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ランク指針 主な改定箇所 2
■ ランク指針1. 本指針の目的2. 適用範囲3. 運用及び適用除外4. 制定と改廃5. 用語の定義6. 規定管理物質
・禁止物質レベル1
・禁止物質レベル2
・禁止物質レベル3
付属書1. 「禁止物質」の例示物質リスト
付属書2. 除外項目一覧付属書3. 禁止物質の管理値
• ハイドロフルオロカーボン(HFC)をレベル2からレベル1に格上(P.3 参照)
• PFOAをレベル2からレベル1に格上(P.3 参照)• フタル酸エステル(4種)にREACH規則の制限を追記
(P.4 参照)• 塩化リン酸エステル系難燃剤(3種)に適用除外対象を記載(P.5 参照)
• 電池材料用途としてのフタル酸エステル(4種)を削除(P.6 参照)
禁止物質レベル1の改定内容(1) 3
物質/物質群 規制内容 主な参照法令
ハイドロフルオロカーボン(HFC)
• 意図的使用禁止*1)
(規制対象に限定あり) カナダ環境保護法1999
ペルフルオロオクタン酸(PFOA)、その塩およびPFOA関連物質
• PFOA(塩を含む)の場合、25ppb (0.025 ppm)未満であること*1)
• 1つまたは複数のPFOA 関連物質の組み合わせの場合、濃度合計が1000 ppb (1ppm)未満であること*1)
EU REACH規則 Annex XVII
レベル2からレベル1の変更
2019年1月1日より禁止物質レベル2からレベル1となっていたハイドロフルオロカーボン(HFC)を記載
ペルフルオロオクタン酸(PFOA)、その塩およびPFOA関連物質を禁止物質レベル2からレベル1に変更
*1) サプライチェーンを遡って、「パナソニックグループ規制内容」を順守できていることを確認できれば、当該物質の不使用の確認のための分析は不要とする。
禁止物質レベル1の改定内容(2) 4
フタル酸エステル(4種)の規制内容を追加しました
物質/物質群 規制内容 主な参照法令
フタル酸エステル(4種)
フタル酸ビス(2-エチルヘキシル)
(DEHP)
フタル酸ブチルベンジル(BBP)
フタル酸ジ-n-ブチル(DBP)
フタル酸ジイソブチル(DIBP)
1種の濃度で1000ppm未満であること EU RoHS指令
EU RoHS対象機器以外4種の合計濃度で1000ppm未満であること
EU REACH規則 Annex XVII
規制内容の追加
2018年12月18日、REACH規則 Annex XVII(制限)が改定され、RoHS指令対象外(電池材料、包装材、玩具、据付型大型産業用工具、大規模固定式設備など)が、2020年7月7日より、REACH制限対象となったことに対応
禁止物質レベル1の改定内容(3) 5
塩化リン酸エステル系難燃剤(3種)の適用除外内容を記載
物質/物質群 規制対象 適用除外
塩化リン酸エステル系難燃剤(3種)• トリス(1,3-ジクロロ-2-プロピル)
ホスファート(TDCPP)• トリス(2-クロロエチル)
=ホスファート(TCEP)• トリス(1-クロロ-2-プロピル)
=ホスファート(TCPP)
適用除外に示す用途以外のすべての用途
• 自動車とその交換部品
• 商用、住宅建築物の断熱材または配線類
• デスクトップおよびラップトップのコンピュータ、音声・映像機器、計算機、無線電話、ゲーム・コンソール、対話型ソフトウェアとのアクセスに使用されるものでスクリーンが組み込まれた携帯用端末とその周辺機器、ならびにケーブルやアダプタ等の接続装置
• 保存メディア(CD、コンピュータゲーム等のインターラクティブソフトウェア)
適用除外内容を記載
禁止物質レベル3の改定内容 6
電池用途としてのフタル酸エステル(4種)をレベル3から削除
物質群 規制内容 主な参照法令
電池用途としての
フタル酸エステル(4種)
4種の合計濃度で1000ppm未満であること EU REACH規則 Annex XVII
禁止物質レベル1として規制開始
2018年12月18日、REACH規則 Annex XVII(制限)が改定され、RoHS指令対象外(電池材料、包装材、玩具など)が、2020年7月7日より、REACH制限対象となったことに対応し、電池用途としてのフタル酸エステル(4種)は禁止物質レベル3から削除し、禁止物質レベル1として規制する
不使用保証書の再提出のお願い 8
・禁止物質レベル1の改定に伴い、不使用保証書の再提出をお願い致します・不使用保証書の再提出にあたっては、貴社製品または部品への禁止物質レベル1物質群の含有や混入の可能性の有無を、貴社サプライチェーンも含めて確認くださいますようお願い致します
購入先様へのお願い事項
■再提出の方法ランク指針Ver.12に対応した最新の「不使用保証書(禁止物質レベル1)」に必要事項を記載・捺印の上、パナソニックグループのカンパニー・関係会社・事業場が設定する期日までに、再提出をお願い致します
(変更点)◇禁止物質レベル1
・物質群のレベル格上:ハイドロフルオロカーボン(HFC)
・物質群のレベル格上:ペルフルオロオクタン酸(PFOA)、その塩およびPFOA関連物質
・規制内容の変更:フタル酸エステル(4種)
※従来の規制内容から変更し、RoHS指令対象外(電池材料、包装材、玩具など)も規制対象となりましたので、ご留意お願いします。
GP-Webでの扱いについて 9購入先様へのお願い事項
2019年7月4日(ランク指針Ver. 12施行日)以降に、弊社の担当部門よりGP-Webを介した調査依頼をさせて頂きますので、依頼に基づいて含有化学物質情報を再確認(必要に応じてデータを修正)し、最新のツールバージョンでデータの登録をお願い致します
(注)2019年3月18日から、JAMP-AIS/MSDSplusでの回答はできませんので、chemSHERPAでのご登録をよろしくお願いいたします。
【その他の留意点】① 禁止物質レベル1に関して新たに追加された、 以下の物質群について、
含有状況の再確認をお願い致します• ハイドロフルオロカーボン(HFC)• ペルフルオロオクタン酸(PFOA)、その塩およびPFOA関連物質
②ハイドロフルオロカーボン(HFC)、「ペルフルオロオクタン酸(PFOA)、その塩およびPFOA関連物質」をパナソニックグループ規制内容を超えて含有する部材は、ランク指針Ver.12不適合となりますので、依頼させて頂いた弊社事業場に至急連絡の上、代替をお願い致します
ランク指針改定に伴うその他の留意点 10購入先様へのお願い事項
■ RoHS対象物質の適用除外に関していくつかの適用除外項目については、EUでの審議の結果、新たな適用除外
が設定されました。特にAnnex IIIの除外No.6(a), 6(b), 8(b), 15, 21につきましては、適用除外範囲が限定されておりますので、更新後も適用除外が適用されるかどうかのご確認をお願いします。また、適用除外延長申請のあったその他の適用除外項目については、現在
もEUで審議が継続しています。これらの項目についても、適用除外期限が新たに設定される、または適用除外範囲が限定される可能性がありますので、今後の動向にご注視下さいますようお願い致します。
関連文書の掲載 11
製品化学物質管理システム(GP-Web)マニュアル類
日本語https://www.panasonic.com/jp/corporate/management/procurement/green.html英語https://www.panasonic.com/global/corporate/management/procurement/green.html中国語http://panasonic.cn/csr/win_win/green_procurement
(メンバー専用)
製品化学物質管理等のe-ラーニング紹介サイト
(chemSHERPAの説明資料/動画)
日本語、英語、中国語共通http://www.panasonic.com/jp/corporate/eco/chem_info.html
日本語、英語、中国語https://eww.gpscmn.panasonic.co.jp/prtl/
JAMPホームページ
日本語 https://chemsherpa.net/英語 https://chemsherpa.net/english
以下の文書は下記URLから入手をお願いします
グリーン調達基準書Ver.6.3
ランク指針Ver.12
• 対象物質• 規制値• 除外項目一覧• 管理値一覧
(6月末頃まで中国語サイトは更新されませんので、日本語サイトまたは英語サイトから文書を入手頂けますようよろしくお願いいたします。)