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『SS2』ユーザーのための『SS3』 移行ガイド -『Super Build/SS3』説明会用資料- 本書は、『Super Build/SS2』(以下、『SS2』)と『Super Build/SS3』(以下、『SS3』)との変更点を記載した移行ガ イドです。記載した内容以外の入力・計算・出力内容や操作方法は、『SS2』から引き継いでいます。 目次 1. 『SS3』の基本操作 ・・・・・・・・・・・ 3 1.1 『SS3』を起動する 3 1.2 環境設定 3 1.3 『SS3』データの新規作成 4 1.4 『SS2』データを『SS3』で開く 4 物件データを開くときの注意事項 5 『SS2』『SS2.5』のデータをコピーしてから変換し、 『SS3』で開く 5 データ変換にともなうメッセージ 5 1.5 データの転送と消去 7 1.6 『SS2』から引き継がない設定・登録 8 1.7 オプションプログラム・データリンク機能・別途計算機能 9 2. 入力項目の変更 ・・・・・・・・・・・・・ 10 2.1 『SS2.5』『SS2 Op.1』の機能を導入 10 2.2 保有水平耐力関連の入力項目の変更 11 2.3 『SS2』より廃止した入力項目と機能 15 2.4 計算処理のSI単位化にともなう変更 19 3. 計算の SI 単位化 ・・・・・・・・・・・・・ 20 3.1 計算処理の流れ 20 3.2 重力単位式の扱い 21 3.3 定数・荷重・強度の違い 22 3.3.1 ヤング係数・せん断弾性係数 22 3.3.2 積載荷重の値 22 3.3.3 鋼材の強度 23 3.4 剛性計算結果とヤング係数比 24 3.5 荷重項・地震用重量・長期応力 24 3.5.1 積載荷重による影響 24 3.5.2 コンクリートと鉄骨自重による影響 24 3.5.3 入力値に関する制限事項の解消 25 3.6 断面算定 26 3.6.1 設計用応力と許容応力度 26 3.6.2 RC梁 26 3.6.3 RC柱 27 3.6.4 RC接合部 27 3.6.5 RC梁の付着 27 3.6.6 耐震壁 27

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『SS2』ユーザーのための『SS3』 移行ガイド -『Super Build/SS3』説明会用資料-

本書は、『Super Build/SS2』(以下、『SS2』)と『Super Build/SS3』(以下、『SS3』)との変更点を記載した移行ガ

イドです。記載した内容以外の入力・計算・出力内容や操作方法は、『SS2』から引き継いでいます。

目次

1. 『SS3』の基本操作 ・・・・・・・・・・・ 3

1.1 『SS3』を起動する 3

1.2 環境設定 3

1.3 『SS3』データの新規作成 4

1.4 『SS2』データを『SS3』で開く 4

物件データを開くときの注意事項 5

『SS2』『SS2.5』のデータをコピーしてから変換し、

『SS3』で開く 5

データ変換にともなうメッセージ 5

1.5 データの転送と消去 7

1.6 『SS2』から引き継がない設定・登録 8

1.7 オプションプログラム・データリンク機能・別途計算機能 9

2. 入力項目の変更 ・・・・・・・・・・・・・ 10

2.1 『SS2.5』『SS2 Op.1』の機能を導入 10

2.2 保有水平耐力関連の入力項目の変更 11

2.3 『SS2』より廃止した入力項目と機能 15

2.4 計算処理のSI単位化にともなう変更 19

3. 計算の SI 単位化 ・・・・・・・・・・・・・ 20

3.1 計算処理の流れ 20

3.2 重力単位式の扱い 21

3.3 定数・荷重・強度の違い 22

3.3.1 ヤング係数・せん断弾性係数 22

3.3.2 積載荷重の値 22

3.3.3 鋼材の強度 23

3.4 剛性計算結果とヤング係数比 24

3.5 荷重項・地震用重量・長期応力 24

3.5.1 積載荷重による影響 24

3.5.2 コンクリートと鉄骨自重による影響 24

3.5.3 入力値に関する制限事項の解消 25

3.6 断面算定 26

3.6.1 設計用応力と許容応力度 26

3.6.2 RC梁 26

3.6.3 RC柱 27

3.6.4 RC接合部 27

3.6.5 RC梁の付着 27

3.6.6 耐震壁 27

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3.6.7 SRC梁・柱 27

3.6.8 SRC接合部 27

3.6.9 CFT柱 27

3.6.10 S梁 28

3.6.11 S柱 29

3.6.12 S造露出柱脚の回転剛性と各種耐力 29

3.6.13 杭の応力計算 29

3.7 耐力計算 30

3.7.1 曲げひび割れ耐力算定式 (Mc) 30

3.7.2 柱脚の曲げ耐力と軸耐力の単位変換 30

3.7.3 腰壁・垂壁付きRC梁のMu 30

3.7.4 柱はり耐力比 30

3.7.5 鉄骨ブレース耐力式 31

4. 出力内容の変更 ・・・・・・・・・・・・・・ 32

4.1 作図・3D作図 32

4.2 結果出力 32

4.3 構造計算書 33

5. CSV ファイル入出力の変更 ・・・・・・・・ 40

5.1 CSVファイルの読み込み 40

5.2 『SS3』で削除したCSV項目・CSVデータ 40

5.3 『SS3』から変更した CSV データの並び 44

動作環境

対応 OS Windows 2000 / XP / Vista 日本語版

CPU / メモリ お使いの OS が推奨する環境以上

ハードディスク

空き容量 300MB 以上

その他

CD-ROM ドライブ

『Web License System』

『Super Build 総合メンテナンス』

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1.『SS3』の基本操作

1.1『SS3』を起動する

[ユニオンシステム]フォルダ の『SS3』のショートカットアイコンをダブルクリックします。

1.2 環境設定

[環境設定]は『SS2』の設定を引き継ぎません。デフォルトでは、「C:\UsrData\Ss3Data」※を『SS3』の「データフォル

ダ」として設定します。フォルダが存在しない場合は、指定された位置にフォルダを作成します。 ※ドライブは、プログラムをセットアップしたドライブになります。

『SS2』の[環境設定]における、「保存用フォルダ」、「Text-STAD 用フォルダ」を削除しました。

「指定データ用フォルダ」の名称を「バックアップ用フォルダ」に変更しました。

起動

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1.3『SS3』データの新規作成

『SS2』と同様の操作でデータを新規作成することができます。ただし、『SS3』は重力単位系で入力することができないた

め、画面から「入力単位系」の選択項目を削除しました。

データは[環境設定-データフォルダ]で指定さ

れた場所に保存されます。

1.4『SS2』データを『SS3』で開く

メニュー[ファイル-開く]から、『SS3』、『SS2』(SI単位系データ)、『SS2.5』の物件を開くことができます。

『SS2』(重力単位系データ)は淡色表示となり、開けません。P. 7「データの転送と消去」で SI 単位系のデータに変換し

てください。

・表示される物件データのアイコンが

変わりました。

『SS3』データ

『SS2.5』データ

SI 単位系『SS2』データ

重力単位系『SS2』データ

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物件データを開くときの注意事項

『SS2』『SS2.5』データを開くとき『SS3』で利用可能なデータ(『SS3』データ)に変換します。変換された『SS3』デー

タを『SS2』『SS2.5』で開くことはできません。

・『SS3』データに変換する際、一部の計算条件(保有水平耐力を含む)は、『SS3』の初期値が採用されます。必ず、変換

時のメッセージと計算条件を確認してください。

・『SS2』で『SS3』の物件を開く際、『SS3』データのフォルダ名・略称・日付は淡色で Ver.9.99 と表示されています。無

理に開こうとすると、以下の警告画面を表示します。

『SS2』『SS2.5』のデータをコピーしてから変換し、『SS3』で開く

上記の対処として、選択した『SS2』『SS2.5』のデータをそのまま残し、コピーしたデータを変換して開くことができます。

コピー先は、[環境設定-データフォルダ]で指定したフォルダです。

SI 単位系『SS2』『SS2.5』データの Ver.1.00 以上が対象です。『SS1 改訂版』のデータは対象外です。

データ変換にともなうメッセージ

開こうとする『SS2』データに『SS3』で扱わないデータ(P. 15~P. 19 参照)がある場合は、データ変換時に「SS3.ERR」

ファイルにメッセージを出力します。

物件 A

物件 A 物件 A

『SS2』データがもとのフ

ォルダに残ります。

(例) C:\UsrData\Ss2Data

(例) C:\UsrData\Ss3Data

コピー

『SS3』データに変

換されます

データ変換

[はい]ボタンを押したときの動作

これは、『SS2』の画面です。

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メッセージ一覧

データ変換時のメッセージ 『SS2』の入力項目 変更される入力指定

計算条件

耐震壁のモデル化は壁エレメント置換としま

す。

[2.1 剛性計算条件-1.耐震壁-モデル化の

方法]

<1>ブレース置換

<2>せん断ブレース置換

耐震壁の形状係数κは自動計算します。 [2.1 剛性計算条件-1.耐震壁-形状係数 κ

の自動計算] <1>しない

荷重計算において、丸め単位は 10N として計

算します。 [2.2 荷重計算条件-6.丸め単位] <1>10kg

応力解析方法は立体解析とします。 [2.3 応力計算条件-1.応力解析方法] <1>擬似立体解析

使用材料

RC・SRC 部材のコンクリート定数、単位容積

重量、ヤング係数比は 1999 年度版 RC 規準に

よります。

[4.1 標準使用材料-1.コンクリート-RC・

SRC-コンクリート定数等]

<2>1991 年度版 RC 規準

による

荷重

積雪荷重の計算は、平成 12 年施行令を参考に

します。 [5.3 積雪荷重-準拠する施行令] <1>昭和 25 年

風荷重の計算は、平成 12 年施行令を参考にし

ます。 [5.4 風荷重-準拠する施行令] <1>昭和 25 年

断面算定

代表出力部材の指定を削除します。

[12 断面算定-12.3 梁符号と配筋-符号配

置]での代表部材の指定

[12 断面算定-12.4 柱符号と配筋-符号配

置]での代表部材の指定

マウス入力[部材配置-柱(梁)]での代表部

材の指定

代表出力指定をしてい

るとき

保有水平耐力

[14.2 保有水平耐力-1.計算条件-1.ひび割

れ]の「Mc 算定式の係数」を 1.80(重力単位

系)→ 0.56(SI 単位系)に変換しました。

※SI 単位系の式に対応するように、係数を

0.313 倍します。

※一次設計で弾塑性解析を指定している場

合、限界耐力計算を指定している場合も同様

のメッセージを出力します

・[14.2 保有水平耐力-14.2.1 計算条件-

1.ひび割れ-Mc 算定式の係数] 係数 > 0 のとき

[14.2 保有水平耐力-1.計算条件-設計限界

の定義-層間変形角の考慮] #方向を"<2>各階

"と指定しています。一般階の層間変形角の一

番小さい値(1/###)を採用します。

※『SS3』で[14.2 保有水平耐力-1.計算条件

-6.保有水平耐力時]の層間変形角を確認して

ください。

・[14.2 保有水平耐力-14.2.1 計算条件-

5.弾性・設計限界-層間変形角の考慮]

<2>各階

・『SS3』データに変換する際、一部の計算条件(保有水平耐力を含む)は、『SS3』の初期値が採用されます。必ず、変換

時のメッセージと計算条件を確認してください。

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1.5 データの転送と消去 『SS2』におけるデータの「転送元」、「転送先」の[データの種類]のうちフロッピーディスクを対象とした「コピーディ

スク」と「OS/2 保存ディスク」を削除しました。『SS3』では、「コピーディスク」によるフロッピーディスクへのデータ

の転送はできません。フロッピーディスクに必要なデータを保存している場合は、『SS2』の[データの転送と消去]の機能

を使って、ハードディスクなどに移してください。

「データの種類」の選択項目

『SS2』

『SS3』

※項目名も変更しました。

データディスク

→ データフォルダ

指定データディスク

→ バックアップ用フォルダ

「データ単位系変換」は、重力単位で入力した『SS2』のデータのみ[転送元]に指定することができます。『SS3』のデータ

や、SI 単位で入力した『SS2』のデータを重力単位のデータに変換することはできません。

削除

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1.6『SS2』から引き継がない設定・登録 『SS2』で設定・保存していた「デフォルトデータ」、「鉄骨鋼材データ」、「ページ設定」、「出力指定の登録」は

『SS3』に引き継がれません。『SS3』の各設定項目で再度登録する必要があります。

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1.7 オプションプログラム・データリンク機能・別途計算機能

平成 21 年 1 月時点における『SS3』データへの対応状況

アプリケーション名 Ver. データリンク SS3 表示 計算の単位系 備考

Super Build/SS3 Op.F1 SS3 と同じ 可能 - 重力

Super Build/SS3 Op.F2 SS3 と同じ 可能 - 重力

Super Build/BF1 3.15 可能 未対応 SI

Super Build/SS2 Op.柱脚 2.92 可能 未対応 重力

Super Build/SS2 Op.耐震壁 2.91 可能 未対応 重力

Super Build/US2-改訂版 6.25 可能 未対応 重力

Super Build/耐震診断 4.72 可能 対応 重力 ※

Super Build/RC 診断 2001 Ver2 2.11 可能 未対応 SI・重力 ※

Super Build/Op.官庁耐震診断 1.82 可能 未対応 重力 『SS2.5』対応も含む

Super Build/FA1 3.38 可能 未対応 重力

Super Build/積算 2.22 可能 一部対応 重力

SS21/3D・DynamicSS2 1.36 可能 未対応 SI

“SS3 表示”が「未対応」:

データを選択する画面上では『SS2』と表示していますが、『SS2』『SS3』どちらのデータも読み込み可能です。

『積算』は「新規作成」「開く」画面のみ、“SS3 表示”に対応しています。

※ 『耐震診断』では、符号ごとのコンクリート強度の指定に未対応のため[4 使用材料]の入力内容を採用しま

す。また、層ごとのコンクリート材料が柱・梁・壁で異なる場合、強度が 小になるコンクリートを採用し

ます。

なお、『RC 診断 2001 Ver2』には上記の制限はありません。

別途計算機能の対応状況

機能名 計算の単位系 備考

床・小梁の自動設計 SI 『SS2』『SS3』ともに SI 単位で計算します。

耐震壁の自動設計 SI 『SS3』では計算処理を SI 単位化しました。

柱脚の自動設計 SI・重力 ベースプレート・リブプレートの検討は SI 単位で計算します。

S 造根巻き・S 造埋込み・SRC 造埋込み は重力単位で計算します。

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2.入力項目の変更

2.1 『SS2.5(限界耐力計算機能を除く)』『SS2 Op.1』の機能を導入 『SS3』には、『SS2.5』と『SS2 Op.1』の機能が追加されています※。追加される機能の詳細については『SS3』解説書の

「入力編」「計算編」「マウス入力 解説書」「限界耐力 入力編」を参照してください。

追加される機能 解説書 参照ページ

使用材料

・ Fcおよび鉄筋種別が、梁・柱・壁符号ごとに指定可能になりました(マウス入

力のみ)。これによりVH分離※ に対応できます。また、高強度コンクリートに

対応するため、Fcの 大値は200[N/mm2]としています。

入力編

マウス入力

P.4-9~4-11,

12-50

P.4-4, 4-7,

4-13, 4-15

・Fcが60[N/mm2]以上のコンクリートの場合は、「超高層鉄筋コンクリート造建物

設計指針・同解説(案)(SH-RC)」を参考にしてヤング係数比や単位容積重量

を計算します。

計算編 P.7-4

・特殊なコンクリートに対しては、[4.6 材料データの登録-4.6.1 コンクリー

ト]で入力することができます。断面算定用ヤング係数比を直接入力することが

できます。

入力編 P.4-15

ルート判定内容

・Fc を部材符号ごとに指定している場合は、Fc による割増係数αを符号ごとに計

算します。

計算編 P.5-2

RC柱の配筋

・芯鉄筋は、4本、8本に加え、12本、16本を入力することができます。 入力編

マウス入力

P.12-35

P.4-7

終局耐力に関する共通事項 - 部材の復元力特性

・RC造・SRC造の梁および柱に対してせん断ひび割れを考慮することができます。 入力編

計算編

P.13-2, 14-7

14-9

P.12-6, 12-13,

12-19, 12-31,

12-37

・柱・耐震壁に対して軸ひび割れ耐力を直接入力することができます。 入力編

P.14-9, 14-11

RC部材復元力特性 - 終局せん断耐力

・RC造の梁・柱・壁に対して、終局せん断耐力の算定に「鉄筋コンクリート造建

築物の靭性保証型耐震設計指針・同解説」によるせん断強度式を採用することが

できます。

入力編

計算編

P.13-3

P.12-14, 12-34

限界耐力計算 - クライテリアの検討

・限界耐力計算において、クライテリア(Qu/Qm,N/Nu,cMu/cMm,ΣCMu/ΣGMu)

の検討を行うことができます。

限界耐力入力編 P.2-24, 2-28

※「VH 分離」:鉛直・水平分離打ち工法

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2.2 保有水平耐力関連の入力項目の変更 『SS3』では、「Ds 算定時」と「保有水平耐力時」の計算条件を整理し、[支点の考慮]や[外力分布]を別々に設定すること

が可能になります。

[14.2 保有水平耐力-14.2.1 計算条件-5.Ds 算定時]

Ds 算定時の計算条件を入力します。『SS2』では[3.降伏の認識] 、[4.荷重増分]で Ds 算定時を定義していましたが、

『SS3』では[5.Ds 算定時]で定義してください。

大ステップ数を「正加力・負加力」それ

ぞれで指定することができます。

[14.2 保有水平耐力-14.2.1 計算条件-6.保有水平耐力時]

保有水平耐力時の計算条件を入力します。『SS2』では[5.弾性・設計限界]で保有水平耐力時を定義していましたが、

『SS3』では[6.保有水平耐力時]で定義してください。

・弾性限界の定義がなくなりました。弾性限界の結果は、CSV ファイルに出力します。

・保有水平耐力を定義する際、各階の層間変形角を直接指定することは、できません。

『SS2』[5.弾性・設計限界] 『SS3』[6.保有水平耐力時]

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「保有水平耐力時の設定」で“<1>Ds 算定

時を保有水平耐力時と定義する”と指定

した場合は、[6.保有水平耐力時]の他の

計算条件を指定できなくなり、増分解析

は Ds 算定時の条件で 1 回のみ行います。

“<2>Ds 算定時と保有水平耐力時をそれぞ

れ定義する”を指定した場合は、他の計

算条件にしたがって増分解析を行います。

このとき、増分解析は Ds 算定時と保有水

平耐力時のそれぞれの条件で 2 回行うこ

とになります。

[14.2 保有水平耐力-14.2.3 水平力・せん断力分布-14.2.3.2 外力分布]

「Ds 算定時の外力分布」と「保有水平耐力時の外力分布」を、それぞれ直接入力することができます。

『SS2』では水平外力でしか直接入力することができませんでしたが、[14.2.3.2 外力分布-14.2.3.2.1 外力分布の設定]

で、水平外力、層せん断力のどちらで入力するかを選択できるようにしました。

『SS3』[6.保有水平耐力時]

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入力例 1 Ds 算定時と保有水平耐力時をそれぞれ定義する場合

以下のように定義します。

・Ds 算定時:脆性破壊が発生したら保持続行し、層間変形角 1/50 に達した時点とする。(浮き上がりは考慮しない)

・保有水平耐力時:脆性破壊が発生するか、層間変形角が 1/100 に達した時点とする。(浮き上がりは考慮する)

[5. Ds 算定時]を以下のように入力します。

(1) [支点の考慮-浮き上がり]などは“しな

い”を選択します。

(2) [脆性破壊の処理]は“<3>脆性破壊した部

材を保持して、解析を続ける。”を選択します。

(3) [重心の層間変形角]は“1/50”を入力しま

す。

(4) 大ステップに達した時点が Ds 算定時と

ならないように、[ 大ステップ数]は

“99999”を入力します。

[6. 保有水平耐力時]を以下のように入力しま

す。

(1) Ds 算定時と別の条件とするため、[保有水

平耐力時の設定]は“<2>Ds 算定時と保有水平耐

力時をそれぞれ定義する。”を選択します。

(2) [支点の考慮-浮き上がり]などは“する”

を選択します。

(3) [脆性破壊の処理]は“<1>解析をストップ

する。”を選択します。

(4) [重心の層間変形角]は“1/100”を入力し

ます。

(5) 大ステップに達した時点が保有水平耐力

時とならないように、[ 大ステップ数]は

“99999”を入力します。

(2)

(3)

(4) (5)

(1)

(1)

(3) (4)

(2)

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入力例 2 保有水平耐力時の外力分布を Qun 分布とする場合

Y 方向正加力時の Qun 分布を保有水平耐力時の外力分布にする場合は、以下のように入力します。

(1)“(5)必要保有水平耐力比較表”で「Qun」の値を確認します。

(2)[14.2.3.2.1 外力分布の設定]で“<2>層せん断力で直接入力”を選択します。

(3)[14.2.3.2.5 保有水平耐力時 Y 方向]で各階の層せん断力に必要保有水平耐力比較表の Qun の値を直接入力します。

[7]保有水平耐力結果

7.3 必要保有水平耐力

(5) 必要保有水平耐力比較表

表中の「Ds値」はDs算定時,「Qu」「層間変位」「層間変形角」は保有水平耐力時の値とする。

※※ 地震力:Y方向 左→右加力 ※※ Ds 算定時:指定重心層間変形角(1/50)に達した。最終 STEP=132

保有水平耐力時:脆性破壊が発生した。STEP=104

階 主体構造 Qud Ds値 Fes値 Qun Qu Qu/Qun 判定 層間変位 層間変形角

3 RC 造 7066.3 0.40 1.000 2826.5 4234.9 1.49 OK 1.034 1/ 344

2 RC 造 11828.7 0.55 1.000 6505.7 7089.0 1.08 OK 1.417 1/ 252

1 RC 造 15639.2 0.50 1.000 7819.6 9372.7 1.19 OK 1.499 1/ 254

※ Qud,Ds値,Fes値において(*1:直接入力 *2:0.05 割増し *3:ランク IV *4:柱脚による割増し)

※ Fes値には雑壁を考慮する

(1)

(2)

(3)

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2.3『SS2』より廃止した入力項目と機能 『SS3』では、耐震壁のモデル化の方法や応力解析方法、旧規準による入力などを制限するため、『SS2』の入力項目の一部

を変更・削除しました。

[2.1 剛性計算条件]

・耐震壁のモデル化の方法は、常に「壁エレメント置換」とします。

・「壁エレメント置換」には不要な「耐震壁周りの袖壁をブレースへ算入する長さの比率φ」を削除しました。

・形状係数κは常に自動計算した値を採用します。変更したい場合は、[10 剛性-10.1 剛性低下率・形状係数-10.1.3 壁

(個別)]で耐震壁ごとに形状係数κを個別指定してください。

[2.2 荷重計算条件]

・丸め単位は、常に 10[N](1kg)として計算します。

削除削除

削除

削除

『SS2』[荷重計算条件] 『SS3』[荷重計算条件]

『SS2』[剛性計算条件 1] 『SS3』[剛性計算条件 1]

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16

[2.3 応力計算条件]

・応力解析は常に立体解析で行います。立体解析では選択できない “<2>境界梁モーメントを考慮”は、削除しました。

[4.1 標準使用材料]

・コンクリートの定数、単位容積重量、ヤング係数比は、常に 1999 年度版 RC 規準によって計算します。

削除

削除

削除

『SS2』[応力計算条件 1] 『SS3』[応力計算条件 1]

『SS2』[応力計算条件 2] 『SS3』[応力計算条件 2]

『SS2』[標準使用材料 1] 『SS3』[標準使用材料 1]

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[5.3 積雪荷重]

[5.4 風荷重]

・積雪荷重および風荷重は、常に平成 12 年施行令によって計算するようにします。

削除

削除

『SS2』[風荷重] 『SS3』[風荷重]

『SS2』[積雪荷重] 『SS3』[積雪荷重]

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[12 断面算定-12.3 梁(柱)符号と配筋-符号配置]

・『SS3』では、代表部材を指定することはできません。断面算定において、検定比が も厳しい部材を代表部材として出

力します。

[11.2 中折れ架構の位置]

[11.4 同一鉛直変位]

[12.7 符号なし配筋(RC 部材,SRC 部材)]

・擬似立体解析で応力解析を行うときのみ必要な項目のた

め、削除しました。

・符号が無い部材に配筋を行うことはできません。[マウ

ス入力]、[12.3 梁符号と配筋]、[12.4 柱符号と配筋]の

いずれかの方法で符号を配置した上で、配筋入力を行って

ください。

[オプション機能-耐震壁の設計]

[オプション機能-柱脚の設計]

・『SS3』のオプション機能としては、「耐震壁の設計」

および「柱脚の設計」は対応していません。『SS3』のデ

ータを読み込む場合は、『SS2 Op.耐震壁』または『SS2

Op.柱脚』を単独で起動した上でデータを指定するように

してください。

なお、これらのオプション機能は単独起動した場合でも、

ツリーメニューから起動した場合と同様の結果が得られ

ます。

[代表]タブを

削除しました

代表部材を指定

することはでき

ません。

削除

削除

削除

削除

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2.4 計算処理の SI 単位化にともなう変更

[14.2 保有水平耐力-14.2.1 計算条件-1.ひび割れ-Mc 算定式の係数]

『SS2』では重力単位系の Mc 算定式を採用していましたが、『SS3』は SI 単位系の Mc 算定式を採用するため、係数を変換

しています。なお、デフォルト値は“1.80”から“0.56”に変更しました。

『SS2』[1.ひび割れ] 『SS3』[1.ひび割れ]

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3.計算の SI 単位化

3.1 計算処理の流れ 『SS2』は SI 単位で入力した場合でも、応力解析・断面算定などの内部計算は重力単位で行っていましたが、『SS3』では

入力・計算・出力などの一連の処理を SI 単位で行うようにしました。そのため、式・定数の違いや単位変換誤差の有無に

より『SS2』に対して解析結果全般に差異が生じています。『SS2』と『SS3』の入力から出力までの数値計算の流れは下表

のようになります。

【通常の手順】

『SS2』 『SS3』

入力と出力が SI 単位、計算だけが重力単位なので、

計算処理の前後で単位変換する必要がありました。

入力から出力まで一貫して SI 単位で取り扱

います。

保有水平耐力の検討など、SI 単位入力のときだけ有効

になる機能は SI 単位で計算しており、『SS3』と同じ

手順で計算しています。

計算

SI 単位式

入力操作

SI 単位

入力データ

SI 単位

結果データ

SI 単位

出力結果

SI 単位

入力操作

SI 単位

単位変換

SI→重力

単位変換

重力→SI

入力データ

重力単位

結果データ

重力単位

出力結果

SI 単位

計算

重力単位式

[基本事項]

重力加速度

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3.2 重力単位式の扱い

大臣認定(建築センターの評定)を取得した式、採用した参考文献の式によっては、重力単位で計算する必要があります。

この場合、式で用いる値を一旦重力単位値に変換してから計算し、その計算結果を SI 単位値に変換します。

重力単位値に変換して計算する項目例

・e関数式を用いた部材耐力

・ACI 式を用いた部材耐力

・せん断ひび割れ耐力

・UHY を用いた梁・柱のせん断耐力

・CFT の部材耐力

・S造根巻き柱脚の終局耐力(『SS2』Op.柱脚・別途計算機能のみ)

【重力単位式を扱う場合】

『SS2』の場合 『SS3』の場合

『入力から出力までの流れ』と同じ

計算式の直前・直後で単位変換

重力単位式

で計算

入力操作

SI 単位

入力データ

SI 単位

結果データ

SI 単位

出力結果

SI 単位

計算結果を単位変換

重力→SI

式で用いる値を単位変換

SI→重力

入力操作

SI 単位

単位変換

SI→重力

単位変換

重力→SI

入力データ

重力単位

結果データ

重力単位

出力結果

SI 単位

重力単位式

で計算

[基本事項]

重力加速度

[基本事項]

重力加速度

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3.3 定数・荷重・強度の違い

3.3.1 ヤング係数・せん断弾性係数

計算で採用する鋼材のヤング係数やせん断弾性係数、単位重量を重力単位から SI 単位に変更しました。

定数 『SS2』 『SS3』 影響する箇所

鉄筋・鉄骨の

ヤング係数

2100 [t/cm2]

(20594 [kN/cm2])20500[kN/cm2](↓)

剛性計算

応力解析

断面算定

鉄骨のせん断弾性係数 810 [t/cm2]

(7943 [kN/cm2])7900[kN/cm2](↓) 応力解析

※括弧内は重力加速度=9.80665[m/s2]として SI 単位に変換した値

※括弧内の↓は『SS2』と比較して数値が小さくなったことを示します。

3.3.2 積載荷重の値

『SS2』では重力単位の積載荷重を用いて荷重計算を行っていましたが、『SS3』では積載荷重を SI 単位に変更しました。

積載荷重の単位系を変更したことにより、登録済み(No.1~10)の積載荷重にわずかな違いが生じます。

なお、No.11 以降で積載荷重を直接指定したり、床荷重で T.L を入力した場合は、単位変換による誤差以外に違いは生じま

せん。

影響する箇所:荷重計算

※括弧内は重力加速度=9.80665[m/s2]として SI 単位に変換した値[N/mm2]

※括弧内の↑↓は『SS2』と比較した数値の大小を示します。

スラブ用 ラーメン用 地震用 入力 No. 用途

『SS2』

[kg/m2]

『SS3』

[N/m2]

『SS2』

[kg/m2]

『SS3』

[N/m2]

『SS2』

[kg/m2]

『SS3』

[N/m2]

1 居住室 180

(1765) 1800(↑)

130

(1275) 1300(↑)

60

(589) 600(↑)

2 事務所 300

(2942) 2900(↓)

180

(1765) 1800(↑)

80

(785) 800(↑)

3 教室 230

(2256) 2300(↑)

210

(2059) 2100(↑)

110

(1079) 1100(↑)

4 店舗 300

(2942) 2900(↓)

240

(2354) 2400(↑)

130

(1275) 1300(↑)

5 集会室

(固定)

300

(2942) 2900(↓)

270

(2648) 2600(↓)

160

(1569) 1600(↑)

6 集会室

(その他)

360

(3530) 3500(↓)

330

(3236) 3200(↓)

210

(2059) 2100(↑)

7 車庫 550

(5394) 5400(↑)

400

(3923) 3900(↓)

200

(1961) 2000(↑)

8 非歩行

屋根

90

(883) 900(↑)

65

(637) 650(↑)

30

(294) 300(↑)

9 倉庫 400

(3923) 3900(↓)

300

(2942) 2900(↓)

200

(1961) 2000(↑)

10 倉庫 550

(5394) 5400(↓)

450

(4413) 4400(↓)

400

(3923) 3900(↓)

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3.3.3 鋼材の強度

鋼材 F値と鉄筋許容応力度を、重力単位から SI 単位に変更しました。

影響する箇所 :『SS2』では重力単位の鉄骨 F値で計算していた箇所

断面算定全般(柱脚の断面算定・継手の設計・鉄骨部材の部材ランク検討を除く)、

ルート 2における柱梁耐力比 等

影響しない箇所:『SS2』『SS3』ともに SI 単位の鉄骨 F 値で計算する箇所

終局耐力、保有水平耐力の検討、せん断設計、柱脚の断面算定、継手の設計、

鉄骨部材の部材ランク検討、ルート 3における柱梁パネル耐力比 等

鋼材 F値の例

『SS2』[kg/cm2] 『SS3』[N/mm2]

2400

(235.4) 235(↓)

3000

(294) 295(↑)

3300

(324) 325(↑)

※括弧内は重力加速度=9.80665[m/s2]として SI 単位に変換した値[N/mm2]

※括弧内の↑↓は『SS2』と比較した数値の大小を示します。

鉄筋の許容応力度 一覧

長期引張 許容応力度 長期せん断 短期引張 短期せん断

鉄筋種別 『SS2』

[kg/cm2]

『SS3』

[N/mm2]

『SS2』

[kg/cm2]

『SS3』

[N/mm2]

『SS2』

[kg/cm2]

『SS3』

[N/mm2]

『SS2』

[kg/cm2]

『SS3』

[N/mm2]

SR235 1600

(156) 155(↓)

1600

(156) 155(↓)

2400

(235.4) 235(↓)

2400

(235.4) 235(↓)

SR295 1600

(156) 155(↓)

2000

(196) 195(↓)

3000

(294) 295(↑)

3000

(294) 295(↑)

SD295A 2000

(196) 195(↓)

2000

(196) 195(↓)

3000

(294) 295(↑)

3000

(294) 295(↑)

SD295B 2000

(196) 195(↓)

2000

(196) 195(↓)

3000

(294) 295(↑)

3000

(294) 295(↑)

SD345 2200

(215.7) 215(↓)

2000

(196) 195(↓)

3500

(343) 345(↑)

3500

(343) 345(↑)

※括弧内は重力加速度=9.80665[m/s2]として SI 単位に変換した値[N/mm2]

※括弧内の↑↓は『SS2』と比較した数値の大小を示します。

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3.4 剛性計算結果とヤング係数比

剛性計算の結果が変わった場合、応力解析の結果に違いが生じ、以降の計算結果に差異が発生します。

・[剛性計算条件-RC・SRC 梁柱の鉄筋鉄骨の考慮]を“<2>する”とした場合、ヤング係数から求めたヤング係数比を用いて

剛性計算を行っています。『SS2』と『SS3』では、約 94[kN/cm2]の差がある(P.22 鉄筋、鉄骨の定数)ため、RC・SRC 梁柱

の部材剛性(A,I)が従来の結果と変わります。

・[剛性計算条件-床による Iの計算方法]を“<2>協力幅による”とした場合、ヤング係数から求めたヤング係数比を用い

て剛度増大率を計算しています。『SS2』と『SS3』ではヤング係数に微差があるため、S梁の部材剛性(I)が従来の結果

と変わります。

(例)γ=23、Fc=27 の場合のヤング係数比の差 重力加速度=9.80665[m/s2]

65235766024

103533

12

4 ..

FcEc

[N/mm2]

『SS2』(重力単位で計算)

23576cE [N/mm2]

2100sE [t/cm2]

738

806659

235762100

.

10.

c

sEE

n

『SS3』(SI 単位で計算)

23576cE [N/mm2]

205000sE [N/mm2]

69823576

205000.

c

sEE

n

3.5 荷重項・地震用重量・長期応力

荷重計算の結果が変わると、その荷重により生じる応力結果にも違いが生じ、以降の結果に差異が発生します。

3.5.1 積載荷重による影響

・地震用重量は増加傾向にあるため、地震時応力についても大きくなる傾向にあります。ラーメン用荷重は、用途により増

加するものと減少するものがあり、一概に傾向は述べられませんが、値に違いがあるため CMoQo、長期応力に『SS2』との

違いが生じてきます。

3.5.2 コンクリートと鉄骨自重による影響

・コンクリートおよび鉄骨の自重を SI 単位で計算するようにしました。これにより、自重がわずかに大きくなるため CMoQo

以降の計算(長期応力など)に違いが生じてきます。

『SS2』での単位重量 『SS3』での単位重量

コンクリート(Fc≦36 の場合)2.4 [t/m3]

(23.54[kN/m3]) 24 [kN/m3] (↑)

鉄骨 7.85[t/m3]

(76.98[kN/m3]) 77 [kN/m3] (↑)

※括弧内は重力加速度=9.80665[m/s2]として SI 単位に変換した値

※括弧内の↑は『SS2』と比較して数値が大きくなったことを示します。

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3.5.3 入力値に関する制限事項の解消

『SS2』では、SI 単位で入力したデータを重力単位のデータに変換します。計算では変換した重力単位のデータを用いるた

め、以下の制限がありました。『SS3』では、重力単位に変換しないため以下の制限はありません。

・仕上重量

『SS2』では、仕上重量の入力データを重力単位のデータに変換する際に、1桁小さな整数に換算しています。そのため、

仕上重量の一の位に入力されている値が無視されることになります。

・上限値の保存

『SS2』では、入力データを重力単位のデータに変換する際に、重力単位での上限値を超えていると、重力単位の上限値

として保存されます。そのため、実際に計算に使われる値は入力値より小さな値となります。

(例) 『SS2』において、SI 単位の上限値 3000[kN]、重力単位の上限値 300[t]の入力項目の場合

3000[kN]を入力すると、

914305806659

3000.

. [t]

となり、重力単位での上限値を超えてしまうため、上限値の 300[t]が入力されているものとして計算を行います。

300[t]を SI 単位で表すと、

2942806659300 ≒. [kN]

となるため、『SS2』では“3000[kN]”と入力したデータは、“2942[kN]”として用いていました。

・単位変換誤差

入力データを重力単位のデータに変換する際に出た端数は、四捨五入して重力単位の入力データに変換されます。

そのため、入力した数値と実際に計算される数値にわずかに差が生じています。

(例) 『SS2』において、特殊荷重に“9.999[kN]”を入力した場合

重力単位に変換すると、

021

011961806659

9999

.

...

となり、“1.02[t]”の特殊荷重が入力されているものとして計算を行います。

1.02[t]を SI 単位で表すと、

00210806659021 ... [kN]

となるため、“9.999[kN]”と入力した特殊荷重は、“10.002[kN]”として計算に用いていました。

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3.6 断面算定

3.6.1 設計用応力と許容応力度

・荷重計算、剛性計算、応力計算を SI 単位で計算するようにしました。これにより、応力結果が変わるため設計用応力も

変わります。

・材料強度、許容応力度を SI 単位で計算するようにしたため、各種許容応力度がわずかに変わります。

・『SS2』では単位変換や小数点以下 2桁目で丸めが行われる等の複雑な変換を経て計算と出力を行います。これに対して

『SS3』では fc や fs 等を小数点以下 3桁目(4 桁目以降は切り捨て)までの値で計算を行い、計算で用いた値を小数点以下

3桁目で四捨五入して出力を行います。

コンクリート設計基準強度と許容応力度の例

『SS2』 『SS3』 Fc 値

計算用の値 出力値 計算用の値 出力値

Fc=21[N/mm2]→214[kg/cm2] (20.986) 21[N/mm2] Fc = 21[N/mm2] (↑) 21[N/mm2]

fc(長期) = 71.3[kg/cm2] ( 6.992) 6.99[N/mm2] fc(長期) = 7.000[N/mm2] (↑) 7.00[N/mm2]

fc(短期) = 142.6[kg/cm2] (13.984) 13.98[N/mm2] fc(短期) = 14.000[N/mm2] (↑) 14.00[N/mm2]

fs(長期) = 7.1[kg/cm2] ( 0.696) 0.70[N/mm2] fs(長期) = 0.700[N/mm2] (↑) 0.70[N/mm2]

Fc=21

[N/mm2]

fs(短期) = 10.7[kg/cm2] ( 1.049) 1.05[N/mm2] fs(短期) = 1.050[N/mm2] (↑) 1.05[N/mm2]

Fc=24[N/mm2]→245[kg/cm2] (24.026) 24[N/mm2] Fc = 24 [N/mm2] (↓) 24[N/mm2]

fc(長期) = 81.6[kg/cm2] ( 8.002) 8.00[N/mm2] fc(長期) = 8.000[N/mm2] (↓) 8.00[N/mm2]

fc(短期) = 163.3[kg/cm2] (16.014) 16.01[N/mm2] fc(短期) = 16.000[N/mm2] (↑) 16.00[N/mm2]

fs(長期) = 7.4[kg/cm2] ( 0.726) 0.73[N/mm2] fs(長期) = 0.730[N/mm2] (↑) 0.73[N/mm2]

Fc=24

[N/mm2]

fs(短期) = 11.1[kg/cm2] ( 1.089) 1.09[N/mm2] fs(短期) = 1.095[N/mm2] (↑) 1.10[N/mm2]

※単位変換用の重力加速度は 9.80665[m/s2]

※括弧内の数値は SI 単位に変換した値 [N/mm2]

※括弧内の↑↓は『SS2』と比較した数値の大小を示します。

※『SS2』では、Fc を小数点以下 1桁目で四捨五入した値を計算用とします。(表中の太字)

fc,fs 等は計算用 Fc を用いて計算し、小数点以下 2桁目で切り捨てた値を計算用とします。

出力は『SS3』と同様です。

3.6.2 RC 梁

・鉄筋の強度を SI 単位で計算するようにしました。これにより、MA,Mu,QAL,QAS,QD(強度から計算される場合)がわずか

に変わります。

・ルート 2-3 において、終局せん断耐力を SI 単位で計算するようにしました。これにより、QAS の値がわずかに大きくなり

ます。

『SS2』 :

jbp

QdM

Fpwyw

ct

72

120

1801000680 230

..

. .[kg]

『SS3』 :

jbp

QdM

Fpwyw

ct

850

120

181000680 230

..

. .[N]

『SS2』では重力単位式で計算した結果に重力加速度を乗じて SI 単位に変換していました。『SS2』の“ wywp 72. ”の

項をこの方法で SI 単位にすると、“ wywp 84550. ”相当になります。

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3.6.3 RC 柱

・鉄筋の材料強度を SI 単位で計算するようにしました。これにより、MA,Mu,QAL,QAS,QD(強度から計算される場合)がわ

ずかに変わります。

・ルート 2-3 において、終局せん断耐力を SI 単位で計算するようにしました。これにより、QAS の値がわずかに大きくなり

ます(上記「RC 梁の断面算定」 参照)。

・鉄筋の材料強度を SI 単位で計算するようにしました。これにより、設計 at がわずかに変わる場合があります。

X 方向と Y方向で鉄筋の材料強度が異なる場合の設計 at は、鉄筋の短期許容応力度で換算しますが、この換算が重力単位

から SI 単位に変わったためです。

(例) X 方向:4-D16 ( SD295 F 値=3000[kg/cm2],295[N/mm2] )

Y 方向:4-D29 ( SD390 F 値=4000[kg/cm2],390[N/mm2] )

『SS2』

X 方向設計: 102130004000242624991 ..)(. ta [cm2]

『SS3』

X 方向設計: 9520295390242624991 ..)(. ta [cm2]

3.6.4 RC 接合部

・Fj を SI 単位で計算するようにしました。これにより、Fj,Vju がわずかに変わります。

(例)Fc=21[N/mm2] 重力加速度=9.80665[m/s2]

『SS2』

45682146161 7070 ... .. BjF [kg/cm2]

716. [N/mm2](出力値)

『SS3』

7396218080 7070 ... .. BjF [N/mm2]

746. [N/mm2](出力値)

3.6.5 RC 梁の付着

・fa を SI 単位で計算するようにしました。これにより、fa がわずかに大きくなります。

3.6.6 耐震壁

・材料強度(鉄筋・コンクリート)を SI 単位で計算するようにしました。これにより、QW,QC がわずかに変わる場合があり

ます。それにともない、Q1,Q2,QA もわずかに変わる場合があります。

・コンクリートの許容せん断応力度を SI 単位で計算するようにしました。これにより、Q1 がわずかに変わります。

3.6.7 SRC 梁・柱

・コンクリートの許容せん断応力度を SI 単位で計算するようにしました。これにより、せん断力に対する検討方法が“<2>

センター指針”のとき、せん断強度がわずかに変わる場合があります。

3.6.8 SRC 接合部

・材料強度を SI 単位で計算するようにしました。これにより、jFs、wσy、sσyが変わり、jcMu、bMu、jtw などが変わり

ます。これにともない、崩壊形の判定が変わる場合があります。

3.6.9 CFT 柱

・限界細長比Λの計算式は従来どおり「1997 年度版 コンクリート充填鋼管構造設計施工指針」を参考に、重力単位で計算

しています。

・鉄骨のヤング係数を SI 単位で計算するようにしました。これにより、限界軸力が変わる場合があります。

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28

3.6.10 S 梁

・鉄骨のヤング係数を SI 単位で計算するようにしました。これにより、たわみδがわずかに変わります。

・SN 材の幅厚比の判定を「2007 年度版 建築物の構造関係技術基準解説書」を参考に計算するようにしました。鉄骨の材料

強度を SI 単位で計算するようになったことと、採用する式が変更されたことで幅厚比の判定が変わる場合があります。

『SS2』 : F[kg/cm2]

1

10001000

2

2

2

2

F

k

td

F

k

tb

w

w

f

f

『SS3』 : F[N/mm2]

1

9898

2

2

2

2

F

k

td

F

k

tb

w

w

f

f

・鉄骨の強度を SI 単位にしたことにより、SS,SM 材の平板要素の幅厚比・鋼管の径厚比の制限値が変わります。これにより、

Aw,Ze がわずかに変わります。

(例) SS400 材:柱 H 形鋼 フランジの制限値

『SS2』

F=2400[kg/cm2] → 235.4[N/mm2]

6415240 ./ F

『SS3』

F=235[N/mm2]

5915240 ./ F

・限界細長比Λを「2007 年度版 建築物の構造関係技術基準解説書」を参考に計算し、fb2 を SI 単位で計算するようにしま

した。これにより、fb がわずかに変わる場合があります。

(例)F=235[N/mm2]の場合、

『SS2』

F=235[N/mm2]の鋼材を使用した場合、『SS2』では 2400F [kg/cm2]として計算を行います。

97119240060

2100000

60

22

...

FE

fbb Ahl

f

900000

2 [kg/cm2]

fb Ahl

88260 [N/mm2]

『SS3』

8411951235

1500

51

1500.

..

F

fbb Ahl

f

89000

2 [N/mm2]

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3.6.11 S 柱

・限界細長比Λを「2007 年度版 建築物の構造関係技術基準解説書」を参考に計算し、fb2 を SI 単位で計算するようにしま

した。これにより、fb がわずかに変わる場合があります。

・SN 材の幅厚比の判定を「2007 年度版 建築物の構造関係技術基準解説書」を参考に計算するようにしました。鉄骨の材料

強度を SI 単位で計算するようになったことと、採用する式が変更されたことで幅厚比の判定が変わる場合があります。

・圧縮材の座屈の許容応力度を「2007 年度版 建築物の構造関係技術基準解説書」を参考に計算するようにしました。これ

により、λ>Λのとき、fc がわずかに変わります。

『SS2』 『SS3』

圧縮材の座屈許容応力度 2

2770

Ffc.

[kg/cm2] 22

27692065

18

FFfc

. [N/mm2]

3.6.12 S 造露出柱脚の回転剛性と各種耐力

・アンカーボルトのヤング係数(鉄骨と同じ値)を SI 単位で計算するようにしました。これにより、回転剛性値がわずか

に小さくなります。

・応力(特に軸力)や偏心距離 e(=M/N)、中立軸の位置が変わることによって、許容耐力、終局耐力値が変わります。

3.6.13 杭の応力計算

・地盤の変形係数 E0 を SI 単位式で計算するようにしました。これにより、水平方向地盤反力係数(kh)が大きくなります。

N 値=10.0、杭径 B=40[cm]の場合

『SS2』

0.7070 NE [kg/cm2]

52.38.0 4/30 BEkh [kg/cm3] → 5.3480665.9*52.3 hk [N/cm3]

『SS3』

0.700700 NE [N/cm2]

2.358.0 4/30 BEkh [N/cm3]

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3.7 耐力計算

耐力計算の結果が変わると、増分解析の結果に差異が生じてきます。破壊形式や部材が壊れる順番が変わると、場合によっ

ては保有水平耐力の結果が大きく変わる場合もあります。

3.7.1 曲げひび割れ耐力算定式 (Mc)

・Mc 算定式自体に変更はありませんが、単位系を重力単位から SI 単位に変更したことにより、『SS2』で入力していた式の

係数の変換を行います。

(例)“1.80”と入力していた場合、

563701080665981 ...

となりますが、入力は小数第 2位までですので、これを“0.56”とします。このため Mc にわずかな差異が生じます。

『SS2』 『SS3』

Mc 算定式 ZeMc B 81. [kg/cm2] ZeMc B 560. [N/mm2]

また、鉄筋のヤング係数を SI 単位化したことでヤング係数比 nが異なるため断面係数 Ze が変わります。(ヤング係数比

が異なる例は、3.4.1 剛性計算結果とヤング係数比 を参照)。

3.7.2 柱脚の曲げ耐力と軸耐力の単位変換

・『SS2』『SS3』ともに SI 単位で耐力計算していますが、『SS2』では耐力値を一旦重力単位に変換しています。

一方、『SS3』では耐力値を SI 単位のまま扱います。そのため、変換誤差の有無によって軸耐力と曲げ耐力がわずかに違

います。

(例) 柱脚耐力の計算結果が 6311.0[kNm]だったとき 重力加速度=9.80665[m/s2]

『SS2』 『SS3』

計算結果 6311.0[kNm] 6311.0[kNm]

ファイルへ

保存した値

6311.0/9.80665 = 643.54290

→ 643.5[tm] で保存 (四捨五入) 6311.0[kNm]

増分解析で

の降伏判定

643.5 ×9.80665

= 6310.5[kNm] 6311.0[kNm]

出力する値 643.5 ×9.80665

= 6310.5[kNm] 6311.0[kNm]

3.7.3 腰壁・垂壁付き RC 梁の Mu

・鋼材のヤング係数を SI 単位化したことでヤング係数比 nが異なるため、値がわずかに違います。

3.7.4 柱はり耐力比

(1)ルート 2における節点ごとの耐力比の判定

・長期軸力に差異がある場合、軸力比 nに差異が生じ、柱の耐力値が変わります。

・鉄骨強度が重力単位から SI 単位になったので、梁柱の耐力値が変わります。

(2)ルート 3における層ごとの梁、柱、パネル耐力比の判定

・長期軸力に差異がある場合、軸力比 nに差異が生じ、柱・パネルの耐力値が変わります。

※軸力比 = 長期軸力/(柱断面積×降伏強度)

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3.7.5 鉄骨ブレース耐力式

・『SS2』では重力単位の基準強度からブレースの圧縮有効判定を行い、圧縮耐力を計算していました。『SS3』では条件式

を SI 単位に変更し、「2007 年版 建築物の構造関係技術基準解説書」によって限界細長比を計算するようにしました。

『SS2』:重力単位で計算

F:基準強度[t/cm2] λe:ブレースの細長比

条件 判定 圧縮耐力 限界細長比

Fe

50

圧縮・引張ブレースともに有効yA uc N

e のとき

y2 A/.. euc N 4001

FFe

20050

圧縮・引張ブレースともに有効

ただし、

圧縮ブレースの座屈耐力を考慮e のとき

y2 A//. euc N 60

Fe

200

引張ブレースのみ有効 -

FE

60

2

.

※条件は、「建築耐震設計における保有耐力と変形性能 日本建築学会,1981 年」を参考にしています。

『SS3』:SI 単位で計算

F:基準強度[N/mm2] λe:ブレースの細長比

条件 判定 圧縮耐力 限界細長比

Fe

213

圧縮・引張ブレースともに有効yA uc N

e のとき

y2 A/.. euc N 4001

FFe

1980213

圧縮・引張ブレースともに有効

ただし、

圧縮ブレースの座屈耐力を考慮e のとき

y2 A//. euc N 60

Fe

1980

引張ブレースのみ有効 -

51

1500

.F

※条件は、「鋼構造限界状態設計指針・同解説 日本建築学会,2002 年 9 月」を参考にしています。

(例)F=235[N/mm2]の場合

『SS2』

F=235[N/mm2]の鋼材の場合、『SS2』では F=2.4[t/cm2]として計算を行っていました。

273242

5050.

.

F, 09129

42

200200.

.

F

『SS3』

8913235

213213.

F, 16129

235

19801980.

F

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4.出力内容の変更

4.1 作図・3D 作図 『SS3』では重力単位の物件は扱わないため、表示される値はすべて SI 単位となります。

作図 [Q-δ曲線(保有水平耐力用)]の指定画面

・「μ(階の塑性率)」、「弾性限界の表示」を削除しました。

・「Ds 算定時を表示」を追加し、「設計限界の表示」を「保有水平耐力時を表示」に変更しました。

・「各算定時」の指定を追加しました。保有水平耐力時のQ-δ曲線は、階名の右に“(保有)”と出力します。保有水平

耐力時の副 1 剛床の場合は、“階名(保有,副 1)”となります。

4.2 結果出力

各算定時耐力表

・「弾性&設計限界耐力表」を廃止し、保有水平耐力時と Ds 算定時の層間変形などを出力する「各算定時耐力表」を出力

するようにしました。

※弾性限界については、CSV 結果出力で値を確認してください。

(6) 各算定時耐力表

※※ 地震力:X方向 左→右加力 ※※ Ds 算定時:指定重心層間変形角(1/50)に達した。最終 STEP=377

保有水平耐力時:指定重心層間変形角(1/100)に達した。STEP=258

/-------- 保有水平耐力時 --------/ /----------- Ds 算定時 -----------/

階 Q δ 層間変形角 Q δ 層間変形角

3 3046.2 2.44715 1/ 146(重心) 2181.2 1.18593 1/ 300(重心)

2 4569.3 3.51173 1/ 102(重心) 4364.7 3.18343 1/ 112(重心)

1 6092.4 3.75469 1/ 102(重心) 6546.0 7.68708 1/ 50(重心)

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4.3 構造計算書 「大臣認定構造計算プログラムを用いた構造計算書の確認審査・構造計算適合性判定のガイドライン」の出力形式を参考に、

構造計算書を出力するようにしました。構造計算書の構成が『SS2』から変更され、直接入力する項目も追加されています。

▼「大臣認定構造計算プログラムを用いた構造計算書の確認審査・構造計算適合性判定のガイドライン」

http://www.icba.or.jp/kaisei/ntprogram-guideline.pdf

計算書作成

・入力データリストは「§15.エコーデー

タ」で出力されるため、 [入力データリ

ストの添付]チェックボックスを無くしま

した。

・[利用者証明書]ボタンを無くしました。

『SS2』と『SS3』の入力画面の構成

※表中の は『SS3』から変更・追加された項目を表します。

『SS2』 『SS3』

■表紙 ■表紙

§1 計算・設計に関する情報 §1 一般事項

§2 一般事項 §2 設計方針と使用材料(1)

§3 設計方針と使用材料 §2 設計方針と使用材料(2)

§4 プログラムの使用状況 §2 設計方針と使用材料(3)

§5 荷重・外力の条件 §3 プログラムの使用状況

§6 準備計算 §4 荷重・外力

§7 応力解析 §5 準備計算

§8 断面検定(1) §6 応力解析

§8 断面検定(2) §7 断面検定(1)

§9 壁量・柱量 §7 断面検定(2)

§10 層間変形角 §8 壁量・柱量

§11 偏心率・剛性率 §9 層間変形角・剛性率

§12 保有水平耐力 §10 偏心率

§13 計算ルート判別表 §11 保有水平耐力

§14 総合所見 §12 基礎・地盤

§13 その他の部材

§14 総合所見

§15 エコーデータ

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§2 設計方針と使用材料(1)~(3)

「設計上準拠した指針・規準等」、「特別な調査又は研究の結果による場合」を入力する項目です。

・[参考文献]をクリックすると、以下のウ

ィンドウが表示されます。

必要に応じて「設計上準拠した指針・基

準等」の項目にコピーしてください。

ヘッダ

・『SS3』のバージョンをヘッダに出力します。

フッタ

・ 計算開始時刻をフッタに出力します。

最終ページ

・構造計算書出力を行った日時を 終ページに出力します。

③貼り付け(Ctrl+V)

②選択してコピー(Ctrl+C)

①クリック

######

ユーザ ID が表示されます

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35

各セクションの出力項目一覧

※表中の は『SS3』から変更・追加された項目を表します。

『SS2』 『SS3』

§1.計算・設計に関する情報 ■表紙

構造計算プログラム 構造計算プログラム

名称 名称

使用契約者 使用契約者

国土交通大臣認定

性能評価

プログラム実行機種・プログラム実行 OS

構造設計事務所 構造設計事務所

名称 名称

担当者 担当者

資格 一級建築士登録番号

責任者

資格

連絡先 連絡先

TEL TEL

構造計算協力事務所 構造計算協力事務所

名称 名称

担当者 担当者

責任者 一級建築士登録番号

連絡先 連絡先

TEL TEL

建築設計事務所

名称

担当者

連絡先

TEL

§2.一般事項 §1.一般事項

2.1 建築物の構造設計概要 1.1 建築物の構造設計概要

建築場所 建築場所

用途 用途

構造種別 構造種別

階数 階数

工事種別 工事種別

建築面積 建築面積

軒高さ 軒高さ

増築予定 増築予定

延床面積 延床面積

建築物高さ 建築物高さ

基礎底深さ 基礎底深さ

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GLの高さ

パラペットの高さ

上部構造形式 上部構造形式

基礎構造形式 基礎構造形式

仕上げ 仕上げ

屋上付属物等 屋上付属物等

2.2 略伏図 1.2 略伏図

1.2.1 床伏図

1.2.2 柱・壁配置図

2.3 略軸組図 1.3 略軸組図

1.3.1 略軸組図

2.4 断面リスト 1.4 断面リスト

§3. 設計方針と使用材料 §2. 設計方針と使用材料

3.1 構造設計方針 2.1 構造設計方針

2.1.1 構造設計方針(上部構造)

2.1.1 構造設計方針(基礎構造)

2.1.2 設計上準拠した指針・規準等

3.2 構造計算方針 2.2 構造計算方針

2.2.1 構造計算方針(上部構造)

2.2.1 構造計算方針(基礎構造)

2.2.2 使用プログラムその他

2.2.3 計算ルート

3.3 使用材料・許容応力度 2.3 使用材料・許容応力度

3.4 その他 2.4 特別な調査又は研究の結果による場合

§4.プログラムの使用状況 §3.プログラムの使用状況

4.1 メッセージ一覧 3.1 メッセージ一覧

設計者としての考え方 設計者としての考え方

4.2 その他 3.2 その他

§5.荷重・外力の条件 §4.荷重・外力

5.1 固定荷重 4.1 固定荷重

5.2 積載荷重 4.2 積載荷重

4.3 固定荷重、積載荷重への追加荷重

4.4 常時荷重時の条件

5.3 積雪荷重 4.5 積雪荷重

4.5.1 積雪荷重に関する係数など

5.4 風荷重 4.6 風圧力

4.6.1 風荷重に関する係数など

4.6.2 風荷重時受圧面積

5.5 地震荷重 4.7 地震荷重

4.7.1 地震荷重に関する係数など

4.7.2 建築物重量と地震力

5.6 土圧・水圧・その他の荷重 4.8 その他の荷重

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§6. 準備計算 §5 準備計算

6.1 剛性に関する計算条件 5.1 剛性に関する計算条件

5.1.1 剛性に関する計算条件

5.1.2 その他

6.2 大梁の基本応力 5.2 柱・はりの基本応力

CMQ図 5.2.1 CMQ 図<固定+積載荷重>

5.2.2 CMQ 図<積雪荷重>

6.3 節点荷重 5.3 節点重量

常時の節点荷重(伏図) 5.3.1 節点重量<固定+積載荷重>

6.4 積雪荷重

積雪時の節点荷重(伏図) 5.3.2 節点重量<積雪荷重>

5.3.3 節点毎の地震用重量

6.5 風荷重

6.6 建築物の重量と地震力

6.7 その他

§7. 応力解析 §6. 応力解析

7.1 架構モデル図 6.1 架構モデル図

7.1.1 架構モデル図

6.1.1 建物規模・各層の構造種別

6.1.2 モデル化共通条件

6.1.3 構造モデル図

6.1.4 その他

6.1.5 支点条件

6.1.6 部材接合個別入力

7.1.2 梁の剛度増大率 6.1.7 部材剛性

7.1.3 柱の剛度増大率

7.1.4 剛性低下率

7.2 鉛直荷重時 6.2 鉛直荷重時

7.2.1 応力計算条件

7.2.2 応力図<固定荷重+積載荷重> 6.2.1 応力図<固定+積載荷重>

応力図<積雪荷重> 6.2.2 応力図<積雪荷重>

6.2.3 軸力図<固定+積載荷重>

6.2.4 軸力図<積雪荷重>

7.2.3 支点反力図 <固+載><雪>

7.3 水平荷重時 6.3 水平荷重時

7.3.1 応力計算条件

7.3.2 応力図<風荷重> 6.3.1 応力図<地震荷重>

応力図<地震荷重> 6.3.2 応力図<風荷重>

7.3.3 分担率 6.3.3 分担率

7.3.4 支点反力図<風荷重> 6.4 支点反力図

支点反力図<地震荷重>

7.4 その他

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§8. 断面検定 §7. 断面検定

7.1 断面検定方針

7.2 検定用応力組合せ一覧表

8.1 検定比<長期荷重時> 7.3 長期荷重時断面検定比図

検定比<短期荷重時> 7.4 短期荷重時断面検定比図

7.4.1 短期荷重時断面検定比図(地震荷重時)

7.4.2 短期荷重時断面検定比図(風荷重時)

7.4.3 短期荷重時断面検定比図(積雪荷重時)

8.2 詳細出力 7.5 柱の断面検定表

7.6 はりの断面検定表

7.7 耐震壁の断面検定表

7.8 鉛直ブレースの断面検定表

7.9 柱はり接合部の断面検定表

7.10 柱脚の断面検定表

7.11 柱はり耐力比図(冷間成形角形鋼管)

8.3 応力の割増率

8.4 その他

§9. 壁量・柱量 §8. 壁量・柱量

9.1 壁量・柱量 8.1 壁量・柱量

§10. 層間変形角 §9. 層間変形角・剛性率

10.1 層間変形角 9.1 層間変形角

9.2 剛性率

§11. 偏心率・剛性率 §10. 偏心率

11.1 剛性率 10.1 偏心率

11.2 偏心率 10.2 重心・剛心図

11.3 重心・剛心図

§12. 保有水平耐力 §11. 保有水平耐力

12.1 保有水平耐力設計方針 11.1 保有水平耐力設計方針

構造計算方針 11.1.1 構造計算方針

11.1.2 部材の設計方針

12.2 荷重増分解析の方法 11.2 荷重増分解析の方法

12.2.1 基本条件 11.2.1 基本条件

12.2.2 増分コントロール 11.2.2 増分コントロール

11.2.3 終局強度倍率

12.2.3 部材種別の判定条件 11.2.4 部材種別の判定条件

12.2.4 外力分布 11.2.5 外力分布

12.2.5 復元力特性 11.2.6 復元力特性

12.3 構造特性係数 Ds の算定 11.3 構造特性係数 Ds の算定

11.3.1 Ds 算定時の部材終局強度

12.3.1 Ds 算定時の応力図 11.3.2 Ds 算定時の応力図

12.3.2 Ds 算定時のヒンジ図 11.3.3 Ds 算定時のヒンジ図

12.3.3 破壊形式・部材種別表 11.3.4 部材種別表

11.3.5 部材種別図

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12.3.4 Ds 値算定表 11.3.6 Ds 値算定表

12.4 保有水平耐力の算定 11.4 保有水平耐力の算定

11.4.1 保有水平耐力算定時の部材終局強度

12.4.1 保有水平耐力時の応力図 11.4.2 保有水平耐力時の応力図

12.4.2 保有水平耐力時の支点反力図 11.4.3 保有水平耐力時の支点反力図

12.4.3 保有水平耐力時のヒンジ図 11.4.4 保有水平耐力時のヒンジ図

12.5 各層の層せん断力-層間変形曲線 11.5 各階の層せん断力-層間変形曲線

12.5.1 各階の層せん断力-層間変形曲線 11.5.1 各階の層せん断力-層間変形曲線

12.6 各層の保有水平耐力の検討 11.6 各階の保有水平耐力の検討

12.6.1 必要保有水平耐力と保有水平耐力比較表 11.6.1 必要保有水平耐力と保有水平耐力比較表

11.6.2 必要保有水平耐力と保有水平耐力比較図

11.6.3 せん断設計

11.6.4 柱はり接合部の検定

11.6.5 層の耐力比(BCR、BCP)

11.6.6 柱脚の検定

12.7 その他

§13 計算ルート判別表 §12 基礎・地盤

§14 総合所見 §13 その他の部材

§14 総合所見

§15 エコーデータ

[解析と結果出力]、[結果出力]による出力(構造計算書(その 3) )は、チェック用の出力となります。

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40

5.CSV ファイル入出力の変更

5.1 CSV ファイルの読み込み

『SS2』で出力した CSV ファイルを『SS3』で読み込む

・『SS2』で作成した CSV ファイルを、『SS3』で読み込むことができます。

・『SS3』からデータの並びが変更された項目や、削除された項目(P. 15~P. 18)は読み込みません。

『SS3』で出力した CSV ファイルを『SS2』で読み込む

・『SS3』からデータの並びが変更された項目、追加された項目は読み込みません。

5.2 『SS3』で削除した CSV 項目・CSV データ ・太字で示される項目は、『SS3』で削除した CSV 項目です。

『SS2』 『SS3』

応力 応力

支点の状態 row_data 支点の状態 row_data

中折れ架構の位置・・・・・・・・・・削除 row_data

剛床仮定の解除 row_data 剛床仮定の解除 row_data

同一鉛直変位・・・・・・・・・・・・削除 row_data

多剛床の指定 row_data 多剛床の指定 row_data

剛床部の回転拘束 row_data 剛床部の回転拘束 row_data

層間変形角用階高 row_data 層間変形角用階高 row_data

断面算定 断面算定

鉄筋重心位置(層ごと) num_data 鉄筋重心位置(層ごと) num_data

鉄筋重心位置(梁個別) row_data 鉄筋重心位置(梁個別) row_data

スラブ筋(標準) key_data スラブ筋(標準) key_data

スラブ筋(梁個別) row_data スラブ筋(梁個別) row_data

ジョイント位置(層ごと) num_data ジョイント位置(層ごと) num_data

ジョイント位置(個別) row_data ジョイント位置(個別) row_data

SRC 柱鉄骨形状配置 plane_data SRC 柱鉄骨形状配置 plane_data

SRC 柱 T 形鉄骨ウェブ心(フレーム) row_data SRC 柱 T 形鉄骨ウェブ心(フレーム) row_data

SRC 柱 T 形鉄骨ウェブ心(ゾーン) row_data SRC 柱 T 形鉄骨ウェブ心(ゾーン) row_data

SRC 鉄骨かぶり(梁) row_data SRC 鉄骨かぶり(梁) row_data

SRC 鉄骨かぶり(柱) row_data SRC 鉄骨かぶり(柱) row_data

ウェブの状態(梁) row_data ウェブの状態(梁) row_data

ウェブの状態(柱) row_data ウェブの状態(柱) row_data

カバープレート row_data カバープレート row_data

横補剛(梁) row_data 横補剛(梁) row_data

横補剛(柱) row_data 横補剛(柱) row_data

座屈長さ係数 row_data 座屈長さ係数 row_data

ダイアフラム形式(標準) key_data ダイアフラム形式(標準) key_data

ダイアフラム形式(個別) row_data ダイアフラム形式(個別) row_data

接合部パネルの補強 row_data 接合部パネルの補強 row_data

梁符号配筋 num_data 梁符号配筋 num_data

梁符号配置 plane_data 梁符号配置 plane_data

柱符号配筋 num_data 柱符号配筋 num_data

柱符号配置 plane_data 柱符号配置 plane_data

壁登録 num_data 壁登録 num_data

袖壁・腰壁・垂壁登録 num_data 袖壁・腰壁・垂壁登録 num_data

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鉄骨ブレース登録 num_data 鉄骨ブレース登録 num_data

柱脚形状 num_data 柱脚形状 num_data

主筋(標準)・・・・・・・・・・・・削除 key_data

主筋(梁)・・・・・・・・・・・・・削除 row_data

主筋(柱)・・・・・・・・・・・・・削除 row_data

せん断補強筋(標準)・・・・・・・・削除 key_data

せん断補強筋(梁)・・・・・・・・・削除 row_data

せん断補強筋(柱)・・・・・・・・・削除 row_data

SRC 鉄骨(梁)・・・・・・・・・・・削除 row_data

SRC 鉄骨(柱)・・・・・・・・・・・削除 row_data

断面算定省略部材(梁) row_data 断面算定省略部材(梁) row_data

断面算定省略部材(柱) row_data 断面算定省略部材(柱) row_data

断面算定省略部材(接合部) row_data 断面算定省略部材(接合部) row_data

断面算定省略部材(耐震壁) row_data 断面算定省略部材(耐震壁) row_data

断面算定省略部材(ブレース) row_data 断面算定省略部材(ブレース) row_data

断面算定省略部材(柱脚) row_data 断面算定省略部材(柱脚) row_data

一本部材の指定(梁) row_data 一本部材の指定(梁) row_data

一本部材の指定(柱) row_data 一本部材の指定(柱) row_data

端部断面算定位置(梁) row_data 端部断面算定位置(梁) row_data

端部断面算定位置(柱) row_data 端部断面算定位置(柱) row_data

Qy 算定用の内法寸法(梁) row_data Qy 算定用の内法寸法(梁) row_data

Qy 算定用の内法寸法(柱) row_data Qy 算定用の内法寸法(柱) row_data

内柱の指定 row_data 内柱の指定 row_data

設計用応力割増し率(標準) key_data 設計用応力割増し率(標準) key_data

設計用応力割増し率(階) num_data 設計用応力割増し率(階) num_data

設計用応力割増し率(フレーム) num_data 設計用応力割増し率(フレーム) num_data

設計用応力割増し率(梁) row_data 設計用応力割増し率(梁) row_data

設計用応力割増し率(柱) row_data 設計用応力割増し率(柱) row_data

・太字で示される項目は、『SS3』で削除した CSV データです。

『SS2』 『SS3』

name=剛性計算条件 format=key_data name=剛性計算条件 format=key_data

耐震壁モデル化の方法・・・・・・・・・・・・・・・・・削除

耐震壁とその周りの部材の応力整理 耐震壁とその周りの部材の応力整理

耐震壁周りの袖壁をブレースへ算入する長さの比率φ・・・削除

耐震壁周りの梁の剛度増大率 耐震壁周りの梁の剛度増大率

耐震壁の形状係数κの自動計算・・・・・・・・・・・・・削除

梁・柱Iの計算方法 梁・柱Iの計算方法

腰壁・垂壁(袖壁)によるIの計算方法 腰壁・垂壁(袖壁)によるIの計算方法

[RC・SRC 梁]床によるIの計算方法 [RC・SRC 梁]床によるIの計算方法

[RC・SRC 梁]片側スラブの増大率 [RC・SRC 梁]片側スラブの増大率

[RC・SRC 梁]両側スラブの増大率 [RC・SRC 梁]両側スラブの増大率

[S 梁]床によるIの計算方法 [S 梁]床によるIの計算方法

[S 梁]デッキプレートのせい [S 梁]デッキプレートのせい

[S 梁]片側スラブの増大率 [S 梁]片側スラブの増大率

[S 梁]両側スラブの増大率 [S 梁]両側スラブの増大率

A の計算方法(せん断変形用と軸変形用との区別)

A の計算方法(せん断変形用と軸変形用との区別)

A の計算方法(As 用 or A 用) A の計算方法(As 用 or A 用)

A の計算方法(An 用) A の計算方法(An 用)

剛域の計算方法(開口の処理) 剛域の計算方法(開口の処理)

剛域の計算方法(剛域の 大値λL の係数λ) 剛域の計算方法(剛域の 大値λL の係数λ)

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剛域の計算方法(剛域の入り長さαDの係数α)

剛域の計算方法(剛域の入り長さαDの係数α)

スリット壁付梁の剛性計算 スリット壁付梁の剛性計算

柱軸変形用断面積の取り方(鉛直時) 柱軸変形用断面積の取り方(鉛直時)

柱軸変形用断面積の取り方(水平時) 柱軸変形用断面積の取り方(水平時)

柱軸変形用剛域の取り方(鉛直時) 柱軸変形用剛域の取り方(鉛直時)

柱軸変形用剛域の取り方(水平時) 柱軸変形用剛域の取り方(水平時)

RC・SRC 梁柱の剛性計算で鉄筋鉄骨の考慮 RC・SRC 梁柱の剛性計算で鉄筋鉄骨の考慮

耐震壁の開口条件 耐震壁の開口条件

開口周比および開口高さ比における hのとり方 開口周比および開口高さ比における hのとり方

name=荷重計算条件 format=key_data name=荷重計算条件 format=key_data

柱自重の取り扱い 柱自重の取り扱い

柱軸力算定の際,壁の取り扱い 柱軸力算定の際,壁の取り扱い

梁 C.Mo.Qo 算定の際,壁の取り扱い 梁 C.Mo.Qo 算定の際,壁の取り扱い

剛域を考慮して荷重項の計算 剛域を考慮して荷重項の計算

柱軸力の低減 柱軸力の低減

丸め単位・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・削除

建物外周部床の考慮 建物外周部床の考慮

考慮する幅 L1 考慮する幅 L1

考慮する幅 L2 考慮する幅 L2

考慮する幅 L3 考慮する幅 L3

考慮する幅 L4 考慮する幅 L4

name=応力計算条件 format=key_data name=応力計算条件 format=key_data

応力解析方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・削除

X 方向地震荷重時水平外力の荷重方向 X 方向地震荷重時水平外力の荷重方向

Y 方向地震荷重時水平外力の荷重方向 Y 方向地震荷重時水平外力の荷重方向

X 方向風荷重時水平外力の荷重方向 X 方向風荷重時水平外力の荷重方向

Y 方向風荷重時水平外力の荷重方向 Y 方向風荷重時水平外力の荷重方向

外力の作用角度θ 外力の作用角度θ

浮き上がりの考慮 浮き上がりの考慮

浮き上がり計算回数の制限値 浮き上がり計算回数の制限値

せん断による変形の考慮 せん断による変形の考慮

柱軸力による変形(柱の伸縮) 柱軸力による変形(柱の伸縮)

鉛直荷重時において耐力壁周りの荷重項考慮 鉛直荷重時において耐力壁周りの荷重項考慮

傾斜地に建つ場合の地盤に伝わるせん断力の処理

傾斜地に建つ場合の地盤に伝わるせん断力の処理

β1 β1

基礎部分の重量と剛性の考慮 基礎部分の重量と剛性の考慮

層間変形角の選択 層間変形角の選択

短期地震荷重時の計算方法 短期地震荷重時の計算方法

剛心位置の計算方法 剛心位置の計算方法

剛性率計算時の層間変形角の選択 剛性率計算時の層間変形角の選択

name=標準使用材料 format=key_data name=標準使用材料 format=key_data

コンクリート種類(RC・SRC) コンクリート種類(RC・SRC)

コンクリート Fc(RC・SRC) コンクリート Fc(RC・SRC)

梁 X 主筋径 梁 X 主筋径

梁 Y 主筋径 梁 Y 主筋径

スターラップ X径 スターラップ X径

スターラップ Y径 スターラップ Y径

柱主筋径 柱主筋径

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フープ径 フープ径

壁筋径 壁筋径

床筋径 床筋径

異形鉄筋 細物種別 異形鉄筋 細物種別

異形鉄筋 太物 1 小径 異形鉄筋 太物 1 小径

異形鉄筋 太物 1種別 異形鉄筋 太物 1種別

異形鉄筋 太物 2 小径 異形鉄筋 太物 2 小径

異形鉄筋 太物 2種別 異形鉄筋 太物 2種別

丸鋼 細物種別 丸鋼 細物種別

丸鋼 太物 1 小径 丸鋼 太物 1 小径

丸鋼 太物 1 種別 丸鋼 太物 1 種別

ウルボン ウルボン

梁左端鉄骨種別 梁左端鉄骨種別

梁中央鉄骨種別 梁中央鉄骨種別

梁右端鉄骨種別 梁右端鉄骨種別

柱頭鉄骨種別 柱頭鉄骨種別

柱脚鉄骨種別 柱脚鉄骨種別

鉄骨ブレース 鉄骨ブレース

アンカーボルト 種別 アンカーボルト 種別

アンカーボルト 径 アンカーボルト 径

溶接作業法 溶接作業法

高強度せん断補強筋種類 高強度せん断補強筋種類

鉄骨種別の切り替え 鉄骨種別の切り替え

冷間成形角形の使用 冷間成形角形の使用

鉄骨柱種別 冷間角形 鉄骨柱種別 冷間角形

コンクリート定数等(RC・SRC)・・・・・・・・・・・・削除

コンクリート定数等(CFT 柱用) コンクリート定数等(CFT 柱用)

コンクリート Fc (CFT 柱用) コンクリート Fc (CFT 柱用)

name=積雪荷重 format=key_data name=積雪荷重 format=key_data

積雪荷重の考慮 積雪荷重の考慮

積雪荷重 積雪荷重

係数δ1 係数δ1

係数δ2 係数δ2

係数δ3 係数δ3

準拠する施行令・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・削除

垂直積雪量 垂直積雪量

地域番号 地域番号

標高 ls 標高 ls

海率 rs 海率 rs

name=風荷重 format=key_data name=風荷重 format=key_data

X 方向風荷重の考慮 X 方向風荷重の考慮

Y 方向風荷重の考慮 Y 方向風荷重の考慮

X 方向速度圧の低減率 ω X 方向速度圧の低減率 ω

Y 方向速度圧の低減率 ω Y 方向速度圧の低減率 ω

準拠する施行令・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・削除

X 方向速度圧の扱い X 方向速度圧の扱い

Y 方向速度圧の扱い Y 方向速度圧の扱い

地表粗度区分 地表粗度区分

基準風速 Vo 基準風速 Vo

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X 方向風力係数の計算 X 方向風力係数の計算

Y 方向風力係数の計算 Y 方向風力係数の計算

Cpe(風上側) Cpe(風上側)

Cpe(風下側) Cpe(風下側)

Cpi Cpi

X 方向速度圧 q X 方向速度圧 q

Y 方向速度圧 q Y 方向速度圧 q

屋根風荷重の考慮 屋根風荷重の考慮

5.3 『SS3』から変更した CSV データの並び

保有水平耐力計算条件(入力データ)

・太字は『SS3』で変更された CSV データです。

『SS2』 『SS3』

name=保有水平耐力計算条件(終局耐力) format=key_data name=保有水平耐力計算条件 (終局耐力) format=key_data

SRC 耐力式 SRC 耐力式

腰・垂・袖壁の考慮 腰・垂・袖壁の考慮

スラブ筋の考慮 スラブ筋の考慮

ウェブ曲げ耐力の考慮 ウェブ曲げ耐力の考慮

ハンチ付き梁の下端主筋考慮方法 ハンチ付き梁の下端主筋考慮方法

RC 柱 Mu の算定式 RC 柱 Mu の算定式

RC 梁・柱 Qu の算定式 RC 梁・柱 Qu の算定式

RC 梁 Qu 靭性指針式 Rp[1/m] RC 梁 Qu 靭性指針式 Rp[1/m]

RC 柱 Qu 靭性指針式 Rp[1/m] RC 柱 Qu 靭性指針式 Rp[1/m]

RC 耐震壁 Qu 算定式 RC 耐震壁 Qu 算定式

RC 耐震壁 Qu 靭性指針式 Ru[1/m] RC 耐震壁 Qu 靭性指針式 Ru[1/m]

RC 耐震壁 Qu 算定式における M/QD RC 耐震壁 Qu 算定式における M/QD

高強度せん断補強筋 Qu の算定式 高強度せん断補強筋 Qu の算定式

S 梁 Mu 算定時の横座屈の考慮 S 梁 Mu 算定時の横座屈の考慮

RC 柱:柱降伏曲面の算定式の係数 RC 柱:柱降伏曲面の算定式の係数

SRC 柱:柱降伏曲面の算定式の係数 SRC 柱:柱降伏曲面の算定式の係数

角形鋼管:柱降伏曲面の算定式の係数 角形鋼管:柱降伏曲面の算定式の係数

角形 CFT 柱:柱降伏曲面の算定式の係数 角形 CFT 柱:柱降伏曲面の算定式の係数

柱脚曲げ耐力の算定 柱脚曲げ耐力の算定

RC袖壁付き柱のせん断耐力算出方法 RC袖壁付き柱のせん断耐力算出方法

柱危険断面位置採用方法

柱脚曲げ耐力用軸力

name=保有水平耐力計算条件(荷重増分) format=key_data name=保有水平耐力計算条件(荷重増分) format=key_data

X 方向推定崩壊荷重の倍率 X 方向推定崩壊荷重の倍率

Y 方向推定崩壊荷重の倍率 Y 方向推定崩壊荷重の倍率

X 方向推定崩壊荷重までのステップ数 X 方向推定崩壊荷重までのステップ数

Y 方向推定崩壊荷重までのステップ数 Y 方向推定崩壊荷重までのステップ数

X 方向荷重増分量の分割方法 X 方向荷重増分量の分割方法

Y 方向荷重増分量の分割方法 Y 方向荷重増分量の分割方法

X 方向重心の層間変形角(1/m)

Y 方向重心の層間変形角(1/m)

X 方向最大の層間変形角(1/m)

Y 方向最大の層間変形角(1/m)

X 方向最大ステップ数

Y 方向最大ステップ数

RC 部材弾性剛性に対する比率(1/m) RC 部材弾性剛性に対する比率(1/m)

SRC 部材弾性剛性に対する比率(1/m) SRC 部材弾性剛性に対する比率(1/m)

『SS3』

「Ds 算定時」

へ移動

『SS2』

「降伏の認識」

から移動

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45

S 部材弾性剛性に対する比率(1/m) S 部材弾性剛性に対する比率(1/m)

CFT 柱部材弾性剛性に対する比率(1/m) CFT 柱部材弾性剛性に対する比率(1/m)

支点(水平)部材弾性剛性に対する比率(1/m) 支点(水平)部材弾性剛性に対する比率(1/m)

X 方向剛床回転の拘束 X 方向剛床回転の拘束

Y 方向剛床回転の拘束 Y 方向剛床回転の拘束

・『SS2』の「荷重増分」の一部と「降伏の認識」「弾性・設計限界」「各階層間変形角」を統合して、『SS3』の「Ds

算定時」「保有水平耐力時」としました。

name=保有水平耐力計算条件(降伏の認識)

format=key_data

【『SS3』から追加された項目】

name=保有水平耐力計算条件(Ds 算定時) format=key_data

支点の考慮:浮き上がり 支点の考慮:浮き上がり

支点の考慮:圧壊 支点の考慮:圧壊

支点の考慮:水平 支点の考慮:水平

せん断破壊の考慮:梁 せん断破壊の考慮:梁

せん断破壊の考慮:柱 せん断破壊の考慮:柱

せん断破壊の考慮:耐震壁 せん断破壊の考慮:耐震壁

RC 梁 X 方向せん断破壊 RC 梁 X 方向せん断破壊

RC 柱 X 方向せん断破壊 RC 柱 X 方向せん断破壊

RC 柱 X 方向軸圧縮破壊 RC 柱 X 方向軸圧縮破壊

RC 耐震壁 X方向せん断破壊 RC 耐震壁 X方向せん断破壊

RC 耐震壁 X方向軸圧縮破壊 RC 耐震壁 X方向軸圧縮破壊

RC 梁 Y 方向せん断破壊 RC 梁 Y 方向せん断破壊

RC 柱 Y 方向せん断破壊 RC 柱 Y 方向せん断破壊

RC 柱 Y 方向軸圧縮破壊 RC 柱 Y 方向軸圧縮破壊

RC 耐震壁 Y方向せん断破壊 RC 耐震壁 Y方向せん断破壊

RC 耐震壁 Y方向軸圧縮破壊 RC 耐震壁 Y方向軸圧縮破壊

SRC 梁 X方向せん断破壊 SRC 梁 X 方向せん断破壊

SRC 柱 X方向せん断破壊 SRC 柱 X 方向せん断破壊

SRC 柱 X方向軸圧縮破壊 SRC 柱 X 方向軸圧縮破壊

SRC 耐震壁 X方向せん断破壊 SRC 耐震壁 X方向せん断破壊

SRC 耐震壁 X方向軸圧縮破壊 SRC 耐震壁 X方向軸圧縮破壊

SRC 梁 Y方向せん断破壊 SRC 梁 Y 方向せん断破壊

SRC 柱 Y方向せん断破壊 SRC 柱 Y 方向せん断破壊

SRC 柱 Y方向軸圧縮破壊 SRC 柱 Y 方向軸圧縮破壊

SRC 耐震壁 Y方向せん断破壊 SRC 耐震壁 Y方向せん断破壊

SRC 耐震壁 Y方向軸圧縮破壊 SRC 耐震壁 Y方向軸圧縮破壊

S 梁 X 方向せん断破壊 S 梁 X 方向せん断破壊

S 柱 X 方向せん断破壊 S 柱 X 方向せん断破壊

S 柱 X 方向軸圧縮破壊 S 柱 X 方向軸圧縮破壊

S ブレース X方向軸圧縮破壊 S ブレース X方向軸圧縮破壊

S 梁 Y 方向せん断破壊 S 梁 Y 方向せん断破壊

S 柱 Y 方向せん断破壊 S 柱 Y 方向せん断破壊

S 柱 Y 方向軸圧縮破壊 S 柱 Y 方向軸圧縮破壊

S ブレース Y方向軸圧縮破壊 S ブレース Y方向軸圧縮破壊

CFT X 方向軸圧縮破壊 CFT X 方向軸圧縮破壊

CFT Y 方向軸圧縮破壊 CFT Y 方向軸圧縮破壊

柱危険断面位置採用方法 X 方向重心の層間変形角(1/m)

柱脚曲げ耐力用軸力 Y 方向重心の層間変形角(1/m)

X 方向最大の層間変形角(1/m)

Y 方向最大の層間変形角(1/m)

X 方向正加力最大ステップ数

X 方向負加力最大ステップ数

Y 方向正加力最大ステップ数

Y 方向負加力最大ステップ数

『SS2』

「荷重増分」

から移動

『SS3』

「終局耐力」

へ移動

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46

name=保有水平耐力計算条件(弾性・設計限界)

format=key_data

【『SS3』から追加された項目】

name=保有水平耐力計算条件(保有水平耐力時)format=key_data

X 方向弾性限界の定義 保有水平耐力時の設定

Y 方向弾性限界の定義 支点の考慮:浮き上がり

X 方向脆性破壊発生の考慮 支点の考慮:圧壊

Y 方向脆性破壊発生の考慮 支点の考慮:水平

X 方向層間変形角の考慮 せん断破壊の考慮:梁

Y 方向層間変形角の考慮 せん断破壊の考慮:柱

X 方向層間変形角の定義 せん断破壊の考慮:耐震壁

Y 方向層間変形角の定義 RC 梁 X 方向せん断破壊

X 方向指定層間変形角(1/m) RC 柱 X 方向せん断破壊

Y 方向指定層間変形角(1/m) RC 柱 X 方向軸圧縮破壊

RC 耐震壁 X方向せん断破壊

name=各階指定層間変形角 format=num_data, way=x|y RC 耐震壁 X方向軸圧縮破壊

階 No RC 梁 Y 方向せん断破壊

層間変形角(1/m) RC 柱 Y 方向せん断破壊

RC 柱 Y 方向軸圧縮破壊

RC 耐震壁 Y方向せん断破壊

RC 耐震壁 Y方向軸圧縮破壊

SRC 梁 X 方向せん断破壊

SRC 柱 X 方向せん断破壊

SRC 柱 X 方向軸圧縮破壊

SRC 耐震壁 X 方向せん断破壊

SRC 耐震壁 X 方向軸圧縮破壊

SRC 梁 Y 方向せん断破壊

SRC 柱 Y 方向せん断破壊

SRC 柱 Y 方向軸圧縮破壊

SRC 耐震壁 Y 方向せん断破壊

SRC 耐震壁 Y 方向軸圧縮破壊

S 梁 X 方向せん断破壊

S 柱 X 方向せん断破壊

S 柱 X 方向軸圧縮破壊

S ブレース X 方向軸圧縮破壊

S 梁 Y 方向せん断破壊

S 柱 Y 方向せん断破壊

S 柱 Y 方向軸圧縮破壊

S ブレース Y 方向軸圧縮破壊

CFT X 方向軸圧縮破壊

CFT Y 方向軸圧縮破壊

X 方向重心の層間変形角(1/m)

Y 方向重心の層間変形角(1/m)

X 方向 大の層間変形角(1/m)

Y 方向 大の層間変形角(1/m)

X 方向正加力 大ステップ数

X 方向負加力 大ステップ数

Y 方向正加力 大ステップ数

Y 方向負加力 大ステップ数

「Ds 算定時」

と同じ内容

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保有水平耐力結果(解析結果)

『SS2』<<保有水平耐力結果 弾性&設計限界>>

『SS3』<<保有水平耐力結果 各算定時耐力表>>

・太字は『SS3』で削除された CSV データです。

『SS2』 『SS3』

弾性&設計限界 各算定時耐力表

階 階

剛床 剛床

弾性限界 Step 弾性限界 Step

弾性限界 Q (kN) 弾性限界 Q(kN)

弾性限界δ(cm) 弾性限界δ(cm)

設計限界・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・削除

設計限界 Q(kN) 保有水平耐力時 Q(kN)

設計限界δ(cm) 保有水平耐力時δ(cm)

層間変形角(1/rad) 層間変形角(1/rad)

位置 位置

条件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・削除

解析終了時 Step・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 削除

解析終了時 Q(kN) Ds算定時 Q(kN)

解析終了時δ(cm) Ds算定時δ(cm)

層間変形角(1/rad) 層間変形角(1/rad)

位置 位置

塑性率・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・削除

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記載されている内容は、平成 21 年 1 月 5 日現在のものです。また、内容は予告なしに変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。