメン

    (句) 主を讃栄せよ、蓋彼は仁慈にして、その憐れみは世々にあればなり。 輔祭 叡智、 誦経 聖使徒行実の読み

    輔祭 謹みて聴くべし

    【使徒経の読み】 フォフィルよ、

    われ

    我だいいち

    第一のしょ

    書をつく

    作りて、およ

    凡そイイススのはじ

    始めておこな

    行 ひしところ

    所 、をし

    誨へしところ

    所 をしる

    録して、その

    其えら

    選びたるしと

    使徒に、せいしん

    聖神によ

    因りて、めい

    命をくだ

    降して、てん

    天にのぼ

    升りしひ

    日にいた

    迄れり。かれ

    彼はくるしみ

    苦 をう

    受けしのち

    後、おほ

    多くのかくしょう

    確證 をもつ

    以て、かれら

    彼等のまへ

    前におのれ

    己 のい

    活くるをしめ

    視し、しじふにち

    四十日のあひだ

    間かれら

    彼等にあらは

    現 れて、かみ

    神のくに

    國のこと

    主は この日を作れり、

    我等これを以て

    こ び

    まん

  • 7 2020 新型コロナウイルスによる外出自粛のため

    をかた

    語れり。つひ

    遂にかれら

    彼等をあつ

    集めて、これ

    之にめい

    命じてい

    曰へり、イエルサリムをはな

    離れずして、なんじら

    爾等がわれ

    我にき

    聞き

    しところ

    所 の、ちち

    父のきょやく

    許約せしもの

    者をま

    待て。けだし

    蓋 イオアンはみず

    水をもつ

    以てせん

    洗をさづ

    授けたり、なんじら

    爾等はひ

    日ひさ

    久しから

    ずして、せいしん

    聖神によ

    由りてせん

    洗をう

    受けん。こゝ

    是におい

    於てかれら

    彼等あつま

    集 りて、かれ

    彼にと

    問ひてい

    曰へり、しゅ

    主よ、なんじ

    爾 はこ

    此のとき

    時におい

    於てイズライリのくに

    國をおこ

    興すか。かれ

    彼はこれ

    之にい

    謂へり、ちち

    父がおのれ

    己 のけんない

    權内にお

    置きしとき

    時およ

    及びき

    期は、なんじら

    爾等

    のし

    知るべきところ

    所 にあら

    非ず、しか

    然れどもせいしん

    聖神のなんじら

    爾等にのぞ

    臨まんとき

    時、なんじら

    爾等ちから

    能力をう

    受けて、イエルサリム、ぜん

    イウデヤ、サマリヤ、およ

    及びち

    地のはて

    極にいた

    至るまで、わ

    我がため

    爲にしょうしゃ

    證者 とな

    爲らん。 司祭 爾に平安 誦経 爾の神にも、輔祭 叡智

    誦経 アリルイヤ、アリルイヤ、アリルイヤ

    アリルイヤ 4調

    (句)爾起きて憐れみをシオンに垂れん。 (詠)アリルイヤ、アリルイヤ、アリルイヤ

    (句)主は天より地を鑑みたり。 (詠)アリルイヤ、アリルイヤ、アリルイヤ

    【福音経の読み】

    輔祭 君や、聖使徒及び福音者( 某 )の福音を宣ぶる者に祝福せよ、

    司祭 願くは神、光栄にして讃美たる聖使徒及び福音者( 某 )の祈祷によって、爾福音を宣

    ぶる者に多くの力ある言を賜はん、その至愛の子我が主イイススハリストスの福音の行るるが為なり。

    輔祭 アミン、睿智、謹み立て、聖福音経を聴くべし

    司祭 衆人に平安 (詠) 爾の神にも

    司祭 叡智、謹みて立て、聖福音経を聴くべし

    輔祭 イオアン伝による聖福音経の読み

    【福音経の読み】 はじめ

    太初にことば

    言あ

    有り、ことば

    言 はかみ

    神ととも

    共にあ

    在り、ことば

    言 はすなはち

    即かみ

    神なり。こ

    是のことば

    言 ははじめ

    太初にかみ

    神ととも

    共にあ

    在り。ばんぶつ

    萬物はかれ

    彼によ

    りてつく

    造られたり、およ

    凡そつく

    造られたるもの

    者には、いつ

    一もかれ

    彼によ

    由らずしてつく

    造られしはな

    無し。かれ

    彼のうち

    中にいのち

    生命あ

    有り、いのち

    生命

    はひと

    人のひかり

    光 なり。ひかり

    光 はくらやみ

    暗 にて

    照り、くらやみ

    暗 はこれ

    之をおほ

    蔽はざりき。かみ

    神よりつかは

    遣 されしひと

    人あり、その

    其な

    名はイオアン

    なり。かれ

    彼はしょう

    證 のため

    爲にきた

    來れり、ひかり

    光 のこと

    事をしょう

    證 し、しゅうじん

    衆人 をして、かれ

    彼によ

    因りてしん

    信ぜしめんため

    爲なり。かれ

    彼はひかり

    にあら

    非ず、すなはち

    乃ひかり

    光 のこと

    事をしょう

    證 せんため

    爲につかは

    遣 されたり。まこと

    眞 のひかり

    光 あり、およ

    凡そよ

    世にきた

    來るひと

    人をてら

    照すもの

    者なり。かれ

    彼かつ

    てよ

    世にあ

    在り、よ

    世はかれ

    彼によ

    由りてつく

    造られたり、しかう

    而 してよ

    世はかれ

    彼をし

    知らざりき。おのれ

    己 にぞく

    屬するもの

    者にきた

    來れり、しかう

    而 し

    4調ア

    ヤ ア

  • 8 2020 新型コロナウイルスによる外出自粛のため

    ておのれ

    己 にぞく

    屬するもの

    者はかれ

    彼をう

    受けざりき。かれ

    彼をう

    受け、その

    其な

    名をしん

    信ずるもの

    者には、かれ

    彼かみ

    神のこ

    子とな

    爲るけん

    權をたま

    賜へり。こ

    れけっき

    血氣によ

    由るにあら

    非ず、じゃうよく

    情欲 によ

    由るにあら

    非ず、じんよく

    人欲によ

    由るにあら

    非ず、すなはち

    乃かみ

    神によ

    由りてうま

    生れしもの

    者なり。ことば

    言 はにくたい

    肉體

    とな

    成りて、われら

    我等のうち

    中にを

    居りたり、おんちょう

    恩寵 としんじつ

    眞實とにみ

    滿てられたり。われら

    我等かれ

    彼のくわうえい

    光榮 をみ

    見たり、ちゝ

    父のどくせいし

    獨生子

    のごと

    如きくわうえい

    光榮 なり。イオアンかれ

    彼のこと

    事をしょう

    證 し、よ

    呼びてい

    曰ヘり、わ

    我がかつ

    嘗て、われ

    我ののち

    後にきた

    來るもの

    者はわれ

    我のさき

    前とな

    爲れ

    り、けだし

    蓋その

    其もと

    本われ

    我よりさき

    先なるもの

    者なりとい

    言ひしは、すなはち

    即こ

    斯のひと

    人なり。かれ

    彼のじゅうまん

    充滿 よりわれら

    我等みな

    皆おんちょう

    恩寵 のうえ

    上におんちょう

    恩寵

    をう

    受けたり。けだし

    蓋りっぱふ

    律法はモイセイによ

    由りてさず

    授けられ、おんちょう

    恩寵 としんじつ

    眞實とはイイスス ハリストスによ

    由りてきた

    來れ

    り。

    聖体礼儀後半 「重連祷」へ

    代式祈祷の場合は P18 の「重連祷」へ

  • 9 2020 新型コロナウイルスによる外出自粛のため

    あと、単音譜と同じ 代わるところのみ記載

    神の使い 常に福の代わり 神の使恩寵を満ち被る者によびて曰へり、潔き童貞女よ、慶べよ、又曰ふ、慶べよ、爾の子三日目に墓より

    復活し、死せし者を起せり、人々よ、楽しめよ。新なるイエルサリムょ光り光れよ、主の光榮爾に輝きたれ

    ばなり、シオンよ、今祝ひて楽しめ、爾潔き生神女よ、爾が生みし主の復活を喜び給へ

    選択1

    附唱か

    み の つ

    かい 恩寵を満ち被る者に

    こうむ

    びて

    -

    り、

    いさぎよ

    どう

    潔き童貞女よ、

    よ、

    又曰う、 よ

    よ、

    なんじ

    三日目に墓より

    し、

    死せし者を 起

    り、

    人々よ た

    よ。

    イルモス

    なるイエルサリムよ光

    よ、

    しゅ

    主の光栄

    こうえい なんじ

    爾に

    かがや

    輝きたれば

    り、

    オン

    よ、

    たの

    楽しみ い

    え、

    なんじ

    いさぎよ潔 き

    生神

    よ、

    なんじ

    爾が生みし主の復活をしゅ ふっかつ よろこ

    喜び

    た ま

    え。

  • 10 2020 新型コロナウイルスによる外出自粛のため

    選択2

    神の使いワラーム修道院のラスペフ

    # # か

    こう む

    に、

    # #

    り、

    # #

    よ、

    ろ こ

    よ、

    # # なん

    目 に

    は か

    し、

    # #

    り。

    と や

    # #

    べ よ

    たな

    ル サ

    リム

    # # ひ

    か-

    よ、

    - 栄

    # # なん

    じに

    な り

    よ、

    # # い

    よ、

    なん

    # #

    なん

    じ が

    っ か

    # # よ

    ま-

  • 11 2020 新型コロナウイルスによる外出自粛のため

    領 聖 神品領聖 信徒領聖

    司祭 神を畏るる心と信とを以て、近づき来たれ、 (詠)ハリストス死より復活し、死を以て死を滅ぼし・・・ 領聖祝文 主や我信じ、且

    つ承う

    け認めて、 爾なんじ

    を実にハリストス生活の神の子、罪人を救うが為に世に来りし

    者となす、 衆しゅう

    罪人ざいにん

    のうち我第一なり、 また信ず、これはすなわち 爾

    なんじ

    が至浄しじょう

    の体たい

    、これはすなわち 爾なんじ

    が至尊しそん

    の血なりと、ゆえに 爾なんじ

    に祈

    る、我を 憐あわれ

    み、我が自由と自由ならずして、言ことば

    と行いにて、知ると知らずして、犯おか

    しし諸罪しょざい

    を赦ゆる

    し給え、 並なら

    びに我に定罪ていざい

    なく、爾なんじ

    が至浄しじょう

    なる機密きみつ

    を領う

    けて、罪の赦ゆる

    しと永生えいせい

    とを得う

    るをいたさせ給たま

    え「ア

    ミン」 神の子や、今我を 爾

    なんじ

    が機密きみつ

    の筵えん

    に 與あずか

    る者として容い

    れ給たま

    え、蓋我 爾なんじ

    の仇あだ

    に機密きみつ

    を告げざらん、

    又 爾なんじ

    にイウダの如ごと

    き接吻せっぷん

    を為さざらん、すなわち右盗うとう

    の如ごと

    く 爾なんじ

    を承う

    け認みと

    めて曰い

    う、主や、爾なんじ

    国に於お

    いて我を記憶きおく

    せよと、主や、祈る 爾なんじ

    の聖なる機密きみつ

    を領う

    くるは、我が為に審案しんあん

    或あるい

    は定罪ていざい

    ならず、すなわち霊体れいたい

    の 醫いやし

    とならんことを、 復活の領聖詞

    (詠)ハリストスの聖体を領う

    け、不死のいずみを飲めよ、 アリルイヤ、アリルイヤ、アリルイヤ

    【領聖詞】ハリス

    トスの

    を 受

    け、 不

    飲 め

    よ。

    ヤ、 ア

    ヤ。

  • 12 2020 新型コロナウイルスによる外出自粛のため

    感謝の祈りと退出

    司祭 (衆に祝福し、高声)神や、爾の民を救い、及び爾の嗣業に福を降せ、 <既に真の・・・の代わりに> (詠) ハリストス死より復活し、死を以て死を滅し、墓に在る者に生命を賜へり。

    司祭 (高声)今も何時も世世に、

    (詠) アミン、ハリストス死より復活し、死を以て死を滅し、墓に在る者に生命を賜へり。 輔祭 (北門を出で、王門前で)謹みて立て、神聖・至浄・不死にして生命

    い の ち

    を施す天上の畏るべきハリス

    トスの聖機密を領けて、宜しく主に感謝すべし、 (詠)主憐めよ 輔祭 神や、爾の恩寵を以て我等を佑

    たす

    け救い憐み護まも

    れよ、 (詠)主憐めよ、 輔祭 此の日の純全・成聖・平安・無罪ならんことを求めて、我等己の身及び互に各の身を以て、并

    に 悉ことごと

    くの我等の生命い の ち

    を以て、ハリストス神に委託せん、 (詠)主爾に (司祭アンティミンスを畳んで、福音経を持ち、アンティミンス上に十字を描き、高声)

    司祭 蓋爾は我等の成聖なり、我等光栄を爾父と子と聖 神せいしん

    に献ず、今も何時も世世に、

    (詠)「アミン」 司祭 平安にして出づべし、 (詠)主の名に因りて、 輔祭 主に祷らん、 (詠)主憐めよ、 升壇外の祝文 司祭 爾を讃揚する者に福を降し、及び爾を恃む者を聖にする主や、爾の民を救い、及び爾の嗣業に

    福を降し、爾が教会の充満を守り、爾が堂の美なるを愛する者を聖にせよ、爾が神聖の力を以

    て彼等を光栄し、及び我等爾を恃む者を遺す勿れ、爾の世界と爾の諸教会と諸司祭と、我がの

    天皇及び国を司る者及び爾の衆人に平安を賜え、蓋凡の善なる施、凡の全備なる賜は、上より、

    爾光明の父より降るなり、我等光栄・感謝・伏拝を爾父と子と聖神に献ず今も何時も世世に、 (詠) ハリストス死より復活し、死を以て死を滅し、墓に在る者に生命を賜へり。 (詠)「アミン」 司祭 ハリストス死より復活し、死を以て死を滅ぼし (詠)墓にあるものに生命を賜えり、主憐めよ(三次)福をくだせ、 司祭 ハリストス我等の真の神は、其至浄なる母、光栄にして讃美たる聖使徒、我等の聖神父コンス

    タンティノポリの大主教金口イオアン、聖(某)(本日聖人)及び諸聖人の祈祷に因りて我等を憐

    み救わん、彼は善にして人を愛する主なればなり、 萬寿詞

    ( 詠 ) 神 よ 、 我 が 国 の 天 皇 を 、 及 び 国 を 司 る 者 、 我 等 の ( 府 ) 主 教 ( 某 ) 及び正教のハリスティアニン等を 幾とせにも護り給え。