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PTC が導く 「モノのインターネット」の始め方
成田 裕次
PTCジャパン株式会社
ソリューション戦略企画室 執行役員
2014 年 10 月 3 日
2
製品とサービスの優位性を提供
お客様の製品の開発、
サービス、運用の変革を
促進するテクノロジー
ソリューション
Technology solutions
that transform the way
you create, service, and
operate products
3
製造業に変革を迫る大きな力
デジタル化 規制対応
接続性
SOFTWARE-INTENSIVE
PRODUCTS
グローバル化
パーソナル化
製造業のサービス化
PLM
SLM
PLM
IoT
CAD SCM
3
外圧は、新たな脅威と成長の機会をもたらす
価値創造の源泉はハードウェアからソフトウェアに移行
価値創造の源泉は組込みからクラウドに移行
価値創造の源泉は
製品からサービスに移行
ALM
ソフトウェアの高度化
4
The Internet of Things
4
技術によって実現される次世代のビジネス革新
継続的な進化ではなく、非連続の破壊的な革新
早期に適応すれば報酬を、現状に留まればペナルティを受ける
関与しないですむ製造業はない。全てが影響を受ける
5
「モノのインターネット」 成熟度モデル
接続していない
• センサーはアクチュエータを稼働するためにだけに使用
• 現場からの製品に関するフィードバックが限定的
• 製品そのものによる価値の実現
価値
不定期な接続
• センサーからのプローブ情報のうち、重要なものは製品に蓄積
• 診断端末を接続することで、蓄積された情報を収集
• 収集された情報を次世代の製品開発に活用
定期的な接続
• 製品は有線無線を問わずネットワークに接続
• データを自動で収集/蓄積するためのデータセンターを準備
• 一部の部署で試験的にデータ活用が開始
• データを活用するユースケースやアプリケーションは未確定
接続による
業務効率の実現
• 既存業務の効率化のためのユースケースが確定
• アプリケーションを社内/顧客に提供し、継続的に改善が進捗
• 製品からの警告や予兆を自動で検知
• 関連するシステム(ERP、CRMなど)とプロセスが連携
全てがつながり
新規価値が創出
• 製品そのものだけではなく、製品活用する“システム”全体を対象
• マシンラーニングによる情報の自動解析、遠隔操作の実現
など
成熟度
「モノのインターネット」の成熟度を、
接続形態と活用度で分類
6
視認型 デバイスからのセンサー情報を集めて、状況確認する。
業務アプリケーションやデバイスの操作は個別に実施する。
モニタリング
(監視) アナリシス
(分析)
オペレーション
(操作) メンテナンス
(保守)
オートノミック
(自律) アドミニ
(運営)
IoT アプリケーションは Know-how を吸収して進化する
低い 「モノのインターネット」の成熟度 高い
遠隔操作型 デバイスからのセンサー情報をもとに、ダッシュボード内で判断する。
業務アプリケーションやデバイスへの操作もダッシュボードから行う。
自律型アプリ アプリケーション内に専門家の
Know-how を投入して、Prob 情
報をから、自律的に業務アプリケーションやデバイスに指示を出す。
7
IoT プラットフォームに求められる要件
ダッシュボードの
開発生産性が高い
システム基盤への
初期投資が抑制できる
アプリケーション層と
データ層の分離
投資対効果が
不明確な中での取組み
ビジネスモデル確立までの
試行錯誤
IoT ビジネスプロセスの
成熟度へ追随
Mashup Builder による
ノンプログラミングでのダッシュボード開発
オープンソースの
NoSQL データベースで
Big Data を処理
全てのデバイスと
ビジネスアプリを
オブジェクト化して管理
「機動的な社内ベンチャー」を支援できる基盤
8
今までの IoT プラットフォームは、課題が多すぎた
ネットワーク
センサー、
デバイス、
設備
アプリケーション開発
変更しづらい
アプリケーション、
ダッシュボード
通信手段
インターネット モバイル通信網
• 複雑なプログラミング
• 個別プロジェクトで
プラットフォーム開発
• メンテナンスや改修が困難
• ハイリスク+ハイコスト
• 革新の障壁
コミュニケーション層
IT アーキテクチャとデータモデル
外部システムとのサービス連携
倍部システムとのデータ連携
トラップや問合せの開発
ユーザーインターフェースの設計開発 変更管理
9
ネットワーク
インターネット モバイル通信網
ThingWorx – IoT アプリケーションに特化したプラットフォーム
BUSINESS LOGIC 3D STORAGE
ENGINE
REST APIs
SYSTEM/SERVI
CE
INTEGRATION
COMMUNICATIONS
ビッグデータ
クラウドサービス
ERP/SCM/CRM
センサー、
デバイス、
設備
通信手段
アプリケーション
実現環境
動的な
アプリケーション
MASHUP
BUILDER SQUEAL
Eternal System
& Services
10倍のスピードで
開発と展開ができる
IoT プラットフォーム
10
製造業における画面サンプル
11
新たな
ビジネスチャンス
「モノのインターネット」 により 「仮説 - 検証ループ」を実現
物理的操作 工具/ 部品
所有者/
操縦担当者
アフターサービス
部門
デジタル
ユーザインタフェース
診断端末による
定期点検
Web / モバイル
サードパーティ製
アプリケーション
製品使用データ
パフォーマンス情報
開発
サプライチェーン
営業、マーケティング
状態監視
遠隔制御
ソフトウェア更新
価値を生み出すサービス
リアルタイム接続
(M2M)
ソフトウェア & センサー/ 制御
メカ & エレキ
接続
製造品 スマートプロダクツ 接続された
スマートプロダクト
全社ITシステム
リアルタイムの可視化と制御
新たなビジネスアプリケーション
ERP
CRM
12
ケーススタディー: 過酷な生産現場における機械稼働の最適化
• 採掘現場の機械稼働データの収集プロセスの安定化
• 一回しか再現できないような現場の複雑な掘削データを収集
• 世界15か所の採掘現場の
1,000台の機械を1,000個のセンサーからで、計測間隔
1秒以内のリアルタイムデータ収集ポイントを設定
採掘現場の機械、装置、部品に関する
製造&サービスのグローバルリーダー企業
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ケーススタディー: 農作物のスマート栽培&スマート営農
農業ビジネスに関して、各農家の資産管理やIT システムに特化したソリューション企業
• 農園フィールド監視:
湿度, 気温, 風速, 散水, 保温状態
• 警告アラート
作物ストレス, 湿度, 気温
• 栽培アドバイス
散水や施肥のタイミング, 収穫時期
• 農場サービスの専門家の派遣
• クラウドシステム統合
NOAA (アメリカ海洋大気庁),
Agrian
• データ分析
IBM ワトソン、独自システム等
• ピボットイリゲーション用の
散水パターンの計算
散水量 10%カット
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Connected Operations 「モノのインターネット」で 2%から 5%のコストを削減する事業運営の改善を推進
• 統合された事業の「視える化」 • 生産設備の稼働状況監視
• 事業運営に関わる指標監視
• 信頼性中心保全
• 継続的な改善
PTC が ThingWorx で実現したい「ふたつの変革」
接続された製品
サービス担当 営業担当
製品
設計開発
サプライ
チェーン
事業責任者
製品サポートセンター
サービス事業
責任者
Smart, Connected Products 製品の設計開発、運用、サービスの形態を変革
• 稼働状況の監視、警告
• 遠隔からのサービスや保守
• サービスチケットの自動作成
• 従量課金
• 予防保全、状態基準保全
工場 #1 工場 #2
製造
責任者
15
本日お伝えしたかったこと
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