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カ 人孔番号(例:1234-1A-001)
新設は、当局関係部所より番号を付与する。
キ 占用位置(m単位、小数点以下2位まで記入する。)
(ア) 管渠の占用位置のオフセットは、官民境界からとする。
また、同一路線で長区間にわたる場合は、150m程度間隔にオフセット及び土被を記入する
こと。
(イ) 人孔の占用位置のオフセットは、官民境界からとする。
なお、起点人孔及び道路の交差点にある人孔は、官民境界の角から人孔心までのオフセット
とする。ただし、オフセットは2点以上とする。
また、特殊人孔のオフセットは、別に平面図を作成し、縮尺1/200~1/300程度で構造物の内
法からの距離とする。
(ウ) 桝の位置は、上流の人孔からの距離とする。
(エ) シールド、ずい道工法などの曲線部は、BC、EC点の位置を平面直角座標系第9系(関
東)を原点とした座標のX=〇〇.〇〇、Y=〇〇.〇〇を平面図に記入すること。
ク 私道取入管は、系統図にも管径、勾配、距離を記入のこと。
ケ 必要事項
(ア) 区市町村名及びその境界
(イ) 街区符号(住居表示番号)又は地番
(ウ) 橋梁、河川、沿道の公共建物等の名称
(エ) 国道の路線番号・路線名及び占用許可番号
(オ) 都道の路線番号・路線名及び占用許可番号
(カ) 区道の占用許可番号
(キ) 国道の地点標(平面図に記入)
(2) 下記事項は記入しないこと。
ア 地下埋設物に関するもの。
ただし、他企業及び当局の地下埋設物の原因により、伏越し管となった場合は、埋設物の種
類、形状等を断面図に記入する。
イ 仮設工(山留工、覆工、薬液注入工等)に関するもの。
ただし、山留材の残置は、その種類、形状等を平面図に記入する。
ウ 施工区分
エ 舗装構造図
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- 288 -
(3) その他
ア 工事の一部が仮設(杭打、覆工等)又は掘削のみで完了となる場合は、当該部分の管渠等を
計画線で記入し、その他は引出線で、杭打〇〇m、掘削〇〇m、覆工〇〇mと記入すること。
イ 設計図を完了図に代用しないこと。
ただし、水再生センター、ポンプ所工事の完了図は、設計図の第二原図を使用することがで
きる。
ウ 再構築工事、改良工事に係わる完了図は、監督員の指示により、「再構築工事・改良工事完
了図作成解説書」に基づいて作成する。
エ 光ファイバーケーブル工事に係わる完了図は、監督員の指示により、「光ファイバーケーブ
ル下水道管路敷設施工要領」に基づいて作成する。
-288-
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付則-13 マイクロフィルム作成要領
1 一般事項
(1) マイクロフィルムは、完了図(トレース原図)を監督員に提出して承認を受けた後、作成する。
(2) マイクロフィルムの提出は、アパーチュアカード方式で2組を監督員に提出する。
2 撮影要領
(1) フィルムは、JIS K 7558による安全写真フィルムを使用する。
(2) 撮影方法は、JIS B 7187による。
(3) 縮小率
ア 撮影による図書の縮小率は、1/21.2とする。
イ 縮小率スケールを表示し、許容誤差は+4~0%以内とする。
(4) 分割撮影の方法
隣接区域の間に最小限100mmの重なりをとって、マイクロフィルム化するとともに1枚の図面が
何コマに分割されたかを表示する。
なお、表示位置は左下とするが、止むを得ない場合は図面上に支障をきたさない位置とする。
-289-
-290-
-291-
- 292 -
4 仕上げフィルムの品質
(1) 解 像 力 120本/㎜
(2) 濃 度 未露光部 0.12以下
バックグラウンド 0.8~1.2
(3) 現像処理
長年月にわたり変色、褐色などを起すことがないように定着を十分にし、フィルム面に感光され
ない不要な銀が残らないようにする。
また、水洗を十分にして、定着時についたハイボを取り去る。
(4) フィルム等の外観
全体的、部分的に焦点が不鮮明なもの及びその他の原因で不鮮明なものがあってはならない
5 その他
日本工業規格(JIS)及び(公社)日本文書情報マネジメント協会規格(JIIMA)による。
-292-
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付則-14 工事現場のイメージアップ要領
1 一般事項
(1) 工事現場のイメージアップは、周辺住民の生活環境への配慮及び一般住民への建設事業の広報
活動、現場労働者の作業環境の改善を行うこと等により、公共事業の円滑な執行に資することを目
的とするものである。
よって、受注者は施工に際し、この趣旨を理解し当局と協力しつつ地域との連携を図り、適正に
工事を実施すること。
(2) イメージアップの実施内容については、下水道広報板のほか下記の事項を参考にするとともに、
施工現場の状況を勘案して決定すること。
(3) 工事完了時には、イメージアップの具体的な実施内容と写真を添えて、監督員に提出すること。
2 イメージアップの実施内容例
(1) 仮設備関係
①用水、電力等の供給設備、②緑化、花壇、③ライトアップ施設、④見学路及び椅子の設置、
⑤昇降設備の充実、⑥環境負荷の低減
(2) 営繕関係
①現場事務所の快適化、②労働者宿舎の快適化、③デザインボックス(交通誘導員待機室)、
④現場休憩所の快適化、⑤健康関連施設及び厚生施設の充実等
(3) 安全関係
①工事標識・照明等安全施設のイメージアップ(電光式標識等)、②盗難防止対策(警報機等)、
③避暑・防寒対策
(4) 地域とのコミュニケーション
①完成予想図、②工法説明図、③工事工程表、④デザイン工事看板(各工事PR看板含む。)、
⑤見学会等の開催(イベント等の実施含む。)、⑥見学所(インフォメーションセンター)の設
置及び管理運営、⑦パンフレット・工法説明ビデオ ⑧地域対策等、⑨CCI東京への積極的な
参加、⑩社会貢献
-293-
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3 下水道広報板の設置仕様
(1) 掲載内容
下水道の必要性、工事の規模、施工方法、進捗状況等を掲載することとし、その詳細については、
監督員と協議する。
(2) 材質・形状
ア 管きょ工事は、原則として、形状は縦1.8m、横2.7mとし、材質は監督員と協議する。
イ シ-ルド工事、水再生センター及びポンプ所工事の場合は、材質・形状等について監督員と協
議する。
(3) 設置場所
設置場所については、監督員と協議する。
(4) 設置期間等
ア 工事着手後速やかに設置し、設置期間は工事完了までとする。
イ 設置に当たっては、損壊等危険のないよう堅固に取り付ける。
なお、維持管理については、すべて受注者の責任とする。
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-296-
-297-
-298-
-299-
-300-
-301-
-302-
-303-
-304-
- 305 -
付則-16 土木工事施工管理基準及び出来形規格値
1 目 的
この基準は、土木工事の施工について、契約図書に定められた工期、工事目的物の出来形及び品質
規格の確保を図ることを目的とする。
2 適 用
(1) この基準は、東京都下水道局が施工する請負土木工事に適用する。
(2) 工事の種類、規模、施工条件等により、この基準によりがたい場合は別途協議する。
(3) 設計図書に明示されていない仮設構造物等は除くものとする。
3 構 成
施工管理構成は次のとおりとする。
4 管理の基準
(1) 工事施工前に、施工計画書の中に施工管理計画及び施工管理担当者を定めること。
(2) 施工管理担当者は当該工事の施工管理を掌握し、的確な施工管理を行うこと。
(3) 測定(試験)などを工事の施工と平行して、管理の目的が達せられるように速やかに実施する
こと。
(4) 測定(試験)等の結果をその都度逐次管理図表等に記録し、監督員が指示した場合は速やかに
提示するとともに、検査時に提出すること。
5 管理項目及び方法
(1) 工程管理
工程管理は、工事内容に応じたネットワーク(PERT)又はバーチャート方式などにより作成
した実施工程表により行うこと。
(工事記録写真を含む。)
工程管理
出来形管理
品質管理
施工管理
-305-
- 306 -
(2) 出来形管理
出来形は、出来形管理基準に定める測定項目及び測定基準により実測し、設計値と実測値を対比
して記録した出来形表又は出来形図を作成し管理すること。
(3) 品質管理
「土木工事標準仕様書」(東京都下水道局)等により実施すること。
6 規格値
出来形管理基準により測定した各実測値は、規格値を満足しなければならない。
7 記録の整理
(1) 出来形管理の記録は、設計図などを使用して、設計値と測定値が対比できるように記録した出
来形図又は測定結果表を作成し、監督員に提出すること。
(2) 品質管理の記録は、試験成績表、品質証明書等をファイルにまとめて整理し、監督員に提出す
ること。
(3) 工事写真による記録は、「付則-7 工事記録写真撮影要領」に基づき、出来形寸法品質管理状
況を撮影・作成・整理し、監督員に提出すること。
8 是正措置
(1) 工程管理
全体及び重要な工種の工程に10日程度の遅れを生じた場合は、直ちに原因を究明し、改善策を立
案して監督員と協議すること。
(2) 出来形及び品質管理
ア 測定値が設計(規格)値に対し偏向を示したり、バラツキが大きい場合は、直ちに原因を究明
し、その改善策を立てて監督員に報告すること。
イ 測定値が規格値を外れた場合は、直ちに原因を究明し、改善策を立て監督員に報告の上、当局
の指示を受けること。
-306-
出来形管理基準および規格値
〈単位:mm〉
番 号
工種
測定
項目
規格
値
測定
基準
測定
個所
摘要
1
管渠
(開削工)
基準高 ▽
D<1,000 ±
20
D≧1,000 ±
50
マンホ-ル間の中央部および両
端部を測定する。
小口径管(径
700mm
以下)は
、マンホ-ル
間の両端部で測定し、
中間部は、 目
視によ
る観察とする。
中心線の偏位
(水平方向)
左
右50
延長 L
管径ごとの延長 ±
0.2%
かつ 総延長 -
100
延長は、マンホ-ル間を測定す
る。
2
管渠
(現場打ち管渠)
基準高 ▽
±
30
施工延長40mにつき1箇所
延長
40m以
下のも
のは
1施工
箇
所につき2箇所測定する。
幅 b
-
30
厚さ t
1~t
4
-
20
高さ h
±
30
延長 L
管径ごとの延長 ±
0.2%
かつ 総延長 -
100
延長は、マンホ-ル間を測定す
る。
3
管渠
(推進工)
基準高 ▽
±
50
基準高、偏位は、管5本ごとに
測定する。
小口径管(径
700mm
以下)は
、マンホ-ル
間の両端部で測定し、
中間部は、 目
視によ
る観察とする。
中心線の偏位
(水平方向)
Dの±10%
かつ≦150
延長 L
管径ごとの延長 ±
0.2%
かつ 総延長 -
100
延長は、マンホ-ル間を測定す
る。
4
管渠
(シールド工)
一次基準高 ▽
±
50
一次覆工の基準高(管底高)
中心線の偏位は、5リングにつき
1箇所測定する。
一次中心線の偏位
(水平方向)
左右150
一次延長 L
管径ごとの延長 ±
0.2%
かつ 総延長 -
100
二次中心線偏位
±
50
二次覆工の中心線の偏位、仕上
がり内径は、施工延長40mにつき
1箇所測定(水平、垂直の内径)
する。
仕上がり内径
D
±
10
-307-
出来形管理基準および規格値
〈単位:mm〉
番 号
工種
測定
項目
規格
値
測定
基準
測定
個所
摘要
5
管渠
(内面被覆工・
反転・形成)
被
覆厚
み
ti
ti=D
i-Di’/2
Di:
既設
管内
径
Di’:
被覆
管内
径
A種材+
20%
B種材+
10%
スパン毎に上・下流2ヶ所の人
孔内
の管
口付
近で
厚み
(ti)を
測
定する。
6
マンホール
基
準高
▽
接続管渠
の
規格値に
よる
マンホールごとに測定する。
接続
管渠
とは
、
下流
側管
渠を
いう
。
幅
b
-30
高
さ(
深さ
)h
―
厚
さ
t1,t2
-20
7
樋門・
樋管
工
基
準高
▽
±30
函渠
寸法
は、
両端
、施
工継
手
箇所
及び
構造
図の
寸法
表示
箇所
を測定す
る。
門柱
、操
作台
等は
構造
図の
寸
法表示箇
所で測
定。
厚
さ
t1~t
4 -
20
幅
(内
法)
b1,b
2 -
30
高
さ
h
±30
延
長
L
L<
20m -
50
L≧
20m -
100
更正管
-308-
出来形管理基準および規格値 〈単位:mm〉
番 号
工種
測定
項目
規格
値
測定
基準
測定
個所
摘要
8
伏越し室
雨水吐き室
基準高 ▽
±
30
主
要な
寸法
表示
箇所
を測
定す
る。
幅(内法)b 1,b
2 ±
30
高さ(深さ)h
±
30
壁厚 t
1~t
6
-
20
9
雨水吐き
(越流堰)
基準高 ▽
±
10
基
準高は、中央および両端部を
測定する。
幅、高さ、長さを箇所ごと測
定する。
幅 b
±
20
高さ(深さ)h
±
20
長さ L
±
20
10
ポンプ所・
水再生センター
基準高 ▽
±
30
1池(または1槽)ごとについ
て、図面の主要なる寸法表示箇所
を測定する。
幅 b
1,b
2
±
30
高さ h
1,h
2
±
30
長さ L
±
50
厚さ t 1
~t5
t<50㎝
-20
(床
板 -10)
t≧50㎝
-30
11
ポンプ所・
水再
生セ
ンタ
ー
(開口部)
幅 b
±
20
永
久開口部ごとに測定する。
高さ h
±
20
12
ポンプ所・
水再生センター
(ゲ-ト用
開口部)
(可動堰用開口部)
基準高 ▽
+
0
-
20
開
口部ごとに測定する。
幅
b
+
20
-
0
高さ h
±
20
-309-
-310-
出来形管理基準および規格値
〈単位:mm〉
番 号
工種
測定
項目
規格
値
測定
基準
測定
個所
摘要
18
基礎杭工
(場所打ち杭)
基準高 ▽
±
50
全数
につ
いて
杭中
心で
測定
す
る。
偏心量
1/100以
内かつ
±100
19
潜函基礎工
基準高 ▽
±100
壁厚、幅、高さ、長さ、偏心
量については、各打設ロットごと
に測定。
長さ L
-
50
幅 b
-
50
高さ h
-100
壁厚 t 1
~t3
-
20
偏心量
300以内
20
基礎工
(割栗石、
クラッシャラン)
幅 b
-
50
施工延長40m(測点間隔50mの
場合は50m)につき1箇所、延長
40m(又は50m)以下のものは1
施工箇所につき2箇所測定する。
厚
さ t
-
30
延長 L
各構造物の
規格値に
よる
21
コンクリ-ト
基礎工
基準高 ▽
±
30
幅は、施工延長40m(測点間隔
50mの場合は50m)につき1箇所、
延長40m(又は50m)以下のもの
は1施工箇所につき2箇所測定す
る。
幅 b
-
30
高さ h
-
30
延長 L
-200
22
置換工
幅 B
-
50
施
工延長40m(測点間隔50m
の場合は50m)につき1箇所、
延長40m(又
は50m)以下のものは
1施工箇所につき2箇所測定する。
厚さは中心線及び端部で測定す
る。
置
換厚さ t
-
30
延長 L
-200
-311-
出来形管理基準および規格値
〈単位:mm〉
番 号
工種
測定
項目
規格
値
測定
基準
測定
個所
摘要
23
サンドドレーン工
サンドコンパクショ
ンパイル工
天端高 ▽
+規定しない、-
0
全数
打込み長さ H
-0
位置・間隔 a
±100
200㎡に1箇所以上、200㎡
未満
は2箇所測定する。
24
コンクリ-
ト擁
壁
工
基準高 ▽
±
50
施
工延長40m(測点間隔50mの
場合は50m)につき1箇所、延長
40m(又
は50m)以下のものは1施
工箇所につき2箇所測定する。
幅 b
1,b
2
-
30
高さ h
h<3m -50
h≧3m -
100
控壁の厚さ t
-
20
延長 L
-200
1
施工箇所ごと
25
高圧噴射
撹拌
工
基準高 ▽
±
50
全
数
深
度
設計値以
上
位置
・間
隔
a D
/4以内
杭径
D
設計値以
上
26
連続地中壁工
(コンクリ-ト壁)
基準高 ▽
±
50
基準高は、施工延長40mごとに
測定する。
連壁の長さ
-
50
変位
(ず
れ)
d
20
壁体長L
は、設計値
が確保さ
れている
ことを、掘削深、鉄
筋
カゴ、H鋼
等の出
来形、コン
ク
リ-
ト打
設量
等に
より
確認
す
る。
壁体長 L
設
計値以
上
偏心
1/500以
内か
つ連
続
中心
線と
エレ
メン
ト中
心線
との
離れ
±100
-312-
-313-
-314-
-315-
- 316 -
表-1
管きょの材料及び記号
材 料 名 記 号 材 料 名 記 号
下水道用陶管 R-2 下水道用高剛性硬質塩化ビニル管 K-5
下水道用陶製卵形管 R-1 下水道用高剛性硬質塩化ビニル卵形管 K-4
下水道用推進工法用陶管 R-3 下水道用強化プラスチック複合管 K-2
下水道推進工法用鉄筋コンクリート管 A-2 シールド工事用コンクリートセグメント A-4
下水道用鉄筋コンクリート管 A-1 シールド工事用鋼製セグメント A-3
下水道用鉄筋コンクリート卵形管 A-6 下水道用硬質塩化ビニル管 K-1
下水道小口径管推進工法用鉄筋コンクリート管 A-5 下水道用硬質塩化ビニル卵形管 K-3
更生管(製管工法) B-1 更生管(反転・形成工法) B-2
ボックスカルバート Z 馬蹄きょ等特殊断面(特殊材料) X-1
表-2
管きょの整備対策別の記号
整 備 対 策 記号
既設活用管きょ RA
更生管きょ RB
新設管きょ(増補管きょおよびバイパス管きょ) RC
布設替管きょ RD
-316-