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15 草津市議会だより №165 ⑪新公会計制度 「現金主義・単式簿記」によるこれまでの地方自治体の会計制度に「発生主義・複式簿記」といった企業会計的要素を 取り込むことにより、資産・負債などを把握し、資産・債務の適正管理や有効活用といった、中長期的な視点に立った 自治体経営の強化に資するもの。 委員会報 委員会報告 総務常任委員 総務常任委員会 ●「 新公会計制度 等から見る市有財産の適正化について」 ●「新公会計制度等から見る市有財産の適正化について」 ●「健幸都市づくりについて」 文教厚生常任委員会 文教厚生常任委員会 産業建設常任委員会 産業建設常任委員会 3つの常任委員会では、所管する部門における市政の重要課題について分析や理解を深め、執行状況等につい て調査、確認を行うため、平成28年11月の定例会以降、約10カ月間にわたって、所管事務調査を実施してきま したので、その調査概要をお知らせします。 また、議会改革推進特別委員会、都市再生特別委員会における調査研究概要についても、これまでのまとめを 行いましたのでお知らせします。 総務常任委員会では、公共施設や未利用地などの資産の活用を考えるうえで、公共施設等総合管理計画の運用方法と新 公会計制度の導入にあたってのルール、体制の整備および有効な活用方法に力点をおいて調査を行いました。 公共施設等総合管理計画で示されている課題(計画期間20年間の年平均で約5.8億円の財源不足が生じること等)の解 決、市の全ての資産の適正な管理、さらには、大規模空閑地等の未利用地の利活用の方向性の検討には、新公会計制度の 導入によって整備される固定資産台帳や財務書類の活用が有効であると考えられます。そのためには新公会計制度を運用 するための基礎となる固定資産台帳の積み上げが正確に行われることや、正確性を保つ仕訳ルール等を整える必要があり ます。そして、新公会計制度の活用方法として、市の財政状況の分析等、行政内部での有効な活用方法について研究する 必要があると提案しました。 一方で、新公会計制度の導入により、企業会計の考え方を取り入れた会計情報が充実することで、決算審査において、 より深まった議論が可能になることから、議会としても今後は財務書類から情報を読み取り、分析を行う必要があると考 えます。 文教厚生常任委員会では、「地域の主体的な健康づくり」と「個人の健康づくり」を中心に調査を 行いました。 「地域の主体的な健康づくり」の推進については、市内では各地域における人口構成や産業構造等 が異なっており、地域によって求められる健康づくりが異なっています。そのため、学区ごとの健 康に関するデータ分析を進め、地域の実情に応じた支援方策につなげていくとともに、各まちづく り協議会と市が綿密な意思疎通を図り、協働を強めていくことが必要であると考えます。 「個人の健康づくり」の推進については、子どもから高齢者まで健康活動のきっかけづくりの一つとして重点的に取り 組んでいる、「健幸ポイント制度」や「企業との連携による取り組み」については、今後さらに発展的なものとするために、 先進地の取り組みも参考にしながら、本市の課題や実情にあった事業方策の検討・実施に向けた積極的な取り組みが必要 であると考えます。 「健幸都市」づくりは一朝一夕で得られるものではなく、地道な取り組みの継続が必要とされることから、市民が楽しく、 分かりやすく健康活動を続けられるような環境を提供できるよう、今後もさらに多角的な視点と柔軟な発想を持った取り 組みを進められるよう提案しました。 産業建設常任委員会では、「農業振興および草津ブランド」における取り組みと、「空き家対策」につ いて調査を行いました。 「農業振興」については、農業振興の課題に対する取り組みの方向性を、市、生産者、販売者等の関係 機関が共有し、連携することが重要であると考えます。「草津ブランド」については、その品目の特徴に 合わせ、より細分化した目的設定や、認証基準を持つことによって、草津ブランドの認知度を深め、浸 透を図っていくべきであり、草津ブランドの目的を整理し、現在の取り組み方法が適当かどうかを検証したうえで、農業 の継承、農業振興の活性化につながるように進めていくべきであると考えます。 「空き家対策」については、今後の空き家急増期に備え、今から空き家の予防策、有効活用の体制構築の検討が必要で あると考えます。空き家があることで、不審者の出現や、不十分な管理による火災や倒壊など、周辺に重大な被害を及ぼ さないために、所有者への啓発を行うとともに、各地域と協働した空き家予防や利活用の仕組み構築などの研究に加えて、 より適正な管理が行えるよう、必要となるルールや規制の条例化への検討や 先進事例の研究によって、効果的な施策の取り組みを進める必要があると提 案しました。 ●「農業振興および草津ブランドについて」 ●「空き家対策について」 ●「農業振興および草津ブランドについて」 ●「空き家対策について」 ●「健幸都市づくりについて」

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    草津市議会だより №165 平成29年11月15日号

    ⑪新公会計制度 「現金主義・単式簿記」によるこれまでの地方自治体の会計制度に「発生主義・複式簿記」といった企業会計的要素を取り込むことにより、資産・負債などを把握し、資産・債務の適正管理や有効活用といった、中長期的な視点に立った自治体経営の強化に資するもの。

    議員 就学援助の入学準備金の入学前支給

    について、来年の春に入学予定の新小中学

    生から支給を行うための補正予算が今議会に提出され

    たが、その周知の方法について伺う。

    市 新小学1年生の保護者については、就学時健康診断の時に案内通知を配布する。欠席された方には個別に案内通知を送付する。新中学1年生の保護者については、小学校を通じて11月頃に案内通知を配布する。

    子どもの居場所事業について議員 ひとり親家庭の子どもを対象とし、悩み相談や

    学習支援、食事提供を行う「ツドトコ」が開設から1

    年を迎えた。利用者の反応や意見、事業の今後につい

    て伺う。

    市 参加されている家庭からは、人間関係を作る場所、おいしいご飯が楽しく食べられ、なくてはならない大切な場所であるという意見がある。登録している子どもが継続して参加していることからも、子ども同士やスタッフとの信頼関係が上手く築かれ、子どもの社会性が育まれていると評価している。今後は2カ所目の設置に向け、検討している。

    就学援助制度について

    安里 政嗣

    ・準要保護世帯児童生徒への就学援助支給項 目の拡大について・子どもの貧困対策計画の策定について

    その他の質問

    日本共産党草津市会議員団

    市がめざす障害者福祉センターの機能と課題について議員 障害のある方々の暮らしを支える相

    談支援事業の体制の現状と課題、市が目指す障害者福

    祉のビジョンを実現するためのセンターの役割と市の

    役割について伺う。

    市 相談件数の増加に加え、内容が多様化、複雑化している。センターは、障害福祉の中核的存在であるが、相談員の経験年数が短いことは、課題があると認識している。指定管理者と連携を密にしながら相談員の人材の確保と育成のため、質の向上に向けた助言や情報提供を行っていきたい。

    放課後児童クラブの支援員の処遇改善について議員 女性が安心して働ける環境の一つである放課後

    児童クラブの質の確保のための支援員の処遇改善の実

    施についてと、アレルギー対応への支援について伺う。

    市 国の処遇改善の動きや指定管理者からの意見、近隣市等の状況からも検討が必要と考えている。アレルギー対応については、情報提供や研修等を実施してサポートしていきたい。

    公明党

    ・家庭的保育事業の0歳児受入時の定員の変 更について・地域再生計画や公共交通網形成計画策定に おける住民参画について

    その他の質問その他の質問

    垣 和美

    常盤学区再生に向けた取り組みについて

    木村 辰已 草政会

    議員 常盤学区の特出する課題についての

    認識とその解決について伺う。

    市 人口減少や高齢化が進行している状況下において、既存集落のコミュニティの維持を図り、活性化に向けた地域資源の活用の検討が重要な課題と認識している。課題解決については、「草津市版地域再生計画」において、集落生活圏を形成し、地域資源を活かした産業等の支援に取り組み、コミュニティの維持や活性化に繋がるよう地域の皆様と検討していく。

    常盤学区活性化プロジェクト検討委員会の提案について議員 常盤学区活性化プロジェクト検討委員会が要

    望した商業施設誘致の取り組みの進捗について伺う。

    市 常盤学区の大部分が農業振興地域であり、土地利用の規制が厳しくなっている中で、食料や日用品を充足できるための商業施設が必要であるという要望は理解するものの様々な課題がある。今後は、地域において商業施設を誘致する候補地を定めていただき、誘致できるかどうか課題を精査していきたい。

    平成29年11月定例会の開催予定月 日 内     容

    11月

    12

       月

    24日(金) 本会議(開会)

    5日(火) 6日(水) 本会議(質疑および一般質問) 7日(木) 8日(金) 総務常任委員会 11日(月) 文教厚生常任委員会 12日(火) 産業建設常任委員会 13日(水) 予算審査特別委員会 15日(金) 本会議(委員長報告、採決、閉会)

    (本会議は10時、委員会は9時30分開会予定です。)

    草津市公認マスコット

    キャラクター「たび丸」

    草津市議会

    委員会報告委員会報告

    総務 常 任 委 員 会総 務 常 任 委 員 会 ●「新公会計制度⑪等から見る市有財産の適正化について」●「新公会計制度⑪等から見る市有財産の適正化について」

    ●「健幸都市づくりについて」文教厚生常任委員会文教厚生常任委員会

    産業建設常任委員会産業建設常任委員会

     3つの常任委員会では、所管する部門における市政の重要課題について分析や理解を深め、執行状況等につい

    て調査、確認を行うため、平成28年11月の定例会以降、約10カ月間にわたって、所管事務調査を実施してきま

    したので、その調査概要をお知らせします。

     また、議会改革推進特別委員会、都市再生特別委員会における調査研究概要についても、これまでのまとめを

    行いましたのでお知らせします。

     総務常任委員会では、公共施設や未利用地などの資産の活用を考えるうえで、公共施設等総合管理計画の運用方法と新公会計制度の導入にあたってのルール、体制の整備および有効な活用方法に力点をおいて調査を行いました。 公共施設等総合管理計画で示されている課題(計画期間20年間の年平均で約5.8億円の財源不足が生じること等)の解決、市の全ての資産の適正な管理、さらには、大規模空閑地等の未利用地の利活用の方向性の検討には、新公会計制度の導入によって整備される固定資産台帳や財務書類の活用が有効であると考えられます。そのためには新公会計制度を運用するための基礎となる固定資産台帳の積み上げが正確に行われることや、正確性を保つ仕訳ルール等を整える必要があります。そして、新公会計制度の活用方法として、市の財政状況の分析等、行政内部での有効な活用方法について研究する必要があると提案しました。 一方で、新公会計制度の導入により、企業会計の考え方を取り入れた会計情報が充実することで、決算審査において、より深まった議論が可能になることから、議会としても今後は財務書類から情報を読み取り、分析を行う必要があると考えます。

     文教厚生常任委員会では、「地域の主体的な健康づくり」と「個人の健康づくり」を中心に調査を行いました。 「地域の主体的な健康づくり」の推進については、市内では各地域における人口構成や産業構造等が異なっており、地域によって求められる健康づくりが異なっています。そのため、学区ごとの健康に関するデータ分析を進め、地域の実情に応じた支援方策につなげていくとともに、各まちづくり協議会と市が綿密な意思疎通を図り、協働を強めていくことが必要であると考えます。 「個人の健康づくり」の推進については、子どもから高齢者まで健康活動のきっかけづくりの一つとして重点的に取り組んでいる、「健幸ポイント制度」や「企業との連携による取り組み」については、今後さらに発展的なものとするために、先進地の取り組みも参考にしながら、本市の課題や実情にあった事業方策の検討・実施に向けた積極的な取り組みが必要であると考えます。 「健幸都市」づくりは一朝一夕で得られるものではなく、地道な取り組みの継続が必要とされることから、市民が楽しく、分かりやすく健康活動を続けられるような環境を提供できるよう、今後もさらに多角的な視点と柔軟な発想を持った取り組みを進められるよう提案しました。

     産業建設常任委員会では、「農業振興および草津ブランド」における取り組みと、「空き家対策」について調査を行いました。 「農業振興」については、農業振興の課題に対する取り組みの方向性を、市、生産者、販売者等の関係機関が共有し、連携することが重要であると考えます。「草津ブランド」については、その品目の特徴に合わせ、より細分化した目的設定や、認証基準を持つことによって、草津ブランドの認知度を深め、浸透を図っていくべきであり、草津ブランドの目的を整理し、現在の取り組み方法が適当かどうかを検証したうえで、農業の継承、農業振興の活性化につながるように進めていくべきであると考えます。 「空き家対策」については、今後の空き家急増期に備え、今から空き家の予防策、有効活用の体制構築の検討が必要であると考えます。空き家があることで、不審者の出現や、不十分な管理による火災や倒壊など、周辺に重大な被害を及ぼさないために、所有者への啓発を行うとともに、各地域と協働した空き家予防や利活用の仕組み構築などの研究に加えて、より適正な管理が行えるよう、必要となるルールや規制の条例化への検討や先進事例の研究によって、効果的な施策の取り組みを進める必要があると提案しました。

    ●「農業振興および草津ブランドについて」●「空き家対策について」●「農業振興および草津ブランドについて」●「空き家対策について」

    ●「健幸都市づくりについて」

    皆様の傍聴をお待ちしております。 インターネットでのライブ中継も草津市議会ホームページでご視聴いただけます。 (平成28年9月からスマートフォン、タブレット端末への配信も行っています。)

    ・ハス群落の再生についてその他の質問その他の質問

  • 平成29年11月15日号

    い い な

    議長や副議長など議会の  新体制を決定しました。議長や副議長など議会の  新体制を決定しました。議長や副議長など議会の  新体制を決定しました。

    草津市立幼稚園条例等の 一部改正を可決しました。草津市立幼稚園条例等の 一部改正を可決しました。草津市立幼稚園条例等の 一部改正を可決しました。

    平成28年度決算を認定しました。平成28年度決算を認定しました。平成28年度決算を認定しました。

    発行●草津市議会編集●草津市議会広報編集委員会草津市草津三丁目13番30号 TEL.077 561 2413 FAX.077 561 2485ホームページ http://www.kusatsu-shigikai.jp/ Eメール [email protected]

    主な内容

    りよだ会議市

    りよだ会議市 年(平成 年)11月15日発行NO.165

    ●●新たな議会構成の決定…… 2ページ●審議された主な議案 ……… 4ページ●決算審査報告 ………………… 4ページ●議案審議結果 ………………… 8ページ●質疑および一般質問 ……… 10ページ●委員会報告 …………………… 15ページ

    contents

    平成29年 9月定例会号 宛先・問合せ先編

    草津市議会事務局〒525-8588 草津市草津三丁目13番30号TEL. 077-561-2413 FAX. 077-561-2485Eメール [email protected]

    ●草津市議会ホームページ http://www.kusatsu-shigikai.jp/

    実りの秋から静かな冬への

    変わり目。自然の豊かさを改

    めて感じます。今議員任期も

    折り返しとなりました。数多

    くの重要な課題をどうしてい

    くのか、長期的な視点も持ち

    ながら、そして、市民の皆様

    のご意見をいただきながら、

    よりよい草津市となるよう気

    を引き締めて取り組んでまい

    ります。

      議会広報編集委員一同

    マチイロ(旧i広報誌)

    SideBooks(地域本棚)

    iOS版   Android版

    くさつ市議会だよりは、スマートフォン用アプリ

    「マチイロ」「SideBooks」でも配信中。 iOS版  Android版

    アーバンデザインセンターびわこ・くさつ(UDCBK)が平成29年8月1日に南草津駅前の西友南草津店1階へ移転しました。UDCBKは、市民が気軽に立ち寄り、草津のまちづくり等について自由に話し合える場です。

    アーバンデザインセンターびわこ・くさつ(UDCBK)が平成29年8月1日に南草津駅前の西友南草津店1階へ移転しました。UDCBKは、市民が気軽に立ち寄り、草津のまちづくり等について自由に話し合える場です。

     市議会では年に4回(5月、8月、11月、2月)くさつ市議会だよりを発行しています。開かれた議会を目指し、より市民に親しまれる広報誌にするため、表紙の写真を募集します。

    ①募集する写真 市内で撮影された四季折々の風景や、まつり、地域行事などの各種イベントの写真。②応募受付方法 写真は1応募1枚、電子データを下記の議会事務局宛てにメールしてください。        送信の際に、撮影者の氏名、住所、撮影場所、撮影日時、写真のタイトル、氏        名掲載の可否を記載ください。(通称名可)③応募上の条件・市内で撮影されたものに限ります。・撮影者自身で被写体ならびに掲載の承諾などを得てください。(人物の場合は本人(未成年 の場合は保護者)、個人の所有物の場合は所有者、行事の場合は主催者など)・応募作品の著作権は、市議会に帰属します。・応募された写真データは返却しません。・写真掲載については議会広報編集委員会で選定の上決定します。

    くさつ市議会だよりの表紙写真を募集しています!くさつ市議会だよりの表紙写真を募集しています!

    都市再生特別委員会

    議会改革推進特別委員会

    都市再生特別委員会

    議会改革推進特別委員会

     都市再生特別委員会では、草津川跡地の有効な利活用を図るため、また、中心市街地活性化基本計画を推進するための調査・研究を行いました。 草津川跡地整備事業については、区間2「ai彩ひろば」、区間5「de愛ひろば」における整備計画の詳細や管理運営の方法等について、利用者目線から検討し、供用開始以後も、実際に利用される中で発生する諸課題への対応策や、「にぎわい」の創出のための仕掛けづくりについて議論を重ねました。 中心市街地活性化計画に基づく各種事業として、野村公園体育館整備事業および(仮称)市民総合交流センター整備事業について議論を重ねました。特に、(仮称)市民総合交流センター整備事業は財源確保にかかる課題が発生し、公設公営から民設民営への事業スキームの変更が行われることに対し、費用面や施設機能面、入居団体の選定など様々な観点から議論を重ね、執行した建設工事にかかる実施設計が、事業スキームの見直しに伴い無駄にならないよう強く意見をしてきました。 いずれの事業も市民生活に大きな影響を与える事業であるため、今後も各種事業の効果的な展開と迅速な推進に向けて、的確な状況の把握や分析を踏まえた具体的な提案を行っていく予定です。

     議会改革推進特別委員会ではこれまでの議会改革の方向性を継承し、草津市議会基本条例に定められた項目の具現化を通じて、「市民に開かれた議会」「政策の立案や提言を行う議会」「行政の監視や評価を行う議会」の実現に向けた取り組みを進めてきました。 今期はこれまでの議会改革の取り組みを議会基本条例の体系に分類整理を図ったうえで、取り組むべき項目とスケジュールを定め議論を重ねてきました。主な項目は以下の通りです。①議会報告会について…昨年の議会報告会と同様に6会場で実施し、内容については、参加者との意見交換の時間を増やすなど見直しを図りました。②大規模災害時行動要領策定について…大規模災害が発生した際、草津市議会および草津市議会議員が非常時に即応した行動が取れるよう行動要領を定めました。③ICT導入の検討について…3カ年の導入計画に沿った取り組みを進めることとし、取り組みの第1段階として平成30年度にタブレット端末等の導入を計画しております。

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