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HPEが目指す次世代ITインフラとは ~ビジネスを加速するHW戦略~ 日本ヒューレット・パッカード株式会社 サーバー製品統括本部 サーバー製品本部 本部長 中井 大士 KEL HPE ユーザー会

The Machine Update コンポーザブル・インフラへの取り組み · • オンプレミス環境であっても、 クラウド型の運用管理を実現 • エンタープライズクラスの、

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Page 1: The Machine Update コンポーザブル・インフラへの取り組み · • オンプレミス環境であっても、 クラウド型の運用管理を実現 • エンタープライズクラスの、

HPEが目指す次世代ITインフラとは ~ビジネスを加速するHW戦略~

日本ヒューレット・パッカード株式会社 サーバー製品統括本部 サーバー製品本部 本部長 中井 大士

KEL HPE ユーザー会

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次世代ITを見据えたHPEのプラットフォーム戦略

2

レガシーシステムにおける継続的ニーズ

確実な業務遂行と継続 堅牢性と安定運用の継続 コスト削減と効率性の追求

新たなビジネスへの対応

ビジネス機会を最大化する俊敏性 爆発的なデータ・トランザクションへの対応

計算性能の追求

IT利用形態の多様化

クラウド・外部サービス活用 資産保有と利用料

クラウド間連携

コスト・スペース・電力面の制約

コスト面の制約 データーセンタースペースの制約

電力供給の制約

企業ITの課題

エッジコンピューティング コンポーザブル ワークロード特化 アーキテクチャー刷新

お客様の課題を解決し次世代ITへのシフトを支援する プラットフォーム戦略

ワークロード毎に最適化され、新旧のシステムを支える幅広い製品ポートフォリオの提供

これまでのコンピューターアーキテクチャを刷新する”The Machine”の開発

IoT時代に求められるエッジ(境界)領域におけるコンピュート製品の提供

オープンアーキテクチャーでハイブリッドクラウドを実現するConverged、Hyperconverged、Composable Infrastructureの提供

競合他社に無い次世代ITを見据えたビジョンと製品ポートフォリオ

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2016年は転換点 ユーザーの利用形態の変化 ~2015年

2016年~

• 仮想化 => クラウド

• セキュリティや信頼性による、クラウドできる、できないの分類

• プライベート環境によるリスクの低減

つなぐ

うつす

IoT / Big Data / Cloud Native 従来型サービス

持続型改善 (コスト削減、安定化が重視されるシステム)

攻めのIT (変化の激しい、ビジネスの成長を支えるシステム)

• 高可用性 ハードウェア

• 仮想化統合

• 分散アプリケーション(高スケーラビリティ)

• オープンソース、API

の活用

• ベアメタルやコンテナ

性質の異なる2つのシステムの両立が必要に 中長期にわたる”基盤”の確立が重要

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ITシステムの投資対象

製品のカテゴリ

主なHPE製品

2019年までの

各投資割合予測

(* HPE調べ)

お客様のITシステム

Edge / 拠点 オンプレミス / データセンター パブリッククラウド

~25% ~50% ~25% 急速に拡大

お客様のITシステム投資傾向 ~Consumption Model~

個別最適化 (Specialized)

アウトソーシング

• Apollo (HPC、Big Data) • Object Storage

(Scality) • Mission Critical 基幹DB、

SAP Hana) • Flash Storage

• Microsoft Azureとのパートナーリング

汎用製品

• ProLiant Rack • ProLiant Tower • BladeSystem • Datacenter Network • 3PAR

全体最適化 (Composable)

• Synergy • HyperConverged • Software Defined

物理 / 仮想 ハイブリッド / プライベートクラウド

IoT, 無線

• Aruba • Edgeline

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IT部門が直面している課題 多様、かつ性質の異なるIT要求が拡大。新たなITサイロが発生

5

従来からのワークロード 新しいワークロード

オンプレミス クラウド

業務プロセスをサポートする ビジネスアプリケーション

デジタル活用を促進し

ビジネス成長を支援するアプリケーション

異なる性質の”ワークロード”

異なる性質の”利用形態”

セキュリティや、自社都合に合わせた システムの自由度

すぐにシステムを用意できる俊敏性 コスト/アセットの抑制

IT部門

性質の異なるIT要求をいかに両立するか

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© Copyright 2015 Hewlett-Packard Development Company, L.P. The information contained herein is subject to change without notice. 6

管理性 俊敏性

ますます必要になる

肥大化する、ITリソース

サービスには

賞味期限が存在する

多様性

アプリケーション

システムはさらに多様化

極限の自動化

統合化 迅速なサービスの

展開と撤収

OPEXはCAPEX最適化

運用管理のさらなる効率化

競争、需要変動の激化

早期のビジネス展開

新たなIT活用

多様化するサービス

ハイブリッド・クラウドを前提

あらゆる

ワークロードへの対応 (個別最適と全体最適)

インフラテクノロジーが支援可能なこと HPEの製品開発方針から

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NOW …

個別最適化された従来型のサービス基盤 NEXT …

コンポーザブルインフラストラクチャー

Converged

Software-Defined

Cloud-Enabled

Server Storage

Networking

従来のIT

統合リソース管理 (Unified API)

ハイブリッドなクラウド環境 (個別最適)

可変的リソースプール (サーバー、ストレージ、ネットワーク)

従量課金、月額課金

HPEの新しいIT基盤戦略 コンポーザブルインフラストラクチャー

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Cloud Native Applications

Traditional Applications

OpenStack Mesosphere

Hybrid Cloud Management

HPE Helion

様々なワークロードに適応したサーバー製品ポートフォリオ

14

iLO RESTful APIs

Embedded Management

ProLiant ML ProLiant DL

ProLiant BL Integrity

Apollo

Moonshot Edgeline

SMB 拠点サーバー

仮想化 データセンター

HPC Big Data

Internet of Things Mission Critical

HPE Compute Composable

System

HPE Synergy

Composable Infrastructure Management

HPE OneView

and Unified API HPE RESTful API HPE RESTful API

連携

HPE Storage HPE Network (Aruba)

3PAR StoreServ

データセンター All Flash

StoreVirtual

Software Defined Storage

StoreOnce

データ保護

Aruba

無線LAN

FlexFabric

データセンター ネットワーク

Campus

キャンパス ブランチ

個別最適型

Software Defined

クラウド連携

各種用途に最適化された

ラインナップ

全体最適型

次世代統合基盤

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インフラストラクチャの進化を促進

アプ

リケ

ーシ

ョン

への

最適

オペレーションへの最適化

運用者の生産性を向上

• 事前に構成/設定された、 物理IT環境

• 高い拡張性

• 特定のワークロード向け

Converged

Software Definedを活用し

システム配備をシンプル化

• SANを排除し、複雑性を排除

• 事前に構成/設定された、 仮想IT環境

• Software Defined Storage

• 仮想ワークロードに特化

Hyper-Converged

Software Definedであらゆるリソースをコントロール

クラウドのスピード、シンプルさを提供

• ハードウェアとソフトウェアをより密接に統合

• あらゆる要求に柔軟に対応するリソースプール

• Software Defined Everything

• 無制限の拡張性

• 物理、仮想、コンテナのあらゆる環境に対応

Composable

サイロ化されたインフラ

• 複雑なプロセス

• 固定化されたITリソース

• 限られた拡張性

• 個別に物理、仮想、コンテナ環境に対応

Traditional

Days*

Minutes*

Months*

Seconds*

* リソース準備にかかる時間

2020年

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コンポーザブル・インフラストラクチャ あらゆるサービスを統合し、”クラウド型の運用”をオンプレミス環境で実現

10

コンポーザブル・インフラストラクチャ

Software Defined

仮想 物理 コンテナ

オープンなAPIにより 各種管理ツールと融合

クラウドとの統合管理を支援

クラウド環境

物理環境を意識しない リソースの自動

かつ迅速なセットアップ

あらゆるサービスに 対応可能な

可変的リソースプール

オンプレミスでも 月額、従量課金

Converged

Software-Defined

Cloud-Enabled

サーバー / ストレージ / ネットワークを統合し リソースプール化

物理環境を意識せずに、パブリッククラウドの スピード感で、リソースを自在にコントロール

各種業界標準ツールからリソース制御 クラウドとの密接な融合、連携を実現

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ハイブリッド・クラウドの構築を実現 あらゆるサイロを排除し、オンプレミスとクラウドによる運用を支援

11

同一のツール 同一のポリシー

での運用

• オンプレミス環境でも、クラウドのような運用を実現

• ハードウェアのライフサイクル管理を よりシンプル化、かつ隠蔽化

オンプレミス クラウド

コンポーザブル・インフラストラクチャ

• あらゆるワークロードを稼動可能な 真の統合リソースプールの実現

• オンプレミス環境であっても、 クラウド型の運用管理を実現

• エンタープライズクラスの、 クラウドインテグレーションの提供

• Microsoft社との包括的なパートナーシップ により、Azureを推奨クラウドとして位置づけ

その他のクラウド

最適な割合 = “Right Mix” での運用へ

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より柔軟なハイブリッドクラウド環境の実現

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オンプレミス統合IT基盤A ~従来型仮想化、IoT / Big Data~

データセンターC ~従来型仮想化、DaaS、SDS~

クラウド B ~共有IaaS~

Software Defined

Software Defined

Cloud Enabled

決済/購買担当者は… • 全体を月額、従量課金化し、コストを最適化 • 支払い窓口を一本化**

* 利用する管理ツールの機能による ** 対応不可能なパブリッククラウドがあります

月額/従量課金

データセンター管理者は… • ハードウェア末端の設定まで

自動化し、工数を削減 • 各種サービスに最適化可能な

リソースプールの用意が可能

運用管理者は… • 自社にあわせた使い慣れたツールの活用 • カタログにより定型化された

簡易、かつ迅速なリソース配備* • ハイブリッドなクラウドへのリソース払い出しや

連携(バースティング)*

リソース コントローラー

クラウド A ~共有IaaS~

Converged

Converged

Page 13: The Machine Update コンポーザブル・インフラへの取り組み · • オンプレミス環境であっても、 クラウド型の運用管理を実現 • エンタープライズクラスの、

• 統合された単一APIの

提供

• テンプレートをベースとしたソフトウエアでの

自動化

• コンピュート、ストレージ、ネットワークを組み

立て可能な形で構成

Project Synergy: コンポーザブル・インフラの実現に向けた取り組み

Phase 4: Future HPEの『The Machine』 テクノロジーの統合

Phase 3: Following 継続的なサービス デリバリの実現

Phase 1: ソフトウェア連携 自動化

Phase 2: Next インフラストラクチャの “コード” 化

HPE HC / Synergy

• ハードウエアとソフト

ウエアを流動性を

持たせた単一のアーキ

テクチャへ

• すべてを “Software

Defined” 環境へ

• 物理と仮想が混在した

ワークロードの実現

• 自動化や管理、分析において End to End の

統合の推進

• アプリケーションや

ソフトウエア、インフラを単一環境として

最適化

• 大規模なスケールアップやスケールアウト環境の実現

• 投資の保護

• 運用面を考慮した環境最適化の妨げを抑止

Project Synergy

5

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Software Defined : 共通の運用自動化体験を提供

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Unified API (HPE OneView)

Converged Hyper-

Converged Composable Traditional

HPE BladeSystem HPE Hyper Converged HPE Synergy

クラウド環境

HPE ProLiant DL/ML

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ハイパーコンバージドは、次世代統合プラットフォーム(コンポーザブル)へ

15

Hyper Converged Composable

仮想化に特化

• 仮想化だけではない、マルチワークロード環境への橋渡し • 将来のコンポーザブル化(仮想化だけでない、マルチワークロード環境)への入り口

マルチワークロード

統合管理

*計画は、予告なく変更となる可能性があります

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HPE Synergy HPE HC380 / DL380

HPE HC380

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株式会社プラザクリエイト オンプレミスの仮想化基盤を刷新し クラウドを超える俊敏性・TCO削減を実現

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目的 多様な写真プリントサービスを支える仮想化基盤の刷

新。ビジネス戦略を支える柔軟で俊敏性に優れた環境

を実現するとともに、運用・保守を含むトータルコストの

削減を図る。

アプローチ 仮想化基盤を実現するテクノロジーを見直し、よりシン

プルな構成で省スペース化が可能なインフラ機器を採

用。パブリッククラウドとの連携により変化するビジネ

ス要求に対応する。

ITの効果

• HPE Hyper Converged 250 Systemによりスペー

スを1/10以下に削減 • 4台の物理サーバーと7.2TBのストレージを1ボックス

/2Uで実現し機器構成と運用をシンプル化

• 24時間365日対応の保守サービスにより4時間以内

の復旧を可能に

• 機器選定から約4週間でHPE Hyper Converged

250 Systemによる新サービス系基盤システムを構築

ビジネスの効果

•パブリッククラウドを上回るスピード感で

仮想サーバー環境のセットアップを実現

•トータルコストでパブリッククラウドや他のオンプ

レミスシステムの1/2以下を達成

• ビジネス要求に応える俊敏性と信頼性を両立

しオンプレミスならではのメリットを獲得

• 商用クラウドサービスとの連携により急増するビジネ

ス要求へ柔軟に対応可能に

サーバー仮想化の 更新案件

パブリッククラウドの 5年利用よりも安価

HPEでの一括保守を評価

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コンポーザブル・インフラを実現する HPE Synergy

17

1. あらゆるサービスを統合可能

− あらゆるアプリケーションを稼動させることが可能な柔軟なリソースを作り出すことが可能

2. クラウド型の運用管理が同梱

− ハードウェアを意識しない運用管理

− 迅速なリソースデプロイメント

− クラウド環境で使われているツールによる 一元管理

− クラウドとまとめて、月額での従量課金

Unified API

ソフトウェア・デファインド・ インテリジェンス

可変的 リソースプール

従量課金

HPE Synergy

仮想 物理 コンテナ

クラウド環境

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サービス特性に合わせて、リソースの構成、撤収、再構成を実現

LIBRARY

ERP Template Image 1

Install

ERP Template Image 1

Mobile Template Image 2

Mobile Template Image 2

Mobile Template Image 2

Uninstall Install

Cloud Template Image 3

Cloud Template Image 3

Cloud Template Image 4

Cloud Template Image 4

18

テンプレートにより、あらゆるハードウェア/OSのセットアップを自動化

リソースを自在、かつ迅速に構成

Page 19: The Machine Update コンポーザブル・インフラへの取り組み · • オンプレミス環境であっても、 クラウド型の運用管理を実現 • エンタープライズクラスの、

HPEの新しいIT基盤戦略 コンポーザブルインフラストラクチャー

NOW …

個別最適化された従来型のサービス基盤 2020年 …

究極のコンポーザブルインフラ : The Machine

Converged

Software-Defined

Cloud-Enabled

Server Storage

Networking

従来のIT

統合リソース管理

クラウド連携

(個別最適)

可変的リソースプール (サーバー、ストレージ、ネットワーク)

従量課金、月額課金 Cores

Photonics

Universal Memory

2020年 まったく新しい基盤

“The Machine”

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ユニバーサルメモリ

広大な共有メモリプール

フォトニクス

距離の制限の撤廃

コンピューターアーキテクチャを刷新する”The Machine”

用途特化型コア

個々のワークロードに最適化

メモリ主導型コンピューティングへ

あらゆるスケールアウト/スケールアップリソースを 柔軟に迅速に構成

従来のアーキテクチャ CPU-メモリ-ストレージを銅線で

接続=性能の制約

汎用CPUでの演算処理=無駄の発生

揮発性記憶装置vs不揮発性記

憶装置:多段のデータ移動処理=電力消費ロス

The Machine: 2020年

160ラックが一つのサーバーとして動作

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各種SoC (System on Chip)プール Memristor

ユニバーサルメモリによるストレージプール

The Machine : ITリソースを柔軟に形成

汎用仮想化 データベース ストレージ (Software Defined)

ビッグデータ

(データ分析)

Photonics

光による広帯域ネットワーク

Page 22: The Machine Update コンポーザブル・インフラへの取り組み · • オンプレミス環境であっても、 クラウド型の運用管理を実現 • エンタープライズクラスの、

22

HPEサーバーには明確な将来へのビジョンがあります

加えて、ビジョンに向けての、ロードマップがあります

支えているのは、積極的なR&Dへの投資による、

業界をリードするテクノロジーです

皆様のビジネスを支えるために、

将来にわたるインフラ変革をご支援させていただきます

Page 23: The Machine Update コンポーザブル・インフラへの取り組み · • オンプレミス環境であっても、 クラウド型の運用管理を実現 • エンタープライズクラスの、

HPEが描くストレージビジョン と将来像 日本ヒューレット・パッカード株式会社 ストレージ事業統括本部 エバンジェリスト 高野 勝

2016/10/28

1

Page 24: The Machine Update コンポーザブル・インフラへの取り組み · • オンプレミス環境であっても、 クラウド型の運用管理を実現 • エンタープライズクラスの、

ストレージの現状と課題

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Page 25: The Machine Update コンポーザブル・インフラへの取り組み · • オンプレミス環境であっても、 クラウド型の運用管理を実現 • エンタープライズクラスの、

ストレージは2つのティアへの移行が顕著に

パフォーマンス

帯域

TB(テラバイト) EB(エクサバイト) NAS

SAN

Object

Tape

パフォーマンス 特化

保存容量 特化

3

Page 26: The Machine Update コンポーザブル・インフラへの取り組み · • オンプレミス環境であっても、 クラウド型の運用管理を実現 • エンタープライズクラスの、

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データセンターの課題

1.保守コスト 2.電力量・冷却費用の増加 3.フロアスペースの増加 4.ストレージ台数の増加 5.人件費の増加

Page 27: The Machine Update コンポーザブル・インフラへの取り組み · • オンプレミス環境であっても、 クラウド型の運用管理を実現 • エンタープライズクラスの、

オールフラッシュ データセンター

ソフトウェアデファインド データセンター

3PAR StoreServ コンポーザブル

データファブリック

Converged Systems

Hyper Converged

System Defined

Software Defined

Store

Once

HPEストレージのポートフォリオ シンプルと一貫性 2つのスピードを提供 - データ処理スピード と インフラ提供スピード

5

Page 28: The Machine Update コンポーザブル・インフラへの取り組み · • オンプレミス環境であっても、 クラウド型の運用管理を実現 • エンタープライズクラスの、

Accelerate

The All-Flash Data Center

28

Page 29: The Machine Update コンポーザブル・インフラへの取り組み · • オンプレミス環境であっても、 クラウド型の運用管理を実現 • エンタープライズクラスの、

急速に進むオールフラッシュアレイの導入

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Page 30: The Machine Update コンポーザブル・インフラへの取り組み · • オンプレミス環境であっても、 クラウド型の運用管理を実現 • エンタープライズクラスの、

HPE は、フラッシュがメインストリームへ

3PARではオールフラッシュが全体の40%に成長 (工場出荷金額ベース、HPE調べ)

237% 売上成長

1.7倍 市場成長より

速い成長率

+5pt シェア拡大

HPE 2014-2015

オールフラッシュ

アレイの実績

Source: Q116 IDC Worldwide Quarterly

Enterprise Storage Systems Tracker

オールハードディスク

ハイブリッド

オールフラッシュ

8

Page 31: The Machine Update コンポーザブル・インフラへの取り組み · • オンプレミス環境であっても、 クラウド型の運用管理を実現 • エンタープライズクラスの、

フラッシュアレイにより拡大するオンライン処理とリアルタイム化

活躍の場が急速に広がるフラッシュアレイ

e-コマース

データベース デスクトップ仮想化(VDI)

サービスプロバイダ(xSP)

アプリケーション統合 基幹システム

OLTP/金融サービス 特定領域での利用から

プライマリストレージのメインストリームへ

9

フラッシュの性能を活かす事を前提とした “フラッシュネイティブアプリケーション”の登場

2~3年前

現在

2~3年後

Page 32: The Machine Update コンポーザブル・インフラへの取り組み · • オンプレミス環境であっても、 クラウド型の運用管理を実現 • エンタープライズクラスの、

オールフラッシュストレージを採用し OpenStackによるクラウド連携基盤の構築を推進

株式会社BSNアイネット

オールフラッシュによる高性能・高品質な

サービスメニューを用意し競合と差別化

バッチ処理時間を最大1/3に短縮

データバックアップの所要時間を最大1/8に スピード

管理性

経済性

VVOLとの連携により仮想マシン単位での

ボリューム管理とQoSが可能なことを確認

大容量SSDの採用によりフロアスペースや

消費電力の増大を将来にわたり抑制可能に

10

Page 33: The Machine Update コンポーザブル・インフラへの取り組み · • オンプレミス環境であっても、 クラウド型の運用管理を実現 • エンタープライズクラスの、

次世代クラウドサービスを支える

オールフラッシュストレージ基盤を構築

株式会社インターネットイニシアティブ

「IIJ GIOインフラストラクチャーP2」の中核に

HPE 3PAR StoreServオールフラッシュを採用し

ストレージサービスの「I/O性能保証」を実現

HPE 3PAR StoreServオールフラッシュが

低レイテンシで高IOPSを実現 スピード

サービス

経済性

1筐体でより多くのLUNを提供し

LUN単位でのQoS を実現 ⇒ 管理コスト削減

1ラックあたりのストレージ容量を従来比3倍に

収容スペースを74%削減し消費電力を抑制

ストレージサービスの「I/O性能保証」を実現

11

Page 34: The Machine Update コンポーザブル・インフラへの取り組み · • オンプレミス環境であっても、 クラウド型の運用管理を実現 • エンタープライズクラスの、

Accelerate

The SW-Defined Data Center

With a Composable Data Fabric

12

Page 35: The Machine Update コンポーザブル・インフラへの取り組み · • オンプレミス環境であっても、 クラウド型の運用管理を実現 • エンタープライズクラスの、

オールフラッシュ データセンター

ソフトウェアデファインド データセンター

3PAR StoreServ コンポーザブル

データファブリック

Converged Systems

Hyper Converged

System Defined

Software Defined

Store

Once

HPEストレージのポートフォリオ シンプルと一貫性 2つのスピードを提供 - データ処理スピード と インフラ提供スピード

13

Page 36: The Machine Update コンポーザブル・インフラへの取り組み · • オンプレミス環境であっても、 クラウド型の運用管理を実現 • エンタープライズクラスの、

HPEのSDS StoreVirtual VSAからコンポーザブルデータファブリックまで

14

Page 37: The Machine Update コンポーザブル・インフラへの取り組み · • オンプレミス環境であっても、 クラウド型の運用管理を実現 • エンタープライズクラスの、

New HPE StoreVirtual 3200 Storage

エンタープライズ高機能を100万円以下から提供 実績あるSDSテクノロジーをベースとしたスケーラブルストレージ

2次元スケール。スケールアップとスケールアウト※で容量・性能拡張 - SDSがもつScale out*機能に加え、 Scale upをサポートし、より容量増加が読めない環境に対応。

SDS分散テクノロジー由来の99.999%高可用性 - SDS由来の、ノード間冗長 / オンラインファームウェアアップグレード / シームレスなハードウェア移行機能によって、99.999%の高可用性を実現。

多数のエンタープライズ機能を100万円以下の低コストから提供 - SDS本来のミッドレンジ市場で鍛えた高機能を100万円以下の低コストで提供

(静止点連携Snapshot/Remote Copy/自動階層化/Active-Activeコントローラー/Thin Provisioning/

Thin Reclamation/Smart Clone)

全世界で200,000台以上のHPE StoreVirtualの実績。実績多数で安心。

*次期リリースで対応予定 15

Page 38: The Machine Update コンポーザブル・インフラへの取り組み · • オンプレミス環境であっても、 クラウド型の運用管理を実現 • エンタープライズクラスの、

仮想化環境に必要な全てを備えて、しかも低コストを実現

シンプル

容易な管理

柔軟

優れた拡張性

安心

高い可用性

• iSCSIで簡単導入

• 仮想プールでストレージをまとめて管理

• スモールスタート可能

• ノード単位で容量も性能もオンラインで拡張

• 筺体障害からもビジネスを保護

• レベルに応じた多彩な

災害対策アプローチ

• 専用FC-SANが不要

• フル機能が標準搭載で追加コストなし

• VM上のアプライアンス機能活用でHWコストを節約

SMBからエンタープライズ環境まで

サーバー仮想化、クライアント仮想化

の統合ストレージに最適

HPE StoreVirtual 仮想化環境に最適なスケールアウトストレージ

16

Page 39: The Machine Update コンポーザブル・インフラへの取り組み · • オンプレミス環境であっても、 クラウド型の運用管理を実現 • エンタープライズクラスの、

拡張に強い2次元スケール スケールアップとスケールアウト*でニーズに合わせた容量・性能拡張が可能

小容量・少し性能を足したい時に

スケールアップ 筐体を超えたワークロードへの対応

スケールアウト*

ドライブを追加して、動的に容量・性能拡張

• 少容量の追加が可能

• ドライブエンクロージャを追加し、100本(2.5型)、48本(3.5型)までドライブの拡張が可能

ストレージ筐体を追加して、動的に容量・性能拡張

• ストレージ性能の限界を筐体を増やして性能拡張

• Active-Activeアクセスでのリニアな性能拡張

or

*次期リリースで対応予定 17

Page 40: The Machine Update コンポーザブル・インフラへの取り組み · • オンプレミス環境であっても、 クラウド型の運用管理を実現 • エンタープライズクラスの、

HPEのバックアップ AFAもSDSも一括バックアップ

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Page 41: The Machine Update コンポーザブル・インフラへの取り組み · • オンプレミス環境であっても、 クラウド型の運用管理を実現 • エンタープライズクラスの、

オールフラッシュ データセンター

ソフトウェアデファインド データセンター

3PAR StoreServ コンポーザブル

データファブリック

Converged Systems

Hyper Converged

System Defined

Software Defined

Store

Once

HPEストレージのポートフォリオ シンプルと一貫性 2つのスピードを提供 - データ処理スピード と インフラ提供スピード

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Page 42: The Machine Update コンポーザブル・インフラへの取り組み · • オンプレミス環境であっても、 クラウド型の運用管理を実現 • エンタープライズクラスの、

HPEの未来のデータセンタービジョン データ管理と保護の一元化

オールフラッシュデータセンター

SW-デファインドデータセンター

統合データ保護 StoreOnce & RMC

データ保護 データ保護

3PAR StoreServ Composable Data Fabric 統合プライマリーストレージ基盤で

シームレスなデータ移行と複製を実現

共通のインフラ管理 OneView

フェデレーション

20

Page 43: The Machine Update コンポーザブル・インフラへの取り組み · • オンプレミス環境であっても、 クラウド型の運用管理を実現 • エンタープライズクラスの、

バックアップポートフォリオ

ディスクバックアップStoreOnce 高速バックアップ

仮想テープ機能でセキュリティ対策

テープバックアップStoreEver テープストレージ

長期保管が可能

3rd partyバックアップツールエコシステム Backup Exec, arcserv, NetVault, simpana 等

3PAR連携バックアップ 3PAR⇒StoreOnceのツールレスバックアップ

HPE

Data Protector

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Page 44: The Machine Update コンポーザブル・インフラへの取り組み · • オンプレミス環境であっても、 クラウド型の運用管理を実現 • エンタープライズクラスの、

さらにその先へ HPEが描く将来像

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フラッシュドライブの 利用により

ボトルネックを排除し 性能を最適化

柔軟性かつ拡張性のある ストレージリソースをフレーム内外※に提供

ファイル、ブロック、 オブジェクトなど

あらゆる種類の データを格納

必要な容量を 自由に構成 1台のコンピュートモジュールに

最大200ドライブまで割当可能

様々なタイプのストレージとのシームレスな統合

HPE Synergy コンポーザブル ストレージ AFAもSDSも一緒に管理・運用

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汎用かつデータ集約型のワークロードに

対応した、業界初の、完全に統合された

高密度ストレージ

※フレーム外は将来対応予定

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5年後:I/O処理のボトルネックが移行 サーバーとの連携が密になるほど顕著に

–今まではストレージのボトルネックは主にHDD

–フラッシュの登場によりボトルネックはストレージコントローラ(ヘッド)へ移行

–今後はサーバーとストレージをつなぐ経路がボトルネックに

–最終的にはサーバー内部の接続経路がボトルネックに

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CPU socket Memory Subsystem Storage Subsystem

Latency to data

Data volatility

HW Complexity: multiple traversals of interfaces and sub-systems

SW Complexity: billions of lines of software

Time

Traditional design:

Time

Persistent memory design:

SoC: CPU + Memory (Storage)

Latency to data

Data volatility

Execution units

Cache L1

Cache L2

Persistent memory

Flash

Main memory (DRAM)

IO accelerator (Flash)

Cache HDD / SSD

Archive Cache

L1 Cache

L2 Cache

L3 Execution

units

Changing how systems and software are designed

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ストレージ環境: PBクラスのプライマリストレージへのアクセスが可能に

• メモリと同じスピード

• 数千個のプロセッサ

• 単一の仮想化された空間

“The Machine”

Photonics

光通信

(~20TB/s)

用途特化コア 不揮発メモリプール

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新しいコンピュータまでの道のり

– より高いパフォーマンスを出すためには「サーバー」「ストレージ」「ネットワーク」の全てを近い距離で連携させる仕組みが必要

– 一足飛びに移行は無理。将来につながる製品選定を GPU

AS

IC

Quantum

RIS

C

V Open

Architecture

3PAR All-Flash

HPE Synergy

The Machine

Hyper Converged

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まとめ

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データセンターの課題をフラッシュとSDSで解決

フラッシュでフロアコスト・消費電力・管理コストを大幅削減

SDSで導入コスト・管理工数を削減

統合バックアップで運用工数・管理コスト削減

次世代データセンターに必要な要素

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Thank you

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