1Voicepoint IPクイックガイド

各部の名称、ディスプレイの見方

［各部の名称］

箱の中身を確認する

Voicepoint IP本体と同梱品を確認します。

Voicepoint IP 本体（AEC-70M/70/70i/70P）

専用ACアダプタ（AEC-70-PU）

アナログ電話用アダプタ＊1

（AEC-70-TL）

本体接続ケーブル（AEC-70-C1）

モジュラーケーブル（AEC-60-C2）

LANケーブル（AEC-60-C9）

CD-ROM(取扱説明書)

ハンドセット用アダプタ＊2

（AEC-70-HS）

本体

電話回線

電話機

アナログ電話用

アダプタ（TL）本体

電話機ハンドセットハンドセット用

アダプタ（HS）

PHS/携帯電話接続用ケーブル＊2

（AEC-60-C4）

保証書

ハンドセット用モジュラーケーブル＊2

（AEC-60-C1）

クイックガイド（本書） 保証書

［ディスプレイの見方］

［PIP］:192.168.0.10

TEL(TL) IP(SIP) AUD1

リレキ

① ② ③④

⑤

AEC-70M/70/70i/70P クイックガイド

【背面】

【正面】

＊1 AEC-70i/70Pではオプションです。＊2 AEC-70/70i/70Pではオプションです。

2

1

2

［電源／マイクオフ］ランプ ［接続／切断］ランプ

2 23 4 567 8 9

表示場所 アイコン 説　明

アナログ電話回線を使用することができます。本体にアナログ電話用アダプタが接続されているときに表示されます。

ハンドセット接続を使用することができます。本体にハンドセット用アダプタが接続されているときに表示されます。

本体のLANコネクタにIPネットワーク回線が接続されていて、IP電話のプロトコルにSIPが選択されている場合に表示されます。

本体のLANコネクタにIPネットワーク回線が接続されていて、IP電話のプロトコルにH.323が選択されている場合に表示されます。

オーディオ接続を使用することができます。本体のオーディオ1コネクタにケーブルが接続されているときに表示されます。

カーソルにより選択された ～ の回線から発信（または接続）、切断を行なうことができます。

画面に応じて使用できるアイコンが表示されます。ディスプレイに表示されるアイコンの直下にある［F1］～［F3］ボタンにより選択することができます。

①

⑤

④

③

②

① ③

TEL(TL)

TEL(HS)

IP(SIP)

IP(323)

AUD1

名称 内容

　 スピーカ 本体中央に１か所

　マイクロホン 本体に4か所

　オーディオ1 PHS／携帯電話、パソコンの音声入出力端子（ライン入出力端子、ヘッドホン、マイク端子）、または、録音機器を接続するコネクタです。

　オーディオ2 外部音声入力機器（マイクミキサ、ヘッドセットマイク）、外部音声出力機器（外部スピーカ、ヘッドホン）等を接続するコネクタです。

　専用マイク 専用マイク（オプション）を接続する端子です。2本のマイクを接続することができます。

　専用アダプタ 付属のアナログ電話用アダプタ、ハンドセット用アダプタ（AEC-70／70i／70Pはオプション）を接続するコネクタです。

　拡張端子 拡張用のコネクタです。

　 LANIPネットワークに接続するコネクタです。また、AEC-70Pでは、PoE（HUB給電）対応の製品に接続して、Ethernetケーブルから電力を供給することができます。

　 DC IN 専用ACアダプタのコネクタを接続します。

1

2

6

7

5

4

3

8

9

2Voicepoint IPクイックガイド

本体に接続する

z�回線ケーブルを接続する（アナログ電話、IP電話）

Voicepoint IP 本体（背面）

電話回線へ

アナログ電話回線のモジュラージャック付き

コンセント

アナログ電話用アダプタ 本体

電話機

アナログ

電話用

アダプタ

（TL）

電話回線

モジュラーケーブル

専用アダプタへ

本体接続ケーブル

本体へ

ルータまたはHUB

LANへカテゴリ5LANケーブル

ネットワークへ

■ IP回線に接続する

① 付属のLAN ケーブルを、本体の「LAN」コネクタに差し込みます。

② LAN ケーブルの反対側をIP 回線に接続されるルータやハブ等の「LAN」コネクタに差し込みます。

■ 一般のアナログ電話回線に接続する

① 付属の本体接続用ケーブルを「専用アダプタ」コネクタに差し込みます。

② 反対側をアナログ電話用アダプタの「本体」コネクタに差し込みます。

③ 付属の電話用モジュラーケーブルを、アナログ電話用アダプタの「電話回線」コネクタに差し込みます。

④ 反対側を電話回線のモジュラージャック付きコンセントに差し込みます。

3Voicepoint IPクイックガイド

x　PHS／携帯電話を接続する

① PHS／携帯電話接続用ケーブルを、「オーディオ1」コネクタに差し込みます。

② 反対側をPHS／携帯電話のイヤホンジャックに差し込みます。

� PHS／携帯電話の機種によっては、使用できないものがあります。� PHS／携帯電話接続用ケーブルのイヤホンジャック接続側のコネクタは、丸型φ2.5 ミニピンプラグです。お使いの携帯電話のイヤホンジャックが平型コネクタなど、異なる形状の場合は市販の変換アダプタを購入してください。

PHS／携帯電話接続用ケーブルは、AEC-70/70i/70Pではオプションです。

オーディオ1へ

PHS／携帯電話接続用ケーブル PHS／携帯電話のイヤホンジャックへ

Voicepoint IP 本体（背面）

c　電話機のハンドセットを接続する

① 付属の本体接続ケーブルを、「専用アダプタ」コネクタに差し込みます。

② 反対側をハンドセット用アダプタの「本体」コネクタに差し込みます。

③ 付属のハンドセット用モジュラーケーブルを、ハンドセット用アダプタの「電話機」コネクタに差し込みます。

④ 反対側を電話機の「ハンドセット」コネクタに差し込みます。

⑤ 電話機のハンドセットを、ハンドセット用アダプタの「ハンドセット」コネクタに差し込みます。

電話機の種類によっては、接続できないものがあります。

ハンドセット用アダプタは、AEC-70/70i/70Pではオプションです。

電話機のハンドセット端子へ

ハンドセット用モジュラーケーブル

専用アダプタへ

本体接続ケーブル

本体へ本体

ハンドセ

ット ハンドセ

ット用

アダプタ

（HS）

電話機

ハンドセットへ

ハンドセット

ハンドセット用アダプタ

Voicepoint IP 本体（背面）

重要

重要

4Voicepoint IPクイックガイド

① 専用AC アダプタを、本体の「DC IN 」コネクタに差し

込みます。

② AC アダプタをコンセントに差し込み、本体を起動しま

す。

必ず付属の専用AC アダプタ（AEC-70-PU）をご使用ください。

PoE対応：AEC-70Pについては、IEEE802.3af準拠のPoEハブを使用して、IP接続した場合、AC アダプタを接続せずに使用できます。

LCD 画面に起動画面が表示されます。

v　ACアダプタを接続する

Voicepoint IP 本体（背面）

ACアダプタ

電源コンセント

DC INへ

Loading ｹｰﾌﾞﾙが未接続です。接続を確認ください。

リレキ

ﾀﾞｲﾔﾙ番号TEL(TL) IP(SIP) AUD1

重要

起動画面

③ 起動が完了すると、待ち受け画面が表示されます。

� 待ち受け画面（「アナログ電話」、「IP電話」、「オーディオ接続」の3種類のケーブルが接続された場合）

以下の画面が表示される場合は、回線ケーブルが未接続の状態です。ご使用する回線ケーブルが正しく接続されているか確認してください。

回線未接続時の待ち受け画面

5Voicepoint IPクイックガイド

①［t］（F1）または［s］（F2）ボタンを押してIP 電話モード

の待ち受け画面を表示します。

②［0］～［9］ボタンを押して、相手の番号（IPアドレス）を

入力します。IP アドレスを入力する場合、セグメントの区切りの“.”は［.］（F2）ボタンで入力します。

③［接続］ボタンを押します。［接続／切断］ランプが緑点灯します。発信中の画面表示後、接続が確立すると通話中の画面が表示され、通話を行なうことができます。

■ オフフックダイヤル

③ 発信中の画面が表示されたら、［0］～［9］ボタンを押し

て、相手の番号（IPアドレス）を入力します。発信中の画面表示後、接続が確立すると通話中の画面が表示され、通話を行なうことができます。

④ 通話が終了したら［切断］ボタンを押します。

�　電話を受ける（着信）

. リレキ

ﾀﾞｲﾔﾙ番号19_

TEL(TL) IP(SIP) AUD1

サクシﾞョ

ステータス

ﾀﾞｲﾔﾙ番号192.168.0.100

TEL(TL) IP(SIP) AUD1

ツイカ

① IP 電話を着信すると、着信音が鳴り、［接続／切断］ラ

ンプが赤点滅します。IP電話の着信画面が表示されます。

②［接続］ボタンを押します。通話中の画面が表示され、通話を行なうことができます。

③ 通話が終了したら［切断］ボタンを押します。

IP電話を使用する場合は、IP電話の設定とIPネットワーク設定が必要です。取扱説明書のIPネットワーク設定をご覧になり、ご使用されるネットワーク環境に合わせて設定してください。

着信があります

192.168.0.100

TEL(TL) IP(SIP) AUD1

ステータス

ﾀﾞｲﾔﾙ番号192.168.0.100

TEL(TL) IP(SIP) AUD1

ツイカ

①［t］（F1）または［s］（F2）ボタンを押してIP 電話モード

の待ち受け画面を表示します。

②［接続］ボタンを押します。［接続／切断］ランプが緑点灯します。

IP電話を使用する

�　電話をかける（発信）／切る（切断）

■ オンフックダイヤル

通話中は IP(SIP) アイコンが点滅します。

④ 通話が終了したら［切断］ボタンを押します。［接続／切断］ランプが赤点灯します。

6Voicepoint IPクイックガイド

①［t］（F1）または［s］（F2）ボタンを押してアナログ電話

モードの待ち受け画面を表示します。

②［0］～［9］ボタンを押して、相手の電話番号を入力しま

す。

③［接続］ボタンを押します。［接続／切断］ランプが緑点灯します。呼び出し音がスピーカから出力され、接続が確立すると通話を行なうことができます。

通話中は TEL(TL) アイコンが点滅します。

④ 通話が終了したら［切断］ボタンを押します。［接続／切断］ランプが赤点灯します。

■ オフフックダイヤル

�　電話を受ける（着信）

① アナログ電話が着信すると、着信ベル音が鳴り、［接続

／切断］ランプが赤点滅します。アナログ電話の着信画面が表示されます。

②［接続］ボタンを押します。［接続／切断］ランプが緑点灯します。通話中の画面が表示され、通話を行なうことができます。

-

ﾀﾞｲﾔﾙ番号045111

TEL(TL) IP(SIP) AUD1

サクシﾞョ ステータス

ﾀﾞｲﾔﾙ番号04511112222

TEL(TL) IP(SIP) AUD1

着信がありますアナログ電話

TEL(TL) IP(SIP) AUD1TEL(TL) IP(SIP) AUD1

ステータス

ﾀﾞｲﾔﾙ番号アナログ電話

③［0］～［9］ボタンを押して、相手の電話番号を入力しま

す。数秒後、呼び出し音がスピーカから出力され、接続が確立すると通話を行なうことができます。

④ 通話が終了したら［切断］ボタンを押します。

アナログ電話を使用する

�　電話をかける（発信）／切る（切断）

■ オンフックダイヤル

①［t］（F1）または［s］（F2）ボタンを押してアナログ電話

モードの待ち受け画面を表示します。

②［接続］ボタンを押します。［接続／切断］ランプが緑点灯します。

③ 通話が終了したら［切断］ボタンを押します。

7Voicepoint IPクイックガイド

①［t］（F1）または［s］（F2）ボタンを押してオーディオ1

（AUD1）接続の待ち受け画面を表示します。

TEL(TL) IP(SIP) AUD1［ケータイ］［パソコン］

マイク /ヘッドホン端子＜OFF＞

TEL(TL) IP(SIP) AUD1［ケータイ］［パソコン］

マイク /ヘッドホン端子＜ON＞ステータス

電話機のハンドセットを使用する

①［t］（F1）または［s］（F2）ボタンを押してハンドセッ

ト電話モードの待ち受け画面を表示します。

ボリュームを変更する

TEL(HS) IP(SIP) AUD1［ハンドセット］

＜OFF ＞

TEL(HS) IP(SIP) AUD1［ハンドセット］

＜ON＞ステータス

通話中に、［音量+］（音量を上げる）ボタン、または［音量-］（音量を下げる）ボタンを操作して、15段階でスピーカ音量を調整する

ことができます。

� 音量を上げる場合

［音量+］ボタンを押します。

� 音量を下げる場合

［音量-］ボタンを押します。

通話中に、自分の声を通話相手に聞こえないように、マイクオフをすることができます。

［マイクオフ］ボタンにより、マイクのオン／オフの切り替えを行ないます。

Volume［14］

② ハンドセット用アダプタに接続した電話機から、通常

電話をかける場合と同様の操作で相手先に電話をかけ

ます。

接続後、ハンドセット用アダプタに接続したハンドセットで相手と通話ができます。

�

PHS／携帯電話を使用する

マイクオフ

取扱説明書の「オーディオ接続を設定する」を�ご覧になり、オーディオ1（AUD1）を「マイク／ヘッドホン端子」に設定してください。

②［接続］ボタンを押します。［接続／切断］ランプは緑点灯します。

③ 接続中の画面が表示されたら、接続したPHS／携帯電

話から、電話番号を入力して発信します。

通話中は AUD1 アイコンが点滅します。

④ 通話が終了したら［切断］ボタンを押して切断します。

また、PHS／携帯電話も通常電話を切断する場合と同

様の操作で回線を切断します。

③［接続］ボタンを押します。［接続／切断］ランプは緑点灯します。通話中の画面が表示され、本装置のマイク・スピーカを通じて通話を行なうことができます。

通話中は TEL(HS) アイコンが点滅します。

④ 通話が終了したら［切断］ボタンを押して切断します。

また、電話機も通常電話を切断する場合と同様にハン

ドセットを電話機において（オンフック）、回線を切断

します。

［電源／マイクオフ］ランプ

ランプの状態 赤点滅 緑点灯

マイクの状態 マイクOFF マイクON

8Voicepoint IPクイックガイド

困ったときは

症　状 対　策

電源ランプ(橙)が点灯しない →　　ACアダプタが電源コンセントに接続されているか確認してください。→　　電源コンセントからACアダプタのプラグを抜き、再度電源コンセントに接続してください。

電話がかからない、または鳴らない →　　アナログ電話用アダプタと電話回線が接続されているか確認してください。→　　モード選択が正しいか確認してください。→　　ダイヤルモードの設定が正しいか確認してください。→　　着信音の調整（リンガ音量）がオフになっていないか確認してください。

スピーカから相手の声が聞こえない →　　ケーブルが正しく接続されているか確認してください。→　　オーディオ1 入出力をご使用の場合［接続／切断］ランプが緑点灯（接続状態）になっているか　　　確認してください。→　　ボリューム設定が［0］になっていないか確認してください。→　　相手がマイクオフになっていないか確認してください。→　　入出力音声レベルを調整してください。

自分の声が相手に伝わらない →　　ケーブルが正しく接続されているか確認してください。→　　［接続／切断］ランプが緑点灯（接続状態）になっているか確認してください。→　　マイクオフになっていないか確認してください。→　　入出力音声レベルを調整してください。→　　本体と話者との距離は半径1m程度が目安です。本体に近づいてお話ください。

ハウリングがおこる →　　壁や遮へい物のそばから離してください。→　　スピーカやマイクロホンをふさいでいないか確認し、適当な音量に調節してください。→　　サプレッサ設定を調節してください。（例：L→M）

IP電話で発信してもつながらない →　　DHCPの設定または、IPアドレス／サブネットマスク／デフォルトゲートウェイの設定が正しい　　　か確認してください。→　　相手の番号（IPアドレス）が正しいか確認してください。→　　相手先端末の通信プロトコルが発信元と合っているか確認してください。

2012年5月　2版発行E21-046296-002

アフターサービスについて

アフターサービス

� ご修理を依頼する前にもう一度本書および取扱説明書をご覧になり、故障かどうかご確認の上お買い求めの販売店または

Voicepointセンターにご依頼ください。

� Voicepointセンター

フリーダイヤル：0120-343010

� ホームページ：http://www.nec.co.jp/solution/engsl/pro/kaigi/

商標について

� VoicepointはNECエンジニアリング株式会社の登録商標です。

� Ethernetは米国Xerox Corporationの登録商標です。