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第2183回 例会2017年6月12日 P.M.0:30~1:30 晴●司会(鈴木康秀会場委員)●出席報告(服部浩明委員) 会員出席 134名中 103名 出席率 82.40%
前々回修正 出席率 97.48% スピーカー 東海テレビ放送 編成局アナウンス部長 コンプライアンス責任者 中村 昌秀氏 ビジター (東京日本橋RC) 茂泉 勝弘氏 (名古屋RC) 長谷川治彦氏●ロータリーソング(夏目誠一郎委員) 「日も風も星も」
●会長挨拶(飯田鳴登副会長) 皆さん、こんにちは。ビジターでお越しの東京日本橋RC茂泉勝弘さん、名古屋RC長谷川治彦さん、ようこそいらっしゃいました。例会をお楽しみ下さい。 さて、当クラブにとっては大変残念なことであります
が、先日の理事会において尾関宗般君、安井豪朗君、中川哲也君が退会されることとなりました。後ほど安井君からご挨拶をしていただきますのでよろしくお願い致します。 さて、本日は穴子とケンサキイカ、コチについてお話を致します。穴子は鰻と同様、ビタミンAとカルシウムが豊富ですが、脂肪分はうなぎの半分というヘルシーなスタミナ食です。食材としての歴史は古く、縄文時代から食べられていたとのことです。ウツボと同じ仲間で、自分が掘った穴に身を潜め、弱った魚を見つけると飛びかかるどう猛な性格ですが、捕獲された後は非常に神経質でストレスがたまりやすく、生け簀で飼うとみるみるやせていきます。味を落とさないためには、すぐ調理することが美味しくいただく秘訣です。 ケンサキイカは真イカとも言われ、夏から秋にかけて旬を迎えます。濃厚な甘みがあり、寿司ネタとして、さらには煮ても焼いても美味しい万能イカです。北陸でイカ釣りが始まりますが、夕方に出航し、明るいうちは五目釣り、暗くなったらイカ釣りをします。船の灯りは強烈で、低温やけどをする
可能性がありますので、挑戦する方はお気を付け下さい。 コチは流通量が少なく、高級魚として扱われていますが、かつてはその不格好な顔つきから、あまり食べられなかったそうです。味は淡泊で、フグのてっさ並みと言われる刺身は絶品です。旬は夏から秋にかけてですが、年中美味しくいただける魚です。 本日で副会長としての挨拶は終わりですが、また機会があれば魚のお話をさせていただきたいと思います。
●理事会報告(岩月雅章副幹事)①2018-19年度西名古屋分区分区幹事に星野信利
君の候補推薦の件が承認されました。②尾関宗般君、安井豪朗君、中川哲也君の退会の件
が承認されました。③物故会員森村和正さんの件が承認されました。④新入会員入会の件が承認されました。
●幹事報告(岩月雅章副幹事)①本日例会終了後、午後1時40分より次年度役員理
事予定者会議を2階「旭」の間にて開催致します。
●退会挨拶(安井豪朗君) 最近記憶力が衰え、体力や判断力が少しずつ低下しています。そうした中、いつまでも会社の経営に携わって良いものかと自問自答しました。また、妻の体調も芳しくなく、結婚して43年、家のことを全て任せてきたので少
し応援したいと思います。こうしたことを理由に8月に会社の代表を退任することを決意し、併せてロータリークラブも潔く退会させていただきたいと思います。長い間お世話になり、本当にありがとうございました。
●親睦活動委員会報告(山下洋右次年度委員長) 次年度第1回親睦例会を7月31日㈪百花籠にて行います。アトラクションとして書のパフォーマンス、さらには書道と特殊な塗料を使った絵のコラボレーションをお楽しみいただきます。多くの皆様にご出席いただきますよう、よろしくお願い致します。
ロータリー親睦活動月間
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は東海地方に根ざし、この地方のためになる情報をいかに届けるかがキーワードになると思います。今は情報が大量に送られ、何を信用すれば良いのか分からなくなっています。インターネットの情報は玉石混淆ですが、テレビの情報は皆様に信用されるように直接取材し、話を伺い、チェックをした上でお届けしています。こうしたことを疎かにせず行い続けなければいけません。 ロータリーソングの「四つのテスト」にあるように、「真実かどうか」、「みんなに公平か」という課題はテレビでも同じです。また、「好意と友情を深めるか」は、テレビ局が視聴者の方々に親しまれることにつながります。「みんなのためになるかどうか」も視聴者の方々のためになるか、ということです。こうした基本を大切にすることが何より重要です。 私共は「人生フルーツ」という高蔵寺ニュータウンをつくった方のドキュメンタリー番組を放送しました。文化庁芸術祭ドキュメンタリー賞の大賞を受賞し、映画化もされて50万人くらいの方々に見ていただきました。私自身、久しぶりに良い番組だと思います。また、浅田真央さんのドキュメンタリー番組も放送しました。浅田さんが中学2年の時から1人のディレクターが追いかけ、生まれた番組です。ディレクターが浅田さんのお母様に気に入られ、家族ぐるみで良好な関係が築けたからこそ出来た番組です。いまは効率化の時代で、良質なドキュメンタリー番組がつくりづらい環境となっています。目先のことを考えるのか、先を見ていくのかは、テレビ局の度量が試されることとなります。 アナウンサーは局の顔ですが、色々なタイプがいます。タレント寄りの人がいるかと思えば、ニュースキャスターというタイプの方もおられますが、記者やアナウンサーなどの経験に裏打ちされた上で、いかに視聴者の方々に情報を分かりやすく伝えられるかが大きなポイントになります。ニュースキャスターの仕事はニュース番組の司会者であり、ニュースの最終伝達者です。そのため非常に責任がある立場です。アナウンサーは原稿を読むだけと思われがちですが、基本的には「読むな」と言われています。視聴者の方々に「伝わるように伝えること」が私たちの仕事で、気持ち、知識、技術が求められます。伝わるように伝えるには、現場に出て、目で見て、直接話を伺い、そうした経験に基づき、自分の言葉で伝えることが大切です。また、災害報道については命を守るために放送をしています。私たちが伝えた情報によって、もしかすると何人かの命が救えるのではないかと日々訓練しています。
●ニコボックス委員会報告(河村嘉希副委員長)
テレビの裏側、アナウンサーの裏側東海テレビ放送 編成局アナウンス部長コンプライアンス責任者 中村昌秀氏
テレビは面白くない、見る番組がないという声を聞くようになりました。私たちは一生懸命番組をつくっているのですが、なぜそう感じられるのでしょうか。まずはつくり手の問題です。昭和から平成の初めにかけてはスタッフに勢
いがあり、面白い番組を多くつくっていたのですが、若い人々へそうしたノウハウが伝承されていないことが理由と考えられます。また、インターネットの普及も大きな影響があり、ハードディスクレコーダーに好きなだけ録画し、好きな時間に録画した番組を見ることができるようになりました。そのためリアルタイムで見る必要がありません。こうした環境の変化がテレビの退潮に大きく影響していると思います。 では、どうすればテレビの魅力を取り戻せるでしょうか。私はまず原点に帰ることが大切だと思っています。ニュースで言えば、信頼できるニュースであることが必要です。バラエティでは腹の底から笑える番組をつくることが重要です。特にローカル番組
卓 話
─例会ご案内─◦次週例会 7月3日㈪ 「会長告示」 会長 坪井進悟君