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Uターン就職・地元就職の現状分析
名古屋学院大学 経済学部 3年 米田崇俊
1
目次
1. 本研究の背景・目的
2. Uターン就職とは?
3. マイナビで行っているUターン就職・地元就職の調査
4. Uターン就職・地元就職についてのアンケート結果
5. 考察
2
本研究の背景・目的
• 日本では東京一極集中が進んでおり、都市部に人が集中して問題になっている。
• 地方の過疎化が進んでいる現状では地方の活性化を図る必要がある。
• そこで若者の地方流出を防ぐ為、Uターン就職・地元就職に着目した。
3
Uターン就職とは?
「Uターン就職」とは、地方で生まれ育った人が都会な
どの学校に進み、その卒業後に故郷に戻って就職することを指す。
4
マイナビで行っている調査
• マイナビが毎年行っている「Uターン・地元就職に関する調査」を参考にしてUターン・地元就職に関する現状を読み取る
5
進学した大学の都道府県調査
0
0.02
0.04
0.06
0.08
0.1
0.12
0.14
0.16
0.18
0.2
北海道
青森県
岩手県
宮城県
秋田県
山形県
福島県
茨城県
栃木県
群馬県
埼玉県
千葉県
東京都
神奈川県
新潟県
山梨県
長野県
岐阜県
静岡県
愛知県
三重県
富山県
石川県
福井県
滋賀県
京都府
大阪府
兵庫県
奈良県
和歌山県
鳥取県
島根県
岡山県
広島県
山口県
徳島県
香川県
愛媛県
高知県
福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
沖縄県
海外
地元進学男子 地元進学女子
2017年卒マイナビ大学生「Uターン・地元就職に関する調査」
東京・大阪などの大都市が人気が
ある
6
0.745
0.478
0.700
0.821
0.7500.7500.7690.742
0.611
0.767
0.4240.447
0.924
0.667
0.776
0.700
0.909
0.611
0.783
0.853
0.500
0.8330.773
0.706
0.450
0.718
0.850
0.602
0.417
0.571
0.500
0.667
0.7370.753
0.500
0.8240.857
0.813
0.500
0.822
0.500
0.375
0.5960.6000.647
0.6800.636
0.000
0.100
0.200
0.300
0.400
0.500
0.600
0.700
0.800
0.900
1.000
北海道
青森県
岩手県
宮城県
秋田県
山形県
福島県
茨城県
栃木県
群馬県
埼玉県
千葉県
東京都
神奈川県
新潟県
山梨県
長野県
岐阜県
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三重県
富山県
石川県
福井県
滋賀県
京都府
大阪府
兵庫県
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和歌山県
鳥取県
島根県
岡山県
広島県
山口県
徳島県
香川県
愛媛県
高知県
福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
沖縄県
海外
地元進学者の地元就職希望率調査
2017年卒マイナビ大学生「Uターン・地元就職に関する調査」
※9割を超えているのは東京と長野平均値は7割を超えていた 7
地元就職希望率と地元進学率の相関関係
右上がり正の相関
8
地元外進学者の地元就職希望(Uターン就職者)の割合
0.377
0.2580.313
0.457
0.3680.429
0.2300.2760.254
0.2190.1920.181
0.836
0.3540.413
0.313
0.442
0.299
0.417
0.566
0.287
0.489
0.422
0.3230.318
0.568
0.742
0.353
0.165
0.237
0.174
0.333
0.4920.484
0.250
0.3890.415
0.341
0.217
0.506
0.1670.194
0.2940.2620.286
0.1490.185
0.050
0.000
0.100
0.200
0.300
0.400
0.500
0.600
0.700
0.800
0.900
1.000
北海道
青森県
岩手県
宮城県
秋田県
山形県
福島県
茨城県
栃木県
群馬県
埼玉県
千葉県
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神奈川県
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山口県
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香川県
愛媛県
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福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
沖縄県
海外
2017年卒マイナビ大学生「Uターン・地元就職に関する調査
※平均値は3割強
9
Uターン就職者が地元企業への就活で障害に感じているもの
16.10%
24.30%
8.30%
4.20%
7.90%
1.50%
5.10%
16.90%
13.00%
2.70%
地元までの距離・時間
地元までの交通費
学業とのスケジュール調整
地元以外での就業活動のスケジュール調整
地元企業の情報不足
地元企業の選考スケジュール
地元企業の雇用条件(福利厚生など)
地元企業の数が少ない
特に障害に感じていることはない
その他
0.00% 5.00% 10.00% 15.00% 20.00% 25.00% 30.00% 10
アンケートの実施
• マイナビで行っているアンケートを参考に名古屋学院大学の学生約100名にUターン就職についてのアンケートを実施
• サンプル数 108• 名古屋学院大学 1~3年生
11
大学に進学する際、地元と県外どちらに行きたいと思ったか
12
地元の大学に進学した理由
13
県外の大学に進学した理由
14
現時点で地元就職を希望するか
15
地元就職を希望する理由
16
地元就職を希望しない理由
17
クロス集計表
大学に進学する際、地元と県外どちらに行きたいと思いましたか
現時点で地元就職を希望しますか
18
クロス集計表
19
アンケートから読み取れること
• 県外に進学した人はそのまま県外で就職して地元に帰ってくるケースが地元に進学した人よりも少なかった
• 大学進学時にいかに地元に残るかが地元で就職を希望するかどうかに影響している
20
提案
アンケート結果で県外の大学に進学した理由として一番多かったのが「地元に志望する大学がなかった」であった
地方の大学の数を増やすことで県外に進学する人が減り、若者の地方流出を防ぐことができるのではないか
21
参考文献
• マイナビ「2017年卒マイナビ大学生Uターン・地元就職に関する調査」→http://www.mynavi.jp
22