Upload
hatram
View
215
Download
0
Embed Size (px)
Citation preview
Tumor Cell Isolation Kit, mouse
マウス腫瘍細胞を生きたまま濃縮できます
試験研究用
Tumor Cell Isolation Kit, mouse は、マウス腫瘍組織からマウス腫瘍細胞を濃縮するために開発されました。簡単なワークフローで、リンパ球、線維芽細胞、内皮細胞等の正常細胞を除くことができます。
誰でも簡単・迅速に腫瘍細胞の濃縮が可能 腫瘍細胞培養中にovergrowth する間質細胞の除去 NGS 等のダウンストリーム・アプリケーションにおける感度向上とバイアス低減を実現
3 ステップで非腫瘍細胞を除去
ステップ1:腫瘍組織の分散・保存
分散 標識 除去サンプル調製を標準化されたシステムで行うことにより、より再現性と信頼性の高い実験結果を得ることが出来ます。Tumor Dissociation kit, mouse およびgentleMACSTM
Dissociators は、生きたまま簡単に単細胞懸濁液を調製できる革新的なツールです。
信頼の自動組織分散・破砕装置
gentleMACS™ Octo Dissociator with Heaters
単細胞懸濁液の調製に必要な組織の分散と酵素反応をすべて自動化
◆ 組織分散の全自動化で時間と労力の節約◆ 専用プログラムにより腫瘍組織調製手順の標準化◆ 充実した組織別専用プロトコル
腫瘍分散に最適化された酵素キット
Tumor Dissociation Kit, mouse
厳選された精製済みの酵素カクテルにより、主要な細胞表面エピトープを保存したまま細胞に優しい酵素分解処理が可能です。1時間以内に高い収率で多数の生細胞を得ることが出来ます。gentleMACS Dissociators と組み合わせて分散するプロトコルをご用意しています。
腫瘍分散後のデブリの除去に
Debris Removal Solution
腫瘍組織の分散後に混在する死細胞およびデブリを簡単な遠心操作で除去できます。
新鮮な器官および組織サンプルの最適な保存に
Tissue Storage Solution
組織サンプル採取後そのままSolution 中に保存することで、48時間まで細胞の活性化やアポトーシス誘導などが最小限に抑えられます。
ヒーター付き本体
全行程完全自動約1時間!
酵素反応37℃30 min
酵素反応37℃30 min
組織細切36 sec 組織細切37 sec
▶ www.miltenyibiotec.co.jp
特殊な構造のチューブが組織を優しく分散します。
イメージ図
gentleMACSTM Dissociators
MACS Tissue Storage Solution、競合製品2種で、4℃あるいは室温で肺組織の保存を行い、1g の組織あたりの生細胞数をカウントし、Freshなサンプルと比較したところ、48時間後もMACS Tissue Storage Solution で保存したサンプルは良好な状態が維持できていることが示された。
C Tube
2018M
BKK
ステップ2:非腫瘍細胞の標識
ステップ3:非腫瘍細胞の除去
MACS :MAgnetic Cell Separation
磁気標識された非腫瘍細胞はLSカラムもしくはautoMACSカラムを用いてディプリーションします。
濃縮されたマウス腫瘍細胞分画は、線維芽細胞、リンパ球、内皮細胞、赤血球が除かれており、培養はもちろん、マイクロアレイや次世代シーケンス、プロテオーム解析など様々な解析に使用できます。
Tumor Cell Isolation Kit, mouse
プライマリーマウス固形がんに浸潤する非腫瘍細胞を特異的に磁気標識して、マウス腫瘍細胞を簡単に濃縮できます。
リンパ球、線維芽細胞、内皮細胞等で発現する抗原を認識するマイクロビーズカクテルで、非腫瘍細胞を磁気標識します。
関連製品のご紹介
サンプル調製 磁気標識 磁気細胞分離;ディプリーション フローサイトメトリー
or
Tumor Dissociation Kit, mouse とgentleMACS OctoDissociator with Heaters でヒト腫瘍組織を分散します。
Tumor Cell Isolation Kit, mouse で非腫瘍細胞を磁気標識します。
MidiMACS もしくはQuadroMACS にLS カラムをセットし、磁気分離を行います。
autoMACS® ProSeparator で分離します。分離プログラム:Deplete
MACSQuant® Analyzerでフローサイトメトリー解析を行います。
Cancer Research with MACS Products
がん研究におけるMACSワークフロー
自動
製品名 オーダー番号
Tumor Dissociation Kit, mouse 130-096-730
Debris Removal Solution 130-109-398
MACS Tissue Storage Solution 130-100-008
gentleMACSTM Octo Dissociator with Heaters 130-096-427
gentleMACSTM Octo Dissociator 130-095-937
gentleMACSTM Dissociator 130-093-235
MACSmix™ Tube Rotator 130-090-753
MACS® SmartStrainers (70 µm) 130-098-462
Tumor Cell Isolation Kit, mouse 130-110-187
MidiMACS Starting Kit (LS) 130-042-301
QuadroMACSTM Starting Kit (LS) 130-091-051
autoMACS® Pro Starting Kit 130-092-545
MultiMACSTM Cell24 Separator Plus 130-098-637
マウス腫瘍細胞の濃縮後
Ter119 / CD45 / CD31-APC
GF
P
A
B
(A) GFP を導入したマウス大腸癌細胞株のCT26.WT をマウスに移植し、形成された腫瘍をTumor Dissociation kit, mouse とgentleMACS Octo Dissociator with Heaters を用いて単細胞懸濁液に調製した。その後、Tumor Cell Isolation Kit, mouse を用いてQuadroMACS およびLS カラムにより分離した結果、 99 % の純度で濃縮できることが示された。
(B) 濃縮前、濃縮後の細胞を3 日間培養した後、Anti-SMA 抗体でマウス間質系細胞を、DAPI で核を染色し、腫瘍細胞はGFP の蛍光で検出した。
GFP を導入したマウス乳癌細胞株の4T1 をマウスに移植し、形成された腫瘍をTumor Dissociation kit, mouse とgentleMACS Octo Dissociator with Heaters を用いて単細胞懸濁液に調製した。その後、 Tumor Cell Isolation Kit, mouse を用いてQuadroMACS およびLS カラムにより分離した結果、 94% の純度で濃縮できることが示された。
【マウス腫瘍細胞の濃縮例1】
【マウス腫瘍細胞の濃縮例2】
Ter119 / CD45 / CD31-APC
GF
P
オリジナルフラクション
64% 99%
16% 94%
SMA/GFP/DAPI SMA/GFP/DAPI
マウス腫瘍細胞の濃縮後オリジナルフラクション
マウス腫瘍細胞の濃縮後オリジナルフラクション
〒135-0041 東京都江東区冬木16-10 NEX永代ビル5F
TEL:03-5646-8910(代) FAX:03-5646-8911
【 E - m a i l 】 m a c s @ m i l t e n y i b i o t e c . j p
■販売元
学 術 的 な お 問 い 合 せ :03-5646-9606
機器修理のお問い合せ:0120-03-5645
在庫・納期のお問い合わせ:03-5646-8566
AM9:00~PM5:00
(土日祝日除く)
2018年3月現在の情報に基づきます。MACSはMiltenyi Biotec GmbH の登録商標です。記載されていない限り、Miltenyi Biotec社の製品およびサービスは全て研究用です。それ以外の目的に使用しないでください。