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WM8804/DAI ft d と DAC基板セット
SoftMode8804とDAC基板 説明書 ( Rev 1.3) © 2015-2018 mi-take
System72
WM8804/DAI soft mode と DAC基板セット
この度は、Soft Mode WM8804/DAI と PCM1792/DAC基板セットを お買い上げ
頂きありがとうございました。 組み立て前に、本説明書を ご一読いただきますよう
お願いいたします。お願いいたします。
・セットのDAC基板がPCM1792以外の
場合はそちらに読みかえ願います。
・使用するケーブルやLED,ソケット等の
色が写真と異なる場合があります。
・お買い上げのキットが、WM8804/DAI
soft mode基板のみの場合は DAC基板は
ありません。
< 特 徴 >
■WM8804/DAI基板
・WM8804 ソフトモード動作のDAI基板です。 本基板は、System72シリーズの
DAC基板 (PCM1792/1795/1796等) の制御機能を搭載しています。
・Combo384 を接続可能です。 I2Sの接続切替により
1. WM8804経由の SPDIF ( 44.1K ~ 192KHz 同軸使用時/光端子は96kまで)1. WM8804経由の SPDIF ( 44.1K 192KHz 同軸使用時/光端子は96kまで)
2. Combo384経由の PCMデータ
3. Combo384経由の DSDデータ
を切り替えて DACに出力可能です。
・WM8804の SPDIF デジタル入力は、同軸接 1入力、光端子 1入力 に対応。
ジャンパにより 切換可能です。
・基板の出力フォーマットは、I2S です。 PCM1795を使用する場合 32bitモードの選択が可能です。
ブ ド対応 ます 再生時・WM8804は スレーブモード対応してますので、Combo384での PCMファイル再生時には、
WM8804経由で SPDIF同軸デジタルの出力が可能です。 (DSD再生時は出力無し)
■ DAC基板
・DAC に Burr Brown製 PCM1792 採用。 (PCM1795/32bit版 もあります)
24bit、8倍オーバーサンプリング、差動電流出力。 デジタルフィルター内蔵。
・I/V変換には、BB製 オペアンプ OPA2604 を使用。 (使用抵抗は金属皮膜型)
P-1
I/V変換には、BB製 オ アンプ OPA2604 を使用。 (使用抵抗は金属皮膜型)
PCM1795の場合は、オペアンプは NS/TI製 LME49990又はNE5532 となります。 (使用抵抗は金属皮膜型)
PCM1796の場合は、オペアンプは NS/TI製 NE5532 となります。
・Combo384を使用時に、ファイル切替ノイズ対応する Mutingトランジスタ付きです。
WM8804 soft mode基板 部品 / コネクタ 配置図
CN310/311 JP304 CN305
CN306
CN101
CN102 CN901/902
CN306バランス調整用VR続用
Pin1
JP103
CN312CN307/308CN105CN301
*) コネクタ シルク 端面 の太線側が Pin1 です。
・ CN901/902 は、電源コネクタです。 +5V電源を接続します。
+5Vのコネクタは並列接続されたコネクタが 2個ありますので他の基板等へ分岐供給時に使 用できます。
・CN101は、同軸デジタル入力用のコネクタです。 1ピン側が hot側です。
制御基板の接続 と設 定
・CN102は、光入力端子用のコネクタはです。 オプション販売している 光入力端子(写真)が使用できます。
1ピン側(黄)を コネクタの 1ピンに合わせて下さい。 96K以下で使用下さい。176Kはノイズが出る場合があります。
・CN301は、combo384との接続用 8pin - 20pin ケーブルを接続します。 Combo384からの3番pin と 9pin から
来ているケーブルがある方が、CN310の 1pin側 (マーク側)です。
・JP103は、SPDIFの入力切換です。 どちらかにジャンパーピンが入ってますので、使用する入力端子側に
入っている事を確認してください。 [pin1]-[pin2]側 に ジャンパー有り で 同軸端子入力側です 。
・CN310/311 は、 DAC制御用端子に接続します。 DAC基板 2枚を制御するため 2組あります。
(コネクタは通常、どちらか 1個のみの装着です) DAC基板は、Lch/Rch基板のどちらを接続してもOKです。
・CN307/308 は、I2S出力です。 DAC基板に接続します。 Monoの場合どちらに接続してもOKです。
(コネクタは通常、どちらか 1個のみの装着です)
・CN312 2pinは、DAC基板のMuting端子に接続します。 Combo384との組合せ時にMuting信号が出力されます。
DAC基板に MutingTR回路が搭載されている場合、切替時のノイズが低減されます。
・CN302には、 SC1602BS 相当のLCDが接続できます。 無くても動作には影響ありません。
・JP304は、モード設定用ジャンパーです。 JP304 3pinは、PCM1795/DAC基板を使用する場合、24bit / 32bit の
切替が可能です。 PCM1795以外の DACでは 「無し」です。 Combo384を使用する場合は、4pin にショート
ジャンパーを入れます。 設定項目は下記参照。 ※その他補足事項を、P6 に記載しています。
[ 光端子の例 ]JP304 ジャンパ設定
P-2
出荷時は全て ジャンパー無し です。
リード線の黄色側が1番
1 2 3 4
Soft Mode WM8804 DAI参考 回路図
E E
GN
DM
S2(c
hip2
)M
C(CL
K)M
DI(
inpu
t)M
S(Ch
ipse
lct)
20
15.0
6.17
.
(c)
Mi-T
ake
Soft
Mod
e W
M88
04 D
AI V
3.0
103B
VR01
1 4
N31
0
1M
utin
g ou
t
CN31
2
1 4CN30
5
1 4
(CN
306)
1 5CN30
71 5 (C
N30
8)
GN
DRM
CK
LRCK
BCK
DAT
A
474
R301104
C303
I2S
DAT
A3
CLK
4FS
CLK
5M
CLK
6D
SD O
E7
GN
D8
Vcc
9M
ute
11
Com
bo38
4
1 5 (CN
311)
1 5
CN
1G 1
1A1 2
2Y4 3
1A2 4
2Y3 5
1A3 6
2Y2 7
1A4 8
2Y1 9
GND 10
Vcc20
2G16
1Y116
2A416
1Y216
2A315
1Y314
2A213
1Y412
2A111
HCT
241
IC31
2
MIS
O1
SCK
3
RST
5
VCC
2
MO
SI4
GN
D6
AVR-
ISP
CN30
3
1
1
8 2
76 4
35
CN1
1 4C1 4
104C304 /A
DC1
24
/AD
C023
/AD
C722
AVcc
18
GN
D21
PC7
20
5/SC
K17
PC2 /AD
C619
D D
3B10
3Y9
1B 31A 2A/B 1
2B 62A 51Y 4
2Y 7
GND 8
3A11 4Y12 4B13 4A14 OE15 Vcc16
HCT
257
IC31
1
1
8 2
76 4
35
CN30
1
104C304
PC1/
PC0/
PD5 9
PD6 10
PD7 11
PB1 13
PB2 14
PB3/MOSI 15
PB4/MISO 16
PC5/SCL28
PC4/SDA27
PD232
PB7
8PB
67
PA3
6
RESET29 PD030 PD131
PD3/
INT1
1
PD4
2
PA2
3
Vcc
4
GN
D5
PA1/ PB
PC225 PC326
PB0/CLKO 12
PA0/
tn88
IC30
1
C C
としたので、割
込処
理可
Vcc
1
V03
R/W
5
D0
7
D2
9
D4
11
D6
13
G2
RS4
E6
D1
8
D3
10
D5
12
D7
14
CN30
2
103B
104
C301
104
C904
TX
CN10
5
104
C107
220
R106
R105
R104
220
R103 33
2R3
05R3
06
1 5
JP30
4
Vdd
J09
B B
:C38
4)
V3.0
・DSD
-PCM
切替は
INT1
端子と
・DAC
制御
線はポート変更
・
VR301101R108
12M
Hz
X101
104
221
R107
18P
C104
18P
C105
in5
GN
D2
out
4no
is3
CTRL
1
TRA5
S33
IC90
1
104
C902
25V47
C903
34
25
24
5 3IC10
2
H
SCLK
1
GPO
02
SDIN
3
SDO
UT
4
BCLK
14LR
CLK
15M
CLK
16
DVD
D19
RX0
20
DIN
13
DO
UT
12PG
ND
8
CLKO
UT
9
XOP
10
CSB
5
RESE
TB6
XIN
11
PVD
D7
TX0
17D
GN
D18
WM
8804
IC10
3
6C1
01a
3
104
C1091JP10
3
104
C102
332
R109
A A
JP30
1 m
ode
(1)
ST-m
ono
(2)
Bala
nceV
R (
3)I2
S-I2
S95
(4)
WM
8804
-C38
4 (
5)予備
(SPD
F:W
M88
04&
I2S :C108
1 2
CN90
1 1 2
CN90
2
25V47 C901
D901
102
R901
F
104
1CN
102
104
C103
47uH
L101
1
COAX
CN10
1
750
R101
C101
1IC 33
R102
mod
eJ0
1
2C a
drJ0
2
SPI/
I2C
J03
103 R110
P-3
1 2 3 4
A A
Vcc
1
Out
3
GN
D
FAV5
1RK0
F
hard
m I2 S
DAC基板 部品配置図
CN903/904+5V
CN901/902±12V~±15VJP GND
常時ショート
CN214Muting入力
CN202アナログ出力
制御モード(JP01)Open時:I2SShort時:SPI(デフォルト)
常時ショ ト
CN201デジタル入力(制御基板へ)
制御チャンネル(JP02)ステレオ/Lch側:太線枠(CN210:5番ピン側)モノ/Rch側:細線枠(CN210:2番ピン側)
CN210コントロール入力
(制御基板へ)
( ) ( ) は電源 ネクタ す ぞれぞれ ネクタは 並列接続された ネクタが
DAC基板 接続と設定
・ CN903(+5V)、CN901(±15V) は電源コネクタです。 ぞれぞれのコネクタは 並列接続されたコネクタが
2個ずつありますので、他の基板等へ分岐供給時に使用できます。
(±電源の電圧は、12~15Vでの使用がお勧めです)
・ CN201 DAIとの接続ケーブルは、少しよじって(捻って)使用してください。
付属のケーブル以上の長いケーブルご使用時には、誤動作する(時々ノイズが出たりする)
場合があります。 15㎝以下でのご使用を お勧め致します。
・ ソフト制御用の信号(制御基板との接続)は、 CN210に接続します。
・ CN214 は、Mutingの入力端子です。 制御基板のMuting出力端子に 2pinコネクタ-で接続します。
・ モノラルモードで使用する場合は、制御チャンネルを基板毎に設定する必要があります。
Lch側はデフォルトのままでOKです。 Rch側に使用する基板の JP02の半田ショートを反対側(細線枠)
にします。 (CN210の5pin側がLch動作、2pin側がRch動作です。 チップセレクト信号を切り替えます)
・その他の 半田ジャンパーは出荷状態のまま
P-4
として下さい。 変更の必要はありません。 JP02ジャンパー設定参考
1 2 3 4
用版
ake2/17
95DAC 参考回路図(PCM1792/1796/1795共通)
E E
PCM
1792
/DSD
1792
共用
2013
.02.
20.
(c
)Mi-T
a
DAC
92 V
4.0
PCM
179
1(CN
214)
JP07
JP08
1 4CN20
2
R2)
(TR1
)
(R220)(R219)
D D
471
C217
471
C218
471
15
471
16
202
214
202
R213
104
C219
567
8
NE5
532
IC20
5-1
321
4
IC20
5-2
104
C220
J J
(TR4
) (TR
(TR3
)
(R23
1)
(R21
6)
(R21
5)
202 R212C21
C21
R2
202 R211
33uMuse 33UMuse
202
R207
202
R209
202
R208
202
R210
222
22282
103
821
04
821
R206
222
3
821
R205 32
1
4
IC20
4-2
321
4
IC20
3-2
567
8
IC20
3-1
567
8
IC20
4-1
222
4
682
R901
LED
D90
1
C C
103
R201
47u
C206
47u
C205
104 C204
22u C203
104 C208
22u C207
33uMuseC901
33UMuseC902
123+
15/-
15VCN
901 123
CN90
2
C211
C212R2
0
R20 R
C21 R
1 4CN20
5
C214
B B
C 22u C207
1 2+
5VCN
903
1 2CN
904
22u 21
5
t4
Vcc2
L28
AGN
D3L
27
Iout
L-26
Iout
L+25
AGN
D2
24
Vcc1
23
Vcom
L22
Vcom
R21
Iref
20
AGN
D1
19
Iout
R-18
Iout
R+17
AGN
D3R
16
Vcc2
R15
LRCK
4
DAT
A5
BCK
6
SCK
7
Vdd
9
RST
14
DG
ND
8
ZERO
L/D
SDL
1
ZERO
R/D
SDR
2
MSE
L/D
BCK
3
MS
10
MD
I11
MC
12
MD
O13
PCM
/DSD
1792
IC20
1
JP04
A A
ct)
)RCK
CK ATA
ND
CKSDL
SDR
BCK
RL
C201104
C202
JP G
ND
104 C904
inG
ND
2
out
nois
3
CTRL
1
TRA5
S33
IC90
1
15CN
210
PCM
/MSE
LJP
01
123
Cips
elec
tJP
02
1CN
212 1 5
CN20
1
1 2 3 4
MS(
Chip
sel
MD
I(in
put)
MC(
CLK)
MS2
(chi
p2)
GN
D
L R BC DA
GN
SCDS
DS
DB
P-5
<参考>Combo384 を使用する場合 の 信号/制御 ケーブル接続例
Combo384 端子部分
参考資料
Combo384 端子部分
・Combo384 に 付属の10 x2ヘッダーを 取り付けます。
・ 3pin ~ 9pin,11pin を 使いますが、本キット用のケ ブルは必要な pinに本キット用のケーブルは必要な pinにケーブルが付いています。
※ ケーブルやソケット,LED等の色が写真と異なる場合があります。
※WM8804 soft mode基板動作の補足事項
・JP304の4番をショートすることで、スレーブモードになります。
・スレーブモードとは、WM8804が外部 I2S信号を優先して処理するモードです。
・スレーブモードでは、Combo384が接続され且つ PCMのファイルが USB経由で入力され
動作している場合は、Combo384から出力された I2S信号が、DAC用の I2S信号
として CN307に出力されるとともに、WM8804がその I2S信号を SPDIF信号に変換します。
P-6
変換した SPDIF信号は CN105に出力されます。
・combo384が接続されてないか、DSDファイルの再生中(DSDモード中)の場合は、
WM8804は SPDIF変換は行わずに、CN101/CN102の入力が CN105に出力されます。
・ケースに入れる際は、JP304の各端子をスイッチ等で [ショート]- [オープン] すれば切り替えできます。
<参考> Combo384以外から デジタル信号を DAC基板に接続する場合Combo384以外から デジタル信号を DAC基板に接続する場合
(1) 制御基板のJP301-4は、ジャンパー [無し] で PCMモード、[有り] で DSDモードです。
(2) PCM1792DAC基板* のデジタル入力端子は、下記接続図を参考にデジタル信号を
接続してください。
*注意) DSD接続で使う場合、SCKの入力が無い場合 PCM1792 * は制御コマンドが有効になりませんので、
DSD信号源のSCKが 制御基板からの切換信号より先に有効になっている必要があります。
これは PCM1792 * の仕様です。 ◆ 参考:制御基板は、電源オン時には約2秒後に切換コマンドを発行します。
P-7
*) PCM1792/DAC基板以外をご使用の場合は当該品番に読みかえて下さい
・DSDモード時・Balnce VR有り
WM8804基板に LCD接続した場合の表示例参考資料
・WM8804 ・Combo384
・mono x2 モード時 ・I2S PCM1795/32bit モード・WM8804 ・WM8804時 I2S PCM1795/32bit モ ド
・表示内容は仕様変更等により 異なる場合があります
・WM8804 ・WM8804
< LCDのコネクタ接続について >
LCDモジュールの接続コネクタ部 1番ピン側 ・LCDモジュールの接続で、逆差しして 通電するとLCDモジュールが壊れる場合があります。
・電源の投入前に、接続方向の間違えが無いことをご確認下さい。
1番ピン側
制御基板側のLCD接続コネクタ部1番ピン
側のシルクは太線
使用上のご注意・制約事項など(1) DSD-PCMモード切換時に、切換ノイズが出る場合があります。
(2) PCM1792 の仕様上、電源投入時にCLK入力が無い場合、制御コマンドが受け付けられませんので
Combo384以外と 組合せて使用する場合は、ご注意ください。
(3) Combo384で、Radiko等のネットラジを聴取した場合、遅延バッファの関係で ポツポツ のイズが出る場合があります。
開始 5分程度でノイズが出無くなる様です。
(4) DSD信号 (ハードウエアI/F) には、現在これといった デファクトSTD. が無いため Combo384 での動作確認と
なっています。 他の DSD信号源での動作保証は致しかねますので、ご了承ください。なっています。 他の DSD信号源での動作保証は致しかねますので、ご了承ください。
DSD信号に対する規定は、PCM1792datasheetを参照願います。
(5)電源off時にノイズが気になる場合があります。その場合Muting基板の使用をお勧め致します。
[ 免責事項 ]本キット及び 説明書は、万全を期して作成されておりますが、万が一、本キットを製作・運用した上で何らかの障害が発生しても当方では その責を一切負いませんので ご了承下さい。利用者の自己責任においてご利用をお願いいたします。
P-8
・使用するケーブルやソケット等の色が写真と異なる場合があります。・性能改善のため予告無く仕様が変更になる場合があります。
新情報・関連技術情報を 下記 Mi-Take のホームページで提供しています。http://www.mi-take.biz
履歴Rev.1.0 : 2015.07.10. 1st releaseRev.1.1 : 2015.08.26. 改訂Rev.1.2 : 2016.01.10. 改訂 (スレーブ動作補足説明修正)Rev.1.3 : 2018.04.20. LME49990追記