Asakusa Framework部会って何ですか？

OSSコンソーシアム Asakusa Framework部会リーダー

才所 秀明

Warning !!!

1

開発の仕方やノウハウの話は出てきません

新しい機能や技術の話は出てきません

「こんなことやってみました」的な話も出てきません

基本的に、勉強会向きの話ではありません

ということで、休憩がてら聞いてください

自己紹介

2

名前

才所 秀明（さいしょ ひであき）

所属とミッション

（株）日立ソリューションズ 技術開発本部 オープンソース技術開発センタ

ビジネスになる新しいOSSを発掘し、ビジネス化を促進する部署

その中で、Asakusa Framework（とHadoop）を主に担当

NoSQLやビックデータというキーワードも

OSSコンソーシアム Asakusa Framework部会

（一応）リーダーをやらせて頂いてます。

ざっくりとした略歴

OSSに携わって10年ぐらい

とはいえ、「プロプラは絶対ダメ」的な思考ではありません。

でも、「中はどうなっているのか」は気になるタイプです。

その昔は「セキュアOS」とか「SELinux」とか

その頃は、ググれば出てくるぐらいの活動はしてた（ハズ）

今、特別セキュリティに詳しい訳では無いので、あしからず

3

自己紹介

OSS公開（2011/4）直後より調査開始

2010年末頃にHadoopビジネスを検討するミッションを拝命

Asakusa Frameworkのバッチ高速化の事例記事に興味

動作検証や効果の調査を実施

某有名ジョブ管理製品との連携試作

連携したいという要望を聞き試作開始

YAESSが追加され、YAESSと連携で試作完了

色々な支援（裏方）

「Asakusa Frameworkソリューション」立上げ

社内への説明・情報提供や、ノーチラス様との連携

幾つかのHadoop/Aasakusa Framework関連プロジェクトを支援

色々な調整・交渉したり、講師っぽいことしたり、バックエンドサポートしたり・・・

Asakusa Framework部会の設立

ノーチラス様を含め、準備会・部会参画して頂いた企業に感謝！

4

Asakusa Frameworkとの関わり

ノーチラス様には、いつもとってもお世話になっています。

Asakusa Frameworkって、 良いですよね！

5

既に、ご存知・実感されているかと思いますが・・・

業務のバッチ処理がメインターゲット

大抵の企業に存在し、そんなに大規模データでなくてよい

インプット/（期待する）アウトプットが明確

（比較的）簡単に習得・開発できる

Hadoop、MapReduceを知らなくても良い

複雑なバッチ処理もDSL（とJava）のみで記述可能

教育サービスも存在する

機能的/技術的な進化/対応が早い

様々なデータソース、バッチ実行管理システムへの対応

様々なHadoopディストリビューションへの対応

開発環境の構築容易化及び進化

日本で開発されている

日本語で相談や問い合わせが可能

日本のビジネスタイムで、早い対応が期待できる

6

SIerから見て良いところ

連携しやすく （より）使いやすく

分かりやすい

開発体制を 整備しやすい

問い合わせも楽

Java開発経験者が開発要員に

Hadoop/Asakusa Frameworkを知らなくても大丈夫

Hadoopの名前を聞いたことがある程度の人でも

可能であれば、以下に慣れていると良い

Linux Desktop環境、EclipseでのJava開発、（当時は）Maven（今はGradle？）

とはいえ、教育やサポートは必要

Asakusa Frameworkの教育はほぼ必須

有識者のサポートが必要な場面も

初期に取っ付き難さに壁、設計や実データでのテスト・デバック時など

（初期の）壁を越えればスムーズに開発可能

感覚的には1～2ヶ月程度で慣れ

DSLや演算子に慣れ。Asakusa Framework脳？になれる。

壁を越えると、基本的な開発は問題なく出来るように

質問数が劇的に減る。が、質問内容はより高度に・・・

7

実際に使って、どうだったか？

問題なく使えます（使えました）！

「よくご存知の方」には、非常に高評価

実際に使ってみると、良さが分かってくる

特に、MapReduce等で苦労した方

こういう方が居ると、採用への障壁が格段に低くなる

こういう方が居ないと・・・

有効な場面は確実に存在

Hadoopのお仕事で、「やりたい事」を聞くと、 Asakusa Frameworkが向いていることもある

8

ビジネスに関わっていて思うこと

「Asakusa Frameworkは基幹バッチ開発のためだけのものではありません。Hadoop上でバッチアプリケーションを開発する場面があったら、利用を検討してみましょう。」 http://teppei.hateblo.jp/entry/2013/12/20/000049より引用

絶対使われるはず！ ≒

絶対ビジネス（仕事）になるはず！

9

【ご参考】ソリューション提供中

http://www.hitachi-solutions.co.jp/asakusafw/

Asakusa Frameworkって、知られてますか？

10

11

Hadoop/Asakusa Frameworkの認知度

http://www.osscons.jp/joq2yiwq2-29/#_29

OSSコンソーシアムで開催したセミナー（5/13）で、 事前アンケートを実施

12

Hadoop/Asakusa Frameworkの認知度

Hadoop Asakusa Framework

13

Hadoop/Asakusa Frameworkの認知度

Hadoop Asakusa Framework

やはりHadoopは認知度が高いが、 Asakusa Frameworkも善戦！？

14

Hadoop/Asakusa Frameworkの認知度

Hadoop Asakusa Framework

（部会）関係者を除くと・・・

15

Hadoop/Asakusa Frameworkの認知度

Hadoop Asakusa Framework

Hadoopでもこんなもの？？？ Asakusa Frameworkは更に・・・orz

（部会）関係者を除くと・・・

16

そのため・・・

Asakusa/Hadoopで やりませんか？

バッチ遅いので何とかして!

ああ、アレね！どうするの？

まずはPOCから！ お願いします！

XXXのシミュレーション やりませんか？ どうやって実現するの？

ああ、アレね！ やってみようか！

Asakusa/Hadoop で実現します。

という感じには、なかなかなりません。

とか、

17

大抵は・・・

様々な場面で起こりがち（しかも、いろんな階層で）

Asakusa Framework？ 何それ？旨いの？

そもそも、Hadoopって？ 何で早いの？

Hadoop必要？

Asakusa Framework必要？ MapReduceで書けば？

Hiveじゃダメ？Impalaは？ XXX を使えば？

他と何が違うの？

どこまで出来るの？ いくらかかるの？ サポートは？ 何から始めればよい？

OSS?大丈夫？

実績は？ 効果はどれくらい？

YYY の上で動く？

ZZZ と連携できる？

どうすりゃ使えるの？

やったことあるの？

必要なハード・ソフトは？

どんな環境が必要？

知名度/認知度を向上しないと、ビジネスも広がらない！

Asakusa Framework部会の紹介

P.18

（ご参考） プレスリリース（6/27）

P.19

http://www.osscons.jp/jo8tty3yp-18/#_18

(*1) http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/20140627_655455.html (*2) http://thinkit.co.jp/news_event/2014/06/27/5080

(*3) http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20140627/567303/

クラウド Watch様(*1),ThinkIT様(*2),ITpro様(*3)で取り上げて頂きました！

名称 OSSコンソーシアム（英名：OSS Consortium）

発起日 2009年6月2日

目的 会員企業（ユーザ）のOSS採用促進

会員企業（ベンダー）のOSSビジネスの推進

OSS市場の活性化貢献

基本ポリシー ビジネスとしてのOSSをメインテーマとして、OSS市場活性化に向けた

問題点の解決や利点の発展を活動主眼とする。

前項実現のためには、会員間での協力による効率的なアウトプットを 行うことを心がける。

ユーザが参画できるようなコンソーシアム環境の整備及び活動の実現を目指す

20

OSSコンソーシアムってどんな団体？

ビジネス面でOSSの普及促進を行う

21

OSSコンソーシアムの組織

理事会 運営委員会

事務局

予算委員会

マーケティング委員会

組込み部会

クラウド部会

東海支部

CMSビジネス部会

ビジネスアプリケーション部会

＜部会＞

オープンCOBOLソリューション部会

Asakusa Framework部会

.Net開発基盤部会

部会活動が中心の団体

2014/7に新たに設立

目的

活動概要

22

Asakusa Framework部会の目的と活動概要

Asakusa Framework（とHadoop）の普及させ、 関連ビジネスを拡大する

基幹系システムへの分散処理基盤としてのHadoop導入に向けた Asakusa Frameworkの普及促進を行い、基幹システムにおける OSS活用の普及促進に貢献する。

ビジネス面での情報収集や情報交換（事例、要望/質問、阻害要因等）

普及促進に向けたコンテンツの作成（紹介資料等）や情報展開 （Webやセミナー等）

技術検証（動作検証、連携検証、性能検証等）や技術情報の蓄積と提供

ユーザコミュニティ／開発コミュニティとの相互協力

知名度/認知度を上げるための活動 採用/導入のハードルを下げるための活動

ビジネスWG 役割

Asakusa Frameworkに対する興味／認知度の向上

POCや採用等の活用具体化の促進

主な活動（案）

様々なコンテンツの作成（紹介資料等）

情報収集や情報交換（事例、要望/質問、阻害要因等）

情報展開（Webやセミナー等）や相談窓口

技術WG 役割

POCや採用等の活用具体化の促進に向けた技術調査検証

主な活動（案）

技術検証（動作検証、連携検証、性能検証等）

技術情報の蓄積と提供

ユーザコミュニティ／開発コミュニティとの相互協力

23

Asakusa Framework部会の構成

ビジネス面の情報収集や広報活動

技術面の情報収集や技術検証

リーダー 株式会社ノーチラス・テクノロジーズ 白石 章 （ビジネスWG取りまとめ）

株式会社日立ソリューションズ 才所 秀明 （技術WG取りまとめ）

活動方法 メーリングリスト

月1回程度の部会/WG（都内開催予定）

セミナー開催（年1回予定）

参加対象 Asakusa Frameworkに関連したソリューション/サービスを提供している

企業、技術者

Asakusa Frameworkに関連したビジネスを検討している企業、技術者

Asakusa Frameworkを採用したシステムを利用している企業、技術者

Asakusa Frameworkの採用を検討している、採用に興味のある企業、技術者

24

リーダー、活動方法、参加対象

Asakusa Framework（とHadoop）に関わる （関わろうとしている）全ての企業/人

アクセンチュア株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

株式会社エクサ

エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社

株式会社ザイナス

新日鉄住金ソリューションズ株式会社

東芝ソリューション株式会社

日本サード・パーティ株式会社

株式会社ノーチラス・テクノロジーズ

株式会社日立ソリューションズ

マップアール・テクノロジーズ株式会社

三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社

25

（6/27時点での）部会参加企業

活動に参加・協力して頂ける「企業」を募集中！！

ビジネス会員 一般会員（60K¥/年） 投票権、部会の参加、各種サービスの利用、

OSSコンソーシアム主催イベントでの関連カタログの配布が可能

ビジネス会員 理事会員（96K¥/年） 理事企業のみ。一般会員に加え理事会の議決権有り

ビジネス会員 準会員（半年限定で無償） 一般会員の期限付き試用会員

基本的には、部会参加のみ可能

賛助会員（年間一口（6000 円）以上の寄付） OSS関連のテクノロジーを利用している個人が対象

基本的に、部会参加のみ可能（企業名も出せない）

26

（ご参考）ちなみに・・・

(*) 正式には http://www.osscons.jp/aboutus/structure/ を参照

部会参加には、OSSコンソーシアム入会が必須です。 会員は全ての部会に参加可能です。

この勉強会との関係は？

27

ビジネスWG 役割

Asakusa Frameworkに対する興味／認知度の向上

POCや採用等の活用具体化の促進

主な活動

様々なコンテンツの作成（紹介資料等）

情報収集や情報交換（事例、要望/質問、阻害要因等）

情報展開（Webやセミナー等）や相談窓口

技術WG 役割

POCや採用等の活用具体化の促進に向けた技術調査検証

主な活動

技術検証（動作検証、連携検証、性能検証等）

技術情報の蓄積と提供

ユーザコミュニティ／開発コミュニティとの相互協力

28

部会の構成【再掲】

ビジネス面の情報収集や広報活動

技術面の情報収集や技術検証

動作検証とか性能検証のためのツール

色々な基盤（ハードやディストリビューションなど）で 動作検証や性能検証するときに便利だよね・・・

ハード等の見積もりするとき、何か基礎数値が欲しいよね・・・

開発方法に関する情報の共有

実装パターンがありそう

まとめておくと便利だよね・・・

新機能の動作検証

どんなものか試しておきたいよね・・・

RDBスケールUPや他の技術との比較検証

よく比べられるものと比較検証しておくと良いよね・・・

・・・

29

技術WGの活動案（ブレスト中！）

何をどこまでやるかは決まっていませんので、あしからず・・・

こんな活動の成果に興味はありませんか？

目的

活動概要

30

目的と活動概要【再掲】

Asakusa Framework（とHadoop）の普及させ、 関連ビジネスを拡大する

基幹系システムへの分散処理基盤としてのHadoop導入に向けた Asakusa Frameworkの普及促進を行い、基幹システムにおける OSS活用の普及促進に貢献する。

ビジネス面での情報収集や情報交換（事例、要望/質問、阻害要因等）

普及促進に向けたコンテンツの作成（紹介資料等）や情報展開 （Webやセミナー等）

技術検証（動作検証、連携検証、性能検証等）や技術情報の蓄積と提供

ユーザコミュニティ／開発コミュニティとの相互協力

知名度/認知度を上げるための活動 採用/導入のハードルを下げるための活動

今後の勉強会で、活動成果を

紹介させて頂くことがあるかと思います。

宜しくお願いします。

31

まとめ

32

Asakusa Frameworkは良いです。

でも、知名度/認知度がまだまだ低く、 ビジネス面で色々大変です。

ビジネスを拡大するには、知名度/認知度向上が必要です。

（ビジネスを拡大を目指した）普及促進のために Asakusa Framework部会を作りました。

勉強会の方々にも興味のありそうな活動もします。

今後とも、宜しくお願いします。

33

まとめ

P.34

【お問合せ先】

OSSコンソーシアムについて staff@osscons.jp （コンソーシアム事務局）

Asakusa Framework部会について ws-asakusafw-contact@osscons.jp