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目次 1.はじめに ............................................................................................... 1

2.システム要件 ..................................................................................... 1

3.注意事項 ............................................................................................... 2

4.製品コンバートにともなう注意事項 ...................................... 2

5.作業に必要な Linux の操作 .......................................................... 3

5-1.サーバーへのログイン .............................................................. 3

5-2.コンソール画面の起動（X Window のみ） ..................... 4

5-3.CDROM のマウントについて ................................................. 5

6.コンバートツールの実行前の準備 ........................................... 6

6-1.添付ファイルデータの取得 ..................................................... 6

6-2.データベースサーバーに添付ファイルデータを転送 . 7

7.コンバートツールの実行 .............................................................. 8

7-1.コンバートツールの実行.......................................................... 8

7-2. コンバート失敗時について ................................................ 10

8.製品へのログイン .......................................................................... 14

8-1.各種製品へのログイン ............................................................ 14

9.定期実行の設定について ............................................................ 15

10.使用容量の確認方法 .................................................................. 16

11.使用容量の削減方法 .................................................................. 17

11-1.アクセスログの削除 .............................................................. 17

11-2.バックアップデータの退避 ................................................ 18

PostgreSQL版

Approach DAM コンバートマニュアル

○ 商標

本説明書に登場する会社名、製品名は各社の登録商標、商標です。

○ 免責

本説明書に掲載されている手順による操作の結果、ハード機器に万一障害などが発生しても、

弊社では一切の責任を負いませんのであらかじめご了解ください。

1

1. はじめに

本ドキュメントは、株式会社NIコンサルティング（以降弊社とします）が開発・提供する弊社製品の

動作環境および製品プログラムのコンバート（以降コンバートツール）の実施を支援することを目的と

しています。

2. システム要件

※OSのインストールメディアに収録されているRPMパッケージをインストールしてください。

※携帯端末によっては正しく表示できない機種がございます。

※iOSで動作しますが、制約事項があります。

※Microsoft Edgeで動作しますが制約事項があります、IE11をご利用ください。

サーバーマシン

サーバーOS Red Hat Enterprise Linux 6, 5

必要なRPMパッケージ※ gcc

autoconf

expat

compat-expat1 ※ Red Hat Enterprise Linux 6に限る

libhugetlbfs ※ Red Hat Enterprise Linux 6に限る

クライアントパソコン

OS Windows 7, 8, 8.1,10

Macintosh Mac OS X v10.6 以降

ブラウザ (Windows)

Internet Explorer 11

Chrome 最新版

Microsoft Edge

ブラウザ( Macintosh) Safari 9

モバイル端末

iPhone iOS7 ～ 10 Safari

Android 標準版：Android 4.0以降 Chrome for Android

携帯版：Android OS 2.1, 2.2, 2.3, 4.0, 4.4系

iPad iOS7 ～ 10 Safari

docomo docomoSTYLE, docomoPRIME, docomoSMART, docomoPRO (UTF-8対応機種)

au WAP2.0 (UTF-8対応機種)

Softbank Yahoo!ケータイ(UTF-8対応機種)

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3. 注意事項

1. リモート接続によるコンバート作業について

リモート接続にてコンバート作業を実施される場合は、SSHでリモート接続かつ「niconsul」ユー

ザー以外でログインして作業を行ってください。

2. 現行製品のバージョンを200.042.160328以降にアップデートしてください。

3. 現在利用している弊社製品の使用容量の3倍の空き容量が必要になります。

※コンバートツールにて自動判断致します。

4. WEBサーバーとデータベースサーバーの2台構成で運用されている場合、事前にWEBサーバーに配

置されているプログラムをデータベースサーバーに配置する必要性があります。

※作業手順については後述します。

5. 弊社製品コンバートにて一部コンバートできないデータがあります。

※別紙「製品コンバートに伴う制約事項」を参照ください。

6. データ使用量に応じてコンバート実施時間が変動します。（以下は参考値）

ハードウェア ＣＰＵ 1CPU 4 コア (3GHz)

メモリ 4GB

データ件数

顧客情報 30 万件

自由項目（顧客） 1000 万件

※上記、顧客情報のデータ移行に約 2 時間 30 分要します。

※商談情報など登録件数が多い場合は全体で 10 時間以上の時間を必要とする場合がございます。

4. 製品コンバートにともなう注意事項

弊社製品の大幅なバージョンアップとなります、現行製品から変更された点があります。

事前に別紙「製品コンバートに伴う制約事項」を参照いただき、ご同意いただけた場合のみ実施してい

ただくようお願いいたします。

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5. 作業に必要な Linux の操作

ここでは、作業時に必要となるLinuxサーバーの操作方法を説明します。

作業手順に従い操作方法を確認する時に参照してください。

また、Linuxサーバーにおける基本操作は、各ディストリビューション（OS）により若干の相違があ

るため、すべてコマンド入力による操作方法で統一しています。

5-1.サーバーへのログイン

テキストモードでログインする場合

1. 何も表示されていない場合、[Enter]キーを押してください。

2. 「（ホスト名）login : 」であれば以下のログイン操作をおこなってください。

[root@xxxxx xxx]# とコマンド入力できる状態であれば、既にログイン済みになります。

3. root と入力し、[Enter]キーを押してください。

4. サーバー管理者（root）のパスワードを入力し、[Enter]キーを押してください。

5. [root@xxxxx root]# となればログイン完了です。

X Window でログインする場合

1. 何も表示されていない場合、[Enter]キーを押してください。

2. ログイン画面が表示された場合、以下のログイン操作を行ってください。

デスクトップ画面が表示された場合、既にログイン済みになります。

3. root と入力し、[Enter]キーを押してください。

4. サーバー管理者（root）のパスワードを入力し、[Enter]キーを押してください。

5. デスクトップの画面が表示されればログイン完了です。

Login： root

Password：

Last login Fri Jun 13 20:00:00 on tty1

You have new mail

[root@XXXXXXX root]# _

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5-2.コンソール画面の起動（X Window のみ）

1. RedHat5の場合

左上の「アプリケーション」＞「アクセサリ」＞「GNOME端末」を選択

2. RedHat6の場合

左上の「アプリケーション」＞「システムツール」＞「端末」を選択

3. RedHat7の場合

左上の「アプリケーション」＞「ユーティリティ」＞「端末」を選択

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5-3.CDROM のマウントについて

1. オートマウントの確認

以下のコマンドを実行しCDROMがオートマウントされているか確認してください。

コマンドを入力すると、以下の画面が表示されます。

/media/以下にある「YYMMDD_nivms_…」部分がCDROMのタイトルです。

表示されている場合には、Filesystemに記載されている/dev/sr[数字]を控えてください。

2. アンマウント

umount /dev/sr[数字]を実行しCDROMをアンマウントします。

メディアが存在しない場合にはそのまま次へ進んでください。

3. ディレクトリの作成

CDROMをマウントするディレクトリを作成します。

4. アンマウント

「マウントされていません」と表示されてもそのまま次へ進んでください。

5. CDROMをマウント

「mount:ブロックデバイス/dev/cdrom～」のようなメッセージが表示されても正常です。

[root@xxxxx root]# _ に戻れば CDROM のマウントは完了です。

umount /mnt/cdrom

mount -t iso9660 -o ro /dev/cdrom /mnt/cdrom

umount /dev/sr0

df -h

mkdir -p /mnt/cdrom

Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on

/dev/sda2 97G 5.1G 87G 6% /

tmpfs 931M 76K 931M 1% /dev/shm

/dev/sda1 283M 162M 107M 61% /boot

/dev/sr0 1014M 1014M 0 100% /media/YYMMDD_nivms_…

/dev/sr1 3.7G 3.7G 0 100% /media/CDROM

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6. コンバートツールの実行前の準備

ここでは、弊社製品をWEBサーバーとデータベースサーバーの2台構成で運用されている場合の

事前準備について説明致します。サーバーを1台で運用されている場合は以下の準備を実施する

必要性はございません。

6-1.添付ファイルデータの取得

1. WEBサーバーにサーバー管理者（root）でログインしてください。

2. 以下のコマンドを発行し、バックアップツールの実行手順を確認してください。

3. 以下のように「ni-backup.cron」が表示されることを確認してください。

※「ni-backup.cron」が表示されなかった場合、手動でバックアップを取得する必要性があります。

4. 弊社バックアップツールによるバックアップを実行とデータの移動

上記3で表示された「*」を記述し[Enter]キーにて実行してください。

データ量によっては時間がかかります、再度コマンド入力できるようになれば終了です。

5. 手動バックアップの実行

弊社バックアップツールが表示されない場合は以下のコマンドにてバックアップを実施します。

※データ量によっては時間がかかります、再度コマンド入力できるようになれば終了です。

crontab -l

5 4 * * * /usr/local/ni/nicron/ni-backup.cron /var/tmp niconsul /usr/local/ni/apache/htdocs 0

/usr/local/ni/nicron/ni-backup.cron /var/tmp niconsul /usr/local/ni/apache/htdocs 0

mkdir -p /var/tmp/ni-backup

cd /usr/local/ni/apache/htdocs

tar cvfz /var/tmp/ni-backup/ni-dir-1.tar.gz ni

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6-2.データベースサーバーに添付ファイルデータを転送

1. バックアップ取得場所に移動

2. データベースサーバーにデータを転送

※ここではデータベースサーバーのIPアドレスが「192.168.1.10」として説明します。

以下のメッセージが表示された場合は「yes」と入力し[Enter]キーを押してください。

以下のメッセージが表示された場合はデータベースサーバーのパスワードを入力してください。

データの転送が完了する前お待ちください。

3. データベースサーバーにシステム管理者にてログインしてください。

4. バックアップデータを展開します。

以上でWEBサーバーとデータベースサーバーの2台構成運用時の事前準備が完了となります。

cd /var/tmp/ni-backup

scp ni-dir-1.tar.gz 192.168.1.10:/tmp/

The authenticity of host '192.168.1.10 (192.168.1.10)' can't be established.

RSA key fingerprint is xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx.

Are you sure you want to continue connecting (yes/no)?

Warning: Permanently added '192.168.1.10' (RSA) to the list of known hosts.

root@192.168.1.10's password:

ni-dir-1.tar.gz 100% 265MB 30.6MB/s 00:00

mkdir -p /usr/local/ni/apache/htdocs

cd /usr/local/ni/apache/htdocs

tar xvzf /tmp/ni-dir-1.tar.gz

chown -R niconsul.root /usr/local/ni/apache/htdocs/ni

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7. コンバートツールの実行

ここでは、弊社製品の動作環境更新および製品コンバートについて説明致します。

7-1.コンバートツールの実行

1. メディアをCDまたはDVDROMにセットしてください。

※事前に「5-3.CDROMのマウントについて」を実施してください。

2. CDまたはDVDROMにあるファイル「convert.tar.gz」を /tmp以下にコピーします。

3. ファイルを配置した/tmp以下に移動します。

4. ファイルを解凍します。

5. コンバートツールに実行権限をあたえます。

6. コンバートツールを実行します。

7. 以下の画面が開きますので、運用に応じて番号を入力し、[Enter]キーを押してください。

通常はそのまま、[Enter]キーを押してください。

※WEBサーバーとデータベースサーバーの2台構成の場合、必ずWEBサーバー、DBサーバーの両

方のサーバーにてコンバート作業を実施してください。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ セットアップする環境を選択してください _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

弊社製品を 1台のサーバー機でご利用の場合は[1]を入力してください。

弊社製品を複数台のサーバー機でご利用いただいており、

DB サーバー専用として運用している場合は、 [2]を入力してください。

WEB サーバー専用として運用している場合は、[3]を入力してください。

[1]：DB サーバー＋Web サーバー

[2]：DB サーバー専用

[3]：Web サーバー専用

[Q]：セットアップを中止する

セットアップを開始する番号を入力して[Enter]を押してください。:

cp /mnt/cdrom/convert.tar.gz /tmp/

cd /tmp/

tar xvzf convert.tar.gz

chmod -R 777 sfaconvert_linux

sh sfaconvert_linux/convert_dam.sh

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8. 以下の画面にて「y」を入力し、[Enter]キーを押してください。

9. 以下の画面が表示されるまで、しばらくお待ちください。

以上でデータコンバートが完了となります。

「########## リカバリー処理を開始します ##########」が表示された場合、コンバートに

失敗しています、「7-2. コンバート失敗時について」を参照してください。

※WEBサーバーとデータベースサーバーの2台構成で運用されている場合は、別サーバーの

コンバートを実施してください。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 移行及びインストールの確認 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

データの移行及び、弊社製品のインストールを実施します。

更新作業中は Apache を停止します。

そのため、弊社製品に一時的にアクセスできなくなります。

実施する場合「Yまたは y」を入力し Enter キーを押下してください。

[Y または y]:実施 / [Q または q]:中止 ：セットアップメニューに戻ります。

##### データコンバート作業が完了しました。#####

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7-2. コンバート失敗時について

以下の画面が表示された場合、コンバートが失敗しています。

コンバートが失敗した原因を調査させていただくため、ログを弊社テクニカルサポート宛

「tech@ni-consul.co.jp」にご連絡をおねがいします。ログの配置場所およびWinSCPを利用した取

得方法は以下を参照してください。

1. ログファイルの取得

ログファイルは以下の2つになります。

/usr/local/ni-nisfa_sfxconvert以下にある「nisfa_sfxconvert_xxxxxx.log」

/usr/local/ni-nisfa_sfxconvert/sfaconvert/log以下にある「sfxconvert_php_xxxxxx.txt」

2. WinSCPをダウンロード

サーバーに接続できるクライアントパソコンから以下にアクセスしてください。

http://sourceforge.jp/projects/winscp/

3. WinSCPのインストール

実行ファイルをダブルクリックしウィザードに従ってインストールし起動してください。

4. 新規ボタンをクリックしてください。

########## リカバリー処理を開始します ##########

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5. 接続先のサーバー情報（IPアドレス）、ユーザー名、パスワードを入力してください。

6. 初回接続時には以下の画面が開く場合があります。

この場合、「はい（Y）」をクリックしてください。

7. 右側のフォルダアイコンをクリックしてください。

ポート番号22で接続できる場合

ユーザー名には「root」（サーバー管理者）

パスワードには「root」のパスワード

ポート番号2202でのみ接続できる場合

ユーザー名には「niconsul」（弊社ユーザー）

パスワードには「niconsul」のパスワード

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8. /usr/local/ni-nisfa_sfxconvert と入力してください。

9. 右側の一覧に表示されている「nisfa_sfxconvert_xxxxxx.log」を左側（クライアントパソコン）に

ドラッグしてください。

10. 右側のフォルダアイコンをクリックしてください。

nisfa_sfxconvert_xxxxxx.log

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11. /usr/local/ni-nisfa_sfxconvert/sfaconvert/log と入力してください。

12. 右側の一覧に表示されている「sfxconvert_php_xxxxxx.txt」を左側（クライアントパソコン）にド

ラッグしてください、以上でログの取得は完了となります。

sfxconvert_php_xxxxxx.txt

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8. 製品へのログイン

ここでは、弊社製品へのログイン方法を説明します。

8-1.各種製品へのログイン

クライアントマシンにて以下のURLを記入しアクセスしてください。

製品アクセス後、必ずシステム設定画面より定期実行の設定をおこなってください。

Sales Force Assistantをご利用の場合、位置情報参照の設定、通知サーバーの更新、アプリの更新と

ログイン情報の再取得を行ってください。

顧客創造日報

http:// IPアドレスまたはホスト名 /ni/nisfa/main/

顧客深耕日報

http:// IPアドレスまたはホスト名 /ni/nicrm/main/

NI Collabo Smart

http:// IPアドレスまたはホスト名 /ni/niware/

見積共有管理

http:// IPアドレスまたはホスト名 /ni/niest/main/

Approach DAM

http:// IPアドレスまたはホスト名 /ni/nidam/main/

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9. 定期実行の設定について

メール配信、メール取込を運用されていた場合、メールDMサーバーの再セットアップが必要にな

ります。メールDMサーバーの再セットアップの手順については、CDROM内にあります、

「NIVMS-MailDM-Setup.pdf」をご参照ください。

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10. 使用容量の確認方法

ここでは、サーバーの使用容量の確認方法について説明します。

以下の操作はすべてサーバー管理者（root）にて実施してください。

1. 以下のコマンドを実行してください。

使用%が60%を超えている場合、コンバートが実施できない恐れがあります。

「11.使用容量の削減方法」を参照し、使用容量を削減し空き容量を確保してください。

df -h

Filesystem サイズ 使用 残り 使用% マウント位置

/dev/sda3 47G 7.1G 37G 17% /

/dev/sda1 99M 12M 83M 13% /boot

tmpfs 1014M 0 1014M 0% /dev/shm

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11. 使用容量の削減方法

ここでは、サーバーの使用容量の削減方法について説明します。

使用容量を削減するために、アクセスログの削除、バックアップデータの退避の説明をいたします。

以上のデータを削除しても使用容量が確保できない場合、運用データの削除またはサーバーリプレ

ースをご提案させていただきます。

以下の操作はすべてサーバー管理者（root）にて実施してください。

11-1.アクセスログの削除

1. 以下のコマンドを実行しアクセスログが配置されている場所に移動します。

2. 以下のコマンドを実行しファイルの一覧を参照してください。

実行結果

ファイル名に数値があるものは、世代管理がされているもので数値が大きいほど過去のログになります。

3. 以下のコマンドを実行しアクセスログを削除します。

4. 削除の可否を問いますので y と入力して[Enter]キーを押してください。

cd /usr/local/ni/apache/logs

ls -al

合計 28K

drwxr-xr-x 2 root root 4.0K 9月 2 14:28 .

drwxr-xr-x 15 root root 4.0K 9月 2 13:04 ..

-rw-r--r-- 1 root root 196 9月 3 16:01 access_log

-rw-r--r-- 1 root root 0 9月 2 13:09 access_log.1

-rw-r--r-- 1 root root 505 9月 2 17:35 error_log

-rw-r--r-- 1 root root 420 9月 2 14:28 error_log.1

-rw-r--r-- 1 root root 5 9月 2 14:28 httpd.pid

-rw-r--r-- 1 root root 5 3月 14 2013 httpdlog_dummy

-rw-r--r-- 1 root root 0 9月 2 14:28 ssl_request_log

-rw-r--r-- 1 root root 0 9月 2 13:09 ssl_request_log.1

rm ファイル名

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11-2.バックアップデータの退避

バックアップデータを外部に退避することで使用容量を削減します。

ここではWinSCPを利用し外部メディアにデータを退避する説明をいたします。

1. WinSCPをダウンロード ※既にダウンロードしている場合不要です。

サーバーに接続できるクライアントパソコンから以下にアクセスしてください。

http://sourceforge.jp/projects/winscp/

2. WinSCPのインストール ※既にダウンロードしている場合不要です。

実行ファイルをダブルクリックしウィザードに従ってインストールし起動してください。

3. 新規ボタンをクリックしてください。

4. 接続先のサーバー情報（IPアドレス）、ユーザー名、パスワードを入力してください。

ポート番号22で接続できる場合

ユーザー名には「root」（サーバー管理者）

パスワードには「root」のパスワード

ポート番号2202でのみ接続できる場合

ユーザー名には「niconsul」（弊社ユーザー）

パスワードには「niconsul」のパスワード

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5. 右側のフォルダアイコンをクリックしてください。

6. /var/tmp/ni-backup と入力してください。

7. 右側の一覧に表示されているファイルを左側（クライアントパソコン）にドラッグしてください。

ファイル名の末尾にある番号が大きいファイルが古いバックアップファイルになります。

ni-dir-1.tar.gz

app-1.tar.gz

nidb6-db-1.tar.gz

nidb6_files-db-1.tar.gz

○ 発行

2017 年 4 月 12 日 第 3 版

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