REPORTさわやか信用金庫半期レポート

平成27年 4月 1日～平成 27年 9月 30日

2015

①日本経済の基盤を成す中小企業並びに地域の人々をとことん金融面で支える金融機関であること②地域に密着し、地域と運命を共にする金融機関であること③使い勝手のよい、良質な金融商品・サービスを提供し続ける金融機関であること

①多様化するニーズに十分応え得る体力と、弾力性に富む強固な財務体質の構築②役職員の能力向上と旺盛な勤務意欲の実現③経営（組織と運営）の効率化と透明性の確立

1

経営理念

基本理念

所 在 地

創 立 日出 資 金会 員 数預 金 量融 資 量店 舗 数店外ＡＴＭ役 職 員 数

本部：東京都渋谷区広尾5丁目19番8号本店：東京都港区三田5丁目21番5号1926（大正15）年11月11日154億円86,185人1兆4,662億円8,240億円67店舗20ヵ所1,266人

営 業 地 区 東京都 23区・八王子市・立川市・武蔵野市・三鷹市・府中市・昭島市・調布市・町田市・小金井市・小平市・日野市・国分寺市・国立市・西東京市・狛江市・多摩市・稲城市

神奈川県〈横浜市〉鶴見区・神奈川区・港北区・緑区・青葉区・都筑区〈川崎市〉全区相模原市（旧津久井町・旧相模湖町・旧藤野町・旧城山町を除く）

※平成 27年 9月 30日現在

〈当金庫の概要〉

　日頃から、さわやか信用金庫をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。平成27年9月末における経営内容を取りまとめ「さわやか信用金庫半期レポート2015」を作成いたしました。ぜひ、本誌をご高覧くださいますようお願い申し上げます。　当金庫は、第五次さわやか3ヵ年計画（平成27年度～平成29年度）の下、今後とも地元の皆さまのご期待に応えるべく、健全で強固な財務体質の構築に取り組んでおります。　引き続き皆さまのご支援とお引き立てを賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

理事長　堀口 哲彦

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５．環境問題への取り組み　地域と連携して、限りある資源の効率的な利用や廃棄物の削減を実践するとともに、環境保全に寄与する金融商品・サービスを提供するなど、環境問題に積極的に取り組みます。

６．社会貢献活動への取り組み　信用金庫が社会の中においてこそ存続･発展し得る存在であることを自覚し、社会とともに歩む良き企業として、積極的に社会貢献活動に取り組みます。

７．お客さまの目線に合った店舗環境及び職員満足度を考えた取り組み

　安全・安心にして快適な店舗ならびに職場環境の実現に努めます。

８．反社会的勢力の排除　社会の秩序や安全に脅威を与え、健全な経済・社会の発展を妨げる反社会的勢力を断固として排除します。

１．信用金庫の社会的責任と公共的使命の自覚　信用金庫の社会的責任と公共的使命を常に自覚し、地域に密着した責任ある健全な業務運営の遂行に努めます。

２．きめ細かい良質な金融商品･サービス等の提供による地域社会発展への貢献

　常に自己啓発に励み､与えられた業務に全力を尽くし､創意と工夫を活かした、お客さまのニーズに合った金融商品・サービス等の提供を通じて、お客さまの繁栄と地域社会の発展に貢献します。

３．法令等遵守を通じた適正な業務運営　コンプライアンスの徹底を通じて、安全安心な金融機能を提供し、地域社会の要請に的確に応えるため、堅実かつ公正な業務運営を行ないます。

４．経営の積極的ディスクローズとコミュニケーションの充実

　透明性の高い経営に徹するとともに､経営情報の積極かつ公正な開示を行ない､地域社会とのコミュニケーションの充実を図ります。

さわやか信用金庫行動綱領

1 ．私たちは、会員・お客さまそして地域社会の信頼に応えるよう、公正で開かれた透明性のある健全な金庫をめざします。 　(1)お客さまのご要望に積極的に耳を傾け業務に反映させるとともに、説明責任を十分に果たします。　(2)守秘義務を果たし、情報セキュリティに万全を期します。　(3)反社会的勢力には毅然と立向かい、マネー・ローンダリング等の防止に努めます。 ２．私たちは、協同組織地域金融機関としての「社会的責任と公共的使命」を実現するために、各自の役割と責任を認識し、果敢な実践を通じてその職務を全うします。

　(4)現状に安住せず、知識と能力を高める努力を不断に行い、社会的責任を果たします。　(5)信用金庫の公共性を常に問い続けます。　(6)地域のコミュニティ、福祉、環境に貢献し、共生に努めます。 ３．私たちは、実効性あるコンプライアンス体制を構築し、その確保に努めます。　(7)コンプライアンス違反による実績は実績としません。　(8)三ない主義（法令違反を起こさない、問題が発生したら隠さない、同じ過ちを二度と起こさない）を徹底します。 　(9)相互チェック精神を必要なあらゆる局面に適用します。

コンプライアンスの３つの基本方針と９つの行動基準

反社会的勢力への対応について

２.当金庫は、反社会的勢力による不当要求に対し、職員の安全を確保しつつ組織として対応し、迅速な問題解決に努めます。３.当金庫は、反社会的勢力に対して資金提供、不適切・異例な取引および便宜供与は行いません。４.当金庫は、反社会的勢力による不当要求に備えて、平素から警察、暴力団追放運動推進センター、弁護士などの外部専門機関と緊密な連携関係を構築します。

５.当金庫は、反社会的勢力による不当要求に対しては、民事と刑事の両面から法的対抗措置を講じる等、断固たる態度で対応します。

反社会的勢力に対する基本方針

当金庫は、社会の秩序や安全に脅威を与え、健全な経済・社会の発展を妨げる反社会的勢力との関係を遮断し、当金庫の業務の健全性および適切性を確保するため、暴力団等の反社会的勢力に対し、下記の「反社会的勢力に対する基本方針」を定めて、関連情報の整備を行い、定款、約定書、各種預金規定に「暴力団排除条項」を導入し、外部専門機関との連携など、その活動資金を助長する金融取引を排除すべく取り組みを行っています。

１.当金庫は、反社会的勢力との取引を含めた関係を遮断し、不当要求に対しては断固として　拒絶します。

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3,000

預金・預かり資産・貸出金の状況

（単位：百万円・ ％）

平成 27年 3月末 平成 27年 9月末預金残高預かり資産貸出金残高預貸率

1,455,26343,642822,16556.4％

1,466,20840,863824,03356.2％

科 目

平成27年9月末の預金残高は、平成27年3月末比109億円増加の1兆4,662億円、国債・個人年金などの預かり資産は408億円となりました。貸出金は、平成27年3月末比18億円増加の8,240億円となり、地元への資金還元のバロメーターとなる預貸率56.2％と全国トップレベルを維持しました。

収益の状況

業務純益経常利益当期純利益

1,3732,8462,256

平成 27年 9月末資金運用収支

役務取引等収支

その他の業務収支

業務粗利益

資金運用収益資金調達費用

役務取引等収益役務取引等費用

その他業務収益その他業務費用

9,0079,6326245951,1315362212319

9,823

科 目（単位：百万円）

平成27年9月末の収益は、平成26年9月末と比較して、当期純利益が33百万円増加の2,256百万円となりました。

（注）信用金庫法第８９条第１項において準用する銀行法第１４条の２の規定に基づき、信用金庫がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当かどうかを判断するために金融庁長官が定める基準に係る算式に基づき算出しております。なお、当金庫は国内基準を採用しております。

（単位：百万円・ ％）▶自己資本の構成に関する開示事項平成 27年 3月末

58,229458

57,771716,3438.06％

60,429754

59,674724,9858.23％

平成 27年 9月末項 目コア資本に係る基礎項目の額　　　　　　　（イ）コア資本に係る調整項目の額　　　　　　　（ロ）自己資本の額　　　　　　　（（イ）－（ロ））　（ハ）リスク・アセット等の額の合計額　　　　　（ニ）自己資本比率　　　　　　　　　　（（ハ）／（ニ））

自己資本の充実の状況（バーゼルⅢ）に係る開示平成27年9月末の自己資本額は、596億円と27年3月末比で18億円増加し、自己資本比率も同比0.17ポイント上昇の8.23％となりました。

1,000

2,000

平成 27年 9月末平成 26年 9月末

01

02

03

2,2562,222百万円 百万円

当期純利益

4

本開示 01～06（04を除く）は単位未満切捨てで表示しております。

（単位：百万円・ ％）

金融再生法開示債権及び同債権に対する保全状況金融再生法による開示債権には、貸出金以外の債権（債務保証見返、未収利息、仮受金、外国為替等）が含まれています。

（注）本表作成については、原則として本決算と同様な方法で計数の集計を行っております。※記載の数値は、すべての単位未満の端数を切捨て、比率は表示桁未満四捨五入しております。

平成 27年 3月末44,8663,09338,7273,04540,03036,3273,70289.22%780,032824,8985.44%

平成 27年 9月末42,0812,39936,9512,73037,71533,8143,90189.62%784,068826,1495.09%

区 分金融再生法上の不良債権（A） うち破産更生債権及びこれらに準ずる債権 うち危険債権 うち要管理債権保全額（B）＝（C）＋（D） 担保・保証等による回収見込額（C） 貸倒引当金（D）保全率（E）＝（B）／（A）正常債権（F）合計額（G）＝（A）＋（F）不良債権比率（H）＝（A）／（G）

業種別貸出金残高

残高78,55641,19513,21327,38566,753334,91517,02318,1579,97137,03620,852158,973824,033

構成比9.5%4.9%1.6%3.3%8.1%40.6%2.0%2.2%1.2%4.4%2.5%19.2%100.0%

残高79,77940,09313,45527,99566,459335,84217,54718,5539,83435,63220,508156,462822,165

構成比9.7%4.8%1.6%3.4%8.0%40.8%2.1%2.2%1.1%4.3%2.4%19.0%100.0%

業 種

製造業建設業情報通信業運輸業、郵便業卸売業、小売業不動産業学術研究、専門・技術サービス業 飲食業 生活関連サービス業、娯楽業 その他のサービス業 その他 個人（住宅、消費、納税資金等）

合 　計

平成 27年 3月末 平成 27年 9月末（単位：百万円・ ％）

264,8912,751

252,3819,758

平成 27年 3月末 平成 27年 9月末

81373310

7,2081,0115,856340

7,1269735,822330

貸借対照表計上額 評価差額 うち損うち益

252,2081,982

241,4618,765

6823149

358

6,5203506,057111

5,83736

6,047▲ 246

貸借対照表計上額 評価差額 うち損うち益

その他有価証券株式債券（国債・地方債・社債）その他（外国証券、投資信託、投資事業組合）

科 目

有価証券の時価情報（単位：百万円）

64,211

平成 27年 3月末 平成 27年 9月末

21,0601,058

時価 差額 うち損うち益62,854 71,0171,010

時価 差額 うち損うち益満期保有目的の債券

科 目

04

05

06

5

社会貢献・地域貢献活動

第11回「ビジネスフェア」は、中小企業の持つ商品・技術などのご紹介およびビジネスマッチングの機会創出を目指しており、78社の企業にご参加いただきました。第6回「さわやか信用金庫物産展」は、「今年も感動　地元の銘品」をテーマとして、56社の企業に出展していただきました。

第 11回「ビジネスフェア」・第 6回「さわやか信用金庫物産展」（平成27年6月12日　大田区産業プラザPio・1階大展示ホール）

お客さまの利便性向上への取組み

しながわCSR推進協議会合同活動（清掃美化活動）への参加

「少年少女チャレンジ創造コンテスト　　　　　　　 大田地区大会」に出席

｢しながわCSR推進協議会｣は、「企業と品川区が協働で『私たちのまち』品川区をつくる」という理念の基に、企業の社会貢献活動を推進することを目的として発足しました。当金庫は昨年度より会員となり、同協議会に参加しております。平成27年9月16日には、会員企業による合同活動（清掃美化活動）に参加しました。

「おおた少年少女発明クラブ」は、｢将来の大田区のモノづくりを支える人材育成に寄与すること」を目的として活動しており、当金庫は同クラブに対して積極的に支援・協力をしております。平成27年8月20日には、第6回少年少女チャレンジ創造コンテスト大田地区大会が開催され、当金庫の堀口理事長が審査員として出席しました。

タブレットによる営業

当金庫では、従来の「店頭CSアンケート」に加えて、平成27年4月、郵送による「お客さま満足度調査」を実施しましたところ、1,489先のお客さまから、ご回答いただきました。ご協力ありがとうございました。　ご頂戴した貴重な「ご意見、ご要望」をはじめ、「叱咤激励」のお言葉を真摯に受けとめまして、お客さまの利便性向上に反映してまいります。

お客さま満足度（DM）調査について

■調査概要：発送先　5,000先　　 ■アンケート結果（一部）　　　　（ご回答先　1,489先）

営業課員の応対マナーご相談・質問への対応預金商品の説明

良い＝88.4％良い＝84.7％ わかりやすい＝70.8％

AED（自動体外式除細動器）の設置 平成27年度上期には、8店舗に「AED」を設置しました。

▲ 穴守支店 AED設置

当金庫では、タブレット端末を活用した営業活動を、一部の女性営業担当者に試行導入しております。将来的には、タブレット端末による営業活動を全営業店で展開し、お客さまに対してスピーディーかつ理解しやすい情報を提供してまいります。

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コンサルティング機能の充実

外部機関との提携

これらの課題解決をはかるため、当金庫は次の機関と連携しております。

相続や生前贈与について聞きたい。事業承継について相談したい。税金等について相談したい。後継者がいないため廃業も考えたが、出来ればどこかに事業を譲渡したい。

自社商品について技術的な相談をしたい。国や公的機関が行う中小企業支援策を活用したい。海外でのビジネス展開についての情報が欲しい。また相談もしたい。他社とのビジネスマッチングがしたい。

◆国立大学法人 東京大学 産学連携本部◆地方独立行政法人 東京都立産業技術研究センター◆独立行政法人 中小企業基盤整備機構（関東本部）◆株式会社 商工組合中央金庫◆東京商工会議所◆株式会社 タナベ経営◆信金キャピタル株式会社◆株式会社 日本M&Aセンター

◆株式会社 スタッフコンサルティング◆日本公認会計士協会東京会◆東京税理士会◆公益財団法人大田区産業振興協会◆聖心女子大学◆産業技術大学院大学◆提携している弁護士・税理士等

さわやか塾 出前講座の開催インドネシア工場への視察（平成27年5月14日～ 17日）

当金庫取引先でインドネシアにある現地法人の工場へ、お客さまにご同行していただき、現地視察をしてまいりました。今後、海外進出などを検討されているお客さまの支援に役立ててまいります。

さわやか塾では、年間6回の勉強会、経営情報誌、無料経営相談会などを通じて、次世代を担う若手経営者の方に対して経営手法、ノウハウ等を体系的に身につけるサポートや、異業種交流の場をご提供させていただいております。平成24年度から開始し、71名の卒業生を輩出し、平成27年5月より第4期が20名でスタートしております。

当金庫では、地元のお客さまのニーズにお応えして、本部スタッフが様々な講座 を「出前」しております。その一例として、四谷支店のお客さまからのご依頼により、相続に関する出前講座を開催いたしました。

当金庫は、地域企業の技術開発・産業人材育成と地域社会の発展、繁栄に貢献・支援することを目的に、産業技術大学院大学と産学連携協力に関する協定を締結いたしました。

学生のインターンシップを受入れたい。

〒150-0012 東京都渋谷区広尾 5-19-8　TEL 03-5789-6154（経営企画部）ホームページアドレス　http://www.sawayaka-shinkin.co.jp/環境に優しい植物油インキ

を使用しています。見やすいユニバーサルデザインフォントを使用しています。

調布支店戸越公園支店

おかげさまで 50周年

戸越公園支店と調布支店は、皆さまのおかげで開店50周年を迎えることができました。

昭和40年8月19日開店

昭和40年9月17日開店

新入職員入庫式

金庫の明日を担う89名のフレッシュな戦力を迎えました。

平成27年4月1日

さわやか会さわやか会では、旅行、寄席、観劇会など様々なイベントを企画しております。

さわやか会｢らくらく倶楽部｣第 13回お楽しみ年金観劇会平成27年9月17日、18日

松 平 健、中 村梅雀、西郷輝彦3人による還暦ヒーロー活劇｢三匹のおっさん｣

第 2回 親子体験日帰り旅行平成27年8月2日

親子で楽しむぶどう踏み体験と清水国明の森と湖の楽園を満喫する日帰りの旅

さわやか会秋季旅行平成27年9月5日～16日

錦秋の北海道【2泊3日の旅】

摩周湖 ▶

さわやか会｢らくらく倶楽部｣第 13回 お楽しみ年金旅行平成27年4月6日～24日

富岡製糸場見学と長野・信州善光寺参り【1泊2日の旅】富岡製糸場 ▶