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2012/7/3に行われた小規模経営者、個人事業主のためのWebマーケティング勉強会で発表した資料です。「集客できるWebサイト」を作るための考え方を説明しています。
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見込客を集める
Webサイトの作り方
小規模経営者、個人事業主のためのWebマーケティング勉強会
2012 7/3
佐藤 健(Takeshi Sato) サービスデザインエンジニア。
2012年3月まで、ネットイヤーグループ株式会社のR&D部門であるアドバンストソフトウェアラボにおいて、インターネットサービスの企画立案、開発を担当。新規事業の立ち上げから、プロダクトサービスの設計開発まで全般的に行う。AIIT人間中心設計(Human Centered Design)修了。
私は「Web制作会社」でも「ビジネスコンサルタント」でもありません。皆さんと同じ、インターネットを使ったビジネスを創りたい人間の1人です。
プロフィール
"Webサイト"は、なぜ必要なのか?
ビジネス上の目的としては、
「見込客、新規客からの
問い合わせ、依頼が欲しいから。」
というのが当たり前。
見込客の集客方法はさまざま。
1. DMやチラシ、テレアポ
2. 知り合い、同業者経由の紹介
3. 既存顧客からの口コミ
4. 店舗やオフィスの立地そのもの
5. インターネット他社媒体を使う
6. セミナー、勉強会で会う
7. 自社ホームページ(Webサイト)
など、いろいろあります。
サイトで集客するにはどうすれば?
残念ながら、単純にWordPressでWebサイトだけ作っても、見込客は集客できません。
よくある課題は、
「Webサイトは作ったけど、
Web経由での問い合わせがない,依頼がない
これといった成果が出ていない。」
・「サイトを作る=見込客の集客」ではない。
なぜ、成果が出ないのか?
よく言われるのは、
「SEOをやってない」から。
「TwitterやFacebookをやっていない」から。
では、
「SEO、TwitterやFacebookをやれば集客できる?」
そうとも限らない。
”集客できるWebサイト”と”集客できないWebサイト”は何が違うのか? 成果の本質はどこにあるのか?
成果のポイントは「導線」にある
サイトを作る段階で、集客導線を考えているかどうか?
導線とは
「設計者が意図した利用者に動いて欲しい
流れ。人が自然に動く経路。」のこと。
・ビジネスやWebにおける導線は目には見えない。 導線があると”認識をしないと”見えづらいもの。
・わかりやすいのは、コンビニや店舗の導線。 「どうやって入店して、 どういうルートでレジに行くか?」
"導線"のイメージは、”すごろく”
・すごろくに必要な3つのもの(プレイヤー、盤面、サイコロ)
・すごろくの盤面には、必ず”スタート"と"ゴール"がある。 ⇒「人の流れ」「どこからどこにいくのか」を表現。
・すごろくは1つ1つのマス目が集まって、全体を構成。 ⇒1つ1つのマス目でイベントが発生している。
・プレイヤーは、あなたのビジネスの見込客。
・サイコロはない。次のマスに進むかどうかはあくまで ユーザーの意志。マスにかかれている内容次第。
きずなホーム http://www.kizuki-style.com/
見込客が動く導線
見込客が動く導線
見込客が動く導線
見込客が動く導線
私たちが考えなければいけないこと
・すごろくのプレイヤー(=見込客)は誰なんだろう?
・マスの中身にどういうことを書くか?
・「1歩前に進んでもらう(見込客に行動してもらう)に
は、どうすればいいか」を頭において考える。
・見込客が動くかどうかは、あなたのすごろくが見込客 にとって、自然な流れになっているか? 興味があるか? ・「集客できるWebサイト」にするには、これが必要!
Web業界の状況
1. ホームページ制作業者の多くは、「Webサイトを作ること」が主業務。
⇒サイトのコンテンツ設計、きれいなデザイン、 CMSの導入、サーバやドメインの準備など。
2. 一般的に「導線設計」は、”戦略立案フェーズ”であり、”制作フェーズ”とはまったく分野が違う。
3. 「集客システムとしてのWebサイト」を作る場合、より重要なのは”制作"よりも”戦略立案"にある。
4. ”戦略立案”は、制作料金に含まれていない場合が多い。
5. ”戦略レベル”からやると数百〜数千万の予算が必要。
まとめ
1. 見込客が集客できるwebサイトを作るためには、Webサイト
を作る前の”導線設計”がキモ。
2. Webサイト、SEO、TwitterやFacebookは、導線を作るための1つのパーツに過ぎない。
3. 導線は、インターネットに限らず、オンラインオフラインどちらでも使える。
4. Web制作に予算があまりかけられないのであれば、すごろく
作り(導線設計)は事業主自らが行う必要がある。
5. 「見込客を集客するためのしかけ」である見込客獲得導線を
つくり、実現するためにWebサイトを使う。